本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。
日付 | 製品 | 機能 | 備考 |
---|---|---|---|
2021年5月25日 | 初版作成。 |
HCM Cloudアプリケーションについては、このWhat's Newに記載されている次の2つのタイプのパッチを取得できます。
- リリース更新(21A、21B、21Cおよび21D)
- 各更新に対するオプションの月次メンテナンス・パック
環境で使用しているリリース更新を把握することが重要です。これはクラウド・ポータルで確認できます。
このドキュメントは、Oracle HCM Cloudの新機能や改善点に関して理解する必要がある情報の概要をまとめたものです。 このガイドは本アップデートでの新規・改善機能の概要を理解するのに必要な情報およびアップデートに必要なタスクについて説明します。個々のセクションは機能の概略説明、その機能を実装に必要なステップ、ヒントおよび考慮点、他に必要なリソースが記述されています。
このドキュメントに加えて、Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)も参照することをお薦めします。これらのドキュメントには、バグ修正および考えられる既知の問題が記載されています。また、現在使用しているか、今後移行するリリース更新バージョンに基づいて、次のドキュメントも参照することが必要になります。
Oracle HCM Cloudリリース・ドキュメントは、機能上の5つのグループ別に提供されます。
全HCM製品に関して推奨される参照ドキュメントは次のとおりです。
- HCM Cloudの共通機能 (このドキュメントは、全HCMアプリケーションに関係します。全製品とHCMツールに関する基本的な人事管理情報です。)
- Global Human Resources Cloud (グローバル人事管理には、他のアプリケーションがワークフォース・ストラクチャや個人情報などの共通データのために使用する基本アプリケーションが含まれています。 実装した製品がどれであっても、それらの製品に影響を与える可能性があるグローバル人事管理の新機能を把握しておくことをお薦めします。)
ノート: すべてのグローバル人事管理機能が、タレントおよび報酬製品で使用できるわけではありません。
HCM製品に関するオプションの参照ドキュメントは次のとおりです(クラウド・サービスに組み込む製品に応じて異なる)。
- Talent Management Cloud (全タレント・アプリケーション)
- Workforce Rewards Cloud (報酬、福利厚生、給与、グローバル給与インタフェース)
- Workforce Management Cloud (休暇欠勤管理および勤怠管理)
その他のオプションの参照ドキュメントは次のとおりです。
- 共通テクノロジとユーザー・エクスペリエンス(このドキュメントにはHCM固有でなく全Cloudアプリケーションの共通機能が記載)
ノート: これらのドキュメントはすべて、人材管理のリリース・レディネス またはOracle Help Centerの「クラウド・アプリケーション」→「人材管理」で入手できます。
フィードバックをお寄せください
本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。HCM Cloudの新機能に関するお問い合せまたはフィードバックであることを電子メールの本文または件名に明記してください。
列の定義:
レポート = 新規または変更済の、オラクル社から提供されたすぐに実行可能なレポートです。
UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、通常、フィールド、検証またはプログラムの軽微な変更で構成されます。したがって、ユーザーへの影響は最小限です。
UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能の設計は、より複雑になります。したがって、ユーザーに及ぼす影響は大きくなります。
無効化された状態で提供される機能 = これらの機能を使用するには、エンド・ユーザーによるアクションが必要です。これらの機能は無効化された状態で提供され、有効にするかどうかや有効にする時期を任意で選択します。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域を最初にレポートに組み込む必要がある、b)新しいWebサービスを使用するには統合が必要である、c)機能にアクセスするには、ユーザー・ロールに機能を割り当てる必要があるなどです。
エンド・ユーザーがすぐに使用可能 レポートと小規模UIまたはプロセスベースの新機能が更新後にユーザーに与える影響は最小限です。したがって、顧客受入テストでは、大規模UIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当てる必要があります。 |
エンド・ユーザーが使用するには顧客によるアクションが必要 これらの機能を使用可能にするためにアクションが必要になるため、ディスラプティブではありません。利用することを選択する際には、テストと展開のタイミングを設定します。 |
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機能 |
レポート |
UIまたは |
UIまたは |
|
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Oracle Recruiting Cloudは、採用マネージャおよび採用担当者に、候補者のソーシングおよび育成、ジョブ求人の作成および管理、候補者のスクリーニングおよび選択、ジョブ・オファーの作成および管理、組織への新規従業員のオンボーディングを行うためのツールを提供します。また、従業員および外部候補者が簡単なアプリケーション・プロセスを使用してジョブを検索、発見および応募できるキャリア・サイトも提供します。
通常はソーシャル・メディア・プラットフォームでジョブを共有すると、ジョブ・タイトル、外部ジョブの説明およびイメージ(ロゴ)が共有されます。ロゴがソーシャル・ネットワークの標準を満たさない場合は、ロゴ共有を無効にできるようになりました。
この機能を使用すると、ロゴがソーシャル・メディア標準に合致していない場合でも、ソーシャル・メディアでのジョブの正しいルック・アンド・フィールを確保できます。
有効化のステップ
ジョブがソーシャル・メディアと共有されている場合にロゴ共有を無効にするための新しいプロファイル・オプションORA_IRC_CE_JOB_SHARE_IMAGE_DISABLEDを使用できます。
このオプションは、既存の動作を維持するためにデフォルトではオフになっています。
- 「設定および保守」作業領域で、「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索します。
- 「管理者プロファイル値の管理」ページで、プロファイル・オプション・コードORA_IRC_CE_JOB_SHARE_IMAGE_DISABLEDを検索します。
- プロファイル値を「Y」に設定します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。
日付 | 製品 | 機能 | 備考 |
---|---|---|---|
2021年4月30日 | 初版作成。 |
HCM Cloudアプリケーションについては、このWhat's Newに記載されている次の2つのタイプのパッチを取得できます。
- リリース更新(21A、21B、21Cおよび21D)
- 各更新に対するオプションの月次メンテナンス・パック
環境で使用しているリリース更新を把握することが重要です。これはクラウド・ポータルで確認できます。
このドキュメントは、Oracle HCM Cloudの新機能や改善点に関して理解する必要がある情報の概要をまとめたものです。 このガイドは本アップデートでの新規・改善機能の概要を理解するのに必要な情報およびアップデートに必要なタスクについて説明します。個々のセクションは機能の概略説明、その機能を実装に必要なステップ、ヒントおよび考慮点、他に必要なリソースが記述されています。
このドキュメントに加えて、Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)も参照することをお薦めします。これらのドキュメントには、バグ修正および考えられる既知の問題が記載されています。また、現在使用しているか、今後移行するリリース更新バージョンに基づいて、次のドキュメントも参照することが必要になります。
Oracle HCM Cloudリリース・ドキュメントは、機能上の5つのグループ別に提供されます。
全HCM製品に関して推奨される参照ドキュメントは次のとおりです。
- HCM Cloudの共通機能 (このドキュメントは、全HCMアプリケーションに関係します。全製品とHCMツールに関する基本的な人事管理情報です。)
- Global Human Resources Cloud (グローバル人事管理には、他のアプリケーションがワークフォース・ストラクチャや個人情報などの共通データのために使用する基本アプリケーションが含まれています。 実装した製品がどれであっても、それらの製品に影響を与える可能性があるグローバル人事管理の新機能を把握しておくことをお薦めします。)
ノート: すべてのグローバル人事管理機能が、タレントおよび報酬製品で使用できるわけではありません。
HCM製品に関するオプションの参照ドキュメントは次のとおりです(クラウド・サービスに組み込む製品に応じて異なる)。
- Talent Management Cloud (全タレント・アプリケーション)
- Workforce Rewards Cloud (報酬、福利厚生、給与、グローバル給与インタフェース)
- Workforce Management Cloud (休暇欠勤管理および勤怠管理)
その他のオプションの参照ドキュメントは次のとおりです。
- 共通テクノロジとユーザー・エクスペリエンス(このドキュメントにはHCM固有でなく全Cloudアプリケーションの共通機能が記載)
ノート: これらのドキュメントはすべて、人材管理のリリース・レディネスまたはOracle Help Centerの「クラウド・アプリケーション」→「人材管理」で入手できます。
フィードバックをお寄せください
本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。HCM Cloudの新機能に関するお問い合せまたはフィードバックであることを電子メールの本文または件名に明記してください。
列の定義:
レポート = 新規または変更済の、オラクル社から提供されたすぐに実行可能なレポートです。
UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、通常、フィールド、検証またはプログラムの軽微な変更で構成されます。したがって、ユーザーへの影響は最小限です。
UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能の設計は、より複雑になります。したがって、ユーザーに及ぼす影響は大きくなります。
無効化された状態で提供される機能 = これらの機能を使用するには、エンド・ユーザーによるアクションが必要です。これらの機能は無効化された状態で提供され、有効にするかどうかや有効にする時期を任意で選択します。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域を最初にレポートに組み込む必要がある、b)新しいWebサービスを使用するには統合が必要である、c)機能にアクセスするには、ユーザー・ロールに機能を割り当てる必要があるなどです。
エンド・ユーザーがすぐに使用可能 レポートと小規模UIまたはプロセスベースの新機能が更新後にユーザーに与える影響は最小限です。したがって、顧客受入テストでは、大規模UIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当てる必要があります。 |
エンド・ユーザーが使用するには顧客によるアクションが必要 これらの機能を使用可能にするためにアクションが必要になるため、ディスラプティブではありません。利用することを選択する際には、テストと展開のタイミングを設定します。 |
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UIまたは |
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Oracle Learning Cloudを使用すると、学習提供において変換シフトを作成できます。組織の内容領域専門家は、ビデオを簡単に公開したり、チュートリアルを組み立てて、オンデマンドおよびソーシャル・ラーニングを提供できます。コラボレーション機能により、継続的なコミュニティ・フィードバックが促進されます。
学習者がeラーニング・プレーヤまたはコンテンツで提供されるコントロールではなくブラウザ・ウィンドウのコントロールを使用してeラーニング・プレーヤをクローズした場合でも、学習者の進捗がOracle Learning Cloudに送信されるようにする追加のサポートがeラーニング・プレーヤで提供されるようになりました。
たとえば、学習者がプレーヤの「保存してクローズ」ボタンまたはコンテンツに用意されている「クローズ」ボタンを使用してeラーニング・プレーヤをクローズしない場合でも、ブラウザは最終完了更新をOracle Learning Cloudに送信し、学習者の割当が完了します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
- eラーニング・コース・プレーヤの詳細は、3月のメンテナンス・パック(更新21A)の新機能にあるeラーニング・コース・プレーヤの拡張の一般提供を参照してください。
更新20Cで最初に導入されたカタログ参照機能の拡張がセルフサービス参照モードのみになったことに注意してください。5月のメンテナンス・パック(21B)以降、学習カタログ全体をフラット・リストとして参照する機能はサポートされません。新しいブラウズ機能を使用すると、学習者がより直感的に参照できます。
「カタログの参照」機能をまだ有効にしていない場合は、セルフサービス参照が無効になり、「参照」ボタンが表示されません。
有効化のステップ
「カタログの参照」ボタンを有効にして使用するステップは、更新20Cのタレント管理の新機能ドキュメントの「カタログの参照」ボタンの拡張で説明されています。
コースおよび専門のブランディングおよびトレーラ・ビデオの拡張機能
将来のリリースとの互換性を確保するために、コースの編集ペーシおよび専門ページのブランド・イメージおよびトレーラ・ビデオのコンポーネントが、コミュニティ・ブランディング・イメージで使用されるものと同じコンポーネントに置き換えられました。トレーラ・ビデオをセルフサービス・ビデオとして公開する必要がなくなりました。かわりに、コースまたは専門の編集中に直接アップロードされます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
上位互換性を利用するには、「リッチ・メディア移行」オプションを選択して「学習移行ジョブ」を実行します。これにより、既存のブランディング・イメージ(つまり表紙の絵)がすべて更新されます。
このジョブを実行すると、既存のトレーラ・ビデオがコースおよび専門から削除されます。このジョブを実行しないと、現在はセルフサービスでブランディング・イメージが表示されますが、今後のリリースでは機能しなくなります。
ノート: 21Bより前でレスポンシブ・ユーザー・エクスペリエンスを有効にした場合でも、このタスクを実行する必要があります。21Bの更新とともにレスポンシブ・ユーザー・エクスペリエンスを有効にする場合は、このタスクも必要です。
HDLを介してトレーラ・ビデオをカタログ項目に追加する機能はサポートされなくなりました。
主なリソース
- レスポンシブ・ユーザー・エクスペリエンスへの移行の詳細は、My Oracle Supportにある「レスポンシブ・ユーザー・エクスペリエンスへのOracle Learning Cloudの移行」(ドキュメントID 2649721.1)というドキュメントを参照してください。
コース、講義および専門を編集する場合は、「学習内容」フィールドの翻訳エディタを使用します。この機能により、翻訳機能が拡張されて、学習管理者が他の言語で学習内容テキストを定義するためにセッション言語を変更する必要がなくなります。
以前は、「タイトル」および「概略」フィールドでのみ、このエディタを使用できました。現在は次のページで、この機能が使用可能になりました。
- コースの編集: 一般情報ページ
- オファリング摘要の編集ページ
- 専門摘要の編集ページ
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
アクセス・グループからの「アクセス権限なし」表示モード・オプションの削除
アクセス・グループの「アクセス権限なし」表示モード・オプションはサポートされなくなりました。つまり、アクセス・グループ・レベルで学習アイテムへのアクセスを拒否するアクセス・グループを作成できなくなりました。
この表示モードで構成されている既存のアクセス・グループを編集する際には、表示モードを「詳細」または「要約」ビューに変更するまで変更を保存できません。
一部のユーザーが学習アイテムにアクセスできないようにするには、アイテムのデフォルト・アクセス表示モードを「アクセス権限なし」に設定し、アクセス・グループで「詳細」または「要約」モードを使用して、特定のユーザーがアクセスできるようにします。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
特定の一部の学習者にのみアクセス権を付与する場合は、次のようにします。
- 学習アイテム・レベルで、「デフォルト・アクセス」を「アクセス権限なし」に設定します。(「学習アイテム」→「学習者」タブ→「デフォルト・アクセスの管理」→「セルフサービス設定」で「表示モード」=「アクセス権限なし」。)こうすれば、誰も学習アイテムにアクセスできなくなります。
- アクセス・グループを作成し、「要約ビュー」や「詳細ビュー」という表示モードを使用して、学習アイテムへのアクセス権が必要な特定の学習者にアクセス権を付与します。こうすれば、この学習者グループにのみ学習アイテムへのアクセス権が付与されます。
主なリソース
- 更新21Aのタレント管理の新機能のドキュメントに記載されているアクセス拒否ルールの適用停止を参照してください。
トランザクション・コンソールの承認のトランザクション要約ページを使用して、学習要求承認トランザクションのステータスおよび履歴を表示します。この拡張により、管理者はBPMワークリストのかわりにトランザクション・コンソールを使用して、学習要求承認トランザクションを構成、モニターおよびトラブルシューティングできます。
「承認」および「否認」処理に加えて、HCM承認処理の標準セットが学習要求承認プロセスでサポートされるようになりました。また、学習管理者が学習クラウドの学習レコードに対して「バイパスおよび承認」または「バイパスおよび否認」処理を実行すると、それに応じて関連する承認トランザクションが更新されます。
ノート: 最新のタスク・ステータスでグローバル・ヘッダーの通知を更新するには、ワークフロー・タスク・ジョブでグローバル・ヘッダーの通知の同期を必ず構成してください。このジョブの詳細は、Oracle Help CenterにあるGlobal Human Resourcesの実装ガイドを参照してください。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
- 標準処理のリストは、Oracle Help CenterにあるOracle Applications Cloud共通機能の使用ガイドのワークフロー・タスクの処理およびステータスの章を参照してください。
- ワークフロー・タスク・ジョブでグローバル・ヘッダーの通知の同期を構成する方法の詳細は、Oracle Help CenterにあるGlobal Human Resourcesの実装ガイドを参照してください。
インシデント・レポート・トランザクションに対して使用可能になった新しい通知セットを使用します。これらの通知により、更新21Aでリリースされたインシデント管理の拡張機能がさらに強化されます。
新しい通知は次のとおりです。
- 発行時の発行者に対するFYI通知
- コンテンツの承認時または否認時の発行者に対するFYI承認通知
- コンテンツ承認時の割当先に対するFYI通知
- コンテンツ否認時のコンテンツ所有者に対するFYI通知
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
- 詳細は、更新21Aのタレント管理の新機能のインシデント管理の拡張という機能を参照してください。
新しいスケジュール済プロセスを使用して、必須学習イニシアチブまたは自主的学習イニシアチブとは別に学習推奨イニシアチブを展開および調整します。このプロセスでは、現在の「割当ルールに対するPerson IDの評価」スケジュール済プロセスと「動的割当の調整」スケジュール済プロセスの両方のタスクが実行されますが、学習推奨イニシアチブについてのみ実行されるため、学習推奨調整のバックグラウンド・プロセスをスケジュールするタスクが簡略化されます。これらのプロセスは「学習に関する推奨の処理」プロセス自体によって調整されるため、これらのプロセスの実行時間を調整する必要がなくなりました。現在は学習推奨イニシアチブの作成または編集時に実行されている「分析レポートから個人リストを生成」プロセスもこのプロセスで置き換えられます。
ノート: 必須学習イニシアチブおよび自主的学習イニシアチブを調整するには、「割当ルールに対するPerson IDの評価」および「動的割当の調整」というスケジュール済プロセスが、それぞれ独立したスケジュールをそのまま維持している必要があります。この拡張は、学習推奨イニシアチブの調整にのみ適用されます。
有効にすると、「自分のクライアント・グループ」→「学習」→「バックグラウンド処理」タブに「学習に関する推奨の処理」という新しいセクションが表示されます。ここで、推奨イニシアチブの作成および調整のランタイム特性を制御できます。
推奨イニシアチブのスケジュール済調整の構成オプション
これらのオプションでは、バックグラウンド処理で使用できるパラレル・スレッドの最大数を制御できます。
- パラレル消込ジョブの最大数 - 繰返しスケジュールで実行されるときに、このプロセスで使用されるスレッドの数を制御します。これは、「動的割当の調整」という既存のジョブのバッチ・サイズ入力パラメータと同等であり、2以上に設定する必要があります。最適な数は、推奨イニシアチブの数および調整される頻度によって異なります。この設定によって、パラレルで評価される学習者選択基準の数、およびパラレルで調整される推奨イニシアチブの数が決まります。複数のスレッドを使用すると、すべての推奨イニシアチブを調整するための全体的な時間が短縮されます。
- 消込ジョブ当たりのパラレル・スレッドの最大数 - 推奨イニシアチブごとの個別の学習者選択基準の処理に使用される子スレッドの数、およびシステム内の推奨を更新するスレッドの数を制御します。単一の推奨イニシアチブに対して複数の選択基準を使用する場合(たとえば、複数の分析レポートを使用して学習者を選択する推奨イニシアチブを定義している場合)、または対象学習者が定期的に大幅に変化することが予測される場合は、この設定を増やすことを検討してください。この値を増やすと、実行時間をさらに短縮できます。
重要: スケジュール済調整時に使用されるパラレル・スレッドの最大数は、これらの2つの設定を乗算して決定されます。システムを過度に拡張して実行中の他のスケジュール済プロセスを妨げないように、環境の合計スレッド容量をお客様が評価する必要があります。
推奨イニシアチブ展開の構成オプション
これらのオプションでは、推奨イニシアチブの展開が発生するタイミング、および即座に展開された場合にバックグラウンド処理がパラレルで使用できるスレッドの最大数を制御できます。
- 「ユーザーによる変更の保存直後にアクセスを処理」オプション - アプリケーション・ユーザー・インタフェースから推奨イニシアチブが作成、編集または手動で調整されたときに、即座に展開するかどうかを制御します。これにより、通常の営業時間内にシステムが過負荷にならないように追加の制御レベルを実現しながら、必要な推奨イニシアチブを管理者が作成できます。これを選択しない場合、推奨イニシアチブは次のスケジュール済調整時にのみ処理されます。
- パラレル展開ジョブの最大数 - ユーザー・インタフェースから複数の作成、編集または手動調整がほぼ同時に実行された場合に、パラレルに展開される推奨イニシアチブの最大数を制御します。これは、即座に展開するオプションが選択されている場合にのみ適用されます。多数の推奨イニシアチブを短時間で作成する場合は、この設定を増やすことを検討してください。
- 展開ジョブ当たりのパラレル・スレッドの最大数 - パラレルで処理する推奨イニシアチブごとの学習者選択基準の数を制御し、システムに推奨を書き込んだり更新するために作成される子スレッドの数も制御します。何千人ものユーザーに関する推奨イニシアチブを作成する場合は、この設定を増やすことを検討してください。
重要: 即時展開時に使用されるパラレル・スレッドの最大数(有効な場合)は、これらの2つの設定を乗算して決定されます。システムを過度に拡張して実行中の他のスケジュール済プロセスを妨げないように、環境の合計スレッド容量を評価する必要があります。
有効化のステップ
プロファイル・オプションを設定します。
- タスク: 管理者プロファイル値の管理
