クラウド・レディネス/ Oracle Fusion Cloud Absence Management
新機能
すべて展開


  1. 更新23D
  1. 改訂履歴
  2. 概要
  3. 機能のサマリー
  4. 休暇欠勤管理
        1. スケジューリング階層の勤務パターン開始点
        2. 勤務パターン変更時の休暇欠勤の自動再処理
        3. 休暇欠勤グローバル付加フレックスフィールドからタイム・カード・フィールドへのリンク
      1. Redwoodエクスペリエンス
        1. 休暇入札
        2. 代休プラン調整のRedwoodエクスペリエンス
        3. 受給権未付与有給休暇および受給権未付与代休時間のRedwoodエクスペリエンス
    1. 休暇欠勤管理のためのトランザクション・ビジネス・インテリジェンス
        1. 休暇欠勤サブジェクト領域の承認日
  5. 休暇欠勤の重要な処理と考慮事項

更新23D

改訂履歴

本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。

日付 モジュール 機能 ノート
2023年10月27日 休暇欠勤管理Redwoodエクスペリエンス 休暇入札

文書の更新。機能情報の改訂。

2023年9月29日 休暇欠勤管理 休暇欠勤グローバル付加フレックスフィールドからタイム・カード・フィールドへのリンク

文書の更新。機能情報の改訂。

2023年9月1日     初版作成。

概要

HCM Cloudアプリケーションについては、このWhat's Newに記載されている次の2つのタイプのパッチを取得できます。

  • リリース更新(23A、23B、23Cおよび23D)
  • 各更新に対するオプションの月次メンテナンス・パック

環境で使用しているリリース更新を把握することが重要です。これはクラウド・ポータルで確認できます。

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お客様のアイデアをお聞かせください

ご意見をお待ちしています。製品の改善方法についての提案がございましたら、お知らせください。Oracle Customer Connectのアイデア・ラボに移動して、アイデアを入力してください。この文書の機能名の後に電球アイコンが表示されている箇所はすべて、お客様のアイデアを実現した機能です。

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全HCM製品に関して推奨される参照ドキュメントは次のとおりです。

  • HCM Common What's New - このWhat's Newでは、アプリケーション全体で使用される機能について記載されています。
  • 人事管理の新機能 - グローバル人事管理の項では、他のアプリケーションが基盤としているベース・アプリケーションの機能を確認できます。

ノート: すべてのグローバル人事管理機能が、タレントおよび報酬製品で使用できるわけではありません。

  • Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1) これらのドキュメントには、バグ修正および考えられる既知の問題が記載されています。また、現在使用しているか、今後移行するリリース更新バージョンに基づいて、次のドキュメントも参照することが必要になります。
  • Oracle Help Center - ここでは、ガイド、ビデオおよび検索可能なヘルプを見つけることができます。
  • リリース・レディネス - 新機能のサマリー、新機能、機能リスト・スプレッドシート、スポットライトおよびリリース・トレーニング

フィードバックをお寄せください

本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。HCM Cloudの新機能に関するお問い合せかフィードバックかを電子メールの本文または件名に明記してください。

機能のサマリー

列の定義:

レポート = 新規または変更され、Oracleで提供される、実行準備が完了したレポート。

UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は通常、フィールド、検証またはプログラムの小さな変更で構成されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小限になります。

UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、より複雑に設計されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は高くなります。

使用できない状態で提供される機能 = これらの機能をエンド・ユーザーが使用するにはアクションが必要です。これらの機能は無効化された状態で提供され、有効にするかどうかや有効にする時期を任意で選択します。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域はまずレポートに組み込む必要があり、b)新しいWebサービスを利用するには統合が必要で、c)機能にアクセスできるようにするにはまずユーザー・ロールに割り当てる必要があります。

エンド・ユーザーがすぐに使用可能
(機能が使用可能な状態で提供)

