- 改訂履歴
- 概要
- 機能のサマリー
- 人事管理
-
- グローバル人事管理
- 個人
- 雇用
- グローバルHR置換または削除済機能
- チェックリスト
- 文書レコード
-
- 文書タイプを個人ベースまたはアサイメント・ベースとして分類
- 現行アサイメント階層を使用した文書レコード承認のルーティング
- アサイメント・レベルのセキュリティが構成されている場合にアサイメント・アクセス権に基づいて表示される文書レコード
- 承認者が承認のために発行された文書レコードを編集できる柔軟性
- 文書レコード追加時の公開日の指定
- 文書タイプの操作指示添付を含める機能
- 文書タイプでのフレックスフィールドのサポート
- 文書レコード・フレックスフィールドに追加された追加セグメント
- シード済文書タイプの削除の制限
- 文書タイプ設定ページのレイアウトの改善
- 文書レコードおよび文書提供プリファレンスのディープ・リンクの戻りナビゲーションの更新
- OTBIでの文書レコードへのアクセスの管理
- ワーク・ストラクチャ
- ブラジルの人材管理
- カナダの人材管理
- 中国の人材管理
- ドイツの人材管理
- インドの人材管理
- クウェートの人材管理
- メキシコの人材管理
- オランダの人材管理
- カタールの人材管理
- サウジアラビアの人材管理
- スウェーデンの人材管理
- アラブ首長国連邦の人材管理
- イギリスの人材管理
- グローバル給与インタフェース
- グローバル人事管理
- ワークライフ・ソリューション
- HRの最適化
- 重要な処理および考慮事項
- 制限付提供機能
本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。
日付 | 製品 | 機能 | ノート |
---|---|---|---|
2021年5月25日 | オーストラリアの人材管理 | 職場の男女平等レポートの更新 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2021年4月30日 | 初版作成。 |
HCM Cloudアプリケーションについては、このWhat's Newに記載されている次の2つのタイプのパッチを取得できます。
- リリース更新(21A、21B、21Cおよび21D)
- 各更新に対するオプションの月次メンテナンス・パック
環境で使用しているリリース更新を把握することが重要です。これはクラウド・ポータルで確認できます。
このドキュメントは、Oracle HCM Cloudの新機能や改善点に関して理解する必要がある情報の概要をまとめたものです。 このガイドは本アップデートでの新規・改善機能の概要を理解するのに必要な情報およびアップデートに必要なタスクについて説明します。個々のセクションは機能の概略説明、その機能を実装に必要なステップ、ヒントおよび考慮点、他に必要なリソースが記述されています。
このドキュメントに加えて、Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)も参照することをお薦めします。これらのドキュメントには、バグ修正および考えられる既知の問題が記載されています。また、現在使用しているか、今後移行するリリース更新バージョンに基づいて、次のドキュメントも参照することが必要になります。
Oracle HCM Cloudリリース・ドキュメントは、機能上の5つのグループ別に提供されます。
全HCM製品に関して推奨される参照ドキュメントは次のとおりです。
- HCM Cloudの共通機能(このドキュメントは、全HCMアプリケーションに関係します。全製品とHCMツールに関する基本的な人事管理情報です。)
- Global Human Resources Cloud(グローバル人事管理には、他のアプリケーションがワークフォース・ストラクチャや個人情報などの共通データのために使用する基本アプリケーションが含まれています。 実装した製品がどれであっても、それらの製品に影響を与える可能性があるグローバル人事管理の新機能を把握しておくことをお薦めします。)
ノート: すべてのグローバル人事管理機能が、タレントおよび報酬製品に使用できるわけではありません。
HCM製品に関するオプションの参照ドキュメントは次のとおりです(クラウド・サービスに組み込む製品に応じて異なる)。
- Talent Management Cloud (全タレント・アプリケーション)
- Workforce Rewards Cloud(報酬、福利厚生、給与、グローバル給与インタフェース)
- Workforce Management Cloud(休暇欠勤管理および勤怠管理)
その他のオプションの参照ドキュメントは次のとおりです。
- 共通テクノロジとユーザー・エクスペリエンス(これにはHCM固有でなく全Cloudアプリケーションの共通機能が記載)
ノート: これらのドキュメントはすべて、人材管理のリリース・レディネスまたはOracle Help Centerの「Cloudアプリケーション」→「人材管理」にあります。
フィードバックをお寄せください
本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。HCM Cloudの新機能に関するお問い合せかフィードバックかを電子メールの本文または件名に明記してください。
列の定義:
レポート = 新規または変更され、Oracleで提供される、実行準備が完了したレポート。
UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は通常、フィールド、検証またはプログラムの小さな変更で構成されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小限になります。
UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、より複雑に設計されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は高くなります。
使用できない状態で提供される機能 = これらの機能をエンド・ユーザーが使用するにはアクションが必要です。これらの機能は無効化された状態で提供され、有効にするかどうかや有効にする時期を任意で選択します。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域を最初にレポートに組み込む必要がある、b)新しいWebサービスを使用するには統合が必要である、c)機能にアクセスするには、ユーザー・ロールに機能を割り当てる必要があるなどです。
エンド・ユーザーがすぐに使用可能 レポートおよび小規模なUIまたはプロセスベースの新機能は、更新後のユーザーに対する影響を最小限に抑えます。したがって、顧客受入れテストでは、大規模なUIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当ててください。 |
エンド・ユーザーが使用する前に顧客による処理が必要 これらの機能の使用準備を完了するには処理が必要なため、中断されません。選択的に使用するよう選択すると、テストおよびロールアウトのタイミングを設定できます。 |
|||||
---|---|---|---|---|---|---|
機能 |
レポート |
UIまたは |
UIまたは |
|
||
Oracle HRMS (オーストラリア)は、オーストラリア固有の機能をサポートしています。これによって、ユーザーは、オーストラリアのビジネス・プラクティスに従い、法定要件に準拠できます。
職場の性別レポートに産業、産業分類および業務カテゴリに関する追加フィールドを使用できるようになりました。さらに、更新された職場の性別レポートを使用して職場のプロファイル・テンプレートを完成させ、職場における男女平等局に送信できます。
ノート: HCMデータ・ローダー・ファイルでは、ORA_OccupationalCategoryセグメントが廃止され、ORA_OccCategoryに置き換えられました。HCMデータ・ローダーの既存のデータ・アップロード・テンプレートを変更し、一連の最新の属性を含める必要があります。
職場の性別プロファイル・レポート機能をアクティブ化してデプロイすると、アサイメントその他情報ページで職場の性別情報を使用できるようになります。
職場の男女平等レポートでは、職場における男女平等局(WGEA)の要件に従って、個々の従業員に関する詳細が提供されます。このレポートは、その年の任意の日付に送信できます。WGEAレポートの要件のいくつかはオーストラリアのHCM Cloud製品の範囲外であるため、このレポートはすべての要件に対応しているわけではありません。
オーストラリアの職場の性別プロファイル・レポートを実行するには、次のステップを実行します。
- 「自分のクライアント・グループ」→「給与」→「フローの送信」にナビゲートします。
- 「クイック処理」または「自分のクライアント・グループ」の「給与」から、「フローの送信」タスクを選択します。
- 「フロー送信」ページで、「国別仕様データ・グループ」リストからオーストラリアの国別仕様グループを選択します。
- 「フローの選択」フィールドから、「オーストラリアの職場の性別プロファイル・レポートを実行します。」を選択します。
- 「次」をクリックします。
- 「給与フローの送信」ページで、「給与フロー」フィールドに給与フローの名前を入力します。
- 「雇用主」フィールドに雇用主を入力します。
- レポート基準日フィールドにレポート日を入力します。
- 「送信」をクリックします。
- 「OKしてチェックリストを表示」を選択します。
- 「タスクに進む」、「結果の表示」の順に選択します。
- ファイルを選択してExcelで開きます。
青色で強調表示されている列は必須です。
検証の問題は「Validation_log」タブにリストされます。
産業、産業分類および業務カテゴリに関する追加フィールドを使用して、職場の性別レポートのデータ取得を拡張します。
有効化のステップ
職場の性別プロファイル・レポート機能のアクティブ化とデプロイ
データの取得に必要なフィールドを表示するには、職場の性別プロファイル・レポート機能をアクティブ化してデプロイする必要があります。
この機能をアクティブ化するには、次のステップを実行します。
-
「自分のクライアント・グループ」→「給与」→「フローの送信」にナビゲートします。
-
「フロー送信」ページで、「国別仕様データ・グループ」リストからオーストラリアの国別仕様データ・グループを選択します。
-
「フローの選択」フィールドにオーストラリアの機能使用の管理と入力し、拡大鏡アイコンをクリックして検索します。
-
「給与フローの送信」ページで、「給与フロー」フィールドに給与フローの名前を入力し、「送信」をクリックします。
アサイメント拡張可能フレックスフィールドをデプロイするには、次のステップを実行します。
-
「その他」→「設定および保守」にナビゲートします。
-
「雇用拡張可能フレックスフィールドの管理」タスクを検索して開きます。
-
「雇用拡張可能フレックスフィールドの管理」ページで、「アサイメントその他情報EFF」を選択します。
-
「フレックスフィールドのデプロイ」をクリックし、デプロイメント・プロセスが完了したことを確認します。
-
確認メッセージで、「OK」をクリックします。
職業カテゴリ・コード、産業コードおよび産業分類の設定職業カテゴリ・コード、産業コードおよび産業分類の設定
職業カテゴリ・コードを設定するには、次のようにします。
組織の職業カテゴリ・コードを設定する必要があります。これらのコードは、統計局によって提供されるオーストラリアおよびニュージーランド標準職業分類(ANZSCO)コードと一致している必要があります。コードのリストはこちらにあります。
自分の産業に該当するコードのみを追加する必要があります。これらのコードを追加した後、各従業員に適切なコードを選択します。
- ナビゲーション: 「その他」→「設定および保守」→「共通参照の管理」
- 参照タイプのコード: ORA_HRX_AU_WGEA_OCC_CATEG
- カスタマイズ・レベル: ユーザー
- 参照コード: 使用する職業カテゴリ・コードに応じて顧客が作成します。参照コードは、4桁のANZSCOコードです。
- 内容: ANZSCOコードの説明。
産業コードを設定するには、次のようにします。
組織の産業コードを設定する必要があります。これらのコードは、統計局によって提供されるANZSCOコードと一致している必要があります。コードのリストはこちらにあります。
自分の産業に最も適した区分を選択し、2桁の下位区分コードを探します。これが産業コードです。適切な産業コードと摘要を追加します。このコードは、WGEAファイルでレポートされるものです。自分の産業に該当するコードのみを追加する必要があります。これらのコードを追加した後、各従業員に適切なコードを選択します。
- ナビゲーション: 「その他」→「設定および保守」→「共通参照の管理」
- 参照タイプのコード: ORA_HRX_AU_WGEA_INDUSTRY
- 参照タイプの摘要: オーストラリアの職場の男女平等に関する産業
- カスタマイズ・レベル: ユーザー
- 参照コード、内容および摘要: 使用するANZSCO産業コードに応じて、これらの値を作成する必要があります
産業分類を設定するには、次のようにします。
組織の産業分類を設定する必要があります。これらのコードは、統計局によって提供されるANZSCOコードと一致している必要があります。コードのリストはこちらにあります。自分の産業に最も適した区分を選択し、2桁の下位区分コードを探して、該当するグループを選択します。これにより、適切な4桁の産業分類のリストが表示されます。自分の産業に該当するコードのみを追加する必要があります。これらのコードを追加した後、各従業員に適切なコードを選択します。
- ナビゲーション: 「その他」→「設定および保守」→「共通参照の管理」
- 参照タイプのコード: ORA_HRX_AU_WGEA_INDUSTRY_CLASS
- 参照タイプの摘要: オーストラリアの職場の男女平等に関する産業分類
- カスタマイズ・レベル: ユーザー
- 参照コード、内容および摘要: 使用するANZSCO産業コードに応じて、これらの値を作成する必要があります
主なリソース
詳細は、My Oracle Supportの次のドキュメントを参照してください。
- ドキュメント1628365.1 - HR Implementation and Functional Considerations
Oracle Fusion HRMS (ルーマニア)は、ルーマニア固有の機能をサポートしています。これによって、ユーザーは、ルーマニアのビジネス・プラクティスに従い、法定要件に準拠できます。
新しいオプション属性「町または地方自治体」がルーマニアの追加の課税およびレポート住所形式に追加されました。また、表示順序を変更することで、Loqate地理データへのマッピングが改善されました。
より直感的な地理データ・マッピングのために、この新しいオプション属性を使用します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
追加された「町または地方自治体」属性は追加住所属性1にマップされていることに注意してください。したがって、追加住所属性1にマップされた追加属性を使用してルーマニアの追加の課税およびレポート住所形式がすでに拡張されている場合、変更は適用されません。その場合は、アップグレード・パッチ適用によって新しく追加された属性「町または地方自治体」を有効にできるように、現在の定義を引き続き使用するか、アップグレード前に追加の住所属性1にマップした追加の属性を別の属性に移行できます。また、給与インタフェースを使用している場合は、アプローチを決定する前に、インタフェースへの潜在的な影響を考慮することをお薦めします。
主なリソース
- 『Oracle Fusion HCM: HCM住所の検証』(文書ID 2140848.1)
本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。
日付 | 製品 | 機能 | 備考 |
---|---|---|---|
2021年2月26日 | 初版作成。 |
HCM Cloudアプリケーションについては、このWhat's Newに記載されている次の2つのタイプのパッチを取得できます。
- リリース更新(21A、21B、21Cおよび21D)
- 各更新に対するオプションの月次メンテナンス・パック
環境で使用しているリリース更新を把握することが重要です。これはクラウド・ポータルで確認できます。
このドキュメントは、Oracle HCM Cloudの新機能や改善点に関して理解する必要がある情報の概要をまとめたものです。 このガイドは本アップデートでの新規・改善機能の概要を理解するのに必要な情報およびアップデートに必要なタスクについて説明します。個々のセクションは機能の概略説明、その機能を実装に必要なステップ、ヒントおよび考慮点、他に必要なリソースが記述されています。
このドキュメントに加えて、Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)も参照することをお薦めします。これらのドキュメントには、バグ修正および考えられる既知の問題が記載されています。また、現在使用しているか、今後移行するリリース更新バージョンに基づいて、次のドキュメントも参照することが必要になります。
Oracle HCM Cloudリリース・ドキュメントは、機能上の5つのグループ別に提供されます。
全HCM製品に関して推奨される参照ドキュメントは次のとおりです。
- HCM Cloudの共通機能(このドキュメントは、全HCMアプリケーションに関係します。全製品とHCMツールに関する基本的な人事管理情報です。)
- Global Human Resources Cloud(グローバル人事管理には、他のアプリケーションがワークフォース・ストラクチャや個人情報などの共通データのために使用する基本アプリケーションが含まれています。 実装した製品がどれであっても、それらの製品に影響を与える可能性があるグローバル人事管理の新機能を把握しておくことをお薦めします。)
ノート: すべてのグローバル人事管理機能が、タレントおよび報酬製品に使用できるわけではありません。
HCM製品に関するオプションの参照ドキュメントは次のとおりです(クラウド・サービスに組み込む製品に応じて異なる)。
- Talent Management Cloud (全タレント・アプリケーション)
- Workforce Rewards Cloud(報酬、福利厚生、給与、グローバル給与インタフェース)
- Workforce Management Cloud(休暇欠勤管理および勤怠管理)
その他のオプションの参照ドキュメントは次のとおりです。
- 共通テクノロジとユーザー・エクスペリエンス(これにはHCM固有でなく全Cloudアプリケーションの共通機能が記載)
ノート: これらのドキュメントはすべて、人材管理のリリース・レディネスまたはOracle Help Centerの「Cloudアプリケーション」→「人材管理」にあります。
フィードバックをお寄せください
本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。HCM Cloudの新機能に関するお問い合せかフィードバックかを電子メールの本文または件名に明記してください。
列の定義:
レポート = 新規または変更され、Oracleで提供される、実行準備が完了したレポート。
UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は通常、フィールド、検証またはプログラムの小さな変更で構成されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小限になります。
UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、より複雑に設計されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は高くなります。
使用できない状態で提供される機能 = これらの機能をエンド・ユーザーが使用するにはアクションが必要です。これらの機能は無効化された状態で提供され、有効にするかどうかや有効にする時期を任意で選択します。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域を最初にレポートに組み込む必要がある、b)新しいWebサービスを使用するには統合が必要である、c)機能にアクセスするには、ユーザー・ロールに機能を割り当てる必要があるなどです。
エンド・ユーザーがすぐに使用可能 レポートおよび小規模なUIまたはプロセスベースの新機能は、更新後のユーザーに対する影響を最小限に抑えます。したがって、顧客受入れテストでは、大規模なUIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当ててください。 |
エンド・ユーザーが使用する前に顧客による処理が必要 これらの機能の使用準備を完了するには処理が必要なため、中断されません。選択的に使用するよう選択すると、テストおよびロールアウトのタイミングを設定できます。 |
|||||
---|---|---|---|---|---|---|
機能 |
レポート |
UIまたは |
UIまたは |
|
||
Oracle Global Human Resourcesでは、柔軟で拡張可能なベスト・プラクティスを使用してすべてのワークフォース・セグメントを計画、管理および最適化することで、コンプライアンスを確保し、全体的なワークフォース・エンゲージメントを強化しながら、大きなメリットを得られます。
ネイティブ電子署名チェックリスト・タスクでのパスワード検証の有効化
ネイティブ電子署名チェックリスト・タスクで拡張機能を使用して、ビジネス要件にあわせてパスワード検証パターンを構成できるようになりました。
機密性と暗号化を強化します。
有効化のステップ
- 「設定および保守」の「チェックリスト統合」タスクにナビゲートします。
- 「統合の追加」をクリックします。
- 「電子署名検証タイプ」のオプションを選択します。
- 数字と文字の組合せを使用してパスワード検証パターンを指定します。
- 「検証」をクリックします。
- 次に、「チェックリスト・テンプレート」タスクに移動します。一般詳細を入力します。
- 電子署名タイプのタスクを作成します。
- 「署名タイプ」として「電子署名 - 母語」を選択し、「検証タイプ」を選択します。
ヒントと考慮事項
- 複数の電子署名検証パターンを使用できます。
- 電子署名タスクごとに異なる検証パターンを関連付けることができます。
- 「電子署名検証タイプ」の選択に基づいて、これらの属性は、ユーザーがタスクを実行するときにタスク・ページで必須になります。
- 検証パターンに国別識別子タイプが含まれる場合は、「国」の値を選択する必要があります。