- プロファイル・オプション・コード: ORA_WLF_ENABLE_PROCESS_RECOMMENDATIONS_KEY
- プロファイル表示名: 推奨のバッチ処理使用可能
- 「サイト」レベルでプロファイル・オプション値を「Y」に設定します。希望するペースで「学習に関する推奨の処理」をスケジュールします。
ノート: 有効にすると、推奨イニシアチブでのみ使用される(しかし、学習イニシアチブの調整には引き続き必要な)学習者選択基準が「割当ルールに対するPerson IDの評価」ジョブで評価されなくなります。
新しい「ユーザー・アクセスの処理」ジョブを使用して、アクセス・グループを展開および調整します。アクセス・グループの処理スケジュール済プロセスがこのジョブに置き換わり、アクセス・グループを処理するための追加の構成オプションが提供されます。「ユーザー・アクセスの処理」は、アクセス・グループの展開および調整を簡略化するバックグラウンド・プロセスです。単一のスケジュール済プロセスを介して評価および調整タスクが実行され、環境のスレッド使用率をより詳細に制御するための追加の構成オプションが提供されます。
ノート: 古いアクセス・グループの処理ジョブは、将来のリリースで削除されます。
この新しいプロセスでは、現在の「割当ルールに対するPerson IDの評価」スケジュール済プロセスとアクセス・グループの処理スケジュール済プロセスの両方のタスクを実行するため、アクセス・グループを調整するためのバックグラウンド・プロセスをスケジュールするタスクが簡略化されます。これらのプロセスは「ユーザー・アクセスの処理」プロセス自体によって調整されるため、これらのプロセスの実行時間を調整する必要がなくなりました。以前はアクセス・グループの作成または編集時に実行されていた「分析レポートから個人リストを生成」プロセスもこのプロセスで置き換えられます。
ノート: 必須学習イニシアチブと自主的学習イニシアチブを調整するには、「割当ルールに対するPerson IDの評価」スケジュール済プロセスを独立したケジュールのまま保持する必要があります。「動的割当の調整」プロセスには、引き続きこれが必要です。この拡張は、アクセス・グループの調整にのみ適用されます。
有効にすると、「自分のクライアント・グループ」→「学習」→「バックグラウンド処理」タブに「学習アクセス処理」という新しいセクションが表示されます。ここで、アクセス・グループの作成および調整のランタイム特性を制御できます。
スケジュールされたアクセス・グループの構成オプション
これらのオプションでは、バックグラウンド処理で使用できるパラレル・スレッドの最大数を制御できます。
- パラレル消込ジョブの最大数 - 繰返しスケジュールで実行されるときに、このプロセスで使用されるスレッドの数を制御します。これは、アクセス・グループの処理という既存のジョブのバッチ・サイズ入力パラメータと同等であり、2以上またはアクセス・グループの処理に使用される既存のバッチ・サイズに設定する必要があります。この設定によって、パラレルで評価される学習者選択基準の数、およびパラレルで調整されるアクセス・グループの数が決まります。複数のスレッドを使用すると、すべてのアクセス・グループを調整するための全体的な時間が短縮されます。
- 消込ジョブ当たりのパラレル・スレッドの最大数 - アクセス・グループごとの個別の学習者選択基準の処理に使用される子スレッドの数、およびシステム内のアクセス・レコードを更新するスレッドの数を制御します。単一のアクセス・グループに対して複数の選択基準を使用する場合(たとえば、複数の分析レポートを使用して学習者を選択するアクセス・グループを定義している場合)、または対象学習者が定期的に大幅に変化することが予測される場合は、この設定を増やすことを検討してください。この値を増やすと、処理時間をさらに短縮できます。
重要: スケジュール済調整時に使用されるパラレル・スレッドの最大数は、これらの2つの設定を乗算して決定されます。システムを過度に拡張して実行中の他のスケジュール済プロセスを妨げないように、環境の合計スレッド容量をお客様が評価する必要があります。
アクセス・グループ展開の構成オプション
これらのオプションでは、アクセス・グループの展開が発生するタイミング、および即座に展開された場合にバックグラウンド処理がパラレルで使用できるスレッドの最大数を制御できます。
- ユーザーによる変更の保存直後にアクセスを処理 - アプリケーション・ユーザー・インタフェースからアクセス・グループが作成、編集または手動で調整されたときに、即座に展開するかどうかを制御します。これにより、通常の営業時間内にシステムが過負荷にならないようにする追加の制御レベルをお客様に提供しながら、必要なアクセス・グループを管理者が作成できます。これを選択しない場合、アクセス・グループは次のスケジュール済調整時にのみ処理されます。
- パラレル展開ジョブの最大数 - ユーザー・インタフェースから複数のアクセス・グループの作成、編集または手動調整がほぼ同時に実行された場合に、パラレルに展開されるアクセス・グループの最大数を制御します。これは、即座に展開するオプションが選択されている場合にのみ適用されます。多数のアクセス・グループを短時間で作成する場合は、この設定を増やすことを検討してください。
- 展開ジョブ当たりのパラレル・スレッドの最大数 - パラレルで処理するアクセス・グループごとの学習者選択基準の数を制御し、システムにアクセス・グループを書き込んだり更新するために作成される子スレッドの数も制御します。何千人ものユーザーに関するアクセス・グループを作成する場合は、この設定を増やすことを検討してください。
重要: 即時展開時に使用されるパラレル・スレッドの最大数(有効な場合)は、これらの2つの設定を乗算して決定されます。システムを過度に拡張して実行中の他のスケジュール済プロセスを妨げないように、環境の合計スレッド容量を評価する必要があります。
有効化のステップ
- プロファイル・オプションを設定します。
- タスク: 管理者プロファイル値の管理
- プロファイル・オプション・コード: ORA_WLF_ENABLE_PROCESS_USER_ACCESS_KEY
- プロファイル表示名: ユーザー・アクセスのバッチ処理使用可能
- 「サイト」レベルでプロファイル・オプション値を「Y」に設定します。
- スケジュール済プロセス「ユーザー・アクセスの処理」を取り消します。このジョブがスケジュールされたままの場合、プロファイル・オプションが前述のように設定されていると、タスクが実行されなくなります。
- 希望するペースでアクセス・グループの処理をスケジュールします。
ノート: 有効にすると、アクセス・グループでのみ使用される(しかし、学習イニシアチブの調整には引き続き必要な)学習者選択基準が「割当ルールに対するPerson IDの評価」ジョブで評価されなくなります。
正常に作成されなかった推奨およびアクセス・グループ・レコードを検索します。推奨イニシアチブおよびアクセス・グループが作成または調整されると、定義済の学習者選択基準に関連する推奨またはアクセス・レコードがOracle Learningで生成されます。なんらかの理由でこれらのレコードを作成できない場合、その情報がシステムで取得されるようになりました。管理者は「スキップされた割当の検索」機能を使用して、正常に作成されなかったレコードを特定し、その理由を理解して修正処理を実行できます。
ノート: ほとんどの事由コードは学習レコード作成の問題に固有のコードであり、アクティビティ・シーケンシングに関する制限付提供プログラムの一部としてのみサポートされています。学習レコードおよびアクセス・グループの処理に関する拡張機能が有効になっている場合は、いくつかの事由コードがそれぞれの処理に適用されます。
有効化のステップ
この拡張機能を使用するには、次の前述の機能を有効にする必要があります。
- 「学習に関する推奨の処理」スケジュール済プロセス(この新機能ドキュメントの推奨イニシアチブ処理の変更を参照)。
- 「ユーザー・アクセスの処理」スケジュール済プロセス(この新機能ドキュメントのユーザー・アクセスのバックグラウンド処理の変更を参照)。
新しいバッチ・モード・オプションを使用して、イニシアチブおよびアクセス・グループ学習者選択基準の評価(分析レポートなど)にかかる時間を短縮します。
スケジュール済のイニシアチブおよびアクセス・グループの調整中に多数の選択基準を処理する場合は、この新しい構成オプションを使用すると、最後の実行時間に基づいて選択基準がバッチにグループ化されて全体の処理時間が短縮され、調整プロセスをより迅速に完了できます。学習イニシアチブまたはアクセス・グループの選択基準として多数の分析オブジェクトを使用するお客様には、この新しい設定が最も効果的です。
この拡張機能は次のものに適用されます。
- 「割当ルールに対するPerson IDの評価」スケジュール済プロセス
- 「学習に関する推奨の処理」スケジュール済プロセス(この新機能ドキュメントの推奨イニシアチブ処理の変更を参照)。
- 「ユーザー・アクセスの処理」スケジュール済プロセス(この新機能ドキュメントのユーザー・アクセスのバックグラウンド処理の変更を参照)。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、次のプロファイル・オプションを設定します。
- タスク: 管理者プロファイル値の管理
- プロファイル・オプション・コード: ORA_WLF_ASSIGN_MASS_PROCESS_ORDER
- プロファイル表示名: 割当宛先処理順序の定義
- サイト・レベルでプロファイル・オプション値を「LAST_RUNTIME」に設定します。
ヒントと考慮事項
バッチ・サイズを指定せずに「割当ルールに対するPerson IDの評価」をスケジュールした場合、選択基準が単一スレッドでシリアルに評価されるため、この拡張の価値が発揮されません。また、この拡張機能を利用して一般的な合計実行時間を減らすには、バッチ・サイズを2または3以上(または環境の容量によってはそれ以上)に増やすことも検討してください。
複数選択を使用して、インポートする外部プロバイダのコンテンツのサブセットを選択します。この拡張機能により、コンテンツを選択的にインポートできます。
- 管理者は、ステージング領域から複数のタイトルを選択できます。
- 1つ以上のタイトルを選択し、いずれも「インポート要求済」または「現行」ステータスでない場合は、「インポート」ボタンが有効になります。
- 「インポート」ボタンをクリックすると、選択したすべてのタイトルが「インポート要求済」ステータスに設定され、インポート・バックグラウンド・プロセスが発行されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
LinkedInラーニングで使用するWLF_EXT_PROVIDER_LINKEDINプロファイル・オプションを作成する必要がなくなりました。「外部プロバイダ」ページにLinkedInが自動的に表示されるようになりました。
この拡張により、LinkedIn統合の設定が容易になります。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
21Aで(または早期導入プログラムの一部として)プロファイル・オプションを作成した場合は、不要になったか関連がなくなったため、そのプロファイル・オプションを削除できます。
主なリソース
- LinkedIn統合の設定の詳細は、更新21Aのタレント管理の新機能に関するドキュメントで、プロファイル・オプションを介して使用可能なLinkedIn統合という機能を参照してください。
- FusionとLinkedIn間のアクセス・ブロックを防ぐためのIP許可リストの構成の詳細は、My Oracle Supportにある「Oracle Fusion Learning Cloud: 学習者が外部プロバイダのトレーニングを完了した後にOracle Learning Cloudの完了ステータスが更新されない」(文書ID 2770767.1)という文書を参照してください。
HCMモバイル・オフライン学習アプリケーションの専門詳細ページ、および選択した講義詳細ページで、会話および「いいね」の数を表示します。この拡張により、学習者は会話をオフラインで簡単に表示できるようになります。
この情報は、表示専用モードで参照できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
Oracle Recruiting Cloudは、採用マネージャおよび採用担当者に、候補者のソーシングおよび育成、ジョブ求人の作成および管理、候補者のスクリーニングおよび選択、ジョブ・オファーの作成および管理、組織への新規従業員のオンボーディングを行うためのツールを提供します。また、従業員および外部候補者が簡単なアプリケーション・プロセスを使用してジョブを検索、発見および応募できるキャリア・サイトも提供します。
組織のビジネス・ニーズに従って、追加の候補者国別仕様詳細を収集します。個人国別仕様属性(PER_PERSON_LEGISLATIVE_DFF)などの独自の国別仕様フレックスフィールドを構成し、候補者から追加の国別仕様詳細を取得するようにジョブ応募フローを構成できます。
この機能を使用すると、組織のビジネス・ニーズに従って、候補者から追加の国別仕様詳細を収集できます。候補者が採用されると、この追加情報が従業員詳細の一部としてシームレスに使用可能になります。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、次のステップを実行する必要があります。
ステップ1: PER_PERSON_LEGISLATIVE_DFFという付加フレックスフィールドを構成します。
- 「設定および保守」作業領域で、次の場所に移動します。
- 講義: 採用および候補者エクスペリエンス
- 機能領域: ワークフォース情報
- タスク: 個人付加フレックスフィールドの管理
- PER_PERSON_LEGISLATIVE_DFFを選択して構成します。
ステップ2: トランザクション設計スタジオで「候補者応募多様性および障害」処理を構成し、特定のフレックスフィールド属性の必須属性および表示可能属性を選択してグローバル・セグメントを表示するためのルールを定義します。
前提条件:
- サイト・レイヤーでサンドボックスおよびページ編集をアクティブ化する必要があります。(「設定および処理」メニュー→「ページの編集」→サンドボックスのアクティブ化)
- ホーム・ページで、「自分のクライアント・グループ」→「クイック処理」→「HCMエクスペリエンス設計スタジオ」に移動します。
- 「トランザクション設計スタジオ」タブをクリックします。
- 「候補者応募多様性および障害」処理を選択します。
- 「追加」をクリックして特定の国の特定のフレックスフィールドを表示するためのルールを作成および構成します。
- 「基本詳細」セクションで、ルールを適用する名前、摘要および国を入力します。
- 「ページ属性」セクションで、「追加個人国別仕様属性」を選択します。
- 「編集」アイコンをクリックします。
- フレックスフィールド・コンテンツ・コード: グローバル・データ要素を選択します。
- フレックスフィールド属性: グローバル・セグメントを選択し、「必須」および「表示」のプリファレンスを指定します。
- 「完了」をクリックします。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
ヒントと考慮事項
候補者への表示および個人国別仕様属性の収集には、グローバル・データ要素のみが使用可能です。
米国に掲載されたジョブ求人に応募する外部候補者のエスニシティおよび人種情報を収集します。2つの質問形式が使用され、2つの異なる応答が必要です。
最初の質問はエスニシティ・カテゴリに関するものです。外部候補者は、人種に関係なく、ヒスパニックまたはラテン系(キューバ、メキシコ、プエルトリコ、南アメリカまたは中央アメリカ、その他のスペイン語圏の文化や家系)であるかどうかを示します。
2番目の質問では、外部候補者が自分の人種を選択します。使用可能なオプションは次のとおりです。
- アメリカ・インディアンまたはアラスカ先住民族
- アジア系
- 黒人またはアフリカ系アメリカ人
- ハワイ先住民/その他太平洋諸島系
- 白人
この機能を使用すると、コンプライアンスおよびレポート用に候補者のエスニシティおよび人種情報を収集できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
候補者のエスニシティおよび人種情報は、採用担当者、採用マネージャおよび協力者には表示されません。ただし、収集された情報は、レポート作成用に利用でき、HRユーザーも使用できます。
Oracle Recruiting Cloudの新しいデフォルト検索テクノロジ・エンジンであるOracle Searchを使用します。
21BでOracle Searchに移行する既存のOracle Recruiting Cloudのお客様(次の場合):
- 21AでOracle Searchを使用していて21Bにアップグレードした場合:
- 何もする必要はなく、機能全体に影響はありません。
- 21AでSemSearchを使用していて21Bにアップグレードした場合:
- スケジュール済プロセス「TCA地域のロードおよび索引付け」を実行して、完了するまで待機する必要があります。
ノート: 21AのSemSearchを使用している既存のお客様の場合: アップグレード前に実行がスケジュールされている増分索引付けスケジュール済プロセス「候補者およびジョブ求人検索の保守」により、スケジュール済プロセス「ジョブ求人のロードおよび索引付け」および「候補者のロードおよび索引付け」がトリガーされます。これにより、ジョブ求人と候補者の完全な索引付けがそれぞれ処理されます。
21BでORACLE Searchをアクティブ化する新しいお客様
Oracle Recruiting Cloud 21BでOracle Searchの使用を開始する新しいお客様の場合は、次の作業が必要です。
- スケジュール済プロセス「TCA地域のロードおよび索引付け」を実行して、完了するまで待機します。
- スケジュール済プロセス「ジョブ求人のロードおよび索引付け」を実行して、完了するまで待機します。
- スケジュール済プロセス「候補者のロードおよび索引付け」を実行して、完了するまで待機します。
これら3つのスケジュール済プロセスが完了したら、増分索引付けスケジュール済プロセス「候補者およびジョブ求人検索の保守」を15分間隔でスケジュールします。この増分プロセスでは、今後追加される新しいジョブ求人、候補者および地理エンティティが索引付けされます。
これは、Oracle Recruiting Cloud内の検索のイノベーションを継続的に実施するためのインフラストラクチャの変更です。
有効化のステップ
前述のようにスケジュール済プロセスを実行します。
ヒントと考慮事項
- リリース・アップグレード中は、スケジュール済プロセス「候補者およびジョブ求人検索の保守」が一時停止ステータスになります。このプロセスは取り消さないでください。「候補者のロードおよび索引付け」および「ジョブ求人のロードおよび索引付け」スケジュール済プロセスが、その間に生成されます。これらのプロセスは取り消さないでください。
- 増分スケジュール済プロセス「候補者およびジョブ求人検索の保守」の完了には通常は約10分かかります。このプロセスの実行頻度は15分ごとに設定することをお薦めします。
- 完全な索引付けプロセスを実行する必要があるのは、検索中に問題が発生した場合、およびOracle Supportから指示された場合のみです。完全な索引付けプロセスを実行する場合は、現在の増分スケジュール済プロセス(親プロセスと子プロセスを含む)を必ずすべて取り消してください。その後、完全な索引付けスケジュール済プロセス「候補者のロードおよび索引付け」および「ジョブ求人のロードおよび索引付け」を実行し、それらが完了するまで待機してから、増分プロセス「候補者およびジョブ求人検索の保守」をスケジュールできます。
米国政府環境のお客様
米国政府環境のお客様の場合は、環境を21Bに更新したら、Oracle Searchをすぐに無効にしてSemSearchに戻す必要があります。これを行うには、次のステップに従います。
ノート: 既存のお客様の環境がOracle Searchを使用するように構成されていなかった場合、お客様は同じステップに従ってSemSearchに戻す必要があります。
前提条件:
- このステップを実行するには、採用管理者ロール(ORA_PER_RECRUITING_ADMINISTRATOR_JOB)が必要です。
- スケジュール済プロセス「候補者およびジョブ求人検索の保守」の定期的実行がスケジュールされている場合は、それを取り消す必要があります(「ナビゲーション・メニュー」→「ツール」→「スケジュール済プロセス」)。プロセスを取り消すことができるのは、プロセスをスケジュールしたユーザーのみです。
最初に、プロファイル・オプションを変更して、Oracle Recruiting Cloudの検索エンジンとしてのOracle Searchを無効にする必要があります。
- 「設定と保守」作業領域に移動します。
- 右側の「タスク」アイコンをクリックし、「検索」オプションをクリックします。
- タスク「管理者プロファイル値の管理」を検索します。
- タスク名をクリックします。
- プロファイル・オプション・コードIRC_ELASTIC_SEARCH_ENABLEDを検索します。プロファイル値は「Y」になっています。「N」に変更して、Oracle Searchを無効にします。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
次に、増分索引付けプロセス「候補者およびジョブ求人検索の保守」をスケジュールして、システムで作成された新しい求人、候補者および地理エンティティを索引付けする必要があります。
- 「スケジュール済プロセス」作業領域(ナビゲーション・メニュー→「ツール」→「スケジュール済プロセス」)に移動します。
- 「候補者およびジョブ求人検索の保守」を15分ごとに実行する新しいプロセスをスケジュールします。「拡張」ボタンをクリックすると、ジョブの頻度を制御するオプションが表示されます。
次に、制限付提供プログラムが提供する制限付提供機能のリストを示します。
ノート: 現時点では、これらの機能をすべてのお客様がご利用いただけるわけではありません。これらは制限付提供プログラムを介してのみ使用可能であり、この機能プログラムに参加するには承認が必要になります。これらのプログラムに参加するには、テストに参加して、フィードバックを返していただく必要があります。プログラムによっては、他のご協力が必要な場合もあります。
これらの初期段階のプログラムに参加する時間がない場合、ご心配はいりません。すべてのお客様向けの一般提供が始まった時点で、この機能をご利用ください。すべてのお客様がこれらの機能をご利用いただけるようになると、通常どおり製品見出しの下に機能が表示されます。
ぜひ機能のリストをご覧になり、機能のリリース・スケジュールより前に実装する必要がある機能があるかどうかをご確認ください。機能のサインアップに関する情報は、次の表をご覧ください。これらのプログラムの参加者数は限られており、一部は特定のお客様向けのプログラムであるため、早めにサインアップしてください。
次の表に、使用可能な機能とサインアップ方法の簡単な説明を示します。提供される機能が多い場合は、この表の下にある「新機能」に機能の詳細が説明されている場合もあります。
制限付提供プログラムにご参加いただき、お客様のご意見やアイデアをお聞かせいただけることを楽しみにしています。
製品 | 機能名 | 機能の説明 | テストが必要なお客様のタイプ | サインアップ方法 | 制限付提供リリース | 現在参加可能 |
---|---|---|---|---|---|---|
学習クラウド |
専門の順序付けをぜひお試しください。専門のセクションおよびアクティビティの完了順序を指定したり、完了基準をオプションまたは必須として定義できます。 詳細は、20Dの「新機能」を参照してください。 |
お客様は、次の条件を満たす必要があります。
|
このプログラムに参加するには、My Oracle Supportでサービス要求(SR)を登録する必要があります。SRに含める詳細は、20Dの「新機能」を参照してください。 |
20Cの8月の更新 |
可 | |
学習クラウド |
学習プランニング |
学習プランニングを使用すると、学習部門が学習者のトレーニング・ニーズを識別し、適切に処理して学習割当のセットにまとめることができます。学習プランは将来実行される場合とされない場合があります。実行されないプランはシミュレーションと呼ばれることもあります。 |
お客様は、次の条件を満たす必要があります。
|
このプログラムに参加するには、My Oracle Supportでサービス要求(SR)を登録する必要があります。 |
19D | 可 |
学習クラウド |
管理者ファセット個人検索 | 割当、イニシアチブおよびアクセス・グループで使用する「個人の追加」処理の「個人の検索」タブが拡張されました。 |
お客様は、次の条件を満たす必要があります。
|
このプログラムに参加するには、My Oracle Supportでサービス要求(SR)を登録する必要があります。 |
21B | 可 |
採用 | バニティURL |
顧客ブランドのURLを使用して、外部キャリア・サイトをホストできます。すべてのキャリア・サイトは、同じバニティ・ドメインでホストされます。 |
お客様は、次の条件を満たす必要があります。
|
このプログラムに参加するには、My Oracle Supportでサービス要求(SR)を登録して承認される必要があります。SRに"OR-Vanity-URL"のタグを付けてください |
21B | 可 |
採用 |
バニティEメール |