レポートおよび小規模なUIまたはプロセスベースの新機能は、更新後のユーザーに対する影響を最小限に抑えます。したがって、顧客受入れテストでは、大規模なUIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当ててください。

エンド・ユーザーが使用する前に顧客による処理が必要
(機能は無効化状態で提供)

これらの機能を使用するために、膨大な作業は不要です。選択的に使用するよう選択すると、テストおよびロールアウトのタイミングを設定できます。

機能

レポート

UIまたは
プロセスベース:
小規模

UIまたは
プロセスベース:
大規模*

休暇欠勤管理

スケジューリング階層の勤務パターン開始点

勤務パターン変更時の休暇欠勤の自動再処理

休暇欠勤グローバル付加フレックスフィールドからタイム・カード・フィールドへのリンク

Redwoodエクスペリエンス

休暇入札

代休プラン調整のRedwoodエクスペリエンス

受給権未付与有給休暇および受給権未付与代休時間のRedwoodエクスペリエンス

休暇欠勤管理のためのトランザクション・ビジネス・インテリジェンス

休暇欠勤サブジェクト領域の承認日

休暇欠勤の重要な処理と考慮事項

休暇欠勤管理

Oracle Absence Managementは柔軟に構成できるグローバル・ソリューションで、組織の従業員の休暇欠勤を管理できます。このフレームワークにより、複雑な休暇欠勤プランと多様な休暇欠勤プランの両方を定義できます。Oracle Cloud Global PayrollおよびTime and Labor製品と統合され、管理者および従業員のロール専用の作業領域が提供されます。従業員の休暇欠勤データ入力用に簡易ユーザー・インタフェースが用意されています。

スケジューリング階層の勤務パターン開始点

休暇欠勤タイプ設定ページの「スケジュール階層開始点」フィールドに「勤務パターン」という新しいオプションがあります。このオプションを選択すれば、その勤務パターンをスケジューリング階層の開始点として設定できるようになりました。ここで選択するオプションによって、従業員の休暇欠勤エントリおよび適用可能な支給の期間が決まります。

「スケジュール階層開始点」フィールドの「勤務パターン」オプション。

スケジュール階層の開始点として勤務パターンを選択すると、そのレベルで検索が開始されて、スケジュールまたは関連する勤務時間が見つかるまで検索が続きます。

「スケジュール階層開始点」フィールドの新しい勤務パターン・オプションを使用して、スケジュールまたは関連する勤務時間の検索を勤務パターン・レベルで開始して下位レベルまで続行できるようになりました。

有効化のステップ

この機能を有効にするために必要な手順はありません。

勤務パターン変更時の休暇欠勤の自動再処理

従業員の勤務スケジュールがHCM全体で変更されたときに、休暇欠勤が自動的に再処理されるように、HCMイベントを使用して休暇欠勤タイプを構成できるようになりました。これにより、複数の休暇欠勤プロセスをスケジュールして、休暇欠勤タイプや従業員全体を対象にした、このような再処理を管理する必要がなくなります。

従業員の勤務パターンが変更されるたびに複数のプロセスをスケジュールしなくても、HCMイベントを使用して休暇欠勤を効率的に再処理できます。

有効化のステップ

イベント条件の構成

イベント条件を作成する方法を次に示します:

  1. 「自分のクライアント・グループ」タブで、「HCMエクスペリエンス設計スタジオ」クイック処理をクリックします。
  2. 「イベント条件」をクリックします。
  3. 「追加」をクリックします。
  4. 必要なイベントの詳細を入力します。要件に基づいて、エンティティを「勤務パターン・アサイメント」、「勤務パターンの休憩」または「勤務パターンのシフト」に指定します。「条件詳細」セクションで、イベントをトリガーする条件の詳細を入力します。特定のデータが古いものから新しいものに変更される方法の詳細を入力する必要があります。
  5. 「保存してクローズ」をクリックします。