- 検証パターンで国別識別子の値を使用する場合、選択した国に適用される国別識別子タイプの値を選択する必要があります。
- タスク・ページのパスワード指示テキストは、構成されたパスワード検証パターンに基づいて表示されます。
- ユーザーのレコードにパスワード検証パターンで構成されている属性がない場合、ユーザーはタスクを完了できません。
主なリソース
- パスワード検証の構成の詳細は、Checklists - Electronic Signature and Transfer to Document Records (ドキュメントID 2611795.1)を参照してください。
本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。
日付 | 製品 | 機能 | 備考 |
---|---|---|---|
2021年1月29日 | 初版作成。 |
HCM Cloudアプリケーションについては、このWhat's Newに記載されている次の2つのタイプのパッチを取得できます。
- リリース更新(21A、21B、21Cおよび21D)
- 各更新に対するオプションの月次メンテナンス・パック
環境で使用しているリリース更新を把握することが重要です。これはクラウド・ポータルで確認できます。
このドキュメントは、Oracle HCM Cloudの新機能や改善点に関して理解する必要がある情報の概要をまとめたものです。 このガイドは本アップデートでの新規・改善機能の概要を理解するのに必要な情報およびアップデートに必要なタスクについて説明します。個々のセクションは機能の概略説明、その機能を実装に必要なステップ、ヒントおよび考慮点、他に必要なリソースが記述されています。
このドキュメントに加えて、Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)も参照することをお薦めします。これらのドキュメントには、バグ修正および考えられる既知の問題が記載されています。また、現在使用しているか、今後移行するリリース更新バージョンに基づいて、次のドキュメントも参照することが必要になります。
Oracle HCM Cloudリリース・ドキュメントは、機能上の5つのグループ別に提供されます。
全HCM製品に関して推奨される参照ドキュメントは次のとおりです。
- HCM Cloudの共通機能(このドキュメントは、全HCMアプリケーションに関係します。全製品とHCMツールに関する基本的な人事管理情報です。)
- Global Human Resources Cloud(グローバル人事管理には、他のアプリケーションがワークフォース・ストラクチャや個人情報などの共通データのために使用する基本アプリケーションが含まれています。 実装した製品がどれであっても、それらの製品に影響を与える可能性があるグローバル人事管理の新機能を把握しておくことをお薦めします。)
ノート: すべてのグローバル人事管理機能が、タレントおよび報酬製品に使用できるわけではありません。
HCM製品に関するオプションの参照ドキュメントは次のとおりです(クラウド・サービスに組み込む製品に応じて異なる)。
- Talent Management Cloud (全タレント・アプリケーション)
- Workforce Rewards Cloud(報酬、福利厚生、給与、グローバル給与インタフェース)
- Workforce Management Cloud(休暇欠勤管理および勤怠管理)
その他のオプションの参照ドキュメントは次のとおりです。
- 共通テクノロジとユーザー・エクスペリエンス(これにはHCM固有でなく全Cloudアプリケーションの共通機能が記載)
ノート: これらのドキュメントはすべて、人材管理のリリース・レディネスまたはOracle Help Centerの「Cloud Applications」→「Human Capital Management」にあります。
フィードバックをお寄せください
本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。HCM Cloudの新機能に関するお問い合せかフィードバックかを電子メールの本文または件名に明記してください。
列の定義:
レポート = 新規または変更され、Oracleで提供される、実行準備が完了したレポート。
UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は通常、フィールド、検証またはプログラムの小さな変更で構成されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小限になります。
UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、より複雑に設計されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は高くなります。
使用できない状態で提供される機能 = これらの機能をエンド・ユーザーが使用するにはアクションが必要です。これらの機能は無効化された状態で提供され、有効にするかどうかや有効にする時期を任意で選択します。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域を最初にレポートに組み込む必要がある、b)新しいWebサービスを使用するには統合が必要である、c)機能にアクセスするには、ユーザー・ロールに機能を割り当てる必要があるなどです。
エンド・ユーザーがすぐに使用可能 レポートおよび小規模なUIまたはプロセスベースの新機能は、更新後のユーザーに対する影響を最小限に抑えます。したがって、顧客受入れテストでは、大規模なUIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当ててください。 |
エンド・ユーザーが使用する前に顧客による処理が必要 これらの機能の使用準備を完了するには処理が必要なため、中断されません。選択的に使用するよう選択すると、テストおよびロールアウトのタイミングを設定できます。 |
|||||
---|---|---|---|---|---|---|
機能 |
レポート |
UIまたは |
UIまたは |
|
||
Oracle Global Human Resourcesでは、柔軟で拡張可能なベスト・プラクティスを使用してすべてのワークフォース・セグメントを計画、管理および最適化することで、コンプライアンスを確保し、全体的なワークフォース・エンゲージメントを強化しながら、大きなメリットを得られます。
新規アサイメントの追加時にソース・アサイメントの直属の部下を保持
ユーザーがソース・アサイメントで直属の部下を保持できるようにすることで、アサイメントの追加プロセスが改善されました。新規アサイメントを追加する際に、ソース・アサイメントの直属の部下が「直属の部下の追加」セクションに移入されます。したがって、ユーザーは、新しく作成したアサイメントに移動しない直属の部下を削除できます。
アサイメントの追加プロセス中に直属の部下を直接削除する方が簡単です。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
-
「直属の部下の追加」セクションには、(新規アサイメントが追加される)就業者がライン・マネージャである直属の部下のみが表示されます。他のレポート関係はこのセクションには表示されません。
-
就業者のアサイメントの追加プロセス中に、質問リスト・ページの「直属の部下の追加」セクションを選択しないオプションがあります。このセクションを選択しない場合、ソース・アサイメントで就業者がライン・マネージャであるすべての直属の部下が就業者の新規アサイメントに移動されます。
Oracle HRMS (南アフリカ)は、南アフリカ固有の機能をサポートしています。これによって、ユーザーは、南アフリカのビジネス・プラクティスに従い、法定要件に準拠できます。
南アフリカの拡張されたデータ検証を利用することで、データ取得が現地の国別仕様要件とより適切に合うように調整されます。
- 各住所属性の長さの検証: 「追加の課税およびレポート住所」形式で取得されたデータが書式定義を満たさない場合、エラー・メッセージが表示されます。
- 名の検証: 「名」フィールドに数字が含まれている場合、エラー・メッセージが表示されます。
- 就業者データ検証レポートに、南アフリカ以外の住所における郵便番号の長さに関連する警告が表示されるようになりました。
拡張されたデータ検証により、データの整合性が向上します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
住所形式として「追加の課税およびレポート住所」を選択した場合は、前述のすべての住所検証が行われると考えてください。
主なリソース
詳細は、My Oracle Supportに移動して次のドキュメントを参照してください。
- 『Oracle Fusion HCM: HCM住所の検証』(文書ID 2140848.1)
Oracle Global Payrollインタフェースでは、個人給与情報を第三者給与プロバイダに送信し、処理済給与データをOracle Fusion Global HRにインポートする機能をサポートしています。第三者給与プロバイダの要件を満たすために、事前定義済の抽出定義をコピーして変更できます。データを抽出する前に、必要に応じて給与コーディネータは「総支給項目の計算」プロセスを実行し、定期値を計算して総支給項目計算を検証できます。第三者給与プロバイダから処理済の給与データまたは給与明細をインポートすると、そのデータをレポートおよび分析に使用できます。
年功起算日バージョン3を使用して就業者の年功を定義および管理します。年功ルールは、個人、雇用関係、アサイメントなどのすべてのレベルで定義できます。
グローバル給与インタフェースの「SeniorityDetails」セクションを使用して、年功起算日バージョン3をレポートします。
サードパーティ給与アプリケーションにすでにレポートしており、次の増分実行での変更のみをレポートする場合は、このパッチの適用後にベースライン抽出を実行します。このベースライン抽出の完了後に、通常のデータ変更と抽出を実行します。
Oracle Global Human Resourcesに従って、グローバル給与インタフェースで年功起算日バージョン3がサポートおよびレポートされるようになりました。給与パートナにインタフェースするルールおよび年功起算日を識別できるようになりました。
有効化のステップ
給与パートナに送信する年功ルールまたは年功起算日を識別する方法を次に示します。
-
「自分のクライアント・グループ」で「参照」を検索して選択します。
-
「共通参照の管理」ページで、参照タイプORA_HRY_GPI_SENIORITY_RULESを検索します。
-
インタフェースに含める年功起算日ルールごとに、新しい参照コードを作成し、「使用可能」チェック・ボックスを選択します。
- 参照コード: ルールの識別に使用できる任意のコード
- 開始日: 適切な日付を入力します
- 終了日: 適切な日付を入力します
- 内容: ORA_PER_SENIORITY_ITEMSでこの年功ルールを作成するときに使用した参照コードを入力します。
-
「保存」をクリックします。
ノート: 年功ルールに影響するデータに変更がある場合は、給与インタフェースを実行する前に「年功の再計算」プロセスを実行します。「年功起算日」ページで個人を検索すると、「年功の再計算」ボタンが表示されます。
主なリソース
年功起算日の詳細は、次のリソースを参照してください。
-
『Global Human Resourcesの実装』ガイドの「年功起算日」
-
『グローバル給与インタフェースの実装』の「ベースライン抽出の生成」
My Oracle Supportドキュメント:
-
Comparison between Different Seniority Dates Versions (ドキュメントID 2414630.1)
-
Troubleshooting Seniority Dates - Frequently Asked Questions (ドキュメントID 2676772.1)
-
Calculating Seniority Dates Using Fast Formula (ドキュメントID 2370526.1)
-
V3年功起算日を使用して構成された一般的なユースケース(2476188.1)
-
採用時の企業および雇用主年功起算日の有効化(2432162.1)
-
V3年功起算日の年功変更(2446329.1)
グローバル給与インタフェースでの追加のグローバル属性のサポート
グローバル給与インタフェースのグローバル・データ・セクションでこれらの追加属性を使用して、サードパーティ給与アプリケーションとインタフェースできます。
-
ServiceData
-
WorkerNumber
-
OnMilitaryService
-
雇用タイプ
-
-
AssignmentData
-
ContractDetails
-
ContractType
-
ContractStartDate
-
ContractEndDate
-
ContractDuration
-
ContractDurationUnit
-
-
BargainingUnitDetails
-
組合
-
CollectiveAgreement
-
-
-
PhoneDetails
-
StartDate
-
EndDate
-
-
EmailDetails
-
StartDate
-
EndDate
-
-
DriverLicenseDetails
-
LicenseType
-
PlaceOfIssue
-
これらの属性をサードパーティ給与アプリケーションにすでにレポートしており、次の増分実行での変更のみをレポートする場合は、このパッチの適用後にベースライン抽出を実行します。このベースライン抽出の完了後に、通常のデータ変更と抽出を実行します。
新しく追加されたグローバル属性を備えた拡張されたグローバル給与インタフェースを利用してください。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
主なリソース
詳細は、Oracle Help Centerにある次のガイドを参照してください。
-
グローバル給与インタフェースの実装 - ベースライン抽出の生成
グローバル給与インタフェースでのイタリアのINPSおよびINAILポジション・コードのサポート
グローバル給与インタフェースのイタリア国別仕様データ・セクションでこれらの追加属性を使用して、サード・パーティ給与アプリケーションとインタフェースできます。
- LocalPersonData
- INPSPosition
- INAILPositionCode
これらの属性をサードパーティ給与にすでにレポートしており、次の増分実行での変更のみをレポートする場合は、この機能が機能した後にベースライン抽出を実行します。ベースライン抽出の完了後に通常の抽出を実行できます。
イタリアの追加の国サポートを備えた拡張されたグローバル給与インタフェースを利用してください。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。
日付 | 製品 | 機能 | ノート |
---|---|---|---|
2021年4月30日 | グローバル給与インタフェース/置き換えられた機能または削除された機能 | グローバル給与インタフェースの総支給額に対する計算の廃止 | 文書の更新。更新21Aで提供される機能。 |
2021年4月30日 | 制限付提供機能 | 制限付提供機能 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2021年4月30日 |
グローバル人事管理/チェックリスト |
ジャーニの開始 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2021年3月26日 | グローバル人事管理/雇用 | レスポンシブ雇用ページを使用して実行されたトランザクションの監査 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2021年2月26日 |
グローバル人事管理/ワーク・ストラクチャ |
Oracle Searchでのポジション値リストのサポート |
21Aで提供されていない機能の削除。 |
2021年2月26日 |
グローバル人事管理/ワーク・ストラクチャ |
Oracle Searchでの部門値リストのサポート |
21Aで提供されていない機能の削除。 |
2021年1月29日 |
人材管理のトランザクション・ビジネス・インテリジェンス | HCM OTBIサブジェクト領域間での属性名の変更 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2021年1月29日 |
グローバル人事管理/チェックリスト | 文書タイプを個人ベースまたはアサイメント・ベースとして分類 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2021年1月29日 |
グローバル人事管理/雇用/グローバルHR置換または削除機能 |
更新21Dでローカルおよびグローバル異動フローと置換されるように雇用主を変更 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2021年1月29日 | 制限付提供機能 | 制限付提供機能 | 文書の更新。更新21Aで提供される機能。 |
2020年12月18日 | グローバル人事管理/雇用/グローバルHR置換または削除機能 | 更新21Cでローカルおよびグローバル異動フローと置換されるように雇用主を変更 | 文書の更新。更新21Aで提供される機能。 |
2020年12月18日 |
グローバル人事管理/雇用 |
雇用ガイド・プロセスの参照リージョンの容易な構成 | 文書の更新。更新21Aで提供される機能。 |
2020年12月18日 |
グローバル人事管理/文書レコード |
文書レコードおよび文書提供プリファレンスのディープ・リンクの戻りナビゲーションの更新 | 文書の更新。更新21Aで提供される機能。 |
2020年12月18日 |
グローバル人事管理/チェックリスト |
ネイティブ電子署名チェックリスト・タスクでのIPアドレス表示の制限 | 文書の更新。更新21Aで提供される機能。 |
2020年12月18日 |
グローバル人事管理/雇用 |
レスポンシブ雇用ページを使用して実行されたトランザクションの監査 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2020年12月18日 |
グローバル人事管理/文書レコード |
文書の更新。機能情報の改訂。 |
|
2020年12月18日 |
グローバル人事管理/チェックリスト |
BIP雇用通知からの情報の要求 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2020年12月4日 | 初版作成。 |
HCM Cloudアプリケーションについては、このWhat's Newに記載されている次の2つのタイプのパッチを取得できます。
- リリース更新(21A、21B、21Cおよび21D)
- 各更新に対するオプションの月次メンテナンス・パック
環境で使用しているリリース更新を把握することが重要です。これはクラウド・ポータルで確認できます。
このドキュメントは、Oracle HCM Cloudの新機能や改善点に関して理解する必要がある情報の概要をまとめたものです。 このガイドは本アップデートでの新規・改善機能の概要を理解するのに必要な情報およびアップデートに必要なタスクについて説明します。個々のセクションは機能の概略説明、その機能を実装に必要なステップ、ヒントおよび考慮点、他に必要なリソースが記述されています。
このドキュメントに加えて、Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)も参照することをお薦めします。これらのドキュメントには、バグ修正および考えられる既知の問題が記載されています。また、現在使用しているか、今後移行するリリース更新バージョンに基づいて、次のドキュメントも参照することが必要になります。
Oracle HCM Cloudリリース・ドキュメントは、機能上の5つのグループ別に提供されます。
全HCM製品に関して推奨される参照ドキュメントは次のとおりです。
- HCM Cloudの共通機能(このドキュメントは、全HCMアプリケーションに関係します。全製品とHCMツールに関する基本的な人事管理情報です。)
- Global Human Resources Cloud(グローバル人事管理には、他のアプリケーションがワークフォース・ストラクチャや個人情報などの共通データのために使用する基本アプリケーションが含まれています。 実装した製品がどれであっても、それらの製品に影響を与える可能性があるグローバル人事管理の新機能を把握しておくことをお薦めします。)
ノート: すべてのグローバル人事管理機能が、タレントおよび報酬製品に使用できるわけではありません。
HCM製品に関するオプションの参照ドキュメントは次のとおりです(クラウド・サービスに組み込む製品に応じて異なる)。
- Talent Management Cloud (全タレント・アプリケーション)
- Workforce Rewards Cloud(報酬、福利厚生、給与、グローバル給与インタフェース)
- Workforce Management Cloud(休暇欠勤管理および勤怠管理)
その他のオプションの参照ドキュメントは次のとおりです。
- 共通テクノロジとユーザー・エクスペリエンス(これにはHCM固有でなく全Cloudアプリケーションの共通機能が記載)
ノート: これらのドキュメントはすべて、人材管理のリリース・レディネスまたはOracle Help Centerの「Cloudアプリケーション」→「人材管理」にあります。
フィードバックをお寄せください
本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。HCM Cloudの新機能に関するお問い合せかフィードバックかを電子メールの本文または件名に明記してください。
列の定義:
使用可能な状態で提供される機能
レポート = 新規または変更され、Oracleで提供される、実行準備が完了したレポート。
UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は通常、フィールド、検証またはプログラムの小さな変更で構成されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小限になります。
UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、より複雑に設計されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は高くなります。
