本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。
日付 | 製品 | 機能 | 備考 |
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2021年6月18日 | 初版作成。 |
このガイドでは、今回の更新の新機能と機能向上を理解するうえで必要な情報の概要を示し、更新のために実行する必要があるタスクについて説明します。このガイドは本アップデートでの新規・改善機能の概要を理解するのに必要な情報およびアップデートに必要なタスクについて説明します。個々のセクションは機能の概略説明、その機能を実装に必要なステップ、ヒントおよび考慮点、他に必要なリソースが記述されています。
セキュリティと新機能
各機能のロール・セクションは、その機能を使用するのに必要なセキュリティ権限とジョブ・ロールを示します。機能の設定が必要な場合は、別途指定されていないかぎり、「アプリケーション実装コンサルタント」ジョブ・ロールで設定を行う必要があります。(機能にロール・セクションが含まれていない場合は、機能を使用するためにセキュリティの変更は不要です。)
ジョブ・ロールを作成した場合は、必要に応じてそれらのロールに新しい権限を追加するためにこの情報を使用できます。構成済ジョブ・ロールを事前定義済ジョブ・ロールと比較し、セキュリティ・アーティファクトを構成済ジョブ・ロールに追加する方法の詳細は、Oracle Help CenterにあるOracle SCM Cloud: SCMの保護ガイドのセキュリティ・コンソールおよびロールとロール割当の章を参照してください。
フィードバックをお寄せください
本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。
クラウド・アプリケーションで使用している機能によっては、四半期更新の直前または直後に特定のステップを実行する必要がある場合があります。これらの更新前および更新後のステップおよび影響を受ける製品領域の詳細は、My Oracle SupportでOracle SCM Cloud: Performing Your Quarterly Update (文書ID 2337485.1)を参照してください。
Oracle Cloudアプリケーションは、四半期ごとに新しい更新を配信します。 つまり、ビジネスの効率的かつ効果的な管理に役立つ新しい機能を3か月ごとに受け取ります。 一部の機能は使用可能な状態でされ、エンド・ユーザーが即時に使用できます。 その他の機能はすぐ使用できない状態で提供され、使用可能にするために処理を実行する必要があります。無効化の状態で提供されている機能は、次のステップでエンド・ユーザーに対してアクティブ化できます。これを行うには、次の権限を使用します。
- アプリケーション・オファリングのレビュー(ASM_REVIEW_APPLICATIONS_OFFERINGS_PRIV)
- Oracle Fusion Applicationsオファリングの構成(ASM_CONFIGURE_OFFERING_PRIV)
新機能をオプトインする方法を次に示します。
- 「ナビゲータ」→「自分の企業」→「新機能」をクリックします。
- 機能の概要のページで、オファリングを選択し、それに固有の新機能をレビューします。または、デフォルトの選択である「すべての使用可能オファリング」をそのまま使用して、すべてのオファリングの新機能を確認できます。
- 「新機能」タブで、新機能を確認し、「使用可能」列で機能のオプトイン・ステータスを確認します。機能がすでに有効化されている場合は、チェック・マークが表示されます。それ以外の場合は、機能を使用可能にするアイコンが表示されます。
- 「使用可能」列にあるアイコンをクリックし、機能を使用可能にするステップを完了します。
「新機能」作業領域に表示されない機能をオプトインすることもできます。オプト・インする方法を次に示します。
- 「ナビゲータ」→「自分の企業」→「オファリング」をクリックします。
- 「オファリング」ページで、オファリングを選択し、「オプト・イン」機能をクリックします。
- 「オプトイン」ページで、オファリングまたは機能が含まれている機能領域の「機能の編集」(鉛筆)アイコンをクリックします。
- 「機能の編集」ページで、機能を使用可能にするためのステップを完了します。
オファリングの新機能をオプトインする方法の詳細および詳細な手順は、オファリングの構成を参照してください。
オプト・イン失効
オプトインで使用不可の状態で提供された機能は、今後の更新で自動的に使用可能になる場合があります。 これは「オプト・イン失効」と呼ばれます。 クラウド・サービスで「オプト・イン失効」がある場合、この文書に関連タブが表示されます。 このタブをクリックすると、最初に機能が無効状態で提供されたのはいつか、そしてこの機能のオプト・インがいつ失効し、自動で使用可能となる見込みかが表示されます。 ここをクリックして、すべてのOracle Cloud Applicationsにわたる「オプト・イン失効」がある機能を確認することもできます。
列の定義:
レポート = 新規または変更され、Oracleで提供される、実行準備が完了したレポート。
UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は通常、フィールド、検証またはプログラムの小さな変更で構成されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小になります。
UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、より複雑に設計されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は高くなります。
使用できない状態で提供される機能 = これらの機能をエンド・ユーザーが使用するにはアクションが必要です。これらの機能は無効化されており、有効にするかどうかとその時期は自分で選択します。たとえば、a) 新しいまたは展開されたBIサブジェクト領域は最初にレポートに組み込む必要があり、b) 新しいWebサービスを利用するには統合が必要になり、c) ユーザーが機能にアクセスできるようにするには、それらの機能をユーザー・ロールに割り当てる必要があります。
