すべて展開


  1. 更新24B
  1. 改訂履歴
  2. 概要
  3. 任意の新機能の導入(オプトイン)
  4. 機能のサマリー
  5. 共通テクノロジおよびユーザー・エクスペリエンス
    1. ユーザー・エクスペリエンス
        1. 更新されたOracle ADF Desktop Integrationアドイン
        2. Eメール・インフラストラクチャの標準化
    2. 承認と通知
        1. モバイル・アプリケーション・プッシュ通知
    3. レポートおよび分析
        1. Oracle BI Cloud Connectorの非推奨および新規のBIビュー・オブジェクト
        2. Oracle Transactional Business Intelligenceの注目点と相違点
    4. 拡張性
        1. 更新されたOracle Visual Builder Studio
  6. 重要な処理および考慮事項

更新24B

改訂履歴

本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。

日付 モジュール 機能 ノート
2024年5月31日 ユーザー・エクスペリエンス Eメール・インフラストラクチャの標準化 文書の更新。Eメール・インフラストラクチャの標準化機能の追加。
2024年4月25日

拡張性

更新されたOracle Visual Builder Studio

文書の更新。最新のVisual Builder Studioリリース・ノートに従った機能改訂。

2024年3月29日 重要な処理および考慮事項

Oracle Mobile Application Designerの非推奨

文書の更新。モバイル・アプリケーション・デザイナの非推奨に関する詳細の追加。

2024年3月29日 重要な処理および考慮事項

偽装機能の非推奨

文書の更新。偽装機能の非推奨に関する新規項目の追加。

2024年3月1日     初版作成。

概要

お客様のアイデアをお聞かせください

ご意見をお待ちしています。弊社のクラウド・サービスを改善する方法に関する提案がございましたら、ぜひお知らせください。Oracle Customer Connectのアイデア・ラボを通してなど、アイデアを送信する方法はいくつかあります。機能名の後にこのアイコンが表示される場合は、お客様のアイデアが実現されたことを意味します。

フィードバックをお寄せください

本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。

免責事項

この文書に記載された情報には、オラクルの製品開発プランに関する説明文が含まれていることがあります。オラクルの製品開発プランと、今後の製品リリースの本質および時期に対し、様々な要因が大きく影響を及ぼします。したがって、この情報はあくまで情報として提供されるものであり、マテリアルやコード、機能を提供することのコミットメント(確約)ではないため、購買決定を行う際の判断材料になさらないでください。記載されている機能の開発、リリースおよび時期については、オラクルの単独の裁量により決定されます。

この情報は、オラクルおよびその子会社や関連会社との契約を構成するものではありません。特にこの情報についてオラクルは一切の責任を負いかねます。詳細は、法律上の注意点および使用条件を参照してください。

任意の新機能の導入(オプトイン)

Oracle Cloud Applicationsでは四半期ごとに新しい更新が配信されます。 つまり、ビジネスの効率的かつ効果的な管理に役立つ新しい機能を3か月ごとに受け取ります。一部の機能は有効な状態で提供されます。これは、エンド・ユーザーが即時に使用できることを意味します。 その他の機能はすぐ使用できない状態で提供され、使用可能にするために処理を実行する必要があります。無効化され提供されている機能は、次の権限を使用して次のステップに従ってエンド・ユーザーに対してアクティブ化できます。

  • アプリケーション・オファリングのレビュー(ASM_REVIEW_APPLICATIONS_OFFERINGS_PRIV)
  • Oracle Fusion Applicationsオファリングの構成(ASM_CONFIGURE_OFFERING_PRIV)

新機能をオプト・インする方法を次に示します。

  1. 「ナビゲータ」→「自分の企業」→「新機能」をクリックします。
  2. 「機能概要」ページで、オファリングを選択し、それに固有の新機能を確認します。または、デフォルトの選択である「すべての使用可能オファリング」をそのまま使用して、すべてのオファリングの新機能を確認できます。
  3. 「新機能」タブで、新機能を確認し、「使用可能」列で機能のオプトイン・ステータスを確認します。機能がすでに有効になっている場合は、チェック・マークが表示されます。それ以外の場合は、機能を有効にするアイコンが表示されます。
  4. 「使用可能」列にあるアイコンをクリックし、機能を有効にするステップを完了します。

