本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。
日付 | 製品 | 機能 | ノート |
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2022年6月17日 | Sales Automationコア共通 / 検索 |
デフォルトでUIに表示されない緯度および経度属性 | 機能の追加。更新22Bで提供された機能。 |
2022年6月17日 |
Sales Automationコア共通 / 検索 |
保存済検索を使用した未受入リードのリストの表示 | 機能の追加。更新22Bで提供された機能。 |
2022年2月1日 | 初版作成。 |
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免責条項
この文書に記載された情報には、オラクルの製品開発プランに関する説明文が含まれていることがあります。オラクルの製品開発プランと、今後の製品リリースの本質および時期に対し、様々な要因が大きく影響を及ぼします。したがって、この情報はあくまで情報として提供されるものであり、マテリアルやコード、機能を提供することのコミットメント(確約)ではないため、購買決定を行う際の判断材料になさらないでください。記載されている機能の開発、リリースおよび時期については、オラクルの単独の裁量により決定されます。
この情報は、オラクルおよびその子会社や関連会社との契約を構成するものではありません。特にこの情報についてオラクルは一切の責任を負いかねます。詳細は、法律上の注意点および使用条件を参照してください。
列の定義:
レポート = 新規または変更され、Oracleで提供される、実行準備が完了したレポート。
UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は通常、フィールド、検証またはプログラムの小さな変更で構成されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小になります。
UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、より複雑に設計されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は高くなります。
機能は無効化状態で提供 = エンド・ユーザーがこれらの機能を使用する前に処理が必要です。これらの機能は無効化されており、有効にするかどうかとその時期は自分で選択します。たとえば、a)新規または拡張BIサブジェクト領域は、レポートにまず組み込む必要があり、b)新規Webサービスは使用する前に統合する必要があり、c)ユーザー・ロールに機能を割り当てないと機能にアクセスできません。
エンド・ユーザーがすぐに使用可能 レポートおよび小規模なUIまたはプロセスベースの新機能は、更新後のユーザーに対する影響を最小限に抑えます。したがって、顧客受入テストでは、大規模UIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当てる必要があります。 |
エンド・ユーザーが使用する前に顧客による処理が必要 これらの機能を使用可能にするために処理が必要になるため、中断されません。選択的に使用するよう選択すると、テストおよびロールアウトのタイミングを設定できます。 |
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機能 |
レポート |
UIまたは |
UIまたは |
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Oracle Sales、Oracle ERP、Oracle HCM、Oracle SCMなど、Oracle Cloud Applicationsで共有および使用されるマスター地理データの削除を制限します。相互参照分析をせずに地理データを削除すると、データを使用するアプリケーションに大きな影響があります。
たとえば、ERPでは地理データを使用して税金を計算しており、地理データを誤って削除すると、税金計算が無効になります。そのような削除によって、配送地点(POD)が再プロビジョニングされる場合もあります。
この機能では、アプリケーション間での地理参照の影響分析を実行せずに、地理データを誤って削除するのを防ぐことができます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントおよび考慮事項
お客様またはOracleのサポート・チームが、次の詳細とともにサービス要求(SR)を送信する必要があります。
- 製品: Oracle Fusion CX Sales Cloud Service
- コンポーネント: アカウント、担当者、世帯
- サブコンポーネント: 削除する国を含む「地理の管理」
主なリソース
- スケジュール済プロセスの理解ガイドの営業およびB2Bサービスのスケジュール済プロセスの章を参照してください。
ロール情報
- 顧客データ・スチュワード
- データ・スチュワード・マネージャ
- マスター・データ管理アプリケーション管理者
