本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。
日付 | 製品 | 機能 | ノート |
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2020年9月18日 | 初版作成。 |
このガイドでは、今回の更新の新機能と機能向上を理解するうえで必要な情報の概要を示し、更新のために実行する必要があるタスクについて説明します。このガイドは本アップデートでの新規・改善機能の概要を理解するのに必要な情報およびアップデートに必要なタスクについて説明します。個々のセクションは機能の概略説明、その機能を実装に必要なステップ、ヒントおよび考慮点、他に必要なリソースが記述されています。
セキュリティと新機能
各機能のロール・セクションは、その機能を使用するのに必要なセキュリティ権限とジョブ・ロールを示します。機能の設定が必要な場合は、別途指定されていないかぎり、「アプリケーション実装コンサルタント」ジョブ・ロールで設定を行う必要があります。(機能にロール・セクションが含まれていない場合は、機能を使用するためにセキュリティの変更は不要です。)
ジョブ・ロールを作成した場合は、必要に応じてそれらのロールに新しい権限を追加するためにこの情報を使用できます。構成済ジョブ・ロールを事前定義済ジョブ・ロールと比較し、セキュリティ・アーティファクトを構成済ジョブ・ロールに追加する方法の詳細は、Oracle Help CenterにあるOracle SCM Cloud: SCMの保護ガイドのセキュリティ・コンソールおよびロールとロール割当の章を参照してください。
フィードバックをお寄せください
本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。
クラウド・アプリケーションで使用している機能によっては、四半期更新の直前または直後に特定のステップを実行する必要がある場合があります。これらの更新前および更新後のステップおよび影響を受ける製品領域の詳細は、My Oracle SupportでOracle SCM Cloud: Performing Your Quarterly Update (文書ID 2337485.1)を参照してください。
Oracle Cloudアプリケーションは、四半期ごとに新しい更新を配信します。 つまり、ビジネスの効率的かつ効果的な管理に役立つ新しい機能を3か月ごとに受け取ります。 一部の機能は使用可能な状態でされ、エンド・ユーザーが即時に使用できます。 その他の機能はすぐ使用できない状態で提供され、使用可能にするために処理を実行する必要があります。無効化の状態で提供されている機能は、次のステップでエンド・ユーザーに対してアクティブ化できます。これを行うには、次の権限を使用します。
- アプリケーション・オファリングのレビュー(ASM_REVIEW_APPLICATIONS_OFFERINGS_PRIV)
- Oracle Fusion Applicationsオファリングの構成(ASM_CONFIGURE_OFFERING_PRIV)
新機能をオプトインする方法を次に示します。
- 「ナビゲータ」→「自分の企業」→「新機能」をクリックします。
- 機能の概要のページで、オファリングを選択し、それに固有の新機能をレビューします。または、デフォルトの選択である「すべての使用可能オファリング」をそのまま使用して、すべてのオファリングの新機能を確認できます。
- 「新機能」タブで、新機能を確認し、「使用可能」列で機能のオプトイン・ステータスを確認します。機能がすでに有効化されている場合は、チェック・マークが表示されます。それ以外の場合は、機能を使用可能にするアイコンが表示されます。
- 「使用可能」列にあるアイコンをクリックし、機能を使用可能にするステップを完了します。
「新機能」作業領域に表示されない機能をオプトインすることもできます。オプト・インする方法を次に示します。
- 「ナビゲータ」→「自分の企業」→「オファリング」をクリックします。
- 「オファリング」ページで、オファリングを選択し、「オプト・イン」機能をクリックします。
- 「オプトイン」ページで、オファリングまたは機能が含まれている機能領域の「機能の編集」(鉛筆)アイコンをクリックします。
- 「機能の編集」ページで、機能を使用可能にするためのステップを完了します。
オファリングの新機能をオプトインする方法の詳細および詳細な手順は、オファリングの構成を参照してください。
オプト・イン失効
オプトインで使用不可の状態で提供された機能は、今後の更新で自動的に使用可能になる場合があります。 これは「オプト・イン失効」と呼ばれます。 クラウド・サービスで「オプト・イン失効」がある場合、この文書に関連タブが表示されます。 このタブをクリックすると、最初に機能が無効状態で提供されたのはいつか、そしてこの機能のオプト・インがいつ失効し、自動で使用可能となる見込みかが表示されます。 ここをクリックして、すべてのOracle Cloud Applicationsにわたる「オプト・イン失効」がある機能を確認することもできます。
列の定義:
使用可能な状態で提供される機能
レポート = 新規または変更され、Oracleで提供される、実行準備が完了したレポート。
UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は通常、フィールド、検証またはプログラムの小さな変更で構成されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小になります。
UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、より複雑に設計されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は高くなります。
使用できない状態で提供される機能 = これらの機能をエンド・ユーザーが使用するにはアクションが必要です。これらの機能は無効化されており、有効にするかどうかとその時期は自分で選択します。たとえば、a) 新しいまたは展開されたBIサブジェクト領域は最初にレポートに組み込む必要があり、b) 新しいWebサービスを利用するには統合が必要になり、c) ユーザーが機能にアクセスできるようにするには、それらの機能をユーザー・ロールに割り当てる必要があります。