バニティEメールを使用して、外部候補者にEメールを送信できます。バニティEメールは、すべての外部候補者コミュニケーションの送信元Eメールのブランディングに使用されます。 |
お客様は、次の条件を満たす必要があります。
|
このプログラムに参加するには、My Oracle Supportでサービス要求(SR)を登録して承認される必要があります。SRに"OR-Vanity-Email"のタグを付けてください |
21B |
可 |
採用 |
採用までの期間 | 採用担当者は、「採用までの時間」機能を使用して、ジョブ求人の最初の採用までにかかる時間を見積もれます。「採用までの時間」機能では、人工知能(AI)および機械学習アルゴリズムを使用して、以前の類似ジョブ求人に基づいて最初の採用までの時間を見積もります。 |
お客様は、次の条件を満たす必要があります。
|
このプログラムに参加するには、My Oracle Supportでサービス要求(SR)を登録して承認される必要があります。SRに"OR-Time-To-Hire"のタグを付けてください |
21B |
可 |
採用 |
候補者へのスキル推奨 |
外部候補者がジョブに応募する場合、人工知能(AI)アルゴリズムを使用して、ジョブ・タイトル、経験およびスキルに基づいてスキルが推奨されます。 |
お客様は、次の条件を満たす必要があります。
|
このプログラムに参加するには、My Oracle Supportでサービス要求(SR)を登録して承認される必要があります。SRに"OR-Skills-Candidates"のタグを付けてください |
21B | 可 |
採用 |
役職や経験などの様々なパラメータを使用した人工知能(AI)アルゴリズムを使用して、同様の候補が検索されます。「類似候補者」機能は、候補者、見込み候補者および候補者プール・メンバーに使用できます。 |
お客様は、次の条件を満たす必要があります。
|
このプログラムに参加するには、My Oracle Supportでサービス要求(SR)を登録して承認される必要があります。"OR-Similar-Candidates"でタグ付けしてください |
21B |
可 |
|
採用 |
ジョブに基づくジョブ推奨 |
高度なAIおよび機械学習テクノロジを使用して、特定のジョブ求人に基づいて同様のジョブを推奨します。 |
お客様は、次の条件を満たす必要があります。
|
このプログラムに参加するには、My Oracle Supportでサービス要求(SR)を登録して承認される必要があります。SRに"OR-Jobs2Job"のタグを付けてください |
21A |
可 |
採用 |
候補者に基づくジョブ推奨 |
高度なAIおよび機械学習テクノロジを使用して、候補者プロファイルに基づいて同様のジョブを推奨します。 |
お客様は、次の条件を満たす必要があります。
|
このプログラムに参加するには、My Oracle Supportでサービス要求(SR)を登録して承認される必要があります。SRに"OR-Jobs2Candidate"のタグを付けてください |
21A |
可 |
採用 |
ベスト・フィット候補 |
最適な候補者とのマッチングを自動的に最適化して、欠員補充までの時間を短縮し、パイプライン全体の品質を向上させます。 |
お客様は、次の条件を満たす必要があります。
|
このプログラムに参加するには、My Oracle Supportでサービス要求(SR)を登録して承認される必要があります。SRに"OR-BestCandidates"のタグを付けてください |
20C |
可 |
この見出しにある機能は制限付提供プログラムの対象です。ここでは、表の説明よりも詳しく機能を説明します。
ノート: これらの機能はお客様には一般提供されていません。これらの機能を使用するには承認が必要です。
割当、イニシアチブまたはアクセス・グループの作成ページで学習者を選択するときには、新しいファセット個人検索をぜひお試しください。拡張された「個人の検索と選択」ページには、データをフィルタするための新しい検索ファセットがあり、検索エクスペリエンスが一段と向上しました。
ファセットのリストには次のものが含まれます。
- 個人番号
- 部門
- ジョブ
- マネージャ名
- ビジネス・ユニット
- 国
- 事業所
- プライマリEメール
- システムPersonタイプ
- 市区町村
- 有効基準日(特定の日付に存在しアクティブだった個人を検索できます)
この機能は、現時点では制限付提供プログラムのみで使用でき、参加するには承認が必要です。承認されると、テストに参加してフィードバックを返していただく必要があります。プログラムによっては、他のご協力が必要な場合もあります。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、サービス・リクエスト(SR)を登録する必要があります。
このプログラムに参加するには、My Oracle Supportでサービス要求(SR)を登録する必要があります。
次の条件を満たす必要があります。
- HCMを本番使用中
- レスポンシブ・ユーザー・エクスペリエンス・ページを使用中
本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。
日付 | 製品 | 機能 | 備考 |
---|---|---|---|
2021年5月25日 | 重要な処理および考慮事項 | 重要な処理および考慮事項 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2021年5月25日 | 採用/候補者エクスペリエンス | LinkedIn会社接続 | 文書の更新。更新21Bで提供された機能。 |
2021年5月25日 | 採用/ジョブ・オファー | 採用ビジネス・オブジェクトのオートコンプリートのルール | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2021年4月30日 | タレント管理 | HCMエクスペリエンス設計スタジオでのキャリアと目標ページおよびパフォーマンスの概要ページのサポート | 文書の更新。更新21Bで提供された機能。 |
2021年4月30日 |
目標管理 | 複数の目標に対するフィードバックを要求するユーザー機能の拡張 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2021年4月30日 |
学習クラウド | 本番環境の特定のカタログ・リソースをテスト用にクローニング | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2021年4月30日 |
採用/候補者選択プロセス | インタビュー・ステータスに基づいたジョブ応募の自動移動 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2021年4月30日 |
採用/ジョブ・オファー |
報酬ゾーンに基づいて変化する場合があるオファー給与 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2021年4月30日 |
採用/ジョブ・オファー |
採用ビジネス・オブジェクトのオートコンプリートのルール | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2021年4月30日 |
制限付提供 |
制限付提供機能 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2021年3月26日 |
採用/候補者エクスペリエンス |
候補者がオファーを受諾した後に確認テキストを表示 | 文書の更新。更新21Bで提供された機能。 |
2021年3月26日 | 目標管理 | 複数の目標に対するフィードバックを要求するユーザー機能の拡張 | 文書の更新。更新21Bで提供された機能。 |
2021年3月26日 | 学習クラウド | 外部コース・データの強制ロードおよび同期化 | 文書の更新。更新21Bで提供された機能。 |
2021年3月26日 | 制限付提供 | 制限付提供 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2021年3月5日 | 初版作成。 |
HCM Cloudアプリケーションについては、このWhat's Newに記載されている次の2つのタイプのパッチを取得できます。
- リリース更新(21A、21B、21Cおよび21D)
- 各更新に対するオプションの月次メンテナンス・パック
環境で使用しているリリース更新を把握することが重要です。これはクラウド・ポータルで確認できます。
このドキュメントは、Oracle HCM Cloudの新機能や改善点に関して理解する必要がある情報の概要をまとめたものです。 このガイドは本アップデートでの新規・改善機能の概要を理解するのに必要な情報およびアップデートに必要なタスクについて説明します。個々のセクションは機能の概略説明、その機能を実装に必要なステップ、ヒントおよび考慮点、他に必要なリソースが記述されています。
このドキュメントに加えて、Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)も参照することをお薦めします。これらのドキュメントには、バグ修正および考えられる既知の問題が記載されています。また、現在使用しているか、今後移行するリリース更新バージョンに基づいて、次のドキュメントも参照することが必要になります。
Oracle HCM Cloudリリース・ドキュメントは、機能上の5つのグループ別に提供されます。
全HCM製品に関して推奨される参照ドキュメントは次のとおりです。
- HCM Cloudの共通機能 (このドキュメントは、全HCMアプリケーションに関係します。全製品とHCMツールに関する基本的な人事管理情報です。)
- Global Human Resources Cloud (グローバル人事管理には、他のアプリケーションがワークフォース・ストラクチャや個人情報などの共通データのために使用する基本アプリケーションが含まれています。 実装した製品がどれであっても、それらの製品に影響を与える可能性があるグローバル人事管理の新機能を把握しておくことをお薦めします。)
ノート: すべてのグローバル人事管理機能が、タレントおよび報酬製品で使用できるわけではありません。
HCM製品に関するオプションの参照ドキュメントは次のとおりです(クラウド・サービスに組み込む製品に応じて異なる)。
- Talent Management Cloud (全タレント・アプリケーション)
- Workforce Rewards Cloud (報酬、福利厚生、給与、グローバル給与インタフェース)
- Workforce Management Cloud (休暇欠勤管理および勤怠管理)
その他のオプションの参照ドキュメントは次のとおりです。
- 共通テクノロジとユーザー・エクスペリエンス(このドキュメントにはHCM固有でなく全Cloudアプリケーションの共通機能が記載)
ノート: これらのドキュメントはすべて、人材管理のリリース・レディネスまたはOracle Help Centerの「クラウド・アプリケーション」→「人材管理」で入手できます。
フィードバックをお寄せください
本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。HCM Cloudの新機能に関するお問い合せまたはフィードバックであることを電子メールの本文または件名に明記してください。
列の定義:
レポート = 新規または変更済の、オラクル社から提供されたすぐに実行可能なレポートです。
UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、通常、フィールド、検証またはプログラムの軽微な変更で構成されます。したがって、ユーザーへの影響は最小限です。
UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能の設計は、より複雑になります。したがって、ユーザーに及ぼす影響は大きくなります。
無効化された状態で提供される機能 = これらの機能を使用するには、エンド・ユーザーによるアクションが必要です。これらの機能は無効化された状態で提供され、有効にするかどうかや有効にする時期を任意で選択します。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域を最初にレポートに組み込む必要がある、b)新しいWebサービスを使用するには統合が必要である、c)機能にアクセスするには、ユーザー・ロールに機能を割り当てる必要があるなどです。
エンド・ユーザーがすぐに使用可能 レポートと小規模UIまたはプロセスベースの新機能が更新後にユーザーに与える影響は最小限です。したがって、顧客受入テストでは、大規模UIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当てる必要があります。 |
エンド・ユーザーが使用するには顧客によるアクションが必要 これらの機能を使用可能にするためにアクションが必要になるため、ディスラプティブではありません。利用することを選択する際には、テストと展開のタイミングを設定します。 |
|||||
---|---|---|---|---|---|---|
機能 |
レポート |
UIまたは |
UIまたは |
|
||
この項の機能は、すべてのタレント・アプリケーションで使用できます。
HCMエクスペリエンス設計スタジオでのキャリアと目標ページおよびパフォーマンスの概要ページのサポート
HCMエクスペリエンス設計スタジオを使用して、「キャリアの概要」ページおよび「目標およびパフォーマンスの概要」ページで使用可能なタレント属性を簡単に制御できます。「目標およびパフォーマンス」処理を選択すると、「自分のチーム」リージョンに次の属性が表示されます。
- デフォルトで表示されるように設定されている属性:
- 最終更新パフォーマンス評点
- パフォーマンス目標
- パフォーマンス文書
- チェックイン
- 随時文書
- ポテンシャル
- デフォルトで表示されないように設定されている属性:
- 離職のリスク
- 離職の影響
- Nボックス
- タレント・スコア
- 育成目標
「キャリアの概要」処理を選択すると、「自分のチーム」リージョンの下に、チェックインを除くすべての属性がデフォルトで表示されるようになります。
- ポテンシャル
- 育成目標
- Nボックス
- 離職のリスク
- 離職の影響
- 後任プラン
- タレント・スコア
- 候補者プラン
- タレント・プール
- チェックイン
属性を表示または非表示にすると、ページに表示されるデータを柔軟に制御できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
使用可能なタレント属性を制御できますが、データは引き続き保護されています。そのため、属性内のデータにアクセスするセキュリティ権限を持つマネージャのみが表示できます。
主なリソース
詳細は、パフォーマンス管理の実装ガイドのトランザクション設計スタジオを使用したパーソナライズの章を参照してください。
Oracle Fusion Career Developmentには、就業者とマネージャがキャリア上の関心や育成プランを管理するためのツールが備わっています。次のようなツールがあります。
- 就業者の資格に基づくロールに関する推奨
- ターゲット・ロールおよび就業者に必要な育成ニーズとの比較
- 就業者の関心のあるロールの管理
- 育成目標を確立し、育成の進行状況を管理するための、就業者向けの包括的な育成プランを示します。
管理者は、トランザクション・コンソールで、一部の育成目標トランザクションの承認を選択的にバイパスできるようになりました。これは、自動承認または手動承認ルールを変更せずに実行できます。
トランザクション・コンソールの「承認ルール」タブで「育成目標の承認」ルールを展開すると、承認のバイパスを有効にできる次のサブプロセスが表示されます。
- 共有同僚目標の追加: 同僚が共有する育成目標を自分の育成プランに追加する従業員用
- 共有マネージャ目標の追加: マネージャが共有する目標を自分の育成プランに追加する従業員用
- 目標共有処理: 自分の育成目標を他のユーザーと共有する従業員用
- 非公開目標の管理: 追加、更新、コピー、削除、完了、非アクティブ化またはアクティブ化など、非公開育成目標トランザクション用
いずれかのサブプロセスに対して「承認のバイパス」を有効にすると、対応する育成目標トランザクションが自動的に承認されます。これらのトランザクションを実行するユーザーには、承認バナーは表示されず、通知も届きません。たとえば、「共有マネージャ目標の追加」サブプロセスに対して「承認のバイパス」を有効にした場合、従業員が自分のマネージャが共有する育成目標を自分の育成プランに追加しても、承認はトリガーされません。
親の「育成目標の承認」ルールに対して「承認のバイパス」を有効または無効にすると、すべてのサブプロセスに対して「承認のバイパス」が自動的に有効または無効になります。「残りの目標処理」サブプロセスに対して「承認のバイパス」を使用可能または使用不可にはできません。これは、親の「育成目標の承認」ルールの「承認のバイパス」設定を反映しているにすぎません。
組織のニーズに応じて一部の育成目標トランザクションの承認を選択的にバイパスすることで、育成目標承認プロセスを強化します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
- サブプロセスのバイパス承認を有効にすると、下書き状態および承認待ち状態の育成目標トランザクションでは承認フローが続行され、新しい部分バイパス設定が無視されます。また、下書き状態の目標では、バイパスが有効になっているサブプロセスをユーザーは実行できません。
主なリソース
- トランザクション・コンソールの詳細は、タレント管理ベースの実装ガイドの第13章の通知および承認、HCM承認トランザクションの管理方法に関する項を参照してください。
管理者は、育成目標の承認ワークフローに失効ポリシーを設定して、特定の時間枠内に承認が完了するようにできます。期日、失効ポリシー、またはその両方を設定できます。
期日を設定すると、期日の前に、処理を実行するように現在の担当者にリマインダが送信されます。期日をすぎても、タスクは失効しません。割当先およびその後の承認者は、引き続きタスクを処理できます。
ただし、期限切れポリシーを設定すると、設定に基づいてタスクは期限切れになる場合があります。失効ポリシーを設定した後、育成プランは承認フローから取り下げられます。育成プランはロックされなくなり、育成プランの変更を送信したユーザーは、育成プランをレビューして更新し、承認のために育成プランを再送信できます。
指定した時間枠内に育成目標の承認を完了して、従業員が引き続き育成目標プランを実行できるようにします。
有効化のステップ
- 「設定および保守」作業領域で、「人材管理のタスク構成の管理」タスクを検索して選択します。
- BPMワークリストの「タスク構成」タブで、CareerDevApproveGoalタスクを検索して選択します。
- 「設定するタスク」ツールバーの「編集」タスク・アイコンをクリックします。
- 「期限」サブタブを開きます。
- 必要に応じて期日を設定します。
- 次のステップに従って、失効ポリシーを設定します。
- 失効設定セクションを展開します。
- すべての承認が特定の時間枠内に行われるようにするには、「タスク・レベル」を選択します。
- 期間を入力し、オプションで土曜日と日曜日を除くチェック・ボックスを選択します。
- 「期限切れのみ」オプションが選択されたままにします。
- 「設定するタスク」ツールバーの「コミット」タスク・アイコンをクリックします。
主なリソース
- ワークフロー・タスクの期日および失効ポリシーの定義の詳細は、タレント管理ベースの実装ガイドの第12章、通知および承認: ワークフロー・タスクの期日および失効ポリシーの定義に関する章を参照してください。
Oracleは、従来から現在の機能を新しい機能で置き換えるか、既存の機能を削除します。
置換された機能は削除のパスに配置される可能性があります。次の機能は、新しい機能に移動する必要がある更新を示します。ベスト・プラクティスとして、完全サポートのためにただちに新しい機能に移動し、製品に提供される最新の更新内容を維持する必要があります。
削除されたすべての機能には「更新」があり、その機能は使用できなくなります。「更新」に示された機能が使用できなくなるため、必要な計画を行ってその機能を除外してください。
まだ行っていない場合は、この機会にキャリア開発のレスポンシブ・ページに切り替えてください。このリリース以降、クラシック機能はサポートされないため使用できなくなります。
従来のキャリア開発を引き続き使用すると、管理者がこれらのリンクを使用できません。
- 育成目標のライブラリ
- 育成目標のスケジュール済プロセス
- 育成目標一括割当の設定
次のリンクのみを表示できます。
- 育成目標
- 適格プロファイル
今すぐ製品のレスポンシブ・バージョンに移行する必要があります。
レスポンシブ・ユーザー・インタフェースには、次の利点があります。
- HCM製品全体での一貫したユーザー・エクスペリエンス
- モバイル・デバイス向けに最適化された機能
- パフォーマンス向上
移行後は、レスポンシブなキャリア開発でのみ使用可能な次の追加機能も利用できます。
- 再設計された「キャリア開発」ページと「管理者」ページ: 改善された「キャリア開発」ページと「ロールの検討」ページで情報に簡単にアクセスできます。「キャリア展望」セクションに、「現在のロール」および「関心のあるキャリア」セクションが表示されるようになりました。従業員が「キャリア展望」セクションの「ロールの検討」ボタンを使用して、「ロールの検討」ページを表示できます。管理者が育成目標を簡単に管理できます。
- HRが割り当てた育成目標の非アクティブ化マーキングまたは削除: 管理者は、HR担当者によって割り当てられた育成目標を、マネージャおよび従業員が非アクティブとしてマーキングまたは削除することを許可できます。
- 任意のタイプのターゲット結果の追加: 3つのタイプのデフォルトのターゲット結果のみに制限されなくなりました。個人プロファイルのコンテンツ・セクションに独自のターゲット結果を定義できます。その後、これらのターゲット結果の1つ以上を、レスポンシブ・バージョンのキャリア開発の育成目標に追加できます。
- 育成目標のHCM承認: 目標承認が標準のHCM承認エクスペリエンスに置き換えられました。組織のニーズに応じて、トランザクション・コンソールで目標承認ルールを設定したり、承認をバイパスできます。
- ロールの関連学習: 学習アイテムが存在する場合は、ロールを検討する際に、コンテンツ項目に関連付けられた関連学習アイテムを従業員が表示できます。
- ロールのオープン・ジョブ: ロールを検討するときに、従業員がロールのオープン・ジョブを表示できます。ジョブ名をクリックして、追加のジョブ詳細を表示し、そのジョブに応募できます。
- 学習と育成目標の関連付け: 管理者は育成目標の「学習」セクションを有効にでき、従業員はそこで学習アイテムを選択して育成目標に追加できます。
- レスポンシブ育成目標ライブラリ・ページ: 再設計されたページでは、複数の指標、タスクおよびターゲット結果に加えて、法的エンティティ、ビジネス・ユニット、部門、ジョブ・ファミリなどの追加のソート・オプションおよびフィルタがサポートされます。サポートされている言語でライブラリ目標の翻訳を編集できます。
- 関心のあるキャリアに関連するオープン・ジョブ: 従業員は、「キャリア開発」ページの「関心のあるキャリア」セクションでオープン・ジョブ数を確認できます。ジョブ名をクリックして、追加のジョブ詳細を表示し、そのジョブに応募できます。
- 関心のあるキャリアに関するジョブアラート: 従業員が関心のあるキャリアに関するジョブアラートをサブスクライブして、内部人材募集の通知を自動的に受け取れます。
- 関心のあるキャリアに関連するジョブ・モデル・プロファイルの変更に関するアラート: 関心のあるキャリアのロール要件が変更された場合に従業員に通知するためのアラートを構成します。
キャリア開発のレスポンシブ機能を利用して、従業員のキャリア・プランニングおよび成長を促進します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
- 従来のキャリア開発を引き続き使用する必要がある場合は、サービス要求を登録して適切なビジネス理由を説明することで、例外を要求できます。例外が承認された場合、このリリースでは従来のキャリア開発を使用できます。ただし、21Cまでにレスポンシブなキャリア開発に移行する必要があります。
- レスポンシブなキャリア開発で次の処理を実行するには、拡張されたタレント・プロファイル管理に移行する必要があります。
- ターゲット結果の使用。
- 現在のロール、推薦ロールまたは「ロールの検討」ページのロールの表示。
- Excelスプレッドシート・ローダーを使用して育成目標はロードできません。かわりに、HCMデータ・ローダーまたはHCMスプレッドシート・データ・ローダーを使用してください。
- お気に入りの同僚機能は、レスポンシブなキャリア開発では現在サポートされていません。これは、製品ロードマップの一部であるキャリア・アンバサダ機能で置き換えられます。
主なリソース
- レスポンシブなキャリア開発への移行の詳細は、次のリソースを参照してください。
- My Oracle SupportのHCM Responsive User Experience Setup Information (ドキュメントID 2399671.1)ドキュメント
- 2021年3月5日のWebセミナー「Oracle Talent Cloudのお客様 - レスポンシブUXへの移行(Q&A)」のカスタマ・コネクトの録画
- 拡張タレント・プロファイル管理への移行の詳細は、My Oracle Supportの次のドキュメントを参照してください。
