クラウド・レディネス / Oracle Fusion Cloud Customer Data Management
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  1. 更新23B
  1. 改訂履歴
  2. 概要
  3. 機能のサマリー
  4. Sales Automationコア共通
    1. 取引先コミュニティ・アーキテクチャ
    2. CRM共通コンポーネント
        1. 見積ステータスに基づく商談ステータスの更新
        2. 権限を使用した営業制限付きユーザーの識別
        3. メッセージ・テンプレートの管理
        4. イベント・トリガーのルーチンの作成および子オブジェクトの選択
        5. オーケストレーション・ガイダンスのステップ、処理および現在の目標を表示するためのオーケストレーション・ガイダンス折りたたみパネル。
        6. 折りたたみサブビューの検索機能のサポート
    3. 検索
        1. ワークスペース日付フィルタでの動的日付の使用
    4. 顧客センター
        1. 販売アカウントの関係および階層へのドリルインおよび探索を対話形式で実行
        2. 新しい拡張可能階層ビューアを使用した調査および操作が可能
    5. CX基盤
        1. Eメール・テンプレートを使用したEメールの作成
        2. 非公開ノートによる機密データの保存
  5. 顧客データ管理
    1. データ品質
        1. 拡張インタフェースを使用した、プロファイル品質スコアを計算するための構成可能スコアリング・ロジックの定義

更新23B

改訂履歴

本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。

日付 モジュール 機能 ノート
2023年5月11日     初版作成。

概要

アイデア募集中

ご意見をお待ちしています。クラウド・サービスを改善する方法に関する提案がございましたら、ぜひお知らせください。Oracle Customer Connectのアイデア・ラボなど、いくつかの方法でアイデアを送信していただけます。機能名の後にこのアイコンが表示されていれば、その機能はお客様のアイデアによるものです。

フィードバックをお寄せください

本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。

免責条項

この文書に記載された情報には、オラクルの製品開発プランに関する説明文が含まれていることがあります。オラクルの製品開発プランと、今後の製品リリースの本質および時期に対し、様々な要因が大きく影響を及ぼします。したがって、この情報はあくまで情報として提供されるものであり、マテリアルやコード、機能を提供することのコミットメント(確約)ではないため、購買決定を行う際の判断材料になさらないでください。記載されている機能の開発、リリースおよび時期については、オラクルの単独の裁量により決定されます。

この情報は、オラクルおよびその子会社や関連会社との契約を構成するものではありません。特にこの情報についてオラクルは一切の責任を負いかねます。詳細は、法律上の注意点および使用条件を参照してください。

機能のサマリー

列の定義:

レポート = 新規または変更され、Oracleで提供される、実行準備が完了したレポート。

UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は通常、フィールド、検証またはプログラムの小さな変更で構成されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小になります。

UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、より複雑に設計されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は高くなります。

機能は無効化状態で提供 = エンド・ユーザーがこれらの機能を使用する前に処理が必要です。これらの機能は無効化されており、有効にするかどうかとその時期は自分で選択します。たとえば、a)新規または拡張BIサブジェクト領域は、レポートにまず組み込む必要があり、b)新規Webサービスは使用する前に統合する必要があり、c)ユーザー・ロールに機能を割り当てないと機能にアクセスできません。

エンド・ユーザーがすぐに使用可能
(機能が使用可能な状態で提供)

レポートおよび小規模なUIまたはプロセスベースの新機能は、更新後のユーザーに対する影響を最小限に抑えます。したがって、顧客受入テストでは、大規模UIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当てる必要があります。

エンド・ユーザーが使用する前に顧客による処理が必要
(機能は無効化状態で提供)

