本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。
| 日付 | モジュール | 機能 | ノート |
|---|---|---|---|
| 2023年11月22日 | Touchpoints | タッチポイントでのパフォーマンス・チェックインへのアクセス | 文書の更新。更新23Dで提供された機能。 |
| 2023年11月22日 | HRヘルプ・デスク | 処理プランを使用した内部サービス・リクエストからのナレッジ項目のドラフト | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
| 2023年11月22日 | HRヘルプ・デスク | エージェントの個人署名 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
| 2023年11月22日 | HCMコミュニケート | OTBIレポート | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
| 2023年9月29日 | HCMコミュニケート | ジャーニ・キャンペーンの対象者詳細の表示 | 文書の更新。更新23Dで提供された機能。 |
| 2023年9月29日 |
Touchpoints | 複数のアサイメントのサポート | 文書の更新。更新23Dで提供された機能。 |
| 2023年9月29日 |
Touchpoints | チェックインの拡張機能 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
| 2023年9月29日 |
Celebrate | Oracle Celebrateの概要 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
| 2023年9月1日 | 初版作成。 |
HCM Cloudアプリケーションについては、このWhat's Newに記載されている次の2つのタイプのパッチを取得できます。
- リリース更新(23A、23B、23Cおよび23D)
- 各更新に対するオプションの月次メンテナンス・パック
環境で使用しているリリース更新を把握することが重要です。これはクラウド・ポータルで確認できます。
____________________
お客様のアイデアをお聞かせください
ご意見をお待ちしています。製品の改善方法についての提案がございましたら、お知らせください。Oracle Customer Connectのアイデア・ラボに移動して、アイデアを入力してください。この文書の機能名の後に電球アイコンが表示されている箇所はすべて、お客様のアイデアを実現した機能です。
____________________
全HCM製品に関して推奨される参照ドキュメント:
- HCM共通の新機能 - この新機能では、アプリケーション全体で使用される機能を見つけることができます。
- 人事管理の新機能 – グローバル人事管理の項では、他のアプリケーションが基盤としているベース・アプリケーションの機能を確認できます。
ノート: すべてのグローバル人事管理機能が、タレントおよび報酬製品に使用できるわけではありません。
- Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)これらのドキュメントには、バグ修正および考えられる既知の問題が記載されています。また、現在使用しているか、今後移行するリリース更新バージョンに基づいて、次のドキュメントも参照することが必要になります。
- Oracle Help Center – ここでは、ガイド、ビデオおよび検索可能なヘルプを見つけることができます。
- リリース・レディネス - 新機能のサマリー、新機能、機能リスト・スプレッドシート、スポットライトおよびリリース・トレーニング
フィードバックをお寄せください
本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。HCM Cloudの新機能に関するお問い合せかフィードバックかを電子メールの本文または件名に明記してください。
列の定義:
レポート = 新規または変更され、Oracleで提供される、実行準備が完了したレポート。
UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は通常、フィールド、検証またはプログラムの小さな変更で構成されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小限になります。
UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、より複雑に設計されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は高くなります。
使用できない状態で提供される機能 = これらの機能をエンド・ユーザーが使用するにはアクションが必要です。これらの機能は無効化された状態で提供され、有効にするかどうかや有効にする時期を任意で選択します。たとえば、a)新規または拡張BIサブジェクト領域は、レポートにまず組み込む必要があり、b)新規Webサービスは使用する前に統合する必要があり、c)ユーザー・ロールに機能を割り当てないと機能にアクセスできません。
| エンド・ユーザーがすぐに使用可能 レポートおよび小規模なUIまたはプロセスベースの新機能は、更新後のユーザーに対する影響を最小限に抑えます。したがって、顧客受入れテストでは、大規模なUIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当ててください。 |
エンド・ユーザーが使用する前に顧客による処理が必要 これらの機能を使用するために、膨大な作業は不要です。選択的に使用するよう選択すると、テストおよびロールアウトのタイミングを設定できます。 |
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|---|---|---|---|---|---|---|
| 機能 |
レポート |
UIまたは |
UIまたは |
|
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Oracle ME従業員エクスペリエンス・プラットフォームの一部であるOracle Celebrateを使用して、従業員の卓越した取り組みを評価します。組織全体のコア値に基づいて認定プログラムを作成します。従業員がこれらのプログラムに参加したり、他の人がダッシュボードで表示および反応できる祝辞メッセージを投稿したり、報奨ポイントを送信できるようにします。この製品を使用するには、Touchpoints製品のライセンスが必要です。
Oracle ME従業員エクスペリエンス・プラットフォームの一部である、最新のOracle Celebrateを使用して、従業員の成果を認定します。組織全体のコア値に基づいて認定プログラムを作成します。従業員がこれらのプログラムに参加したり、他の人がダッシュボードで表示および反応できる祝辞メッセージを投稿したり、報奨ポイントを送信できるようにします。
Oracle Celebrateの作業領域
Oracle Celebrateの作業領域を使用すると、組織で行われているすべての認定を表示できます。「Celebrate」カテゴリの下にある「ナビゲータ」→「自分」→「詳細表示」→「Celebrate」をクリックして、この作業領域にアクセスします。