休暇欠勤タイプの構成

イベント条件を構成したら、どの休暇欠勤タイプでそのイベントを追跡するか、およびイベントが検出されたときに何を実行するかを指定する必要があります。イベントに応答するように休暇欠勤タイプを構成するには、次の手順に従います。

  1. 休暇欠勤タイプ設定ページで、新しく追加された「追加詳細」タブをクリックします。
  2. 「イベント処理」セクションで、「選択して追加」をクリックします。
  3. 「イベント処理ルールの選択および追加」ウィンドウで、「イベント」からイベントを選択します。「応答」オプションからオプションを選択して、このイベントが発生したときに、休暇欠勤プランがどのように応答するかを設定できます。
  4. 「OK」をクリックします。
  5. 「保存してクローズ」をクリックします。

休暇欠勤タイプの設定が完了したら、「イベントの処理」休暇欠勤プロセスを使用して、すべてのイベントを処理できます。このプロセスには、「自分のクライアント・グループ」→「休暇欠勤」→「休暇欠勤プロセスのスケジュールおよびモニター」からアクセスできます。

休暇欠勤グローバル付加フレックスフィールドからタイム・カード・フィールドへのリンク

休暇欠勤エントリDFF (ANC_PER_ABSENCE_ENTRIES_DFF)のグローバル・セグメントを使用して、タイム・カードの休暇欠勤エントリに入力された原価上書きを休暇欠勤管理および給与に渡すことができるようになりました。

「データ・ディクショナリ時間属性の生成」プロセスを使用して、エレメント・エントリ・レベルで原価上書き可能なすべての原価配賦キー・フレックスフィールド・セグメントに時間属性を作成します。

これらの時間属性がタイム・カード・フィールドに関連付けられており、就業者の時間入力プロファイルに含まれている場合は、就業者が時間を入力するときに原価計算セグメントを上書きできます。勤怠管理により、原価上書きが給与に送信され、給与の原価計算プロセスに適用されます。

以前は、この値が休暇欠勤管理に渡されなかったため、タイム・カードの休暇欠勤エントリに入力された原価上書きは無視されて、給与計算に渡されませんでした。このリリースでは、勤怠管理により原価上書きが休暇欠勤管理に渡されます。

原価配賦キー・フレックスフィールド・セグメントと同じ名前のグローバル休暇欠勤エントリDFFが存在する場合は、そのグローバル・フレックスフィールド・セグメントに原価上書きが格納されます。この値が給与に渡されて、給与の原価計算プロセスに適用されます。

休暇欠勤エントリDFFのグローバル・セグメントを使用して、すべての休暇欠勤入力方法の休暇欠勤トランザクションの原価上書きを取得します。

有効化のステップ

休暇欠勤グローバル付加フレックスフィールドをタイム・カード・フィールドにリンクするには、休暇欠勤と勤怠管理の新しい統合を使用する必要があります。この新しい統合は、休暇欠勤と勤怠管理の新しい実装にはすでに導入されています。ただし、勤怠管理および休暇欠勤管理をすでに使用している場合は、新しい統合アーキテクチャにアップグレードする必要があります。

まず次に示すように、ANC_TM_NEW_INTG_ENABLE参照タイプを作成する必要があります:

フィールド

参照タイプ名

ANC_TM_NEW_INTG_ENABLE

参照タイプの内容

休暇欠勤管理と勤怠管理の統合のアップグレード

参照タイプ摘要

休暇欠勤管理と勤怠管理の新しい統合アーキテクチャへのアップグレード

モジュール

グローバル休暇欠勤

RESTアクセス保護

セキュア

参照コード

ANC_YES

使用可能

チェック・ボックスを選択する

意味

ANC_YES

次に、既存の休暇欠勤データを新しいデータ・モデルに移行する必要があります。

ノート: 移行プロセスを本番環境で実行した後は、休暇欠勤データを古いデータ・モデルに戻せません。本番環境でアップグレードを実行する前に、本番前の環境でアップグレードをテストすることが非常に重要です。