これらの機能を使用可能にするために処理が必要になるため、中断されません。選択的に使用するよう選択すると、テストおよびロールアウトのタイミングを設定できます。

機能

レポート

UIまたは
プロセスベース:
小規模

UIまたは
プロセスベース:
大規模*

Sales Automationコア共通

取引先コミュニティ・アーキテクチャ

CRM共通コンポーネント

見積ステータスに基づく商談ステータスの更新

権限を使用した営業制限付きユーザーの識別

メッセージ・テンプレートの管理

イベント・トリガーのルーチンの作成および子オブジェクトの選択

オーケストレーション・ガイダンスのステップ、処理および現在の目標を表示するためのオーケストレーション・ガイダンス折りたたみパネル。

折りたたみサブビューの検索機能のサポート

検索

ワークスペース日付フィルタでの動的日付の使用

顧客センター

販売アカウントの関係および階層へのドリルインおよび探索を対話形式で実行

新しい拡張可能階層ビューアを使用した調査および操作が可能

CX基盤

Eメール・テンプレートを使用したEメールの作成

非公開ノートによる機密データの保存

顧客データ管理

データ品質

拡張インタフェースを使用した、プロファイル品質スコアを計算するための構成可能スコアリング・ロジックの定義

Sales Automationコア共通

取引先コミュニティ・アーキテクチャ

CRM共通コンポーネント

見積ステータスに基づく商談ステータスの更新

商談に関連付けられているOracle CPQ内のアクティブな見積ステータスに対する変更に基づいて、商談のステータスを自動的に更新できるようになりました。

この機能により、アクティブな見積ステータスを反映させるために手動で商談ステータスを更新する必要がなくなり、営業担当の効率が向上します。これまで営業担当は、商談に関連付けられているアクティブな見積が「受注済」または「失注済」になった後に、商談ステータスを手動で「受注済」または「失注済」に更新する必要がありました。必要な設定ステップの完了後、この機能によりこのステップが自動実行されるようになります。この機能により、商談ステータスとアクティブな見積ステータスの同期がより正確に維持されるようになります。

有効化のステップ

この機能は、Oracle CX Sales商談とOracle CPQの両方を利用している場合に役立ちます。この機能を使用するには、これらの両方のアプリケーションが必要です。さらに、商談のクローズおよび失注ディールの競合相手を指定するときに必須の受注事由または失注事由を求めるプロファイル・オプションを両方とも無効にする必要があります。

1. プロファイル・オプションMOO_CLOSE_WINLOSS_REQDの値をNに設定して、無効にします

2. プロファイル・オプションMOO_CLOSE_COMP_REQDの値をNに設定して、無効にします

3. ORA_MOO_AUTO_UPDATE_OPPTY_STATUSの値をYに設定して、有効にします

4. 「販売ステータスの管理」FSMタスクでは、すべてのステータス・コードでそれぞれ一意の表示順序が使用されている必要があります。この表示順序に従って、自動更新時に適切な商談ステータスが選択されます。

ヒントおよび考慮事項

1. 参照ORA_ZCA_WIN_STATUSで定義されているOracle CPQの「受注済」、「失注済」、「進行中」のステータスが使用されます。他のすべてのステータスは自動更新で考慮されません。

2. 商談のクローズ時に営業ステージを更新するための追加のカスタム・フィールドが必要となる場合は、商談は自動的に更新されずエラー・メッセージが記録されます。

主なリソース

1. CX SalesとOracle CPQの統合

https://docs.oracle.com/en/cloud/saas/configure-price-quote/faicp/index.html

アクセス要件

この機能は、「営業管理者」権限を持つユーザーが有効にできます。

権限を使用した営業制限付きユーザーの識別

新しい権限が導入され、「営業制限付きユーザー」ジョブ・ロールのユーザーを使用目的レポートの目的で識別できるようになりました。新しい権限は次のとおりです:

  • ユーザーを営業制限付きユーザー(制限付き)として識別(ZBS_IDENTIFY_USER_AS_SALES_RESTRICTED_USER_LIMITED_PRIV)
  • ユーザーを営業制限付きユーザー(必須)として識別(ZBS_IDENTIFY_USER_AS_SALES_RESTRICTED_USER_ESSENTIAL_PRIV)

必要な権限は、Oracle Fusion Sales and Service Limited Cloud ServiceOracle Sales Cloud Essential User Cloud Serviceのどちらのライセンスを購入したかによって決まります。これらの権限は、アップグレード・プロセスを通じて自動的に標準の営業制限付きユーザー・ジョブ・ロールに含まれます。ただし、このロールをクローニングした場合またはカスタム・ロールを作成した場合は、いずれか適切な新しい権限を手動でロールに追加する必要があります。