エンド・ユーザーがすぐに使用可能 レポートおよび小規模なUIまたはプロセスベースの新機能は、更新後のユーザーに対する影響を最小限に抑えます。したがって、顧客受入テストでは、大規模UIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当てる必要があります。 |
エンド・ユーザーが使用する前に顧客による処理が必要 これらの機能の使用準備を完了するには処理が必要なため、中断されません。選択的に使用するよう選択すると、テストおよびロールアウトのタイミングを設定できます。 |
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機能 |
レポート |
UIまたは |
UIまたは |
|
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クイック処理を使用したSCMアプリケーション・ページへのアクセス
この更新で、Oracle Supply Chain Management Cloudは、メニュー構成を使用せずに直接ホーム・ページから特定のアプリケーション・ページに簡単にナビゲートできる新しいクイック処理を提供します。シングルクリックでホーム・ページからタスクを開始できます。
ホーム・ページの各タブ・グループには、機能セキュリティ権限に基づいたクイック処理の初期セットが表示されます。使用可能な処理は、割り当てられているジョブ・ロールによって制御されます。「詳細表示」をクリックすると、そのタブ・グループで使用可能なすべてのクイック処理が表示されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
事前定義済の「アプリケーション実装コンサルタント」ジョブ・ロールまたは同様の構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、「クイック処理」リンクの選択した構成を実行できます。
顧客が使用する品目番号がOracle Fusionで使用する品目番号と異なる場合に、顧客が使用する品目番号を「顧客品目」属性を使用して表します。たとえば、「製品情報管理」作業領域で品目を設定し、「品目」属性をAS54888に設定したとします。販売オーダーを作成するときにAS54888をオーダー明細に追加します。しかし、顧客であるComputer Service and Rentalsでは、独自の部品番号を使用してAS54888をブランディングしています。使用されている部品番号はSTELLAR1000です。また、AS54888は別の顧客であるABC Telecommunicationsにも販売していますが、そこでは値2021-BIG-DESKTOPを使用してAS54888がブランディングされています。このSTELLAR1000および2021-BIG-DESKTOPはそれぞれ顧客品目の例です。
取引先品目など、サプライ・チェーンが必要とする顧客番号には任意の値を使用できます。
この機能を使用して、次のことができます。
- 「オーダー管理」作業領域で品目を検索してオーダー明細に追加するときに、顧客品目を使用します。
- オーダー明細の顧客品目を表示します。
- 販売オーダーおよびオーダー履行明細を検索する場合に、顧客品目を使用します。
- 各販売オーダーの作成に必要な時間を減らします。
- 販売オーダーの作成時に発生する可能性があるエラーを減らします。
- 販売オーダーをより効率的に検索します。
- オーダー履行のオーダーをより効率的に追跡します。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: オーダー管理
ヒントと考慮事項
- オーダー管理では、オーダー・ヘッダーの「顧客」属性に設定した値に基づいて、顧客品目に関する詳細が表示されます。品目に:
- この顧客の顧客品目がない場合。検索と選択ダイアログの検索結果セクションの「顧客品目番号」列は空になります。
- この顧客の複数の顧客品目がある場合。検索結果には、顧客品目ごとに個別の行が表示されます。
- オーダー明細の「顧客品目」列には、顧客品目番号と顧客品目摘要がハイフンで区切られて表示されます。たとえば、顧客品目番号が20VBTTで、顧客品目摘要が20V Replacement Batteryの場合、「顧客品目」列には「20VBTT - 20V Replacement Battery」と表示されます。
- この機能をオンにした後に初めてログインしたときに、「表示」→「列」を使用して「オーダー管理」ページに「顧客品目」列を表示します。
- 以前の更新と同様に、この更新でも引き続き、オーダー・インポート・サービス、REST APIまたはファイル・ベース・データ・インポート(FBDI)を使用して、オーダー管理で販売オーダーを顧客品目とともにインポートおよび改訂できます。
- オーダー管理からOracle Fusion Shippingへの、および直接出荷の場合はOracle Fusion Procurementへの顧客品目の送信を引き続き行うことができます。
- この機能には、役立つ他の品目検索の改善が含まれています。詳細は、「自動提示を使用したトランザクションの品目選択のフィルタ」という名前の製品ハブ機能を参照してください。
- オープンの販売オーダーがある場合は、オーダーをクローズするまで、製品情報管理で顧客品目関係性を削除または終了しないでください。
- 品目が構成されていない場合は、検索と選択ダイアログに顧客品目が表示されます。品目がオーダー組立品目、オーダー・ピック品目またはキットとして構成されている場合、顧客品目を含めることができるのは最上位モデルのみです。顧客品目を子明細に含めることはできません。
顧客品目の作成
「製品情報管理」作業領域を使用して、顧客品目を作成します。たとえば、V1組織用にAS54888品目をすでに作成しており、Computer Service and Rentals顧客用にSTELLAR1000顧客品目を追加する必要があるとします。
- 「製品情報管理」作業領域に移動し、「タスク」→「取引先の管理」をクリックします。
- 「取引先の管理」ページで、「取引先品目の作成」をクリックし、値を設定して、「保存」→「完了」をクリックします。
属性 値 取引先品目
STELLAR1000
タイプ
顧客
取引先
Computer Service and Rentals
STELLAR1000顧客品目をAS54888品目に追加します。
- 「関係」を展開し、「処理」→「作成」をクリックします。
- 「顧客品目関係性の作成」ダイアログで値を設定し、「OK」→「保存」をクリックします。
属性 値 組織
V1 品目
AS54888
