本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。
日付 | 製品 | 機能 | ノート |
---|---|---|---|
2022年6月17日 |
Sales Automationコア共通/検索 |
デフォルトではUIに表示されない緯度属性と経度属性 | 追加機能。更新22Bで提供された機能。 |
2022年6月17日 |
Sales Automationコア共通/検索 |
REST APIの拡張された「アカウント担当者」子オブジェクトの使用 | 追加機能。更新22Bで提供された機能。 |
2022年5月27日 | Sales Automation基盤共通/ CX Sales Mobile |
追加機能。更新22Bで提供された機能。 |
|
2022年3月18日 | 初版作成。 |
アイデア募集中
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ドキュメントの利用に関するノート
この記事で参照されているドキュメントの一部は、4月1日にリリース更新が一般提供されるまで利用できない場合があります。完全な情報については、一般提供後に再度確認してください。
免責事項
この文書に記載された情報には、オラクルの製品開発プランに関する説明文が含まれていることがあります。オラクルの製品開発プランと、今後の製品リリースの本質および時期に対し、様々な要因が大きく影響を及ぼします。したがって、この情報はあくまで情報として提供されるものであり、マテリアルやコード、機能を提供することのコミットメント(確約)ではないため、購買決定を行う際の判断材料になさらないでください。記載されている機能の開発、リリースおよび時期については、オラクルの単独の裁量により決定されます。
この情報は、オラクルおよびその子会社や関連会社との契約を構成するものではありません。特にこの情報についてオラクルは一切の責任を負いかねます。詳細は、法律上の注意点および使用条件を参照してください。
この項では、更新の計画、デプロイおよび検証に役立つ情報を紹介します。このドキュメントには頻繁に情報が追加されるので、更新を開始する前に最新情報を必ずご確認ください。
更新の準備、デプロイおよび検証を行う際には、次のリソースを使用してください。
-
四半期更新の準備および検証の方法の詳細は、My Oracle Supportの四半期更新の準備(文書ID 2445338.1)を参照してください。
-
進行中のサンドボックスを公開または削除します。詳細は、アプリケーションの構成と拡張ガイドのサンドボックスの概要に関するトピックを参照してください。
-
My Oracle Supportで、このリリースの最新の既知の問題と更新ドキュメント(ドキュメントID 1603154.1)を参照してください。
-
My Oracle Supportで、Oracle CX Sales and B2B Service: Removed Features(文書ID 2530879.1)を参照してください。
-
更新後に実行する必要がある追加アクションの詳細は、このドキュメントの「重要なアクションと考慮事項」を確認してください。
Oracle Cloudアプリケーションは、四半期ごとに新しい更新を配信します。つまり、ビジネスの効率的かつ効果的な管理に役立つ新しい機能を3か月ごとに受け取ります。一部の機能は使用可能な状態でされ、エンド・ユーザーが即時に使用できます。その他の機能はすぐ使用できない状態で提供され、使用可能にするために処理を実行する必要があります。無効化の状態で提供されている機能をエンド・ユーザーに対してアクティブ化するには、次の権限とステップを使用します。
- アプリケーション・オファリングのレビュー(ASM_REVIEW_APPLICATIONS_OFFERINGS_PRIV)
- Oracle Fusion Applicationsオファリングの構成(ASM_CONFIGURE_OFFERING_PRIV)
新機能をオプトインする方法を次に示します。
- 「ナビゲータ」→「自分の企業」→「新機能」をクリックします。
- 機能概要ページでオファリングを選択し、そのオファリングに固有の新機能を表示します。または、デフォルトの有効化されているすべてのオファリングの選択を維持して、すべてのオファリングの新機能を表示します。
- 「新機能」タブで新機能を確認し、「使用可能」列で機能のオプトイン・ステータスを確認します。機能がすでに有効化されている場合は、チェック・マークが表示されます。それ以外の場合は、機能を使用可能にするアイコンが表示されます。
- 「使用可能」列にあるアイコンをクリックし、機能を有効にする手順を完了します。
オファリングの新機能をオプトインする方法の詳細および詳細手順は、オファリングの構成を参照してください。
オプト・イン失効
オプトインを介して無効化された状態で提供される機能は、将来の更新で自動的に有効化される場合があります。これはオプト・イン失効と呼ばれます。クラウド・サービスにオプト・イン失効がある場合、このドキュメントに関連タブが表示されます。このタブをクリックすると、最初に機能が無効状態で提供されたのはいつか、そしてこの機能のオプト・インがいつ失効し、自動で使用可能となる見込みかが表示されます。ここをクリックして、すべてのOracle Cloudアプリケーションのオプト・インが失効した機能を確認することもできます。
列の定義:
レポート = 新規または変更済の、オラクル社提供の実行可能レポート。
UIまたはプロセスベース: 小規模 これらのUIまたはプロセスベースの機能は、通常、フィールド、検証またはプログラムの軽微な変更で構成されます。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小になります。
UIまたはプロセスベース: 大規模* これらのUIまたはプロセスベースの機能には、より複雑な設計が含まれます。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は高くなります。
機能が無効化状態で提供 = エンド・ユーザーがこれらの機能を使用する前にアクションが必要です。これらの機能は無効化されており、有効にするかどうかとその時期は自分で選択します。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域を最初にレポートに組み込む必要がある、b)新しいWebサービスを使用するには統合が必要である、c)機能にアクセスするには、ユーザー・ロールに機能を割り当てる必要があるなどです。
エンド・ユーザーがすぐに使用可能 レポートと小規模UIまたはプロセスベースの新機能が更新後にユーザーに与える影響は最小限です。したがって、顧客受入テストでは、大規模UIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当てる必要があります。 |
エンド・ユーザーが使用するためにはお客様のアクションが必要 これらの機能を使用可能にするために処理が必要になるため、中断されません。利用することを選択する際には、テストと展開のタイミングを設定します。 |
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機能 |
レポート |
UIまたは |
UIまたは |
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CX Sales Mobileで使用するデフォルトのEメール・クライアントを定義し、ユーザーによるデータのコピーも防止。 |
