クラウド・レディネス / Oracle HCM Cloud Common
新機能
すべて展開


  1. 更新21C
  1. 改訂履歴
  2. 概要
  3. 機能のサマリー
    1. アプリケーション・セキュリティ
        1. 複数のアサイメントを持つ就業者に対する安全なアクセス
    2. HCMセキュリティ
        1. ロール自動プロビジョニング・ジョブのアサイメント・ステータスに基づいたユーザーのフィルタ
        2. ロールの自動プロビジョニングでの国別仕様データ・グループのサポート
    3. HCMデータ・ローダー
        1. ファイルを送信するまでのクリック回数の削減
        2. スプレッドシート・データのロードのサポートの表示
        3. 失敗した明細のファイルにメッセージを含める
        4. ビジネス・オブジェクトの拡張
        5. 拡張されたレポート
    4. HCM抽出
        1. 抽出実行のプレビューによる抽出定義の検証
        2. 同期データ読取りのスナップショットAPI
    5. HCM共通アーキテクチャ
        1. 取り消された雇用関係のための新しいAtomフィード
    6. HCM共通機能
        1. HCMエクスペリエンス設計スタジオの個人スポットライトの機能強化
        2. HCMエクスペリエンス設計スタジオの「オートコンプリートのルール」の拡張機能
        3. ポジション承認: 在職者に基づく承認のルーティング
        4. HCM BIPベースの承認通知のパフォーマンスの向上
  4. 重要な処理および考慮事項

更新21C

改訂履歴

本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。

日付 製品 機能 ノート
2021年6月3日     初版作成。

概要

HCM Cloudアプリケーションについては、このWhat's Newに記載されている次の2つのタイプのパッチを取得できます。

  • リリース更新(21A、21B、21Cおよび21D)
  • 各更新に対するオプションの月次メンテナンス・パック

環境で使用しているリリース更新を把握することが重要です。これはクラウド・ポータルで確認できます。

このドキュメントは、Oracle HCM Cloudの新機能や改善点に関して理解する必要がある情報の概要をまとめたものです。 このガイドは本アップデートでの新規・改善機能の概要を理解するのに必要な情報およびアップデートに必要なタスクについて説明します。個々のセクションは機能の概略説明、その機能を実装に必要なステップ、ヒントおよび考慮点、他に必要なリソースが記述されています。

このドキュメントに加えて、Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)も参照することをお薦めします。これらのドキュメントには、バグ修正および考えられる既知の問題が記載されています。また、現在使用しているか、今後移行するリリース更新バージョンに基づいて、次のドキュメントも参照することが必要になります。

Oracle HCM Cloudリリース・ドキュメントは、機能上の5つのグループ別に提供されます。

全HCM製品に関して推奨される参照ドキュメントは次のとおりです。

  • HCM Cloudの共通機能(このドキュメントは、全HCMアプリケーションに関係します。全製品とHCMツールに関する基本的な人事管理情報です。)
  • Global Human Resources Cloud(グローバル人事管理には、他のアプリケーションがワークフォース・ストラクチャや個人情報などの共通データのために使用する基本アプリケーションが含まれています。 実装した製品がどれであっても、それらの製品に影響を与える可能性があるグローバル人事管理の新機能を把握しておくことをお薦めします。)

ノート: すべてのグローバル人事管理機能が、タレントおよび報酬製品に使用できるわけではありません。

HCM製品に関するオプションの参照ドキュメントは次のとおりです(クラウド・サービスに組み込む製品に応じて異なる)。

  • Talent Management Cloud(全タレント・アプリケーション)
  • Workforce Rewards Cloud (報酬、福利厚生、給与、グローバル給与インタフェース)
  • Management Cloud(休暇欠勤管理および勤怠管理)

その他のオプションの参照ドキュメントは次のとおりです。

  • 共通テクノロジとユーザー・エクスペリエンス(これにはHCM固有でなく全Cloudアプリケーションの共通機能が記載)

ノート: これらのドキュメントはすべて、人材管理のリリース・レディネスまたはOracle Help Centerの「Cloudアプリケーション」→「人材管理」にあります。

フィードバックをお寄せください

本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。HCM Cloudの新機能に関するお問い合せかフィードバックかを電子メールの本文または件名に明記してください。

機能のサマリー

列の定義:

レポート = 新規または変更済の、オラクル社提供の実行可能レポート。

UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、通常、フィールド、検証またはプログラムのマイナーな変更で構成されています。したがって、ユーザーへの影響は最小限です。

UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能には、より複雑な設計が含まれます。したがって、ユーザーに及ぼす影響は大きくなります。

使用できない状態で提供される機能 = これらの機能をエンド・ユーザーが使用するにはアクションが必要です。これらの機能は無効化された状態で提供され、有効にするかどうかや有効にする時期を任意で選択します。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域を最初にレポートに組み込む必要がある、b)新しいWebサービスを使用するには統合が必要である、c)機能にアクセスするには、ユーザー・ロールに機能を割り当てる必要があるなどです。

エンド・ユーザーがすぐに使用可能
(機能が使用可能な状態で提供)

レポートと小規模UIまたはプロセスベースの新機能が更新後にユーザーに与える影響は最小限です。したがって、顧客受入テストでは、大規模UIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当てる必要があります。

エンド・ユーザーが使用する前に顧客による処理が必要
(機能は無効化状態で提供)

これらの機能をすぐに使用可能にするためにアクションが必要になるため破壊的ではありません。利用することを選択する際には、テストと展開のタイミングを設定します。

機能

レポート

UIまたは
プロセスベース:
小規模

UIまたは
プロセスベース:
大規模*

アプリケーション・セキュリティ

複数のアサイメントを持つ就業者に対する安全なアクセス

HCMセキュリティ

ロール自動プロビジョニング・ジョブのアサイメント・ステータスに基づいたユーザーのフィルタ

ロールの自動プロビジョニングでの国別仕様データ・グループのサポート

HCMデータ・ローダー

ファイルを送信するまでのクリック回数の削減

スプレッドシート・データのロードのサポートの表示

失敗した明細のファイルにメッセージを含める

ビジネス・オブジェクトの拡張

拡張されたレポート

HCM抽出

抽出実行のプレビューによる抽出定義の検証

同期データ読取りのスナップショットAPI

HCM共通アーキテクチャ

取り消された雇用関係のための新しいAtomフィード

HCM共通機能

HCMエクスペリエンス設計スタジオの個人スポットライトの機能強化

HCMエクスペリエンス設計スタジオの「オートコンプリートのルール」の拡張機能

ポジション承認: 在職者に基づく承認のルーティング

HCM BIPベースの承認通知のパフォーマンスの向上

重要な処理および考慮事項

アプリケーション・セキュリティ

Oracle Applications Securityが提供する単一コンソールを使用することによって、ITセキュリティ・マネージャおよびITセキュリティ管理者は、ユーザーのライフ・サイクル管理、ロール定義、セキュリティ・ポリシー管理(機能とデータの両方)、ロール階層の保守、ユーザー名およびパスワード・ポリシー管理、証明書管理などの各種機能を実行できます。このコンソールでは、ユーザーはセキュリティに対する変更の影響のシミュレーション、セキュリティ・レポートの実行、およびMicrosoft Active Directoryとの統合のためのコネクタのダウンロードも実行できます。

