- 改訂履歴
- 概要
- 任意の新機能の導入(オプト・イン)
- 更新タスク
- 機能のサマリー
- CX基盤
- コア・セールス・フォース・オートメーション
- 販売実績管理
- パートナ関係管理
- 販売分析
- インテリジェント・アドバイザ
- インポートとエクスポートおよびREST API
- サービス
- セキュリティ
- アプリケーション・コンポーザ
- 設定の簡素化
- 重要な処理と考慮事項
本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。
日付 | 機能 | ノート |
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2020年2月10日 | ワークスペース・データへのオフライン・アクセス | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2020年1月31日 | ワークスペース・データへのオフライン・アクセス | 文書の更新。更新20Aで提供される機能。 |
2020年1月31日 | 文書の更新。更新20Aで提供される機能。 |
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2020年1月31日 |
文書の更新。更新20Aで提供される機能。 |
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2020年1月31日 |
文書の更新。更新20Aで提供される機能。 |
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2019年12月20日 | 初版作成。 |
このガイドでは、今回の更新の新機能と機能向上を理解するうえで必要な情報の概要を示し、更新のために実行する必要があるタスクについて説明します。このガイドは本アップデートでの新規・改善機能の概要を理解するのに必要な情報およびアップデートに必要なタスクについて説明します。個々のセクションは機能の概略説明、その機能を実装に必要なステップ、ヒントおよび考慮点、他に必要なリソースが記述されています。
フィードバックをお寄せください
本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックはoracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.com宛にお送りください。
Oracle Cloudアプリケーションは、四半期ごとに新しい更新を配信します。つまり、ビジネスを効率的かつ効果的に管理するための新しい機能が、3か月ごとに提供されます。一部の機能は有効な状態で提供されます。これは、エンド・ユーザーが即時に使用できることを意味します。その他の機能は無効な状態で提供され、使用可能にするには処理を実行する必要があります。 すぐ使用できない状態で提供された機能は、いくつかの方法でエンド・ユーザーに対してアクティブ化できます。その1つが、Functional Setup Manager (FSM)の「オプト・イン」ページを利用する方法です。
「新機能」作業領域からのFSM「オプト・イン」ページへのアクセス:
- 「ナビゲータ」をクリックし、「新機能」(「自分の企業」の下).をクリックします
- 「新機能」ページで、確認する新機能が含まれているオファリングを選択します。
- オプト・イン対象の機能の「オプト・インに進む」をクリックします
- 「機能の編集」ページで、その機能の「使用可能」オプションを選択し、「完了」をクリックします
または...「設定および保守」作業領域からのFSM「オプト・イン」ページへのアクセス:
- 「ナビゲータ」をクリックし、「設定および保守」をクリックします
- 「設定」ページでオファリングを選択し、「機能オプト・インの変更」をクリックします
- 「オプト・イン」ページで、オプト・インする機能が含まれている領域の「機能の編集」アイコンをクリックします
- 「機能の編集」ページで、オプト・インする機能の「使用可能」オプションを選択します。「使用可能」列にチェック・ボックスではなく「編集」アイコンがある場合は、アイコンをクリックし、機能のオプションを選択して「保存してクローズ」をクリックします。
- 「完了」をクリックします。
FSMオプト・イン失効
FSMオプトインで無効な状態で配信された機能は、将来の更新で自動的に有効化される場合があります。 これは「オプト・イン失効」と呼ばれます。 クラウド・サービスで「FSMオプト・イン失効」がある場合、この文書に関連タブが表示されます。そのタブをクリックすると、機能が最初に無効な状態で提供された日時と、FSMオプトインが失効する日時の他、機能の自動有効化が表示される可能性があります。 ここをクリックして、すべてのOracle Cloud Applicationsにわたる「FSMオプト・イン失効」がある機能を確認することもできます。
この項では、更新の計画、デプロイおよび検証に役立つ情報を紹介します。このドキュメントには頻繁に情報が追加されるので、更新を開始する前に最新情報を必ずご確認ください。
更新の準備、デプロイおよび検証を行う際には、次のリソースを使用してください。
-
四半期更新の準備および検証の方法を学習するには、My Oracle Supportの四半期更新の準備(文書ID 2445338.1)を参照してください。
-
My Oracle Supportでこのリリースの最新のKnown Issues and Update Documents (ドキュメントID 1603154.1)を参照してください。
-
My Oracle Supportで、Oracle CX Sales and B2B Service: Removed Features(文書ID 2530879.1)を参照してください。
列の定義:
レポート = 新規または変更済の、オラクル社提供の実行可能レポート。
UIまたはプロセスベース: 小規模 これらのUIまたはプロセスベースの機能は、通常、フィールド、検証またはプログラムの軽微な変更で構成されます。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小になります。
UIまたはプロセスベース: 大規模* これらのUIまたはプロセスベースの機能には、より複雑な設計が含まれます。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は高くなります。
機能が無効化状態で提供 = エンド・ユーザーがこれらの機能を使用する前にアクションが必要です。これらの機能は無効化されており、有効にするかどうかとその時期は自分で選択します。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域を最初にレポートに組み込む必要がある、b)新しいWebサービスを使用するには統合が必要である、c)機能にアクセスするには、ユーザー・ロールに機能を割り当てる必要があるなどです。
エンド・ユーザーがすぐに使用可能 レポートと小規模UIまたはプロセスベースの新機能が更新後にユーザーに与える影響は最小限です。したがって、顧客受入テストでは、大規模UIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当てる必要があります。 |
エンド・ユーザーが使用するためにはお客様のアクションが必要 これらの機能をすぐに使用可能にするためにアクションが必要になるため破壊的ではありません。利用することを選択する際には、テストと展開のタイミングを設定します。 |
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機能 |
レポート |
UIまたは |
UIまたは |
|
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通知プリファレンスのアカウント、担当者、リード、商談およびアクティビティのサポート
「通知プリファレンス」ページで、受信者および配信方法を含む、より多くのオブジェクトに対する通知ルールを定義します。「通知プリファレンス」ページでサポートされるオブジェクトのセットに、アカウント、担当者、アクティビティ、営業リードおよび商談が含まれるようになりました。これらのオブジェクトの通知ルールを使用すると、次の配信方法を使用して、特定のオブジェクトに基づき、オブジェクトの所有者またはその他の適切な受信者に通知を送信できます。
- ベル通知
- デスクトップ通知(ブラウザのユーザー・インタフェース内)
- モバイル・プッシュ通知(CX Cloud Mobileアプリケーションへ)
適切な権限を持つユーザーの場合、「ツール」メニューに「通知プリファレンス」ページが表示されます。
有効化のステップ
アプリケーション・コンポーザを使用して、新規にサポートされるオブジェクトの通知ルールで使用するGroovyトリガーを定義します。
主なリソース
通知トリガーおよび通知プリファレンスの構成、設定および使用の詳細は、Oracle Help Centerで入手可能なOracle CX Service B2Bサービスの実装ガイドで確認できます。
ロール情報
管理者は、通知プリファレンス・マネージャを使用して通知ルールを構成できます。ORA_SVC_SR_ADMINISTRATORまたはORA_SVC_SR_POWER_USERの職務ロールを持つユーザーがアクセスできます。
複数の住所リージョンの使用時、アカウント、担当者および世帯のページの「プロファイル」タブにある住所リストの上部にプライマリ住所が表示されたままになります。これにより、住所のリストをスクロールしてプライマリ住所を表示する必要がなくなります。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
Oracle Help CenterにあるOracle CX Sales販売の使用ガイドを参照してください。
アカウントのビジネス・プラン・ページの拡張によるその他のデータの取得
「アカウントの編集」ページの「ビジネス・プラン」サブタブを拡張する際にデータをさらに取得するには、わかりやすい属性を追加します。
有効化のステップ
アプリケーション・コンポーザを利用してページ・レイアウトおよび属性を表示/調整します。アプリケーション・コンポーザの使用によるアプリケーションの拡張についてさらに学習するには、Oracle Help Center→関心のあるアプリケーション・サービス領域→「Books」→「Configuration and Extension」を参照してください。
- 「アプリケーション・コンポーザ」にナビゲートし、標準オブジェクト「アカウント」を選択します。
- 「ページ」→「アカウント詳細」ページ→「ビジネス・プラン」サブタブを選択します。
- ビジネス・プラン・オブジェクトからサブタブ・ページ・レイアウトに属性を追加します。
主なリソース
Oracle Help Centerの次のガイドを参照してください。
- Oracle CX Sales営業の実装
- Oracle CX CX SalesおよびB2Bサービスの拡張
ロール情報
営業管理者はページ・レイアウトを拡張します。営業担当および営業マネージャは、アカウント内の「ビジネス・プラン」サブタブのプライマリ・ユーザーです。
アクティビティをより効率的に管理するための導入ベース資産の使用
アクティビティ機能が導入ベース資産によって活用された後、タスクやアポイントメントなどのアクティビティをより効率的に管理します。たとえば、コピー機の保守をタスクに関連付けたり、自動車関連のアプリケーションでは車両のテスト・ドライブをアポイントメントに関連付けることができます。
有効化のステップ
アプリケーション・コンポーザを利用してページ・レイアウトおよび属性を表示/調整します。アプリケーション・コンポーザの使用によるアプリケーションの拡張についてさらに学習するには、Oracle Help Center→関心のあるアプリケーション・サービス領域→「Books」→「Configuration and Extension」を参照してください。
導入ベース資産とアクティビティ・オブジェクトの統合は、すべての新規顧客と既存顧客にとって、アプリケーション・コンポーザのオプトインです。
次の属性またはフィールドをアクティビティの表示、作成および編集ページに表示できます。
- 導入ベース資産
- 導入ベース資産番号
- 導入ベース資産シリアル番号
ヒントと考慮事項
UIの詳細:
- 導入ベース資産: これはユーザーが資産UIにドリルダウンできる値リストです
- 導入ベース資産番号: この導出された読取り専用の数値は、選択した資産の導入ベース資産番号を示します
- 導入ベース資産シリアル番号: この導出された読取り専用の数値は、選択した資産の導入ベース資産シリアル番号を示します
主なリソース
Oracle Help Centerで次のガイドを参照してください。
- Oracle CX Sales営業の実装
- Oracle CX CX SalesおよびB2Bサービスの拡張
重複解決要求はテスト・モードで送信できます。テスト・モードの要求は次のような場合に役立ちます。
- 要求ディスパッチャ・スケジュール済タスクに依存せずにテスト要求を即時実行します。
- アプリケーション・データを変更せずにマージ処理ロジックの反復レビューを有効にします。
- 構成されたマージ・ロジックの簡単な反復テストを有効にするために、即時処理の要求を繰り返し再送信します。
テスト・モードのマージ要求を送信するには、通常の解決要求の作成タスク・フローを使用します。
- 重複解決ページにナビゲートします。
- ページのタスク・スライド・メニューをアクティブ化します。
- 「解決要求の作成」タスクをクリックします。
- 重複レコードを選択し、「要求の作成」ボタンをクリックします。
- 「要求の作成: タイプの選択」ダイアログ・ボックスで、「マージのテスト」オプションを選択します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
テスト・モードのマージ要求を使用する場合は、次の点を考慮してください。
- テスト・モードのマージ要求では顧客データが変更されません。
- 重複解決上書きフローを使用すると、マージ処理ロジックの詳細を確認できますが、上書きフローでテスト・マージに加えられた変更は保存されず、関連する顧客レコードに対する後続のマージには影響しません。
- アプリケーション・コンポーザを使用して新規フィールドを追加することで顧客データ・モデルを変更する場合は、要求ディスパッチャ・プロセスを実行して重複解決メタデータを更新する必要があります。テスト・マージ要求では、メタデータは自動的にリフレッシュされません。
- テスト・モードのマージ要求を初めて実行すると、マージ・ルールおよびロジックがキャッシュされるため、以降のテストより実行時間が若干長くなる場合があります。
- 重複解決リスト・ページの処理メニューから使用できる処理は、テスト・マージには適用されません。
ロール情報
テスト・モードのマージは、顧客データ・スチュワード、データ・スチュワード・マネージャまたはマスター・データ管理アプリケーション管理者のジョブ・ロールを持つユーザーが使用できます。
データ品質マージを使用して、販売アカウント添付およびパーティ添付を重複レコードからマスター・レコードに転送します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ロール情報
データ品質マージを実行するには、顧客データ・スチュワード、データ・スチュワード・マネージャまたはマスター・データ管理アプリケーション管理者のロールが必要です。
アプリケーション・コンポーザでのグループ、組織および個人の作業領域の構成
新しい顧客データ管理のデプロイメントでは、デフォルトでアプリケーション・コンポーザの「グループ」、「組織」および「個人」作業領域の構成が可能です。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ロール情報
