本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。
日付 | 機能 | ノート |
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2019年11月14日 | アップグレード前の考慮事項 | 文書の更新。「既知の機能の動作の変更」セクションを削除。 |
2019年8月26日 | アップグレード前の考慮事項 | 文書の更新。「既知の機能の動作の変更」セクションを追加。 |
2019年8月16日 | 初版作成。 |
Oracle Configure, Price, and Quote (CPQ) Cloudの使用により、商談から見積、オーダーまでの一連のプロセス(製品の選択、構成、価格設定、見積作成、オーダーおよび承認のワークフローを含む)を合理化できます。CPQ Cloudは柔軟性と拡張性の高いエンタープライズ対応ソリューションです。直販や間接、Eコマースといった販売チャネルを通じて製品やサービスを販売するあらゆる規模のお客様にご利用いただけます。
このガイドでは、Oracle CPQ Cloud 19Cの新機能と機能向上を理解するうえで必要な情報の概要を示し、更新のために実行する必要があるタスクについて説明します。このガイドは本アップデートでの新規・改善機能の概要を理解するのに必要な情報およびアップデートに必要なタスクについて説明します。個々のセクションは機能の概略説明、その機能を実装に必要なステップ、ヒントおよび考慮点、他に必要なリソースが記述されています。
主なリソース
詳細および手順は、CPQ Cloud管理オンライン・ヘルプを参照してください。
セキュリティおよび新機能
システムでセキュリティの構造に変更が生じた場合は、実装する新機能についてセキュリティ管理者にアドバイスの提供が必要になる可能性があることに留意してください。
フィードバックをお寄せください
本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、cpqcloud_documentation_us_grp@oracle.comまでお送りください
列の定義:
レポート = 新規または変更済の、オラクル社提供の実行可能レポート。
UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、通常、フィールド、検証またはプログラムのマイナーな変更で構成されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小になります。
UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能には、より複雑な設計が含まれます。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は高くなります。
顧客による処理が必要 = これらの機能をエンド・ユーザーが使用できるようにするには、処理を実行する必要があります。これらの機能は無効化されており、有効にするかどうかとその時期は自分で選択します。たとえば、a)新規または拡張BIサブジェクト領域は、レポートにまず組み込む必要があり、b)新規Webサービスは使用する前に統合する必要があり、c)ユーザー・ロールに機能を割り当てないと機能にアクセスできません。
エンド・ユーザーがすぐに使用可能 レポートおよび小規模なUIまたはプロセスベースの新機能は、更新後のユーザーに対する影響を最小限に抑えます。したがって、顧客受入テストでは、大規模UIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当てる必要があります。 |
エンド・ユーザーが使用する前に顧客による処理が必要 これらの機能をすぐに使用可能にするためにアクションが必要になるため破壊的ではありません。選択的に使用するよう選択すると、テストおよびロールアウトのタイミングを設定できます。 |
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機能 |
レポート |
UIまたは |
UIまたは |
お客様による処理が必要 |
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次に示すCPQ Cloudリリース19Cの機能拡張では、CPQ Cloudで使用可能な豊富なインタフェース機能と対話機能を活用して、直感的な販売エクスペリエンスを提供しています。
- JETレスポンシブ構成UIの拡張
- JETレスポンシブUIの拡張
CPQ Cloud 19Bで導入されたJET構成UIでは、同じ構成レイアウトを使用して複数のデバイス・タイプで構成を表示および編集できる、完全にレスポンシブな最新のユーザー・エクスペリエンスが提供されます。レスポンシブ・デザインでは、様々なブラウザの表示幅にあわせて垂直に表示されるレイアウトと、組込みのアクセシビリティおよびモバイル・サポートを備えた多様な最新のUIコンポーネントが提供されています。
CPQ Cloud 19Cでは、次の機能を追加して、JET構成UIを強化しています。
CPQ Cloud 19Cからは、クライアント側の統合によって、Oracle Commerce Cloudなどの外部統合向けに、JET構成UIをiFrame内に表示できるようになりました。クライアント側の統合により、CPQ Cloudとパートナ・サイト間でのデータの共有が可能になります。外部ユーザーがモデルを構成する場合、CPQ JET構成UIページはiFrameに埋め込まれて統合アプリケーションに表示されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
CPQ Cloud 19Cからは、JET構成UIでサブスクリプション・オーダーの操作がサポートされます。変更操作および後続オーダーの場合は、「更新」、「やり直し」、「トランザクションに追加」、「トランザクションに戻る」およびカートに追加の各処理を実行できます。再構成操作の場合は、再構成を「取消」または「保存」できます。
資産の一時停止
資産の作成後、営業ユーザーは、任意の資産処理(つまり、一時停止、再開、更改、変更または終了)を実行できる変更オーダーを作成できます。
たとえば、顧客の休暇期間中にエンターテイメント・サービスとインターネット・サービスを一時停止する場合などです。カスタマ・サポート担当者は、新規トランザクションを作成し、要求日を入力し、「顧客資産」」をクリックしてサブスクリプション・ワークベンチを開き、顧客に関連付けられているアクティブな資産を表示します。担当者は該当する資産を選択して「一時停止」をクリックします。
JETトランザクションUIが開き、要求された変更が処理コードに反映されており、Unity InternetとUnity Entertainmentは「一時停止」に設定されています。
資産の再開
顧客の休暇が終了したら、インターネット・サービスとエンターテイメント・サービスを再開します。カスタマ・サービス担当者はトランザクションにナビゲートし、要求日を更新し、「顧客資産」をクリックしてサブスクリプション・ワークベンチを開きます。担当者は該当する資産を選択して「再開」をクリックします。
JETトランザクションUIが開き、要求された変更が処理コードに反映されており、Unity InternetとUnity Entertainmentは「再開」に設定されています。
資産の再構成
顧客がインターネット・サービスをアップグレードする場合もあります。カスタマ・サービス担当者は、ルート品目の明細品目を選択して、「再構成」アイコンをクリックします。
JET構成UIでルート・システム品目が開きます。担当者はシステム・ナビゲーション・パネルでUnity Internetのサブモデルをクリックします。
Unity Internetのモデル構成が開きます。担当者は、インターネットの速度を1 GBにアップグレードし、「更新」、「保存」の順にクリックします。
JETトランザクションUIが開き、要求された変更が処理コードに反映されています。50 MPS Broadbandが「削除」に設定され、1 GIG BroadbandおよびBroadband Routerの品目が「追加」に設定されています。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
重要:
- JET構成UIは19B ABOパッケージで動作確認済であり、JETが適切に機能するためにはこのパッケージの要素が必要です。
- 19B ABOパッケージを実装するには、My Oracle Support (文書ID 2182966.1)で入手可能なCPQ 19B Asset-Based Ordering Implementation Guideを参照してください。
CPQ Cloud 19C以降、JET構成UIでは、システム構成のすべての機能(システム・ルート品目内の構成可能モデルの階層構成)がサポートされています。システム・ナビゲーション・パネルには、システム内のモデルのステータス(ユーザーの処理が必要など)を識別するためのアイコンが含まれています。システム・ナビゲーション・パネルには、有効、不完全、無効な品目が表示され、モデルに警告またはエラーがあるかどうかも示されます。
システム・ナビゲーション・パネルは、最初はJET構成UIで非表示になっています。システム・ナビゲーション・パネルを表示するには、システム構成アイコンをクリックします。
システム・ナビゲーション・パネルはページの左側に表示されます。すべてのJET構成UIサイドバーの「オーバーレイ」または「コンテンツのプッシュ」の動作は、「構成レイアウト」プロパティで定義されます。システム・ナビゲーション・パネルのサイズを大きくするには、展開アイコンをクリックします。次の図では、展開アイコンは青い枠で囲まれています。
JET構成UIのシステム構成へのユーザー・アクセス
システムに含まれるすべての製品ファミリがJETに対応しており、システムにクロス・ファミリ・モデルが構成されているためレガシー・フローとJETフローが混在する場合、システム構成で表示される構成UIはルート・モデルによって決まります。次の表は、レガシー・フローとJETフローが混在する場合の構成UIの表示を示しています。
ルート・モデルの製品ファミリでJET構成UIが使用可能になっている |
ユーザーがルート・モデルに対するJET構成UIアクセス権を持っている |
ルート・モデルの製品ファミリでJET構成UIが使用可能になっている |
---|---|---|
はい | はい | システム全体(子モデルを含む)に対してJET UIが表示されます。 |
はい | いいえ | システム全体(子モデルを含む)に対してレガシーUIが表示されます。 |
いいえ | いいえ | システム全体(子モデルを含む)に対してレガシーUIが表示されます。 |
