本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。
日付 | 機能 | ノート |
---|---|---|
2019年7月26日 | 初版作成。 |
HCM Cloudアプリケーションについては、この『新機能』に記載されている次の2つのタイプのパッチを取得できます。
- リリース更新(19A、19B、19Cおよび19D)
- 各更新に対するオプションの月次メンテナンス・パック
環境で使用しているリリース更新を把握することが重要です。これはクラウド・ポータルで確認できます。
このドキュメントは、Oracle HCM Cloudの新機能や改善点に関して理解する必要がある情報の概要をまとめたものです。このガイドは本アップデートでの新規・改善機能の概要を理解するのに必要な情報およびアップデートに必要なタスクについて説明します。個々のセクションは機能の概略説明、その機能を実装に必要なステップ、ヒントおよび考慮点、他に必要なリソースが記述されています。
このドキュメントに加えて、Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)も参照することをお薦めします。これらのドキュメントには、バグ修正および考えられる既知の問題が記載されています。また、現在使用しているか、今後移行するリリース更新バージョンに基づいて、次のドキュメントも参照することが必要になります。
Oracle HCM Cloudリリース・ドキュメントは、機能上の5つのグループ別に提供されます。
全HCM製品に関して推奨される参照ドキュメントは次のとおりです。
- HCM Cloudの共通機能(このドキュメントは、全HCMアプリケーションに関係します。全製品とHCMツールに関する基本的な人事管理情報です。)
- Global Human Resources Cloud(グローバル人事管理には、他のアプリケーションがワークフォース・ストラクチャや個人情報などの共通データのために使用する基本アプリケーションが含まれています。実装した製品がどれであっても、それらの製品に影響を与える可能性があるグローバル人事管理の新機能を把握しておくことをお薦めします。)
ノート: すべてのグローバル人事管理機能が、タレントおよび報酬製品に使用できるわけではありません。
HCM製品に関するオプションの参照ドキュメントは次のとおりです(クラウド・サービスに組み込む製品に応じて異なる)。
- Talent Management Cloud (全タレント・アプリケーション)
- Workforce Rewards Cloud(報酬、福利厚生、給与、グローバル給与インタフェース)
- Workforce Management Cloud(休暇欠勤管理および勤怠管理)
その他のオプションの参照ドキュメントは次のとおりです。
- 共通テクノロジとユーザー・エクスペリエンス(これにはHCM固有でなく全Cloudアプリケーションの共通機能が記載)
ノート: これらのドキュメントはすべて、Oracle Help Center (https://cloud.oracle.com/saasreadiness/hcm)の人材管理のリリース・レディネスにあります
フィードバックをお寄せください
本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックはoracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.com宛にお送りください。HCM Cloudリリース13の新機能に関するお問い合せかフィードバックかを電子メールの本文または件名に明記してください。
列の定義:
レポート = 新規または変更され、Oracleで提供される、実行準備が完了したレポート。
UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は通常、フィールド、検証またはプログラムの小さな変更で構成されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小になります。
UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、より複雑に設計されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は高くなります。
使用できない状態で提供される機能 = これらの機能をエンド・ユーザーが使用するにはアクションが必要です。これらの機能は無効化されており、有効にするかどうかとその時期は自分で選択します。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域を最初にレポートに組み込む必要がある、b)新しいWebサービスを使用するには統合が必要である、c)機能にアクセスするには、ユーザー・ロールに機能を割り当てる必要があるなどです。
エンド・ユーザーがすぐに使用可能 レポートおよび小規模なUIまたはプロセスベースの新機能は、更新後のユーザーに対する影響を最小限に抑えます。したがって、顧客受入テストでは、大規模UIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当てる必要があります。 |
エンド・ユーザーが使用する前に顧客による処理が必要 これらの機能の使用準備を完了するには処理が必要なため、中断されません。選択的に使用するよう選択すると、テストおよびロールアウトのタイミングを設定できます。 |
|||||
---|---|---|---|---|---|---|
機能 |
レポート |
UIまたは |
UIまたは |
|
||
Oracle Global Payrollインタフェースでは、個人給与情報を第三者給与プロバイダに送信し、処理済給与データをOracle Fusion Global HRにインポートする機能をサポートしています。第三者給与プロバイダの要件を満たすために、事前定義済の抽出定義をコピーして変更できます。データを抽出する前に、必要に応じて給与コーディネータは「総支給項目の計算」プロセスを実行し、定期値を計算して総支給項目計算を検証できます。第三者給与プロバイダから処理済の給与データまたは給与明細をインポートすると、そのデータをレポートおよび分析に使用できます。
ADPグローバル給与インタフェースが拡張され、ローカル言語で個人名をサポート
ADPグローバル給与インタフェース出力XMLファイルのLocalPersonNamesセクションを使用して、ローカル言語で取得した個人名をインタフェースできます。
ノート: この拡張が適用された後に、ベースライン抽出を実行してください。ベースライン抽出の完了後に通常の抽出を実行できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ADPグローバル給与インタフェースが拡張され、各国を追加サポート
拡張されたADPグローバル給与インタフェースを使用して、次の国をサポートできます。
- カナダ
- 中国
- 香港
- インド
- クウェート
- メキシコ
- カタール
- サウジアラビア
- シンガポール
- アラブ首長国連邦
- イギリス
国のコンテキスト内にある国別仕様データ・グループに対してADPグローバル給与インタフェースを生成すると、グローバル属性とともに国固有の属性が生成されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ADPグローバル給与インタフェースが拡張され、個人の習慣および障害の属性追加
ADPグローバル給与インタフェースのGlobalPersonDataセクションで、個人の習慣および障害に関する追加の属性を使用して、ADPグローバル給与とのインタフェースを拡張できます。
個人の習慣属性は、GlobalPersonDataセクションにあります。
障害属性は、GlobalPersonDataセクションのDisabilityDetailsサブセクションにあります。
ノート: この拡張が適用された後に、ベースライン抽出を実行してください。ベースライン抽出の完了後に通常の抽出を実行できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。
日付 | 機能 | ノート |
---|---|---|
2020年4月28日 | グローバル人事管理: チェックリストでの質問リストおよびレポート・タスク・タイプの構成 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2020年2月28日 | OTBI/人事管理: 「文書」サブジェクト領域で非表示のステータス列 | 文書の更新。更新19Cで提供される機能。 |
2019年12月20日 | グローバル人事管理/再設計されたユーザー・エクスペリエンス:再設計された退職および辞職ページ |
文書の更新。機能情報の改訂。 |
2019年8月30日 | グローバル人事管理/再設計されたユーザー・エクスペリエンス:再設計された職責範囲 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2019年8月30日 |
グローバル人事管理: オンボーディングおよびチェックリストの拡張機能 |
文書の更新。機能情報の改訂。 |
2019年8月30日 |
グローバル人事管理/再設計されたユーザー・エクスペリエンス:再設計された退職および辞職ページ |
文書の更新。機能情報の改訂。 |
2019年8月30日 |
グローバル人事管理:就業者REST API |
文書の更新。更新19Cで提供される機能。 |
2019年8月30日 |
OTBI/グローバルHR:レコード・リアルタイムの文書の拡張 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2019年8月30日 |
OTBI/安全衛生: 処理要および結果に関する情報の取得 |
文書の更新。機能情報の改訂。 |
2019年7月26日 | ワークフォース・ディレクトリ: ディレクトリ組織図印刷の向上 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2019年6月7日 | 初版作成。 |
HCM Cloudアプリケーションについては、この『新機能』に記載されている次の2つのタイプのパッチを取得できます。
- リリース更新(19A、19B、19Cおよび19D)
- 各更新に対するオプションの月次メンテナンス・パック