複数のアサイメントを持つ就業者に対する安全なアクセス

組織で複数のアサイメントの指定が許可されている場合は、アサイメント・レベルのセキュリティを使用して就業者のユーザー・アクセスを保護するために、HCMフットプリントを引き続き拡張しています。現行のそのまま使用したときの状態でサポートされるのは個人ベースのセキュリティ・アクセスです。これは、ある個人にアクセスできるユーザーが、その個人のすべてのアサインメントおよび個人情報にアクセスできることを意味します。新しいアサインメントレベルのセキュリティでは、ユーザーがアクセスできる範囲によって、個人のアサインメントに対するアクセスが制限されます。新しいアサイメント・レベルのセキュリティ・プロファイル・オプションを有効にし、データ権限およびセキュリティ・プロファイルを再生成することで、組織はHCM Cloud実装に対してこの機能をオプトインします。

これは、HCM Cloudのお客様に対する段階的な実装の4番目の機能リリースであり、給与OTBIレポート領域がさらに強化されています。機能強化により、複数のアサイメントを持つ組織に対して、より広範囲で一貫性のあるレポートのユーザー・エクスペリエンスが提供されます。ユーザーがアクセスできるのは自身にアクセス権があるアサインメントに限定され、ある個人にアクセスできるからといって、その個人のすべてのアサインメントにアクセスできるわけではありません。

この機能について説明する例をいくつか示します。

シナリオ1: ライン・マネージャとHR担当者が担当している就業者は、緊急救命室(ER)部門に登録された看護師であり、高齢者認知症病棟コーディネータとして別のアサイメントも割り当てられています。この就業者には2人のライン・マネージャがいて、それぞれのマネージャにはその就業者の自組織のアサインメントだけが表示されるようにする必要があります。ライン・マネージャには、様々な部門(ここではER部門と認知症病棟)のアサイメントは表示されません。同様に、各部門(またはビジネス・ユニット)を担当しているHR担当者が2人存在します。自身にアクセス権のない組織のアサインメントにHR担当者がアクセスできないようにする必要があります。

シナリオ2: Harryは複数の同時進行のアサイメントを抱えるマネージャです。また、Janeという直属の部下がおり、彼女は2つのアサイメントをそれぞれ別のマネージャから割り当てられています。このシナリオでは、HarryがJaneのプライマリ・アサイメントとFranco (Janeの直属の部下)にのみアクセスできるようにする必要があります。一方でHarryは、Janeのもう1つのアサインメントにはアクセスできず、当然Kyleにもアクセスできません。

複数の同時進行のアサインメントを持つ就業者に対するライン・マネージャ・アクセスの例

シナリオ3: 就業者には2つのアサイメントがあり、それぞれ異なるマネージャに報告します。就業者には、各アサイメントに対する文書レコードと、個人レコードに対する1つの文書レコードがあります。各マネージャは自分が管理するアサイメントの文書レコードにのみアクセスでき、両方のマネージャがその個人の文書レコードにアクセスできる必要があります。

シナリオ4: Lisaは学校で働いており、2つのアサイメント(学業カウンセラとスポーツ・コーチ)が割り当てられています。Lisaは学業カウンセラとしてDaveの部下です。Daveは、Lisaの休暇欠勤プランの有給休暇トランザクション、および学業カウンセラのアサイメント専用に作成された休暇欠勤に関するレポートを実行できる必要があります。また、Daveがスポーツ・コーチ・アサイメントの休暇欠勤プラン有給休暇にアクセスできないようにする必要があり、スポーツ・コーチ・アサイメントにのみ影響する休暇欠勤についてレポートを実行できないようにする必要があります。アサイメントごとの休暇欠勤情報の保護は、次のサブジェクト領域で機能します。

  • ワークフォース管理 - 休暇欠勤カレンダ詳細リアルタイム
  • ワークフォース管理 - 休暇欠勤 - リアルタイム
  • ワークフォース管理 - 有給休暇リアルタイム
  • 休暇欠勤管理 - 休暇寄付リアルタイム

個人ベースのセキュリティが有効な「自分のチーム」作業領域へのマネージャ・アクセス

アサイメント・ベースのセキュリティが有効な「自分のチーム」作業領域へのマネージャ・アクセス

この機能を有効にすると、セキュリティをアサイメント・レベルに固定できます。これにより、マネージャおよび組織には職責範囲内の情報のみが表示されるようになります。

有効化のステップ

  1. 前提条件:

    1. アサインメントレベルのセキュリティを使用するトランザクションで承認を有効にします。たとえば、「個別報酬の運用管理」、「給与の管理」、「給与の管理」、「個人外部識別子」、「給与履歴」、「パフォーマンス文書の承認」、「勤務スケジュール割当」などのトランザクションです。

      • 承認ルール・ページの機能強化の詳細は、20C HCM Common What's Newで、人材管理の「承認ルール」UIの機能強化の機能を確認してください。
      • HCMの複数アサインメントをサポートするトランザクション承認についての機能強化の詳細は、Global HR 20D What's Newで、グローバル人事管理での複数アサインメントに対する拡張されたトランザクション承認のサポートに関する機能を参照してください。
    2. My Oracle SupportのImplementing Assignment-Level Security in HCM (ドキュメントID 2700661.1)の手順を使用して、カスタム・ロールのセキュリティを手動で更新します。

      ノート: 再生成プロセスでは、カスタム基準は変更されません。カスタム・ロールは提供される機能ではないため、セキュリティを手動で更新する必要があります。 

    3. HCM_RESPONSIVE_PAGES_ENABLEDプロファイル・オプションを有効にして、トランザクションのレスポンシブ・ページを有効化します。このプロファイル・オプションを有効にする方法は、手順3を参照してください。

      ノート: これらのクラシック・ページにはレスポンシブ・ページがないため、有効にする必要はありません。

      • 給与関係
      • エレメント・エントリ
      • 計算エントリ
      • 個人の原価計算
      • 休暇欠勤レコード
      • 勤務スケジュール割当
  1. 複数のアサイメントがある就業者のアクセスを保護するには、このプロファイル・オプションを有効にする必要があります。

    フィールド
    プロファイル・オプション・コード

    ORA_PER_ASSIGNMENT_LEVEL_DATA_SECURITY_ENABLED

  1. プロファイル・オプションを有効化するには、「設定および保守」作業領域にナビゲートします。

    1. 「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索してクリックします。
    2. プロファイル・オプションを検索して選択します。
    3. クリックして新しいプロファイル値を追加します。
    4. 「レベル」として「サイト」を選択します。
    5. 「プロファイル値」フィールドに「Y」と入力します。
    6. 「保存してクローズ」をクリックします。

アサインメントレベルのセキュリティ・プロファイル・オプションの有効化

  1. 「データ・セキュリティ・プロファイルおよび権限付与の再生成」ESSジョブ・セットを実行し、個人セキュリティ・プロファイル権限を変換し、データ・ロールを更新します。これらの2つのプロセスがジョブ・セットの一部として実行されます。