主なリソース
この機能の設定および使用方法の詳細は、Oracle Help Centerの次の章を参照してください。
ロール情報
この機能を使用するには、次のロールが必要です。
- ジョブ・ロール名およびコード:
- オーダー・マネージャ(ORA_DOO_ORDER_MANAGER_JOB)
- オーダー入力スペシャリスト(ORA_FOM_ORDER_ENTRY_SPECIALIST_JOB)
更新21Bでは、「リカバリ・オーダー」処理を使用するか、「エラーのリカバリ」予定済プロセスを実行して、直接出荷フローでの事前出荷通知の処理中に発生した技術的な問題が原因で失敗した販売オーダーをリカバリできます。
更新21C以降、オーダー管理では、次の場合にオーダーのエラーのリカバリが自動的に試行されます。
- 事前出荷通知を受け取ったものの、販売オーダーと購買オーダーが相互に同期されていない。
- 事前出荷通知を受け取ったものの、購買オーダー詳細が販売オーダーで使用できない。
- 誰かが販売オーダーを改訂しているとき、または購買オーダーの変更が終了していないときに、事前出荷通知を処理しようとした。
オーダー管理では、問題の修正が約120分に5回自動的に試行されます。各試行では、事前出荷通知の処理時に発生したこれらのエラーからのリカバリが試行されます。再試行が失敗した場合は、「リカバリ・オーダー」処理または「エラーのリカバリ」スケジュール済プロセスを使用できます。
この機能を使用して、オーダー管理で事前出荷通知が処理されるときにオーダー明細がスタックするのを防ぎます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
一部のエラーは、「リカバリ・オーダー」処理を使用した場合にのみリカバリできます。「リカバリ・オーダー」を使用できない場合に、「エラーのリカバリ」スケジュール済プロセスを実行してください。
主なリソース
- Oracle Help Centerにある直接出荷中の所有権変更の表示トピックを参照してください。
ロール情報
- オーダー管理者
コンフィギュレータの「レビュー」ページの非表示トランザクション品目属性の表示の制御
コンフィギュレータの「レビュー」ページでのトランザクション品目属性の表示方法を制御します。品目区分は、「製品情報管理」作業領域で品目を作成するときに指定します。「設定および保守」作業領域の「品目区分の編集」ページでトランザクション品目属性の「非表示」属性を有効にした場合、コンフィギュレータ・モデルを表示するホスト・アプリケーションには、その品目区分の一部であるトランザクション品目属性は表示されません。ただし、コンフィギュレータの「レビュー」ページには、「非表示」属性を有効にした場合でも表示されます。コンフィギュレータの「レビュー」ページでトランザクション品目属性を表示するか非表示にするかを指定できるようになりました。
この機能を使用してコンフィギュレータの「レビュー」ページのトランザクション品目属性を非表示にすることで、ホスト・アプリケーションのすべてのコンフィギュレータ・ページでよりクリーンなインタフェースと一貫性のあるユーザー・エクスペリエンスを実現します。ホスト・アプリケーションは通常、トランザクション品目属性をダウンストリーム・アプリケーションに送信します。たとえば、Order Management Cloudはホスト・アプリケーションであり、トランザクション品目属性を使用して出荷詳細をOracle Fusion Shippingに送信します。ユーザーは、これらの属性を表示して使用する必要がある場合があります。これらを「レビュー」ページに表示するかどうかを選択できるようになりました。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
オプションの設定方法は次のとおりです。
- 「コンフィギュレータ・モデル」作業領域に移動します。
- 「タスク」→「モデルの管理」をクリックします。
- 「モデルの管理」ページで、モデルを検索して開きます。
- 「コンフィギュレータ・モデルの編集」ページで、「ユーザー・インタフェース」をクリックし、オプションを有効にします。
「レビュー」ページでの非表示のトランザクション品目属性の表示
主なリソース
- Oracle Help Centerにあるコンフィギュレータ・モデルの作成および保守トピックを参照してください。
ロール情報
- ジョブ・ロールとコード:
- 製品コンフィギュレータ・マネージャ(ORA_CZ_PRODUCT_CONFIGURATOR_MANAGER_JOB)
モデル品目またはスナップショットをワークスペースに追加する際に品目組織を表示
ワークスペースにモデルまたはスナップショットを追加するときに、「組織名」属性および「組織」属性を表示します。
「組織名」属性および「組織」属性が表示されることで、ワークスペースに追加するモデルおよび品目スナップショットが期待どおりの組織の一部であることを確認できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
試してみましょう。
- 「コンフィギュレータ・モデル」作業領域に移動します。
- 「概要」ページで、「タスク」→「ワークスペースの管理」の順にクリックします。
- 「ワークスペースの管理」ページで、ワークスペースを検索して開くか、新しいワークスペースを作成します。
- 「ワークスペース」ページで、「処理」→「選択して追加」→「モデル」の順にクリックします。
- 「選択して追加」ダイアログで、「表示」→「列」をクリックし、「組織名」をクリックします。このステップを繰り返して、「組織」属性を表示します。
主なリソース
- Oracle Help Centerにあるワークスペースの概要を参照してください。
ロール情報
- ジョブ・ロールとコード:
- 製品コンフィギュレータ・マネージャ(ORA_CZ_PRODUCT_CONFIGURATOR_MANAGER_JOB)
サプライヤ取引プログラムを作成して管理することで、需要チェーン全体でのプログラムおよびプロモーションの実行と影響を最適化します。
インポート管理を使用して、CSVファイルからサプライヤ請求書をインポートできるようになりました。チャネル収益管理では、この情報を使用して、サプライヤとの契約条件に従って使用可能なリベート経過勘定が決定されます。 次のことが可能です。
- サプライヤとプログラムのチェックブック、および要求のサプライヤ・リベート経過勘定をトラッキングします。