エンド・ユーザーがすぐに使用可能 レポートおよび小規模なUIまたはプロセスベースの新機能は、更新後のユーザーに対する影響を最小限に抑えます。したがって、顧客受入テストでは、大規模UIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当てる必要があります。 |
エンド・ユーザーが使用するにはアクションが必要 これらの機能の使用準備を完了するには処理が必要なため、中断されません。選択的に使用するよう選択すると、テストおよびロールアウトのタイミングを設定できます。 |
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機能 |
レポート |
UIまたは |
UIまたは |
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ディープ・リンクを使用したSCMアプリケーション・ページへのリンク
この更新で、Oracle Supply Chain Management Cloudでは、メニュー構造を使用せずに直接アプリケーション・ページに簡単にナビゲートできる新しいディープ・リンクを提供します。これらのリンクは、ビジネス・インテリジェンス・レポートやサードパーティ・アプリケーション・ページなど、様々な方法で使用できます。
この更新で導入された新しいディープ・リンクを製品別にリストします。
- 製造
- 作業オーダー(WIE_WORK_ORDER,EDIT)
- 例外(WIE_PRODUCTION_EXCEPTION,EDIT)
- 作業定義(WIS_WORK_DEFINITION,EDIT)
- リソースの編集(WIS_RESOURCE,EDIT)
- サプライ・チェーン・コラボレーション
- サプライ・コラボレーション・ネットワークの管理(COLLABORATION_RELATIONSHIP,EDIT)
- サプライ・チェーン財務オーケストレーション
- 財務オーケストレーション実行のモニター(FOS_MONITOR_UI,NONE)
- サプライ・チェーン・オーケストレーション
- 供給オーダー詳細(SUPPLY_ORDER,NONE)
- 供給オーダー詳細(SUPPLY_ORDER,VIEW)
- コンフィギュレータ
- ワークスペース(CONFIGURATOR,WORKSPACE)
- 概要(CONFIGURATOR,OVERVIEW)
- 概要(CONFIGURATOR,NONE)
- 保守
- 顧客資産(ORA_CSE_ASSET,EDIT)
- 作業オーダーの編集(ORA_MNT_WORK_ORDER,EDIT)
- 保守作業オーダーの管理(ORA_MNT_WORK_ORDER,NONE)
- 作業オーダー(ORA_MNT_WORK_ORDER,VIEW)
- オーダー管理
- オーダーの管理(SALES_ORDER,VIEW)
- オーダーの管理(SALES_ORDER,FULFILLMENT_VIEW)
- オーダーの管理(SALES_ORDER,NONE)
- オーダーの管理(SALES_ORDER,CREATE)
- 製品ハブ
- 品目(PIM_ITEM,EDIT)
- 品目(ITEMS,EDIT)
- 品目の管理(PIM_ITEM,NONE)
- コラボレーション・メッセージング・フレームワーク
- コラボレーション・メッセージ: {MESSAGEGUID} (B2B_MESSAGE_TRANSACTIONS,VIEW)
- チャネル収益管理
- サプライヤ要求の管理(SUPPLIER_CLAIM,NONE)
- サプライヤ要求(SUPPLIER_CLAIM,EDIT)
- 品質検査管理
- 検査結果の表示(INSPECTION_EVENTS,VIEW)
- 検査プランの表示(INSPECTION_PLANS,VIEW)
- サプライ・チェーン・プランニング
- ソース・ルールの管理(SOURCING_RULES,NONE)
- ソース・ルールの編集(SOURCING_RULES,EDIT)
- 割当セットの管理(SOURCING_ASSIGNMENTS,NONE)
- 割当セットの編集(SOURCING_ASSIGNMENTS,EDIT)
- ATPルールの管理(ATP_RULES,NONE)
- ATPルールの編集(ATP_RULES,EDIT)
- プランニング割付ルールの管理(ATP_ALLOCATION_RULES,NONE)
- 配賦ルールの編集(ATP_ALLOCATION_RULES,EDIT)
- 受入
- 品目の受入(SSP_RCV_PO,NONE)
- 会計文書取得
- 会計文書(INBOUND_FISCAL_DOCUMENT,VIEW)
- 原価管理
- 作業オーダー原価のレビュー(WORK_ORDER_COST, VIEW)
- 保守作業オーダー原価のレビュー(MNT_WORK_ORDER_COST,VIEW)
- 品目原価のレビュー(ITEM_COSTS,VIEW)
- 原価会計配分のレビュー(COST_ACCOUNTING_DISTRIBUTIONS, VIEW)
- 受入会計配分のレビュー(RECEIPT_ACCTG_DISTRIBUTIONS,VIEW)
レポートまたはサードパーティ・アプリケーション・ページにディープ・リンクを追加すると、ユーザーはこれらのリンクをクリックするだけで、追加のクリックやナビゲーションを行わずに、使用するアプリケーション・ページに直接移動できます。ユーザーがディープ・リンクをクリックすると、そのユーザーのセキュリティ割当てが適用されます。つまり、ユーザーは、アクセスを許可するジョブ・ロールが割り当てられている場合にのみ、アプリケーション・ページにアクセスできます。
有効化のステップ
使用可能なすべてのディープ・リンクは、「ディープ・リンク」作業領域で検索できます。NONEアクションが割り当てられたディープ・リンクなど、一部のディープ・リンクはそのまま使用できます。EDITアクションが割り当てられたディープ・リンクなどの他のディープ・リンクの場合、ディープ・リンクをレポート・ページまたはサード・パーティ・アプリケーション・ページに追加するには、リンクの詳細を編集する必要があります。詳細および手順は、「主なリソース」の項に記載されているドキュメントを参照してください。
