本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。
日付 | モジュール | 機能 | ノート |
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2023年12月1日 | 初版作成。 |
HCM Cloudアプリケーションについては、このWhat's Newに記載されている次の2つのタイプのパッチを取得できます。
- リリース更新(24A、24B、24C、24D)
- 各更新に対するオプションの月次メンテナンス・パック
環境で使用しているリリース更新を把握することが重要です。これはクラウド・ポータルで確認できます。
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お客様のアイデアをお聞かせください
ご意見をお待ちしています。製品の改善方法についての提案がございましたら、お知らせください。Oracle Customer Connectのアイデア・ラボに移動して、アイデアを入力してください。この文書の機能名の後に電球アイコンが表示されている箇所はすべて、お客様のアイデアを実現した機能です。
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全HCM製品に関して推奨される参照ドキュメントは次のとおりです:
- HCM共通の新機能 - この新機能では、アプリケーション全体で使用される機能を確認できます。
- 人事管理の新機能 - グローバル人事管理の項では、他のアプリケーションが基盤としているベース・アプリケーションの機能を確認できます。
ノート: すべてのグローバル人事管理機能が、タレントおよび報酬製品で使用できるわけではありません。
- Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)これらのドキュメントには、バグ修正および考えられる既知の問題が記載されています。また、現在使用しているか、今後移行するリリース更新バージョンに基づいて、次のドキュメントも参照することが必要になります。
- Oracle Help Center – ここでは、ガイド、ビデオおよび検索可能なヘルプを見つけることができます。
- リリース・レディネス - 新機能のサマリー、新機能、機能リスト・スプレッドシート、スポットライトおよびリリース・トレーニング
フィードバックをお寄せください
本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。 HCM Cloudの新機能に関するお問い合せかフィードバックかを電子メールの本文または件名に明記してください。
列の定義:
レポート = 新規または変更され、Oracleで提供される、実行準備が完了したレポート。
UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は通常、フィールド、検証またはプログラムの小さな変更で構成されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小限になります。
UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、より複雑に設計されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は高くなります。
使用できない状態で提供される機能 = これらの機能をエンド・ユーザーが使用するにはアクションが必要です。これらの機能は無効化された状態で提供され、有効にするかどうかや有効にする時期を任意で選択します。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域はまずレポートに組み込む必要があり、b)新しいWebサービスを利用するには統合が必要で、c)機能にアクセスできるようにするにはまずユーザー・ロールに割り当てる必要があります。
エンド・ユーザーがすぐに使用可能 レポートおよび小規模なUIまたはプロセスベースの新機能は、更新後のユーザーに対する影響を最小限に抑えます。したがって、顧客受入れテストでは、大規模なUIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当ててください。 |
エンド・ユーザーが使用する前に顧客による処理が必要 これらの機能を使用するために、膨大な作業は不要です。選択的に使用するよう選択すると、テストおよびロールアウトのタイミングを設定できます。 |
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機能 |
レポート |
UIまたは |
UIまたは |
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Oracle Benefitsは、包括的、構成可能かつ柔軟なグローバル・ソリューションで、組織は正常に発展してワークフォース固有のニーズに適応できます。このソリューションにより、従来の汎用的なプランを、様々な福利厚生パッケージを使用して様々なワークフォース・セグメントを選択的にターゲットとする高度に複雑なプランに設定できます。セルフサービス機能により、コンテキスト情報と埋込み分析を使用してすぐに使用できる直観的なガイド付き登録プロセスがユーザーに提供されます。
次に示すページやフローは、ユーザー・エクスペリエンスを向上させるためにRedwoodツール・セットのVisual Builder Studio (VB Studio)で再作成されました。ページやフローの表示と動作をRedwoodのページやフローと同様にすることで、アプリケーションの一体感を高めています。