    1. データ・セキュリティ権限付与の再生成
    2. データ・セキュリティ・プロファイルの再生成

「データ・セキュリティ・プロファイルおよび権限付与の再生成」ジョブ・セットの実行

ノート: クラウド操作によって、21Cのすべての更新の一環として「データ・セキュリティ・プロファイルおよび権限付与の再生成」ジョブ・セットが開始されます。環境が戻されると、ITセキュリティ・マネージャ・ユーザーはジョブ・セットのステータスを確認できます。ITセキュリティ・マネージャは、ジョブ・セットが正常に実行されたことを確認する必要があります。組織の規模によっては、ジョブ・セット・プロセスが引き続き実行されている場合があるため、カスタム・データ・ロールをテストした後でユーザー移入をリリースしてください。なんらかの理由でジョブ・セットが失敗した場合は、ITセキュリティ・マネージャがジョブ・セットを手動で実行し、正常に完了したことを確認する必要があります。オンプレミスのHCMのお客様は、アップグレードのテストを開始する前に、引き続きジョブ・セットを手動で実行する必要があります。

  1. 雇用契約でアサインメントレベルのセキュリティを有効にするには、「雇用データの移行」プロセスを、実行モード「契約データを改善してレスポンシブUIで使用可能にする」を選択して実行する必要があります。雇用データの移行プロセスの詳細は、グローバル人事管理の使用ガイドの就業者の採用および管理の章にある契約データの移行プロセスのトピックを参照してください。このガイドにはOracle Help Centerからアクセスできます。

「個人セキュリティ・プロファイル」に表示された青いバナー・メッセージにより、アサインメントレベルのセキュリティが有効になっていることが示される

  1. アサイメント・レベルのセキュリティは、1から4までの設定ステップを実行すると、プラン・バランス、買取、寄付および勤務スケジュール割当に対して自動的に機能します。既存の休暇欠勤および休暇欠勤エントリの場合、アサイメント・レベルのセキュリティは、休暇欠勤がアサイメント・レベルで入力されている場合にのみ有効になります。これがどのように機能するかを理解するには、休暇欠勤管理21Aの新機能の休暇欠勤による複数のアサイメントへの影響の防止および複数のアサイメントを持つ就業者の休暇欠勤セキュリティの強化に関する項を参照してください

  2. 影響を受けるトランザクションの承認を使用可能にします。

    1. 休暇欠勤管理のフロー:

      1. 休暇欠勤: 「休暇欠勤タイプ」設定ページで、「承認者」フィールドの値を「関連するすべてのアサイメントのマネージャ」に設定します。これを行うには、次のステップに従います。

        1. 「ナビゲータ」「自分のクライアント・グループ」「休暇欠勤」「休暇欠勤タイプ」の順にクリックします。既存の休暇欠勤タイプを作成または編集します
        2. 「休暇欠勤レコードの保守」セクションの「承認者」リストから承認者を選択できます。
        3. デフォルト値は、「従業員のプライマリ・アサイメントのマネージャ」です。「関連するすべてのアサイメントのマネージャ」を選択して、従業員が関係するすべてのアサイメントのマネージャの承認を設定します。
  1. 買取および寄付: トランザクション・コンソールで承認タスクを構成して、プライマリ・アサイメント・マネージャのみに承認要求を送信するか、従業員が現金買取を要求している、または寄付を開始しているアサイメントのライン・マネージャに承認要求を送信できます。たとえば、トランザクションのアサイメントのマネージャからの承認を求めるように承認ルールを構成できます。従業員が特定のアサイメントから寄付を開始しようとすると、承認要求はそのアサイメントのライン・マネージャに送信されます。

  1. 勤務スケジュール割当: 勤務スケジュール割当変更の承認通知がプライマリ・アサイメント・マネージャではなく従業員の関連するアサイメントのマネージャに送信されるように勤務スケジュール割当の承認を構成する方法を次に示します。詳細は、休暇欠勤管理21Aの新機能の適切なマネージャへの勤務スケジュール割当の承認のルーティングに関する項を参照してください

    1. ホーム・ページで「ツール」「トランザクション・コンソール」の順にクリックします。
    2. 「承認ルール」をクリックします。
    3. 「勤務スケジュール割当の管理」を検索し、「編集」をクリックして承認ルールを構成します。
    4. 承認チェーンから関連コンポーネントを選択します。
    5. 「次の承認チェーン」フィールドを「要求者」に設定し、アサイメント・タイプを「現行アサイメント階層の使用」に設定します。

      ノート: 承認チェーン・フィールドで「要求者」を選択すると、「従業員」を意味するとみなされます。したがって、承認は従業員のマネージャにルーティングされます。

    6. 文書レコード・フロー: 適切なアサイメントのマネージャに承認がルーティングされるように構成されている場合は、承認がルーティングされます。
    7. パフォーマンス管理フロー: 承認を発行するパフォーマンス文書マネージャの承認ルールを構成できます(承認要求をプライマリ・アサイメント・マネージャまたはアサイメント・ライン・マネージャに送信します)。承認ルール定義でアサイメント・タイプ構成オプション(プライマリ・アサイメントの使用または現行アサイメントの使用)を選択します。
    8. レスポンシブ・ユーザー・インタフェースを有効にします。ただし、クラシック・ユーザー・インタフェースにはレスポンシブに相当するものがないため有効にできません。
  1. 休暇欠勤:

    1. リリース20Dで、レスポンシブに相当するクラシック・ページがすべて削除されているため、レスポンシブ・ユーザー・インタフェースの有効化はありません。すべてのお客様には、レスポンシブ・ページが存在する場合はレスポンシブ・ページが表示されます。それ以外の場合は、クラシック・ページが表示されます。アサイメント・レベルのセキュリティをサポートするように拡張されて、引き続きサポートされるクラシック・ページは次のとおりです。

      1. 休暇欠勤レコード
      2. 勤務スケジュール割当

これらのクラシック・ページは、「個人管理」ページではなく、クイック処理からアクセスした場合にのみ、アサイメント・レベルのセキュリティがサポートされます。My Oracle SupportのHCM Responsive User Experience Setup Information (ドキュメントID 2399671.1)の手順を使用して、レスポンシブ・ユーザー・インタフェースを有効にします。

ヒントと考慮事項

  • リリース21Cでは、Oracle Searchの個人索引でアサイメント・レベルのセキュリティを使用できません。ただし、アサイメント・レベルのセキュリティは、Oracle RecruitingのOracle Searchプロファイル・オプション(IRC_ELASTIC_SEARCH_ENABLED)と同時に有効にできます。

  • 個人セキュリティ・プロファイルのカスタム基準はOracleプロセスによって変更されないため、自身で管理する必要があります。カスタム基準を更新するには、主な資料の項にリストされているMOSドキュメントIDを参照してください。

  • 現時点で「データ・アクセスの共有」処理はアサインメントレベルのセキュリティがサポートされません。この処理を使用している組織では、これまでと同様ユーザーは共有個人のすべてのアサインメントにアクセスできます。

