クラウド・レディネス/Oracle Configure, Price, and Quote
新機能
  1. 更新19A
  1. 改訂履歴
  2. 概要
  3. 機能のサマリー
    1. エンタープライズ・プラットフォーム
        1. サブスクリプション管理統合
        2. 汎用統合サービス
    2. お客様の要望に応えた機能と拡張
        1. コマース非表示ルールの拡張処理
        2. BML検索の最適化
        3. イベント・ログの拡張
        4. Microsoft Mailメッセージのファイル添付サポート
        5. コマース処理のパフォーマンス分析
        6. BMQLデータ表の問合せでの全列選択機能
        7. 単一選択ピック・リスト処理の拡張
        8. ユーザー・プロファイルのタイム・ゾーン・リストの拡張
        9. Webサービス・パスワード失効
  4. アップグレード前の考慮事項
  5. アップグレード後の考慮事項

更新19A

改訂履歴

本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。

日付 機能 ノート
2019年2月15日   初版作成。

概要

Oracle Configure, Price, and Quote (CPQ) Cloudの使用により、商談から見積、オーダーまでの一連のプロセス(製品の選択、構成、価格設定、見積作成、オーダーおよび承認のワークフローを含む)を合理化できます。CPQ Cloudは柔軟性と拡張性の高いエンタープライズ対応ソリューションです。直販や間接、Eコマースといった販売チャネルを通じて製品やサービスを販売するあらゆる規模のお客様にご利用いただけます。

このガイドでは、Oracle CPQ Cloud 19Aの新機能と機能向上を理解するうえで必要な情報の概要を示し、更新のために実行する必要があるタスクについて説明します。このガイドは本アップデートでの新規・改善機能の概要を理解するのに必要な情報およびアップデートに必要なタスクについて説明します。個々のセクションは機能の概略説明、その機能を実装に必要なステップ、ヒントおよび考慮点、他に必要なリソースが記述されています。

セキュリティおよび新機能

システムでセキュリティの構造に変更が生じた場合は、実装する新機能についてセキュリティ管理者にアドバイスの提供が必要になる可能性があることに留意してください。

フィードバックをお寄せください

本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、cpqcloud_documentation_us_grp@oracle.comまでお送りください。

機能のサマリー

機能の有効化に必要なアクション

機能

自動的に利用可

エンド・ユーザーのアクションが必要

管理者のアクションが必要

オラクル社へのサービス要求が必要

エンタープライズ・プラットフォーム

サブスクリプション管理統合

汎用統合サービス

お客様の要望に応えた機能と拡張

コマース非表示ルールの拡張処理

BML検索の最適化

イベント・ログの拡張

Microsoft Mailメッセージのファイル添付サポート

コマース処理のパフォーマンス分析

BMQLデータ表の問合せでの全列選択機能

単一選択ピック・リスト処理の拡張

ユーザー・プロファイルのタイム・ゾーン・リストの拡張

Webサービス・パスワード失効

エンタープライズ・プラットフォーム

堅牢かつ高性能な統合型プラットフォームを求める大規模で複雑な大企業のお客様の要望に応え、CPQ Cloud更新19Aには次の機能および拡張が搭載されています。

  • サブスクリプション管理統合
  • 汎用統合サービス

サブスクリプション管理統合

業界全体でビジネスは、バイヤーの行動の変化に対応してサブスクリプション・ビジネス・モデルを活用しようとしています。これらのニーズに対応するために、オラクル社では最近Oracle Subscription Managementクラウド・アプリケーションを発表しました。フロント・オフィスおよびバック・オフィスのビジネス・プロセスを単一のプラットフォームに統合することで、Oracle Subscription Managementを使用して、請求と収益認識を管理し、顧客対応の担当者に購買行動の全体像を示すエンドツーエンドのサブスクリプション・ソリューションを提供することにより、組織が予測可能で反復的な収益モデルを構築できます。

エンドツーエンドのサブスクリプション・ソリューションの一環として、Oracle CPQ Cloud 19Aでは、Oracle Subscription Managementアプリケーションとの統合が提供されます。これにより、サブスクリプション・モデルを使用して販売できる製品およびサービスを作成して管理できます。サブスクリプション・モデルは、特定の製品またはサービスを定額または使用ベース価格の品目として管理できる機能をサポートします。

この統合を使用すると、営業チームがサブスクリプション・オーダーを取得して、顧客関係のライフサイクル全体にわたってサブスクリプション管理アクティビティを実行できます。以前はICSと呼ばれていた、Oracleの次世代ミドルウェアOracle Autonomous Integration Cloud (OAIC)によって可能になる統合は、CPQとOAICの両方にインストール可能なアーティファクトを含むサブスクリプション管理パッケージに付属しています。

重要: Oracle Subscription Management (OSS)は、別途ライセンスが必要な製品です。詳細は、Oracleの営業担当者にお問い合せください。

19Aでは、次の機能を使用できます。

  • CPQ Cloudでトランザクションを作成および発行して、OSSにサブスクリプションを作成します。
  • サブスクリプション数量、期間または製品を変更して、サブスクリプションを修正します。
  • 既存のサブスクリプションを更改します。
  • アクティブなサブスクリプションを終了します。
  • トランザクション配列属性を使用してサブスクリプション請求額を明細属性として表示するには、評価/価格設定エンジンを使用します。
  • 統合リソースを使用して、サブスクリプション管理統合を設定します。

重要: 次の手順で示している例は、サブスクリプション管理統合パッケージの一部です。参照されるCPQ属性、処理およびその他のアーティファクトは、2016年以降にプロビジョニングされたお客様のCPQ参照アプリケーションのものです。その他のお客様も、現在の実装の要件に従って、この統合を構成できます。

CPQ CloudからのOSSのサブスクリプションの作成

OAICは、CPQ CloudとOSSとの統合の確立に使用されるミドルウェアです。この統合が確立されると、営業ユーザーはCPQ Cloudを使用してトランザクションを作成し、OAICを呼び出してOSSにサブスクリプションを作成できます。CPQ Cloudにアクセスしてトランザクションを作成するには、営業ユーザーがCPQ Cloudに直接ログインするか、顧客関係管理(CRM)の商談を介してアクセスします。

CPQ Cloudでトランザクションを作成して発行することでOSSにサブスクリプションを作成するには、CPQ Cloudで次のステップを実行します。

  1. CPQ Cloudを開きます。
  2. トランザクション・マネージャにナビゲートします。
  3. 「新規トランザクション」をクリックします。「トランザクション」ページが開きます。
  4. サブスクリプションを有効にする日付をデフォルト要求日フィールドから選択します。この日付は、サブスクリプション・オーダーを有効にする日付の指定に使用されます。トランザクションの承認後、「トランザクション」ページの「オーダーの発行」ボタンが使用可能になります。