オファリングの新機能をオプトインする方法の詳細および詳細な手順は、オファリングの構成を参照してください。

オプト・イン失効

時折、オプト・インにより無効化状態で提供されている機能が将来の更新で自動的に使用可能になる場合があります。 これは「オプト・イン失効」と呼ばれます。クラウド・サービスにこの更新のオプトイン失効がある場合、このドキュメントに関連タブが表示されます。 このタブをクリックすると、最初に機能が無効状態で提供されたのはいつか、そしてこの機能のオプトインがいつ失効し、自動で使用可能となる見込みかが表示されます。また、ここをクリックすると、Oracle Cloud Applications全体で現在のオプトインが失効する機能を確認できます。現在の更新の後、Cloud Customer Connectの財務フォーラムに今後の更新のオプトイン失効の詳細が含められます。

機能のサマリー

列の定義:

すぐ使用できる状態で提供される機能

レポート = 新規または変更され、Oracleで提供される、実行準備が完了したレポート。

UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は通常、フィールド、検証またはプログラムの小さな変更で構成されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小になります。

UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、より複雑に設計されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は高くなります。

すぐ使用できない状態で提供される機能 = エンド・ユーザーがこれらの機能を使用するために処理が必要です。これらの機能は無効化されており、有効にするかどうかとその時期は自分で選択します。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域はまずレポートに組み込む必要があり、b)新しいWebサービスを利用するには統合が必要で、c)機能にアクセスできるようにするにはまずユーザー・ロールに割り当てる必要があります。

エンド・ユーザーがすぐに使用可能
(機能が使用可能な状態で提供)

レポートおよび小規模なUIまたはプロセスベースの新機能は、更新後のユーザーに対する影響を最小限に抑えます。したがって、顧客受入テストでは、大規模UIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当てる必要があります。

エンド・ユーザーが使用する前に処理が必要
(すぐ使用できない状態で提供される機能)

これらの機能を使用するために、膨大な作業は不要です。選択的に使用するよう選択すると、テストおよびロールアウトのタイミングを設定できます。

機能

レポート

UIまたは
プロセスベース:
小規模

UIまたは
プロセスベース:
大規模*

共通テクノロジおよびユーザー・エクスペリエンス

ユーザー・エクスペリエンス

更新されたOracle ADF Desktop Integrationアドイン

Eメール・インフラストラクチャの標準化

承認と通知

モバイル・アプリケーション・プッシュ通知

レポートおよび分析

Oracle BI Cloud Connectorの非推奨および新規のBIビュー・オブジェクト

Oracle Transactional Business Intelligenceの注目点と相違点

拡張性

更新されたOracle Visual Builder Studio

>>「重要な処理および考慮事項」をクリック

共通テクノロジおよびユーザー・エクスペリエンス

ユーザー・エクスペリエンス

更新されたOracle ADF Desktop Integrationアドイン

Oracle ADF Desktop Integrationアドインの最新バージョンの5.2.0.26990をダウンロードできるようになりました。

このバージョンで想定される変更点を次に示します。

  • アドイン・インストーラは、WebView2 Runtimeがあるか確認し、前提条件として必要とします。Microsoft WebView2サポートの詳細は、C埋込みブラウザを参照してください。
  • 非推奨の.NET WebBrowserコントロールのサポートは削除されました。
  • WinINetは、WebView2を介したログイン時に使用されなくなりました。
  • アドイン・インストーラは、ExcelプロセスのFEATURE_BROWSER_EMULATIONなどのInternet Explorerレジストリ・エントリを設定しなくなりました。
  • 翻訳の更新。

Oracle Fusion Cloud Applicationsの将来のリリースにおいて、次の変更がOracle ADF Desktop Integration Excelアドイン・インストーラで想定されています。

  • 前提条件として、アドイン・インストーラは、Microsoft .NET Frameworkランタイムのバージョン4.8.1があるか確認し、必要とします。 そのバージョンがすでにインストールされている可能性があります。.NETのバージョン4.8.1が現在インストールされていない場合は、できるだけ早く評価してインストールすることをお薦めします。詳細は、「.NET Framework 4.8.1のダウンロード」を参照してください。

有効化のステップ

各デスクトップに新しいアドインをインストールする必要があります。詳細は、My Oracle SupportHow to install the ADF Desktop Integration Add-in for Excel (2681794.1)を参照してください。