環境で使用しているリリース更新を把握することが重要です。これはクラウド・ポータルで確認できます。
このドキュメントは、Oracle HCM Cloudの新機能や改善点に関して理解する必要がある情報の概要をまとめたものです。 このガイドは本アップデートでの新規・改善機能の概要を理解するのに必要な情報およびアップデートに必要なタスクについて説明します。個々のセクションは機能の概略説明、その機能を実装に必要なステップ、ヒントおよび考慮点、他に必要なリソースが記述されています。
このドキュメントに加えて、Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)も参照することをお薦めします。これらのドキュメントには、バグ修正および考えられる既知の問題が記載されています。また、現在使用しているか、今後移行するリリース更新バージョンに基づいて、次のドキュメントも参照することが必要になります。
Oracle HCM Cloudリリース・ドキュメントは、機能上の5つのグループ別に提供されます。
全HCM製品に関して推奨される参照ドキュメントは次のとおりです。
- HCM Cloudの共通機能(このドキュメントは、全HCMアプリケーションに関係します。全製品とHCMツールに関する基本的な人事管理情報です。)
- Global Human Resources Cloud (グローバル人事管理には、他のアプリケーションがワークフォース・ストラクチャや個人情報などの共通データのために使用する基本アプリケーションが含まれています。 実装した製品がどれであっても、それらの製品に影響を与える可能性があるグローバル人事管理の新機能を把握しておくことをお薦めします。)
ノート: すべてのグローバル人事管理機能が、タレントおよび報酬製品に使用できるわけではありません。
HCM製品に関するオプションの参照ドキュメントは次のとおりです(クラウド・サービスに組み込む製品に応じて異なる)。
- Talent Management Cloud (全タレント・アプリケーション)
- Workforce Rewards Cloud (報酬、福利厚生、給与、グローバル給与インタフェース)
- Workforce Management Cloud (休暇欠勤管理および勤怠管理)
その他のオプションの参照ドキュメントは次のとおりです。
- 共通テクノロジとユーザー・エクスペリエンス(これにはHCM固有でなく全Cloudアプリケーションの共通機能が記載)
ノート: これらのドキュメントはすべて、Oracle Help Center (https://cloud.oracle.com/saasreadiness/hcm)の人材管理のリリース・レディネスにあります
フィードバックをお寄せください
本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックはoracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.com宛にお送りください。HCM Cloudリリース13の新機能に関するお問い合せかフィードバックかを電子メールの本文または件名に明記してください。
列の定義:
レポート = 新規または変更され、Oracleで提供される、実行準備が完了したレポート。
UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は通常、フィールド、検証またはプログラムの小さな変更で構成されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小になります。
UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、より複雑に設計されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は高くなります。
使用できない状態で提供される機能 = これらの機能をエンド・ユーザーが使用するにはアクションが必要です。これらの機能は無効化されており、有効にするかどうかとその時期は自分で選択します。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域を最初にレポートに組み込む必要がある、b)新しいWebサービスを使用するには統合が必要である、c)機能にアクセスするには、ユーザー・ロールに機能を割り当てる必要があるなどです。
エンド・ユーザーがすぐに使用可能 レポートおよび小規模なUIまたはプロセスベースの新機能は、更新後のユーザーに対する影響を最小限に抑えます。したがって、顧客受入テストでは、大規模UIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当てる必要があります。 |
エンド・ユーザーが使用する前に顧客による処理が必要 これらの機能の使用準備を完了するには処理が必要なため、中断されません。選択的に使用するよう選択すると、テストおよびロールアウトのタイミングを設定できます。 |
|||||
---|---|---|---|---|---|---|
機能 |
レポート |
UIまたは |
UIまたは |
|
||
Oracle Global Human Resourcesでは、柔軟で拡張可能なベスト・プラクティスを使用してすべてのワークフォース・セグメントを計画、管理および最適化することで、コンプライアンスを確保し、全体的なワークフォース・エンゲージメントを強化しながら、大きなメリットを得られます。
「オンボーディング」領域および「チェックリスト・タスク」領域では、ユーザー・エクスペリエンスの拡張を利用できるようになりました。
チェックリスト・テンプレートのエクスポート
チェックリスト・テンプレートの構成をエクスポートできます。
通知設定の変更
新規チェックリストの作成時に、処理可能通知のみが有効になります。デフォルトでは、FYI通知はオフになります。
ファセット検索の使用
ファセット検索は、従業員をオンボードするタスクを検索、ソートおよびフィルタ処理する機能を提供します。
割付待機中のタスクの表示
まだ割り当てられていないタスクは、「従業員の進捗」ページの「割付待機中のタスク」セクションに表示できます。
アプリケーション・タスクの選択
チェックリスト・テンプレートを構成するとき、実行者に基づいてアプリケーション・タスクを選択できます。
OTBI属性を使用したレポートの作成
「チェックリスト」→「ワークフォース管理」→チェックリスト・リアルタイムのOTBIサブジェクト領域には、以前の拡張で追加された新しい属性がすべて含まれるようになりました。これらの属性に基づいて、OTBIレポートを作成できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
チェックリストでの質問リストおよびレポート・タスク・タイプの構成
チェックリストを作成するときに、質問リストおよびレポート・タスク処理タイプを使用できるようになりました。
「質問リスト」タスク処理タイプを使用すると、タスク実行者が回答できるタスクとして質問リストを作成し、アップロードできます。たとえば、質問リスト・タスク処理タイプを使用して、終了サーベイ、従業員満足度サーベイなどを送信します。
「レポート」タスク処理タイプを使用すると、チェックリスト・タスクの一部として、既存のBIPレポートへのパスを指定できます。たとえば、ライン・マネージャは、従業員のアサイメント詳細に関連するレポートを表示できます。
有効化のステップ
次のタスク・タイプを構成する前に、次のことを実行します。
- Oracle Talent Management Cloudを使用して、チェックリスト・タスクに使用する必要がある質問リストを作成します。
- BIパブリッシャを使用して、チェックリスト・タスクに使用する必要があるレポートを作成します。また、BI Publisher領域にアクセスし、生成済レポートを表示するために必要な権限がユーザーに付与されていることを確認します。
雇用関係の管理方法が向上しました。新規採用日より前の給与結果が存在する場合でも、雇用関係の採用日を編集できるようになりました。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
これらの拡張を使用して、文書レコードおよび文書提供プリファレンスを効率的に管理できるようになりました。
ファセット検索機能を使用すると、ドキュメント・レコードをすばやく検索、ソートおよびフィルタ処理できます。
デフォルトではクラシックの「個人の管理」フローの文書タブの「文書レコード」セクションおよび「文書提供プリファレンス」セクションは非表示になっているため、これらは表示されなくなりました。セクションのレンダリングにはページ・コンポーザを使用する必要があります。この変更の利点は次のとおりです。
- 「文書レコードの管理」セクションおよび「文書提供プリファレンス」セクションへの複数のナビゲーション・パスが減ります。
- 「市民権」、「パスポート」、「運転免許」、「ビザおよび許可」の4つの事前定義済文書と構成可能な文書レコードとが同じページにないために、UIが整理され、これらの事前定義済文書と構成可能な文書レコード機能との間でユーザーが混乱することがありません。
- 以前のナビゲーションで作成された文書レコードはドキュメント・レコードの承認時にトリガーされなかったため、正しいナビゲーションを使用してユーザーが文書レコードを作成できるようになりました。
- 今後のリリースでは「文書レコード」リージョンおよび「文書提供プリファレンス」リージョンは「個人の管理」ページから完全に削除されるため、変更されたUIについて理解します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
拡張されたジョブ値リスト(LOV)を使用して、就業者アサイメントに関係がより深いジョブの提示を簡単に取得できるようになりました。ポジションが使用されていない場合、ジョブ値リストには、最近選択されたジョブおよび次の昇格先のジョブが表示されます(そのように構成されている場合)。
ポジションが使用されている場合、ジョブ値リストには、最近選択されたジョブおよびポジションのジョブが表示されます(ジョブがポジションから同期化されていない場合、ジョブは読取り専用になります)。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
ジョブ値リストの提示されたジョブ機能を使用し、ポジションを使用しない場合は、「ジョブの管理」ページで昇格先のジョブのフィールドを構成する必要があります。