マスター・データ管理アプリケーション管理者ジョブ・ロールを使用すると、アプリケーション・コンポーザにアクセスできます。
適応性の高い検索およびワークスペースについて
- 適応性の高い検索は、キーワード検索および拡張フィルタリング機能を提供する、高パフォーマンスの検索エンジンです。
- ワークスペースは、この検索エンジン上に構築されたUIです。これは、ユーザーが検索およびフィルタリングを実行し、サポートされるオブジェクトからの結果を参照することが可能な、統合された作業領域です。 ワークスペースは初期の一連の早期導入者に対してのみ使用可能です。早期導入者になることにご興味がある場合は、Oracle Cloud Customer ConnectのSearch and Workspace User Experienceフォーラムでアクセスを申請してください。
「リストのエクスポート」ボタンを使用して、ワークスペースのデータをCSVファイルとしてダウンロードします。このファイルには、ワークスペースUIに現在適用されているフィルタ条件でフィルタ処理されたすべての行が含まれます。営業担当は、このファイルを使用して、自分のデータをオフラインで表示または分析できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ロール情報
この機能は、ZCA_WORKSPACE_EXPORTの権限を持つすべてのロールで使用できます。デフォルトでは、営業マネージャ、営業管理者およびCRMアプリケーション管理者の各ロールにこの権限があります。この機能へのアクセスを必要とするユーザーのためにカスタム・ロールを作成する場合は、この権限をロールに必ず追加してください。
処理可能インフォレット・フィルタとしてワークスペース保存済検索を包含
処理可能インフォレットのユーザーは、関連レコードにすばやくアクセスできるフィルタとして、ワークスペースで作成された保存済検索を含めることができます。使用可能なワークスペース保存済検索フィルタを選択することで、必要なレコードをより動的かつ効果的に、ターゲットを絞って表示し、更新してただちに処理を実行できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ワークスペースの検索ボックスで拡張された自動提示を使用すると、フィルタを追加して結果に適用しやすくなります。自動提示により、クリック数が減り、「フィルタの表示」ペインを開かずに結果をフィルタできます。たとえば、「Prim」と入力すると、提示の1つとして「Primary Industry」(プライマリ産業)が表示されます(プライマリ産業はアカウントの属性)。ドロップダウン・リストで可能な値を示す属性を選択します。プライマリ産業に基づいてアカウントをフィルタするために、可能な値のいずれかを選択できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ディープ・リンクを使用したワークスペースのレコードへの直接ナビゲート
この機能を使用すると、ワークスペースで商談やアカウントなどのレコードに直接ドリルダウンできます。ディープ・リンクはBusiness Intelligenceなどの他のアプリケーションでも公開されるため、ワークスペース・ユーザーは、すばやくアクセスして、そのようなレコードを開いて表示できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
設定時に、ワークスペースに「見積」および「オーダー」事前定義済ビジネス・オブジェクトを追加します。これにより、営業チームは、見積を作成、編集および検索するために「見積」作業領域にナビゲートする必要なく、ワークスペースから直接見積を検索してアクセスできます。
有効化のステップ
- 営業管理者または設定ユーザーとしてアプリケーションにサインインします。
- 「ワークスペース検索の構成」設定タスクに移動します。
- 「設定」タブで、「見積およびオーダー」オブジェクトを選択し、有効化します。
ノート: 見積およびオーダーの属性のデフォルト・セットを変更する場合は、「拡張」サブタブから変更できます。
- 「保存」、「公開」の順にクリックします。
公開後、見積はワークスペースで使用できるようになります。
ロール情報
ワークスペースで見積およびオーダーを有効にすると、商談および見積にアクセスできる営業ユーザーが見積を使用できるようになります。
ワークスペースでユーザー・コンテキストベースの新規保存済検索を実行します。スマート・リストを使用すると、ワークスペースはユーザー・コンテキストおよびアクティビティを追跡し、オブジェクトごとにスマート・リストを生成します。これらのスマート・リストは、ワークスペースの各オブジェクト(「自分のアカウント・スマート・リスト」や「自分のリード・スマート・リスト」など)に対して新規保存済検索として使用できます。これらのユーザー・コンテキストベースの保存済検索のいずれかをクリックすると、オブジェクトのアクティビティおよびコンテキストに基づいて最も関連のある結果が表示されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ロール情報
この機能は、すべてのユーザーおよびロールに対して有効です。
販売アプリケーションからOracle Eloquaへの担当者およびリードの追加
Oracle Eloquaで、販売アプリケーションからマーケティング・キャンペーンに見込み客を追加します。販売アプリケーションから、キャンペーン・メンバーとして担当者およびリードをキャンペーンに追加します。追加したキャンペーン・メンバーがEloquaと同期されると、それらのメンバーは指定したEloquaマーケティング・キャンペーンに追加されます。
営業チームは、販売アプリケーション内の次の場所から、担当者またはリードをEloquaマーケティング・キャンペーンに追加できます。
- 「担当者の編集」ページの「キャンペーン」サブタブ
- 「リードの編集」ページの「キャンペーン」サブタブ
- 「キャンペーンの表示」ページの「キャンペーン・メンバー」サブタブ
有効化のステップ
アプリケーション・コンポーザを利用してページ・レイアウトおよび属性を表示/調整します。アプリケーション・コンポーザの使用によるアプリケーションの拡張についてさらに学習するには、Oracle Help Center→関心のあるアプリケーション・サービス領域→「Books」→「Configuration and Extension」を参照してください。
「キャンペーン詳細」ページのレイアウトについては、アプリケーション・コンポーザを使用して次のものを有効化できます。
- 「キャンペーン・メンバー」サブタブ
- 「担当者の追加」および「リードの追加」ボタン
「リード」と「担当者詳細」の両方のページのレイアウトについては、アプリケーション・コンポーザを使用して次のものを有効にできます。
- 「キャンペーン」サブタブ
- 「キャンペーンに追加」ボタン
Oracle EloquaのOracle Sales Cloud統合アプリケーションでキャンペーン・メンバーのインポートを設定する必要があります。これにより、Oracle Eloquaでは、販売アプリケーションからキャンペーン・メンバー(リードおよび担当者)を同期できます。
主なリソース
Oracle Help Centerで入手可能なOracle CX CX SalesおよびB2Bサービスの拡張ガイドで次の項を参照してください。
- マーケティング・キャンペーンおよびキャンペーン・メンバー
- マーケティング・クラウド・データによる拡張
- デジタル・プロファイルおよび顧客対応データへのアクセスの拡張
ロール情報
営業管理者は、デフォルトでこの機能にアクセスできます。
リードの住所詳細をすばやく入力して検索できます。市区町村、都道府県または州、および郵便番号のフィールドでの先行入力提示とオートコンプリートによって、これらのフィールドでのデータ入力が迅速化されます。選択した国に基づいて市区町村、都道府県または州、および郵便番号のフィールドをフィルタリングすることや、選択した都道府県または州に基づいて市区町村と郵便番号でフィルタすることもできます。
有効化のステップ
この機能は、レコード/無制限レコード・ライセンスを通じてAddress Verificationを購入したOracle CX SalesおよびB2Bサービスの顧客に対してデフォルトで使用可能になります。ライセンスのサブスクライブと購入については、ここのステップに従ってください。
Address Verificationを構成した後、プロファイル・オプションORA_ZCM_ENABLE_SMART_DEFの値をYに設定します。
主なリソース
Oracle Help CenterにあるOracle CX Sales営業の実装ガイドを参照してください。
営業担当は、属性を更新して複数の商談製品明細のフィールドに変更を一度に適用すると、時間を節約し、より生産性を高めることができます。一括更新機能は、商談要約または製品レベルで有効にできます。
この機能は、商談やアカウントなどのトップレベル・オブジェクトの一括更新に似ていますが、製品明細レベルではなく親商談レベルで変更が保存される点が異なります。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
- トップレベル・オブジェクトですでに使用できる一括更新機能と同様に、アプリケーション・コンポーザのレイアウトを使用して、商談製品明細の一括更新をユーザーの営業チームに表示できます。
- 更新できる製品(売上)明細の最大数は、ZBS_SUBTAB_MASS_UPDATE_THRESHOLDプロファイル・オプションで指定します。
主なリソース
Oracle Help CenterにあるOracle CX Sales営業の実装ガイドを参照してください。
追加のクリックなしで、1つのUIに、自由形式のレスポンス・テキストおよびコメントを含むすべてのアセスメント・レスポンスを表示できます。質問に既存のコメントがある場合、2行の読取り専用の「コメント」テキスト・ボックスが表示されます。表示するテキストが2行を超える場合、テキストが切り捨てられ、省略記号で終了します。編集アイコンをクリックすると、テキスト全体を表示できます。また、表示する既存のコメントがない質問に対してコメントを追加することもできます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
Oracle Help CenterにあるOracle CX Sales営業の実装ガイドを参照してください。
見積明細項目に表示される「見積」処理メニューを変更できます。見積明細は、「商談の編集」ページおよび「アカウントの編集」ページの「見積およびオーダー」サブタブに表示されます。処理を無効にしたり、「見積」処理メニューから完全に削除することもできます。変更を加えるには、プロファイル・オプションまたはGroovyスクリプトを使用します。
有効化のステップ
次のサイトレベル・プロファイル・オプションを使用して、見積の処理メニューを制御します。
- ORA_ZCA_CPQ_ACTION_EDIT
- ORA_ZCA_CPQ_ACTION_DUPLICATE
- ORA_ZCA_CPQ_ACTION_NEW_VERSION
ユーザー定義機能GroovyスクリプトcpqActionMenuPreRenderを使用して、有効または無効にするメニュー項目を制御します。
主なリソース
Oracle Help CenterにあるOracle CX Sales営業の実装ガイドの「見積との統合」の章を参照してください。
アプリケーション・コンポーザで販売オーダー・オブジェクトを使用して、カスタム・フィールド「通貨タイプ」を有効にします。これにより、営業担当は見積の作成時に通貨タイプを入力できるようになります。
有効化のステップ
アプリケーション・コンポーザを利用してページ・レイアウトおよび属性を表示/調整します。アプリケーション・コンポーザの使用によるアプリケーションの拡張についてさらに学習するには、Oracle Help Center→関心のあるアプリケーション・サービス領域→「Books」→「Configuration and Extension」を参照してください。
主なリソース
Oracle Help Centerで次のガイドを参照してください。
- Oracle CX Sales営業の実装
- Oracle CX CX SalesおよびB2Bサービスの拡張
製品および製品グループの値リストを拡張して、追加の検索属性を含めます。検索結果を構成して、追加属性も表示するようにします。
アプリケーションでは、標準属性とカスタム属性の両方がサポートされています。
有効化のステップ
アプリケーション・コンポーザを利用してページ・レイアウトおよび属性を表示/調整します。アプリケーション・コンポーザの使用によるアプリケーションの拡張についてさらに学習するには、Oracle Help Center→関心のあるアプリケーション・サービス領域→「Books」→「Configuration and Extension」を参照してください。
アプリケーション・コンポーザを使用して、製品および製品グループの値リストを拡張します。
ヒントと考慮事項
販売の製品UIに製品が表示されるように、スケジュール済プロセス「PIMデータ・ハブからの販売製品のインポート」を実行する必要があります。
主なリソース
製品検索を拡張するには、Oracle CX CX SalesおよびB2Bサービスの拡張ガイドの「アプリケーション・ページの拡張」の章のトピック「ダイアログ・ボックスの検索と選択」を参照してください。スケジュール済プロセスの実行方法のステップは、販売の実装ガイドの「製品」の章を参照してください。
ロール情報
- 営業管理者
販売カタログの製品および製品グループをアルファベット順にソート
販売カタログを参照する営業担当は、製品および製品グループをアルファベット順にソートできます。プロファイル・オプションを設定した後は、営業担当がカタログを参照するときにアルファベット順で項目が表示されます。同じ設定で、ブラウザの右側の製品グループおよび製品がアルファベット順になります。
有効化のステップ
「設定および保守」でプロファイル・オプションORA_QSC_SORT_BY_NAMEをtrueに設定します。
主なリソース
Oracle Help CenterにあるOracle CX Sales営業の実装ガイドの「販売カタログ」の章を参照してください。
ロール情報
- 営業管理者
「契約の編集」ページを使用して、購入契約の作成に使用されるソース文書を表示できます。「契約の編集」ページでは、契約文書および各契約明細からソース文書にナビゲートすることもできます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
この機能は購入契約に適用されますが、契約区分に割り当てられた契約タイプには適用されません。
主なリソース
Oracle Help Centerで次のガイドを参照してください。
- Oracle CX Sales企業契約の実装
- Oracle Procurement Cloud 調達契約の使用
契約作成者は、契約変数項目に基づいて従業員データを契約に追加できます。契約に挿入できるOracle Human Capital Management変数項目を次に示します。
- 個人番号
- 雇用主
- 就業者タイプ
- 部門
- ジョブ
- 自宅住所
- プライマリ郵送先住所
- 勤務先Eメール・アドレス
- 企業採用日
- 現在の雇用主採用日
- 割当
- マネージャ名
- マネージャ個人番号
- 運転免許
就業者タイプ、部門およびジョブの変数項目は契約エキスパート・ルールで使用できます。
有効化のステップ
従業員の変数項目を使用するには、条件ライブラリまたは契約条項に条項テキストを挿入します。
