本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。
日付 | 製品 | 機能 | ノート |
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2022年7月1日 | 需要管理 | この更新で選択された需要管理のバグ修正 | 文書の更新。項の追加。 |
2022年7月1日 | 補充プランニング |
この更新で選択された補充プランニングのバグ修正 | 文書の更新。項の追加。 |
2022年3月18日 | 初版作成。 |
重要ノート: 21Dから22Bに直接更新する場合は、22Aと22Bの両方の項の内容をレビューして、更新に含まれるすべての変更を確認する必要があります。
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免責事項
この文書に記載された情報には、オラクルの製品開発プランに関する説明文が含まれていることがあります。オラクルの製品開発プランと、今後の製品リリースの本質および時期に対し、様々な要因が大きく影響を及ぼします。したがって、この情報はあくまで情報として提供されるものであり、マテリアルやコード、機能を提供することのコミットメント(確約)ではないため、購買決定を行う際の判断材料になさらないでください。記載されている機能の開発、リリースおよび時期については、オラクルの単独の裁量により決定されます。
この情報は、オラクルおよびその子会社や関連会社との契約を構成するものではありません。特にこの情報についてオラクルは一切の責任を負いかねます。詳細は、法律上の注意点および使用条件を参照してください。
クラウド・アプリケーションで使用している機能によっては、四半期更新の直前または直後に特定のステップを実行する必要がある場合があります。こうした更新前および更新後のステップと影響を受ける製品領域の詳細は、My Oracle SupportのOracle SCM Cloud: Performing Your Quarterly Update (ドキュメントID 2337485.1)を参照してください。
Oracle Cloudアプリケーションは、四半期ごとに新しい更新を提供します。つまり、ビジネスの効率的かつ効果的な管理に役立つ新しい機能を3か月ごとに受け取ります。一部の機能は使用可能な状態でされ、エンド・ユーザーが即時に使用できます。その他の機能はすぐ使用できない状態で提供され、使用可能にするために処理を実行する必要があります。無効化されている機能は、次の権限を使用して、次のステップでエンド・ユーザーに対してアクティブ化できます。
- アプリケーション・オファリングのレビュー(ASM_REVIEW_APPLICATIONS_OFFERINGS_PRIV)
- Oracle Fusion Applicationsオファリングの構成(ASM_CONFIGURE_OFFERING_PRIV)
新機能をオプト・インする方法を次に示します。
- 「ナビゲータ」→「自分の企業」→「新機能」をクリックします。
- 「機能概要」ページで、オファリングを選択してそれに固有の新機能をレビューします。または、デフォルトの選択であるすべての使用可能なオファリングをそのまま使用して、すべてのオファリングの新機能を確認できます。
- 「新機能」タブで、新機能をレビューし、「使用可能」列で機能のオプトイン・ステータスを確認します。機能がすでに有効化されている場合は、チェック・マークが表示されます。そうでない場合は、機能を有効にするためのアイコンが表示されます。
- 「使用可能」列にあるアイコンをクリックし、機能を有効にするステップを完了します。
場合によっては、「新機能」作業領域に表示されていない機能をオプト・インする必要がある場合があります。オプト・インする方法を次に示します。
- 「ナビゲータ」→「自分の企業」→「オファリング」をクリックします。
- 「オファリング」ページで、オファリングを選択し、オプトイン機能をクリックします。
- オプトイン・ページで、オファリングまたは機能が含まれている機能領域の機能の編集(鉛筆)アイコンをクリックします。
- 「機能の編集」ページで、機能を有効化するためのステップを完了します。
オファリングの新機能をオプトインする方法の詳細および詳細な手順は、オファリング構成を参照してください。
オプト・イン失効
オプト・インを経由してすぐ使用できない状態で提供された機能は、将来の更新で自動有効化される場合があります。これはオプト・イン失効と呼ばれます。クラウド・サービスにオプト・イン失効がある場合、このドキュメントに関連タブが表示されます。このタブをクリックすると、最初に機能が無効状態で提供されたのはいつか、そしてこの機能のオプト・インがいつ失効し、自動で使用可能となる見込みかが表示されます。ここをクリックして、すべてのOracle Cloudアプリケーションのオプト・インが失効した機能を確認することもできます。
列の定義:
レポート = 新規または変更済の、Oracleから提供されたすぐに実行可能なレポートです。
UIまたはプロセスベース: 小規模 これらのUIまたはプロセスベースの機能は、通常、フィールド、検証またはプログラムの軽微な変更で構成されます。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小限になります。
UIまたはプロセスベース: 大規模* これらのUIまたはプロセスベースの機能には、より複雑な設計が含まれます。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は高くなります。