使用できない状態で提供される機能 = これらの機能をエンド・ユーザーが使用するにはアクションが必要です。これらの機能は無効化された状態で提供され、有効にするかどうかや有効にする時期を任意で選択します。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域を最初にレポートに組み込む必要がある、b)新しいWebサービスを使用するには統合が必要である、c)機能にアクセスするには、ユーザー・ロールに機能を割り当てる必要があるなどです。
エンド・ユーザーが使用可能 レポートおよび小規模なUIまたはプロセスベースの新機能は、更新後のユーザーに対する影響を最小限に抑えます。したがって、顧客受入れテストでは、大規模なUIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当ててください。 |
エンド・ユーザーが使用するにはアクションが必要 これらの機能の使用準備を完了するには処理が必要なため、中断されません。選択的に使用するよう選択すると、テストおよびロールアウトのタイミングを設定できます。 |
|||||
---|---|---|---|---|---|---|
機能 |
レポート |
UIまたは |
UIまたは |
|
||
Oracle Global Human Resourcesでは、柔軟で拡張可能なベスト・プラクティスを使用してすべてのワークフォース・セグメントを計画、管理および最適化することで、コンプライアンスを確保し、全体的なワークフォース・エンゲージメントを強化しながら、大きなメリットを得られます。
就業者の採用日が変更されると、就業者の連絡先の開始日も適宜変更されます。たとえば、就業者Aの採用日が2020年6月15日から2020年6月1日に変更されると、就業者Aの連絡先B (BはAの連絡先)の連絡先続柄開始日も2020年6月1日に変更されて変更が反映されます。連絡先の開始日の変更に加えて、連絡先の名前、住所、日付のあるその他の詳細など、連絡先の詳細の日付も変更されます。
ただし、連絡先が別の就業者と共有されている場合、連絡先が同僚の場合、または連絡先の詳細にプログラムで解決できない有効な日付の変更がある場合は、連絡先の詳細の開始日が変更されないことがあります。
開始日 | 変更後の開始日 | 連絡先続柄開始日 | 結果 |
---|---|---|---|
2020年6月15日 |
2020年6月1日 |
2020年6月15日 (当初開始日) |
連絡先続柄の開始日が2020年6月1日に変更されます。 Bの非有効日オブジェクト(電話、Eメール、その他の共通アカウントなど)の開始日も2020年6月1日に変更されます。 分割がない有効日オブジェクト(住所、ビザおよび名前)の開始日は2020年6月1日に変更されます。 |
2020年6月15日 |
2020年6月1日 |
2020年6月18日 |
関係開始日が元の採用日より後であるため、連絡先続柄開始日、非有効日オブジェクトおよび分割なしの有効日オブジェクトの開始日は変更されません。 |
2020年6月15日 |
2020年7月1日 |
2020年6月15日 |
分割を伴う2020年6月15日以降(2020年6月15日から2020年6月20日まで、および2020年6月21日から終了時間まで)の連絡先Bの個人レコードに住所、名前、ビザなどの有効日オブジェクトがある場合、競合のためにこれらを新規採用日に同期できません。その結果、トランザクション全体がロールバックされます。 |
連絡先続柄開始日と就業者の採用日を同期すると、ユーザー・エクスペリエンスが向上します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
親プロセスまたは任意のサブプロセスの承認をバイパスまたは許可できます。親プロセスの承認をバイパスまたは許可すると、同じことがサブプロセスにも適用されます。この例では、親プロセスとすべてのサブプロセスが承認をバイパスします。
この例では、親プロセスとすべてのサブプロセスが承認のためにルーティングされます。
「個人情報の変更」承認ルールを構成して、住所、名前、Eメールなどの特定の個人情報サブプロセスが承認ルールをバイパスできるようになりました。つまり、「個人情報の変更」承認ルールがバイパスされない場合、サブプロセスは他のサブプロセスから独立した独自のバイパス・オプションを使用します。この例では、「個人情報の変更」親プロセスに、承認のためにルーティングされるサブプロセスがあることがわかります。
その結果、「個人情報の変更」承認ルールがバイパスされていない場合、バイパスされないサブプロセスは同じ「個人情報の変更」承認ルールを通過します。
たとえば、「個人情報の変更」承認ルールがバイパスされていない場合は、「住所の変更」に対してのみバイパスを使用可能(Y)または使用不可(N)にすることを選択できます。「住所の変更」をバイパスしないこと(N)を選択した場合、「個人情報の変更」承認ルールと同じ承認ルールが使用されます。名前の変更およびEメールの変更のサブプロセスの場合も同様です。
「個人情報」ページの「コメントおよび添付」セクションには、サブプロセスのバイパス設定が適用されます。たとえば、名前をバイパスするように設定した場合、「コメントおよび添付」セクションは表示されません。
この変更により、従業員のエクスペリエンスが向上し、承認定義が簡素化されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
- この拡張は、既存の実行中の「個人情報の変更」トランザクションの承認ルーティングには適用されません。
- 「個人情報の変更」サブプロセスの承認をバイパスする場合を除き、必要な処理はありません。
プロファイル・オプションORA_PER_CLE_COPY_FUT_ASGを使用して、「ローカルおよびグローバル異動」フローを使用して行われた雇用主変更の一部として作成された新規アサイメントへの先日付のアサイメント更新の移動を制御できます。
「先日付のアサイメント更新のコピー」チェック・ボックスを選択すると、「一括雇用主変更」フローを使用して、新規アサイメントへの先日付のアサイメント更新の移動を制御できます。ORA_PER_CLE_COPY_FUT_ASGプロファイル・オプションは、「一括雇用主変更」フローには影響しません。これは、「追加の変更」セクションで一括雇用主変更要求の作成中に、先日付のアサイメント更新を移動するかどうかを選択できるためです。
雇用主の変更時に同じことを実行できる場合、先日付のアサイメント更新を後で移動する必要はありません。
有効化のステップ
デフォルトでは、このプロファイル・オプションはNに設定されており、雇用主の変更中に先日付のアサイメント更新が新しいアサイメントに移動されることはありません。先日付のアサイメントを新規アサイメントに移動するには、プロファイル・オプションをYに設定する必要があります。
フィールド | 値 |
---|---|
プロファイル・オプション・コード |
ORA_PER_CLE_COPY_FUT_ASG |
プロファイル・オプションを有効化(Yに設定)するには、「設定および保守」作業領域にナビゲートします。
- 「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索してクリックします。
- ORA_PER_CLE_COPY_FUT_ASGプロファイル・オプション・コードを検索し、検索結果でそのプロファイル・オプションを選択します。
- 「プロファイル値」領域で、「プロファイル値」フィールドにYと入力します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
ヒントと考慮事項
- 先日付のアサイメント更新は、有効日が雇用主の変更の有効日より後のソース・アサイメントの有効日更新を意味します。
- このプロファイル・オプションをYに設定すると、先日付のアサイメント更新のみがコピーされます。給与および休暇欠勤の先日付の更新は、このプロファイル・オプションに基づいてコピーされません。
- ORA_PER_CLE_COPY_FUT_TERMINATIONプロファイル・オプションがYに設定されている場合、先日付のアサイメント更新がコピーしないように設定されていても、先日付の退職はコピーされます。
- ORA_PER_CLE_COPY_FUT_TERMINATIONプロファイル・オプションがYに設定されている場合、先日付のアサイメント更新が正常にコピーされなかった場合でも、先日付の退職はコピーされます。
- ソース雇用関係の退職日を過ぎた有効日更新がソース・アサイメントにある場合、ORA_PER_CLE_COPY_FUT_ASGプロファイル・オプションがYに設定されていると、それらの更新も新しいアサイメントにコピーされます。
- 先日付のアサイメント更新は、ソース・アサイメントのそれらの更新の有効日の日付順に新規アサイメントにコピーされます。
- 先日付のアサイメント更新は、アプリケーションで先日付の更新のコピーに失敗した時点から新規アサイメントにコピーされません。
- 正常にコピーされたすべての行は、「雇用主の変更」ダッシュボードに情報メッセージとして表示されます。
- コピーされていないすべての行は、「雇用主の変更」ダッシュボードに対応するエラー・メッセージとともに表示されます。
主なリソース
詳細は、次のトピックを参照してください。
- リリース20CのHCM Global Human Resourcesの新機能: 雇用主変更で作成された新規雇用関係への先日付退職の移動
- My Oracle Supportの文書: HCM Cloudでの就業者の雇用主の変更(文書ID 2649381.1)
- Oracle Help Centerにある『グローバル人事管理の使用』ガイドのトピック: 第6章→「就業者の雇用と管理」→「個人の昇格と異動」→「ローカルおよびグローバル異動」
プロファイル・オプションを使用して、「ローカルおよびグローバル異動」フローを使用して行われた雇用主変更の一部として作成された新しい雇用関係への先日付の退職の移動を制御できます。
「先日付の退職をソース雇用関係から新規雇用関係に移動」チェック・ボックスを選択することで、「一括雇用主変更」フローを使用して新しい雇用関係への先日付の退職の移動を制御できます。ORA_PER_CLE_COPY_FUT_TERMINATIONプロファイル・オプションは、一括雇用主変更フローには影響しません。これは、「追加の変更」セクションで一括雇用主変更要求の作成中に、先日付の退職を移動するかどうかを選択できるためです。
雇用主の変更時に、就業者の先日付退職を新しい雇用関係に移動するかどうかを選択できます。これを行うには、対応するプロファイル・オプション値を設定します。
有効化のステップ
デフォルトでは、プロファイル・オプションはYに設定されており、これは雇用主の変更時に先日付の退職が新しい雇用関係に移動されることを意味します。先日付の退職が新しい雇用関係に移動しないようにするには、プロファイル・オプションをNに設定する必要があります。
フィールド | 値 |
---|---|
プロファイル・オプション・コード |
ORA_PER_CLE_COPY_FUT_TERMINATION |
プロファイル・オプションを無効化(Nに設定)するには、「設定および保守」作業領域にナビゲートします。
- 「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索してクリックします。
- ORA_PER_CLE_COPY_FUT_TERMINATIONプロファイル・オプション・コードを検索し、検索結果でそのプロファイル・オプションを選択します。
- 「プロファイル値」領域で、「プロファイル値」フィールドにNと入力します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
主なリソース
詳細は、次のトピックを参照してください。
- リリース20CのHCM Global Human Resourcesの新機能: 雇用主変更で作成された新規雇用関係への先日付退職の移動
- My Oracle Supportの文書: HCM Cloudでの就業者の雇用主の変更(文書ID 2649381.1)
- Oracle Help Centerにある『グローバル人事管理の使用』ガイドのトピック: 第6章→「就業者の雇用と管理」→「個人の昇格と異動」→「ローカルおよびグローバル異動」
有効日を変更しても、これらの雇用フローでの雇用変更および個人変更を保持できるようになりました。
- ローカルおよびグローバル異動
- 雇用関係の作成
- 処理待ち就業者の変換
- アサイメントの追加
- 事業所の変更
- 昇格・昇進
- 異動
- アサイメントの変更
ノート: このリリースでは、個人変更は「ローカルおよびグローバル異動」フローでのみ保持され、他の雇用フローでは保持されません。
変更は、承認者が「トランザクションの編集」機能の一部として雇用フローのトランザクション日を変更した場合にも保持されます。
変更を保持すると、時間が短縮され、正確性が確保されます。
有効化のステップ
デフォルトでは、このプロファイル・オプションはNに設定されているため、変更は保持されません。変更を保持するには、このプロファイル・オプションをYに設定する必要があります。
フィールド | 値 |
---|---|
プロファイル・オプション・コード |
ORA_PER_EMP_RETAIN_CHANGES |
プロファイル・オプションを有効化(Yに設定)するには、「設定および保守」作業領域にナビゲートします。
- 「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索してクリックします。
- ORA_PER_EMP_RETAIN_CHANGESプロファイル・オプション・コードを検索し、検索結果でそのプロファイル・オプションを選択します。
- 「プロファイル値」領域で、「プロファイル値」フィールドにYと入力します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
ヒントと考慮事項
- プロファイル・オプションがYに設定されている場合、新しい有効日時点で有効な場合は、雇用変更および個人変更のみが保持されます。給与、休暇欠勤などの他のセクションの変更は、このプロファイル・オプションに基づいて保持されません。
- トランザクション日を変更し、かつ日付が前のアサイメント行より前または先日付のアサイメント行より後の場合、変更は保持されず、変更をリセットする現在のアプリケーションの動作は続行されます。
たとえば、有効日が2019年3月1日のアサイメント行を追加した場合、日付が2019年2月1日と2019年6月1日の間で変更された場合にのみ変更が保持されます。
日付 | 処理 | ビジネス・ユニット | 事業所 | ジョブ | 部門 | 等級 | 追加情報 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2019年1月1日 | 採用 | Business Unit1 | Location1 | Job1 | Department1 | Grade1 | 履歴行 |
2019年2月1日 | 異動 | Business Unit1 | Location1 | Job1 | Department2 | Grade1 | 履歴行 |
2019年3月1日 | 事業所の変更 | Business Unit1 | Location2 | Job1 | Department2 | Grade1 | 新たに追加された行 |
2019年6月1日 | 昇格・昇進 | Business Unit1 | Location1 | Job1 | Department2 | Grade1 | 先日付の行 |
- 新しく変更した日付時点で有効でない値を入力すると、その値は古い値に戻されます。次の例について考えてみます。
Grade11は2019年6月1日からアクティブで、Grade1は1951年1月1日からアクティブです
日付 | 処理 | ビジネス・ユニット | 事業所 | ジョブ | 部門 | 等級 | 追加情報 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2019年1月1日 | 採用 | Business Unit1 | Location1 | Job1 | Department1 | Grade1 | N/A |
2019年6月1日 | 昇格・昇進 | Business Unit1 | Location1 | Job1 | Department2 | Grade11 | 新たに追加された行 |
新しく追加された行の日付を2019年6月1日から2019年5月1日に変更すると、Grade11は新しい日付時点で有効ではないため、等級値はGrade1に戻されます。
- 摘要に記載されているレスポンシブ雇用フローにオートコンプリート機能を使用する場合は、この機能を使用する前にオートコンプリートのルールを再評価する必要があります。デフォルト設定に関連するオートコンプリートのルールは影響を受けません。ただし、検証に関連するオートコンプリートのルールは影響を受ける可能性があり、再テストする必要があります。
レスポンシブな雇用契約ページで有効日が指定された更新を使用して、データを取得する機能が向上しました。
有効日が指定された行を追加するには、次の手順を実行する必要があります。
- 「編集」アイコンをクリックします。
- 有効日が指定された更新の契約開始日を変更します。開始日を変更しない場合、訂正とみなされます。
雇用契約ユーザー・インタフェースで処理を追加することもできます。レスポンシブな雇用契約ユーザー・インタフェースに表示する処理をマークできるように、処理フレームワークが拡張されました。
履歴レコードの処理を更新するには、契約データを改善してレスポンシブ・ページで使用可能にするパラメータを指定して、「雇用データの移行」プロセスを実行する必要があります。
ノート: レスポンシブな「契約の管理」ページを使用して、更新21A以降の雇用契約を管理することをお薦めします。更新21Aでは、レスポンシブまたは従来の「雇用の管理」ページのいずれかを使用して雇用契約を管理できますが、両方を使用することはできません。
有効日が指定された更新を使用してレスポンシブ・ページから雇用契約に関連するデータを取得し、処理フレームワークを使用して更新を追跡します。
有効化のステップ
レスポンシブな雇用契約ユーザー・インタフェースでは、処理フィールドはデフォルトで非表示になっています。このフィールドを有効にするには、HCMエクスペリエンス設計スタジオを使用する必要があります。
ヒントと考慮事項
- 雇用契約ユーザー・インタフェースに表示されるのは、「処理の構成」設定の「契約で使用」フィールドで「はい」とマークされている処理のみです。
- 処理の履歴レコードの更新は一度のみ行われます。したがって、リリース21Aの契約データを改善してレスポンシブ・ページで使用可能にするパラメータを指定して「雇用データの移行」プロセスを実行した後に、従来の「雇用の管理」ページで実行した契約更新の処理は、プロセスを再度実行してもレスポンシブ・ユーザー・インタフェースで同期されません。
主なリソース
詳細は、次のトピックを参照してください。
- リリース19BのHCM Global Human Resourcesの新機能: 就業者契約管理の拡張
- Oracle Help Centerにある『グローバル人事管理の使用』ガイドのセクション: 第6章→「就業者の雇用と管理」→「就業者契約の管理」
HCMデータ・ローダー(HDL)およびHCMスプレッドシート・データ・ローダー(HSDL)を使用して新しいアサイメントを追加する際に、雇用契約を共有できます。
HDLおよびHSDLを使用して新規アサイメントを追加する場合、雇用契約を共有できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
このHDLファイル形式を使用して、既存の契約を新しく作成した就業者アサイメントに関連付けることができます。
METADATA|Worker|PersonNumber|DateOfBirth|StartDate|EffectiveStartDate|EffectiveEndDate|ActionCode|SourceSystemId|SourceSystemOwner
MERGE|Worker|202001001_DB08|1953/11/01|2020/01/01|2020/01/01|4712/12/31|ADD_ASSIGN|PERSON_202001001_DB08|HRC_SQLLOADER
METADATA|WorkRelationship|PersonNumber|DateStart|LegalEmployerName|WorkerType|PrimaryFlag|SourceSystemOwner
MERGE|WorkRelationship|202001001_DB08|2020/01/01|VISION_GHR_2TSCSA|E|Y|WR_202001001_DB08|HRC_SQLLOADER
METADATA|WorkTerms|EffectiveStartDate|EffectiveSequence|EffectiveLatestChange|ActionCode|AssignmentStatusTypeCode|AssignmentType|WorkerType|LegalEmployerName|BusinessUnitShortCode|AssignmentNumber|PeriodOfServiceId(SourceSystemId)|PersonNumber|SourceSystemOwner|SourceSystemId|PrimaryWorkTermsFlag
MERGE|WorkTerms|2021/01/01|1|Y|ADD_ASSIGN|ACTIVE_PROCESS|ET|E|VISION_GHR_2TSCSA|Vision City Operations|WT_202001002_DB08|WR_202001001_DB08|202001001_DB08|HRC_SQLLOADER|WT_202001002_DB08|N
METADATA|Assignment|EffectiveStartDate|EffectiveSequence|EffectiveLatestChange|ActionCode|AssignmentStatusTypeCode|AssignmentType|WorkerType|LegalEmployerName|PrimaryAssignmentFlag|PrimaryFlag|BusinessUnitShortCode|WorkTermsAssignmentId(SourceSystemId)|SourceSystemOwner|SourceSystemId|ContractNumber