従業員の自宅住所、プライマリ郵送先住所または運転免許の表変数項目を使用するには、これらの変数項目の変換テンプレートを有効にし、これらのテンプレートが契約での表の表示方法を表していることを確認します。これらのテンプレート・ファイルには、BIカタログの「企業契約」→「変換テンプレート」フォルダからアクセスできます。
これらのファイルをすでにカスタマイズしてあり、これらの新しい表変数項目を使用する場合は、次のいずれかを実行できます。
- 最新バージョンのファイルにカスタマイズを再適用します
- 自宅住所、プライマリ郵送先住所または運転免許の表変数項目の関連コードを最新バージョンからカスタマイズ・バージョンにコピーします
- HtmlInternalSubファイルの最新バージョンをダウンロードして、テキスト・エディタで開きます。コード内でEmpHomeAddressTemplateというテキストを検索し、開始と終了のコメントでコードを囲まないようにして、自宅住所、プライマリ郵送先住所および運転免許のテンプレートを有効にします。
- ECMTableVarSubstitutionSubファイルでも同じステップに従います。
- ECMTableVarSubファイルをダウンロードして開き、カスタマイズを再適用して、新しい表変数項目のために必要に応じて表のレイアウトを調整します。
ヒントと考慮事項
これらの変数項目は、販売者ロールとして従業員を使用するタイプの契約にのみ適用されます。変数項目の値は、契約のプライマリ・パーティとして識別された従業員に基づいて取得されます。
「契約の表示」権限を持つユーザーは、契約に添付された文書を表示できます。これには、契約の条件に埋め込まれたすべての解決済変数項目値を表示する機能が含まれます。必要に応じて、データ・セキュリティ・ポリシーを使用して契約文書へのアクセスを個別に保護することで、個人情報を保護できます。
ノート: 契約承認者は、「契約の表示」権限を付与されていなくても、承認通知とともに送信された契約文書を表示することもできます。承認者は、承認階層の一部として安全に設定されるため、企業契約のユーザーとして定義される必要はありません。機密性の高い契約情報を確認するための承認を得ているユーザーだけが、承認階層に存在している必要があります。
主なリソース
Oracle Help Centerで次のガイドを参照してください。
- Oracle CX Sales企業契約の実装
- Oracle CX Sales顧客契約の使用
ロール情報
HCM Cloudで適切な権限を割り当てられたユーザーのみが、従業員のデータにアクセスし、従業員の変数項目の値を取得できます。
これは、アプリケーションUIとWebサービスに適用されます。これらの値を表示する必要があるユーザーは、「人材管理統合スペシャリスト」と「人事担当者 - すべて表示」のロールに割り当てられている必要があります。
契約または契約テンプレートを管理するときに、法的エンティティを検索属性として含めることができます。
「フィールドの追加」ドロップダウン・リストを使用して、「法的エンティティ」を追加します。
「法的エンティティ」はデフォルトでは「拡張検索」に表示されませんが、この検索基準は「検索結果」表の「表示」メニューから追加できます。
この検索基準を検索結果に追加すると、検索結果をスプレッドシートにエクスポートするときに含められます。
「契約テンプレートの管理」ページで同じステップを実行して、「法的エンティティ」をフィールドおよび検索結果に追加できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
簡易ランディング・ページは、OKC_ENABLE_CLASSIC_LANDING_PAGEサイトレベル・プロファイルが無効になっている(「いいえ」に設定されている)場所です。簡易ランディング・ページから、「フィールドの追加」ドロップダウン・リストを使用して「法的エンティティ」にアクセスできます。このページでは、「法的エンティティ」検索基準は検索結果の列として使用できません。デフォルトでは、OKC_ENABLE_CLASSIC_LANDING_PAGEプロファイルは有効になっています(「はい」に設定されます)。
主なリソース
Oracle Help Centerで次のガイドを参照してください。
- Oracle CX Sales企業契約の実装
- Oracle CX Sales顧客契約の使用
営業アシスタントを使用したアポイントメントの再スケジュールと権限のチェック
Oracle Sales Assistantを使用してアポイントメントの日時変更を要求することで、アポイントメントを再スケジュールできます。
サンプル・フレーズ:
- 午後3時のアポイントメントを午後5時に再スケジュールします。
- このアポイントメントを12月1日午後3時に再スケジュールします
また、アプリケーションは、営業アシスタントで会話を入力する前に機能権限をチェックします。たとえば、アシスタントにアポイントメントのコール・レポートの作成を要求し、必要な機能権限がない場合、アプリケーションは、その処理を実行できないことを知らせるメッセージを表示します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
Oracle Help Centerの次のガイドを参照してください。
- Oracle CX Sales営業の実装
- Oracle CX Sales営業の使用
営業アシスタントによるMicrosoft Teamsのサポート
Oracle Sales AssistantをMicrosoft Teamsと統合すると、ユーザーはMicrosoft Teamsでコラボレーションを行い、販売アプリケーション・レコードを処理できます。次に、Microsoft TeamsでのSales Assistantとの直接チャットで送信できるサンプル・フレーズをいくつか示します。
- Sales briefing
- Next appointment
- Follow up
- Pipeline
- View opportunity <opportunity name>
- View account <account name>
- What are my overdue tasks?
ノート: チーム統合は現在、セールス・アシスタントとの1対1のプライベート・チャットをサポートしています。複数のユーザーとのチャット経由で、またはチーム内のチャネル経由で会話をグループ化していません。
有効化のステップ
Oracle Digital AssistantでOracle Sales Assistantを有効にするには、Microsoft Tenantに加えて、いくつかのプロビジョニングと設定のステップに従う必要があります。
主なリソース
Oracle Help Centerの次のガイドを参照してください。
- Oracle CX Sales営業の実装
- Oracle CX Sales営業の使用
Office 365の詳細ページのリンクを使用して、販売アプリケーションで対応するレコードを開きます。リンクは、「担当者」、「アポイントメント」(「タスク」および「コール・レポート」ページ)およびその他のカスタム詳細ページから使用できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
Oracle Help Centerで次のガイドを参照してください。
- Oracle CX Sales営業の実装
- Oracle CX Sales営業の使用
ユーザーのEメール・アドレスまたは販売アプリケーションのユーザー名を変更したら、販売アプリケーションのユーザーとMicrosoftのEメールのマッピングを修正して、ユーザーがサインインの問題に直面しないようにする必要があります。同様に、ユーザーがアクティブでなくなった場合は、セキュリティの問題を回避するためにマッピングを削除する必要があります。この機能を使用すると、これらのシナリオを処理するマッピングを更新または削除できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
Oracle Help Centerで次のガイドを参照してください。
- Oracle CX Sales営業の実装
- Oracle CX Sales営業の使用
ロール情報
- 営業管理者
Office 365から販売アプリケーションへのクイック・リンクを使用すると、アポイントメントを共有した後、販売アプリケーションに簡単にナビゲートして、そこで作成された対応するレコードを検証できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
販売アプリケーション会議を表示するには、ユーザーはすでに共有されているアポイントメントを開き、サイド・パネルに表示されているリンクにドリルインする必要があります。
主なリソース
Oracle Help Centerで次のガイドを参照してください。
- Oracle CX Sales営業の実装
- Oracle CX Sales営業の使用
Office 365で商談見積を表示します。販売アプリケーションで見積の提案が生成されたら、Office 365にダウンロードできます。
有効化のステップ
アプリケーション・コンポーザを利用してページ・レイアウトおよび属性を表示/調整します。アプリケーション・コンポーザの使用によるアプリケーションの拡張についてさらに学習するには、Oracle Help Center→関心のあるアプリケーション・サービス領域→「Books」→「Configuration and Extension」を参照してください。
主なリソース
Oracle Help Centerで次のガイドを参照してください。
- Oracle CX Sales営業の実装
- Oracle CX Sales営業の使用
- Oracle CX CX SalesおよびB2Bサービスの拡張
ロール情報
- 営業管理者
販売アプリケーションに担当者の電話番号、Eメール・アドレスまたは住居の住所が「電話不可」、「Eメール不可」または「郵送不可」としてマークされている場合、Office 365にもインジケータが反映されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
Oracle Help Centerで次のガイドを参照してください。
- Oracle CX Sales営業の実装
- Oracle CX Sales営業の使用
管理者は、Oracleアドインで同期エンジンに許可されている処理を制御できます。デフォルトでは、同期エンジンは同期プロセスの一部としてオブジェクト(アポイントメントや担当者など)の作成、更新、削除などのアクションを実行できます。不要な同期の失敗を回避するには、同期エンジンで処理を無効にすることで、これらの処理を制限します。
有効化のステップ
Office 365の設定ページにあるインジケータを使用して、オブジェクトに対する処理を制御します。
主なリソース
Oracle Help Centerで次のガイドを参照してください。
- Oracle CX Sales営業の実装
- Oracle CX Sales営業の使用
ロール情報
- 営業管理者
営業担当は、顧客資産を表示し、モバイル・デバイスを使用して追加の資産レコードを作成することができます。営業担当は、リードまたは商談を資産ページから直接追加することもできます。
ビジネス要件にあわせて「資産」ページのレイアウトを構成できます。
有効化のステップ
アプリケーション・コンポーザを利用してページ・レイアウトおよび属性を表示/調整します。アプリケーション・コンポーザの使用によるアプリケーションの拡張についてさらに学習するには、Oracle Help Center→関心のあるアプリケーション・サービス領域→「Books」→「Configuration and Extension」を参照してください。
- サンドボックス内でアプリケーション・コンポーザにサインインします。
- 「モバイル・アプリケーション設定」領域にナビゲートします。
- 「アプリケーション機能」パネルの「ホーム」をクリックしてから、モバイル・インタフェース・デザイナの「資産」をクリックします。
- 「機能の詳細」パネルの「ナビゲータに表示」をクリックして、メイン・メニューで「資産」ページを使用可能にします。
- アカウントまたはその他のオブジェクトでサブタブとして資産を使用可能にするには、関連項目のリストからオブジェクトの関連項のレイアウトに資産を追加します。
- 構成を保存します。
- CX Cloud Mobileアプリケーションでサンドボックスをダウンロードし、更新をテストします。
- テストが完了したら、サンドボックスを公開して、すべてのユーザーが変更を利用できるようにします。
ヒントと考慮事項
オブジェクト(Accountなど)に複数のレイアウトをすでに作成済で、アカウントで資産を有効にする場合は、資産オブジェクトを関連項目として既存のレイアウトに追加する必要があります。
主なリソース
Oracle Help CenterにあるOracle CX Sales営業の実装ガイドの「モバイル・アプリケーション」の章を参照してください。
ロール情報
- 営業管理者
- 営業担当
- 営業マネージャ
営業オブジェクト・レコードについて表示するページ・レイアウトを決定する基準を定義し、営業担当がレコードを作成する際に適切なページ・レイアウトを表示します。たとえば、商談作成ページのページ・レイアウトを作成し、受注確度が50%より大きいという基準を割り当てます。営業担当が、受注確度が50パーセントを超える商談を作成すると、ページ・レイアウトが自分のページ・レイアウトに変わります。
有効化のステップ
アプリケーション・コンポーザを利用してページ・レイアウトおよび属性を表示/調整します。アプリケーション・コンポーザの使用によるアプリケーションの拡張についてさらに学習するには、Oracle Help Center→関心のあるアプリケーション・サービス領域→「Books」→「Configuration and Extension」を参照してください。
- サンドボックス内でアプリケーション・コンポーザにサインインします。
- 「モバイル・アプリケーション設定」をクリックします。
- 基準ベースのレイアウトを作成する必要があるオブジェクトを選択します。
- レイアウトの作成/編集を複製し、基準をそれに追加します。
- モバイル・アプリケーションでレコードを作成または編集するときに基準を評価するためにアプリケーションをトリガーするレイアウトのフィールドを識別します。
- 変更を保存します。
- モバイル・アプリケーションで、サンドボックス内の構成をダウンロードします。
- 変更をテストしてサンドボックスを公開し、すべてのユーザーが使用できるようにします。
ヒントと考慮事項
- 基準ベースのレイアウトを作成する場合は、常にクローニングから開始し、基準のないデフォルト・レイアウトを作成します。
- 基準評価をトリガーするフィールドの場合は、それが基準で指定した最後のフィールドであることを確認してください。
主なリソース
Oracle Help Centerで次のガイドを参照してください。
- Oracle CX Sales営業の実装
- Oracle CX CX SalesおよびB2Bサービスの拡張
ロール情報
- 営業管理者
- 営業担当
- 営業マネージャ
OAuth認証トークンの使用を有効にします。これにより、営業担当はより長時間アプリケーションにサインインしたままになり、アプリケーションを起動するたびにユーザー名とパスワードを再入力する必要がなくなります。
有効化のステップ
- CX Cloud MobileアプリケーションをOracle Identity Cloud Service (IDCS)に登録します。登録プロセスの一部として、IDCSはクライアントIDおよびクライアント・シークレットを生成します。
- 「設定および保守」タスクの「CX Cloud Mobile OAuth構成の管理」を使用して、CX Cloud MobileアプリケーションのクライアントIDおよびクライアント・シークレットを登録します。