経常売上明細の予測に1つの日付を使用できるようになりました。プロファイル・オプションを設定すると、複数の経常売上明細が1つのクローズ日(商談クローズ日)に集計されます。つまり、パイプライン予測の合計値を計算するために必要な売上明細は1つのみです。
1つの商談クローズ日を使用したパイプライン予測の表示に、すべての発生で集計された売上が反映されます。また、多数の商談売上明細を維持する必要も減るので、パフォーマンスも維持できます。
有効化のステップ
プロファイル・オプション「経常売上予測タイプ」(ORA_MOO_REV_RECUR_FORECAST)は、スケジュールされた発生ごとに毎回、または開始日に基づく集計のどちらに基づいて収益明細を予測するかを管理します。デフォルトでは、発生ごとに毎回予測されます。
次のステップを使用して、デフォルト値の「スケジュール済の発生ごと」(ORA_INDIV_SCHED_OCCURRENCE)」を「開始日に基づいて集計」(ORA_AGGR_BASED_ON_START_DATE)」という値に変更し、既存の複数の経常売上明細が1つのクローズ日に集計されるようにします。
- 「設定および保守」にナビゲートします。
- 「検索」ページを開き、「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索します。
- プロファイル・オプション「経常売上予測タイプ」を検索します。
- プロファイル・オプションのデフォルト値をORA_INDIV_SCHED_OCCURRENCEからORA_AGGR_BASED_ON_START_DATEに変更します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
ヒントおよび考慮事項
お客様が単一の日付を使用するように決定した場合、商談クローズ日が計算に使用される単一の日付になります。
主なリソース
- 営業の実装ガイドの商談の製品および収益の章を参照してください。
ロール情報
- 営業管理者
適応型検索のリソースベース・フィールドのフィルタとして現在のユーザーを追加
ワークスペースのリソースベース・フィールドで「自分」演算子を使用して、現在のユーザーを検索実行時のフィルタとして追加できるようになりました。この新しい演算子を使用して、ユーザー固有のフィルタを使用した保存済検索を作成できます。
この機能では、リソースベースのフィルタを使用して、要件に最適の検索レコードのセットを返すことができます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
- 営業の使用ガイドのワークスペースおよび作業領域の検索の章を参照してください。
ロール情報
- すべてのユーザーに適用可能
総勘定元帳カレンダは会計カレンダとも呼ばれ、会計の観点から年を定義するために使用し、ユーザーがロールアップを定義するときに含める期間および期間タイプを決定できます。例: 前会計四半期の収益。総勘定元帳カレンダに基づいてロールアップを定義できるようになりました。ロールアップ値の計算時には、会計カレンダの開始と終了および会計年度の期間が使用されます。
ロールアップ・データの管理者および受取人は、総勘定元帳にあわせた日付範囲に基づいて有意義なデータを取得できます。
有効化のステップ
- ORA_ZBS_SALES_ADMINISTRATIONジョブ・コードを持つ営業管理者ユーザー・ロールのコピーに、ロールアップ・メトリックの管理権限を追加します。ロールアップの構成および設定を担当するユーザーをロールに追加します。
- 「ロールアップ完全リフレッシュ」、「ロールアップ階層リフレッシュ」および「ロールアップ増分リフレッシュ」スケジュール済プロセスが「スケジュール済プロセス」ページに表示されることを確認します。
- 「ロールアップ・テスト使用可能」プロファイル・オプションを有効にします。
- 新しいロールアップの作成時に、未公開ロールアップのロールアップ属性を再利用したり、オブジェクトのロールアップの子にカスタム属性を作成できます。カスタム属性を作成した場合は、必ずサンドボックスから公開してください。その後、カスタム属性は、「ロールアップ」設定ページで使用できるようになります。
- オブジェクトの詳細レイアウトにロールアップのカスタム・サブタブを作成し、そこにロールアップ属性を追加します。
主なリソース
ロール情報
- 営業管理者
スマート・データによって表示されるアカウントの推奨リストへの従業員規模のレンダリング
既存のDun & Bradstreet (D&B)スマート・データ機能を使用すると、営業担当者は新規アカウント作成時の手動データ入力を削減できます。D&Bスマート・データ機能では、一致するアカウントのリストが提示されるので、営業担当がアカウントを作成する際にアカウントをエンリッチするのに役立ちます。現在は、一致するアカウント・リストが企業の売上に基づいて表示されます。営業担当は、アカウント名、事業所および売上を表示できます。このリリースでは、従業員規模もリストに表示されるようになりました。
データ入力時間の短縮
会社名、事業所、収益および従業員規模別にアカウントが表示されるので、営業担当が探している会社を見つけやすくなっています。アカウントの作成時に、リストから適切な会社を選択できます。
