更新24A
改訂履歴
本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。
| 日付 | モジュール | 機能 | ノート |
|---|---|---|---|
| 2024年4月26日 | HCMコミュニケート | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
|
| 2024年1月26日 | Oracle MeのTransactional Business Intelligence Enterprise |
「キャンペーン」サブジェクト領域のキャンペーン対象者 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
| 2024年1月26日 | Oracle MeのTransactional Business Intelligence Enterprise |
キャンペーンの受信者トラッキング詳細 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
| 2024年1月5日 | Celebrate |
AIを利用したレコグニション・メッセージの機能拡張 | 更新24Aで提供される新機能。 |
| 2024年1月5日 |
Celebrate |
貢献の編集および削除 | 更新24Aで提供される新機能。 |
| 2024年1月5日 |
Celebrate |
マネージャ主導のレコグニションおよび報奨 | 更新24Aで提供される新機能。 |
| 2023年12月1日 | 初版作成。 |
概要
HCM Cloudアプリケーションについては、このWhat's Newに記載されている次の2つのタイプのパッチを取得できます。
- リリース更新(24A、24B、24C、24D)
- 各更新に対するオプションの月次メンテナンス・パック
環境で使用しているリリース更新を把握することが重要です。これはクラウド・ポータルで確認できます。
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お客様のアイデアをお聞かせください
ご意見をお待ちしています。製品の改善方法についての提案がございましたら、お知らせください。Oracle Customer Connectのアイデア・ラボに移動して、アイデアを入力してください。この文書の機能名の後に電球アイコンが表示されている箇所はすべて、お客様のアイデアを実現した機能です。
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全HCM製品に関して推奨される参照ドキュメント:
- HCM Common What's New - このWhat's Newでは、アプリケーション全体で使用される機能について記載されています。
- Human Resources What’s New – グローバル人事管理の項では、他のアプリケーションが基盤としているベース・アプリケーションの機能を確認できます。
ノート: すべてのグローバル人事管理機能が、タレントおよび報酬製品で使用できるわけではありません。
- Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)これらのドキュメントには、バグ修正および考えられる既知の問題が記載されています。また、現在使用しているか、今後移行するリリース更新バージョンに基づいて、次のドキュメントも参照することが必要になります。
- Oracle Help Center – ここでは、ガイド、ビデオおよび検索可能なヘルプを見つけることができます。
- リリース・レディネス – 新機能のサマリー、新機能、機能リスト・スプレッドシート、スポットライトおよびリリース・トレーニング
フィードバックをお寄せください
本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。HCM Cloudの新機能に関するお問い合せかフィードバックかを電子メールの本文または件名に明記してください。
機能のサマリー
列の定義:
レポート = 新規または変更され、Oracleで提供される、実行準備が完了したレポート。
UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は通常、フィールド、検証またはプログラムの小さな変更で構成されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小限になります。
UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、より複雑に設計されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は高くなります。
使用できない状態で提供される機能 = これらの機能をエンド・ユーザーが使用するにはアクションが必要です。これらの機能は無効化された状態で提供され、有効にするかどうかや有効にする時期を任意で選択します。たとえば、a)新規または拡張BIサブジェクト領域は、レポートにまず組み込む必要があり、b)新規Webサービスは使用する前に統合する必要があり、c)ユーザー・ロールに機能を割り当てないと機能にアクセスできません。
| エンド・ユーザーがすぐに使用可能 レポートおよび小規模なUIまたはプロセスベースの新機能は、更新後のユーザーに対する影響を最小限に抑えます。したがって、顧客受入れテストでは、大規模なUIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当ててください。 |
エンド・ユーザーが使用する前に顧客による処理が必要 これらの機能を使用するために、膨大な作業は不要です。選択的に使用するよう選択すると、テストおよびロールアウトのタイミングを設定できます。 |
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|---|---|---|---|---|---|---|
| 機能 |
レポート |
UIまたは |
UIまたは |
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Redwoodエクスペリエンスのヘルプ・デスクでコンピュータ電話統合(CTI)を使用可能