Eメール・インフラストラクチャの標準化

「差出人」Eメール・アドレス・ドメインが変更されて、新しいEメール・フォーマット標準がポッド・ポストの四半期更新に反映されます。

この変更は、Eメールの命名標準化の一部です。

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

承認と通知

モバイル・アプリケーション・プッシュ通知

AndroidおよびiOSデバイスのモバイルWebプッシュ通知を、経費などの選択したワークフローに使用できます。

モバイルWeb通知では、通知を受信するためにモバイル・アプリケーションをブラウザでオープンしておく必要はありません。デバイスで通知を許可すると、常に配信されます。

有効化のステップ

最初に、モバイル・デバイスのホーム・ページにアプリケーションを追加します。iOSで追加するには:

  1. ブラウザで、アプリケーションのホーム・ページにナビゲートします。
  2. 「共有」ボタンをクリックします。
  3. 「ホーム画面に追加」を選択します。
  4. アプリケーションの名前を入力します。
  5. 「追加」をクリックします。

Androidで追加するには:

  1. ブラウザで、アプリケーションのホーム・ページにナビゲートします。
  2. 「インストール」をクリックし、画面に表示される手順に従います。

次に、ホーム画面に移動し、追加したOracleアプリケーションを起動して通知を許可します。

  1. 追加したアプリケーションをクリックします。
  2. 資格証明を使用してログインします。
  3. 通知の許可ダイアログで「許可する」をクリックします。
  4. AndroidまたはiOSシステム・ダイアログで「許可」をクリックし、通知の送信権限を要求します。

レポートおよび分析

Oracle BI Cloud Connectorの非推奨および新規のBIビュー・オブジェクト

非推奨のビジネス・インテリジェンス・ビュー・オブジェクト(BIVO)は、BI Cloud Connector (BICC)を使用した抽出に使用できなくなりました。

BICCを使用してOracle Fusion Applications Cloudからデータを抽出する場合は、「非推奨および新規のBIビュー・オブジェクト」スプレッドシートを確認して、非推奨、非アクティブおよび新規のBIVOを識別し、BICCタスクを改訂して非推奨のBIVOを省略するとともに、必要に応じて新規のBIVOを含めることができます。

この情報を使用して、BICCタスクから非推奨および非アクティブなBIVOを省略し、必要に応じて新規のBIVOを追加できます。

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

主なリソース

Oracle Transactional Business Intelligenceの注目点と相違点

新機能およびリリースのお知らせについては、Oracle Transactional Business Intelligenceの注目点と相違点を参照してください。

新しいOTBI機能を使用して、データおよびビジネス分析を拡張できます。

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

主なリソース

拡張性

更新されたOracle Visual Builder Studio

Visual Builder Studioを使用してアプリケーション・ページを拡張する際に実行可能となった重要な点を次に示します。

  • グローバル関数

アプリケーションで同様のJavaScript関数を定期的に使用してデータを変換または操作する場合、これらの関数をグローバル関数として抽出し、ページ(フラグメントまたはその他のコンテナ)で拡張内と拡張間の両方で再利用できるようになりました。詳細は、グローバル関数としてのJavaScriptモジュールの追加を参照してください。

  • アプリケーションUI設定の変更

    フロー・レベルの設定エディタの「Show in Ask Oracle」プロパティ(フローを「Oracle Cloud Application」または「Ask Oracle Navigator」メニューに追加)が、「Add to Oracle Cloud Applications」メニューに変更されました。このプロパティは、現在はページ・レベルの設定エディタからは使用できません。

    アプリケーションUIのデフォルト・フローに対して「Add to Oracle Cloud Applications」メニューが自動的に有効化されるようになったため、デフォルト・フローは常にナビゲータ・メニューに表示されます。デフォルト以外のフローについては、この選択を手動で行う必要があります。

    さらに、「Add to Oracle Cloud Applications」メニューを選択して「Navigator」メニューにフロー(デフォルトまたはそれ以外)を表示すると、「Let other App UIs navigate to this flow」プロパティも選択されます。そのため、他のアプリケーションUIからのナビゲーションは、そのフローのデフォルト・ページに対して常に有効になります。詳細は、フローの設定の管理を参照してください。

  • ビジネス・ルールでの外部フレックスフィールドのサポート

外部フレックスフィールド(EFF)セグメントが、ビジネス・ルールのリージョンおよびフィールドにリストされるようになりました。ユーザーは、EFFセグメントの「Required」、「Hidden」および「Read Only」プロパティを構成できるようになりました。リージョンおよびフィールドのプロパティの設定を参照してください。