Oracle Celebrateの作業領域
開始するには、「認定」ボタンをクリックして、組織内の対象者を評価します。個人、認定プログラムに加え、認定に使用するコア値を選択します。選択したコア値に基づいて、祝辞を作成できます。

「認定」ボタン

認定ページ
認定には報奨ポイントが付属します。個人に認定を送信すると、特定の数の報奨ポイントが授与されます。その数は、認定プログラムの構成方法によって異なります。「設定」の項を参照してください。
デフォルトでは、1か月当たり200報奨ポイントが提供されます。これらのポイントは、認定を送信するときに使用できます。残高は、Oracle Celebrateページで確認できます。

ポイント
Oracle Celebrateの作業領域を開くと、受け取ったすべての認定が表示されます。自分が受信した認定のみを表示したり、他者に送信した認定のみを表示したり、自分のチームの認定のみを表示したりできます。検索オプションを使用することもできます。「自分のチーム」フィルタを使用すると、自分の組織階層内の認定を表示できます。自分および同僚を含む、マネージャのマネージャの部下であるチームの全員が受け取った認定を表示できます。

フィルタ
認定には「いいね」を押すことで反応できます。認定を選択すると、その詳細および認定に関する他者のコメントが表示されます。自分でコメントしたり、他のコメントに「いいね」を押したり、返信したりできます。

コメント
Oracle Celebrateを使用すると、組織内の評価とモチベーションの文化を促進できます。タイムリでパーソナライズされた認定を実現することで、従業員の士気、エンゲージメント、生産性を向上させ、定着率の向上、チームワークの改善、そして最終的には組織の成功を促進します。
有効化のステップ
Oracle Celebrateの構成方法
従業員が使用できるようにアプリケーションを構成する方法を次に示します。
- グローバル設定を構成します。
- プログラムを構成します。
1.グローバル設定
グローバル設定を構成するには、ワークフォース認定および報酬プログラム管理者ジョブ・ロールが必要です。
グローバル設定ページにアクセスするには、「Celebrate」の下にある「ナビゲータ」→「自分のクライアント・グループ」→「詳細表示」→「グローバル設定の構成」をクリックします。

グローバル設定ページ
グローバル設定ページでは、プログラムの次の構成要素を定義します。
報奨ポイント
各認定とともに報奨ポイントを送信するように認定プログラムを構成できます。現在、ポイントを引き換えることはできません。組織が認定で報奨ポイントを許可しない場合は、このオプションを無効にできます。プログラムに対して報奨ポイントが有効になっている場合、各従業員は他の従業員を認定するために毎月200ポイントを獲得します。

報奨ポイント
コア値
コア値は、組織内の行動、意思決定およびやり取りをガイドする基本的な原則および信念です。これらの値は、従業員の貢献と成果を認め、報酬を与え、評価するための基盤となります。認定プログラムを設計する際には、プログラムを組織のコア値にあわせることが重要です。こうすることで、望ましい行動や結果を認定し促進する上で意味のある一貫したアプローチを構築できます。

コア値
プログラム・イメージ
これらは、プログラムを定義する際に添付できるイメージです。プログラム・イメージは、認定メッセージに視覚的な魅力を与えます。製品に含まれるイメージ以外に、カスタム・イメージをアップロードできます。

プログラム・イメージ
2.プログラム設定
プログラム設定を構成するには、ワークフォース認定および報酬プログラム管理者ジョブ・ロールが必要です。
認定を有効にするには、少なくとも1つの認定プログラムを作成する必要があります。認定プログラムは組織内で構造化された意図的なイニシアチブであり、従業員の貢献、成果および前向きな行動を認め、報酬を与え、称賛するために設計されています。このようなプログラムを作成および管理するには、「認定プログラム」ページを使用します。
認定プログラムには開始日と終了日があります。これらのプログラムでは、ポイント、コア値およびイメージのセットを使用します。認定プログラムの一部として、クイック認定テンプレートを設定することもできます。クイック認定テンプレートを使用すると、従業員は事前に入力されたテンプレートを使用して同僚をすばやく認定できます。テンプレートには、特定のコア値、特定のイメージ、デフォルトの表題およびメッセージが含まれます。
プログラム設定ページにアクセスするには、「Celebrate」の下にある「ナビゲータ」→「自分のクライアント・グループ」→「詳細表示」→「プログラムの構成」をクリックします。