「オーダーの発行」ボタン

重要: 

  • サブスクリプション管理パッケージをインストールすると、「サブスクリプション・ステータス」フィールドおよび「サブスクリプションID」フィールドが追加されます。管理者は、これらのフィールドをレイアウトに追加できます。
  • OSSでは、サブスクリプションの作成の一環として請求スケジュールを生成する必要があります。サブスクリプション・ペイロードの作成で、請求または請求額に関連するフィールドが欠落しているか正しくない場合、一般的に請求スケジュールは生成されません。管理者は、OSSでサブスクリプションをアクティブ化しようとすることで、この不一致を解決できます。
  1. 「オーダーの発行」をクリックします。サブスクリプションを作成すると、サブスクリプションIDが更新されます。
  • サブスクリプションが正常にアクティブ化されると、「サブスクリプション・ステータス」フィールドが「成功」に更新されます。
  • 請求スケジュールが生成されない場合は、新しいサブスクリプションIDが作成されますが、「サブスクリプション・ステータス」フィールドは「失敗」に更新されます。
  1. サブスクリプションがサブスクリプション作成済状態になると、資産タイマーの更新がトリガーされます。トランザクションをリフレッシュすると、「履行ステータス」が「作成済」から「履行済」に変更されます。

履行ステータス - 履行済

資産タイマーの更新はサブスクリプション作成済ステップで構成され、最大要求日フィールドをモニターします。サブスクリプション管理インストール・パッケージの一部である最大要求日フィールドは、トランザクションの作成時にデフォルト要求日に設定されます。

資産タイマーの更新では、「契約開始日」が最大要求日以前の場合にのみ資産を作成します。資産タイマーの更新を実行すると、最大要求日フィールドは次回の契約開始日に更新されます。資産タイマーの更新は、この日付に実行されることになります。CPQコマースのタイマー機能が利用され、指定された資産が要求日にアクティブ化されます。タイマー機能の詳細は、CPQ Cloud管理オンライン・ヘルプを参照してください。

サブスクリプションの修正

サブスクリプション管理ソリューションでは、サブスクリプション・オーダー機能を使用して、既存の資産ベース・サブスクリプションの変更をサポートします。サブスクリプションを作成して履行した後、営業ユーザーは、サブスクリプション・オーダー変更フローを使用して、サブスクリプション製品、数量または期間を変更できます。修正フローの中で、OAICはOSSから請求額情報を取得し、修正したトランザクションに請求額情報を追加します。請求額は、価格設定とも呼ばれ、特定のサブスクリプション製品またはサービスに対して複数の価格をモデル化する手段です。たとえば、インターネット・サブスクリプションには、ワンタイム・インストール料金、月額料金、超過料金などの料金が含まれる場合があります。

サブスクリプション製品、数量または期間を変更してサブスクリプションを修正するには、次のステップを実行します。

  1. CPQ Cloudを開きます。
  2. トランザクション・マネージャにナビゲートします。
  3. 修正する資産に関連付けられているトランザクション番号をクリックします。「トランザクション」ページが開きます。
  4. 「顧客資産」ボタンをクリックします。「顧客資産」ページが開きます。
  5. 変更する資産を選択します。変更するには、資産ベースのサブスクリプションに関連付けられた資産キーを営業ユーザーが把握している必要があります。

「顧客資産」ページ

  1. 「変更」をクリックします。モデル構成ページが開きます。

モデル構成ページ

  1. サブスクリプション・サービス、数量または期間を変更します。
  2. 「更新」をクリックします。

モデル構成ページ - 更新

  1. 「トランザクションの作成」をクリックします。「トランザクション」ページが開きます
  2. (オプション)明細品目の追加をクリックし、1つ以上の製品をさらに追加します。
  • 「更新」をクリックします。
  • トランザクションに追加をクリックします。変更したサブスクリプション詳細が「トランザクション」ページに表示されます。
  1. デフォルト要求日フィールドから、修正したサブスクリプションを有効にする日付を選択します。
  2. 変更事由を選択します。製品を変更した場合は、変更事由として「アップグレード」またはダウングレードを選択します。修正置換フィールドは、削除した製品のインスタンスIDである必要があります。

「トランザクション」ページ - 「変更事由」フィールドと変更コード・フィールド

重要: 修正プロセスでは、「変更事由」、変更コード、修正置換、インスタンスIDなどのフィールドをCPQからOSSに送信する必要があります。管理者は、コマース・ルールを記述して、OSSに対する修正フロー・コールの一環としてこれらのフィールドの値を設定できます。

  1. 「UpdateOldSubscription」メニューを使用して、サブスクリプションの修正を新しいサブスクリプションに適用するか、既存のサブスクリプションに適用するかを決定します。次の例では、サブスクリプションに対する修正が新しいサブスクリプションに適用されます。
  • 「UpdateOldSubscription」メニューを「False」に設定すると、修正した製品ラインがOSSの新しいサブスクリプションに追加されます。
  • 「UpdateOldSubscription」メニューを「True」に設定すると、修正した製品ラインがOSSの既存のサブスクリプションに追加されます。

新しいサブスクリプションに適用されるサブスクリプション変更

  1. トランザクションを発行して必要な承認を取得し、修正オーダーを作成します。

重要:

  • サブスクリプションが修正されると、OSSの元のサブスクリプションと修正されたサブスクリプションの両方のステータスが「アクティブ」になります。
  • 数量変更は、ルート・モデル・レベルではなく、サブスクリプション明細レベルでサポートされています。
  • 営業ユーザーは、終了日が将来の日付になっているサブスクリプションは変更できません。サブスクリプションの終了は、OSSによって処理されます。
  • 営業ユーザーは、すべてのタイプの変更フローで「更新」フラグを使用して、サブスクリプションの変更を新しいサブスクリプションに適用するか、既存のサブスクリプションに適用するかを決定できます。

既存のサブスクリプションへの修正した明細の追加

サブスクリプションが作成されると、営業ユーザーはサブスクリプションを変更し、修正した明細を既存のサブスクリプションに追加できます。例として、営業ユーザーは、CPQ Cloudのクラウド・バックアップ・サービスをサブスクライブし、その後、プレミアム・クラウド・バックアップ・サービスへのアップグレードを決定したとします。営業ユーザーは、新規サブスクリプションを作成するのではなく、修正した明細を既存のサブスクリプションに含めることを希望しています。