すぐ使用できない状態で提供される機能 = エンド・ユーザーがこれらの機能を使用するために処理が必要です。これらの機能は無効化された状態で提供され、有効にするかどうかや有効にする時期を任意で選択します。たとえば、a) 新しいまたは展開されたBIサブジェクト領域は最初にレポートに組み込む必要があり、b) 新しいWebサービスを利用するには統合が必要になり、c) ユーザーが機能にアクセスできるようにするには、それらの機能をユーザー・ロールに割り当てる必要があります。
エンド・ユーザーがすぐに使用可能 レポートおよび小規模なUIまたはプロセスベースの新機能は、更新後のユーザーに対する影響を最小限に抑えます。したがって、顧客受入れテストでは、大規模なUIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当ててください。 |
エンド・ユーザーが使用する前に顧客による処理が必要 これらの機能を使用可能にするために処理が必要になるため、中断されません。選択的に使用するよう選択すると、テストおよびロールアウトのタイミングを設定できます。 |
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機能 |
レポート |
UIまたは |
UIまたは |
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メジャーのグラフの色を構成すると、グラフだけでなく、メジャーを含むタイルでもその色が使用されるようになりました。この使用方法により、グラフおよびタイル間で一貫性を保ち、同じメジャーを複数の分析で簡単にビジュアル化できるようになります。
グラフおよびタイルでメジャーに表示する色を管理して、メジャーの影響を容易に伝えることができます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
- メジャーに選択する色を変更する必要がある場合があります。メジャーに構成する色が、特定のグラフのメジャーに自動的に割り当てられる色と同じ場合は、構成するメジャーに別の色を選択する必要があります。
- 棒グラフ、折れ線グラフおよびレーダー・グラフで、構成済のグラフの色を表示するには、メジャーがY軸に1つのみである必要があります。
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
- 次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- サプライ・チェーン・プランナ(ORA_MSC_SUPPLY_CHAIN_PLANNER_JOB)
- 資材プランナ(ORA_MSC_MATERIALS_PLANNER_JOB)
- 需要プランナ(ORA_MSC_DEMAND_PLANNER_JOB)
- 販売および業務プランナ(ORA_MSC_SALES_AND_OPERATIONS_PLANNER_JOB)
- 補充プランナ(ORA_MSC_REPLENISHMENT_PLANNER_JOB)
- 次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- プランニング表の保守(MSC_MAINTAIN_PLANNING_TABLES_PRIV)
プランを再実行しなくても、ファイルベース・データ・インポート(FBDI)で収集されたプランの特定のメジャーまたはメジャーのサブセットのデータをリフレッシュできるようになりました。この機能により、Oracle Fusion Cloud Enterprise Performance ManagementなどのソースからOracle Fusion Cloud Demand Managementへのインバウンド・メジャーのデータ・フローが合理化され、統合された事業計画が編成されます。また、現在の統計予測を保持しながら、販売履歴の更新を追跡するのにも役立ちます。
「スケジュール済プロセス」の「メジャーのリフレッシュ・プロセスの編成」(ナビゲーション: 「ツール」→「スケジュール済プロセス」→「新規プロセスのスケジュール」→「メジャーのリフレッシュ・プロセスの編成」)
プランニング・メジャーに関する最新のデータで需要管理プランを迅速に合理化し、収集された財務メジャーを使用して、統合された事業計画を編成します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
- スケジュール済プロセスでは、サプライ・チェーン・プランニング・メジャーのファイルベース・データ・インポート・テンプレートを使用してロードされたメジャーが考慮されます。
- リフレッシュするメジャーのサブセットを含むメジャー・カタログを作成して使用します。
- 「出荷履歴」(または「記帳履歴」)メジャーと、メジャー・カタログの「出荷履歴」のリフレッシュに使用されるデフォルト・メジャーの両方を含めます。たとえば、「デフォルト出荷履歴メジャー」プロファイル・オプションに使用されるデフォルトのメジャーが「出荷履歴: 出荷日別要求品目」の場合、このメジャーおよび「出荷履歴」メジャーをメジャー・カタログに含めます。
- 新しいメジャーをプランに導入する場合は、この新しいスケジュール済プロセスを使用してそのメジャーのデータをリフレッシュする前に、まずプランを実行して現行データでリフレッシュしておく必要があります。
主なリソース
- 需要管理のOracle Cloudレディネスで提供されている、収集メジャー・データのリフレッシュの準備トレーニング。
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
- 次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- サプライ・チェーン・プランナ(ORA_MSC_SUPPLY_CHAIN_PLANNER_JOB)
- 需要プランナ(ORA_MSC_DEMAND_PLANNER_JOB)
- 資材プランナ(ORA_MSC_MATERIALS_PLANNER_JOB)
