本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。
日付 | モジュール | 機能 | ノート |
---|---|---|---|
2023年2月28日 | 補充プランニング | 集計レベルで収集されたメジャー・データをリフレッシュする際のパフォーマンスの向上 | 文書の更新。機能の追加。 |
2023年2月28日 | 需要管理 | 集計レベルで収集されたメジャー・データをリフレッシュする際のパフォーマンスの向上 | 文書の更新。機能名の変更。 |
2023年2月8日 | 需要管理 | 集計レベルでのメジャー・データの収集時のパフォーマンスの向上 | 文書の更新。更新23Aで提供される新機能。 |
2022年12月2日 | 初版作成。 |
アイデアをお寄せください
ご意見をお待ちしています。弊社のクラウド・サービスを改善する方法に関する提案がございましたら、ぜひお知らせください。Oracle Customer Connectのアイデア・ラボを通してなど、アイデアを送信する方法はいくつかあります。機能名の後にこのアイコンが表示される場合は、お客様のアイデアが実現されたことを意味します。
フィードバックをお寄せください
本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。
免責事項
この文書に記載された情報には、オラクルの製品開発プランに関する説明文が含まれていることがあります。オラクルの製品開発プランと、今後の製品リリースの本質および時期に対し、様々な要因が大きく影響を及ぼします。したがって、この情報はあくまで情報として提供されるものであり、マテリアルやコード、機能を提供することのコミットメント(確約)ではないため、購買決定を行う際の判断材料になさらないでください。記載されている機能の開発、リリースおよび時期については、オラクルの単独の裁量により決定されます。
この情報は、オラクルおよびその子会社や関連会社との契約を構成するものではありません。特にこの情報についてオラクルは一切の責任を負いかねます。詳細は、法律上の注意点および使用条件を参照してください。
クラウド・アプリケーションで使用している機能によっては、四半期更新の直前または直後に特定のステップを実行する必要がある場合があります。これらの更新前および更新後のステップおよび影響を受ける製品領域の詳細は、My Oracle SupportでOracle Fusion Cloud SCM: Performing Your Quarterly Update (ドキュメントID 2337485.1)を参照してください。
Oracle Cloudアプリケーションは、四半期ごとに新しい更新を提供します。つまり、ビジネスの効率的かつ効果的な管理に役立つ新しい機能を3か月ごとに受け取ります。一部の機能は使用可能な状態でされ、エンド・ユーザーが即時に使用できます。その他の機能はすぐ使用できない状態で提供され、使用可能にするために処理を実行する必要があります。無効化されている機能は、次の権限を使用して、次のステップでエンド・ユーザーに対してアクティブ化できます。
- アプリケーション・オファリングのレビュー(ASM_REVIEW_APPLICATIONS_OFFERINGS_PRIV)
- Oracle Fusion Applicationsオファリングの構成(ASM_CONFIGURE_OFFERING_PRIV)
新機能をオプト・インする方法を次に示します。
- 「ナビゲータ」→「自分の企業」→「新機能」をクリックします。
- 「機能概要」ページで、オファリングを選択してそれに固有の新機能をレビューします。または、デフォルトの選択であるすべての使用可能なオファリングをそのまま使用して、すべてのオファリングの新機能を確認できます。
- 「新機能」タブで、新機能をレビューし、「使用可能」列で機能のオプトイン・ステータスを確認します。機能がすでに有効化されている場合は、チェック・マークが表示されます。そうでない場合は、機能を有効にするためのアイコンが表示されます。
- 「使用可能」列にあるアイコンをクリックし、機能を有効にするステップを完了します。
場合によっては、「新機能」作業領域に表示されていない機能をオプト・インする必要がある場合があります。オプト・インする方法を次に示します。
- 「ナビゲータ」→「自分の企業」→「オファリング」をクリックします。
- 「オファリング」ページで、オファリングを選択し、オプトイン機能をクリックします。
- オプトイン・ページで、オファリングまたは機能が含まれている機能領域の機能の編集(鉛筆)アイコンをクリックします。
- 「機能の編集」ページで、機能を有効化するためのステップを完了します。
オファリングの新機能をオプトインする方法の詳細および詳細な手順は、オファリング構成を参照してください。
オプト・イン失効
オプト・インを経由してすぐ使用できない状態で提供された機能は、将来の更新で自動有効化される場合があります。これはオプト・イン失効と呼ばれます。クラウド・サービスにオプト・イン失効がある場合、このドキュメントに関連タブが表示されます。このタブをクリックすると、最初に機能が無効状態で提供されたのはいつか、そしてこの機能のオプト・インがいつ失効し、自動で使用可能となる見込みかが表示されます。ここをクリックして、すべてのOracle Cloudアプリケーションのオプト・インが失効した機能を確認することもできます。
列の定義:
レポート = 新規または変更済の、Oracleから提供されたすぐに実行可能なレポートです。
UIまたはプロセスベース: 小規模 これらのUIまたはプロセスベースの機能は、通常、フィールド、検証またはプログラムの軽微な変更で構成されます。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小限になります。
UIまたはプロセスベース: 大規模* これらのUIまたはプロセスベースの機能には、より複雑な設計が含まれます。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は高くなります。
すぐ使用できない状態で提供される機能 = エンド・ユーザーがこれらの機能を使用するために処理が必要です。これらの機能は無効化された状態で提供され、有効にするかどうかや有効にする時期を任意で選択します。たとえば、a) 新しいまたは展開されたBIサブジェクト領域は最初にレポートに組み込む必要があり、b) 新しいWebサービスを利用するには統合が必要になり、c) ユーザーが機能にアクセスできるようにするには、それらの機能をユーザー・ロールに割り当てる必要があります。
エンド・ユーザーがすぐに使用可能 レポートおよび小規模なUIまたはプロセスベースの新機能は、更新後のユーザーに対する影響を最小限に抑えます。したがって、顧客受入れテストでは、大規模なUIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当ててください。 |
エンド・ユーザーが使用する前に顧客による処理が必要 これらの機能を使用可能にするために処理が必要になるため、中断されません。選択的に使用するよう選択すると、テストおよびロールアウトのタイミングを設定できます。 |
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機能 |
レポート |
UIまたは |
UIまたは |
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バック・トゥ・バック・フローにおける販売オーダーの供給トラッキングの改善
オーダー明細の一部のみを出荷する場合でも、供給の最新の変更を維持し、バック・トゥ・バック・フローで供給要求を管理します。
