7 Cloudera Managerを使用したOracle Big Data Managerの操作
Oracle Big Data Managerは、サービスとして自動的にCloudera Managerに組み込まれます。
その他のCloudera Managerのサービスと同様に、インタフェースを使用することで、Oracle Big Data Managerの構成を監視、停止、起動および変更できます。
-
Cloudera Managerにログオンします。
-
「Home」ページで、サービスのリストから「bigdatamanager」を見つけます。
Oracle Big Data Managerのロール
Cloudera Managerは、4つのOracle Big Data Managerロールをサポートします。Cloudera Managerでは、これらの各ロールに対して、通常の管理、モニタリングおよびレポート機能が提供されます。
| Oracle Big Data Managerのロール | 説明 |
|---|---|
| Big Data Manager | Oracle Big Data Manager Webインタフェースおよびバックエンド・サーバーを実行します。 |
| Big Data Manager Notebook | Apache Zeppelinノートブックを実行します。 |
| Big Data Manager Proxy | WebクライアントからBig Data ManagerロールおよびBig Data Manager Notebookロールにリクエストをルーティングするリバース・プロキシを提供します。 |
| Hosts | Oracle Big Data Managerが実行されている物理ノードまたは仮想ノードを表します。(デフォルトでは、この製品はクラスタの3番目のノードで実行されます。) |
Oracle Big Data Managerの停止および開始
Cloudera Managerの「Home」ページでは、「Actions」プルダウン・メニューからOracle BigDataManagerサービスを停止、起動(または再起動)できます。
図bdm_restart_bdm_in_cm.pngの説明
ヒント:
BigDataManagerを停止または起動すると、すべてのBig Data Managerロールに同じ操作が適用されます。再起動を必要とする問題が発生している場合は、1つのロールを再起動するだけでかまいません。BigDataManagerのロールに対する正常性テストの実行
BigDataManagerサービス内の個別のロールについて正常性をテストできます。次の例では、Big Data Manager Notebookサービスが停止しています。
図bdm_roles_in_cm.pngの説明
「Actions」プルダウン・メニューには、次の画面に表示されているBigDataManagerのロールに対するアクションが用意されています。
図bdm_cm_restart_notebook.pngの説明
ヒント:
Big Data Manager Notebookロールの場合、Configuration Managerからの再起動は次のシェル・コマンドに相当します。このコマンドは、Configuration Managerがホストされているノードで実行する必要があります。sudo su -
/etc/init.d/bdm-notebook restart