修正した明細を既存のサブスクリプションに追加するには、次のステップを実行します。

  1. CPQ Cloudを開きます。
  2. トランザクション・マネージャにナビゲートします。
  3. 修正するサブスクリプションに関連付けられているトランザクション番号をクリックします。「トランザクション」ページが開きます。
  4. 製品を追加、更新または削除して、サブスクリプションを変更します。
  5. 修正した製品の横にある「UpdateOldSubscription」チェック・ボックスを「True」に設定します。修正した製品ラインが、OSS内の既存のサブスクリプションに追加されます。

既存のサブスクリプションに適用されるサブスクリプション変更

重要:

  • 管理者は、BOM構成アプローチを介して「更新」フラグを設定することで、プロセスを自動化することもできます。
  • OSS請求額の移入処理では、ユーザーがOSSをコールして、現在のトランザクションで修正する元のサブスクリプション契約から既存のサブスクリプション明細の請求額を取得して更新できます。

既存のサブスクリプションの更改

営業ユーザーは、OSSからサブスクリプションを更改できます。これにより、CPQ Cloudに新しいトランザクションが作成され、OSSに新しいサブスクリプションが作成されます。OSS更改イベントがトリガーされると、すべての製品のトランザクション明細が更改の状態で、新規トランザクションがCPQ Cloudに作成されます。更改された新しいサブスクリプションがOSSに作成されます。

重要: 管理者が更改に対してEメール通知を定義した場合、サブスクリプション所有者は、サブスクリプションの更改を知らせるEメール通知を受信します。

アクティブなサブスクリプションの終了

営業ユーザーは、「顧客資産」ページを使用して、OSSでアクティブな状態のサブスクリプションを終了できます。アクティブなサブスクリプションを終了すると、ルート明細品目の処理コードが「終了」で、すべての製品の処理コードが「削除」である、新しいトランザクションのトランザクション明細が作成されます。

アクティブなサブスクリプションを終了するには、次のステップを実行します。

  1. CPQ Cloudを開きます。
  2. 「顧客資産」ページにナビゲートします。
  3. 終了するサブスクリプションに対応する資産を選択します。

「顧客資産」ページ

  1. 「終了」をクリックします。「トランザクション」ページが開きます。
  2. 「保存」をクリックします。
  3. 「オーダーの発行」をクリックします。OSSを使用して、サブスクリプションの終了を検証します。サブスクリプションの製品ステータスがOSSに「クローズ済」と表示されます。

評価/価格設定エンジンでのサブスクリプション請求額の表示

サブスクリプション管理統合では、任意の時点で様々な価格を保持するサブスクリプション製品をモデル化できます。子明細品目を介してサブスクリプション製品の価格(請求額明細)をモデル化し、構成を介してトランザクションに追加できます。19Aでは、評価/価格設定エンジンが拡張され、トランザクション配列をサポートするようになりました。サブスクリプション管理ソリューションでは、トランザクション配列を使用してサブスクリプション請求額が明細属性として表示されます。

サブスクリプション管理統合の設定

Oracle CPQ Cloudサブスクリプション管理インストレーション・ガイドには、サブスクリプション管理統合の詳細が記載されており、19Aの独立したドキュメントとして公開されています。

CPQ Cloudサブスクリプション管理統合パッケージには、次のアーティファクトが含まれています。

  • Oracle CPQ Cloudサブスクリプション管理インストレーション・ガイド: 統合の設定について詳細な手順が記載されたドキュメント。
  • CPQ Cloudサブスクリプション管理パッケージ: サブスクリプション管理をサポートする新しいコマース属性、処理およびルールが含まれているきめ細かな移行パッケージ。
  • エンドツーエンド・フローのOAIC統合: サブスクリプションの作成、修正、終了および更改のためのOAICフロー・パッケージ。
  • OSS更改イベントのOAICフロー: OSS更改イベントをリスニングし、CPQ CloudでOSS更改イベントのトランザクションを作成するOAICフロー・パッケージ。
  • OAIC使用評価フロー: CPQ Cloud価格設定APIを呼び出し、OSSの使用請求額を評価するためのOAICフロー。
  • 修正した請求額の移入フロー: このフローは、修正したトランザクションに元のサブスクリプションの請求額情報を移入します。

重要: サブスクリプション管理統合が機能するために必要な前提条件には、Oracle CPQ Cloudサブスクリプション管理インストレーション・ガイド(19Aで使用可能)、顧客アカウント情報のためのOracle Customer Data Management、CPQ CloudとOSSの間でのパーツ同期のためのOracle Product Information Management (PIM)、およびBOMマッピングと資産ベース・オーダー(ABO)が設定されたOracleサブスクリプション・オーダー・フローが含まれます。

有効化のステップ

Oracle CPQ Cloudサブスクリプション管理インストレーション・ガイドを参照してください。

ヒントと考慮事項

サブスクリプション管理統合を使用する場合は、次のヒントを考慮してください。

  • サブスクリプション管理統合が機能するには、部品構成表(BOM)およびサブスクリプション・オーダー(通常は資産ベース・オーダーと呼ばれる)が必要です。
  • サブスクリプション管理統合のサブスクリプション明細は、BOM子部品からのみ作成されます。これにより、推奨部品、アドホックで追加された部品、およびシステムのルート・モデル明細と子モデル明細が除外されます。

主なリソース

その他の情報は、CPQ Cloudの管理のオンライン・ヘルプを参照してください。

汎用統合サービス

CPQ Cloud 19Aでは、統合センターに新しい汎用タイプの統合が追加されました。以前の更新では、Microsoft Dynamics 365とCPQ Cloudを統合するために使用できるタイプは、コマースBML統合タイプのみでした。汎用タイプ統合では、コマースBML統合を利用して外部システムと通信します。

汎用統合の作成

汎用統合を作成するには、次のステップを実行します。

  1. 管理ホーム・ページを開きます。
  2. 「統合プラットフォーム」「統合センター」を選択します。
  3. 「統合の作成」をクリックします。
  4. 「タイプ」ドロップダウンから、汎用統合を選択します。
  5. 「名前」フィールドに、統合を説明する名前を入力します。
  6. 「要求URL」フィールドに、サードパーティ・システムのURLを入力します。
  7. 「ユーザー名」および「パスワード」フィールドに、サードパーティ・システムのログイン資格証明を入力します。
  8. 「統合の有効化」チェック・ボックスを選択して、統合を有効化します。
  9. 「保存」をクリックします。