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販売アプリケーションで1つ以上のキャンペーンをリードおよび商談のレコードに関連付けできるようになりました。関連付けられたキャンペーンの1つを、特定のリードまたは商談のプライマリ・キャンペーンとしてマークすることもできます。リードを商談に変換すると、キャンペーンの関連付けとプライマリ・キャンペーンのチェック・ボックスが、変換された商談で保持されます。
リード・レコードと商談レコードにキャンペーンを関連付けて選択することで、キャンペーンの有効性を判断できます。たとえば、リードに影響を与え、営業パイプラインの進展に寄与したキャンペーンを確認できます。
有効化のステップ
アプリケーション・コンポーザを利用してページ・レイアウトおよび属性を表示/調整します。アプリケーション・コンポーザの使用によるアプリケーションの拡張の詳細は、Oracle Help Center→関心のあるアプリケーション・サービス領域→「Books」→「Configuration and Extension」を参照してください。
「キャンペーンの表示」ページで「キャンペーン・メンバー」サブタブを公開するステップの概要を次に示します。
- アクティブなサンドボックスで作業していることを確認します。
- 「構成」カテゴリの「アプリケーション・コンポーザ」に移動します。
- ナビゲーション・ツリーで、「標準オブジェクト」→「キャンペーン」を展開し、「ページ」をクリックします。
- 「詳細ページ・レイアウト」リージョンで、複製アイコンをクリックします。
- 「サブタブの構成」ダイアログ・ウィンドウで、「使用可能なサブタブ」から「選択されているサブタブ」ウィンドウに「キャンペーン・メンバー」を移動します。
- 「OK」をクリックします。
- サンドボックスを公開します。
主なリソース
ロール情報
- キャンペーンにアクセスできるすべてのユーザー
営業担当者およびマネージャが、モバイル・ホーム・ページでのコンテンツの表示、非表示または順序変更、およびレポート・リストでの視覚化を柔軟に実行できるようになりました。ホームページまたはレポート・リストは、単純なリセットで、管理者が構成した設定に復元されます。
この機能では次のことができます。
- セルフサービスのパーソナライズを可能にすることで、ITのバックログを減らす。
- ユーザーがアプリを開いたときに、より適切な項目が最初に表示されるようにする。
- 営業マネージャおよび営業担当にとって最も重要なレポートを表示しやすくする。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントおよび考慮事項
パーソナライズには、各ホーム・ページ・レイアウトの下部および「レポート」リスト・ページの省略記号メニューの下部からアクセスできます。
主なリソース
- 営業の実装ガイドのCX Sales Mobileの章のCX Sales Mobileのスタートガイドのトピックを参照してください。
ロール情報
- 営業マネージャ
- 営業担当
新しいホーム・ページ・エクスペリエンスでチームのパフォーマンスを営業マネージャに表示
事前に作成されたメトリック駆動型のホームページ・エクスペリエンスを使用して、チームのパフォーマンスを営業マネージャが把握しやすくします。。マネージャは、新しいチームのパイプライン・カードを使用して、チームのオープン商談をすばやく把握できるようになります。タスク・カードにより、期限超過および本日期限のタスクに対するインサイトを提供して、アクティビティベースのコーチングの意思決定をガイドします。
新しい営業マネージャおよび既存の営業担当のレイアウトに加えて、他のすべてのロール用に優先リスト・ショートカット付きの追加レイアウトが提供されています。カスタム・カードの追加処理の実行中に、これらのショートカットをホーム・ページ・レイアウトに追加できるようになりました。これにより、インサイト駆動型のサマリー・カード、優先リスト・ショートカット、レポートへのリンクおよびマップ・ビューを含む複合的なエクスペリエンスを作成できます。
この機能を使用すると、次のことができます。
- チームの成果が上がるように、どこからでも支援する。
- CX Sales Mobileの実装時間を短縮する。
- 営業マネージャ間の新方式の採用と啓蒙活動を活発にする。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントおよび考慮事項
22Bの更新より前にカスタム・ホーム・ページ・レイアウトが割り当てられていない営業マネージャには、「自分のチームの商談」および「自分のチームのタスク」ワークスペースの検索に基づいて、2つの新しい事前作成済集計カードが自動的に表示されます。デフォルトでは、「ログに記録するコール数」、「コール・レポート」、「資産」または「パートナ」は表示されません。新しい営業マネージャのデフォルト・レイアウトをレビューし、必要に応じて保存済検索基準およびレイアウトを更新してください。
これらの項目の構成方法を示す、営業管理者ホーム・ページ構成のデモのビデオがあります。
営業管理者は、アプリケーション・コンポーザで次の項目を構成できます。
- インサイト駆動型の追加のホーム・ページ・カード
- カードおよびナビゲータ・ショートカットに表示するワークスペース検索リスト
- ホーム・ページ・カードに表示する件数と集計
主なリソース
- 営業の実装ガイドのモバイル・アプリケーションの章のホーム・ページの構成のトピックを参照してください。
ロール情報
- 営業管理者
- 営業マネージャ
CX Sales Mobileで使用するデフォルトのEメール・クライアントを定義し、ユーザーによるデータのコピーも防止。
CX Sales Mobileアプリケーションで使用するデフォルトのEメール・クライアントを構成します。これを設定すると、CX Sales MobileでEメール・アイコンまたはEメール・アドレスをタップすると、デバイスのデフォルトEメール・クライアントではなく、構成済のEメール・クライアントが起動されます。この機能には、コピー、切取りおよび貼付け処理を無効にして、営業担当がCX Sales Mobileから自分のモバイル・デバイスの他のアプリケーションにデータをコピーできないようにする機能も含まれています。
これらの機能では、CX Sales Mobileから表示したCX Sales Cloudのデータを別のアプリケーションにコピーしたり、会社のものではないEメール・クライアントを使用できないようにして、潜在的なデータ・リークを防いで、セキュアなモバイル・デプロイメントを実現します。
有効化のステップ
アプリケーション・コンポーザを利用してページ・レイアウトおよび属性を表示/調整します。アプリケーション・コンポーザの使用によるアプリケーションの拡張の詳細は、Oracle Help Center→関心のあるアプリケーション・サービス領域→「Books」→「Configuration and Extension」を参照してください。
- サンドボックス内でアプリケーション・コンポーザに移動します。
- 「モバイル・アプリケーション設定」をクリックします。
- CX Sales Mobileコンポーザで「設定」をクリックします。
- セキュリティ設定をクリックします。
- デフォルトのEメール・クライアントを構成するか、コピー、貼付けを無効にします。
- 変更を保存します。
- サンドボックスを公開する前にCX Sales Mobileアプリの変更をテストします。
セキュリティ設定の構成
主なリソース