MERGE|Assignment|2021/01/01|1|Y|ADD_ASSIGN|ACTIVE_PROCESS|E|E|VISION_GHR_2TSCSA|N|N|Vision City Operations|WT_202001002_DB08|HRC_SQLLOADER|ASG_202001002_DB08|ContractNUM
ノート: HDLファイルで提供される契約番号は、新しいアサイメントが作成される雇用関係に対して有効である必要があります。
主なリソース
詳細は、次のトピックを参照してください。
- リリース19BのGlobal Human Resourcesの新機能: 就業者契約管理の拡張
- Oracle Help CenterのHCMビジネス・オブジェクト・ガイドのトピック: 第3章→「就業者のロード」→「追加アサイメントのロードのガイドライン」
- Oracle Help Centerにある『グローバル人事管理の使用』ガイドのセクション: 第6章→「就業者の雇用と管理」→「就業者契約の管理」
一貫性のあるパターン、バナーおよびメッセージを指定することで、進行中のトランザクションの雇用承認通知のユーザー・エクスペリエンスを向上させることができます。
雇用トランザクションが承認のために送信された後、開始者は雇用ユーザー・インタフェースから送信を直接表示できます。バナー・メッセージをクリックすると、さらに次の処理を実行できます。
- 送信された雇用詳細の表示
- 承認の進行状況の追跡
- 送信された雇用トランザクションの取下げ
開始者は、一貫性のあるパターン、バナーおよびメッセージを使用して、進行中の雇用トランザクションの承認ステータスを追跡できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
オンラインBIP通知の「処理」メニューの「情報の要求」処理を使用して、開始者、他の承認者または承認チェーン外の就業者からの情報を要求できます。
EメールBIP通知の場合、開始者にのみEメールを送信して情報を要求できます。開始者はBIP通知を受け取り、そこで情報を提供できます。
情報の要求中、または情報の送信中に追加された添付は、オンライン通知およびEメール通知で承認者がアクセスできます。
承認通知を使用して、情報を簡単に要求および提供できます。
有効化のステップ
- BPMワークリストのタスク構成で、「雇用の管理承認」タスクを検索して選択します。
- 「通知」タブを選択します。
- 通知のヘッダー列で「編集」アイコンをクリックして情報の要求タスク・ステータスを編集し、受信者の「割当先」値を選択します。
承認者によるトランザクションの編集は保護されています。関連する機能権限または就業者へのデータ・アクセス権がない場合、承認者はトランザクションを編集できません。この変更はすべての雇用プロセスに適用されます。
機能および就業者へのデータ・アクセスに基づいて編集ボタンを使用不可にすることで、雇用通知のセキュリティを向上させます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
レスポンシブ雇用ページを使用して実行されたトランザクションの監査
監査機能を活用して雇用変更を追跡でき、監査レポートを表示することで、トランザクションを実行した個人の名前を確認することもできます。
更新20Dまで、雇用オブジェクトには「就業者雇用」という名前の1つの監査階層がありました。レスポンシブ・ビュー・オブジェクトに基づく「雇用監査オブジェクト」という名前の新しい監査階層が追加され、レスポンシブ・ページでのみ使用可能な追加のオブジェクトおよび属性がカバーされるようになりました。新しい監査階層には既存の階層と同様のオブジェクトがあり、要件に応じていずれかの階層を使用できます。更新21Aの新しい環境では、新しい「雇用監査オブジェクト」階層のみを使用できます。
また、「就業者アサイメント週次勤務時間」という名前の新しいオブジェクトが新しい監査階層に追加されました。このオブジェクトには、PER_WORKING_HOUR_PATTERNS_F表の監査情報が格納されます。
これらのビジネス・オブジェクトは監査に使用可能です。
- 就業者雇用関係
- 就業者勤務条件
- 就業者アサイメント
- 就業者アサイメント上長
- 就業者アサイメント勤務メジャー
- 就業者アサイメント等級ステップ
- 就業者アサイメント週次勤務時間
- 就業者アサイメント
- 就業者雇用契約
- 就業者勤務条件
- 就業者アサイメント追加情報
- 就業者年功起算日
- 就業者アサイメント適格ジョブ
その結果、次のレスポンシブ雇用フローを使用して行われた雇用変更を監査できるようになりました。
- 従業員の採用
- 処理待ち就業者の追加
- 派遣就業者の追加
- 非就業者の追加
- 雇用関係の作成
- 雇用関係の管理
- アサイメントの追加
- 昇格・昇進
- ローカルおよびグローバル異動
- 異動
- 事業所の変更
- 退職
- 勤務時間の管理
- 適格ジョブの管理
- 年功起算日の管理
- 契約の管理
-
雇用オブジェクトを監査するための構造が編成されました。
-
レスポンシブ・ページで使用可能な追加の雇用属性を監査できるようになりました。たとえば、ソース・アサイメントIDを監査できます。
-
廃止属性は監査範囲から削除されました。
-
監査レポートから、トランザクションを実行した個人の名前を確認します。
有効化のステップ
監査オブジェクトを有効にするには、次のステップに従います。
ノート: ビジネス・オブジェクトを監査するには、アプリケーション実装コンサルタントのロールが必要です。
- 「設定および保守」作業領域で、「監査ポリシーの管理」タスクを検索して選択します。
- Fusion Applicationsビジネス・オブジェクトの監査レベル・ドロップダウン・リストで、「監査」を選択します。
- ビジネス・オブジェクト属性の構成をクリックします。
- 「製品」ドロップダウン・リストで、「グローバル人事管理」を選択します。
- 「監査」列で、監査する属性を選択します。
-
「保存してクローズ」をクリックします。
監査を検証するには、次のステップに従います。
- レスポンシブ雇用フローを使用してトランザクションを実行します。
- ナビゲータで、「ツール」を展開し、「監査レポート」を選択します。
-
監査を検索して検証します。
ヒントと考慮事項
- ビジネス・オブジェクトを監査するには、アプリケーション実装コンサルタントのロールが必要です。
- 監査履歴を使用すると、作成、更新および削除されたビジネス・オブジェクトなど、アプリケーション・データに対する変更を表示できます。
- 雇用関係の編集フローでは、雇用関係オブジェクトのみが監査されます。雇用関係の編集フローを使用して更新を行う場合、アサイメントなどの子エンティティへの変更は監査されません。
-
これらの使用可能な階層(雇用監査オブジェクトまたは就業者雇用)のいずれかを使用して監査を有効にする必要がありますが、両方を使用することはできません。
-
既存および新規の監査階層は、階層で既存のクラシック・ビュー・オブジェクトまたは新しいレスポンシブ・ビュー・オブジェクトが使用されている場合でも、クラシックUI、レスポンシブUI、HCMデータ・ローダーおよびREST APIで使用できます。これは、監査が発生するのが基礎となるエンティティ・オブジェクト・レベルとなり、これがクラシック・ページとレスポンシブ・ページで同一であるためです。
-
監査データを検索すると、ビジネス・オブジェクト・タイプ値リストに同じ雇用オブジェクト名が2回表示されます。これは、新しい監査階層にも既存の監査階層と同じ名前のオブジェクトがあるためです。新しい監査階層に属するオブジェクトが最初に表示され、その後に既存の監査階層に属するオブジェクトが表示されます。
-
既存の監査階層を有効にした場合、既存の監査階層に属するオブジェクト(リスト内の2番目の重複雇用オブジェクト名)を使用する必要があります。ただし、新しい監査階層を使用する場合は、新しい監査階層に属するオブジェクト(リスト内の最初の重複雇用オブジェクト名)を使用する必要があります。
-
「処理発生」エンティティ・オブジェクト・レベルでActionOccurrenceId属性の名前が「時期および事由ID」に変更されました。ユーザーは、既存または新規のどちらの監査階層を使用するかに関係なく、この変更を考慮し、監査レポートを確認する必要があります。
-
属性名に小規模な修正がいくつか加えられました。たとえば、AssignmentIdは「アサイメントID」に、EffectiveEndDateは「有効終了日」に修正されました。ユーザーは属性名を確認し、修正に留意することをお薦めします。
-
新しい監査階層を使用する前に、レスポンシブ・ページ、HCMデータ・ローダー、REST APIなど、階層のあらゆる側面をテストすることをお薦めします。
主なリソース
詳細は、次のリソースを参照してください。
-
Oracle Help CenterにあるGlobal Human Resourcesの実装ガイドの第19章→共通参照オブジェクト→監査ポリシーの管理:
個人番号、アサイメント番号、ビジネス・タイトルなどの就業者識別情報を使用可能にすることで、雇用フローのページ・ヘッダーのユーザビリティが向上しました。
ページ・ヘッダーに複数の個人識別子を表示する場合は、式ビルダーを使用して識別子を連結できます。
このスクリーンショットは、ページ・ヘッダーで従業員名とアサイメント番号が有効になっている例を示しています。
ページ・ヘッダーには、就業者名に加えて、就業者に関する詳細情報が表示されます。
有効化のステップ
この表は、バインド・パラメータおよび対応する式の値を示しています。これらの値を使用して、ページ・ヘッダーに就業者識別情報を表示できます。
バインド・パラメータ | 式 |
---|---|
表示名 |
#{bindings.DisplayName.inputValue} |
個人番号 |
#{bindings.PersonNumber.inputValue} |
アサイメント番号 |
#{bindings.AssignmentNumber.inputValue} |
アサイメント名(ビジネス・タイトル) |
#{bindings.AssignmentName.inputValue} |
ヒントと考慮事項
- 有効になっている場合、4つの属性(表示名、個人番号、アサイメント番号、ビジネス・タイトル)はすべて、ユニバーサル・ヘッダーに1行で表示されます。
- ビジネス・タイトルおよびアサイメント番号は、昇格・昇進、異動、雇用詳細などのフローで更新されても、ユニバーサル・ヘッダーでリフレッシュされません。変更は、トランザクションのコミット後に反映されます。
主なリソース
雇用フローにおけるユニバーサル・ヘッダーのパーソナライズの詳細は、My Oracle Supportの次のドキュメントを参照してください。
-
雇用フローのユニバーサル・ヘッダーのパーソナライズ(文書ID 2729071.1)
雇用ガイド・プロセスの参照リージョンを簡単に構成できるようになりました。「年功起算日」や「支援が必要な場合はご連絡ください」などの読取り専用リージョンを、新しく追加された「参照情報リージョン」という名前のリージョンに含めることができるようになりました。HCMエクスペリエンス設計スタジオの「ページ属性」セクションから「参照情報リージョン」を選択できます。
読取り専用の参照情報セクションは、簡単に表示または非表示にできます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
Oracleは、従来から現在の機能を新しい機能で置き換えるか、既存の機能を削除します。
置換された機能は削除のパスに配置される可能性があります。次の機能は、新しい機能に移動する必要がある更新を示します。ベスト・プラクティスとして、完全サポートのためにただちに新しい機能に移動し、製品に提供される最新の更新内容を維持する必要があります。
削除されたすべての機能には「更新」があり、その機能は使用できなくなります。「更新」に示された機能が使用できなくなるため、必要な計画を行ってその機能を除外してください。
更新21Dでローカルおよびグローバル異動フローと置換されるように雇用主を変更
更新19Aで導入されたレスポンシブのローカルおよびグローバル異動フローの使用を開始することをお薦めします。次の主な機能は、ローカルおよびグローバル異動フローでのみ使用できます。
- アサイメント拡張可能フレックスフィールドの管理
- 拡張された給与情報およびコピー・オプションの管理
- パフォーマンス目標および文書のコピー・オプションの管理
ノート: これは、更新20B新機能でお知らせした、雇用主の変更機能が更新20Dで置き換えられるという内容の更新情報です。
レスポンシブなローカルおよびグローバル異動フローを使用して、データをより適切に管理します。
有効化のステップ
権限またはジョブ・ロール(あるいはその両方)を割当てまたは更新することで、機能にアクセスできるようにします。詳細は、後述のロールに関するセクションを参照してください。
主なリソース
詳細は、次のトピックを参照してください。
- Oracle Help Centerの『グローバル人事管理の使用』ガイドの「就業者の採用と管理」の章にある「異動処理」トピック
-
Global Human Resources新機能(19A): ローカルおよびグローバル異動ガイド・プロセス
ロール情報
次の表は、この機能をサポートする集計権限およびそれらを継承する事前定義ロールを示しています。
集計権限名およびコード |
ジョブ・ロール名 |
---|---|
就業者ローカルおよびグローバル異動の実行 ORA_PER_TRANSFER_WORKER_LOCAL_GLOBAL |
人事担当者 |
事前定義ロールを使用している場合には、処理は必要ありません。ただし、これらのロールのカスタム・バージョンを使用している場合、この機能を使用するには、そのカスタム・ロールにこれらの集計権限を追加する必要があります。既存のロールへの新機能の実装の詳細は、My Oracle Supportにあるリリース13のOracle Human Capital Management Cloud Security Upgrade Guide (ドキュメントID 2023523.1)を参照してください。
ジャーニを使用して、個人的および専門的な移行中に従業員をガイドできるようになりました。チェックリスト・カテゴリに関係なく、ジャーニに関与するすべての利害関係者は、単一の統合アプリケーションでタスクを効果的に追跡および管理できます。
ジャーニを使用して、独自のユーザー・エクスペリエンスを提供します。次に概要を示します。
- ジャーニでは、事前定義済のエンタープライズ・オンボーディング・カテゴリであれユーザー定義のチェックリスト・カテゴリであれ、すべてのカテゴリがサポートされます。
- タスクのナビゲーションと完了が容易です。
- ランディング・ページでのユーザー定義イメージのサポート。テンプレートの「メッセージ」タブでイメージURLを構成すると、各ジャーニに独自のイメージを設定できます。
- 完了したタスクのインジケータの表示。
- 全体的なステータスの進捗バーの表示。
- 期限超過ジャーニのバッジ。
- 検索を高速化するためのフィルタ・チップ。
これにより、すべてのチェックリストを管理し、タスクの実行を容易にするための単一の統合ユーザー・インタフェースが作成されます。
有効化のステップ
統合サンドボックスをジャーニに対して有効にする必要があります。有効にする方法: 構成と拡張 - サンドボックス
ジャーニを使用するには、次のプロファイル・オプションを有効化する必要があります。
フィールド | 値 |
---|---|
プロファイル・オプション・コード |
ORA_PER_JOURNEYS_ENABLED |
プロファイル・オプションを有効化するには、「設定および保守」作業領域にナビゲートします。
- 「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索してクリックします。
- ORA_PER_JOURNEYS_ENABLEDを検索して選択します。
- 「プロファイル値」をNからYに変更します。
- 「保存」および「閉じる」をクリックします。
ヒントと考慮事項
- ジャーニのプロファイル・オプションが有効になっている場合、オンボーディング・タスクおよびチェックリスト・タスクのアプリケーションにアクセスできません。「自分のチーム」および「自分のクライアント・グループ」の「チェックリストの割付」クイック処理も使用できなくなります。
- ジャーニは、Visual Builder Cloud Service (VBCS)と呼ばれる新しいツールを使用して構築されます。そのため、VBCSベースのページのブランディング、ロゴ、テーマおよびカラー・スキームが異なるか、現在のADFベースのページと同じように表示されない場合があります。現在、ジャーニ・ページのブランディング、ロゴ、カラー・スキームおよびテーマの変更はサポートされていません。
- 構成可能フォームや質問リストなどのタスクを実行する場合、ADFレスポンシブ・ページにリダイレクトされます。
- すべての通知はそのまま残ります。通知のURLをクリックすると、ユーザーはジャーニのVBCSページではなく、ADFレスポンシブ・ページに移動します。
- 「ジャーニの割当」、ジャーニの削除、ジャーニの強制クローズ、「タスクの追加」、「ライブラリからのタスクの追加」、「ジャーニの編集」、「タスクの編集」は、「ジャーニ」ユーザー・インタフェースでは使用できません。
- ライン・マネージャおよびHR担当者がジャーニ・ユーザー・インタフェースで実行できる、一括再割当や一括リマインダなどの一括処理はありません。
- ジャーニ・ユーザー・インタフェースに機能メッセージ(確認、警告またはエラー)は表示されません。現在、エラーまたは警告状態が発生したときには、技術メッセージのみが表示されます。
- 就業者は、タスクに一度もアクセスまたは訪問していない場合でも、タスクを「完了」としてマークできます。つまり、タスクでこれらのリンクをクリックしていない場合でも、タスクを「完了」としてマークできます。
- アプリケーション・タスクのアプリケーション・タスクに移動
- 外部URLタスクでWebサイトに移動
- I-9検証タスクでWebサイトに移動
- DocuSignタスクでWebサイトに移動
- 母語電子署名タスクでのドキュメントの表示
- レポート・タスクでのドキュメントの表示
- 完了したジャーニはすべて、「完了」バッジとともにジャーニ・ページに表示されます。
- 従業員にジャーニが1つのみ割り当てられているときに、そのユーザーが「自分」の下でジャーニ・アプリケーションをクリックした場合、その特定のジャーニ・ページに直接移動し、「自分のタスク」タブを表示することはできません。
主なリソース
- 詳細は、Oracle Help Centerにある『グローバル人事管理の実装』ガイドの第11章「チェックリスト」を参照してください。
ロール情報
職務ロール | ジョブ・ロールまたは抽象ロール |
---|---|
就業者によるジャーニへのアクセス ORA_PER_ACCESS_JOURNEY_BY_WORKER |
従業員 派遣就業者 処理待ち就業者 |
RESTサービスの使用 - 公開就業者読取り専用PER_REST_SERVICE_ACCESS_PUBLIC_WORKERS_RO |
従業員 派遣就業者 処理待ち就業者 |
マネージャによるジャーニの管理 ORA_PER_MANAGE_JOURNEY_BY_MANAGER |
ライン・マネージャ |
HRによるジャーニの管理 ORA_PER_MANAGE_JOURNEY_BY_HR |
人事担当者 |
ジャーニの表示 ORA_PER_VIEW_JOURNEY |
人事管理アナリスト |
タスク実行者またはチェックリスト割当先の文書レコードを格納するための拡張構成オプション
タスク実行者またはチェックリスト割当先の添付、電子署名文書およびレポートを格納できるオプションを構成して、データを正確に格納します。
タスクがチェックリスト割当先に対して格納されるように構成されている場合、誰がタスクを完了したかに関係なく、チェックリスト割当先(チェックリストが割り当てられている個人)に対して文書が格納されます。このオプションは、チェックリスト・テンプレートとタスク・ライブラリの両方のタスク設定ページで使用できます。
この機能により、データへのアクセスを制御し、データの一貫性を確保できます。
有効化のステップ
タスク構成を変更して、ドキュメントを格納する場所を指定します。
- チェックリスト・タスク設定ページの「文書の対象者」で、「割当先」または「実行者」を選択します。
- 「保存」をクリックします。
ヒントと考慮事項
- この機能は次の場合にのみ適用されます。
- 割付済タスクに追加された添付
- 「レポート」タスク・タイプの一部として生成されたBIPレポート
- 「母語電子署名」タスク・タイプの一部として生成された署名済ドキュメント。
- デフォルト動作は、構成を更新しないかぎり変更されません。つまり、タスクの添付、生成されたBIPレポートおよび電子署名文書は、引き続きタスク実行者の文書レコードに保存されます。
- I-9文書は、チェックリスト割当先に対してのみ引き続き格納されます。このタスク・タイプでは、「文書の対象者」値リストが無効になります。複数のタスク実行者(職責範囲)が存在する場合、構成オプションが「実行者」に設定されていると、サインインした個人の文書レコードが考慮されます。
- チェックリスト割当先またはタスク実行者を選択するオプションは、チェックリスト・テンプレートとタスク・ライブラリの両方のタスク設定ページで使用できます。
主なリソース
詳細は、Oracle Help Centerの『グローバル人事管理の実装』ガイドの次の章を参照してください。
- 第11章 - チェックリスト
- 第12章 - 文書レコード
タスクの通知設定を変更して、タスクが割り当てられたときに実行者に送信される通知を制御できるようになりました。タスク設定ページの「通知とリマインダ」タブでタスクが割り当てられたときまたは再割当てされたときに送信される通知の「実行者」の選択を解除します。
この機能を使用すると、ユーザーに送信されるタスクのEメール通知の数を減らすことができます。
有効化のステップ
- 「チェックリスト・タスク」設定ページで、「通知とリマインダ」タブをクリックします。
- 「通知上書き」ドロップダウン・リストから「割当済または再割当済タスク」を選択し、「実行者」の選択を解除します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
ヒントと考慮事項
- 「実行者」の選択を解除しないかぎり、タスク通知が送信されます。
- 「実行者」の選択を解除したタスクは、要約タスク通知にも含まれません。
主なリソース
- 詳細は、Oracle Help Centerにある『グローバル人事管理の実装』ガイドの第11章「チェックリスト」を参照してください。