サンプル汎用統合

コマース・プロセスへのBML統合の追加

汎用統合をコマース・プロセスに追加するには、次のステップを実行します。

  1. 管理ホームにナビゲートします。
  2. コマースおよび文書セクションの「プロセス定義」をクリックします。「プロセス」ページが開きます。
  3. 該当するプロセスに対して、「ナビゲーション」列で「統合」を選択します。
  4. 「リスト」をクリックします。「統合」ページが開きます。
  5. 「追加」をクリックします。統合タイプの選択ページが開きます。

統合タイプの選択

  1. 「BML」を選択し、「次」をクリックします。「統合の編集」ページが開きます。

「統合の編集」ページ

  1. 統合の名前および変数名を入力します。
  2. 必要に応じて、摘要を入力します。
  3. インタフェース・タイプを選択します。
  4. 「定義」をクリックしてBMLエディタを開きます。BMLエディタを使用して、管理者は統合のBMLを設定できます。
  5. 「追加」をクリックします。

有効化のステップ

汎用タイプ統合はCPQ Cloud 19Aのサイトで使用できます。

主なリソース

その他の情報は、CPQ Cloudの管理のオンライン・ヘルプを参照してください。

お客様の要望に応えた機能と拡張

CPQ Cloud更新19Aでは、お客様の要望により、次の機能および拡張が導入されました。

  • コマース非表示ルールの拡張処理
  • BML検索の最適化
  • イベント・ログの拡張
  • Microsoft Mailメッセージのファイル添付サポート
  • コマース処理のパフォーマンス分析
  • BMQLデータ表の問合せでの全列選択機能
  • 単一選択ピック・リスト処理の拡張
  • ユーザー・プロファイルのタイム・ゾーン・リストの拡張
  • Webサービス・パスワード失効

コマース非表示ルールの拡張処理

以前の更新と同様に、コマースで非表示ルールを使用して、事前定義された条件が満たされたときに選択の処理および属性を非表示にできます。CPQ Cloud 19Aでは、BMLを使用して管理者が動的非表示ルール処理を定義できる拡張処理が用意されたことで、この機能が拡張されています。この機能を使用して、管理者は非表示ルールの数を少なくできます。

コマース非表示ルールへの拡張処理の追加

コマース非表示ルールに拡張処理を追加するには、次のステップを実行します。

  1. 「ルール・リスト」ページにナビゲートします。「管理」→「コマースおよび文書」→「プロセス定義」→「文書」→「ルール」

  2. 「追加」ドロップダウンから「非表示」を選択し、新しい非表示ルールを作成します。非表示ルール定義ページが開きます。

非表示ルール定義ページ

  1. 「処理タイプ」「拡張」を選択します。
  2. 関数の定義をクリックします。
  3. 適用可能な変数および関数を選択し、「次」をクリックします。
  4. BML関数を入力し、「保存してクローズ」をクリックします。
  5. 「保存」をクリックします。

重要: 非表示ルールの作成の詳細は、CPQ Cloud管理オンライン・ヘルプ - コマース・ルールのトピックを参照してください。

有効化のステップ

コマース非表示ルールの拡張処理は、CPQ Cloud 19Aのサイトで自動的に使用可能になります。

主なリソース

その他の情報は、CPQ Cloudの管理のオンライン・ヘルプを参照してください。

BML検索の最適化

CPQ Cloud 19Aから、"find"や"equals"などのBML操作では、デフォルトで文字の厳密な比較が実行されます。この拡張によって、より正確な動作が提供され、長いBMLスクリプトのパフォーマンスが向上します。BML関数でのロケール検索/比較を無効にした場合、文字のバリエーションは正規化されません。たとえば、小文字のaを検索すると「a」の文字のみが返され、アクセント記号が付いた小文字のaを検索すると「a」の文字のみが返されます。BML関数でのロケール検索/比較の使用は、デフォルトで無効になっています。

必要に応じて、管理者はBML関数でのロケール検索/比較を有効にできます。有効にすると、すべての文字バリエーションが基本バージョンに正規化されます。たとえば、小文字のaを検索すると、「a」、「a」、「a」、「a」、「a」、「a」、「a」の文字が返されます。同様に、アクセント付きの小文字のaを検索すると、「a」、「a」、「a」、「a」、「a」、「a」、「a」の文字が返されます。

BML関数でのロケール検索/比較の有効化

BML関数でのロケール検索/比較を有効にするには、次のステップを実行します。

  1. 管理ホーム・ページにナビゲートします。
  2. 「一般」セクションで、一般サイト・オプションを選択します。「オプション - 一般」ページが開きます。

BML関数でのロケール検索/比較の使用オプション

  1. BML関数でのロケール検索/比較の使用オプションを「はい」に設定します。
  2. 「適用」をクリックします。

有効化のステップ

BML検索の最適化機能は、CPQ Cloud 19Aのサイトで自動的に使用可能になります。

ヒントと考慮事項

重要: BML関数でのロケール検索/比較の使用を有効にすると、BML検索操作にかかる時間は長くなります。この動作は、長い文字列または多数の文字列があるサイトで最も顕著になります。 ロケール検索/比較が必要な場合のみ、BML関数でのロケール検索/比較の使用を有効にしてください。

主なリソース

その他の情報は、CPQ Cloudの管理のオンライン・ヘルプを参照してください。

イベント・ログの拡張

CPQ Cloud 19Aでは、バックグラウンド・クリーン・アップなどの保守操作をより効率的に管理するために、アプリケーション・イベント、応答時間およびシステム統計ログ表が最適化されました。この拡張によって、最新でないログ・エントリの削除中に以前に発生したイベント・ロギングの問題はなくなりました。

有効化のステップ

CPQ Cloud 19Aのサイトでは、イベント・ログの拡張は自動的に使用可能になります。

Microsoft Mailメッセージのファイル添付サポート

CPQ Cloud 19Aでは、Microsoft OutlookおよびExchangeのメール・メッセージ・ファイル(.msg)がコマースでサポートされています。コマース・ファイル添付属性に.msgファイルを添付し、REST APIおよびSOAP Webサービスを使用して、関連付けられている.msgファイル添付を更新および取得できるようになりました。

有効化のステップ

.msgファイルのファイル添付サポートは、CPQ Cloud 19Aサイトで自動的に使用可能になります。

主なリソース

その他の情報は、CPQ Cloudの管理のオンライン・ヘルプを参照してください。

コマース処理のパフォーマンス分析

CPQ Cloud 19Aでは、お客様が潜在的なBMLの問題を検出できるようにコマース処理に関するパフォーマンス分析機能が導入されています。パフォーマンス分析操作では、算式前後の拡張変更、拡張の検証、変更オプション、宛先オプションおよびBML統合をスキャンします。実行時に、新しいコマース処理の「パフォーマンス」タブに、関連付けられたすべてのBMLループ、BMQL、URLデータ・コール、ライブラリ・コールおよびJSON解析が表示されます。これにより、管理者はコマース処理に関連付けられているBMLのフローを確認し、ネストしたループなど、パフォーマンスの妨げを識別できます。