勤務メジャーの自動計算を制御することによって、ユーザー・エクスペリエンスが向上しました。新しい属性である勤務メジャーの自動計算を使用すると、FTEおよびヘッドカウントの移入方法を制御できます。デフォルトでは、属性の値はYです。属性値がYまたはNullの場合、アプリケーションは自動的にFTEおよびヘッドカウントの各勤務メジャーを計算します。この値をNに変更すると、アプリケーションは、FTEとヘッドカウントを自動的に計算せず、ユーザーが入力した値が保持されます。属性値はYにリセットできます。
勤務メジャー表の勤務メジャーの自動計算属性列を使用できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
HCMデータ・ローダーは、新しい「勤務メジャーの計算」フラグを使用した作業メジャー・レコードのロードをサポートします。ただし、新しいフラグは、HCMデータ・ローダーによってFTEが計算される方法には影響しません。「就業者常勤換算の計算」相当のファイル・レベル・パラメータは変更されずに残り、このパラメータで渡された値に基づいてFTEの計算が続行されます。
「勤務メジャーの計算」フラグを変更するだけで、FTEを変更しない場合、勤務メジャー・レコードは更新されます。
「勤務時間の変更」フローを除くすべてのフローでは、「常勤換算およびヘッドカウントの自動計算」チェック・ボックスは初期状態では非表示になります。
「常勤換算およびヘッドカウントの自動計算」チェック・ボックスを選択すると、次のロジックに基づいてアサイメントのヘッドカウントが導出されます。
- プライマリ・アサイメントのヘッドカウントは1
- 非プライマリ・アサイメントのヘッドカウントは0
HCMポジション階層のポジション・ノードに表示されるOracle Recruiting Cloudのオファー
HCMポジション階層のポジション・ノードで、Oracle Recruiting Cloud (ORC)を使用して候補者向けに作成されたオファーを表示できます。提示済オファーは在職者数に含まれ、候補者の名前とともにポジション・ノードに表示されます。
提示採用日現在の提示済オファーと、提示開始日現在の保留中の就業者が含まれます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
文書レコードRESTリソースを使用して、文書レコードおよび添付を作成、更新および削除できるようになりました。
REST APIを使用して、次のことができます。
- 文書レコードの作成
- 文書レコードの更新
- 文書レコードの削除
- 文書添付の作成
- 文書添付の更新
- 文書添付の削除
有効化のステップ
REST APIガイドのRESTサービス定義をレビューして、利用できるようにします(Oracleヘルプ・センター > 関心のあるアプリケーション・サービス領域 > 「REST API」から使用可能)。OracleのRESTサービスを初めて利用する場合は、クイック・スタートに関する項から開始してください。
権限またはジョブ・ロール(あるいはその両方)を割当てまたは更新することで、機能にアクセスできるようにします。 詳細は、後述の「ロール情報」セクションを参照してください。
ロール情報
次の表は、この更新の機能をサポートする集計権限およびそれらを継承する事前定義ロールを示しています。
集計権限名 |
ジョブ・ロールまたは抽象ロール |
---|---|
RESTサービスの使用: 文書レコード読取り専用 PER_REST_SERVICE_ACCESS_DOCUMENT_RECORDS_RO_PRIV |
人材管理統合スペシャリスト |
RESTサービスの使用: 文書レコード PER_REST_SERVICE_ACCESS_DOCUMENT_RECORDS_PRIV |
人材管理統合スペシャリスト |
就業者REST APIを使用して、就業者を作成し、Oracle HCM Cloudで就業者の個人情報および雇用情報を管理できます。たとえば、従業員、派遣就業者、処理待ち就業者など、様々なタイプの就業者を作成できます。Eメール、電話、アサイメント、雇用関係などの個人および雇用情報を表示および管理することもできます。
就業者REST APIでは、マルチステップ・プロセスを簡素化したり、標準のHTTPメソッドを使用して直接実行できないアクションを実行したりするためのカスタム・メソッドもサポートされています。たとえば、カスタム・メソッドを使用して、退職、グローバル異動、臨時アサイメントなど就業者に関する特定の処理を実行できます。
有効化のステップ
REST APIガイドのRESTサービス定義(「Oracle Help Center」→関心のあるアプリケーション・サービス領域 →「REST API」から使用可能)を参照してください。OracleのRESTサービスを初めて利用する場合は、「クイック・スタート」セクションから始めることができます。
主なリソース
Workers APIの詳細は、Oracle Help CenterでOracle HCM Cloud REST APIガイドを参照してください。
ロール情報
関連情報の管理を容易にするため、就業者REST APIを保護するために必要なすべての機能セキュリティ権限とデータ・セキュリティ・ポリシーは、事前定義済の職務ロールを通じて提供されます。また、標準のセキュリティ・ガイドラインに従って、独自のカスタム・ロールを定義し、適切な職務ロールを付与することもできます。
この表は、事前定義済の職務ロール、それらが割り当てられたジョブ・ロールおよびサポートされる方法を示しています。
職務ロール | メソッド | ジョブ・ロールへの割当 |
---|---|---|
RESTサービスの使用: 就業者詳細 ORA_PER_REST_SERVICE_ACCESS_WORKER_PERSON |
GET、POST、PATCH、DELETEおよびDESCRIBE |
人材管理統合スペシャリスト ORA_HRC_HUMAN_CAPITAL_MANAGEMENT_INTEGRATION_SPECIALIST |
RESTサービスの使用: 就業者機密詳細 ORA_PER_REST_SERVICE_ACCESS_WORKER_SENSITIVE |
GET、POST、PATCH、DELETEおよびDESCRIBE |
人材管理統合スペシャリスト ORA_HRC_HUMAN_CAPITAL_MANAGEMENT_INTEGRATION_SPECIALIST |
RESTサービスの使用: 就業者PII ORA_PER_REST_SERVICE_ACCESS_WORKER_PII |
GET、POST、PATCH、DELETEおよびDESCRIBE |
人材管理統合スペシャリスト ORA_HRC_HUMAN_CAPITAL_MANAGEMENT_INTEGRATION_SPECIALIST |
RESTサービスの使用: 就業者従業員 ORA_PER_REST_SERVICE_ACCESS_WORKER_EMPLOYMENT |
GET、POST、PATCH、DELETEおよびDESCRIBE |
人材管理統合スペシャリスト ORA_HRC_HUMAN_CAPITAL_MANAGEMENT_INTEGRATION_SPECIALIST |
RESTサービスの使用: 外部アプリケーションに対する個人識別子 ORA_PER_REST_SERVICE_ACCESS_PERSON_IDS_FOR_EXTERNAL_APPS |
GET、POST、PATCH、DELETEおよびDESCRIBE |
人材管理統合スペシャリスト ORA_HRC_HUMAN_CAPITAL_MANAGEMENT_INTEGRATION_SPECIALIST |
RESTサービスの使用: 就業者詳細読取り専用 ORA_PER_REST_SERVICE_ACCESS_WORKER_PERSON_RO |
GET、DESCRIBE |
人材管理統合スペシャリスト ORA_HRC_HUMAN_CAPITAL_MANAGEMENT_INTEGRATION_SPECIALIST |
RESTサービスの使用: 就業者機密詳細読取り専用 ORA_PER_REST_SERVICE_ACCESS_WORKER_SENSITIVE_RO |
GET、DESCRIBE |
人材管理統合スペシャリスト ORA_HRC_HUMAN_CAPITAL_MANAGEMENT_INTEGRATION_SPECIALIST |
RESTサービスの使用: 就業者PII読取り専用 ORA_PER_REST_SERVICE_ACCESS_WORKER_PII_RO |
GET、DESCRIBE |
人材管理統合スペシャリスト ORA_HRC_HUMAN_CAPITAL_MANAGEMENT_INTEGRATION_SPECIALIST |
RESTサービスの使用: 就業者従業員読取り専用 ORA_PER_REST_SERVICE_ACCESS_WORKER_EMPLOYMENT_RO |
GET、DESCRIBE |
人材管理統合スペシャリスト ORA_HRC_HUMAN_CAPITAL_MANAGEMENT_INTEGRATION_SPECIALIST |
RESTサービスの使用: 外部アプリケーションに対する個人識別子読取り専用 ORA_PER_REST_SERVICE_ACCESS_PERSON_IDS_FOR_EXTERNAL_APPS_RO |
GET、DESCRIBE |
人材管理統合スペシャリスト ORA_HRC_HUMAN_CAPITAL_MANAGEMENT_INTEGRATION_SPECIALIST |
RESTサービスの使用: 就業者としての就業者 ORA_PER_REST_SERVICE_ACCESS_WORKER_AS_WORKER |
GET、POST、PATCH、DELETEおよびDESCRIBE |
|
RESTサービスの使用: マネージャとしての就業者 ORA_PER_REST_SERVICE_ACCESS_WORKER_AS_MANAGER |
GET、POST、PATCH、DELETEおよびDESCRIBE |
孤立 |
RESTサービスの使用: HRとしての就業者 ORA_PER_REST_SERVICE_ACCESS_WORKER_AS_HR |
GET、POST、PATCH、DELETEおよびDESCRIBE |
孤立 |
個人(PER_PERSONS_DFF)またはアサイメント(PER_ASG_DF)付加フレックスフィールドを使用して、ユーザーに関する追加情報を「公開情報」ページに表示できるようになりました。これらのフレックスフィールドは初期状態では非表示になり、トランザクション設計スタジオで表示可能にすることで表示できます。