タスク実行者がチェックリスト・タスク・ステータスを通知から直接更新できないようにする
タスク実行者がチェックリスト・タスク・ステータスをタスク通知から直接更新することを防止できるようになりました。タスク表示プロパティの構成時に「完了としてマーク」または「タスクを適用不可としてマーク」のいずれかに「非表示」を指定した場合、両方の処理ボタンがタスク通知に表示されません。
実際にタスクにアクセスせずに、タスク通知から直接タスクを完了としてマークすることを制限します。
有効化のステップ
表示プロパティを構成するには:
- 「チェックリスト・タスク」設定ページで、「プロパティの表示」タブをクリックします。
- 「タスク・プロパティ」列で、「タスクを適用不可としてマーク」を選択し、「編集」をクリックします。
- 「実行者」に「非表示」を指定します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
ヒントと考慮事項
- 「タスクを完了としてマーク」または「タスクを適用不可としてマーク」のいずれかに「非表示」を構成した場合、設定はタスク通知の両方の処理ボタンに適用されます。
- この場合、タスク通知は、処理必須通知ではなくFYI通知になります。
主なリソース
- チェックリストの詳細は、Oracle Help Centerにある『グローバル人事管理の実装』ガイドの第11章「チェックリスト」を参照してください。
ネイティブ電子署名チェックリスト・タスクでのIPアドレス表示の制限
レスポンシブ・タスク・ページとジャーニ・タスク・ページの両方でIPアドレスの表示が制限されるため、電子署名されたドキュメントの機密性を保護できます。
機密データを保護し、データの整合性を確保します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
- 作成するカスタムBIレポートにはIPアドレス属性を含めないことをお薦めします。
各文書タイプに対して、その文書タイプに対して作成された文書レコードが個人または個人の個々の割当に適用可能かどうかを指定できるようになりました。文書タイプを設定するときに、「個人」または「アサイメント」を指定できます。
複数のアサイメントを持つ就業者が自分の文書レコードを追加する場合、値リストには、デフォルトの「アクティブなプライマリ」アサイメントの値とともに、既存のすべてのアサイメント(アクティブ/非アクティブ/休止)が表示されます。選択した(単一の)アサイメントIDは、その文書レコードに対して格納されます。文書レコードが作成されるか、承認のために発行されると、この値リストは読取り専用になります。承認者は、「トランザクションの編集」機能の一部として開始者が選択したアサイメントIDを変更できません。アサイメントIDの値は、HCMスプレッドシート・データ・ローダー(HSDL)、HCMデータ・ローダー(HDL)およびREST APIを使用して更新できます。文書レコード・ランディング・ページには、アサイメントIDが格納されている文書レコードごとにビジネス・タイトル(アサイメント名)が表示されます。
マネージャが複数のアサイメントを持つ就業者の文書レコードを追加すると、マネージャが選択した就業者のアサイメントのビジネス・タイトルが参照用に読取り専用として表示されます。マネージャが就業者の別のアサイメントを選択する場合は、必要な就業者アサイメントを使用して、ユーザー・インタフェースから文書レコードを再度起動する必要があります。
この機能を使用して、特定のアサイメントの文書レコードを指定できるようになりました。
有効化のステップ
文書タイプ・レベルを指定するには:
- 「設定および保守」で、「文書タイプ」タスクに移動し、「作成」をクリックします。
- 「文書タイプ情報」セクションで、「文書タイプ・レベル」に「個人」または「アサイメント」を選択します。
ヒントと考慮事項
- デフォルトでは、既存のすべての文書タイプが「個人」に設定されます。
- 値を「個人」から「アサイメント」に変更するための制限はありません。ただし、その文書タイプのすべての文書レコードのアサイメントIDを移入する必要があります。それ以外の場合、そのような文書レコードは引き続き「個人」レベルで機能します。
- 値を「アサイメント」から「個人」に変更できるのは、その文書タイプに対して作成された文書レコードに対してアサイメントIDが格納されていない場合のみです。
- 「個人」を指定すると、文書レコードのアサイメントIDは移入されません。
- 「アサイメント」を指定し、就業者にアクティブなアサイメントが1つのみある場合は、そのアサイメントIDがデフォルトで文書レコードに移入されます。
- アサイメントIDはユーザー・インタフェースからの更新フロー中に格納されず、文書レコードの編集中にユーザー・インタフェースから更新できません。ただし、HSDL、HDLまたはRESTを使用して、文書レコードを更新し、アサイメントIDを追加できます。
現行アサイメント階層を使用した文書レコード承認のルーティング
文書レコードの現行アサイメント階層を使用して、承認ルールを構成し、承認をルーティングできるようになりました。デフォルトのルーティングではプライマリ・アサイメント階層が使用されますが、非プライマリ・アサイメントのマネージャにも承認をルーティングできるようになりました。
データへのアクセスを制御し、承認が正しくルーティングされるようにします。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
- この機能は既存のアプリケーションの動作を置き換えるものではありません。ただし、この機能を活用する場合は、必要な構成変更を実行する必要があります。
- この機能は、文書レコード関連の承認にのみ適用されます。
- デフォルトの承認ルールはプライマリ・アサイメント階層に設定されています。
- 承認ルールがプライマリ・アサイメント階層に設定されている場合、選択したアサイメントに関係なく、承認は常にプライマリ・アサイメントのライン・マネージャに送信されます。
- 承認ルールが現行アサイメント階層に設定されている場合、承認は常に、選択したアサイメントのライン・マネージャに送信されます。
主なリソース
- 詳細は、Oracle Help Centerにある『グローバル人事管理の実装』ガイドの第14章「通知および承認」を参照してください。
アサイメント・レベルのセキュリティが構成されている場合にアサイメント・アクセス権に基づいて表示される文書レコード
アサイメント・アクセス権に基づいて文書レコードを表示できるようになりました。
アサイメント・レベルのセキュリティが有効な場合、文書レコードのランディング・ページのユーザー・インタフェースには次のレコードが表示されます。
- 個人ベースとして構成されている文書タイプに基づく文書レコードおよび
- アサイメント・ベースとして構成されているが、それらの文書レコードに対してアサイメントIDが格納されていない文書タイプに基づく文書レコードおよび
- アサイメント・ベースとして構成され、ユーザーがアクセス権を持つアサイメントIDのリストと一致するアサイメントIDを持つ文書タイプに基づく文書レコード。
前のセクションで示した表示動作は、次の領域にも適用されます
- OTBIサブジェクト領域を使用して作成された文書レコード分析
- 保護されたビューに基づく文書レコードBIPレポート
- 文書レコードREST APIのGetメソッドを使用して受信したレスポンス
アクセス権のないアサイメントに対して、RESTまたはHSDLを使用して文書レコードを作成、更新または削除しようとすると、エラーが表示されます。
この機能を使用すると、データ・アクセスを制御し、データ・セキュリティを確実に維持できます。
有効化のステップ
アサイメント・レベルのセキュリティを有効化するステップの詳細は、21A HCM共通の新機能の複数アサイメントがある就業者に対するアクセスの保護機能に関する「有効化のステップ」の項を参照してください。
ヒントと考慮事項
- アサイメント・レベルのセキュリティが有効になっていなくても、文書タイプがアサイメント・ベースの場合は、個人ベースの文書レコードと同様に表示されます。
主なリソース
- アサイメント・レベルのセキュリティの詳細は、21A HCM共通の新機能: 複数アサイメントがある就業者に対するアクセスの保護に関する項を参照してください。
- HCMでのアサイメント・レベルのセキュリティの実装については、My Oracle Supportのドキュメント『HCMでのアサイメント・レベルのセキュリティの実装』(文書ID 2700661.1)を参照してください。
承認者が承認のために発行された文書レコードを編集できる柔軟性
文書レコード・トランザクションの承認者は、送信済文書レコードを否認するのではなく、柔軟に編集できるようになりました。
否認済または取下済の文書レコードを再作成および送信する作業の重複を回避します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
- 承認者は、オンライン通知の「編集」ボタンおよびEメール通知の「トランザクション詳細」ハイパーリンクを使用して、承認待ちの文書レコードを編集できます。
- 承認者に「文書レコード」ユーザー・インタフェースへのアクセス権がない場合、「編集」ボタンはオンライン通知に表示されません。
- 承認者に就業者の文書レコードに対する管理アクセス権がない場合、または文書タイプ・セキュリティ制限に起因して承認のために送信された文書レコードを管理するアクセス権がない場合でも、「編集」ボタンは表示されます。「編集」をクリックすると、エラー・メッセージが表示されます。
- この変更は、更新21Aが環境に適用された後に生成された通知にのみ適用されます。
- レターの生成に使用される文書タイプの場合、承認者が文書レコードを編集すると、生成されたレターで変更済データが更新されます。
文書レコードの追加ページの「公開日」フィールドを使用して、特定の日付から文書レコードを公開します。文書タイプの構成時に「公開必須」が「はい」に設定されている場合、「公開日」フィールドは文書レコードの追加ページに必須フィールドとして表示されます。
文書レコードがいつから使用可能になるかを追跡できるようになりました。
有効化のステップ
公開日を指定するには:
- 「設定および保守」作業領域で、「文書タイプ」タスクに移動します。
- 「検索結果」領域で、「作成」アイコンをクリックします。「文書タイプの作成」ページが表示されます。
- 「文書タイプ情報」領域で、詳細の入力時に「公開必須」オプションに対して「はい」をクリックします。
ヒントと考慮事項
次に、「公開日」フィールドについていくつかのノートを示します。
- これは、「文書タイプ」設定ページで「公開必須」が「はい」に構成されている場合にのみ、必須フィールドとして表示されます。
- このフィールドは、文書レコードの追加フローでのみ表示できます。
- 「文書レコードの編集」フローでは使用できません。
- 公開日が将来の日付の場合、文書レコードはその日付までユーザー・インタフェースに表示されません。
- RESTまたはHDLを介して更新することもできます。
主なリソース
- 文書レコードの構成の詳細は、『グローバル人事管理の実装』ガイドの第12章「文書レコード」を参照してください。
ユーザーがダウンロードして参照として使用できるように、「文書タイプ」設定ページで操作指示添付を追加する機能を利用できるようになりました。選択した文書タイプのファイルを添付すると、ユーザーが「文書レコード」ページでその文書タイプの文書レコードを作成するときに、「参照情報」にファイルが表示されます。
添付するファイルは、イメージ、ドキュメント、PDFなど、どの形式でもかまいません。ただし、ハイパーリンクを使用してプレビューできるのは、イメージ・タイプの添付のみです。他のすべての添付ファイル形式はダウンロードする必要があります。
この機能を使用して、エンド・ユーザーが正確で関連性のある文書レコードを作成できるように、操作指示またはサンプル文書を共有できるようになりました。
有効化のステップ
文書タイプの添付を含める手順は、次のとおりです。
- 「設定および保守」で、「文書タイプ」タスクに移動します。
- 「文書タイプ」ページで、添付を含める文書タイプの「作成」または「編集」をクリックします。
- 表示されるページで、「添付」タブをクリックして、参照として添付するファイルの詳細を指定します。
ヒントと考慮事項
- 添付ファイルのプレビューはデスクトップでのみサポートされています。
主なリソース
- 詳細は、Oracle Help Centerの『グローバル人事管理の実装』ガイドの第12章「文書レコード」を参照してください。
新しく追加された文書タイプ付加フレックスフィールドを使用して、文書タイプのカスタム属性を記録します。フレックスフィールドを構成するには、「設定および保守」の「文書タイプ付加フレックスフィールド」タスクを使用します。
コード | 名前 | 用途 |
---|---|---|
PER_DOCUMENT_TYPE_DFF |
文書タイプ付加フレックスフィールド |
文書タイプの組織固有の情報を取得するため。 |
PER_DOCUMENT_TYPE_LEG_DDF |
文書タイプ開発者(国別仕様)フレックスフィールド |
文書タイプの国別仕様固有情報を取得するため。 |
保持期間などの文書タイプのカスタム属性を格納します。
有効化のステップ
文書タイプ付加フレックスフィールドを構成するには:
- 「設定および保守」で、「文書タイプ付加フレックスフィールド」タスクに移動します。
- 「文書タイプ付加フレックスフィールド」ページで、PER_DOCUMENT_TYPE_DFFを選択し、「編集」をクリックします。
ヒントと考慮事項
- 「文書タイプ」設定ページの「追加情報」タブには、その文書タイプのフレックスフィールド詳細が表示されます。
- 開発者付加フレックスフィールド(DDF)は、Oracleローカライゼーションでのみ使用できます。
主なリソース
詳細は、Oracle Help Centerのアプリケーションの構成と拡張ガイドの次のトピックを参照してください。
- 付加フレックスフィールド
- フレックスフィールド構成の概要
- フレックスフィールドのデプロイメント
文書レコード・フレックスフィールドに追加された追加セグメント
ユーザー定義の付加フレックスフィールド(DFF)および開発者フレックスフィールド(DDF)のサイズが増えたため、文書レコード属性に関する詳細情報を含めることができます。サイズ4,000文字の10個の新しい列と、日時値を格納できるタイムスタンプ型の5個の新しい列を追加しました。
付加フレックスフィールドおよび開発者フレックスフィールド
フレックス・コード | 名前 | 列名 | DataType |
---|---|---|---|
PER_DOCUMENTS_OF _RECORD_DFF |
レコード文書属性 |
DEI_ATTRIBUTE31からDEI_ATTRIBUTE40 |
VARCHAR (4000) |
PER_DOC_OF_RECORD_ LEG_DDF |
レコード文書国別仕様情報 |
DEI_INFORMATION31からDEI_INFORMATION40 |
VARCHAR (4000) |
PER_DOCUMENTS_OF _RECORD_DFF |
レコード文書属性 |
DEI_ATTRIBUTE_TIMESTAMP1からDEI_ATTRIBUTE_TIMESTAMP5 |
TIMESTAMP |
PER_DOC_OF_RECORD _LEG_DDF |
レコード文書国別仕様情報 |
DEI_INFORMATION_TIMESTAMP1からDEI_INFORMATION_TIMESTAMP5 |
TIMESTAMP |
文書タイプのセグメントの追加と、文書レコード・フレックスフィールド属性のテキスト摘要の拡大により、データ取得を拡張できるようになりました。
有効化のステップ
文書レコード付加フレックスフィールドを構成するには:
- 「設定および保守」で、「文書レコード付加フレックスフィールド」タスクに移動します。
- フレックスフィールドを選択し、「編集」をクリックします。
ヒントと考慮事項
- 開発者付加フレックスフィールド(DDF)は、Oracleローカライゼーションでのみ使用できます。
- 大きいテキスト・セグメントは、「表示タイプ」でテキスト領域として構成する必要があります。
主なリソース
詳細は、Oracle Help Centerのアプリケーションの構成と拡張ガイドの次のトピックを参照してください。
- 付加フレックスフィールド
- フレックスフィールド構成の概要
- フレックスフィールドのデプロイメント
事前定義済文書タイプの削除は、その文書タイプに対して作成された文書レコードがない場合でも制限されるようになりました。
また、文書タイプ名の先頭および末尾のスペースは、新しい文書タイプの構成時に自動的に削除されます。システム文書タイプ名は変更されません。
文書タイプの一貫した設定データに関するエラーを管理します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
- 文書レコードがある文書タイプ(事前定義済または顧客が構成したもの)は削除できません。
- 先頭および末尾のスペースは、新しい文書タイプの作成時または既存の文書タイプの編集時に文書タイプ名から自動的に削除されます。
改善された「文書タイプ」設定ページで文書タイプを簡単に構成できるようになりました。情報は論理的にタブにグループ化されるため、レイアウトが改善され、ユーザー・エクスペリエンスが向上します。
新しいレイアウトのタブは次のとおりです。
- 文書レコード・プリファレンス
- 追加情報
- 文書提供プリファレンス
- 添付
文書タイプが作成されると、設定ページに「システム文書タイプ」が表示されます。
ユーザー・エクスペリエンスを向上させ、情報の編成を改善します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
主なリソース
- 文書レコードの詳細は、Oracle Help Centerの『グローバル人事管理の実装』ガイドの第12章「文書レコード」を参照してください。
文書レコードおよび文書提供プリファレンスのディープ・リンクの戻りナビゲーションの更新
文書レコードおよび文書提供プリファレンスのディープ・リンクで、簡略化された戻りナビゲーションを使用します。「自分」、「自分のチーム」または「自分のクライアント・グループ」からこれらのリンクを起動すると、それぞれ「個人情報」、「自分のチーム」および「ディレクトリ」に戻ります。
ディープ・リンク間で一貫した動作を保証します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
従業員に「DOCUMENT_RECORDS,NONE」または「EMP_DOC_DELIVERY_PREF,NONE」ディープ・リンクを使用していて、従業員に「個人情報」へのアクセス権がない場合、ディープ・リンクは機能しません。
レコード文書リアルタイム・サブジェクト領域に実装されている新しい保護されたHR_DOR_REPORTING_LIST_Vビューを使用して、OTBIレポートの個人および文書レコード・データへのアクセスを制御できるようになりました。
この機能を使用すると、就業者の文書レコードにアクセスするときに一貫したセキュリティ結果が得られます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
事業所: 「タイム・ゾーン・コード」および「地理的階層」フィールドのクライアント側値リストへの変換
「事業所詳細」レスポンシブ・ページで、「タイム・ゾーン・コード」および「地理的階層」フィールドがクライアント側の値リスト(LOV)に変換されるようになりました。
これで、タイム・ゾーン・コードとタイム・ゾーン・オフセットを確認できます。
これらの値リストに検索条件を入力して、一致する結果を簡単に検索できるようになりました。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
geographicHierarchiesLov RESTリソースを使用して地理的階層を表示できるようになりました。
地理的階層を簡単に検索できます。
有効化のステップ
REST APIガイドのRESTサービス定義(「Oracle Help Center」→関心のあるアプリケーション・サービス領域 →「REST API」から使用可能)を参照してください。OracleのRESTサービスを初めて利用する場合は、「クイック・スタート」セクションから始めることができます。
ロール情報
次の表は、この更新の機能をサポートする既存の集計権限およびそれらを継承する事前定義ロールを示しています。
集計権限名 | ジョブ・ロールまたは抽象ロール |
---|---|
PER_REST_SERVICE_ACCESS_WORKFORCE_STRUCTURE_LOVS_PRIV |
人材管理統合スペシャリスト |
Oracle HRMS (ブラジル)は、ブラジル固有の機能をサポートしています。これによって、ユーザーは、ブラジルのビジネス・プラクティスに従い、法定要件に準拠できます。
トランザクション設計スタジオのルールとして提供されている次の属性の表示に対する変更を利用します。
処理: 派遣就業者の追加、処理待ち就業者の追加、非就業者の追加、雇用関係の作成、処理待ち就業者の編集、従業員の採用
- 個人国別仕様情報開発者属性の表示(労働および社会福祉ポートフォリオまたはCTPS番号、シリーズ、発行都道府県および発行日)
- エスニシティの表示
- 最終学歴の表示
- 運転免許発行場所の表示
- 運転免許日付: 至の表示
- 個人運転免許国別仕様属性の表示(最初の発行日)
処理: 派遣就業者の追加
- 雇用関係国別仕様情報の非表示
処理: 辞職
- 雇用関係国別仕様情報の非表示(「辞職情報」リージョン内)
処理: 退職
- 雇用関係国別仕様情報の表示
「雇用関係国別仕様情報」フレックスフィールドに含まれるセグメントの詳細は、「主なリソース」のセクションを参照してください。
この機能でカバーされる属性の表示に対する変更を利用して、ユーザー・エクスペリエンスを向上させます。これらの変更はトランザクション設計スタジオ・ルールとして提供され、データ取得はローカルの文化的期待および国別仕様要件にあわせて調整されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
この機能でカバーされる属性の表示に対する変更がビジネス要件を満たさない場合は、トランザクション設計スタジオを使用して表示を変更できます。
主なリソース
詳細は、次のMy Oracle Supportドキュメントを参照してください。
- Oracleサポート・ドキュメント2504404.1 (トランザクション設計スタジオ ? 概要と仕組み)
- Oracleサポート・ドキュメント2333209.1 (Oracle HCM Cloudシード済国別仕様付加フレックスフィールドのローカライゼーション)