MCAフレームワークを使用して、Redwoodユーザー・インタフェースのヘルプ・デスクでコンピュータ電話統合(CTI)を使用できるようになりました。着信通話が適切なエージェントにルーティングされ、発信者の発信電話番号が認識されると、着信通話の発信者の情報が自動的に表示されます。着信通話を受信するには、UIシェルの電話の空き時間アイコンをクリックして、エージェントが対応可能であることを自分で設定する必要があります。
これにより、エージェントは、従業員のEメール・アドレスなどの情報を使用して発信者の識別情報を確認し、エージェントが権限を持つ、従業員に関連したすべての要求をすばやく確認できます。着信電話番号に複数の従業員が関連付けられている場合は、エージェントが従業員のリストからプライマリ連絡先を選択できます。エージェントは、通話の終わりにメモを追加して、結果を記録することもできます。
有効化のステップ
MCAフレームワークは、サード・パーティの電話プロバイダに接続するためのインタフェースを提供します。実装するお客様は、MCA統合を提供する電話パートナと共同作業するか、自社の社内開発者を雇用して電話APIとFusionの間のアダプタを開発する必要があります。
ヒントおよび考慮事項
この機能では、ユーザーがグローバル・シェルで自分の可用性を設定する必要があります。 可用性管理にユーザーがアクセスできるようにするには、次を確認してください
「設定および保守」で、次を確認します:
- 「管理者プロファイル値の管理」-> ORA_SVC_MCA_GLOBAL_PRESENCE_ENABLED = 「はい」
- 「管理者プロファイル値の管理」-> SVC_HD_SHOW_AVAILABILITY = N
- オムニチャネル・プロファイル・オプションの管理-> SVC_ENABLE_OMNI = 「はい」
「プリファレンス」で、次を確認します:
- 「メディア・ツールバー」->メディア・ツールバーの上書き = Redwood参照ツールバー
グローバル・シェルでの出席および可用性の設定の詳細は、23Cの新機能を参照してください。
Oracle Cloud Marketplaceには、オラクルのMCAフレームワークとの統合を提供する、次のようなベンダーがリストされています:
- OpenMethods PopFlow
- OpenMethods Harmony (B2BサービスにはHarmonyを選択してください)
- Five9 (Oracle B2B Service用のクラウド・コンタクト・センター)
前述のリストには、この利用可能リストをお読みの時点で利用可能なパートナの一部が含まれていない可能性があります。提供されているMCAメディア・ツールバーAPIを使用して、他の音声プロバイダとの統合を構築することもできます
主なリソース
次の情報も参考になる場合があります:
- コンピュータ電話統合(CTI)とは(oracle.com)
- UIイベント・フレームワーク(UEF)を使用した、Redwoodユーザー・エクスペリエンスのサービス・センターの電話統合 — Cloud Customer Connect (oracle.com)。ただし、RedwoodエクスペリエンスのHRヘルプ・デスクでは、現在UEFフレームワークを使用していません。
- メディア・ツールバーAPIをロードする方法(oracle.com)
- メディア・ツールバーAPIとは
この機能が一般提供された後しばらくすると、Oracle Video Hubでデモをご覧いただけるようになります。
アクセス要件
電話が有効になっているユーザーは、この機能をデフォルトで使用できます。エージェントは、電話チャネルに対して、自分が対応可能であることを設定する必要があります。
Oracle Me従業員エクスペリエンス
HCMコミュニケート
HCMコミュニケートは、従業員に送信する会社の連絡を作成、ターゲット設定および追跡するための強力な手段を連絡チームに提供します。この製品により、チームが従業員とのコミュニケーションに細かいターゲットを設定して、従業員のエンゲージメントに基づいて将来のコミュニケーションのターゲットを変更できます。HCMコミュニケートでは、使いやすくテンプレート化されたWYSWYGコンテンツ作成機能を提供して、連絡チームによるエンゲージメント・コンテンツの迅速な作成を可能にします。コミュニケーション・チームは、組織内の他のユーザーのかわりに連絡を送信できます。HCMコミュニケートでは、組織が従業員と効果的にエンゲージするための強力なツールキットが提供されます。HCMコミュニケートには、Fusion HCM Communicate Cloud Serviceのサブスクリプションが必要です。お客様は、HCMコミュニケートを使用する前に、まずこのサービスをサブスクライブする必要があります。
コミュニケート・キャンペーンのすべて表示機能権限および権限名の更新
新しいすべてのHCMコミュニケート・キャンペーンの管理セキュリティ権限を持つスーパーユーザーになります。この権限を持つキャンペーン管理者は、コミュニケーション・チームのメンバーまたは所有者でなくても、すべてのキャンペーンを表示および管理できます。
新しいセキュリティ権限を使用して、すべてのキャンペーンを簡単に管理できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントおよび考慮事項
この機能の一部として、次の既存の権限も更新されました:
- 「採用キャンペーンの表示」機能権限が集計権限になりました。
- 従業員キャンペーンの管理権限が「HCMコミュニケート・キャンペーンの管理」という名前になりました。
- 従業員キャンペーンの構成権限がHCMコミュニケート・キャンペーンの構成という名前になりました。
アクセス要件
これらの権限を現在使用しているロールについては影響はありません。新しいカスタム・ロールを定義する場合は、変更後の権限名を使用していることを確認してください。
HCMリストの利用によるキャンペーン対象者の定義
HCMリストおよび適格プロファイルを使用して、「一般」および「応答の取得」の1回限りのキャンペーンの対象者を定義できるようになりました。キャンペーン管理者は、フィルタ済リスト・モジュールを使用して、事前定義済HCMリストを構成できます。「コミュニケート」をコンテキストとして作成したリストはすべてアクティブになり、キャンペーン・マネージャが「対象者」タブのHCMリストで選択すれば、特定の対象者をキャンペーンのターゲットにできます。HCMリストを保存すると、その時点の対象者の人数が「対象者ブレークダウン」リージョンに表示されます。