- 変更を保存します。
- モバイル・アプリケーション・コンポーザ(サンドボックス内)にナビゲートします。
- 「設定」をクリックし、OAuth設定をオンにします。
- 変更を保存し、CX Cloud Mobileアプリケーションからサインインしてテストします。確認後、すべてのユーザーに変更を公開します。
主なリソース
OAuthおよびその他の認証設定の詳細は、Oracle Help CenterのOracle Identity Cloud Serviceのドキュメントを参照してください。
ロール情報
- 営業担当
- 営業マネージャ
- 営業管理者
追加のユーザー使用状況レポートおよびその他の表示オプションの利用
ユーザー使用状況レポートの拡張には、月次アクティブ・ユーザー数を含む追加のレポートが含まれます。既存のレポートでは、特定のリージョン別の使用状況の表示に加えて、すべてのリージョンの使用状況を表示することもできます。また、オブジェクト別の操作数のレポートでは、わかりやすくなるように操作数が並べて表示されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
Oracle Help CenterにあるOracle CX Sales営業の実装ガイドを参照してください。
クレジット・ルールと積上ルールの例による問合せを使用したクレジット受領者の検索
直接クレジット・ルールの管理ページおよび積上クレジット・ルールの管理ページの「クレジット受領者」タブで、参加者を検索するには、例による問合せを使用します。スクロールせずに、「クレジット受信者」タブの任意のフィールド別にすばやく検索できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ワークリストを使用した、プランの受入、支払シートの承認および係争のレビュー
プラン文書受入、係争および支払シート承認の通知を受け取る場合、「ツール」→「ワークリスト」の下にあるワークリストUIでこれらの通知を表示できます。
一度に複数の通知を選択し、1回のクリックでその通知に対して同じ処理を実行できるようになりました。通知の要約ビューには、通知の最も重要な属性が表示されます。要約ビューをクリックして、詳細を表示します。通知もタイプ別に分けられます。これは、プラン受入通知、係争通知および支払シート承認通知が、個別のタブに表示されることを意味します。
支払シート承認通知の要約ビューでは、営業通貨に加えて、参加者のホーム通貨で支払金額が表示されるようになりました。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ロール情報
Oracle Business Process Managementでこれらの通知を表示できるロールと同じロールが、ワークリストUIでもそれらを表示できます。また、次のことが可能です。
- 参加者および参加者マネージャのロールを使用して、プラン受入と係争の通知を表示できます。
- インセンティブ報酬アナリストとインセンティブ報酬マネージャのロールを使用して、プラン受入、係争および支払シートの通知を表示できます。
ビジネス・ユニット内の期間のトランザクション、クレジットおよび支給のパージ
新しいスケジュール済プロセス「トランザクション、クレジットおよび支給の期間別パージ」を使用して、ビジネス・ユニット内の特定の期間のトランザクション、クレジットおよび支給のデータを削除します。計算、分類、クレジット処理または積上プロセスの後に作成されたデータを削除するか、特定の期間のすべてのトランザクション、クレジットおよび支給を削除するかを選択できます。
ロード中または処理中のエラー、またはその他の理由により、このジョブを使用して、ある期間の特定のデータをパージします。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
- 一度パージしたデータは取得できません。このため、このジョブは絶対に必要な場合にのみ実行してください。
- ジョブを正常に完了させるには、次のようにします。
- パージ期間はオープン・ステータスである必要があります。
- パージされるトランザクションのクレジットが別のビジネス・ユニットに存在しないようにします。
ロール情報
このジョブを実行するには、インセンティブ報酬アプリケーション管理者ロールが必要です。
すべての参加者に対して増分計算を実行すると、変更イベント・ログの参加者に対して再実行されるだけでなく、残りの参加者の支給も更新されます。これにより、変更ログに記録されていない支給に影響を与える変更がある参加者についても、支給が更新されます。たとえば、ある式が「参加者詳細」フィールドを参照し、このフィールドが参加者にあわせて変更されるとします。このような変更は変更ログに記録されません。一方、すべての参加者に対して、または参加者が属するプランに対して増分計算を実行した場合、その計算はこの参加者に対して実行され、支給は更新されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
増分計算を使用する前に、「設定および保守」作業領域のパラメータの管理画面で増分計算の無効化が「いいえ」に設定されていることを確認してください。
主なリソース
Oracle CX Salesインセンティブ報酬の使用ガイドの「計算処理」の章にある「計算要求パラメータ」のトピックを参照してください。このガイドはOracle Help Centerにあります。
ロール情報
- インセンティブ報酬アナリスト
- インセンティブ報酬マネージャ
新しいワークリストですべてのパートナ関係管理の承認を表示できます。ここでは、様々なグループごとに承認タスクを表示し、それらを承認または却下できます。
ノート: 新しいワークリスト機能は、制限付提供です。このプログラムに参加する場合は、Oracleサポートにお問い合せください。
有効化のステップ
- アプリケーション実装コンサルタント・ロールを持つユーザーとして、「ワークリスト用の検索索引の作成」スケジュール済プロセスを実行します。
- 「設定および保守」で、「アプリケーション拡張」機能領域を選択します。
- 「機能選択の変更」をクリックし、「Search Cloud Serviceにより動作するワークリスト」機能を有効にします。
- 「管理者プロファイル値の管理」タスクを使用して、プロファイル・オプション「レスポンシブ・ワークリストUIの有効化」を構成します。
ヒントと考慮事項
ユーザーが現在、以前のワークリスト・アプリケーションを使用している場合、すべての承認プロセスで新規アプリケーションをレビューし、問題なく動作していることを確認してください。
主なリソース
Oracle Help CenterにあるOracle Applications Cloud共通機能の使用ガイドを参照してください。
ロール情報
以前のワークリスト・アプリケーションにアクセスできる任意のロール。
トランザクション・コンソールでのディール登録トランザクションのモニター
ヒューマン・ワークフロー・トランザクションを追跡およびトラブルシューティングできるトランザクション・コンソールを使用して、ディール登録の承認およびその他のアクティビティをモニターします。ディール登録トランザクションを検索した後、失敗したトランザクションを終了したり、リカバリを試みたりすることができます。問題をより迅速かつ容易に解決するために、このツールから直接Oracleサポートに診断情報およびトランザクション・ログを送信します。
有効化のステップ
ディール登録トランザクションをトランザクション・コンソールで使用可能にするには、「設定および保守」で「管理者プロファイル値の管理」タスクを使用して、ZCA_ENABLE_TACプロファイル・オプションを構成します。
主なリソース
Oracle Help CenterにあるOracle Applications Cloud共通機能の使用ガイドを参照してください。
ロール情報
ユーザーには、CRM Approval Transactions Administrator.を継承するロールが必要です。Oracle提供の顧客関係管理アプリケーション管理者には、このアクセス権があります。
「営業 - CRMすべての担当者住所」サブジェクト領域を使用して、アプリケーションで定義されたプライマリ担当者および非プライマリ担当者を含む、すべての担当者の複数の住所についてレポートします。サブジェクト領域間問合せの場合、このサブジェクト領域を、担当者ディメンションに別のディメンションとの多対多の関係がある他のサブジェクト領域と結合できます。たとえば、「営業 ? CRM商談担当者」サブジェクト領域や「CRM ? CRM Activity Contact」サブジェクト領域です。
有効化のステップ
新規サブジェクト領域を、既存のレポートに追加するか新規レポートで使用することにより利用します。レポートの作成および編集の詳細は、分析およびレポートの作成および管理のドキュメント(「Oracle Help Center」→関心のあるアプリケーション・サービス領域→「Books」→「Administration」)を参照してください。
主なリソース
Oracle Help CenterにあるOracle CX分析の作成および管理ガイドを参照してください。
ロール情報
- 営業管理者
- 営業部長
- 営業マネージャ
「営業 - CRMプライマリ担当者住所」サブジェクト領域を使用して、アプリケーションで定義されたプライマリ担当者の複数の住所についてレポートします。サブジェクト領域間問合せの場合、このサブジェクト領域を、担当者ディメンションがプライマリ担当者を指す他のサブジェクト領域と結合できます。
有効化のステップ
新規サブジェクト領域を、既存のレポートに追加するか新規レポートで使用することにより利用します。レポートの作成および編集の詳細は、分析およびレポートの作成および管理のドキュメント(「Oracle Help Center」→関心のあるアプリケーション・サービス領域→「Books」→「Administration」)を参照してください。
主なリソース
Oracle Help CenterにあるOracle CX分析の作成および管理ガイドを参照してください。
ロール情報
- 営業管理者
- 営業部長
- 営業マネージャ
通貨換算タイプを使用した支給およびクレジットのレポートの精度の改善
通貨タイプの影響をファクタリングすることで、より正確な支給およびクレジットのレポートを生成します。通貨換算値の不安定性は、様々な通貨換算が行われると、営業担当がグローバル通貨または現地通貨で実現する支給に影響を与える可能性があります。この機能を使用すると、レポートではこれらのレポートの生成に使用される通貨タイプと値が明確に示されるため、販売組織での透過性が確保され、レポートが生成および共有されるときの不一致が排除されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
Oracle Help CenterにあるOracle CX分析の作成および管理ガイドを参照してください。
割当てがないクレジットおよび分類のルールに関するレポートの作成
割当のないルールについては、ルール・リアルタイム・サブジェクト領域内にビジネス・ユニット・レポートを作成します。割当のないクレジット・ルールと分類ルールを持つビジネス・ユニットを表示して、支給レポートの問題を解決できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
Oracle Help CenterにあるOracle CX分析の作成および管理ガイドを参照してください。
この機能により、インテリジェント・アドバイザ・インタビューが、インタビュー時に提供されるデータに基づいて、アプリケーション・ページから追加データをロードできます。ロードされたデータは読取り専用で、グローバル・オブジェクトに関連付ける必要はありません。これにより、製品カタログまたはその他の無関係のデータの使用が可能になります。
たとえば、財務状況インタビューの一環として、使用可能なローン製品に関する情報が必要な場合がありますが、顧客が選択した基準を満たすローンのみが表示されます。あるいは、顧客が製品の返品を望んでいる場合、トランザクション履歴全体を検索するのではなく、おおよその購入日を入力するよう顧客に求め、その日付の前後のウィンドウで検索結果を表示します。
追加データがロードされる条件は、ユーザー入力、その他の既存のインタビュー・データまたはルールに基づいて、Oracle Policy Modelingでインタビュー作成者が定義します。つまり、アプリケーションでは、実際にインタビューの時点で必要なデータのみがロードされるため、オーダーや製品などの大規模な参照データのセットからデータを動的にロードする必要があるインタビューのパフォーマンスが向上します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
インタビューを使用したケース・オブジェクト・レコードの作成および更新
インテリジェント・アドバイザ・インタビューを使用して、ケース・オブジェクト・レコードを作成および更新できるようになりました。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
詳細は、Oracle Policy Automationドキュメント・ライブラリのOPAでサポートされているオブジェクトを参照してください。
カスケード値リスト(LOV)は、カスタム・オブジェクトのREST APIでサポートされています。カスケードLOVは、ファインダURLにあります。この機能を使用すると、親カスタム・オブジェクトと子カスタム・オブジェクトとの間でRESTサービスのカスケードLOVを使用できます。親と子のリストのファインダ参照タイプおよび関係識別子を使用できます。
有効化のステップ
REST APIガイドのRESTサービス定義(「Oracle Help Center」→関心のあるアプリケーション・サービス領域 →「REST API」から使用可能)を参照してください。OracleのRESTサービスを初めて利用する場合は、「クイック・スタート」セクションから始めることができます。
この機能はデフォルトで使用可能です。
ヒントと考慮事項
この機能を使用するには、REST要求にREST-Framework-Version = 5をいずれかのヘッダーとして含める必要があります。
「ツール」の下の「ナビゲータ」からアクセスできる「エクスポート管理」ページで、ツリー・オブジェクトをエクスポートします。ツリーをエクスポートして、親子関係をサポートするオブジェクトの階層情報を表示できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
Oracle Help CenterにあるOracle CX CX SalesおよびB2Bサービスでのインポートおよびエクスポート管理の理解ガイドを参照してください。
標準参照情報は、「ツール」の下の「ナビゲータ」からアクセスできる「エクスポート管理」ページでエクスポートできます。標準参照オブジェクトをエクスポートして、すべての標準参照タイプとそれぞれのコードを表示できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
Oracle Help CenterにあるCX SalesおよびB2Bサービスでのインポートおよびエクスポート管理の理解ガイドを参照してください。
データをインポートおよびエクスポートする際に、追加のデリミタを使用できるようになりました。新しく追加されたデリミタは次のとおりです。
- カレット記号
- 右中カッコ
- 右カッコ
- 右大カッコ
- コロン
- 感嘆符
- マイナス
- 左中カッコ
- 左カッコ
- 左大カッコ
- パイプ記号
- プラス
- 疑問符
- 星記号
- チルド記号
これらには、次の利点があります。