有効化のステップ
-
「設定および保守」作業領域で、「データ・エンリッチメント統合の管理」タスクを使用します。
- オファリング: 営業
- 機能領域: 統合
- タスク: データ・エンリッチメント統合の管理
- 「データ・エンリッチメント統合の管理」ページで、「スマート・データ」について「DaaS使用可能」を選択します。(SmartDataに対して「DataFox使用可能」は選択しないでください)。
- DaaSの資格証明を入力します。
- 変更を保存します。
主なリソース
次のコンテンツを参照してください。
ロール情報
- 営業担当
新しいお客様は、アクセス・グループを使用したデータ・アクセスをデフォルトで使用可能
アクセス・グループのデータ・アクセスを使用するために、新しいお客様が、システム・アクセス・グループの事前定義済ルールを有効化およびアクティブ化する必要がなくなりました。システム・アクセス・グループおよび事前定義済ルールは、デフォルトで使用可能です。ただし、既存のお客様は、アクセス・グループのデータ・アクセスを使用するアクセス・グループ・ルールを引き続き有効化およびアクティブ化する必要があります。
デフォルトのセキュリティ・フレームワークとしてアクセス・グループが使用可能なので、オブジェクトおよびその関連オブジェクトに対するユーザーのデータ・セキュリティを簡単に構成できます。また、カスタム・アクセス・グループのルールを既存の事前定義済ルールに増分追加して、データ・アクセスをさらにカスタマイズすることもできます。さらに、アクセス・グループ・メンバーシップを介してユーザーに割り当てられたレコードをワークスペースで検索できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
- CX販売とB2Bサービスの保護ガイドのアクセス・グループの章を参照してください。
ロール情報
- ITセキュリティ・マネージャ
- 営業管理者
「アクセス・グループ」ユーザー・インタフェースからの「アクセス・グループ」スケジュール済プロセスのモニター
「アクセス・グループ」ユーザー・インタフェースの「モニター」サブタブでは、アクセス・グループのすべてのスケジュール済プロセスを1つの場所で管理できます。プロセスの実行または取消、プロセスのスケジュールの表示または更新、およびアクティブ・プロセスのステータスの監視をすべて「モニター」ページを実行できます。この機能拡張により、アクセス・グループ・プロセスの管理が簡素化され、データ・アクセスの問題を引き起している可能性がある失敗したプロセスをより簡単に識別できます。
「モニター」ページ
「カスタム・オブジェクトおよびフィールドの同期」ページ
「ルールの公開」ページ
グループおよびメンバーの更新
アクセス・グループ作業領域を離れることなくアクセス・グループ・プロセスを管理できるため、アクセス・グループの作業が簡単かつ効率的になります。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
- CX販売とB2Bサービスの保護ガイドのアクセス・グループの章を参照してください。
ロール情報
- ITセキュリティ・マネージャ
- 営業管理者
アクセス・グループを使用したチームベースのカスタム・オブジェクト・セキュリティの構成
アクセス・グループを使用して、カスタム・オブジェクトへのチームベースのアクセスが可能になります。追加すると、チーム・メンバーとその管理階層がカスタム・オブジェクト・レコードにアクセスできるようになります。
チームに基づいてカスタム・オブジェクトを保護するために、カスタム・データ・セキュリティ述語をお客様が作成する必要がなくなりました。
有効化のステップ
チームベースのカスタム・オブジェクト・セキュリティを使用するには、まずアクセス・グループ・セキュリティを有効にしてから、アプリケーション・コンポーザで「チームのアクセス・グループ・セキュリティの構成」を使用可能にします。次に、ナビゲータを使用して、「営業およびサービス・アクセス管理」でアクセス・グループを構成する必要があります。機能セキュリティは、引き続きアプリケーション・コンポーザの「ロール」表を使用して構成する必要があります。
主なリソース
- アプリケーション・コンポーザを使用したアプリケーションの構成ガイドのオブジェクトおよびフィールドの追加の章のカスタム・オブジェクトへのチームベース・アクセスの有効化のトピックを参照してください。このトピックはOracle Help Centerで4月1日に利用可能になります。
ロール情報
- 営業管理者
移行プロセス中に、アプリケーション・コンポーザ構成の変更を2つの環境間で比較します。構成の違いをチェックすることで、ある環境内で発生しているものの別の環境では発生していない問題のトラブルシューティングがいっそう簡単になります。
この機能を使用すると、次のことができます。
- CSM移行インポート・プロセスを開始する前に事前監査を実行します
- ある環境で発生するものの別の環境では発生しない問題を自分でトラブルシューティングします
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントおよび考慮事項