- 購買オーダー、品目、請求先事業所および出荷先事業所に基づいて、プログラムのチェックブックのサプライヤ・プログラム・パフォーマンスを表示します。
- サプライヤ・リベート経過勘定に対する調整を作成および承認します。
CSVファイルをアップロードすると、処理のためにトランザクションのバッチが作成されます。修正が必要なエラーを識別するために検証が行われます。エラーを修正して、再度アップロードできます。
- サード・パーティ買掛/未払金からのサプライヤ請求書に基づいて、経過勘定トラッキング、要求処理およびチャネル会計を一元化します。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: オーダー管理
- 「チャネル収益管理」という機能領域をオプト・インする必要があります。次に、「サプライヤ・チャネル管理」という名前の機能をオプト・インします。この機能領域をオプトインすると、ここで説明するすべてのサプライヤ・リベート機能が使用可能になります。
- 以前に次をオプト・インした場合:
- 「チャネル収益管理」機能領域と「サプライヤ・チャネル管理」機能: この機能は自動的に使用可能になります。
ヒントと考慮事項
エラー処理のヒント:
- エラーが発生すると、指定されたインポートに対してerror.csvファイルおよびreject.csvファイルがユーザーに対して作成されます。
- すべてのエラーはerror.csvファイルにあります。
- reject.csvファイルはソースCSVのコピーで、エラー・メッセージを含む列が追加されています。
- reject.csvファイルでエラーを修正してください。エラー・メッセージが含まれている最初と最後の列を削除し、新しいCSVファイルとして保存します。
- 新しいCSVファイルをインポートします。
主なリソース
- サプライヤ・リベートの準備トレーニングのウォッチ。
- Oracle SCM Cloud: Oracle Channel Revenue Management Cloudの使用(Oracle Help Centerからアクセスできます)
- Oracle SCM Cloud: Oracle Channel Revenue Management Cloudの実装(Oracle Help Centerからアクセスできます)
- Oracle SCM Cloud: Oracle SCM CloudのREST API (Oracle Help Centerからアクセスできます)
ロール情報
- 次の事前定義済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- サプライ・チェーン・アプリケーション管理者(ORA_RCS_SUPPLY_CHAIN_APPLICATION_ADMINISTRATOR)
- サプライ・チェーン統合スペシャリスト(ORA_RCS_SUPPLY_CHAIN_INTEGRATION_SPECIALIST)
- サプライヤ・チャネル・マネージャ(ORA_CJM_SUPPLIER_CHANNEL_MANAGER)
プログラムに関する追加情報を取得するために、サプライヤ・リベート・プログラムにノートおよび添付を追加できるようになりました。
- 監査可能なプログラム管理
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: オーダー管理
- 「チャネル収益管理」という機能領域をオプト・インする必要があります。次に、「サプライヤ・チャネル管理」という名前の機能をオプト・インします。この機能領域をオプトインすると、ここで説明するすべてのサプライヤ・リベート機能が使用可能になります。
- 以前に次をオプト・インした場合:
- 「チャネル収益管理」機能領域と「サプライヤ・チャネル管理」機能: この機能は自動的に使用可能になります。
主なリソース
- サプライヤ・リベートの準備トレーニングのウォッチ。
- Channel Revenue Managementの詳細は、オーダー管理のOracle Cloud Readinessに関するコンテンツを参照してください
- Oracle SCM Cloud: Oracle Channel Revenue Management Cloudの使用(Oracle Help Centerからアクセスできます)
- Oracle SCM Cloud: Oracle Channel Revenue Management Cloudの実装(Oracle Help Centerからアクセスできます)
- Oracle SCM Cloud: Oracle SCM CloudのREST API (Oracle Help Centerからアクセスできます)
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
- 次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- サプライヤ・チャネル・マネージャ(ORA_CJM_SUPPLIER_CHANNEL_MANAGER_JOB)
- 次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- サプライヤ・プログラムの管理(CJM_MANAGE_SUPPLIER_PROGRAMS_PRIV)
Microsoft Excelへのサプライヤ・リベート要求のエクスポート
サプライヤにサポート要求詳細を提供して、サプライヤが負う金額を正当化できるようになりました。関連付けられた購買オーダー、在庫受入、サプライヤ請求書詳細、経過勘定および決済詳細を含む要求詳細は、BI Publisherを使用してスプレッドシートにエクスポートされます。要求をサポートするために、このファイルをサプライヤに提供できます。事前定義済の要求テンプレートは、ビジネス要件に基づいて構成できます。BI Publisherでは、XLS、CSV、PDF、RTFおよびXMLを含む複数の出力フォーマットがサポートされています。
- 係争が減る、迅速かつ正確な要求処理。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: オーダー管理
- 「チャネル収益管理」という機能領域をオプト・インする必要があります。次に、「サプライヤ・チャネル管理」という名前の機能をオプト・インします。この機能領域をオプトインすると、ここで説明するすべてのサプライヤ・リベート機能が使用可能になります。
- 以前に次をオプト・インした場合:
- 「チャネル収益管理」機能領域と「サプライヤ・チャネル管理」機能: この機能は自動的に使用可能になります。
ヒントと考慮事項
各要求をサポートする経過勘定はいつでもエクスポートでき、サプライヤに要求を送信する前に内部ビジネス・プロセスでエクスポートすると便利です。
- 事前定義済BI Publisherテンプレート「サプライヤ・リベート要求詳細抽出レポート」は、「サプライ・チェーン管理」→「チャネル収益管理」→「サプライヤ・チャネル管理」→「要求」の下にあります。
- BI Publisherを使用して事前定義済の要求テンプレートをExcelに構成し、独自の要求テンプレートにします。
- エクスポート・ファイルに含める列を決定し、そのBI Publisherテンプレートを作成します。
- 日付属性のデフォルト書式は'YYYY/MM/DD'です。
- タイムスタンプ属性のデフォルト書式は'YYYY/MM/DD HH24:MI:SS'です。
主なリソース
- サプライヤ・リベートの準備トレーニングのウォッチ。
- Oracle SCM Cloud: Oracle Channel Revenue Management Cloudの使用(Oracle Help Centerからアクセスできます)
- Oracle SCM Cloud: Oracle Channel Revenue Management Cloudの実装(Oracle Help Centerからアクセスできます)
- Oracle SCM Cloud: Oracle SCM CloudのREST API (Oracle Help Centerからアクセスできます)
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
- 次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- サプライヤ・チャネル・マネージャ(ORA_CJM_SUPPLIER_CHANNEL_MANAGER_JOB)
- 次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- サプライヤ要求の管理(CJM_MANAGE_SUPPLIER_CLAIMS_PRIV)
- サプライヤ要求の抽出(CJM_EXTRACT_SUPPLIER_CLAIMS_PRIV)
RESTサービスを使用した、サプライヤ・リベート・プログラムの代替サプライヤ・サイトとしての販売業者事業所の取得
一部の産業では、リベートは製造業者と直接交渉しますが、販売業者から購入します。販売業者からの購買がサプライヤ・リベートに適格であることを確認するには、REST APIを使用して、販売業者事業所をサプライヤ・リベート・プログラムの代替サプライヤ・サイトとして追加します。
- 販売業者を介して購入した場合でも考慮される、製造業者との複雑なサプライヤ・リベート契約をサポートします。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: オーダー管理
- 「チャネル収益管理」という機能領域をオプト・インする必要があります。次に、「サプライヤ・チャネル管理」という名前の機能をオプト・インします。この機能領域をオプトインすると、ここで説明するすべてのサプライヤ・リベート機能が使用可能になります。
- 以前に次をオプト・インした場合:
- 「チャネル収益管理」機能領域と「サプライヤ・チャネル管理」機能: この機能は自動的に使用可能になります。
主なリソース
- サプライヤ・リベートの準備トレーニングのウォッチ。
- Oracle SCM Cloud: Oracle Channel Revenue Management Cloudの使用(Oracle Help Centerからアクセスできます)
- Oracle SCM Cloud: Oracle Channel Revenue Management Cloudの実装(Oracle Help Centerからアクセスできます)
- Oracle SCM Cloud: Oracle SCM CloudのREST API (Oracle Help Centerからアクセスできます)
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
- 次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- サプライヤ・チャネル・マネージャ(ORA_CJM_SUPPLIER_CHANNEL_MANAGER_JOB)
- 次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- RESTサービスを使用したチャネル・プログラム・タイプの管理(CJM_MANAGE_CHANNEL_PROGRAM_TYPE_REST_SERVICE_PRIV)
- RESTサービスを使用したチャネル・プログラムの管理(CJM_MANAGE_CHANNEL_PROGRAMS_REST_SERVICE_PRIV)
調査、管理、分析および決済の各機能を提供して、控除と決済の要求をすばやく解決し、顧客関係および全体的な財務パフォーマンスを向上させます。
REST APIを使用して、顧客の係争の手動要求を作成します。REST APIを使用して、顧客の係争を解決または処分し、承認のために発行し、決済できます。
顧客の係争をさらに一元化するために、手動要求を作成できるようにRESTサービスを拡張しました。これは、サード・パーティの顧客システムが係争を起こしたり、実装の開始時に既存の過小支払を移行するのに利用できます。
サード・パーティ顧客システムからの顧客係争の管理を一元化します。
- 要求処理の管理と説明責任
- 監査可能な要求処理
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: オーダー管理
- 「チャネル収益管理」という機能領域をオプト・インする必要があります。次に、「控除および決済」という機能をオプト・インします。この機能領域をオプト・インすると、ここで説明しているすべての控除および決済機能が有効になります。
- 「財務」というオファリングおよび「売掛/未収金」という機能領域で、「売掛/未収金システム・オプションの管理」というタスクに移動します。ビジネス・ユニットを検索して選択します。「現預金処理」タブをクリックします。「チャネル収益管理調査の使用可能」チェック・ボックスを選択し、「保存」をクリックします。
- 以前に次をオプト・インした場合:
- 「チャネル収益管理」機能領域と「控除および決済」機能: この機能は自動的に使用可能になります。
主なリソース
- Channel Revenue Managementの詳細は、オーダー管理のOracle Cloud Readinessに関するコンテンツを参照してください
- 売掛/未収金とのチャネル収益管理統合の詳細は、財務のOracle Cloud Readinessコンテンツを参照してください
- Oracle SCM Cloud: Oracle Channel Revenue Management Cloudの使用(Oracle Help Centerからアクセスできます)
- Oracle SCM Cloud: Oracle Channel Revenue Management Cloudの実装(Oracle Help Centerからアクセスできます)
- Oracle SCM Cloud: Oracle SCM CloudのREST API (Oracle Help Centerからアクセスできます)
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
- 次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- チャネル要求マネージャ(ORA_CJM_CLAIMS_MANAGER_JOB)
- 次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- RESTサービスを使用したチャネル要求の管理(CJM_MANAGE_CHANNEL_CUSTOMER_CLAIM_REST_SERVICE_PRIV)
一部の顧客は、係争または過小支払を提起するための独自の事由コード・セットを設定します。顧客から提示された係争の事由を標準の事由コード・セットに変換して、顧客要求事由を標準化します。要求事由と顧客から提示された事由とのマッピングを作成して、要求事由を自動的に分類できます。
受信した顧客係争をマッピングすることで:
- 要求の初期分類を合理化し、作業キューに即座に表示されるようにします
- 要求を調査のために正しい部門に分類できる場合に顧客係争を迅速にクローズします
- 顧客係争の管理コストを削減します
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: オーダー管理
- 「チャネル収益管理」という機能領域をオプト・インする必要があります。次に、「控除および決済」という機能をオプト・インします。この機能領域をオプト・インすると、ここで説明しているすべての控除および決済機能が有効になります。
- 「財務」というオファリングおよび「売掛/未収金」という機能領域で、「売掛/未収金システム・オプションの管理」というタスクに移動します。ビジネス・ユニットを検索して選択します。「現預金処理」タブをクリックします。「チャネル収益管理調査の使用可能」チェック・ボックスを選択し、「保存」をクリックします。
- 以前に次をオプト・インした場合:
- 「チャネル収益管理」機能領域と「控除および決済」機能: この機能は自動的に使用可能になります。
追加のステップ:
- 要求事由の管理
- 顧客取引プロファイルの管理
- マッピング
- 顧客事由
- マッピング
ヒントと考慮事項
一部の顧客は独自の顧客事由のセットを設定します。これらのマッピングは、顧客の顧客取引プロファイルで設定します。内部で要求事由が設定されていることをまず確認してください。
主なリソース
- Channel Revenue Managementの詳細は、オーダー管理のOracle Cloud Readinessに関するコンテンツを参照してください
- 売掛/未収金とのチャネル収益管理統合の詳細は、財務のOracle Cloud Readinessコンテンツを参照してください
- Oracle SCM Cloud: Oracle Channel Revenue Management Cloudの使用(Oracle Help Centerからアクセスできます)
- Oracle SCM Cloud: Oracle Channel Revenue Management Cloudの実装(Oracle Help Centerからアクセスできます)
- Oracle SCM Cloud: Oracle SCM CloudのREST API (Oracle Help Centerからアクセスできます)
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
- 次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- チャネル要求マネージャ(ORA_CJM_CLAIMS_MANAGER_JOB)
- 次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 顧客要求の管理(CJM_MANAGE_CUSTOMER_CLAIMS_PRIV)
要求に関する追加情報を取得するために、顧客要求にノートを追加できるようになりました。売掛/未収金受入または請求書へのリンクを介してすばやくナビゲートし、要求を調査できます。決済時に、クレジット・メモなどの決済アーティファクトに要求から直接ドリルダウンできます。
さらに、「要求の管理」ユーザー・インタフェースで保存済検索をサポートしています。
- 監査可能な要求処理。
- ユーザー・エクスペリエンスと生産性の向上。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: オーダー管理
- 「チャネル収益管理」という機能領域をオプト・インする必要があります。次に、「控除および決済」という機能をオプト・インします。この機能領域をオプト・インすると、ここで説明しているすべての控除および決済機能が有効になります。
- 「財務」というオファリングおよび「売掛/未収金」という機能領域で、「売掛/未収金システム・オプションの管理」というタスクに移動します。ビジネス・ユニットを検索して選択します。「現預金処理」タブをクリックします。「チャネル収益管理調査の使用可能」チェック・ボックスを選択し、「保存」をクリックします。
- 以前に次をオプト・インした場合:
- 「チャネル収益管理」機能領域と「控除および決済」機能: この機能は自動的に使用可能になります。
- 「チャネル収益管理」という機能領域をオプト・インする必要があります。次に、「控除および決済」という機能をオプト・インします。この機能領域をオプト・インすると、ここで説明しているすべての控除および決済機能が有効になります。