  • 拡張式エディタ

新しい拡張式エディタを使用して、JavaScriptでより複雑な式を作成できるようになりました。エディタのパレットには、JavaScript関数に基づく一連の処理が含まれており、拡張機能のグローバル関数がサポートされます。このエディタは、条件を作成するために検証ルールで使用したり、条件を作成してデフォルト値を定義するためにビジネス・ルールで使用できます。詳細は、拡張式の作成を参照してください。

  • 検証メッセージのサポート

ビジネス・ルールを使用するページの動的レイアウトにルールベースの検証メッセージを追加できるようになりました。検証ルールにより、ユーザーはルールベースの検証エラーおよび警告メッセージを構成できます。検証ルールの条件は、(ビジネス・ルール・エディタでのように)条件ビルダーを使用して作成し、条件が満たされたときに表示されるメッセージを定義します。詳細は、条件が一致した場合のメッセージの表示を参照してください。この機能は、Express modeでもサポートされています。

  • Express modeの拡張

Express modeでは、Advanced modeでのみ使用可能なエディタがサポートされるようになりました。

  • ルール・エディタを使用して、コンテナに表示されるセクションを構成できるようになりました。コンテナ・セクションの操作を参照してください。
  • ルール・セットに基づくページの場合、ルール・セット・エディタを使用してレイアウトを構成できるようになりました。詳細は、ルール・セットによる表示の制御を参照してください。

「Properties」ペインでページ定数を直接表示および編集できるようになりました。詳細は、定数の操作を参照してください。

  • ダーク・テーマ

デザイナのテーマをパーソナライズして、デフォルトのライト・テーマから微光条件に適したダーク・テーマに切り替えることができます。環境のカラー・パレットをOS設定と同期することもできます。ビジュアル・アプリケーションについては、デザイナのツアーを参照してください。拡張機能については、デザイナの概要を参照してください。この機能は、Express modeでもサポートされています。

  • バッファリング・データ・プロバイダ・タイプ

データ・ソースへのコミット準備が整うまで、データ変更をバッファに一時的に格納するOracle JETのバッファリング・データ・プロバイダが、VB Studioで標準のタイプとして使用できるようになりました。バッファリング・データ・プロバイダのタイプに基づいて変数を作成し、表、リスト・ビューまたはデータ・プロバイダを受け入れるコンポーネントにバインドできます。ビジュアル・アプリケーションについては、バッファにデータを一時的に格納するための変数の作成を参照してください。拡張機能については、バッファにデータを一時的に格納するための変数の作成を参照してください。

  • ビルド関連ログ

アプリケーションの共有またはデプロイを妨げるビルド関連の問題をトラブルシューティングできるようになりました。ビルド・ログは、ブラウザの下部にある新しい「Logs」タブで使用できます。ビジュアル・アプリケーションについては、ビルドの問題のトラブルシューティングを参照してください。拡張機能については、ビルドの問題のトラブルシューティングを参照してください。

  • 監査の改善

パフォーマンス更新など、いくつかの改善を行い、監査エクスペリエンスを向上させました。主なものは次のとおりです。

  • 監査エラーを示すナビゲータ・バッジ

監査エラーのバッジがナビゲータに付けられ、問題を解決するために処理を実行する必要があることが示されます。バッジは、エラーが修正されるまで、またはセッションが終了するまで保持されます。

  • 新しい「Copy to Clipboard」オプション

右クリック・メニューの新しい「Copy to Clipboard」オプションを使用すると、1つまたはすべての監査問題をさらに処理するためにクリップボードにコピーできます。

ビジュアル・アプリケーションについては、アプリケーション・コードの監査を参照してください。拡張機能については、コードのデバッグおよび監査を参照してください。

  • イベントおよびアクション・チェーンの変更

イベントおよびアクション・チェーンを操作する際の設計時エクスペリエンスを向上させるために、いくつかの機能拡張を行いました。「Action」タブの名前も「Action Chains」に変更しました。その他の拡張機能は次のとおりです。

  • 「Assign Variable」アクションに対する変更
    • 「Assign Variable」アクションを使用して、アクションを追加し、「Properties」ペインを使用して定義することで、ローカル変数を作成できるようになりました。
    • 連続した「Assign Variable」アクションが単一の処理に連結されるようになりました。

ビジュアル・アプリケーションについては、「Assign Variable」アクションの追加を参照してください。拡張機能については、「Assign Variable」アクションの追加を参照してください。