表示されている場合、これらは「追加情報」という別のリージョンに表示されます。
有効化のステップ
これらのフレックスフィールドは初期状態では非表示になり、トランザクション設計スタジオで表示可能にすることで表示できます。
鉛筆型の編集アイコンを選択すると、セグメントの表示を制御できます。これは、特定のセグメントのみを表示して他のセグメントを非表示にする場合に非常に便利です。
主なリソース
HCMエクスペリエンス設計スタジオの詳細は、HCM 19A新機能を参照してください。
- HCMエクスペリエンス設計スタジオの拡張によるページ構成の簡略化
または、My Oracle Supportの次のホワイト・ペーパーを参照してください。
-
トランザクション設計スタジオ - 機能と仕組み(文書ID 2504404.1)
ページのパーソナライズの詳細は、次を参照してください。
- 第3章「Oracle Applications Cloudでのページのカスタマイズ: Applicationsの構成および拡張」ガイド。
- Developer RelationsのPage Composer Oracle YouTubeチャネル。
再設計された「外部アプリケーション用個人識別子」ページを使用して、個人に関する追加情報を取得できるようになりました。たとえば、外部識別子を使用して、個人のサード・パーティ給与識別子や時間デバイスのバッジ識別子を追跡できます。
サポートされる識別子タイプのリストは、ユーザーのカスタマイズ・レベルを持つORA_PER_EXT_IDENTIFIER_TYPES参照タイプに基づきます。そのため、パーキング・パス識別子や前の人事管理システム個人識別子を含むように値リストを拡張できます。
有効化のステップ
新しい「外部アプリケーション用個人識別子」ページを有効化するには、HCM_RESPONSIVE_PAGES_ENABLEDプロファイル・オプションを有効化した後で、次のプロファイル・オプションを有効化する必要があります。HCM_RESPONSIVE_PAGES_ENABLEDプロファイル・オプションを有効にしていない場合は、次のホワイトペーパーを参照してください。HCMレスポンシブ・ユーザー・エクスペリエンス設定情報文書(文書ID 2399671.1)
フィールド | 値 |
---|---|
プロファイル・オプション・コード | PER_PERSON_IDENTIFIERS_FOR_EXT_APP_RESPONSIVE_ENABLED |
プロファイル・オプションの表示名 | モバイルレスポンシブ外部アプリケーション用個人識別子ページ使用可能 |
プロファイル・オプションを有効化するには、「設定および保守」作業領域にナビゲートします。
- 「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索してクリックします。
- プロファイル・オプションを検索して選択します。
- クリックして新しいプロファイル値を追加します。
- 「レベル」として「サイト」を選択します。
- 「プロファイル値」フィールドに「Y」と入力します。
- 「保存」および「閉じる」をクリックします。
権限またはジョブ・ロール(あるいはその両方)を割当てまたは更新することで、機能にアクセスできるようにします。 詳細は、後述の「ロール情報」セクションを参照してください。
主なリソース
プロファイル・オプションの作成および有効化の詳細は、My Oracle Supportの次のドキュメントを参照してください。
- HCMレスポンシブ・ユーザー・エクスペリエンスの設定情報 - (文書2399671.1)
ページのパーソナライズの詳細は、次を参照してください。
- 第3章「Oracle Applications Cloudでのページのカスタマイズ: Applicationsの構成および拡張」ガイド。
- Developer RelationsのPage Composer Oracle YouTubeチャネル。
ロール権限の再生成の詳細は、My Oracle SupportのHCM R13 Security Upgrade Guideを参照してください。
- 付録B: ロールの再生成
HCMエクスペリエンス設計スタジオの詳細は、HCM 19A新機能を参照してください。
- HCMエクスペリエンス設計スタジオの拡張によるページ構成の簡略化
または、My Oracle Supportの次のホワイト・ペーパーを参照してください。
-
トランザクション設計スタジオ - 機能と仕組み(文書ID 2504404.1)
ロール情報
次の表は、この更新の機能をサポートする集計権限およびそれらを継承する事前定義ロールを示しています。
既存のロールに新機能を実装する手順は、My Oracle Supportにあるリリース13 Oracle Human Capital Management Cloud Security Upgrade Guide (文書ID 2023523.1)を参照してください。
集計権限名およびコード |
ジョブ・ロールまたは抽象ロール |
---|---|
外部アプリケーション用個人識別子の管理 ORA_PER_MANAGE_PERSON_IDENTIFIERS_FOR_EXTERNAL_APPLICATIONS |
人事担当者 ライン・マネージャ 勤怠管理マネージャ |
外部アプリケーション用個人識別子の表示 ORA_VIEW_PERSON_IDENTIFIERS_FOR_EXTERNAL_APPLICATIONS |
人事管理アナリスト |
「自分のクライアント・グループ」タブの下の「ポジション詳細」クイック処理を使用して、ポジションを迅速に要求または検索できるようになりました。
すべての詳細を表示してポジションを更新または修正するには、ポジション名をクリックします。このページからグラフィカルなポジション階層を起動することもできます。
選択したポジションの重複ポジションを作成することもできます。ビジネス・ユニット、部門、ジョブなどのほとんどの情報は、元のポジションからコピーされます。
ポジションに加えられた変更履歴も表示できます。日付範囲をクリックすると、履歴詳細ページに変更が表示されます。
有効化のステップ
新しい「ポジション詳細」ページを有効にするには、HCM_RESPONSIVE_PAGES_ENABLEDプロファイル・オプションを有効化した後で、次のプロファイル・オプションを有効化する必要があります。HCM_RESPONSIVE_PAGES_ENABLEDプロファイル・オプションを有効にしていない場合は、次のホワイトペーパーを参照してください。HCMレスポンシブ・ユーザー・エクスペリエンス設定情報(文書ID 2399671.1)
フィールド |
値 |
---|---|
プロファイル・オプション・コード |
PER_POSITION_DETAILS_RESPONSIVE_ENABLED |
プロファイル・オプションを有効化するには、「設定および保守」作業領域にナビゲートします。
- 「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索してクリックします。
- プロファイル・オプションを検索して選択します。
- クリックして新しいプロファイル値を追加します。
- 「レベル」として「サイト」を選択します。
- 「プロファイル値」フィールドに「Y」と入力します。
- 「保存」および「閉じる」をクリックします。
権限またはジョブ・ロール(あるいはその両方)を割当てまたは更新することで、機能にアクセスできるようにします。 詳細は、後述の「ロール情報」セクションを参照してください。
主なリソース
HCMエクスペリエンス設計スタジオの詳細は、HCM 19A新機能を参照してください。
- HCMエクスペリエンス設計スタジオの拡張によるページ構成の簡略化
または、My Oracle Supportの次のホワイト・ペーパーを参照してください。
-
トランザクション設計スタジオ - 機能と仕組み(文書ID 2504404.1)
ページのパーソナライズの詳細は、次を参照してください。
- 第3章「Oracle Applications Cloudでのページのカスタマイズ: Applicationsの構成および拡張」ガイド。
- Developer RelationsのPage Composer Oracle YouTubeチャネル。
ロール情報
「ポジション詳細」クイック処理ページは、次の集計権限によって保護されます。
機能セキュリティ権限名 | 集計セキュリティ権限コード |
---|---|
ポジションの表示 | ORA_PER_POSITION_VIEW_DUTY |
この権限は、事前定義済の「ライン・マネージャ」ジョブ・ロールに付与されます。ライン・マネージャ(事前定義済ジョブ・ロールを使用している場合)は、ポジションを自動的に検索して、データ・セキュリティ・ポリシーで表示を許可されたポジションのポジション詳細を表示専用モードで表示できるようになりました。この権限を使用すると、ライン・マネージャは、「自分のチーム」ページからポジション詳細にアクセスして表示するだけでなく、「ポジション詳細」クイック処理にアクセスすることもできます。
HR担当者は、既存の集計権限であるポジションの保守(ORA_PER_POSITION MAINTENANCE_DUTY)を使用してこのページを表示およびアクセスできます。
既存のロールに新機能を実装する手順は、My Oracle Supportにあるリリース13 Oracle Human Capital Management Cloud Security Upgrade Guide (文書ID 2023523.1)を参照してください。
ポジションのFTEおよびヘッドカウントに基づいて、ポジション内の在職者の数を制限するために、在職者数検証が向上しました。
また、検証では、提示採用日現在で候補者に作成された提示済オファーと、提示開始日現在で保留中の就業者も考慮されます。この検証は、非就業者を除くすべての個人タイプで使用されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
職責範囲(AoR)ページがデスクトップとモバイル・デバイスで同じルック・アンド・フィールになったことで、ユーザーの満足度を上げることができるようになりました。重要な変更には、次を実行する機能が含まれます。
ファセット検索の使用
- 職責値の数による検索結果のフィルタ: 検索に使用される属性は、「職責名」、「職責タイプ」、「雇用主」、「ビジネス・ユニット」、「部門」、「事業所」、「ジョブ」および「ポジション」です。