プログラム設定
組織の要件に基づいて考慮する必要がある一般的な設定の側面をいくつか示します。
| 質問 |
考慮事項 |
|---|---|
| プログラムで報酬ポイントを使用しますか? |
報奨ポイントを使用する場合は、「報奨ポイント」オプションが有効になっていることを確認します。報奨ポイントを使用しない場合は、このオプションを無効にします。 |
| ユーザーがクイック認定機能を使用できるようにしますか? |
従業員は、他者を認定する際、認定に関するすべての詳細を入力するか、ほとんどの詳細が事前に入力されているクイック認定を行うことができます。クイック認定の設定を有効にするには、少なくとも1つのコア値と関連イメージを選択する必要があります。クイック認定の設定はオプションです。 クイック認定のためにコア値とイメージを選択すると、クイック認定テンプレートが表示されます。デフォルト表題とデフォルト・メッセージを追加する必要があります。 |

クイック認定のコア値

クイック認定のイメージ

クイック認定テンプレート
アクセス要件
Oracle Celebrateにアクセスするには、マネージャと従業員にそれぞれ次のユーザー・ロールが必要です。
| ジョブ・ロール | 使用可能な機能 |
ナビゲーション |
|---|---|---|
| ワークフォース認定および報酬プログラム管理者 ORA_CEL_WORKFORCE_RECOGNITION_ AND_AWARD_PROGRAM_ADMINISTRATOR_JOB |
グローバル設定の構成 |
「Celebrate」の下にある「ナビゲータ」→「自分のクライアント・グループ」→「詳細表示」→「グローバル設定の構成」。 |
| ワークフォース認定および報酬プログラム管理者 ORA_CEL_WORKFORCE_RECOGNITION_ AND_AWARD_PROGRAM_ADMINISTRATOR_JOB |
プログラムの構成 |
「Celebrate」の下にある「ナビゲータ」→「自分のクライアント・グループ」→「詳細表示」→「プログラムの構成」。 |
| 従業員 ORA_PER_EMPLOYEE_ABSTRACT |
|
「Celebrate」の下にある「ナビゲータ」→「自分」→「詳細表示」→「Celebrate」。 |
HCMコミュニケートは、従業員に送信する会社の連絡を作成、ターゲット設定および追跡するための強力な手段を連絡チームに提供します。この製品により、チームが従業員とのコミュニケーションに細かいターゲットを設定して、従業員のエンゲージメントに基づいて将来のコミュニケーションのターゲットを変更できます。HCMコミュニケートでは、使いやすくテンプレート化されたWYSWYGコンテンツ作成機能を提供して、連絡チームによるエンゲージメント・コンテンツの迅速な作成を可能にします。コミュニケーション・チームは、組織内の他のユーザーのかわりに連絡を送信できます。HCMコミュニケートでは、組織が従業員と効果的にエンゲージするための強力なツールキットが提供されます。HCMコミュニケートには、Fusion HCM Communicate Cloud Serviceのサブスクリプションが必要です。お客様は、HCMコミュニケートを使用する前に、まずこのサービスをサブスクライブする必要があります。
キャンペーン数および応答数メジャーについてHCMコミュニケートのOTBIレポートを作成します。これらのメジャーを様々な方法で使用して、意義のあるレポートを導出します。キャンペーン数メジャーでは、次の詳細を確認できます。
- アプリケーション内のすべてのキャンペーンとそのステータスは何か。
- 1回かぎりのキャンペーンと進行中のキャンペーンはいくつあるか。
- 各目的タイプのキャンペーンはいくつあるか。
応答数メジャーでは、次の詳細を確認できます。
- 応答の取得キャンペーンの一部として応答を送信した受信者は誰か。
- キャンペーンの応答の内訳は何か。
- システム内の応答の取得キャンペーンごとにいくつの応答を受信したか。
HCMコミュニケートのOTBIレポートを作成します。
有効化のステップ
設定および詳細については、次のリソースを参照してください:
- Oracle Me従業員エクスペリエンス新機能23DのHCMコミュニケートに関連する新しいサブジェクト領域機能。
ジャーニ・キャンペーンのターゲットにする対象者の詳細を確認できます。以前のリリースでは、この機能は「一般」および「応答の取得」キャンペーンで使用が可能でした。「対象者」タブの「対象者ブレークダウン」セクションで「プレビュー」ボタンを選択して、詳細リストにアクセスします。
次の詳細を確認できます:
- 従業員名
- ビジネス・ユニット
- 就業事業所
- 勤務先Eメール・アドレス
- 勤務先携帯電話番号
詳細を検索してフィルタしたり、従業員の合計数を表示することもできます。アプリケーションはキャンペーン連絡の最初のセットを送信するまで、対象者プレビューを毎日リフレッシュします。
キャンペーンでターゲットにしている従業員の詳細リストにアクセスできるため、対象者についてより深く理解できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
Oracle ME Employee Experienceプラットフォームの一部であるOracle Growは、学習、スキル開発およびキャリア・モビリティを組み合せることで個人および組織の成功を促進します。現在の役職やキャリアアップにおいて、遂行能力と専門知識を向上するために従業員が習得する必要のある要素(学習、スキル開発、ギグなど)がすべて揃っています。
お気に入りのギグ、ジョブおよび現在のロールに関連する学習アイテムをさらに表示できるようになりました。
現在のロールで優位に立つために、次の追加の学習リソースを使用できます。
- 機会マーケットプレイスでお気に入りとして識別したギグに関連する学習。
- 組織全体で自分のロールに人気のある学習。これらの学習アイテムは、Oracle Learningのトピック・コミュニティの一部です。Oracle Growの「あなたのロールで人気」セクションで、自分のロールの他の人に人気がある学習アイテムのすぐ下に表示されます。
- マネージャ(マトリックス・マネージャとライン・マネージャの両方)とその直属の部下で構成される同僚のグループで人気のある学習。
- フォローしている学習トピックに特集学習として新しく追加された学習。
キャリアを高めるために、次の追加の学習リソースがあります。
- 機会マーケットプレイスで識別したお気に入りのギグおよびジョブに関連する学習。
これらの追加リソースにより、同僚のグループおよび自分のロールの最新トレンドを把握できる一方で、関心のあるギグやジョブに関連する集中学習にも取り組むことができます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントおよび考慮事項
これらの追加の学習リソースを表示するための前提条件は次のとおりです。
- 学習管理者は、自分のロールと同僚のグループで人気があり、Oracle Learningの学習コミュニティの一部として特集されている学習アイテムを構成する必要があります。
- 機会マーケットプレイスでお気に入りとしてギグとジョブを選択する必要があります。
主なリソース
Oracle Touchpointsでは、従業員とマネージャの間に、継続的なヒアリングとアクションのチャネルを提供し、信頼関係の構築、従業員定着率の向上、成長の促進につながる有意義なやり取りを促します。Touchpointsは別売商品です。
繰返しチェックインの編集時に、シリーズの頻度と開始日、および終了日または発生数を変更できるようになりました。繰返しディスカッション・トピックを追加することもできます。
シリーズを編集する際に考慮する点をいくつか次に示します。
- シリーズを編集できるのは、シリーズを作成した場合のみです。
- シリーズ内の特定のチェックインに、ディスカッション済としてマークされたディスカッション・トピックが含まれているか、他のユーザーによってノートが追加されている場合は、そのチェックインを編集できません。ただし、将来のチェックインがこれらの基準を満たす場合は、そのチェックインを編集できます。
繰返しチェックインの作成時に、従業員に複数のアサイメントがある場合、その従業員のアサイメントを選択できます。ただし、編集中にアサイメントを変更することはできません。

