クラウド・レディネス / Oracle Order Management Cloud
新機能
  1. 更新19C
  1. 改訂履歴
  2. 概要
  3. 任意の新機能の導入(オプト・イン)
  4. 機能のサマリー
    1. オーダー管理
        1. RESTサービスを使用したオーダー・ハブの販売オーダーの管理
    2. コンフィギュレータ
        1. オプション機能の下のソート・オプション
        2. 2Dおよび3Dでの製品構成の視覚化

更新19C

改訂履歴

本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。

日付 機能 ノート
2019年6月21日   初版作成。

概要

このガイドでは、今回の更新の新機能と機能向上を理解するうえで必要な情報の概要を示し、更新のために実行する必要があるタスクについて説明します。このガイドは本アップデートでの新規・改善機能の概要を理解するのに必要な情報およびアップデートに必要なタスクについて説明します。個々のセクションは機能の概略説明、その機能を実装に必要なステップ、ヒントおよび考慮点、他に必要なリソースが記述されています。

セキュリティと新機能

各機能のロール・セクションは、その機能を使用するのに必要なセキュリティ権限とジョブ・ロールを示します。機能の設定が必要な場合は、別途指定されていないかぎり、「アプリケーション実装コンサルタント」ジョブ・ロールで設定を行う必要があります。(機能にロール・セクションが含まれていない場合は、機能を使用するためにセキュリティの変更は不要です。)

ジョブ・ロールを作成した場合は、必要に応じてそれらのロールに新しい権限を追加するためにこの情報を使用できます。

フィードバックをお寄せください

本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。

任意の新機能の導入(オプト・イン)

Oracle Cloudアプリケーションは、四半期ごとに新しい更新を配信します。 つまり、ビジネスの効率的かつ効果的な管理に役立つ新しい機能を3か月ごとに受け取ります。 一部の機能は使用可能な状態でされ、エンド・ユーザーが即時に使用できます。 その他の機能はすぐ使用できない状態で提供され、使用可能にするために処理を実行する必要があります。 すぐ使用できない状態で提供されている機能は、いくつかの方法でエンド・ユーザーに対してアクティブ化できます。

「新機能」作業領域からの「オプト・イン」ページへのアクセス

  1. 「ナビゲータ」をクリックし、「新機能」(「自分の企業」見出しの下)をクリックします
  2. 「新機能」ページで、確認する新機能が含まれているオファリングを選択します
  3. オプト・イン対象の機能の「オプト・インに進む」をクリックします
  4. 「機能の編集」ページで、その機能の「使用可能」オプションを選択し、「完了」をクリックします

または...「設定および保守」作業領域からの「オプト・イン」ページへのアクセス

  1. 「ナビゲータ」をクリックし、「設定および保守」をクリックします
  2. 「設定」ページでオファリングを選択し、「機能オプト・インの変更」をクリックします
  3. 「オプト・イン」ページで、オプト・インする機能が含まれている領域の「機能の編集」アイコンをクリックします
  4. 「機能の編集」ページで、オプト・インする機能に対して「使用可能」オプションを選択します。「使用可能」列にチェック・ボックスではなく「編集」アイコンがある場合は、アイコンをクリックし、機能のオプションを選択して「保存してクローズ」をクリックします。 
  5. 「完了」をクリックします。

オプト・イン失効

オプト・インで無効な状態で配信された機能は、将来の更新で自動的に有効化される場合があります。 これは「オプト・イン失効」と呼ばれます。 クラウド・サービスで「オプト・イン失効」がある場合、この文書に関連タブが表示されます。 このタブをクリックすると、最初に機能が無効状態で提供されたのはいつか、そしてこの機能のオプト・インがいつ失効し、自動で使用可能となる見込みかが表示されます。 ここをクリックして、すべてのOracle Cloud Applicationsにわたる「オプト・イン失効」がある機能を確認することもできます。

機能のサマリー

列の定義:

レポート = 新規または変更され、Oracleで提供される、実行準備が完了したレポート。

UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は通常、フィールド、検証またはプログラムの小さな変更で構成されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小になります。

UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、より複雑に設計されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は高くなります。


顧客による処理が必要 = エンド・ユーザーがこれらの機能を使用する前に処理を実行する必要があります。これらの機能は無効化されており、有効にするかどうかとその時期は自分で選択します。たとえば、a) 新しいまたは展開されたBIサブジェクト領域は最初にレポートに組み込む必要があり、b) 新しいWebサービスを利用するには統合が必要になり、c) ユーザーが機能にアクセスできるようにするには、それらの機能をユーザー・ロールに割り当てる必要があります。

