更新24A
改訂履歴
本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。
日付 | モジュール | 機能 | ノート |
---|---|---|---|
2024年5月31日 | 報酬 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
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2024年4月26日 | 報酬 | 個別報酬プランのRedwoodエクスペリエンス | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2023年12月1日 | 初版作成。 |
概要
HCM Cloudアプリケーションについては、このWhat's Newに記載されている次の2つのタイプのパッチを取得できます。
- リリース更新(24A、24B、24C、24D)
- 各更新に対するオプションの月次メンテナンス・パック
環境で使用しているリリース更新を把握することが重要です。これはクラウド・ポータルで確認できます。
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アイデアをお寄せください
ご意見をお待ちしています。製品の改善方法についての提案がございましたら、お知らせください。Oracle Customer Connectのアイデア・ラボに移動して、アイデアを入力してください。この文書の機能名の後に電球アイコンが表示されている箇所はすべて、お客様のアイデアを実現した機能です。
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全HCM製品に関して推奨される参照ドキュメントは次のとおりです。
- HCM Common What's New - このWhat's Newでは、アプリケーション全体で使用される機能について記載されています。
- Human Resources What’s New – グローバル人事管理の項では、他のアプリケーションが基盤としているベース・アプリケーションの機能を確認できます。
ノート: すべてのグローバル人事管理機能が、タレントおよび報酬製品に使用できるわけではありません。
- Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)これらのドキュメントには、バグ修正および考えられる既知の問題が記載されています。また、現在使用しているか、今後移行するリリース更新バージョンに基づいて、次のドキュメントも参照することが必要になります。
- Oracle Help Center – ここでは、ガイド、ビデオおよび検索可能なヘルプを見つけることができます。
- リリース・レディネス - 新機能のサマリー、新機能、機能リスト・スプレッドシート、スポットライトおよびリリース・トレーニング
フィードバックをお寄せください
本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。HCM Cloudの新機能に関するお問い合せかフィードバックかを電子メールの本文または件名に明記してください。
機能のサマリー
列の定義:
レポート = 新規または変更され、Oracleで提供される、実行準備が完了したレポート。
UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は通常、フィールド、検証またはプログラムの小さな変更で構成されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小限になります。
UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、より複雑に設計されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は高くなります。
使用できない状態で提供される機能 = これらの機能をエンド・ユーザーが使用するにはアクションが必要です。これらの機能は無効化された状態で提供され、有効にするかどうかや有効にする時期を任意で選択します。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域はまずレポートに組み込む必要があり、b)新しいWebサービスを利用するには統合が必要で、c)機能にアクセスできるようにするにはまずユーザー・ロールに割り当てる必要があります。
エンド・ユーザーがすぐに使用可能 レポートおよび小規模なUIまたはプロセスベースの新機能は、更新後のユーザーに対する影響を最小限に抑えます。したがって、顧客受入れテストでは、大規模なUIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当ててください。 |