繰返しチェックインの編集
その他の拡張機能
- 1回かぎりのチェックインを繰返しチェックインに変更できます。
- 「イベントおよび対応」タイムラインから、パフォーマンス管理を使用して作成されたパフォーマンス・チェックインを表示することもできます。ディスカッション・トピックおよびノートを追加して更新することもできます。
これらの拡張機能により、チェックインをスケジュールする際の時間管理要件に対する利便性と適応性のニーズがサポートされます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
主なリソース
詳細は、次のトピックを参照してください。
従業員とマネージャは、組織内の誰からもパフォーマンス目標に関するフィードバックを要求できるようになりました。従業員は自分自身へのフィードバックを要求でき、管理者は自分自身および直属の部下へのフィードバックを要求できます。複数の従業員からのフィードバックを単一要求で要求できます。
パフォーマンス目標は、フィードバックを要求する数だけ選択できます。デフォルトでは、すべてのパフォーマンス目標に共通する一連の質問が使用可能です。これらの質問は、「フィードバック・テンプレート」セクションの「パフォーマンス目標フィードバック」テンプレートの一部として構成されます。最新の「パフォーマンス目標フィードバック」テンプレートからの質問が表示されます。要求者は、これらに加えて独自の質問を追加することもできます。
ノート: 応答者は、要求の一部として含まれているパフォーマンス目標ごとに個別の通知を受け取ります。フィードバックを提供する際、各パフォーマンス目標の要求に含まれているすべての質問を確認できます。

目標に関するフィードバックの要求

複数の関係者からのフィードバックの要求
要求者は、フィードバックを表示できるユーザーを決定できます。マネージャは、フィードバックを要求している従業員とフィードバックを共有するように選択できます。従業員は、自分のマネージャおよび自分自身とフィードバックを共有するように選択できます。
フィードバックを入力する必要がある期日を指定することもできます。
同僚からパフォーマンス目標に関するフィードバックを要求する機能は、コミュニケーションを強化し、成長を促進し、チームのダイナミクスを向上させます。従業員のパフォーマンスを総合的に把握できるため、意思決定の改善、関係の向上、組織全体の成功につながります。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントおよび考慮事項
パフォーマンス目標フィードバックのテンプレートの構成に加えて、一般フィードバック要求用に別のフィードバック・テンプレートを構成する必要があります。
主なリソース
詳細は、次のトピックを参照してください。
従業員とマネージャがチェックインに関連するアサイメントを選択できるようになりました。従業員はチェックインをスケジュールするマネージャを選択できます。
マネージャがチェックインをスケジュールする場合:
- 従業員に複数のアサイメントがある場合、チェックインに関連するアサイメントを選択できます。
これは、1回かぎりのチェックインと繰返しのチェックインの両方に該当する事柄です。

