本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。
日付 | 製品 | 機能 | ノート | |
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2022年4月29日 | 福利厚生 |
セルフサービス福利厚生のプランおよびオプション・レベルのテキストの追加 | ドキュメントの更新。機能情報の改訂。 |
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2022年4月29日 |
福利厚生 |
セルフサービス登録中の加入者による適格な連絡先追加の許可 | ドキュメントの更新。機能情報の改訂。 |
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2022年4月29日 |
福利厚生 |
監査パージ・レポート詳細の拡張 | ドキュメントの更新。機能情報の改訂。 |
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2022年4月29日 |
福利厚生 |
福利厚生従業員アラートの拡張 | ドキュメントの更新。機能情報の改訂。 |
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2022年4月29日 |
福利厚生 |
UK年金登録 | ドキュメントの更新。機能情報の改訂。 |
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2022年3月25日 |
イギリス向け福利厚生 |
UK年金登録 | ドキュメントの更新。機能情報の改訂。 |
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2022年3月25日 | 福利厚生 | 福利厚生従業員アラートの拡張 | ドキュメントの更新。機能情報の改訂。 |
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2022年3月4日 | 初版作成。 |
重要なノート: 21Dから22Bへ直接更新する場合は、22Aと22Bの両方のセクションの内容を確認して、更新に含まれるすべての変更を確認してください。
HCM Cloudアプリケーションについては、このWhat's Newに記載されている次の2つのタイプのパッチを取得できます。
- リリース更新(22A、22B、22Cおよび22D)
- 各更新に対するオプションの月次メンテナンス・パック
環境で使用しているリリース更新を把握することが重要です。これはクラウド・ポータルで確認できます。
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お客様のアイデアをお聞かせください
ご意見をお待ちしています。製品の改善方法についての提案がございましたら、お知らせください。Oracle Customer Connectのアイデア・ラボに移動して、アイデアを入力してください。この文書の機能名の後に電球アイコンが表示されている箇所はすべて、お客様のアイデアを実現した機能です。
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全HCM製品に関して推奨される参照ドキュメントは次のとおりです。
- Human Resources What’s New – グローバル人事管理の項では、他のアプリケーションが基盤としているベース・アプリケーションの機能を確認できます。
ノート: すべてのグローバル人事管理機能が、タレントおよび報酬製品で使用できるわけではありません。
- Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)これらのドキュメントには、バグ修正および考えられる既知の問題が記載されています。また、現在使用しているか、今後移行するリリース更新バージョンに基づいて、次のドキュメントも参照することが必要になります。
- Oracle Help Center – ここでは、ガイド、ビデオおよび検索可能なヘルプを見つけることができます。
- リリース・レディネス – 新機能のサマリー、新機能、機能リスト・スプレッドシート、スポットライトおよびリリース・トレーニング
フィードバックをお寄せください
本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。HCM Cloudの新機能に関するお問い合せかフィードバックかを電子メールの本文または件名に明記してください。
列の定義:
レポート = 新規または変更され、Oracleで提供される、実行準備が完了したレポート。
UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は通常、フィールド、検証またはプログラムの小さな変更で構成されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小限になります。
UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、より複雑に設計されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は高くなります。
使用できない状態で提供される機能 = これらの機能をエンド・ユーザーが使用するにはアクションが必要です。これらの機能は無効化された状態で提供され、有効にするかどうかや有効にする時期を任意で選択します。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域はまずレポートに組み込む必要があり、b)新しいWebサービスを利用するには統合が必要で、c)機能にアクセスできるようにするにはまずユーザー・ロールに割り当てる必要があります。
エンド・ユーザーがすぐに使用可能 レポートおよび小規模なUIまたはプロセスベースの新機能は、更新後のユーザーに対する影響を最小限に抑えます。したがって、顧客受入れテストでは、大規模なUIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当ててください。 |
