- 改訂履歴
- 概要
- 任意の新機能の導入(オプトイン)
- 更新タスク
- 機能のサマリー
- CX基盤
- コア・セールス・フォース・オートメーション
- 販売実績管理
- 販売分析
- B2Bサービス
- インポートとエクスポートおよびREST API
-
-
-
- CX Salesファイルベースのデータ・インポートおよびエクスポートへのナビゲーションの無効化
- 添付ファイルのエクスポート
- 階層インポートでのテンプレートの使用
- REST APIを使用した汎用ソース・システム・オブジェクトの管理
- インポート管理を使用したサービス契約オブジェクトのインポート
- アカウント、担当者および世帯REST APIで使用する属性の増加
- 連絡先、追加識別子および追加名子オブジェクトの追加属性の使用
- 組織RESTリソースを使用した一般的な組織データの管理
- インポートおよびエクスポート管理を使用した、顧客ハブ個人エンティティの作成、更新、削除およびエクスポート
- ハブ組織インポート・オブジェクトを使用した追加属性のインポートのサポートの提供
- 個人RESTリソースを使用した一般的な個人データの管理
- REST APIを使用した参加者の集計済支給の表示
- 一括見積報酬RESTサービスのサポート
-
-
- セキュリティ
- アプリケーション・コンポーザ
- 設定の簡素化
- 重要な処理と考慮事項
本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。
日付 | 製品 | 機能 | ノート |
---|---|---|---|
2021年2月26日 | インポートとエクスポートおよびREST API |
連絡先、追加識別子および追加名子オブジェクトの追加属性の使用 | 機能情報の改訂。 |
2021年1月29日 |
販売分析 |
ユーザー採用レポートでのサインイン時間の表示 | 機能情報の改訂。 |
2021年1月29日 |
販売分析 |
CX営業のユーザー採用レポートの表示 | 機能情報の改訂。 |
2021年1月29日 | 販売分析 | クリック履歴レポートのクリック・アクティビティの表示 | 機能情報の改訂。 |
2020年11月25日 |
セキュリティ | システム・アクセス・グループおよび事前定義済ルールを使用した、アカウントおよび担当者データに対するユーザー・アクセスの管理 |
機能情報の改訂。 |
2020年11月25日 | ナレッジ管理 | 機能情報の改訂。 | |
2020年11月25日 |
顧客データ管理 | 機能情報の改訂。 |
|
2020年11月25日 | 重要な処理と考慮事項 | ワークスペースが更新20D以降のデフォルト構成であることに関する情報を追加しました。 | |
2020年10月30日 | CX営業モバイル | 更新20Dで提供される機能。 |
|
2020年9月25日 |
インテリジェント・アドバイザ |
テスト・ケース実行統計 | 更新20Dで提供される機能。 |
2020年9月25日 |
インテリジェント・アドバイザ |
ルール実行プロファイリング・レポート | 更新20Dで提供される機能。 |
2020年9月25日 |
インテリジェント・アドバイザ |
インタビュー・ロード時の無効なデータの破棄 | 更新20Dで提供される機能。 |
2020年9月25日 |
インテリジェント・アドバイザ |
CX営業およびB2Bサービス接続での新機能の自動導入 | 更新20Dで提供される機能。 |
2020年9月25日 |
インテリジェント・アドバイザ |
リポジトリ・プロジェクトの分岐 | 更新20Dで提供される機能。 |
2020年9月25日 |
インテリジェント・アドバイザ |
自動入力の目的 | 更新20Dで提供される機能。 |
2020年9月18日 | 初版作成。 |
このガイドでは、この更新の新機能と機能向上を理解するうえで必要な情報の概要を示します。
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本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。
Oracle Cloudアプリケーションは、四半期ごとに新しい更新を配信します。 つまり、ビジネスの効率的かつ効果的な管理に役立つ新しい機能を3か月ごとに受け取ります。 一部の機能は使用可能な状態でされ、エンド・ユーザーが即時に使用できます。 その他の機能はすぐ使用できない状態で提供され、使用可能にするために処理を実行する必要があります。無効化の状態で提供されている機能をエンド・ユーザーに対してアクティブ化するには、次の権限とステップを使用します。
- アプリケーション・オファリングのレビュー(ASM_REVIEW_APPLICATIONS_OFFERINGS_PRIV)
- Oracle Fusion Applicationsオファリングの構成(ASM_CONFIGURE_OFFERING_PRIV)
新機能をオプトインする方法を次に示します。
- 「ナビゲータ」→「自分の企業」→「新機能」をクリックします。
- 機能概要ページでオファリングを選択し、そのオファリングに固有の新機能を表示します。または、デフォルトの有効化されているすべてのオファリングの選択を維持して、すべてのオファリングの新機能を表示します。
- 「新機能」タブで新機能を確認し、「使用可能」列で機能のオプトイン・ステータスを確認します。機能がすでに有効化されている場合は、チェック・マークが表示されます。それ以外の場合は、機能を使用可能にするアイコンが表示されます。
- 「使用可能」列にあるアイコンをクリックし、機能を有効にする手順を完了します。
オファリングの新機能をオプトインする方法の詳細および詳細手順は、オファリングの構成を参照してください。
オプトイン失効
オプトインで使用不可の状態で提供された機能は、今後の更新で自動的に使用可能になる場合があります。 これは「オプト・イン失効」と呼ばれます。 クラウド・サービスで「オプト・イン失効」がある場合、この文書に関連タブが表示されます。そのタブをクリックすると、機能が最初に無効な状態で提供された日時、およびオプトインが失効し、機能が自動的に有効化される可能性がある日時が表示されます。ここをクリックして、すべてのOracle Cloud Applicationsにわたる「オプト・イン失効」がある機能を確認することもできます。
この項では、更新の計画、デプロイおよび検証に役立つ情報を紹介します。このドキュメントには頻繁に情報が追加されるので、更新を開始する前に最新情報を必ずご確認ください。
更新の準備、デプロイおよび検証を行う際には、次のリソースを使用してください。
-
四半期更新の準備および検証の方法を学習するには、My Oracle Supportの四半期更新の準備(文書ID 2445338.1)を参照してください。
-
進行中のサンドボックスを公開または削除します。詳細は、アプリケーションの構成と拡張ガイドのサンドボックスの概要に関するトピックを参照してください。
-
My Oracle Supportで、このリリースの最新の既知の問題と更新ドキュメント(ドキュメントID 1603154.1)を参照してください。
-
My Oracle Supportで、Oracle CX Sales and B2B Service: Removed Features(文書ID 2530879.1)を参照してください。
-
更新後に実行する必要がある追加アクションの詳細は、このドキュメントの「重要なアクションと考慮事項」を確認してください。
列の定義:
レポート = 新規または変更済の、オラクル社提供の実行可能レポート。
UIまたはプロセスベース: 小規模 これらのUIまたはプロセスベースの機能は、通常、フィールド、検証またはプログラムの軽微な変更で構成されます。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小になります。
UIまたはプロセスベース: 大規模* これらのUIまたはプロセスベースの機能には、より複雑な設計が含まれます。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は高くなります。
機能が無効化状態で提供 = エンド・ユーザーがこれらの機能を使用する前にアクションが必要です。これらの機能は無効化されており、有効にするかどうかとその時期は自分で選択します。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域を最初にレポートに組み込む必要がある、b)新しいWebサービスを使用するには統合が必要である、c)機能にアクセスするには、ユーザー・ロールに機能を割り当てる必要があるなどです。
エンド・ユーザーがすぐに使用可能 レポートと小規模UIまたはプロセスベースの新機能が更新後にユーザーに与える影響は最小限です。したがって、顧客受入テストでは、大規模UIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当てる必要があります。 |
エンド・ユーザーが使用するためにはお客様のアクションが必要 これらの機能をすぐに使用可能にするためにアクションが必要になるため破壊的ではありません。利用することを選択する際には、テストと展開のタイミングを設定します。 |
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機能 |
レポート |
UIまたは |
UIまたは |
|
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システム・アクセス・グループおよび事前定義済ルールを使用した、アカウントおよび担当者データに対するユーザー・アクセスの管理 |
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複数の住所クレンジング結果を選択し、それらをまとめて一度に受け入れるか否認します。現在は、データ・スチュワードがバッチ内の各住所クレンジング結果を個別に選択し、「受入」または「否認」ボタンをクリックする必要があります。複数選択チェック・ボックスを使用して、一度に複数の住所クレンジング結果を選択できるようになりました。
この拡張により、データ・スチュワードが住所クレンジングの結果を迅速かつ効率的に処理できるようになります。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
次のガイドの住所のクレンジングに関する章を参照してください。
ロール情報
- データ・スチュワード
適応性の高い検索およびワークスペースについて
- 適応性の高い検索は、キーワード検索および拡張フィルタリング機能を提供する、高パフォーマンスの検索エンジンです。
- ワークスペースは、この検索エンジン上に構築されたUIです。これは、ユーザーが検索およびフィルタリングを実行し、サポートされるオブジェクトからの結果を参照することが可能な、統合された作業領域です。
ワークスペースインフォレットと呼ばれる新しい処理可能インフォレットを有効にして、クイック処理や構成可能なフィルタなど、ワークスペースで使用する多くの機能を営業担当に提供できます。たとえば、「自分のアカウント」ワークスペースのインフォレットで、営業担当はノートの記入、コールの記録、アポイントメントのスケジュール、さらにはリスト内の特定のアカウントの商談の作成を行うことができます。インフォレットから新しいアカウントを直接作成することもできます。営業担当は各インフォレットの情報をパーソナライズできます。独自のフィルタ基準を指定し、インフォレット情報の表示方法を決定できます。ワークスペースで使用可能な任意のオブジェクト(カスタム・オブジェクトを含む)の保存済検索を表示できます。
アプリケーションには10個のワークスペース・インフォレットが含まれています。6つはアカウント、担当者、リード、商談、タスクおよびアポイントメントの主要な営業情報を表示するように事前に構成されており、4つは空白のままです。
これらを有効にすると、ワークスペース・インフォレットによって既存の処理可能インフォレットが置き換えられます。
デモを見る
新しいワークスペース・インフォレットを使用すると、ワークスペースのユーザー・エクスペリエンスを維持しながら、営業担当が各自の重要なアカウント、担当者、リード、商談、タスクおよびアポイントメントすべてについて同じインフォレット概要を表示できます。
有効化のステップ
ワークスペース・インフォレットを有効にする方法を次に示します。
- 「設定および保守」で、「管理者プロファイル値の管理」タスクにナビゲートします。
- プロファイル・オプション・コードZCA_ENABLE_ADAPTIVE_INFOLETSを検索します。
