クラウド・レディネス / Oracle Fusion Cloud Common Technologies and User Experience
新機能
すべて展開


  1. 22Dのメンテナンス・パック11月版
  1. 改訂履歴
  2. 概要
  3. 機能のサマリー
  4. 共通テクノロジおよびユーザー・エクスペリエンス
    1. 拡張性
        1. HCMデジタル・アシスタント - チャット・ウィジェットの構成
  1. 更新22D
  1. 改訂履歴
  2. 概要
  3. 任意の新機能の導入(オプトイン)
  4. 機能のサマリー
  5. 共通テクノロジおよびユーザー・エクスペリエンス
    1. APIおよびスキーマ
        1. Oracle Fusion Applicationsの廃止表についての注意
    2. 拡張性
        1. VBアプリUIでVB Studioページを開くためのページ・エントリの構成
        2. 更新されたOracle Visual Builder Studio
    3. レポートおよび分析
        1. Oracle BI Cloud Connectorの非推奨および新規のBIビュー・オブジェクト
    4. ユーザー・エクスペリエンス
        1. 更新されたOracle ADF Desktop Integrationアドイン
        2. アプリケーションの言語パックにギリシャ語を追加
        3. グローバル・ヘッダーのユーザー・イメージまたは名前アイコンのホバー・テキストの変更
  6. 重要な処理および考慮事項

22Dのメンテナンス・パック11月版

改訂履歴

本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。

日付 モジュール 機能 ノート
2022年10月18日     初版作成。

概要

お客様のアイデアをお聞かせください

ご意見をお待ちしています。弊社のクラウド・サービスを改善する方法に関する提案がございましたら、ぜひお知らせください。Oracle Customer Connectのアイデア・ラボを通してなど、アイデアを送信する方法はいくつかあります。機能名の後にこのアイコンが表示される場合は、お客様のアイデアが実現されたことを意味します。

フィードバックをお寄せください

本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。

免責事項

この文書に記載された情報には、オラクルの製品開発プランに関する説明文が含まれていることがあります。オラクルの製品開発プランと、今後の製品リリースの本質および時期に対し、様々な要因が大きく影響を及ぼします。したがって、この情報はあくまで情報として提供されるものであり、マテリアルやコード、機能を提供することのコミットメント(確約)ではないため、購買決定を行う際の判断材料になさらないでください。記載されている機能の開発、リリースおよび時期については、オラクルの単独の裁量により決定されます。

この情報は、オラクルおよびその子会社や関連会社との契約を構成するものではありません。特にこの情報についてオラクルは一切の責任を負いかねます。詳細は、法律上の注意点および使用条件を参照してください。

機能のサマリー

列の定義:

レポート = 新規または変更され、Oracleで提供される、実行準備が完了したレポート。

UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は通常、フィールド、検証またはプログラムの小さな変更で構成されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小になります。

UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、より複雑に設計されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は高くなります。

すぐ使用できない状態で提供される機能 = エンド・ユーザーがこれらの機能を使用するために処理が必要です。これらの機能は無効化されており、有効にするかどうかとその時期は自分で選択します。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域はまずレポートに組み込む必要があり、b)新しいWebサービスを利用するには統合が必要で、c)機能にアクセスできるようにするにはまずユーザー・ロールに割り当てる必要があります。

エンド・ユーザーがすぐに使用可能
(機能が使用可能な状態で提供)

レポートおよび小規模なUIまたはプロセスベースの新機能は、更新後のユーザーに対する影響を最小限に抑えます。したがって、顧客受入テストでは、大規模UIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当てる必要があります。

エンド・ユーザーが使用する前に顧客による処理が必要
(すぐ使用できない状態で提供される機能)

これらの機能を使用可能にするために処理が必要になるため、中断されません。選択的に使用するよう選択すると、テストおよびロールアウトのタイミングを設定できます。

機能

レポート

UIまたは
プロセスベース:
小規模

UIまたは
プロセスベース:
大規模*

共通テクノロジおよびユーザー・エクスペリエンス

拡張性

HCMデジタル・アシスタント - チャット・ウィジェットの構成

共通テクノロジおよびユーザー・エクスペリエンス

拡張性

HCMデジタル・アシスタント - チャット・ウィジェットの構成

HCMエクスペリエンス設計スタジオを使用して、Oracle Digital Assistant (ODA)チャット・ウィジェットの次の機能を構成します。

ローカル、グローバルおよびカードの各処理ボタン

ローカル、グローバル、カードの各処理のボタンを垂直に表示するか、水平に表示するかを指定できます。

  • ローカル処理ボタンはチャットボット・レスポンスの主要なボタンであり、ユーザーはいずれかをクリックして続行する必要があります。
  • グローバル処理ボタンはチャットボット・レスポンスのコンテキストに依存しており、ユーザーはクリックまたはスキップを選択できます。
  • カード処理ボタンはレスポンス・カード内に表示され、続行するにはいずれかをクリックする必要があります。通常、レスポンス・カードにはタイトル、説明および処理ボタンがあります。