- 頻繁に使用される検索を保存: 初期状態では、保存済検索に就業者についてアクティブな職責が表示されますが、非アクティブな職責を表示する、または特定の職責タイプに制限する場合はフィルタリングを更新できます。
職責の再割当または削除
「割当済職責範囲」ページの処理を使用して、1つ以上の職責を再割当し、職責を削除します。承認待ちの職責は、承認が完了するまで再割当または削除できません。承認保留中の職責の場合は、現在のステータスを確認するバナーがページの上部に表示されます。
クイック処理およびディープ・リンクを使用した職責のアクセス領域
「自分のクライアント・グループ」で使用可能なクイック処理を使用して、「職責範囲」に移動します。または、「ツール」→「ディープ・リンク」を使用して、サード・パーティ・システムから職責範囲にアクセスできます。
BIP通知の使用
BIP承認通知を使用して、新規または変更済のアサインメントをユーザーに通知します。
表示専用バージョンのUIへのアクセス
職責範囲へのアクセス権がなくても、自分のロールに機能アクセス権限がある場合、ユーザーは表示専用バージョンのUIにアクセスできます。
正しい開始日を指定するためのユーザーへのガイド
ユーザーが正しいAoR日付を指定して、個人のアサイメント開始日より前のAoR開始データを指定できないようにします。これを伝える新しいエラー・メッセージが表示されます。職責範囲の作成レスポンシブUIでは、個人のアサイメント開始日より前の開始日を入力できなくなりました。
有効化のステップ
新しい職責範囲ページを有効化するには、HCM_RESPONSIVE_PAGES_ENABLEDプロファイル・オプションを有効化した後で、次のプロファイル・オプションを有効化する必要があります。HCM_RESPONSIVE_PAGES_ENABLEDプロファイル・オプションを有効にしていない場合は、次のホワイトペーパーを参照してください。HCMレスポンシブ・ユーザー・エクスペリエンス設定情報(文書ID 2399671.1)
フィールド | 値 |
---|---|
プロファイル・オプション・コード | PER_AREAS_OF_RESPONSIBILITY_RESPONSIVE_ENABLED |
プロファイル・オプションの表示名 | モバイルレスポンシブ職責範囲ページ使用可能 |
プロファイル・オプションを有効化するには、「設定および保守」作業領域にナビゲートします。
- 「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索してクリックします。
- プロファイル・オプションを検索して選択します。
- クリックして新しいプロファイル値を追加します。
- 「レベル」として「サイト」を選択します。
- 「プロファイル値」フィールドに「Y」と入力します。
- 「保存」および「閉じる」をクリックします。
メッセージを有効にするために、共通のプロファイル・オプションであるHCM_SAVE_CHANGES_WARNING_ENABLEDを有効にできる場合、HCMフロー全体でメッセージを表示することを選択できます。これは、送信、警告、確認、削除タイプのポップアップ・メッセージが表示されることを意味します。
権限またはジョブ・ロール(あるいはその両方)を割当てまたは更新することで、機能にアクセスできるようにします。 詳細は、後述の「ロール情報」セクションを参照してください。
ヒントと考慮事項
パーソナライズ
最小限の即時利用可能な設計方法では、追加フィールドを非表示または表示するように職責UIの領域をパーソナライズすることが必要になる場合があります。この場合、更新はページ・コンポーザを使用して行う必要があります。現在HCM設計スタジオのサポートはありません。
大規模な実装の場合のノート
次の職責スコープ属性には、クライアント側REST LoVはまだありません:
- 給与法定ユニット
- 税レポート・ユニット
- 最上位ノード(「組織」、「ポジション」および「部門」の最上位ノードの選択に適用)
- 採用事業所階層
- 採用組織階層
これらのLoVの外観と動作は、他のスコープ属性とは異なります。これらのいずれかのLoVで実装の行が500を超える場合は、クライアント側REST LoVがこれらのスコープ属性で使用できるようになるまで、更新19.07/19CでAoRレスポンシブ・プロファイル・オプションを有効にしないことをお薦めします。
主なリソース
プロファイル・オプションの作成および有効化の詳細は、My Oracle Supportの次のドキュメントを参照してください。
- HCMレスポンシブ・ユーザー・エクスペリエンスの設定情報 - (文書ID 2399671.1)
ページのパーソナライズの詳細は、次を参照してください。
- 『Oracle Applications Cloud構成と拡張』ガイドの第3章「ページの変更」
- Developer RelationsのPage Composer Oracle YouTubeチャネル。
ディープ・リンクの詳細は、次を参照してください。
- 『Oracle Applications Cloud: アプリケーションの実装』ガイドの第15章「外部統合」。
- 『Oracle Global Human Resources Cloud Global Human Resourcesの実装』ガイドの第37章「その他の設定および保守タスク」を参照してください。
ロール情報
次の表は、この更新の機能をサポートする集計権限およびそれらを継承する事前定義ロールを示しています。
集計権限 |
ジョブ・ロール |
---|---|
個人別職責範囲の管理 |
人事担当者 |
個人別職責範囲の表示 |
人事管理アナリスト |
人事担当者ジョブ・ロールは、既存の「個人別職責範囲の管理」集計権限を持つクイック処理および職責範囲にアクセスできます。同様に、表示専用アクセスは、既存の「個人別職責範囲の表示」集計権限で使用できます。エンド・ユーザー・タスク名が変更されている間は、集計権限名は同じままです。
事前定義済の「ITセキュリティ・マネージャ」ジョブ・ロールを使用している場合、処理は必要ありません。「ITセキュリティ・マネージャ」ジョブ・ロールのカスタム・バージョンを使用している場合は、HCM除外ルールを管理するための新しい権限をカスタム・ロールに追加する必要があります。新しいロールおよび権限をカスタム・ロールに追加する方法の詳細は、My Oracle Supportにあるリリース13のSecurity Upgrade Guide (ドキュメントID 2023523.1)を参照してください。
次のフローが再設計され、より簡単に使用できるようになりました。
- 退職の表示
- 退職の訂正
- 退職の取消(新規ページ)
- 辞職願の取下げ(新規ページ)
新しい「退職の取消」フローおよび「辞職願の取下げ」フローに対してレポートを実行し、「退職の訂正」、「退職の取消」および「辞職願の取下げ」フローに対して承認を使用できるようになりました。
退職フローと辞職フローでは、「従業員コメント」フィールドと「事業主コメント」フィールドが「コメントおよび添付」セクションに置き換えられました。
有効化のステップ
新しいページを有効にするには、HCM_RESPONSIVE_PAGES_ENABLEDプロファイル・オプションを有効化した後で、次のプロファイル・オプションを有効化する必要があります。HCM_RESPONSIVE_PAGES_ENABLEDプロファイル・オプションを有効にしていない場合は、ホワイト・ペーパー『HCM Responsive User Experience Setup Information』(ドキュメントID 2399671.1)を参照してください。
フィールド |
値 |
---|---|
プロファイル・オプション・コード |
PER_EMPLOYMENT_GUIDED_FLOWS_RESPONSIVE_ENABLED |
プロファイル・オプション・コード |
HCM_TASK_CONFIGURATOR_RESPONSIVE_ENABLED |
プロファイル・オプションを有効化するには、「設定および保守」作業領域にナビゲートします。
- 「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索してクリックします。
- プロファイル・オプションを検索して選択します。
- クリックして新しいプロファイル値を追加します。
- 「レベル」として「サイト」を選択します。
- 「プロファイル値」フィールドに「Y」と入力します。
- 「保存」および「閉じる」をクリックします。
権限またはジョブ・ロール(あるいはその両方)を割当てまたは更新することで、機能にアクセスできるようにします。 詳細は、後述の「ロール情報」セクションを参照してください。
ヒントと考慮事項
「退職の訂正」フローと「退職の取消」フローには、個別の承認を構成する必要があります。個別の承認を構成しない場合、これらのフローでは共有された承認を使用します。
- 「退職の訂正」フローおよび「退職の取消」フローでは、「退職」フローと同じ承認が使用されます。
- 「辞職願の取下げ」フローでは、辞職の送信フローと同じ承認を使用します。
「退職の取消」フローと「辞職願の取下げ」フローは同じ承認を共有できます。
主なリソース
プロファイル・オプションの作成および有効化の詳細は、My Oracle Supportの次のドキュメントを参照してください。
- HCMレスポンシブ・ユーザー・エクスペリエンスの設定情報 - (文書ID 2399671.1)
ロール情報
新しい機能セキュリティ権限によって、このタスクにアクセスできます。次の表は、機能セキュリティ権限と、その権限が付与される事前定義済ジョブ・ロールを示しています。
権限名およびコード | ジョブ・ロール名 | 摘要 |
---|---|---|
雇用関係終了の表示 PER_VIEW_RELATIONSHIP_TERMINATION |
HRアナリスト |
退職権限なしのロールに対する雇用関係終了トランザクションの表示を許可します。 |
事前定義済の「ITセキュリティ・マネージャ」ジョブ・ロールを使用している場合、処理は必要ありません。「ITセキュリティ・マネージャ」ジョブ・ロールのカスタム・バージョンを使用している場合は、HCM除外ルールを管理するための新しい権限をカスタム・ロールに追加する必要があります。新しいロールおよび権限をカスタム・ロールに追加する方法の詳細は、My Oracle Supportにあるリリース13のSecurity Upgrade Guide (ドキュメントID 2023523.1)を参照してください。