セルフサービス福利厚生の「ライフ・イベントの自己レポート」ページのRedwoodエクスペリエンスの有効化
Redwoodツールセットでセルフサービス福利厚生の「ライフ・イベントの自己レポート」ページを再作成して、Redwoodページ全体に同じ一貫性のある機能を用意してユーザー・エクスペリエンスを向上させました。 ページの機能は変わりません。
セルフサービス福利厚生の「ライフ・イベントの自己レポート」Redwoodページを使用する方法を次に示します:
- ホーム・ページで「自分」をクリックします。
- 「クイック処理」にある「詳細の表示」をクリックします。
- 「ライフ・イベントのレポート」を検索します。
セルフサービス福利厚生の「ライフ・イベントの自己レポート」ページ
この機能により、Redwoodエクスペリエンスの優れた対話処理をご利用いただけます。
有効化のステップ
セルフサービス福利厚生の「ライフ・イベントの自己レポート」ページを有効にする方法を次に示します:
- 「設定および保守」作業領域にナビゲートします。
- 「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索してクリックします。
- ORA_HCM_VBCS_PWA_ENABLEDプロファイル・オプションを検索して選択します。
- 「レベル」リストから「サイト」を選択します。
- 「プロファイル値」フィールドに「Y」と入力します。
- 「保存」をクリックします。
- ORA_BEN_ADMINISTRATIVE_ENROLLMENT_REDWOOD_ENABLEDプロファイルを検索して選択します。
- 「レベル」リストから「サイト」を選択します。
- 「プロファイル値」フィールドに「Y」と入力します。
- 「保存」をクリックします。
- ORA_BEN_SELF_SERVICE_ENROLLMENT_REDWOOD_ENABLEDプロファイル・オプションを検索して選択します。
- 「レベル」リストから「サイト」を選択します。
- 「プロファイル値」フィールドに「Y」と入力します。
- 「保存」→「クローズ」をクリックします。
アクセス要件
必要な権限、職務ロールおよびデータ・セキュリティ・ポリシー
- カスタム・ロールがある場合は、機能モジュールのそれぞれの権限および集計権限がロール階層に含まれていることを確認してください。
- 権限および集計権限を追加した後、データ・ロールを再生成し、ユーザー・インタフェースを確認します。
- ユーザーに直接ジョブ・ロールを割り当てている場合は、データ・セキュリティを機能させるため、そのジョブ・ロールからデータ・ロールを作成する必要があります。
セキュリティ
次の集計権限および職務ロールを使用して、カスタム・ロールを更新する必要があります:
集計権限:
- 福利厚生個人潜在的ライフ・イベントの表示
- 福利厚生個人潜在的ライフ・イベント・データの表示
- 福利厚生個人潜在的ライフ・イベントの管理
- 福利厚生個人潜在的ライフ・イベント・データの管理
次のシード済職務ロールによって継承:
- 福利厚生登録保守
- 従業員登録
ページ権限:
- BEN_VIEW_PERSON_POTENTIAL_LIFE_EVENT_PRIV
- BEN_MANAGE_PERSON_POTENTIAL_LIFE_EVENT_PRIV
データ・セキュリティ・ポリシー:
- PER_ALL_PEOPLE_FのBEN_VIEW_PERSON_POTENTIAL_LIFE_EVENT_DATA
- PER_ALL_PEOPLE_FのBEN_MANAGE_PERSON_POTENTIAL_LIFE_EVENT_DATA
福利厚生サービス・センターの「福利厚生請求」ページのRedwoodエクスペリエンスの有効化
Redwoodツール・セットで福利厚生サービス・センターの「福利厚生請求」ページを再作成し、Redwoodページ全体に同じ一貫性のある機能を用意してユーザー・エクスペリエンスを向上させました。 ページの機能は変わりません。
福利厚生サービス・センターの「福利厚生請求」Redwoodページを使用する方法を次に示します:
- 「ホーム」ページで、「自分のクライアント・グループ」をクリックします。
- 「クイック処理」にある「詳細の表示」をクリックします。
- 「請求」を検索します。
福利厚生サービス・センターの「福利厚生請求」ページ
この機能により、Redwoodエクスペリエンスの優れた対話処理をご利用いただけます。
有効化のステップ
福利厚生サービス・センターの「福利厚生関係」ページを有効にする方法を次に示します:
- 「設定および保守」作業領域にナビゲートします。
- 「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索してクリックします。
- ORA_HCM_VBCS_PWA_ENABLEDプロファイル・オプションを検索して選択します。
- 「レベル」リストから「サイト」を選択します。
- 「プロファイル値」フィールドに「Y」と入力します。
- 「保存」をクリックします。
- ORA_BEN_ADMINISTRATIVE_ENROLLMENT_REDWOOD_ENABLEDプロファイルを検索して選択します。
- 「レベル」リストから「サイト」を選択します。
- 「プロファイル値」フィールドに「Y」と入力します。
- 「保存」をクリックします。
- ORA_BEN_SELF_SERVICE_ENROLLMENT_REDWOOD_ENABLEDプロファイル・オプションを検索して選択します。
- 「レベル」リストから「サイト」を選択します。
- 「プロファイル値」フィールドに「Y」と入力します。
- 「保存」→「クローズ」をクリックします。
アクセス要件
必要な権限、職務ロールおよびデータ・セキュリティ・ポリシー