- Oracle Fusion Profile Managementのアップグレード(ドキュメントID 2421964.1)
Oracle Fusion Talent Reviewは分析のための製品で、組織はプロファイル、パフォーマンス、目標、キャリア開発および報酬管理ソリューションのデータをレビューおよび評価できます。
従業員が次の方法でタレント・レビュー関連のタスクを完了できるように支援します。
- 割り当てられた新規タスクまたは現在所有しているタスクを通知します。
- 指定した日数以内に期限になるタスクを通知します。
管理者は、アラート・コンポーザの「タレント・レビュー・タスクのアラート」テンプレートを使用して、タレント・レビュー・タスクに関連する次のアラートを構成します。
- 新規タスク所有者に対する通知: タレント・レビュー会議のタスクの所有者として追加された従業員に対する通知
- 新規タスク割当先に対する通知: タレント・レビュー会議のタスクの割当先として追加された従業員に対する通知
- 所有者に対する集計タスクの通知: 指定した日数の間に所有者として追加された、タレント・レビュー会議のすべてのタスクの新規所有者にまとめて送信される通知
- 割当先に対する集計タスクの通知: 指定した日数の間に割当先として追加された、タレント・レビュー会議のすべてのタスクの新規割当先にまとめて送信される通知
- タスク期限のリマインダ通知: 指定した日数以内にタスクの期限になるタスク割当先に対する通知
ノート: デフォルトでは、すべてのアラートが無効になっています。
新規タスク所有者および割当先への個別タスク通知の送信
新しいタスク所有者は、アラート・コンポーザで次の両方が有効になっている場合に通知を受け取ります。
- 「タレント・レビュー・タスクのアラート」テンプレート
- 「新規タスク所有者に対する通知」テンプレート
また、既存のタスクの場合、個人が所有者または割当先として追加されると、タスク・ステータスが「完了」でないか、タスクの完了率が100未満の場合にのみ通知が送信されます。
タスクの通知を所有者および担当者にまとめて送信
組織内のユーザーは、所有者または割当先としてタスクに追加されるたびに通知を受信するのを好まない場合があります。その場合は、個人が割り当てられているか、会議の所有者になっているすべてのタスクを一覧にした単一の通知を送信するように選択できます。このような通知を送信するには、「タレント・レビュー・タスクの通知の送信」プロセスを実行する必要があります。このプロセスを実行するには、グローバルHRプロセスの実行 (PER_RUN_HR_PROCESSES_PRIV)機能セキュリティ権限が必要です。
タスクの通知をまとめて送信するには、次のようにします。
- 「ツール」→「アラート・コンポーザ」に移動します。
- 「タレント・レビュー・タスクのアラート」テンプレートを検索して選択します。
- それが有効になっていることを確認します。
- タスク所有者に通知をまとめて送信するには、次のようにします。
- 「新規タスク所有者に対する通知」テンプレートを無効にします。
- 「所有者に対する集計タスクの通知」テンプレートを有効にします。
- タスク割当先に通知をまとめて送信するには、次のようにします。
- 「新規タスク割当先に対する通知」テンプレートを無効にします。
- 「割当先に対する集計タスクの通知」テンプレートを有効にします。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
- 「ツール」→「スケジュール済プロセス」に移動します。
- 「タレント・レビュー・タスクの通知の送信」プロセスを検索して実行します。
- 新しいタスク割当先または所有者を確認する必要がある過去の日数を指定します。
- 組織のニーズに応じてプロセスをスケジュールします。
- プロセスを送信します。
プロセスの完了後、ログ・ファイルで次の詳細を確認できます。
- 通知された従業員のPerson IDおよびタスクに対する従業員のロール
- タスクが関連付けられている会議
- 送信された通知数
指定した過去の日数の間に、所有者として追加されたか割当先になった従業員は、各会議のタスクの通知をまとめて受け取ります。
個人が、指定した日数内に複数の会議のタスクの所有者または割当先として追加された場合、その個人は会議ごとに個別の通知を受け取ります。
タレント・レビュー・タスクの期限が近づいたときにタスク割当先にリマインダを送信
タスクの期限になる前に、タスク割当先にリマインダを送信できます。これは、割当先が作業に優先順位を付け、タスクを完了するのに役立ちます。タスク・リマインダを送信するには、「期日であるタレント・レビュー・タスクのリマインダの送信」プロセスを実行する必要があります。このプロセスは、グローバルHRプロセスの実行(PER_RUN_HR_PROCESSES_PRIV)機能セキュリティ権限がある場合にのみ実行できます。
割当先にタスク・リマインダを送信するには、次のようにします。
- 「ツール」→「アラート・コンポーザ」に移動します。
- 「タレント・レビュー・タスクのアラート」テンプレートを検索して選択します。
- それが有効になっていることを確認します。
- 「タスク期限のリマインダ通知」テンプレートが有効になっていることを確認してください。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
- 「ツール」→「スケジュール済プロセス」に移動します。
- 「期日であるタレント・レビュー・タスクのリマインダの送信」プロセスを検索して実行します。
- 確認する必要があるタスク期日までの日数を指定します。
- 組織のニーズに応じてプロセスの実行をスケジュールします。
- プロセスを送信します。
プロセスの完了後、ログ・ファイルで次の詳細を確認できます。
- 通知された従業員のPerson ID
- タスク期日
- タスクが関連付けられている会議
- タスク・タイトル
- 送信された通知数
期限になったタスクについては、タスク所有者に通知されないことに注意してください。
タスク所有者および割当先に通知を送信して、タレント・レビュー会議に関連付けられたタスクが完了していることを確認します。
有効化のステップ
「アラート・コンポーザ」で「タレント・レビュー・タスクのアラート」テンプレートが有効になっていることを確認します。
ヒントと考慮事項
- 通知の送信後にタスクが削除された場合、通知の「タスクの表示」ボタンをクリックすると、「タスク」ページに移動しますが、タスクはページに表示されません。
- タスクの所有者と割当先の両方として追加された場合は、2つの通知を受け取ります。
- 通知にはタスク詳細が示されており、通常は「タスクの表示」ボタンがあります。このボタンをクリックすると、会議でのロールに応じて、次のいずれかのページが表示されます。
- 「自分のクライアント・グループ」タブの会議の「タスク」ページ: 自分が会議ファシリテータである場合。
- 「自分のチーム」タブの会議の「タスク」ページ: 自分が会議のビジネス・リーダーまたはレビュー担当者である場合。ビジネス・リーダーであっても、タスクの関連就業者へのアクセス権がない場合は、関連就業者の名前が「タスク」ページに表示されません。
- 会議ファシリテータ、レビュー担当者またはビジネス・リーダーではない所有者または割当先の通知には、「タスクの表示」ボタンが表示されません。
主なリソース
- アラート・コンポーザの使用の詳細は、タレント管理ベースの実装ガイドのアラート・コンポーザに関する章を参照してください。
タレント・レビューでマトリックス管理をサポートする追加機能を利用できます。
レビュー内容を準備するときに、マネージャはリストされた従業員をフィルタして、直属および間接的部下、ライン外の部下またはすべての部下を表示できます。
ライン・マネージャが自分の部下である従業員のマトリックス・マネージャにアクセス権を付与して、マトリックス・マネージャも従業員をレビューおよび評価できるようになりました。
ライン・マネージャは、まだ関係者として含まれていないマトリックス・マネージャを検索し、マトリックス・マネージャを委任レビュー担当者のリストに追加できます。マトリックス・マネージャは、自分がレビュー担当者として追加されたという通知を受け取ります。マトリックス・マネージャにアクセス権が付与されると、マトリックス・マネージャは会議のレビュー担当者が実行する処理を実行できます。
ライン・マネージャは、「アクセス権の付与」ページでマトリックス・マネージャを削除して、ライン・マネージャの部下である従業員をマトリックス・マネージャがレビューできないようにすることもできます。
マトリックス・マネージャは、次のいずれかのナビゲーションを使用して、ライン外の部下に対して作成されたノートを表示できます。
- 「自分のチーム」→「タレント・レビュー」→会議の選択→「ノートの表示」処理
- 「自分のチーム」→「タレント・レビュー」→会議の選択→「レビュー内容の準備」処理→「ダッシュボードの表示」→ライン外の部下の選択→「ノートの追加」
ファシリテータは、会議を実施するときに、部下との関係によってレビュー対象就業者をフィルタできます。
「レポート関係」フィルタを表示できるのは、次の条件が満たされている場合のみです。
- マトリックス・マネージャが会議に含まれている
- 「マネージャ」フィルタで、ライン外の部下を持つマネージャを会議に含めるように選択した
マトリックス・マネージャをレビュー担当者として含めて、タレント・レビュー・プロセスを強化できます。
有効化のステップ
タレント・レビュー・テンプレートでマトリックス管理を使用可能にします。
- 「設定および保守」作業領域で、「タレント・レビュー・ダッシュボード・オプションの構成」タスクを検索して選択します。
- テンプレートを作成するか、既存のテンプレートを編集します。
- 「マトリックス・マネージャをレビュー担当者として含める」チェック・ボックスを選択します。
- 変更を保存します。
タレント・レビュー会議にマトリックス・マネージャを含められるようにします。
- マトリックス管理が有効になっているテンプレートに基づいて、タレント・レビュー会議を作成します。
- 「レビュー参加者」セクションで、「マトリックス・マネージャをレビュー担当者として含める」チェック・ボックスを選択します。
- 会議を構成した後、会議構成を送信します。
ノート: タレント・レビュー・テンプレートでマトリックス管理を有効にすると、「タレント・レビュー会議の作成」ページの「レビュー参加者」セクションの「マトリックス・マネージャをレビュー担当者として含める」チェック・ボックスがデフォルトで有効になります。マトリックス・マネージャを会議に含めない場合は、このチェック・ボックスの選択を解除できます。また、管理者がタレント・レビュー・テンプレートでマトリックス管理を有効にしていない場合でも、「タレント・レビュー会議の作成」ページの「レビュー参加者」セクションの「マトリックス・マネージャをレビュー担当者として含める」チェック・ボックスを選択することで、会議にマトリックス・マネージャを含めることができます。
ヒントと考慮事項
- 「マネージャ」フィルタでマネージャを選択しても、レポート関係を選択しないと、選択したマネージャがライン・マネージャである個人のみがタレント・レビュー会議ダッシュボードに表示されます。
- マネージャは、レビュー内容を準備するときに関係者ダッシュボードを開いても「レポート関係」フィルタを表示できません。
ファシリテータが「離職のリスク」、「離職の影響」および「異動希望」表示オプションを選択したときに「タレント・レビュー」ダッシュボードに表示する形状または色を構成します。管理者は、テンプレートの「表示オプション」セクションにある「優先表示オプション」属性を使用して、「離職のリスク」、「離職の影響」および「異動希望」分析オプションに対して色または形状を表示するかどうかを構成します。各分析値に使用する色または形状を指定することもできます。
これにより、ファシリテータは各分析評点の値を一貫した形状または色で表示できます。たとえば、「離職のリスク」評点の「優先表示オプション」として「色」を選択し、「高」の値に赤色を選択した場合、テンプレートに基づいて作成されたすべての会議で、「離職のリスク」の高い評点が常に赤色で表示されます。
評点の優先表示オプションを選択しない場合、または評点レベルに使用する色または形状を指定しない場合、会議に表示される色または形状はランダムに割り当てられます。したがって、最初は高い「離職のリスク」が赤で表示され、次回は同じ評点値が緑でファシリテータに表示される可能性があります。
同じテンプレートから作成されたすべての会議について、タレント・レビュー会議ダッシュボードの表示オプションに一貫した色または形状を表示することで、ユーザー・エクスペリエンスを向上できます。
有効化のステップ
- 「タレント・レビュー・テンプレート」ページの「表示オプション」セクションで、「離職のリスク」、「離職の影響」および「異動希望」分析評点の優先表示オプションを選択します。
- 解析値ごとに、使用する色または形状を選択します。
- 変更を保存します。
ヒントと考慮事項
- 「値なし」および「保護済」の分析値には、色または形状は選択できません。これらの分析値の色または形状は、システムによって割り当てられます。
- 異なる分析値に対して同じ色または形状を選択できます。
- 分析のプリファレンスを入力しても、形状または色を入力しない場合、ダッシュボードに表示する形状または色は、システムによって割り当てられます。
- 複数の分析に同じプリファレンスを指定できます。ただし、ダッシュボードでは、最初に選択した分析オプションのプリファレンスのみが有効になることに注意してください。たとえば、テンプレートで「離職のリスク」と「離職の影響」の両方の分析の優先表示オプションとして「色」を選択し、「離職のリスク」表示オプションをダッシュボードで最初に選択した場合、このオプションに対して選択した色プリファレンスのみが表示されます。「離職の影響」分析値に指定した色は無視されます。
Oracleは、従来から現在の機能を新しい機能で置き換えるか、既存の機能を削除します。
置換された機能は削除のパスに配置される可能性があります。次の機能は、新しい機能に移動する必要がある更新を示します。ベスト・プラクティスとして、完全サポートのためにただちに新しい機能に移動し、製品に提供される最新の更新内容を維持する必要があります。
削除されたすべての機能には「更新」があり、その機能は使用できなくなります。「更新」に示された機能が使用できなくなるため、必要な計画を行ってその機能を除外してください。
まだ行っていない場合は、この機会にタレント・レビューのレスポンシブ・ページに切り替えてください。このリリース以降、クラシック機能はサポートされないため使用できなくなります。
従来のタレント・レビューを引き続き使用する場合、HR担当者はタレント・レビュー会議を作成できません。レスポンシブなタレント・レビューに移行するよう指示するメッセージが表示されます。
今すぐ製品のレスポンシブ・バージョンに移行する必要があります。
レスポンシブ・ユーザー・インタフェースには、次の利点があります。
- HCM製品全体での一貫したユーザー・エクスペリエンス
- モバイル・デバイス向けに最適化された機能
- パフォーマンス向上
移行後は、レスポンシブなタレント・レビューでのみ使用可能な次の追加機能も利用できます。
- 様々な基準でタレント・レビュー会議をフィルタし、管理または実施する会議を見つけます。
- 専用ページにノートおよびタスクを表示します。
- 会議ノートを追加します。従来のタレント・レビューでは、タレント・レビュー会議のレビュー対象就業者のメンバーについてのみノートを追加できました。
- レビュー内容を準備して個人の詳細情報を取得する場合は、スポットライト・リンクを使用します。
- 「タレント・レビュー会議送信」スケジュール済プロセスを利用して、タレント・レビュー会議の内容を準備する際にタレント評点を送信します。レビュー対象就業者のメンバー数が、会議テンプレートで指定された発行プロセスしきい値以上である場合に、このプロセスがトリガーされます。
- 組織内のすべてのタレント・レビュー会議にアクセスできるタレント・レビュー・スーパーユーザーを作成します。
- マトリックス管理を使用可能にし、次の処理を利用します。
- マトリックス・マネージャをレビュー担当者としてタレント・レビュー会議に含めます。
- レビュー内容を準備する際に、リストされた従業員をマネージャがフィルタして、直属の部下と間接的部下、ライン外の部下またはすべての部下を表示できるようにします。
- マトリックス・マネージャにレビュー・アクセス権を付与します。
タレント・レビューのレスポンシブ機能を利用して、従業員のパフォーマンスを包括的にレビューします。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
- 「タレント・レビュー」クイック処理を使用して「タレント・レビュー」作業領域にアクセスできなくなりました。かわりに、「自分のクライアント・グループ」タブの「タレント・レビュー」タイルを使用してください。
- 「タレント・レビュー」ダッシュボードはレスポンシブではありません。ただし、ダッシュボードに表示された従業員に対して処理を実行すると、レスポンシブ・ページを表示できます。
主なリソース
- レスポンシブなタレント・レビューへの移行の詳細は、次のリソースを参照してください。
- My Oracle SupportのHCM Responsive User Experience Setup Information (ドキュメントID 2399671.1)ドキュメント
- 2021年3月5日のWebセミナー「Oracle Talent Cloudのお客様 - レスポンシブUXへの移行(Q&A)」のカスタマ・コネクトの録画
Oracle Succession Managementを使用すると、重要な人員を置き換えるための後任プランを作成できます。後任プランがあることで、現在は埋まっているジョブやポジションについて、準備のできている就業者または求められるスキルを習得できそうな就業者を特定できるため、スムーズな移行が可能になるうえ、候補者育成の管理にも役立ちます。
外部後任候補者に対するHDL/HSDLおよびHCM抽出サポート
「後任プラン外部候補者」ビジネス・オブジェクトを使用して、HCMデータ・ローダーで外部候補者データをアップロードします。「後任プラン外部候補者」ビジネス・オブジェクトに基づいてHCMデータ・スプレッドシート・ローダーのスプレッドシート・テンプレートを作成し、外部候補者の詳細をアップロードすることもできます。
外部候補者を作成する場合は、外部候補者の次の属性を含める必要があります。
- ExternalCandidateId: 候補者を一意に識別する外部候補者のID
- EmailAddress: 外部候補者のEメール・アドレス
- LastName: 外部候補者の姓
「後任プラン」ビジネス・オブジェクトを使用して外部候補者をプランにアップロードできるのは、外部候補者データがシステムですでに使用可能な場合のみです。外部候補者のExternalCandidateId属性をアップロードする必要があります。次のような属性をアップロードすることもできます。
- CandidateRanking: 他の候補者と比較した候補者ランキング
- CandidateReadiness: 後任プランで定義されたジョブまたはポジションを引き継ぐための候補者に認識されている能力
- EmergencySuccessor: 後任プランで定義されたジョブまたはポジションをすぐに引き継ぐことができる最上位候補者の1人かどうかを示します
HCMデータ・ローダーまたはHCMデータ・スプレッドシート・ローダーを使用して、複数の外部候補者のデータを削除することもできます。ただし、外部候補者を削除する前に、候補者として含まれている後任プランから外部候補者を削除する必要があることに注意してください。
HCMデータ・ローダーまたはHCMデータ・スプレッドシート・ローダーを使用して外部候補者データを一括アップロードすることで、後任プラン候補者データ・ロード機能を拡張します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
- HCMデータ・ローダーおよびHCMデータ・スプレッドシート・ローダーの使用の詳細は、HCM統合およびデータ・ロード・ガイドを参照してください。
Oracleは、従来から現在の機能を新しい機能で置き換えるか、既存の機能を削除します。
置換された機能は削除のパスに配置される可能性があります。次の機能は、新しい機能に移動する必要がある更新を示します。ベスト・プラクティスとして、完全サポートのためにただちに新しい機能に移動し、製品に提供される最新の更新内容を維持する必要があります。
削除されたすべての機能には「更新」があり、その機能は使用できなくなります。「更新」に示された機能が使用できなくなるため、必要な計画を行ってその機能を除外してください。
まだ行っていない場合は、この機会に後任管理のレスポンシブ・ページに切り替えてください。このリリース以降、クラシック機能はサポートされないため使用できなくなります。従来の後任管理を引き続き使用する場合、HR担当者はこれらのタスクを実行できません。
- 新しい後任プランの作成
- 新規タレント・プールの作成
かわりに、レスポンシブな後任管理への移行を指示するメッセージが表示されます。
今すぐ製品のレスポンシブ・バージョンに移行する必要があります。
レスポンシブ・ユーザー・インタフェースには、次の利点があります。
- HCM製品全体での一貫したユーザー・エクスペリエンス
- モバイル・デバイス向けに最適化された機能
- パフォーマンス向上
移行後は、レスポンシブな後任管理でのみ使用可能な次の追加機能も利用できます。
- タレント・プールの個別の作業領域を利用します。「自分のクライアント・グループ」タブで使用可能な「タレント・プール」タイルを使用して、この作業領域に直接移動します。
- 様々な基準で後任プランおよびタレント・プールをフィルタし、作業する後任プランおよびタレント・プールを見つけます。
- 候補者が属する他のプランのリストを表示します。
- ジョブまたはポジション・プランの間接在職者のリストを表示します。間接在職者は、後任プランで指定されたのと同じジョブまたはポジションを持つ従業員です。
- 外部候補者を作成し、後任プランに追加します。「後任概要」ページの「外部候補者」セクションで、外部候補者を管理できます。
- 後任プラン・アラートを使用可能にして、候補者および在職者がジョブを変更したときにプラン所有者に通知します。
- 組織のすべての後任プランにアクセスできる後任プランのスーパーユーザーを作成します。
- 不要になったタレント・プールを削除します。
- 組織内のすべてのタレント・プールにアクセスできるタレント・プール・スーパーユーザーを作成します。
後任管理のレスポンシブ機能を利用して、キー・ジョブおよびポジションにスムーズに移行できます。レスポンシブなタレント・プールを使用して、従業員のキャリア成長を増進します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
- レスポンシブな後任管理で「後任プラン」クイック処理を使用できなくなったため、このクイック処理を使用して「後任プラン」作業領域にアクセスできなくなりました。かわりに、「自分のクライアント・グループ」タブの「後任プラン」タイルを使用してください。
主なリソース
- レスポンシブな後任管理への移行の詳細は、次のリソースを参照してください。
- My Oracle SupportのHCM Responsive User Experience Setup Information (ドキュメントID 2399671.1)ドキュメント
- 2021年3月5日のWebセミナー「Oracle Talent Cloudのお客様 - レスポンシブUXへの移行(Q&A)」のカスタマ・コネクトの録画
Oracle Fusion Profile Managementは、Oracle Fusionのタレント製品スイートおよびその他のOracle Fusionアプリケーションが、タレント・プロファイル情報を取得、挿入および更新するための共通の基盤を提供します。また、Profile Managementは、HR担当者、ライン・マネージャ、マトリックス・マネージャおよび従業員が、重要なHRタレント機能を実行するのをサポートします。個人およびジョブのプロファイルの管理、キャリア・プランニング機能、タレント・データの管理および追跡もProfile Managementを介して実行できます。
ユーザーがLinkedInからプロファイル・データを簡単にインポートできるようになりました。
ユーザーがプロファイル・データをインポートする場合、特定のLinkedInコンテンツを選択できるようになり、自分にアクセス権のあるコンテンツ・セクションにマップされているコンテンツのみを表示およびインポートできるようになりました。
ユーザーは、各コンテンツ・テンプレートに対して、自分がインポートしているコンテンツを明確に確認して、作業中にエラーを修正できます。ユーザーがインポート先のコンテンツ・セクションを選択すると、関連するコンテンツ・セクション属性が表示されるので、タレント・プロファイル内のコンテンツのマップ先が正確にわかります。
コンテンツがエラーなしでインポートされると、ターゲット属性が表示され、データに青色のチェックマークが付きます。
使いやすくエラーが発生しにくくなったLinkedInのプロファイル・インポート機能を利用して、LinkedInのプロファイル項目を取り込んでください。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
Oracle Goal Managementでは、経営目標を様々な組織レベルの目標に変換し、マネージャから従業員への明確な見通しを提供できます。経営陣は高レベルのイニシアチブについて情報交換し、マネージャがそれらを従業員の目標に置き換えます。