エンド・ユーザーが使用する前に顧客による処理が必要 これらの機能を使用するために、膨大な作業は不要です。選択的に使用するよう選択すると、テストおよびロールアウトのタイミングを設定できます。 |
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機能 |
レポート |
UIまたは |
UIまたは |
|
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報酬
報酬
Oracle Compensationを使用すると、組織は、市場で最も完全なソリューションを使用して報酬を計画、割付および伝達できます。地理的場所や給与パッケージ・コンポーネントにかかわらず、埋込み分析と就業者の総合報酬ビューを使用して、ビジネス上の意思決定を改善します。
グローバルHR標準勤務時間変更の取込み
グローバルHR標準勤務時間の変更かサポートされるようになりました。以前は、当初リリースの標準勤務時間情報のみがワークフォース報酬で使用されていました。
ポジション、ジョブ、事業所、部門、雇用主または企業に基づいて、個人が勤務時間を導出できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
詳細は、23BのグローバルHR機能: アサイメントのジョブおよび事業所からの標準勤務時間の導出を参照してください
Redwoodのエクスペリエンス
これらのページまたはフローは、ユーザー・エクスペリエンスを向上させるために、Redwoodツール・セットのVisual Builder Studio (VB Studio)で再作成されました。ページまたはフローの表示および動作は、Redwoodのページまたはフローと同様であり、アプリケーションの一体感が高まります。
「報酬の設定管理」ページのRedwoodエクスペリエンス
Redwoodツールキットを使用して再作成されたRedwoodの「報酬の設定管理」ページをHR担当者が使用できるようになりました。
Redwoodの「報酬の設定管理」ページ
「報酬の設定管理」ガイド・プロセスのRedwoodの「追加報酬」ページ
この再作成されたRedwoodページで、Oracle Redwoodソリューションへのジャーニを継続します。
有効化のステップ
Redwoodページを有効にするには、次の両方のプロファイル・オプションを有効にする必要があります。
プロファイル・オプション・コード |
プロファイル・オプションの説明 |
デフォルト値 |
---|---|---|
ORA_HCM_VBCS_PWA_ENABLED |
VBCSプログレッシブWebアプリケーション・ユーザー・インタフェースの有効化 |
いいえ |
ORA_CMP_INDIVIDUAL_COMPENSATION_REDWOOD_ENABLED |
Redwood報酬履歴使用可能 |
いいえ |
非Redwoodページに戻すには、このプロファイル・オプションのサイト・レベルのプロファイル値を「いいえ」に設定します
このプロファイル・オプションを構成するには、「設定および保守」作業領域で次のステップを実行します。
- 「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索してクリックします。
- プロファイル・オプションを検索して選択します。
- 「レベル」を「サイト」に設定します。
- 「プロファイル値」フィールドで値を選択します。
ヒントと考慮事項
次のレスポンシブ機能は、Redwoodページではまだサポートされていません:
- FastFormulaベースのデフォルト設定および入力値の検証
- 個別報酬プラン・オプションへの文書の添付
- 承認者による編集
- 通貨スイッチャ
個別報酬プラン設定の強調表示されたインストラクションは、強調表示なしで表示されます。
「追加報酬」ページで変更がある場合にのみ送信できます。ガイド・プロセスの他のページにのみ適用される変更は送信できません。
変更がない場合に表示されるメッセージ
アクセス要件
この機能を使用するためにセキュリティを変更する必要はありません。このセキュリティの詳細は情報提供のみを目的としています。
集計または機能権限コード/名前 |
使途 |
---|---|
個別報酬の運用管理ORA_CMP_ADMINISTER_INDIVIDUAL_COMPENSATION |
HR担当者が「報酬の設定管理」タスクにアクセスできるようになります。 |
CMP_REST_SERVICE_ACCESS_INDIVIDUAL_COMPENSATION_LOVS RESTサービスの使用 - 「個別報酬」値リスト |