- デフォルト値の「いいえ」を「はい」に変更します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
これらの変更を行った後は、「販売分析」タブにワークスペース・インフォレットのみが表示され、販売の標準の処理可能インフォレットは非表示になります。
ヒントと考慮事項
適応性の高い検索およびワークスペースを有効にする必要があります。
次の事前定義済ワークスペース・インフォレットが用意されています。
- 自分のアカウント
- 自分のアポイントメント
- 自分の担当者
- 自分のリード
- 自分の商談
- 自分のタスク
主なリソース
次のコンテンツを参照してください。
- ワークスペース・インフォレットのデモを視聴してください
- 営業の実装スタート・ガイドのワークスペースおよび適応性の高い検索に関する章
- 営業の実装ガイドの適応性の高い検索とワークスペースおよびワークスペース・インフォレットに関する章
ロール情報
- 営業管理者
アプリケーションには、ワークスペースの保存済検索を任意の組合せで表示するように構成できる4つの空白のワークスペース・インフォレットが含まれています。たとえば、複数の顧客が関係するプロジェクトを追跡するためにプロジェクト・カスタム・オブジェクトを作成した場合、空白のインフォレットのいずれかを「自分のプロジェクト」として構成して、アカウントおよび関連するタスクを追跡できます。
デモを見る
カスタム・ワークスペース・インフォレットを作成して、資産、サービス要求、カスタム・オブジェクトなど、ワークスペースで使用可能な任意のオブジェクトまたはオブジェクトの組合せに関する情報を表示できます。
有効化のステップ
ワークスペース・インフォレットを有効にすると、4つの空白のインフォレットがインフォレット・リポジトリに自動的に表示されます。それぞれに「追加処理可能インフォレット」という同じタイトルが付きます。
ワークスペースのインフォレットでフィルタとして使用する保存済検索を作成し、インフォレットのタイトルおよびビューの構成および編集の処理を使用して、インフォレットを構成する必要があります。営業組織全体または個々のロールのワークスペース・インフォレットを構成するには、サンドボックスおよびページ・コンポーザ内で作業する必要があります。
主なリソース
次のコンテンツを参照してください。
- ワークスペース・インフォレットのデモを視聴してください
- 営業の実装スタート・ガイドのワークスペースおよび適応性の高い検索に関する章
- 営業の実装ガイドの適応性の高い検索とワークスペースおよびワークスペース・インフォレットに関する章
- 営業の使用ガイドのワークスペース・インフォレットに関する章
ロール情報
- 営業管理者
検索属性の定義済リストから、グローバル検索結果に表示する検索属性を簡単に選択できます。
この拡張機能により、適応性の高い検索によって強化されたグローバル検索に必要な属性を迅速かつ容易に入力できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
適応性の高い検索およびワークスペースを実装する必要があります。
主なリソース
販売の実装ガイドの適応型検索およびワークスペースの章を参照してください。
ロール情報
- 営業管理者
Oracle Eloquaから同期化されたキャンペーンをワークスペースUIに表示したり、独自の優先デフォルト保存済検索を定義できます。「担当者の追加」および「リードの追加」処理を使用して、担当者やリードなどのキャンペーン・メンバーをキャンペーンに追加することもできます。
この機能を使用すると、単一の統合作業領域内でキャンペーンを操作できるので、キャンペーンにすばやくアクセスできます。
有効化のステップ
次のステップの概要に従って、キャンペーン・ビジネス・オブジェクトを有効にします。
- 営業管理者または設定ユーザーとしてアプリケーションにサインインします。
- 「設定および保守」で「適応型検索の構成」タスクに移動します。
- 「設定」タブで、「キャンペーン」オブジェクトを選択します。
- 「公開」をクリックします。
ヒントと考慮事項
キャンペーンの属性のデフォルト・セットを変更する場合は、「適応型検索の構成」ページの「拡張」タブから変更できます。
主なリソース
次のコンテンツを参照してください。
ロール情報
ワークスペースにキャンペーンを表示するには、「マーケティング統合キャンペーンの表示」機能セキュリティ権限が必要です。デフォルトでは、営業管理者、営業担当および営業マネージャに提供されているロールに、この権限が含まれています。
ユーザー・コンテキストを使用した、期限付きの関連項目の営業担当への表示
営業ユーザーがワークスペースでスマート・リストを使用すると、最も関連性の高いアイテムが検索で表示されるようになりました。また、ユーザー・コンテキスト機能を使用する独自のアプリケーションを作成する場合、営業担当が注意する必要があるすべての期限付き重要項目がインテリジェント検索でグループ化されます。たとえば、アクティビティ(アポイントメントまたはタスク)の期限が近づいている場合、ユーザーに関連性の高いものとしてその項目が表示されます。たとえば、期限が5日以内のアポイントメントは、それより先のアポイントメントよりもスコアが高くなり、期限が近づくにつれてアポイントメントのスコアが上がります。
期限付き関連項目は、ユーザー・コンテキストの次のフェーズで非常に重要になります。これは、ユーザー・コンテキストのAPIを改善し、現在および次世代の営業ユーザー(デジタル販売やサービスのユーザーなど)のユーザー・エクスペリエンスを向上し続けるための機能強化です。ユーザーにアタッチされて何かを実行する必要があるオブジェクト(アクション、期日など)がコンテキスト・スコアでファクタリングされていることを確認します。これらの「実行する必要があることがら」の時間枠も考慮されます(2日以内の期限は15日以内の期限よりもコンテキストに対する関連性が高くなります)。
営業ユーザーにとっては、作業する必要があることがらを知っておくことが大切で、1日の作業に優先順位を付けて時間とエネルギを集中するのに役立ちます。注意する必要があるすべての期限付き重要項目がグループ化された処理可能ビューが必要になります。ユーザー・コンテキストを使用すれば、事前に定義された検索条件に一致する関連アイテムを表示できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
CX SalesおよびB2Bサービス用のREST APIガイドのユーザー関連項目のタスクを参照してください。
Oracle Adaptive Intelligent (AI)リード・スコアを使用して、リード変換確率、つまり営業リードが商談になる確率を示すことができます。リード・スコアは通常、1から100の範囲の数値で、高い値は高い変換確率を表します。
Oracle Adaptive Intelligent Apps for Salesを使用すると、AIリード・スコアを使用して、商談に変わる可能性が高いリードに優先的にフォーカスして、時間を生産的に使用できます。
有効化のステップ
- Oracle Adaptive Intelligent Apps for Customer Experienceをサブスクライブします。
- 「AI更新実施者列しきい値」(ORA_ZCA_AI_UPDATE_WHO_THRESHOLD)プロファイル・オプションを設定して、リードの「AIリード・スコア」フィールドを追跡するパーセントしきい値を指定します。このプロファイル・オプションは、デフォルトで5パーセントに設定されます。
- 必要に応じて、アプリケーション・コンポーザを使用して、「リード」ランディング・ページおよび詳細ページ・レイアウトに「AIリード・スコア」フィールドを追加します。
ヒントと考慮事項
しきい値のデフォルト値を5から、ビジネス要件に適したパーセントしきい値に変更できます。たとえば、リード・スコアが10パーセントを超えて増加した場合に、変換される可能性が高いリードにフォーカスできるように営業担当にアラートを送信するように指定できます。
主なリソース
- 営業の実装ガイドのリードに関する章を参照してください。
ロール情報
- 営業管理者
商談から作成される見積に、複数の見積明細項目を含めることができます。CX営業で、営業担当が検索できる見積明細項目が保存されるようになりました。これは、すでに営業アプリケーションで検索可能な保存済の見積ヘッダー情報を補完するものです。ワークスペースで、営業担当が見積の特定の製品を検索して、検索で見つかった特定の製品を含むすべての見積を表示できるようになりました。また、営業担当が特定の見積を選択して、Oracle Configure, Price, and Quote (Oracle CPQ)で見積の詳細を表示することもできます。
以前は、営業担当はCX営業内の見積ヘッダー・レベルの情報のみを検索して表示できました。この拡張機能を使用すると、見積を構成する製品をより深く検索できるため、営業担当が見積内の製品の詳細をすばやく検索して表示できるようになります。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
適応性の高い検索およびワークスペースを実装し、見積オブジェクトを有効にしていることを前提としています。
主なリソース
次のコンテンツを参照してください。
ロール情報
- 営業管理者
- 営業担当
- 営業マネージャ
バッチ割当時に、誰に通知するか、およびどの販売オブジェクトに関して通知するかを決定できます。すべての割当処理イベントを抑制するのではなく、選択した割当営業オブジェクトの所有者または他の適切な受信者に通知を送信できます。
この機能を製品レベルで制御するプロファイル・オプションをオンまたはオフにできます。たとえば、すべての商談バッチ割当ジョブの通知を送信する場合に、バッチ・アカウント割当ジョブの通知はすべて非表示にする必要がある場合があります。
有効化のステップ
選択した営業オブジェクトのサイト・レベルと製品レベルの両方で、プロファイル・オプション「バッチ・モードでの割当処理中のイベントの抑制」(ORA_MOW_ASGN_SUPRESS_EDN_EVENTS)を「いいえ」に設定します。デフォルト値は「はい」で、すべてのバッチ割当プロセス通知が非表示になります。
ヒントと考慮事項
UIの「割当の実行」オプションを使用して割当が処理されている場合は、通知を抑制できません。
主なリソース
営業の実装ガイドの作業割当に関する章を参照してください。
ロール情報
- 営業管理者
設定および保守タスクを使用した契約プロファイル・オプションの構成
「契約プロファイル・オプションの管理」タスクでは、サービス契約に必要なプロファイル・オプションがグループ化されます。このタスクを使用して構成できるプロファイル・オプションを次に示します。
- RCS_DEFAULT_UOM_CLASS_CODE_FOR_SVC_DURATION
- OKC_USAGE_CHARGE_IDENTIFIER
この機能により、プロファイル・オプションへのアクセスが容易になります。
有効化のステップ
「契約プロファイル・オプションの管理」タスクにアクセスするステップは、次のとおりです。
- 設定領域へのアクセス権を持つユーザーとしてサインインします。
- 「設定およびメンテナンス」作業領域に移動します。
- 「タスク」サイド・パネルを開いて「検索」をクリックします。
- 「契約プロファイル・オプションの管理」タスクを検索して選択します。
- 編集するプロファイル・オプションを選択します。
「契約時間単位マッピングの管理」タスクを使用して、異なる時間単位間でサービス期間および期間を変換するようにRCS_DEFAULT_UOM_CLASS_CODE_FOR_SVC_DURATIONプロファイル・オプションを設定する必要があります。
主なリソース
企業契約の実装ガイドのサービス契約設定チェックリストに関する章を参照してください。
ロール情報
- 設定ユーザー
Oracle Search Extension Frameworkによる契約の検索
「テキストによる契約の検索」機能は、Oracle Search Extension Frameworkを使用し、テキスト文字列と契約メタデータを結合させて契約とその添付文書を検索できる強力な検索ツールです。テキスト・フレーズ、契約属性またはその両方の組合せを使用して、契約とその添付文書を検索できます。入力したテキストは、契約番号、契約名、パーティ名、契約所有者名、バージョン摘要、摘要、契約タイプ名、ビジネス・ユニット名、および添付文書の名前、タイトル、摘要およびコンテンツ全体で検索されます。
「テキスト」フィールドに特殊文字および用語を組み込めば、検索時のテキスト文字列の適用方法を制御できます。
- ワイルドカード(*および?)