エンド・ユーザーが使用する前に顧客による処理が必要 これらの機能を使用可能にするために処理が必要になるため、中断されません。選択的に使用するよう選択すると、テストおよびロールアウトのタイミングを設定できます。 |
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機能 |
レポート |
UIまたは |
UIまたは |
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Oracle Benefitsは、包括的、構成可能かつ柔軟なグローバル・ソリューションで、組織は正常に発展してワークフォース固有のニーズに適応できます。このソリューションにより、従来の汎用的なプランを、様々な福利厚生パッケージを使用して様々なワークフォース・セグメントを選択的にターゲットとする高度に複雑なプランに設定できます。セルフサービス機能により、コンテキスト情報と埋込み分析を使用してすぐに使用できる直観的なガイド付き登録プロセスがユーザーに提供されます。
加入者が登録要約レポートの拡張ビューを印刷して、詳細を表示できるようになりました。セルフサービス構成ページでこの機能を有効にする必要があります。加入者は、特定の日付に該当する登録要約も印刷します。また、イベントがアクティブな場合、「福利厚生」ページにオープン登録詳細が自動的に表示されます。そうでない場合、オープン登録の選択肢はリストに表示されません。
これらの機能拡張により、登録フローが簡素化され、関連する質問への回答に必要な福利厚生管理者の時間を節約できます。加入者が登録要約を印刷する前に、すべてのプランを簡単にプレビューできるようになりました。
有効化のステップ
登録要約レポートの拡張ビューを有効にする方法を次に示します。
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ホーム・ページで福利厚生の管理→ 「プラン構成」をクリックします。
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タスク・パネル・ドロワーで、「セルフサービス構成」をクリックします。
-
「「確認および要約」ページの登録済プランを展開された状態で表示」を選択します。
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「保存」をクリックします。
セルフサービス構成
セルフサービス福利厚生のプランおよびオプション・レベルのテキストの追加
セルフサービス福利厚生のプランおよびオプションに対して、インストラクション・テキストを追加できるようになりました。特に、1つのプラン・タイプ内で複数のプランをグループ化する場合は、プランまたはオプション・レベルで雇用主がテキストを追加できるので便利です。プランには最大180文字、オプションには150文字までのプレーン・テキストを入力できます。
「プラン構成」作業領域でプランまたはオプションを追加または編集するときに、インストラクション・テキストを含めることができます。
サンプル・インストラクション・テキスト
インストラクション・テキストの追加場所
複数のプランをグループ化する場合、プランまたはオプション・レベルで特定のテキストをカスタマイズできると便利です。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
福利厚生セルフサービス登録フローに新しい適格な連絡先を追加できるようにすることで、加入者がより柔軟に利用できるようになりました。以前は、家族ルールが設定されていた場合、新しく追加した扶養家族を連絡先セクションに追加した後、登録フローに表示できるようにアプリケーションを構成できました。家族ルールが設定されていなかった場合、イベントをバックアウトおよび再処理して、新しい連絡先を適格な扶養家族にする必要がありました。この新しい機能を使用すると、サポートする構成がない場合でも、新しく追加された適格な扶養家族レコードが登録フローに表示されるため、使いやすくなりました。イベントをバックアウトおよび再処理する必要がなくなりました。新しく追加された連絡先を適格な扶養家族として有効化するための制約は次のとおりです。
- プラン構成に家族ールが設定されていない。
- ライフ・イベントが「開始済」ステータスである。
- ライフ・イベントのタイプが「無制限」または「無制限オープン」ではない。
- ライフ・イベント作成日の後に連絡先が追加されている。
- 連絡先続柄が、ライフ・イベントの発生日以前に開始している。
セルフサービス登録
「福利厚生設定診断テスト」レポートに、この機能のセルフサービス構成が有効かどうかを示す新しい列が含まれるようになりました。
福利厚生設定診断テスト
また、「個人福利厚生診断テスト」レポートに、この機能が原因で発生したエラーの詳細を表示する新しいセクションが含まれるようになりました。
個人福利厚生診断テスト
これらの診断レポートを表示するには、ログインしたユーザーのアイコンをクリックし、「トラブルシューティング」セクションの「診断テストの実行」をクリックします。次に、「福利厚生設定診断テスト」または「個人福利厚生診断テスト」を検索します。
福利厚生セルフサービス登録フローに適格な新規追加を表示するために、追加のステップを実行する必要がなくなりました。これにより、ユーザー・エクスペリエンスが向上し、時間を節約できます。
有効化のステップ
セルフサービス構成ページから、この機能を有効にできます。新しく追加された扶養家族を登録フローに表示できるようにする方法を次に示します。
- ホーム・ページで福利厚生の管理→ 「プラン構成」をクリックします。
- タスク・パネル・ドロワーで、「セルフサービス構成」をクリックします。
- 「新規連絡先の適格扶養家族としての追加を許可」チェック・ボックスを選択します。
- 「保存」をクリックします。
セルフサービス構成