移行UIで、インポートを実行する前に歯車アイコンをクリックして、ソース、宛先および差分構成(比較)レポートを確認できます。
主なリソース
- アプリケーション・コンポーザを使用したアプリケーションの構成ガイドの始める前にの章を参照してください。
保護された関連オブジェクトがあるカスタム・サブジェクト領域オブジェクトでの左外部結合使用可能
関連オブジェクトの保護された動的選択リストと未保護の動的選択リストの両方について、左外部結合を生成するカスタム・サブジェクト領域を作成できるようになりました。
この拡張機能により、レポート作成の可能性が大幅に広がり、複数のカスタム・サブジェクト領域および結合の必要性が減り、ユーザビリティとパフォーマンスが向上します。
有効化のステップ
新規サブジェクト領域は、既存のレポートに追加するか、新規レポートで使用することで利用できます。レポートの作成および編集の詳細は、分析およびレポートの作成および管理のブック (「Oracle Help Center」 > 目的のアプリケーション・サービス領域 > 「Books」 > 「Administration」)を参照してください。
新しいカスタム・サブジェクト領域では、左外部結合が自動的に使用可能になるため、追加ステップは必要ありません。ただし、親子関係に対して左外部結合を使用できるようにするには、既存のカスタム・サブジェクト領域を再公開する必要があります。
主なリソース
- アプリケーション・コンポーザを使用したアプリケーションの構成のカスタム・サブジェクト領域の章を参照してください。
インポートおよびエクスポート管理の詳細は、CX SalesおよびB2B Serviceのインポートおよびエクスポートの管理の理解ガイドを参照してください。
代替キーを使用した、インポート時の特定の顧客モデル親オブジェクトへのカスタム子オブジェクトのリンク
「オリジナル・システム」および「オリジナル・システム参照」属性を使用して、インポート時に、アカウント、担当者、世帯、住所、アカウント担当者など、特定の顧客モデルの親オブジェクトにカスタム子オブジェクトをリンクできるようになりました。
この機能では:
- 「オリジナル・システム」および「オリジナル・システム参照」属性を代替キーとして使用して、顧客モデル・オブジェクトの直接カスタム子オブジェクトにデータ・インポートをリンクできます。
- 直接子オブジェクトにデータをインポートする前に、システムの顧客モデル・オブジェクト・データの主キー情報を問い合せる必要性が減ります
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
- インポートおよびエクスポート管理の理解ガイドのカスタム・オブジェクトのインポートの章のカスタム・オブジェクトのインポート方法のトピックを参照してください。
最適なパフォーマンスを実現するために、エクスポート・プラットフォームで、実行時にシステム容量に基づいてパラレル・ジョブ数を動的に管理できるようになりました。
エクスポート管理で、パラレルに実行できるエクスポート・ジョブ数を管理者が指定する必要がなくなりました。使用可能なシステム・リソースに基づいて、キュー・サイズが動的に割り当てられるようになりました。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
- インポートおよびエクスポート管理の理解ガイドのデータのエクスポートの章のデータのエクスポートのトピックを参照してください。
インポートおよびエクスポート管理を使用して、販売環境で割当ルールをインポートおよびエクスポートします。割当ルールを使用すると、商談やリードなどのビジネス・オブジェクトにリソースおよび営業担当を割り当てることができます。割当後は、リソースとそのマネージャがビジネス・オブジェクトを表示できます。同じ環境または別の環境から以前にエクスポートした割当ルールをインポートすることも、この機能を使用して複数の割当ルールを同時に更新することもできます。
インポートおよびエクスポート管理を使用して、環境間で割当ルールを簡単に移動できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
CX SalesおよびB2B Serviceのインポートおよびエクスポート管理の理解の次の内容を参照してください。
ロール情報
- インポートおよびエクスポート管理へのアクセス権を持つすべてのユーザー
REST APIの拡張された「アカウント担当者」子オブジェクトの使用
アカウントRESTful Webサービスのアカウント担当者の子の担当者レコードの詳細を表示できるようになりました。次の属性が、アカウントRESTリソースのアカウント担当者の子に追加されました。
- 個人購買ロール
- 個人営業親密度コード
これらの属性は読取り専用で、担当者オブジェクトと値が同期される非必須フィールドです。
販売のアプリケーションおよび統合で、アカウント担当者の子を介して、関連するアカウントの担当者固有の情報を表示できるようになりました。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
- CX販売とB2BサービスのREST APIガイドのすべてのRESTエンドポイントの項を参照してください。