  • 雇用:

    • アサイメント・レベルのセキュリティを有効にした後は、自分にアクセス権のないアサインメントのデータを次のナビゲーションを使用して管理することはできません: 「個人管理」作業領域→従来の「雇用の管理」ページ。
    • 従来の雇用の管理ページにあった雇用ツリー・アイコンは、アサインメントレベルのセキュリティを有効にすると表示されなくなります。
  • タレント管理:

    • タレント・レビュー、後任およびタレント・プール機能では、複数のアサインメントはサポートされません。就業者の値リスト(LOV)でユーザーはプライマリ・アサイメントしか選択できません。
    • 後任クイック処理: クイック処理ではアサインメントレベルのセキュリティがサポートされますが、ユーザーがクイック処理検索ページからプライマリ以外のアサインメントを選択した場合、表示されるのはプライマリ・アサインメントの情報で、これが後任プランに保存されます。
    • キャリア開発クイック処理: クイック処理ではアサインメントレベルのセキュリティがサポートされますが、ユーザーはアサインメントに関係なく、従業員のすべての育成目標を表示できます。これは、ライン・マネージャなど、個人にアクセスできるユーザーがその個人のすべての育成目標にアクセスできることを意味します。
    • キャリア開発管理ページ: 検索結果には、ユーザーのセキュリティ・プロファイル定義を満たす従業員のすべての育成目標が表示されます。これは、個人にアクセスできるHR担当者は、その個人のすべての育成目標にアクセスできることを意味します。
  • 休暇欠勤管理:

    • HCMアサイメント・セキュリティは、個人レベルの休暇欠勤では機能しません。つまり、従業員にアクセスできるマネージャまたはHR管理者が、このタイプのすべての休暇欠勤にアクセスできます。すべてのマネージャまたは管理者は、表示権限のないアサイメントも含めて、すべてのアサイメントに属する拡張エントリを表示および管理できます。
    • HCMアサイメント・セキュリティは(有効になっている場合)、アサイメント・レベルで入力された休暇欠勤にのみ適用されます。このような休暇欠勤は、休暇欠勤が作成された特定のアサイメントへのアクセスを許可されているマネージャまたは管理者にのみ表示されます。マネージャおよび管理者は、アクセス権限のあるアサイメントに対してのみアサイメント・レベルの休暇欠勤を入力できます。
    • 休暇欠勤ごとに1つのアサイメントを許可が選択されており、従業員がこのタイプを使用してすべてのアサイメントから休暇を取得する場合、従業員はアサイメントごとに個別の休暇欠勤を入力する必要があります。
    • 休暇欠勤承認を使用し、HCMアサイメント・セキュリティを実装する場合は、休暇欠勤タイプを構成して、承認者を関連するアサイメントのマネージャに設定する必要があります。これにより、休暇欠勤が作成されたアサイメントへのアクセス権がないマネージャに通知が送信されなくなります。
    • 休暇欠勤が保存されると、ビジネス・タイトルまたはアサイメントは変更できなくなります。ビジネス・タイトルを変更する場合は、休暇欠勤を取り下げ、新しい休暇欠勤を作成する必要があります。
    • HCMアサイメント・セキュリティを有効にし、休暇欠勤承認を使用する場合は、関連するアサイメントのマネージャに承認要求を送信するように休暇欠勤タイプを構成する必要があります。これにより、休暇欠勤は承認のために正しいマネージャにルーティングされます。
    • 複数のアサイメントに影響する休暇欠勤は、個人レベルで入力された休暇欠勤とみなされます。これらの休暇欠勤は、引き続き個人レベルで保護されます。これは、この従業員へのアクセス権を持つマネージャまたは管理者が、このような休暇欠勤をすべて表示および管理できることを意味します。
    • 資格プラン付与および付与協約は個人レベルです。したがって、この情報は、個人へのアクセス権を持つすべての管理者に表示されます。
    • 休暇欠勤を完全に保護する場合は、それらがアサイメント・レベルで入力されていることを確認する必要があります。つまり、休暇欠勤の入力時に特定のアサイメントが確実に選択されているようにする必要があります。
    • 休暇欠勤承認を使用し、HCMアサイメント・セキュリティを実装する場合は、休暇欠勤タイプを構成して、承認者を関連するアサイメントのマネージャに設定する必要があります。これにより、休暇欠勤が作成されたアサイメントへのアクセス権がないマネージャに通知が送信されなくなります。
    • 休暇欠勤データ・ローダーは、スーパーユーザー権限で実行されるため、アサイメント・セキュリティをサポートしません。
    • アサイメント・レベルのセキュリティは、従来の「個人管理」ページを使用している場合は機能しません。クイック処理でのみ機能します。管理者は、クイック処理のみを使用して「休暇欠勤レコード」ページまたは「勤務スケジュール割当」ページにアクセスする必要があります。
    • 休暇寄付リアルタイムは、受領者アサイメントではなく寄付者アサイメントによって保護されます。寄付者の情報(または、アサイメント・レベルのセキュリティが有効になっている場合は寄付者のアサイメント)にアクセスできるマネージャまたは管理者は、寄付トランザクション全体にアクセスできます。このアクセスには、レポートを実行するマネージャまたは管理者に受領者のデータへのアクセス権が明示的に付与されているかどうかに関係なく、休暇寄付の受領者に関するすべての情報が含まれます。
    • 休暇欠勤は、特定のアサイメントに対して休暇欠勤が入力された場合にのみアサイメント・レベルで保護されます。個人レベルで入力された休暇欠勤は、従業員レコードにアクセスできるすべてのマネージャおよび管理者に表示されます。
  • 文書レコード:

    • 文書レコード承認ルーティング:
      • この機能は既存のアプリケーションの動作を置き換えるものではありません。ただし、この機能を活用する場合は、必要な構成変更を実行する必要があります。
      • この機能は、文書レコード関連の承認にのみ適用されます。
      • デフォルトの承認ルールはプライマリ・アサイメント階層に設定されています。
      • 承認ルールがプライマリ・アサイメント階層に設定されている場合、選択したアサイメントに関係なく、承認は常にプライマリ・アサイメントのライン・マネージャに送信されます。
      • 承認ルールが現行アサイメント階層に設定されている場合、承認は常に、選択したアサイメントのライン・マネージャに送信されます。
  • 文書レコード:

    • 「福利厚生」領域での文書レコードの使用は、個人レベルでのアクセスのみです。

  • グローバルHR OTBIレポート:
    • アサイメント・レベルのセキュリティを有効にすると、次のいずれかの条件が適用されます。
      • マネージャは、アクセス権を持つアサイメントのみを表示でき、個人レベルの文書レコードは表示できません。
      • マネージャは、すべてのアサイメントを表示して、そのアサイメントおよび個人レベルのアサイメントの文書レコードを表示できます。
  • 給与OTBI:

    • 次のサブジェクト領域は、割当レベルのセキュリティを含むように変更されています。

      • 給与 - エレメント・エントリ・リアルタイム

      • 給与 - エレメント・エントリ履歴リアルタイム

      • 給与 - 給与原価計算設定詳細リアルタイム

  • 次のHCMフローについては更新21Cでの拡張はありませんが、将来のリリースで拡張が計画されています。

    • 職責範囲(AOR)
    • グローバルHR - 一括アサイメント
    • グローバルHR - データ・アクセスの共有 - 個人レベルのまま
    • グローバルHR - 情報の共有 - 個人レベルのまま
    • グローバルHR - 自分のチーム - 欠員の表示
    • 安全衛生
    • 人事ヘルプ・デスク(HR HD)
    • 学習
    • Oracle Recruiting
    • Oracle Search (エラスティック・サーチ - 可用性の限定/制御)
    • RESTサービス:
      • グローバルHR API:
        • areasofResponsibility
        • publicWorkers
        • workerConnections
    • リスク管理 - アクセス証明
    • リスク管理 - 拡張アクセス統制
    • 勤怠管理
    • ワークフォース・ストラクチャ - 部門
    • ワークフォース・ストラクチャ - ポジション
    • ワークフォース・ストラクチャ - ポジションおよび部門以外
    • ワークフォース・モデリング
  • 次のHCMフローについては拡張はありません。現時点で拡張の計画はありません。

    • 福利厚生(福利厚生文書レコードは個人レベルのまま)
    • グローバルHR - 個人の追加
    • HCM抽出
    • 休暇欠勤ケース
    • 総合報酬文書
    • タレント・レビュー
    • 後任作業領域(ノート: アサインメントレベルのセキュリティ検索はクイック処理でサポートされます)
    • 「タレント・プール」作業領域(ノート: アサインメントレベルのセキュリティ検索はクイック処理でサポートされます)
    • すべての給与関係ベースのプロセスおよび結果(QuickPay、個人結果、給与明細など)
    • すべてのグローバル・プロセスおよびレポート
    • 法定レポート
    • Fast Formula
  • 次のHCMフローには制限付きの拡張機能があります。

    製品領域 タスク・フロー 機能強化

    グローバル人事管理

    ローカルおよびグローバル異動

    選択したアサインメントの雇用関係に複数のアサインメントがある場合、このタスク・フロー・ページのバナー上には、ユーザーにアクセス権があるかどうかに関係なくすべてのアサインメントがリストされます。

    グローバル人事管理

    雇用関係の編集

    選択したアサインメントの雇用関係に複数のアサインメントがある場合、このタスク・フロー・ページのバナー上には、ユーザーにアクセス権があるかどうかに関係なくすべてのアサインメントがリストされます。

    グローバル人事管理

    雇用主の変更

    選択したアサインメントの雇用関係に複数のアサインメントがある場合、このタスク・フロー・ページのバナー上には、ユーザーにアクセス権があるかどうかに関係なくすべてのアサインメントがリストされます。

    グローバル人事管理

    雇用関係の取消

    選択したアサインメントの雇用関係に複数のアサインメントがある場合、このタスク・フロー・ページのバナー上には、ユーザーにアクセス権があるかどうかに関係なくすべてのアサインメントがリストされます。

    グローバル人事管理

    年功起算日

    クイック処理就業者検索のみ。

    グローバル人事管理

    チェックリストおよびオンボーディング

    クイック処理就業者検索のみ。

    グローバル人事管理

    文書提供プリファレンス

    クイック処理就業者検索のみ。

    グローバル人事管理

    退職、辞職、アサイメントの終了

    クイック処理就業者検索のみ。

    グローバル人事管理

    ユーザー・アカウントの管理

    クイック処理就業者検索のみ。

    タレント

    プロファイル

    クイック処理の一貫性検索への変更。クイック処理就業者検索のみ。

    タレント

    後任

    「後任」クイック処理で個人を検索する場合にのみサポートされます。

    タレント

    タレント・プール

    「タレント・プール」クイック処理で個人を検索する場合にのみサポートされます。

    タレント

    フィードバック

    「フィードバック」および「フィードバックの要求」クイック処理で個人を検索する場合にのみサポートされます。

    タレント

    キャリア開発

    クイック処理就業者検索のみ、および「割当」と「共有」処理の就業者リスト。

主なリソース

  • HCMでのアサイメントレベルのセキュリティの実装については、My Oracle SupportのImplementing Assignment-Level Security in HCM (ドキュメントID 2700661.1)を参照してください
  • ロールの再生成については、Oracle Help CenterにあるHCMの保護ガイドのロールの再生成の章を参照してください。
  • HCMロールのコピーに関するガイドラインについては、Oracle Help CenterにあるHCMの保護ガイドのHCMロールのコピーに関するガイドラインのトピックを参照してください。

HCMセキュリティ

HCMセキュリティでは、個人セキュリティ・プロファイル、新規個人タスク・フロー、ロール・マッピング、「最新のLDAP変更の取得」プロセス、事前定義済のジョブ・ロールと抽象ロール、およびセキュリティ設定が拡張されました。

ロール自動プロビジョニング・ジョブのアサイメント・ステータスに基づいたユーザーのフィルタ

ロールの自動プロビジョニングESSジョブの「アサイメント・ステータス」パラメータに基づいてユーザーをフィルタします。このフィルタが適用されると、特定のアサイメント・ステータス・タイプのみを持つユーザーが処理されます。

この機能を使用すると、特定の従業員の集団を処理対象から削除できます(例: 会社で働かなくなった従業員)。フィルタが選択されていない場合は、すべてのアクティブ・ユーザーが処理されます。

このフィルタリング・メカニズムにより、特に従業員(ユーザー・アカウント)の数が多い場合に、ジョブの実行時間が大幅に短縮されます。

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

ロールの自動プロビジョニングでの国別仕様データ・グループのサポート

ロール・マッピングで「国別仕様データ・グループ」属性がサポートされるようになったことにより、ロールの自動プロビジョニング機能が改善されました。

ロール・マッピングに「国別仕様データ・グループ」属性を追加することで、ロールの自動プロビジョニングを実行するために階層構造が必要な場合のマッピング・ルールが簡略化されます。

この機能により、ロール・マッピング・ルールが簡略化されます。

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

HCMデータ・ローダー

HCMデータ・ローダーは、Oracle Human Capital Management Cloudへのデータ移行や継続的な増分更新のために、ビジネス・オブジェクト・データを柔軟かつ効率的に一括ロードする手段を提供します。

ファイルを送信するまでのクリック回数の削減

「ファイルのインポート」ページで1回クリックするだけでファイルを送信できるようになりました。「今すぐ送信」ボタンを使用すると、まず「スケジュール要求」ページに移動してパラメータを確認しなくてもファイルをすぐに送信できます。「ファイルのインポート」ページの「送信」ボタンが2つの新しいボタンに置き換えられました。

  • 「パラメータのレビュー」 - 送信前にパラメータのデフォルト値をレビューおよび上書きできる「スケジュール要求」ページにナビゲートします。
  • 「今すぐ送信」 - 構成されたパラメータのデフォルトを使用してファイルをすぐに送信します