会話の終了

チャットの会話の終了、会話履歴のクリアおよびチャット・セッションのリセットをユーザーに許可できます。このオプションを有効にすると、チャット・ウィジェットに「クローズ」ボタンが表示されます。有効になっていない場合は、「最小化」ボタンが表示されます。

タイムスタンプの表示

各会話のタイムスタンプを絶対または相対として表示できます。絶対タイムスタンプには会話の正確な時間が表示されますが、相対タイムスタンプには「5秒前」や「3秒前」などのフレーズが表示されます。

これらのオプションを構成するには、次のステップに従います。

  1. Fusion Applicationsにログインします。
  2. 「自分のクライアント・グループ」「HCMエクスペリエンス設計スタジオ」に移動します。
  3. 左側のメニューで、「デジタル・アシスタント構成」を選択します。
  4. 「デジタル・アシスタント」リストから、構成するデジタル・アシスタントを選択します。
  5. 「会話の終了」オプションを選択して、ユーザーがチャットの会話を終了し、チャット・セッションをリセットできるようにします。
  6. 「タイム・スタンプ」リストから必要なオプションを選択します。
  7. 「レイアウト」セクションで、「ローカル処理の表示」「カード処理の表示」および「グローバル処理の表示」リストから目的の表示オプションを選択します。
  8. 「保存してクローズ」をクリックします。

HCMエクスペリエンス設計スタジオの使いやすいインタフェースを利用して、ODAチャット・ウィジェットを構成します。

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

主なリソース

詳細は、次を参照してください。

更新22D

改訂履歴

本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。

日付 モジュール 機能 ノート
2023年2月7日 ユーザー・エクスペリエンス 更新されたOracle ADF Desktop Integrationアドイン 文書の更新。機能情報の改訂。
2022年11月17日 ユーザー・エクスペリエンス グローバル・ヘッダーのユーザー・イメージまたは名前アイコンのホバー・テキストの変更 文書の更新。更新22Dで提供される新機能。
2022年11月14日 重要な処理および考慮事項   文書の更新。「古いバージョンのデジタル・アシスタント・スキルの廃止」セクションの改訂。
2022年10月11日 拡張性 更新されたOracle Visual Builder Studio 文書の更新。機能情報の改訂。
2022年9月16日     初版作成。

概要

お客様のアイデアをお聞かせください

ご意見をお待ちしています。弊社のクラウド・サービスを改善する方法に関する提案がございましたら、ぜひお知らせください。Oracle Customer Connectのアイデア・ラボを通してなど、アイデアを送信する方法はいくつかあります。機能名の後にこのアイコンが表示される場合は、お客様のアイデアが実現されたことを意味します。

フィードバックをお寄せください

本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。

免責事項

この文書に記載された情報には、オラクルの製品開発プランに関する説明文が含まれていることがあります。オラクルの製品開発プランと、今後の製品リリースの本質および時期に対し、様々な要因が大きく影響を及ぼします。したがって、この情報はあくまで情報として提供されるものであり、マテリアルやコード、機能を提供することのコミットメント(確約)ではないため、購買決定を行う際の判断材料になさらないでください。記載されている機能の開発、リリースおよび時期については、オラクルの単独の裁量により決定されます。

この情報は、オラクルおよびその子会社や関連会社との契約を構成するものではありません。特にこの情報についてオラクルは一切の責任を負いかねます。詳細は、法律上の注意点および使用条件を参照してください。

任意の新機能の導入(オプトイン)

Oracle Cloud Applicationsでは四半期ごとに新しい更新が配信されます。 つまり、ビジネスの効率的かつ効果的な管理に役立つ新しい機能を3か月ごとに受け取ります。一部の機能は有効な状態で提供されます。これは、エンド・ユーザーが即時に使用できることを意味します。 その他の機能はすぐ使用できない状態で提供され、使用可能にするために処理を実行する必要があります。無効化され提供されている機能は、次の権限を使用して次のステップに従ってエンド・ユーザーに対してアクティブ化できます。

  • アプリケーション・オファリングのレビュー(ASM_REVIEW_APPLICATIONS_OFFERINGS_PRIV)
  • Oracle Fusion Applicationsオファリングの構成(ASM_CONFIGURE_OFFERING_PRIV)