この機能を有効にすると、ライフ・イベントを評価でき、ライフ・イベントが「開始済」ステータスの場合は、新しい連絡先を追加する必要があります。新しく追加された連絡先が適格である場合は、ライフ・イベントをバックアウトまたは再処理せずに、指定する連絡先を表示できます。
「登録結果」、「登録要約」および「対応先の個人」ページの「連絡先個人番号」という新しいフィールドで連絡先を簡単に識別できるようになりました。以前のリリースでは、誤って重複した連絡先を作成した場合に、削除または保持する連絡先を簡単に特定できない場合がありました。新しい「連絡先個人番号」フィールドを使用すると、登録から削除する連絡先を簡単に選択できます。その後、データの問題を発生させることなく、関連するレコードを安全に削除して終了日を設定できます。
連絡先個人番号
「登録結果」ページ、「登録要約」ページおよび「対応先の個人」ページで使用可能な個人番号は、重複する扶養家族または受取人に関連する問題を解決する際に役立ちます。
有効化のステップ
デフォルトでは、個人番号は「登録前」ページに表示されません。HCMエクスペリエンス・スタジオを使用して有効にする必要があります。
-
管理権限を持つユーザーとしてログインします。
-
ホーム・ページで「構成」→「サンドボックス」をクリックします。
-
HCMエクスペリエンス設計スタジオをツールとして使用してサンドボックスを作成します。
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「作成」をクリックして入力します
-
「ツール」メニューから、「HCMエクスペリエンス設計スタジオ」をクリックします。
-
「処理」リストから「登録前」を選択し、「追加」をクリックします。
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「ルールの編集」ページの「ページ属性」セクションで、「個人番号」属性を「表示」に設定します。
-
基本詳細を入力して、「保存してクローズ」をクリックします。
登録前
個人番号
デフォルトでは、個人番号は「福利厚生サービス・センター」の登録結果ページに表示されません。HCMエクスペリエンス・スタジオを使用して有効にする必要があります。
-
管理権限を持つユーザーとしてログインします。
-
ホーム・ページで「構成」→「サンドボックス」をクリックします。
-
HCMエクスペリエンス設計スタジオをツールとして使用してサンドボックスを作成します。
-
「作成」をクリックして入力します
-
「ツール」メニューから、「HCMエクスペリエンス設計スタジオ」をクリックします。
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「処理」リストから「福利厚生サービス・センター」を選択し、「追加」をクリックします。
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基本詳細を入力します。
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「ルールの編集」ページの「使用可能属性」セクションで、データ・ソースとして「福利厚生要約」を選択します。
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「個人番号」属性を「表示」に設定します。
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「保存してクローズ」をクリックします。
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ステップ6から10を繰り返します。ステップ8では、次のデータ・ソースを選択する必要があります。
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登録結果 - 受取人
-
登録結果 - 扶養家族
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福利厚生サービス・センター
福利厚生要約
登録結果 - 受取人
登録結果 - 扶養家族
次のパージ・プロセスで、改善されたレポート機能を利用できるようになりました。
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加入評価監査データのパージ
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バックアウト・ライフ・イベント・データまたは無効ライフ・イベント・データのパージ
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ステージ・データのパージ
特にこれらの機能は、これらのプロセスを実行する必要がある頻度、および各実行の前後に保持されているデータ量をより的確に把握するのに役立ちます。これらのプロセスは、「評価およびレポート」作業領域の「プロセス」タブの「保守プロセス」セクションにあります。
プロセスのパージ
この機能は、これらのプロセスを実行する必要がある頻度、および各実行の前後に保持されているデータ量をより的確に把握するのに役立ちます。この数によって、一定期間にパージされるデータの量を見積もることができます。これらの数値を現在のパージ実行の頻度とともに使用して、それぞれのパージ・プロセスを今後実行する頻度を判断できます。この数によって、一定期間にパージされるデータの量を見積もることができます。これらの数値を現在のパージ実行の頻度とともに使用して、それぞれのパージ・プロセスを今後実行する頻度を判断できます。これにより、情報に基づいたビジネス上の意思決定が可能になります。
有効化のステップ
拡張ログを表示するには、「監査ログ」パラメータを「はい」に設定する必要があります。このパラメータが「いいえ」に設定されている場合、ログ・ファイルには基本詳細のみが表示されます。「評価およびレポート」作業領域の「プロセス」タブの「保守プロセス」セクションからプロセスを発行して、「監査ログ」パラメータを設定する必要があります。
「監査ログ」パラメータ