チェックインの従業員アサイメントを選択します
従業員がチェックインをスケジュールする場合:
- 1人のマネージャにレポートするアサイメントが複数ある場合は、チェックインに関連するアサイメントを選択できます。
- 複数のマネージャがいる場合は、チェックインをスケジュールするマネージャを選択できます。また、マトリックス・マネージャがいる場合は、チェックイン用に選択できる追加のマネージャとして表示されます。
これは、1回かぎりのチェックインと繰返しのチェックインの両方に該当する事柄です。

チェックインに関連するマネージャおよびアサイメントを選択します
この機能により、複数のアサイメントおよびマトリックス・マネージャが関与している場合に、関連するアサイメントおよびマネージャを柔軟に選択できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントおよび考慮事項
既存の1回かぎりのチェックインまたは繰返しチェックインを変更するときに、アサイメントまたはマネージャは変更できません。
主なリソース
詳細は、次のトピックを参照してください。
マネージャおよび従業員がパフォーマンス管理で作成されたチェックインにアクセスし、タッチポイントから管理できるようになりました。
マネージャの「タッチポイント要約」ページでは、次のような関連するすべての分析およびリストにパフォーマンス・チェックインが含まれています。
- チーム - 平均対応
- 組織 - 平均対応
- チーム - 平均チェックイン
- 組織 - 平均チェックイン
- 当月の完了済および待ち状態のチェックイン
- 近日中のチェックイン
- 期限超過チェックイン
1回かぎりおよび繰返しタッチポイント・チェックインに加えて、これらのチェックインが含まれています。
マネージャは「従業員」タブから従業員の詳細ページにナビゲートして、「イベントおよび対応」タイムラインで従業員の過去および将来のパフォーマンス・チェックインを表示できます。タイムラインには、過去3か月間および今後3か月間にスケジュールされているチェックインが含まれています。従業員も「タッチポイント」ページからこれらのチェックインを表示できます。
マネージャおよび従業員は、次の方法でタッチポイントからパフォーマンス・チェックインを更新できます:
- チェックイン日の変更
- カスタムまたは推奨のディスカッション・トピックの追加または削除
- ディスカッション・トピックへのノートの追加
- トピックを相談済としてマーク
パフォーマンス・チェックインを削除することもできます。これらの変更は、パフォーマンス管理にも反映されます。
この機能により、パフォーマンス管理とタッチポイントの統合が強化され、マネージャと従業員はすべてのチェックインの統合ビューを取得し、タッチポイント内からパフォーマンス・チェックインをシームレスに管理できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
主なリソース
Oracle Human Resources Help Deskは、強力なHRケース管理機能を提供するネイティブ・エンゲージメント・ソリューションで、優れたHRサービス・エクスペリエンスを提供します。このアプリケーションは、就業者、マネージャおよびHRヘルプ・デスク・エージェントのサービス要求管理に関連するすべての側面をカバーします。
ヘルプ・デスク・エージェントのグローバル・キャパシティの上書き
管理者は、個々のヘルプ・デスク・エージェントのキャパシティを変更して、すべてのエージェントに設定されているグローバル・キャパシティ値を上書きできるようになりました。
これを使用すると、トレーニングで新規エージェントの作業制限を減らしたり、特定の経験豊富なエージェントまたは他の同様のシナリオのキャパシティを増やすことができます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントおよび考慮事項
任意のチャネルに自動割当を使用する場合は、作業をエージェントに均等に配分するために妥当なキャパシティ制限を設定することが重要です。
主なリソース
キャパシティに関する一般情報は、ここにあるヘルプ・デスクの実装ガイドを参照してください。
アクセス要件
HRヘルプ・デスク管理者は、HRヘルプ・デスク・サービス・キューの管理(SVC_MANAGE_HR_HD_SERVICE_QUEUES)権限を持っている必要があります。この権限は、デフォルトでHRサービス・リクエスト管理職務ロールとHRサービス・リクエスト分析職務ロールの両方に付与されます。
内部サービス・リクエスト・ヘルプ・デスク管理者は、内部ヘルプ・デスク・サービス・キューの管理(SVC_MANAGE_INTERNAL_HD_SERVICE_QUEUES)権限を持っている必要があります。この権限は、デフォルトで内部サービス・リクエスト管理職務ロールと内部サービス・リクエスト分析職務ロールの両方に付与されます。
Redwoodユーザー・エクスペリエンスを利用したヘルプ・デスク・エージェントは、メッセージの作成開始時にヘルプ・デスク・リクエストEメール・メッセージの下部に自動的に挿入される、リッチ・テキストの個人署名を構成できるようになりました。
これにより、エージェントは自分の署名を管理し、会社のロゴなどのイメージを追加できます。この機能により、SmartTextを使用して署名を定義することによる影響も軽減されます。SmartTextは、一部のユーザーが同様の機能を実現するために以前に使用していた可能性があります。