- インポートおよびエクスポート・ファイルの構造をカスタマイズするために使用できるオプションの数の拡大
- インポート/エクスポート・プロセスを既存のフラット・ファイル・データ統合と統合する際の柔軟性の向上
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
Oracle Help CenterにあるOracle CX CX SalesおよびB2Bサービスでのインポートおよびエクスポート管理の理解ガイドを参照してください。
インポートおよびエクスポート管理でのWeb URLおよび追加識別子の使用
連絡先子オブジェクトでWeb URL情報を使用し、アカウント、担当者および世帯の子オブジェクトとして追加識別子情報を使用することができます。これを行うには、インポートおよびエクスポート管理フレームワークを使用します。
Web URL情報の場合、アカウント、担当者および世帯オブジェクトの連絡先子オブジェクトでは、連絡先タイプを「WEB」として使用できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
Oracle Help CenterにあるOracle CX CX SalesおよびB2Bサービスでのインポートおよびエクスポート管理の理解ガイドを参照してください。
インポート管理で、キューにある長時間実行のジョブを取り消すことができるようになりました。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
Oracle Help CenterにあるOracle CX CX SalesおよびB2Bサービスでのインポートおよびエクスポート管理の理解ガイドを参照してください。
ファイルベース・データ・インポートおよびエクスポートを非推奨にするプラン
Oracleでは、製品を強化するために新機能と改善点を継続的に組み込んでいます。この目的のために、更新18Bでファイルベース・データ・インポートおよびエクスポートのフレームワークが改善されました。新しいインポートおよびエクスポート管理フレームワークにより、ユーザビリティ、信頼性およびパフォーマンスが向上しました。インポートおよびエクスポート管理フレームワークは、現在ほとんどのオブジェクトで使用可能であり、間もなくすべてのオブジェクトで使用可能になります。そのため、20C更新でOracle CX SalesおよびB2Bサービスのオブジェクトに対するファイルベース・データ・インポートおよびエクスポート機能のサポートが中止されます。
現行リリースと20C更新のリリースの間も、両方のフレームワークが引き続きサポートされます。これは、インポートおよびエクスポート管理フレームワークへの移行に適切な時間を確保するためです。
必要なアクション
ファイルのインポートに、Functional Setup Managerで古い「インポートおよびエクスポート・アクティビティの管理」タスクを使用している場合、インポートおよびエクスポートのジョブおよびプロセスの新しいフレームワークへの移行をすぐに開始してください。20C更新後、Oracle CX SalesおよびB2Bサービスのオブジェクト用の古いインポート/エクスポート・ツールは使用できなくなりますが、18Bで導入されたインポートおよびエクスポート管理フレームワークを使用して、すべてのファイル・インポートおよびエクスポート機能にアクセスできます。
この変更の手順と詳細は、My Oracle Supportのファイルベース・データ・インポートからインポート管理(ドキュメントID 2576983.1)への移行のドキュメントを参照してください。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
RESTサービスでの追加識別子およびソース・システム参照の子オブジェクトの使用
アカウント、担当者および世帯REST APIでは、追加識別子やソース・システム参照などの追加の子リソースがサポートされます。詳細は、それぞれのRESTリソースにDescribe要求を送信し、サポートされる子オブジェクトの完全なリストを確認してください。
有効化のステップ
REST APIガイドのRESTサービス定義(「Oracle Help Center」→関心のあるアプリケーション・サービス領域 →「REST API」から使用可能)を参照してください。OracleのRESTサービスを初めて利用する場合は、「クイック・スタート」セクションから始めることができます。
インポートおよびエクスポート管理の担当者オブジェクトで「タイムゾーン」フィールドを使用します。これは、担当者オブジェクトのタイム・ゾーンを設定する場合に使用できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
Oracle Help CenterにあるOracle CX CX SalesおよびB2Bサービスでのインポートおよびエクスポート管理の理解ガイドを参照してください。
現在、アクティブなレコードに対する元システム参照値が失効し、新しいレコードが新しい値に対してアクティブ化されています。個人を識別可能な情報(PII)である可能性があるデータは引き続き存在し、削除する権利を拒否するため、これは一般データ保護規則(GDPR)のガイドラインに従っていません。
既存の元システム参照値は更新できます。この値により、Webサービス(RESTおよびSOAP)を使用して以前の値が上書きされます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
Oracle Help CenterにあるOracle CX CX SalesおよびB2Bサービスでのインポートおよびエクスポート管理の理解ガイドおよびRESTガイドを参照してください。
Oracle DataFoxと統合する場合、DataFoxの「会社ID」フィールドを使用して、インポートおよびエクスポート管理およびREST Webサービスのアカウントを識別できるようになりました。これは次の場合に使用できます。
- DataFoxからのアカウント・レコードのインポート
- エンリッチされたアカウントのDataFox識別子の設定
有効化のステップ
アプリケーション・コンポーザを利用してページ・レイアウトおよび属性を表示/調整します。アプリケーション・コンポーザの使用によるアプリケーションの拡張についてさらに学習するには、Oracle Help Center→関心のあるアプリケーション・サービス領域→「Books」→「Configuration and Extension」を参照してください。
アプリケーション・コンポーザで「アカウント」オブジェクトを使用して、「アカウント」ページで「会社ID」フィールドを公開します。
ヒントと考慮事項
RESTまたはインポートおよびエクスポート管理でこのフィールドを有効にするステップを実行する必要はありません。
主なリソース
Oracle Help Centerで次のガイドを参照してください。
- Oracle CX CX SalesおよびB2Bサービスの拡張
- Oracle CX Sales営業の実装
- CX SalesおよびB2Bサービス用のREST API
地理およびテリトリ地理はインポート管理に含まれるようになりました。インポート管理は、フラット・ファイル(.csvファイル)のインポートの定義、エラー処理およびパフォーマンスを改善します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
Oracle Help CenterにあるOracle CX CX SalesおよびB2Bサービスでのインポートおよびエクスポート管理の理解ガイドを参照してください。
アカウント、担当者および世帯のソーシャル・ネットワーク担当者情報の使用
ソーシャル・ネットワーク情報は、アカウント、担当者および世帯の連絡先子オブジェクトに追加できます。これを行うには、インポートおよびエクスポート管理フレームワークとREST APIを使用します。連絡先の子の連絡先タイプINSTANT_MESSENGERを使用して、この情報を格納します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
Oracle Help Centerで次のガイドを参照してください。
- Oracle CX CX SalesおよびB2Bサービスでのインポートおよびエクスポート管理の理解
- CX SalesおよびB2Bサービス用のREST API
次の新規RESTリソースが追加されました。
- classCodes: 分類コードの管理
- countryCodes: 国コードの管理
- relationshipTypes: 関係タイプの管理
- nameAndIdTypes: 追加名および追加識別子の管理
有効化のステップ
REST APIガイドのRESTサービス定義(「Oracle Help Center」→関心のあるアプリケーション・サービス領域 →「REST API」から使用可能)を参照してください。OracleのRESTサービスを初めて利用する場合は、「クイック・スタート」セクションから始めることができます。
次の契約属性には、RESTサービスを介したPUIDのサポートが含まれます。
- 契約ヘッダー
- 契約明細
- 契約パーティ
- 契約担当
- 契約販売実績
- 関連契約
また、RESTサービスを使用して、プロジェクトおよびタスク情報をプロジェクト契約明細に関連付けることができます。
有効化のステップ
REST APIガイドのRESTサービス定義(「Oracle Help Center」→関心のあるアプリケーション・サービス領域 →「REST API」から使用可能)を参照してください。OracleのRESTサービスを初めて利用する場合は、「クイック・スタート」セクションから始めることができます。
計算シミュレーションのRESTサービスを使用して報酬を見積もります。シミュレーション・トランザクションおよびクレジットを作成して、結果としてシミュレートされた支給を取得します。インセンティブ報酬オブジェクトのREST APIの詳細は、Oracle Sales Cloud REST APIを参照してください。
有効化のステップ
REST APIガイドのRESTサービス定義(「Oracle Help Center」→関心のあるアプリケーション・サービス領域 →「REST API」から使用可能)を参照してください。OracleのRESTサービスを初めて利用する場合は、「クイック・スタート」セクションから始めることができます。
ロール情報
インセンティブ報酬オブジェクトのREST APIの詳細は、Oracle Sales Cloud REST APIを参照してください。
データ・インポート・ユーティリティを使用した大量インポートの利用
データ・インポート・ユーティリティを使用して、大量の個人および組織のデータをインポートできます。このユーティリティは、「設定および保守」でタスク「個人および組織のインポート」とも呼ばれています。
たとえば、8万の顧客アカウントのセットをインポートするには、大量インポートを使用できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
大量モードは、プロファイル・オプション「ORA_HZ_ENABLE_IMPORT_PLSQL_MODE」の値を「いいえ」に設定することで無効にできます。
主なリソース
Oracle Help CenterにあるOracle CX CX SalesおよびB2Bサービスでのインポートおよびエクスポート管理の理解ガイドを参照してください。
インポート管理を使用した営業ユーザーおよびリソース・ユーザーのインポート
リソース・ユーザーの作成および管理には、インポートおよびエクスポート管理のリソース・オブジェクトを使用します。インポート管理のリソース・ユーザー・オブジェクトを使用すると、就業者、個人パーティ、リソース使用目的およびユーザー・プロビジョニングをレポート階層のサポートとともに作成できます。様々なビジネス・ニーズに合うように、また統合が容易になるようにリソース・ユーザーを管理できます。
リソース・ユーザー・オブジェクトでは、次のことが可能です。
- 従業員リソース・ファイルのインポートでサポートされる既存の機能を拡張するリソース・ユーザーを作成します。これには、次のことが含まれます:
- リソース・ユーザー
- リソース組織
- リソース階層
- ロール・プロビジョニング
- ユーザー・プロビジョニング
- ユーザーを管理または更新します。これには、次のことが含まれます。
- リソース・ユーザー詳細の更新
- ユーザーのアクティブ化または非アクティブ化
- 組織メンバーシップおよびロールの変更
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
インポート管理は、フラット・ファイル(.CSV)のインポートの定義、エラー処理およびパフォーマンスを改善します。
主なリソース
Oracle Help CenterにあるOracle CX CX SalesおよびB2Bサービスでのインポートおよびエクスポート管理の理解ガイドを参照してください。
ユーザー・コンテキスト・サービスを使用してコンテキストに関連した情報をUIで表示
ユーザー・エクスペリエンスを向上させる革新的なフレームワークであるユーザー・コンテキスト・サービスを利用して、アプリケーションUIにコンテキストに関連した情報を提供します。ユーザー・コンテキスト・サービスは、ワークスペースおよび処理可能インフォレットで、新しくインテリジェントなスマート・リストと、関連性ベースの保存済検索を提供します。主な機能は次のとおりです。
- このサービスでは、ユーザーに関連するものを追跡およびスコアリングしてデータを表示し、これによってナビゲーションと検索を推進します
- スマート・リストは、販売アプリケーションが生成するインテリジェントなリストです。これらのリストは、アカウント、担当者、リード、商談、サービス要求などとの関連で、システム内の過去、最近および計画したタッチ/アクションに基づいて自動的に作成されます。
- このサービスでは、事前定義済のメタデータとルールを組み合せて使用し、各ユーザーおよびレコードの関連性スコアを計算して割り当てます。
- システムは、明示的または暗黙的に、あるいは機械学習を介してユーザーに関連するものを認識し、サービスを介してデータを提示します。
有効化のステップ
REST APIガイドのRESTサービス定義(「Oracle Help Center」→関心のあるアプリケーション・サービス領域 →「REST API」から使用可能)を参照してください。OracleのRESTサービスを初めて利用する場合は、「クイック・スタート」セクションから始めることができます。
ユーザー・コンテキストREST APIを呼び出します。
OverrideAllowSelectionYNパラメータを「はい」に設定して、すべての製品グループを取得します。これにより、"Allowed Selection"属性がtrueに設定されている場合でも、製品グループを取得できます。
すべての製品グループを取得するには、/crmRestApi/resources/<version>/setupSalesCatalogsというパスを使用します。
特定の製品グループを取得するには、/crmRestApi/resources/<version>/setupSalesCatalogs/{ProdGroupId}というパスを使用します。
有効化のステップ
REST APIガイドのRESTサービス定義(「Oracle Help Center」→関心のあるアプリケーション・サービス領域 →「REST API」から使用可能)を参照してください。OracleのRESTサービスを初めて利用する場合は、「クイック・スタート」セクションから始めることができます。