重要:
- JETがルート・モデルの製品ファミリに対して使用可能になっているが、一部の子製品ファミリでは使用可能になっていない場合、ユーザーは使用可能になっていない子モデルにナビゲートできず、エラーが表示されます。
- JETのユーザー・アクセス権と使用可能か使用不可が混在しているユース・ケースがJETで処理される仕組みの詳細は、CPQ Cloudの管理オンライン・ヘルプを参照してください。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
重要: CPQ 19C以降、サイドバーはシステム・ナビゲーション・パネルをサポートするために常に使用可能になっています。CPQ 19Bでは、JET品目リストの表示を「下部パネル」、JET価格表の表示を「下部パネル」または「非表示」に設定した場合、サイドバーは使用不可になっていました。
- 19BでJET構成UIを使用可能にし、サイドバーを使用不可にしていた場合は、CPQ 19Cへのアップグレード後にシステム・ナビゲーション・パネルを開いた際に問題が発生することがあります。このエラーが発生した場合、問題を解決するには、対応する製品ファミリをデプロイする必要があります。
- CPQ 19C以降、JET構成UIを初めて使用可能にする場合、問題は発生しません。
CPQの応答性とパフォーマンスに優れたJET UIを提供するための取組みの一環として、JET構成UIのヘッダーに作業インジケータが表示されるようになりました。これにより、処理が実行されていることが即時に視覚的に示されます。ユーザーがボタンをクリックするなどの処理を実行すると、ページ・タイトルの横にアニメーション・アイコンが表示され、処理が実行中であることが示されます。
このアイコン上には、詳細情報を示すツールチップ・ノートがあります。
システムの処理中に、一部またはすべての処理が一時的に使用不可になる場合がありますが、この期間中もユーザーは作業を続行できます。完了すると、インジケータが変わり、処理が完了したことが示されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
次のリストに、CPQ Cloud 19CのJET構成UIでの主な変更点、制限事項および既知の問題の説明を示します。
有効化のステップ
管理者は、JET構成UIを実装する前に、JET構成UIの主な変更点、制限事項および既知の問題を確認する必要があります。
CPQ Cloud 18CのJETレスポンシブUIでは、応答性に優れた最新のユーザー・エクスペリエンスが提供されています。レスポンシブ・デザインでは、様々なブラウザの表示幅にあわせて垂直に表示されるレイアウトと、組込みのアクセシビリティおよびモバイル・サポートを備えた多様な最新のUIコンポーネントが提供されています。
CPQ Cloud 19Cでは、次の機能を追加して、JETレスポンシブUIを強化しています。
すべてのJET UI表で列のサイズ変更ダイアログを使用できるようになりました。このダイアログを使用すると(タブレットや電話の表示では特に)、列のサイズを簡単に変更でき、正確な列幅を指定することもできます。
列ヘッダーを右クリックして「サイズ変更」を選択し、列の幅を入力します。タブレットや電話の表示の場合は、列ヘッダーをタップしてホールドし、「サイズ変更」オプションにアクセスします。
列のサイズ変更ダイアログでは、正確な列幅を指定できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
以前のリリースのJET UIでは、新規トランザクションや異なるトランザクションを開いたときに、ユーザーが最後に表示したタブが開かれていました。JETトランザクションUIでは、展開されたパネルの設定も保持されていました。新しいJET UIでは、新しいセッションまたはトランザクションではデフォルトのタブが開かれ、パネルの展開設定は保持されなくなりました。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
堅牢かつ高性能な統合型プラットフォームを求める大規模で複雑な大企業のお客様の要望に応え、CPQ Cloudリリース19Cには次の機能および拡張が搭載されています。
- BMLの拡張
- コマース統合の拡張
- 統合センターの拡張
- Microsoft Dynamics 365統合の拡張
- REST APIの拡張
- Salesforce統合の拡張
CPQ Cloud 19Cでは、次の新しいBML関数が導入されました。
CPQ Cloud 19Cでは、管理者がBMLを使用してトランザクションにモデルを追加できる、新しいBML関数がサポートされています。addToTransaction関数を使用すると、営業ユーザーによって構成が保留されているモデルを含む、新しいトランザクション明細を自動的に追加できます。
BML構文:
パラメータ:
戻りタイプ: JSON配列
例:
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
- addToTransaction関数は、任意のコマース処理のBML関数で実行できます。
- addToTransactionは、コマース処理の「拡張変更 - 算式の前」および「拡張変更 - 算式の後」にのみ使用できます。
- 構成属性に値を割り当てるときには、小数点、整数、通貨、日付、ブールおよび文字列がサポートされます。
CPQ Cloud 19Cでは、管理者が、パブリックWebサービスへのアウトバウンドWebサービス・コールの保護に使用するための、ハッシュベースのメッセージ認証コードを作成できる、新しいBML関数が追加されています。generateHmacMessage関数は、SHA-256、SHA-384、SHA-512、SHA-1、MD5などの5つのタイプのハッシュ・アルゴリズムをサポートします。
BML構文:
パラメータ:
戻りタイプ: 文字列
例:
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
- このBML関数はデジタル・アシスタント統合とともに使用できます。BMQLを使用して、使用可能になっている統合からキー値を取得できます。デジタル・アシスタント統合タイプを参照してください。
- この関数は、JSON Webトークン(JWT)署名などの署名コールアウトに使用できます。
コマース統合は、処理実行時の外部システムとの情報の送受信に使用されます。一般的な例としては、CRMから商談詳細をインポートしたり、見積詳細をCPQからCRMまたはオーダー管理システムにエクスポートしたり、他の外部リソースから在庫または価格設定情報を取得したりすることが挙げられます。
CPQ Cloud 19Cでは、次のコマース統合機能が拡張されています。
CPQ Cloud 19Cでは、統合時に明細品目をインポートする機能が追加されています。これは、トランザクションを最初に作成するときに、商談から明細品目をインポートするのに使用できます。一部の販売プロセスでは、見積準備が完了する前に商談での製品選択を許可する場合があります。この拡張によって、トランザクションが作成された後にそれらの製品を再入力する必要がなくなります。
インポート統合の結果パーサーで、作成または更新対象のトランザクションおよびトランザクション明細の両方のXMLを生成できるようになりました。次のXSLスニペットは、トランザクションに加えて明細品目を作成する際に使用される構造を示しています。
重要: 前述の例では、varnameが作成する文書タイプのvarnameと一致している必要があります。
トランザクション明細としての部品の追加
部品をトランザクション明細として追加する場合は、結果パーサーで次のシステム属性を設定します。
例:
次の例では、トランザクションに商談名を移入し、部品を含む2つの明細品目を作成します。
トランザクション明細としての構成の追加
構成をトランザクション明細として追加する場合は、結果パーサーで次のシステム属性を設定します。
例:
次の例では、トランザクションに商談名を移入し、いくつかの構成属性値が事前に設定される未構成のモデルを含む1つの明細品目を作成します。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、サービス・リクエスト(SR)を登録する必要があります。
ヒントと考慮事項
- 構成属性に値を割り当てるときには、小数点、整数、通貨、日付、ブールおよび文字列がサポートされます。
- トランザクションとは異なり、この統合中に作成または更新されたトランザクション明細品目は、同じ処理で実行されるそれ以降の統合で使用することはできません。
- _part_number、_model_variable_name、_model_product_line_var_name、_model_segment_var_name、_config_attr_valuesの各属性は、既存の明細品目では変更できません。
- 価格表は、トランザクション明細品目ではなくトランザクションに設定する必要があります。トランザクション明細品目の価格表が入力されている場合は、トランザクションの価格表と一致している必要があります。一致していない場合はエラーが発生します。
CPQ Cloudアプリケーションは、様々な方法で様々なタイプのアプリケーションと統合できます。一部の統合要件には、ソフトウェア・パッケージ自体に含まれるデフォルト機能と、いくつかの追加構成で対応できます。ビジネスのニーズやソフトウェアの制限によっては、その他の機能をカスタム・ベースで構築する必要があります。
統合センターにより、CPQ Cloudとサード・パーティの統合を確立するための集中管理された場所が提供されます。統合には、次のような多くの利点があります。
- マーケティング・プロセスと営業プロセスの合理化
- 顧客情報の編成と更新
- データの手動入力の防止
- 冗長、不要または些末な日々のステップの排除
CPQ Cloud 19Cでは、次の統合センター機能が導入されました。
CPQ Cloud 19Cでは、デジタル・アシスタントという新しい統合タイプが統合センターに追加されました。この統合では、外部のチャットボット/メッセージング・サービスの接続の詳細が定義されます。定義した詳細はBMLを介して取得でき、外部サービスへのメッセージの送信に使用できます。
有効化のステップ
CPQ Cloud内でデジタル・アシスタント統合を作成するには、次のステップを実行します。
- 「統合センター」ページにナビゲートします。管理ホーム→「統合プラットフォーム」→「統合センター」
- 「統合の作成」をクリックします。
- 「タイプ」ドロップダウンから「デジタル・アシスタント」を選択します。
- 一意の名前を入力します。この名前が統合の変数名になります。
- 統合の摘要を入力します。
- 外部チャットボット/メッセージング・サービスのログインURLを入力します。