- 営業の実装ガイドのCX Sales Mobileの章の追加構成の項を参照してください。
ロール情報
- 営業管理者
ワークスペース保存済検索を使用したアプリ・マップの販売レコードのパーソナライズおよび新機能を使用した複数レコードの表示
ワークスペース保存済検索を使用して、営業担当の場所に近いアカウント、担当者、商談およびリードを表示します。ユーザーは、リスト・ビューを使用して、マップに表示される複数のレコードをスクロールして検索できます。また、カルーセル・ビュー内のアカウントの場所のすべての担当者および商談を表示して、マップのターゲット領域の販売レコードを検索することもできます。
この機能を使用すると、次のことができます。
- 現在の場所の周辺の顧客や見込み客を簡単に評価し、優先順位を付けて訪問できます。
- 予定している出先の周辺の見込み客をスケジュールして時間を上手に活用できます。
- アクティビティを簡単に作成したり、マップ・ビューから顧客に連絡して効率を上げられます。
- カスタム基準に基づいて、マップに販売レコードを表示します。
有効化のステップ
「適応型検索の構成」タスクを使用して、アカウント、担当者およびリード・オブジェクトのジオロケーション・フィールドに対する適応型検索を使用可能にします。関連付けられたアカウントのジオロケーションを使用して「周辺情報」に商談がマップされるため、商談オブジェクトに追加の構成は必要ありません。
- 「設定と保守」作業領域にナビゲートし、次の項目を使用します。
- オファリング: 営業
- 機能領域: 営業基盤
- 表示: すべてのタスク
- タスク: 適応型検索の構成
- 「アカウント」、「担当者」、「商談」および「リード」オブジェクトで適応型検索が使用可能になっていることを確認します。詳細は、ビジネス・オブジェクトに対する適応型検索の有効化を参照してください。
- 「適応型検索の構成」ページで、「設定」→「拡張」をクリックします(スクリーンショットのコールアウト1および2)。
- 左側のペインで、「アカウント」→「住所」を展開します(コールアウト3および4)。
- 左側のペインの「住所」(コールアウト5)をクリックして、右側のパネルで住所フィールドを構成します。
- 右側のパネルで、「ジオロケーション」フィールドを見つけます。
- 「ジオロケーション」フィールドに対応する「使用可能」オプションを選択して、ワークスペースおよびグローバル検索のフィールドを索引付けします(コールアウト6)。
- 「ジオロケーション」フィールドに対応する「オブジェクト参照に含む」オプションを選択して、関連オブジェクトでフィールドを検索できるようにします(コールアウト7)。
- 左側のペインで、「担当者」→「住所」を展開します(コールアウト8および9)。
- 左側のペインの「住所」(コールアウト10)をクリックして、右側のパネルで住所フィールドを構成します。
- 右側のパネルで、「ジオロケーション」フィールドを見つけます。
- 「ジオロケーション」フィールドに対応する「使用可能」オプションを選択して、ワークスペースおよびグローバル検索のフィールドを索引付けします(コールアウト11)。
- 「ジオロケーション」フィールドに対応する「オブジェクト参照に含む」オプションを選択して、関連オブジェクトでフィールドを検索できるようにします(コールアウト12)。
- 左側のペインの「リード」(コールアウト13)をクリックして、右側のパネルで住所フィールドを構成します。
- 右側のパネルで、「ジオロケーション」フィールド(コールアウト14)を見つけます。
- 「ジオロケーション」フィールドに対応する「使用可能」オプションを選択して、ワークスペースおよびグローバル検索のフィールドを索引付けします(コールアウト15)。
- 「ジオロケーション」フィールドに対応する「オブジェクト参照に含む」オプションを選択して、関連オブジェクトでフィールドを検索できるようにします(コールアウト16)。
- オプションを選択した後、「公開」をクリックします。公開により、「モニター」タブの「公開」サブタブでモニターできる索引付けプロセスがトリガーされます。索引付けプロセスが完了すると、新しい構成が使用可能になります。なんらかの理由でプロセスがエラーで終了した場合は、ヘルプ・デスクに連絡してください。
ヒントおよび考慮事項
ジオロケーションが正しく索引付けされるように、適応型検索構成を公開する必要があります。「適応型検索の構成」ページの「設定」タブで「ジオロケーション」フィールドがすでに有効化されている場合は、適応型検索構成サンドボックスを公開すると索引付けプロセスがトリガーされます。
主なリソース
次のコンテンツを参照してください。
- 営業の実装ガイドのモバイル・アプリケーションの章のマップ機能の設定のトピック
- 営業の実装ガイドの適応型検索およびワークスペースの章の適応型検索に対するビジネス・オブジェクトの有効化のトピック
- 営業の実装ガイドの適応型検索およびワークスペースの章のUIでフィールドを検索可能にするのトピック
ロール情報
- 営業管理者
- 営業担当
レポートの機能拡張のために既存のサブジェクト領域の追加属性を追加
「販売 - CRM販売アカウント・リソース」および「販売 - CRM販売アカウント・テリトリ」サブジェクト領域で、さらに多くのディメンション属性を使用します。アカウント・リソースおよびアカウント・テリトリのレポートをサポートするために、新しいディメンション属性に開始日とアーカイブ日が追加されました。
「販売アカウント・リソース」ロールと「販売アカウント・テリトリ」ロールにこれらのレポートが追加されたので、アクティブな開始日と終了日を追跡できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
- トランザクション・ビジネス・インテリジェンスのOracle CX SalesおよびB2Bサービス・サブジェクト領域ガイドの「販売 - CRM販売アカウント・リソース」および「販売 - CRM販売アカウント・テリトリ」サブジェクト領域を参照してください。
CX SalesおよびEloquaの同期されたマーケティングWebアクティビティに関するレポートの有効化
CX SalesおよびOracle Eloquaと同期されたマーケティングWebアクティビティに関するレポートを有効にします。この機能では、Oracle EloquaからCX Salesに同期されたアクティビティに関するレポートを有効にして、新しいサブジェクト領域「CRM - マーケティングWebアクティビティ」を使用したレポートを作成できます。このレポートの拡張機能により、マーケティング・コンテキストが営業ユーザーにプロアクティブに提供されます。この新しいビジネス・インテリジェンス(BI)サブジェクト領域には、詳細なレポートの概要が表示され、Oracle EloquaからCX Salesに生成および同期されたリードを統合した販売およびマーケティングのやりとりを表示できます。
既存のOracle EloquaとCX Sales統合サポートでは、次のマーケティング・アクティビティがOracle EloquaからCX Salesに同期されます。
- Eメール送信
- Eメール・オープン
- Eメール・クリック
- ページ・ビュー
- フォーム送信
- Web訪問
新しいサブジェクト領域では、リード、担当者、顧客、キャンペーンおよびサインインした営業ユーザー・リソース階層に関連付けられたWebアクティビティのレポートを作成できます。
これらのオブジェクトに関するレポートは、次のサブジェクト領域をまたいで作成できます。
- 商談
- リード・テリトリ
- アカウント・テリトリ
- リソース・テリトリ