管理者は、トランザクション・コンソールで、一部のパフォーマンス目標トランザクションの承認を選択的にバイパスできるようになりました。これは、パフォーマンス目標のルール・セットの自動承認ルールまたは手動承認ルールを変更せずに実行できます。
トランザクション・コンソールの「承認ルール」タブで「パフォーマンス目標の承認」ルールを展開すると、承認のバイパスを有効にできる次のサブプロセスが表示されます。
- 共有同僚目標の追加: 同僚が共有する目標を自分の目標プランに追加する従業員用
- 共有マネージャ目標の追加: マネージャが共有する目標を自分の目標プランに追加する従業員用
- 共有組織目標の追加: 組織所有者が共有する目標を自分の目標プランに追加する従業員用
- 目標共有処理: 自分の目標を共有する従業員用
- 組織目標の管理: 追加、更新、コピー、削除、完了、取消、移動、拡張、連携など、任意の組織目標トランザクション用
- 非公開目標の管理: 追加、更新、コピー、削除、完了、取消など、任意の非公開育成目標トランザクション用
いずれかのサブプロセスに対して「承認のバイパス」を有効にすると、対応するパフォーマンス目標トランザクションが自動的に承認されます。これらのトランザクションを実行するユーザーには、「目標」ページに承認バナーは表示されず、通知も届きません。たとえば、「共有マネージャ目標の追加」サブプロセスに対して「承認のバイパス」を有効にした場合、従業員が自分のマネージャが共有する目標を自分の目標プランに追加しても、承認はトリガーされません。
親の「パフォーマンス目標の承認」ルールに対して「承認のバイパス」を有効または無効にすると、すべてのサブプロセスに対して「承認のバイパス」が自動的に有効または無効になります。「残りの目標処理」サブプロセスに対して「承認のバイパス」を使用可能または使用不可にはできません。これは、親の「パフォーマンス目標の承認」ルールの「承認のバイパス」設定を反映しているにすぎません。
組織のニーズに応じて一部の目標トランザクションの承認を選択的にバイパスすることで、目標承認プロセスを強化します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
- サブプロセスのバイパス承認を有効にすると、下書き状態および承認待ち状態の目標トランザクションでは承認フローが続行され、新しい部分バイパス設定が無視されます。また、下書き状態の目標では、バイパスが有効になっているサブプロセスをユーザーは実行できません。
主なリソース
- トランザクション・コンソールの詳細は、タレント管理ベースの実装ガイドの第13章の通知および承認、HCM承認トランザクションの管理方法に関する項を参照してください。
複数の目標に対するフィードバックを要求するユーザー機能の拡張
管理者が使用可能にしている場合は、複数のパフォーマンス目標に対するフィードバックを要求できるようになりました。
目標に対するフィードバックを要求するには、次のようにします。
- フィードバックを要求する目標プランの目標を選択します。
- 「フィードバックの要求」処理を使用します。
- 「自分に対するフィードバックの要求」ページで、次の詳細を指定します。
- フィードバックの要求先の個人。フィードバックをマネージャと共有することもできます。
- 選択した目標に追加する質問。
- フィードバックが必要な期日と、フィードバックの要求先の個人に対するオプションのメッセージ。
ノート: フィードバックの期日と送信されるメッセージは、選択したすべての目標に対して同じになります。
- 「送信」をクリックします。フィードバックを要求した目標には、「フィードバック要求済」ラベルが付きます。
フィードバック・ページの「自分に関するフィードバック要求」セクションで、フィードバック要求のステータスを確認できます。
パフォーマンス目標のフィードバックを実行するには、次のようにします。
- 誰かが自分に対してパフォーマンス目標のフィードバックを要求すると、通知が届きます。通知には、フィードバックを実行する必要がある目標と期日がリストされています。「フィードバックの実行」をクリックして、フィードバックを実行します。
フィードバック要求は、「フィードバック」ページの「その他の就業者に関するフィードバック要求」セクションに次の詳細とともに表示されます。
- フィードバックの期日
- フィードバックの要求者および要求日
- 目標名
- フィードバック・リンクをクリックします。
- 「パフォーマンス目標フィードバック」ページで、フィードバックを入力し、「送信」をクリックします。
自分の部下に対するフィードバックを要求するには、次のようにします。
- その個人の「目標」ページに移動します。
- フィードバックを要求する目標プランおよび目標を選択します。
- 「フィードバックの要求」処理を選択します。
- フィードバックの要求ページで、次の詳細を指定します。
- フィードバックの要求先の個人
- 標準パフォーマンス目標フィードバック・テンプレートの質問以外の追加質問
- フィードバックの期日
- フィードバックの要求先の個人に対するオプションのメッセージ
要求したフィードバックの対象となるチーム・メンバーとフィードバックを共有することもできます。
ノート: フィードバックの期日と送信されるメッセージは、選択したすべての目標に対して同じになります。
- 「送信」をクリックします。
フィードバックを要求した目標の「フィードバック要求済」ラベルを確認できます。
フィードバック要求の送信時にも通知が届きます。
複数のパフォーマンス目標のフィードバックを要求し、パフォーマンスを向上させます。
有効化のステップ
ユーザーがパフォーマンス目標のフィードバックを要求できるようにするには、管理者がトランザクション設計スタジオを使用する必要があります。
- サンドボックスを有効にしてから、サイト・レベルでページを編集します。
- HCMエクスペリエンス設計スタジオを開きます。
- 「トランザクション設計スタジオ」タブを選択します。
- 「処理」リストから、「パフォーマンス目標詳細」を選択します。
- ルールを追加します。
- 基本詳細を入力します。
- 「ページ属性」セクションで、「目標プランの就業者目標」リージョンを選択します。
- 「フィードバック要求」属性を「表示」に設定します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
パフォーマンス目標のフィードバック・テンプレートを作成するには、次のようにします。
- 「自分のクライアント・グループ」→「パフォーマンス」に移動します。
- 「フィードバック・テンプレート」を選択します。
- 「フィードバック・テンプレート」ページで、「追加」をクリックします。「フィードバック・テンプレートの作成」ページが表示されます。
- 次の詳細を指定します。
- テンプレートの名前
- 「アクティブ」のステータス。
- 「パフォーマンス目標フィードバック」のテンプレート・タイプ
- フィードバック要求で共有する属性
- 「保存してクローズ」をクリックします。
ヒントと考慮事項
- 使用可能なアクティブ・フィードバック・テンプレートがない場合、フィードバックを要求できません。
- 自分が更新できる目標に対してのみフィードバックを要求できます。
- 非公開目標のフィードバックを要求できます。
- アサイメント・レベル・セキュリティが有効になっている場合、マネージャは、自分がアクセスできるアサイメントの目標および自分と共有されているアサイメントの目標について要求されたフィードバックのみを表示できます。
- HR担当者がフィードバック要求を改訂するまで、送信されたフィードバックは編集できません。
- マネージャは、非公開目標のフィードバック要求を表示できません。
- マネージャは、従業員の目標に対するフィードバックを削除できません。
- 既存の質問を更新するには、「パフォーマンス目標フィードバック」質問リストの新しいバージョンを作成する必要があります。これを実行する方法を次に示します。
- 「自分のクライアント・グループ」→「パフォーマンス」→「質問リスト」に移動します。
- 「パフォーマンス目標フィードバック」質問リストを検索して編集します。
- 「質問リストの編集」ダイアログ・ボックスで、次の値を指定します。
- 編集タイプの選択: 質問リストの新規バージョンの作成
- バージョン摘要: バージョン2など、適切な摘要を入力します。
- 「OK」をクリックし、「質問リストの編集」ダイアログ・ボックスを閉じます。
- 「質問リストの編集」ページで、次のステップを実行します。
- 新しいバージョンのステータスを「アクティブ」に設定します。
- 「次」をクリックし、「コンテンツ」タブを表示します。
- 質問を作成、追加、削除または編集します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
ロール情報
カスタム従業員ロールがある場合は、次のステップを実行する必要があります。
- パフォーマンス管理就業者(ORA_HRA_PERFORMANCE_MGT_WORKER_DUTY)職務ロールがカスタム従業員ロールに追加されていることを確認します。
- 「データ・ロールおよびセキュリティ・プロファイルの管理」タスクを使用して、カスタム従業員ロールの付与を再生成します。
重要: 「フィードバックの要求」機能が有効かどうかに関係なく、すべてのカスタム従業員ロールに対してこれらのステップを実行する必要があります。そうしないと、カスタム・ロールが設定された従業員は「目標」ページを表示できません。
既存のロールに新しい機能を実装する手順については、My Oracle Supportの次のドキュメントを参照してください。
- リリース13のOracle Human Capital Management Cloud Security Upgrade Guide (ドキュメントID 2023523.1)
管理者は、パフォーマンス目標の承認ワークフローの失効ポリシーを設定できます。期日、失効ポリシー、またはその両方を設定できます。
期日を設定すると、期日の前に、処理を実行するように現在の担当者にリマインダが送信されます。期日をすぎても、タスクは失効しません。担当者およびその後の承認者は、引き続きタスクを処理できます。
ただし、期限切れポリシーを設定すると、設定に基づいてタスクは期限切れになる場合があります。失効ポリシーを設定した後、目標プランは承認フローから取り下げられます。目標プランはロックされなくなり、目標プランの変更を送信したユーザーは、目標プランをレビューして更新し、承認のために目標プランを再送信できます。
この機能は、特定の時間枠内に承認が完了するようにするのに役立ちます。
有効化のステップ
- 「設定および保守」作業領域で、「人材管理のタスク構成の管理」タスクを検索して選択します。
- BPMワークリストの「タスク構成」タブで、ApprovePerformanceGoalタスクを検索して選択します。
- 「設定するタスク」ツールバーの「編集」タスク・アイコンをクリックします。
- 「期限」サブタブを開きます。
- 必要に応じて期日を設定します。
- 次のステップに従って、失効ポリシーを設定します。
- 失効設定セクションを展開します。
- すべての承認が特定の時間枠内に行われるようにするには、「タスク・レベル」を選択します。
- 期間を入力し、オプションで土曜日と日曜日を除くチェック・ボックスを選択します。
- 「期限切れのみ」オプションが選択されたままにします。
- 「設定するタスク」ツールバーの「コミット」タスク・アイコンをクリックします。
Oracleは、従来から現在の機能を新しい機能で置き換えるか、既存の機能を削除します。
置換された機能は削除のパスに配置される可能性があります。次の機能は、新しい機能に移動する必要がある更新を示します。ベスト・プラクティスとして、完全サポートのためにただちに新しい機能に移動し、製品に提供される最新の更新内容を維持する必要があります。
削除されたすべての機能には「更新」があり、その機能は使用できなくなります。「更新」に示された機能が使用できなくなるため、必要な計画を行ってその機能を除外してください。
まだ行っていない場合は、この機会に目標管理のレスポンシブ・ページに切り替えてください。このリリース以降、クラシック機能はサポートされないため使用できなくなります。
従来の目標管理を引き続き使用すると、管理者がこれらのリンクを使用できません。
- パフォーマンス目標ライブラリ
- 目標プラン
- パフォーマンス目標一括割当の設定
- パフォーマンス目標のスケジュール済プロセス
- 目標プラン・セット
- 待ち状態の目標プラン
次のリンクのみを表示できます。
- パフォーマンス目標
- レビュー期間
- 適格プロファイル
今すぐ製品のレスポンシブ・バージョンに移行する必要があります。
レスポンシブ・ユーザー・インタフェースには、次の利点があります。
- HCM製品全体での一貫したユーザー・エクスペリエンス
- モバイル・デバイス向けに最適化された機能
- パフォーマンス向上
移行後は、レスポンシブな目標管理でのみ使用可能な次の追加機能も利用できます。
- 再設計された目標管理者ページ: 管理者は、レスポンシブな「パフォーマンス目標」および「目標プラン」ページのフィルタを使用して、特定の目標または目標プランを検索できます。様々なソート・オプションを使用して目標および目標プランをソートできます。目標の一括割当を簡単に構成できます。レスポンシブな「パフォーマンス目標ライブラリ」ページでライブラリ目標を効率的に管理することもできます。サポートされている言語でライブラリ目標の翻訳を編集できます。
- プライマリ目標プランは、すべてのレビュー期間についてすべてのユーザーが使用できる共通の目標プランです。
- 目標加重のインライン編集: 目標プランの目標の加重を変更する際に、「処理」メニューの「加重の編集」オプションを使用する必要がなくなりました。プランの目標を直接編集して、その加重を更新できます。
- HRが割り当てたパフォーマンス目標の取消または削除: 管理者は、HR担当者が割り当てた目標を、マネージャおよび従業員が取り消したり削除することを許可できます。
- デジタル・アシスタントのサポート: Oracle Digital Assistantを使用して、特定のレビュー期間の目標が設定されていないチーム・メンバーを迅速に検出できます。
- 目標に関する要求済フィードバック: 自分のパフォーマンス目標または自分の部下の目標に対するフィードバックを組織内の任意の個人に要求できます。
- 目標ノート: 目標の完了に役立つ、パフォーマンス目標に関するノートを追加します。
- 目標に対するHCM承認: 組織のニーズに応じて、トランザクション・コンソールで目標承認ルールを設定したり、承認をバイパスします。
目標管理のレスポンシブ機能を利用して、従業員が時間どおりにパフォーマンス目標を完了できるようにします。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
- 従来の目標管理を引き続き使用する必要がある場合は、サービス要求を登録して適切なビジネス理由を説明することで、例外を要求できます。例外が承認された場合、このリリースでは従来の目標管理を使用できます。ただし、21Cまでにレスポンシブな目標管理に移行する必要があります。
- レスポンシブ目標管理でターゲット結果を使用するには、拡張タレント・プロファイル管理に移行する必要があります。
- レスポンシブ目標管理では、組織目標が他のパフォーマンス目標と同様に扱われます。これは組織の目的を達成するために、組織内の他の従業員とマネージャが共有できる目標です。
- レスポンシブ目標管理には組織目標プランがありません。
- 各目標ページには、目標連携の詳細を表示できる「連携」セクションがあります。
- Excelスプレッドシート・ローダーを使用してパフォーマンス目標はロードできません。かわりに、HCMデータ・ローダーまたはHCMスプレッドシート・データ・ローダーを使用してください。
主なリソース
- レスポンシブな目標管理への移行の詳細は、次のリソースを参照してください。
- My Oracle SupportのHCM Responsive User Experience Setup Information (ドキュメントID 2399671.1)ドキュメント
- 2021年3月5日のWebセミナー「Oracle Talent Cloudのお客様 - レスポンシブUXへの移行(Q&A)」のカスタマ・コネクトの録画
- 拡張タレント・プロファイル管理への移行の詳細は、My Oracle Supportの次のドキュメントを参照してください。
- Upgrading Oracle Fusion Profile Management (ドキュメントID 2421964.1)
Oracle Performance Managementは、就業者のパフォーマンスを測定および報告するための機能をサポートしています。
パフォーマンス文書に対するマトリックス・マネージャ参加者選択の制御
この機能は、HR担当者がパフォーマンス・テンプレートを構成して、次の処理を実行できるようにすることを目的としています。
- 従業員およびマネージャが関係者にロールを誤って割り当てないようにする。
- 従業員およびマネージャの評点およびコメントにアクセスできる関係者、およびフィードバックのみを実行できる関係者を制御する。
- 特定のマネージャ・タイプの特定のマトリックス・マネージャのみを自動移入する。
- 不要なマトリックス・マネージャが従業員のパフォーマンス・レビューに含まれないようする。
「パフォーマンス・テンプレート」ページの「参加者オプション」セクションの「プロセス」タブで、次のオプションを使用できます。
- オプション1: 就業者およびマネージャ評価を表示できる関係者ロールを、従業員が割り当てることができる
- オプション2: 就業者およびマネージャ評価を表示できる関係者ロールを、マネージャが割り当てることができる
- オプション3: 就業者のマトリックス・マネージャを関係者として自動移入する(新しいフィールド「マネージャ・タイプ」を含める)
次に、オプション1および2に関する重要な点をいくつか説明します。
- これは、「就業者およびマネージャ評価の表示をロールに許可」が構成されているパフォーマンス・テンプレートに関係者ロールが追加されている場合に使用できます。
- これらが有効になっている場合、従業員やマネージャは「関係者フィードバックの管理」ページで関係者に任意のロールを割り当てることができます(これはすでに可能です)。
- 無効になっている場合、「就業者およびマネージャ評価の表示をロールに許可」が構成されている関係者ロールを、従業員やマネージャが「関係者フィードバックの管理」ページで選択できません。
- 既存のパフォーマンス文書に対してパフォーマンス・テンプレートのオンまたはオフを切り替える場合は、パフォーマンス・テンプレートの使用中に編集できます。
- 従業員やマネージャが、評価の表示を許可するロールを参加者に割り当てた場合、パフォーマンス・テンプレートの構成は変更されますが、既存の参加者には影響しません。HR担当者は、以前に選択した関係者のロールを追加または変更した場合でも、「ロール」フィールドにすべての関係者ロールを表示できます。
ノート: オプション3を有効にした場合は、新しいフィールド「マネージャ・タイプ」が表示されます。「すべて」または「特定のマネージャ・タイプ」を選択できます。「すべて」の値が既存の機能で、従業員のすべてのマトリックス・マネージャが表示されます。
HR担当者が、パフォーマンス・テンプレートを構成して、適切なロールに関係者を簡単に割り当てることができるようになります。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
これらの機能はレスポンシブ・ページでのみ使用できます。
「パフォーマンス文書の一括印刷の処理」ページの新しいフィルタを使用して、必要なパフォーマンス文書のみを印刷します。
特定のパフォーマンス文書を印刷する新しいフィルタを使用して、印刷するパフォーマンス文書を絞り込めます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
従業員のパフォーマンス・ページで、現在のパフォーマンス文書だけでなく、レビュー期間のすべての従業員のパフォーマンス文書を表示します。「現在」ではなく「すべて」がデフォルトになりました。そのため、1つの文書のみがあり、それが完了している場合は、フィルタを切り替えて表示する必要はありません。リストをフィルタして、ロールに応じて現在、完了済または取消済のパフォーマンス文書を表示できます。
「すべて」に設定された新しいデフォルトにより、パフォーマンス文書をより簡単に検索できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
パフォーマンス文書に対する関係者フィードバックを管理する際のソート・オプション
処理が必要な関係者を簡単に検索するには、「関係者フィードバックの管理」ページのソート・オプションを使用します。関係者は次のカテゴリでソートできます。
- 関係者名
- 関係者を選択した個人
- フィードバック・ステータス
「フィードバック・ステータス」ソート・オプションは、次のものに対して表示されます。
- 「就業者による関係者フィードバック・ステータスの追跡可能」オプションがプロセス・フローで有効になっている場合は、就業者。
- プロセス・フローで「マネージャによる関係者の追跡可能」オプションが有効になっている場合は、パフォーマンス文書マネージャ、マトリックス・マネージャ関係者または従業員のマネージャ階層。
- HR担当者
「フィードバック・ステータス」ソート・オプションを使用すると、次のステータス別に関係者が表示されます。
- 要求未送信
- 返信待機中
- 進行中
- 完了済
- ロック済
新しいソート・オプションを使用して、処理する関係者をすばやく見つけます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
HR担当者がパフォーマンス文書に対して管理処理を実行する事由を取得し、この情報をレポートに使用します。パフォーマンス文書に対して、次の管理処理の事由を記録できます。
- 作成
- 取消
- 削除
- 復元中
- 再オープン
- 完了
- 転送
- 期日の変更
- 関係者フィードバックの再オープン
- 関係者フィードバックの削除
- フィードバック期日の変更
- パフォーマンス文書の取消の一括処理の処理
- パフォーマンス文書の作成の一括処理の処理
- パフォーマンス文書の完了の一括処理の処理
- パフォーマンス文書の削除の一括処理の処理
- 現在のタスクを変更するための一括処理の処理
独自の理由を作成することも、次を使用することもできます。
- タスク所有者の要求
- 管理者エラー
- その他管理上の事由
HR担当者がパフォーマンス文書に対して管理処理を実行する理由を記録して、将来に備えます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
HR担当者、マネージャまたは従業員がパフォーマンス文書のステータスを変更したときに事由を指定しなかった場合は、以前の事由が削除されます。事由を削除すると、事由にリンクされているステータスを追跡しやすくなります。
Oracleは、従来から現在の機能を新しい機能で置き換えるか、既存の機能を削除します。
置換された機能は削除のパスに配置される可能性があります。次の機能は、新しい機能に移動する必要がある更新を示します。ベスト・プラクティスとして、完全サポートのためにただちに新しい機能に移動し、製品に提供される最新の更新内容を維持する必要があります。
削除されたすべての機能には「更新」があり、その機能は使用できなくなります。「更新」に示された機能が使用できなくなるため、必要な計画を行ってその機能を除外してください。
まだ行っていない場合は、この機会にパフォーマンス管理のレスポンシブ・ページに切り替えてください。クラシック・ページを引き続き使用する場合、HR担当者にはレスポンシブ・パフォーマンス管理への移行を指示するメッセージが表示されます。
従業員の場合、「自分の評価」ページが「パフォーマンス」ページに置き換わり、次の情報が含まれます。
- パフォーマンス文書
- 随時文書
- チェックイン
- 他のユーザーに対する関係者フィードバックの実行要求
マネージャおよびHR担当者は、セキュリティ設定に応じて「パフォーマンス」ページを表示することもできます。
マネージャの場合、「担当するマネージャ評価」ページが「パフォーマンスの評価」ページに置き換わり、マネージャはこのページを使用して次の処理を実行できます。
- 就業者のパフォーマンス文書の管理(指定マネージャの場合)
- 処理があるパフォーマンス文書のフィルタ
- 管理処理の実行
マネージャの「チーム・タレント」ページは「目標およびパフォーマンスの概要」および「キャリアの概要」ページに置き換わりますが、次の利点があります。
- 自分が直接および間接的に管理する個人のパフォーマンス・サマリーおよびチェックイン文書をいつでも表示できます。
- 目標数など、自分が管理する個人のその他のタレント情報をレビューできます。
HR担当者の場合、15の個別の管理ページがこれらの統合された4つの管理ページで置き換わります。
- パフォーマンス文書
- 関係者フィードバック
- パフォーマンス文書適格
- パフォーマンス文書の一括処理の処理
レスポンシブ・ユーザー・インタフェースには、次の利点があります。
- HCM製品全体での一貫したユーザー・エクスペリエンス
- モバイル・デバイス向けに最適化された機能
- パフォーマンスの向上
レスポンシブ・パフォーマンス管理でのみ使用可能な次の追加機能を利用できます。
- レスポンシブ・パフォーマンス文書ページでは、次のものがサポートされます。