新機能をオプト・インする方法を次に示します。

  1. 「ナビゲータ」→「自分の企業」→「新機能」をクリックします。
  2. 「機能概要」ページで、オファリングを選択し、それに固有の新機能を確認します。または、デフォルトの選択である「すべての使用可能オファリング」をそのまま使用して、すべてのオファリングの新機能を確認できます。
  3. 「新機能」タブで、新機能を確認し、「使用可能」列で機能のオプトイン・ステータスを確認します。機能がすでに有効になっている場合は、チェック・マークが表示されます。それ以外の場合は、機能を有効にするアイコンが表示されます。
  4. 「使用可能」列にあるアイコンをクリックし、機能を有効にするステップを完了します。

オファリングの新機能をオプトインする方法の詳細および詳細な手順は、オファリング構成を参照してください。

オプト・イン失効

時折、オプト・インにより無効化状態で提供されている機能が将来の更新で自動的に使用可能になる場合があります。 これは「オプト・イン失効」と呼ばれます。クラウド・サービスにこの更新のオプトイン失効がある場合、このドキュメントに関連タブが表示されます。 このタブをクリックすると、最初に機能が無効状態で提供されたのはいつか、そしてこの機能のオプトインがいつ失効し、自動で使用可能となる見込みかが表示されます。また、ここをクリックすると、Oracle Cloud Applications全体で現在のオプトインが失効する機能を確認できます。現在の更新の後、Cloud Customer Connectの財務フォーラムに今後の更新のオプトイン失効の詳細が含められます。

機能のサマリー

列の定義:

レポート = 新規または変更され、Oracleで提供される、実行準備が完了したレポート。

UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は通常、フィールド、検証またはプログラムの小さな変更で構成されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小になります。

UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、より複雑に設計されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は高くなります。

すぐ使用できない状態で提供される機能 = エンド・ユーザーがこれらの機能を使用するために処理が必要です。これらの機能は無効化されており、有効にするかどうかとその時期は自分で選択します。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域はまずレポートに組み込む必要があり、b)新しいWebサービスを利用するには統合が必要で、c)機能にアクセスできるようにするにはまずユーザー・ロールに割り当てる必要があります。

エンド・ユーザーがすぐに使用可能
(機能が使用可能な状態で提供)

レポートおよび小規模なUIまたはプロセスベースの新機能は、更新後のユーザーに対する影響を最小限に抑えます。したがって、顧客受入テストでは、大規模UIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当てる必要があります。

エンド・ユーザーが使用する前に顧客による処理が必要
(すぐ使用できない状態で提供される機能)

これらの機能を使用可能にするために処理が必要になるため、中断されません。選択的に使用するよう選択すると、テストおよびロールアウトのタイミングを設定できます。

機能

レポート

UIまたは
プロセスベース:
小規模

UIまたは
プロセスベース:
大規模*

共通テクノロジおよびユーザー・エクスペリエンス

APIおよびスキーマ

Oracle Fusion Applicationsの廃止表についての注意

拡張性

VBアプリUIでVB Studioページを開くためのページ・エントリの構成

更新されたOracle Visual Builder Studio

レポートおよび分析

Oracle BI Cloud Connectorの非推奨および新規のBIビュー・オブジェクト

ユーザー・エクスペリエンス

更新されたOracle ADF Desktop Integrationアドイン

アプリケーションの言語パックにギリシャ語を追加

グローバル・ヘッダーのユーザー・イメージまたは名前アイコンのホバー・テキストの変更

>>「重要な処理および考慮事項」をクリック

共通テクノロジおよびユーザー・エクスペリエンス

APIおよびスキーマ

Oracle Fusion Applicationsの廃止表についての注意

以前のリリースで廃止されたOracle Fusion Applicationsの表は、次の四半期リリース以降は使用できなくなります。この文書を読み、影響を受ける表とそれらが廃止されたリリースを識別して、開発タスクを適切に計画できるようにしてください。

この情報を使用して、廃止された表を開発環境から除外し、破損したリンクや参照の欠落を防止できます。

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

主なリソース

拡張性

VBアプリUIでVB Studioページを開くためのページ・エントリの構成

「構成」作業領域を使用してページ・エントリを作成または編集しているときに、ページ・エントリをリンクしてVBアプリUIでVB Studioページを開くことができるようになりました。リンク・タイプを「VB Studioページ」として選択し、「VBアプリUI」および「VBページ名」フィールドの詳細を指定する必要があります。