Oracle Fusion HRMS (カナダ)は、カナダ固有の機能をサポートしています。これによって、ユーザーは、カナダのビジネス・プラクティスに従い、法定要件に準拠できます。
この機能でカバーされる属性の表示に対する変更を利用して、ユーザー・エクスペリエンスを向上させます。これらの変更はトランザクション設計スタジオ・ルールとして提供され、データ取得はローカルの文化的期待および国別仕様要件にあわせて調整されます。次に示す変更は、このリリースで提供されていました。
処理: アサイメントの追加、アサイメントの変更
- 報告組織の表示
処理: 辞職
- 雇用関係国別仕様情報の非表示(「辞職情報」リージョン内)
- NAICS上書きコード
「雇用関係国別仕様情報」フレックスフィールドに含まれるセグメントの詳細は、「主なリソース」のセクションを参照してください。
この機能でカバーされる属性の表示に対する変更を利用して、ユーザー・エクスペリエンスを向上させます。これらの変更はトランザクション設計スタジオ・ルールとして提供され、データ取得はローカルの文化的期待および国別仕様要件にあわせて調整されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
この機能でカバーされる属性の表示に対する変更がビジネス要件を満たさない場合は、トランザクション設計スタジオを使用して表示を変更できます。
主なリソース
詳細は、次のMy Oracle Supportドキュメントを参照してください。
- Oracleサポート・ドキュメント2504404.1 (トランザクション設計スタジオ ? 概要と仕組み)
- Oracleサポート・ドキュメント2333209.1 (Oracle HCM Cloudシード済国別仕様付加フレックスフィールドのローカライゼーション)
Oracle HRMS (中国)は、中国固有の機能をサポートしています。 これによって、ユーザーは、中国のビジネス・プラクティスに従い、法定要件に準拠できます。
インポート管理ツールを使用すると、中国の地理体系および値をインポートできます。このツールは、「中国の地理のロード」タスクと同様に機能します。
ノート: 「中国の地理のロード」タスクは、このリリースでは廃止されています。
インポート管理ツールは、地理値がアプリケーションに存在しない場合にのみ地理値を作成します。値がすでに存在する場合は、そのまま保持されます。このツールを使用して作成できるのは新しい地理値のみです。既存の地理値を修正または更新することはできません。
地理的階層の作成
地理的階層を作成するには、次の手順を実行します。
- CN_GeoStructureInterface.csvファイル(My Oracle Supportの文書ID: 1466218.1でダウンロード可能)の国体系データを確認し、必要な変更を加えます。
- 「ナビゲータ」の「ツール」で、「インポート管理」をクリックして「インポートの管理」ページを開きます。
- インポート・アクティビティの作成ボタンをクリックして、インポート・アクティビティの作成ページを開きます。
- 「名前」フィールドに、インポート・アクティビティの名前を指定します。
- 「オブジェクト」ドロップダウン・リストから国体系を選択します。
- 「ファイル名」フィールドの横にある「参照」ボタンをクリックしてCN_GeoStructureInterface.csvファイルをアップロードします。
- 「日付書式」ドロップダウン・リストから、US - MM/DD/YYYYを選択します。
- ファイル・エンコーディング・ドロップダウン・リストからUnicode - UTF-8を選択します。
- 「次」をクリックします。
- フィールドのマップ・ページでは、マッピングはアプリケーションによって自動的に行われます。このページでマッピング情報を確認し、「次」をクリックします。
- 「レビューおよび送信」ページで、「送信」をクリックしてインポート・プロセスを開始します。
- 「インポート・ステータス」ページで、インポート・プロセスの進捗をモニターします。地理体系が正常に作成された後、地理値を作成できます。
地理値の作成
地理値を作成するには、次の手順を実行します。
- CN_GeographyInterface.csvファイル(My Oracle Supportの文書ID: 1466218.1でダウンロード可能)の地理データを確認し、必要な変更を加えます。
- 「ナビゲータ」の「ツール」で、「インポート管理」をクリックして「インポートの管理」ページを開きます。
- インポート・アクティビティの作成ボタンをクリックして、インポート・アクティビティの作成ページを開きます。
- 「名前」フィールドに、インポート・アクティビティの名前を指定します。
- 「オブジェクト」ドロップダウン・リストから地理を選択します。
- 「ファイル名」フィールドの横にある「参照」ボタンをクリックしてCN_GeographyInterface.csvファイルをアップロードします。
- 「日付書式」ドロップダウン・リストから、US - MM/DD/YYYYを選択します。
- ファイル・エンコーディング・ドロップダウン・リストからUnicode - UTF-8を選択します。
- 「次」をクリックします。
- フィールドのマップ・ページでは、マッピングはアプリケーションによって自動的に行われます。このページでマッピング情報を確認し、「次」をクリックします。
- 「レビューおよび送信」ページで、「送信」をクリックしてインポート・プロセスを開始します。
- 「インポート・ステータス」ページで、インポート・プロセスの進捗をモニターします。地理値を作成した後、地理の管理タスクを使用して検証ルールを設定できます。
地理検証ルールの作成
地理検証ルールを作成するには、次のステップを実行します。
- 「設定および保守」作業領域で、「タスク」ペインをクリックして「検索」を選択します。
- 「検索」ページで、地理の管理タスクを検索して選択します。
- 地理の管理ページで、「国名」フィールドに中国と入力し、「検索」をクリックします。
- 検証定義済列のチェック・マークをクリックします。
- 地理マッピングおよび検証セクションで、次のマッピング・オプションを選択します。
地理タイプ 属性へのマップ 値リスト使用可能 地理検証 州 州 このチェック・ボックスを選択します このチェック・ボックスを選択します 都道府県 市区町村 - - 郡 追加住所属性2 - - - 地理検証管理セクションで、国の地理検証レベル・ドロップダウン・リストから値を選択します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
最小限の手動介入でアプリケーションを簡単に使用できるようにします。
有効化のステップ
インポート管理ツールを使用して中国の地理値をインポートする前に、CN_GEO_CODE参照コードを設定する必要があります。
- 「設定および保守」作業領域で、「タスク」ペインをクリックして「検索」を選択します。
- 「検索」ページで、「人材管理の地理の定義」タスクを検索して選択します。
- 「人材管理の地理の定義」タスク・リストで、地理参照の管理タスクをクリックします。
- 地理参照の管理ページで、HZ_GEO_IDENTIFIER_SUBTYPEをクリックします。
- 「参照コード」セクションで、「作成」アイコンをクリックして、次のようにCN_GEO_CODEコードを追加します。
参照コード 使用可能 開始日 意味 摘要 タグ CN_GEO_CODE
このチェック・ボックスを選択します。 (オプション)たとえば、1951年1月1日です。 中国の地理コード
中国の標準化管理委員会によって発行される、中国推奨の国家標準文書2260の地理コード。
C - 「保存してクローズ」をクリックします。
エクスペリエンス設計スタジオを使用した契約国別仕様属性の非表示
組織で使用されていない提供済の国別仕様属性を非表示にすることで、契約管理プロセスを簡略化できるようになりました。
組織で使用されていない国別仕様属性を非表示にすることで、契約データ取得プロセスを簡略化します。
有効化のステップ
未使用の契約国別仕様属性を非表示にするには、次のステップを実行します。
- 「ナビゲータ」→「構成」→「サンドボックス」をクリックして、HCMエクスペリエンス設計スタジオの構成オプションを備えたサンドボックスを作成し、入力します。
- ホーム・ページで、「自分のクライアント・グループ」→「クイック処理」→「雇用」→「HCMエクスペリエンス設計スタジオ」をクリックします。
- 「トランザクション設計スタジオ」をクリックします。
- 「処理」リストから「雇用契約」を選択します。
- 「ルール」セクションで、「追加」をクリックして独自のルールを作成します。
- 「ルールの編集」ページの「基本詳細」セクションで、次の操作を実行します。
- 「名前」フィールドに、ルールの名前を入力します。
- 「摘要」フィールドに、ルールの説明を入力します。
- 「国」リストから「中国」を選択します。
-
「ページ属性」セクションで、次のステップを実行します。
-
「リージョン」リストから「契約情報」を選択します。
-
「契約国別仕様属性」の横にある「編集」ボタンをクリックします。
- 「フレックスフィールド・コンテキスト・コード」リストからCNを選択します。
- 「フレックスフィールド属性」リストから、非表示にする属性を選択します。
- 「表示」チェック・ボックスの選択を解除します。
- ステップ9から10を繰り返して、他の属性を非表示にします。
- 「完了」をクリックします。
Oracle Fusion HRMS (ドイツ)は、ドイツ固有の機能をサポートしています。これによって、ユーザーは、ドイツのビジネス・プラクティスに従い、法定要件に準拠できます。
社会保険番号および税識別子を入力して、ドイツの従業員の追加データを取得およびレポートできます。次の検証は、ユーザー・インタフェースおよび就業者データ検証レポートで実行されます。
社会保険番号
- 社会保険番号の検証。NNNNNNNNLNNN (Nは数字、Lは文字)の形式の12桁である必要があります。
-
社会保険番号の検証桁の検証。
税識別子
- 税識別子の検証。11桁の数値である必要があります。
-
税識別子の検証桁の検証。
これらの事前定義済の値と検証を使用すると、データの正確性と一貫性を確保できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
Oracle HRMS (インド)は、インド固有の機能をサポートしています。これによって、ユーザーは、インドのビジネス・プラクティスに従い、法定要件に準拠できます。
インポート管理ツールを使用すると、インドの地理体系および値をインポートできます。このツールは、「インドの地理のロード」タスクと同様に機能します。
ノート: 「インドの地理のロード」タスクは、このリリースでは廃止されています。
インポート管理ツールは、地理値がアプリケーションに存在しない場合にのみ地理値を作成します。値がすでに存在する場合は、そのまま保持されます。このツールを使用して作成できるのは新しい地理値のみです。既存の地理値を修正または更新することはできません。
地理的階層の作成
地理的階層を作成するには、次の手順を実行します。
-
インドの地理体系を含むCSVファイルを作成します。インドの地理体系は、次の地理タイプで構成されます。
- 国
- 州
- 市区町村
- 郵便番号
- 「ナビゲータ」の「ツール」で、「インポート管理」をクリックして「インポートの管理」ページを開きます。
- インポート・アクティビティの作成ボタンをクリックして、インポート・アクティビティの作成ページを開きます。
- 「名前」フィールドに、インポート・アクティビティの名前を指定します。
- 「オブジェクト」ドロップダウン・リストから国体系を選択します。
- 「ファイル名」フィールドの横にある「参照」ボタンをクリックして、ステップ1で作成した地理体系CSVファイルをアップロードします。
- 「日付書式」ドロップダウン・リストから、US - MM/DD/YYYYを選択します。
- ファイル・エンコーディング・ドロップダウン・リストからUnicode - UTF-8を選択します。
- 「次」をクリックします。
- フィールドのマップ・ページでは、マッピングはアプリケーションによって自動的に行われます。このページでマッピング情報を確認し、「次」をクリックします。
- 「レビューおよび送信」ページで、「送信」をクリックしてインポート・プロセスを開始します。
- 「インポート・ステータス」ページで、インポート・プロセスの進捗をモニターします。地理体系が正常に作成された後、地理値を作成できます。
地理値の作成
地理値を作成するには、次の手順を実行します。
- 地理体系に従って、インドの地理値を含むCSVファイルを作成します。
- 「ナビゲータ」の「ツール」で、「インポート管理」をクリックして「インポートの管理」ページを開きます。
- インポート・アクティビティの作成ボタンをクリックして、インポート・アクティビティの作成ページを開きます。
- 「名前」フィールドに、インポート・アクティビティの名前を指定します。
- 「オブジェクト」ドロップダウン・リストから地理を選択します。
- 「ファイル名」フィールドの横にある「参照」ボタンをクリックして、ステップ1で作成した地理値CSVファイルをアップロードします。
- 「日付書式」ドロップダウン・リストから、US - MM/DD/YYYYを選択します。
- ファイル・エンコーディング・ドロップダウン・リストからUnicode - UTF-8を選択します。
- 「次」をクリックします。
- フィールドのマップ・ページでは、マッピングはアプリケーションによって自動的に行われます。このページでマッピング情報を確認し、「次」をクリックします。
- 「レビューおよび送信」ページで、「送信」をクリックしてインポート・プロセスを開始します。
- 「インポート・ステータス」ページで、インポート・プロセスの進捗をモニターします。
最小限の手動介入でアプリケーションを簡単に使用できるようにします。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
Oracle Fusion HRMS (クウェート)は、クウェート固有の機能をサポートしています。これによって、ユーザーは、クウェートのビジネス・プラクティスに従い、法定要件に準拠できます。
この拡張機能により、GCC国全体で一貫した値を表示するように参照タイプORA_PER_CONTACTおよびCONTACTが更新されます。「作成」アイコンをクリックすることで、「個人詳細」ページの「連絡先」タブから、更新された連絡先タイプにアクセスできます。
国に基づいて参照タイプの新規コンタクトが追加されます。
- アラブ首長国連邦: 娘、父、母、息子、法律上、その他を追加。
- クウェート: 娘、父、母、息子、法律上、その他を追加。
- サウジアラビア: 娘、父、母、息子、法律上、その他を追加。
- カタール: 養子、子、ドメスティック・パートナ、緊急、友人、連絡先、里子、親、ドメスティック・パートナ子、継子を追加。
この機能を使用すると、GCCのすべての国で一貫した値が得られます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
次の属性の表示に対する変更を利用して、ユーザー・エクスペリエンスを向上させます。これらの変更はトランザクション設計スタジオ・ルールとして提供され、データ取得はローカルの文化的期待および国別仕様要件にあわせて調整されます。
処理: アサイメントの追加、派遣就業者の追加、処理待ち就業者の追加、非就業者の追加、雇用関係の作成、処理待ち就業者の編集、従業員の採用
- 給与の超過勤務期間の表示
- 給与に必要なタイム・カードの表示
処理: アサイメントの追加、アサイメントの変更
- 報告組織の表示
処理: 辞職
- 雇用関係国別仕様情報の非表示(「辞職情報」リージョン内)
この機能でカバーされる属性の表示に対する変更を利用して、ユーザー・エクスペリエンスを向上させます。これらの変更はトランザクション設計スタジオ・ルールとして提供され、データ取得はローカルの文化的期待および国別仕様要件にあわせて調整されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
この機能でカバーされる属性の表示に対する変更がビジネス要件を満たさない場合は、トランザクション設計スタジオを使用して表示を変更できます。
主なリソース
詳細は、次のMy Oracle Supportドキュメントを参照してください。
- Oracleサポート・ドキュメント2504404.1 (トランザクション設計スタジオ ? 概要と仕組み)
- Oracleサポート・ドキュメント2333209.1 (Oracle HCM Cloudシード済国別仕様付加フレックスフィールドのローカライゼーション)
給与インタフェースに対して使用可能な「日数 * レート」および「時間数 * レート」エレメント
「標準」カテゴリのメキシコの標準支給項目エレメントについては、新しく使用可能になった「日数 * レート」および「時間数 * レート」の各計算ルールを利用します。これは、タイム・カード・エレメントの作成を希望しない給与インタフェース・ライセンスの顧客が使用できるようになりました。
給与ライセンスの顧客の日数/時間数ベースのエレメントは、タイム・カードのカテゴリで作成する必要があります。
給与インタフェースに対して使用可能な「日数 * レート」および「時間数 * レート」エレメント
タイム・カード・エレメントを作成しない場合、「標準」カテゴリのメキシコの標準支給項目エレメントについては、新しく使用可能になった「日数 * レート」および「時間数 * レート」の各計算ルールを利用します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
Oracle Fusion HRMS (オランダ)は、オランダ固有の機能をサポートしています。これによって、ユーザーは、オランダのビジネス・プラクティスに従い、法定要件に準拠できます。
この拡張機能では、トランザクション設計スタジオを使用して、要件に基づいて雇用関係国別仕様情報を表示または非表示に設定できます。たとえば、就業者を採用する場合、「採用日」を表示に設定し、「退職日」を非表示にできます。
トランザクション設計スタジオでルールを構成するステップ:
- サンドボックスを入力します。
- 「HCMエクスペリエンス設計スタジオ」ツールを選択します。
- トランザクション設計スタジオを入力します。
- 「従業員の採用」処理を選択します。
- ルール設定Country = Netherlandsを作成します。
- 「ページ属性」セクションで、「雇用関係情報」として「リージョン」を選択し、「雇用関係国別仕様情報」を編集します。
- 退職日のフレックスフィールド属性を選択します。
- 「表示」オプションを選択して、必要な属性を表示として設定します。
- トランザクションを保存します。
要件に基づいて雇用関係国別仕様情報を表示または非表示にします。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
Oracle Fusion HRMS (カタール)は、カタール固有の機能をサポートしています。これによって、ユーザーは、カタールのビジネス・プラクティスに従い、法定要件に準拠できます。
この拡張機能により、GCC国全体で一貫した値を表示するように参照タイプORA_PER_CONTACTおよびCONTACTが更新されます。「作成」アイコンをクリックすることで、「個人詳細」ページの「連絡先」タブから、更新された連絡先タイプにアクセスできます。
国に基づいて参照タイプの新規コンタクトが追加されます。
- アラブ首長国連邦: 娘、父、母、息子、法律上、その他を追加。
- クウェート: 娘、父、母、息子、法律上、その他を追加。
- サウジアラビア: 娘、父、母、息子、法律上、その他を追加。
- カタール: 養子、子、ドメスティック・パートナ、緊急、友人、連絡先、里子、親、ドメスティック・パートナ子、継子を追加。
この機能を使用すると、GCCのすべての国で一貫した値が得られます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
Oracle Fusion HRMS (サウジアラビア)は、サウジアラビア固有の機能をサポートしています。これによって、ユーザーは、サウジアラビアのビジネス・プラクティスに従い、法定要件に準拠できます。
この拡張機能では、トランザクション設計スタジオを使用して、要件に基づいて雇用関係国別仕様情報を表示または非表示に設定できます。たとえば、就業者を採用する場合、「採用日」を表示に設定し、「退職日」を非表示にできます。
トランザクション設計スタジオでルールを構成するステップ:
- サンドボックスを入力します。
- 「HCMエクスペリエンス設計スタジオ」ツールを選択します。
- トランザクション設計スタジオを入力します。
- 「従業員の採用」処理を選択します。
- ルール設定Country = Saudi Arabiaを作成します。
- 「ページ属性」セクションで、「雇用関係情報」として「リージョン」を選択し、「雇用関係国別仕様情報」を編集します。
- 「フレックスフィールド属性」にヒジュラ暦の退職日を選択し、「表示」チェック・ボックスを選択して、必須属性を表示に設定します。
- トランザクションを保存します。
要件に基づいて雇用関係国別仕様情報を表示または非表示にします。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
この拡張機能により、GCC国全体で一貫した値を表示するように参照タイプORA_PER_CONTACTおよびCONTACTが更新されます。「作成」アイコンをクリックすることで、「個人詳細」ページの「連絡先」タブから、更新された連絡先タイプにアクセスできます。
国に基づいて参照タイプの新規コンタクトが追加されます。
- アラブ首長国連邦: 娘、父、母、息子、法律上、その他を追加。
- クウェート: 娘、父、母、息子、法律上、その他を追加。
- サウジアラビア: 娘、父、母、息子、法律上、その他を追加。
- カタール: 養子、子、ドメスティック・パートナ、緊急、友人、連絡先、里子、親、ドメスティック・パートナ子、継子を追加。
この機能を使用すると、GCCのすべての国で一貫した値が得られます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
スウェーデンの国別識別子検証は、個人識別番号および調整番号に対して拡張され、12桁の書式も受け入れられるようになりました。
一般に、10桁の書式が個人の2桁の誕生世紀と連結されて、国別識別子を当局に転送するために必要な12桁の書式が作成されます。10桁を12桁の書式に変換しないインターフェイスに依存する顧客は、12桁を直接入力できるようになりました。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