次にその方法を示します。

  1. 「設定および保守」作業領域の「タスク」パネル・タブで「検索」をクリックします。

  2. 「検索」ページで、「機能アップグレード」を検索してクリックします。

  3. 「プロセス・フロー」ページで、「スケジュール」をクリックします。

  4. 「スケジュール」ページで、「機能アップグレードの実行」をクリックします。

  5. 「スケジュール: 機能アップグレードの実行」ページで、次のようにフィールドに入力します:

    フィールド

    プロセス・フロー

    「新しいデータ・モデルへの休暇欠勤データの移行」などの名前を入力します。

    機能

    休暇欠勤の時間リポジトリのアップグレード

    プロセス構成グループ

    プロセスのエラー・ロギングおよびマルチスレッドを管理するためのグループを選択します

    追加情報

    移行のカットオフ日をdd/mm/yyyy形式で入力します。この日付は、新しいアーキテクチャにアップグレードする既存の休暇欠勤を移行プロセスで決定するために使用されます。入力した日付の31日前から存在するタイム・カードのすべての休暇欠勤がアップグレード対象とみなされます。

  6. 「送信」をクリックします。実行されるプロセスは次のとおりです:

  • アップグレードに適格なオブジェクトの計算: このプロセスでは、「適格オブジェクトのアップグレード」プロセスでアップグレードの対象になる従業員レコードがすべて計算されます。

  • 適格オブジェクトのアップグレード: このプロセスでは、実際のデータ・アップグレード・タスクが実行されます。

Redwoodエクスペリエンス

次に示すページやフローは、ユーザー・エクスペリエンスを向上させるためにRedwoodツール・セットのVisual Builder Studio (VB Studio)で再作成されました。ページまたはフローの表示および動作は、Redwoodのページまたはフローと同様であり、アプリケーションの一体感が高まります。

休暇入札

新しい入札機能を使用して、従業員が休暇に入札できるようになりました。2組の休暇欠勤日を第1および第2プリファレンスとして送信できます。構成済ルール、および年功起算日、送信日時などのその他の要因に応じて、マネージャはこれらの入札を承認または否認できます。特定の期間に複数の休暇欠勤要求が競合する場合は、その日に休暇を取得できる人を管理者が決定し、他の従業員は別の日に休暇を取得するようにできます。

従業員が入札を作成および送信する方法を次に示します:

  1. 「自分」 > 「時間および休暇欠勤」 > 「休暇欠勤入札」をクリックします。
  2. 休暇欠勤入札の詳細を入力します。
  3. 「第2プリファレンスの追加」チェック・ボックスを選択すると、第2プリファレンスの開始日フィールドと終了日フィールドが有効になります。

「新規休暇欠勤入札」ページ。

  1. その他の必要な追加情報を入力し、「送信」をクリックして入札を送信します。

また、従業員は「休暇欠勤バランス」および「既存の休暇欠勤」ページから「休暇欠勤への入札」ボタンを使用して、休暇欠勤に入札することもできます。

「休暇欠勤バランス」ページの「休暇欠勤への入札」ボタン

「既存の休暇欠勤」ページの入札ステータス

マネージャは、送信された入札を「休暇欠勤プランニング」ページで確認できます。会社のルールに応じて、このページの他の休暇要求とともに入札を承認または否認できます。承認された入札は休暇欠勤要求に変換されます。ライン・マネージャが唯一の承認者である場合は、承認された入札が予定休暇欠勤になります。このページには、「自分のチーム」 > 「詳細の表示」 > 「休暇欠勤プランニング」からアクセスできます。