有効化のステップ
管理者は、プロファイル・オプションORA_SVC_ENABLE_PERSONAL SIGNATUREを構成する必要があります。
- 「設定および保守」に移動します。
- ページの右側にある「タスク」アイコンをクリックします。
- 「検索」をクリックします。
- 「グローバル検索プロファイル・オプションの管理」タスクを検索します。
- 使用しているヘルプ・デスク・タイプのプロファイル・オプション・コードを検索します:
- ORA_SVC_HRHD_ENABLE_PERSONAL_SIGNATURE: HRヘルプ・デスクの場合
- ORA_SVC_ISR_ENABLE_PERSONAL_SIGNATURE: 内部サービス・リクエスト・ヘルプ・デスクの場合
- サイト・レベルのプロファイル値を「はい」に設定します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
個々のエージェントは、自分の署名を管理する必要があります。
署名の管理
- ホーム・ページの「ヘルプ・デスク」メニューにナビゲートし、「自分の署名」クイック処理をクリックして、新規署名を作成するか、既存の署名を編集します。
- 署名の名前は「自分の署名」にデフォルト設定されます。これを変更して、わかりやすい名前を指定します。署名の名前は50文字に制限されており、特殊文字は使用できません。
- イメージを含むリッチ・テキストを追加できます。イメージのサイズ制限は100KBです。
ヘルプ・デスク・リクエストEメール・メッセージを作成します。
エージェントがヘルプ・デスク・リクエストEメール・メッセージを作成すると、署名が自動的に挿入されます。
ヒントおよび考慮事項
以前にSmartTextをエージェントの署名を定義する方法として使用していた場合は、パフォーマンスが向上する可能性があります。
専用の署名作成ページでは、ヘルプ・デスク・エージェントは、SmartTextsを作成する権限がない場合でも署名を定義できます。
「自分の署名」クイック処理は、次の条件を満たす場合にのみ表示されます。
- Redwoodユーザー・エクスペリエンスが有効になっている
- 個人署名を有効にするプロファイル・オプションの値が「はい」に設定されている(「ORA_SVC_HRHD_ENABLE_PERSONAL_SIGNATURE」または「ORA_SVC_ISR_ENABLE_PERSONAL_SIGNATURE」)。
- エージェントに「署名の管理」(SVC_MANAGE_SIGNATURE_PRIV)権限がある
エージェントの署名はEメールの本文に含まれるため、Eメールテンプレートに追加の署名を含める必要はありません。
主なリソース
これは、23Cのサービス・センターの新機能に含まれているものに似ています。
この機能のデモは、「Create a Personal Signature - WN 23D」 - Oracle Video Hubを参照してください。
アクセス要件
エージェントがこの機能を使用するには、「署名の管理」(SVC_MANAGE_SIGNATURE_PRIV)権限が必要です。
この権限は、標準のジョブ・ロールに含まれています。
- 次世代人事ヘルプ・デスク・エージェント
- 次世代人事ヘルプ・デスク・マネージャ
- 次世代人事ヘルプ・デスク管理者
- 内部ヘルプ・デスク・エージェント
- 内部ヘルプ・デスク・マネージャ
- 内部ヘルプ・デスク管理者
この権限は、次の職務ロールにも付与されています。
- HRサービス・リクエスト管理
- HRサービス・リクエスト分析
- HRサービス要求管理
- 内部サービス・リクエスト管理
- 内部サービス・リクエスト分析
- 内部サービス・リクエスト管理
処理プランを使用した内部サービス・リクエストからのナレッジ項目のドラフト
管理者は、内部ヘルプ・デスクのナレッジ項目のドラフトに使用できる処理または処理プランを構成できるようになりました。これまで、これはHRヘルプ・デスクでは可能でしたが、この機能が内部ヘルプ・デスクにも追加されるようになりました。
この機能を構成すると、エージェントはすでに作成されている言葉遣いを使用してナレッジ項目をすばやくドラフトし、状況を説明または解決できます。
有効化のステップ
新しい処理の作成:
-
「設定および保守」に移動します。
-
左上のドロップダウンから「設定」「ヘルプ・デスク」を選択します。
-
機能領域の「処理プラン」をクリックします。
-
「処理プラン処理の管理」をクリックします。
-
「処理の作成」をクリックします。
-
処理名として「ナレッジの作成」と入力します。
-
ドロップダウン・リストを使用して、ISRのストライプ・コードと適切なビジネス・ユニットを選択します(該当する場合)。
-
「カテゴリ」を選択します。
-
「区分」を選択します。
-
「処理タイプ」に「項目」を選択します。
-
ノート: 項目タイプの処理を作成できます。処理のストライプ・コードを選択し、処理のサブタイプを選択する必要があります。「属性マッピング」セクションは、他のタイプの処理に必要であるため、移入する必要があります。
-
-
処理表示を「内部のみ」として選択します。
-
処理のコンテキストを「内部ヘルプ・デスク・リクエスト」として入力します。
-