  • elseブランチへのアクションのドラッグ・アンド・ドロップのサポート

アクションをキャンバス上のelseブランチにドラッグ・アンド・ドロップできるようになりました。

  • 開発者の生産性を向上させるイベント・エディタの更新

イベントのリスナーを作成するときに、新しいアクション・チェーンが生成される方法を修正しました。以前は、いくつかのクリックを使用して、イベント・リスナーの作成ウィザードで特定の名前を使用して、目的のスコープに新しいアクション・チェーンを作成していました。現在は、「Create {scope} Action Chain」オプションを単にクリックして、{event/varId}ChangeListener形式の名前を持つアクション・チェーンを生成します。

また、イベント・エディタでカスタム・イベントを操作しているときにリスナーを作成するショートカットも追加しました。イベントの右クリック・メニューで新しい「Create Event Listener」オプションを単に選択して、イベントと同じスコープの{eventId}ChangeListenerという新しいイベント・リスナーを作成します。

ビジュアル・アプリケーションについては、イベントのイベント・リスナーの作成を参照してください。拡張機能については、イベントのイベント・リスナーの作成を参照してください。

  • クイック・スタートの拡張機能

クイック・スタートの拡張機能は次のとおりです。

  • カスタマイズされたフラグメント変数表示のためのエンドポイント・ピッカーのクイック・スタート

フラグメント内のオブジェクト・タイプ入力パラメータがエンドポイント・ピッカーを表示するようにカスタマイズされている場合、フラグメント・ユーザーは「Configure Endpoint」クイック・スタートを使用して適切なエンドポイントを選択し、そのURIパラメータを選択できます。ビジュアル・アプリケーションについては、「プロパティ」ペインでのフラグメント変数の表示方法のカスタマイズを参照してください。拡張機能については、「プロパティ」ペインでのフラグメント変数の表示方法のカスタマイズを参照してください。

  • コレクションのクイック・スタートでのエンドポイントの自動選択

必要なエンドポイントを含むビジネス・オブジェクトまたはサービスを使用する場合、VB Studioでは、「Add Create Page」、「Add Edit Page」および「Add Detail Page」のクイック・スタートで正しいエンドポイントが自動的に選択されるようになりました。ページに表示するフィールドのみを選択する必要があります。ビジュアル・アプリケーションについては、「Create Page」クイック・スタートの使用「Add Edit Page」クイック・スタートの使用および「Add Detail Page」クイック・スタートの使用を参照してください。拡張機能については、クイック・スタートの動作を参照してください。

  • 一般的な改善

一般的な拡張機能は次のとおりです。

  • コンポーネント・パレットのCore Pack

Core Packコンポーネントと呼ばれる次世代のOracle JETコンポーネントは、「Early Access」カテゴリの一部としてコンポーネント・パレットで使用できるようになりました。VComponent APIおよびJET Virtual DOMアーキテクチャを使用して完全に記述されたこれらのコンポーネントは、完全に新しいコンポーネント・セットとして使用できるため、アプリケーションでCore Packとレガシー・コンポーネントを並列して使用できます。Core Packコンポーネントは、レガシー・コンポーネントよりも優れたレンダリング・パフォーマンスを提供します。ビジュアル・アプリケーションについては、ページへのコンポーネントの追加を参照してください。拡張機能については、ページへのコンポーネントの追加を参照してください。

  • ナビゲータでのデフォルトのフロー/ページの強調表示

識別しやすいように、アプリケーション内のデフォルトのページおよびフローに、ナビゲータでデフォルトとしてのバッジが付けられるようになりました。これにより、アーティファクト構成を確認することなく、アプリケーションのエントリ・ポイントを迅速に識別できます。ビジュアル・アプリケーションについては、アプリケーションの構造化方法を参照してください。拡張機能については、アプリケーションUIの構造化方法を参照してください。

  • 親フローからのページ入力パラメータ

ページの入力パラメータが現在のスコープ(アプリケーション・レベルやフロー・レベルなど)を超えて定義されている場合、これらのパラメータが「Page Input Parameters」ダイアログにリストされ、親フローおよびページから入力パラメータを簡単に渡すことができます。ビジュアル・アプリケーションについては、入力パラメータとしての変数の有効化を参照してください。拡張機能については、入力パラメータとしての変数の有効化を参照してください。