パフォーマンス分析の結果では、ネストした関数が親関数の下にインデントされます。たとえば、次の図には、ネストしたループが複数あるBML関数、ネストしたループ内のBMQL、およびループ内のurldatabyコールが表示されています。

ネストした関数があるパフォーマンス分析

コマース処理パフォーマンス分析の生成

コマース処理パフォーマンス分析を生成するには、次のステップを実行します。

  1. 処理リスト・ページにナビゲートします。「管理」→「コマースおよび文書」→「プロセス定義」→「文書」→「処理」
  2. 適用可能な処理の名前をクリックします。管理処理ページが開きます。
  3. 「パフォーマンス」タブをクリックします。このタブには、分析するBML関数の数が表示されます。

管理処理の「パフォーマンス」タブ(分析前)

  1. 「生成」をクリックします。パフォーマンス分析が表示されます。

パフォーマンス分析

有効化のステップ

コマース処理のパフォーマンス分析は、CPQ Cloud 19Aサイトで自動的に使用可能になります。

主なリソース

その他の情報は、CPQ Cloudの管理のオンライン・ヘルプを参照してください。

BMQLデータ表の問合せでの全列選択機能

19A以降のCPQ Cloudでは、BMQLデータ表の問合せで列に対してSelect *機能を使用できます。多数の列があるデータ表では、これによってBMQL文が大幅に簡略化され、問合せで列が欠落するリスクが軽減されます。また、表スキーマが変更された場合の更新の必要性も排除されます。

次の例は、customerデータ表のすべての列に対するSELECT文を示しています。

SELECT *を使用すると、次の例に示すように、この文を大幅に簡略化できます。

有効化のステップ

BMQLデータ表の問合せでの全列選択機能は、CPQ Cloud 19Aサイトで自動的に使用可能になります。

ヒントと考慮事項

BMQL JOIN句では、全列選択機能はサポートされていません。

主なリソース

その他の情報は、CPQ Cloudの管理のオンライン・ヘルプを参照してください。

単一選択ピック・リスト処理の拡張

19A以降のCPQ Cloudでは、メニュー処理のコールを合理化することで、動的メニューとも呼ばれるユーザー側の単一選択ピック・リスト(SSPL)の応答性が向上します。

有効化のステップ

CPQ Cloud 19Aのサイトでは、単一選択ピック・リストの拡張は自動的に使用可能になります。

ユーザー・プロファイルのタイム・ゾーン・リストの拡張

この拡張では、CPQのグローバル操作のサポートをさらに拡張するために、新しいタイム・ゾーン定義が追加されました。19A以降のCPQ Cloudでは、ユーザー・プロファイルに対して次の時間を使用できます。

  • タイム・ゾーンはグリニッジ標準時(GMT)で表示され、(<標準時間> <夏時間>) <都市>の書式を使用します。
  • タイム・ゾーンIDは、<大陸>/<都市>の書式を使用します。