重要: デジタル・アシスタントが使用可能になっている場合は、ログイン・ドメインURLがallowed_partner_domainsリストに対して検証されます。ホワイトリストにドメインを追加する必要がある場合は、My Oracle SupportでSRを作成して、ドメインをallowed_partner_domiansに追加してください。
- 外部チャットボット/メッセージング・サービスにアクセスするためのユーザー名とパスワードを入力します。
- エンドポイントURLを入力します。これは、外部のチャットボット/メッセージング・サービス内のインバウンドURLフィールドとして定義されます。
- 「クライアントの秘密」を入力します。これは、外部のチャットボット/メッセージング・サービス内の秘密キー・フィールドとして定義されます。
- 「統合使用可能」チェック・ボックスを選択します。
- 「保存」をクリックします。
デジタル・アシスタント統合の作成後、BMQLを使用して詳細を取得し、BML統合でメッセージを外部チャットボット/メッセージ・サービスに送信するために使用できます。BMQLの例を次に示します。
Microsoft Dynamics 365 for Sales (CRM)のユーザーは、Oracle CPQ Cloudと統合して、シームレスなシングル・サインオン操作を使用して商談からCPQ Cloudにアクセスし、新しい見積を作成し、既存の見積を編集できます。見積データと明細品目はDynamicsに同期され、より信頼性の高い予測およびレポートが可能になります。
Dynamics 365統合は継続的に改善されており、Oracle CPQ Cloud Connector for Dynamics 365バージョン1.0とCPQ Cloud 19Cでは、次の拡張機能が使用可能になりました。
BMLアカウント統合を使用したアカウント情報の自動入力およびリフレッシュ
管理者は、顧客がDynamics 365から新しいOracle見積を作成したときに、Microsoft Dynamics 365のアカウント情報をCPQ Cloudに自動的にインポートするBMLタイプのアカウント統合を作成し、そのアカウント情報をいつでもリフレッシュ可能にすることができます。
BMLタイプのアカウント統合を作成した後、管理者は、統合を「住所のリフレッシュ」処理(_auto_fill_action)に追加し、統合によって返された属性をトランザクション属性にマップできます。Dynamics 365で新しいOracle見積が作成されると、「住所のリフレッシュ」処理が起動し、マップされた値がOracle見積に追加されます。
有効化のステップ
この拡張機能を使用可能にするには、19C Microsoft Dynamics移行パッケージをインストールまたはアップグレードして、アカウント統合を作成する必要があります。Oracle CPQ CloudおよびMicrosoft Dynamics 365のインプリメンテーション・ガイドを参照してください。
管理者は、Microsoft Dynamics 365の連絡先リストからカナ住所をインポートし、選択した住所情報をトランザクションの請求先および出荷先住所セットに保存する、BMLタイプのアカウント統合を作成できます。
BMLタイプのアカウント統合を作成した後、統合を「カナ住所の選択」処理(_select_alternate_address_action)に追加し、統合によって返された属性をトランザクション属性にマップできます。ユーザーがDynamics 365でOracle見積を作成または編集し、連絡先リストからカナ住所を選択すると、Oracle見積の請求先および出荷先住所セットにマップされた属性値が移入されます。
有効化のステップ
この拡張機能を使用可能にするには、19C Microsoft Dynamics移行パッケージをインストールまたはアップグレードして、アカウント統合を作成する必要があります。Oracle CPQ CloudおよびMicrosoft Dynamics 365のインプリメンテーション・ガイドを参照してください。
CPQ Cloud 19Cでトランザクションがアクティブとしてマークされると、プライマリ見積情報のアップサート統合では、商談にアクティブな価格表を設定し、製品を価格表品目として追加できます。
「見積はプライマリ」チェック・ボックスをクリックすると、見積は商談のアクティブな見積として指定されます。その見積の明細品目は商談製品として商談に同期されます。以前のリリースでは、これらの製品は「書込み製品」としてマークされていました。このリリースでは、価格表を指定すると、製品は既存の製品として追加されます。
有効化のステップ
この拡張機能を使用可能にするには、19C Microsoft Dynamics移行パッケージをインストールまたはアップグレードして、明細品目アップサート統合を変更する必要があります。Oracle CPQ CloudおよびMicrosoft Dynamics 365のインプリメンテーション・ガイドを参照してください。
CPQ Cloud 19Cでは、商談に関連付けられたOracle見積が削除されると、関連付けられたすべての商談製品が自動的に削除されます。
有効化のステップ
この拡張機能を使用可能にするには、Oracle CPQ Cloud Connector for Dynamics 365のバージョン1.0をインストールするか、これにアップグレードする必要があります。Oracle CPQ CloudおよびMicrosoft Dynamics 365のインプリメンテーション・ガイドを参照してください。
以前のリリースでは、新しいOracle見積を作成すると、新しい見積情報を入力するためのポップアップ・ウィンドウが開きました。後でその見積を編集すると、見積はアクティブ・ウィンドウで開きました。19Cではこのような不整合を排除し、新しい見積と見積編集はどちらもアクティブ・ウィンドウで開きます。
有効化のステップ
この拡張機能を使用可能にするには、Oracle CPQ Cloud Connector for Dynamics 365のバージョン1.0をインストールするか、これにアップグレードする必要があります。Oracle CPQ CloudおよびMicrosoft Dynamics 365のインプリメンテーション・ガイドを参照してください。
以前のリリースでOracle見積を作成または編集した場合、Dynamicsのボタン・バーには、CPQ Cloud ? Dynamics 365統合には適用されないDynamics 365ネイティブのボタンが表示されました。CPQ Cloud 19Cの拡張機能では、Oracle見積を作成または編集する場合にDynamicsボタン・バーが表示されなくなりました。
有効化のステップ
この拡張機能を使用可能にするには、Oracle CPQ Cloud Connector for Dynamics 365のバージョン1.0をインストールするか、これにアップグレードする必要があります。Oracle CPQ CloudおよびMicrosoft Dynamics 365のインプリメンテーション・ガイドを参照してください。
新しいOracle見積を作成または編集し、その後商談に戻ると、商談が自動リフレッシュされ、更新されたOracle見積と商談製品のリストが表示されます。
有効化のステップ
この拡張機能を使用可能にするには、Oracle CPQ Cloud Connector for Dynamics 365のバージョン1.0をインストールするか、これにアップグレードする必要があります。Oracle CPQ CloudおよびMicrosoft Dynamics 365のインプリメンテーション・ガイドを参照してください。
Microsoft Dynamics 365統合により、営業担当は、CPQ Cloud UIをDynamics内で開き、CRMから見積を作成および編集できます。以前のリリースでは、レガシー・デスクトップUIのみがサポートされていました。Dynamicsソリューションの新規バージョンでは、JETレスポンシブUIを埋め込む機能が追加されました。
有効化のステップ
この拡張機能を使用可能にするには、CPQ Cloud 19CとOracle CPQ Cloud Connector for Dynamics 365のバージョン1.0をインストールするか、これにアップグレードする必要があります。Oracle CPQ CloudおよびMicrosoft Dynamics 365のインプリメンテーション・ガイドを参照してください。
CPQ Cloudでは、オブジェクトとデータはREST APIおよびRESTful標準によって公開されます。REST APIを使用してオブジェクトおよびデータを公開すると、APIコールがより単純になり、HTTP標準を使用してより堅牢な統合が行われます。適切なHTTP Basic認証を使用すると、他のサード・パーティのシステムは、CPQ CloudのREST APIを問い合せて、レスポンスを取得し、必要に応じて返されたデータを使用できます。
CPQ Cloud 19Cには、次の機能をサポートするREST APIの拡張機能が含まれています。
構成メタデータREST APIの親属性問合せパラメータの表示
CPQ 19Cからは、「showParentAttrs= true」問合せパラメータを構成属性と配列セット・メタデータREST APIエンドポイントに追加することで、親レベル属性から継承された該当するすべてのメタデータが返されます。19Cより前のリリースでは、継承されたすべての属性を取得するには複数のRESTコールが必要でした。単一モデルに適用可能なすべての属性を取得するには、モデル、製品ライン、製品ファミリおよびすべての製品ファミリに対するRESTコールを作成する必要がありました。
URIエンドポイントの例
たとえば、次のエンドポイントは、「ultraPowerSolutionsPackage」モデル、「サーバー」製品ライン、「vision」製品ファミリおよびすべての製品ファミリに定義された属性のメタデータを返します。
有効化のステップ
REST APIガイドのRESTサービス定義(「Oracle Help Center」→関心のあるアプリケーション・サービス領域 →「REST API」から使用可能)を参照してください。OracleのRESTサービスを初めて利用する場合は、「クイック・スタート」セクションから始めることができます。
製品ファミリ統合のための構成メタデータREST APIの拡張
CPQ Cloud 19Cでは、JET構成UIの製品ファミリ統合をサポートするために、次の構成メタデータ・エンドポイントが導入されました。
URIエンドポイントの例
レスポンス本文の例
有効化のステップ