このVisual Builder Studioの新機能により、Fusion Applicationsを広範囲に拡張するプラットフォームが提供されます。

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

主なリソース

重要な処理および考慮事項

ODAプラットフォームの新機能およびSaaSスキルでの可用性

Oracle Digital Assistant (ODA)プラットフォームに新しい機能が追加されると、製品開発ではその機能を導入して、動作保証されたスキル・プラットフォーム・バージョンに追加する必要があります。たとえば、インストールされたFADigitalAssistant 22.07.61バージョンは、22.02プラットフォーム・バージョンで追加された新しい機能に対して動作保証されています。

  • 22.02プラットフォーム・バージョンで追加された機能は、21.12プラットフォーム・バージョンで動作保証されているFADigitalAssistant 22.04.60バージョンでは使用できません。これは、21.12プラットフォーム・バージョンは22.02より低く、下位互換性がないためです。最新のFADAスキル・バージョンにアップグレードし、アップグレード時に新しい機能をスキルに組み込む必要があります。詳細は、デジタル・アシスタントのアップグレードおよびデジタル・アシスタントへのスキルの追加を参照してください。
  • 最新のODAスキル・プラットフォーム・バージョンおよび対応するFADAスキル・リリース・バージョンについては、次の表を参照してください。
    動作保証されたODAスキル・プラットフォーム・バージョン 新機能 新機能をサポートするスキル 動作保証されたFADAスキル・リリース・バージョン
    22.12 なし

    該当なし

    23.04.19

FADAバージョン番号の最初の4桁はアプリケーション・リリースに対応し、最後の2桁はリリース内のFADigitalAssistantバージョンを示します。たとえば、22.07.48バージョンでは、22は2022年に対応し、07はアプリケーション・バージョンの四半期リリース(01 = A、04 = B、07 = C、10 = D)に対応します。最後の2桁48は、22.07リリース内のFADigitalAssistantバージョンを示しています。プラットフォーム・バージョンは4桁で表示され、最初の2桁は年を示し、次の2桁は月を示します。たとえば、22.02プラットフォーム・バージョンでは、22は2022年に対応し、02は2月に対応します。

古いバージョンのデジタル・アシスタント・スキルの廃止

デジタル・アシスタントとそのスキルは、よりスマートになりかつ会話エクスペリエンスが強化されるにつれて、継続的に更新されています。すべてのリリースで、スキル・ストア内の更新されたバージョンが確認されます。非推奨のプラットフォーム・バージョンに基づくスキルにアクセスすると、警告メッセージが表示されます。「詳細説明」オプションをクリックすると、プラットフォーム・バージョンの詳細を表示できます。リリースから最長で2年後、基礎となるプラットフォーム・バージョンが非アクティブになると、バージョンは動作しなくなります。

  • Oracle Digital Assistantプラットフォーム・バージョン20.08を使用して構築された経費スキルは非推奨であり、まもなく廃止される可能性があります。Fusion Cloud Applicationsの四半期ごとの更新と一致するように、適切な経費スキル・バージョンをデプロイしたことを確認してください。
  • Oracle Digital Assistantプラットフォーム・バージョン22.08を使用して構築された候補者エクスペリエンス・スキルは非推奨であり、まもなく廃止される可能性があります。Fusion Cloud Applicationsの四半期ごとの更新と一致するように、適切な候補者エクスペリエンスV2スキル・バージョンをデプロイしたことを確認してください。

提供されているSaaSスキル・バージョンをFusion Cloud Applicationsのバージョンに合せることをお薦めします。これにより、FADigitalAssistant内のスキルは、最新の更新されたMLモデルとともに新しいAPIおよびURLと互換性を持つことができます。

リリース24C以降でのORACLE SOCIAL NETWORKの廃止

更新24C以降、Oracle Social Network (OSN)を使用して情報を共有、交流および更新できなくなります。これは、OSNを使用しているすべての製品ファミリのユーザーに影響します。OSNの非推奨の詳細は、My Oracle SupportEnd of Life (EOL) Details for Oracle Social Network (Doc ID 2675346.1)を参照してください。

ORACLE MOBILE APPLICATION DESIGNER (MAD)の非推奨

24Bでは、Oracle Transactional Business IntelligenceでOracle Mobile Application Designer (MAD)機能が無効になっています。モバイル・アプリケーション・デザイナ機能を有効にする場合、管理者は「Publisherの管理」ページで「Enable Mobile App Designer」プロパティをtrueに設定できます。

24Dでは、Oracle Mobile Application Designer (MAD)がサポートされなくなります。

更新24Cでの偽装機能の削除

Oracle Fusion Cloudの更新24C以降で、偽装機能は削除されます。