HCMリスト・オプション

対象者ブレークダウン
対象者メンバーの事前定義済リストをターゲットに設定し、その時点の対象者の人数を確認できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
主なリソース
キャンペーン・リストRedwood
「コミュニケート」ページを使用して、次のキャンペーン詳細をプレビューします:
- すべてのキャンペーン
- キャンペーン内の対象者メンバーの人数
- キャンペーンのステータス
- キャンペーンのアクティビティ
キャンペーン・マネージャは、すべてのキャンペーンの概要の確認、名前、摘要またはキャンペーン番号によるキャンペーンの検索、ステータス、作成日、所有者および目的によるキャンペーンのフィルタを実行できます。

「コミュニケート」ページ
自分がキャンペーン・マネージャとして管理しているすべてのキャンペーンをすばやく表示およびアクセスします。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
キャンペーンのクリック・トラッキング
サブジェクト領域の機能拡張は次のとおりです。
- クリック・トラッキング詳細という新しいディメンション
- ファクト - クリック・トラッキングという新しいファクト・フォルダ
この機能拡張により、リンクのクリック数およびクリックが発生した日付をレポートできます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
Touchpoints
Oracle Touchpointsでは、従業員とマネージャの間に、継続的なヒアリングとアクションのチャネルを提供し、信頼関係の構築、従業員定着率の向上、成長の促進につながる有意義なやり取りを促します。Touchpointsは別売商品です。
マトリックス・マネージャの従業員エンゲージメントへのアクセス
マトリックス・マネージャが、直属の部下に加えてライン外の部下とのエンゲージメント・レベルを引き上げられるようになりました。ライン外の部下のエンゲージメント・メトリック、パルス・スコアおよびチェックイン・ステータスを表示できます。また、チェックインをスケジュールしたり、セレブレーションを送信したり、リクエストされたフィードバックや随時フィードバックを提供したりすることもできます。
「タッチポイント要約」ページの次のセクションに、マトリックス・マネージャのライン外の部下および直属の部下に関連するデータが含まれるようになりました:
- チーム - 平均対応
- 組織 - 平均対応
- チーム - 平均チェックイン
- 組織 - 平均チェックイン
- パルス・スコアの比較チャート
- 当月の完了済および待ち状態のチェックイン
- チーム・パルス・スコア
- 近日中のチェックイン
- 期限超過チェックイン
従業員と選択されているマトリックス・マネージャとの間に複数のアサイメントがある場合、これらのメトリックには複数のアサイメントに関するデータが含まれます。また、マトリックス・マネージャの各アサインメントには、すべてのライン外部下のデータが含まれます。
チェックインには、1回限りおよび繰返しのタッチポイント・チェックインとパフォーマンス・チェックインが含まれます。「近日中のチェックイン」セクションには、次の30日以内に開始される最初のチェックインが表示されます。従業員とマネージャとの間に2つの異なるアサインメント用の2つのチェックインがある場合、チェックインの早い方が表示されます。これは、繰返しチェックインにも適用されます。