- 販売および業務プランナ(ORA_MSC_SALES_AND_OPERATIONS_PLANNER_JOB)
- 補充プランナ(ORA_MSC_REPLENISHMENT_PLANNER_JOB)
- 次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- スナップショットでのプランの実行(MSC_RUN_PLAN_WITH_SNAPSHOT_PRIV)
卸売販売などの業界では、一部のオーダーは手持在庫からすぐに履行され、店頭販売とも呼ばれています。この履行モードに関連するトランザクションの取得に関するユーザー・エクスペリエンス全般を改善するために、Oracle Fusion Order Management Cloudでは、ピッキングおよび出荷のトランザクションがなくても、これらのオーダーを履行できるようになりました。
Oracle Fusion Cloud Demand ManagementおよびOracle Fusion Cloud Supply Planningでは、店頭販売オーダーを収集することにより、この履行モードがサポートされるようになりました。Oracle Demand Managementでは、店頭販売オーダーを含むすべての販売オーダーの履歴を使用して予測を生成します。Oracle Supply Planningでは、予測された店頭販売オーダーを履行するために十分な手持在庫があることが確認されるだけでなく、現在の期間の正味需要計算でも、この履行モードが必ず考慮に入れられます。
オーダー管理で開始して、供給プランニングに従って計画する供給プランで、履行済またはクローズ済の店頭販売オーダーで需要予測を消し込む方法の例:
需要プランで出荷履歴として収集された履行済またはクローズ済店頭販売オーダーから予測を生成する方法の例:
店頭で履行された販売オーダーも考慮することにより、正確に計画します。
デモを見る。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: サプライ・チェーン・プランニング オプションでなくなるバージョン: 更新22D
サプライ・チェーン・プランニング・オファリングのこの機能にオプト・インするだけでなく、オーダー管理オファリングの「販売オーダーがピッキングまたは出荷を必要としない場合に在庫を削減」機能をサイトでオプト・インする必要があります。
- 「オーダー管理」オファリングで「販売オーダーがピッキングまたは出荷を必要としない場合に在庫を削減」機能をサイトですでにオプト・インしている場合は、その機能を再度オプト・インする必要はありませんが、「サプライ・チェーン・プランニング」オファリングの「店頭販売オーダーの計画」機能はオプト・インする必要があります。
- 「オーダー管理」オファリングで「販売オーダーがピッキングまたは出荷を必要としない場合に在庫を削減」機能をサイトでまだオプト・インしていない場合は、その機能および「サプライ・チェーン・プランニング」オファリングの「店頭販売オーダーの計画」機能をオプト・インする必要があります。
ヒントと考慮事項
- 回収プロセスでは、Oracle Fusion Cloud Order Managementで「オーダー明細の在庫トランザクション日」オーダー管理パラメータに設定されている値を参照して、Oracle Fusion Cloud Supply Chain Planningのオープン店頭販売オーダーのスケジュール出荷日または需要日が導出されます。
- 在庫にインタフェースされている店頭販売オーダーは、クローズ済販売オーダーとして、またはOracle Fusion Cloud Supply Chain Planningへの記帳および出荷履歴の一部として収集されます。
- 「店頭販売オーダーの計画」機能は、外部ソース・システムには適用できません。
主なリソース
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
- 次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- サプライ・チェーン・プランナ(ORA_MSC_SUPPLY_CHAIN_PLANNER_JOB)
- 資材プランナ(ORA_MSC_MATERIALS_PLANNER_JOB)
- 需要プランナ(ORA_MSC_DEMAND_PLANNER_JOB)
- 需要と供給プランナ(ORA_MSC_DEMAND_AND_SUPPLY_PLANNER_JOB)
- オーダー納期回答マネージャ(ORA_MSC_ORDER_PROMISING_MANAGER_JOB)
- バックログ・マネージャ(ORA_MSC_BACKLOG_MANAGER_JOB)
- 補充プランナ(ORA_MSC_REPLENISHMENT_PLANNER_JOB)
- 次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 「供給プランニング」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_SUPPLY_PLANNING_WORK_AREA_PRIV)
- 「需要および供給プランニング」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_DEMAND_AND_SUPPLY_PLANNING_WORK_AREA_PRIV)
- 「需要管理」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_DEMAND_MANAGEMENT_WORK_AREA_PRIV)
- 「オーダー納期回答」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_ORDER_PROMISING_WORK_AREA_PRIV)