- 調整をサポートするために、マネージャが共有タスクを完了できないようにするパフォーマンス文書の構成。
- チェックインおよび要求済フィードバックの情報の表示。
HR担当者は、従業員およびマネージャが評価を開始できるように、通常のパフォーマンス文書を作成して提供する必要があります。
- 適格バッチ・プロセスまたはHDLを使用したパフォーマンス文書の作成
- 従業員およびマネージャは随時文書を作成可能
従業員、マネージャおよびHR担当者は、レスポンシブ・ページを使用してパフォーマンス管理で提供されるすべての機能を利用できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
マネージャ分析に使用される「自分の組織」クラシック・ページはレスポンシブ・ユーザー・エクスペリエンスに存在しません。Oracle Cloud Customer ConnectでOTBIを使用して作成されたこのページからサンプル・レポートにアクセスできます。
従来のパフォーマンス管理を引き続き使用する必要がある場合は、サービス要求を登録して適切なビジネス理由を説明することで、例外を要求できます。例外が承認された場合は、このリリースでは従来のパフォーマンス管理を使用できます。ただし、21Cまでにレスポンシブなパフォーマンス管理に移行する必要があります。
主なリソース
レスポンシブ・パフォーマンス管理への移行の詳細は、次のMy Oracle Supportドキュメントの手順を参照してください。
- HCM Responsive User Experience Setup Information (ドキュメントID 2399671.1)
2021年3月5日のWebセミナー「Oracle Talent Cloudのお客様 - レスポンシブUXへの移行(Q&A)」のカスタマ・コネクトの録画を参照してください。
調整をサポートするために、パフォーマンス文書を構成してマネージャがタスクを共有できないようにする方法の詳細は、次のリソースを参照してください。
Oracle Learning Cloudは、従業員、チームおよび組織が最も関連性の高いスキル・セットを開発できるようにするスキル駆動型の学習プラットフォームです。Oracle Learningは、内部カタログおよび外部学習ソースから非公式学習と公式学習を組み合せて単一のプラットフォームに統合し、学習者に単一の統合学習エクスペリエンスを提供します。
本番からテスト(P2T)およびテストからテスト(T2T)の環境コピーの実行時に、コピーする特定のカタログ・リソースを指定します。この機能を使用すると、P2T/T2Tプロセスの実行時にテストのためにコピーする本番/テスト環境のコンテンツ・アイテム・セットを限定的に選択できます。これらのコンテンツ・アイテムは「添付」表に格納され、ESSジョブをスケジュールすることでテスト環境で再公開できます。Fusion Appsには、ソース環境からターゲット環境にデータをコピーする環境リフレッシュ・サービスが用意されています。
この機能は、次の2つのセクションに分かれています。
- ソース環境
- ターゲット環境
ソース環境
「コンテンツ」ページには、新しい「環境リフレッシュ」メニューと新しい「ステータスのリフレッシュ」列があります。新しいメニューには、次の2つのオプションがあります。
- リフレッシュに対して使用可能
- リフレッシュに対して使用不可
ノート: デフォルトでは、すべてのコンテンツ・アイテムの初期ステータスが「リフレッシュに対して使用不可」になります。
「環境リフレッシュ」メニューの動作
コンテンツ・アイテムのステータスが「使用不可」の場合は、メニューから「リフレッシュに対して使用可能」オプションを選択できます。
コンテンツ・アイテムのステータスが「使用可能」の場合は、メニューから「リフレッシュに対して使用不可」オプションを選択できます。
「リフレッシュに対して使用可能」メニュー項目の動作
コンテンツ・アイテムが「リフレッシュに対して使用可能」とマークされると、ステータスは「使用可能 - ソース未準備」に変更されます。このステータスのすべてのコンテンツ項目をチェックして処理するESSジョブが自動スケジュールされます。ジョブが正常に完了すると、コンテンツ項目のステータスが「使用可能 - ソース準備完了」に設定されます。エラーがある場合、ステータスは「使用不可」に設定され、エラーがジョブ・ログに書き込まれます。
「リフレッシュに対して使用不可」メニュー項目の動作
ステータスが「使用可能 - ソース準備完了」のコンテンツ・アイテムを選択し、「環境リフレッシュ」メニューから「リフレッシュに対して使用不可」オプションを選択すると、ステータスが「使用不可 - ソース準備完了」に変わります。
次に、「環境リフレッシュ」をサポートするコンテンツ・タイプのリストを示します。
- ビデオ
- SCORM 2004
- SCORM 1.2
- HACP
「環境リフレッシュ」メニューは、ステータスが「アクティブ」のコンテンツ・アイテムに対してのみ有効になります。
特定のコンテンツ・タイプの項目を最大50個まで再公開用にマークできます。制限を超過すると、次の警告メッセージが表示されます:「コンテンツ・タイプ[Content ItemType]の最大制限値[limit number]に達しました。続行するには、既存の[Content ItemType]アイテムを使用不可にしてください。」
ターゲット環境
ターゲット環境で環境リフレッシュ後の学習コンテンツの調整ESSジョブを実行する必要があります。このジョブでは、ソース環境で選択されたすべてのコンテンツが再公開されます。
制限事項
今後のリリースで対処され、今後の新機能のドキュメントで通知される次の2つの制限があります。
- セルフサービス・ビデオおよびカバー・アートのコンテンツ項目は、管理者インタフェースから表示できるスタンドアロン・コンテンツ項目ではないため、ターゲット環境では使用できません。
- 管理者がロードするコース・カバー・アートは、管理者インタフェースから表示できるスタンドアロン・コンテンツ項目ではないため、ターゲット環境では使用できません。
この機能を使用すると、特定のコンテンツ項目をテスト環境での再公開に対して適格に指定できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
新しい「外部コース・データのロードおよび同期化」ESSジョブ・オプションを使用して、すべてのコンテンツ項目をコンテンツ・プロバイダと強制的に再同期化します。
このジョブにより、コンテンツ・プロバイダから提供されるコースがOracle Learning Cloudにロードされ、インポートできるようになります。検索を可能にするメタデータのロードに加え、再同期ステータスもプロバイダからロードされます。このジョブはスケジュールして、毎日実行する必要があります。
「すべての外部コース・データのリロードを強制」メニューから「はい」を選択すると、統合がリセットされます。これにより、カタログ内のすべてのコンテンツが「新規」ステータスに戻ります。その後、すべてのコンテンツをインポートしてカタログに戻すことができます。
重要: 「外部コース・データのロードおよび同期化」ESSジョブのスケジュール時に、手動リセットを実行する必要がない場合は、「すべての外部コース・データのリロードを強制」オプションを「いいえ」に設定する必要があります。
このオプションを使用すると、統合の問題が発生した場合に統合をリセットできます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
現時点では、「外部コース・データのロードおよび同期化」ESSジョブで、LinkedInラーニングのコースのみが再同期化されます。他のコンテンツ・プロバイダのコース・データを再同期化する機能は、将来のリリースで使用可能になり、将来の新機能のドキュメントで通知されます。
更新21Bでレスポンシブ・ユーザー・エクスペリエンスを有効にする必要があるため、すくに作業を始めてください。WLF_LEARN_SELFSERVICE_RESPONSIVE_ENABLEDプロファイル・オプションを有効にせずに、新しいレスポンシブ・ユーザー・インタフェースに移行した場合、学習クラウドのどのセルフサービス・ページにもユーザーがアクセスできなくなります。
この機能により、必ずレスポンシブ・ページを有効にして、新しい機能を活用するように促されます。
有効化のステップ
「設定および保守」作業領域で、プロファイル・オプションWLF_LEARN_SELFSERVICE_RESPONSIVE_ENABLEDを有効にします。
主なリソース
詳細は、My Oracle Supportの次のドキュメントを参照してください。
- Migrating Oracle Learning Cloud to Responsive User Experience (文書ID 2649721.1)
- Responsive User Experience Features (文書ID 2730329.1)
Oracle Recruiting Cloudは、採用マネージャおよび採用担当者に、候補者のソーシングおよび育成、ジョブ求人の作成および管理、候補者のスクリーニングおよび選択、ジョブ・オファーの作成および管理、組織への新規従業員のオンボーディングを行うためのツールを提供します。また、従業員および外部候補者が簡単なアプリケーション・プロセスを使用してジョブを検索、発見および応募できるキャリア・サイトも提供します。
候補者がジョブ・オファーを受諾した直後に短いテキストを候補者に表示できます。テキストはコンテンツ・ライブラリで構成します。これは、候補者の受諾を確認するため、または外部候補者と内部候補者が新しいジョブを受け入れることに同意した後、次のステップを提案するために使用します。
この機能を使用して、ジョブ・オファーの受諾を決定した候補者に対する短い確認または簡単な指示を構成できます。会社が候補者の決定を確認したり、何か提案する必要がある場合は、候補者の受諾直後にここで伝えることができます。その後、候補者が受諾済のオファー通知を表示するか、オファー通知のPDFファイルをダウンロードすると、この確認テキストは表示されなくなります。
有効化のステップ
この確認テキストは、採用コンテンツ・ライブラリの「ジョブ・オファーのオファー後テキスト」カテゴリで構成します。
- 「設定および保守」作業領域で、次の項目に移動します。
- 講義: 採用および候補者エクスペリエンス
- 機能領域: 採用および候補者エクスペリエンス管理
- タスク: 採用コンテンツ・ライブラリ
- 「採用コンテンツ・ライブラリ」ページで、「作成」をクリックします。
- 「コンテンツ項目の作成」ページで、次の情報を入力します。
- 名前
- コード
- カテゴリ: ジョブ・オファーのオファー後テキスト
- 表示: コンテンツ項目は、内部掲載または外部掲載あるいはその両方に使用できます。
- 開始日: 項目が使用可能になる日時。タイムゾーンを選択できます。
- アクティブ化した時に開始: コンテンツ項目がアクティブになるとすぐに現在のコンテンツ項目になります。
- 「コンテンツ」フィールドに、候補者がセルフサービスでジョブ・オファーを受け入れた直後に表示されるテキストを入力します。入力できる最大文字数は50,000文字です。
ヒントと考慮事項
外部候補者の表示用には、コンテンツ・ライブラリでリッチ・テキスト機能を使用してテキストを書式設定できますが、内部候補者の場合はプレーン・テキストのみがサポートされています。
ジョブ応募進捗バーが拡張され、応募プロセスに複数のステップがあることが外部候補者にわかりやすくなりました。進行バーに次の情報が表示されるようになりました。
- 候補者が現在応募プロセスのどのステップにいるか。
- 応募プロセスが完了するまでに残っているステップの数。
この機能により、候補者エクスペリエンスのエンゲージメントが強化されます。ステップがチェックリストとして候補者に表示されるようになり、プロセスの概要がわかりやすくなりました。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
外部候補者は、フロー内の「その他文書」ブロックごとに最大10件の添付をアップロードできます。候補者がファイル制限を超える添付を追加しようとすると、アップロードがブロックされ、エラー・メッセージが表示されます。
この機能を使用すると、候補者がジョブ応募に追加できるファイル数が制限されるため、応募送信のパフォーマンスが向上します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
以前と同様に、「その他文書」ブロックのファイル・タイプに制限はありません。
LinkedIn接続は、キャリア・サイトにインストールされているウィジェットであり、会社に固有のLinkedIn接続を候補者が表示でき、自分がつながっている相手にッセージを送信して会社の詳細を知ったり、推薦や紹介を受けることができます。
候補者がキャリア・サイトにアクセスする場合、まずLinkedInにサインインする必要があります。自分のつながりのなかで、その会社で働いている個人を表示し、メッセージを送信できます。候補者につながりがない場合は、その会社で働いている従業員を表示できます。
この機能を使用すると、候補者が自分のつながりにメッセージを送信して、会社の働きやすさを査定したり、紹介を求めることができるため、求職者の価値を最大限に高めることができます。
有効化のステップ
まず、LinkedIn接続との統合を有効にする必要があります。LinkedInアプリケーションがすでに設定および構成されていることを前提としています。
ノート: LinkedIn接続は、採用担当者システム接続とは関係なく有効にできます。
- 「設定および保守」作業領域で、次の項目に移動します。
- 講義: 採用および候補者エクスペリエンス
- 機能領域: 採用および候補者エクスペリエンス管理
- タスク: 採用カテゴリのプロビジョニングおよび構成
- 「パートナ統合プロビジョニング」ページで、「プロファイル・インポート・パートナ」の横にある「編集」をクリックします。
- 「LinkedIn接続」セクションに移動し、「アクティブ」オプションを選択します。
その後、キャリア・サイトのスプラッシュ・ページまたはカスタム・ページでLinkedIn接続を構成する必要があります。
- 「設定および保守」作業領域で、次の項目に移動します。
- 講義: 採用および候補者エクスペリエンス
- 機能領域: 候補者エクスペリエンス
- タスク: キャリア・サイト構成
- 「キャリア・サイト構成」ページで、LinkedIn接続に構成するキャリア・サイトを選択し、「編集」をクリックします。
- 「ページ」タブに移動し、LinkedIn接続を構成するスプラッシュ・ページまたはカスタム・ページを選択して、「編集」をクリックします。
- 「他のエレメントの表示」メニューをクリックし、「LinkedIn接続」を選択します。
ヒントと考慮事項
LinkedIn接続を有効にするには、次のいずれかのLinkedInライセンスが必要です。
- Recruiter (RCorp)
- LinkedIn Recruiter Professional Services (RPS)
- Job Slot
「応募下書きへの通知の送信」スケジュール済プロセスが拡張され、完了済ジョブ応募が自動的に確認されるようになりました。
このプロセスは、下書きジョブ応募通知を送信するだけでなく、応募プロセス中に中断された完了済ジョブ応募の確認にも使用します。候補者がジョブ応募の送信後に誤ってブラウザをクローズした可能性があるシナリオでは、応募が完了とマークされ、システムがすべてのジョブ応募データを正常に受信したかどうかが候補者に通知されます。ジョブ応募データが不完全または完全に受信されていない場合は、ジョブ応募が作成されず、中止されたジョブ応募として扱われます。
この拡張により、完了したが未確認のジョブ応募になるリスクが軽減されます。確認済ジョブ応募は、候補者選択プロセスを前進できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
- スケジュール済プロセスの詳細は、Oracle Help Center(docs.oracle.com)にある採用の実装ガイドのOracle Recruiting Cloudのスケジュール済プロセスに関するトピックを参照してください。
企業の重複の定義および候補者から収集される個人情報の量に応じて、候補者が採用ライフサイクルのHRフェーズに移動するときに重複をチェックするかどうかを管理者が構成できます。
「「HRに移動」での重複チェック」という新しい「採用」設定には、3つのオプションがあります。
- なし - 重複の検証なし
このオプションでは、「HRに移動」の処理時に、現在の動作が維持され、候補者の重複はチェックされません。この移動後、外部候補者は処理待ち就業者として自動的に表示され、エラーが発生しないかぎり、以前のリリースと同様に、ジョブ応募のステータスは「HR - 処理進行中」になります。
- すべての候補者に個人作成重複チェック設定を使用
このオプションを使用すると、すべての外部候補者をシステム内の就業者および退職者と照合して、重複している可能性があるかどうかを、新しい処理待ち就業者として作成する前に確認できます。「個人作成重複チェック」企業設定に構成されている名前、生年月日、性別または国別識別子の組合せに基づいて、重複の可能性が検索されます。重複の可能性が特定された場合、候補者のジョブ応募のステータスは「HR - 処理中にエラー」になり、この候補者の続行方法をユーザーが決定する必要があります。
企業設定の構成によっては、ジョブ応募で生年月日および国別識別子が収集されなかった場合は、候補者と同じ名前を持つすべてのユーザーが潜在的重複とみなされる場合があります。ここで構成可能なほぼすべての設定で、個人を識別するこれら2つの値を候補者のレコードで使用できる場合のほうが結果がよくなります。そのため、これらの値がない場合に、この「すべての候補者に個人作成重複チェック設定を使用」という値を「採用」で使用すると、候補者に対して多数の偽陽性の重複が発生して、レコードをマージするためにユーザーによる評価が必要になる場合があります。
ノート: 「企業」設定の「個人作成重複チェック」自体が「なし」の値に構成されている場合、「採用」で「「HRに移動」での重複チェック」を「すべての候補者に個人作成重複チェック設定を使用」に設定しても、候補者がHRフェーズに移動する際に重複チェックは実行されません。
- 生年月日および国別識別子が設定された候補者にのみ個人作成重複チェック設定を使用
このオプションでは、ジョブの応募中に候補者の生年月日および国別識別子が収集された場合にのみ、システム内の就業者および退職者との重複がチェックされます。
この情報を提供する機会が与えられなかった候補者、またはこれらのフィールドのいずれかまたは両方を空白のままにした候補者は、重複チェックされません。以前のリリースと同様、エラーが発生しないかぎり、彼らはそのままHRフェーズに移動し、ステータスが「HR - 処理進行中」のジョブ応募の処理待ち就業者として表示されます。
両方のフィールドに情報がある候補者は、HRフェーズに移動するときにチェックされます。「個人作成重複チェック」企業設定に構成されている名前、生年月日、性別または国別識別子の組合せに基づいて、重複の可能性が検索されます。重複の可能性が特定された場合、候補者のジョブ応募のステータスは「HR - 処理中にエラー」になり、この候補者の続行方法をユーザーが決定する必要があります。
候補者の国別識別子が一致するために潜在的重複として識別された現在または以前の就業者は、おそらく実際に同一人物であると考えられます。「採用」設定でこの値を構成すると、候補者がHRフェーズに移る際に検出される一致数は減りますが、品質がよくなり、ほとんどの場合に、ユーザーがレコードのマージを決定をする可能性が高くなります。
ノート: 「企業」設定の「個人作成重複チェック」自体が「なし」の値に構成されている場合、「採用」で「「HRに移動」での重複チェック」を「生年月日および国別識別子が設定された候補者にのみ個人作成重複チェック設定を使用」に設定しても、候補者がHRフェーズに移動する際に重複チェックは実行されません。
初期リリースの更新21Aをご使用のお客様では、HRフェーズに移行した後で、ステータスが「HR ? 処理中にエラー」になった外部候補者ジョブ応募がさらに多く表示される場合があります。これは、「企業」の設定「個人作成重複チェック」の既存の構成に従って、すべての外部候補者の重複がデフォルトでチェックされるためです。この新しい「採用」設定「「HRに移動」での重複チェック」で、そのチェックに含める候補者を「なし」、「すべて」または「一部」にお客様が指定できるようになりました。
- 「採用」の設定値「なし - 重複の検証なし」
この構成の利点は、リリース間で採用プロセスの一貫性を保ちながら、お客様のスケジュールで新しい機能を採用できる点です。21Bにアップグレードすると、このオプションが「採用」ユーザーのデフォルト構成になります。Oracle Recruitingリリース20D以前の動作が維持されます。
この構成を選択すると、すべての外部候補者のジョブ応募が以前と同様にHRフェーズに進みます。就業者または退職者と比較されないため、存在する可能性のあるデータの類似性によってステータスが「HR ?処理中にエラー」にはなりません。候補者の処理エラーを調査して解決するユーザーの手間も増えません。
つまり、この構成オプションでは、採用20D以前のリリースと同じ動作になります。
- 「採用」の設定値「すべての候補者に個人作成重複チェック設定を使用」
この構成は、この設定が使用可能になる前の初期リリースの21Aのデフォルト動作と同じです。このオプションの利点は、処理待ち就業者の作成を開始する前に、すべての外部候補者をチェックして重複レコードを見つけ、同一人物を2回採用処理しなくてすむことです。「企業」設定の「個人作成重複チェック」の定義に従って、潜在的重複があるすべての候補者は、各採用プロセスの完了時にユーザーが確認できるように、ステータスが「HR - 処理中にエラー」になります。
つまり、この構成では、「企業」設定の定義に従って、潜在的な重複レコードをすべて提示することで、処理待ち就業者作成の再作業を削減します。
- 「採用」の設定値「生年月日および国別識別子が設定された候補者にのみ個人作成重複チェック設定を使用」
この構成の利点は、候補者の重複を検出するためのダウンストリームでの再作業を削減することですが、採用プロセスで偽陽性エラーが多すぎて、ユーザーに過度の負担をかけないようにバランスを取ることも必要です。
この構成を選択すると、十分な個人情報がある候補者のみがHRフェーズに移動するときに重複チェックされます。生年月日および国別識別子を入力したこれらの候補者は、単に同じような名前の多数の重複可能性リストと照合されるのではなく、「個人作成重複チェック」の構成に応じて、非常に似通った独自の値が設定された就業者および退職者レコードとのみ照合されます。これにより、生成される一致の質が向上し、候補者が「HR - 処理中にエラー」ステータスになり、各採用プロセスを続行する前にユーザーが解決する必要があるエラーの数が減ります。生年月日および国別識別子を入力しなかった候補者は、HRフェーズに移動するときに重複チェックされないため、このサブセットの候補者は「HR - 処理中にエラー」ステータスになりません。
つまり、この構成オプションを使用すると、新機能の導入をさらに細かく制御して、外部候補者の処理を担当するユーザーの負担を軽減できます。
有効化のステップ
「企業」の設定「個人作成重複チェック」を有効にする方法を次に示します。
- ホーム・ページで、「自分のクライアント・グループ」→「クイック処理」→「詳細の表示」に移動します。
- 「企業HCM情報の管理」をクリックします。
- 「企業情報」セクションで、「個人作成重複チェック」の設定を構成します。
「採用」の設定「「HRに移動」での重複チェック」セクションを有効にする方法を次に示します。
- 「設定および保守」作業領域で、次の項目に移動します。
- 講義: 採用および候補者エクスペリエンス
- 機能領域: 採用および候補者エクスペリエンス管理
- タスク: 企業採用および候補者エクスペリエンス情報
- 「HRに移動」セクションの「重複チェック」に移動します。
- 3つのオプションのいずれでも選択できます。
- なし ? 重複検証なし
- すべての候補者に「個人作成重複チェック」を使用
- 生年月日および国別識別子がある候補者に「個人作成重複チェック」設定を使用
デフォルトでは採用マネージャ・ロールに候補者検索が付与されなくなったことに注意してください。採用マネージャが提供する抽象ロールに、「候補者の検索」集計権限が含まれなくなりました。
この拡張により、採用マネージャ・ロールに対して、候補者セキュリティ・プロファイルを定義したり、採用担当者が使用することが多い候補者検索アクセスを削除する必要がなくなります。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
カスタムの「採用マネージャ」抽象ロールをご使用のお客様は、何もする必要がありません。シード済採用マネージャ・ロールをご使用の場合は、候補者の検索アクセス権がなくなります。管理者は、カスタムの「採用マネージャ」ロールを作成し、カスタムの「採用マネージャ」抽象ロールのロール階層トレイン・ストップ・セクションに集計権限「候補者の検索」を付与する必要があります。
すべての情報要求ステータスのFastFormulaで使用可能な応募フロー情報
リリース20Aには、情報要求ステータスに基づいてFastFormula条件を作成するために、これらの新しいデータベース・アイテムが追加されました。
- IRC_CSP_REQUEST_INFO_APPFLOW_CODE: 情報の要求に使用される応募フロー(コード)。
- IRC_CSP_REQUEST_INFO_APPFLOW_VERSION_NAME: 情報の要求に使用される応募フロー(バージョン名)。