- 完全一致("")
- ブール演算子(ANDおよびOR)
- 含める/除外の演算子(+および-)
- あいまい検索(~)
- フィールドに基づく検索(<FieldName>: <query>)
検索結果が返されたら、「文書一致」を使用して、検索語を含む添付文書を開くことができます。
この機能を使用すると、契約全体をより速く、より深く検索できます。検索では最新のデータが使用されるので、作成されたばかりの契約も含まれます。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: 企業契約
「設定および保守」の「管理者プロファイル値の管理」タスクを使用して、次のプロファイル・オプションを設定します。
- 検索拡張機能ワークフローの有効化/無効化: Search Extension Frameworkを使用するには、この機能を「はい」に設定する必要があります
- 検索添付の有効化: 添付文書全体を検索するには、「はい」に設定する必要があります
この機能を使用する必要があるユーザーに、次のセキュリティ権限を割り当てます。
- 契約の検索
「グローバル検索構成の管理」タスクを使用して、添付検索を構成します。
- 「設定および保守」作業領域にナビゲートします。
- 「グローバル検索構成の管理」タスクを検索して選択します。
- 「添付検索の構成」を選択します。
- 1つ以上の新しい行を追加して、ファイル・タイプ全体を検索できるようにします。
- すべてのファイル・タイプに対して同じプリファレンスを有効にするには、次のようにします。
- ワイルドカード形式*/*を使用して1行追加します。
- 索引名「fa-crm-contract」を選択します。
- 「ファイル検索を有効化」を「はい」に設定します。
- 「コンテンツ検索を有効化」を「はい」に設定します。「いいえ」に設定すると、コンテンツが除外され、ファイル名などのファイル・メタデータのみが検索に含まれます。
- 「最大ファイル・サイズ」および「最大コンテンツ・サイズ」を設定します。
- ファイル・サイズは、システム上の添付ファイルのサイズです。最大サイズを超えるファイルはロードされず、ファイル名などのファイル・メタデータのみが検索に含まれます。
- コンテンツ・サイズは、ファイルから取得されるデータのバイト数で、ビジネス・オブジェクトの索引に追加されて検索に含められます。「最大コンテンツ・サイズ」は、ファイルのフォーマットおよびメタデータを削除した後に残るコンテンツであるため、「最大ファイル・サイズ」より常に小さくなります。
- 別の方法として、「サンプルからの作成」ボタンを選択して、様々なファイル・コンテンツ・タイプの検索方法を選択することもできます。
索引名 | コンテンツ・タイプ | ファイル検索を有効化 | コンテンツ検索を有効化 | 最大ファイル・サイズ | 最大コンテンツ・サイズ |
---|---|---|---|---|---|
fa-crm-contract | */* |
はい | はい | 50MB | 10MB |
前述の例では、50 MBまでのファイル・サイズのファイルが検索に含まれます。これらのファイルの最初の10 MBは検索対象のビジネス・オブジェクト索引にロードされますが、10 MBより後のデータは除外されます。
「ツール」の「スケジュール済プロセス」タスクを使用して、次のプロセスをこの順序で少なくとも1回実行して、既存の契約データを検索に含めます。
- 索引定義を作成してOSCSへの初期取込みを実行するESSジョブ: このプロセスでは、この機能の使用を開始する前に、既存のすべての契約データが含まれていることが確認されます。すべての契約データを取り込むには、「再取込みする索引名」パラメータに索引名「fa-crm-contract」を入力します。索引名パラメータを空白のままにすると、すべての索引のデータが作成されて取り込まれます。
- OSCSに添付を取り込んでいます: このプロセスにより、添付された契約文書のコンテンツが検索に確実に含められます。
「ツール」の「スケジュール済プロセス」タスクを使用して、これらのスケジュール済プロセスを、この順序で少なくとも毎日実行することをお薦めします。
- OSCSへの一括取込みを実行するESSジョブ
- OSCSに添付を取り込んでいます
ヒントと考慮事項
ほとんどの契約は即座に検索に含められます。たとえば、契約を作成すると即座に、契約の属性が「テキストによる契約の検索」機能に含められます。
次の状況で最新のデータを使用して契約を正確に検索するには、「OSCSへの一括取込みを実行するESSジョブ」および「OSCSに添付を取り込んでいます」スケジュール済ジョブを実行する必要があります。
- 契約のインポート
- 承認または否認
- パージ
- 更改
- 契約所有者の割当て
主なリソース
「テキストによる契約の検索」機能の詳細は、顧客契約の使用ガイド、および企業契約の実装ガイドの設定に関するトピックを参照してください。
追加フィルタを使用して、「契約の作成」ページからプライマリ・パーティを検索できます。これらの追加の検索フィルタを使用する方法を次に示します。
- 「サプライヤ番号」を使用して、サプライヤ・パーティを検索します。
- 「従業員番号」および「Eメール・アドレス」を使用して、従業員パーティを検索します。
サプライヤ番号フィルタ
購入目的契約では、サプライヤ番号を追加フィルタとして使用してパーティを検索できます。
従業員番号およびEメール・アドレス・フィルタ
従業員契約の場合、従業員番号およびEメール・アドレスを追加フィルタとして使用してパーティを検索できます。
この機能を使用すると、追加のフィルタを利用してプライマリ・パーティを簡単に選択できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
アクセス・グループを介してパートナのアクセス権がすでに存在する場合、パートナ担当者に自動的にアクセス
アクセス・グループを使用してパートナを保護した場合は、そのパートナに属するパートナ担当者も、その同じアクセス・グループに自動的に含まれます。つまり、特定のパートナへのアクセス権を持つアクセス・グループのすべてのメンバーが、そのパートナの担当者に自動的にアクセスできるようになります。
アクセス・グループを使用してパートナ・レコードを保護した後、パートナ担当者に追加のセキュリティを定義する必要はありません。
有効化のステップ
アクセス・グループを使用してパートナ・セキュリティを定義した後、「スケジュール済プロセス」UIから「オブジェクト共有ルール割当処理の実行」スケジュール済プロセスを実行します。次に示す選択項目を使用します。
主なリソース
次のコンテンツを参照してください。
- パートナ・リレーションシップ実装スタート・ガイドのパートナ関係管理に関する章
- CX営業とB2Bサービスの保護ガイドのアクセス・グループに関する章
ロール情報
- 設定ユーザー
アクセス・グループを使用したパートナ、MDF予算およびMDF要求の関連オブジェクトへのアクセスの提供
アクセス拡張ルールを作成して、オブジェクトに定義されたアクセス権を関連オブジェクトに拡張します。アクセス拡張ルールを使用して既存のルールを再利用し、関連するオブジェクトへのアクセス権を指定することで、セキュリティの構成が大幅に簡単になります。たとえば、アクセス・グループを使用してパートナなどのオブジェクトへのアクセスを保護している場合は、アクセス拡張ルールを作成して、パートナ・オブジェクトに定義されているアクセス権をディール登録などの関連オブジェクトに拡張できます。パートナ・データにアクセスできるアクセス・グループのすべてのメンバーは、ディール登録データにも同じようにアクセスできます。アクセス拡張ルールを使用すると、パートナ・セキュリティを関連オブジェクト(リード、商談、ディール登録、プログラム登録、アクティビティ、マーケティング開発資金(MDF)予算、MDF要求およびMDF請求)に拡張できます。MDF予算およびMDF要求に定義されたセキュリティを関連オブジェクトに拡張することもできます。
アクセス拡張ルールにより、特定のオブジェクトの関連オブジェクトを保護するプロセスが簡単になります。
有効化のステップ
パートナ・ユーザーのアクセス・グループを設定します。
主なリソース
次のコンテンツを参照してください。
- パートナ・リレーションシップ実装スタート・ガイドのパートナ関係管理に関する章。
- CX営業とB2Bサービスの保護ガイドのアクセス・グループに関する章
ロール情報
- 設定ユーザー
ワークスペースでの詳細ページへのすばやいナビゲートおよび動的タブの使用
レコード詳細ページの「前」および「次」ボタンをクリックして、ワークスペース内のパートナ、パートナ担当者およびディール登録レコードをナビゲートできます。この新しいナビゲーションにより、編集ページとリスト・ページ間の移動時間が大幅に短縮されます。さらに、動的タブ内のパートナおよびパートナ担当者データにユーザーがアクセスできます(ワークスペースで使用可能な場合)。
トップレベルの動的タブにアクセスして、ネストされた動的タブで複数のレコードを同時に処理できます。
有効化のステップ
適応性の高い検索およびワークスペースを有効にし、ワークスペースの動的タブを設定します。
ヒントと考慮事項
ノート: 動的タブを使用している場合、レコードレベルのナビゲーションはできません。つまり、レコード詳細ページの「前」および「次」ボタンは、ワークスペース内のリストのナビゲートには使用できません。
主なリソース
次のコンテンツを参照してください。
- 営業の実装スタート・ガイドのワークスペースおよび適応性の高い検索に関する章
- 営業の実装ガイドの適応性の高い検索およびワークスペースに関する章
ロール情報
- 営業管理者
管理者は、同期プロセスに参加するように登録されたユーザーのリストをエクスポートできます。これにより、アドインを使用するようにプロビジョニングされているユーザーが、実際にアドインを使用するように登録されているかどうかを判断できます。
この機能を使用すると、アドインを使用しているユーザーを管理者がより簡単に追跡できます。データには、同期エラーが発生しているユーザーが含まれます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
営業の実装ガイドのMicrosoft 365に関する章を参照してください。
ロール情報
- 営業管理者
アドインから拡張共有モードでEメールまたは会議を共有する場合に、「商談」および「リード」フィールドに対して自動提示値を使用できます。
デモを見る
自動提示により、会議およびEメールを商談およびリードに関連付けるステップが減るため、アドインのユーザビリティが向上します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
- 商談およびリードの自動提示のデモを視聴してください
- 営業の使用ガイドのMicrosoft 365に関する章を参照してください。
ロール情報
- 営業担当
- 営業マネージャ
アドインによるユーザー・コンテキスト・スマート・リストの顧客対応の取得
Office 365アドインがユーザー・コンテキストAPIと通信して、ユーザーが最近アクセスしたレコードを取得するようになりました。
この機能により、ユーザー・コンテキスト・スマート・リストを更新および保守しやすくなり、最も関連性の高いレコードがスマート・リストに表示されるようになります。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
営業の使用ガイドのMicrosoft 365に関する章を参照してください。
選択リスト・フィールドで検索した際に一致するテキストの詳細を表示
適応性の高い検索が有効になっている選択リスト・フィールドで値を検索するときに、一致したテキストを示すアイコンが検索結果に表示されるようになりました。
適応性の高い検索と統合された検索を実行すると、複数の異なるレコード属性と一致するレコードが検索結果に返されます。この機能を使用すると、検索結果の一部としてレコードが返される理由を営業担当が理解しやすくなります。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
営業の使用ガイドのMicrosoft 365に関する章を参照してください。
ロール情報
- 営業担当
- 営業マネージャ
新しいインテリジェント・アドバイザ・ハブでは、CX営業およびB2Bサービス接続は、使用可能な最新のWebサービス・コネクタを自動的に使用します。
CX営業およびB2Bサービス接続を使用している場合は、最新のコネクタ機能をすぐに導入できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
既存のインテリジェント・アドバイザ・ハブでは、CX営業およびB2Bサービス接続で今後自動的に最新のコネクタ機能が導入されるようにするために、ハブ管理者は次のことを行う必要があります。
- CX営業およびB2Bサービス接続で使用されるコネクタ・バージョンを変更するためのOracleサポートを取得します。
- 既存のCX営業およびB2Bサービス接続を削除し、新しいCX営業およびB2Bサービス接続に置き換えます。
主なリソース
インテリジェント・アドバイザの実装ガイドのCX営業およびB2Bサービスへの接続を参照してください。
ロール情報
- ハブ管理者
インテリジェント・アドバイザのインタビュー入力フィールドに自動入力の目的でタグ付けできるようになったため、ブラウザでは、個人の名前やEメール・アドレスなどの保管データを使用してインタビューに情報を事前移入できます。ブラウザのこの保管データは、以前に入力した値や事前構成済の値(たとえばGoogle Chromeでユーザーの自動入力設定に保存されているデータ)から取得されます。
この自動アシスタンスによってエンド・ユーザーの入力を減らせるとともに、インテリジェント・アドバイザ・インタビューをWeb Content Accessibility Guidelines (WCAG) 2.1に準拠したものにできます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
自動入力の目的は、Policy Modelingの「インタビュー」タブにある入力コントロールの「プロパティ」で指定されます。