オーダー明細の一部の数量しか出荷できない場合、オーダー管理では、オーダー明細が履行明細xと履行明細yの2つの履行明細に分割されます。明細xには、出荷可能な数量があります。明細yには、まだ出荷できない数量があります。
この機能を有効にすると、Oracle Shippingが明細xを出荷したときにサプライ・チェーン・オーケストレーションによって供給オーダーがクローズされません。かわりに、出荷で明細yも出荷されるまで、またはOracle Order Managementによって要求が取り消されるまで、オーケストレーションによって供給オーダーはオープンのままになります。供給オーダーがオープンであるかぎり、オーケストレーションによって、明細yの需要および供給の変更が引き続き編成されます。
次のような利点があります。
- 時間を節約し、より効率的に作業できます。まだ使用できない供給の新規明細を手動で作成する必要がありません。サプライ・チェーン・オーケストレーションにより、新しい供給が自動的に作成されます。
- 出荷で明細xのみを出荷した場合でも、使用した供給量が追跡されます。
- タイムリな更新を入手し、オーケストレーションで明細yの供給が作成される進捗を正確に追跡できます。
- 明細yの供給の中断を削減または排除します。オーケストレーションによって供給が自動的に更新され、明細の最新の詳細が含まれるようになります。
- 明細yを変更すると、オーケストレーションによって購買組織、在庫組織または製造組織でその変更が管理されます。
- 明細を一部出荷していない場合と同じ方法で、明細yの供給の中断を管理します。
- 供給推奨のうち1つ以上を一部出荷した場合でも、供給推奨を管理します。
- 任意の数の出荷を管理します。
- 一部取消または全部取消をそれぞれ追跡します。
デモを見る。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: オーダー管理 オプションでなくなるバージョン: 更新23C
ヒントと考慮事項
次のガイドラインを検討してください。
- 明細yで処理を実行する必要がある場合は、最初に明細yで「スケジュール解除」処理を使用し、次に明細yで「スケジュール」処理を使用する必要があります。オーケストレーションにより、明細yの数量の供給オーダーが新規に作成されます。詳細は、履行明細の手動スケジュールを参照してください。
- 明細yの倉庫または品目を変更すると、オーケストレーションによって供給オーダーが取り消され、その供給が他の需要で使用できるようになります。明細yに対して現在作成されている新規供給も取り消されます。倉庫の「在庫更新のオンライン処理の遅延」出荷パラメータを有効にした場合でも、オーケストレーションによってこれが実行されます。
- 倉庫の「在庫更新のオンライン処理の遅延」出荷パラメータを有効にした場合、サプライ・チェーン・オーケストレーションでは、その倉庫に対して「バック・トゥ・バック・フローにおける販売オーダーの供給トラッキングの改善」機能は使用されません。
- Order Managementの分割動作は、購買オーダー、作業オーダーまたは転送オーダーには影響しません。
この機能を他の機能とともに使用
「バック・トゥ・バック・フローにおける販売オーダーの供給トラッキングの改善」機能のみを有効にするか、またはオーダー管理の「部分出荷における分割オーダー明細の属性の更新」機能も有効にできます。
有効にする機能 | 摘要 |
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「バック・トゥ・バック・フローにおける販売オーダーの供給トラッキングの改善」機能のみを有効化します。 |
オーケストレーションは供給オーダーをオープンしたままにし、出荷で明細yが出荷されるまで明細yの供給を追跡します。 明細yの予定出荷日または倉庫を変更でき、オーケストレーションでは明細yの最新の詳細が含まれるように供給が自動的に更新されます。 出荷が明細xを出荷した後に明細yの数量は変更できません。 |
両方の機能を有効にします。 | 出荷が明細xを出荷した後も、明細yの数量、予定出荷日または倉庫を変更できます。オーダー管理では、改訂された値を使用して明細が履行され、オーケストレーションによって明細の最新の詳細が含まれるように供給が自動的に更新されます。 「部分出荷における分割オーダー明細の属性の更新」機能を有効にすると、「バック・トゥ・バック・フローにおける販売オーダーの供給トラッキングの改善」機能も自動的に有効になります。詳細は、「部分出荷における分割オーダー明細の属性の更新」を参照してください。 |
どちらの機能も有効にしません。 |
出荷によりオーダー明細の一部が出荷されると、オーケストレーションにより供給オーダーがクローズされ、明細で行った他の変更はオーケストレーションで追跡されなくなります。 出荷が明細xを出荷した後に明細yの数量は変更できません。 |
主なリソース
- Improve Supply Tracking for Sales Orders in your Back-to-Back Flowsのレディネス・トレーニングを見る
- オーダー管理の実装
- サプライ・チェーン・オーケストレーションの使用
ロールおよび権限
- サプライ・チェーン運用マネージャ(ORA_DOS_SUPPLY_CHAIN_OPERATIONS_MANAGER_JOB)
この更新で注意が必要なサプライ・チェーン・オーケストレーションのバグ修正
この更新には、Oracle Supply Chain Orchestrationの動作方法が変わる場合があるバグ修正が含まれています。これは、この更新に関するすべての不具合修正の完全なリストではありません。このリストには、アプリケーションの動作に顕著な変化をもたらす可能性のあるバグ修正が含まれています。
自分の作業オーダー・ステータスの表示
「サプライ・チェーン・オーケストレーション」作業領域には、更新23Aより前は事前定義済ステータスのみが表示されました。たとえば、MyStatusという独自のステータスを作成したとします。作業領域には、作業オーダーのランタイム・ステータスがMyStatusであった場合でも、事前定義済ステータスのいずれかが表示されました。この更新では、作業領域にMyStatusが表示されます。
Oracleリファレンス: 34543645
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
様々なビジネス状況では、需要プラン間でメジャー・データを移動する必要があります。たとえば、最終出荷予測をシミュレーション・プランからレコードのプランに移動する場合があります。この更新により、複数のプランに予測データが存在する場合に、プラン・データを効率的に管理できます。ソース需要プランのメジャーをターゲット需要プランの同じメジャーまたは異なるメジャーにマッピングすることで、メジャー・データをある需要プランから別の需要プランにコピーできます。
この機能により、既存の「その他のプランからのメジャーのロード」タスクが拡張され、需要プラン間のメジャー・データのコピーがサポートされます。
デモを見る。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
主なリソース
前の拡張機能を含む「その他のプランからのメジャーのロード」タスクの詳細は、次の準備トレーニングを参照してください。
- Oracle Demand Management CloudのOracle Sales and Operations Planning Cloud Measuresの使用(17C)
- 複数のプランのメジャー間のデータのロード(20A)