「監査ログ」パラメータが「いいえ」に設定されている場合のサンプル・ログを次に示します。
サンプル・ログ
「監査ログ」パラメータが「はい」に設定されている場合のサンプル・ログを次に示します。
サンプル・ログ
主なリソース
詳細は、Oracle Help Centerの福利厚生ステージング・データのパージ方法を参照してください。
裁判所命令により扶養家族が対応先に追加されたときに、加入者に確認が送信されるように、福利厚生アラートを構成できるようになりました。これを行うには、「裁判所命令によって追加された扶養家族の確認」(BEN_COURT_ORDER_DEPENDENT_CREATED)という新しいイベント・アラートを使用します。
新しい自己申告イベントが追加されたときに、加入者に確認アラートを送信することもできます。これには、「自己申告イベントの確認」(BEN_REPORT_LIFE_EVENT)という名前の新しいイベント・アラートが用意されています。
新しいアラート
ライフ・イベントの確認
自己申告イベントの確認
アラートには、参加者が実行した内容の概要、および次のステップに関する指示が示されます。
有効化のステップ
アラートを有効にする方法は次のとおりです。
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「ナビゲータ」→「ツール」→「アラート・コンポーザ」をクリックします。
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BEN_REPORT_LIFE_EVENTまたはBEN_COURT_ORDER_DEPENDENT_CREATEDを検索します。
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「処理」、「編集」をクリックします。
-
「使用可能」リストで「はい」を選択します。
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「保存してクローズ」をクリックします。
次に、イベント・アラートを有効にして、福利厚生ユーザーが使用できるようにするために必要な作業の概要について説明します。
-
「アラート」ページで使用するアラートを有効にします。
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編集するアラートを開き、言い回しや書式を変更する場合またはグラフィックやリンクを追加する場合は、「テンプレート」タブを使用します。
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イベント・アラートのスケジュールを定義し、提供されているランタイム設定を変更する場合は、「実行オプション」タブを使用します。
主なリソース
プランおよびプログラムのzipからレート・データのみのインポートを選択してプラン・コピー機能を使用することで、時間を短縮できるようになりました。レートのみを頻繁に更新する傾向がある場合は、この機能により、これらの変更のみをインポートして、他のすべてのプラン構成オブジェクトを処理する必要がなくなるため、パフォーマンスが向上します。
プラン・コピーを使用するときに、この機能を使用すれば、プログラムまたはプログラム外のプランごとにすべてのレート・タイプを簡単にグループ化できます。また、同じタスクを実行するためにレート・ローダーを使用する必要が少なくなります。ステージング環境のレートを変更してエクスポートできます。本番環境でデータをインポートする際には、レート変更のみがインポートされ、テスト環境で実行したその他の変更はすべて無視されます。これにより、本番環境に反映する必要がない変更を誤って持ち込むリスクが軽減されます。
「プラン構成」作業領域でzipファイルをインポートするときには、「特定のオブジェクトのインポート」という名前のドロップダウン・リストから「レート」を選択して、レート・データのみをインポートする必要があります。このドロップダウン・リストは、プログラムおよびプランのインポートに対してのみ表示されます。
特定のオブジェクトのインポート
これらの依存オブジェクトが本番環境に存在しない場合、このインポート・プロセスは失敗します。
-
プログラム
-
プラン
-
オプション
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報酬レベル要因
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ユーザー値
-
Formula
-
フレックス・シェル・プラン
-
適格プロファイル
この機能拡張により、福利厚生オブジェクトのインポートおよびエクスポートに費やす時間が短縮されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
主なリソース
詳細は、ヘルプ・センターの福利厚生プラン構成のエクスポートおよびインポートのトピックを参照してください。
ジョブや事業所などのオブジェクトに対してプラン・コピーを使用できるようになりました。これらのオブジェクトはセット(またはセット使用可能)の一部であるため、名前が重複している場合でも、プラン・コピーのエクスポートおよびインポートでこれらのオブジェクトを使用できます。
インポート・プロセス時に、セット使用可能オブジェクトに対して新しい代替名が提供されます。
オブジェクト | 代替名 |
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ジョブ |
名前、JobCode、セット |
事業所 |
名前、InternalLocationCode、セット |
ポジション |
名前、PositionCode、ビジネス・ユニット |
ジョブ・ファミリ |
名前、JobFamilyCode |
労働協約 |
名前、IdentificationCode |
ジョブ・ファミリ・オブジェクトの代替名の表示方法は次のとおりです。
代替名
この拡張では、インポートおよびエクスポート時に重複に関する問題が処理されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