主なリソース
ディープ・リンクの使用方法の詳細は、Oracle Help Centerの次のマニュアルを参照してください。
- Oracle Applications Cloud: 構成と拡張
- Oracle SCM Cloud: SCMの共通機能の実装
ロール情報
ユーザーに「ディープ・リンク」作業領域へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的に「ディープ・リンク」作業領域にアクセスできます。
- アプリケーション開発者(FND_APPLICATION_DEVELOPER_JOB)
- アプリケーション実装管理者(ORA_ASM_APPLICATION_IMPLEMENTATION_ABSTRACT)
- アプリケーション実装コンサルタント(ORA_ASM_APPLICATION_IMPLEMENTATION_CONSULTANT_JOB)
- 調達アプリケーション管理者(ORA_PO_PROCUREMENT_APPLICATION_ADMIN_JOB)
- サプライ・チェーン・アプリケーション管理者(ORA_RCS_SUPPLY_CHAIN_APPLICATION_ADMINISTRATOR_JOB)
この権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、「ディープ・リンク」作業領域にアクセスできます。
- 管理リンク表示(FND_VIEW_ADMIN_LINK_PRIV)
特にレポートのためにディープ・リンクを使用している場合、必要となる権限は次のとおりです。
- Business Intelligence Publisherの場合:
- BI作成者ロール(BIAuthor)
- BIコンシューマ・ロール(BIConsumer)
- BI管理者(BIAdministrator)
- Oracle Transactional Business Intelligence (OTBI)の場合:
- BI作成者ロール(BIAuthor)
- BIコンシューマ・ロール(BIConsumer)
RESTサービス・コールを使用して以前にリリースしたバージョンのモデルに戻すことで、本番の最新バージョンのモデルをリリース解除します。リリース解除されたモデルに加えられた変更は、将来の編集および以降のリリースのために新しいワークスペースに保持されます。
デモを見る
変更が誤ってリリースされた可能性がある場合に、モデラーが以前にリリースされたバージョンのモデルに戻すことができます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
- モデル・バージョンのリリース解除は、configuratorWorkspaces REST APIのリリース解除アクションによって開始されます。
- リリース解除は、スナップショットが含まれていない、ワークスペース内のモデルに限定されます。
- すべての参照モデルも同じアクションでリリース解除しないかぎり、モデルはリリース解除できません。
- リリース解除は、将来有効になるモデルに限定されます。過去の有効開始日でリリースされたモデルはリリース解除できません。
主なリソース
- 本番からのモデルのリリース解除の準備トレーニングのウォッチ
- Oracle SCM Cloud SCMのモデリング構成ガイド(Oracle Help Centerからアクセスできます)。
ロール情報
次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- コンフィギュレータ・ワークスペース・リリース権限(ORA_CZ_RELEASE_WORKSPACE_PRIV)
サプライヤ取引プログラムを作成して管理することで、需要チェーン全体でのプログラムおよびプロモーションの実行と影響を最適化します。
内部品目に加えてサプライヤ品目の詳細を取得します。取引先品目関係性に基づいて、サプライヤ・プログラムまたは手動調整の作成時にオプションでサプライヤ品目番号を選択できます。サプライヤ品目番号を使用して、サプライヤ・プログラム、経過勘定および要求を問い合せることができます。内部品目は、すべてのチャネル・フローで引き続き使用されます。
デモを見る
サプライヤ・チャネル・フローとサプライヤ部品情報のエンリッチにより、サプライヤとの通信および精度のレベルが向上します。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: オーダー管理
「チャネル収益管理」という機能領域をオプト・インする必要があります。次に、「サプライヤ・チャネル管理」という名前の機能をオプト・インします。このオプト・インを実行すると、ここで説明されているすべてのサプライヤ出荷およびデビット機能が有効になります。
以前に「チャネル収益管理」機能領域および「サプライヤ・チャネル管理」管理機能をオプト・インした場合、この機能は自動的に使用可能になります。
追加のステップ:
- 「製品情報管理」作業領域の「取引先品目関係性」ページで、サプライヤ品目と内部品目のマッピングを設定します。
主なリソース
- サプライヤ出荷およびデビット内のサプライヤ・コラボレーションの準備状況トレーニングのウォッチ
- Oracle SCM Cloud: Oracle Channel Revenue Management Cloudの使用(Oracle Help Centerからアクセスできます)
- Oracle SCM Cloud: Oracle Channel Revenue Management Cloudの実装(Oracle Help Centerからアクセスできます)
- Oracle SCM Cloud: Oracle SCM CloudのREST API (Oracle Help Centerからアクセスできます)
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- サプライヤ・チャネル・マネージャ(ORA_CJM_SUPPLIER_CHANNEL_MANAGER_JOB)