タスクにかかる期間を表す数値を入力します。5分を選択すれば、この処理には十分です。
-
ドロップダウン・リストからストライプ・コード「内部サービス・リクエスト」を選択します。
- タイプ: ISR
- ストライプ: ORA_SVC_ISR
-
属性マッピングを追加します。
-
「追加」アイコンをクリックします。
-
「属性」選択リストから、移入するフィールドを選択します。
-
「マップ先」列で、フィールドの移入元を選択します。
- 処理プラン・テンプレートの管理の手順に従って、新しい処理を含む処理プランを作成します。
-
ヒントおよび考慮事項
エージェントがナレッジ項目をドラフトする場合は、処理バーで「処理の追加」「ナレッジの作成」と入力して選択できます。
主なリソース
処理プランの概要では、処理プランの構成方法を説明しています。
この機能の一般提供の開始後、Oracle Video Hub (https://videohub.oracle.com/category/Cloud+Applications%3ECustomer+Experience%3ECX+Service%3EFusion+Service%3EHelp+Desk/298218042)で構成および使用方法を示すビデオを参照してください。
アクセス要件
エージェントがこの機能を使用するには、CSO_KNOWLEDGE_AUTHORING_REDWOOD_USER_INTERFACE権限が必要です。ナレッジ作成サービス(ORA_CSO_KNOWLEDGE_AUTHOR_SERVICE_JOB)のロールも追加すると、さらに便利です。
これを構成するには、次の権限が必要です。
- 処理プランの編集 (SVC_EDIT_ACTION_PLAN)
- 処理プランの作成(SVC_CREATE_ACTION_PLAN)
- 処理プランの設定(SVC_SETUP_ACTION_PLAN)
処理プランを作成するには、SVC_ENABLE_ACTION_PLANを「はい」に設定する必要があります。これは、ヘルプ・デスクの「設定および保守」の「処理プラン・プロファイル・オプションの管理」タスク内にあります。
ナレッジ作成者のロケールが選択されている必要があります。
ヘルプ・デスク・リクエストをコピーする際に、エージェントは、新しい複製されたリクエストにコピーする添付を選択できるようになりました。エージェントが処理バーから「ヘルプ・デスク・リクエストのコピー」オプションを選択した場合、添付をコピーするオプションが表示されます。
これにより、リクエストを複製するときにエージェントの時間が節約され、ドキュメントをダウンロードして再度添付する必要がなくなるため、より安全になります。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントおよび考慮事項
エージェントがヘルプ・デスク・リクエストをコピーできないように制限するには、処理バーからこのオプションを削除します。
アクセス要件
添付をコピーするには、エージェントに添付の表示および追加を許可する権限が必要です:
- 添付の表示(SVC_VIEW_ATTACHMENT)
- 添付の追加(SVC_ADD_ATTACHMENT)
ヘルプ・デスク・リクエストの監査ログを表示する際に、エージェントは、変更された担当者、メッセージ、マイルストンなどの監査済の子オブジェクトを表示するよう選択できるようになりました。
ヘルプ・デスク・リクエストで子オブジェクトを監査できるため、リクエストの処理方法が幅広く表示されます。
有効化のステップ
子オブジェクトをすでに監査している場合は、追加の設定ステップはありません。ただし、この新機能を使用して、管理者が監査対象を変更する場合は、監査ログに表示する項目を含める必要があります。
そのためには、管理者は次のステップを実行する必要があります。
- 「設定および保守」に移動します。
- 右側で、「タスク」ドキュメント・バーをクリックしてオプションを展開し、「検索」リンクをクリックします。
- 「監査%の管理」と入力し、「検索」アイコンをクリックします。
- 「監査ポリシーの管理」をクリックします。
- 「Oracle Fusion Applications」行で、監査レベルがまだ選択されていない場合は「監査」に変更し、ビジネス・オブジェクト属性の構成ボタンをクリックします。
- 「製品」ドロップダウンから「サービス」を選択します。
- 監査する項目を確認します。
- 「保存」をクリックします。
- 左側の「オブジェクト」で、「処理」ドロップダウンを使用して「同期化」を選択します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
ヒントおよび考慮事項
監査履歴を表示するには、ヘルプ・デスク・リクエストを表示しているときに、ページ上部の処理バーに「監査履歴の表示」と入力します。
デフォルトでは、ヘルプ・デスク・リクエスト・オブジェクトの特定のフィールドのみが監査されます。さらに別のフィールドを監査する場合は、「設定および保守」を使用して追加する必要があります。
主なリソース
ヘルプ・デスクの構成の詳細は、ヘルプ・デスクの実装ガイドを参照してください。
アクセス要件
「監査履歴の表示」権限が23Cの標準エージェント・ロールに追加されました。(FND_VIEW_AUDIT_HISTORY_PRIV)
カスタム・エージェント・ロールを作成した場合は、この権限を追加する必要があります。