新しいディープ・リンクを使用すると、データ・アクセスの共有ページおよび個人情報の共有ページに簡単かつ直接移動できます。ディープ・リンクは、イントラネット、カスタム・アプリケーションやサードパーティのアプリケーション、あるいは文書に埋め込むことができるため、従業員はHCMの情報にすばやくアクセスし、HCM Cloudでトランザクションを開始できます。
どちらのタスクも「自分」、「自分のチーム」および「自分のクライアント・グループ」のクイック処理の下に表示されるため、各タスクに関する3つのディープ・リンクが表示されます。「自分」タブのクイック処理のディープ・リンクは、EMP_SHARE_DATA_ACCESSおよびEMP_SHARE_PERSONAL_INFOです。「自分のチーム」タブのクイック処理のディープ・リンクは、MGR_SHARE_DATA_ACCESSおよびMGR_SHARE_PERSONAL_INFOです。「自分のクライアント・グループ」タブのクイック処理のディープ・リンクは、HR_SHARE_DATA_ACCESSおよびHR_SHARE_PERSONAL_INFOです。
有効化のステップ
新しいディープ・リンクにアクセスするには:
- メイン・メニューを開きます。
- 「ツール」→「ディープ・リンク」に移動します。
- ディープ・リンクのURLをコピーします。
- URLを目的の場所に貼り付けます。
ヒントと考慮事項
ディープ・リンクは、新しいモバイル・レスポンシブ・タスクにのみ使用できます。クラシックの非レスポンシブな情報共有タスク用のディープ・リンクはありません。
主なリソース
- 個人情報の共有およびデータ・アクセスの共有に関する一般情報は、18C HCM Cloudの共通機能、新機能、ユーザー・エクスペリエンスの再設計に関する項を参照してください。この機能は、情報共有ページの再設計と呼ばれています。
- ディープ・リンクに関する一般的な情報は、「再設計されたユーザー・エクスペリエンス」の19A HCM Cloud共通機能の新機能に関する項を参照してください。この機能は、モバイル・レスポンシブ・ディープ・リンクと呼ばれます。
Oracle HRMS (国およびバーティカル拡張機能)は、様々な国に固有の機能をサポートしています。
新しく追加されたLoqate (地理データ・プロバイダ)を使用して地理をインポートします。Oracle HCMのお客様は、「地理の管理」作業領域を使用してLoqate地理データをインポートできます。HRのみである米国またはカナダのお客様は、住所検証にLoqateを使用でき、Vertex住所検証を引き続き使用することもできます。
ノート: 米国またはカナダ(あるいはその両方)の給与のお客様は、地理データの変更はVertexのみを使用して維持し続ける必要があります。Vertex用にオラクル社は住所表と税表の月次更新を提供します。
有効化のステップ
ORA_HZ_ENABLE_DAAS_LOQATEプロファイル・オプションを「はい」に設定します。
プロファイル・オプションを有効化するには、「設定および保守」作業領域にナビゲートします。
- 「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索してクリックします。
- プロファイル・オプションを検索して選択します。
- クリックして新しいプロファイル値を追加します。
- 「レベル」として「サイト」を選択します。
- 「プロファイル値」フィールドに「Y」と入力します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
このプロファイル・オプションを「はい」に設定すると、「地理の管理」の「処理」の「地理データのインポート」オプションによって、サポートされている国のLoqate地理データが呼び出されます。
ヒントと考慮事項
デフォルトでは、「地理の管理」の「地理データのインポート」オプションによってNokia地理データが呼び出されます。
NokiaまたはLoqateから国の地理データがすでにインポートされている場合や、NokiaまたはLoqateから地理データを使用できない場合、このオプションは無効になります。
Oracle HRMS (ブラジル)は、ブラジル固有の機能をサポートしています。これによって、ユーザーは、ブラジルのビジネス・プラクティスに従い、法定要件に準拠できます。
「個人の管理」ページの「出生リージョン」フィールドおよび「出生都市」フィールドには、値リストを使用できます。
値リストは、地理データから導出されます。出生リージョンは地理タイプの都道府県にマップされています。出生都市は地理タイプの市区町村にマップされています。
有効化のステップ
出生リージョンおよび出生都市の値リストを使用するには、取引先コミュニティ・アーキテクチャ(TCA)地理データにブラジルの州と都市を移入する必要があります。
TCA地理データを移入しない場合、または構造に必要なレベルが含まれていない場合、これらのステップを実行して、値リストを無効にするようにプロファイル・オプションで値を設定する必要があります。
- 「設定および保守」作業領域から「管理者プロファイル値の管理」タスクを選択します。
- 「プロファイル・コード・オプション」フィールドに値PER_HIDE_PLACE_OF_BIRTH_LOOKUPを入力します。
- 「検索」をクリックします。
- PER_HIDE_PLACE_OF_BIRTH_LOOKUP「プロファイル値」セクションで、「追加」をクリックします。
- 「プロファイル・レベル」フィールドで、「サイト」を選択します。
- 「プロファイル値」フィールドにBRと入力します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
つまり、出生リージョンと出生都市は自由形式のテキスト・フィールドです。
ヒントと考慮事項
地理体系には、少なくとも都道府県レベルと市区町村レベルが含まれている必要があります。
Oracle Fusion HRMS (フランス)は、フランス固有の機能をサポートしています。これによって、ユーザーは、フランスのビジネス・プラクティスに従い、法定要件に準拠できます。
「個人の管理」ページの「出生リージョン」フィールドには、値リストを使用できます。このフィールドを自由形式テキストに変更する場合は、使用可能な新規プロファイル・オプションを使用できます。
値リストは、地理データから導出されます。出生リージョンは、地理タイプ部門にマップされます。
有効化のステップ
TCA地理データを移入しない場合は、プロファイル・オプションで値を設定する必要があります。つまり、出生リージョンは値リストではなく、自由形式のテキスト・フィールドとなります。
方法は次のとおりです。
- 「設定および保守」作業領域から「管理者プロファイル値の管理」タスクを選択します。
- 「タスクに進む」をクリックします。
- 「プロファイル・コード・オプション」フィールドに値PER_HIDE_PLACE_OF_BIRTH_LOOKUPを入力します。
- 「検索」をクリックします。
- PER_HIDE_PLACE_OF_BIRTH_LOOKUP「プロファイル値」セクションで、「追加」をクリックします。
- 「プロファイル値」フィールドにFRと入力します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
Oracle HRMS (イタリア)は、イタリア固有の機能をサポートしています。これによって、ユーザーは、イタリアのビジネス・プラクティスに従い、法定要件に準拠できます。
「個人の管理」ページの「出生リージョン」フィールドおよび「出生地市区町村」フィールドには、値リストを使用できます。これらのフィールドを自由形式テキストに変更する場合は、使用可能な新規プロファイル・オプションを使用できます。
値リストは、地理データから導出されます。出生都市は地理タイプのComuneにマップされています。出生リージョンは地理タイプのProvinciaにマップされています。
ノート: 地理体系には、少なくともRegione、Provincia、Comuneのレベルが含まれている必要があります。
有効化のステップ
TCA地理データに移入しない場合、または構造に前述のレベルが含まれない場合、プロファイル・オプションで値を設定する必要があります。つまり、「出生リージョン」フィールドおよび「出生都市」フィールドは値リストではなく、自由形式のテキスト・フィールドとなります。
方法は次のとおりです。
- 「設定および保守」作業領域から「管理者プロファイル値の管理」タスクを選択します。
- 「タスクに進む」をクリックします。
- 「プロファイル・コード・オプション」フィールドに値PER_HIDE_PLACE_OF_BIRTH_LOOKUPを入力します。
- 「検索」をクリックします。
- PER_HIDE_PLACE_OF_BIRTH_LOOKUP「プロファイル値」セクションで、「追加」をクリックします。
- 「プロファイル値」フィールドにITと入力します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
Oracle Global Payrollインタフェースでは、個人給与情報を第三者給与プロバイダに送信し、処理済給与データをOracle Fusion Global HRにインポートする機能をサポートしています。第三者給与プロバイダの要件を満たすために、事前定義済の抽出定義をコピーして変更できます。データを抽出する前に、必要に応じて給与コーディネータは「総支給項目の計算」プロセスを実行し、定期値を計算して総支給項目計算を検証できます。第三者給与プロバイダから処理済の給与データまたは給与明細をインポートすると、そのデータをレポートおよび分析に使用できます。
グローバル給与インタフェースでのLDG名および拡張可能属性のサポート
構成可能な拡張可能フィールドを使用して、グローバル給与インタフェースに追加の属性を含めます。最大5つの追加属性を含めることができます。これらの属性の値を判断し、これらの式を拡張可能フィールドにマップするようにFastFormulaを構成できます。
拡張可能フィールドのデータは、出力XMLファイルのAssignmentDataセクションに表示されます。
グローバル給与インタフェース出力XMLファイルの国別仕様データ・グループ(LDG)名
処理済給与情報をOracle Fusion HCMクラウドにフィードバックするときに、グローバル給与インタフェース出力XMLファイルに新しく追加されたLDG名を使用できるようになりました。