タイム・ゾーン

タイム・ゾーンID

(GMT+1:00 GMT+1:00) アルジェ

アフリカ/アルジェ

(GMT+2:00 GMT+2:00) カイロ

アフリカ/カイロ

(GMT+0:00 GMT+1:00) カサブランカ

アフリカ/カサブランカ

(GMT+2:00 GMT+2:00) ヨハネスブルグ

アフリカ/ヨハネスブルグ

(GMT+3:00 GMT+3:00) ナイロビ

アフリカ/ナイロビ

(GMT+2:00 GMT+2:00) トリポリ

アフリカ/トリポリ

(GMT+1:00 GMT+1:00) チュニス

アフリカ/チュニス

(GMT+1:00 GMT+1:00) チュニス

アフリカ/チュニス

(GMT-10:00 GMT-9:00) アダック

アメリカ/アダック

(GMT-9:00 GMT-8:00) アンカレッジ

アメリカ/アンカレッジ

(GMT-5:00 GMT-5:00) ボゴタ

アメリカ/ボゴタ

(GMT-3:00 GMT-3:00) ブエノスアイレス

アメリカ/ブエノスアイレス

(GMT-4:00 GMT-4:00) カラカス

アメリカ/カラカス

(GMT-6:00 GMT-5:00) シカゴ

アメリカ/シカゴ

(GMT-7:00 GMT-6:00) デンバー

アメリカ/デンバー

(GMT-6:00 GMT-6:00) エルサルバドル

アメリカ/エルサルバドル

(GMT-3:00 GMT-2:00) ゴッドホープ

アメリカ/ゴッドホープ

(GMT-4:00 GMT-3:00) ハリファックス

アメリカ/ハリファックス

(GMT-5:00 GMT-4:00) インディアナポリス

アメリカ/インディアナポリス

(GMT-5:00 GMT-5:00) リマ

アメリカ/リマ

(GMT-8:00 GMT-7:00) ロサンゼルス

アメリカ/ロサンゼルス

(GMT-7:00 GMT-6:00) マサトラン            

アメリカ/マサトラン

(GMT-6:00 GMT-5:00) メキシコ・シティー

アメリカ/メキシコ・シティー

(GMT-5:00 GMT-4:00) ニューヨーク

アメリカ/ニューヨーク

(GMT-2:00 GMT-2:00) ノローニャ

アメリカ/ノローニャ

(GMT-5:00 GMT-5:00) パナマ

アメリカ/パナマ

(GMT-7:00 GMT-7:00) フェニックス

アメリカ/フェニックス

(GMT-4:00 GMT-4:00) プエルトリコ

アメリカ/プエルトリコ

(GMT-6:00 GMT-6:00) レジャイナ

アメリカ/レジャイナ

(GMT-4:00 GMT-3:00) サンティアゴ

アメリカ/サンティアゴ

(GMT-3:00 GMT-2:00) サンパウロ

アメリカ/サンパウロ

(GMT-1:00 GMT+0:00) ズビスン

アメリカ/ズビスン

(GMT-3:30 GMT-2:30) セント・ジョーンズ

アメリカ/セント・ジョーンズ

(GMT-8:00 GMT-7:00) ティファナ

アメリカ/ティファナ

(GMT+6:00 GMT+6:00) アルマトイ

アジア/アルマトイ

(GMT+2:00 GMT+3:00) アンマン

アジア/アンマン

(GMT+3:00 GMT+3:00) バグダッド

アジア/バグダッド

(GMT+4:00 GMT+4:00) バクー

アジア/バクー

(GMT+7:00 GMT+7:00) バンコク

アジア/バンコク

(GMT+2:00 GMT+3:00) ベイルート

アジア/ベイルート

(GMT+5:30 GMT+5:30) カルカッタ

アジア/カルカッタ

(GMT+5:30 GMT+5:30) コロンボ

アジア/コロンボ

(GMT+2:00 GMT+3:00) ダマスカス

アジア/ダマスカス

(GMT+6:00 GMT+6:00) ダッカ

アジア/ダッカ

(GMT+4:00 GMT+4:00) ドバイ

アジア/ドバイ

(GMT+7:00 GMT+7:00) ホーチミン

アジア/ホーチミン

(GMT+8:00 GMT+8:00) 香港

アジア/香港

(GMT+8:00 GMT+8:00) イルクーツク

アジア/イルクーツク

(GMT+7:00 GMT+7:00) ジャカルタ

アジア/ジャカルタ

(GMT+2:00 GMT+3:00) エルサレム

アジア/エルサレム

(GMT+4:30 GMT+4:30) カブール

アジア/カブール

(GMT+12:00 GMT+12:00) カムチャッカ

アジア/カムチャッカ

(GMT+5:00 GMT+5:00) カラチ

アジア/カラチ

(GMT+5:45 GMT+5:45) カトマンズ

アジア/カトマンズ

(GMT+7:00 GMT+7:00) クラスノヤルスク

アジア/クラスノヤルスク

(GMT+8:00 GMT+8:00) クアラルンプール

アジア/クアラルンプール

(GMT+11:00 GMT+11:00) マガダン

アジア/マガダン

(GMT+8:00 GMT+8:00) マニラ

アジア/マニラ

(GMT+7:00 GMT+7:00) ノヴォシビルスク

アジア/ノヴォシビルスク

(GMT+5:00 GMT+5:00) オラル

アジア/オラル

(GMT+6:30 GMT+6:30) ヤンゴン

アジア/ラングーン

(GMT+3:00 GMT+3:00) クウェート

アジア/リヤド

(GMT+3:00 GMT+3:00) リヤド

アジア/リヤド

(GMT+9:00 GMT+9:00) ソウル

アジア/ソウル

(GMT+8:00 GMT+8:00) 上海

アジア/上海

(GMT+8:00 GMT+8:00) シンガポール

アジア/シンガポール

(GMT+8:00 GMT+8:00) 台北

アジア/台北

(GMT+5:00 GMT+5:00) タシケント

アジア/タシケント

(GMT+4:00 GMT+4:00) トビリシ

アジア/トビリシ

(GMT+3:30 GMT+4:30) テヘラン

アジア/テヘラン

(GMT+9:00 GMT+9:00) 東京

アジア/東京

(GMT+10:00 GMT+10:00) ウラジオストク

アジア/ウラジオストク

(GMT+9:00 GMT+9:00) ヤクーツク

アジア/ヤクーツク

(GMT+5:00 GMT+5:00) エカテリンブルク

アジア/エカテリンブルク

(GMT+4:00 GMT+4:00) エレバン

アジア/エレバン

(GMT-1:00 GMT+0:00) アゾレス

大西洋/アゾレス

(GMT-4:00 GMT-3:00) バミューダ

大西洋/バミューダ

(GMT-1:00 GMT-1:00) カーボベルデ

大西洋/カーボベルデ

(GMT-2:00 GMT-2:00) 南ジョージア

大西洋/南ジョージア

(GMT+9:30 GMT+10:30) アデレード

オーストラリア/アデレード

(GMT+10:00 GMT+10:00) ブリスベン

オーストラリア/ブリスベン

(GMT+9:30 GMT+9:30) ダーウィン

オーストラリア/ダーウィン

(GMT+10:00 GMT+11:00) ホバート

オーストラリア/ホバート

(GMT+10:30 GMT+11:00) ロードハウ

オーストラリア/ロードハウ

(GMT+10:00 GMT+11:00) メルボルン

オーストラリア/メルボルン

(GMT+8:00 GMT+8:00) パース

オーストラリア/パース

(GMT+10:00 GMT+11:00) シドニー

オーストラリア/シドニー

(GMT-12:00 GMT-12:00)