- メジャーをロードするバッチ・プロセスのスケジュール(20B)
- プラン内でのメジャー・データのコピー(21A)
- その他のプランからのメジャーのロード時に期間を指定(22C)
ロールおよび権限
この拡張にアクセスするために必要な新しいロールやセキュリティ権限はありません。現在「その他のプランからのメジャーのロード」タスクにアクセスできるユーザーは、この機能を自動的に使用できます。
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
- 事前定義済ジョブ・ロールの需要プランナ(ORA_MSC_DEMAND_PLANNER_JOB)が割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- 次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 「その他のプランからのメジャーのロード」タスクにアクセスするための、他のプランからのメジャー・データのロード(MSC_LOAD_MEASURES_FROM_OTHER_PLANS_PRIV)
- 「スケジュール済プロセス」作業領域の「メジャーのロード・プロセスの編成」ジョブにアクセスするための、スナップショットでのプランの実行(MSC_RUN_PLAN_WITH_SNAPSHOT_PRIV)
関心のあるプランナおよび品目カテゴリでフィルタリングすることで、メジャーベースの例外を検索できるようになりました。これらのフィルタは、以前に検索に使用可能であった属性に追加されます。これらの追加によって、最も重要な例外に焦点を当てることで、企業のプランを管理できます。
たとえば、次のスクリーンショットで強調表示されているフィールドを使用して、メジャーベースの例外をフィルタできるようになりました。
デモを見る。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
「カテゴリ」レベルでメジャーベース例外が作成された場合、「階層」フィールドで選択したカタログがその特定のメジャーについて考慮されます。「例外」ページには、そのカタログに固有のカテゴリが表示されます。
主なリソース
ロールおよび権限
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
- 次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- サプライ・チェーン・プランナ(ORA_MSC_SUPPLY_CHAIN_PLANNER_JOB)
- 需要と供給プランナ(ORA_MSC_DEMAND_AND_SUPPLY_PLANNER_JOB)
- 需要プランナ(ORA_MSC_DEMAND_PLANNER_JOB)
- 補充プランナ(ORA_MSC_REPLENISHMENT_PLANNER_JOB)
- 販売および業務プランナ(ORA_MSC_SALES_AND_OPERATIONS_PLANNER_JOB)
- 資材プランナ(ORA_MSC_MATERIALS_PLANNER_JOB)ロールは、前述のすべての作業領域で共通です
-
この機能を利用するために必要な既存の権限の変更はありません。ユーザーが「例外」タブにアクセスできる場合は、フィルタ用の新しいフィールドが表示されます。
この更新では、クリックなしでプランニング表にメジャー摘要を表示する機能によってプランナの生産性が拡張されています。特定のメジャーの目的が明確でない場合、メジャーの上にマウスを置くと、メジャーに関連漬けられた摘要を表示できます。
「資材プラン」表のメジャーにマウスを置いた結果として表示される「正味予測」メジャーの摘要の例。
この機能は、セレクタ・ツールを使用して構成された事前定義済またはユーザー定義のピボット表で使用できます。この機能は、プランの作成でも使用できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ロールおよび権限
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
- 次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- サプライ・チェーン・プランナ(ORA_MSC_SUPPLY_CHAIN_PLANNER_JOB)
- 資材プランナ(ORA_MSC_MATERIALS_PLANNER_JOB)
- 需要プランナ(ORA_MSC_DEMAND_PLANNER_JOB)
- 補充プランナ(ORA_MSC_REPLENISHMENT_PLANNER_JOB)
- 販売および業務プランナ(ORA_MSC_SALES_AND_OPERATIONS_PLANNER_JOB)
- この機能を使用するには、プランニングで次の権限のいずれかが付与されている必要があります。
- プランニング表の表示(MSC_VIEW_PLANNING_TABLES_PRIV)
- プランニング表の保守(MSC_MAINTAIN_PLANNING_TABLES_PRIV)
プランニング表データRESTサービスのコール時に詳細応答を受信
大量のデータに対してプランニング表データRESTサービスを使用している場合、アップロードされるデータ行の一部にエラーがある可能性があります。通常、これらのエラーには、エラーの原因を分析し、修正したデータをアップロードする人的介入が必要です。この更新により、エラーのあるデータ行およびエラーの原因を特定して、より迅速に分析できます。
次に、プランニング表データRESTサービスによって実行されるPOST操作後に受信された詳細な応答の例を示します。
POST操作のこの例では、ペイロードで強調表示されたメンバーの組合せabcd-KB-CSP-COND-VALVEのいずれかが有効ではありません。POST操作が完了すると、プランニングでは、プランニング表データに見つからない無効な組合せに関する情報を提供するメッセージが返され、アプリケーション・ログをレビューしてさらに調査するようユーザーに通知されます
POSTペイロードの例:
{
"TableHierarchies": "Product,Enterprise,APS Calendar,APS Calendar",
"TableDataHeader": "Item,Organization,Period,Week,Net Forecast,Manual Demand, Planned Orders",
"TableData": "abcd-KB-CSP-COND-VALVE,M3,12/10/29,12/31/29,11,0,0,1,1,1\r\nKB-CSP-COND-VALVE,M3,01/07/30,01/07/30,2,3,4\r\n"
}
2 combination points : abcd-KB-CSP-COND-VALVE,M3,12/10/29,12/31/29,11,0,0,1,1,1\r\n KB-CSP-COND-VALVE,M3,01/07/30,01/07/30,2,3,4\r\n
POST操作によって返されたメッセージ:
"メッセージ": "サービスが完了しました。 診断情報は、メッセージ詳細を参照してください。
(MSC-2806429)<br> ペイロード組合せポイント = 2、解析済組合せポイント = 1、値なしポイント = 0、同一値ポイント = 0、検出ポイント = 3。
詳細は、ServiceServer_1サービス・サーバーのアプリケーション・ログを確認してください。",
ペイロード組合せポイント = 2 - ペイロードに2つの組合せポイント
解析済組合せポイント = 1 - 解析後は、表データに1つの組合せポイントのみ見つかりました
....