従業員が登録フローにアクセスして、1日の間に複数回変更する場合でも、1日1回のみ登録処理をするようにアプリケーションを構成できるようになりました。「1日1回」という新しい無制限処理ルールを使用できるようになりました。
この機能拡張により、登録を再処理するタイミングをより柔軟に管理できます。
有効化のステップ
セルフサービス構成ページから、この機能を有効にできます。登録処理を1日1回に制限する方法を次に示します。
-
ホーム・ページで福利厚生の管理→ 「プラン構成」をクリックします。
-
タスク・パネル・ドロワーで、「セルフサービス構成」をクリックします。
-
「無制限処理使用可能」を「1日1回」に設定します。
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「保存」をクリックします。
セルフサービス構成
加入者が適格である年金スキームに登録できる、UK年金用に設計された新しいページを使用できるようになりました。加入者が自分の拠出金を変更したり、すでに登録している場合は年金スキームから抜けたり、年金スキームに参加しないように選択できるようになりました。また、別のスキームに登録したり、福利厚生ランディング・ページから「年金」タイルにナビゲートして登録要約を印刷することもできます。
個人登録要約レポートに表示される新しい年金セクションは次のようになります。
新しい年金セクション
このリリースでは、「自分の年金」という名前の新しいクイック処理も提供されています。このクイック処理は、デフォルトでは使用不可になっています。
この機能では、加入者が年金スキームに簡単に登録して登録を管理できます。
有効化のステップ
「自分の年金」タイルを使用可能にする方法を次に示します。
- 管理権限を持つユーザーとしてログインします。
- ホーム・ページで「構成」→「構成」をクリックします。
- 構成およびページ・コンポーザをツールとして使用してサンドボックスを作成します。
- サンドボックスをオープンします
- 「ツール」メニューから、「構成」をクリックします。次に、「自分」をクリックします。
- 「クイック処理」タブ、「福利厚生」の順に選択します。
- 「クイック処理リンクとしてホームページ上に追加」チェック・ボックスを選択します。
- 「自分の年金」を選択し、「表示」リストから「はい」を選択して、「自分の年金」タイルを使用可能にします。
- 「モバイル使用可能」で「はい」を選択します。
- 「保存して閉じる」をクリックします。
「自分の年金」タイルを使用可能にする設定
「自分の年金」タイルが使用不可になっている場合でも、「福利厚生」ページから年金登録を表示できます。
ヒントと考慮事項
個人登録要約レポートが更新され、UK年金スキーム詳細が含まれるようになりました。新しい機能を取り込むには、レポートおよびデータ・モデルのカスタマイズされたバージョンを使用している場合、新しく提供されたレポートおよびデータ・モデルに基づいて更新する必要があります。
主なリソース
UK年金の構成および使用については、Oracle Cloud HCM (UK): Pensions Enrolment Through Employee Self- Service (文書ID 2811537.1)を参照してください
福利厚生のTransactional Business Intelligence Enterprise
Oracle Transactional Business Intelligenceは、Oracle Cloudアプリケーションのすべてのユーザーが、日常的な意思決定のための非定型レポートを作成し、分析するために使用できるリアルタイムのセルフサービス・レポート作成ソリューションです。 Oracle Transactional Business Intelligenceは、人事マネージャ、人事担当者、企業幹部およびライン・マネージャに、ワークフォース原価、要員配置、報酬、パフォーマンス管理、タレント管理、後任プランおよび従業員福利厚生を分析するための重要なワークフォース情報を提供します。
レポートや分析を最初から作成する必要はありません。「Customer Connect」のレポート共有センターで、すべての製品のサンプル・レポートのライブラリを確認してください。
「福利厚生 - 処理項目リアルタイム」サブジェクト領域に「プログラム名」および「プラン名」属性を追加して、福利厚生に関するレポートを拡張します。
これらの属性は、このサブジェクト領域の「福利厚生法的免責条項」フォルダに追加されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
置き換えられた機能または削除された機能
Oracleは時々、既存のクラウド・サービスの機能を新しい機能で置き換えるか、既存の機能を削除します。機能が置き換えられた場合、古いバージョンがすぐに削除されることも、将来削除されることもあります。ベスト・プラクティスとして、新しいバージョンが使用可能になったらすぐに、置換後の新しいバージョンの機能を使用するようにしてください。
製品 |
削除される機能 |
削除予定 |
置換後の機能 |
置換時期 |
追加情報 |
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現時点ではありません |
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既知の問題/メンテナンス・パック・スプレッドシート
Oracleは各更新における既知の問題に関するドキュメントを公開することにより、お客様が遭遇する可能性のある問題について啓発し、回避策があればそのドキュメントにおいてその回避策を提供します。
Oracleは、月次または法定パッチ適用により修正された不具合のメンテナンス・パックおよび法定メンテナンス・パックのドキュメントも公開します。
これらのドキュメントを参照するには、My Oracle Supportにアクセスできる必要があります。
Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)