Etc/GMT+12

(GMT+1:00 GMT+2:00) アムステルダム

ヨーロッパ/アムステルダム

(GMT+2:00 GMT+3:00) アテネ

ヨーロッパ/アテネ

(GMT+1:00 GMT+2:00) ベオグラード

ヨーロッパ/ベオグラード

(GMT+1:00 GMT+2:00) ベルリン

ヨーロッパ/ベルリン

(GMT+1:00 GMT+2:00) ブリュッセル

ヨーロッパ/ブリュッセル

(GMT+2:00 GMT+3:00) ブカレスト

ヨーロッパ/ブカレスト

(GMT+0:00 GMT+1:00) ダブリン

ヨーロッパ/ダブリン

(GMT+2:00 GMT+3:00) ヘルシンキ

ヨーロッパ/ヘルシンキ

(GMT+3:00 GMT+3:00) イスタンブール

ヨーロッパ/イスタンブール

(GMT+0:00 GMT+1:00) リスボン

ヨーロッパ/リスボン

(GMT+0:00 GMT+1:00) ロンドン

ヨーロッパ/ロンドン

(GMT+3:00 GMT+3:00) ミンスク

ヨーロッパ/ミンスク

(GMT+3:00 GMT+3:00) モスクワ

ヨーロッパ/モスクワ

(GMT+1:00 GMT+2:00) パリ

ヨーロッパ/パリ

(GMT+1:00 GMT+2:00) プラハ

ヨーロッパ/プラハ

(GMT+1:00 GMT+2:00) ローマ

ヨーロッパ/ローマ

(GMT+1:00 GMT+2:00) ワルシャワ

ヨーロッパ/ワルシャワ

(GMT+0:00 GMT+0:00) GMT

GMT

(GMT+12:00 GMT+13:00) オークランド

太平洋/オークランド

(GMT+12:45 GMT+13:45) チャタム

太平洋/チャタム

(GMT+13:00 GMT+13:00) エンダベリー

太平洋/エンダベリー

(GMT+12:00 GMT+13:00) フィジー

太平洋/フィジー

(GMT-9:00 GMT-9:00) ガンビエ

太平洋/ガンビエ

(GMT+11:00 GMT+11:00) ガダルカナル

太平洋/ガダルカナル

(GMT-10:00 GMT-10:00) ホノルル

太平洋/ホノルル

(GMT+14:00 GMT+14:00) キリティマティ

太平洋/キリティマティ

(GMT-9:30 GMT-9:30) マルキーズ

太平洋/マルキーズ

(GMT-11:00 GMT-11:00) ニウエ

太平洋/ニウエ

(GMT+11:00 GMT+11:00) ノーフォーク島

太平洋/ノーフォーク

(GMT-11:00 GMT-11:00) パゴパゴ

太平洋/パゴパゴ

(GMT-8:00 GMT-8:00) ピトケアン

太平洋/ピトケアン

(GMT+11:00 GMT+11:00) ポンペイ

太平洋/ポナペ

(GMT+13:00 GMT+14:00) トンガタプ

太平洋/トンガタプ

非推奨のタイム・ゾーンID

19Aでは、多数のタイム・ゾーンIDが更新されています。次の表に、非推奨のタイム・ゾーンIDと、それぞれに対応する置換を示します。

非推奨のタイム・ゾーンID

置換タイム・ゾーンID

アメリカ/アルゼンチン/ブエノスアイレス

アメリカ/ブエノスアイレス

アメリカ/ブエノスアイレス

アメリカ/ブエノスアイレス

アメリカ/インディアナ/インディアナポリス

アメリカ/インディアナポリス

アメリカ/メキシコ

アメリカ/メキシコ・シティー

アジア/カルカッタ

アジア/コルカタ

アジア/カトマンズ

アジア/カトマンズ

アジア/ラングーン

アジア/ヤンゴン

オーストラリア/キャンベラ

オーストラリア/シドニー

オーストラリア/クイーンズランド

オーストラリア/ブリスベン

ブラジル/デノローニャ

アメリカ/ノローニャ

カナダ/大西洋

アメリカ/ハリファックス

カナダ/ニューファンドランド

アメリカ/セント・ジョーンズ

カナダ/サスカチュワン

アメリカ/レジャイナ

チリ/大陸部

アメリカ/サンティアゴ

イスラエル

アジア/エルサレム

NZ

太平洋/オークランド

US/アラスカ

アメリカ/アンカレッジ

US/アリューシャン

アメリカ/アダック

US/アリゾナ

アメリカ/フェニックス

US/中部

アメリカ/シカゴ

US/東部

アメリカ/ニューヨーク

US/ハワイ

太平洋/ホノルル

US/山地

アメリカ/デンバー

US/太平洋

アメリカ/ロサンゼルス

US/サモア

太平洋/パゴパゴ

非推奨のタイム・ゾーン

19Aでは、多数のタイム・ゾーンが更新されています。次の表に、非推奨のタイム・ゾーンと、それぞれに対応する置換を示します。

非推奨のタイム・ゾーン

置換タイム・ゾーン

(GMT+10:00 GMT+11:00) ウラジオストク

(GMT+10:00 GMT+10:00) ウラジオストク

(GMT+10:30 GMT+9:30) アデレード

(GMT+9:30 GMT+10:30) アデレード

(GMT+11:00 GMT+10:00) メルボルン

(GMT+10:00 GMT+11:00) メルボルン

(GMT+11:00 GMT+10:00) シドニー

(GMT+10:00 GMT+11:00) シドニー

(GMT+11:00 GMT+10:30) ロードハウ

(GMT+10:30 GMT+11:00) ロードハウ

(GMT+11:00 GMT+11:00) ポナペ

(GMT+11:00 GMT+11:00) ポンペイ

(GMT+11:00 GMT+12:00) マガダン

(GMT+11:00 GMT+11:00) マガダン

(GMT+11:30 GMT+11:30) ノーフォーク

(GMT+11:00 GMT+11:00) ノーフォーク島

(GMT+12:00 GMT+12:00) フィジー

(GMT+12:00 GMT+13:00) フィジー

(GMT+12:00 GMT+13:00) カムチャッカ

(GMT+12:00 GMT+12:00) カムチャッカ

(GMT+13:45 GMT+12:45) チャタム

(GMT+12:45 GMT+13:45) チャタム

(GMT+2:00 GMT+1:00) ウィントフック

(GMT+2:00 GMT+2:00) ウィントフック

(GMT+3:00 GMT+4:00) モスクワ

(GMT+3:00 GMT+3:00) モスクワ

(GMT+4:00 GMT+5:00) オラル

(GMT+5:00 GMT+5:00) オラル

(GMT+5:00 GMT+6:00) エカテリンブルク

(GMT+5:00 GMT+5:00) エカテリンブルク

(GMT+6:00 GMT+7:00) ノヴォシビルスク

(GMT+7:00 GMT+7:00) ノヴォシビルスク

(GMT+7:00 GMT+8:00) クラスノヤルスク

(GMT+7:00 GMT+7:00) クラスノヤルスク

(GMT+8:00 GMT+9:00) イルクーツク

(GMT+8:00 GMT+8:00) イルクーツク

(GMT+9:00 GMT+10:00) ヤクーツク

(GMT+9:00 GMT+9:00) ヤクーツク

(GMT-2:00 GMT-3:00) サンパウロ

(GMT-3:00 GMT-2:00) サンパウロ

有効化のステップ

CPQ Cloud 19Aのサイトでは、ユーザー・プロファイルのタイム・ゾーンの拡張は自動的に使用可能になります。

ヒントと考慮事項

重要: BML関数にタイム・ゾーン値が使用される場合、管理者は非推奨のタイム・ゾーン値を更新する必要があります。たとえば、「(GMT+5:30 GMT+5:30) カルカッタ」は「(GMT+5:30GMT+5:30) コルカタ」になりました。非推奨の値の完全なリストは、非推奨のタイム・ゾーンIDおよび非推奨のタイム・ゾーンの項を参照してください。

主なリソース

その他の情報は、CPQ Cloudの管理のオンライン・ヘルプを参照してください。

Webサービス・パスワード失効

CPQ Cloud 19Aでは、管理者にはWebサービス専用ユーザーのパスワードを失効させるオプションがあります。この新しいオプションが有効になっていないかぎり、SOAPおよびREST APIのWebサービスのユーザー・パスワードは、サイト上のすべてのユーザーに対して設定されたパスワード・オプションに従います。このオプションのデフォルト設定は「いいえ」です。