REST APIガイドのRESTサービス定義(「Oracle Help Center」→関心のあるアプリケーション・サービス領域 →「REST API」から使用可能)を参照してください。OracleのRESTサービスを初めて利用する場合は、「クイック・スタート」セクションから始めることができます。
サブスクリプション・オーダーのための構成ランタイム・データREST APIの拡張
CPQ Cloud 19Cでは、サブスクリプション・オーダーのフローがサポートされています。構成ランタイム・データ構成モデルの構成とモデルの再構成の拡張によって、サブスクリプション・オーダーの変更、再構成および後続オーダーの処理がサポートされます。
モデルの構成の拡張
「_configure」処理は、適切な入力を使用してモデルを構成し、構成データを生成するために使用します。サブスクリプション・オーダーの場合、この処理は、資産の変更または後続オーダーの作成に使用します。CPQ 19C以降、モデルの構成REST APIでは、内部資産変更フローの次の要求本文パラメータを受け入れます。
- configContextKey - 予測されるBOMおよび構成を含むグローバル・キャッシュ・エントリのキー。コマースと構成間でABOパッケージ・データをやりとりするために使用します。
- rootBomItemId - ルートBOM品目の識別子。
資産を変更する場合、「configContextKey」および「rootBomItemId」パラメータは、資産の変更レスポンスから取得されます。後続オーダーの場合、「configContextKey」および「rootBomItemId」パラメータは、コマース・トランザクションの後続オーダーの作成レスポンスから取得されます。
モデルの構成の要求本文の例(内部資産変更フロー)
外部資産変更フローの場合、モデルの構成REST APIは、次の要求本文パラメータを受け入れます。
- fromPartner - 構成がパートナ・サイトから要求されたことを示します。クライアント側統合の場合、この値はtrueです。assetKeyが指定されている場合、この値は自動的に「true」に設定されます。
- assetKey - 資産の存続期間に資産コンポーネントを一意に識別するキー。
- transactionDate - サービス要求を処理または履行する必要がある日時。assetKeyが指定されている場合、このフィールドはオプションです。assetKeyが指定されていない場合、これは許可されません。
- transactionId - 外部プロセス統合の現在のトランザクション識別子。
モデルの構成の要求本文の例(外部資産変更フロー)
モデルの再構成の拡張
この「_reconfigureTxn」処理は、構成ルールを実行して前回の選択データと構成データを保持するために、トランザクションからのモデル再構成で使用されます。サブスクリプション・オーダーの場合、この処理は内部アプリケーションの資産の再構成に使用されます。19C以降、モデルの再構成REST APIは「configContextKey」要求本文パラメータを受け入れます。
資産の再構成の場合、「configContextKey」パラメータは資産の再構成レスポンスから取得されます。
モデルの再構成の要求本文の例(内部資産変更フロー)
有効化のステップ
REST APIガイドのRESTサービス定義(「Oracle Help Center」→関心のあるアプリケーション・サービス領域 →「REST API」から使用可能)を参照してください。OracleのRESTサービスを初めて利用する場合は、「クイック・スタート」セクションから始めることができます。
システム構成のシステム・ナビゲーション・パネルには、システムの階層を示すためのモデルや部品のアイコン、およびユーザー処理が必要なモデルを特定するためのステータス・アイコンが表示されます。
システム・ナビゲーション・ステータス・オブジェクト
システム・ナビゲーション・パネルの情報は、構成ランタイム・データREST APIの「_sysNavigationInfo」リソース内に格納されます。CPQ Cloud 19Cでは、「_sysNavigationInfo」リソースに新しい「_status」オブジェクトが追加されました。「_status」オブジェクトは、システム内の品目に設定可能なすべての状態を示すブール・オブジェクトのセットです。
次の表に、「_status」オブジェクトの内容を示します。
レスポンス本文の例
システム構成モデル間のナビゲート
システム・ナビゲーション・パネルを使用すると、システム構成内の異なるモデル間での切替えも可能になります。CPQ Cloud 19Cでは、JET構成UIのシステム構成ナビゲーションをサポートするために、次の構成ランタイム・データREST APIサービス・エンドポイントが追加されています。
URIエンドポイントの例
要求本文の例
有効化のステップ
REST APIガイドのRESTサービス定義(「Oracle Help Center」→関心のあるアプリケーション・サービス領域 →「REST API」から使用可能)を参照してください。OracleのRESTサービスを初めて利用する場合は、「クイック・スタート」セクションから始めることができます。
Oracle CPQ Connector for Salesforceは、Salesforceプラットフォームに構築されるOracle CPQ Cloudのための次世代Salesforce統合ソリューションです。CPQ Cloudは、LightningとSalesforce Mobileに対応した、今日の市場において最も先進的で強力なCPQソリューションを提供します。
Salesforce統合は継続的に改善されており、Oracle CPQ Cloud Connector for Salesforceバージョン8.2では、次の拡張機能が使用可能になりました。
新しいトグルでは、Oracle見積がアクティブとしてマークされている場合、管理者は、商談に直接追加された商談製品(CPQが追加していない製品)を保持または置換できます。
有効化のステップ
未見積商談製品を許可するようにトグルを設定するには:
- 「設定」→「作成」→「開発」をクリックします。
- カスタム設定をクリックします。
- カスタム設定ページで、CPQ拡張設定の横にある「管理」をクリックします。
- CPQ拡張設定ページで「編集」をクリックします。
- 未見積商談製品の保持チェック・ボックスを選択します。
- 「保存」をクリックします。
リンクされたSalesforceユーザーが非アクティブ化された場合にCPQユーザーを自動的に非アクティブ化
CPQユーザーにリンクされているSalesforceユーザーが非アクティブ化されると、接続されているすべてのCPQサイトでも、そのユーザーのアカウントは自動的に非アクティブ化されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
ユーザーが非アクティブ化されると、SalesforceユーザーもCPQユーザーからリンク解除されます。後でSalesforceとCPQの両方でユーザーを再アクティブ化する場合は、Oracleユーザー・レコードでCPQユーザーにリンク・チェック・ボックスを再度選択する必要があります。
新しいトグルを使用すると、管理者は、アカウントにのみ添付された新しい見積の作成をブロックできます。
使用可能にした場合、新規見積の作成時に「アカウント」を選択するオプションは表示されません。
有効化のステップ
アカウントに添付されていない見積の作成をブロックするようにトグルを設定するには:
- 「設定」→「作成」→「開発」をクリックします。
- カスタム設定をクリックします。
- カスタム設定ページで、CPQ拡張設定の横にある「管理」をクリックします。
- CPQ拡張設定ページで「編集」をクリックします。
- アカウント見積を許可しないチェック・ボックスを選択します。
- 「保存」をクリックします。
「アクティブとしてマーク」機能は、CPQとSalesforceの間で価格表エントリの同期が不要になるよう簡略化されました。「アクティブとしてマーク」機能は、見積明細品目を取得して商談製品に変換します。以前のバージョンのCPQ Connector for Salesforceでは、商談製品を正常に作成するために、各見積明細品目に対して、製品、価格表および通貨の組合せの正しい価格表エントリIDを指定する必要がありました。このロジックはCPQ Cloud内で管理する必要があり、複雑で時間がかかる作業でした。
この拡張機能では、商談製品を次のいずれかの値で作成できるようにすることで、プロセスが簡略化されました。
- Salesforceの製品ID
- CPQ Cloudの部品番号
- Salesforceの価格表エントリID
有効化のステップ
この機能を使用可能にするために、管理者は、既存のエクスポート統合を変更して、前述の値のいずれかを指定する必要があります。部品同期および見積明細品目のアップサートの設定の詳細は、Oracle CPQ Connector for Salesforce設定ガイドを参照してください。
ヒントと考慮事項
- Oracle見積で通貨が指定されている場合、その通貨は、商談製品が作成されるときに常に使用されます。
- 複数通貨を使用していて、通貨が指定されていない場合、製品は商談の通貨を使用して作成されます。
- Oracle見積で価格表IDが指定されている場合、その価格表は、商談製品が作成されるときに常に使用されます。
- 価格表が指定されていない場合、製品はデフォルトの価格表を使用して作成されます。
新しいトグルを使用すると、管理者は、アカウントまたは商談に添付されない見積の作成をブロックできます。
商談またはアカウントを選択せずに新しい見積を作成しようとすると、エラーが表示されます。
有効化のステップ
アカウントまたは商談に添付されていない見積の作成をブロックするようにトグルを設定するには:
- 「設定」→「作成」→「開発」をクリックします。
- カスタム設定をクリックします。
- カスタム設定ページで、CPQ拡張設定の横にある「管理」をクリックします。
- CPQ拡張設定ページで「編集」をクリックします。
- 新規見積の親への添付必須チェック・ボックスを選択します。
- 「保存」をクリックします。
OracleユーザーおよびOracleユーザー・プロファイルのタイム・ゾーン・リストの拡張
この拡張機能によって、Oracleユーザー・ページとOracleユーザー・プロファイル・ページの両方でタイム・ゾーンの表示方法が変更されます。また、複数の新しいタイム・ゾーンが追加され、複数の古いタイム・ゾーンが更新された同等のタイム・ゾーンで置換されました。これにより、Salesforceで使用可能なタイム・ゾーン・オプションにCPQ Cloudで使用されるオプションが反映されます。
格納される値 | 表示される値 |
---|---|
アフリカ/アルジェ |
(GMT+1:00 GMT+1:00) アルジェ |
アフリカ/カイロ |