新しいサブジェクト領域「CRM - マーケティングWebアクティビティ」では、Oracle EloquaからCX Salesに同期されたアクティビティに関するレポートを作成できます。そのようなレポートは、マーケティング・コンテキスト情報を営業ユーザーにプロアクティブに提供します。
有効化のステップ
新規サブジェクト領域を、既存のレポートに追加するか新規レポートで使用することにより利用します。レポートの作成および編集の詳細は、分析およびレポートの作成および管理のドキュメント(「Oracle Help Center」→関心のあるアプリケーション・サービス領域→「Books」→「Administration」)を参照してください。
主なリソース
Oracle Sales、Oracle ERP、Oracle HCM、Oracle SCMなど、Oracle Cloud Applicationsで共有および使用されるマスター地理データの削除を制限します。相互参照分析をせずに地理データを削除すると、データを使用するアプリケーションに大きな影響があります。
たとえば、ERPでは地理データを使用して税金を計算しており、地理データを誤って削除すると、税金計算が無効になります。そのような削除によって、配送地点(POD)が再プロビジョニングされる場合もあります。
この機能では、アプリケーション間での地理参照の影響分析を実行せずに、地理データを誤って削除するのを防ぐことができます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントおよび考慮事項
お客様またはOracleのサポート・チームが、次の詳細とともにサービス要求(SR)を送信する必要があります。
- 製品: Oracle Fusion CX Sales Cloud Service
- コンポーネント: アカウント、担当者、世帯
- サブコンポーネント: 削除する国を含む「地理の管理」
主なリソース
- スケジュール済プロセスの理解ガイドの営業およびB2Bサービスのスケジュール済プロセスの章を参照してください。
ロール情報
- 顧客データ・スチュワード
- データ・スチュワード・マネージャ
- マスター・データ管理アプリケーション管理者
経常売上明細の予測に1つの日付を使用できるようになりました。プロファイル・オプションを設定すると、複数の経常売上明細が1つのクローズ日(商談クローズ日)に集計されます。つまり、パイプライン予測の合計値を計算するために必要な収益明細が1つのみになります。
1つの商談クローズ日を使用したパイプライン予測の表示に、すべての発生で集計された売上が反映されます。また、多数の商談売上明細を維持する必要も減るので、パフォーマンスも維持できます。
有効化のステップ
プロファイル・オプション「経常売上予測タイプ」(ORA_MOO_REV_RECUR_FORECAST)は、スケジュールされた発生ごとに毎回、または開始日に基づく集計のどちらに基づいて収益明細を予測するかを管理します。デフォルトでは、発生ごとに毎回予測されます。
次のステップを使用して、デフォルト値の「スケジュール済の発生ごと」(ORA_INDIV_SCHED_OCCURRENCE)」を「開始日に基づいて集計」(ORA_AGGR_BASED_ON_START_DATE)」という値に変更し、既存の複数の経常売上明細が1つのクローズ日に集計されるようにします。
- 「設定および保守」にナビゲートします。
- 「検索」ページを開き、「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索します。
- プロファイル・オプション「経常売上予測タイプ」を検索します。
- プロファイル・オプションのデフォルト値をORA_INDIV_SCHED_OCCURRENCEからORA_AGGR_BASED_ON_START_DATEに変更します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
ヒントおよび考慮事項
お客様が単一の日付を使用するように決定した場合、商談クローズ日が計算に使用される単一の日付になります。
主なリソース
- 営業の実装ガイドの商談の製品および収益の章を参照してください。
ロール情報
- 営業管理者
適応型検索のリソースベース・フィールドのフィルタとして現在のユーザーを追加
ワークスペースのリソースベース・フィールドで「自分」演算子を使用して、現在のユーザーを検索実行時のフィルタとして追加できるようになりました。この新しい演算子を使用して、ユーザー固有のフィルタを設定した保存済検索を作成できます。
この機能では、リソースベースのフィルタを使用して、要件に最適の検索レコードのセットを返すことができます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
- 営業の使用ガイドのワークスペースおよび作業領域の検索の章を参照してください。
ロール情報
- すべてのユーザーに適用可能
総勘定元帳カレンダは会計カレンダとも呼ばれ、会計の観点から年を定義するために使用し、ユーザーがロールアップを定義するときに含める期間および期間タイプを決定できます。例: 前会計四半期の収益。総勘定元帳カレンダに基づいてロールアップを定義できるようになりました。ロールアップ値の計算時には、会計カレンダの開始と終了および会計年度の期間が使用されます。
ロールアップ・データの管理者および受取人は、総勘定元帳にあわせた日付範囲に基づいて有意義なデータを取得できます。
有効化のステップ
- ORA_ZBS_SALES_ADMINISTRATIONジョブ・コードを持つ営業管理者ユーザー・ロールのコピーに、ロールアップ・メトリックの管理権限を追加します。ロールアップの構成および設定を担当するユーザーをロールに追加します。
- 「ロールアップ完全リフレッシュ」、「ロールアップ階層リフレッシュ」および「ロールアップ増分リフレッシュ」スケジュール済プロセスが「スケジュール済プロセス」ページに表示されることを確認します。
- 「ロールアップ・テスト使用可能」プロファイル・オプションを有効にします。
- 新しいロールアップの作成時に、未公開ロールアップのロールアップ属性を再利用したり、オブジェクトのロールアップの子にカスタム属性を作成できます。カスタム属性を作成した場合は、必ずサンドボックスから公開してください。その後、カスタム属性は、「ロールアップ」設定ページで使用できるようになります。
- オブジェクトの詳細レイアウトにロールアップのカスタム・サブタブを作成し、そこにロールアップ属性を追加します。
主なリソース
ロール情報
- 営業管理者
スマート・データによって表示されるアカウントの推奨リストへの従業員規模のレンダリング
既存のDun & Bradstreet (D&B)スマート・データ機能を使用すると、営業担当者は新規アカウント作成時の手動データ入力を削減できます。D&Bスマート・データ機能では、一致するアカウントのリストが提示されるので、営業担当がアカウントを作成する際にアカウントをエンリッチするのに役立ちます。現在は、一致するアカウント・リストが企業の売上に基づいて表示されます。営業担当は、アカウント名、事業所および売上を表示できます。このリリースでは、従業員規模もリストに表示されるようになりました。
データ入力時間の短縮
会社名、事業所、収益および従業員規模別にアカウントが表示されるので、営業担当が探している会社を見つけやすくなっています。アカウントの作成時に、リストから適切な会社を選択できます。
有効化のステップ
-
「設定および保守」作業領域で、「データ・エンリッチメント統合の管理」タスクを使用します。