- 「財務」というオファリングおよび「売掛/未収金」という機能領域で、「売掛/未収金システム・オプションの管理」というタスクに移動します。ビジネス・ユニットを検索して選択します。「現預金処理」タブをクリックします。「チャネル収益管理調査の使用可能」チェック・ボックスを選択し、「保存」をクリックします。
- 以前に次をオプト・インした場合:
- 「チャネル収益管理」機能領域と「控除および決済」機能: この機能は自動的に使用可能になります。
主なリソース
- Channel Revenue Managementの詳細は、オーダー管理のOracle Cloud Readinessに関するコンテンツを参照してください
- 売掛/未収金とのチャネル収益管理統合の詳細は、財務のOracle Cloud Readinessコンテンツを参照してください
- Oracle SCM Cloud: Oracle Channel Revenue Management Cloudの使用(Oracle Help Centerからアクセスできます)
- Oracle SCM Cloud: Oracle Channel Revenue Management Cloudの実装(Oracle Help Centerからアクセスできます)
- Oracle SCM Cloud: Oracle SCM CloudのREST API (Oracle Help Centerからアクセスできます)
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
- 次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- チャネル要求マネージャ(ORA_CJM_CLAIMS_MANAGER_JOB)
- 次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 顧客要求の管理(CJM_MANAGE_CUSTOMER_CLAIMS_PRIV)
- 売掛/未収金受入の表示(AR_VIEW_RECEIVABLES_RECEIPT_PRIV)
- 売掛/未収金請求書の表示(AR_VIEW_RECEIVABLES_INVOICE_PRIV)
- 売掛/未収金クレジット・メモの表示(AR_VIEW_RECEIVABLES_CREDIT_MEMO_PRIV)
多くの会社では、供給および需要データの収集プロセスの頻度およびタイミングを機能組織の境界をまたいで調整することはできません。これまでは、指定リフレッシュ・オプションを指定したファイル・ベース・データ・インポート(FBDI)を使用してロードされた供給および需要データによって、ファイルにデータがない他の組織のデータが消去されていました。この更新では、ロード・ファイルにある組織のデータのみが、新しいデータのロード前にパージされます。
ターゲット・リフレッシュ・データ・ロード・オプションを使用する場合に、Oracle Cloud Supply Chain Planningにおいて組織別の供給および需要データの整合性を確保します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
- ソース・システムに対して選択できる組織グループは、「供給ネットワーク・モデルの保守」タスクの「組織グループの管理」を使用して設定します。
- ファイル・ベース・データ・インポート(FBDI)を使用して、外部およびSCMクラウド・ソースの組織の組織グループの、ターゲット収集タイプの供給および需要エンティティを収集できます。
- 履歴、メジャー、価格表などの需要管理収集エンティティは、選択した組織グループのロード・データの使用においてはサポートされていません。
主なリソース
- サプライ・チェーン・プランニングのOracle Cloud Readinessで提供されている、組織の選択したグループに対するプランニング・データのロードの準備トレーニング
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
- 次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- 資材プランナ(ORA_MSC_MATERIALS_PLANNER_JOB)
- サプライ・チェーン・プランナ(ORA_MSC_SUPPLY_CHAIN_PLANNER_JOB)
- 販売および業務プランナ(ORA_MSC_SALES_AND_OPERATIONS_PLANNER_JOB)
- 補充プランナ(ORA_MSC_REPLENISHMENT_PLANNER_JOB)
- オーダー納期回答マネージャ(ORA_MSC_ORDER_PROMISING_MANAGER_JOB)
- バックログ・マネージャ(ORA_MSC_BACKLOG_MANAGER_JOB)
- 次の権限のいずれかが含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 「供給プランニング」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_SUPPLY_PLANNING_WORK_AREA_PRIV)
- 「需要および供給プランニング」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_DEMAND_AND_SUPPLY_PLANNING_WORK_AREA_PRIV)
- 「セールス・アンド・オペレーションズ・プランニング」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_SALES_AND_OPERATIONS_PLANNING_WORK_AREA_PRIV)
- 「補充プランニング」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_REPLENISHMENT_PLANNING_WORK_AREA_PRIV)
- 「オーダー納期回答」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_ORDER_PROMISING_WORK_AREA_PRIV)
- 「バックログ管理」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_BACKLOG_MANAGEMENT_WORK_AREA_PRIV)