デフォルトでは、OverrideAllowSelectionYNはfalseに設定されており、APIコールは以前と同様に動作します。新しいパラメータOverrideAllowSelectionYNがREST API要求に含まれ、trueに設定されている場合、APIコールはすべての製品グループを返します。
ProductGroupProductSetupとProductGroupSubgroupAdministrationの2つの新しいパラメータを使用して、製品および製品グループをテリトリ別にフィルタ処理できます。
- すべての製品を取得するには、次のパスを使用します: /crmRestApi/resources/<version>/products
- すべての製品グループを取得するには、次のパスを使用します: /crmRestApi/resources/<version>/setupSalesCatalogs
- 製品グループ内のすべての製品グループ関係を取得するには、次のパスを使用します: /crmRestApi/resources/<version>/setupSalesCatalogs/{ProdGroupId}/child/ProductGroupProductSetup
- 製品グループ内のすべてのサブグループを取得するには、次のパスを使用します: /crmRestApi/resources/<version>/setupSalesCatalogs/{ProdGroupId}/child/ProductGroupSubgroupAdministration
有効化のステップ
REST APIガイドのRESTサービス定義(「Oracle Help Center」→関心のあるアプリケーション・サービス領域 →「REST API」から使用可能)を参照してください。OracleのRESTサービスを初めて利用する場合は、「クイック・スタート」セクションから始めることができます。
「製品の非表示」パラメータは、販売カタログの構成設定です。製品を入手して「製品の非表示」属性を確認することで、製品のステータスを把握できます。
有効化のステップ
REST APIガイドのRESTサービス定義(「Oracle Help Center」→関心のあるアプリケーション・サービス領域 →「REST API」から使用可能)を参照してください。OracleのRESTサービスを初めて利用する場合は、「クイック・スタート」セクションから始めることができます。
サービス要求(SR)で作業している場合、Eメールでサービス要求メッセージを作成するときに、任意のSMTPアドレスを受信者として指定できるようになりました。その個人を新しいサービス要求担当者として追加する必要はありません。また、アドホックSMTPアドレスを含めるときに、データベースから少なくとも1人の担当者を受信者の1人として関連付ける必要もありません。
有効化のステップ
この拡張は、新しいシステムレベル・プロファイル・オプションで制御できます。エージェントが任意のSMTPアドレスにEメールを送信するには、プロファイル・オプションSVC_ENABLE_ADDITIONAL_EMAIL_RECIPIENTSを「はい」に設定します。
ヒントと考慮事項
システムで追跡できるのは、ソフト・バウンスとみなされるバウンスされたEメールのみです。SMTPアドレスに送信されたEメールがEメール・ハンドラを通過する前にエラーが発生すると、監査メッセージが記録されます。入力したSMTPアドレスが無効なアドレスの場合、Eメール・バウンスはサービス要求メッセージに記録されません。
主なリソース
詳細は、Oracle Help Centerのサービス要求のドキュメントを参照してください。
この機能により、エージェントはマイルストンが完了したことを手動で確認できます。また、マイルストンの期限を移動できるほか、フレームワークでマイルストンをモニターし、必要に応じて警告および失効をトリガーできます。管理者は、期限の更新を許可するマイルストンと、マイルストンが完了したことを更新で指定できるマイルストンを指定できます。これらの属性は互いに独立しているため、一部のマイルストンでは期限の移動のみが許可され、その他のマイルストンではエージェントが期限を完了とマークすることはできても、期限を移動できないことがあります。あるいは、両方のタイプの更新が許可されることもあります。
有効化のステップ
この機能を使用できるように、任意のマイルストンのマイルストン構成を更新できます。アプリケーション・コンポーザを使用して、期限の上書きおよび完了フラグのためのフィールドを公開します。
ヒントと考慮事項
- この機能は、提供されているマイルストン・タイプおよびカスタム・マイルストン・タイプの両方でサポートされています。
- ユーザーまたはGroovyスクリプト(あるいはその両方)は、期限を変更したり、マイルストンを完了とマークすることができます(いずれかのタイプの更新を許可するようにマイルストン・タイプが構成されているという前提で)。
- 関連するフィールドがマイルストンで公開されていても、マイルストンで上書きの許可が構成されていない場合、そのマイルストンで該当のフィールドは読取り専用になります。
- ユーザーは期限をいずれの方向にも編集できます(前後に移動できます)。
- 期限が上書きされたマイルストンは、引き続き失効がモニターされます。
- 完了フラグが上書きされたマイルストンはモニターされなくなります。
サービス・ロジスティクス・プロセスでは、サービス要求が部品オーダーに関連付けられる場合があります。部品オーダーの履行前にサービス要求が取り消されるか削除されると、不要なコストを回避するために、部品オーダーも取り消されることがあります。
事前作成済のサービス・ロジスティクス・エクスペリエンスには、部品オーダーが関連付けられたサービス要求をユーザーが取り消したり削除しようとしたときのシナリオを処理するロジックが含まれます。どのサービス要求ステータス値がサービス要求の取消しを示すかを指定できます。これにより、ステータスの変更を許可する前にユーザーに目的の確認を求めるプロンプトが表示され、必要な場合は部品オーダーが自動的に取り消されます。また、履行プロセスが進行して部品の取消ができなくなったときに、削除プリファレンスを指定して、ユーザーがサービス要求を削除できないようにすることができます。または、削除を許可して、取り消される可能性がある部品オーダーをシステムによって取り消すことができます。
有効化のステップ
「サービス要求部品オーダー処理オプションの管理」タスクを使用して、サービス要求に関連付けられた部品オーダーがある場合に、削除プリファレンスと、どのサービス要求ステータス値が処理の取消をトリガーするかを指定します。
このタスクは、「設定および保守」作業領域にある「サービス」オファリングの「サービス要求」機能領域にあります。
主なリソース
Oracle Help CenterにあるOracle CX Service B2Bサービスの実装ガイドを参照してください。サービス・ロジスティクスに関する詳細は、Oracle Service Logistics Cloud Service Logistics Cloud実装スタート・ガイドを参照してください(「Service Logistics」→「Books」にナビゲートします)。
ロール情報
- サービス管理者
動的タブが有効なワークスペース内でのグローバル検索のユーザビリティの向上
ワークスペースおよび「サービス要求」作業領域を使用すると、サービス・エージェントは動的タブ内の様々なデータにアクセスできます。この拡張機能により、サービス・エージェントが(ページ上部にある)グローバル検索を使用して検索結果を選択すると、そのアイテムが動的タブ内に表示可能であれば、アプリケーションは、選択済のレコード用に現在のワークスペース内に新しい動的タブを開きます。これにより、「グローバル検索」の使用時、ワークスペース(または「サービス要求」作業領域)の他のタブの現在のレイアウト(未保存のデータも含む)が保持されるため、エージェントの生産性が向上します。
ワークスペース内で動的タブを使用する権限がユーザーに付与されていない場合、ユーザー・インタフェースは以前のリリースと同様に動作し続けます(つまり、そのユーザーがグローバル検索を行っても動的タブは開きません)。
有効化のステップ
グローバル検索使用可能システム・プロファイル・オプションを設定して、グローバル検索を有効にする方法を次に示します。
-
実装プロジェクトから「管理者プロファイル値の管理」タスクを開きます。または、「設定および保守」で、次の手順に進みます。
- オファリング: 販売
- 機能領域: 販売基盤
- タスク: 管理者プロファイル値の管理
- 「管理者プロファイル値の管理」ページで、「プロファイル・オプション・コード」フィールドにFUSION_APPS_SEARCH_ENABLEDと入力して、システム・プロファイル・オプションを検索します。
- 「プロファイル値」セクションで、「プロファイル値」リストから「はい」を選択します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
- ページ上部のグローバル検索ボックスを表示するには、サインアウトして再びサインインします。
主なリソース
ワークスペースは初期の一連の早期導入者に対してのみ使用可能です。早期導入者になることにご興味がある場合は、Oracle Cloud Customer ConnectのSearch and Workspace User Experienceフォーラムでアクセスを申請してください。
ロール情報
営業管理者または設定ユーザー(アプリケーション実装コンサルタント)は、グローバル検索の有効化を担当します。
サービス要求およびHRサービス要求リスト・ページのリフレッシュ・アイコン
「サービス要求」リスト・ページと「HRサービス要求」リスト・ページには、現在の問合せを再実行して更新をフェッチする新しいリフレッシュ・アイコンがあります。リフレッシュ・アイコンは「処理」ボタンの横に表示されます。リフレッシュ・アイコンを使用すると、現在の保存済検索を変更または切り替えなくても、更新をより簡単に確認できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
インライン編集または一括更新の実行中はリフレッシュを実行できません。ただし、インライン編集または一括更新を完了した後、ページをリフレッシュできます。
「サービス要求のコピー」処理を構成して、サービス要求(SR)オブジェクトにカスタム・フィールドを含めることで、そこから新しいSRレコードにコピーすることができます。つまり、コピー処理を呼び出す前にフィールドにソース・レコードが移入されていれば、フィールド値を再入力する必要はありません。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
詳細は、Oracle Help CenterにあるOracle CX Service B2Bサービスの実装ガイドを参照してください。
「サービス要求詳細」ページのページ・レイアウトで、フィールド・グループ内の「問題の説明」フィールドを移動できます。これにより、ページ・レイアウト内で「問題の説明」の配置を上下に移動することで、レイアウトを変更できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
詳細は、Oracle Help Centerのサービス要求のドキュメントを参照してください。
Eメール・レスポンスにおけるデジタル顧客サービスへのナレッジ・リンクの挿入
サービス要求(SR)の使用時に、ナレッジ項目へのリンクを含むEメール・メッセージを顧客に送信できます。ナレッジ項目がサービス要求にリンクされている場合、メッセージ・コンポーザ内で挿入処理を使用して、デジタル顧客サービス・ポータルで公開された項目の完全なURLを挿入できます。Eメール受信者はEメール内のハイパーリンクをクリックし、関連ナレッジ項目に直接ナビゲートできます。
有効化のステップ
エージェントがデジタル顧客サービスにリンクを挿入するオプションを有効にするには、システムレベルのプロファイル・オプションSVC_ENABLE_DEEPLINKS_IN_OUTBOUND_EMAILを「はい」に設定します。
主なリソース
詳細は、Oracle Help Centerのサービス要求のドキュメントを参照してください。
処理プラン・テンプレートの定義の一部として、プランの各ステップについて予想される期間を定義するオプションがあります。処理プランがサービス要求に関連付けられている場合、システムは組織カレンダを参照して、各ステップについて予想される期限を見積ります。このリリースでは、処理プランに新しいカレンダ・オプションが追加されています。管理者は、処理プランの日付/期間の計算の入力として、Oracle Subscription Managementで定義されたカレンダを使用できるようになりました。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
Oracle Help CenterにあるOracle CX Service B2Bサービスの実装ガイドを参照してください。
多くの業界では、コアとなる顧客サービスを補完する、長期的でクライアントや市民を重視したケースを管理する必要があります。ケース管理APIおよびデータ・モデルは、最初に更新19Cで導入され、追加のオブジェクト関係で拡張されています。このケース管理基盤に、ケース管理ライフサイクル解決を実装するために必要なすべてのコア・コンポーネントが含まれるようになりました。
ケース管理基盤の機能は次のとおりです。
- 次の操作に対するREST APIサポート:
- 問合せ
- 作成
- 編集
- 関連オブジェクトの追加/削除
- 次の関連オブジェクトとの統合:
- 担当者
- 世帯
- サービス要求
- 処理プラン
- アクティビティ
- キュー
- ケース添付
- ユーザーおよび管理者用の事前定義済セキュリティ・ポリシー
- アプリケーション・コンポーザによるケース・オブジェクトの拡張性
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: サービス
主なリソース
Oracle Help CenterにあるOracle CX Service B2Bサービスの実装ガイドおよびCX SalesおよびB2Bサービス用のREST APIガイドを参照してください。
ロール情報
- サービス管理者
サーベイ統合フレームワークを使用すると、希望するサードパーティのサーベイ・アプリケーションに接続し、サーベイを送信するタイミングをサードパーティ・アプリケーションに伝えるサービス要求イベントに基づいて、サーベイ・ツールへの要求を開始できます。フレームワークは、Oracle Integration Cloudを使用して、サードパーティのサーベイ製品ベンダーに接続できます。Oracle Cloudから開始された要求は、サーベイの受信者は誰なのか、どのサーベイを最終顧客に送信するのかを示します。
サービス・アプリケーションでは、次の領域を構成および管理できます。
- 管理者は、「設定および保守」を使用してサーベイ統合を有効化し、Oracle Integration Cloudへの接続情報を提供し、サーベイの実施に使用するサードパーティのサーベイ・アプリケーションを選択できます。
- 管理者は、サーベイ(サービス要求がクローズされたときのサーベイなど)に対してオブジェクト所有者を適格にするProcess Cloud Decision Modeにより、適格ルールを構成できます(事前定義済の共通イベントに基づいて)。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: サービス
ヒントと考慮事項
Oracle Marketplaceで追加情報を探し、必要なファイルをダウンロードしてサーベイ統合を完了できます。
主なリソース
Oracle Help CenterにあるOracle CX Service B2Bサービスの実装ガイドを参照してください。
ロール情報
営業管理者または設定ユーザー(アプリケーション実装コンサルタント)は、サーベイ統合の有効化を担当します。