無効な組合せポイントを正確に把握するには、SEVEREレベルでログを有効にし、ServiceServer_1でアプリケーション・ログを確認する必要があります
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: サプライ・チェーン・プランニング オプションでなくなるバージョン: 更新23C
主なリソース
ロールおよび権限
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
- 次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- サプライ・チェーン・プランナ(ORA_MSC_SUPPLY_CHAIN_PLANNER_JOB)
- サプライ・チェーン・プランニング・アプリケーション管理者(ORA_MSC_SUPPLY_CHAIN_PLANNING_APPLICATION_ADMINISTRATOR_JOB)
- 補充プランナ(ORA_MSC_REPLENISHMENT_PLANNER_JOB)
- 資材プランナ(ORA_MSC_MATERIALS_PLANNER_JOB)
- オーダー納期回答マネージャ(ORA_MSC_ORDER_PROMISING_MANAGER_JOB)
- 販売および業務プランナ(ORA_MSC_SALES_AND_OPERATIONS_PLANNER_JOB)
- 需要プランナ(ORA_MSC_DEMAND_PLANNER_JOB)
- 次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- この機能を使用するのに必要な新しい権限はありません。プランニング表の保守権限(MSC_MAINTAIN_PLANNING_TABLES)が割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
集計レベルで収集されたメジャー・データをリフレッシュする際のパフォーマンスの向上
サプライ・チェーン・プランニング・メジャーのファイルベースのデータ・インポート(FBDI)テンプレートを使用して、Oracle Fusion Cloud Supply Chain Planningに格納されたメジャーのデータを集計レベルでロードできます。たとえば、メジャーが、「品目」、「組織」、「顧客サイト」、「需要区分」および「日」の格納されているディメンション・レベルで構成されている場合、このメジャーのデータをこれらの格納済レベルで、または製品カテゴリ、ビジネス・ユニット、顧客、需要区分、月などのこれらの格納済レベルの親である集計レベルでロードできます。
集計レベルで収集されたメジャー・データは、プラン実行のデータ・リフレッシュ・ステップ中、および新しいメジャー・データのロード後にプランを増分リフレッシュしたときに、格納されたレベルに集計解除されます。
メジャー・データを集計解除するプロセスはシングルスレッドです。そのため、集計解除するメジャー・データが大量に存在する場合は、処理時間が長くなる可能性があります。
この23Aの更新では、集計解除がマルチスレッド・プロセスとして実行されるように構成することで、実行時間を短縮できます。この場合、集計解除メジャー・プロセスは、収集されたデータの時間範囲内の異なる時間範囲に対して並行して実行されます。
マルチスレッド・プロセスとして実行すると、メジャーの集計解除プロセスによって、収集されたデータはデフォルトで90日の増分にグループ化され、各増分は並行して処理されます。たとえば、過去1年(365日)の集計レベルでメジャー・データを収集した場合、プロセスでは5つの集計解除ジョブが並行して実行され、4つのジョブがそれぞれ90日のデータを処理し、5番目のジョブは残りの5日間のデータを処理します。
有効化のステップ
作業領域内のすべてのプランのデータを集計解除するプロセスに対してマルチスレッドを有効にするには、次のステップに従います。
- 「需要管理」、「需要および供給プランニング」、「プラン入力」、「プランニング・セントラル」、「補充プランニング」、「セールス・アンド・オペレーションズ・プランニング」または「供給プランニング」作業領域で、「プランニング・プロファイル・オプションの管理」タスクに移動します。
- 「プランニング・プロファイル・オプションの管理」ページで、SCP_PARAMETER_OVERRIDESプロファイル・オプション・コードを検索します。
- SCP_PARAMETER_OVERRIDESプロファイル・オプションが存在する場合は、次のようにプロファイル値を追加します。
- プロファイル・レベル: すべてのユーザーに対して値をグローバルに設定するには、「サイト」を選択します。特定のユーザーの値を設定する場合は、「ユーザー」を選択します。その場合は、ユーザーを選択する必要があります。ユーザー・レベルの値は、サイト・レベルの値よりも優先されます。
- プロファイル値: enableParallelDisaggMeasure=trueを入力します。1つのプロファイル・レベルで複数のプロファイル値を入力できます(空白で区切る場合)。
- SCP_PARAMETER_OVERRIDESプロファイル・オプションが存在しない場合は、次のステップに従います。
- 「設定および保守」作業領域で、「プロファイル・オプションの管理」タスクを検索して選択します。
- 次のようにプロファイル・オプションを作成します。
- プロファイル・オプション・コード: SCP_PARAMETER_OVERRIDES
- プロファイル表示名: SCP_PARAMETER_OVERRIDES
- アプリケーション: プランニング共通
- モジュール: プランニング共通
- 開始日: 現在日
- 残りのフィールドは空白のままにします。
- プロファイル・オプションを保存します。
- プロファイル・オプション・レベルの場合は、サイト・レベルとユーザー・レベルの両方について、「使用可能」列および「更新可能」列の下のチェック・ボックスを選択します。
- プロファイル・オプションを保存します。
- 「需要管理」、「需要および供給プランニング」、「プラン入力」、「プランニング・セントラル」、「補充プランニング」、「セールス・アンド・オペレーションズ・プランニング」または「供給プランニング」作業領域で、「プランニング・プロファイル・オプションの管理」タスクに移動します。
- 「プランニング・プロファイル・オプションの管理」ページで、SCP_PARAMETER_OVERRIDESプロファイル・オプション・コードを検索します。
- 前述のとおり、プロファイル値を設定します。
詳細は、プロファイル・オプション値の設定およびプロファイル・オプションの作成および編集というトピックを参照してください。
需要予測が有効になっている単一のプランでデータを集計解除するプロセスに対してマルチスレッドを有効にするには、次のステップに従います。
- 「需要管理」、「需要および供給プランニング」、「補充プランニング」または「セールス・アンド・オペレーションズ・プランニング」作業領域のプランの「プラン・オプション」ページで、「需要」タブをクリックします。
- 「詳細オプションの選択」ボタンをクリックします。
- 「需要: 詳細オプション」ダイアログ・ボックスの「予測管理パラメータ」で、「パラメータ上書き」フィールドにenableParallelDisaggMeasure=trueと入力します。「パラメータ上書き」フィールドに複数の値を入力できます(番号記号(#)で区切る場合)。
データの集計を解除するプロセスに対してマルチスレッドを有効にした後、デフォルトの90日を上書きできます。マルチスレッド・プロセスのデフォルトをオーバーライドするには、次のステップに従います。
-
「設定および保守」作業領域で、「プロファイル・オプションの管理」タスクを検索して選択します。
- 次のようにプロファイル・オプションを作成します。
- プロファイル・オプション・コード: MSC_DISAGG_PERF_BATCH_SIZE
- プロファイル表示名: MSC_DISAGG_PERF_BATCH_SIZE
- アプリケーション: プランニング共通
- モジュール: プランニング共通
- 開始日: 現在日
- 残りのフィールドは空白のままにします。