Redwoodエクスペリエンスのヘルプ・デスクを使用するエージェントは、同じメッセージで更新する必要がある関連ケースまたはヘルプ・デスク・リクエストを選択できます。
これにより、複数の関連するリクエスト/ケースの一括更新が可能になるため、エージェントの時間を節約でき、問題解決に関わるすべてのユーザーとの一貫したタイムリな通信を確実に行うことができます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントおよび考慮事項
ヘルプ・デスク・リクエストにメッセージを追加することや、そのメッセージを他のリクエストまたはケースに複製することは可能ですが、ステータスを1つのリクエストからケースに一括更新することはできません。これは、ヘルプ・デスク・リクエストのステータスが常に同じとは限らず、必ずしも1対1の通信ではないためです。
主なリソース
詳細は、ヘルプ・デスクの実装ガイドを参照してください。
アクセス要件
次のロール(または「オブジェクト関係の表示」などの必要な権限を持つカスタム・ロール)では、この機能を使用できます。
- ケース実行
- ケース監督
- HRヘルプ・デスクのサービス・リクエストの管理
- HRサービス・リクエスト管理
- HRサービス・リクエスト分析
- HRサービス要求管理
- 内部サービス・リクエスト管理
- 内部サービス・リクエスト分析
- 内部サービス・リクエスト管理
エージェントは、ヘルプ・デスク・リクエストの解決を支援する同僚のエージェント(または当該領域の専門家)との内部会話を開始し、様々なチャネルを介して、そうした他のユーザーと通信できます。マネージャおよびエージェントは、ヘルプ・デスク・リクエストを解決する過程で、コラボレーションの程度に関するインサイトを内部会話を通じて得ることができます。主要メトリック(会話メッセージの着信/発信数や会話受信者数など)で裏付けされる詳細分析は、必要に応じて各ヘルプ・デスク・リクエストのレベルで可能です。新しいサブジェクト領域「ヘルプ・デスク - HRサービス・リクエスト会話メッセージ・リアルタイム」が追加されました。
内部会話の受信者情報、量およびその他の側面の可視化は、組織内で発生したコラボレーションの程度を理解するうえで役立ちます。クローズ済リクエストの解決時間をそのカテゴリ、キューまたはビジネス・ユニットや会話メッセージの性質と量とともに分析することで、改善の余地がないかを模索できます。
有効化のステップ
既存のレポートに追加するか、新規レポートで使用して、新規サブジェクト領域を利用します。レポートの作成および編集の詳細は、分析およびレポートの作成および管理のブック (「Oracle Help Center」 > 目的のアプリケーション・サービス領域 > 「Books」 > 「Administration」)を参照してください。
主なリソース
Fusion Sales and Fusion Service Transactional Business Intelligenceのサブジェクト領域ガイド。
Oracle MeのTransactional Business Intelligence Enterprise
Oracle Transactional Business Intelligenceは、Oracle® Cloudアプリケーションのすべてのユーザーが、日常的な意思決定のための非定型レポートを作成し、分析するために使用できるリアルタイムのセルフサービス・レポート作成ソリューションです。Oracle Transactional Business Intelligenceは、人事マネージャ、人事担当者、企業幹部およびライン・マネージャに、ワークフォース原価、要員配置、報酬、パフォーマンス管理、タレント管理、後任プランおよび従業員福利厚生を分析するための重要なワークフォース情報を提供します。レポートや分析を最初から作成する必要はありません。レポート共有センターの「Customer Connect」で、すべての製品のサンプル・レポートのライブラリを確認してください。
新しいサブジェクト領域「HCMコミュニケート - キャンペーン・リアルタイム」を使用して、ID、名前、目的、ステータスなどのキャンペーンに関連する詳細のレポートを作成できます。また、所有者、キャンペーンでターゲットとなっているオーディエンス、およびオーディエンスが受信した応答についてレポートできます。シードされたメトリックには、キャンペーンの数およびオーディエンスからの応答数が含まれます。
キャンペーンのレポートに加えて、就業者が完了する、キャンペーン通信のターゲットとなるジャーニについてレポートすることもできます。
有効化のステップ
既存のレポートに追加するか、新規レポートで使用して、新規サブジェクト領域を利用します。レポートの作成および編集の詳細は、分析およびレポートの作成および管理のブック (「Oracle Help Center」 > 目的のアプリケーション・サービス領域 > 「Books」 > 「Administration」)を参照してください。
アクセス要件
次の職務ロールは、このサブジェクト領域へのアクセスを提供します。
- ORA_FBI_HCM_COMMUNICATE_CAMPAIGNS_TRANSACTION_ANALYSIS_DUTY_HCM
次のジョブ・ロールは、前述の職務ロールを継承します。
- ORA_IRC_EMPLOYEE_CAMPAIGN_MANAGER_JOB