(GMT+2:00 GMT+2:00) カイロ |
アフリカ/カサブランカ |
(GMT+0:00 GMT+1:00) カサブランカ |
アフリカ/ヨハネスブルグ |
(GMT+2:00 GMT+2:00) ヨハネスブルグ |
アフリカ/ナイロビ |
(GMT+3:00 GMT+3:00) ナイロビ |
アフリカ/トリポリ |
(GMT+2:00 GMT+2:00) トリポリ |
アフリカ/チュニス |
(GMT+1:00 GMT+1:00) チュニス |
アフリカ/ウィントフック |
(GMT+2:00 GMT+2:00) ウィントフック |
アメリカ/アダック |
(GMT-10:00 GMT-9:00) アダック |
アメリカ/アンカレッジ |
(GMT-9:00 GMT-8:00) アンカレッジ |
アメリカ/ボゴタ |
(GMT-5:00 GMT-5:00) ボゴタ |
アメリカ/ブエノスアイレス |
(GMT-3:00 GMT-3:00) ブエノスアイレス |
アメリカ/カラカス |
(GMT-4:00 GMT-4:00) カラカス |
アメリカ/シカゴ |
(GMT-6:00 GMT-5:00) シカゴ |
アメリカ/デンバー |
(GMT-7:00 GMT-6:00) デンバー |
アメリカ/エルサルバドル |
(GMT-6:00 GMT-6:00) エルサルバドル |
アメリカ/ゴッドホープ |
(GMT-3:00 GMT-2:00) ゴッドホープ |
アメリカ/ハリファックス |
(GMT-4:00 GMT-3:00) ハリファックス |
アメリカ/インディアナポリス |
(GMT-5:00 GMT-4:00) インディアナポリス |
アメリカ/リマ |
(GMT-5:00 GMT-5:00) リマ |
アメリカ/ロサンゼルス |
(GMT-8:00 GMT-7:00) ロサンゼルス |
アメリカ/マサトラン |
(GMT-7:00 GMT-6:00) マサトラン |
アメリカ/メキシコ・シティー |
(GMT-6:00 GMT-5:00) メキシコ・シティー |
アメリカ/ニューヨーク |
(GMT-5:00 GMT-4:00) ニューヨーク |
アメリカ/ノローニャ |
(GMT-2:00 GMT-2:00) ノローニャ |
アメリカ/パナマ |
(GMT-5:00 GMT-5:00) パナマ |
アメリカ/フェニックス |
(GMT-7:00 GMT-7:00) フェニックス |
アメリカ/プエルトリコ |
(GMT-4:00 GMT-4:00) プエルトリコ |
アメリカ/レジャイナ |
(GMT-6:00 GMT-6:00) レジャイナ |
アメリカ/サンティアゴ |
(GMT-4:00 GMT-3:00) サンティアゴ |
アメリカ/サンパウロ |
(GMT-3:00 GMT-2:00) サンパウロ |
アメリカ/ズビスン |
(GMT-1:00 GMT+0:00) ズビスン |
アメリカ/セント・ジョーンズ |
(GMT-3:30 GMT-2:30) セント・ジョーンズ |
アメリカ/ティファナ |
(GMT-8:00 GMT-7:00) ティファナ |
アジア/アルマトイ |
(GMT+6:00 GMT+6:00) アルマトイ |
アジア/アンマン |
(GMT+2:00 GMT+3:00) アンマン |
アジア/バグダッド |
(GMT+3:00 GMT+3:00) バグダッド |
アジア/バクー |
(GMT+4:00 GMT+4:00) バクー |
アジア/バンコク |
(GMT+7:00 GMT+7:00) バンコク |
アジア/ベイルート |
(GMT+2:00 GMT+3:00) ベイルート |
アジア/カルカッタ |
(GMT+5:30 GMT+5:30) カルカッタ |
アジア/コロンボ |
(GMT+5:30 GMT+5:30) コロンボ |
アジア/ダマスカス |
(GMT+2:00 GMT+3:00) ダマスカス |
アジア/ダッカ |
(GMT+6:00 GMT+6:00) ダッカ |
アジア/ドバイ |
(GMT+4:00 GMT+4:00) ドバイ |
アジア/ホーチミン |
(GMT+7:00 GMT+7:00) ホーチミン |
アジア/香港 |
(GMT+8:00 GMT+8:00) 香港 |
アジア/イルクーツク |
(GMT+8:00 GMT+8:00) イルクーツク |
アジア/ジャカルタ |
(GMT+7:00 GMT+7:00) ジャカルタ |
アジア/エルサレム |
(GMT+2:00 GMT+3:00) エルサレム |
アジア/カブール |
(GMT+4:30 GMT+4:30) カブール |
アジア/カムチャッカ |
(GMT+12:00 GMT+12:00) カムチャッカ |
アジア/カラチ |
(GMT+5:00 GMT+5:00) カラチ |
アジア/カトマンズ |
(GMT+5:45 GMT+5:45) カトマンズ |
アジア/クラスノヤルスク |
(GMT+7:00 GMT+7:00) クラスノヤルスク |
アジア/クアラルンプール |
(GMT+8:00 GMT+8:00) クアラルンプール |
アジア/マガダン |
(GMT+11:00 GMT+11:00) マガダン |
アジア/マニラ |
(GMT+8:00 GMT+8:00) マニラ |
アジア/ノヴォシビルスク |
(GMT+7:00 GMT+7:00) ノヴォシビルスク |
アジア/オラル |
(GMT+5:00 GMT+5:00) オラル |
アジア/ラングーン |
(GMT+6:30 GMT+6:30) ヤンゴン |
アジア/リヤド |
(GMT+3:00 GMT+3:00) リヤド |
アジア/ソウル |
(GMT+9:00 GMT+9:00) ソウル |
アジア/上海 |
(GMT+8:00 GMT+8:00) 上海 |
アジア/シンガポール |
(GMT+8:00 GMT+8:00) シンガポール |
アジア/台北 |
(GMT+8:00 GMT+8:00) 台北 |
アジア/タシケント |
(GMT+5:00 GMT+5:00) タシケント |
アジア/トビリシ |
(GMT+4:00 GMT+4:00) トビリシ |
アジア/テヘラン |
(GMT+3:30 GMT+4:30) テヘラン |
アジア/東京 |
(GMT+9:00 GMT+9:00) 東京 |
アジア/ウラジオストク |
(GMT+10:00 GMT+10:00) ウラジオストク |
アジア/ヤクーツク |
(GMT+9:00 GMT+9:00) ヤクーツク |
アジア/エカテリンブルク |
(GMT+5:00 GMT+5:00) エカテリンブルク |
アジア/エレバン |
(GMT+4:00 GMT+4:00) エレバン |
大西洋/アゾレス |
(GMT-1:00 GMT+0:00) アゾレス |
大西洋/バミューダ |
(GMT-4:00 GMT-3:00) バミューダ |
大西洋/カーボベルデ |
(GMT-1:00 GMT-1:00) カーボベルデ |
大西洋/南ジョージア |
(GMT-2:00 GMT-2:00) 南ジョージア |
オーストラリア/アデレード |
(GMT+9:30 GMT+10:30) アデレード |
オーストラリア/ブリスベン |
(GMT+10:00 GMT+10:00) ブリスベン |
オーストラリア/ダーウィン |
(GMT+9:30 GMT+9:30) ダーウィン |
オーストラリア/ホバート |
(GMT+10:00 GMT+11:00) ホバート |
オーストラリア/ロードハウ |
(GMT+10:30 GMT+11:00) ロードハウ |
オーストラリア/メルボルン |
(GMT+10:00 GMT+11:00) メルボルン |
オーストラリア/パース |
(GMT+8:00 GMT+8:00) パース |
オーストラリア/シドニー |
(GMT+10:00 GMT+11:00) シドニー |
Etc/GMT+12 |
(GMT-12:00 GMT-12:00) |
ヨーロッパ/アムステルダム |
(GMT+1:00 GMT+2:00) アムステルダム |
ヨーロッパ/アテネ |
(GMT+2:00 GMT+3:00) アテネ |
ヨーロッパ/ベオグラード |
(GMT+1:00 GMT+2:00) ベオグラード |
ヨーロッパ/ベルリン |
(GMT+1:00 GMT+2:00) ベルリン |
ヨーロッパ/ブリュッセル |
(GMT+1:00 GMT+2:00) ブリュッセル |
ヨーロッパ/ブカレスト |
(GMT+2:00 GMT+3:00) ブカレスト |
ヨーロッパ/ダブリン |
(GMT+0:00 GMT+1:00) ダブリン |
ヨーロッパ/ヘルシンキ |
(GMT+2:00 GMT+3:00) ヘルシンキ |
ヨーロッパ/イスタンブール |
(GMT+3:00 GMT+3:00) イスタンブール |
ヨーロッパ/リスボン |
(GMT+0:00 GMT+1:00) リスボン |
ヨーロッパ/ロンドン |
(GMT+0:00 GMT+1:00) ロンドン |
ヨーロッパ/ミンスク |
(GMT+3:00 GMT+3:00) ミンスク |
ヨーロッパ/モスクワ |
(GMT+3:00 GMT+3:00) モスクワ |
ヨーロッパ/パリ |
(GMT+1:00 GMT+2:00) パリ |
ヨーロッパ/プラハ |
(GMT+1:00 GMT+2:00) プラハ |
ヨーロッパ/ローマ |
(GMT+1:00 GMT+2:00) ローマ |
ヨーロッパ/ワルシャワ |
(GMT+1:00 GMT+2:00) ワルシャワ |
GMT |
(GMT+0:00 GMT+0:00) GMT |
太平洋/オークランド |
(GMT+12:00 GMT+13:00) オークランド |
太平洋/チャタム |
(GMT+12:45 GMT+13:45) チャタム |
太平洋/エンダベリー |
(GMT+13:00 GMT+13:00) エンダベリー |
太平洋/フィジー |
(GMT+12:00 GMT+13:00) フィジー |
太平洋/ガンビエ |
(GMT-9:00 GMT-9:00) ガンビエ |
太平洋/ガダルカナル |
(GMT+11:00 GMT+11:00) ガダルカナル |
太平洋/ホノルル |
(GMT-10:00 GMT-10:00) ホノルル |
太平洋/キリティマティ |
(GMT+14:00 GMT+14:00) キリティマティ |
太平洋/マルキーズ |
(GMT-9:30 GMT-9:30) マルキーズ |
太平洋/ニウエ |
(GMT-11:00 GMT-11:00) ニウエ |
太平洋/ノーフォーク |
(GMT+11:00 GMT+11:00) ノーフォーク島 |
太平洋/パゴパゴ |
(GMT-11:00 GMT-11:00) パゴパゴ |
太平洋/ピトケアン |
(GMT-8:00 GMT-8:00) ピトケアン |
太平洋/ポナペ |
(GMT+11:00 GMT+11:00) ポンペイ |