個人が個別報酬プランおよびオプション値リストにアクセスできるようにします。 |
報酬履歴の表示のRedwoodエクスペリエンス
Redwoodエクスペリエンスを有効にしている場合は、Redwoodツールキットを使用して再作成された「報酬履歴の表示」ページをユーザーが使用できるようになりました。
報酬項目の履歴詳細を表示するには、「報酬」列のリンクをクリックします。
すべてのセクションを含むRedwoodの「報酬履歴の表示」ページ
「給与履歴」およびその他のメトリックのタブを含む「総合給与」ページ
「給与トレンド」タブ
調整率と金額を切り替えることができる「変更率」タブ
「支給率」タブ
平均年俸と累計給与を切り替えることができる「増加率」タブ
「1/1/23」の開始日リンクをクリックして開いたた「給与詳細」ドロワー
その他の報酬履歴ページ
「1/1/21」の開始日リンクをクリックして開いたその他の報酬履歴ドロワー
「株式履歴」ページ
「7/1/21」の付与日リンクをクリックして開いた「株式履歴」ドロワー
固定支払履歴ページ
「1/1/21」の開始日リンクをクリックして開いた固定支払履歴ドロワー
表示する履歴年数を選択できる「報酬履歴」ページの「列」ダイアログ・ボックス
7年間の列が表示された「報酬履歴の表示」ページ
複数のアサイメントが存在する場合のビジネス・タイトル・スイッチャ
この再作成されたRedwoodページで、Oracle Redwoodソリューションへのジャーニを継続します。
有効化のステップ
このプロファイル・オプションを使用してRedwoodエクスペリエンスを有効にすると、Redwood報酬履歴の構成ページも自動的に有効になります。
プロファイル・オプション・コード | プロファイル・オプションの説明 | デフォルト値 |
---|---|---|
ORA_HCM_VBCS_PWA_ENABLED |
VBCSプログレッシブWebアプリケーション・ユーザー・インタフェースの有効化 |
いいえ |
非Redwoodページに戻すには、このプロファイル・オプションのサイト・レベルのプロファイル値を「いいえ」に設定します:
プロファイル・オプション・コード | プロファイル・オプションの説明 | デフォルト値 |
---|---|---|
ORA_CMP_COMPENSATION_HISTORY_REDWOOD_ENABLED |
Redwood報酬履歴使用可能 |
はい |
このプロファイル・オプションを構成するには、「設定および保守」作業領域で次のステップを実行します。
- 「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索してクリックします。
- プロファイル・オプションを検索して選択します。
- 「レベル」を「サイト」に設定します
- 「プロファイル値」フィールドで値を選択します。
ヒントと考慮事項
次のレスポンシブ機能は、Redwoodページではまだサポートされていません:
- 通貨スイッチャ
- 拡張性とカスタマイズ
アクセス要件
ロールが分析値データ・セキュリティを継承すると、給与範囲や支給率などの分析値が表示されます。カスタム・ロールのこの情報を個人が表示できるようにするには、次の集計権限を付与する必要があります:
セクション/詳細 |
集計権限名およびコード |
---|---|
「給与履歴」ページの分析値 |
RESTサービスの使用 - 分析あり給与読取り専用ORA_CMP_REST_SERVICE_ACCESS_SALARIES_WITH_ANALYTICS_RO |
·この表は、ビジネス・タイトル・スイッチャをサポートする集計権限およびそれらを継承する事前定義ロールを示しています。
集計権限名およびコード |
ジョブ・ロール名(集計権限を新しく継承) |
コメント |
---|---|---|
RESTサービスの使用 - 就業者アサイメント値リスト ORA_PER_REST_SERVICE_ACCESS_WORKER_ASSIGNMENTS_LOV |
ライン・マネージャ、報酬マネージャおよびスペシャリスト |
ビジネス・タイトルの値リストにアクセスするには、この集計権限が必要です。 |
この表は、ビジネス・タイトル・スイッチャをサポートする機能権限およびそれらを継承する事前定義ロールを示しています。
機能権限名およびコード |
ジョブ・ロール名(機能権限を新しく継承) |
コメント |
---|---|---|
有効日を使用した就業者検索使用可能 PER_ENABLE_WORKER_SEARCHES_USING_EFFECTIVE_DATES_PRIV |
報酬マネージャおよび報酬スペシャリスト |