- プロファイル・オプションを保存します。
- プロファイル・オプション・レベルの場合は、サイト・レベルとユーザー・レベルの両方について、「使用可能」列および「更新可能」列の下のチェック・ボックスを選択します。
- プロファイル・オプションを保存します。
- 「需要管理」、「需要および供給プランニング」、「プラン入力」、「プランニング・セントラル」、「補充プランニング」、「セールス・アンド・オペレーションズ・プランニング」または「供給プランニング」作業領域で、「プランニング・プロファイル・オプションの管理」タスクに移動します。
- 「プランニング・プロファイル・オプションの管理」ページで、MSC_DISAGG_PERF_BATCH_SIZEプロファイル・オプション・コードを検索します。
- 次のようにプロファイル値を設定します。
- プロファイル・レベル: すべてのユーザーに対して値をグローバルに設定するには、「サイト」を選択します。特定のユーザーの値を設定する場合は、「ユーザー」を選択します。その場合は、ユーザーを選択する必要があります。ユーザー・レベルの値は、サイト・レベルの値よりも優先されます。
- プロファイル値: 各パラレル・ジョブで処理する日数を入力します。1つのプロファイル・レベルで複数のプロファイル値を入力できます(空白で区切る場合)。
これらのプロファイル関連の変更を行うには、管理権限を持つユーザーと作業する必要がある場合があります。
ロールおよび権限
この拡張にアクセスするために必要な新しいロールやセキュリティ権限はありません。現在プランを実行するためにアクセスできるユーザーは、自動的にこの機能を使用できます。
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
- 次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- 需要プランナ(ORA_MSC_DEMAND_PLANNER_JOB)
- サプライ・チェーン・プランナ(ORA_MSC_SUPPLY_CHAIN_PLANNER_JOB)
- サプライ・チェーン・プランニング・アプリケーション管理者(ORA_MSC_SUPPLY_CHAIN_PLANNING_APPLICATION_ADMINISTRATOR_JOB)
- サプライ・チェーン・アプリケーション管理者(ORA_RCS_SUPPLY_CHAIN_APPLICATION_ADMINISTRATOR_JOB)
- 次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- スナップショットでのプランの実行(MSC_RUN_PLAN_WITH_SNAPSHOT_PRIV)
最も低い在庫原価で顧客のサービス・ターゲットを満たすために、サプライ・チェーンの各ノードで最適な在庫レベルを維持します。自動プロセスを使用して、在庫ポリシー・パラメータを保守して顧客サービス・レベルを改善します。これらの自動プロセスは、必要に応じて補充の経済的オーダー数量を計算することにより、動的に手持在庫を更新して、原価を削減します。
「補充プランニング」という機能をオプト・インすると、この項で説明する機能を使用できます。
補充プランニングの手持ロットに対する失効日および保留日の尊重
ヘルスケアや消費財などの一部の業界では、取引済在庫は、出荷または顧客に販売される前に検査プロセスを通過します。手持ロットが受け入れられると、品質管理社員がリリースするまで保留になります。このプロセスにより、手持ロット保留日の後まで手持ロットが使用不可になります。同様に、受け入れられた手持ロットには失効日があり、失効日後の需要を満たすためには使用されません。
Oracle Replenishment Planningでは、手持ロットの失効日と保留日の両方が考慮されるようになりました。補充プランニングでは、失効日順に手持ロットが使用され、未使用のロット数量が「失効済ロット」として設定されます。失効済ロットは、「補充ワークベンチ」ページと「供給および需要」ページの両方で表示できます。また、保留日がある手持ロットは、ロット保留日からのみ使用可能供給として表示されます。保留日まで、供給は「補充ワークベンチ」ページの「受入中」メジャーに表示されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: サプライ・チェーン・プランニング オプションでなくなるバージョン: 更新23C
「補充プランニングの手持ロットに対する失効日および保留日の尊重」機能を使用する場合は、次の2つの機能をオプト・インする必要があります。
- 補充プランニング。補充プランニングをすでにオプト・インしている場合、再度オプト・インする必要はありません。
- 補充プランニングの手持ロットに対する失効日および保留日の尊重
ヒントと考慮事項
構成済のメジャー・カタログを使用している場合は、構成済のメジャー・カタログに新しい「失効ロット数量」メジャーが含まれていることを確認してください。
ロット失効日とロット保留日は、在庫再残高計算プロセスでも考慮されます。
主なリソース
ロールおよび権限
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
- 次の事前定義済ジョブ・ロールに割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- 補充プランナ(ORA_MSC_REPLENISHMENT_PLANNER_JOB)
- 次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 「補充プランニング」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_REPLENISHMENT_PLANNING_WORK_AREA_PRIV)
- セグメントの管理(MSC_MANAGE_SEGMENTS_PRIV)
サービス部品およびアフターマーケット部品業界では、オーダー品目を一連の品目で置き換えられることを認識するために、代替関係を定義しています。この関係により、品目番号を相互参照することで、古い改訂を追跡できます。これらの関係を設定すると、古い品目が新しい品目で置き換えられるため、在庫のある品目のオーダーを防ぐことができます。通常、品目は、有効日が廃止になると置き換えられます。交替関係を一方的または二者間のチェーンとして定義できます。
Oracle Replenishment Planningでは、品目交替関係が評価され、供給が検索されるため、廃止在庫を最小限に抑え、代替品目に対して自動代替を提供できます。供給の検索時に、補充プランニングでは、以前の改訂、組織レベルの交替パラメータ、品目供給に関連するプラン・オプション、供給属性の供給の作成フラグ、および「次より後に供給を作成」日に関する供給可用性が考慮されます。「分析階層の作成」スケジュール済プロセスを使用して、二者間の交替関係によって接続された品目の「補充ワークベンチ」ページの集計レベルで、プラン結果および分析をレビューできます。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: サプライ・チェーン・プランニング
ヒントと考慮事項
「補充プランの交代関係の考慮」機能を使用する場合は、その親機能である「補充プランニング」をオプト・インする必要があります。この親機能をすでにオプト・インしている場合、再度オプト・インする必要はありません。
主なリソース
ロールおよび権限
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
- 次の事前定義済ジョブ・ロールに割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- 補充プランナ(ORA_MSC_REPLENISHMENT_PLANNER_JOB)
- 次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 「補充プランニング」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_REPLENISHMENT_PLANNING_WORK_AREA_PRIV)