共有ナレッジ・ウィジェットによるコンテキスト・ナレッジの提供
管理者は、共有ナレッジ・ウィジェットを構成して、製品、カテゴリおよびコンテンツ・タイプ別に回答をフィルタすることができます。アプリケーション・コンポーザをサポートするページで共有ナレッジ・ウィジェットを実装できます。その場合、通常、特定のユーザー・セットに対して、特定の目的のために、ナレッジを提供します。ウィジェットで特定の製品、カテゴリおよびコンテンツ・タイプを設定すると、そのページにアクセスしたユーザーに最も関連性の高いナレッジのみを表示できます。
共有ナレッジ・ウィジェットを構成して、1つの製品、カテゴリおよび項目のコンテンツ・タイプ(ソリューション、FAQなど)に関するコンテンツを表示できます。また、ページの目的との関連性がない可能性がある、推奨される回答、検索およびお気に入りについて、1つ以上のウィジェットのタブを非表示にすることもできます。
有効化のステップ
ナレッジ・ウィジェットは、ページ・コンポーザを使用して編集することで構成します。
- ページ・コンポーザでナレッジ検索コンポーネントを開きます。
- 「追加」をクリックします。
- セレクタから、1つの製品、1つのカテゴリおよび1つのコンテンツ・タイプを選択します。
ヒントと考慮事項
- 共有ナレッジ・ウィジェットを構成するには、サンドボックスにアクセスして公開できることに加えて、ページ・コンポーザにアクセスできることが必要です。
- 選択できるのは、ウィジェットが構成されたアプリケーションに割り当てられている製品、カテゴリおよびコンテンツ・タイプのみです。設定したコンテキストは、検索結果と推奨項目に適用されますが、お気に入りには影響せず、ウィジェットの項目詳細ページのコンテンツにも影響します。
- 製品、カテゴリおよびコンテンツ・タイプのそれぞれについて1つを割り当てることができます。それぞれについて1つを選択すると、表示されるコンテンツは、すべての選択に一致する項目に限定されます。たとえば、myProduct製品、「導入」カテゴリおよびFAQコンテンツ・タイプを選択した場合、検索結果と推奨項目にはmyProductのインストールに関するFAQ項目のみが表示されます。
主なリソース
ナレッジ管理の管理ガイドの自分のナレッジの構成の項でアプリケーション・ページへのナレッジの追加を参照してください(Oracle Help Center→「Cloud」→「Cloud Applications」→「B2B Service」→「Books」→「Administration」からアクセスできます)。
ロール情報
- 人事ヘルプ・デスク管理者
作成者は、エンドユーザー、エージェント、従業員または最終顧客に対して項目が表示されなくなる日時を設定できるようになりました。失効日を使用すると、時間的な制約のあるコンテンツを公開でき、後日手動で削除する必要はありません。作成者は、項目を作成または編集するときに失効日を設定できます。
デモを見る
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
公開された項目の失効日の設定のレディネス・トレーニングを見る
ナレッジ管理の使用のナレッジ・オーサリングの使用の項で項目の作成を参照してください(Oracle Help Center→「Cloud」→「Cloud Applications」→「B2B Service」→「Books」→「User」からアクセスできます)。
ロール情報
ナレッジ作成者およびナレッジ・マネージャは、この機能にアクセスできます。
「ナレッジ管理 - 項目ユーザー・グループ」サブジェクト領域を使用して、ナレッジ管理分析の項目に関連付けられているユーザー・グループについてレポートできるようになりました。これにより、ユーザーが保護されたコンテンツをどのように操作しているかについて詳細なインサイトが得られます。
デモを見る
有効化のステップ
新規サブジェクト領域を、既存のレポートに追加するか新規レポートで使用することにより利用します。レポートの作成および編集の詳細は、分析およびレポートの作成および管理のドキュメント(「Oracle Help Center」→関心のあるアプリケーション・サービス領域→「Books」→「Administration」)を参照してください。
ヒントと考慮事項
コアとなるナレッジ管理サブジェクト領域のいずれかを選択した後、このサブジェクト領域を選択します。たとえば、ナレッジ管理 - 項目リアルタイムを選択して、ナレッジ管理 - 項目ユーザー・グループを選択します。項目ユーザー・グループファクトを選択して、結合が行われていることを確認してください。この列は、後で分析で非表示にできます。
主なリソース
ナレッジ分析のユーザー・グループに関するレポートのレディネス・トレーニングを見る
ナレッジ管理の使用(Oracle Help Center→「Cloud Applications」→「B2B Service」→「Books」→「User」からアクセスできます)および分析の作成および管理(Oracle Help Center→「Cloud」→「Cloud Applications」→「Sales」→「Books」→「Administration」からアクセスできます)を参照してください。
ロール情報
ナレッジ・アナリストおよびナレッジ・マネージャはナレッジ分析にアクセスできます。
検索REST APIを使用して、複数の製品およびカテゴリを検索できるようになりました。APIでは、検索要求で複数の製品、カテゴリおよびコンテンツ・タイプを渡すことがサポートされているため、パフォーマンスと柔軟性が向上します。選択した複数のファセット(たとえば、2つのカテゴリと2つの製品)に対してフィルタを適用できます。
有効化のステップ
REST APIガイドのRESTサービス定義(「Oracle Help Center」→関心のあるアプリケーション・サービス領域 →「REST API」から使用可能)を参照してください。OracleのRESTサービスを初めて利用する場合は、「クイック・スタート」セクションから始めることができます。
複数の部門のナレッジへのアクセス権を持つユーザーは、自分のナレッジをフィルタして1つの部門からの結果のみを含めることができるようになりました。これにより、ユーザーはその時点の自分の目的に関連するナレッジ・コンテンツのみを表示できます。アクティブなナレッジ部門には、サービス、HCMおよび内部ヘルプデスクが含まれます。ユーザーは、「自分のナレッジ」の新しい部門セレクタを使用して検索をフィルタします。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ロール情報
エージェント、ナレッジ作成者、および自分のナレッジにアクセスできるすべてのユーザーが、この機能を使用できます。
人材管理(HCM)ユーザーは、デスクトップに加えて、モバイル・デバイスからもナレッジにアクセスできるようになりました。これにより、場所と時間の両方の点において、ユーザーのナレッジへのアクセスが拡大され、有用性が向上します。モバイル・ナレッジでは、ユーザーのコンテキスト情報に基づいて推奨項目が提供され、ユーザーの検索条件やその他の基準に基づいて追加の検索もサポートされます。ユーザーは、モバイル・ウィジェットから保存済のお気に入り項目にアクセスすることもできます。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: ヘルプ・デスク
この機能を有効にするには、HCM_KM_WIDGET_RESPONSIVE_PAGES_ENABLEDプロファイル・オプションを設定します。
- スプリングボード・メニューで「設定および保守」をクリックします。
- 「サービス」オファリングを選択します。
- 「ナレッジ管理」機能領域を選択します。
- 「自分のナレッジ・プロファイル・オプションの管理」を選択します。
- HCM_KM_WIDGET_RESPONSIVE_PAGES_ENABLEDプロファイル・オプションを「Y」に設定します。
ナレッジ項目への埋込み時にリストからインテリジェント・アドバイザ・インタビューを選択
ナレッジ作成者は、ナレッジ項目にインテリジェント・アドバイザ・インタビューを埋め込むときに、リストから選択できます。これにより、項目への追加時に作成者がデプロイメント(インタビュー)の名前を指定する必要がなくなったため、項目にインテリジェント・アドバイザ・インタビューを含めるプロセスが簡略化されます。ナレッジ・アプリケーションは、構成済のインテリジェント・アドバイザ・ハブからインタビュー(デプロイメント)の名前を取得します。作成者がインタビューを選択するときに、複数のロケールが使用可能な場合は、インタビューのロケールを選択できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
「Engagement Cloud」タイプの接続を使用したインテリジェント・アドバイザ・ハブが必要です。
主なリソース
- ナレッジ管理でのインテリジェント・アドバイザ・インタビューの有効化の詳細は、ナレッジ管理の管理のナレッジの管理の項でインテリジェント・アドバイザ・インタビューの有効化を参照してください(Oracle Help Center→「Cloud」→「Cloud Applications」→「B2B Service」→「Books」→「Administration」からアクセスできます)。
- 項目へのインタビューの追加の詳細は、ナレッジ管理の使用のナレッジ・オーサリングの使用の項でインテリジェント・アドバイザ・インタビューおよび項目へのインタビューの追加を参照してください(Oracle Help Center→「Cloud」→「Cloud Applications」→「B2B Service」→「Books」→「User」からアクセスできます)。
- インテリジェント・アドバイザとの統合の詳細は、Oracle Policy Automationドキュメント・ライブラリのEngagement Cloudユーザーズ・ガイド、およびOracle CX Sales営業の実装の追加の構成および統合の章の販売におけるインテリジェント・アドバイザ・インタビューを参照してください(Oracle Help Center→「Cloud」→「Cloud Applications」→「Oracle CX Sales」→「Books」→「Implementation」からアクセスできます)。
ビジュアル・ナビゲータを使用すると、必要な情報や機能をすばやく見つけることができます。ビジュアル・ナビゲータには、様々なリンクタイプの動作に対する視覚的なレイアウトおよび基本的なロジックが用意されています。
有効化のステップ
オプション1:
- 使用するページにビジュアル・ナビゲータ・コンポーネントをドロップします。
- 「処理」で、「navigatorLoadAction」をクリックします。
- 処理チェーンNavigatorFetchItemsActionの呼出しをクリックします。
- 処理チェーンNavigatorFetchItemsActionの呼出しの項目入力パラメータに、ビジュアル・ナビゲータで表示する項目の配列を設定します。
オプション2:
- アプリケーションのリソース・ディレクトリの任意の場所に、項目配列を定義するJSONファイルをアップロードします。
- NavigatorLoadActionを編集します。
- 処理チェーンNavigatorFetchItemsActionの呼出しの直前に、モジュール関数の呼出し処理を追加します。
- モジュール関数の呼出しを設定して、アプリケーション・レベルのloadJSON関数を呼び出します。
- 関数のパス入力パラメータに、リソース・ディレクトリ配下のJSONファイルの相対パスを設定します。
- モジュール関数の呼出しの結果を処理チェーンNavigatorFetchItemsActionの呼出しの項目パラメータにマップします。
ヒントと考慮事項
サポートされる配列型は次のとおりです。
- info
- knowledge-article
- service-request
- product
- my-profile
- url
主なリソース
詳細は、Oracle CX Service Digital Customer Serviceの実装ガイドを参照してください。
フィルタを使用して、ナレッジ項目をすばやく探します。次の基準でフィルタできます。
- 文書タイプ
- コレクション
- カテゴリ
- 製品
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
ナレッジ項目ファセット・コンポーネントは、Oracle Digital Customer Serviceリファレンス実装テンプレートおよびOracle Component Exchangeで使用可能です。
主なリソース
詳細は、Oracle CX Service Digital Customer Serviceの実装ガイドを参照してください。
ナレッジ項目でのOracle Intelligent Advisorインタビューとの連携
Oracle Intelligent Advisorインタビューは、モデル化された自然言語ポリシーを使用して、ユーザーをガイドします。Oracle Intelligent Advisorインタビューをナレッジ項目に埋め込むことができます。記事を表示しているユーザーは、インタビューのガイド付きプロセスに従って直接対話できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
詳細は、Oracle CX Service Digital Customer Serviceの実装ガイドを参照してください。
すべてのチャネル顧客対応の取得に使用される顧客対応モデルでは、顧客対応レコードを特定のカスタム・オブジェクトに自動的に関連付けることができるようになりました。たとえば、エージェントが顧客からの電話を受け、その通話中に、カスタム・オブジェクトを作成または編集する場合、アプリケーションによってカスタム・オブジェクトがバックエンド顧客対応に自動的に関連付けられます。
有効化のステップ
カスタム・オブジェクトの自動関連付けは、標準の「設定および保守」構成タスクによって制御されません。
主なリソース
カスタム・オブジェクトの設定および顧客対応の自動関連付け機能の有効化の詳細は、Oracle Help CenterにあるB2Bサービスの実装ガイドを参照してください。
ロール情報
顧客対応とカスタム・オブジェクトの自動関連付けを設定および構成するには、管理者権限またはアプリケーション・コンポーザへのアクセス権(あるいはその両方)が必要です。
事前定義済チャネル・タイプが使用されていない場合は、サービス要求(SR)ユーザー・インタフェースからそれらのチャネル・タイプを非表示にできます。この変更によって、サービス担当者のユーザビリティが向上します。これは、SRの編集時またはSRメッセージの構成時に、環境内でアクティブなチャネル・タイプのみが表示されるためです。
有効化のステップ
「設定および保守」で、「サービス要求チャネル・タイプ表示の管理」設定タスクを使用して、アクティブなチャネル・タイプを指定します。
消去の権利に関するGDPRに準拠するためのチャット・トランスクリプトの削除
すべての顧客のチャット・トランスクリプトを定期的に、または手動で削除して、一般データ保護規則(GDPR)の要件を満たします。チャットを削除することで、消去の権利(忘れられる権利とも呼ばれる)についてGDPRに準拠できます。
GDPRは欧州連合(EU)法の規則です。この法律は、EUおよび欧州経済領域(EEA)のすべての市民のデータ保護およびプライバシを規定します。
GDPRの規則の1つは、消去の権利または忘れられる権利です。これは、データ保護やプライバシに関連する様々な理由から顧客がチャット会話をすべて削除するように要求する可能性があることを意味します。サービス・アプリケーションでチャットを設定して、チャット・トランスクリプトをパージできます。これは、プロファイル・オプションを設定することで定期的に、または顧客の要求に応じて手動で行います。