これらのフィールドを使用して、VBアプリUIで開くページ・エントリ・リンクを構成できます。

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

主なリソース

更新されたOracle Visual Builder Studio

Visual Builder Studioを使用してアプリケーション・ページを拡張する際に実行可能となった重要な点を次に示します。

  • ページ・デザイナ・ツールのフラグメントの「プロパティ」ペインで、フラグメントの拡張可能アイテムを表示します。項目をクリックすると、フラグメント・デザイナでエディタが開きます。参照可能および拡張可能なフラグメントとは?を参照してください
  • Oracle CloudアカウントにVB Studioインスタンスをプロビジョニングします。デフォルトでは、VB Studioインスタンスは、組織のメンバーがアプリケーション拡張の開発に使用できる最初のOracle Cloud Applications TESTインスタンスとともにプロビジョニングされます。別のOracle Cloud ApplicationsのTESTまたはDEVインスタンスでVB Studioを使用する場合は、現在の*-TESTインスタンスに関連付けられたVB Studioインスタンスをこちらで削除して新しいインスタンスを作成し、この新しいインスタンスを適切なTESTまたはDEVインスタンスに関連付けることができるように、ヘルプ・デスクにサービス・リクエストを記録するように依頼してください。
  • 「コンポーネント」パレットで使用可能なJETのVirtual DOM (VDOM)アーキテクチャに基づく動的コンポーネントの新しいバリアントを使用します。動的表を除き、これらのコンポーネントはoj-dynとしてマークされ、アプリケーションで以前のoj-dynamicバリアントよりも優先されるようになりました。VDOMは、JETを使用したWebコンポーネントの構築にPreactライブラリを使用する新しい開発パスです。JETドキュメントの「VDOMアーキテクチャ」を参照してください。
  • デフォルトでは、「コンポーネント」パレットのカテゴリは並べ替えられて縮小されます。この設定を制御するには、パレット・メニューの新しい「すべて展開」および「すべて縮小」オプションを使用します。ビジュアル・アプリケーションについては、コンポーネント・パレットを参照してください。アプリUI拡張については、コンポーネント・パレットを参照してください。
  • 次の改善された機能をフラグメントで使用できます。
    • フラグメントが使用されている場所を検索し、フラグメントの「プロパティ」ペインの新しい使用方法プロパティを使用してページに簡単にナビゲートします。
    • ページ・キャンバスの新しいフラグメントの「編集」アイコンを使用して、キャンバスからフラグメントに直接移動します。フラグメントに移動リンクは、フラグメントの「プロパティ」ペインでも使用できます。
    • 適切なコンテキストでフラグメントを使用し、フラグメントの「プロパティ」ペインとその設定エディタで使用可能な設定を使用してカスタム・アイコンを追加します。

ビジュアル・アプリケーションについては、ページへのフラグメントの作成および追加を参照してください。アプリUI拡張については、ページへのフラグメントの作成および追加を参照してください。

このVisual Builder Studioの新機能により、Oracle Applications Cloudを広範囲に拡張するプラットフォームが提供されます。

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

主なリソース

レポートおよび分析

Oracle BI Cloud Connectorの非推奨および新規のBIビュー・オブジェクト

非推奨のビジネス・インテリジェンス・ビュー・オブジェクト(BIVO)は、BI Cloud Connector (BICC)を使用した抽出に使用できなくなりました。

BICCを使用してOracle Fusion Applications Cloudからデータを抽出する場合は、「非推奨および新規のBIビュー・オブジェクト」スプレッドシートを確認して、非推奨、非アクティブおよび新規のBIVOを識別し、BICCタスクを改訂して非推奨のBIVOを省略するとともに、必要に応じて新規のBIVOを含めることができます。

この情報を使用して、BICCタスクから非推奨および非アクティブなBIVOを省略し、必要に応じて新規のBIVOを追加できます。

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

主なリソース

ユーザー・エクスペリエンス

更新されたOracle ADF Desktop Integrationアドイン

Oracle ADF Desktop Integrationアドインの最新バージョンの5.1.1.24695をダウンロードできるようになりました。このバージョンで得られる重要な点を次に示します。

  • アドイン・インストーラでは、すべてのワークブックの優先埋込みWebブラウザとしてMicrosoft WebView2が使用されるようになりました。埋込みブラウザを参照してください。
  • WebView2ブラウザでAllowSingleSignOnUsingOSPrimaryAccountオプションが有効になりました。このオプションは、Azure Active Directoryシングル・サインオン(SSO)で役立ちます。
  • アドインがベトナム語でも使用できるようになりました。
  • アドイン・インストーラに個人情報保護ポリシーが追加されました。