次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- サプライヤ・プログラムの管理(CJM_MANAGE_SUPPLIER_PROGRAMS_PRIV)
- サプライヤ手動調整の管理(CJM_MANAGE_SUPPLIER_MANUAL_ADJUSTMENT_PRIV)
Microsoft Excelへのサプライヤ要求のエクスポート
サプライヤにサポート要求詳細を提供して、サプライヤが負う金額を正当化できるようになりました。関連付けられたオーダー経過勘定および決済詳細を含む要求詳細は、BI Publisherを使用してスプレッドシートにエクスポートされます。要求をサポートするために、このファイルをサプライヤに提供できます。事前定義済の要求テンプレートは、ビジネス要件に基づいて構成できます。BI Publisherでは、XLS、CSV、PDF、RTFおよびXMLを含む複数の出力フォーマットがサポートされています。
デモを見る
構成可能なスプレッドシートまたはPDF形式で要求のすべてのサポート経過勘定詳細を提供することで、サプライヤによる拒否および誤解を減らします。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: オーダー管理
「チャネル収益管理」という機能領域をオプト・インする必要があります。次に、「サプライヤ・チャネル管理」という名前の機能をオプト・インします。このオプト・インを実行すると、ここで説明されているすべてのサプライヤ出荷およびデビット機能が有効になります。
以前に「チャネル収益管理」機能領域および「サプライヤ・チャネル管理」管理機能をオプト・インした場合、この機能は自動的に使用可能になります。
追加のステップ:
- BI Publisherサーバーが起動され、実行中であることを確認します。
ヒントと考慮事項
- 事前定義済BI Publisherテンプレートの要求詳細抽出レポートは、「サプライ・チェーン管理」→「チャネル収益管理」→「サプライヤ・チャネル管理」→「要求」の下にあります。
- BI Publisherを使用して事前定義済の要求テンプレートをExcelに構成し、独自の要求テンプレートにします。
- エクスポート・ファイルに含める列を決定し、そのBI Publisherテンプレートを作成します。
- 日付属性のデフォルト書式は'YYYY/MM/DD'です。
- タイムスタンプ属性のデフォルト書式は'YYYY/MM/DD HH24:MI:SS'です。
主なリソース
- サプライヤ出荷およびデビット内のサプライヤ・コラボレーションの準備状況トレーニングのウォッチ
- Oracle SCM Cloud: Oracle Channel Revenue Management Cloudの使用(Oracle Help Centerからアクセスできます)
- Oracle SCM Cloud: Oracle Channel Revenue Management Cloudの実装(Oracle Help Centerからアクセスできます)
- Oracle SCM Cloud: Oracle SCM CloudのREST API (Oracle Help Centerからアクセスできます)
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- サプライヤ・チャネル・マネージャ(ORA_CJM_SUPPLIER_CHANNEL_MANAGER_JOB)
次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- サプライヤ要求の管理(CJM_MANAGE_SUPPLIER_CLAIMS_PRIV)
- サプライヤ要求の抽出(CJM_EXTRACT_SUPPLIER_CLAIMS_PRIV): この権限はこの更新で追加されました
バックグラウンド・プロセスとしてのサプライヤ・プログラムおよび要求のエクスポート
プログラムのチェックブック内のサプライヤ・プログラム、調整、要求とそのサポート詳細、および取得済経過勘定をスプレッドシートにエクスポートできるようになりました。500レコードを超える大規模なデータ・セットの場合、エクスポート・プロセスはバックグラウンドで実行されます。他のタスクを続行でき、ダウンロードが完了すると通知を受け取ります。エクスポートされたファイルでは、すべての列が事前定義済の列順序でエクスポートされます。
この機能を使用して、サプライヤ・チャネル・アナリストは大規模なデータセットをバックグラウンド・プロセスとしてエクスポートしながら作業を続行できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: オーダー管理
ヒントと考慮事項
「チャネル収益管理」という機能領域をオプト・インする必要があります。次に、「サプライヤ・チャネル管理」という名前の機能をオプト・インします。この機能領域をオプト・インすると、ここで説明しているすべてのサプライヤ出荷およびデビット機能が有効になります。
以前に「チャネル収益管理」機能領域および「サプライヤ・チャネル管理」管理機能をオプト・インした場合、この機能は自動的に使用可能になります。
主なリソース
- サプライヤ出荷およびデビット内のサプライヤ・コラボレーションの準備状況トレーニングのウォッチ
- Oracle SCM Cloud: Oracle Channel Revenue Management Cloudの使用(Oracle Help Centerからアクセスできます)
- Oracle SCM Cloud: Oracle Channel Revenue Management Cloudの実装(Oracle Help Centerからアクセスできます)
- Oracle SCM Cloud: Oracle SCM CloudのREST API (Oracle Help Centerからアクセスできます)
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- サプライヤ・チャネル・マネージャ(ORA_CJM_SUPPLIER_CHANNEL_MANAGER_JOB)