- 「バックログ管理」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_BACKLOG_MANAGEMENT_WORK_AREA_PRIV)
- 「補充プランニング」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_REPLENISHMENT_PLANNING_WORK_AREA_PRIV)
この更新には、Oracle Demand Managementの動作方法を変える可能性のあるバグ修正が含まれています。 これは、この更新に関するすべてのバグ修正の完全なリストではありません。このリストには、アプリケーションの動作に顕著な変化をもたらす可能性のあるバグ修正が含まれています。
表およびグラフでの分析の相対期間範囲の選択
22Bの更新では、表、グラフ、タイルおよび分析セットの相対期間フィルタの動作が変更されます。相対期間フィルタは、「セレクタ・ツール」の「メンバー」タブの「拡張フィルタ」アイコンを使用して構成します。この更新の前は、「期間(後)」設定をゼロに設定している場合でも、相対期間フィルタに常に現在の期間が含まれました。この動作が変更され、「期間(後)」設定が1以上に設定されている場合にのみ、現在期間が含まれるようになりました。たとえば、今日から3か月前と今日から0か月後のフィルタでは、前の3か月と現在の月が返されていました。現在は、今日から3か月前と今日から0か月後のフィルタでは、前の3か月のみが返され、現在の月は含まれません。この更新前と同じ結果を相対期間フィルタで得るには、「期間(後)」設定の値を1増やす必要があります。
22Bより前の動作に戻す場合は、Oracle Supportに連絡してください。
Oracleリファレンス: 27708234
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
最も低い在庫原価で顧客のサービス・ターゲットを満たすために、サプライ・チェーンの各ノードで最適な在庫レベルを維持します。自動プロセスを使用して、在庫ポリシー・パラメータを保守して顧客サービス・レベルを改善します。これらの自動プロセスは、必要に応じて補充の経済的オーダー数量を計算することにより、動的に手持在庫を更新して、原価を削減します。
「補充プランニング」という機能をオプト・インすると、この項で説明する機能を使用できます。
週次または月次の補充プランで在庫再残高計算を使用できるようになりました。週次または月次の補充プランの在庫再残高計算への入力および出力は、日次補充プランの場合と同様です。再残高計算ロジックで使用されるキー・エンティティの計算(超過や不足など)は日次レベルで実行され、補充プランのタイプに基づいて週次または月次レベルで表示されます。
次のスクリーンショットは、週次補充プランを使用して在庫再残高計算を構成する方法を示しています。
ナビゲーション: 「サプライ・チェーン・プランニング」→「補充プランニング」作業領域→「プランの管理」タスク→「作成」処理
時間範囲が大きい補充プランに在庫再残高計算を使用します。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: サプライ・チェーン・プランニング
ヒントと考慮事項
この機能を使用する場合は、「補充プランニング」という機能をオプトインする必要があります。補充プランニング機能をオプトインすると、ここで説明されている機能も有効になります。補充プランニング機能を以前からオプトインしている場合は、この機能が自動的に有効になります。
主なリソース
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
- 次の事前定義済ジョブ・ロールに割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- 補充プランナ(ORA_MSC_REPLENISHMENT_PLANNER_JOB)
- 次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 「補充プランニング」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_REPLENISHMENT_PLANNING_WORK_AREA_PRIV)
- セグメントの管理(MSC_MANAGE_SEGMENTS_PRIV)
品目、事業所およびタイム・バケットの数の上限内でのプランの実行
より長い期間にわたって補充プランを実行できるようになりました。以前は、補充プランは日次バケットが31個、週次バケットが26個、月次バケットが12個に限定されていました。
この更新では、項目数、場所およびタイム・バケットによる上限が柔軟に定義されます。補充プランを構成する際、品目、場所およびタイム・バケットの組合せの結果が3100万個を超えないように検証が実行されます。3100万個を超えると、プラン・オプションを保存できず、プラン・サイズを縮小するように求めるエラー・メッセージが表示されます。
さらに、リード・タイムを長くできるように、「供給期限日数」パラメータを最大90日に設定できるようになりました。
次のスクリーンショットは、より長期間の補充プランの構成方法を示しています。
ナビゲーション: 「サプライ・チェーン・プランニング」→「補充プランニング」作業領域→「プランの管理」タスク→「作成」処理
柔軟な上限で、より長期間の日次、週次または月次の補充プランを実行します。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: サプライ・チェーン・プランニング
ヒントと考慮事項
この機能を使用する場合は、「補充プランニング」という機能をオプトインする必要があります。補充プランニング機能をオプトインすると、ここで説明されている機能も有効になります。補充プランニング機能を以前からオプトインしている場合は、この機能が自動的に有効になります。