インタビュー拡張を使用して入力コントロールをカスタム・レンダリングしている場合は、getAutoComplete()メソッドを使用して自動入力の目的を返すことができます。
主なリソース
インテリジェント・アドバイザの使用ガイドの保存されたブラウザ・データを使用した自動入力を参照してください。
ロール情報
- インタビュー・デザイナ
ルール作成者はルールを通してデータのバッチを実行し、どこで要求の処理に時間がかかったかを示すレポートを取得できるようになりました。
インテリジェント・アドバイザのヘッドレス決定サービスを通して大量のバッチ処理を実行するお客様にとって重要な考慮事項は、毎日または毎週処理する数千から数百万のケースの処理にかかる全体的なスループット時間を最適化することです。このレポートを使用すると、ルール作成者はルールの開発時に、ルールを介してテスト・データのバッチを実行し、大半の時間が費やされている場所を識別できます。この情報を使用すると、別のデータ構造または意思決定アプローチによってバッチ処理のスループットが向上する可能性があるかどうかを判断できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
レポートはCSV形式であるため、Microsoft Excelなどの標準ツールを使用してタイミング結果を比較し、バージョン間のパフォーマンスの変化を識別できます。
Policy Modelingでテスト・ケースを実行すると同じパフォーマンス分析が生成されるため、サンプル・バッチ要求がなくても全体的なパフォーマンスを把握できます。
主なリソース
インテリジェント・アドバイザの使用ガイドのルールのパフォーマンス向上の機会の探索を参照してください。
ロール情報
ルール作成者
インテリジェント・アドバイザ・ルールを使用する場合、テスト・ケース実行統計により、ユーザーはPolicy Modelingプロジェクトの各ルールを介してテスト・ケースを実行するのにかかった時間を確認できるようになりました。すべてのテスト・ケースがPolicy Modelingプロジェクトで実行されると、CSV形式の2つのレポートが自動的に生成されるようになりました。
- テスト・ケース・ログ・ファイル - 各テスト・ケースの実行にかかった時間が記録されます。
- テスト・パフォーマンス・ファイル - 個々のルールのテストに要した時間が記録されます。
これらのレポートの情報をバージョン間で比較すると、全体的なパフォーマンスの低下を誤って引き起こす可能性があるプロジェクトの変更を早期に検出できます。テスト・カバレッジは、ルールが現在テストされていないことをレポートが示すギャップを埋めることでも改善できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
テスト・ケースが実行されるたびに新しいログ・ファイルが作成されるため、2つの実行の違いを比較できます。
主なリソース
インテリジェント・アドバイザの使用ガイドのテスト・ケース実行統計の表示を参照してください。
ロール情報
- ポリシー・テスター
インテリジェント・アドバイザ・インタビューの開始時に無効なマップイン・データがある場合、デフォルトの動作ではハブにエラーが記録され、インタビューを続行できません。(無効なデータには、既知の値リストにない値、指定された最小値/最大値の範囲外の値、ポリシー・モデルの正規表現の制約に一致しない文字列などがあります。)同様に、送信後にロードされた無効なデータがあると、インタビューを続行できなくなります。
しかし、無効なデータを含むインタビューについてインタビュー設計者が、(これらの属性を不明なままにして)かわりに無効なデータを削除し、インタビューを開始/続行することを望む場合があります。警告はアプリケーション・ログに記録されますが、ハブにエラーは記録されません。これは、URLからシードされたデータにも適用されます。
これにより、アプリケーション・メタデータ(有効なオプションのリストなど)と既存のシステム・データの不一致を許容することで、通知のレジリエンスを高めることができます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
インタビューの開始時に無効なロード済データを破棄できるようにするには、インタビュー設計者がPolicy Modelingプロジェクトのマッピング設定でこのオプションを選択します。
主なリソース
インテリジェント・アドバイザの使用ガイドのインタビューのロード時の無効なデータの破棄を参照してください。
ロール情報
インタビュー・デザイナ
インテリジェント・アドバイザのプロジェクト作成者は、インテリジェント・アドバイザ・ハブでプロジェクトを分岐して、別個に作業できる個別のプロジェクト・バージョンを作成できるようになりました。分岐された各プロジェクトにはリンクが自動的に作成され、ユーザーはそれによりプロジェクトの分岐元のバージョンに直接戻ることができます。
この機能を使用すると、あるバージョンのプロジェクトで継続的な開発を続行しながら、別のバージョンをリリース用にファイナライズできます。プロジェクト・バージョン間のリンクを使用すると作成者がプロジェクトの系統を把握でき、将来の変更の追跡およびトラブルシューティングが容易になります。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
最新バージョンからプロジェクトを分岐することも(デフォルトの動作)、分岐するプロジェクトの別のバージョンを選択することもできます。
主なリソース
インテリジェント・アドバイザの使用ガイドのリポジトリでのプロジェクトの分岐を参照してください。
ロール情報
- プロジェクト作成者
ページ・ヘッダー、セクション・ヘッダー、アクション、タイトルなど、ホーム・ページの子オブジェクトの名前および文字列をビジネス要件にあわせて変更できます。
CX営業モバイル・アプリケーションに表示される文字列を変更する機能により、ビジネス・ニーズにあわせることができ、Webアプリケーションとモバイル・アプリケーションの両方を使用するユーザーに一貫性をもたらします。
有効化のステップ
アプリケーション・コンポーザを利用してページ・レイアウトおよび属性を表示/調整します。アプリケーション・コンポーザの使用によるアプリケーションの拡張についてさらに学習するには、Oracle Help Center→関心のあるアプリケーション・サービス領域→「Books」→「Configuration and Extension」を参照してください。
- サンドボックス内で、「モバイル・アプリケーション設定」にナビゲートします。
- 「CX営業モバイル・コンポーザ」をクリックします。
- 「i8N」をクリックし、変更する文字列を選択します。
主なリソース
営業の実装ガイドのモバイル・アプリケーションに関する章を参照してください。
ロール情報
- 営業管理者
- 顧客関係管理アプリケーション管理者
営業担当のパイプライン、タスクおよびアポイントメントを追加または削除して、ホーム・ページ・カードを構成します。
ホーム・ページでパイプライン、タスクおよびアポイントメントの各セクションを並べ替えたり、カスタム営業担当ロールをホーム・カードに割り当てることもできます。
有効化のステップ
アプリケーション・コンポーザを利用してページ・レイアウトおよび属性を表示/調整します。アプリケーション・コンポーザの使用によるアプリケーションの拡張についてさらに学習するには、Oracle Help Center→関心のあるアプリケーション・サービス領域→「Books」→「Configuration and Extension」を参照してください。
- サンドボックス内で、アプリケーション・コンポーザの「モバイル・アプリケーション設定」にナビゲートします。
- 「CX営業モバイル・コンポーザ」をクリックします。
- ナビゲーション・パネルで「カード」をクリックします。
- まずレイアウトをクローニングして、カードの並べ替えまたは有効化/無効化をします。
- また、ホームページ・カード・レイアウトが適用されるロールを1つ以上選択します。
主なリソース
営業の実装ガイドのモバイル・アプリケーションに関する章を参照してください。
ロール情報
- 営業管理者
- 顧客関係管理アプリケーション管理者
子オブジェクトおよび最上位の親オブジェクトに対してカスタム検証およびビジネス・ロジックを実行するカスタム・スクリプトを作成します。この機能を使用すると、親オブジェクト・フィールドに基づいて子オブジェクト・フィールドの値をデフォルト設定できます。カスタム検証ルールを作成して、たとえば、子オブジェクト・フィールドを必須や読取り専用にしたり、特定の条件が満たされた場合に表示することもできます。
子オブジェクトにカスタム・スクリプトを設定すると、カスタム検証またはカスタム・ビジネス・ロジック(あるいはその両方)を子オブジェクトで実行して、ユーザー・エクスペリエンスを向上させ、CX営業に保存する前にデータを検証できるというメリットもあります。
有効化のステップ
アプリケーション・コンポーザを利用してページ・レイアウトおよび属性を表示/調整します。アプリケーション・コンポーザの使用によるアプリケーションの拡張についてさらに学習するには、Oracle Help Center→関心のあるアプリケーション・サービス領域→「Books」→「Configuration and Extension」を参照してください。
- サンドボックス内で、アプリケーション・コンポーザの「モバイル・アプリケーション設定」にナビゲートします。
- 「CX営業モバイル・スクリプト」をクリックします。
- 親オブジェクトを選択します。たとえば、「商談」を選択します。
- スクリプトを使用する子オブジェクトを選択します。
- スクリプトを作成するイベントを選択します。
- プラス・アイコンをクリックして新しいスクリプトを作成します。
- エディタを使用して、子オブジェクトにスクリプトを作成します。
主なリソース
営業の実装ガイドのモバイル・アプリケーションに関する章を参照してください。
ロール情報
- 営業管理者
- 顧客関係管理アプリケーション管理者
ワークスペースの保存済検索を使用したピッカーでのカスタム・フィルタおよびソート・オプションの有効化
標準およびカスタムのワークスペース対応オブジェクトのピッカーで、ワークスペース保存済検索をフィルタとして使用します。これによりユーザーは、ピッカーのリスト結果の検索、ソートおよび表示の際に、対応するオブジェクト・リスト・ページの場合と同等のカスタマイズされたエクスペリエンスが得られます。ユーザーは最後に使用した保存済検索またはピッカー・ソート・オプションによりさらにパーソナライズされたピッカー・エクスペリエンスが得られ、それを後で使用するために保持できます。また、ユーザーが選択した親レコードに関連するレコードがピッカーに表示されます。たとえば、商談ピッカーには、新しいタスクに対して選択されたアカウントの関連商談が表示されます。
主な利点は次のとおりです。
- 自分のプライマリ・アカウントからの検索およびピックなど、保存済検索によるカスタム・フィルタリングの適用
- ピッカーに表示されるデフォルトの値リストが、スマート・リストや自分のプライマリ・アカウントなど、様々なユーザーの使用パターンに基づいてパーソナライズされる
- リストおよびピッカー全体での一貫したエクスペリエンス
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
設定時に、ワークスペースに「テリトリ」事前定義済ビジネス・オブジェクトを追加します。これにより、営業チームは「テリトリ」作業領域にナビゲートしてチーム・メンバーおよびテリトリ詳細でテリトリを検索しなくても、ワークスペースからテリトリを直接検索してアクセスできるようになります。
デモを見る
さらに、テリトリを編集する場合、営業チームはテリトリのリスト内を簡単にナビゲートできます。
有効化のステップ
-
アプリケーションに営業管理者または設定ユーザーとしてサインインし、「設定および保守」に移動します。
-
「適応型検索の構成」タスクに移動します。
-
「設定」タブで、「テリトリ」オブジェクトを選択します。
ノート: テリトリの属性のデフォルト・セットを変更する場合は、「拡張」サブタブから変更できます。
-
「公開」をクリックします。
公開後は、適応性の高い検索およびワークスペースでテリトリを使用できます。
主なリソース
- ワークスペースでのチーム・メンバー別テリトリの検索のデモを視聴してください
- 販売の実装ガイドの適応型検索およびワークスペースの章を参照してください。
ロール情報
営業管理者
ビジネス・ユニット・パラメータに計算バッチの数を設定しなくても計算を実行できます。
計算の各実行のパフォーマンスが最適になるように、その特定の実行用のレコードがインテリジェントにバッチ処理されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
インセンティブ報酬の使用ガイドの計算処理に関する章を参照してください。
ロール情報
- インセンティブ報酬アナリスト
- インセンティブ報酬マネージャ
暗黙的に決定されるモードでのクレジット、ロールアップおよび分類の実行
合計モードまたは増分モードのどちらで実行するかを選択しなくても、クレジット、積上および分類のプロセスを実行できます。
プロセスによって最も効率的なモードが暗示的に決定されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
インセンティブ報酬の使用ガイドの計算処理に関する章を参照してください。
ロール情報
- インセンティブ報酬アナリスト
- インセンティブ報酬マネージャ
参加者バッチ処理によるインセンティブ・プランの配置パフォーマンスの向上
インセンティブ・プランの配置プロセスでは、パフォーマンスを向上させるために、並行して実行される小さいバッチにジョブがインテリジェントに分割されます。
この機能により、新しいプランを配置したり、既存の報酬プランを変更する場合のパフォーマンスが向上します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
インセンティブ報酬の使用ガイドの参加者割当に関する章を参照してください。
クレジット・ルールまたは分類ルールについて、ルールで継承される基準も含めた全資格取得基準が表示されます。階層内の各親ルールの資格取得基準タブを個別に表示しなくても、全資格取得基準の表示アイコンを使用してワンクリックで実行できます。