新しいバージョンのExcelアドインでは、既知の問題が解決されています。

有効化のステップ

各デスクトップに新しいアドインをインストールする必要があります。詳細は、My Oracle SupportHow to install the ADF Desktop Integration Add-in for Excel (2681794.1)を参照してください。

主なリソース

アプリケーションの言語パックにギリシャ語を追加

言語パックでサポートされている言語のリストに、ギリシャ語が追加されました。そのため、有効にすると、この言語は「プリファレンスの設定」作業領域の「一般プリファレンス」セクションに言語オプションとして表示されます。

ラベル、事前定義済データ、メッセージ、BIカタログ・データなどの様々なUIアーティファクトが、ギリシャ語でアプリケーションを実行するとギリシャ語で表示されます。

有効化のステップ

使用している環境に言語パックをインストールする必要があり、インストールすると、ユーザーが言語を選択して使用できるようになります。使用している環境に言語がインストールされている場合は、言語を有効にするために他の操作を行う必要はありません。

主なリソース

グローバル・ヘッダーのユーザー・イメージまたは名前アイコンのホバー・テキストの変更

22Dリリースでは、グローバル・ヘッダーのユーザー・イメージまたは名前アイコンのホバー・テキストが「設定およびアクション」に更新されます。

22Dより前のホバー・テキストは次のとおりです。

そしてこれは、22Dでの表示方法です。

この変更により、ユーザーは「設定およびアクション」メニューに簡単にアクセスできます。

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

重要な処理および考慮事項

SAASスキルにおける新しいODAプラットフォームの機能および可用性

Oracle Digital Assistant (ODA)プラットフォームに新しい機能が追加されると、製品開発ではその機能を導入して、動作保証されたスキル・プラットフォーム・バージョンに追加する必要があります。たとえば、インストールされたFADigitalAssistant 22.07.61バージョンは、22.02プラットフォーム・バージョンで追加された新しい機能に対して動作保証されています。

  • 22.02プラットフォーム・バージョンで追加された機能は、21.12プラットフォーム・バージョンで動作保証されているFADigitalAssistant 22.04.60バージョンでは使用できません。これは、21.12プラットフォーム・バージョンは22.02より低く、下位互換性がないためです。最新のFADAスキル・バージョンにアップグレードし、アップグレード時に新しい機能をスキルに組み込む必要があります。詳細は、デジタル・アシスタントのアップグレードおよびデジタル・アシスタントへのスキルの追加を参照してください。
  • 特定のODAプラットフォーム・バージョンで使用可能な新機能のリストと、これらの機能が組み込まれているFADAスキル・バージョンについては、次の表を参照してください。
    動作保証されたODAスキル・プラットフォーム・バージョン 新機能 新機能をサポートするスキル 動作保証されたFADAスキル・リリース・バージョン

    22.02

    値に依存しないインテント・エンティティ

    この機能は、経費、HcmV2、プロジェクト時間入力、プロジェクト管理、CX Salesなどのすべてのスキルで使用できます。スキルは、必要なインテントとエンティティの組合せに基づいて、この機能を有効または無効にできます。

    22.07.61

ノート: FADAバージョン番号の最初の4桁はアプリケーション・リリースに対応し、最後の2桁はリリース内のFADigitalAssistantバージョンを示します。たとえば、22.07.48バージョンでは、22は2022年に対応し、07はアプリケーション・バージョンの四半期リリース(01 = A、04 = B、07 = C、10 = D)に対応します。最後の2桁48は、22.07リリース内のFADigitalAssistantバージョンを示しています。プラットフォーム・バージョンは4桁で表示され、最初の2桁は年を示し、次の2桁は月を示します。たとえば、22.02プラットフォーム・バージョンでは、22は2022年に対応し、02は2月に対応します。

古いバージョンのデジタル・アシスタント・スキルの廃止

デジタル・アシスタントとそのスキルは、よりスマートになりかつ会話エクスペリエンスが強化されるにつれて、継続的に更新されています。すべてのリリースで、スキル・ストア内の更新されたバージョンが確認されます。リリースから最長で2年後、基礎となるプラットフォーム・バージョンが非アクティブになると、バージョンは動作しなくなります。

Oracle Digital Assistantプラットフォーム・バージョン20.08を使用して構築された経費スキルは非推奨であり、まもなく廃止される可能性があります。プラットフォーム・バージョン20.08では引き続きスキルを使用できます。ただし、この特定のバージョンのスキルに対する更新やバグ修正は提供されません。できるだけ早く経費スキルの最新バージョンに移行することをお薦めします。