- オファリング: 営業
- 機能領域: 統合
- タスク: データ・エンリッチメント統合の管理
- 「データ・エンリッチメント統合の管理」ページで、「スマート・データ」について「DaaS使用可能」を選択します。(SmartDataに対して「DataFox使用可能」を選択しないでください)。
- DaaSの資格証明を入力します。
- 変更を保存します。
主なリソース
次のコンテンツを参照してください。
ロール情報
- 営業担当
新しいお客様は、アクセス・グループを使用したデータ・アクセスをデフォルトで使用可能
アクセス・グループのデータ・アクセスを使用するために、新しいお客様が、システム・アクセス・グループの事前定義済ルールを有効化およびアクティブ化する必要がなくなりました。システム・アクセス・グループおよび事前定義済ルールは、デフォルトで使用可能です。ただし、既存のお客様は、アクセス・グループのデータ・アクセスを使用するアクセス・グループ・ルールを引き続き有効化およびアクティブ化する必要があります。
デフォルトのセキュリティ・フレームワークとしてアクセス・グループが使用可能なので、オブジェクトおよびその関連オブジェクトに対するユーザーのデータ・セキュリティを簡単に構成できます。また、カスタム・アクセス・グループのルールを既存の事前定義済ルールに増分追加して、データ・アクセスをさらにカスタマイズすることもできます。さらに、アクセス・グループ・メンバーシップを介してユーザーに割り当てられたレコードをワークスペースで検索できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
- CX販売とB2Bサービスの保護ガイドのアクセス・グループの章を参照してください。
ロール情報
- ITセキュリティ・マネージャ
- 営業管理者
「アクセス・グループ」ユーザー・インタフェースからの「アクセス・グループ」スケジュール済プロセスのモニター
「アクセス・グループ」ユーザー・インタフェースの「モニター」サブタブでは、アクセス・グループのすべてのスケジュール済プロセスを1つの場所で管理できます。プロセスの実行または取消、プロセスのスケジュールの表示または更新、およびアクティブ・プロセスのステータスの監視をすべて「モニター」ページを実行できます。この機能拡張により、アクセス・グループ・プロセスの管理が簡素化され、データ・アクセスの問題を引き起している可能性がある失敗したプロセスをより簡単に識別できます。
「モニター」ページ
「カスタム・オブジェクトおよびフィールドの同期」ページ
「ルールの公開」ページ
グループおよびメンバーの更新
アクセス・グループ作業領域を離れることなくアクセス・グループ・プロセスを管理できるため、アクセス・グループの作業が簡単かつ効率的になります。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
- CX販売とB2Bサービスの保護ガイドのアクセス・グループの章を参照してください。
ロール情報
- ITセキュリティ・マネージャ
- 営業管理者
アクセス・グループを使用したチームベースのカスタム・オブジェクト・セキュリティの構成
アクセス・グループを使用して、カスタム・オブジェクトへのチームベースのアクセスが可能になります。追加すると、チーム・メンバーとその管理階層がカスタム・オブジェクト・レコードにアクセスできるようになります。
チームに基づいてカスタム・オブジェクトを保護するために、カスタム・データ・セキュリティ述語をお客様が作成する必要がなくなりました。
有効化のステップ
チームベースのカスタム・オブジェクト・セキュリティを使用するには、まずアクセス・グループ・セキュリティを有効にしてから、アプリケーション・コンポーザで「チームのアクセス・グループ・セキュリティの構成」を使用可能にします。次に、ナビゲータを使用して、「営業およびサービス・アクセス管理」でアクセス・グループを構成する必要があります。機能セキュリティは、引き続きアプリケーション・コンポーザの「ロール」表を使用して構成する必要があります。
主なリソース
- アプリケーション・コンポーザを使用したアプリケーションの構成ガイドのオブジェクトおよびフィールドの追加の章のカスタム・オブジェクトへのチームベース・アクセスの有効化のトピックを参照してください。このトピックは、Oracle Help Centerで4月1日に使用可能になります。
ロール情報
- 営業管理者
移行プロセス中の2つの環境間でのアプリケーション・コンポーザ構成の変更を比較します。構成の違いをチェックすると、ある環境内で発生するが別の環境では発生しない問題をトラブルシューティングしやすくなります。
この機能を使用すると、次のことができます。
- CSM移行インポート・プロセスを開始する前に、プロアクティブな監査を実行する
- 1つの環境で発生するが別の環境では発生しない問題を自分でトラブルシューティングする
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントおよび考慮事項
移行UIで、インポートを実行する前に歯車アイコンをクリックして、ソース、宛先およびデルタ構成(比較)レポートを確認できます。
主なリソース
- アプリケーション・コンポーザを使用したアプリケーションの構成ガイドの開始する前にの章を参照してください。
保護された関連オブジェクトがあるカスタム・サブジェクト領域オブジェクトでの左外部結合使用可能
関連オブジェクトの保護された動的選択リストと未保護の動的選択リストの両方について、左外部結合を生成するカスタム・サブジェクト領域を作成できるようになりました。
この拡張機能により、レポート作成の可能性が大幅に広がり、複数のカスタム・サブジェクト領域および結合の必要性が減り、ユーザビリティとパフォーマンスが向上します。
有効化のステップ
新規サブジェクト領域を、既存のレポートに追加するか新規レポートで使用することにより利用します。レポートの作成および編集の詳細は、分析およびレポートの作成および管理のドキュメント(「Oracle Help Center」→関心のあるアプリケーション・サービス領域→「Books」→「Administration」)を参照してください。
新しいカスタム・サブジェクト領域では、左外部結合が自動的に使用可能になるため、追加ステップは必要ありません。ただし、親子関係に対して左外部結合を使用できるようにするには、既存のカスタム・サブジェクト領域を再公開する必要があります。
主なリソース
- アプリケーション・コンポーザを使用したアプリケーションの構成のカスタム・サブジェクト領域の章を参照してください。
インポートおよびエクスポート管理の使用の詳細は、CX SalesおよびB2B Serviceのインポートおよびエクスポート管理の理解ガイドを参照してください。
代替キーを使用した、インポート時の特定の顧客モデル親オブジェクトへのカスタム子オブジェクトのリンク
「オリジナル・システム」および「オリジナル・システム参照」属性を使用して、インポート時に、アカウント、担当者、世帯、住所、アカウント担当者など、特定の顧客モデルの親オブジェクトにカスタム子オブジェクトをリンクできるようになりました。
この機能では:
- 「オリジナル・システム」および「オリジナル・システム参照」属性を代替キーとして使用して、顧客モデル・オブジェクトの直接カスタム子オブジェクトにデータ・インポートをリンクできます。
- 直接子オブジェクトにデータをインポートする前に、システムの顧客モデル・オブジェクト・データの主キー情報を問い合せる必要性が減ります