チームの切替
マトリックス・マネージャにライン外部下がおり、それらのライン外部下もまたマトリックス・マネージャである場合に、マネージャはライン外部下のチームに切り替えて、そのチームのエンゲージメント・メトリック、パルス・スコア・データおよびチェックイン・ステータスを表示できます。そのチームのすべてのマトリックスおよび直属の部下のデータが含まれます。マネージャは、マトリックス階層または直属部下の階層内の最下位レベルまでドリルダウンして、選択したチームに関連するデータを表示できます。
「チームの切替」パネルでは、組織階層はブレッドクラムとして表示されます。
チーム間の切替
従業員リストおよび詳細ページ
「従業員」リスト・ページには、選択したマトリックス・マネージャのすべてのライン外の部下および直属の部下が表示されます。各従業員にはアサインメントに関連するロール名も表示されます。従業員に複数のアサイメントがある場合は、アサイメントごとに従業員名が繰り返し表示され、それぞれのロール名も表示されます。

従業員のリスト
ここからマネージャは、自身のライン外の部下の詳細ページにナビゲートできます。そのページから、直属の部下に対して実行できる次のようなすべてのタスクを実行できます:
- ライン外の部下がサーベイに応答した場合のパルス・スコア・グラフの表示
- 過去および将来のチェックインの表示(パフォーマンス、1回限りおよび繰返しのタッチポイント・チェックインを含む)
- ライン外の部下に送られたセレブレーションの表示
- 随時および要求されたフィードバックの表示(マネージャと共有されている場合)
- チェックインの作成
- セレブレーションとフィードバックの送信
- インサイト・トピックの推奨とパフォーマンス目標の表示およびチェックインへの追加
マトリックス・マネージャは、複雑な組織構造における従業員のエンゲージメントを維持および改善するうえで不可欠な存在です。これらの機能はマトリックス・マネージャの効果性を高めることを目的に設計されており、マネージャはライン外および直属の部下が含まれた完全な組織階層内でエンゲージメントおよび対応の詳細を包括的に把握できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
主なリソース
Celebrate
Oracle ME従業員エクスペリエンス・プラットフォームの一部であるOracle Celebrateを使用して、従業員の卓越した取り組みを評価します。組織全体のコア値に基づいて認定プログラムを作成します。従業員がこれらのプログラムに参加したり、他の人がダッシュボードで表示および反応できる祝辞メッセージを投稿したり、報奨ポイントを送信できるようにします。この製品を使用するには、Touchpoints製品のライセンスが必要です。
報奨プログラム
報奨プログラムを作成して報奨を送ることで、従業員の成果を評価できるようになりました。
このようなプログラムを作成および管理するには、「レコグニションおよび報奨プログラム」ページを使用します。

「レコグニションおよび報奨プログラム」ページ
報奨を有効にするには、少なくとも1つの報奨プログラムを作成する必要があります。プログラム設定を構成するには、ワークフォース認定および報酬プログラム管理者ジョブ・ロールが必要です。
「レコグニションおよび報奨プログラム」ページにアクセスするには、「Celebrate」の下にある「ナビゲータ」>「自分のクライアント・グループ」>「詳細の表示」>「プログラムの構成」をクリックします。
報奨プログラムには開始日と終了日があります。これらのプログラムでは、ポイント、コア値およびイメージのセットを使用します。レコグニションと同様、報奨には報奨ポイントがあります。個人に報奨を送る際は、最大50ポイントまで送ることができます。
また、アプリケーション外で引換可能な他の報奨を従業員に送信することもできます。従業員の報奨の引換方法も指定できます。たとえば、チーム報奨である夕食代金について、その払戻方法を提示できます。
プログラム所有者を追加して、そのプログラムが所有者の組織の全員に適用されるようにできます。
報奨プログラムを作成すると、マネージャがダッシュボードから報奨を送信できるようになります。
従業員は、Oracle Celebrate作業領域を使用して、組織内で発生したすべてのレコグニションおよび報奨を表示できます。
「Celebrate」カテゴリの下にある「ナビゲータ」>「自分」>「詳細の表示」>「Celebrate」をクリックして、この作業領域にアクセスします。