太平洋/トンガタプ |
(GMT+13:00 GMT+14:00) トンガタプ |
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
パッケージの更新時に既存のタイム・ゾーンの選択が変更されることはありません。現在の選択内容はユーザーが更新するまで保持されます。古い値は問題なく引き続き使用できますが、新しいユーザーを作成する際には選択できません。
Lightning UIでの受注確度および価格の最適化分析のサポート
Salesforce Lightning UIでの「受注確度」および「価格の最適化」チャートのサポートが追加されました。これらのチャートには、CPQ Cloudが提供する受注確度および価格最適化分析からの予測が表示されます。
有効化のステップ
この機能を使用可能にするために、管理者は、CPQ Cloudで受注確度または価格の最適化の分析およびチャートを使用可能にするステップに従う必要があります。また、管理者は、CPQ Connector for Salesforceで、新しい属性をLightningトランザクションUIに追加するための標準のステップに従う必要があります。
ヒントと考慮事項
Lightningの「受注確度」および「価格の最適化」のチャートは、CPQ JET UIおよびレガシーUIの同じチャートとは動作が異なります。たとえば、次のようになります。
- Lightningのチャートでは、プロット上に正確な座標を表示するマウス・オーバー機能はサポートされていません。
- Lightningチャートでは、チャートの凡例がサイドへのオフセットではなく常にチャート領域内に表示されます。
- Lightningチャートでは、チャート領域に固定ピクセル幅が使用されます。
主なリソース
詳細は、CPQ Cloudオンライン・ヘルプのディール管理に関する記事を参照してください。
次に示すCPQ Cloudリリース19Cの拡張機能によって、次世代の販売プラットフォームが強化されました。
- 価格の最適化の拡張
- システム構成の拡張
価格の最適化では、正味収益やマージンを最適化するために、算術分析を使用して製品またはサービスの様々な価格に顧客がどのように応答するかを予測します。CPQ Cloudには、すぐに使用可能な機械学習型の価格の最適化ソリューションが用意されており、更新19Cでは価格ガイダンス分析および視覚化が追加されています。収益や収益性を判断するために様々なメトリックを使用するCPQ Cloudのお客様のために、これらの機能では、コーディング不要の簡単な設定を使用してカスタム属性を選択できるようになっています。ソフトウェア会社のように、コストがゼロに近いお客様は、コストやマージンを取得せずに、割引率をオフにした標準定価を管理できます。製造業者のように、有意の変動コストがあるお客様は、CPQ Cloudでコストおよびマージンを取得し、正味収益またはマージン率を管理できます。
CPQ Cloud 19Cでは、次の機能を追加して、価格の最適化ソリューションを強化しています。
CPQ Cloud 19Cでは、分析を作成および管理するための、使いやすいインタフェースが新しく導入されています。「分析」ページには、現在のコマース・プロセスのすべての分析が表示されます。分析名、摘要、変数名、最終変更、最終デプロイ、コマース文書および関連ルールが表示されます。管理者は分析名をクリックして、特定の分析の詳細にアクセスできます。
「価格の最適化」および「受注確度」の分析には、トレーニング・セッションの精度または失敗を示すトレーニング・ステータス・アイコンが表示されます。管理者は、成功ステータス・アイコンにポインタを重ねることで、最新の正常なトレーニング・セッションの詳細を表示できます。
「分析」ドロップダウン・メニューを使用すると、分析のコピー、削除および翻訳にすばやくアクセスできます。
新しい分析を作成するには、「分析の作成」をクリックし、フィルム・ストリップ・メニューをスクロールして、作成可能な分析の簡単な説明とサンプル・イメージを表示します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
CPQ Cloud 19Cでは、履歴または最適化ベースの値を評価できる新しい価格ガイダンス分析が導入されています。これによって、コマース・トランザクションおよびトランザクション明細文書に対して、適切かつ許可されている割引または価格をガイドする機能が提供されます。価格ガイダンス分析では、割引率または正味価格の価格設定ガイダンス値がコマース属性に移入されます。たとえば、見積または製品のタイプに対して「開始」、「ターゲット」および「最大」の割引を定義して、顧客に提供できる割引を営業ユーザーにガイドできます。設定が完了すると、ガイダンス値は、営業ユーザーのトランザクションUIに属性値または価格ガイダンス・ゲージを使用して表示されます。
価格ガイダンス分析の作成
価格ガイダンス分析を作成するには、「管理」→「コマース・プロセス」→「分析」にナビゲートし、「分析の作成」をクリックします。次に、「価格ガイダンス」オプションまでスクロールして、「作成」をクリックします。
「価格ガイダンス」ウィザードが開き、分析作成プロセスを通して管理者をガイドします。
名前ページ
最初のページで、「名前」、「変数名」および「摘要」(オプション)を定義します。必要な情報を指定した後、「データ」アイコンをクリックして次のページに進みます。
データ・ページ
2ページ目で、該当するコマース文書(トランザクション、トランザクション明細など)を選択します。分析データ・ソースに対して、「履歴価格設定データから学習」または「研修価格最適化の使用」を選択します。
履歴データからの学習
「履歴価格設定データから学習」を選択した場合、管理者は時間範囲フィルタおよび他のデータ・フィルタを追加できます。「時間範囲によるデータのフィルタ」を「はい」に設定した場合は、分析およびフィルタ範囲に対して、履歴トランザクションのフィルタに使用するターゲット日付属性を選択します。「追加データ・フィルタ」を「はい」に設定した場合は、「+」アイコンをクリックしてフィルタを追加し、「問合せ属性」、「演算子」、「トランザクション属性」、「指定値」の基準を指定します。
必要な情報を指定した後、「出力」アイコンをクリックして次のページに進みます。
研修価格最適化の使用
「研修価格最適化の使用」を選択した場合、管理者は、自動的に移入されたリストから目的の価格最適化分析を選択できます。必要な情報を指定した後、「出力」アイコンをクリックして次のページに進みます。
出力ページ
3ページ目で、1つ以上の変更処理を「アクションのトリガー」として選択します。営業ユーザーがコマースUIで処理のトリガーを起動すると、価格ガイダンス計算が実行されて計算結果が出力属性に格納されます。これはこのページで定義することもできます。
価格ガイダンス計算は、「算式」の後の「拡張変更 - 算式の後」BMLの前に実行されます。
重要: トランザクション明細価格ガイダンスの「アクションのトリガー」に「トランザクション」処理が選択されている場合は、トリガー処理によって、現在の見積のすべての明細品目に対してトランザクション明細価格ガイダンスが起動します。見積に多数の明細項目が含まれている場合は、営業ユーザーにデプロイする前にパフォーマンスを検証する必要があります。
履歴価格設定データから学習
「履歴価格設定データから学習」を使用した分析では、集計関数を使用して、履歴価格設定データに基づいて価格ガイダンス値を計算します。管理者は、出力属性に対して、「最大」、「最小」、「平均」、「百分位数」、「標準偏差」または「最新」の集計関数を使用できます:。「百分位数」の場合は、「百分位数値」も定義されます。
百分位数集計
「集計タイプ」が「百分位数」の場合、出力結果は累積百分位数の値に基づいて生成されます。たとえば、次のグラフは、40%、60%および80%の百分位数の値の価格しきい値を示しています。
研修価格最適化の使用
「研修価格最適化の使用」を使用した分析では、出力属性は、前のページで選択した分析からの最適価格に対する比率に基づいて定義されます。出力ごとに、比率は「デルタ(パーセント)」として定義され、オフセットの方向は「下限」または「上限」として指定されます。
デルタ(パーセント)
次の例では、次の価格ガイダンス値が使用されています。
- 下限割引%は、最大より25%少ない下限側の純貢献差益です。
- ターゲット割引%は、ターゲット価格を最適価格に調整します。
- 最大割引%は、最大より25%多い上限側の純貢献差益です。
次の価格最適化チャートに、割引率のオフセットを示します。
有効化のステップ
価格ガイダンス分析は、CPQ Cloud 19Cではトランザクション明細に対して自動的に使用可能になります。この新機能を営業ユーザーに表示するには、管理者が次のタスクを実行する必要があります。
- ドライバ属性、フィルタ属性または最適化設定として使用される属性の「データ列」を設定します。
- トレーニング済分析を使用して価格ガイダンスを定義する場合は、価格最適化分析を定義して正しくトレーニングします。
- HTML属性と分析および必要な出力属性を、該当するコマース・レイアウトに追加します。
- コマース・プロセスをデプロイします。
CPQ Cloud 19Cには新しい価格ガイダンス・ゲージが導入されており、使用可能な値の範囲に関連するトランザクションおよびトランザクション明細のレベルで、現在の価格または割引の値の視覚化を作成する機能が提供されています。ゲージは価格設定ガイダンスをサポートすることを目的としていますが、これを使用して、範囲またはグラデーションに関連する数値のしきい値および望ましさを表すことができます。
営業ユーザーは、ゲージにポインタを重ねることで、価格ガイダンスの詳細を表示できます。管理者は、価格ガイダンス・ゲージに単純または段階的なスケールを定義します。少なくとも2つのしきい値が必要ですが、5つの色を使用した範囲でしきい値を定義し、それぞれの色に2つのバリエーションを持たせることができます。ゲージにポインタを重ねると、ツールチップに各しきい値が表示されます。たとえば、次の図は、3つのしきい値を持つ価格ガイダンス・ゲージとホバー・ツールチップを示しています。
HTML属性であるトランザクション明細ゲージは、「トランザクション明細の詳細」ページにのみ表示できます。
価格ガイダンス・ゲージの作成
コマース価格ガイダンス・ゲージを定義するには、次のステップを実行します。
- 該当するトランザクションまたはトランザクション明細文書の「属性リスト」ページにナビゲートします。
「管理」→「プロセス定義」→「文書」→「属性」
- 「追加」をクリックします。「属性エディタ」ページが開きます。
- 「ラベル」および「変数名」を入力します。
- 「属性タイプ」メニューから「読取り専用テキストまたはHTML」を選択し、「追加」をクリックします。
- 「デフォルト」タブを選択します。