Webサービスのパスワード失効上書きの有効化

Webサービスのパスワード失効上書きオプションを有効にするには、次のステップを実行します。

  1. 管理ホーム・ページにナビゲートします。
  2. 「一般」一般サイト・オプションをクリックします。 「オプション - 一般」ページが開きます。

Webサービス専用ユーザーのパスワード失効上書きオプション

  1. 「オプション ? パスワード」セクションで、Webサービス専用ユーザーのパスワード失効上書きオプションを「はい」に設定します。
  2. 「適用」をクリックします。ユーザー・パスワード失効ポリシーが、Webサービス専用ユーザーに適用されなくなります。

有効化のステップ

CPQ Cloud 19Aサイトでは、Webサービスのパスワード失効の拡張は自動的に使用可能になります。

主なリソース

その他の情報は、CPQ Cloudの管理のオンライン・ヘルプを参照してください。

アップグレード前の考慮事項

既知の機能

19Aでは、CPQのグローバル操作のサポートをさらに拡張するために、新しいタイム・ゾーン定義が追加されました。BML関数にタイム・ゾーン値が使用される場合、管理者は非推奨のタイム・ゾーン値を更新する必要があります。たとえば、「(GMT+5:30 GMT+5:30) カルカッタ」は「(GMT+5:30GMT+5:30) コルカタ」になりました。非推奨の値の完全なリストは、非推奨のタイム・ゾーンIDおよび非推奨のタイム・ゾーンの項を参照してください。

移行

移行センターを使用してあるサイトから別のサイトへの移行を実行する場合、両方のサイトは同じメジャー・リリースを使用する必要があります。コンテンツは、同じメジャー・リリース内のマイナー・リリース間でのみ移行することができます。メジャー・リリース間の移行は実行できません。

メジャー・リリース = メジャー製品リリース(更新19Aなど)

マイナー・リリース = リリース更新(リリース19Aパッチ1など)

解決済の既知の問題

更新19Aで修正されたバグについての情報は、My Oracle SupportおよびCPQ Cloudオンライン・ヘルプでCPQ Cloud 19A解決済の既知の問題に関するドキュメントを参照してください。

翻訳

CPQ Cloud 19Aでは、システム定義の一部のメッセージとコンポ―ネントに対し、文字列が一部削除され、別の文字列が加えられました。システム定義の文字列で独自の実装固有の翻訳を作成した場合、一部の文字列は表示されなくなります。その他の文字列は英語で表示されるようになります。新たに英語で表示される文字列は翻訳する必要があります。

これらの大半のメッセージとコンポーネントはCPQ Cloudの管理側にあります。ただし、更新インストールをデプロイする前に、エンド・ユーザーと管理ページの両方をレビューして、すべての文字列が指定の言語で表示されていることを確認する必要があります。

翻訳ステータス

CPQ Cloudでは、シングルおよびマルチバイトの両方の文字セットの利用をサポートしています。ご利用のサイトで新しい言語を有効化するには、My Oracle Supportでサービス要求を発行してください。

次の言語については、プラットフォームとリファレンス・アプリケーションの両方で、CPQ Cloudのユーザー・インタフェース上での翻訳を利用できます。

  • 中国語(簡体字) [中国]
  • 中国語(繁体字) [台湾]
  • チェコ語[チェコ共和国]
  • デンマーク語[デンマーク]
  • オランダ語[オランダ]
  • 英語
  • フィンランド語[フィンランド]
  • フランス語
  • フランス語[カナダ]
  • ドイツ語
  • ハンガリー語[ハンガリー]
  • イタリア語
  • 日本語[日本]
  • 韓国語[韓国]
  • ノルウェー語(ブークモール語)[ノルウェー]
  • ポーランド語[ポーランド]
  • ポルトガル語[ブラジル]
  • ルーマニア語[ルーマニア]
  • ロシア語[ロシア]
  • スペイン語(全世界)
  • スウェーデン語[スウェーデン]
  • トルコ語[トルコ]

アップグレード後の考慮事項

本番環境にアップグレードする前に、Oracle CPQ Cloud 19Aのすべてのテスト・インスタンスをアップグレードしてテストします。

ブラウザ・サポート

CPQ Cloudは、Oracle Software Webブラウザ・サポート・ポリシーの基準を満たすすべてのブラウザ・バージョンをサポートしています。

サポートされているブラウザ・バージョンの使用時に問題が生じた場合は、My Oracle Supportでチケットをオープンして問題を解決してください。サポートされているブラウザの使用時に問題が生じた場合は、修正プログラムが配信されるまで認定ブラウザ・バージョンを使用してください。認定ブラウザは現在の市場シェアに基づいて選択され、現在のバージョンの標準機能で動作するように徹底的にテストされています。

認定ブラウザ

Windows

  • Google Chrome 71.x
  • Mozilla Firefox 62.x
  • Internet Explorer 11.x

重要: サイトに追加のJavaScript、代替CSS、または他のカスタム機能が含まれている場合は、選択されたブラウザとの互換性の問題が存在する可能性があります。カスタマイズはアドオンの作業が必要な場合があります。利用できる回避策と細かい修正を判断するためには、My Oracle Supportに連絡してください。

Salesforce統合サポート

オラクル社は、Oracle CPQ Connector for Salesforce (以前のOracle Adapter for Salesforce Lightning)のSummer 18 Update (管理対象パッケージ・バージョン8とも呼ばれる)およびOracle CPQ Commerce統合のバージョン7.2 (管理対象パッケージ・バージョン7とも呼ばれる)を正式にサポートしています。バージョン5以降のこれらのパッケージは今後も機能する見込みですが、発生する新たな問題にオラクル社が対応することはありません。サポートされているバージョンにアップグレードすることをお薦めします。

トレーニング

現在使用中のバージョンとこれからアップグレードするバージョンまでのすべてのバージョンの、すべての新機能、解決済の既知の問題、および機能的な既知の問題を確認するために、リリース・ドキュメントを参照してください。

Oracle CPQ Cloud 19Aで導入された新機能を理解するには、CPQ Cloudオンライン・ヘルプを参照してください。その他のヘルプについては、My Oracle Supportを参照してください。

このドキュメントに明確に記載されていない情報については、Oracle CPQ Cloud 19A製品のヘルプに対するソフトウェア・サポート、またはOracle CPQ Cloudコンサルティング・チームに確認してください。

追加情報

Oracle CPQ Cloudの詳細は、Oracle CPQ Cloudのドキュメント・サイトを参照してください。

免責事項

このドキュメントの詳細は、高度な情報提供の目的でのみ使用され、仕様としてまたはオンライン・ヘルプの代用として使用することを目的としていません。後続リリースにアップグレードする際に、コマース・プロセス、構成またはグローバル機能設定の再デプロイメントが必要な場合があります。統合XSLファイルまたはAPIの変更も必要な場合があります。

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