有効化のステップ
チャット・トランスクリプトの定期的なパージを有効にするには、次のプロファイル・オプションも設定する必要があります。
- SVC_CHAT_TRANSCRIPT_PURGE_ENABLED
- SVC_CHAT_TRANSCRIPT_PURGE_INTERVAL
- SVC_CHAT_TRANSCRIPT_DELETE_ENABLED
- SVC_CHAT_TRANSCRIPT_PURGE_ITERATION_INTERVAL
- SVC_CHAT_TRANSCRIPT_PURGE_BATCH_SIZE
また、SVC_DELETE_CHAT_TRANSCRIPT_PRIV権限によって、ユーザー・インタフェースからチャット・トランスクリプトを削除できます。デフォルトでは、この権限はCustomer Service Administratorロールにのみ付与されます。他のユーザーまたはロールにチャット・トランスクリプトの削除を許可するには、それぞれのロールにこの権限を追加する必要があります。
主なリソース
Oracle Help CenterにあるOracle CX Service B2Bサービスの実装ガイドを参照してください。
ロール情報
- Customer Service Administrator
新しいREST APIに更新されたサービス作業オーダーの事前作成済統合フロー
Oracle Field Serviceとの事前作成された統合により、サービス作業オーダーとOracle Field Serviceアクティビティの間の双方向の同期が可能になります。この事前作成済統合は、REST APIを使用するように更新され、SOAP APIは使用されなくなりました。新しいバージョンの統合フローでは、更新19Bで導入された作業オーダーについて、新しいRESTサービスが利用されます。SOAPを使用する以前のバージョンの事前作成済統合は、引き続きOracle Integration Cloudでサポートされますが、ダウンロードすることはできません。既存の顧客は新しいRESTベースのフローに移行することが推奨され、新しいすべての実装では新しいRESTベースのフローを使用する必要があります。
有効化のステップ
事前作成済の統合フローには、次の2つのオプションのいずれかを使用してアクセスします。
- Oracle Engagement CloudからOracle Field Service Cloudへの統合: https://cloudmarketplace.oracle.com/marketplace/en_US/listing/30781442
- My Oracle Supportドキュメント: 2247612.1
事前作成済フローのPARファイルをダウンロードし、Oracle Integration Cloudにパッケージをインポートします。
ヒントと考慮事項
統合フィールド・サービス作業オーダーを作成するには、これらのOracleサービスへのサブスクリプションが必要です。
- Oracle CX
- Oracle Field Service
- Oracle Integration Cloud (OIC)
主なリソース
フィールド・サービス作業オーダー管理の構成の詳細は、Oracle Help CenterにあるOracle CX Service B2Bサービスとフィールド・サービスの統合ガイドを参照してください。
Oracle Applications Securityが提供する単一コンソールを使用することによって、ITセキュリティ・マネージャおよびITセキュリティ管理者は、ユーザーのライフサイクル管理、ロール定義、セキュリティ・ポリシー管理(機能とデータの両方)、ロール階層の保守、ユーザー名およびパスワード・ポリシー管理、証明書管理などの各種機能を実行できます。このコンソールでは、ユーザーはセキュリティに対する変更の影響のシミュレーション、セキュリティ・レポートの実行、およびMicrosoft Active Directoryとの統合のためのコネクタのダウンロードも実行できます。
詳細は、Oracle Help Centerで次のガイドを参照してください。
- Oracle CX CX SalesおよびB2Bサービスの保護
- Oracle CX CX SalesおよびB2Bサービスのセキュリティ・リファレンス
アクセス・グループは、データ・セキュリティを構成するための新しいパラダイムを提供します。次の初期セットのオブジェクトのアクセス・グループを使用して、販売データへの追加のアクセス権を簡単にユーザーに付与できます。
- アカウント
- 担当者
- 商談
- リード
- パートナ
- カスタム・オブジェクト
アクセス・グループを作成し、メンバーをグループに割り当ててから、オブジェクトのデータへのアクセス権をグループに付与するルールを定義できます。すべてのグループ・メンバーは、グループに対して選択されたデータ・アクセスを受け取ります。ユーザーを複数のアクセス・グループに追加すると、各グループがアクセスできるすべてのデータ・レコードへのアクセス権がユーザーに付与されます。
カスタム・データ・セキュリティ・ポリシーのかわりにアクセス・グループを使用して、次のような非標準パラメータに基づいてユーザー・アクセス権を付与できます。
- ユーザーの国または地域
- ユーザーのビジネス・ユニット
- カスタム属性およびフィールド
さらに、ワークスペースでは、ユーザーがアクセス・グループ・メンバーシップを介してアクセス権を持つレコードを検索および表示できます。
有効化のステップ
権限やジョブ・ロールの割当や更新により、機能にアクセスできるようにします。詳細は、下のロールに関する項で説明されています。
ヒントと考慮事項
- 事前定義済データ・セキュリティ・ポリシーでサポートされていないパラメータに基づいてユーザーにデータ・アクセスを提供する場合は、カスタム・データ・セキュリティ・ポリシーを作成するかわりとしてアクセス・グループを使用します。
- チーム、テリトリ、管理階層などの標準のメカニズムを使用してユーザーにアクセスを提供する場合は、現在使用している既存の事前定義データ・セキュリティ・ポリシーまたはテリトリ管理ソリューションを使用します。
- データへのユーザーの全体的なアクセスは、アクセス・グループによって提供されるアクセス権と、他のすべてのアクセス・パス(データ・セキュリティ・ポリシーによって提供されるものや、該当する場合はその他のアクセス・メカニズムよって提供されるもの)からユーザーが受け取るアクセス権の組合せで構成されます。
ロール情報
アクセス・グループのメンバーとして追加できるのは、リソース抽象ロール(ORA_HZ_RESOURCE_ABSTRACT)を割り当てられた営業リソース・ユーザーのみです。
アクセス・グループを作成および管理するには、ITセキュリティ・マネージャ・ジョブ・ロールまたは営業管理者ジョブ・ロールが必要です。
ユーザーに適切なロールがあることを確認した後、「ツール」→「販売およびサービス・アクセス管理」にナビゲートし、次を実行します。
- ITセキュリティ・マネージャ・ジョブ・ロールを使用してアクセス・グループを構成する場合は、「グループの構成」をクリックして、アクセス・グループのランディング・ページにナビゲートします。
- 営業管理者ジョブ・ロールを使用してアクセス・グループを構成する場合は、アクセス・グループのランディング・ページが直接表示されます。
更新19Dでは、ロールベースのアクティビティ権限がさらに詳細になったため、アクティビティの処理のサブセットのみへのアクセス権をユーザーに付与できます。たとえば、アポイントメントを表示できるのみで、作成はできないように、セキュリティ構成を変更できます。これは、アポイントメント、タスク、コール・レポート、コール・ログなど、アクティビティ・オブジェクトのあらゆる側面に適用されます。
この更新以降、次のアプリケーションで詳細な権限を使用できます。
- Oracle CX Mobile
- Sales for Office 365
- サービス要求
有効化のステップ
権限やジョブ・ロールの割当や更新により、機能にアクセスできるようにします。詳細は、下のロールに関する項で説明されています。
ロール情報
- 設定ユーザー
アクセス・グループを使用したカスタム・オブジェクト・レコードへのアクセスの制御
ナビゲータを使用して「販売およびサービス・アクセス管理」でアクセス・グループ・セキュリティを使用可能にしてからアクセス・グループを構成することにより、オブジェクトのレコードにアクセス可能なユーザーを構成できます。ロール表の機能権限も指定する必要があります。所有者など他のセキュリティ・オプションは引き続き使用できます。アクセス・グループは、既存のデータ・セキュリティ・ポリシーに対するOR操作です。「販売およびサービス・アクセス管理」でアクセス・グループを構成する方法の詳細は、このドキュメントの「アクセス・グループを使用したデータ・セキュリティの構成」を参照してください。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
Oracle Help CenterにあるOracle CX CX SalesおよびB2Bサービスの保護ガイドを参照してください。
カスタム・サブタブへのインテリジェント・アドバイザ・インタビューの追加
アプリケーション・コンポーザを使用して、インテリジェント・アドバイザ・インタビューをカスタム・サブタブとしてアプリケーション・ページにシームレスに統合します。数クリックでインタビューを選択してカスタム・サブタブに割り当てることができます。アプリケーションでは、追加の作業なしで、チェックポイントがあるインタビューが自動的にサポートされます。データ・マッピングをサポートするために、アプリケーションは現在のアプリケーションの親オブジェクト・レコードの主キーをインテリジェント・アドバイザ・インタビューに自動的に提供します。データ・マッピングを使用すると、販売アプリケーションからインテリジェント・アドバイザ・インタビューにデータを事前提供し、インタビューの結果をアプリケーションに保存できます。
アプリケーションは、インテリジェント・アドバイザ・ハブ管理UIで指定したインテリジェント・アドバイザ・ハブから、使用可能なインタビューのリストを取得します。インテリジェント・アドバイザ・ハブによってインスタンスが自動的に構成されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
「インテリジェント・アドバイザ・ハブ」サブタブの選択は、インテリジェント・アドバイザ・ハブが環境に登録された後に表示されます。
主なリソース
- データ・マッピングをサポートするオブジェクトのリストおよび追加の関連情報については、インテリジェント・アドバイザ・ドキュメント・ライブラリを参照してください。
- 接続の追加の詳細な手順は、インテリジェント・アドバイザ・ドキュメント・ライブラリのEngagement Cloudへの接続のトピックを参照してください。
拡張されたクイック・インポート・マクロによるインポートのパフォーマンスの向上
アカウント、担当者、製品、リード、商談などのキー販売オブジェクトのクイック・インポート・マクロは、Oracleの新しい「インポートの管理」テクノロジを使用して販売データをインポートできるようになりました。Microsoft Excelマクロを使用すると、一部のオブジェクトについて一度に最大5,000件のレコードを高速かつ簡単にインポートできます。マクロでは、データ入力の検証、値リストの提供および定数値の自動移入が行われます。営業ユーザーおよび製品グループをインポートするためのマクロは、更新20Cで廃止される予定のインポート方法であるファイル・インポートを引き続き使用します。
有効化のステップ
クイック・インポート・マクロはMy Oracle Supportでダウンロードできます(文書ID 2229503.1)。Excelマクロを使用するための詳細な手順は、Oracle Help CenterにあるOracle CX Sales営業の実装スタート・ガイドを参照してください。
ロール情報
- 設定ユーザー
更新後のタスク
レポートおよび分析
更新19Aでは、OTBI直接データベース問合せはデフォルトでBIアンサーで無効になっており、将来の更新でオプションが削除されることが通知されました。更新19D以降は、直接データベース問合せでBI分析を作成または変更できなくなります。20Aに更新すると、既存のものを実行できなくなります。BIアンサーで直接データベース問合せを使用してレポートを作成した場合、これらのレポートをレビューし、必要に応じてOTBIサブジェクト領域またはBIパブリッシャを使用してレポートを再作成します。この変更に関連する詳細は、Cloud Customer Connectのお知らせを参照してください(https://cloudcustoerconnect.oracle.com/posts/6e94e92084)。
拡張された最新の動作へのアプリケーション・コンポーザのカスタマイズの更新
アップグレード時には、アプリケーション・コンポーザで行われたほとんどの既存のカスタマイズが新しいリリースにおける拡張された最新の動作に自動的に更新されます。ただし、いくつかの例外があり、それらのカスタマイズについてはそれぞれ、アップグレード・スクリプトを手動で開始する必要があります。
有効化のステップ
これらのステップを実行するには、管理者ロールを持つユーザーとしてサインインする必要があります。
重要: アクティブなサンドボックスに保留中の変更がある場合は、これらのステップを実行しないでください。処理を進める前に、保持する変更内容があるサンドボックスを必ず保存して公開し、公開しないサンドボックスは削除してください。
- アプリケーションにサインインします。
- 「ナビゲータ」から「サンドボックス」(「構成」の下)を選択します。
- 新しいサンドボックスを作成し、アクティブなサンドボックスとして設定します。現在のアクティブなサンドボックスがアプリケーションの最上部に表示されます。
- 「ナビゲータ」→「アプリケーション・コンポーザ」(「構成」の下)に移動します。
- 「アプリケーション」ドロップダウン・リストから、「共通」や「販売」など、メタデータをアップグレードする最初のアプリケーションを選択します。
ノート: アプリケーションごとに別個に既存のカスタマイズ・メタデータをアップグレードする必要があります。
- 左側のナビゲーション・ツリーから、「共通設定」の下にある「メタデータ・マネージャ」をクリックします。
- 「メタデータ・アップグレード」をクリックします。
- デフォルトでは、手動でアップグレードする必要がある「未開始」アップグレード項目がリストに表示されます。リストの最初の行を強調表示し、「アップグレード」ボタンをクリックします。
- 確認ダイアログ・ボックスで「OK」をクリックします。 このプロセスには数分かかる場合があります。アップグレードが完了すると、ダイアログ・ボックスが閉じて、「アップグレード完了」列にチェックマークが表示されます。
ノート: 現在、カスタム・オブジェクトおよびフィールドをグローバル検索に使用できないアップグレード項目については、メタデータ・アップグレードが完了しても、「アップグレード完了」列にチェックマークは表示されません。メタデータ・アップグレード・プロセスは問題なく続行できます。
- リストの各行についてステップ7-8を繰り返します。
- アプリケーション・コンポーザの「アプリケーション」ドロップダウン・リストの各アプリケーションについてステップ4-8を繰り返します。
- サンドボックスを公開します。
このプロセスが完了したら、アプリケーションを使用する準備が整います。
主なリソース
四半期更新の準備および検証の方法を学習するには、My Oracle Supportの四半期更新の準備(文書ID 2445338.1)を参照してください