これらの権限の導入により、Oracle Fusion Sales and Service Limited Cloud ServiceおよびOracle Sales Cloud Essential User Cloud Serviceのライセンス・ユーザーの管理、アクセスおよびカウント業務が向上します。

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

ヒントおよび考慮事項

  • 使用カウントを促進させるため、Oracle Fusion Sales and Service Limited Cloud ServiceまたはOracle Sales Cloud Essential User Cloud Serviceライセンスのユーザーは、関連する権限を取り込む必要があります。権限は自動的に営業制限付きユーザー・ロールに追加されます。ただし、カスタム・ロールまたは「営業制限付きユーザー」ジョブ・ロールからクローニングされたロールには、適切な権限を手動で追加する必要があります。
  • Oracle Fusion Sales and Service Limited Cloud Serviceライセンス・ユーザーは、ZBS_IDENTIFY_USER_AS_SALES_RESTRICTED_USER_LIMITED_PRIV権限を追加します

  • Oracle Sales Cloud Essential User Cloud Serviceライセンスの場合は、ZBS_IDENTIFY_USER_AS_SALES_RESTRICTED_USER_ESSENTIAL_PRIV権限を追加します

主なリソース

営業およびサービスのセキュリティ・リファレンス・ガイド。営業制限付きユーザー・ロール(ジョブ・ロール)の項を参照してください。

アクセス要件

営業管理者

メッセージ・テンプレートの管理

メッセージ・テンプレートを通じてチームに標準コンテンツを提供し、チームがそのコンテンツをカスタマイズしてリード、商談およびアカウント担当者に送信できるようにします。メッセージ・テンプレートは次世代Salesで使用できます。

メッセージ・テンプレートにより、収集整理が行われたコンテンツをチームに提供し、営業全体に一貫性を持たせることができるため、時間の節約につながります。

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

ヒントおよび考慮事項

メッセージ・テンプレートは、オーケストレーション・ステップおよび「Eメールの送信」処理で使用できます。どちらも次世代Salesで使用可能です。

アクセス要件

「メッセージ・テンプレートの管理」権限が次のロールに提供されます:

  • 営業管理者
  • アプリケーション実装コンサルタント
  • 顧客関係管理アプリケーション管理者

イベント・トリガーのルーチンの作成および子オブジェクトの選択

リード担当者、商談担当者、商談売上および顧客対応参照のルーチンを作成し、ルールに親属性を含めることができるようになりました。削除は、不要になったルーチンを削除するクイック処理としても使用できます。ルーチンが削除されると、ルーチン定義と履歴が完全に削除されます。また、次世代Salesを使用している場合は、レコードの作成、更新または削除などのイベントが発生したときにルーチンをトリガーして実行できます。

イベント・トリガーにより、利害関係者が妥当な期間に応答できるように、管理者が重要な変更を通知できます。たとえば、リード、商談またはタスクの所有者が変更された場合は、それらの所有者に通知します。子オブジェクトのルーチンにより、親と子の条件に基づいて子レコードを更新できます。

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

ヒントおよび考慮事項

ルーチンが削除されると、ルーチン定義と履歴が完全に削除されます。

主なリソース

営業の実装ガイドのルーチンの章を参照してください。

アクセス要件

イベント・トリガーは、ルーチンの管理権限を持つユーザーの次世代Salesで使用できます。

次のロールには、ルーチンの管理権限があります:

  • 営業管理者
  • アプリケーション実装コンサルタント
  • 顧客関係管理アプリケーション管理者

オーケストレーション・ガイダンスのステップ、処理および現在の目標を表示するためのオーケストレーション・ガイダンス折りたたみパネル。

この機能では、オーケストレーション折りたたみパネルを使用して、商談の現在のステージに応じたオーケストレーション・ガイダンスのステップ、オーケストレーション処理および目標が表示されます。また、この機能により次のステップが自動的に表示されるので、営業担当がページを手動でリフレッシュする必要がなくなります。