デモを見る
任意のルールの全資格取得基準をワン・クリックで表示することにより、ルールの割当てを簡単にトラブルシューティングできます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
- クレジット・ルールまたは分類ルールの全資格取得基準の表示のデモを視聴してください
- インセンティブ報酬の使用ガイドのクレジット、積上、分類および割当のルールに関する章を参照してください。
ロール情報
- 直接クレジット・ルールの場合は、インセンティブ報酬アナリストおよびインセンティブ報酬マネージャ
- 分類ルールの場合は、インセンティブ報酬プラン管理者
パラメータ「前の年の支払の支払」を設定して、前年度支払を当年度支払バッチに表示するかどうかを制御します。期日や回収予定が前のいずれかの年である支払を含めない場合は、前の年なしに設定します。期日や回収予定が前のいずれかの年である支払を含める場合は、前のすべての年に設定します。期日や回収予定が現在の支払バッチの年の1年前である支払のみを含める場合は、前の1年に設定します。
この機能を使用すると、前の年の支給を現行年度の支払バッチに表示しないように制御できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
このパラメータは、残高のリセット・パラメータを「はい」に設定した場合にのみパラメータの管理画面に表示されます。
主なリソース
インセンティブ報酬の実装ガイドのビジネス・ユニットの構成の章を参照してください。
ロール情報
- ビジネス・ユニット・レベルでパラメータを設定する場合は、インセンティブ報酬管理者
- 支払バッチを作成する場合は、インセンティブ報酬アナリストまたはマネージャ
「販売 - CRMリソース・システム使用」サブジェクト領域およびユーザー・システム・リソース・サブジェクト領域の新しいフィールドを使用して、ユーザーのサインイン時間のレポートを作成できるようになりました。
サインイン時間に関するレポート機能を使用すると、サインイン動作をより包括的に把握でき、リージョン・ベースおよび1時間ごとのサインイン・パターンを発見できます。
有効化のステップ
採用および使用トラッキングをまだ有効にしていない場合は、最初に次の設定ステップを実行する必要があります。
- アプリケーションで採用および使用トラッキングが有効になっていることを確認します。
- ユーザーにFBI_USER_SYSTEM_USAGE_TRANSACTION_ANALYSIS_DUTY職務ロールがあることを確認します。
詳細は、次のドキュメント・リソースを参照してください。
主なリソース
分析の作成および管理ガイドのアプリケーションの採用および使用状況レポートの章の採用および使用トラッキングの設定のトピックを参照してください。
ユーザー採用レポートでは、スケジュール済プロセスを使用して情報を管理および更新します。詳細は、分析の作成および管理ガイドの分析のESSスケジュール済プロセスの章を参照してください。
また、営業およびB2Bサービスのトランザクション・ビジネス・インテリジェンスのサブジェクト領域ガイドの該当するサブジェクト領域も参照してください。
ホーム・ページから直接アクセスする新しい「アプリケーション使用インサイト」領域の一連の新しいビジュアライゼーションを使用して、CX営業アプリケーションでユーザー採用情報を直接探索できます。「アプリケーション使用インサイト」では、ログイン、セッション、ユーザー・クリックおよびオブジェクト・アクティビティに関する詳細を表示できます。
この情報はアプリケーションの使用状況の概要を示し、販売プロセスを実施するためのアプリケーション導入の予想と実績のギャップを特定して、アプリケーションの運営状況を理解するのに役立ちます。
有効化のステップ
採用および使用トラッキングをまだ有効にしていない場合は、最初に次の設定ステップを実行する必要があります。
- アプリケーションで採用および使用トラッキングが有効になっていることを確認します。
- ユーザーにFBI_USER_SYSTEM_USAGE_TRANSACTION_ANALYSIS_DUTY職務ロールがあることを確認します。
詳細は、次のドキュメント・リソースを参照してください。
ヒントと考慮事項
「アプリケーション使用インサイト」領域にアクセスするには、ORA_ZCA_VIEW_APPLICATION_USAGE_INSIGHTS_UI権限が必要です。この権限をユーザーのロールに追加すると、ホーム・ページの「アプリケーション使用インサイト」アイコンが有効になります。
「アプリケーション使用インサイト」では、いくつかのスケジュール済プロセスを実行する必要があります。「アプリケーション使用インサイト」に必要なプロセスについてさらに学習するには、次のドキュメントを参照してください。
主なリソース
分析の作成および管理ガイドのアプリケーションの採用および使用状況レポートに関する章の採用および使用状況レポートのサブジェクト領域に関するトピックを参照してください。
ユーザー採用レポートでは、スケジュール済プロセスを使用して情報を管理および更新します。詳細は、分析の作成および管理ガイドの分析のESSスケジュール済プロセスの章を参照してください。
また、営業およびB2Bサービスのトランザクション・ビジネス・インテリジェンスのサブジェクト領域ガイドの該当するサブジェクト領域も参照してください。
- 販売 - CRMリソース・システム使用: このサブジェクト領域では、ユーザーとアプリケーションの対話処理に関するレポートがサポートされます。
- 販売 - CRMオブジェクト・アクティビティ: このサブジェクト領域では、作成されたレコード数や更新されたレコード数などのオブジェクト・アクティビティ・メトリックに関するレポートがサポートされます。
- ユーザー・システム使用状況: このサブジェクト領域では、ユーザーが特定の日にアクティブであったかどうか、使用したチャネルおよびアクティブであった時間に関するレポートがサポートされます。
ロール情報
営業管理者、営業マネージャ、営業部長および顧客関係管理アプリケーション管理者のロールには、「アプリケーション使用インサイト」領域にアクセスするために必要なORA_ZCA_VIEW_APPLICATION_USAGE_INSIGHTS_UI権限があります。
「CRM - CRMクリック履歴」サブジェクト領域では、ユーザー・クリックに基づいて、チームが販売アプリケーションをどのように使用しているかを把握できます。このサブジェクト領域では、アプリケーションの人気がある部分と人気がない部分、およびユーザーがアプリケーションのどの部分に移動しているかがわかります。クリック時間、クリック・パフォーマンス、およびリージョンとリソース階層を含むユーザー情報についてレポートできます。
このサブジェクト領域には、Webチャネルのユーザー・クリックが包括的に表示され、ユーザーが販売アプリケーションを最大限に活用していることを確認するのに役立ちます。
有効化のステップ
新規サブジェクト領域を、既存のレポートに追加するか新規レポートで使用することにより利用します。レポートの作成および編集の詳細は、分析およびレポートの作成および管理のドキュメント(「Oracle Help Center」→関心のあるアプリケーション・サービス領域→「Books」→「Administration」)を参照してください。
ヒントと考慮事項
このサブジェクト領域の一部の領域には、「コード」という語で終わる、名前が似たフィールドが含まれています。これらのフィールドには、分析およびダッシュボードでのフィルタ、ソートまたは表示に使用できる、フィールド値の言語に依存しない表記が格納されています。
主なリソース
分析の作成および管理ガイドのアプリケーションの採用および使用状況レポートに関する章の採用および使用状況レポートのメトリックに関するトピックを参照してください。
ユーザー採用レポートでは、スケジュール済プロセスを使用して情報を管理および更新します。詳細は、分析の作成および管理ガイドの分析のESSスケジュール済プロセスの章を参照してください。
また、営業およびB2Bサービスのトランザクション・ビジネス・インテリジェンスのサブジェクト領域ガイドの該当するサブジェクト領域も参照してください。
インセンティブ報酬ルール・リアルタイム・サブジェクト領域を使用して、参加者割当ルールのレポートを作成できるようになりました。
これらのレポートは、参加者割当ルールの設定を管理者およびアナリストがレビューおよび保守する際に非常に役立ちます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
次のガイドを参照してください。
ロール情報
- インセンティブ報酬アナリスト
- インセンティブ報酬マネージャ
- インセンティブ報酬管理者
非アクティブな製品に関連する情報(商談売上など)を含むレポートに、非アクティブ・ステータスの製品が含まれるようになりました。
非アクティブな製品の名前をレポートに表示すると、アクティブな製品と非アクティブな製品の両方について一貫したレポートが作成され、期待されるすべての情報がレポートに含まれるようになります。非アクティブな製品を表示すると、レポートの関連付けも、製品のアクティブまたは非アクティブ・ステータスから分離されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
レポート内の製品の一部が非アクティブになっていても、製品情報を含むレポートは変更されません。以前のリリースでは、非アクティブになった製品に関連する情報はレポートから削除されていました。Business Intelligence Cloud Connector (BICC)を使用した販売データ抽出に、非アクティブな製品情報も含まれるようになりました。
主なリソース
次のガイドを参照してください。
ロール情報
- 営業管理者および営業アナリスト・ロールで、レポートを構成できます。
- 営業担当および営業マネージャ・ロールで、レポートを表示できます。
サービス要求および依存オブジェクトについて担当者マージのサポート
2つの担当者レコードがマージされると、マージされた連絡先の次のオブジェクトが残りの連絡先に関連付けられます。
- サービス要求
- 顧客対応
- サービス要求メッセージ
- セルフサービス・ユーザー
- ロール
マージされた1つの連絡先に、すべてのサービス・レコードが表示されるようになりました。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
B2Bサービスの実装ガイドのサービス要求のプロファイル・オプション、参照およびスケジュール済プロセスに関する章およびB2Bサービスの使用ガイドのサービス要求に関する章を参照してください。
サービス要求および依存オブジェクトについてアカウント・マージのサポート
2つのアカウント・レコードがマージされると、マージされたアカウントの次のオブジェクトが残りのアカウントに関連付けられます。
- サービス要求
- 顧客対応
- セルフサービス・ユーザー
- ロール
マージされた1つのアカウントに、すべてのサービス・レコードが表示されるようになりました。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
B2Bサービスの実装ガイドのサービス要求のプロファイル・オプション、参照およびスケジュール済プロセスに関する章およびB2Bサービスの使用ガイドのサービス要求に関する章を参照してください。
ロール情報
- サービス管理者
この機能により、サービス要求(SR)に対する読取り専用アクセス権を持つロールの設定が容易になります。ユーザーのロールから「サービス要求の編集」権限を削除すると、ユーザーはサービス要求ページの次の要素を編集できなくなります。
- SRヘッダー・フィールド
- SR担当者
- SRチーム・メンバー
- SRヘッダーに関する処理
以前のリリースでは、「サービス要求の編集」権限はSRヘッダー・フィールドの編集のみを禁止していました。前述の他の要素への変更を制限するには、追加の構成が必要でした。
この機能により、特定のロールの読取り専用サービス要求ページを表示するために必要な構成ステップが簡単になります。
有効化のステップ
権限やジョブ・ロールの割当や更新により、機能にアクセスできるようにします。詳細は、下のロールに関する項で説明されています。
サービス要求に対する読取り専用アクセス権を持つロールを作成する手順は、次のとおりです。
- 管理者としてアプリケーションにサインインします。
- セキュリティ・コンソールに移動します。
- サービス要求トラブルシュータなどのサービス職務ロールをコピーします。ロールをコピーするときは、「最上位ロールのコピー」オプションを選択します。
- コピーしたロールから「サービス要求の編集」権限を削除します。
- 顧客サービス担当などのサービス・ジョブ・ロールをコピーします。ロールをコピーするときは、「最上位ロールのコピー」オプションを選択します。
- コピーしたジョブ・ロールからサービス要求トラブルシュータ子ロールを削除します。
- サービス要求トラブルシューティング職務ロールのコピーしたバージョンを、コピーしたジョブ・ロールに関連付けます。
- サービス要求に対する読取り専用アクセスが必要なユーザーに、コピーしたジョブ・ロールを関連付けます。
- 「サービス要求の編集」権限が付与されている他のロールが、ユーザーに設定されていないことを確認してください。
ノート: これらのステップでは、サービス要求トラブルシュータ職務ロールと顧客サービス担当を例として使用します。任意のサービス・ジョブ/職務ロールの組合せをコピーして、そのロールの読取り専用バージョンを作成できます。
ヒントと考慮事項
一部のサービス要求機能は、個別の権限によって引き続き独立して制御されます。これらには、サービス要求メッセージの編集、および作業オーダー、処理プラン、部品オーダーなどの関連オブジェクトに対する処理が含まれます。
主なリソース
B2Bサービスの実装ガイドのB2Bサービスの拡張に関する章を参照してください。
ロール情報
サービス管理者は、サービス要求に対する読取り専用アクセスをユーザーに設定できます。