主なリソース
詳細は、My Oracle Supportに移動して次のドキュメントを参照してください。
- Oracle Fusion Human Capital Managementでの国別識別子番号の検証(文書ID 2159758.1)
Oracle Fusion HRMS (アラブ首長国連邦)は、アラブ首長国連邦固有の機能をサポートしています。これによって、ユーザーは、アラブ首長国連邦のビジネス・プラクティスに従い、法定要件に準拠できます。
この拡張機能により、GCC国全体で一貫した値を表示するように参照タイプORA_PER_CONTACTおよびCONTACTが更新されます。「作成」アイコンをクリックすることで、「個人詳細」ページの「連絡先」タブから、更新された連絡先タイプにアクセスできます。
国に基づいて参照タイプの新規コンタクトが追加されます。
- アラブ首長国連邦: 娘、父、母、息子、法律上、その他を追加。
- クウェート: 娘、父、母、息子、法律上、その他を追加。
- サウジアラビア: 娘、父、母、息子、法律上、その他を追加。
- カタール: 養子、子、ドメスティック・パートナ、緊急、友人、連絡先、里子、親、ドメスティック・パートナ子、継子を追加。
この機能を使用すると、GCCのすべての国で一貫した値が得られます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
Oracle Fusion HRMS (イギリス)は、イギリス固有の機能をサポートしています。これによって、ユーザーは、イギリスのビジネス・プラクティスに従い、法定要件に準拠できます。
この拡張機能では、トランザクション設計スタジオを使用して、要件に応じて雇用関係国別仕様情報を「表示」または「非表示」に設定できます。たとえば、就業者の採用または退職時に、任意の属性を表示するように設定できます。
トランザクション設計スタジオでルールを構成するステップ:
- サンドボックスを入力します。
- 「HCMエクスペリエンス設計スタジオ」ツールを選択します。
- トランザクション設計スタジオを入力します。
- 「従業員の採用」処理を選択します。
- ルール設定Country=United Kingdomを作成します。
- 「ページ属性」セクションで、「雇用関係情報」として「リージョン」を選択し、「雇用関係国別仕様情報」を編集します。
- 「フレックスフィールド属性」を選択します(法定休暇欠勤サービス日など)
- 「表示」オプションを選択して、必要な属性を表示として設定します。
- トランザクションを保存します。
要件に基づいて雇用関係国別仕様情報を表示または非表示にします。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
Oracle Global Payrollインタフェースでは、個人給与情報を第三者給与プロバイダに送信し、処理済給与データをOracle Fusion Global HRにインポートする機能をサポートしています。第三者給与プロバイダの要件を満たすために、事前定義済の抽出定義をコピーして変更できます。データを抽出する前に、必要に応じて給与コーディネータは「総支給項目の計算」プロセスを実行し、定期値を計算して総支給項目計算を検証できます。第三者給与プロバイダから処理済の給与データまたは給与明細をインポートすると、そのデータをレポートおよび分析に使用できます。
グローバル給与インタフェースの置き換えられた機能または削除された機能
Oracleは、従来から現在の機能を新しい機能で置き換えるか、既存の機能を削除します。
置換された機能は削除のパスに配置される可能性があります。次の機能は、新しい機能に移動する必要がある更新を示します。ベスト・プラクティスとして、完全サポートのためにただちに新しい機能に移動し、製品に提供される最新の更新内容を維持する必要があります。
削除されたすべての機能には「更新」があり、その機能は使用できなくなります。「更新」に示された機能が使用できなくなるため、必要な計画を行ってその機能を除外してください。
グローバル給与インタフェースでは、設定が複雑であるために、総支給額に対する計算のプロセスが廃止されます。Oracle HCM Cloudの追加機能を使用すると、別個のプロセスを実行することなく、総支給額に対する計算と同じ目標を達成できます。
「総支給項目の計算」プロセスは廃止されたものの、このプロセスと同じ目標を達成するために別個のプロセスを実行する必要はありません。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
Oracle Wellnessは、従業員の健康増進に取り組む企業を、オプトイン型のウェルネス機能をとおしてサポートします。このアプリケーションは人気のあるフィットネス追跡サービスとインテグレーションし、様々なデバイスからの運動データの取得を簡素化し、自動化します。
管理者は、拡張された「設定および保守」ページを使用して独自のウェルネス・アセスメントを作成できるようになりました。新しい拡張機能により、独自の質問リスト・テンプレートおよび質問リストを構成および作成できます。
個人は、「ウェルネス」作業領域の「アセスメント」タブから作成したアセスメントにアクセスできます。
管理者は、ウェルネス・アプリケーションの「アセスメント」タブから個人が取得できるよう、独自のウェルネス・アセスメントを作成できるようになりました。
有効化のステップ
独自のウェルネス・アセスメントを作成する方法を次に示します。
-
「ナビゲータ」→「その他」→「設定および保守」をクリックします。
-
右側のメニューで「検索」をクリックします。
-
「質問リストの定義」タスクを検索して選択します。
-
「質問リストの定義」ページで「質問リスト・テンプレート」をクリックします。
-
「サブスクライバ」フィールドで「従業員ウェルネス」を選択し、「質問リスト・テンプレート」ページで「作成」をクリックします。
-
質問リストテンプレートを作成します。「スコア質問リスト」チェック・ボックスを選択または選択解除し、「全スコア計算ルール」を「合計」、「平均」または「パーセント」に設定できます。
-
質問リスト・テンプレートを作成した後、「質問リストの定義」ページに戻り(ステップ4)、「質問リスト」をクリックします。
-
「サブスクライバ」フィールドで「従業員ウェルネス」を選択し、「質問リスト」ページで「作成」をクリックします。
-
以前に作成した質問リスト・テンプレートを検索して選択します。
-
「質問リストの作成」ページで必要な情報を入力します。
- 「ステータス」フィールドを「アクティブ」に設定します。ステータスが「非アクティブ」または「下書き」に設定されている場合、作成したアセスメントは、対象者の「アセスメント」ページに表示されません。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
Oracle Health and Safetyは、職場での安全衛生の追跡および向上に取り組む企業をサポートします。
インシデント所有者は、インシデントに対してリスク評価を実行し、インシデントが組織にもたらすリスクのレベルに関する情報を追加できるようになりました。「安全インシデント」作業領域でインシデントを作成すると、新しく追加された「リスク・アセスメント」セクションが表示されるようになりました。
リスク・スコアが自動的に計算される基準となるインシデントの「結果」および「発生の可能性」の値を選択できます。
リスク・アセスメントを更新したり、インシデントに複数のリスク・アセスメントを追加することもできます。
環境安全衛生(EHS)マネージャは、リスク・アセスメント・スコア値を変更して、会社のリスク処理能力をより適切に反映できます。「結果」、「発生の可能性」および「リスク・スコア」の値とその摘要は、「設定および保守」作業領域の「環境、安全衛生リスク・アセスメントの管理」タスクを使用して変更できます。
安全衛生インシデントのリスク・アセスメントを実行する機能
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
このセクションに付加フレックス・フィールドを追加できます。
主なリソース
- 安全インシデントの管理の詳細は、Oracle Help Centerの『ワークフォース安全衛生インシデントの使用』ガイドの第4章「安全インシデントの管理」を参照してください。
インシデント・リスト・ビューおよび関連インシデント・ページの2つの追加フィルタ
ユーザーは、インシデントをより適切に管理するために、「インシデント」ページで「ターゲット完了日」と「インシデントがレポートされた日」の2つの新しいフィルタにアクセスできるようになりました。
この機能を使用すると、インシデントをより適切に取得および管理できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
主なリソース
- 安全インシデントの管理の詳細は、 Oracle Help Centerの『ワークフォース安全衛生インシデントの使用』ガイドの第4章「安全インシデントの管理」を参照してください。
Oracleのワークフォース・ディレクトリ管理を使用すると、同僚を検索したり組織のチャートを表示したりできます。
マネージャは、「処理」メニューからチームの欠員を簡単に作成できます。チームに対して作成されたすべての欠員が「欠員」ページに表示され、ここで欠員を追加、変更または削除できます。
直属および合計の値は、「自分のチーム」ページで設定されたユーザー・セキュリティ設定およびフィルタを反映します。ページは合計とは別にロードされるため、合計数はページがロードされた後にのみ表示されます。
次の参照を使用して、「自分のチーム」ページでソート順を構成できるようになりました。
参照タイプ | ソート・オプション |
---|---|
ORA_HRL_MYTEAM_OVERVIEW_SORT |
自分のチーム - 概要 - アサイメント別に表示 |
ORA_HRL_MYTEAM_COMP_SORT |
自分のチーム - 報酬 - アサイメント別に表示 |
ORA_HRL_MYTEAM_TALENT_SORT |
自分のチーム - タレント - アサイメント別に表示 |
ORA_HRL_MYTEAM_POS_SORT |
すべてのページ - ポジション別に表示 |
これらのページでソート・オプションを構成するには、次のステップを使用して前述の参照タイプを構成する必要があります。
- 「ホーム」→「設定および保守」→「共通参照の管理」タスクにナビゲートします。
- 参照タイプを検索します。
- 次の参照タイプ属性のいずれかを構成します。
属性 摘要 意味 ページに表示されるソート・オプション・テキストを変更します。 使用可能/使用不可 ソート・オプションを表示または非表示にします。 表示順序 ソート・オプションの表示順序を変更します。 表示順序が最も低い値が最初に表示されるソート・オプションになり、デフォルトのソートにもなります。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
欠員を簡単に作成し、「自分のチーム」ページでソート・オプションを設定できるようになりました。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
PER_PRINT_ORG_CHART_NO_ROW_LIMITプロファイル・オプションをユーザーに割り当てることで、レポートの数に関係なく、完全な組織チャートを印刷できるようになりました。組織チャートの印刷も、ユーザーのセキュリティ設定および組織チャートで設定されたフィルタに基づく就業者のみを印刷するように拡張されています。PER_PRINT_ORG_CHART_MORE_ATTRIBUTESプロファイル・オプションがユーザーに割り当てられている場合は、属性のリストおよび印刷ファイル形式を構成できます。これらは、属性およびファイル形式のリストを構成するための参照です。
管理者の場合:
参照 | 摘要 |
---|---|
ORA_HRL_ORG_PRINT_ATTR_ADMIN |
ディレクトリ印刷組織チャート属性リスト、デフォルト値および順序を定義します。 「印刷」ページでは、デフォルトで表示順序の最初の3つのオプションが選択されています。 |
ORA_HRL_ORG_PRINT_FORMAT_ADMIN |
使用可能なディレクトリ組織チャート印刷ファイル形式を定義します。 |
一般ユーザーの場合:
参照 | 摘要 |
---|---|
ORA_HRL_ORG_PRINT_ATTR_GEN |
ディレクトリ印刷組織チャート属性リスト、デフォルト値および順序を定義します。 「印刷」ページでは、デフォルトで表示順序の最初の3つのオプションが選択されています。 |
ORA_HRL_ORG_PRINT_FORMAT_GEN |
使用可能なディレクトリ組織チャートの印刷ファイル形式を定義します。 |
これらの参照を使用して、ディレクトリの拡張検索および組織チャートのソート順序を構成することもできます。
参照 | 摘要 |
---|---|
ORA_HRL_DIR_ADV_SEARCH_SORT |
拡張されたディレクトリ検索結果ページのソート・オプション、デフォルト値および順序を定義します。 |
ORA_HRL_DIR_ORG_CHART_SORT |
ディレクトリ組織チャートおよびディレクトリ印刷組織チャートのソート・オプション、デフォルト値および順序を定義します。 |
いずれの場合も、デフォルト値は使用可能なリストの最初の値になります。新しい参照値または国タグを参照に追加しないでください。また、これらの参照ではRESTサポートは使用できません。
従業員カードに表示される直属および合計の値は、ユーザーのセキュリティ設定および組織図で設定されたフィルタに基づきます。ページは合計値とは無関係にロードされるため、ページがロードされた後にのみ表示されます。
これらの拡張により、組織チャートのユーザー・エクスペリエンスが向上します。
有効化のステップ
組織チャートを完全に印刷するには、プロファイル・オプションを作成して有効にする必要があります。
- 「ホーム」→「構成」→「設定および保守」にナビゲートします。
- 「プロファイル・オプションの管理」タスクを検索します。
- 「新規」をクリックしてプロファイル・オプションを作成します。
- プロファイル・オプション・コードとしてPER_PRINT_ORG_CHART_NO_ROW_LIMITと入力します。
- プロファイル表示名としてPrint Org Chart No Row Limitと入力します。
- アプリケーションとして「グローバル人事管理」を選択します。
- ユーザー・モジュール名として「ワークフォース・ディレクトリ」を選択します。
- 開始日を入力します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
- 「ホーム」→「構成」→「設定および保守」にナビゲートします。
- 「管理者プロファイル値の管理」タスクを探します。
- PER_PRINT_ORG_CHART_NO_ROW_LIMITプロファイル・オプション・コードを検索します。
- 「PER_PRINT_ORG_CHART_NO_ROW_LIMIT: プロファイル値」セクションで「新規」をクリックします。
- プロファイル・レベルとして「ユーザー」を選択します。
- このプロファイルを割り当てるユーザーを選択します。
- プロファイル値にYと入力します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
同様に、プロファイル・オプションPER_PRINT_ORG_CHART_MORE_ATTRIBUTESを作成して割り当て、組織チャート印刷で管理値を有効にします。
ヒントと考慮事項
- これらの参照に新しい値または国タグを追加しないでください。
- 現在、RESTサービスのサポートはこれらの参照では使用できません。
Oracle Volunteeringを使用して、各従業員が最も重要と考える活動目的に従事し参加できるサービス機会を作ることによって、組織は法人の社会的責任の取組みを促進できます。
Oracle CrowdTwistを使用した従業員への報奨の付与
Oracle CrowdTwistを使用して、報奨プログラムによりボランティアを従事させ、動機付けを行います。ボランティア活動プロジェクトの報奨プログラムを作成および管理するには、CrowdTwistを使用した1回かぎりの構成が必要です。ボランティアは、プロジェクトを完了し、ポイントを獲得し、それらを報奨に引き換えることができます。
ボランティア活動の統合設定を構成するには、「自分のクライアント・グループ」→「ボランティア活動」→「設定」→「報奨の構成」に移動します
ボランティアを従事させ、動機付けを行い、報奨を与えます。
有効化のステップ
- 「自分のクライアント・グループ」→「ボランティア活動」に移動します。
- 「設定」をクリックして「報奨の構成」セクションに移動します。
- クライアントID、APIキーおよび環境の詳細を指定して、Oracle CrowdTwistとの統合設定を使用可能にします。
- 「保存」をクリックします。
ヒントと考慮事項
- アクティビティおよび報奨の構成は、Oracle CrowdTwist Control Centerで管理します。
- カスタム・アクティビティを作成し、ボランティア活動プロジェクトに関連付ける必要があります。ボランティア活動プロジェクトに関連付けることができるアクティビティは、いつでも1つのみです。
- ボランティア活動とOracle CrowdTwistの間でデータを同期するには、「CrowdTwistデータの同期化」ジョブを実行する必要があります。ポイントおよびユーザー詳細は、このジョブの実行後に同期化されます。
主なリソース
- Oracle CrowdTwistの詳細は、Oracle Help CenterのOracle CX Marketing - Oracle CrowdTwistを参照してください。
ニュースレターを作成して送信することで、ボランティア活動プロジェクト、キャンペーンおよびその他の主要なお知らせに関する最新情報をボランティアに提供できます。キャンペーンおよびプロジェクトの詳細には、1回のクリックで簡単に移入できます。ニュースレターは、すべてのボランティア、現在および過去のすべてのプロジェクト・リード、またはEメール・リストに送信できます。
ニュースレターを作成するには、「自分のクライアント・グループ」→「ボランティア活動」→「ニュースレター」に移動します。
ボランティア活動イニシアチブについて伝達し、サポートを結集します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
個人ボランティア活動プロジェクトを完了後に追跡および記録します。「自分のプロジェクト」ページの「完了済」セクションで個人ボランティア活動プロジェクトの詳細を追加して、ボランティア活動履歴で使用できるようにすることができます。
すべてのボランティア活動データを1つの場所に格納します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
Oracle Transactional Business Intelligenceは、OracleR Cloudアプリケーションのすべてのユーザーが、日常的な意思決定のための非定型レポートを作成し、分析するために使用できるリアルタイムのセルフサービス・レポート作成ソリューションです。 Oracle Transactional Business Intelligenceは、人事マネージャ、人事担当者、企業幹部およびライン・マネージャに、ワークフォース原価、要員配置、報酬、パフォーマンス管理、タレント管理、後任プランおよび従業員福利厚生を分析するための重要なワークフォース情報を提供します。
レポートや分析を最初から作成する必要はありません。レポート共有センターの「Customer Connect」で、すべての製品のサンプル・レポートのライブラリを確認してください。
複数のサブジェクト領域間でより意味のある属性名を使用して、HCM OTBIサブジェクト領域に関するレポートを合理化します。
次に変更を示します。これらの属性のいずれかを使用する既存の分析では、引き続きデータが正しくレンダリングされます。
フォルダ | 既存の属性名 | 新しい属性名 |
---|---|---|
割付チェックリスト | 名前 | チェックリスト名 |
チェックリスト・タスク詳細 | 名前 | チェックリスト・タスク名 |
チェックリスト・テンプレート | 名前 | チェックリスト・テンプレート名 |
等級 | 名前 | 等級名 |
ジョブ | 名前 コード |
ジョブ名 ジョブ・コード |
位置 | 名前 コード |
ポジション名 ポジション・コード |
ポジション詳細 | 名前 コード |
ポジション名 ポジション・コード |
就業者国別仕様 | 地域コード 地域短縮名 |
国コード 国 |
この名前変更により、属性がより意味のあるものになります。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
新しい属性を含めることで、HR処理およびHR処理事由に関するレポートを改善します。次のサブジェクト領域ディメンションおよびそれぞれの新しい属性:
サブジェクト領域 | ディメンション | 属性 |
---|---|---|
ワークフォース管理 - 就業者アサイメント・イベント - リアルタイム 報酬 - 給与詳細リアルタイム 報酬 - 給与履歴詳細リアルタイム |
HR処理 |
|
HR処理事由 |
|
ワークフォース管理 - ワークフォース・トレンド・リアルタイム・サブジェクト領域から次のディメンションが削除されました
- HR処理
- HR処理事由
これらの新しい属性を使用して、レポートを拡張できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
欠員リアルタイム・サブジェクト領域に対するアサイメント・レベル・セキュリティ拡張
アサイメント・レベル・セキュリティに関するレポート機能を使用して、欠員リアルタイム・サブジェクト領域に関するレポートを改善します。
この拡張機能では、アサイメント・レベル・セキュリティ機能がシステムで有効になっている場合、ライン・マネージャはアサイメント階層に関連する欠員についてレポートできます。ライン・マネージャに直属の就業者がいて、その就業者に2つの異なるアサイメントがあり、そのアサイメントの1つのみをマネージャにレポートしている場合、その従業員アサイメントに関連する欠員のみをマネージャに対してレポートできます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