「休暇欠勤プランニング」ページの休暇欠勤入札

新しい休暇欠勤入札機能を使用して、特定の日付の休暇欠勤に就業者が入札できるようになりました。入札機能は、休暇欠勤タイプの設定ページから有効にできます。

有効化のステップ

休暇欠勤タイプに対して入札を有効にするには、その休暇欠勤タイプの設定ページで「入札使用可能」チェック・ボックスを選択する必要があります。

休暇欠勤タイプの設定ページの「入札使用可能」チェック・ボックス。

入札を使用可能にできるのは、「一般」休暇欠勤パターンの休暇欠勤タイプのみです。有給休暇プランまたは代休プランのみに関連付けられている休暇欠勤タイプは、入札に適格です。

また、HCMのRedwoodページにアクセスするには、ORA_HCM_VBCS_PWA_ENABLEDプロファイルを有効にする必要があります。

ヒントおよび考慮事項

  • 入札機能は、「一般」休暇欠勤タイプ・パターンに対してのみ機能します。
  • 時間および日数ベースの単位でのみ機能します。
  • 従業員の「既存の休暇欠勤」および「休暇欠勤バランス」ページで「休暇欠勤への入札」ボタンを有効にするには、プロファイルORA_ANC_VACATION_BIDDING_ENABLEDをYに設定する必要があります。

アクセス要件

職務ロール 職務ロール・コード 職務
休暇欠勤入札の送信 ORA_ANC_SUBMIT_ABSENCE_BID 従業員
休暇欠勤入札の送信 ORA_ANC_SUBMIT_ABSENCE_BID 派遣就業者
マネージャによる休暇欠勤入札の送信 ORA_ANC_SUBMIT_ABSENCE_BID_BY_MANAGER ライン・マネージャ

代休プラン調整のRedwoodエクスペリエンス

代休プランのRedwoodページがさらに拡張されて、代休時間の手動調整および失効日をマネージャが作成および更新できるようになりました。

マネージャが直属の部下の代休時間を手動で調整する方法を次に示します:

  1. 「自分のチーム」 > 「詳細の表示」 > 「休暇欠勤バランス」をクリックします。
  2. 代休時間を手動で調整する対象の従業員を選択します。
  3. 代休プランをクリックします。
  4. 「追加」をクリックします。
  5. その従業員に割り付ける時間数および他の必要な詳細を入力します。プランの設定に応じて、以前の未失効の代休時間トランザクションの失効日や手動調整を編集できます。
  6. 「保存」をクリックします。

代休プランの「プラン・バランス」ページ

代休プランの手動調整

拡張された代休プランのRedwoodページで、Redwoodの優れた対話処理エクスペリエンスをご利用いただけます。代休時間の手動調整および有効期限を、マネージャが作成および更新できるようになりました。

有効化のステップ

このページは、デフォルトではオフになっています。これを有効にする場合は、プロファイル・オプションで有効にする必要があります。標準提供のプロファイル・オプションを変更するステップは、次のとおりです:

  1. 「設定および保守」作業領域にナビゲートします。
  2. 「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索してクリックします。
  3. プロファイル・オプションORA_ANC_PLAN_BALANCE_VBCS_UI_ENABLEDを検索して選択します。
  4. 「レベル」として「サイト」を選択します。
  5. 「プロファイル」「Y」と入力します
  6. 「保存」および「閉じる」をクリックします。

受給権未付与有給休暇および受給権未付与代休時間のRedwoodエクスペリエンス

「代休」および「有給休暇プラン・バランス」のRedwoodページがさらに拡張されて、「未確定バランス」セクションに、有給休暇および代休プランの受給権未付与有給休暇および代休時間が表示されるようになりました。また、受給権未付与日数の対象日と受給権付与日も表示されます。

「未確定バランス」リージョンがある有給休暇プラン

「未確定バランス」リージョンがある有給休暇プラン

「未確定バランス」リージョンがある代休プラン・バランス

拡張された「有給休暇プラン・バランス」のRedwoodページに、有給休暇プランの詳細情報が表示されるようになりました。有給休暇プランの受給権未付与有給休暇が、「未確定バランス」セクションに対象日および受給権付与日とともに表示されます。