有効化のステップ
構成可能な拡張可能フィールドを使用するには、次の処理を実行します。
- 「抽出ルール」タイプのルール式を作成します。抽出する拡張可能属性ごとにFormulaを作成できます。
- 配信された参照タイプを使用して、ルール式を拡張可能属性にマップします。
参照タイプへのルール式のマップ
- 「設定および保守」作業領域で、「共通参照の管理」タスクを検索して選択します。
- 「共通参照の管理」ページで、「参照タイプ」フィールドにORA_HRY_EXTND_DATA_FORMULA_MAPと入力し、「検索」をクリックします。
- ORA_HRY_EXTND_DATA_FORMULA_MAP: 参照コード・セクションで、ORA_HRY_ENABLE_EXTND_VALUES参照コードに対し、「意味」フィールドにYと入力してこの機能を有効にします。
- 次の参照コードを追加します。
参照コード 意味 摘要 ASG_EXTENDED_FIELD_1
属性拡張可能フィールド1の値を移入するための有効なルールFormula名。
有効な説明を入力します。たとえば、「この属性はこの拡張可能フィールドから抽出されます」とします。
ASG_EXTENDED_FIELD_2
属性拡張可能フィールド2の値を移入するための有効なルールFormula名。
有効な説明を入力します。
ASG_EXTENDED_FIELD_3
属性拡張可能フィールド3の値を移入するための有効なルールFormula名。
有効な説明を入力します。 ASG_EXTENDED_FIELD_4
属性拡張可能フィールド4の値を移入するための有効なルールFormula名。
有効な説明を入力します。
ASG_EXTENDED_FIELD_5
属性拡張可能フィールド5の値を移入するための有効なルールFormula名。
有効な説明を入力します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
主なリソース
給与フローの詳細は、アプリケーション・ヘルプで次のトピックを参照してください。
- FastFormulaの構成
ADPグローバル給与インタフェースでのLDG名およびコスト・センター上書きのサポート
構成可能なコスト・センターの上書き属性を使用して、ADPグローバル給与インタフェースで論理的に決定されたコスト・センターの上書きを含めます。FastFormulaを使用して、上書きするコスト・センターの値を決定し、提供された参照タイプを使用して「コスト・センター上書き」属性にマップできます。
「コスト・センター・オーバーライド」フィールドは、XML出力ファイルのAssignmentDataセクションに表示されます。
ADPグローバル給与インタフェース出力XMLファイルの国別仕様データ・グループ(LDG)名
処理済給与情報をOracle Fusion HCMクラウドにフィードバックするときに、ADPグローバル給与インタフェース出力XMLファイルに新しく追加されたLDG名を使用できるようになりました。
有効化のステップ
構成可能なコスト・センター上書き属性を使用するには、次の処理を実行します。
- 「抽出ルール」タイプのルール式を作成します。論理的に決定されたコスト・センターの上書き値を返すFormulaを作成します。
- ルールFormulaを参照タイプにマップします。
参照タイプへのルール式のマップ
- 「設定および保守」作業領域で、「共通参照の管理」タスクを検索して選択します。
- 「共通参照の管理」ページで、「参照タイプ」フィールドにORA_HRY_EXTND_DATA_FORMULA_MAPと入力し、「検索」をクリックします。
-
ORA_HRY_EXTND_DATA_FORMULA_MAP: 参照コード・セクションで、ORA_HRY_ENABLE_EXTND_VALUES参照コードに対し、「意味」フィールドにYと入力してこの機能を有効にします。
- 「ORA_HRY_EXTND_DATA_FORMULA_MAP: 参照コード」セクションで、次の参照コードを追加します。
参照コード 意味 摘要 ASG_EXTENDED_FIELD_5
上書きコスト・センターの値を返すための有効なルールFormula名。
有効な説明を入力します。たとえば、「このコスト・センターの上書き属性はこの拡張可能フィールドから抽出されます」とします。
-
「保存してクローズ」をクリックします。
主なリソース
給与フローの詳細は、アプリケーション・ヘルプで次のトピックを参照してください。
- FastFormulaの構成
Oracleのワークフォース・ディレクトリ管理を使用すると、同僚を検索したり組織のチャートを表示したりできます。
ポジション名をクリックすると、すべてのポジション詳細が表示され、「自分のチーム」ページからポジション・ページにドリルダウンできます。在職者の完全なリストは、「在職者」の下の「詳細の表示」リンクをクリックしたときに表示することもできます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ディレクトリ組織チャートの出力が新しいエラー・メッセージおよび警告メッセージで改善されました。3,000人を超える大規模な組織チャートは印刷できません。このサイズの組織チャートを印刷すると、エラー・メッセージが表示されます。500人で構成される組織チャートを印刷すると、警告メッセージが表示されます。これにより、組織チャート印刷のパフォーマンスが大幅に向上します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
組織チャートを印刷するときの以前のデフォルトのレベル数(2は削除されています)。
Oracle Employee Wellnessは、従業員の健康増進に取り組む企業を、オプトイン型のウェルネス機能をとおしてサポートします。このアプリケーションは人気のあるフィットネス追跡サービスとインテグレーションし、様々なデバイスからの運動データの取得を簡素化し、自動化します。
すべてのデバイスで、従業員ウェルネスのレスポンシブな新規バージョンを使用して一貫したユーザー・エクスペリエンスを実現できるようになりました。モダンで最小限の設計が、わかりやすい会話的な言葉遣いと組み合さったことで、ウェルネスを簡単に管理できます。
自分のプロファイル
再設計された「自分のプロファイル」ページには、基本情報の簡易ビューが示されます。また、優先単位およびアクティビティ・トラッキング・サービスも簡単に設定できます。
アセスメント
再設計された「アセスメント」ページでは、一般的なウェルネスやワークステーション人間工学を簡単に評価できます。自分や労働環境の変化にあわせて、これらのアセスメントを再実行できます。
アクティビティ
再設計された「アクティビティ」ページには、見やすい最近のアクティビティのリストが表示されます。このセクションを使用して、ウェルネス・アクティビティを手動で追加し、既存のウェルネス・アクティビティを編集することもできます。
目標
再設計された「目標」ページには、ページ上部のスコアボードが目立つように備わっているため、新しい課題への招待、推奨会社目標、アクティブな個人目標およびアクティブなチーム目標を追跡できます。この整理された設計は、ウェルネス目標の管理に役立ちます。
コンペ
再設計された「コンペ」ページには、コンペの簡易ビューが表示されるため、進捗状況をよりよく追跡できます。
タスク
再設計された「タスク」を使用すると、ウェルネス・タスクをアクティブ、現在および近日中、未完了およびアーカイブ済ですばやくフィルタ処理できます。
ニュース
再設計された「ニュース」ページには、組織から見やすいウェルネス・ニュースのリストが表示されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
Oracle Fusion Transactional Business Intelligenceは、OracleR Fusionアプリケーションのすべてのユーザーが、日常的な意思決定のための非定型レポートを作成し、分析するために使用できるリアルタイムのセルフサービス・レポート作成ソリューションです。 Oracle Transactional Business Intelligenceは、人事マネージャ、人事担当者、企業幹部およびライン・マネージャに、ワークフォース原価、要員配置、報酬、パフォーマンス管理、タレント管理、後任プランおよび従業員福利厚生を分析するための重要なワークフォース情報を提供します。
新しいセキュリティ・サブジェクト領域が追加されたことで、クラウド・アプリケーションでのセキュリティ設定について簡単にレポートできるようになりました。この新しいサブジェクト領域であるセキュリティ: ロールおよび権限リアルタイムは、OTBIユーザーのためにロール、ロール・オブジェクトおよびロール・ユーザーをより簡単にレポートできるように設計されています。ユーザーは、必要なセキュリティのレビューと監査の目的でアドホック・セキュリティ・レポートを作成および実行できます。このサブジェクト領域には、ロール、継承されたロール、継承元ロール、データ・セキュリティ・ポリシー、機能セキュリティ・ポリシー、およびアプリケーションで設定されているユーザーに関連する詳細があります。
このサブジェクト領域には、ロール数やユーザー数などのメトリックもあるため、これを使用して、組織で作成されたセキュリティの数量を実際のセキュリティの詳細とは別に理解できます。
これらの新規ダッシュボードは、すべてのロールおよび詳細についてレポートするためにカタログにシードされます。
- セキュリティ・ダッシュボード
- ロール・ダッシュボード
セキュリティ・ダッシュボードには、抽象、HCM、ERP、それらの特定の数など、ロールとロール・カテゴリの概要が表示されます。
ロールの詳細には、コード、名前、説明、番号、ロールの割当先ユーザーの詳細、ロールを構成するデータ・セキュリティ・ポリシー、機能セキュリティ・ポリシー、およびロールによって継承されたすべてのロールの詳細が含まれます。
ダッシュボードには、セキュリティに関連する様々なオブジェクトの詳細を含むページがあります。
- ロール・カテゴリ概要には、ロール・カテゴリとその数のリストが表示されます。数からドリルダウンすると、特定のカテゴリに含まれるロールのリストが表示されます。