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
- インポートおよびエクスポート管理の理解ガイドのカスタム・オブジェクトのインポートの章のカスタム・オブジェクトのインポート方法のトピックを参照してください。
最適なパフォーマンスを実現するために、エクスポート・プラットフォームで、実行時にシステム容量に基づいてパラレル・ジョブ数を動的に管理できるようになりました。
エクスポート管理で、パラレルに実行できるエクスポート・ジョブ数を管理者が指定する必要がなくなりました。使用可能なシステム・リソースに基づいて、キュー・サイズが動的に割り当てられるようになりました。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
- インポートおよびエクスポート管理の理解ガイドのデータのエクスポートの章のデータのエクスポートのトピックを参照してください。
インポートおよびエクスポート管理を使用して、販売環境で割当ルールをインポートおよびエクスポートします。割当ルールを使用すると、商談やリードなどのビジネス・オブジェクトにリソースおよび営業担当を割り当てることができます。割当後は、リソースとそのマネージャがビジネス・オブジェクトを表示できます。同じ環境または別の環境から以前にエクスポートした割当ルールをインポートすることも、この機能を使用して複数の割当ルールを同時に更新することもできます。
インポートおよびエクスポート管理を使用して、環境間で割当ルールを簡単に移動できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
CX SalesおよびB2B Serviceのインポートおよびエクスポート管理の理解の次の内容を参照してください。
ロール情報
- インポートおよびエクスポート管理へのアクセス権を持つすべてのユーザー
REST APIの拡張された「アカウント担当者」子オブジェクトの使用
アカウントRESTful Webサービスのアカウント担当者の子の担当者レコードの詳細を表示できるようになりました。次の属性が、アカウントRESTリソースのアカウント担当者の子に追加されました。
- 個人購買ロール
- 個人営業親密度コード
これらの属性は読取り専用で、担当者オブジェクトと値が同期される非必須フィールドです。
販売のアプリケーションおよび統合で、アカウント担当者の子を介して、関連するアカウントの担当者固有の情報を表示できるようになりました。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
- CX販売とB2BサービスのREST APIガイドのすべてのRESTエンドポイントの項を参照してください。
「住所」フィールドの「緯度」と「経度」属性がデフォルトでUIに非表示になりました。どちらの属性も引き続き適応型検索で使用可能ですが、ほとんどの場合、位置検索をサポートするためにバックグラウンドで使用されます。これらの属性をUIに表示する場合は、営業管理者が「適応型検索の構成」→「UIの構成」画面から表示できます。
どちらの属性も引き続き適応型検索で使用可能ですが、ほとんどの場合、位置検索をサポートするためにバックグラウンドで使用されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
「新規未受入リード」保存済検索を使用して、まだ受け入れられていない適格リードまたは不適格リードのリストを表示できるようになりました。この保存済検索は、デフォルトですべてのユーザーが使用できます。管理者は、「保存済検索の管理」に移動し、必要に応じてこの新しい保存済検索を管理できます。
この機能を使用すると、すべての未受入リードのリストをユーザーがすばやく表示できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
「重複解決データのパージ」スケジュール済タスクを使用して、不要でアクティブな解決要求を削除します。このリリースでは、「重複解決データのパージ」スケジュール済プロセスの機能が拡張されて、「新規」および「待ち状態」ステータスの解決要求のパージが許可されます。また、特定の重複識別バッチから作成された解決要求に、パージ範囲を制限する機能も提供されています。
「重複解決データのパージ」スケジュール済プロセス
この機能拡張により、アクティブな処理ステータスの、不要な解決要求を個別にパージできます。この機能により、大量の解決要求が偶発的に作成されるシナリオで、業務効率と柔軟性が向上します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントおよび考慮事項
この拡張機能を最大限に活用するために、次の点に注意してください。
- 「重複解決データのパージ」スケジュール済プロセスは、「重複解決要求のスケジュール」プロセスと同時には実行できません。一方のタイプの実行中に他方のタイプのプロセスが送信された場合、送信されたプロセスは、実行中のプロセスが完了するまで保留になります。
- 「重複解決データのパージ」ジョブには、「開始日」および「終了日」パラメータが必要です。
- 「すべてのアクティブ」オプションでは、「待ち状態」および「新規」ステータスのすべての解決要求がパージされます。
- 「すべての非アクティブ」オプションでは、「完了」、「エラー」または「拒否済」ステータスのすべての解決要求がパージされます。
- 「発行済」ステータスまたは「マッピング」ステータスの解決要求はパージできません。
- 「重複識別バッチ」選択リストを使用すると、特定の重複識別バッチによって作成された解決要求のみを含めるように、パージ範囲の追加フィルタリングを実行できます。
主なリソース
- スケジュール済プロセスの理解ガイドの営業およびB2Bサービスのスケジュール済プロセスの章を参照してください。
ロール情報
次のロールを1つ以上を持つユーザーは、「重複解決データのパージ」プロセスをスケジュールおよび発行できます。
- 顧客データ・スチュワード
- データ・スチュワード・マネージャ
- マスター・データ管理アプリケーション管理者
バッチ要求を使用して、番地に加えて、Eメール・アドレスと電話番号を一括で確認します。
Eメール・アドレスと電話番号を一括で確認すると、大量の電話および電子メール・レコードをインポートして1回で確認できます。多数のEメールおよび電話のレコードは、CSVファイルのインポートを使用するか、REST APIを使用して作成できます。この機能により、アプリケーションで保存されたEメールおよび電話データが検証され、アプリケーションの住所クレンジング機能が強化されます。
有効化のステップ
- Eメールと電話のバッチ確認は、「設定および保守」作業領域で次の項目を使用して構成できます。
- オファリング: 顧客データ管理
- 機能領域: データ品質検証サービス
- クイック設定アイコンをクリックします。
- 「検証サービスの構成」ページで、Eメールと電話サービスを選択します。
ヒントおよび考慮事項
- この機能のリリース後、定期的な住所クレンジング・バッチ・ジョブは、アップグレードされたリリースに自動的には移植されません。以前の住所クレンジング繰返しジョブを取り消して、新しい繰返しバッチ・ジョブを発行する必要があります。
- 新しいデータ検証バッチ・ジョブのみによって検証される住所では、パーティ・レコードに関連付けられた住所のみが処理されます。パーティ・レコードに関連付けられていない住所は処理されません。
- ナビゲータの「顧客データ管理」で、Eメール検証、電話検証および住所クレンジングのバッチ・ジョブを発行するための新しいデータ検証キューカードをユーザーが使用する必要があります。既存の住所クレンジング・キューカードは表示されなくなります。