有効化のステップ

このページは、デフォルトではオフになっています。これを有効にする場合は、プロファイル・オプションで有効にする必要があります。標準提供のプロファイル・オプションを変更するステップは、次のとおりです:

  1. 「設定および保守」作業領域にナビゲートします。
  2. 「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索してクリックします。
  3. プロファイル・オプションORA_ANC_PLAN_BALANCE_VBCS_UI_ENABLEDを検索して選択します。
  4. 「レベル」として「サイト」を選択します。
  5. 「プロファイル」「Y」と入力します
  6. 「保存」および「閉じる」をクリックします。

休暇欠勤管理のためのトランザクション・ビジネス・インテリジェンス

Oracle Transactional Business Intelligenceは、Oracle Cloudアプリケーションのすべてのユーザーが、日常的な意思決定のための非定型レポートを作成し、分析するために使用できるリアルタイムのセルフサービス・レポート作成ソリューションです。  Oracle Transactional Business Intelligenceは、人事マネージャ、人事担当者、企業幹部およびライン・マネージャに、ワークフォース原価、要員配置、報酬、パフォーマンス管理、タレント管理、後任プランおよび従業員福利厚生を分析するための重要なワークフォース情報を提供します。

レポートや分析を最初から作成する必要はありません。「Customer Connect」のレポート共有センターで、すべての製品のサンプル・レポートのライブラリを確認してください。

休暇欠勤サブジェクト領域の承認日

休暇欠勤関連のサブジェクト領域に追加された新しい属性を利用して、休暇欠勤レコードが承認された日付をレポートします。次のサブジェクト領域に、新しい属性が追加されています:

サブジェクト領域 フォルダ 新しい属性

ワークフォース管理 - 休暇欠勤 - リアルタイム

アサイメント休暇欠勤詳細

承認日

ワークフォース管理 - 休暇欠勤カレンダ詳細リアルタイム

休暇欠勤カレンダ詳細

承認日

休暇欠勤関連のサブジェクト領域に追加された新しい属性を利用して、休暇欠勤レコードが承認された日付をレポートします。

有効化のステップ

この機能を有効にするために必要な手順はありません。

ヒントおよび考慮事項

ノート: 承認ワークフローが設定されている場合は、最後の承認者が休暇欠勤レコードを承認した後に、「承認日」列か移入されます。たとえば、休暇欠勤が2023年1月1日に作成された場合に、第1レベル承認者のマネージャが2023年1月2日に承認し、最終承認者のHRマネージャが2023年1月3日に承認したとすると、その後に休暇欠勤レコードが承認済とみなされます。休暇欠勤表の承認日は、2023年1月3日のタイムスタンプで更新されます。承認ワークフローが設定されていない場合は、自動承認と見なされるため、承認日が休暇欠勤作成日と同じになります。この場合も、承認日は日時書式で更新されます。

休暇欠勤の重要な処理と考慮事項

置き換えられた機能または削除された機能

Oracleは時々、既存のクラウド・サービスの機能を新しい機能で置き換えるか、既存の機能を削除します。機能が置き換えられた場合、古いバージョンがすぐに削除されることも、将来削除されることもあります。ベスト・プラクティスとして、新しいバージョンが使用可能になったらすぐに、置換後の新しいバージョンの機能を使用するようにしてください。

製品

削除された機能

削除予定

置換後の機能

置換時期

追加情報

 

現時点ではありません。

       

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既知の問題 / メンテナンス・パック・スプレッドシート

Oracleは各更新における既知の問題に関するドキュメントを公開することにより、お客様が遭遇する可能性のある問題について啓発し、回避策があればそのドキュメントにおいてその回避策を提供します。

Oracleは、月次または法定パッチ適用により修正された不具合のメンテナンス・パックおよび法定メンテナンス・パックのドキュメントも公開します。

これらのドキュメントを参照するには、My Oracle Supportにアクセスできる必要があります。

Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)