本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。 これまでの更新内容は次の表のとおりです。
| 日付 | モジュール | 機能 | ノート |
|---|---|---|---|
| 2023年5月26日 | Intelligent Advisor | Visual BuilderのIntelligent Advisorフロー・コンポーネントのバージョンが更新されました | 文書の更新。 更新23Bで提供される新機能。 |
| 2023年1月5日 | 初版作成。 |
アイデアはありますか。
私たちはここにいて、聞いています。 クラウド・サービスを改善する方法に関する提案がございましたら、一歩先を行き、オラクルに伝えてください。 Oracle Customer ConnectのIdeas Labなど、アイデアを送信するにはいくつかの方法があります。 機能名の後にこのアイコンが表示される場合は、アイデアの1つが提供されたことを意味します。
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本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。 フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。
免責事項
この文書に記載された情報には、オラクルの製品開発プランに関する説明文が含まれていることがあります。 オラクルの製品開発プランと、今後の製品リリースの本質および時期に対し、様々な要因が大きく影響を及ぼします。 したがって、この情報はあくまで情報として提供されるものであり、マテリアルやコード、機能を提供することのコミットメント(確約)ではないため、購買決定を行う際の判断材料になさらないでください。 記載されている機能の開発、リリースおよび時期については、オラクルの単独の裁量により決定されます。
この情報は、オラクルおよびその子会社や関連会社との契約を構成するものではありません。 特にこの情報についてオラクルは一切の責任を負いかねます。 詳細は、法律上の注意点および使用条件を参照してください。
列の定義:
レポート = 新規または変更済の、オラクル社から提供されたすぐに実行可能なレポートです。
UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、通常、フィールド、検証またはプログラムの軽微な変更で構成されます。 したがって、ユーザーへの影響は最小限です。
UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能の設計は、より複雑になります。 したがって、ユーザーに及ぼす影響は大きくなります。
機能は無効化状態で提供 = エンド・ユーザーがこれらの機能を使用する前に処理が必要です。 これらの機能は無効化された状態で提供され、有効にするかどうかや有効にする時期を任意で選択します。 たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域を最初にレポートに組み込む必要がある、b)新しいWebサービスを使用するには統合が必要である、c)機能にアクセスするには、ユーザー・ロールに機能を割り当てる必要があるなどです。
| エンド・ユーザーがすぐに使用可能 レポートと小規模UIまたはプロセスベースの新機能が更新後にユーザーに与える影響は最小限です。 したがって、顧客受入テストでは、大規模UIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当てる必要があります。 |
エンド・ユーザーが使用できるようにするには顧客のアクションが必要 これらの機能を使用可能にするために処理が必要になるため、中断されません。 利用することを選択する際には、テストと展開のタイミングを設定します。 |
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| 機能 |
レポート |
UIまたは |
UIまたは |
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Intelligent Advisorを使用した内部サービス・リクエストおよびHRサービス・リクエストの作成および更新
内部サービス・リクエストおよびHRサービス・リクエストは、Intelligent Advisorインタビューを介して作成および更新できるようになりました。
この機能拡張により、Intelligent Advisorアドバイス・エクスペリエンスを、より広範なFusion Serviceシナリオ・セットに確実に適用できます。
有効化のステップ
この機能を有効化するうえで必要な操作はありません。
ヒントと考慮事項
データ・モデルは、文書化されたFusionオブジェクトREST APIと一致しています。
主なリソース
CX SalesおよびB2B Serviceでサポートされているオブジェクト
アクセス要件
インテグレータ
Intelligent Advisorチェックポイント・データのオプトイン移行
「Intelligent Advisorの移行チェックポイント」という名前のスケジュール済プロセスを使用して、カスタム・オブジェクトに格納されているIntelligent Advisorチェックポイント・データを、以前のリリースでリリースされた標準インタビュー・オブジェクトに移動できます。
これにより、チェックポイント・データを標準オブジェクトに移動するプロセスが合理化されます。
有効化のステップ
この機能を有効化するうえで必要な操作はありません。
ヒントと考慮事項
実装でカスタム・オブジェクト'OPACheckpoints_c'を使用していた場合は、引き続き'ORA_ZUP_IA_CONNECTOR_ENABLE_CHECKPOINT_INTERVIEW_OBJECT'プロファイル・オプションが"N"に設定されます。
実装で新しい標準のインタビュー・オブジェクトを使用する準備ができたら、管理者はこのプロファイル・オプションを"Y"に手動で切り替えて機能を有効にし、移行ジョブを実行できます。
アクセス要件
Intelligent Advisorチェックポイントの移行スケジュール済プロセスを実行するには、権限'ZUP_RUN_OPA_CONNECTOR_CHECKPOINT_MIGRATION_ESS_JOB'が必要です。
この権限は「営業管理者」ジョブ・ロールに割り当てられ、このロールを持つユーザーは移行ジョブを実行できます。
Visual BuilderのIntelligent Advisorフロー・コンポーネントのバージョンが更新されました
Visual BuilderのIntelligent Advisorフロー・コンポーネントに対するメジャー・バージョン更新(v2.1.0)があります。 (以前のバージョンは1.2.0でした。)
このリリースには、初期のIntelligent Advisorモバイル・アプリケーション・テンプレート・リリースをサポートするためのいくつかの重要な拡張機能が含まれています:
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ユーザー・インタフェースのレンダリングなしで、オフライン使用のためのフロー・セッションおよびフロー・デプロイメントをより適切に管理するために、新しいフロー・セッション・マネージャ・コンポーネントが含まれています。
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フロー・コンポーネントおよびフロー・セッション・マネージャ・コンポーネントは、事前にローカルにキャッシュされたコンパイル済フロー・モデルを使用して、新しいフロー・セッションを完全にオフラインで開始できるようになりました。
- フロー・コンポーネント:
- 同期ページ間データ・アクションをサポートします。
- ブール・フロー・アイテムのカスタム・プロパティstageをサポートして、レンダリングをさらにステージに分割し、ユーザーが前のステージに戻らないようにします。
- 最終確認ページ・グループをサポートし、グループの前の最後のページに送信ボタンを表示します。
- コントロールのデータ型および入力スタイルに基づくフォールバック・コントロール・レンダリングをサポートします。
- ハブにデプロイされている最新のフロー・バージョンではなく、ローカルにキャッシュされたフロー・バージョンを強制的に使用するためのオプションが用意されています。
- コンポーネント内ナビゲーション・ツリーの表示を簡略化します。
- 「トークン」プロパティとして、/flow/start web決定エンドポイントから取得されたJWTのみを受け入れます。
有効化のステップ
この機能を有効化するうえで必要な操作はありません。
ヒントと考慮事項
フロー・コンポーネントの変更の完全なリストは、Intelligent Advisorフロー・コンポーネント・ドキュメントのChangelogを参照してください(Visual Builderの「コンポーネント」タブでコンポーネントをクリックしてアクセス)。
主なリソース
アクセス要件
- Visual Builderアプリケーション開発者