この機能により、ユーザーの操作性が向上し、生産性が向上します

有効化のステップ

この機能を使用する前に、必要なアクセス権を付与してください。詳細は、アクセス要件の項を参照してください。

サイト・レベルで、リードおよび商談管理に対して、プロファイル・オプション「オーケストレーション使用可能」(ORA_ZCA_ENABLE_ORCHESTRATION)を「はい」に設定して、オーケストレーション機能を使用可能にする必要があります。

  1. 「設定と保守」作業領域から「管理者プロファイル値の管理」タスクを開きます。

    • オファリング: 営業

    • 機能領域: 営業基盤

    • タスク: 管理者プロファイル値の管理

  2. 「管理者プロファイル値の管理」ページで、「プロファイル表示名」に「オーケストレーション使用可能」と入力して、

    プロファイル・オプション

    を検索します。
  3. サイト、リード管理および商談管理のプロファイル値として「はい」を選択します。

  4. 「保存してクローズ」をクリックします。

アクセス要件

オーケストレーションのランタイム機能にアクセスするには、ユーザーに営業オーケストレーションの表示機能権限(ZCA_VIEW_SALES_ORCHESTRATION)が必要です。

折りたたみサブビューの検索機能のサポート

この機能により、担当者が、アカウント、担当者商談、リードなどのメイン・オブジェクトのサブビューのコンテキストで情報を検索できます。

この機能により、担当者がサブビューで情報を見つける能力が向上するので、生産性が向上し、売上が改善します。

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

ヒントおよび考慮事項

  1. 問合せ不可のフィールドはこの機能で検索できません
  2. オブジェクトで使用可能なすべてのフィールドをこの機能で検索できるわけではありません。サポート対象のフィールドがドロップダウンに表示されるので、選択して検索してください。

検索

ワークスペース日付フィルタでの動的日付の使用

ワークスペースで動的日付を使用して日付フィルタを追加できるようになりました。たとえば、クローズ日を次の7日以内とするフィルタを追加できます。これは、ローリング日付に基づく、より有用な保存済検索を作成するのに役立ちます。

循環日付に基づく利便性の高い保存済検索を作成する際に役立ちます。

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

アクセス要件

すべてのユーザーが使用できます。

顧客センター

販売アカウントの関係および階層へのドリルインおよび探索を対話形式で実行

営業担当が「アカウント」リスト・ビューからアカウント関係コンテキストを選択して、子アカウントと親アカウントを表形式で参照できるようになりました。この新機能により、関連するすべてのアカウントに関するナレッジをすばやく表示、比較および使用できるようになります。

この新機能を使用して、営業担当はアカウントの親および子関係を対話形式で調査できます。営業担当がより生産性の高いワークリスト・ビューを使用できるようになることで、新しい商談の創出とアカウント構造に対する販売増を期待できます

有効化のステップ

  1. 「ナビゲーション」->「ツール」->プロセスのスケジュール->新規プロセスのスケジュールで、次のスケジュール済プロセス名を検索します
  2. スケジュール済プロセス名: アカウント階層の非正規化データのリフレッシュ
  3. 摘要: アカウント階層の非正規化データをリフレッシュします。
  4. 「OK」をクリックします。
  5. 「プロセス詳細」ダイアログ・ボックスが表示されます。「拡張」ボタンをクリックします。
  6. 「拡張オプション」の下の、「パラメータ」タブの下で「完全リフレッシュ」のパラメータを公開する必要があります。これはデフォルトで「いいえ」が選択されています。
  7. 「拡張オプション」の下の「スケジュール」タブに移動し、要件に従ってリフレッシュの頻度を選択します。たとえば、階層が頻繁に変更される場合は、要件に従って「日次」、「週次」または「月次」のいずれかの頻度を選択する必要があります。
  8. 「発行」をクリックします。

アップグレード後は、完全リフレッシュを1回のみ実行する必要があります。再実行リクエストは、データが階層に追加されたり、階層から削除された場合にのみ行う必要があります。階層が変更される頻度に応じて、このジョブをスケジュールして頻度を選択する必要があります。このモードでの実行が初めての場合、ジョブは完全リフレッシュとして動作し、それ以外の場合は影響を受けるノードのみが同期されます。