- ロールの概要ページには、プロンプトから選択されたロールの概要が表示されます。特定のロールに関連するいくつかのパフォーマンス・タイルがあり、これらのタイルには、このロールに直接割り当てられたロールの数、それらに割り当てられたロールを通じて継承されたロールの数、直接割り当てられた機能およびデータ・セキュリティ・ポリシーの数、およびこのロールが割り当てられたユーザーの数が表示されます。これらの数からドリルダウンすると、カーソルはロール・ダッシュボードという別のダッシュボードにナビゲートします。これは、直接割り当てられたロール、機能セキュリティ・ポリシー、データ・セキュリティ・ポリシーなど、様々なセキュリティ・オブジェクトの詳細を持つ詳細なダッシュボードです。
- 機能セキュリティ・ポリシー情報ページには、ドロップダウン・リストから選択した機能セキュリティ・ポリシーのサマリーと詳細が表示されます。詳細には、権限名、この機能セキュリティ・ポリシーの割当先ロール、およびリソースの詳細(タイプ、処理、名前、説明など)が含まれます。
- データ・セキュリティ・ポリシー情報ページには、ドロップダウン・リストから選択したデータ・セキュリティ・ポリシー(DSP)のサマリーと詳細が表示されます。詳細には、このポリシーの割当先ロールが含まれます。このDSPの割当先ロールごとに、特定のロールに関連付けられたセキュリティの詳細も表示されます。
- ユーザー・ロール・リスト・ページには、選択したユーザーに割り当てられたすべてのロールのサマリーと詳細が表示されます。
ロール・ダッシュボードには、データ・セキュリティ・ポリシー、機能セキュリティ・ポリシー、直接割り当てられたロールと継承されたロール、ロールに割り当てられたユーザー、継承されたロール階層の詳細など、ロールに割り当てられたアーティファクトの詳細が表示されます。これらの詳細は、ダッシュボードの複数のタブで使用できます。
ロールの概要ページには、プロンプトで選択したロールに関連する各アーティファクトの数が表示されます。
直接割当済データ・セキュリティ・ポリシー・ページには、プロンプトで選択したロールに直接割り当てられたデータ・セキュリティ・ポリシーの詳細が表示されます。
直接割当済機能セキュリティ・ポリシー・ページには、プロンプトで選択したロールに直接割り当てられた機能セキュリティ・ポリシーの詳細が表示されます。
ユーザーに割り当てられたロール・ページには、プロンプトで選択されたロールが割り当てられたユーザーが表示されます。
直接割り当てられたロール・ページには、プロンプトで選択されたロールに直接割り当てられたロールが表示されます。
継承されたロール・リスト・ページには、プロンプトで選択されたロールによって継承されたロールが表示されます。
継承されたロール階層ページには、プロンプトで選択されたロールによって継承されたロールの階層が表示されます。
有効化のステップ
新しいサブジェクト領域は、既存のレポートに追加して使用するか、新しいレポートで使用します。レポートの作成および編集の詳細は、分析とレポートの作成および管理ブック(「Oracle Help Center」→関心のあるアプリケーション・サービス領域→「資産台帳」→「管理」から使用可能)を参照してください。
権限またはジョブ・ロール(あるいはその両方)を割当てまたは更新することで、機能にアクセスできるようにします。 詳細は、後述の「ロール情報」セクションを参照してください。
ロール情報
新しいセキュリティ・サブジェクト領域では、セキュリティ・レポートを作成できます。次の表は、機能セキュリティ権限と、その権限が付与される事前定義済ジョブ・ロールを示しています。
機能セキュリティ権限 |
ジョブ・ロール |
---|---|
HCM除外ルールの管理FBI_SECURITY_TRANSACTION_ANALYSIS_DUTY |
ITセキュリティ・マネージャ・セキュリティ・トランザクション分析職務 |
事前定義済の「ITセキュリティ・マネージャ」ジョブ・ロールを使用している場合、処理は必要ありません。「ITセキュリティ・マネージャ」ジョブ・ロールのカスタム・バージョンを使用している場合は、HCM除外ルールを管理するための新しい権限をカスタム・ロールに追加する必要があります。新しいロールおよび権限をカスタム・ロールに追加する方法の詳細は、My Oracle Supportにあるリリース13のSecurity Upgrade Guide (ドキュメントID 2023523.1)を参照してください。
個人および個人連絡先の電話、Eメール、住所、国別識別子など、様々な詳細のプライマリ値を簡単に決定できるようになりました。これらの各ディメンションには、「プライマリ・フラグ」という属性があり、値はYまたはnullです。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
契約に関連する属性の追加によって、雇用契約に関するレポートが容易になりました。次の属性が雇用契約詳細フォルダに追加されます。
- 契約終了日
- 契約番号
- 勤続期間ID
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
従業員オンボード・プロセスに関してレポートする追加機能を使用することで、「ワークフォース管理」チェックリスト・リアルタイム・サブジェクト領域でのレポート作成が容易になりました。オンボーディングのすべてのステップとその基礎となるタスク、これらのタスクの実行者、およびそれらの詳細についてレポートできるようになりました。
使用できる属性は次のとおりです。
フォルダ |
サブ・フォルダ |
属性 |
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チェックリスト・タスク詳細 |
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チェックリスト・タスク詳細 |
タスク通知(タスク変更時に通知されるユーザー) |
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割付チェックリスト |
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割付チェックリスト |
連絡先(タスク実行者がチェックリスト内のタスクを実行した場合に連絡できる個人またはユーザー) |
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割付チェックリスト |
コンテンツ(チェックリストのタイプと、名前、摘要、ステータス、妥当性、カテゴリ、割当および完了基準などのその他の詳細に関する詳細を提供) |
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チェックリスト・タスク・テンプレート |
依存性(このタスクを開始する前に完了する必要があるタスク) |
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チェックリスト・タスク・テンプレート |
通知(タスク変更時に通知されるユーザー) |
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チェックリスト・テンプレート |
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チェックリスト・テンプレート |
チェックリスト連絡先(タスク実行者がチェックリスト・タスクを実行した場合に連絡できる個人またはユーザー) |
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チェックリスト・テンプレート |
「チェックリスト・コンテンツ」→チェックリスト・コンテンツ1から6 (チェックリストのタイプと、名前、摘要、ステータス、妥当性、カテゴリ、割当および完了基準などのその他の詳細に関する詳細を提供) |
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有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
アサイメント・リアルタイムに対する処理名および処理事由の拡張
アサイメント・リアルタイム・サブジェクト領域に処理名および処理事由属性が含まれ、就業者アサイメント詳細に関するレポートが簡略化されました。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
文書設定データのレポートが容易になりました。拡張機能には、文書の更新、添付ファイルの追加、公開の可否などが含まれます。属性が文書タイプ・ディメンションに追加されます。
ノート: この拡張の一環として追加された次の属性は、20Aの更新に入ります。更新19Cのレポートではこれらの属性を使用しないでください。他はすべて使用可能です。
- 添付の追加の制限
- 添付の更新の制限
- 添付の削除の制限
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
新しいフレックスフィールドの追加、属性の追加、属性の名前変更によって、就業者ディメンションに関するレポートの作成が容易になりました。次に、追加、非表示および名前変更の内容を示します。
追加
- 処理待ち就業者の自動変換への追加
- ユーザー・アクセスの取消
- 個人詳細フレックスフィールド
非表示
- 応募者番号
名前変更済:
- 従業員のコミュニケーション言語→個人コミュニケーション言語
- 従業員の出生国→個人出生国
- 従業員のエスニシティ→個人エスニシティ
- 従業員の性別→個人性別
- 従業員のカテゴリ→就業者カテゴリ
- 「ポジションの上書き」フラグ→「ポジションから同期化」
- 「マネージャID」→「マネージャ個人識別子」
- 「マネージャ・アサイメントID」→「マネージャ・アサイメント識別子」
有効化のステップ
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次の「レコード文書詳細」→「ステータス」属性を利用して既存の分析を分析および変更します。この列は、「ワークフォース管理 - レコード文書リアルタイム」サブジェクト領域から削除されました。
有効化のステップ
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OTBI機能との関連付けで「処理要」チェック・ボックスを使用して、インシデントの各セクション内で、事前承認、レビューおよび承認のためにユーザーに割り当てられたアクティビティへアラートを生成します。
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