システム日付とは異なる有効日を使用して検索する場合に、ビジネス・タイトルの値リストを使用するには、この機能権限が必要です。たとえば、詳細検索で特定の日付を使用して検索する場合や、有効日が設定された従業員リストを表示する必要がある場合があります。 ノート: この権限では、拡張検索にアクセスできません。 |
事前定義済ロールを使用する場合、何もする必要はありません。ただし、これらのロールのカスタム・バージョンを使用する場合、ユーザーがこの機能を使用する前に、前述の権限をカスタム・ロールに追加する必要があります。
個別報酬プランのRedwoodエクスペリエンス
Redwoodエクスペリエンスを有効にしている場合は、Redwoodツールキットを使用して再作成された「個別報酬プラン」ページをユーザーが使用できるようになりました。
構成済プランが表示されたRedwoodの「個別報酬プラン」ページ
オプションとエレメントが表示されたRedwoodの「オプション」タブ
オプションとエレメントの詳細が表示されたRedwoodのドロワー
支払開始日および支払終了日が表示されたRedwoodの「日付」タブ
プラン・レベルおよびオプション・レベルの福利厚生適格プロファイルが表示されたRedwoodの「適格」タブ
適格プロファイルを追加できるRedwoodのドロワー
プラン・アクセス設定が表示されたRedwoodの「プラン・アクセス」タブ
処理の構成済アクセス詳細が表示されたRedwoodのドロワー
Redwoodの「プラン情報」タブ
すべてのプランを検証できるRedwoodの「個別報酬プラン」ページ
この再作成されたRedwoodページで、Oracle Redwoodソリューションへのジャーニを継続します。
有効化のステップ
Redwoodページを有効にするには、次の両方のプロファイル・オプションを有効にする必要があります。
プロファイル・オプション・コード |
プロファイル・オプションの説明 |
デフォルト値 |
---|---|---|
ORA_HCM_VBCS_PWA_ENABLED |
VBCSプログレッシブWebアプリケーション・ユーザー・インタフェースの有効化 |
いいえ |
ORA_CMP_INDIVIDUAL_COMPENSATION_REDWOOD_ENABLED |
Redwood報酬履歴使用可能 |
いいえ |
非Redwoodページに戻すには、このプロファイル・オプションのサイト・レベルのプロファイル値を「いいえ」に設定します。
このプロファイル・オプションを構成するには、「設定および保守」作業領域で次のステップを実行します。
- 「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索してクリックします。
- プロファイル・オプションを検索して選択します。
- 「レベル」を「サイト」に設定します
- 「プロファイル値」フィールドで値を選択します。
ヒントと考慮事項
クラシック・ページに存在していた特定の機能が、プラン情報エディタには存在しません:
- ハイパーリンクと太字
- フォント・ファミリ
- フォント・サイズ
- カラー・ハイライト
- ソース・コード
- 「元に戻す」と「やり直し」
- 形式の削除
- リンクの追加
これらの機能は、将来のリリースに含まれる可能性があります。
アクセス要件
報酬管理者用に作成されたカスタム・ロールは、次の集計権限および機能権限を継承している必要があります。
集計または機能権限名およびコード |
使途 |
---|---|
RESTサービスの使用 - 給与参照データ値リスト ORA_PAY_REST_SERVICE_ACCESS_PAYROLL_REFERENCE_DATA_LOVS |
エレメントおよび入力パラメータの選択リストにアクセスします |
RESTサービスの使用 – 福利厚生値リスト BEN_REST_SERVICE_ACCESS_BENEFITS_LOVS_PRIV |
適格プロファイルの選択リストにアクセスします |
Redwoodの「個別報酬」ページでの添付の保守
Redwoodの「個別報酬」のページおよび処理で個人が添付を保守できるようになりました。また、FastFormulaを使用して入力値をデフォルト設定および検証できるようになりました。さらに、承認者が変更できます。
「個別報酬」ガイド・プロセスの「追加報酬」ドロワーへの添付の追加
表示可能な添付ファイルを含む「追加報酬」ページ
少なくとも1つの添付が必要なのに添付が追加されていない場合のエラーが表示された「追加報酬」ドロワー
この再作成されたRedwoodページで、Oracle Redwoodソリューションへのジャーニを継続します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