エンド・ユーザーがすぐに使用可能
(機能が有効化状態で提供)

レポートおよび小規模なUIまたはプロセスベースの新機能は、更新後のユーザーに対する影響を最小限に抑えます。したがって、顧客受入テストでは、大規模UIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当てる必要があります。

エンド・ユーザーが使用する前に顧客による処理が必要
(すぐ使用できない状態で提供される機能)

これらの機能の使用準備を完了するには処理が必要なため、中断されません。選択的に使用するよう選択すると、テストおよびロールアウトのタイミングを設定できます。

機能

レポート

UIまたは
プロセスベース:
小規模

UIまたは
プロセスベース:
大規模*

顧客によるアクションが必要

オーダー管理

RESTサービスを使用したオーダー・ハブの販売オーダーの管理

コンフィギュレータ

オプション機能の下のソート・オプション

2Dおよび3Dでの製品構成の視覚化

オーダー管理

RESTサービスを使用したオーダー・ハブの販売オーダーの管理

Order Management Cloudの外部にあるシステムと統合できるように、RESTサービスをOrder Management Cloudとともに使用します。この更新では、オーダー・ハブの販売オーダー・サービスを使用して、カバレッジおよびサブスクリプション品目のオーダーを含め、RESTサービスを介してオーダーを作成します。サービスでは、販売オーダーのすべての部分(オーダー・ヘッダー、オーダー明細、手数料、販売実績、添付、拡張可能フレックスフィールド、RESTドキュメントに記載されているその他のエンティティ)をサポートしています。

RESTサービスでは、構成されていない品目、構成済品目、キット、カバレッジ、サブスクリプションなど、様々な品目の販売オーダーに対する変更も処理できます。

参照返品オーダーおよび参照されていない返品オーダーを作成するには、RESTサービスを使用します。

有効化のステップ

REST APIガイドのRESTサービス定義(「Oracle Help Center」関心のあるアプリケーション・サービス領域 →「REST API」から使用可能)を参照してください。OracleのRESTサービスを初めて利用する場合は、「クイック・スタート」セクションから始めることができます。

主なリソース

ロール情報

  • ジョブ・ロール:
    • オーダー入力スペシャリスト

コンフィギュレータ

オプション機能の下のソート・オプション

実行時にオプション機能のオプションをソートする方法を指定します。昇順、降順またはオプションを作成した順序(デフォルト)を指定できます。オプションの名前または説明でアルファベット順にソートできます。

構造ツリーでオプション機能を選択し、「UIプレゼンテーション」タブを開いて、「オプション・ソート順」を選択します。次のスクリーンショットは、ソート順序を選択する方法を示しています。

オプション・ソート順

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

主なリソース

  • Oracle Help Centerで使用できるOracle SCM Cloud: SCMのモデリング構成ガイド。

ロール情報

  • ジョブ・ロールとコード:
    • 製品コンフィギュレータ・マネージャ(ORA_CZ_PRODUCT_CONFIGURATOR_MANAGER_JOB)

2Dおよび3Dでの製品構成の視覚化

構成済製品の正確な部品構成表の生成は、履行および製造プロセスで必須です。構成プロセスで構成済製品を視覚的に表現することは、最終的な部品構成表の正確性を保証するための最適な方法の1つです。

構成中に選択した項目の情報をインライン・フレームの基本UI要素に渡すユーザー・インタフェース要素を定義できるようになりました。インライン・フレームを使用して、サードパーティの2Dまたは3D製品を介した製品の構成中に製品の視覚化を対話形式で表示および更新できます。

デモを見る

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

ヒントと考慮事項

構成済製品の視覚化を追加するには、ユーザー・インタフェースで、製品の視覚化へのURLを含むインライン・フレームを追加してから、モデル・ノードの変更を受信できるようにします。

インライン・フレーム

3D視覚化のインラインiframeによるモデル・ユーザー・インタフェース

営業ユーザーがオプションを追加または削除するときに構成が変更された場合、変更はインライン・フレームに送信されます。この情報は視覚化ツールで調整のための解析され、これらの調整を構成済製品に表示できます。

実行時の3D視覚化インライン・フレームの構成済製品

主なリソース

ロール情報

  • ジョブ・ロールとコード:
    • 製品コンフィギュレータ・マネージャ(ORA_CZ_PRODUCT_CONFIGURATOR_MANAGER_JOB)