- 「視覚化」のデフォルト値オプションを選択します。
- ドロップダウン・メニューから「棒ゲージ - 水平」を選択します。
- 「現在の値」ドロップダウン・メニューから属性を選択します。
- 「しきい値」属性を選択し、「色」の値を設定します。「行の追加」をクリックして、しきい値品目を追加します。
- 「適用」をクリックして、属性の設定を保存します。
有効化のステップ
価格ガイダンス・ゲージは、CPQ Cloud 19CでのHTML属性視覚化明細として自動的に使用可能になります。この新機能を営業ユーザーに表示するには、管理者が次のタスクを実行する必要があります。
- 管理者は棒ゲージの視覚化を定義する必要があります。
- HTML属性と視覚化を該当するコマース・レイアウトに追加します。
- コマース・プロセスをデプロイします。
ヒントと考慮事項
- 価格ガイダンス・ゲージは、JETトランザクションUIでのみ動作保証されています。
- 明細品目グリッドではHTML属性がサポートされていないため、価格ガイダンス・ゲージを明細品目グリッドに追加することはできません。
CPQ Cloud 19Cからは、トランザクション明細の正味収益またはマージンを最大化するための最適な割引を営業ユーザーに提供できるようになりました。最適値は、履歴トランザクション・データおよび予測重要度がある属性(ドライバ属性とも呼ばれます)に基づいています。最適化する属性値と最適化の結果を移入する属性を定義できます。管理者は、定価をベンチマークとして使用して、最適な割引率から最適な正味価格を導出できます。設定後、最初のマシン学習タスクが完了したら、最適値の推奨事項を営業ユーザーのコマースUIに提示できます。
CPQ Cloud 19Cでは、トランザクションおよびトランザクション明細用の価格最適化分析を作成するプロセスが簡略化されています。価格最適化分析を作成するために、管理者は、「管理」→「コマース・プロセス」→「分析」にナビゲートし、「分析の作成」をクリックします。「価格の最適化」オプションにスクロールし、「作成」をクリックします。「最適化あり」オプションが自動的に選択され、分析定義エディタが開いたときに「価格最適化」設定が表示されます。
管理者は、トランザクション明細価格最適化分析の設定およびフィルタを定義する際に、トランザクション属性またはトランザクション明細属性を選択できます。また、出力トリガー処理を定義するときに、「トランザクション」または「トランザクション明細」処理を選択できます。属性を選択する場合、文書名は属性または処理の前にリストされ、トランザクション品目が最初にリストされます。
有効化のステップ
価格最適化分析は、CPQ Cloud 19Cではトランザクション明細に対して自動的に使用可能になります。この新機能を営業ユーザーに表示するには、管理者が次のタスクを実行する必要があります。
- ドライバ属性、フィルタ属性または最適化設定として使用される属性の「データ列」を設定します。
- 分析を定義し、正しくトレーニングします。
- HTML属性と分析および必要な出力属性を、該当するコマース・レイアウトに追加します。
- コマース・プロセスをデプロイします。
ヒントと考慮事項
- トランザクション価格最適化分析では、トランザクション属性および処理のみを使用できます。
- トランザクション明細価格最適化分析では、「データ列」に定義されているトランザクション属性を使用できますが、この機能はトランザクション明細散布図では使用できません。
現在の価格の受注確度を理解することは、トランザクションまたはトランザクション明細の利益を最大化するために重要です。顧客と価格設定を交渉する際、営業ユーザーは、割引と価格設定の変更に顧客が敏感に反応すること、およびどの価格または割引で顧客が購入しようと思うかについて理解している必要があります。CPQ Cloud 2017 R2で導入された受注確度分析では、営業ユーザーは履歴データに基づいてトランザクションの受注確度を予測できます。CPQ Cloud 19Cではこの機能が拡張され、トランザクション明細文書の受注確度分析が提供されます。
管理者は、トランザクション明細受注確度分析の設定およびフィルタを定義する際に、トランザクション属性またはトランザクション明細属性を選択できます。また、出力トリガー処理を定義するときに、「トランザクション」または「トランザクション明細」処理を選択できます。属性を選択する場合、文書名は属性または処理の前にリストされ、トランザクション品目が最初にリストされます。
有効化のステップ
受注確度分析は、CPQ Cloud 19Cではトランザクション明細に対して自動的に使用可能になります。この新機能を営業ユーザーに表示するには、管理者が次のタスクを実行する必要があります。
- ドライバ属性またはフィルタ属性として使用される属性の「データ列」を設定します。
- 分析を定義し、正しくトレーニングします。
- HTML属性と分析および必要な出力属性を、該当するコマース・レイアウトに追加します。
- コマース・プロセスをデプロイします。
ヒントと考慮事項
- トランザクション受注確度分析では、トランザクション属性および処理のみを使用できます。
- トランザクション明細受注確度分析では、「データ列」に定義されているトランザクション属性を使用できますが、この機能はトランザクション明細散布図では使用できません。
システム構成とは、ユーザーがCPQ Cloudでシステム全体を総合的に定義する関連するモデルのグループを使用して、販売する製品または製品のセットを構成し、まとめる方法を指します。システムとは、他のすべてのモデルを含むシステム・ルートがある、接続された構成可能モデルの階層的配置です。
CPQ Cloud 19Cでは、次の機能を使用できます。
CPQ Cloud 19Cでは、新しくシステム構成モデル・パス(_system_config_model_path)システム属性が導入され、現在のモデルのシステム内での正確な場所を含むJSONパスが返されます。「_system_config_model_path」は、現在のモデルのすべての親モデルと、現在のモデルに関連付けられている配列索引を含むパスを返します。
JSONパス・システム属性で提供される索引は、要素の絶対位置を使用しています。現在のモデルへのBOM階層パスを示します。システム構成モデル・パスはモデルに対してのみ返されますが、すべてのBOM品目(モデルと部品)自体の索引は階層の各レベルの子リストで取得されます。次の例は、基本的なシステム構成のシステム構成モデル・パスを示しています。
管理者は、モデル間ルールで「_system_config_model_path」を使用して、現在のモデルの親モデルおよび現在のモデルに関連付けられた配列索引をすべて含むパスを取得できます。たとえば、直接の親モデルから「色」の属性値を取得するとします。次のコード・サンプルでは、「_system_config_model_path」を使用して親モデルのパスを取得します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
CPQ Cloud 19Cでは、見積依頼(RFQ)とも呼ばれるコマース統合の見積要求でのシステム構成をサポートしています。コマース統合のセルフサービス・ユーザーはCPQ Cloud見積を要求できます。これにより、営業担当者による変更、再構成または割引が可能なCPQ Cloudトランザクションが開始されます。CPQ Cloudで確定されると、コマース統合に見積が返され、セルフサービス・ユーザーによって受入とオーダーが行われます。
CPQ 19Cより前のシステム構成の見積依頼ではルート・モデルと子モデルを持つトランザクションが作成されましたが、モデルは構成されませんでした。CPQ 19C以降のシステム構成の見積依頼では、構成済のすべてのモデルがトランザクションに追加されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
CPQ Cloud 19Cでは、お客様の要望により、次の機能および拡張が導入されました。
- 印刷処理での文書の自動保存
- クローン構成属性
- 文書のマージ
- 電子署名統合の拡張 - 順次要求またはパラレル要求
- リアルタイム統合失敗時の通知の送信
CPQ Cloud 19CのJETレスポンシブUIでは、印刷処理の「保存 - 自動」オプションが拡張され、文書はファイル添付属性に自動的に保存され、ポップアップ・ウィンドウからアクセスできるようになりました。この拡張により、ユーザーが追加の保存ステップを実行する必要がなくなりました。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
CPQ Cloud 19Cでは、構成属性および関連付けられているすべての属性プロパティのクローニングがサポートされています。
構成属性をクローニングするには、次のステップを実行します。
- 「サポートされている製品」ページにナビゲートします。管理ホーム→「製品」→「カタログ定義」
- 「ナビゲーション」ドロップダウンから「構成可能属性」を選択し、「リスト」をクリックします。「構成可能属性の管理リスト」ページが表示されます。
- 「構成可能属性の管理リスト」ページから、次のいずれかのステップを実行します。
- クローニングする構成処理の横にあるチェック・ボックスを選択し、「クローン」をクリックします。
重要: 一度にクローニングする対象として選択できる構成属性は1つのみです。「構成可能属性の管理リスト」ページから複数の属性を選択すると、エラー・メッセージが表示されます。
- クローニングする構成属性をクリックします。テキスト属性エディタ・ページが表示されたら、「クローン」をクリックします。
テキスト属性エディタ・ページに、「名前」フィールドに「のコピー」が表示され、デフォルトの「変数名」に「Clone_1」が表示されます。
- 「名前」フィールドに新しくクローニングされた属性の名前を入力します。
- 「変数名」フィールドに、新しくクローニングされた処理の一意の変数名を入力するか、デフォルトの変数名をそのまま使用します。
- 「適用」をクリックして、新しくクローニングされた構成可能属性を作成します。新しくクローニングされた構成可能属性のテキスト属性エディタ・ページが表示されます。
- (オプション)必要に応じて、「一般」および「関連ルール」タブで、新しくクローニングされた構成可能属性のフィールドを変更します。
- 「更新」をクリックして、新しくクローニングされた構成可能属性の変更を保存します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
管理者はクローニングされた構成可能属性をレイアウトに追加できます。クローニングされた属性は、元の属性がレイアウト上にあっても、レイアウトに自動的に追加されることはありません。