主なリソース
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
- 次の事前定義済ジョブ・ロールに割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- 補充プランナ(ORA_MSC_REPLENISHMENT_PLANNER_JOB)
- 次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 「補充プランニング」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_REPLENISHMENT_PLANNING_WORK_AREA_PRIV)
- セグメントの管理(MSC_MANAGE_SEGMENTS_PRIV)
需要スケジュールとしての週次および月次を組み合せた需要管理プランの使用
Oracle Fusion Cloud Demand Managementでは、週次予測を、月集計や詳細な時間レベルが複数の親にまたがる同様の時間集計に集計できるようになりました。予測効率を上げるために、このタイプの需要管理プランを補充プランニングの需要スケジュールとして使用できるようになりました。
「補充プランニング」作業領域の「プランの作成」UIの次のスクリーンショットは、このタイプの需要管理プランを補充プランニングの需要スケジュールとして使用する方法を示しています。
ナビゲーション: 「サプライ・チェーン・プランニング」→「補充プランニング」作業領域→「プランの管理」タスク→「作成」処理
週次と月次の需要プランを組み合せて需要スケジュールとして使用することにより効率を上げます。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: サプライ・チェーン・プランニング
ヒントと考慮事項
この機能を使用する場合は、「補充プランニング」という機能をオプトインする必要があります。補充プランニング機能をオプトインすると、ここで説明されている機能も有効になります。補充プランニング機能を以前からオプトインしている場合は、この機能が自動的に有効になります。
主なリソース
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
- 次の事前定義済ジョブ・ロールに割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- 補充プランナ(ORA_MSC_REPLENISHMENT_PLANNER_JOB)
- 次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 「補充プランニング」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_REPLENISHMENT_PLANNING_WORK_AREA_PRIV)
- セグメントの管理(MSC_MANAGE_SEGMENTS_PRIV)
多階層サプライ・チェーン・ネットワークでは、Oracle Fusion Cloud Demand Managementに含まれる補充プランニング手法を使用してダウンストリームの事業所を補充し、残りのサプライ・ネットワークはOracle Fusion Cloud Supply Planningを使用して計画することもできます。この更新では、ダウンストリームの事業所の補充プランの需要を、アップストリームの事業所の需要スケジュールとしてフィードできます。次に、この需要スケジュールを使用して、残りの供給ネットワークのプランを生成できます。
ナビゲーション:「供給プランニング」作業領域→「プランの管理」タスク→「プランの作成」→「供給」タブ→「組織およびスケジュール」サブタブ
多階層サプライ・チェーン・ネットワークで使用されるプランニング・ロジックを柔軟に構成します。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: サプライ・チェーン・プランニング
ヒントと考慮事項
この機能を使用する場合は、「補充プランニング」という機能をオプトインする必要があります。補充プランニング機能をオプトインすると、ここで説明されている機能も有効になります。補充プランニング機能を以前からオプトインしている場合は、この機能が自動的に有効になります。
その他のヒントと考慮事項:
- この機能は、制約なし供給プランと制約付き供給プランの両方に使用できます。
- サプライ・チェーンの下位階層(顧客に対応する事業所)は、補充プランで計画され、ポリシー従って処理されます。物流センターや製造施設などの上位階層は、供給プランニングで計画されます。供給プランニングでは、補充プランの上位階層で需要を計画します。
- 補充プランの下位階層からの需要に対する供給プランニングに、新しい「計画転送オーダー需要」オーダー・タイプが表示されます。
- 推奨事項: 補充プランと供給プランが組織間で重複しないようにしてください。
主なリソース
- サプライ・チェーン・プランニングのOracle Cloud Readinessで提供されている、需要スケジュールとしてのダウンストリーム補充プランの使用の準備トレーニング
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
- 次のジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- サプライ・チェーン・プランナ(ORA_MSC_SUPPLY_CHAIN_PLANNER_JOB)
- 資材プランナ(ORA_MSC_MATERIALS_PLANNER_JOB)