- IRC_CSP_REQUEST_INFO_STATUS_CODE: 情報の要求のステータス(コード)。
情報の要求では、次の3つのステータスを使用できました。
- ORA_TRIGGERED- トリガー済: 情報の要求が送信され、候補者の応答を待機しています。
- ORA_SUBMITTED- 送信済: 候補者が要求された情報を提供しました。
- ORA_NOT_REQUIRED - 不要: 情報の要求処理はトリガーされましたが、候補者に追加情報を要求する必要はありません。情報の要求フロー内のすべての情報は、候補者によってすでに提供されています。
情報の要求のステータスがORA_TRIGGEREDまたはORA_NOT_REQUIREDのときに、応募フロー情報を返す2つのデータベース・アイテムが値を返していませんでした。
リリース21Bでは、候補者が情報の要求を送信していない場合でも、応募フロー情報を取得できるようになりました。
この拡張により、情報の要求の現在のステータスに関係なく、情報の要求に使用される応募フローを考慮したFastFormulaを作成できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
- 情報の要求のステータスに基づくFastFormula条件の詳細は、docs.oracle.comの採用の実装ガイドの情報の要求のステータスに基づく自動処理のトリガーに関するトピックを参照してください。
候補者選択プロセスの自動処理は、ジョブ応募のインタビューが更新されたときに実行できます。たとえば、インタビューがスケジュールされている場合、別の状態またはフェーズにジョブ応募が移動される場合があります。
この機能を使用すると、採用担当者がジョブ応募を適切なステータスに手動で移動する必要がなくなるため、プロセスがより迅速になります。
有効化のステップ
インタビューの更新時にジョブ応募が自動的に移動されるように、候補者選択プロセスを構成できます。
新しいフェーズ・レベルのイベント「インタビュー更新済」を使用できます。このイベントはすべてのフェーズに追加できます。イベントが使用されるフェーズ内でインタビューが変更されたときに、そのイベントがトリガーされます。このイベントは、次の場合にトリガーされます。
- インタビューがスケジュールされた
- インタビューが更新された
- インタビューが取り消された
- インタビューが完了した(インタビューのスケジュール終了時間が過去になると、インタビューが完了したとみなされます)
- インタビューが要求された
- 「設定および保守」作業領域で、次の場所に移動します。
- 講義: 採用および候補者エクスペリエンス
- 機能領域: 候補者ジョブ応募
- タスク: 候補者選択プロセス構成
- 「候補者選択プロセス構成」ページで、プロセスをクリックします。
- プロセス・ページで、フェーズをクリックします。
- 「フェーズ処理」セクションで、イベント「インタビュー更新済」を選択します。
「インタビュー更新済」イベントがトリガーされると、その条件が満たされた場合は、このイベントに構成されている処理が実行されます。
候補者選択プロセスで条件として使用するFastFormulaを作成するために、インタビューに関連するいくつかのデータベース・アイテムが追加されました。次に例を示します。
- インタビュー開始日時
- インタビューの終了日時
- インタビュー・ステータス
- インタビュー形式(直接、電話、Web会議)
- インタビュー・スケジュール情報(スケジュール・タイトル、スケジュール・タイプ)
「インタビュー更新済」イベントの一部として実行される処理で使用するFastFormulaの場合、どのインタビュー更新がイベントをトリガーしたかを示す追加のコンテキスト情報を使用できます。使用可能なコンテキスト情報は次のとおりです。
- IRC_INTRVW_SCHEDULE_ID: インタビュー更新に関連するインタビュー・スケジュールのID。
- IRC_INTRVW_ID: インタビュー更新に関連するインタビューのID。
- IRC_INTRVW_REQUEST_ID: インタビュー更新に関連するインタビュー要求のID。
- IRC_INTRVW_OPERATION: イベントをトリガーしたインタビュー操作。IRC_INTRVW_OPERATIONに指定可能な値は次のとおりです。
- INTERVIEW_REQUEST_SENT
- INTERVIEW_SCHEDULED
- INTERVIEW_CANCELLED
- INTERVIEW_RESCHEDULED
- INTERVIEW_UPDATED
- INTERVIEW_COMPLETED
次に、これらの新しいデータベース・アイテムで作成されたFastFormulaの例を示します。
- スケジュール中のインタビューに基づく条件
- 完了中のインタビューに基づく条件
- インタビュー・スケジュール場所タイプに基づく条件
主なリソース
- 採用のFastFormulaの作成に使用するデータベース・アイテムのリストは、My Oracle SupportのDatabase Items for Oracle Recruiting Cloud Fast Formulas (ドキュメントID 2723251.1)を参照してください。
トランザクション設計スタジオを使用したインタビュー・スケジュールの構成
管理者は、トランザクション設計スタジオを使用して、インタビュー・スケジュールの作成時に表示するセクションおよびフィールド、およびオプションまたは必須にするフィールドを構成できます。「インタビュー・スケジュールの作成」「という新しい処理を使用できます。
この新機能では、インタビュー・スケジュール・テンプレートからデフォルトで設定できるセクションおよびフィールドを非表示にしてインタビュー・スケジュールの作成プロセスを簡略化し、重要な情報のフィールドを必須にマークして確実に入力されるようにします。
有効化のステップ
インタビュー・スケジュールのセクションおよびフィールドを構成するステップは、次のとおりです。
前提条件
サイト・レイヤーでサンドボックスおよびページ編集をアクティブ化する必要があります。(「設定および処理」メニュー→「ページの編集」→サンドボックスのアクティブ化)
- ホーム・ページで、「自分のクライアント・グループ」→「クイック処理」→「詳細の表示」→「雇用」→「HCMエクスペリエンス設計スタジオ」に移動します。
- 「トランザクション設計スタジオ」タブをクリックします。
- 「インタビュー・スケジュールの作成」処理を選択します。
- 「追加」をクリックしてルールを作成します。
- 「基本詳細」セクションで、ルールの名前と説明を入力します。採用タイプ、ロールおよび国を選択することもできます。
- 採用タイプを選択した場合、同じ採用タイプのジョブ求人にのみルールが適用されます。
- ロールを選択すると、採用マネージャや採用担当者など、ロールごとに異なる構成を定義できます。ロールを選択しない場合、ルールはすべてのロールに適用されます。
- 国を選択すると、いずれかの事業所がこの国にあるジョブ求人にのみルールが適用されます。
- 「リージョンの表示または非表示」セクションで、表示するセクションを選択します。「基本情報」セクションはデフォルトで表示されます。
- 「ページ属性」セクションで、リージョンを選択します。次に、そのリージョンに対して表示するフィールド、および入力する必要があるフィールドを選択します。「テンプレート」および「スケジュール・タイトル」フィールドはデフォルトで表示され、必須です。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
主なリソース
- トランザクション設計スタジオでルールを作成する方法の詳細は、Oracleヘルプ・センターの採用の実装ガイドのトランザクション設計スタジオを使用した採用ページの構成方法に関する項を参照してください。
外部キャリア・サイトを介して応募する候補者に対して使用する候補者選択プロセスの最初の自動処理の一部が、処理を実行する前にジョブ応募の作成が完了するように、少し遅れて実行されるようになりました。処理はキューに入れられます。スケジュール済プロセス「採用候補者選択プロセス処理の実行」が実行されると、処理が実行されます。
この遅延は、初期フェーズに構成された処理および外部候補者のジョブ応募の初期状態に適用されます(「移動」および「HRへの移動」処理を除く)。
この機能を使用すると、ジョブ応募が完全に作成されるまで、外部候補者が長時間待機する必要がなくなります。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
外部候補者がジョブに応募する場合、人工知能(AI)アルゴリズムを使用して、ジョブ・タイトル、経験およびスキルに基づいてスキルが推奨されます。
この機能は、候補者がパーソナライズされたスキル推奨を取得し、ジョブ応募を迅速に完了するのに役立ちます。
有効化のステップ
候補者のスキル推奨機能を有効にする場合は、Oracleサポートに連絡してください。
ジョブ形式設定フェーズ前のジョブ求人インタビュー・スケジュールの管理
承認のために送信する前に、ジョブ求人のインタビュー・スケジュールを作成できます。
下書きフェーズの求人のインタビュー・スケジュールの定義
下書きフェーズでジョブ求人のインタビュー・スケジュールを定義するには、「求人」リストの新しい処理「インタビュー・スケジュールの定義」を使用します。この処理は、下書きフェーズおよび他のすべてのフェーズの求人で使用できます。
「インタビュー・スケジュールの定義」処理を選択すると、「インタビュー・スケジュール」ページが表示され、インタビュー・スケジュールを追加できます。ヘッダー、タブ、ナビゲーションなどの他のコンテンツは表示されないことに注意してください。
承認フェーズの求人のインタビュー・スケジュールの定義
承認フェーズの求人に対して、新しい処理「インタビュー・スケジュールの定義」を使用できますが、求人の「インタビュー」タブからインタビュー・スケジュールを定義することもできます。
この機能を使用すると、インタビュー・スケジュールを事前に作成して、承認された時点で求人を完全に準備できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
求人の候補者選択プロセスを変更すると(下書きフェーズのみ)、「インタビューへの自動招待」機能の構成に影響する場合があります。その場合は、「インタビューへの自動招待」がリセットされることを知らせるメッセージが表示されます。
ロール情報
この新しい権限は、下書きまたは承認フェーズで求人のインタビュー・スケジュールを定義できるユーザーを制御するために作成されました。
新しい機能を使用するには、ジョブ形式設定フェーズ前のジョブ求人インタビュー・スケジュールの管理権限に加えて、既存のジョブ求人インタビュー・スケジュールの管理権限が必要です。
権限名 | 権限コード | ジョブ・ロール |
---|---|---|
ジョブ形式設定フェーズ前のジョブ求人インタビュー・スケジュールの管理 |
IRC_MANAGE_JOB_REQUISITION_ INTERVIEW_SCHEDULE_BEFORE_ JOB FORMATTING_PHASE |
採用マネージャ RESTサービスの使用 - ジョブ求人 |
ジョブ・オファーが承認されると、ジョブ・オファーを候補者に自動的に提示できます。
ジョブ求人の候補者選択プロセスがオファーを自動的に提示するように構成されている場合、ジョブ応募がオファー承認済ステータスになると、候補者に対してオファーが自動的に延長されます。
ノート: 空席数に十分な数の求人が採用された場合でも、オファーは自動的に提示されます。FastFormula条件を使用すれば、求人の採用数に基づいてオファーが自動的に提示されないようにできます。
この機能を使用すると、採用担当者がオファーを手動で延長する必要がなくなるため、プロセスが高速になります。
有効化のステップ
ジョブ応募がオファー承認済ステータスになったときに、候補者に対してジョブ・オファーを自動的に提示するように、候補者選択プロセスを構成できます。オファーを延長するタイミングについて遅延を設定することもできます。
「オファーの延長」という新しい処理を使用できます。この処理は、オファー・フェーズの「承認済」状態にのみ追加できます。
- 「設定および保守」作業領域で、次の場所に移動します。
- 講義: 採用および候補者エクスペリエンス
- 機能領域: 候補者ジョブ応募
- タスク: 候補者選択プロセス構成
- 「候補者選択プロセス構成」ページで、プロセスをクリックします。
- プロセス・ページで、「オファー」フェーズをクリックします。
- 「フェーズの状態: オファー」セクションで、「承認済」状態を選択します。
- 「処理」メニューで「オファーの延長」処理を選択し、「追加」を選択します。
- オファーを自動的に提示するまでの遅延時間数を定義します。0を入力すると、即座に処理が実行されます。オファーを遅延して提示するように設定されている場合、オファーを表示しているユーザーに、オファーが自動的に提示される日時のメッセージが示されます。遅延の期限になると、オファーがユーザーによって変更されていない場合にのみ提示されます。たとえば、採用担当者がオファーを書き直すと、遅延の期限になってもオファーは自動的には提示されません。書き直されたオファーが再度承認されると、新しい自動提示がスケジュールされます。
- 「続行」をクリックします。
- 他の処理と同様に、「オファーの延長」処理を実行するために満たす必要がある条件を定義できます。
- 処理に一意の名前を入力してください。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
「オファーの延長」処理がトリガーされると、スケジュール済プロセスが実行され、構成された遅延に基づいて処理が実行されます。
ヒントと考慮事項
1つの候補者選択プロセスに複数の「オファーの延長」処理を追加できます。これにより、様々な条件および構成を使用してオファーを延長できます。
「オファーの延長のバイパス」オプションを有効にした場合、「オファーの延長」処理は使用できません。
「オファーの延長」処理が自動または手動でトリガーされると、エラーが発生する場合があります。ジョブ応募はオファー提示済ステータスに達しません。エラーを解決して「オファーの延長」処理を手動で再試行するまで、オファー承認済ステータスのままになります。ジョブ応募の「オファー」タブでエラーを表示できます。
候補者のジョブ・オファーで報酬ゾーン・ベースの給与範囲差分を使用します。候補者のアサイメントの就業事業所および必要な給与ベースを選択すると、適切な報酬ゾーンが識別され、適切な差分が適用されます。給与範囲および支給率などの分析値は、報酬ゾーン差分を考慮して再計算されます。この情報はオファー承認ルールの基礎となる場合があり、オファー承認者に送信される通知にも含まれます。
候補者が属する報酬ゾーンおよびゾーン・タイプを、採用担当者が識別できるようになりました。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
これらの新しい報酬ゾーンの詳細は、次を参照してください。
- My Oracle SupportのSalary Range Differentials and Compensation Zones (ドキュメントID 2605772.1)
「ローカルおよびグローバル異動」フローを使用した、オファーからのグローバル変更の実行
HR担当者が候補者のジョブ・オファーを新しい雇用主との新しい雇用関係に入るように処理するときに、「ローカルおよびグローバル異動」フローが使用されるようになりました。
このフローは、グローバル異動およびグローバル臨時アサイメントのステータスが「HR - 手動処理待ち」である「ジョブ・オファーの管理」ページで候補者を処理するために使用されます。
「ローカルおよびグローバル異動」ページには、デフォルトで事前入力されたオファーの関連値がすべて表示されるため、この候補者の新規アサイメントをすばやくレビューして完了できます。
この新しい「ローカルおよびグローバル異動」フローはスイート全体で使用され、HCMエクスペリエンス設計スタジオを使用して構成できるため、HR担当者は、以前の異動先フロー「雇用主の変更」を使用するよりも一貫した方法で候補者を処理できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
このフローは、グローバル異動およびグローバル臨時アサイメント処理の候補者にのみ使用され、現在のアサイメントと同じ雇用主内のオファーの候補者には使用されないことに注意してください。
内部候補者のオファーを処理するHR担当者がこれらのグローバル異動を開始すると、次のようになります。
- オファーのデータが、新規アサイメントの作成に使用されます。
- 候補者の以前のアサイメントの既存の直属の部下は、このオファーの新しいアサイメントに異動した後も就業者の直属の部下として残ります。
- デフォルトでは、新規アサイメントの開始日はオファーの計画開始日と同じになります。これは必要に応じてこのフローで変更できますが、オファーの下書きが最初に作成された日付より前にはできません。
- オファーの転送プロセスが完了すると、新しく作成されたアサイメントが就業者の以前のプライマリ・アサイメントにリンクされます。オファーはソース・アサイメントとはみなされません。
- プロファイル・オプション値に関係なく、既存のプライマリ・アサイメントの先日付の退職および先日付のアサイメント変更は、新しく作成されたアサイメントにコピーされません。
主なリソース
- 雇用プロファイル・オプションの詳細は、Oracle Help Centerにあるグローバル人事管理の実装ガイドの第10章の雇用プロファイル・オプションに関するトピックを参照してください。
採用ビジネス・オブジェクトに新しいルールを作成し、より多くの機能を設定して、ユーザー・エクスペリエンスを向上させます。次の採用ビジネス・オブジェクトに対してオートコンプリートのルールを定義できるようになりました。
- インタビュー場所
- インタビュー参加者
- ジョブ・オファー
インタビュー場所
- 新しい「インタビュー場所」ビジネス・オブジェクトを使用して、インタビュー場所のデフォルト設定および検証ルールを作成する機能を拡張します。
- インタビュー形式および関連する詳細をルールに基づいてデフォルト設定することで、ユーザーの生産性を向上させ、時間を節約します。たとえば、Web会議形式のインタビューのWeb会議の詳細をデフォルト設定したり、個人インタビューのプライマリ就業事業所をデフォルト設定します。
インタビュー参加者
- 新しい「インタビュー参加者」ビジネス・オブジェクトを使用して、インタビュー参加者のデフォルト設定ルールおよび検証ルールを作成する機能を拡張します。
- ルールに基づいてインタビュー参加者をデフォルト設定することで、ユーザーの生産性を向上させ、時間を節約します。 たとえば、採用マネージャをインタビュー参加者としてデフォルト設定したり、検証ルールを作成して、採用マネージャが参加者として含まれていることを確認します。
ジョブ・オファー
- 新しい「ジョブ・オファー」ビジネス・オブジェクトを使用して、ジョブ・オファーのデフォルト設定ルールおよび検証ルールを作成する機能を拡張します。
- 開始日を検証するルールと、ビジネス・ユニット、ポジション、ジョブ、等級、部門、事業所、給与などのアサイメント情報をデフォルト設定および検証するルールを作成することで、ユーザーの生産性を向上させ、時間を節約します。
- 採用タイプ、ワーク・ストラクチャ、雇用タイプ、候補者タイプ(内部または外部)などによって駆動されるルールに基づいて、オファー通知テンプレートをデフォルト設定します。
ビジネス・ニーズに応じてルールを構成できるようになったため、ユーザーの満足度が向上します。
有効化のステップ
HCMエクスペリエンス設計スタジオで「オートコンプリートのルール」を有効にするには、サービス要求(SR)を登録する必要があります。アクセスするには、My Oracle Supportのドキュメント『リリース21B以降の「オートコンプリートのルール」の有効化』(ドキュメントID 2767655.1)に記載されている手順を確認して実行してください。
主なリソース
- 詳細は、21B HCM Cloud共通機能の新機能の「HCMエクスペリエンス設計スタジオの「オートコンプリートのルール」の拡張機能」を参照してください。
ロール情報
サンドボックスを有効にするには、「人材管理アプリケーション管理者」ジョブ・ロールが必要です。
候補者選択プロセスで候補者を移動せずに、スクリーニング・サービスを手動で開始および取り消すことができます。
スクリーニング・サービスを手動で開始するには、次のようにします。
- ジョブ応募に移動します。
- 「スクリーニング」タブをクリックします。
- 「処理」メニューで、「要求の開始」を選択します。
- 経歴チェック・カテゴリまたはアセスメント・カテゴリの場合は、開始するスクリーニング・サービス・パッケージを選択できます。1つ以上のパッケージを選択できます。ステータスが「完了」および「進行中」のパッケージは選択できません。税控除の場合、複数のパッケージがサポートされていないため、パッケージは選択できません。
- 「OK」をクリックします。
スクリーニング・サービスを手動で取り消すには、次のようにします。
- ジョブ応募に移動します。
- 「スクリーニング」タブをクリックします。
- 「処理」メニューで、「要求の停止」を選択します。
- 経歴チェックまたはアセスメント・カテゴリの場合は、取り消すスクリーニング・サービス・パッケージを選択します。1つ以上のパッケージを選択できます。ステータスが「完了」、「取消済」、「候補者によって辞退済」のパッケージは選択できません。税控除の場合、複数のパッケージがサポートされていないため、パッケージは選択できません。
- 「OK」をクリックします。
ステータスに「取消済」と表示されます。「結果の表示」リンクをクリックすると、パッケージ・ステータスが「ORA_CANCELED」であることを確認できます。
要求を手動で開始すると、候補者選択プロセスで候補者を移動しなくても、例外を管理したり、プロセスのロックを解除できます。待ち状態の要求を取り消すと、候補者をすぐにマージして、重複する候補者の処理中の望ましくない遅延を回避できます。
有効化のステップ
権限またはジョブ・ロール(あるいはその両方)の割当または更新を行うことで、機能にアクセスできるようにします。詳細は、下のロールの項を参照してください。
ヒントと考慮事項
パートナは、手動取消メニューに正しく反応するために、パッケージ・レベルで新しい取消トランザクションを使用可能にする必要があります。パートナがこのような新しいオプションをサポートするかどうか、またはいつサポートするかを確認してください。
ロール情報
この表は、スクリーニング・サービスを手動で開始および取り消すために必要な権限を示しています。
権限名 | 権限コード | ロール |
---|---|---|
スクリーニング・パッケージの手動トリガー |
IRC_MANUALLY_TRIGGER_ SCREENING_PACKAGES_PRIV |
採用担当者 |
タレント管理のためのTransactional Business Intelligence
Oracle Transactional Business Intelligenceは、Oracle Cloudアプリケーションのすべてのユーザーが、日常的な意思決定のための非定型レポートを作成し、分析するために使用できるリアルタイムのセルフサービス・レポート作成ソリューションです。Oracle Transactional Business Intelligenceは、人事マネージャ、人事担当者、企業幹部およびライン・マネージャに、ワークフォース原価、要員配置、報酬、パフォーマンス管理、タレント管理、後任プランおよび従業員福利厚生を分析するための重要なワークフォース情報を提供します。
レポートや分析を最初から作成する必要はありません。「Customer Connect」のレポート共有センターで、すべての製品のサンプル・レポートのライブラリを確認してください。
タレント・レビュー会議のノートに関するレポートが拡張され、ノート表示値を表示する属性が追加されました。「ワークフォース・タレント・レビュー - タレント・レビュー会議リアルタイム」の「レビュー対象者タレント・データ」→「ノート」フォルダに、次の属性が追加されます。
- ノート表示
- ノート表示コード
ノートの表示に対するセキュリティも、この拡張の一環として実装され、次に示す2つのシナリオを除き、アプリケーションと同期されます。
シナリオ | ノート表示 |
ファシリテータ |
レビュー担当者 |
ビジネス・リーダー |
レビュー対象者 |
関係者(ライン・マネージャ) |
コメント |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 全員 |
Y |
Y |
Y |
Y |
Y |
|
2 | マネージャのみ |
Y |
Y |
Y |
Y |
Y |
「レビュー対象者」がコメントを表示できます。これは、表示できないように修正する必要があります。 |
3 | マネージャおよび就業者 |
Y |
Y |
Y |
Y |
Y |
「レビュー対象者」が、他のレビュー対象者に対して入力されたコメントも表示できます。これは、表示できないように修正する必要があります。 |
4 | 自分のみ |
Y (ファシリテータがノートを作成した場合のみ) |
Y (レビュー担当者がノートを作成した場合のみ) |
Y (ビジネス・リーダーがノートを作成した場合のみ) |
N |
N |
|
5 | 就業者および自分のみ |
Y (ファシリテータがノートを作成した場合のみ) |
Y (レビュー担当者がノートを作成した場合のみ) |