CPQ Cloud 19Cでは、文書デザイナの.pdf出力フォーマットのPDFドライバが拡張されました。すべてのお客様の環境で、マルチソース文書作成ライセンスが使用可能になっています。拡張機能の一部を次に示します。
- PDF文書を文書デザイナ・テンプレートとマージできるようになりました。詳細は、CPQ Cloudオンライン・ヘルプ→「文書デザイナ」→「要素」→「埋込み文書」の記事を参照してください。
- バインドされた要素にページ長より長いコンテンツがある場合、「分割しない」プロパティを使用すると、結合したコンテンツはクリップされなくなります。コンテンツは次のページに正常にフロー・オーバーします。
- フォント間隔の処理の改善
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
現在のPDF出力を検証し、出力が予想どおりに印刷されていることを確認してください。レイアウトに大きな差異がある場合は、My Oracle Supportでチケットをオープンしてください。
CPQ Cloud 19Cでは、トランザクションの電子署名要求ルーティングをパラレルにするか順次にするかを指定する、DocuSign統合サポートが追加されています。ルーティング・プリファレンスが順次の場合、営業ユーザーは、署名要求を受信する受信者の順序番号を指定できます。
パラレル・ルーティングの場合、すべての受信者が同時に電子署名要求を受信します。
順次ルーティングの場合、受信者は指定された順序で電子署名要求を受信します。このルーティング・オプションでは、パラレルおよび順次のルーティングを併用することもできます。各連番のルーティング番号に対して、必要な数の受信者を指定できます。同じルーティング番号でマークされたすべての受信者が同時に電子署名要求を受信します。
次の例は、順次電子署名ルーティングを必要とする文書と、このルーティングの「受信者の選択」ダイアログ・ボックスでの入力を示しています。
営業ユーザーは、文書の電子署名要求の準備が完了したら、次のようにしてDocuSignの順次またはパラレル電子署名ルーティングを指定します。
- 目的のトランザクションに移動します。
- 「ファイルの選択」をクリックして、署名用にアップロードする文書を選択します。
- 「受信者の編集」をクリックして、文書の受信者を選択します。「受信者の選択」ダイアログ・ボックスが表示されます。
- 電子署名のルーティング方法を決定します。
- ルーティングがパラレルである場合は、ボタン・スイッチが「パラレル」に設定されていることを確認します。
- 受信者の名前とEメールをフィールドに入力します。
- 追加(+)アイコンをクリックして受信者を追加するか、削除アイコンをクリックして受信者を削除します。
- ルーティングが順次である場合は、ボタン・スイッチが「順次」に設定されていることを確認します。
- 各受信者の順序番号を「順序」列に入力します。
- 受信者の名前とEメールをフィールドに入力します。
- 追加(+)アイコンをクリックして受信者を追加するか、削除アイコンをクリックして受信者を削除します。
- 「完了」をクリックします。受信者情報が保存され、トランザクション情報が表示されます。
- 「署名の要求」をクリックして、署名する文書を受信者に送信します。
有効化のステップ
DocuSign電子署名統合には、CPQ Cloudサイトでの設定が必要です。管理者は、この機能を営業ユーザーに通知する必要があります。
リアルタイム統合の設定に新しい「失敗した統合の再試行」ボタンと「最大再試行後のEメール受信者」設定が追加されました。管理者は、指定した受信者にEメールが送信される前の統合での最大再試行失敗数を設定できます。また、管理者の再試行プロセスを簡素化するために、「失敗した統合の再試行」ボタンが追加されました。
リアルタイム統合が最大再試行回数失敗した後にEメールを受信者に送信するには、次のステップを実行します。
- 「リアルタイム統合」ページにナビゲートします。管理ホーム→「統合プラットフォーム」→「統合設定」
- 「最大再試行後のEメール受信者」フィールドに、Eメール・アドレスまたは1人以上の受信者を入力します。
重要: 最大再試行回数の失敗後にEメール通知が送信されるようにするには、「最大再試行許容数」の値を1より大きい値にする必要があります。
- 「受入」をクリックします。
失敗した統合を再試行するには、次のステップを実行します。
- 「リアルタイム統合」ページにナビゲートします。管理ホーム→「統合プラットフォーム」→「統合設定」
- 「リアルタイム統合ログ」セクションで、「失敗した統合の再試行」をクリックします。これにより、失敗したすべてのリアルタイム統合が再試行されます。
重要:
- 管理者は、ネットワークまたは接続の問題が解決された後、定期的に失敗したリアルタイム統合をクリアすることが必要になる場合があります。
- 失敗したリアルタイム統合が正常に接続されると、その統合は失敗したリアルタイム統合のリストから削除されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
移行
移行センターまたは移行パッケージを使用してサイト間で移行する場合、両方のサイトで同じメジャー更新を使用する必要があります。コンテンツの移行は、同じメジャー更新内のマイナー更新間でのみ実行できます。メジャー更新間の移行は実行できません。
- 「メジャー更新」 = 更新19C
- 「マイナー更新」 = 更新19Cパッチ1
解決済の既知の問題
更新19Cで修正されたバグについての情報は、My Oracle SupportおよびCPQ Cloudオンライン・ヘルプでCPQ Cloud 19Cの解決済の既知の問題に関するドキュメントを参照してください。
翻訳
CPQ Cloud 19Cでは、システム定義の一部のメッセージとコンポーネントに対し、文字列が一部削除され、別の文字列が加えられました。システム定義の文字列で独自の実装固有の翻訳を作成した場合、一部の文字列は表示されなくなります。その他の文字列は英語で表示されるようになります。新たに英語で表示される文字列は翻訳する必要があります。
これらの大半のメッセージとコンポーネントはCPQ Cloudの管理側にあります。ただし、更新インストールをデプロイする前に、エンド・ユーザーと管理ページの両方をレビューして、すべての文字列が指定の言語で表示されていることを確認する必要があります。
翻訳ステータス
CPQ Cloudでは、シングルおよびマルチバイトの両方の文字セットの利用をサポートしています。ご利用のサイトで新しい言語を有効化するには、My Oracle Supportでサービス要求を発行してください。
次の言語については、プラットフォームとリファレンス・アプリケーションの両方で、CPQ Cloudのユーザー・インタフェース上での翻訳を利用できます。
- 中国語(簡体字) [中国]
- 中国語(繁体字) [台湾]
- チェコ語[チェコ共和国]
- デンマーク語[デンマーク]
- オランダ語[オランダ]
- 英語
- フィンランド語[フィンランド]
- フランス語
- フランス語[カナダ]
- ドイツ語
- ハンガリー語[ハンガリー]
- イタリア語
- 日本語[日本]
- 韓国語[韓国]
- ノルウェー語(ボークモール語) [ノルウェー]
- ポーランド語[ポーランド]
- ポルトガル語[ブラジル]
- ルーマニア語[ルーマニア]
- ロシア語[ロシア]
- スペイン語(全世界)
- スウェーデン語[スウェーデン]
- トルコ語[トルコ]
本番環境にアップグレードする前に、Oracle CPQ Cloud 19Cのすべてのテスト・インスタンスをアップグレードしてテストします。
ブラウザ・サポート
CPQ Cloudは、Oracle Software Webブラウザ・サポート・ポリシーの基準を満たすすべてのブラウザ・バージョンをサポートしています。
サポートされているブラウザ・バージョンの使用時に問題が生じた場合は、My Oracle Supportでチケットをオープンして問題を解決してください。サポートされているブラウザの使用時に問題が生じた場合は、修正プログラムが配信されるまで認定ブラウザ・バージョンを使用してください。認定ブラウザは現在の市場シェアに基づいて選択され、現在のバージョンの標準機能で動作するように徹底的にテストされています。
認定ブラウザ
Windows
- Google Chrome 75.x
- Mozilla Firefox 67.x
- Internet Explorer 11.x
重要: サイトに追加のJavaScript、代替CSS、または他のカスタム機能が含まれている場合は、選択されたブラウザとの互換性の問題が存在する可能性があります。カスタマイズはアドオンの作業が必要な場合があります。利用できる回避策と細かい修正を判断するためには、My Oracle Supportに連絡してください。
Salesforce統合サポート
オラクル社は、Oracle CPQ Connector for Salesforceのバージョン8 (インストール・パッケージ・バージョン1.10)とバージョン8.1 (インストール・パッケージ・バージョン8.1)を正式にサポートしています。レガシーOracle CPQ Commerce統合のバージョン7.2も引き続きサポートします。
重要: これらのパッケージの以前のバージョンは今後も機能する見込みですが、発生する新たな問題にオラクルが対応することはありません。サポートされている最新のバージョンにアップグレードすることをお薦めします。
トレーニング
現在使用中のバージョンとこれからアップグレードするバージョンまでのすべてのバージョンの、すべての新機能、解決済の既知の問題、および機能的な既知の問題を確認するために、リリース・ドキュメントを参照してください。
Oracle CPQ Cloud 19Cで導入された新機能を理解するには、CPQ Cloudオンライン・ヘルプを参照してください。その他のヘルプについては、My Oracle Supportを参照してください。
このドキュメントに明確に記載されていない情報については、Oracle CPQ Cloud 19Cの製品のヘルプに対するソフトウェア・サポート、またはOracle CPQ Cloudコンサルティング・チームに確認してください。
追加情報
Oracle CPQ Cloudの詳細は、Oracle CPQ Cloudのドキュメント・サイトを参照してください。
免責事項
このドキュメントの詳細は、高度な情報提供の目的でのみ使用され、仕様としてまたはオンライン・ヘルプの代用として使用することを目的としていません。後続リリースにアップグレードする際に、コマース・プロセス、構成またはグローバル機能設定の再デプロイメントが必要な場合があります。統合XSLファイルまたはAPIの変更も必要な場合があります。
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