主なリソース

この機能は2023年5月にリリースされています。5月更新の営業の実装ガイドのアカウントおよび担当者の章を参照してください。

アクセス要件

HZ_RUN_TRADING_COMMUNITY_ACCOUNT_HIERARCHY_CHANGE_IDENTIFICATION_PRIV権限を管理者ロールに追加する必要があります。

新しい拡張可能階層ビューアを使用した調査および操作が可能

新しい「アカウント」階層サブビュー・ページを使用して、営業担当が親および子アカウントを参照および操作し、アカウント構造と親子関係の詳細を確認できるようになりました。

新しい「アカウント」階層サブビュー・ページを使用して、営業担当は同じ組織構造内の他の関連アカウントを調査して、他支店への売込みを図ることができます。

有効化のステップ

  1. 「ナビゲーション」->「ツール」->プロセスのスケジュール->新規プロセスのスケジュールで、次のスケジュール済プロセス名を検索します
  2. スケジュール済プロセス名: アカウント階層の非正規化データのリフレッシュ
  3. 摘要: アカウント階層の非正規化データをリフレッシュします。
  4. 「OK」をクリックします。
  5. 「プロセス詳細」ダイアログ・ボックスが表示されます。「拡張」ボタンをクリックします。
  6. 「拡張オプション」の下の、「パラメータ」タブの下で「完全リフレッシュ」のパラメータを公開する必要があります。これはデフォルトで「いいえ」が選択されています。
  7. 「拡張オプション」の下の「スケジュール」タブに移動し、要件に従ってリフレッシュの頻度を選択します。たとえば、階層が頻繁に変更される場合は、要件に従って「日次」、「週次」または「月次」のいずれかの頻度を選択する必要があります。
  8. 「発行」をクリックします。

アップグレード後は、完全リフレッシュを1回のみ実行する必要があります。再実行リクエストは、データが階層に追加されたり、階層から削除された場合にのみ行う必要があります。階層が変更される頻度に応じて、このジョブをスケジュールして頻度を選択する必要があります。このモードでの実行が初めての場合、ジョブは完全リフレッシュとして動作し、それ以外の場合は影響を受けるノードのみが同期されます。

主なリソース

この機能は2023年5月にリリースされます。5月更新の営業の実装ガイドのアカウントおよび担当者の章を参照してください。

アクセス要件

HZ_RUN_TRADING_COMMUNITY_ACCOUNT_HIERARCHY_CHANGE_IDENTIFICATION_PRIV権限を管理者ロールに追加する必要があります。

CX基盤

Eメール・テンプレートを使用したEメールの作成

ユーザーは、事前定義済Eメール・テンプレートを使用してEメールを作成して送信できます。

  1. すぐに使用できる事前定義済Eメール・メッセージ・テンプレートを使用してユーザーがEメールを作成できます
  2. 反復的なコンテンツを手動で入力する必要がなくなるので、生産性が向上し、ユーザーの時間を節約できます
  3. 一貫性のあるメッセージをお客様に送信できるので、ブランドに一貫性が生まれます

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

ヒントおよび考慮事項

Oracle EmailによるEメール・テンプレートの使用

前提条件:

Oracle EmailでEメール・テンプレートを有効にするには、プロファイル・オプションORA_ZCA_DS_EMAIL_OPTIONSでプロファイル値を「Oracle Mail」に設定する必要があります(このオプションはデフォルトで有効になります)。

Eメール・テンプレートを選択するステップ:

  1. アシスタントで「Eメールの送信」処理をクリックすると、Eメール作成フォームがSales Cloudアプリケーションで開きます
  2. Eメール・テンプレートを選択するには、フォームの下部にあるドロップダウンで「Eメール・テンプレート」アイコンを使用します
  3. アイコンをクリックすると、管理者が有効にしたEメール・テンプレートのリストが事前定義済メッセージとともにドロップダウンに表示されます
  4. 必要なテンプレートを選択すると、Eメール作成フォームにメッセージがロードされます