Y (ビジネス・リーダーがノートを作成した場合のみ) |
Y |
N |
|
6 | 非表示のノート |
Y |
N |
N |
Y |
N |
この機能では、OTBIレポートにタレント・レビュー・ノートの表示値を含めることができます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
タレント・レビュー会議に関するレポートを拡張して、マトリックス・マネージャが会議のレビュー担当者として含まれているかどうかを確認します。「ワークフォース・タレント・レビュー - タレント・レビュー会議リアルタイム」→「タレント・レビュー会議詳細」に次の属性が追加されました
- マトリックス・マネージャをレビュー担当者として含める
- 「マトリックス・マネージャをレビュー担当者として含める」コード
この機能は、必要なすべての関係者が会議に含まれるようにするのに役立ちます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
目標およびキャリア開発に関連する複数のサブジェクト領域に、目標の共有フラグ属性が設定されるようになりました。
既存の属性に対する更新は、次のサブジェクト領域で行われます。
サブジェクト領域 |
ディメンション名 |
属性 |
---|---|---|
ワークフォース目標 - 目標ステータス概要リアルタイム |
パフォーマンス目標 |
共有フラグ |
ワークフォース目標 - 目標連携リアルタイム |
マネージャの目標 |
共有フラグ |
同僚の目標 |
共有フラグ |
|
ワークフォース・キャリア開発 - 育成目標概要リアルタイム |
育成目標 |
共有フラグ |
「共有フラグ」属性に正しい値を指定して、目標およびキャリア開発に関連する複数のサブジェクト領域に関するレポートを改善します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
パフォーマンス・サブジェクト領域のマネージャ共有タスクのロック
パフォーマンス文書のレポートを拡張して、マネージャが評点およびコメントを従業員と共有できなくするタスクのロックが文書で有効かどうかを確認できるようにします
次に示す複数のサブジェクト領域で次の拡張が行われています。
サブジェクト領域 | ディメンション | 追加された属性 |
---|---|---|
ワークフォース・パフォーマンス - パフォーマンス文書適格リアルタイム ワークフォース・パフォーマンス - パフォーマンス文書ステータス・リアルタイム ワークフォース・パフォーマンス - パフォーマンス評点リアルタイム ワークフォース・パフォーマンス - パフォーマンス評点分布リアルタイム ワークフォース・パフォーマンス - パフォーマンス・タスク・ステータス・リアルタイム |
パフォーマンス文書 |
|
パフォーマンス文書に関するレポートを拡張して、データのマネージャ共有に関連するタスクを文書でロックできるかどうかを把握します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
設計上、項目コメントが使用可能または使用不可のどちらになっているかを把握できるように、パフォーマンス文書のレポート機能を改善します。たとえば、パフォーマンス文書のコメントが使用可能になっていないか、または未入力かをチェックします。
「ワークフォース・パフォーマンス - パフォーマンス評点リアルタイム」サブジェクト領域の「パフォーマンス評点」→「パフォーマンス文書セクション」サブフォルダに、「項目コメント使用可能」という名前の新しい属性が追加されました。
この機能は、項目コメントが有効かどうかに関係なく表示されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
学習レコード・リアルタイム・サブジェクト領域: フォルダ構造の再編成
学習レコード・リアルタイム・サブジェクト領域では、一部の列が別のフォルダの場所に移動されて、わかりやすく整理されたことに注意してください。
ノート: 既存の分析レポートでこれらの列を使用している場合は、新しいフォルダの場所に割り当て直す必要があります。これを行う必要があるのは、古いフォルダ参照が有効でなくなるためです。
この機能では、学習レコード・リアルタイム・サブジェクト領域の一部の列がよりわかりやすく再編成されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
次のフォルダの学習レコード・リアルタイム・サブジェクト領域に追加された列を使用します。
- 割当済学習アイテム情報
- 学習者アクティビティ試行情報
- 一般情報
- 学習レコード・メジャー
- アクティブ後詳細
- 妥当性 - 失効および更新情報
追加の列を次に示します。
この機能によって、BIレポートの機能が強化されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
学習レコード・リアルタイム・サブジェクト領域: 学習評価属性
学習レコード・リアルタイム・サブジェクト領域に追加された、次の新しい学習評価属性を使用します。
これらの属性は、レポート機能を拡張するために追加されました。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
学習レコード・リアルタイム・サブジェクト領域: フレックスフィールド属性
学習レコード・リアルタイム・サブジェクト領域に追加された次の新しいフレックスフィールド属性を使用します。
これらの属性は、レポート機能を拡張するために追加されました。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
Oracleは、従来から現在の機能を新しい機能で置き換えるか、既存の機能を削除します。
置換された機能は削除のパスに配置される可能性があります。次の機能は、新しい機能に移動する必要がある更新を示します。ベスト・プラクティスとして、完全サポートのためにただちに新しい機能に移動し、製品に提供される最新の更新内容を維持する必要があります。
削除されたすべての機能には「更新」があり、その機能は使用できなくなります。「更新」に示された機能が使用できなくなるため、必要な計画を行ってその機能を除外してください。
学習管理サブジェクト領域が、学習レコード・サブジェクト領域で置き換えられていることに注意してください。学習管理サブジェクト領域は将来のリリースで削除され、将来の新機能ドキュメントで削除が通知されます。今後の学習レコード・レポートには、学習管理サブジェクト領域を使用しないことをお薦めします。
ノート: 現在のOTBIレポートのいずれかで学習管理サブジェクト領域を使用している場合は、学習レコード・サブジェクト領域を使用するようにそれらを書き直す必要があります。
新しい学習レコード・サブジェクト領域には拡張機能が付属しており、すべてのユーザーが使用できます。
この機能により、レポート機能が拡張されます。
有効化のステップ
既存のレポートに追加するか、新規レポートで使用することで、新規サブジェクト領域を利用します。レポートの作成および編集の詳細は、分析およびレポートの作成および管理のブック (「Oracle Help Center」 > 目的のアプリケーション・サービス領域 > 「Books」 > 「Administration」)を参照してください。
個人セキュリティ・プロファイルに基づくジョブ・オファーのレポート
個人セキュリティ・プロファイルに基づいてジョブ・オファーのレポート作成を許可する採用マネージャ・レポート職務ロールは、以前のリリースで導入されましたが、リリース21Bではレポート作成(OTBI)で使用できるようになりました。以前は、手動で作成したデータ・セキュリティ・ポリシーを使用し、個人セキュリティ・プロファイルに基づいてジョブ・オファーのレポートを作成できました。
「データ・ロールおよびセキュリティ・プロファイルの管理」タスクを使用し、個人セキュリティ・プロファイルに基づく標準データ・セキュリティ・ポリシーを使用すれば、管理が簡単で便利になります。セキュリティ・コンソールを使用してカスタム・ポリシーを作成する必要がなくなりました。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
採用マネージャ・レポート職務ロールは、デフォルトでは採用マネージャにのみ付与されます。この新しいデータ・ポリシーに基づいたレポート・セキュリティになったため、管理者は次のことを行う必要があります。
- 「採用マネージャ」に基づいていないカスタム・ロールにこの職務ロールを付与し、それに応じて個人セキュリティ・プロファイルを調整します。
- 手動で作成したポリシーは、不要になるため削除します。
- 必要な場合は、削除するカスタム・ポリシーにあわせて、採用マネージャ・ロールの個人セキュリティ・プロファイルを調整します。
「採用 - 採用リアルタイム」サブジェクト領域に、求人の自動掲載解除用の新しい属性が追加されました。
- 求人の自動掲載解除
- 求人の自動掲載解除インジケータ
- FastFormula識別子の自動掲載解除
- FastFormula名の自動掲載解除
これらの属性は、ジョブ求人テンプレート・エントリの構成ディメンションの「採用 - 設定詳細リアルタイム」サブジェクト領域にも含まれています。
これらの新しい属性を使用すると、ジョブ求人コンテンツ全体に関するレポートを作成できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
置き換えられた機能または削除された機能
オラクル社は、既存のクラウド・サービスの機能を新しい機能に置き換えたり、既存の機能を削除することがあります。古いバージョンは、機能が置き換えられた直後に削除されることも、将来削除されることもあります。新しいバージョンが使用可能になり次第、置き換えられた機能の新しいバージョンを使用することがベスト・プラクティスとなります。
製品 | 削除された機能 | 削除予定 | 置換後の機能 | 置き換えられる時期 | 追加情報 |
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学習クラウド |
マネージャおよび学習者用のクラシック・ページ | 21B | 再設計されたマネージャ・ページと学習者ページ |
20C | レスポンシブへの移行を促すメッセージを停止するには、レスポンシブ・ページに移行する必要があります。 |
学習クラウド | 古いカタログの参照エクスペリエンスの削除 | 21B | 「カタログの参照」ボタンの強化 |
20C | 21Bより前に実行する必要があるステップについては、その機能を参照してください。 |
学習クラウド |
レガシー・ユーザー・エクスペリエンスの削除 | 21B | レスポンシブ・ユーザー・ページ | 20C | 21Bより前に実行する必要があるステップについては、その機能を参照してください。 |
学習クラウド | アクセス拒否ルールの適用停止 | 21B | 該当なし | 置換については、機能を参照してください。 | |
学習クラウド |
学習管理サブジェクト領域 |
未定 | 学習レコード・サブジェクト領域の一般提供 | 21A (3月) / 21B | お客様は、「学習管理」サブジェクトを使用しているレポートを「学習レコード」サブジェクト領域に置き換える必要があります。 |
目標管理 | クラシック目標管理から削除された管理者タスク | 21B | 18B | 20B以降はレスポンシブ・ページに移行するようにお客様にお願いしてきました。 | |
後任管理 | クラシック後任管理から削除された管理者タスク | 21B |
18C | 20B以降はレスポンシブ・ページに移行するようにお客様にお願いしてきました。 |
|
キャリア開発 | クラシック・キャリア開発から削除された管理者タスク | 21B | 18C | 20B以降はレスポンシブ・ページに移行するようにお客様にお願いしてきました。 |
|
タレント・レビュー | クラシック・タレント・レビューから削除された管理者タスク | 21B | 19C | 20B以降はレスポンシブ・ページに移行するようにお客様にお願いしてきました。 |
|
パフォーマンス | クラシック・パフォーマンス管理から削除された管理者タスク | 21B | 19B | 20B以降はレスポンシブ・ページに移行するようにお客様にお願いしてきました。 |
_________________________
トランザクション設計スタジオの採用ページ
トランザクション設計スタジオで処理の名前を変更し、採用ページをパーソナライズします。ページを簡単に識別して選択できるように、採用処理にプリフィクス「採用」が追加されました。
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更新20BでHCMクラシック簡易ユーザー・インタフェースを廃止
新しく再設計されたHCMレスポンシブ・ユーザー・エクスペリエンスが使用可能になり、更新18Bから標準に昇格しました。従来のHCMクラシック簡易ユーザー・インタフェースを引き続き使用している場合、これらの古いページはサポートされなくなるため、HCMレスポンシブ・ユーザー・エクスペリエンスに移行する必要があります。
レスポンシブ機能の詳細は、更新18Bおよび18CのHCM共通の新機能を参照してください。再設計された機能は、再設計されたユーザー・エクスペリエンスの見出しで、製品別にグループ分けされています。19A以上で提供された機能は、HCM共通、Global Human Resources、Talent Management、Workforce ManagementおよびWorkforce Rewardsの各ソリューションの新機能に説明されています。製品見出しの下に機能が記載されています。Workforce Rewardsなどのソリューションの1つを開くと、左側にタブが表示され、様々なリリースを開いてレスポンシブ機能を表示できます。
一般設定情報の統合情報については、My Oracle Supportの文書ID 2399671.1 - HCMレスポンシブ・ユーザー・エクスペリエンスの設定情報に関する項を参照してください。
新しいユーザー・インタフェースの特徴:
従業員およびマネージャのセルフサービスのページがデスクトップとモバイル機器で同じ表示と動作になるように再設計することで、次の段階に進歩しました。エンド・ユーザーに優れたエクスペリエンスを提供するように、これらのページのルック・アンド・フィールも変更しました。
ページおよびメッセージはモダンな外観で、よりシンプルな会話形式の言語が使用されているため、すべてのデバイスでコンテンツを簡単に読んで理解できます。 ページは、整然として無駄がなく、タスクの完了に必要なフィールドのみが表示されます。 ページをパーソナライズして、デフォルトで非表示になっているフィールドを追加できます。 ほとんどのセルフサービス・タスクでは、何をするのかが質問され、その選択に基づいて一連のステップに分割されます。
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既知の問題/月次および法定メンテナンス・パック
オラクル社は、各更新の既知の問題に関するドキュメントを公開して、発生する可能性のある問題を周知し、回避策がある場合には提供しています。
また、月次パッチまたは法定パッチで修正されたバグのメンテナンス・パックおよび法定メンテナンス・パックのドキュメントも公開しています。
これらのドキュメントをレビューするには、My Oracle Supportにアクセスできる必要があります。
Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)
次に、制限付提供プログラムが提供する制限付提供機能のリストを示します。
ノート: 現時点では、これらの機能をすべてのお客様がご利用いただけるわけではありません。これらは制限付提供プログラムを介してのみ使用可能であり、この機能プログラムに参加するには承認が必要になります。これらのプログラムに参加するには、テストに参加して、フィードバックを返していただく必要があります。プログラムによっては、他のご協力が必要な場合もあります。
これらの初期段階のプログラムに参加する時間がない場合、ご心配はいりません。すべてのお客様向けの一般提供が始まった時点で、この機能をご利用ください。すべてのお客様がこれらの機能をご利用いただけるようになると、通常どおり製品見出しの下に機能が表示されます。
ぜひ機能のリストをご覧になり、機能のリリース・スケジュールより前に実装する必要がある機能があるかどうかをご確認ください。機能のサインアップに関する情報は、次の表をご覧ください。これらのプログラムの参加者数は限られており、一部は特定のお客様向けのプログラムであるため、早めにサインアップしてください。
次の表に、使用可能な機能とサインアップ方法の簡単な説明を示します。提供される機能が多い場合は、この表の下にある「新機能」に機能の詳細が説明されている場合もあります。
制限付提供プログラムにご参加いただき、お客様のご意見やアイデアをお聞かせいただけることを楽しみにしています。
製品 | 機能名 | 機能の説明 | テストが必要なお客様のタイプ | サインアップ方法 | 制限付提供リリース | 現在参加可能 |
---|---|---|---|---|---|---|
学習クラウド |
新しい学習クラウドESSジョブを使用して、推奨アサイメントおよびアクセス・グループを展開および調整できます。これらの新しいジョブは、「割当ルールに対するPerson IDの評価」、推奨に対する「動的割当の調整」および「アクセス・グループの調整」の代替として作成されました。次の2つの新しいジョブがあります。
|
お客様は、次の条件を満たす必要があります。
|
このプログラムに参加するには、My Oracle Supportでサービス要求(SR)を登録する必要があります。SRに含める詳細は、20Dの「新機能」を参照してください。 |
20C |
可 |
|
学習クラウド |
専門の順序付けをぜひお試しください。専門のセクションおよびアクティビティの完了順序を指定したり、完了基準をオプションまたは必須として定義できます。 詳細は、20Dの「新機能」を参照してください。 |
お客様は、次の条件を満たす必要があります。
|
このプログラムに参加するには、My Oracle Supportでサービス要求(SR)を登録する必要があります。SRに含める詳細は、20Dの「新機能」を参照してください。 |
20Cの8月の更新 |
可 | |
学習クラウド |
学習プランニング |
学習プランニングを使用すると、学習部門が学習者のトレーニング・ニーズを識別し、適切に処理して学習割当のセットにまとめることができます。学習プランは将来実行される場合とされない場合があります。実行されないプランはシミュレーションと呼ばれることもあります。 |
お客様は、次の条件を満たす必要があります。
|
このプログラムに参加するには、My Oracle Supportでサービス要求(SR)を登録する必要があります。 |
19D | 可 |
学習クラウド |
次世代の検索エンジンをぜひお試しください。この機能を有効にすると、特に大規模な学習カタログの場合に、応答時間が短くなり、高品質の検索結果が得られます。 この機能を使用すると、学習コンテンツを効率的に検索でき、高品質の検索結果が得られます。 詳細は、20Dの「新機能」を参照してください。 |
お客様は、次の条件を満たす必要があります。
|
このプログラムに参加するには、My Oracle Supportでサービス要求(SR)を登録する必要があります。SRに含める詳細は、20Dの「新機能」を参照してください。 |
20Cの8月の更新 |
可 | |
採用 | バニティURL |
顧客ブランドのURLを使用して、外部キャリア・サイトをホストできます。すべてのキャリア・サイトは、同じバニティ・ドメインでホストされます。 |
お客様は、次の条件を満たす必要があります。
|
このプログラムに参加するには、My Oracle Supportでサービス要求(SR)を登録して承認される必要があります。SRに"OR-Vanity-URL"のタグを付けてください |
21B | 可 |
採用 |
バニティEメール |
バニティEメールを使用して、外部候補者にEメールを送信できます。バニティEメールは、すべての外部候補者コミュニケーションの送信元Eメールのブランディングに使用されます。 |
お客様は、次の条件を満たす必要があります。
|
このプログラムに参加するには、My Oracle Supportでサービス要求(SR)を登録して承認される必要があります。SRに"OR-Vanity-Email"のタグを付けてください |
21B |
可 |
採用 |
採用までの期間 | 採用担当者は、「採用までの時間」機能を使用して、ジョブ求人の最初の採用までにかかる時間を見積もれます。「採用までの時間」機能では、人工知能(AI)および機械学習アルゴリズムを使用して、以前の類似ジョブ求人に基づいて最初の採用までの時間を見積もります。 |
お客様は、次の条件を満たす必要があります。
|
このプログラムに参加するには、My Oracle Supportでサービス要求(SR)を登録して承認される必要があります。SRに"OR-Time-To-Hire"のタグを付けてください |
21B |
可 |
採用 |
候補者へのスキル推奨 |
外部候補者がジョブに応募する場合、人工知能(AI)アルゴリズムを使用して、ジョブ・タイトル、経験およびスキルに基づいてスキルが推奨されます。 |
お客様は、次の条件を満たす必要があります。
|
このプログラムに参加するには、My Oracle Supportでサービス要求(SR)を登録して承認される必要があります。SRに"OR-Skills-Candidates"のタグを付けてください |
21B | 可 |
採用 |
役職や経験などの様々なパラメータを使用した人工知能(AI)アルゴリズムを使用して、同様の候補が検索されます。「類似候補者」機能は、候補者、見込み候補者および候補者プール・メンバーに使用できます。 |
お客様は、次の条件を満たす必要があります。
|
このプログラムに参加するには、My Oracle Supportでサービス要求(SR)を登録して承認される必要があります。"OR-Similar-Candidates"でタグ付けしてください |
21B |
可 |
|
採用 |
ジョブに基づくジョブ推奨 |
高度なAIおよび機械学習テクノロジを使用して、特定のジョブ求人に基づいて同様のジョブを推奨します。 |
お客様は、次の条件を満たす必要があります。
|
このプログラムに参加するには、My Oracle Supportでサービス要求(SR)を登録して承認される必要があります。SRに"OR-Jobs2Job"のタグを付けてください |
21A |
可 |
採用 |
候補者に基づくジョブ推奨 |
高度なAIおよび機械学習テクノロジを使用して、候補者プロファイルに基づいて同様のジョブを推奨します。 |
お客様は、次の条件を満たす必要があります。
|
このプログラムに参加するには、My Oracle Supportでサービス要求(SR)を登録して承認される必要があります。SRに"OR-Jobs2Candidate"のタグを付けてください |
21A |
可 |
採用 |
ベスト・フィット候補 |
最適な候補者とのマッチングを自動的に最適化して、欠員補充までの時間を短縮し、パイプライン全体の品質を向上させます。 |
お客様は、次の条件を満たす必要があります。
|
このプログラムに参加するには、My Oracle Supportでサービス要求(SR)を登録して承認される必要があります。SRに"OR-BestCandidates"のタグを付けてください |
20C |
可 |
この見出しにある機能は制限付提供プログラムの対象です。ここでは、表の説明よりも詳しく機能を説明します。
ノート: これらの機能はお客様には一般提供されていません。これらの機能を使用するには承認が必要です。
採用担当者は、「採用までの時間」機能を使用して、ジョブ求人の最初の採用までにかかる時間を見積もれます。「採用までの時間」機能では、人工知能(AI)および機械学習アルゴリズムを使用して、以前の類似ジョブ求人に基づいて最初の採用までの時間を見積もります。
「採用までの時間」を有効にする前に、次のことを考慮する必要があります。
-
「採用までの時間」は英語環境でのみ機能します。ジョブ求人が英語以外の言語の場合、予想外の見積が表示される可能性があるため、この機能を使用しないことをお薦めします。
「採用までの時間」機能は、採用担当者および採用マネージャが、ジョブ求人の採用にかかる可能性がある時間の情報をよく理解した上で、採用プロセスに関する意思決定を行うのに役立ちます。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、サービス・リクエスト(SR)を登録する必要があります。
Oracle Recruiting Cloud内でAdaptive Intelligentによる「採用までの時間」を有効にする場合は、Oracleサポートに連絡してください。Oracleサポートは、お客様の業務でこの機能を使用するための適合性を確認し、設定を完了するステップを支援します。
役職や経験などの様々なパラメータを使用した人工知能(AI)アルゴリズムを使用して、同様の候補が検索されます。
「類似候補者」機能は、候補者、見込み候補者および候補者プール・メンバーに使用できます。特定の候補者プロファイルに基づいて、最大30人の類似候補者を表示できます。
この機能を使用すると、検索基準の定義に時間をかけずに、類似の候補者を見つけることができます。
有効化のステップ
Oracle Recruiting Cloud内で「類似候補者」を有効にする場合は、Oracleサポートに連絡してください。Oracleサポートは、お客様の業務でこの機能を使用するための適合性を確認し、設定を完了するステップを支援します。