コマンドラインからOracle Smart View for Officeをインストールできます。さらに、管理者は、Smart ViewおよびSmart Viewの拡張機能について、サイレント・インストールを使用可能にすることができます。これは、設定を毎回指定する必要のないインストールです。インストールを自動化するために、サイレント・インストール・コマンドをスクリプトに含めることができます。
注意:
サイレント・インストールは管理ユーザーのみにサポートされています。
表2-2のオプションを使用して、コマンドラインからSmart Viewのサイレント・インストールを実行します。
表2-2 Smart Viewインストールのコマンドライン・オプション
オプション | 使用方法 |
---|---|
/v"command line options" | Smart View MSIインストーラに渡されるコマンドライン・オプションを指定します。 たとえば、インストール・ディレクトリを指定するには、次を使用します。 /v "INSTALLDIR=<path>" ロギングを有効にするには、次を使用します。 /v "l*v <log file path and name>" |
/s | Smart Viewインストーラをサイレント・モードで実行します。 |
/Office=64 | 64ビット・バージョンのSmart Viewのみをインストールまたはアンインストールします |
/Office=32 | 32ビット・バージョンのSmart Viewのみをインストールまたはアンインストールします |
/extensionupdatelist= | UpdateList.xmlへのパス |
/x | Smart Viewをアンインストールします |
タイムアウトおよびちらつきを減らすためのレジストリ設定
組織固有の手順を使用して、次のWindowsレジストリの設定をユーザーにデプロイします。これらの設定は、Smart Viewでのタイムアウトやちらつきを減らすために役立ちます。
タイムアウトの設定
次のレジストリ設定を構成すると、タイムアウトを減らすことに役立ちます。
ReceiveTimeout
KeepAliveTimeout
ServerInfoTimeout
これらの設定の詳細は、Smart ViewのHTTPセッション・タイムアウトを参照してください。
ちらつきの設定
次のレジストリ設定を構成すると、ちらつきを減らすことに役立ちます。
DisableWindowTransitionsOnAddinTaskPanes
DisableAnimations
これらの設定の詳細は、Office 2013およびOffice 2016でのちらつきの問題を参照してください。
始める前に
始める前に、My Oracle SupportまたはOracle Technology Networkからのインストールの手順に従ってSmart Viewのインストールzipファイルをダウンロードし、作業するフォルダ内に解凍します。