主なリソース
- CX SalesおよびB2Bサービスの顧客データ管理(CDM)の実装ガイドのデータ検証設定の章を参照してください。
履行明細のサプライヤ住所のすべてのアクティブ・サイトを表示できます。選択したサイトは、契約、または契約から作成される販売オーダーで使用されます。それに従って、契約ヘッダー、明細および履行明細の既存のサプライヤ住所フィールドの名前が変更されて、サプライヤ住所とサプライヤ・サイトが区別されます。
履行明細のサプライヤ住所およびサプライヤ・サイト
履行明細で特定のサプライヤ・サイトを識別することで、購買プロセスのエラーを防止し、品目が適切な場所から調達されるようにします。
有効化のステップ
アップグレード・スクリプトでは、既存の編集可能なサプライヤ契約が、履行明細を使用して自動的に更新されます。サプライヤ住所に関連付けられたサイトが1つのみの場合、そのサプライヤ・サイトが履行明細にデフォルトで設定されます。関連付けられたサイトが複数ある場合は、デフォルト設定されません。かわりに、契約を編集して、リストからサプライヤ・サイトを選択する必要があります。クローズ済または編集不可ステータスの履行明細は、アップグレード時に変更されません。
「企業契約」でベース契約を検索します。ベース契約は、招待された複数のサプライヤと条件を交渉するために、ソーシング・ネゴシエーション・フローでプライマリ・パーティなしで作成されます。ベース契約は、他のパーティとのトランザクション契約とともに検索結果に表示されます。検索結果、契約の概要およびOracle Transactional Business Intelligence (OTBI)のレポートでは、ベース契約と他の契約を視覚的に区別できます。
ベース契約を削除できるのは、対応するネゴシエーションが取消または削除された場合のみです。また、ベース契約をアクティブ化したり、Oracle Supplier Portalで外部と共有することはできません。
ベース契約検索
ベース契約
この機能を使用すると、次のことができます。
- ベース契約と他の契約をアイコンで区別する
- 契約検索結果からベース契約を除外する
- アクティブなネゴシエーションで参照されているときは、ベース契約を削除できないように保護する
- 契約検証チェックでベース契約をアクティブ化できないようにする
- ベース契約のOTBIレポートを生成する
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントおよび考慮事項
アップグレード・スクリプトでは、既存のすべてのベース契約が自動的に更新され、「ベース契約」フィールドが「はい」に設定されます。これにより、この機能の前後に作成されたベース契約を表示するときにデータの整合性が確保されます。
主なリソース
次のコンテンツを参照してください。
- ネゴシエーション落札からのサプライヤ契約の作成新機能ドキュメント
- ネゴシエーションからのサプライヤ契約の作成レディネス・トレーニング・ビデオ
- 調達契約の使用ガイドの調達契約の作成の章のベース契約に関する項。
ロール情報
- 「カテゴリ・マネージャ」ジョブ・ロール、および契約を表示または編集するためのアクセス権を持つすべてのロール
契約付加フレックスフィールドでのコンテキストの設定および値セットのフィルタリングに対する追加パラメータのサポート
「契約ヘッダー」付加フレックスフィールドの追加パラメータ「目的」を使用して、コンテキストを「購入」または「販売」に自動的に設定できます。コンテキストに基づいて、対応するセグメントを表示できます。また、「契約ヘッダー」および「契約明細」付加フレックスフィールドの追加パラメータContractIdおよびLineIdをそれぞれ使用して、値セットの値を動的にフィルタできます。
契約ヘッダーおよび明細でサポートされる追加パラメータを使用して、付加フレックスフィールドをカスタマイズできます。たとえば、契約の顧客の請求先アカウントのみを、付加フレックスフィールド・セグメントでフィルタして表示できます。これにより、ユーザー・エクスペリエンスが向上し、入力されるデータの品質が向上します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
- 企業契約の実装ガイドの契約共通構成の章の契約の付加フレックスフィールドのトピックを参照してください。
たとえば、Eメール通知やOracle Transactional Business Intelligence (OTBI)のレポートなどから、ディープ・リンクを使用して契約に直接ナビゲートできます。
契約への直接リンクをコピーして保存できます。契約をオープンするディープ・リンクを他のユーザーと共有したり、レポートやユーザー・インタフェース・ページなどの任意のページに手動でリンクを追加できます。
レポートの契約番号からのリンクの作成
ディープ・リンクを指定すると契約に直接移動できるため、別途検索する必要がなくなり、時間とステップを節約できます。
有効化のステップ
ディープ・リンクを設定し、いくつかの方法で使用できます。
- ディープ・リンクを使用して、OTBIレポートから契約にドリルダウンできます。
- また、ディープ・リンクをEメールまたは通知に組み込んで、読者が契約に直接リンクできるようにすることもできます。
ヒントおよび考慮事項
使用可能なディープ・リンクの完全なリストを表示するには、「ディープ・リンク」作業領域(「ナビゲータ」→「ツール」→「ディープ・リンク」)を使用します。
OTBIレポートからのドリルダウン処理を設定するときは、適用することに決定したオブジェクト・キーを参照するようにURLを更新してください。次の例では、URLでobjKey=chrIdを使用しています。
OTBIレポートのディープ・リンクの設定
主なリソース
ロール情報
- 契約にアクセスするための適切な機能セキュリティ権限またはデータ・セキュリティ権限がある場合は、「契約の編集」ページでディープ・リンクから契約を直接開くことができます。
Microsoft Teamsを使用したビジネス・プランでのコラボレーション
Microsoft Teamsからビジネス・プランを表示してコラボレーションできるようになりました。単純に処理をクリックして、ビジネス・プランの既存のメンバーをMicrosoft Teamsのチームに追加し、ビジネス・プランのUIからコラボレーションを直接開始します。
ビジネス・プランの「処理」メニューの「Microsoft Teamsでチームの作成」オプションを示すスクリーンショットを次に示します。
「ビジネス・プラン」ページの「Microsoft Teamsでチームの作成」オプション
このオプションをクリックすると、Microsoft Teamsに新しく作成されたチーム・ページに営業担当がナビゲートされます。ビジネス・プラン用にMicrosoft Teamsで作成されたサンプル・チームを示すスクリーンショットを次に示します。
「ビジネス・プラン」ページから作成されたサンプル・チーム
この機能により、チーム・メンバーはMicrosoft Teamで簡単にチームを開始して、ビジネス・プランで互いにコラボレーションできます。
有効化のステップ
次の設定を完了します。
- 営業用のMicrosoft Teamsを設定します。ステップについては、営業の実装ガイドの営業用Microsoft Teamsの設定のトピックを参照してください。
- アクティブなサンドボックスで作業していることを確認します。