- 次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 「供給プランニング」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_SUPPLY_PLANNING_WORK_AREA_PRIV)
- 需要および供給の表示(MSC_VIEW_DEMANDS_AND_SUPPLIES_PRIV)
工場または物流センター(在庫組織とも呼ばれる)に事業所としてモデル化された複数の受入ドックがあり、購買または転送オーダー文書で、インバウンド供給を受け入れる搬送先事業所を指定する必要がある場合があります。たとえば、冷蔵品を受け取る場所とは別に乾物用の場所がある場合があります。
この更新では、計画オーダーを実行用にリリースする前に、デフォルトの搬送先事業所を上書きできます。対応するREST APIにも、この上書きを実行する機能が組み込まれています。
ビジネス固有の決定をインバウンド供給オーダーの搬送先事業所に組み込みます。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: サプライ・チェーン・プランニング
ヒントと考慮事項
この機能を使用する場合は、「補充プランニング」という機能をオプトインする必要があります。補充プランニング機能をオプトインすると、ここで説明されている機能も有効になります。補充プランニング機能を以前からオプトインしている場合は、この機能が自動的に有効になります。
その他のヒントと考慮事項:
- この機能は、手動でリリースされた計画購買または供給転送にのみ適用されます。自動リリース・プロセスでは、常に受入組織のデフォルト事業所が使用されます。
- この機能では、収集された購買依頼、購買オーダーまたは転送オーダーの事業所は変更できません。
- 「実施事業所」フィールドを編集可能にするには、計画購買または供給転送をまずリリース用にマークする必要があります。
- 供給および需要UIの「実施事業所」フィールド、またはプランニング供給RESTリソースを使用している場合は、受入組織に関連付けられている搬送先事業所のみを選択できます。
- デフォルトの事業所とは異なる実施事業所を指定しても、出荷方法または移動時間を再評価するプランニングはトリガーされません。実施事業所がデフォルトの場所に近いため、出荷方法や移動時間には影響しないと仮定しています。
- Fusionソース・システムを使用している場合は、「設定および保守」の在庫組織事業所の管理タスクを使用して事業所が受入組織に関連付けられます。
- 外部ソース・システムを使用している場合は、サプライ・チェーン・プランニング組織ファイルベース・データ・インポート(FBDI)テンプレートの組織サイト・タブを使用して、事業所が受入組織に関連付けられます。
主なリソース
- サプライ・チェーン・プランニングのOracle Cloudレディネスで提供されている、計画オーダーの搬送先事業所の上書きの準備トレーニング。
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
- 次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- サプライ・チェーン・プランナ(ORA_MSC_SUPPLY_CHAIN_PLANNER_JOB)
- 資材プランナ(ORA_MSC_MATERIALS_PLANNER_JOB)
- 補充プランナ(ORA_MSC_REPLENISHMENT_PLANNER_JOB)
- 次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 需要および供給の編集(MSC_EDIT_DEMANDS_AND_SUPPLIES_PRIV)
メジャーのグラフの色を構成すると、グラフだけでなく、メジャーを含むタイルでもその色が使用されるようになりました。この使用方法により、グラフおよびタイル間で一貫性を保ち、同じメジャーを複数の分析で簡単にビジュアル化できるようになります。
グラフおよびタイルでメジャーに表示する色を管理して、メジャーの影響を容易に伝えることができます。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: サプライ・チェーン・プランニング
ヒントと考慮事項
- この機能を使用する場合は、「補充プランニング」という機能をオプトインする必要があります。補充プランニング機能をオプトインすると、ここで説明されている機能も有効になります。補充プランニング機能を以前からオプトインしている場合は、この機能が自動的に有効になります。
- その他のヒントと考慮事項:
- メジャーに選択する色を変更する必要がある場合があります。メジャーに構成する色が、特定のグラフのメジャーに自動的に割り当てられる色と同じ場合は、構成するメジャーに別の色を選択する必要があります。
- 棒グラフ、折れ線グラフおよびレーダー・グラフで、構成済のグラフの色を表示するには、メジャーがY軸に1つのみである必要があります。
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
- 次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- サプライ・チェーン・プランナ(ORA_MSC_SUPPLY_CHAIN_PLANNER_JOB)
- 資材プランナ(ORA_MSC_MATERIALS_PLANNER_JOB)
- 需要プランナ(ORA_MSC_DEMAND_PLANNER_JOB)
- 販売および業務プランナ(ORA_MSC_SALES_AND_OPERATIONS_PLANNER_JOB)
- 補充プランナ(ORA_MSC_REPLENISHMENT_PLANNER_JOB)