「住所」フィールドの「緯度」および「経度」属性は、デフォルトでUIで非表示に設定されています。どちらの属性も引き続き適応型検索で使用可能ですが、ほとんどの場合、位置検索をサポートするためにバックグラウンドで使用されます。これらの属性をUIに表示する場合は、営業管理者が「適応型検索の構成」→「UIの構成」画面から表示できます。
どちらの属性も引き続き適応型検索で使用可能ですが、ほとんどの場合、位置検索をサポートするためにバックグラウンドで使用されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
「新規未受入リード」保存済検索を使用して、まだ受け入れられていない適格リードまたは不適格リードのリストを表示できるようになりました。この保存済検索は、デフォルトですべてのユーザーが使用できます。管理者は、「保存済検索の管理」に移動し、必要に応じてこの新しい保存済検索を管理できます。
この機能を使用すると、ユーザーはすべての未受入リードのリストをすばやく表示できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
バッチ要求を使用して、番地に加えて、Eメール・アドレスと電話番号を一括で確認します。
Eメール・アドレスと電話番号を一括で確認すると、大量の電話および電子メール・レコードをインポートして1回で確認できます。多数のEメールおよび電話のレコードは、CSVファイルのインポートを使用するか、REST APIを使用して作成できます。この機能により、アプリケーションで保存されたEメールおよび電話データが検証され、アプリケーションの住所クレンジング機能が強化されます。
有効化のステップ
- Eメールと電話のバッチ確認は、「設定および保守」作業領域で次の項目を使用して構成できます。
- オファリング: 顧客データ管理
- 機能領域: データ品質検証サービス
- クイック設定アイコンをクリックします。
- 「検証サービスの構成」ページで、Eメールと電話サービスを選択します。
ヒントおよび考慮事項
- この機能のリリース後、定期的な住所クレンジング・バッチ・ジョブは、アップグレードされたリリースに自動的には移植されません。以前の住所クレンジング繰返しジョブを取り消して、新しい繰返しバッチ・ジョブを発行する必要があります。
- 新しいデータ検証バッチ・ジョブのみによって検証される住所では、パーティ・レコードに関連付けられた住所のみが処理されます。パーティ・レコードに関連付けられていない住所は処理されません。
- ナビゲータの「顧客データ管理」で、Eメール検証、電話検証および住所クレンジングのバッチ・ジョブを発行するための新しいデータ検証キューカードをユーザーが使用する必要があります。既存の住所クレンジング・キューカードは表示されなくなります。
主なリソース
- CX SalesおよびB2Bサービスの顧客データ管理(CDM)の実装ガイドのデータ検証設定の章を参照してください。
「重複解決データのパージ」スケジュール済タスクを使用して、不要でアクティブな解決要求を削除します。このリリースでは、「重複解決データのパージ」スケジュール済プロセスの機能が拡張されて、「新規」および「待ち状態」ステータスの解決要求のパージが許可されます。また、特定の重複識別バッチから作成された解決要求に、パージ範囲を制限する機能も提供されています。
「重複解決データのパージ」スケジュール済プロセス
この機能拡張により、アクティブな処理ステータスの、不要な解決要求を個別にパージできます。この機能により、大量の解決要求が偶発的に作成されるシナリオで、業務効率と柔軟性が向上します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントおよび考慮事項
この拡張機能を最大限に活用するために、次の点に注意してください。
- 「重複解決データのパージ」スケジュール済プロセスは、「重複解決要求のスケジュール」プロセスと同時には実行できません。一方のタイプの実行中に他方のタイプのプロセスが送信された場合、送信されたプロセスは、実行中のプロセスが完了するまで保留になります。
- 「重複解決データのパージ」ジョブには、「開始日」および「終了日」パラメータが必要です。
- 「すべてのアクティブ」オプションでは、「待ち状態」および「新規」ステータスのすべての解決要求がパージされます。
- 「すべての非アクティブ」オプションでは、「完了」、「エラー」または「拒否済」ステータスのすべての解決要求がパージされます。
- 「発行済」ステータスまたは「マッピング」ステータスの解決要求はパージできません。
- 「重複識別バッチ」選択リストを使用すると、特定の重複識別バッチによって作成された解決要求のみを含めるように、パージ範囲の追加フィルタリングを実行できます。
主なリソース
- スケジュール済プロセスの理解ガイドの営業およびB2Bサービスのスケジュール済プロセスの章を参照してください。
ロール情報
次のロールを1つ以上を持つユーザーは、「重複解決データのパージ」プロセスをスケジュールおよび発行できます。
- 顧客データ・スチュワード
- データ・スチュワード・マネージャ
- マスター・データ管理アプリケーション管理者