「Celebrate」作業領域
従業員はいいねを通じて報奨に反応できます。報奨を選択すると、その詳細および報奨に関する他者のコメントが表示されます。コメントに反応して応答できます。
報奨プログラムを使用して、組織は従業員の貢献と成果を認め、報奨し、賞賛できます。
有効化のステップ
報奨プログラムを作成するには、「Celebrate」の下にある「ナビゲータ」>「自分のクライアント・グループ」>「詳細の表示」>「プログラムの構成」をクリックします。
管理者ダッシュボード
新しいダッシュボードを使用して、チームがOracle Celebrateをどのように使用しているかについてのインサイトを取得できます。

チームの概要
「報奨を送る」ボタンをクリックして、従業員の成果を評価できます。個人、報奨プログラム、評価対象のコア値、および報奨の本質を伝える適切なイメージを選択します。素晴らしい仕事を評価するのにふさわしい見出しと祝福メッセージを記述できます。
このバージョンのOracle Celebrateには、次のダッシュボード・ページが含まれています:
- 概要
- 従業員
- 報奨
| ページ名 |
説明 |
ナビゲーション |
|---|---|---|
| 概要 |
これはメイン・ページであり、チーム内のレコグニション・アクティビティ(送受信したレコグニションの合計数など)が一目でわかるサマリーを提供します。また、このページから従業員に報奨も送信できます。 過去12か月のレコグニション・アクティビティのトレンドをグラフで視覚的に表示できます。このデータは、季節的なトレンドやエンゲージメントの変化を特定するのに役立ちます。 このページでは、送受信されたレコグニションに頻繁に関連付けられているコア値が強調表示されます。このデータはチーム内で最も重視されている値を識別するのに役立ちます。 リーダー・ボードには、最も多くのレコグニションを受けた従業員が表示されます。これは健全な競争を促進し、レコグニションを頻繁に実施する意欲をチーム・メンバーにもたらします。 「概要」ページには、報奨専用のセクションも含まれています。ここには従業員によって送受信された報奨の数が表示され、過去12か月の報奨アクティビティのトレンドがグラフで表示されます。 |
「ナビゲータ」>「自分のチーム」>「詳細の表示」>「チームの概要」をクリックします。 |
| 従業員 |
「従業員」ページには、チーム・メンバーのリストが様々なフィルタやソートのオプションとともに表示されます。このページから、チーム・メンバーのレコグニションや報奨の送信が可能です。要約ページにドリルダウンして、個々の従業員情報を表示することもできます。 |
「ナビゲータ」>「自分のチーム」>「詳細の表示」>「チームの概要」をクリックします。 |
| 報奨 |
「報奨」ページには、チームが受信した報奨のリストが様々なフィルタおよびソート・オプションとともに表示されます。 |
「ナビゲータ」>「自分のチーム」>「詳細の表示」>「チームの概要」をクリックします。 |

「従業員」ダッシュボード

「従業員」ダッシュボード--詳細

「報奨」ダッシュボード
ダッシュボードは、組織内のレコグニションおよび報奨の文化を追跡、分析および強化するのに役立ちます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
マネージャ主導のレコグニションおよび報奨
レコグニション・プログラムと報奨プログラムの両方に所有者を追加できるようになりました。プログラムの作成時に所有者を追加できます。これにより、プログラムは所有者の組織内のすべてのユーザーに適用されます。

プログラム所有者の設定
この機能拡張により、マネージャはチーム内でレコグニションおよび報奨プログラムを主導できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
貢献の編集および削除
自分のレコグニションおよびコメントを編集または削除できるようになりました。

「編集」または「削除」メニュー
この機能拡張により、自分が送信したレコグニションおよびコメントに対する柔軟性と制御性が向上します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
AIを利用したレコグニション・メッセージの機能拡張
AI支援を使用して、レコグニション用のメッセージを作成できます。AIツールでは、認定している個人の名前、選択したコア値、および表題と祝辞の改訂版を提供するために入力したドラフト・メッセージが考慮されます。
この機能拡張により、生成AI機能を利用して、レコグニション・プロセスを簡素化できます。
有効化のステップ
前提条件
-
Oracle Visual Builder Studio (VB Studio)を使用してOracle Cloud Applicationsを拡張するためのアクセス権があることを確認します。
-
このドキュメントを使用して、ユーザーが拡張機能でOracle Cloud Applicationsを操作できるようにVB Studioを設定します。
AI支援を有効にする方法は次のとおりです:
- 「ナビゲータ」>「自分」>「詳細の表示」>「Celebrate」。
- 右上隅の「設定およびアクション」メニューをクリックし、「Visual Builder Studioでページを編集」をクリックします。
- 「プロパティ」タブを選択します。
- 定数(5)タブを選択します。
- 「SHOW_AI_ASSIST」をクリックします。
- 「値」チェック・ボックスを選択します。
- 「公開」ボタンをクリックします。公開後、「取組みをどのぐらい高く評価しているかをその個人に知らせます」ボックスをクリックし、「AI支援」をクリックします。