- 次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- プランニング表の保守(MSC_MAINTAIN_PLANNING_TABLES_PRIV)
プランを再実行しなくても、ファイルベース・データ・インポート(FBDI)で収集されたプランの特定のメジャーまたはメジャーのサブセットのデータをリフレッシュできるようになりました。この機能により、Oracle Fusion Cloud Enterprise Performance ManagementなどのソースからOracle Fusion Cloud Replenishment Planningへのインバウンド・メジャーのデータ・フローが合理化され、統合された事業計画が編成されます。また、現在の統計予測を保持しながら、販売履歴の更新を追跡するのにも役立ちます。
「スケジュール済プロセス」の「メジャーのリフレッシュ・プロセスの編成」(ナビゲーション: 「ツール」→「スケジュール済プロセス」→「新規プロセスのスケジュール」→「メジャーのリフレッシュ・プロセスの編成」)
プランニング・メジャーに関する最新のデータで補充プランを迅速に合理化し、収集された財務メジャーを使用して、統合された事業計画を編成します。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: サプライ・チェーン・プランニング
ヒントと考慮事項
この機能を使用する場合は、「補充プランニング」という機能をオプトインする必要があります。補充プランニング機能をオプトインすると、ここで説明されている機能も有効になります。補充プランニング機能を以前からオプトインしている場合は、この機能が自動的に有効になります。
その他のヒントと考慮事項:
- スケジュール済プロセスでは、サプライ・チェーン・プランニング・メジャーのファイルベース・データ・インポート・テンプレートを使用してロードされたメジャーが考慮されます。
- リフレッシュするメジャーのサブセットを含むメジャー・カタログを作成して使用します。
- 「出荷履歴」(または「記帳履歴」)メジャーと、メジャー・カタログの「出荷履歴」のリフレッシュに使用されるデフォルト・メジャーの両方を含めます。たとえば、「デフォルト出荷履歴メジャー」プロファイル・オプションに使用されるデフォルトのメジャーが「出荷履歴: 出荷日別要求品目」の場合、このメジャーおよび「出荷履歴」メジャーをメジャー・カタログに含めます。
- 新しいメジャーをプランに導入する場合は、この新しいスケジュール済プロセスを使用してそのメジャーのデータをリフレッシュする前に、まずプランを実行して現行データでリフレッシュしておく必要があります。
主なリソース
- 需要管理のOracle Cloudレディネスで提供されている、収集メジャー・データのリフレッシュの準備トレーニング。
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
- 次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- サプライ・チェーン・プランナ(ORA_MSC_SUPPLY_CHAIN_PLANNER_JOB)
- 需要プランナ(ORA_MSC_DEMAND_PLANNER_JOB)
- 資材プランナ(ORA_MSC_MATERIALS_PLANNER_JOB)
- 販売および業務プランナ(ORA_MSC_SALES_AND_OPERATIONS_PLANNER_JOB)
- 補充プランナ(ORA_MSC_REPLENISHMENT_PLANNER_JOB)
- 次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- スナップショットでのプランの実行(MSC_RUN_PLAN_WITH_SNAPSHOT_PRIV)
卸売販売などの業界では、一部のオーダーは手持在庫からすぐに履行され、店頭販売とも呼ばれています。この履行モードに関連するトランザクションの取得に関するユーザー・エクスペリエンス全般を改善するために、Oracle Fusion Order Management Cloudでは、ピッキングおよび出荷のトランザクションがなくても、これらのオーダーを履行できるようになりました。
Oracle Fusion Cloud Demand ManagementおよびOracle Fusion Cloud Supply Planningでは、店頭販売オーダーを収集することにより、この履行モードがサポートされるようになりました。Oracle Demand Managementでは、店頭販売オーダーを含むすべての販売オーダーの履歴を使用して予測を生成します。Oracle Supply Planningでは、予測された店頭販売オーダーを履行するために十分な手持在庫があることが確認されるだけでなく、現在の期間の正味需要計算でも、この履行モードが必ず考慮に入れられます。
オーダー管理で開始して、供給プランニングに従って計画する供給プランで、履行済またはクローズ済の店頭販売オーダーで需要予測を消し込む方法の例:
需要プランで出荷履歴として収集された履行済またはクローズ済店頭販売オーダーから予測を生成する方法の例:
店頭で履行された販売オーダーも考慮することにより、正確に計画します。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: サプライ・チェーン・プランニング オプションでなくなるバージョン: 更新22D
この機能を使用する場合は、次の機能をオプト・インする必要があります。
- サプライ・チェーン・プランニング・オファリングの「補充プランニング」という機能をオプト・インする必要があります。以前に「補充プランニング」機能をオプトインした場合は、「補充プランニング」を再度オプトインする必要はありません。
- また、サプライ・チェーン・プランニング・オファリングの「店頭販売オーダーの計画」という機能もオプト・インする必要があります。