承認者が個別報酬通知の添付リンクをクリックすると、ORA_PER_DOCUMENT_RECORDS_REDWOOD_ENABLEDプロファイル・オプションの設定に応じてレスポンシブ・ページまたはRedwoodページが開きます。
報酬情報のRedwoodエクスペリエンス
Redwoodエクスペリエンスを有効にしている場合は、Redwoodツールキットを使用して再作成された「報酬情報」ページをユーザーが使用できるようになりました。
すべてのセクションを含むRedwoodの「報酬情報」ページ
送信が承認待ちの場合の給与セクション
送信が承認待ちの場合の「個別報酬」の「報酬の設定管理」
この再作成されたRedwoodページで、Oracle Redwoodソリューションへのジャーニを継続します。
有効化のステップ
Redwoodページを有効にするには、次の両方のプロファイル・オプションを有効にする必要があります。
プロファイル・オプション・コード |
プロファイル・オプションの説明 |
デフォルト値 |
---|---|---|
ORA_HCM_VBCS_PWA_ENABLED |
VBCSプログレッシブWebアプリケーション・ユーザー・インタフェースの有効化 |
いいえ |
ORA_CMP_SPOTLIGHT_REDWOOD_ENABLED |
Redwood報酬スポットライト使用可能 |
いいえ |
非Redwoodページに戻すには、このプロファイル・オプションのサイト・レベルのプロファイル値を「いいえ」に設定します。
このプロファイル・オプションを構成するには、「設定および保守」作業領域で次のステップを実行します。
- 「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索してクリックします。
- プロファイル・オプションを検索して選択します。
- 「レベル」を「サイト」に設定します。
- 「プロファイル値」フィールドで値を選択します。
ヒントと考慮事項
-
次のレスポンシブ機能は、Redwoodページではまだサポートされていません:
-
通貨スイッチャ
-
拡張性とカスタマイズ
-
-
承認済の個別報酬提示に添付が存在する場合は、公開後にのみ「報酬情報」ページでその添付を表示できます。
-
「編集」をクリックすると、「給与の変更」ガイド・プロセスが開始され、給与を編集できますが、給与開始日は編集できません。
- 給与詳細ページから給与を削除できます。
- 「報酬情報」クイック処理をクリックして、自分自身について問い合せるときに、「自分の報酬」ページが表示されるようにRedwoodエクスペリエンスを構成できます。このプロファイル・オプションを「はい」に設定すれば、このエクスペリエンスが有効になります。
コード |
ORA_CMP_CI_LAUNCH_MYCOMP |
---|---|
名前 |
自分自身の報酬情報のかわりに「自分の報酬」ページを起動 |
説明 |
個人が「報酬情報」クイック処理をクリックして、自分自身に対する問合せを実行すると、「自分の報酬」ページがかわりに開きます。 |
値 |
はい、いいえ |
デフォルト |
いいえ |
アクセス要件
ロールが分析値データ・セキュリティを継承すると、給与範囲や支給率などの分析値が表示されます。カスタム・ロールのこの情報を個人が表示できるようにするには、次の集計権限を付与する必要があります:
セクション/詳細 |
集計権限名およびコード |
---|---|
「給与」セクションの分析値 |
RESTサービスの使用 - 分析あり給与読取り専用ORA_CMP_REST_SERVICE_ACCESS_SALARIES_WITH_ANALYTICS_RO |
この機能を使用するためにセキュリティを変更する必要はありません。このセキュリティの詳細は情報提供のみを目的としています。
集計または機能権限コード/名前 |
使途 |
---|---|
ORA_CMP_MANAGE_SALARIES 給与の管理 |
ライン・マネージャおよびHR担当者が「給与の変更」タスクにアクセスできるようにします。 ライン・マネージャおよびHR担当者が「従業員の採用」や「昇格・昇進」など「グローバル人事管理」処理の「給与」ページで作業できるようにします。 |
ORA_CMP_CORRECT_WORKER_SALARY 就業者給与の訂正 |
HR担当者が報酬情報で「編集」ボタンを使用して給与を訂正できるようにします。 |
ORA_CMP_DELETE_WORKER_LATEST_SALARY 就業者の最新給与の削除 |
報酬情報の「給与詳細」ページの「削除」ボタンを使用して、HR担当者が最新の給与を削除できるようになります。 |
HR担当者の給与変更のRedwoodエクスペリエンス