「パラメータのレビュー」または「今すぐ送信」

「HCMデータのインポートおよびロード」パラメータをレビューせずに、選択したファイルをすぐに送信します。

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

スプレッドシート・データのロードのサポートの表示

ビジネス・ユーザーによるスプレッドシートを使用したデータのロードをサポートするHCMデータ・ローダー・オブジェクトを表示できるようになりました。

「ビジネス・オブジェクトの表示」タスクのビジネス・オブジェクト表に、「スプレッドシート・ロードのサポート」列が含まれるようになりました。

スプレッドシート・ロードのサポート

「ビジネス・オブジェクト詳細」ページの「コンポーネント詳細」タブには、スプレッドシート・サポートのレベルが表示されます。

「コンポーネント詳細」の「スプレッドシート・ロードのサポート」

ビジネス・オブジェクト表からダウンロードした概要スプレッドシートには、スプレッドシート・サポートのレベルも表示されます。

「概要」の「スプレッドシート・ロードのサポート」

「ビジネス・オブジェクトの表示」タスクおよび概要スプレッドシート(このタスクから入手可能)が拡張され、各オブジェクトで使用可能なスプレッドシート・ロードのサポートが含まれるようになりました。

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

失敗した明細のファイルにメッセージを含める

データ・セットのロードに失敗した各ビジネス・オブジェクトのファイル行およびエラー・メッセージを含むzipファイルを生成します。

「データのインポートおよびロード」ページで、表ツールバーの「失敗した明細の抽出」をクリックして、エラーのあるデータ・セットまたはデータ・セット内の1つのビジネス・オブジェクトに対してファイル生成を開始します。

「失敗した明細の抽出」ボタン

失敗したファイル行のみを抽出するか、それとも失敗したファイル行とメッセージを抽出するかを指定します。メッセージを抽出する場合は、これらのメッセージに使用する言語を指定します。

処理の指定

失敗した行のファイル列には、ファイル生成プロセスのステータスが表示されます。完了したら、生成されたファイルにファイルのダウンロード・アイコンを使用してアクセスします。

生成されたファイルにファイルのダウンロード・アイコンをクリックしてアクセス

メッセージは、エラーの原因となったファイル行またはファイル行のグループの直前にCOMMENT行として含まれます。

Oracle HCM Cloudへのロードに失敗したデータ行のビジネス・オブジェクト.datファイルの生成時に、発生したメッセージを含めることができるようになりました。

有効化のステップ

「設定および保守」から使用できる「HCMデータ・ローダーの構成」タスクを使用して、「失敗したファイル行に対するファイル生成使用可能」パラメータのデフォルトを上書きし、失敗した行およびメッセージを抽出します。

ヒントと考慮事項

  • ファイル生成プロセスの実行中に、表のコンテンツをリフレッシュして現在のステータスをレビューします。
  • 生成されたファイルの上部にあるCOMMENT行は、ファイルがどのように編成されているかを説明しています。

ビジネス・オブジェクトの拡張

データ・ロード機能が次の新規および拡張ビジネス・オブジェクトにより拡張されます:

新規ビジネス・オブジェクト

福利厚生

ビジネス・オブジェクト 説明
潜在的ライフ・イベント 個人の潜在的ライフ・イベントを作成、更新および削除します。

ビジネス・オブジェクト属性の変更

報酬

ビジネス・オブジェクト 要素 新しい属性
市場データ複合データ

市場データ複合データ

  • PositionId
  • PositionCode

グローバルHR

ビジネス・オブジェクト 要素 新しい属性
割付チェックリスト 割付チェックリスト
  • AllocationNotifiedFlag
  • AssignedTemplateId
  • AssignedTemplateObjectGUID
  • BackgroundThumbnailURL
  • CombinedTaskTemplateId
  • CombinedTaskTemplateObjectGUID
  • DefCompletionDate
  • ProcessingMode
  タスク
  • NextReminderDate
  • ProcessingMode
  • ReminderCount
  • ReminderTemplateId
  • ReminderTemplateObjectGUID
  タスク通知
  • ExpOwnerTemplateId
  • ExpOwnerTemplateObjectGUID
  • ExpPerformerTemplateId
  • ExpPerfromerTemplateObjectGUID
  • FclOwnerTemplateId
  • FclOwnerTemplateObjectGUID
  • FclPerformerTemplateId
  • FclPerformerTemplateObjectGUID
  • OwnerTemplateId
  • OwnerTemplateObjectGUID
  • PerformerTemplateId
  • PerformerTemplateObjectGUID
  • RejOwnerTemplateId
  • RejOwnerTemplateObjectGUID
  • RejPerformerTemplateId
  • RejPerformerTemplateObjectGUID
チェックリスト・テンプレート チェックリスト・テンプレート
  • AssignedTemplateId
  • AssignedTemplateObjectGUID
  • BackgroundThumbnailURL
  • CombinedTaskTemplateId
  • CombinedTaskTemplateObjectGUID
  • ProcessingMode
  タスク
  • ReminderTemplateId
  • ReminderTemplateObjectGUID
  タスク通知上書き
  • ExpOwnerTemplateId
  • ExpOwnerTemplateObjectGUID
  • ExpPerformerTemplateId
  • ExpPerformerTemplateObjectGUID
  • FclOwnerTemplateId
  • FclOwnerTemplateObjectGUID
  • FclPerformerTemplateId
  • FclPerformerTemplateObjectGUID
  • OwnerTemplateId
  • OwnerTemplateObjectGUID
  • PerformerTemplateId
  • PerformerTemplateObjectGUID
  • RejOwnerTemplateId
  • RejOwnerTemplateObjectGUID
  • RejPerformerTemplateId
  • RejPerformerTemplateObjectGUID
タスク・ライブラリ タスク・ライブラリ
  • ReminderTemplateId
  • ReminderTemplateObjectGUID
  タスク・ライブラリ通知
  • ExpOwnerTemplateId
  • ExpOwnerTemplateObjectGUID
  • ExpPerformerTemplateId
  • ExpPerformerTemplateObjectGUID
  • FclOwnerTemplateId
  • FclOwnerTemplateObjectGUID
  • FclPerformerTemplateId
  • FclPerformerTemplateObjectGUID
  • OwnerTemplateId
  • OwnerTemplateObjectGUID
  • PerformerTemplateId
  • PerformerTemplateObjectGUID
  • RejOwnerTemplateId
  • RejOwnerTemplateObjectGUID
  • RejPerformerTemplateId
  • RejPerformerTemplateObjectGUID
組織 組織
  • タイトル
組織翻訳 組織翻訳
  • タイトル
ロール・マッピング ロール・マッピング
  • LegislativeDataGroupId
  • LegislativeDataGroupName

学習

ビジネス・オブジェクト 要素 新しい属性
学習レコード 学習レコード
  • LearningRecordPurgeFlag

タレント管理

ビジネス・オブジェクト 要素 新しい属性
目標プラン 目標プラン
  • EvaluationType
質問 質問
  • MaxDate
  • MinDate
質問リスト 質問リスト質問
  • MaxDate
  • MinDate
質問リスト・テンプレート 質問リスト・テンプレート
  • DateResponse
質問リスト・テンプレート テンプレート質問
  • MaxDate
  • MinDate
後任プラン 後任プラン所有者
  • EnableAlert