次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- サプライヤ・プログラムの管理(CJM_MANAGE_SUPPLIER_PROGRAMS_PRIV)
- サプライヤ手動調整の管理(CJM_MANAGE_SUPPLIER_MANUAL_ADJUSTMENT_PRIV)
- サプライヤ要求の管理(CJM_MANAGE_SUPPLIER_CLAIMS_PRIV)
調査、管理、分析および決済の各機能を提供して、控除と決済の要求をすばやく解決し、顧客関係および全体的な財務パフォーマンスを向上させます。
控除の大部分は通常、顧客からのスタンドアロン債務です。顧客は請求書を全額支払ったことをアサートし、その際に一部支払のデビット・メモを発行する場合もあれば発行しない場合もあります。
受入では、売掛/未収金アナリストは請求書を支払済としてマークし、差異の要求調査を作成できます。これにより、チャネル収益管理で調査および処分される控除または超過支払の要求が作成されます。
作成された要求には要求所有者が割り当てられます。要求所有者は様々なレベルで割り当てることができ、最も具体的なレベルによってより一般的なレベルが上書きされます。要求は、ビジネス・ユニット、顧客、アカウントまたは請求先サイトのレベルで所有者を自動的に割り当てることができます。要求所有者を手動で割り当てることもできます。
デモを見る
作成されて割り当てられると、要求調査アクティビティがトラッキングのために受入に適用されます。これにより、控除および超過支払要求の管理を一元化し、控除フロー全体で透明性のある説明責任および所有権を提供できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: オーダー管理
- 「チャネル収益管理」という機能領域をオプト・インする必要があります。次に、「控除および決済」という名前の機能にオプト・インします。この機能領域をオプト・インすると、ここで説明しているすべての控除および決済機能が有効になります。
- 「財務」オファリングおよび「売掛/未収金」機能領域で、「売掛/未収金システム・オプションの管理」タスクに移動します。ビジネス・ユニットを検索して選択します。「現預金処理」タブをクリックします。「チャネル収益管理調査の使用可能」チェック・ボックスを選択し、「保存」をクリックします。
追加のステップ:
- ユーザー・ステータスの管理(要求)
- 要求ソースの管理(要求調査控除および要求調査超過支払)
- デフォルト要求タイプおよびデフォルト要求事由の割当
- デフォルト決済方法の構成
- チャネル設定の管理
- ビジネス・ユニット・レベルの要求所有者(オプション)
- 顧客取引プロファイルの管理
- 要求所有者
主なリソース
- 控除および決済の概要の準備トレーニングのウォッチ
- Oracle SCM Cloud: Oracle Channel Revenue Management Cloudの使用(Oracle Help Centerからアクセスできます)
- Oracle SCM Cloud: Oracle Channel Revenue Management Cloudの実装(Oracle Help Centerからアクセスできます)
- Oracle SCM Cloud: Oracle SCM CloudのREST API (Oracle Help Centerからアクセスできます)
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- 売掛/未収金マネージャ(ORA_AR_ACCOUNTS_RECEIVABLE_MANAGER_JOB)
次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 売掛/未収金受入の管理(AR_MANAGE_RECEIVABLES_RECEIPT_PRIV)
控除および超過支払の要求を調査および解決します。要求タイプおよび要求事由など、オープン要求を検索およびレビューして、適切な解決を決定できます。
要求が作成されると、所有者として割り当てられた要求アナリストが一部支払を調査します。「要求の管理」ユーザー・インタフェースには、作業のキューである「自分のオープン要求」が表示されます。または、アナリストは自分の検索を実行できます。要求番号をドリルダウンすると、要求の詳細に移動します。
要求のヘッダー・リージョンおよび「一般」タブには、売掛/未収金から引き継がれた詳細が含まれます。要求日、請求先および出荷先、受入詳細が表示されます。「顧客参照」では通常、顧客が一部支払に関連付けられたデビット・メモを参照します。調査時には添付を追加できます。要求を解決するときに割り当てる独自の要求タイプおよび要求事由を構成できます。これは、控除がある理由を把握して根本原因を分析するために重要です。解決時には、「確認」タブに移動して決済方法を確認する前に、「一般」タブにサマリーが表示されます。
調査後、控除を解決する準備が整ったら、「決済」タブに移動します。控除は、アカウントのクレジット・メモを作成するか、既存のクレジット・メモまたは超過支払を適用することで決済できます。超過支払は、要求に対する請求書を作成するか、既存の控除を適用することで決済できます。要約ボックスを使用して、まだ計上していない要求金額を確認できます。
デモを見る
- 無効な控除からの収益漏損の削減
- 説明責任と透明性による迅速かつ正確な解決
- 根本原因/分析の発見による事前の予防措置の実行
- 控除処理のベンチマーク
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: オーダー管理
- 「チャネル収益管理」という機能領域をオプト・インする必要があります。次に、「控除および決済」という名前の機能にオプト・インします。この機能領域をオプト・インすると、ここで説明しているすべての控除および決済機能が有効になります。
- 「財務」オファリングおよび「売掛/未収金」機能領域で、「売掛/未収金システム・オプションの管理」タスクに移動します。ビジネス・ユニットを検索して選択します。「現預金処理」タブをクリックします。「チャネル収益管理調査の使用可能」チェック・ボックスを選択し、「保存」をクリックします。