Redwoodエクスペリエンスを有効にしている場合は、Redwoodツールキットを使用して再作成された「給与の変更」ページをHR担当者と報酬マネージャが使用できるようになりました。以前は、ライン・マネージャのみがこのRedwoodページを使用できました。
HR担当者用のRedwoodの「給与の変更」ページ
Redwoodの「給与の変更」ガイド・プロセスの「給与詳細」ページ
この再作成されたRedwoodページで、Oracle Redwoodソリューションへのジャーニを継続します。
有効化のステップ
Redwoodページを有効にするには、次の両方のプロファイル・オプションを有効にする必要があります。
プロファイル・オプション・コード |
プロファイル・オプションの説明 |
デフォルト値 |
---|---|---|
ORA_HCM_VBCS_PWA_ENABLED |
VBCSプログレッシブWebアプリケーション・ユーザー・インタフェースの有効化 |
いいえ |
プロファイル・オプション・コード |
プロファイル・オプションの説明 |
デフォルト値 |
---|---|---|
ORA_CMP_SALARY_REDWOOD_ENABLED |
Redwood給与ページ使用可能 |
いいえ |
非Redwoodページに戻すには、このプロファイル・オプションのサイト・レベルのプロファイル値を「いいえ」に設定します。
このプロファイル・オプションを構成するには、「設定および保守」作業領域で次のステップを実行します。
-
「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索してクリックします。
-
プロファイル・オプションを検索して選択します。
-
「レベル」を「サイト」に設定します。
-
「プロファイル値」フィールドで値を選択します。
ヒントと考慮事項
- Redwood「給与の変更」ページで日付と処理を入力または選択する必要があります。これらはデフォルト設定されません。
- 次のレスポンシブ機能は、Redwoodページではまだサポートされていません:
- 通貨スイッチャ
- 拡張性とカスタマイズ
アクセス要件
この機能を使用するためにセキュリティを変更する必要はありません。このセキュリティの詳細は情報提供のみを目的としています。
集計または機能権限コード/名前 |
使途 |
---|---|
ORA_CMP_MANAGE_SALARIES 給与の管理 |
ライン・マネージャおよびHR担当者が「給与の変更」タスクにアクセスできるようにします。 ライン・マネージャおよびHR担当者が「従業員の採用」や「昇格・昇進」など「グローバル人事管理」処理の「給与」ページで作業できるようにします。 |
ORA_CMP_CORRECT_WORKER_SALARY 就業者給与の訂正 |
HR担当者が報酬情報で「編集」ボタンを使用して給与を訂正できるようにします。 |
ORA_CMP_DELETE_WORKER_LATEST_SALARY 就業者の最新給与の削除 |
報酬情報の「給与詳細」ページの「削除」ボタンを使用して、HR担当者が最新の給与を削除できるようになります。 |
CMP_REST_SERVICE_ACCESS_SALARY_BASES_LOV RESTサービスの使用 - 給与ベース値リスト |
個人が給与ベース値リストにアクセスできるようにします。 |
報酬の重要な処理と考慮事項
置き換えられた機能または削除された機能
Oracleは時々、既存のクラウド・サービスの機能を新しい機能で置き換えるか、既存の機能を削除します。機能が置き換えられた場合、古いバージョンがすぐに削除されることも、将来削除されることもあります。ベスト・プラクティスとして、新しいバージョンが使用可能になったらすぐに、置換後の新しいバージョンの機能を使用するようにしてください。
製品 |
削除される機能 |
削除予定 |
置換後の機能 |
置換時期 |
追加情報 |
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現時点ではありません。 |
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既知の問題/メンテナンス・パック・スプレッドシート
Oracleは各更新における既知の問題に関するドキュメントを公開することにより、お客様が遭遇する可能性のある問題について啓発し、回避策があればそのドキュメントにおいてその回避策を提供します。
Oracleは、月次または法定パッチ適用により修正された不具合のメンテナンス・パックおよび法定メンテナンス・パックのドキュメントも公開します。
これらのドキュメントを参照するには、My Oracle Supportにアクセスできる必要があります。
Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)