グラフを構成する場合に、グラフ内で特定のメジャーに一貫した色を設定できます。たとえば、予測を表示するグラフが複数ある場合、すべてのグラフでそのメジャーに同じ色が使用されていれば、グラフを使用するプランナが予測メジャーをすばやく識別するのに役立ちます。これまでは、メジャーの色は自動的に選択されていました。
すべてのグラフの特定のメジャーのグラフの色を選択するには、「メジャーの編集」ページでグラフの色を選択します。
特定のグラフの特定のメジャーにグラフの色を追加するには、「書式メジャー」ページでメジャーのグラフの色を選択します。
すべてのグラフでメジャーにグラフの色が構成されているものの、特定のグラフについてはそのメジャーのグラフの色を自動的に割り当てるという場合は、「書式メジャー」ページで「グラフの色を自動的に割当」オプションを選択します。
複数のグラフで同じメジャーを表示する際の一貫性が向上し、メジャーの影響に注意が向けられます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
- メジャーに選択する色を変更する必要がある場合があります。メジャーに構成する色が、特定のグラフのメジャーに自動的に割り当てられる色と同じ場合は、構成するメジャーに別の色を選択する必要があります。
- 棒グラフ、折れ線グラフおよびレーダー・グラフでは、構成されたグラフの色を表示するには、メジャーがY軸にある唯一のメジャーである必要があります。
- プラン比較: グラフ内の構成済メジャーの色はメジャー自体にのみ適用され、比較プランを表すメジャーには適用されません。
- プランのアーカイブ: ウォーターフォール分析またはトレンド分析のグラフを使用する場合、構成されたメジャーの色はメジャー自体にのみ適用され、アーカイブを表すメジャーには適用されません。
- エクスポートおよびインポート: 異なる環境からメジャーをエクスポートおよびインポートする場合に、グラフの色設定は保持されます。
主なリソース
- サプライ・チェーン・プランニングのOracle Cloud Readinessで提供されている、グラフに表示するメジャー別の色の構成の準備トレーニング
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
- 次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- サプライ・チェーン・プランナ(ORA_MSC_SUPPLY_CHAIN_PLANNER_JOB)
- 資材プランナ(ORA_MSC_MATERIALS_PLANNER_JOB)
- 需要プランナ(ORA_MSC_DEMAND_PLANNER_JOB)
- 販売および業務プランナ(ORA_MSC_SALES_AND_OPERATIONS_PLANNER_JOB)
- 補充プランナ(ORA_MSC_REPLENISHMENT_PLANNER_JOB)
- 次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- プランニング表の保守(MSC_MAINTAIN_PLANNING_TABLES_PRIV)
オーダー納期回答は、ハードウェア障害が発生した場合でも需要に応じてスケール調整し、機能を続行する必要がある重要なビジネス・プロセスです。グローバル・オーダー納期回答に対する最近の変更により、水平グリッド全体での有効数量チェックおよびスケジューリング要求に対するスケールアウト・アーキテクチャが提供され、キャパシティおよびレジリエンスが強化されています。この新しいアーキテクチャにより、運用間接費も削減され、供給および参照データ更新がすぐに使用可能になり、オーダー納期回答サーバーのリフレッシュ/再起動の必要がなくなります。
この新しいアーキテクチャへの移行は、複数の更新にわたって継続されます。その間、グローバル・オーダー納期回答は一部の特別なケースの要求を以前のメモリー常駐のC++ベースのソリューションに自動的にルーティングします。この項では、以前のソリューションの機能で、新しいソリューションで使用可能になったものを紹介します。
既存の供給を保持するように有効在庫数量タイム・フェンスを構成
グローバル・オーダー納期回答ではオーダーの納期回答が先着順に行われるため、グローバル・オーダー納期回答によって早くにスケジュールされていた長期オーダーのために供給が使い切られてしまう場合があります。供給有効数量検索ベースのATPルールの有効在庫数量(ATP)タイム・フェンス設定は、短期オーダーのATP供給を保持するのに役立ちます。この設定により、タイム・フェンス設定内の要求日を持つオーダーについて、グローバル・オーダー納期回答でATP供給が優先的に検索されます。このタイム・フェンスを超えると、グローバル・オーダー納期回答では新規供給作成による供給が優先的に検索されます。
サプライ・チェーンの効率を高め、在庫保管費を削減し、納期処理オーダー・バックログのモニタリングおよび管理に関連するオーバーヘッドを削減します。
有効化のステップ
設定の詳細は、グローバル・オーダー納期回答の新しいアーキテクチャ拡張、更新20Dの準備トレーニングを参照してください。これらの設定ステップをすでに実行している場合は、再度実行する必要はありません。
置き換えられた機能または削除された機能
オラクル社は、既存のクラウド・サービスの機能を新しい機能に置き換えたり、既存の機能を削除することがあります。置換された機能は、削除するパスに配置されることがあります。新しいバージョンが使用可能になり次第、置き換えられた機能の新しいバージョンを使用することがベスト・プラクティスとなります。
このセクションでは、このクラウド・サービスで置換された機能、または削除される予定の機能を示します。
製品 | 削除される機能 | 削除予定 | 置換後の機能 | 置換時期 | 追加情報 |
---|---|---|---|---|---|
価格設定 | 価格要求SOAPサービス |
22D | 文書価格REST API |
19A | 更新19A以降、価格要求SOAPサービスへの追加の拡張機能はありません。22DでSOAPサービスが削除されるまでは引き続き機能しますが、できるだけ早く文書価格REST APIに移行する必要があります。 文書価格REST APIの詳細は、Oracle Supply Chain Management Cloud REST APIドキュメントを参照してください(Oracle Help Centerからアクセスできます)。 |