追加のステップ:
- 要求タイプの管理
- 要求事由の管理
- 要求ソースの管理
ヒントと考慮事項
要求タイプおよび要求事由:
必要に応じて独自の要求タイプおよび要求事由を構成できます。標準的な方法は、プロモーション要求と非プロモーション要求を区別する要求タイプを構成することです。ベスト・プラクティスは、要求の原因を理解するのに役立つ要求事由を構成することです。要求事由を使用すると、控除がある理由を把握できます。そのため、ビジネス・プラクティスを事前に改善し、可能なかぎり削減する方法を検討できます。
要求ステータスの遷移とネッティングの仕組みの理解:
主なリソース
- 控除および決済の概要の準備トレーニングのウォッチ
- Oracle SCM Cloud: Oracle Channel Revenue Management Cloudの使用(Oracle Help Centerからアクセスできます)
- Oracle SCM Cloud: Oracle Channel Revenue Management Cloudの実装(Oracle Help Centerからアクセスできます)
- Oracle SCM Cloud: Oracle SCM CloudのREST API (Oracle Help Centerからアクセスできます)
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- チャネル要求マネージャ(ORA_CJM_CLAIMS_MANAGER_JOB): このジョブ・ロールはこの更新で追加されました
次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 顧客要求の管理(CJM_MANAGE_CUSTOMER_CLAIMS_PRIV): この権限はこの更新で追加されました
要求アナリストが要求を解決した後に、要求を内部で承認して決済のために送信できます。「顧客要求の決済」プロセスによって要求が決済されます。
クレジット・メモおよび請求書は、新しい売掛/未収金トランザクションとして作成され、受入に適用されます。クレジット・メモまたは請求書の作成時に、売掛/未収金では、控除および決済から渡された金額に加えて税金を計算するための税金コールが行われます(該当する場合)。要求が決済されると、税金があれば要約ボックスおよび「確認」タブに表示されます。さらに、オープン・トランザクションが受入に適用され、ネッティング進行中ステータスが解除されます。
決済済要求では、「確認」タブの左側に使用された決済方法が表示され、右側には売掛/未収金でのこれらの活動の確認が表示されます。残高がある場合は、子要求に分割され、確認タブにも表示されます。
売掛/未収金では、決済のアクティビティを作成します。これらは受入のアクティビティとして表示されます。これには次が含まれます。
- 適用された当初の要求調査。
- 作成および適用されたクレジット・メモ。
- 当初の要求調査の戻し処理。
- 該当する場合は、作成および適用される子要求。
- 子要求が決済された場合は、子要求のアクティビティを表示できます。
デモを見る
- 売掛/未収金での控除および決済の完了
- 税金を含むFusion Receivablesへの自動統合
よくあるのが控除の問題です。どのB2B会社にも起こりえますが、取引チャネルを介して販売する業界で最も一般的です。これは様々な理由により発生します。需要生成およびオーダー-入金のサイクル全体のどの時点でも、間違いが発生すると控除が発生する可能性があります。この問題は、企業内と同じように業界全体において普遍的です。その影響は、発生した見えるコストを超えます。控除の解決に費やされる時間およびリソースは、本来ならもっと付加価値の高いアクティビティに費やすことができます。一部の控除には、顧客関係における本質的ななんらかの問題が反映される場合があります。つまり、払戻プロセスがあまり速くないために顧客が控除する場合があり、係争は関係を損なうとともに再通知を行う必要が生じます。また、無効な控除が未決済のままであるなら、会社は実質的には顧客に利子ゼロのローンを提供していることになります。控除によってもたらされるこのようなリスクの管理は、経済が低迷しているときには特に重要になります。これらはすべて、会社の収益性を低下させる機会原価です。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: オーダー管理
- 「チャネル収益管理」という機能領域をオプト・インする必要があります。次に、「控除および決済」という名前の機能にオプト・インします。この機能領域をオプト・インすると、ここで説明しているすべての控除および決済機能が有効になります。
- 「財務」オファリングおよび「売掛/未収金」機能領域で、「売掛/未収金システム・オプションの管理」タスクに移動します。ビジネス・ユニットを検索して選択します。「現預金処理」タブをクリックします。「チャネル収益管理調査の使用可能」チェック・ボックスを選択し、「保存」をクリックします。
追加のステップ:
- 要求タイプの管理
- 要求事由の管理
- 要求ソースの管理
- アカウントのクレジット・メモによる決済の場合は、要求タイプを売掛/未収金クレジット・メモ取引タイプにマップし、要求事由を売掛/未収金のクレジット・メモ事由にマップします。
- 請求書による決済の場合は、要求タイプを売掛/未収金クレジット・メモ取引タイプにマップします。
定期的に、「顧客要求の決済」プロセスをスケジュールします。これにより、売掛/未収金で決済方法の解決アーティファクトが作成され、適切な受入に適用されます。税金が決定され、要求に適用されます。
このプロセスには、「ビジネス・ユニット」、「請求先アカウント」、「要求」の3つのパラメータがあります。「ビジネス・ユニット」はプライマリおよび必須パラメータです。エスカレーションがあり、単一の請求先アカウントまたは要求番号の要求を決済する場合は、他の2つのパラメータを使用してそうできます。
主なリソース
- 控除および決済の概要の準備トレーニングのウォッチ