- セグメントの管理(MSC_MANAGE_SEGMENTS_PRIV)
補充プランでの需要スケジュールとしてのユーザー定義予測メジャーの使用
この更新により、補充プランニング・プロセスでユーザー定義または事前定義済の需要メジャーおよび予測精度メジャーを柔軟に使用できるようになりました。在庫ポリシーの計算、統計安全在庫、在庫再残高計算および計画オーダーの生成に、ユーザー定義および事前定義の両方の需要メジャーを需要スケジュールとして補充プランで使用できるようになりました。「最終品目需要」フィールドのドロップダウン・リストでサポートされている予測メジャーのリストは次のとおりです。
- 承認済最終記帳予測
- 承認済最終出荷予測
- 最終記帳予測
- 最終消費予測
- 最終出荷予測
- 「需要管理」作業領域に存在するグループ「最終品目需要」のユーザー定義メジャー。
また、事前定義およびユーザー定義の予測精度メジャーを使用することもできます。予測精度メジャーを選択すると、次の各オプションに対して事前定義またはユーザー定義の予測メジャーを選択できます。
- MAPEのメジャー: 記帳予測MAPE、出荷予測MAPE、消費予測MAPE、および「需要管理」作業領域に存在するグループ「予測エラーMAPE」のユーザー定義メジャー。
- 断続的需要のメジャー: 記帳予測が断続的、出荷予測が断続的、消費予測が断続的、および「需要管理」作業領域に存在するグループ「断続的需要」のユーザー定義メジャー。
- 平均到着間時間のメジャー: 記帳予測平均到着間時間、出荷予測平均到着間時間、消費予測平均到着間時間および「需要管理」作業領域に存在するグループ「平均到着間時間」のユーザー定義メジャー。
「予測精度メジャー」列は、補充プランでポリシーの計算が有効になっている場合にのみ関連します。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: サプライ・チェーン・プランニング
ヒントと考慮事項
「補充プランでの需要スケジュールとしてのユーザー定義予測メジャーの使用」機能を使用する場合は、その親機能である「補充プランニング」をオプト・インする必要があります。この親機能をすでにオプト・インしている場合、再度オプト・インする必要はありません。
主なリソース
ロールおよび権限
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
- 次の事前定義済ジョブ・ロールに割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- 補充プランナ(ORA_MSC_REPLENISHMENT_PLANNER_JOB)
- 次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 「補充プランニング」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_REPLENISHMENT_PLANNING_WORK_AREA_PRIV)
- セグメントの管理(MSC_MANAGE_SEGMENTS_PRIV)
関心のあるプランナおよび品目カテゴリでフィルタリングすることで、メジャーベースの例外を検索できるようになりました。これらのフィルタは、以前に検索に使用可能であった属性に追加されます。これらの追加によって、最も重要な例外に焦点を当てることで、企業のプランを管理できます。
たとえば、次のスクリーンショットで強調表示されているフィールドを使用して、メジャーベースの例外をフィルタできるようになりました。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: サプライ・チェーン・プランニング
ヒントと考慮事項
- 「追加基準を使用したメジャーベースの例外の検索」機能を使用する場合は、その親機能である「補充プランニング」をオプト・インする必要があります。この親機能をすでにオプト・インしている場合、再度オプト・インする必要はありません。
- 「カテゴリ」レベルでメジャーベース例外が作成された場合、「階層」フィールドで選択したカタログがその特定のメジャーについて考慮されます。「例外」ページには、そのカタログに固有のカテゴリが表示されます。
ロールおよび権限
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
- 次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- サプライ・チェーン・プランナ(ORA_MSC_SUPPLY_CHAIN_PLANNER_JOB)
- 需要と供給プランナ(ORA_MSC_DEMAND_AND_SUPPLY_PLANNER_JOB)
- 需要プランナ(ORA_MSC_DEMAND_PLANNER_JOB)
- 補充プランナ(ORA_MSC_REPLENISHMENT_PLANNER_JOB)
- 販売および業務プランナ(ORA_MSC_SALES_AND_OPERATIONS_PLANNER_JOB)
- 資材プランナ(ORA_MSC_MATERIALS_PLANNER_JOB)ロールは、前述のすべての作業領域で共通です
-
この機能を利用するために必要な既存の権限の変更はありません。ユーザーが「例外」ページにアクセスできる場合は、フィルタ用の新しいフィールドが表示されます。
この更新では、クリックなしでプランニング表にメジャー摘要を表示する機能によってプランナの生産性が拡張されています。特定のメジャーの目的が明確でない場合、メジャーの上にマウスを置くと、メジャーに関連漬けられた摘要を表示できます。
「資材プラン」表のメジャーにマウスを置いた結果として表示される「正味予測」メジャーの摘要の例。
この機能は、セレクタ・ツールを使用して構成された事前定義済またはユーザー定義のピボット表で使用できます。この機能は、プランの作成でも使用できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: サプライ・チェーン・プランニング
ヒントと考慮事項
「ピボット表の値の上にカーソルを置いてメジャー摘要を表示」機能を使用する場合は、その親機能である「補充プランニング」をオプト・インする必要があります。この親機能をすでにオプト・インしている場合、再度オプト・インする必要はありません。
ロールおよび権限
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
- 次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- サプライ・チェーン・プランナ(ORA_MSC_SUPPLY_CHAIN_PLANNER_JOB)
- 資材プランナ(ORA_MSC_MATERIALS_PLANNER_JOB)
- 需要プランナ(ORA_MSC_DEMAND_PLANNER_JOB)
- 補充プランナ(ORA_MSC_REPLENISHMENT_PLANNER_JOB)
- 販売および業務プランナ(ORA_MSC_SALES_AND_OPERATIONS_PLANNER_JOB)
- この機能を使用するには、プランニングで次の権限のいずれかが付与されている必要があります。
- プランニング表の表示(MSC_VIEW_PLANNING_TABLES_PRIV)
- プランニング表の保守(MSC_MAINTAIN_PLANNING_TABLES_PRIV)
通常、サプライヤ・サイト・コードは短い英数字の文字セットです。ただし、ビジネスの状況によっては、読みやすさを向上させるために、サイト・コードを長くしておくと便利です。この更新では、サプライヤ・サイト・コードの最大長がOracle Fusion Cloud Procurementの同じ機能とともに240文字に増加しました。この変更は、サプライ・チェーン・プランニング・サプライヤのOracleファイルベース・データ・インポート・テンプレート(ScpSupplierImportTemplate.xlsm)を使用して、サプライヤ・サイト・コードを新しい最大値まで収集できるOracle Fusionソース・システムと外部ソース・システムの両方に適用されます。