一括ロード機能を拡張します。

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

主なリソース

最新のビジネス・オブジェクト情報をレビューするには、「ビジネス・オブジェクトの表示」タスクを使用します。

拡張されたレポート

HCMリアルタイム統合サブジェクト領域に次の新しいフォルダが導入され、HCMデータ・ローダーおよびHCMスプレッドシート・データ・ローダーのレポート機能を拡張できるようになりました。

  • インポート済オブジェクト
  • スプレッドシート・テンプレート
  • スプレッドシート・テンプレート・パラメータ
  • スプレッドシート・テンプレート・ロール
  • スプレッドシート・データ・セット

突合せおよび監査のために、HCMデータ・ローダーおよびHCMスプレッドシート・データ・ローダーを使用してデータ・セットに関するレポートを作成できます。

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

HCM抽出

HCM抽出とはHCMアプリケーションからデータを抽出する方法で、データを別のソースにインタフェースしたり、システム間でレポートを統合するためにデータを抽出するのに使用できます。

抽出実行のプレビューによる抽出定義の検証

定義を確定する前に、「プレビュー」オプションを使用して抽出設計を検証できるようになりました。

「データ交換」作業領域から「抽出定義」ページを使用して、プレビューする抽出定義を選択します。

「プレビュー」をクリックします。

プレビュー・オプションを使用すると、定義済パラメータ(がある場合)に特定のパラメータ値を指定して、サンプル・データ・セットの出力構造を検証できます。

「プレビュー」ボタンをクリックし、「ダウンロード」をクリックして、BI Publisherテンプレートを作成するために生成されたサンプルXML出力をダウンロードします。トラブルシューティングに使用できるログ・ファイルもダウンロードされます。

「プレビュー」オプションを使用すると、定義を確定する前に抽出設計を検証できます。

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

ヒントと考慮事項

- 「プレビュー」オプションは、抽出が検証されている場合にのみ使用できます。

- 効率を上げるためにスレッド・データベース・アイテムを使用して抽出を定義します。

- スレッドDBIに関連付けられたスレッド・オブジェクトIDを指定して、特定のオブジェクトに関連付けられたサンプル・データを取得します。

同期データ読取りのスナップショットAPI

objectSnapshots REST APIを使用してデータを同期的に抽出できるようになりました。抽出定義を使用して表示するデータ要素を定義し、スナップショット・キー(これはスレッド・データベース・アイテムとなります)を渡すことで、objectSnapshots APIをコールしてデータを抽出できます。

「抽出定義」ページの「設計」タブで、オブジェクト・スナップショットの有効化およびオブジェクト・スナップショット・キー・オプションを使用できるようになりました。オブジェクト・スナップショットの有効化を使用すると、抽出のオブジェクト・スナップショット・サポートを有効にできます。これを選択すると、オブジェクト・スナップショット・キー属性も有効になります。オブジェクト・スナップショット・キー属性は、ルート・データ・グループで定義されたスレッド・データベース・アイテムから導出されます。これは定義済のスレッドDBIに基づいて自動的に入力され、編集はできません。

オブジェクト・スナップショットの有効化およびオブジェクト・スナップショット・キー

この機能を使用して、objectSnapshots REST APIを使用してデータを高速かつ同期的に抽出します。

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

ヒントと考慮事項

オブジェクト・スナップショットの有効化およびオブジェクト・スナップショット・キー・オプションはルート・データ・グループに対してのみ使用できます。

主なリソース

HCMのREST APIの詳細は、Oracle Help CenterでOracle HCM Cloud REST APIガイドを参照してください。

ロール情報

オブジェクト・スナップショットREST APIにアクセスするには、次の権限が必要です。「人材管理統合スペシャリスト」ジョブ・ロールは、デフォルトでこの権限を継承します。

権限コード

権限名

権限の説明

HRC_REST_SERVICE_ACCESS_OBJECT_SNAPSHOTS_PRIV

RESTサービスの使用 - オブジェクト・スナップショット

オブジェクト・スナップショットRESTリソースのPOSTメソッドへのアクセスを許可します。

HCM共通アーキテクチャ

この項では、すべてのHCMアプリケーションで使用される機能について説明します。

取り消された雇用関係のための新しいAtomフィード

雇用関係が取り消されたときに更新を受信するように、新しいAtomフィードcancelworkrelshipをサブスクライブできます。このフィードは、Oracle HCM Cloudで就業者の雇用関係が取り消されたときにトリガーされます。

このフィードは、次の場合にemployee/cancelworkrelshipコレクションから生成されます。

  • 就業者が同意した開始日にジョブに出勤しなかった。
  • 候補者がオファーを否認した。
  • オファーが再ネゴシエーションされたために雇用条件が異なる。
  • グローバル異動が、異動の有効日および雇用主を訂正するために元に戻された。
  • グローバル臨時アサイメントが、異動の有効日および雇用主を訂正するために元に戻された。
  • セカンダリ雇用関係の作成が、異動の有効日、雇用主または就業者タイプを訂正するために元に戻された。

cancelworkrelshipフィードが、次の詳細とともに生成されます。

ワークスペース

employee

コレクション

cancelworkrelship

属性

  • PeriodofServiceId
  • PersonId
  • PersonName
  • ActionOccurrenceId
  • ActionTypeCode
  • ActionDate
トリガー基準 雇用関係の削除

イベント・タイトル

<Employee Display Name>の雇用関係がキャンセル済

イベント名

PersonWorkRelationshipCancelled

イベントのサマリー/説明

個人の雇用関係がキャンセル済

cancelworkrelship Atomフィードをサブスクライブし、関連イベントの同期処理をダウンストリーム・アプリケーションで利用します。

有効化のステップ

REST APIガイドのRESTサービス定義(「Oracle Help Center」関心のあるアプリケーション・サービス領域 →「REST API」から使用可能)を参照してください。OracleのRESTサービスを初めて利用する場合は、「クイック・スタート」セクションから始めることができます。

主なリソース

  • 詳細は、Oracle Help Center『Oracle HCM Cloud REST API』ガイドを参照してください。

HCM共通機能

この項では、すべてのHCMアプリケーションで使用される機能について説明します。

HCMエクスペリエンス設計スタジオの個人スポットライトの機能強化

個人スポットライトのタブ名は、翻訳が必要な場合の混乱を避けるために読取り専用になっています。個人スポットライトから直接タブ名を翻訳することはできませんが、「ユーザー・インタフェース・テキスト」を使用して、必要に応じて新しい文字列を翻訳とともに指定できます。

メッセージを翻訳する方法の詳細は、「主なリソース」の項を参照してください。

読取り専用になっている個人スポットライトのタブ名

この機能により、必要に応じてタブ名を翻訳できるため、ユーザー・エクスペリエンスが向上します。

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

ヒントと考慮事項

「ユーザー・インタフェース・テキスト」構成ツールを使用して、既存の文字列を翻訳する必要があります。

主なリソース

  • 構成ツールを使用した既存の文字列の翻訳の詳細は、Oracle Help Centerにある構成と拡張ガイドの第4章「ユーザー・インタフェース・テキスト」の、構成ツールを使用して追加された既存の文字列の翻訳に関する項を参照してください。