- Oracle SCM Cloud: Oracle Channel Revenue Management Cloudの使用(Oracle Help Centerからアクセスできます)
- Oracle SCM Cloud: Oracle Channel Revenue Management Cloudの実装(Oracle Help Centerからアクセスできます)
- Oracle SCM Cloud: Oracle SCM CloudのREST API (Oracle Help Centerからアクセスできます)
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- チャネル要求マネージャ(ORA_CJM_CLAIMS_MANAGER_JOB): このジョブ・ロールはこの更新で追加されました
次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 顧客要求の管理(CJM_MANAGE_CUSTOMER_CLAIMS_PRIV): この権限はこの更新で追加されました
要求処理の運用予想を表し、控除のタイムリかつ効率的な解決を支援するツールとして年齢調べバケットを定義します。
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年齢調べはタイムラインに適切に焦点を当てることにより、超過、不足および損害の要求を効率的に解決するのに役立ちます。無効な控除のチャージバックは、より早く対処するなら回収できる可能性が高くなります。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: オーダー管理
- 「チャネル収益管理」という機能領域をオプト・インする必要があります。次に、「控除および決済」という名前の機能にオプト・インします。この機能領域をオプト・インすると、ここで説明しているすべての控除および決済機能が有効になります。
- 「財務」オファリングおよび「売掛/未収金」機能領域で、「売掛/未収金システム・オプションの管理」タスクに移動します。ビジネス・ユニットを検索して選択します。「現預金処理」タブをクリックします。「チャネル収益管理調査の使用可能」チェック・ボックスを選択し、「保存」をクリックします。
追加のステップ:
- AR年齢調べ方法の定義
- チャネル設定の管理
- 共通セットからサイト・レベルでフィルタする年齢調べ方法
主なリソース
- 控除および決済の概要の準備トレーニングのウォッチ
- Oracle SCM Cloud: Oracle Channel Revenue Management Cloudの使用(Oracle Help Centerからアクセスできます)
- Oracle SCM Cloud: Oracle Channel Revenue Management Cloudの実装(Oracle Help Centerからアクセスできます)
- Oracle SCM Cloud: Oracle SCM CloudのREST API (Oracle Help Centerからアクセスできます)
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- チャネル要求マネージャ(ORA_CJM_CLAIMS_MANAGER_JOB): このジョブ・ロールはこの更新で追加されました
次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 顧客要求の管理(CJM_MANAGE_CUSTOMER_CLAIMS_PRIV): この権限はこの更新で追加されました
この機能を設定するためのアクセス権を管理者に付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- ロール:
- サプライ・チェーン・アプリケーション管理者(ORA_RCS_SUPPLY_CHAIN_APPLICATION_ADMINISTRATOR)
次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 権限:
- 回収年齢調べバケットの保守(IEX_MAINTAIN_COLLECTIONS_AGING_BUCKETS)
オーダー構成直接出荷オーダーのスケジューリング時のオプション依存のリード・タイムの使用
直接出荷サプライヤが企業にかわってオーダー構成品目を搬送する場合、リード・タイムはオーダーに含まれていたモデル・オプションによって異なる場合があります。グローバル・オーダー納期回答では、オーダー構成直接出荷オーダーのスケジュール日を計算する際に、最も制約的なオプションに基づいてリード・タイムが計算されるようになります。サプライヤ生産能力チェックを必要とするCTO直接出荷オーダーでは、この機能はサポートされないことに注意してください。
この機能は、この更新で導入された総合的な新しいアーキテクチャの一部です。この新しいアーキテクチャはMSP_ENABLE_GOP_WITH_NEW_ARCHプロファイル・オプションによって有効になり、デフォルト値は「はい」です。オーダー納期回答プロセスでは以前と同様にオーダーの納期回答が行われますが、拡張フォルト・トレランスなどのいくつかの拡張機能があります。オーダー納期回答プロセスが以前のアーキテクチャで使用されていたアプローチに自動的に戻るシナリオがいくつかあります。以前と同様に、オーダー管理プロセスのスケジュール・ステップの一部としてオーダーがスケジュールされると、サイトのソース・ルールおよび割当セットによって、考慮されるサプライ・チェーンが決定されます。
新しいアーキテクチャには、新しいデータベース中心のグローバル・オーダー納期回答プロセッサが含まれていますが、既存のメモリー常駐グローバル・オーダー納期回答プロセッサが完全に置き換えられるわけではありません。グローバル・オーダー納期回答へのコールは、問題となっている品目に対して構成されているオーダー納期回答の種類に応じて、オーダーごとに新規または既存のプロセッサに動的にルーティングされます。この更新以降の複数の更新により、より多くの種類のオーダー納期回答が新しいプロセッサにルーティングされるようになる予定です。