- カスタム・ロールがある場合は、機能モジュールのそれぞれの権限および集計権限がロール階層に含まれていることを確認してください。
- 権限および集計権限を追加した後、データ・ロールを再生成し、ユーザー・インタフェースを確認します。
- ユーザーに直接ジョブ・ロールを割り当てている場合は、データ・セキュリティを機能させるため、そのジョブ・ロールからデータ・ロールを作成する必要があります。
セキュリティ
次の集計権限および職務ロールを使用して、カスタム・ロールを更新する必要があります:
集計権限:
- 個人福利厚生請求の管理
- 個人福利厚生請求の表示
次のシード済職務ロールによって継承:
- 福利厚生登録保守
ページ権限:
- BEN_MANAGE_PER_BILLING_PRIV
- BEN_VIEW_PER_BILLING_PRIV
データ・セキュリティ・ポリシー:
- PER_ALL_PEOPLE_FのBEN_VIEW_PER_BILLING_DATA
- PER_ALL_PEOPLE_FのBEN_MANAGE_PER_BILLING_DATA
福利厚生サービス・センターの「裁判所命令」ページのRedwoodエクスペリエンスの有効化
Redwoodツール・セットで福利厚生サービス・センターの「裁判所命令」ページを再作成し、Redwoodページ全体に同じ一貫性のある機能を用意してユーザー・エクスペリエンスを向上させました。 ページの機能は変わりません。
福利厚生サービス・センターの「裁判所命令」Redwoodページを使用する方法を次に示します:
- 「ホーム」ページで、「自分のクライアント・グループ」をクリックします。
- 「クイック処理」にある「詳細の表示」をクリックします。
- 「福利厚生裁判所命令」を検索します。
福利厚生サービス・センターの「裁判所命令」ページ
この機能により、Redwoodエクスペリエンスの優れた対話処理をご利用いただけます。
有効化のステップ
福利厚生サービス・センターの「裁判所命令」ページを有効にする方法を次に示します:
- 「設定および保守」作業領域にナビゲートします。
- 「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索してクリックします。
- ORA_HCM_VBCS_PWA_ENABLEDプロファイル・オプションを検索して選択します。
- 「レベル」リストから「サイト」を選択します。
- 「プロファイル値」フィールドに「Y」と入力します。
- 「保存」をクリックします。
- ORA_BEN_ADMINISTRATIVE_ENROLLMENT_REDWOOD_ENABLEDプロファイルを検索して選択します。
- 「レベル」リストから「サイト」を選択します。
- 「プロファイル値」フィールドに「Y」と入力します。
- 「保存」をクリックします。
- ORA_BEN_SELF_SERVICE_ENROLLMENT_REDWOOD_ENABLEDプロファイル・オプションを検索して選択します。
- 「レベル」リストから「サイト」を選択します。
- 「プロファイル値」フィールドに「Y」と入力します。
- 「保存」→「クローズ」をクリックします。
アクセス要件
- カスタム・ロールがある場合は、機能モジュールのそれぞれの権限および集計権限がロール階層に含まれていることを確認してください。
- 権限および集計権限を追加した後、データ・ロールを再生成し、ユーザー・インタフェースを確認します。
- ユーザーに直接ジョブ・ロールを割り当てている場合は、データ・セキュリティを機能させるため、そのジョブ・ロールからデータ・ロールを作成する必要があります。
セキュリティ
次の集計権限および職務ロールを使用して、カスタム・ロールを更新する必要があります:
集計権限:
- 個人裁判所命令の表示
- 個人裁判所命令の管理
次のシード済職務ロールによって継承:
- 福利厚生登録保守
ページ権限:
- BEN_VIEW_BENEFIT_COURT_ORDER_PRIV
- BEN_MANAGE_BENEFIT_COURT_ORDER_PRIV
データ・セキュリティ・ポリシー:
- PER_ALL_PEOPLE_FのBEN_VIEW_BENEFIT_COURT_ORDERS
- PER_ALL_PEOPLE_FのBEN_MANAGE_BENEFIT_COURT_ORDER_DATA
置き換えられた機能または削除された機能
Oracleは時々、既存のクラウド・サービスの機能を新しい機能で置き換えるか、既存の機能を削除します。機能が置き換えられた場合、古いバージョンがすぐに削除されることも、将来削除されることもあります。ベスト・プラクティスとして、新しいバージョンが使用可能になったらすぐに、置換後の新しいバージョンの機能を使用するようにしてください。
製品 |
削除される機能 |
削除予定 |
置換後の機能 |
置換時期 |
追加情報 |
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現時点ではありません |
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既知の問題/メンテナンス・パック・スプレッドシート
Oracleは各更新における既知の問題に関するドキュメントを公開することにより、お客様が遭遇する可能性のある問題について啓発し、回避策があればそのドキュメントにおいてその回避策を提供します。
Oracleは、月次または法定パッチ適用により修正された不具合のメンテナンス・パックおよび法定メンテナンス・パックのドキュメントも公開します。
これらのドキュメントを参照するには、My Oracle Supportにアクセスできる必要があります。
Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)