クラウド・レディネス / Oracle Knowledge Management Cloud
新機能
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  1. 更新21D
  1. 改訂履歴
  2. 概要
  3. 機能概要
  4. ナレッジ管理(B2B)
    1. オーサリング
        1. 主要およびマイナー・バージョニングを使用した項目更新のトラッキング
    2. 分析
        1. ナレッジ分析における項目バージョン詳細のレポート

更新21D

改訂履歴

本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。

日付 製品 機能 ノート
2021年9月17日     初版作成。

概要

お客様のアイデアをお聞かせください

オラクル社ではお客様の声を大切にしております。クラウド・サービスの改善についてご提案がございましたら、ぜひお聞かせください。Oracle Customer Connectのアイデア・ラボをはじめ、いくつかの方法でお客様のアイデアを受け付けております。機能名の後にこのアイコンが表示されていれば、その機能はお客様のアイデアによるものです。

フィードバックをお寄せください

本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。

免責事項

この文書に記載された情報には、オラクルの製品開発プランに関する説明文が含まれていることがあります。オラクルの製品開発プランと、今後の製品リリースの本質および時期に対し、様々な要因が大きく影響を及ぼします。したがって、この情報はあくまで情報として提供されるものであり、マテリアルやコード、機能を提供することのコミットメント(確約)ではないため、購買決定を行う際の判断材料になさらないでください。記載されている機能の開発、リリースおよび時期については、オラクルの単独の裁量により決定されます。

この情報は、オラクルおよびその子会社や関連会社との契約を構成するものではありません。特にこの情報についてオラクルは一切の責任を負いかねます。詳細は、法律上の注意点および使用条件を参照してください。

機能概要

列の定義:

レポート = 新規または変更済の、オラクル社から提供されたすぐに実行可能なレポートです。

UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、通常、フィールド、検証またはプログラムの軽微な変更で構成されます。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小になります。

UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能の設計は、より複雑になります。したがって、ユーザーに及ぼす影響は大きくなります。

無効状態で提供される機能 = エンド・ユーザーがこれらの機能を使用できるようにするには、処理が必要です。これらの機能は提供時には使用不可になっているため、機能を使用可能にするかどうかおよび使用可能にする時期を選択してください。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域はまずレポートに組み込む必要があり、b)新しいWebサービスを利用するには統合が必要で、c)機能にアクセスできるようにするにはまずユーザー・ロールに割り当てる必要があります。

エンド・ユーザーがすぐに使用可能
(機能が使用可能な状態で提供)

レポートと小規模UIまたはプロセスベースの新機能が更新後にユーザーに与える影響は最小限です。したがって、顧客受入テストでは、大規模UIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当てる必要があります。

エンド・ユーザーが使用する前に顧客による処理が必要
(機能は無効化状態で提供)

これらの機能を使用可能にするためにアクションが必要になるため、ディスラプティブではありません。利用することを選択する際には、テストと展開のタイミングを設定します。

機能

レポート

UIまたは
プロセスベース:
小規模

UIまたは
プロセスベース:
大規模*

ナレッジ管理(B2B)

オーサリング

主要およびマイナー・バージョニングを使用した項目更新のトラッキング

分析

ナレッジ分析における項目バージョン詳細のレポート

ナレッジ管理(B2B)

オーサリング

主要およびマイナー・バージョニングを使用した項目更新のトラッキング

項目バージョン採番システムでは、主要およびマイナー増分を使用して編集および公開をトラッキングします。作成者が項目を編集すると、各編集は項目のバージョン番号におけるマイナー増分として記録されます。項目の公開は主要増分として記録されます。ナレッジ・マネージャは項目に対するマイナーおよび主要更新を容易に区別できるようになり、バージョン採番がより直観的で管理しやすいものになり、さらに作成者が主要バージョン番号を増やさずに必要な頻度で項目を編集できます。

ナレッジ・オーサリング・チームは多くの場合、大きいバージョン番号がマイナスに影響することを懸念します。マイナー・バージョニングを使用することでオーサリング・チームは、保存されたすべてのバージョンをトラッキングしつつ、エンド・ユーザーに表示されるバージョンのみを項目の再公開時に増分できるようになります。10回編集されても一度しか公開されなかった項目は、エンド・ユーザーにバージョン1.0として表示されます。これは項目の履歴を示すうえで、より的確な表示です。マイナー・バージョニングでは将来のワークフロー機能もサポートされます。

有効化のステップ

この機能を使用可能にするために必要な手順はありません。

ヒントおよび考慮事項

マイナー・バージョンでは、項目を編集して保存したときにバージョンが0.1増加します。項目を最初に公開するときに主要バージョンが1に設定され、マイナー・バージョンは0にリセットされます。そのため、項目が最初に公開されたときのバージョンは1.0になります。

主なリソース

ロール情報

  • 作成者とナレッジ・マネージャの場合、項目を作成、編集および公開するときにマイナー・バージョンが自動的に使用されます。

分析

ナレッジ分析における項目バージョン詳細のレポート

ナレッジ・オーサリングでは、項目が更新されたことを示すためにマイナーおよび主要改訂番号が使用されます。ナレッジ分析でマイナー、主要および組合せの項目バージョンについてレポートすることで、項目がいつ増分的および大幅に更新されたかを容易に理解できるようになります。

項目バージョンのディメンションには、項目主要バージョン、項目マイナー・バージョン、および主要とマイナーの項目バージョンを1つにまとめたバージョンが含まれます。これらのディメンションは、項目バージョン情報をレポートするすべてのサブジェクト領域で使用可能です。

項目バージョンに関するレポートでは、作成者が項目に加えた更新の回数とその頻度に関する情報が提供されます。ナレッジ・マネージャはこのインサイトから、ナレッジ項目が時間の経過とともにどのように変化したかをより深く理解できます。

有効化のステップ

新規サブジェクト領域を、既存のレポートに追加するか新規レポートで使用することにより利用します。レポートの作成および編集の詳細は、分析およびレポートの作成および管理のドキュメント(「Oracle Help Center」関心のあるアプリケーション・サービス領域→「Books」→「Administration」)を参照してください。

主なリソース

ロール情報

  • ナレッジ分析職務ロールを持つユーザーは、ナレッジ分析を使用できます。