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拡張リード・タイム計算で、顧客に直接出荷されるオーダー構成オーダーのスケジュール日がより正確になります。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
- グローバル・オーダー納期回答では、サプライヤ生産能力を利用する直接出荷ATOモデルに対してこの機能はサポートされていないため、以前のアーキテクチャに自動的に戻されます。
- グローバル・オーダー納期回答では、PTPフローまたはバック・トゥ・バック・フローを使用して納期回答する購買ATOモデルに対してこの機能はサポートされていないため、以前のアーキテクチャに自動的に戻されます。
- MSP_ENABLE_GOP_WITH_NEW_ARCHプロファイル・オプションの設定をレビューするには、「プランニング・プロファイル・オプションの管理」タスクではなく、「管理者プロファイル値の管理」タスクを使用する必要があります。
- 「設定および保守」作業領域で、「サプライ・チェーン・プランニング」オファリングに対して、「タスク」パネルから「検索」タスクを選択します。(「検索タスク」フィールドではなく、「タスク」パネルから「検索」タスクを使用する必要があります。)
- 検索UIの「検索」フィールドで、「管理者プロファイル値の管理」を検索します。
- 「管理者プロファイル値の管理」リンクをクリックします。
- 「管理者プロファイル値の管理」ページで、「アプリケーション」フィールドの「グローバル・オーダー納期回答」値を選択して「検索」をクリックします。
- 「検索結果: プロファイル・オプション」セクションで、MSP_ENABLE_GOP_WITH_NEW_ARCHプロファイル・オプションを選択し、「プロファイル値」セクションでこのプロファイル・オプションの値をレビューします。
主なリソース
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
次の事前定義済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- オーダー納期回答マネージャ(ORA_MSC_ORDER_PROMISING_MANAGER_JOB)
次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 履行明細のスケジュール(MSP_SCHEDULE_ORCHESTRATION_ORDER_FULFILLMENT_LINE_PRIV)
ハードウェア・ノードに予期しない障害が発生した場合、そのハードウェア・ノードで実行されているアプリケーションでは、ユーザー・リクエストの処理を続行するために、その処理を別のノードに移動する必要があります。この更新より前は、障害が発生した場合にグローバル・オーダー納期回答ではメモリー常駐サーバーをリフレッシュして再起動し、サプライ・チェーン有効数量検索を再開する必要がありました。そしてフェイルオーバー・プロセスが完了するまでは、リード・タイム・ベースの納期回答に戻ります。通常、リード・タイムに基づくスケジュール日は精度が低いため、サービスが完全に復元した後に、影響を受けるオーダーの再スケジュールが必要になる場合がありました。
この更新以降、グローバル・オーダー納期回答では、Oracle Database内の最も一般的なタイプの要求に対してサプライ・チェーン有効数量検索納期回答を実行できます。Oracle Databaseはノード障害に対して非常に回復性が高く、多くの場合、オーダー納期回答は機能の完全なセットを使用して中断することなく続行できます。
ノート: グローバル・オーダー納期回答は、生産可能数量の製造、バック・トゥ・バック納期回答、または需要区分配賦ルールなどの特別なケースの納期回答機能を選択した場合、リード・タイム・スケジューリングへのフォールバックを続行します。
この拡張フェイルオーバー機能により、ハードウェア障害が発生したときに、ほとんどの有効在庫数量(ATP)トランザクションの初期スケジュール日がより正確になり、顧客満足度の向上および必要となる手動による再スケジュールの量の削減につながります。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
ロール情報
次のジョブ・ロールに割り当てられたユーザーは、この機能を自動的に使用できるようになり、特別な権限は必要ありません。
- オーダー納期回答マネージャ(ORA_MSC_ORDER_PROMISING_MANAGER_JOB)
手持数量、移動中数量、受入数量など、有効在庫(ATP)サプライ・チェーン有効数量検索に必要なすべての供給タイプを、サーバーの再起動を必要とせずに収集および更新できるようになりました。グローバル・オーダー納期回答は、供給に対するすべての変更を自動的に感知し、供給価額の再初期化を必要とする最初のオーダーが発生すると、供給価額を再初期化します。生産可能数量、バック・トゥ・バック納期回答、需要区分配賦またはPTPソース選択のパラメータの更新などの特別なケースでは、サーバーのリフレッシュが引き続き必要です。
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最も一般的なATP要求のためにグローバル・オーダー納期回答サーバーをリフレッシュおよび再起動する必要がなくなるため、管理作業が軽減され、供給更新がオーダー・スケジューリングのためにより早く使用可能になります。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
次の事前定義済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- オーダー納期回答マネージャ(ORA_MSC_ORDER_PROMISING_MANAGER_JOB)
次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- オーダー納期回答サーバー・データのリフレッシュの実行(MSP_PERFORM_ORDER_PROMISING_SERVER_DATA_REFRESH_PRIV)