ロール情報

サンドボックスを有効にするには、「人材管理アプリケーション管理者」ジョブ・ロールが必要です。

HCMエクスペリエンス設計スタジオの「オートコンプリートのルール」の拡張機能

HCMエクスペリエンス設計スタジオのオートコンプリート・ルールのオーサリング・エクスペリエンスが追加の機能で拡張されています。ツールには次の新機能が追加されています。「個人障害」ビジネス・オブジェクトがオートコンプリートのルールに追加されました。

提供ルール

文書レコード、給与およびワークフォース・ストラクチャ(ジョブおよびポジションを含む)の最も一般的なユース・ケースをカバーする即時利用可能な事前定義済ルールを使用できるようになりました。たとえば、オートコンプリートのルールを使用して、ポジション名またはジョブ名が英数字で始まっているかを検証できます。提供されているルールを使用する場合は、ルールの実装方法が記載されている「基本情報」セクションの説明を確認する必要があります。

オートコンプリートのルールへの「個人障害」ビジネス・オブジェクトの追加

「個人障害」ビジネス・オブジェクトを使用して、就業者の障害レコードの値をデフォルト設定または検証できるようになりました。たとえば、就業者の障害レコードに登録日と失効日の両方が指定されているかどうかを検証するオートコンプリートのルールを作成できます。

この機能により、値をデフォルト設定することでユーザー・エクスペリエンスを向上させるとともにトランザクションに費やす時間を短縮でき、ユーザー・エントリを検証することでデータが正確かつ一貫性のあるものとなり、新しいリリースに依存することなくHRコンプライアンスに基づいて組織を迅速に調整できます。

有効化のステップ

この機能を有効にするには、サービス・リクエスト(SR)を登録する必要があります。

HCMエクスペリエンス設計スタジオでオートコンプリートのルールを有効にするには、サービス要求(SR)を記録する必要があります。アクセスするには、My Oracle SupportドキュメントEnabling Oracle HCM Cloud Autocomplete Rules (ドキュメントID 2767655.1)に記載されている手順を確認して実行してください。

主なリソース

HCM製品のオートコンプリートのルールの詳細は、更新21Cの次の機能を参照してください。

  • グローバル人事管理:
    • ジョブ・ビジネス・オブジェクトのオートコンプリートのルール
    • ポジション・ビジネス・オブジェクトのオートコンプリートのルール
    • 文書レコード・ビジネス・オブジェクトのオートコンプリートのルール
  • 報酬
    • 報酬の給与ビジネス・オブジェクトのオートコンプリートのルール:

ロール情報

サンドボックスで作業するには、「人材管理アプリケーション管理者」ジョブ・ロールが必要です。

ポジション承認: 在職者に基づく承認のルーティング

開始者の階層のみでなく、親ポジションの在職者にポジション承認ルールをルーティングできるようになりました。

親ポジションの在職者への承認ルーティングは次のプロセス用です。

  • ポジションの作成
  • ポジションの編集
  • 新規ポジションの要求
  • ポジション変更の要求

この機能を使用すると、ポジションを承認する必要がある適切な個人に承認をルーティングできます。

有効化のステップ

この機能には設定が必要です。詳細は、人事管理のWhat's Newのポジション承認: 在職者に基づく承認のルーティングを参照してください

主なリソース

詳細は、人事管理のWhat's Newのポジション承認: 在職者に基づく承認のルーティングを参照してください

また、Oracle Help Centerの次のリソースも参照してください。

  • Human Resources Cloud、Global Human Resourcesの実装ガイド、第15章: 通知および承認
  • Human Resources Cloud、Human Resources Cloudグローバル人事管理の使用ガイド、第5章: 通知および承認

HCM BIPベースの承認通知のパフォーマンスの向上

更新20Cでは、BIPベースの承認通知のレンダリング時間および全体的なパフォーマンスが向上するように、既存のDATA_CACHE列にかわる新しいXMLタイプ列が導入されました。DATA_CACHE列への移入を継続できる新しいプロファイル・オプションが追加されました。BIPデータ・モデルで古いDATA_CACHE列にアクセスしている場合は、できるだけ早く新しいXMLタイプ列に移行することをお薦めします。

この拡張により、HCM BIPベースの承認通知のパフォーマンス時間が向上します。

有効化のステップ

トランザクション・データを古いDATA_CACHE列に移入する必要がある場合は、サイト・レベルでORA_HCM_TRANSACTION_CLOB_DATACACHE_POPULATION_ENABLEDプロファイル・オプションを「はい」に設定します。

DATA_CACHE列へのデータの移入が終わったら、ORA_HCM_TRANSACTION_CLOB_DATACACHE_POPULATION_ENABLEDプロファイル・オプションを「いいえ」に設定して、新規に発行されたトランザクションについてDATA_CACHE列にデータが移入されないようにします。

プロファイル・オプションを有効化するには、「設定および保守」作業領域にナビゲートします。

  1. 「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索してクリックします。
  2. プロファイル・オプションORA_HCM_TRANSACTION_CLOB_DATACACHE_POPULATION_ENABLEDを検索して選択します。
  3. 「プロファイル値」リージョンで、プロファイル・レベル「サイト」である必要があります。
  4. 「プロファイル値」フィールドを「はい」に設定します。
  5. 「保存してクローズ」をクリックします。

重要な処理および考慮事項

置き換えられた機能または削除された機能

オラクル社は、既存のクラウド・サービスの機能を新しい機能に置き換えたり、既存の機能を削除することがあります。古いバージョンは、機能が置き換えられた直後に削除されることも、将来削除されることもあります。新しいバージョンが使用可能になり次第、置き換えられた機能の新しいバージョンを使用することがベスト・プラクティスとなります。

製品 削除される機能 削除予定 置換後の機能 置換時期 追加情報
HCM共通 すべての給与オブジェクトにHCMデータ・ローダーの使用が必要 21C HCMデータ・ローダー 1年以上前。  

 _________________________

更新20BでHCMクラシック簡易ユーザー・インタフェースを廃止

更新18Bから、HCMレスポンシブ・ユーザー・エクスペリエンスが導入され、標準として推奨されてきました。以前のHCMのクラシックな簡易ユーザー・インタフェースをまだ使用している場合、これらの古いページはサポートされなくなるため、HCMレスポンシブ・ユーザー・エクスペリエンスへと移行する必要があります。

一般的な設定についてまとめた情報については、My Oracle SupportドキュメントID 2399671.1 - HCM Responsive User Experience Setup Informationを参照してください。

_________________________

既知の問題/月次および法定メンテナンス・パック

オラクル社は、各更新の既知の問題に関するドキュメントを公開して、発生する可能性のある問題を周知し、回避策がある場合には提供しています。

また、月次パッチまたは法定パッチで修正されたバグのメンテナンス・パックおよび法定メンテナンス・パックのドキュメントも公開しています。

これらのドキュメントをレビューするには、My Oracle Supportにアクセスできる必要があります。

Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)