- サプライ・チェーン・プランニング・オファリングのこれらの機能をオプト・インするだけでなく、オーダー管理オファリングの「販売オーダーがピッキングまたは出荷を必要としない場合に在庫を削減」機能もサイトでオプト・インする必要があります。
- 「オーダー管理」オファリングで「販売オーダーがピッキングまたは出荷を必要としない場合に在庫を削減」機能をサイトですでにオプト・インしている場合は、その機能を再度オプト・インする必要はありませんが、「サプライ・チェーン・プランニング」オファリングの「店頭販売オーダーの計画」機能はオプト・インする必要があります。
- 「オーダー管理」オファリングで「販売オーダーがピッキングまたは出荷を必要としない場合に在庫を削減」機能をサイトでまだオプト・インしていない場合は、その機能および「サプライ・チェーン・プランニング」オファリングの「店頭販売オーダーの計画」機能をオプト・インする必要があります。
ヒントと考慮事項
- 回収プロセスでは、Oracle Fusion Cloud Order Managementで「オーダー明細の在庫トランザクション日」オーダー管理パラメータに設定されている値を参照して、Oracle Fusion Cloud Supply Chain Planningのオープン店頭販売オーダーのスケジュール出荷日または需要日が導出されます。
- 在庫にインタフェースされている店頭販売オーダーは、クローズ済販売オーダーとして、またはOracle Fusion Cloud Supply Chain Planningへの記帳および出荷履歴の一部として収集されます。
- 「店頭販売オーダーの計画」機能は、外部ソース・システムには適用できません。
主なリソース
- サプライ・チェーン・プランニングのOracle Cloudレディネスで提供されている、店頭販売オーダーの計画の準備トレーニング。
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
- 次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- サプライ・チェーン・プランナ(ORA_MSC_SUPPLY_CHAIN_PLANNER_JOB)
- 資材プランナ(ORA_MSC_MATERIALS_PLANNER_JOB)
- 需要プランナ(ORA_MSC_DEMAND_PLANNER_JOB)
- 需要と供給プランナ(ORA_MSC_DEMAND_AND_SUPPLY_PLANNER_JOB)
- オーダー納期回答マネージャ(ORA_MSC_ORDER_PROMISING_MANAGER_JOB)
- バックログ・マネージャ(ORA_MSC_BACKLOG_MANAGER_JOB)
- 補充プランナ(ORA_MSC_REPLENISHMENT_PLANNER_JOB)
- 次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 「供給プランニング」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_SUPPLY_PLANNING_WORK_AREA_PRIV)
- 「需要および供給プランニング」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_DEMAND_AND_SUPPLY_PLANNING_WORK_AREA_PRIV)
- 「需要管理」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_DEMAND_MANAGEMENT_WORK_AREA_PRIV)
- 「オーダー納期回答」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_ORDER_PROMISING_WORK_AREA_PRIV)
- 「バックログ管理」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_BACKLOG_MANAGEMENT_WORK_AREA_PRIV)
- 「補充プランニング」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_REPLENISHMENT_PLANNING_WORK_AREA_PRIV)
この更新には、Oracle Replenishment Planningの動作方法を変える可能性のあるバグ修正が含まれています。 これは、この更新に関するすべてのバグ修正の完全なリストではありません。このリストには、アプリケーションの動作に顕著な変化をもたらす可能性のあるバグ修正が含まれています。
表およびグラフでの分析の相対期間範囲の選択
22Bの更新では、表、グラフ、タイルおよび分析セットの相対期間フィルタの動作が変更されます。相対期間フィルタは、「セレクタ・ツール」の「メンバー」タブの「拡張フィルタ」アイコンを使用して構成します。この更新の前は、「期間(後)」設定をゼロに設定している場合でも、相対期間フィルタに常に現在の期間が含まれました。この動作が変更され、「期間(後)」設定が1以上に設定されている場合にのみ、現在期間が含まれるようになりました。たとえば、今日から3か月前と今日から0か月後のフィルタでは、前の3か月と現在の月が返されていました。現在は、今日から3か月前と今日から0か月後のフィルタでは、前の3か月のみが返され、現在の月は含まれません。この更新前と同じ結果を相対期間フィルタで得るには、「期間(後)」設定の値を1増やす必要があります。
22Bより前の動作に戻す場合は、Oracle Supportに連絡してください。
Oracleリファレンス: 27708234
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。