次に、Big Computersのサプライヤ・サイトを示す「供給ネットワーク・モデル」ページの例を示します。2つのサイトのサプライヤ・サイト・コードが30文字より長くなっていますが、30文字は前の更新のプランニングでサポートされる最大値でした。
列の幅によっては、データが切り捨てられる場合があり、その場合は省略記号が表示されます。このフィールドにマウスを置くと、完全なサプライヤ・サイト・コードがホバー・テキストに表示されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: サプライ・チェーン・プランニング
ヒントと考慮事項
「240文字までのサプライヤ・サイト・コードの使用」機能を使用する場合は、その親機能である「補充プランニング」をオプト・インする必要があります。この親機能をすでにオプト・インしている場合、再度オプト・インする必要はありません。
- Oracle Fusion Cloud Procurementでより長いサプライヤ・サイト・コードを入力できるかどうかは、「サプライヤ・サイトを長い名前で作成」というオプト・イン機能によって制御されます。
- Planningでは、前述の箇条書きに記載されているオプト・イン機能が有効になっているかどうかに関係なく、Oracle Fusionデータベースに保存されている完全なサプライヤ・サイト・コード(最大240文字)が収集されます。
ロールおよび権限
- 次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- サプライ・チェーン・プランナ(ORA_MSC_SUPPLY_CHAIN_PLANNER_JOB)
- 資材プランナ(ORA_MSC_MATERIALS_PLANNER_JOB)
- 需要プランナ(ORA_MSC_DEMAND_PLANNER_JOB)
- 補充プランナ(ORA_MSC_REPLENISHMENT_PLANNER_JOB)
- 販売および業務プランナ(ORA_MSC_SALES_AND_OPERATIONS_PLANNER_JOB)
- バックログ・マネージャ(ORA_MSC_BACKLOG_MANAGER_JOB)
- オーダー納期回答マネージャ(ORA_MSC_ORDER_PROMISING_MANAGER_JOB)
- この機能を利用するために必要な既存の権限の変更はありません。ユーザーがサプライヤ・サイト・コードを表示するページにアクセスできる場合、プランニングに収集されたサプライヤ・サイト・コードの長い値が表示されます。
プランニング表データRESTサービスのコール時に詳細応答を受信
大量のデータに対してプランニング表データRESTサービスを使用している場合、アップロードされるデータ行の一部にエラーがある可能性があります。通常、これらのエラーには、エラーの原因を分析し、修正したデータをアップロードする人的介入が必要です。この更新により、エラーのあるデータ行およびエラーの原因を特定して、より迅速に分析できます。
次に、プランニング表データRESTサービスによって実行されるPOST操作後に受信された詳細な応答の例を示します。
POST操作のこの例では、ペイロードで強調表示されたメンバーの組合せabcd-KB-CSP-COND-VALVEのいずれかが有効ではありません。POST操作が完了すると、プランニングでは、プランニング表データに見つからない無効な組合せに関する情報を提供するメッセージが返され、アプリケーション・ログをレビューしてさらに調査するようユーザーに通知されます
POSTペイロードの例:
{
"TableHierarchies": "Product,Enterprise,APS Calendar,APS Calendar",
"TableDataHeader": "Item,Organization,Period,Week,Net Forecast,Manual Demand, Planned Orders",
"TableData": "abcd-KB-CSP-COND-VALVE,M3,12/10/29,12/31/29,11,0,0,1,1,1\r\nKB-CSP-COND-VALVE,M3,01/07/30,01/07/30,2,3,4\r\n"
}
2 combination points : abcd-KB-CSP-COND-VALVE,M3,12/10/29,12/31/29,11,0,0,1,1,1\r\n KB-CSP-COND-VALVE,M3,01/07/30,01/07/30,2,3,4\r\n
POST操作によって返されたメッセージ:
"メッセージ": "サービスが完了しました。 診断情報は、メッセージ詳細を参照してください。
(MSC-2806429)<br> ペイロード組合せポイント = 2、解析済組合せポイント = 1、値なしポイント = 0、同一値ポイント = 0、検出ポイント = 3。
詳細は、ServiceServer_1サービス・サーバーのアプリケーション・ログを参照してください。",
ペイロード組合せポイント = 2 - ペイロードに2つの組合せポイント
解析済組合せポイント = 1 - 解析後は、表データに1つの組合せポイントのみ見つかりました
....
無効な組合せポイントを正確に把握するには、SEVEREレベルでログを有効にし、ServiceServer_1でアプリケーション・ログを確認する必要があります
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: サプライ・チェーン・プランニング オプションでなくなるバージョン: 更新23C
ヒントと考慮事項
プランニング表データRESTサービスのコール時に詳細応答を受信機能を使用する場合は、次の2つの機能をオプト・インする必要があります。
- 補充プランニング。補充プランニングをすでにオプト・インしている場合、再度オプト・インする必要はありません。
- プランニング表データRESTサービスのコール時に詳細応答を受信
ロールおよび権限
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
- 次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- サプライ・チェーン・プランナ(ORA_MSC_SUPPLY_CHAIN_PLANNER_JOB)
- サプライ・チェーン・プランニング・アプリケーション管理者(ORA_MSC_SUPPLY_CHAIN_PLANNING_APPLICATION_ADMINISTRATOR_JOB)
- 補充プランナ(ORA_MSC_REPLENISHMENT_PLANNER_JOB)
- 資材プランナ(ORA_MSC_MATERIALS_PLANNER_JOB)
- オーダー納期回答マネージャ(ORA_MSC_ORDER_PROMISING_MANAGER_JOB)
- 販売および業務プランナ(ORA_MSC_SALES_AND_OPERATIONS_PLANNER_JOB)
- 需要プランナ(ORA_MSC_DEMAND_PLANNER_JOB)
- 次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- この機能を使用するのに必要な新しい権限はありません。プランニング表の保守権限(MSC_MAINTAIN_PLANNING_TABLES)が割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
集計レベルで収集されたメジャー・データをリフレッシュする際のパフォーマンスの向上
サプライ・チェーン・プランニング・メジャーのファイルベースのデータ・インポート(FBDI)テンプレートを使用して、Oracle Fusion Cloud Supply Chain Planningに格納されたメジャーのデータを集計レベルでロードできます。たとえば、メジャーが、「品目」、「組織」、「顧客サイト」、「需要区分」および「日」の格納されているディメンション・レベルで構成されている場合、このメジャーのデータをこれらの格納済レベルで、または製品カテゴリ、ビジネス・ユニット、顧客、需要区分、月などのこれらの格納済レベルの親である集計レベルでロードできます。