サービス要求(SR)の顧客メッセージを階層ではなくフラット構造で表示できます。プロファイル・オプションを使用すると、メッセージ階層を表示せずに、SRメッセージを常にフラット構造で新しいものから順に表示するようにUIを設定できます。
エージェントには、メッセージ・リストの上部に最新の通信メッセージが表示されます。
有効化のステップ
- 「設定および保守」の「管理者プロファイル値の管理」タスクに移動します。
- プロファイル・オプション・コード「SVC_HIDE_HIERARCHY_FOR_CUST_ENTRY_AND_RESPONSE」を検索します。
- プロファイル・オプションの値を「いいえ」から「はい」に変更します。
主なリソース
B2Bサービスの使用ガイドのサービス要求のプロファイル・オプション、参照およびスケジュール済プロセスに関する章を参照してください。
ロール情報
アプリケーション管理者は、プロファイル・オプションを設定して、この機能を有効にできます。
機能設定マネージャを使用した環境間のサービス・カテゴリのインポート、エクスポートおよび比較
機能設定マネージャを使用して、環境間でサービス・カテゴリをインポート、エクスポートおよび比較できるようにします。これにより、ユーザーは設定サービス・カテゴリ・データを一括して作成または更新したり、2つの環境間の差異を比較できます。たとえば、設定データに変更を加えた後で、テスト環境からエクスポートしたサービス・カテゴリ・データを本番環境にインポートする必要があるとします。ユーザーはデータをインポートする前に、テスト環境からエクスポートしたデータを既存の本番データと比較し、データのインポート後に本番の設定データがどのように変更されるかをプレビューできます。
Oracle Applications Cloudの実装では通常、サブスクリプション・ライフサイクルの様々なポイントにおいて、ある環境から別の環境に設定データを移行することが必要になります。たとえば、サブスクライブされたオファリングは、一般的にテスト環境で設定され、適切なテストと検証を経た後、本番環境に移動されます。設定のエクスポートとインポートのプロセスは、設定データをテスト環境から本番環境に移行するのに役立ちます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
B2Bサービスの実装ガイドのインポートおよびエクスポートに関する章を参照してください。
ロール情報
設定データをエクスポート、インポートおよび比較するには、アプリケーション実装コンサルタントのロール(ORA_ASM_APPLICATION_IMPLEMENTATION_CONSULTANT_JOB)が必要です。
商談をケースに接続できるようになりました。
この拡張された接続モデルを使用すると、サービスと営業が混在したユースケースをCX営業とB2Bサービスの実装でサポートできます。
有効化のステップ
REST APIガイドのRESTサービス定義(「Oracle Help Center」→関心のあるアプリケーション・サービス領域 →「REST API」から使用可能)を参照してください。OracleのRESTサービスを初めて利用する場合は、「クイック・スタート」セクションから始めることができます。
ロール情報
- アプリケーション管理者
顧客定義ユーザーを使用した、コラボレーション・ネットワークからのコマンドの実行。
この機能を使用すると、事前定義済のアプリケーションIDユーザーを使用するかわりに、Slackなどのコラボレーション・ネットワークからOracle CX Sales and B2B Service REST APIコマンドを実行するためのユーザー資格証明を定義できます。
この機能を使用すると、多くの権限が設定された事前定義済アプリケーションIDユーザーを使用するかわりに、必要な権限のみを持つユーザーを使用して、Slackなどのコラボレーション・ネットワークからアクションを実行できます。
有効化のステップ
- 「設定および保守」の「コラボレーション・ネットワーク資格証明の管理」タスクに移動します。
- 「CX営業およびB2Bサービス・アプリケーション資格証明」セクションに適切なユーザーIDとパスワードを入力します。
主なリソース
B2Bサービスの実装ガイドのSlackチャネルに関する章を参照してください。
ロール情報
アプリケーション管理者は、この機能を有効にすることができます。
検索アクティビティ・サブジェクト領域を使用したナレッジ管理ユーザー検索アクティビティのレポート
ナレッジ・マネージャは、記事検索履歴検索分析サブジェクト領域を使用して、ユーザーの質問および検索語に関するレポートを作成し、お客様がどのようにナレッジ・ベースのコンテンツを検索しているかを把握できます。検索問合せは、ボリューム関連の情報とともに、正規化された形式で表示できます。
デモを見る
ユーザーが最も多く尋ねている質問に関するインサイトをナレッジ・マネージャが得ることにより、ナレッジ・ベースでサポートする必要があるコンテンツを把握できます。
有効化のステップ
新規サブジェクト領域を、既存のレポートに追加するか新規レポートで使用することにより利用します。レポートの作成および編集の詳細は、分析およびレポートの作成および管理のドキュメント(「Oracle Help Center」→関心のあるアプリケーション・サービス領域→「Books」→「Administration」)を参照してください。
この機能を有効にするために何もする必要はありません。「分析の検索」領域は、すべてのナレッジ分析ユーザーが使用できます。
ヒントと考慮事項
この最初のリリースでは、正規化された質問とトークンのみが公開されています。今後のリリースでは、すべての質問を提供します。
主なリソース
ロール情報
すべてのナレッジ分析ユーザーがこの機能を使用できます。
作業オーダー・オブジェクトで、標準添付フレームワークを介した添付の関連付けがサポートされるようになりました。ユーザーは標準ページ・レイアウトを使用して、文書を作業オーダーに関連付けることができます。作業オーダーのパブリックREST APIでは、添付の関連付けもサポートされます。添付ファイルを関連付けたり削除したりする権限を制御するために、新しい機能権限が提供されます。Oracle Field Serviceアプリケーションに対する事前作成済の既存の統合フローでは作業オーダーの添付は自動的に送信されませんが、このソリューションには、Oracle Field Serviceの添付をB2Bサービスの作業オーダーに同期できる、ダウンロード可能な新しいフローも含まれています。
多くの場合、お客様は作業指示にサポート文書および画像を添付して詳細情報を示し、技術者が実行する必要がある作業の準備ができるようにする機能を必要としています。また、技術者も、自分が作業した資産の画像を添付したり、作業のために現場に到着しても、アクセスを許可する人がいなかったことを証明する写真を添付する必要があります。この機能ではこれらの要件がサポートされおり、エージェントがお客様の質問に答える必要がある場合は、Oracle Field Serviceで技術者が追加した添付が自動的に同期され、B2Bサービスの作業オーダーで添付を使用できるようにOICフローが更新されています。
有効化のステップ
アプリケーション・コンポーザを利用してページ・レイアウトおよび属性を表示/調整します。アプリケーション・コンポーザの使用によるアプリケーションの拡張についてさらに学習するには、Oracle Help Center→関心のあるアプリケーション・サービス領域→「Books」→「Configuration and Extension」を参照してください。
作業オーダー・オブジェクトの新しい添付フィールドでは、添付UIが開きます。アプリケーション・コンポーザを使用して、新しいフィールドを作業オーダー・レイアウトに追加します。
- アクティブなサンドボックスで作業していることを確認します。
- アプリケーション・コンポーザにナビゲートし、作業オーダー・オブジェクトにアクセスします。
- レイアウトで、新しいカスタム・レイアウトを作成し、添付フィールドを追加します。
- レイアウトを保存して閉じます。
- サンドボックスを公開します。
Oracle Field Serviceアクティビティの添付を受信するには、設定ガイドの次のステップに従います。
- カスタム・プロパティをOracle Field Serviceのアクティビティに追加します。
- 新しいOracle Integration Cloud (OIC)添付フローをダウンロードします。
- 新しいOIC添付フローをインポートしてアクティブ化します。
ヒントと考慮事項
現在のリリースでは、Oracle Field ServiceからOracle B2B Serviceへの添付ファイルの同期のみがサポートされています。
主なリソース
B2BサービスとOracle Field Serviceのフィールド・サービス統合の構成方法の詳細は、B2Bサービスとフィールド・サービスの統合ガイドを参照してください。
フィールド・サービス作業オーダー作業ゾーンのフレックスフィールド構成
以前のリリースのOracle Field Serviceとの作業オーダーの統合では、作業オーダー・エリアがOracle Field Serviceのバケット・タイプ・リソースにマップさており、郵便番号のみに基づいて取得されていました。そのため、Oracle Field Serviceの作業ゾーン・キーを郵便番号のみに制限する必要がありました。この拡張機能により、この制限がなくなり、Oracle Field Serviceの作業ゾーン・キーがすべてサポートされて、1つ以上のアクティビティ・プロパティに基づいて処理できるようになりました。
この拡張機能により、キャパシティ管理および目標ベース予約に関する要件も解除され、Oracle Field Serviceのプロフェッショナル・エディションとエンタープライズ・エディションの両方で、一致するリソースの検索RESTサービスを利用できるようになりました。
有効化のステップ
Oracle B2B Serviceの更新20Dリリースより前の作業オーダー領域を取得するために、すでにOracle Field Serviceとの統合を有効にして使用している場合は、新しい作業オーダー領域の構成を有効にするステップが若干異なります。B2Bサービスで作業オーダーの作業ゾーンを構成するには、次の手順を実行します。
- 「設定および保守」で「サービス」オファリングを選択します。
- 「作業オーダー」機能領域を選択します。
- 「サービスとOracle Field Serviceの統合の管理」タスクを選択します。
- 処理またはアイコンを選択して、統合構成を編集します。
- 更新20Dより前に統合を有効にしたお客様は、「バケット・リソース取得」の選択内容を「郵便番号」から「拡張構成」に変更します。
- 更新20Dより前に統合を有効にしていない顧客は、「バケット・リソース取得」を選択します。
- 「接続の検証」を選択し、接続の成功が確認されると、「Oracle Field Serviceへの接続の構成」セクションの下に「作業オーダー・エリア取得」タブが表示されます。
- Oracle Field Serviceの設定に基づいて、適合性算式の値を適切に設定します。
- 「作業ゾーン定義」セクションで、「作業ゾーン・キーの取得」処理を選択して、Oracle Field Serviceから作業ゾーン定義を取得します。
- 取得したフィールド・サービス作業ゾーン・キーごとに、対応する作業オーダー・フィールドを選択します。
- 作業オーダーの作成時に作業オーダー・エリアの自動取得を有効にするには、「フィールド・サービス作業オーダー作成ページの作業オーダー・エリア取得使用可能」を選択します。
ヒントと考慮事項
更新20Dより前にリリースされた郵便番号ベースの取得には、Oracle Field Serviceのキャパシティ管理が必要であり、バケット・タイプ・リソースごとに目標を設定する必要があります。新しい拡張構成では、Oracle Field Serviceの一致するリソースの検索APIが使用されるので、Oracle Field Serviceのキャパシティ管理は必要ありません。したがって、Oracle Field Service Professional Editionのライセンスがあるお客様は、統合作業オーダーの作成時に作業オーダー領域の自動移入を利用できるようになりました。
主なリソース
B2BサービスとOracle Field Serviceのフィールド・サービス統合の構成方法の詳細は、B2Bサービスとフィールド・サービスの統合ガイドを参照してください。
CX Salesファイルベースのデータ・インポートおよびエクスポートへのナビゲーションの無効化
この更新20D以降、CX SalesおよびB2Bサービスのユーザーのファイルベースのデータ・インポートおよびエクスポートは廃止されました。インポートおよびエクスポート管理フレームワークに移行することをお薦めします。
この新しいフレームワークでは、使いやすいUIとAPI、パフォーマンスが向上したバックエンド・エンジン、およびクライアント側の追加の管理ユーティリティが提供されます。これにより、あらゆるサイズのインポートおよびエクスポート・ジョブを簡単に定義、実行および監視できるようになり、フラット・ファイル・データ交換の管理に費やされていた時間を短縮できます。新しいフレームワークに移行すればフレームワークに対する理解が深まり、カスタムのインポート、エクスポートおよびビジネス・プロセスを新しいフレームワークに統合する際に役立ちます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
CX SalesおよびB2Bサービスのインポートおよびエクスポート管理の理解ガイドのファイルベースのデータ・インポートおよびエクスポートからインポートおよびエクスポート管理への移行に関する章を参照してください。
インポート・オブジェクトに関連する添付をエクスポートできるようになりました。たとえば、アカウント・オブジェクトまたは担当者オブジェクトに関連する添付をインポート管理を使用してインポートした場合は、エクスポート管理を使用してそれらをエクスポートできます。これは2ステップのプロセスで実行します。
- エクスポート・ジョブを発行して、オブジェクト・データ・レコードとともに添付情報をエクスポートします。