Oracle Transactional Business Intelligence (OTBI)サブジェクト領域を使用して、次のイベントに追加された付加フレックスフィールド(DFF)についてレポートできるようになりました。
- 人間工学
- 火災または爆発
- 問題
- 未然事故(ヒヤリハット)
この機能により、組織固有の付加フレックスフィールドの詳細を追跡およびレポートできます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
Oracle Transaction Business Intelligence (OTBI)を使用して、調査質問リストの質問と回答についてレポートできるようになりました。
この機能により、レポート機能が強化されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
主なリソース
- OTBIレポートの詳細は、Oracle Help Centerの『ワークフォース安全衛生インシデントの使用』ガイドの第5章「分析とレポート」を参照してください。
Oracle Transactional Business Intelligence (OTBI)を使用して、負傷/疾病個人のケース番号をレポートできるようになりました。
この機能により、レポート機能が強化されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
主なリソース
- OTBIレポートの詳細は、Oracle Help Centerの『ワークフォース安全衛生インシデントの使用』ガイドの第5章「分析とレポート」を参照してください。
Oracle Transaction Business Intelligence (OTBI)を使用して、負傷/疾病イベントの負傷/疾病個人の復職フィールドをレポートできるようになりました。
この機能により、レポート機能が強化されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
主なリソース
- OTBIレポートの詳細は、Oracle Help Centerの『ワークフォース安全衛生インシデントの使用』ガイドの第5章「分析とレポート」を参照してください。
ソースおよびメカニズム・サブ・フィールドに対するOTBIレポート
Oracle Transaction Business Intelligence (OTBI)を使用して、ソース・フィールドとメカニズム・フィールドについてレポートできるようになり、4つのレベルにドリルダウンされるようになりました。
この機能により、レポート機能が強化されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
主なリソース
- OTBIレポートの詳細は、Oracle Help Centerの『ワークフォース安全衛生インシデントの使用』ガイドの第5章「分析とレポート」を参照してください。
置き換えられた機能または削除された機能
Oracleは時々、既存のクラウド・サービスの機能を新しい機能で置き換えるか、既存の機能を削除します。機能が置き換えられた場合、古いバージョンがすぐに削除されることも、将来削除されることもあります。ベスト・プラクティスとして、新しいバージョンが使用可能になったらすぐに、置換後の新しいバージョンの機能を使用するようにしてください。
製品 | 削除された機能 | 削除予定 | 置換機能 | 置換済 | 追加情報 |
---|---|---|---|---|---|
グローバルHR | 更新21Dでローカルおよびグローバル異動フローと置換されるように雇用主を変更 | 21D | 「ローカルおよびグローバル異動」ガイド・プロセス | 19A |
_________________________
ORACLEは、更新20BでHCMのクラシックな簡易ユーザー・インタフェースを廃止しました
更新18Bから、新しく再設計されたHCMレスポンシブ・ユーザー・エクスペリエンスが導入され、標準として推奨されてきました。以前のHCMのクラシックな簡易ユーザー・インタフェースをまだ使用している場合、これらの古いページはサポートされなくなるため、HCMレスポンシブ・ユーザー・エクスペリエンスへの移行を開始する必要があります。
レスポンシブ機能の詳細は、更新18Bおよび18CのHCM共通の新機能を参照してください。再設計された機能は、再設計されたユーザー・エクスペリエンスの見出しの下にあり、製品別にグループ化されています。19A以降で導入された機能は、それぞれに対応するソリューション、つまり、HCM共通、グローバル人事管理、タレント管理、ワークフォース管理およびWorkforce Rewardsの新機能に含まれます。機能は、製品見出しの下にあります。Workforce Rewardsなどのソリューションの1つを開くと、左側にタブが表示され、様々なリリースを簡単に開いてレスポンシブ機能を確認できます。
一般設定情報の統合情報は、My Oracle SupportドキュメントID 2399671.1 - HCM Responsive User Experience Setup Informationを参照してください。
新しいユーザー・インタフェースのハイライト:
従業員およびマネージャのセルフサービスのページがデスクトップとモバイル機器で同じ表示と動作になるように再設計することで、次の段階に進歩しました。エンド・ユーザーに優れたエクスペリエンスを提供するように、ページのルック・アンド・フィールも変更しました。
ページおよびメッセージはモダンになり、よりシンプルかつ会話的な言葉遣いが使用されているため、すべてのデバイスにおいてコンテンツが読みやすく、かつ理解しやすいものになっています。ページは、整然として無駄がなく、タスクの完了に必要なフィールドのみが表示されます。ページをパーソナライズして、デフォルトで非表示になっているフィールドを追加できます。ほとんどのセルフサービス・タスクでは、何をするのかが質問され、その選択に基づいて一連のステップに分割されます。
_________________________
既知の問題 / 月次および法定メンテナンス・パック
Oracleは各更新における既知の問題に関するドキュメントを公開することにより、お客様が遭遇する可能性のある問題について啓発し、回避策があればそのドキュメントにおいてその回避策を提供します。
Oracleは、月次または法定パッチ適用により修正された不具合のメンテナンス・パックおよび法定メンテナンス・パックのドキュメントも公開します。
これらのドキュメントを参照するには、My Oracle Supportにアクセスできる必要があります。
Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)
次に、制限付提供プログラムが提供する制限付提供機能のリストを示します。
ノート: 現時点では、これらの機能をすべてのお客様が使用できるわけではありません。これらは制限付提供プログラムを介してのみ使用可能であり、この機能プログラムに参加するには承認が必要になります。これらのプログラムに参加するには、テストに参加して、フィードバックを返していただく必要があります。プログラムによっては、他のご協力が必要な場合もあります。
これらの初期段階のプログラムに参加する時間がない場合、ご心配はいりません。すべてのお客様向けの一般提供が始まった時点で、この機能をご利用ください。すべてのお客様がこれらの機能をご利用いただけるようになると、通常どおり製品見出しの下に機能が表示されます。
ぜひ機能のリストをご覧になり、機能のリリース・スケジュールより前に実装する必要がある機能があるかどうかをご確認ください。機能のサインアップに関する情報は、次の表をご覧ください。これらのプログラムの参加者数は限られており、一部は特定のお客様向けのプログラムであるため、早めにサインアップしてください。
次の表に、使用可能な機能とサインアップ方法の簡単な説明を示します。提供される機能が多い場合は、この表の下にある「新機能」に機能の詳細が説明されている場合もあります。
制限付提供プログラムにご参加いただき、お客様のご意見やアイデアをお聞かせいただけることを楽しみにしています。
製品 | 機能名 | 機能の説明 | テストが必要なお客様のタイプ | サインアップ方法 | 制限付提供リリース | 現在参加可能 |
---|---|---|---|---|---|---|
グローバル人事管理 | コネクションの新規ディレクトリのユーザー・エクスペリエンス | コネクションは、就業者が社内の関係を構築および維持するための非常に重要なリソースです。就業者が期待する、最新の魅力的なコンシューマ・グレードのアニメーション化されたユーザー・エクスペリエンスを得られます。コネクションではOracle Searchが利用されるため、就業者は迅速かつ容易に個人を検索してコネクションを持つことができます。個人のプロファイルは、複数パネルのカタログを広げるように、視覚的に魅力的なアニメーションを使用して開きます。コネクションには、就業者が組織構造を理解してナビゲートし、同僚間の関係を識別するのに役立つ組織チャートが含まれています。 |
使用するには、21A HCM共通の新機能の制限付提供機能に示されているOracle Searchの制限付提供機能にもサインアップする必要があります。 | サインアップ方法についての次のMy Oracle Supportドキュメントを参照してください。 Fusion Global HR: How to Apply for Connections Under Controlled Availability (ドキュメントID 2743183.1)およびこの機能の後述の新機能。 |
21A | はい |
組織での作業には、機能および部門間の関係を確立して維持することが必要になります。新しいギグまたはポジションに割り当てられた場合、就業者は関係をすばやく作成するための情報を検索できます。
コネクションを使用すると、同僚がお互いを見つけてコラボレーションを向上させるのを支援することにより、就業者の関係、経験およびエンゲージメントが可能になります。
コネクションを使用すると、次のことができます。
- Oracle Searchを使用して、個人または部門をすばやく簡単に検索し、結果をフィルタします
- 会議を最適にスケジュールするために、就業事業所タイム・ゾーンなどの同僚の公開プロファイル情報を表示します
- 個人のアサイメント、関心およびスキルを参照して、自分との共通点を見つけます
- 部門および組織チャートを表示して、同僚のロールと、それらが組織構造内でどのように関連しているかを理解します
コネクションは、アニメーションなどの最新のコンシューマ・グレードのユーザビリティ機能を利用して、就業者が期待するエクスペリエンスを提供します。また、コネクションは業界標準のRESTサービスを利用します。
コネクションは、HCM Cloudの強力な新しい検索エンジンであるOracle Searchを使用して、大量のデータにわたる高速検索を提供し、非常に関連性の高い結果を返し、検索エクスペリエンスを向上させます。
主な目的は個人を検索することですが、部門を検索して部門に関する詳細を表示することもできます。
検索基準を入力すると結果の自動提示リストが表示され、ここから選択して個人のプロファイルを開くことができます。
結果の自動提示リストから選択せずに[Enter]を押すと、アプリケーションによって検索が実行されます。
検索基準に厳密に一致する個人の名前が検索結果の上部に最も一致するものとともに返されるように、あいまい検索が実行されます。つまり、Andersonのような名前を検索すると、Andersenのような類似した名前の個人であっても検索結果に返されます。
個人から次のフィールド名を使用して検索できます。「個人表示名」、「個人順序名」、「勤務先Eメール」、「勤務先電話」、「ビジネス・タイトル」、「部門名」、「ジョブ名」、「ポジション名」、「アサイメント事業所名」、「アサイメント事業所国」、アサイメント事業所都道府県、アサイメント事業所市区町村、アサイメント事業所郡、アサイメント事業所州、「関心分野」、「専門分野」および「タグ」。プライマリ検索は個人の名前に対して実行されますが、他のフィールドはセカンダリです。
部門を検索する場合は、「部門名」、部門マネージャのフィールドを検索できます。
検索の最初の結果は少数の一致のみに制限される場合がありますが、ユーザーはプラス・アイコン・ボックスを選択するだけで、個人および部門の検索の一致結果をさらに受け取ることができます。たとえば、一般的な従業員名で検索して多くの検索結果を受け取った場合は、個人カードでプラス記号を選択してすべての従業員を表示します。
さらに、個人検索をターゲットにし、カテゴリ全体で複数の値を選択して個人結果のリストを絞り込むために一連のフィルタを使用できます。これらのフィルタには、各フィルタ値の結果数のカウントが含まれます。上位10個の値が表示されますが、上位10個を超える値を検索し、それらに基づいて結果をフィルタできます。使用可能なフィルタは、「国」、「市区町村」、「タグ」、「タイトル」、「場所」、「ジョブ」、「部門」および「ポジション」です。ユーザーは、検索ボックスの横にあるフィルタ・アイコンを選択してフィルタを有効にします。
検索結果から個人を選択すると、複数パネルのカタログの展開など、視覚的に魅力的なアニメーションを使用してプロファイルが開きます。
プロファイルに表示される情報はすべて公開情報とみなされますが、フィードバックを表示できるように選択されたユーザーに基づいて表示される「他者の意見」を除きます。次のものを表示できます。
- ヘッダー: ビジネス・タイトル、就業事業所、勤務先電話番号などの連絡先情報、およびLinkedIn、Twitter、Slack、Zoomなどの一般的なソーシャル・アプリケーションが含まれます。
- 組織: 小規模なマネージャ階層、1人または複数のマネージャ、管理アシスタント、部下の数、ジョブ、部門、ビジネス・ユニット、(職責範囲)担当者などの情報。
- 自分に関して: 自分についての説明文、興味のある分野と専門知識およびタグ。
- 経験: 就業者の企業年功起算日およびその従業員が共有するお気に入りリンクに基づく就業者の企業サービス履歴。
- 他者の意見: (随時)フィードバックの新しい表現。
就業者が自分のプロファイルを初めて開くと、プロファイルの「自分に関して」セクションを更新するかどうかを尋ねるダイアログが表示されます。
就業者が要約を追加すると、職責と背景に関する同僚のコンテキストおよびインサイトが提供されます。その就業者が経験分野、関心およびタグも追加すると、就業者のプロファイルが拡張され、結果を検索して絞り込むための就業者の基準が増えます。これにより、より確実な検索エクスペリエンスが可能になり、コネクションが向上します。
就業者は、プロファイルを開くたびにダイアログが表示されないように、「次回から表示しない」を選択できます。
プロファイル連絡先情報パネルで、電話番号とEメール・アドレスの横にある「クリップボードにコピー」アイコンをクリックできます。情報がクリップボードにコピーされたら、その情報をソフト・フォン、アドレス帳または電子メール・アプリケーションに貼り付けることができます。
検索は任意のプロファイルからいつでも使用できるため、個人のプロファイル内で次の個人または部門を検索できます。
組織チャートには、選択したアサイメントに応じて動的ビューが表示されます。組織チャート内を上下に移動するには、選択した個人アサイメントの上にあるマネージャまたは下にある直属の部下を選択します。組織チャートの上または下の選択したアサイメントが新しいフォーカスになり、最大のボックスとして表示されます。次に、フォーカスされたアサイメントを選択して、その就業者のプロファイルにアクセスします。
組織チャートはプロファイルから使用でき、次の複数のビューで構成されています。
- 直属: 選択した個人のアサイメントの直属の部下がリストされ、直属の部下およびライン外の部下が含まれます。直属の部下を選択して階層を下に移動するか、マネージャをクリックして階層を上に移動できます。
- すべての部下: ライン・マネージャ関係、ライン外またはマトリックス関係のいずれかで、選択した個人を介してレポートするすべての就業者、派遣就業者および非就業者がリストされます。個人のグループを就業者タイプ(従業員、派遣または非就業者)別に表示できます。誰かのアサイメントを選択して、それらを組織チャートの新しいフォーカスにします。
- 部門: 「すべての部下」の全員が属するすべての部門がリストされます。部門を選択すると、選択した個人の部下であるその部門の就業者がリストされます。部門の上にある名前を選択すると、選択した個人アサイメントに戻ることができます。
- 事業所: 「すべての部下」の全員が属するすべての就業事業所がリストされます。事業所をクリックすると、選択した個人の部下であるその事業所の就業者が表示され、事業所の上にある名前をクリックすると、その選択した個人アサイメントに戻ることができます。
検索結果で部門を選択して、次のビューを含む部門階層を開きます。
- 部門階層はマネージャ階層と同じ方法で上下に移動できます。
- 子部門には、選択した部門が親部門として部門ツリーにある部門がリストされます。
- 「従業員」には、選択した部門に勤務している従業員、派遣就業者および非就業者がリストされます。
- 「事業所」には、「従業員」タブの全員の事業所がリストされます。
マネージャ階層または部門階層を表示しているときに、階層ダイアグラムの上にあるページ上部の検索ボックスを使用して、次の個人または部門を検索できます。
最新の設計コンポーネントおよびアニメーションを利用する新しい魅力的な機能により、就業者のユーザー・エクスペリエンスが向上します。新しいOracle Searchエンジンを使用して個人を検索し、コネクションを持ちます。自分の仕事、専門知識および関心を同僚がより深く理解できるように、自分に関する情報を提供します。一緒に仕事をしている個人にフィードバックを提供して、評価し、励まします。組織の詳細を表示しながら、組織の階層をすばやく探索してナビゲートします。組織の部門構造および階層も調べます。単一の事業所の個人をリストして、ターゲットを絞ったコネクションを提供します。https://support.oracle.com/cloud/faces/SearchDocDisplay?_adf.ctrl-state=iqndjeapq_4&_afrLoop=142364449251355
有効化のステップ
この機能を有効にするには、サービス・リクエスト(SR)を登録する必要があります。
統合サンドボックスをコネクションに対して有効にする必要があります。有効にする方法: 構成と拡張 - サンドボックス
スプリングボードにコネクションを表示するには、ワークフォース配置オファリングを有効にする必要があります。
Oracle Searchの機能はコネクションの機能に必要であり、現在は制限付提供になっています。Oracle Searchの詳細は、HCM共通の21A新機能の制限付提供の項を参照してください。制限付提供プログラムに参加する方法については、My Oracle Supportドキュメントに記載されている手順を確認して従ってください。
- Fusion Global HR: How to Apply for Connections Under 制限付提供 (ドキュメントID 2743183.1)
アプリケーションが承認されたら、特定の機能を有効にするための追加ステップを次に示します。
管理目的で個人にアシスタントがいる場合は、「組織」パネルに表示できます。これを実現するには、新しい個人EFFを作成し、就業者に移入する必要があります。
ステップ1: 値セットの作成
管理アシスタントとして追加できる有効な就業者のリストを返す値セット(任意の名前を指定可能)を作成します。次のスクリーンショットは、EMPタイプの就業者のみを返すように値セットが定義され、保護されているサンプル基準を示しています。顧客ごとに異なる検証基準を指定できます。
ノート: アシスタントのPerson IDを取得するには、ID列名をPerson IDにマップする必要があります。
値セットを保護する必要がある場合は、セキュリティを有効にします。これはオプションのステップです。
ステップ2: 個人拡張可能フレックスフィールドの更新
1. 「設定および保守」に移動し、「個人拡張可能フレックスフィールドの管理」タスクを検索します。
2. 個人拡張可能フレックスフィールドを編集します。
3. 「コンテキストの管理」をクリックして、新規コンテキストを作成します。
4.「アシスタント」というカスタム個人拡張可能フレックスフィールド・コンテキストを追加します(ノート: コンテキスト・コードは「アシスタント」として指定する必要があります)。
5. PEI_INFORMATION_NUMBER1属性にマップされた新規セグメントを追加します(ノート: 属性は、アシスタントのPersonIdを内部的に格納するPEI_INFORMATION_NUMBER1として指定する必要があります)。
6. 値セットを指定してデータを検証します。
7. 保存して閉じます。
8. アシスタント・コンテキストを個人EFFに関連付けます。
9. 「ページ」タブを選択し、アシスタント・コンテキストを追加します。
10. 保存して閉じます。
11. フレックスフィールドをデプロイします。
ステップ3: 就業者のアシスタントの取得
1. HR担当者としてログインします
2. 「自分のクライアント・グループ」に移動し、クイック・リンクから「追加個人情報」を選択します。
3. アシスタントを追加する必要がある就業者を検索します。
4. コンテキストのリストから「アシスタント」コンテキストを選択します。
5. コンテキストに関連付けられた値セットに基づく個人を値リストから選択して、アシスタントを追加します。
6. 保存して終了します。
ヒントと考慮事項
- コネクションはすべての就業者が使用することを目的としていますが、HR担当者の現在のディレクトリで使用可能な処理は置き換えられません。たとえば、HR担当者はディレクトリを使用して公開メッセージを作成したり、雇用処理を開始します。
- コネクションに入力した個人データは、ディレクトリにも表示され、編集可能です。ユーザーは、両方の場所で共有データを保守できます。
- コネクション検索では、アサイメント・レベルのセキュリティはまだサポートされていません。
- コネクションのページのパーソナライズはまだ利用できませんが、将来のリリースに含まれる予定です。
- 検索時には、コネクションは現在の日付の時点でアクティブなすべての従業員、派遣就業者および非就業者のアサイメントを返します。「公開個人」セキュリティ・プロファイル定義に基づいて検索結果を制限するオプションはありません。
ロール情報
コネクション機能は保護されており、カスタム従業員および派遣就業者ロールはHCMコネクションRESTサービス権限を継承する必要があります。権限を追加したら、データ・ロールの権限を再生成する必要があります。