Visual Builder Studioでページを編集

Visual Builder Studioでページを編集
ヒントおよび考慮事項
生成AI機能は、現在、米国およびカナダのデータ・センター・リージョンでホストされているお客様が使用できます。機能を使用できるデータ・センター・リージョンの詳細は、Fusion生成AIデータ・センター・リージョンの可用性のドキュメントを参照してください。
HRヘルプ・デスク
Oracle Human Resources Help Deskは、強力なHRケース管理機能を提供するネイティブ・エンゲージメント・ソリューションで、優れたHRサービス・エクスペリエンスを提供します。このアプリケーションは、就業者、マネージャおよびHRヘルプ・デスク・エージェントのサービス要求管理に関連するすべての側面をカバーします。
Oracle MeのTransactional Business Intelligence Enterprise
Oracle Transactional Business Intelligenceは、Oracle® Cloudアプリケーションのすべてのユーザーが、日常的な意思決定のための非定型レポートを作成し、分析するために使用できるリアルタイムのセルフサービス・レポート作成ソリューションです。Oracle Transactional Business Intelligenceは、人事マネージャ、人事担当者、企業幹部およびライン・マネージャに、ワークフォース原価、要員配置、報酬、パフォーマンス管理、タレント管理、後任プランおよび従業員福利厚生を分析するための重要なワークフォース情報を提供します。レポートや分析を最初から作成する必要はありません。レポート共有センターの「Customer Connect」で、すべての製品のサンプル・レポートのライブラリを確認してください。
「キャンペーン」サブジェクト領域のキャンペーン対象者
サブジェクト領域に対する次の機能拡張により、凍結された対象者とすべての対象者の両方についてレポートできるようになりました。
- キャンペーン対象者という新しいディメンション
- ファクト - キャンペーン対象者という新しいファクト・フォルダ
凍結された対象者についてレポートするには、次のいずれかのファクト・フォルダからキャンペーン対象者属性とともにメトリックを追加する必要があります。
- ファクト - クリック・トラッキング
- ファクト - 応答トラッキング
- ファクト - メッセージ受信者
すべての対象者についてレポートするには、次のファクト・フォルダからキャンペーン対象者属性とともにメトリックを追加する必要があります。
- ファクト - キャンペーン対象者
この機能拡張により、HCMコミュニケート・キャンペーン全体に存在するすべてのキャンペーン・メンバーをレポートできます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
キャンペーンの受信者トラッキング詳細
資産タイプ、SMS、Eメール、資産名、対象者セグメント、資産配信開始日と終了日、受信者数など、キャンペーンの詳細についてレポートできるようになりました。
サブジェクト領域の機能拡張は次のとおりです。
| 新規ディメンション | 新規ファクト |
|---|---|
|
|
キャンペーンに関連する詳細を含めて、HCMコミュニケート - キャンペーン・リアルタイムでのレポート機能が拡張されています。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントおよび考慮事項
アクティブなキャンペーンに対して次のESSジョブを実行する必要があります。
- キャンペーンEメール作成
- キャンペーンEメール送信
- キャンペーンEメール配信の追跡
HCMコミュニケート
OTBIメトリックのトラッキング
キャンペーン・マネージャが次の新しいメトリックについてレポートできるようになりました:
キャンペーン対象者トラッキング: 適格基準を満たしている従業員、およびキャンペーンのターゲットになっている従業員を確認できます。
キャンペーン・クリック・トラッキング: キャンペーンEメールのURLに反応した従業員の数を確認できます。
キャンペーン受信者トラッキング: 各Eメール受信者の個々の配信ステータスを確認できます。
HCMコミュニケート・キャンペーン全体で存在するすべてのキャンペーン・メンバーについてレポートします。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。