- 外部データ・ローダー・クライアントのコマンドライン・ツールでexportコマンドを使用して、コンテンツ管理サーバーからローカル・ディレクトリに添付ファイルをダウンロードします。
この機能は、外部統合に使用するためにCX営業から添付ファイルを大量にエクスポートする一般的なシナリオで役立ちます。古い添付ファイルを定期的に削除することもできます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
CX SalesおよびB2Bサービスでのインポートおよびエクスポート管理の理解のデータのエクスポートに関する章を参照してください。
オブジェクト階層をテンプレートとして作成および保存できるようになりました。このテンプレートは、階層インポートの実行時に再利用できます。
重要なポイントは次のとおりです。
- インポート管理フレームワークでは、お客様が階層インポートを実行するときに再利用可能なテンプレートを作成する機能がサポートされています。
- オブジェクトの階層をテンプレートとして選択および保存し、オブジェクトの階層グループ全体を単一の論理ユニットとしてインポートできるようになりました。
- お客様およびパートナがインポート・テンプレートを作成して、ポッドおよび環境間で移行できます。
- システム・インテグレータが一連のテンプレートを作成して、複数の顧客サイトでダウンロードおよび再利用できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
CX SalesおよびB2Bサービスでのインポートおよびエクスポート管理の理解ガイドのインポートのスタート・ガイドに関する章を参照してください。
REST APIを使用した汎用ソース・システム・オブジェクトの管理
REST APIを使用して、新しい汎用ソース・システム・オブジェクトを作成、更新、削除および取得できます。汎用ソース・システム・オブジェクトは既存のソース・システムおよびベース表に対して相互参照される情報を示しており、データのソース、その日付パラメータ、ステータス、ソース・システムIDなどが含まれます。基本的には、様々な外部ソース・システムと基本マスター・システム間の相互参照が汎用ソース・システム・オブジェクトで管理されています。
ソース・システム識別子がこの機能ですべてサポートされているので、ソースの相互参照の管理が容易になります。
有効化のステップ
REST APIガイドのRESTサービス定義(「Oracle Help Center」→関心のあるアプリケーション・サービス領域 →「REST API」から使用可能)を参照してください。OracleのRESTサービスを初めて利用する場合は、「クイック・スタート」セクションから始めることができます。
ヒントと考慮事項
アップサートAPIには既知の問題が存在します。このAPIを使用した環境で問題が発生した場合は、かわりにパッチAPIを使用してください。
主なリソース
CX SalesおよびB2Bサービス用のREST APIガイドのソース・システム参照タスクを参照してください。
ロール情報
顧客管理および開発ロールには、必要に応じて顧客統合用にこれらのREST APIを使用するためのアクセス権が付与されています。
インポート管理を使用したサービス契約オブジェクトのインポート
「ツール」作業領域から「インポート管理」を使用して、サービス契約オブジェクトを企業契約にインポートできます。インポート管理を使用してインポートできるオブジェクトのリストを次に示します。
- 契約ヘッダー
- 契約ヘッダー付加フレックスフィールド
- 契約パーティ
- 契約パーティ付加フレックスフィールド
- 契約パーティ担当者
- 契約パーティ担当者付加フレックスフィールド
- 契約販売実績
- 契約明細
- 契約明細付加フレックスフィールド
- 契約明細販売実績
- 契約対象資産
- 契約手数料
- 契約手数料コンポーネント
- 契約請求明細
- 契約手動修正
- 契約価格設定条件
- 契約関連文書
- 契約添付
インポートを使用して、これらの属性を作成、更新または削除することもできます。
この機能を使用すると、外部アプリケーションからOracle Enterprise Contractsにサービス契約を転送できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
機能性、信頼性およびパフォーマンスを強化するために、インポート管理およびエクスポート管理フレームワークが導入されます。既存のファイルベースのデータ・インポート・フレームワークは、更新20Dで廃止される予定です。そのため、新しいフレームワークに移行する必要があります。
主なリソース
CX SalesおよびB2Bサービスでのインポートおよびエクスポート管理の理解のデータのインポートに関する章を参照してください。
アカウント、担当者および世帯REST APIで使用する属性の増加
アカウント、担当者および世帯REST APIの住所および関係の子オブジェクトで、より多くの属性を使用できます。これらの属性は、インポートおよびエクスポート管理でも使用できます。「住所ロケール」により、音訳された住所フィールドがローカル言語で提供されるため、「住所」の下に新しい子があります。
新しい属性は次のとおりです。
- 住所
- DoNotValidateFlag
- DunsNumberC
- PartySiteName
- 住所ロケール(新しい子オブジェクト)
- 音訳された住所属性(18)
- TransliterationLanguage
- SiteSourceSystem (住所ソース・システム)
- SiteSourceSystemReferenceValue (住所ソース・システム参照値)
- 住所番号
- 事業所ID
- 関係
- PrimaryCustomerFlag
- PreferredContactFlag
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
CX SalesおよびB2Bサービス用のREST APIガイドのアカウント、担当者および世帯のタスクを参照してください。
連絡先、追加識別子および追加名子オブジェクトの追加属性の使用
連絡先、追加識別子および追加名子オブジェクトの追加属性の使用これらの追加属性は、標準インポートAPIとREST APIの両方で使用できます。これらの子オブジェクトは、アカウント、担当者および世帯オブジェクトで使用されます。
新しい属性は次のとおりです。
- 連絡先
- PhonePurpose
- WebPurpose
- SocialNetworkPurpose
- 追加名
- Description
- AcademicTitle
- TransliterationLanguage
- Title
- PreferredFlag
- 追加識別子
- StateProvince
- 世帯REST APIの子として、「追加名」も追加されました。
有効化のステップ
REST APIガイドのRESTサービス定義(「Oracle Help Center」→関心のあるアプリケーション・サービス領域 →「REST API」から使用可能)を参照してください。OracleのRESTサービスを初めて利用する場合は、「クイック・スタート」セクションから始めることができます。
- サンドボックスにいないことを確認します。
- 「ツール」→「アプリケーション・コンポーザ」→「インポートおよびエクスポート」にナビゲートします。
- 「生成」をクリックして、インポートおよびエクスポートのアーティファクトを生成します。
主なリソース
CX SalesおよびB2Bサービス用のREST APIガイドの連絡先タスクを参照してください。
一般的な組織オブジェクトに基づくRESTリソースを使用して、組織データを管理します。
この機能は、ファイル・ベースのインポート・フレームワークに存在していた機能を、新しいインポートおよびエクスポート管理フレームワークで実現します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
- 参照されている組織が営業関連組織でない場合は、外部システムへのインポートおよび統合に汎用hubOrganizationを使用するように計画してください。たとえば、財務システムやHRシステムの組織、パートナ組織またはマーケティング組織などです。
- Oracle Customer Data Managementのアクティブなライセンスが必要です。
主なリソース
CX SalesおよびB2Bサービス用のREST APIガイドの組織タスクを参照してください。
ロール情報
データ・スチュワードおよびCRM管理者ロールを持つユーザーには、汎用hubOrganizationオブジェクトに対してインポート・アクティビティおよびWebサービスREST APIを実行する権限があります。
インポートおよびエクスポート管理を使用した、顧客ハブ個人エンティティの作成、更新、削除およびエクスポート
連絡先など、様々なタイプの個人エンティティの共通ベースとして使用される包括的な個人プロファイルを作成、更新、削除およびエクスポートできます。
この拡張機能では、1つのインポートまたはエクスポート書式を使用して、複数の個人オブジェクト・タイプで共有される一般的な個人プロファイル情報を管理できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
CX SalesおよびB2Bサービスでのインポートおよびエクスポート管理の理解のデータのインポートに関する章を参照してください。
ロール情報
- CRM管理者
- データ・スチュワード
これらのロールにはインポート権限があり、標準のインポート管理プロセスを介してこの新しいHubPersonエンティティにアクセスできます。
ハブ組織インポート・オブジェクトを使用した追加属性のインポートのサポートの提供
ハブ組織インポート・オブジェクトのフィールド定義で、地理名参照との統合に役立つ追加属性を使用できるようになりました。新しく追加されたフィールドは次のとおりです。
- ThirdPartyFlag
- ValidatedFlag
- CleanlinessScore
- CompletenessScore
- DataConfidenceScore
- DatafoxCompanyId
- DuplicateIndicator
- DuplicateScore
- EnquiryDuns
- EnrichmentScore
- LastScoreUpdateDate
- RecencyScore
- ValidityScore
この機能では、整合性を実現し、適切なフィールド・サポートおよび統合を備えたフル機能を提供します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
CX SalesおよびB2Bサービスでのインポートおよびエクスポート管理の理解のデータのインポートに関する章を参照してください。
ロール情報
APIへのアクセス権またはHubOrganizationインポート・オブジェクトへのアクセス権を持つロールで使用可能な新しいフィールドがあります。
一般的な個人オブジェクトに基づくRESTリソースを使用して、個人データを管理します。このリソースを使用すれば、インポートREST APIを介して個人データをインポートすることもできます。
この機能は、ファイル・ベースのインポート・フレームワークに存在していた機能を、新しいインポートおよびエクスポート管理フレームワークで実現します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
- hubPersonは、多数の外部システムで個人ベースのデータを顧客ハブにインポートできるようにするための汎用オブジェクトです。すべての作成、更新、削除APIをデータの処理に使用できます。この機能を使用すると、クラシック・インポートから標準インポート処理にお客様が移動できます。
- この機能を使用するには、Oracle Customer Data Managementのライセンスが必要です。
主なリソース
CX SalesおよびB2Bサービス用のREST APIガイドの個人組織タスクを参照してください。
ロール情報
データ・スチュワードおよびCRM管理者には、このhubPersonオブジェクトのインポート機能およびすべてのREST APIにアクセスする権限があります。
インセンティブ報酬集計済支給RESTリソースを使用して、集計済支給を表示します。参加者および参加者マネージャは、このリソースを使用して集計済支給を表示できます。マネージャは、このリソースを使用して、管理階層内の参加者の集計済支給をレビューすることもできます。
このRESTリソースは、従来のレポート以外の追加チャネルを介して支給を表示する場合に役立ちます。このリソースは、Oracle Digital Assistantチャットボット、Oracle Visual Builderアプリケーション、他のプログラムとの情報の統合など、様々なユースケースで使用できます。
有効化のステップ
REST APIガイドのRESTサービス定義(「Oracle Help Center」→関心のあるアプリケーション・サービス領域 →「REST API」から使用可能)を参照してください。OracleのRESTサービスを初めて利用する場合は、「クイック・スタート」セクションから始めることができます。
主なリソース
CX SalesおよびB2Bサービス用のREST APIガイドのインセンティブ報酬集計済支給タスクを参照してください。
ロール情報
- インセンティブ報酬参加者
- インセンティブ報酬参加者マネージャ
見積報酬REST APIで、1つのシミュレーションで一括レコードを処理するバックグラウンド・ジョブを起動し、1つのシミュレーションの多くのレコード間で支給も集計する非同期モードがサポートされるようになりました。
この機能を使用すると、見積報酬をリアルタイムに実行するのではなく、スケジュール済プロセスとして一括モードで非同期に実行して、ディールの見積を計算できます。
有効化のステップ
REST APIガイドのRESTサービス定義(「Oracle Help Center」→関心のあるアプリケーション・サービス領域 →「REST API」から使用可能)を参照してください。OracleのRESTサービスを初めて利用する場合は、「クイック・スタート」セクションから始めることができます。