集計レベルで収集されたメジャー・データは、プラン実行のデータ・リフレッシュ・ステップ中、および新しいメジャー・データのロード後にプランを増分リフレッシュしたときに、格納されたレベルに集計解除されます。
メジャー・データを集計解除するプロセスはシングルスレッドです。そのため、集計解除するメジャー・データが大量に存在する場合は、処理時間が長くなる可能性があります。
この23Aの更新では、集計解除がマルチスレッド・プロセスとして実行されるように構成することで、実行時間を短縮できます。この場合、集計解除メジャー・プロセスは、収集されたデータの時間範囲内の異なる時間範囲に対して並行して実行されます。
マルチスレッド・プロセスとして実行すると、メジャーの集計解除プロセスによって、収集されたデータはデフォルトで90日の増分にグループ化され、各増分は並行して処理されます。たとえば、過去1年(365日)の集計レベルでメジャー・データを収集した場合、プロセスでは5つの集計解除ジョブが並行して実行され、4つのジョブがそれぞれ90日のデータを処理し、5番目のジョブは残りの5日間のデータを処理します。
有効化のステップ
作業領域内のすべてのプランのデータを集計解除するプロセスに対してマルチスレッドを有効にするには、次のステップに従います。
- 「需要管理」、「需要および供給プランニング」、「プラン入力」、「プランニング・セントラル」、「補充プランニング」、「セールス・アンド・オペレーションズ・プランニング」または「供給プランニング」作業領域で、「プランニング・プロファイル・オプションの管理」タスクに移動します。
- 「プランニング・プロファイル・オプションの管理」ページで、SCP_PARAMETER_OVERRIDESプロファイル・オプション・コードを検索します。
- SCP_PARAMETER_OVERRIDESプロファイル・オプションが存在する場合は、次のようにプロファイル値を追加します。
- プロファイル・レベル: すべてのユーザーに対して値をグローバルに設定するには、「サイト」を選択します。特定のユーザーの値を設定する場合は、「ユーザー」を選択します。その場合は、ユーザーを選択する必要があります。ユーザー・レベルの値は、サイト・レベルの値よりも優先されます。
- プロファイル値: enableParallelDisaggMeasure=trueを入力します。1つのプロファイル・レベルで複数のプロファイル値を入力できます(空白で区切る場合)。
- SCP_PARAMETER_OVERRIDESプロファイル・オプションが存在しない場合は、次のステップに従います。
- 「設定および保守」作業領域で、「プロファイル・オプションの管理」タスクを検索して選択します。
- 次のようにプロファイル・オプションを作成します。
- プロファイル・オプション・コード: SCP_PARAMETER_OVERRIDES
- プロファイル表示名: SCP_PARAMETER_OVERRIDES
- アプリケーション: プランニング共通
- モジュール: プランニング共通
- 開始日: 現在日
- 残りのフィールドは空白のままにします。
- プロファイル・オプションを保存します。
- プロファイル・オプション・レベルの場合は、サイト・レベルとユーザー・レベルの両方について、「使用可能」列および「更新可能」列の下のチェック・ボックスを選択します。
- プロファイル・オプションを保存します。
- 「需要管理」、「需要および供給プランニング」、「プラン入力」、「プランニング・セントラル」、「補充プランニング」、「セールス・アンド・オペレーションズ・プランニング」または「供給プランニング」作業領域で、「プランニング・プロファイル・オプションの管理」タスクに移動します。
- 「プランニング・プロファイル・オプションの管理」ページで、SCP_PARAMETER_OVERRIDESプロファイル・オプション・コードを検索します。
- 前述のとおり、プロファイル値を設定します。
詳細は、プロファイル・オプション値の設定およびプロファイル・オプションの作成および編集というトピックを参照してください。
需要予測が有効になっている単一のプランでデータを集計解除するプロセスに対してマルチスレッドを有効にするには、次のステップに従います。
- 「需要管理」、「需要および供給プランニング」、「補充プランニング」または「セールス・アンド・オペレーションズ・プランニング」作業領域のプランの「プラン・オプション」ページで、「需要」タブをクリックします。
- 「詳細オプションの選択」ボタンをクリックします。
- 「需要: 詳細オプション」ダイアログ・ボックスの「予測管理パラメータ」で、「パラメータ上書き」フィールドにenableParallelDisaggMeasure=trueと入力します。「パラメータ上書き」フィールドに複数の値を入力できます(番号記号(#)で区切る場合)。
データの集計を解除するプロセスに対してマルチスレッドを有効にした後、デフォルトの90日を上書きできます。マルチスレッド・プロセスのデフォルトをオーバーライドするには、次のステップに従います。
-
「設定および保守」作業領域で、「プロファイル・オプションの管理」タスクを検索して選択します。
- 次のようにプロファイル・オプションを作成します。
- プロファイル・オプション・コード: MSC_DISAGG_PERF_BATCH_SIZE
- プロファイル表示名: MSC_DISAGG_PERF_BATCH_SIZE
- アプリケーション: プランニング共通
- モジュール: プランニング共通
- 開始日: 現在日
- 残りのフィールドは空白のままにします。
- プロファイル・オプションを保存します。
- プロファイル・オプション・レベルの場合は、サイト・レベルとユーザー・レベルの両方について、「使用可能」列および「更新可能」列の下のチェック・ボックスを選択します。
- プロファイル・オプションを保存します。
- 「需要管理」、「需要および供給プランニング」、「プラン入力」、「プランニング・セントラル」、「補充プランニング」、「セールス・アンド・オペレーションズ・プランニング」または「供給プランニング」作業領域で、「プランニング・プロファイル・オプションの管理」タスクに移動します。
- 「プランニング・プロファイル・オプションの管理」ページで、MSC_DISAGG_PERF_BATCH_SIZEプロファイル・オプション・コードを検索します。
- 次のようにプロファイル値を設定します。
- プロファイル・レベル: すべてのユーザーに対して値をグローバルに設定するには、「サイト」を選択します。特定のユーザーの値を設定する場合は、「ユーザー」を選択します。その場合は、ユーザーを選択する必要があります。ユーザー・レベルの値は、サイト・レベルの値よりも優先されます。
- プロファイル値: 各パラレル・ジョブで処理する日数を入力します。1つのプロファイル・レベルで複数のプロファイル値を入力できます(空白で区切る場合)。
これらのプロファイル関連の変更を行うには、管理権限を持つユーザーと作業する必要がある場合があります。
ロールおよび権限
この拡張にアクセスするために必要な新しいロールやセキュリティ権限はありません。現在プランを実行するためにアクセスできるユーザーは、自動的にこの機能を使用できます。
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
- 次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- 需要プランナ(ORA_MSC_DEMAND_PLANNER_JOB)
- サプライ・チェーン・プランナ(ORA_MSC_SUPPLY_CHAIN_PLANNER_JOB)
- サプライ・チェーン・プランニング・アプリケーション管理者(ORA_MSC_SUPPLY_CHAIN_PLANNING_APPLICATION_ADMINISTRATOR_JOB)
- サプライ・チェーン・アプリケーション管理者(ORA_RCS_SUPPLY_CHAIN_APPLICATION_ADMINISTRATOR_JOB)
- 次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- スナップショットでのプランの実行(MSC_RUN_PLAN_WITH_SNAPSHOT_PRIV)