MS Exchange (Redwood Compose UX使用)によるEメール・テンプレートの使用

前提条件:

MS Exchange (Redwood Compose UX使用)でEメール・テンプレートを有効にするには、プロファイル・オプションORA_ZCA_DS_EMAIL_OPTIONSでプロファイル値を「MS Exchange (Redwood Compose UX使用)」に設定する必要があります。

Eメール・テンプレートを選択するステップ:

  1. アシスタントで「Eメールの送信」処理をクリックすると、Eメール作成フォームがSales Cloudアプリケーションで開きます
  2. Eメール・テンプレートを選択するには、フォームの下部にあるドロップダウンで「Eメール・テンプレート」アイコンを使用します
  3. アイコンをクリックすると、管理者が有効にしたEメール・テンプレートのリストが事前定義済メッセージとともにドロップダウンに表示されます
  4. 必要なテンプレートを選択すると、Eメール作成フォームにメッセージがロードされます

MS Exchange Office365によるEメール・テンプレートの使用:

前提条件:

MS ExchangeでEメール・テンプレートを有効にするには、プロファイル・オプションORA_ZCA_DS_EMAIL_OPTIONSでプロファイル値を「MS Exchange Office365 UI」に設定する必要があります。

この機能を起動する前に、アプリケーションでMS Exchangeを構成しておく必要があります。

Eメール・テンプレートを選択するステップ:

  1. アシスタントから「Eメールの送信」処理をクリックすると、アプリケーションでポップアップが開き、Eメール・テンプレートの選択を求めるプロンプトがユーザーに表示されます
  2. Eメール・テンプレートを選択しない場合は、「スキップ」オプションを選択できます
  3. テンプレートを使用する場合は、検索ドロップダウンを使用してテンプレートを検索できます。
  4. 必要なテンプレートを選択すると、MS ExchangeのEメール作成フォームにメッセージがロードされます

ネイティブ・クライアントによるEメール・テンプレートの使用:

前提条件:

ネイティブ・クライアントでEメール・テンプレートを有効にするには、プロファイル・オプションORA_ZCA_DS_EMAIL_OPTIONSで、プロファイル値をOSネイティブUIに設定する必要があります。

ネイティブEメール・クライアント(Outlook、Appleメールなど)をユーザーのデスクトップ/ラップトップに構成する必要があります。

Eメール・テンプレートを選択するステップ:

  1. アシスタントから「Eメールの送信」処理をクリックすると、アプリケーションでポップアップが開き、Eメール・テンプレートの選択を求めるプロンプトがユーザーに表示されます
  2. Eメール・テンプレートを選択しない場合は、「スキップ」オプションを選択できます
  3. テンプレートを使用する場合は、検索ドロップダウンを使用してテンプレートを検索できます。
  4. 必要なテンプレートを選択すると、ネイティブEメール・アプリケーションのEメール作成フォームにメッセージがロードされます

アクセス要件

営業担当

非公開ノートによる機密データの保存

営業ユーザーは非公開ノートを作成して、機密性の高い更新やレコードに関する他の機密情報を記録できます。

担当者、アカウントまたは商談に関する個人情報や機密情報をユーザーがOracle Salesアプリケーションに保存して、作成者のみが表示可能にできます。

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

ヒントおよび考慮事項

  1. ノートを非公開にするには、「ノートの作成」フォームでノートを非公開にするチェック・ボックスを使用します

  2. 処理バーの「非公開ノートの表示」処理を使用すれば、自分が作成した非公開ノートを表示できます

  3. ノートを共有する場合は、ノート・フォームで非公開オプションの選択を解除するとノートが公開されます。公開すると、アクティビティ・フィードの全員にノートが表示可能になります

アクセス要件

営業担当

顧客データ管理

データ品質

拡張インタフェースを使用した、プロファイル品質スコアを計算するための構成可能スコアリング・ロジックの定義

追加の属性演算子を使用して、顧客プロファイルの完全性および属性値に基づいてスコアを構成します。

この拡張機能により、顧客プロファイル・スコアの決定方法をより柔軟に定義できます。

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。