主なリソース
CX SalesおよびB2Bサービス用のREST APIガイドの報酬プランタスクを参照してください。
システム・アクセス・グループおよび事前定義済ルールを使用した、アカウントおよび担当者データに対するユーザー・アクセスの管理
システム・アクセス・グループおよび事前定義済ルールを使用して、ユーザーのアカウントおよび担当者データに対するチーム・ベース、テリトリ・ベースおよび管理階層ベースのアクセスをサポートできます。システム・アクセス・グループは、アカウントおよび担当者データに対するユーザーのアクセスを管理するための代替手段になります。Oracleが提供する各標準ジョブ・ロールに対応するシステム・アクセス・グループがあり、各グループに割り当てられた事前定義済オブジェクト共有ルールによって、アカウント・データおよび担当者データに対するアクセス権が標準ジョブ・ロールの場合と同じように与えられます。
アクセス拡張ルールを作成すれば、事前定義済ルールによるアクセス権を関連オブジェクトに拡張することもできます。各システム・グループに関連付けられている事前定義済オブジェクト共有ルールは、デフォルトでは非アクティブです。
有効化のステップ
システム・グループはデフォルトでアクティブになっていますが、事前定義済ルールはデフォルトで非アクティブになっているため、ルールを使用する前にアクティブ化する必要があります。システム・グループと事前定義済ルール間の関連付けもデフォルトでは無効になっています。そのため、システム・グループごとに、グループに適用する事前定義済ルールを有効にする必要があります。次のステップを実行します。
- 「販売およびサービス・アクセス管理」作業領域の「アクセス・グループ」ページにナビゲートします。
- 「リスト」メニューから「システム・グループ - ロール」を選択して、すべてのシステム・アクセス・グループを表示します。
- ルールを有効にするシステム・アクセス・グループの名前をクリックします。
- 「オブジェクト共有ルール」サブタブをクリックします。デフォルト・セキュリティ構成の一部としてアクセス・グループに関連付けられている事前定義済ルールには「ロック」アイコンがあり、「事前定義済」チェック・ボックスが選択されています。
- このシステム・グループに関連付けられている各ルールをデフォルトのセキュリティ構成の一部として有効にするには、各ルールの「使用可能」チェック・ボックスを選択します。
- 「保存」をクリックします。
- 有効化した事前定義済ルールをそれぞれアクティブ化します。
- 「名前」フィールドでルール名のリンクをクリックします。
- 「オブジェクト共有ルールの編集」ページで、「アクティブ」チェック・ボックスをクリックします。
- 「処理」メニューから、「保存および公開」をクリックします。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
- 「アクセス・グループの編集」ページで、「保存してクローズ」をクリックします。
- 「オブジェクト共有ルール割当処理の実行」スケジュール済プロセスを実行して、各オブジェクトのアクセス・グループ共有ルールが正しく割り当てられていることを確認します。
主なリソース
CX販売とB2Bサービスの保護ガイドのアクセス・グループの章を参照してください。
ロール情報
- 設定ユーザー
アクセス・グループ・ルールをCSVファイルにエクスポートして、ルールをレビューおよび分析できます。オブジェクト共有ルールおよびグループ・メンバーシップ・ルールをエクスポートできます。
この機能を使用すると、ルール・データをオフラインで評価およびフィルタできます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
CX SalesおよびB2Bサービスの保護ガイドのアクセス・グループに関する章を参照してください。
ロール情報
- 営業管理者
カスタム・オブジェクトおよび属性を公開するためにアーティファクトを手動で生成する必要はなくなりました。カスタマイズ後、サンドボックスを公開すると、インポートおよびエクスポートのアーティファクトが自動的に生成されます。
重要なポイントは次のとおりです。
- この拡張により、カスタマイズ・プロセスがより簡単かつ高速になります。
- インポートおよびエクスポートのアーティファクトを生成するために、ユーザーが手動ステップを実行する必要はありません。
- インポートおよびエクスポートのアーティファクトの生成は、ユーザーに対して透過的です。
- サンドボックスの公開の一環としてアーティファクトが自動的に生成されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
CX SalesおよびB2Bサービスでのインポートおよびエクスポート管理の理解のカスタム・オブジェクトのインポートに関する章を参照してください。
クイック・インポート・マクロの標準およびカスタム属性に対する検証の拡張
インポート・マクロで、標準フィールドとカスタム・フィールドの両方のエントリのデータ型、文字制限および書式マスクが自動的に検証されるようになりました。たとえば、許可された20文字を超える文字を「銘柄記号」フィールドに入力すると、マクロでエラーが表示されます。
拡張検証サポートにより一般的な誤りが排除されるため、データのインポートが速くなり、インポート・エクスペリエンスが向上します。
有効化のステップ
ドキュメントの手順に従ってインポート・マクロを実行します。ucm.jarファイルがExcelマクロと同じフォルダにあることを確認してください。
ヒントと考慮事項
サーバーから属性をフェッチすると、マクロがアプリケーションから検証を起動します。
主なリソース
営業の実装スタート・ガイドの関連する章を参照してください。
ロール情報
- 設定ユーザー
- 営業管理者
初期設定に設定アシスタントを使用するとき、または販売オファリングの「会社プロファイル」機能領域の「会社情報の作成」クイック設定ページを使用するときに、社内営業担当および社内営業マネージャのリソース・ロールに追加のロール・プロビジョニング・ルールが作成されるようになりました。ロール・プロビジョニング・ルールにより、仕事をするのに必要なセキュリティ・ロールがユーザーに自動的にプロビジョニングされます。
ロール・プロビジョニング・ルールの自動作成により、社内営業ユーザー・ロール・マッピングの手動設定が不要になります。
有効化のステップ
CRMのみの実装の場合は、設定アシスタントまたは「会社情報の作成」クイック設定ページを使用して会社情報を設定すると、ロール・プロビジョニング・ルールが自動的に作成されます。これは、販売オファリングを有効にした後に必須のステップです。
ノート: この設定は、初期環境で1回のみ実行できます。
- 設定ユーザーとしてアプリケーションにサインインします。
- 「設定および保守」作業領域に移動し、「販売」オファリングを選択します。
- 「会社プロファイル」機能領域を選択します。
- 「クイック設定」(歯車アイコン)をクリックして、「会社情報の作成」ページに移動します。
- 次の情報を入力します。
- 会社名
- 国(値リストから選択)
- 住所行1
- 「送信」をクリックします。スケジュール済プロセスが送信され、ジョブ詳細が表示されます。
- この処理によって、次のことが自動的に実行されます。
- 法的エンティティ、法的住所およびビジネス・ユニットを含む企業体系が作成されます
- 初期ユーザーがビジネス・ユーザーに変換されます
- 社内営業ロール(社内営業担当および社内営業マネージャ)を含む、すべての事前定義済リソース・ロールのロール・プロビジョニング・ルールを作成します。
- 「HCMロール・プロビジョニング・ルールの管理」タスクから、ロール・マッピングを確認できます。
HCMで提供される設定を使用して企業体系を作成するクロスピラー・デプロイメントの場合は、次のステップを実行して、ロール・プロビジョニング・ルールを手動で作成する必要があります。
- 販売オファリングの「ユーザーおよびセキュリティ」機能領域から、「HCMロール・プロビジョニング・ルールの管理」タスクを起動します。
- 「マッピング名」として「社内営業マネージャ」を入力します。
- 「条件」セクションで、「HRアサイメント・ステータス」として「アクティブ」を選択し、「リソース・ロール」として「社内営業マネージャ」を選択します。
- 「関連ロール」セクションで、「社内営業マネージャ」アプリケーション・ジョブ・ロールおよび「リソース」ジョブ・ロールを追加します。
- 変更を保存します。
- 他のすべてのCRMリソース・ロールについて同様に繰り返します。
主なリソース
設定アシスタントの実行の詳細は、営業の実装スタートガイドを参照してください。ロール設定の詳細は、CX SalesおよびB2Bサービスの保護ガイドを参照してください。
ロール情報
- 設定ユーザー
適応型検索により動作するグローバル検索の優れたパフォーマンスの活用
Oracleは、適応型検索により動作するグローバル検索を使用するようにグローバル検索を切り替えています。すべてのお客様が更新21Aでこの切り替えを行う必要があります。現在のリリースでは、Oracleは、この新しいテクノロジによる優れたパフォーマンスをすぐにご利用いただけるように新しいグローバル検索構成を提供しています。
主なリソース
新しいお客様は『営業の実装スタート・ガイド』の「ワークスペースおよび適応性の高い検索」の章を参照してください。
既存のお客様は、『販売の実装』ガイドの「検索」の章を参照してください。
Adobe Flash Playerのサポート終了がオブジェクト・ワークフロー・ビジネス・プロセスに及ぼす影響
Adobe社は2020年12月31日以降Flash Playerをサポートしなくなることを発表しており、CX販売でサポートされているすべてのブラウザにおいてその日付までにFlash Playerが無効化されます。その結果、アプリケーション・コンポーザのOracle Business Process Management (BPM)コンポーネントはレンダリングに失敗し、オブジェクト・ワークフロー承認フローを作成および更新できなくなります。ただし、既存の承認フローは影響を受けず、設計どおりに引き続き動作します。
オラクル社は、更新21Bを使用して代替BPMコンポーザをリリースする予定です。この新しいBPMコンポーザは、2021年1月末までに更新20Dおよび21Aの問題に対処するための例外更新としても使用できます。(ターゲットとなる更新および日付は変更される可能性があります。)
有効化のステップ
Flash Playerのサポート終了は2020年12月31日に自動的に行われます。この日付より後は、アプリケーション・コンポーザの「ビジネス・プロセス」ページで承認フローを作成および更新できなくなります。
現在デプロイされている承認フローは影響を受けず、引き続き設計どおりにトランザクションが処理されます。
主なリソース
詳細については、Adobe Flash Playerの終了に関するお知らせを参照してください。オラクル社では新しいBPMコンポーザの提供の時期に関して追加でお知らせする予定です。
この新しい機能が使用可能になる前にオブジェクト・ワークフロー承認フローを作成および更新する緊急要件がある場合は、Flash Playerのサポート終了の前にこれらの変更を行ってください。Flash Playerがブラウザでサポートされなくなった後、代替機能が提供される前に変更が必要となった場合は、Oracleサポートに連絡してください。
更新後のタスク
拡張された最新の動作へのアプリケーション・コンポーザのカスタマイズの更新
アップグレード時には、アプリケーション・コンポーザで行われたほとんどの既存のカスタマイズが新しいリリースにおける拡張された最新の動作に自動的に更新されます。ただし、いくつかの例外があり、それらのカスタマイズについてはそれぞれ、アップグレード・スクリプトを手動で開始する必要があります。
ノート: 一部のアップグレード・タスクは、アップグレードが完了した後もこのページから削除されません。これらのタスクは、将来のリリースで機能拡張が発生したときに再実行できます。
有効化のステップ
これらのステップを実行するには、管理者ロールを持つユーザーとしてサインインする必要があります。
重要: アクティブなサンドボックスに保留中の変更がある場合は、これらのステップを実行しないでください。処理を進める前に、保持する変更内容があるサンドボックスを必ず保存して公開し、公開しないサンドボックスは削除してください。
- アプリケーションにサインインします。
- 「ナビゲータ」から「サンドボックス」(「構成」の下)を選択します。
- 新しいサンドボックスを作成し、アクティブなサンドボックスとして設定します。現在のアクティブなサンドボックスがアプリケーションの最上部に表示されます。
- 「ナビゲータ」→「アプリケーション・コンポーザ」(「構成」の下)に移動します。
- 「アプリケーション」ドロップダウン・リストから、「共通」や「販売」など、メタデータをアップグレードする最初のアプリケーションを選択します。
ノート: アプリケーションごとに別個に既存のカスタマイズ・メタデータをアップグレードする必要があります。
- 左側のナビゲーション・ツリーから、「共通設定」の下にある「メタデータ・マネージャ」をクリックします。
- 「メタデータ・アップグレード」をクリックします。
- デフォルトでは、手動でアップグレードする必要がある「未開始」アップグレード項目がリストに表示されます。リストの最初の行を強調表示し、「アップグレード」ボタンをクリックします。
- 確認ダイアログ・ボックスで「OK」をクリックします。 このプロセスには数分かかる場合があります。アップグレードが完了すると、ダイアログ・ボックスが閉じて、「アップグレード完了」列にチェックマークが表示されます。
- リストの各行についてステップ7-8を繰り返します。
- アプリケーション・コンポーザの「アプリケーション」ドロップダウン・リストの各アプリケーションについてステップ4-8を繰り返します。
- サンドボックスを公開します。
このプロセスが完了したら、アプリケーションを使用する準備が整います。
主なリソース
四半期更新の準備および検証の方法を学習するには、My Oracle Supportの四半期更新の準備(文書ID 2445338.1)を参照してください