- アプリケーション・コンポーザを使用して、ビジネス・プランの詳細ページ・レイアウトに次の処理を追加します。
- Microsoft Teamsでチームの作成: このアクションは、許可するユーザー・ロールにのみ追加します。
- Microsoft Teamsに移動
- 変更を保存し、サンドボックスを公開します。
ヒントおよび考慮事項
- ビジネス・プラン所有者はMicrosoft Teamsユーザーである必要があり、Microsoft Teamsのチーム所有者になります。
- ビジネス・プラン・リソース・チームの一部であり、Microsoft Teamsユーザーであるチーム・メンバーが、Microsoft Teamsのビジネス・プランの作成チームに追加されます。
- CX SalesユーザーをMicrosoft Teamsのユーザー・アカウントにマップするには、CX Salesのリソース・プロファイルのユーザーのプライマリEメール・アドレスが、Microsoft TeamsのユーザーのEメール・アドレスと一致する必要があります。
主なリソース
ロール情報
- この機能はすべてのロールで使用でき、主に営業担当およびマネージャが使用します。
最近アクセスしたレコードをOracle Sales Assistantで提案
コンテキストを指定せずにOracle Sales Assistantにレコードを要求すると、ユーザーが最近アクセスしたレコードが使用可能な場合は、そこから一部のレコードがアシスタントで提案されます。
コンテキストにアカウントがない場合は、表示するアカウントをSales Assistantが提案
この機能により、表示または処理する最新レコードに関する会話を素早く行うことができるため、ユーザー・エクスペリエンスが向上します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントおよび考慮事項
この機能は、Oracle Sales Assistantがサポートされているすべてのチャネルに適用されます。
主なリソース
- 営業の実装ガイドの適応型検索およびワークスペースの章の優先度付けされた最近の項目のリストの項を参照してください。
- 営業の使用ガイドのSales Assistantの章を参照してください。
ロール情報
- この機能は、サポート対象の様々なチャネルのSales Assistantにアクセスできるユーザーが使用できます。
「Microsoft Teamsに移動」処理を使用したMicrosoft Teamsでのチームの再作成
営業アプリケーションから商談チームを作成すると、「商談の編集」処理リストの「Microsoft Teamsでチームの作成」処理が「Microsoft Teamsに移動」処理に自動的に変更されます。なんらかの理由で既存のチームがMicrosoft Teamsに存在しなくなった場合、「Microsoft Teamsに移動」処理によってチームの再作成がトリガーされて、チームが商談に保存されます。処理を再度クリックすると、作成された新しいチームに対してMicrosoft Teamsが自動的に起動します。
「商談の編集」ページの「Microsoft Teamsに移動」処理
この機能により、元のチームがMicrosoft Teamsで使用できなくなった場合に、新しいチームがMicrosoft Teamsで必ず作成されます。これにより、営業担当は再オープンされた商談で引き続き相互にコラボレーションできます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
- 営業の使用ガイドの商談の章の商談チーム・メンバーの項を参照してください。
ロール情報
- この機能はすべてのロールで使用でき、主に営業担当およびマネージャが使用します。
Oracle Sales Assistantとの会話時のヒントおよびヘルプの提供
Oracle Sales Assistantでは、会話の最後に、次の推奨ステップに関するヒントが提示されます。リストまたは要約カードを表示しているときにヘルプを要求することもできます。アシスタントは、リストまたは要約カードのコンテキストに一致するヘルプ・メッセージで応答します。この機能により、Oracle Sales Assistantのユーザー・エクスペリエンスが向上します。
アカウント・レコードのコンテキストでヒントとヘルプをSales Assistantが提供
この機能により、会話の特定の部分で話せる内容の例が提示されて、Sales Assistantの使用方法を学習するのに役立つので、Oracle Sales Assistantのユーザー・エクスペリエンスが向上します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントおよび考慮事項
- この機能は、Oracle Sales Assistantがサポートされているすべてのチャネルに適用されます。
- 各ヒントは1日に1回表示され、1人のユーザーに最大5回表示されます。「了解」をクリックすると、ヒントが表示されなくなります。
主なリソース
- 営業の使用ガイドのSales Assistantの章を参照してください。
ロール情報
- この機能は、様々なチャネルのSales Assistantにアクセスできるユーザーが使用できます。
RTFテンプレートからのインタビューで生成されるフォームをPDF/UA (ISO 14289)準拠にする新しいオプションがあります。
これにより、PDF/UA標準に準拠したフォームをインタビュー・デザイナが生成して、最大限のアクセシビリティを確保できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントおよび考慮事項
このオプションを使用するには、すべてのフォントを埋め込むか置換する必要があります。
主なリソース
ロール情報
- インタビュー・デザイナ
画面データの入力に伴ってリアルタイムで動作する推測機能の未送信のデータを含めることができる新しいオプションがデバッガに追加されました。これにより、画面が送信される前にインタビュー画面で実行されている動作を、「データ」ビューおよび「決定」ビューを使用して把握できます。
これは、画面の送信を防止する検証ルールのデバッグ時や、「次」ボタンがない単一画面のインタビューの表示状態の調査などに役立ちます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントおよび考慮事項
このモードが有効になっていると、現在のインタビュー画面のすべての入力値、およびこれらの入力値から導出されたすべての推測値を、「データ」タブおよび「決定」タブに表示してさらに調査できます。また、「詳細」ウィンドウなど、「インタビュー」タブの左側のペインに表示される画面とコントロールには、部分的に入力された値が反映されるため、表示、関連性、デフォルト値などの効果性がわかります。
主なリソース
ロール情報
- ポリシー・テスター
フランス語およびスペイン語のWebベース・ルールのオーサリング
デシジョン・サービス・ルールの記述をビジネス・エキスパートの言語でサポートするために、次の機能が追加されました。
- デシジョン・サービス・プロジェクトのオーサリング言語としてフランス語またはスペイン語(または英語)を選択できます。サポートされている各言語で言語固有のルール関数名を使用できます。
- デシジョン・サービスのフィールドおよびオブジェクトに名前を付けるときは、任意の言語の文字を使用できます。
- 数値および日付の書式を(限定された選択肢から)選択できますが、ルール内のすべてのリテラル値はこれらの書式に準拠している必要があります。
この機能により、フランス語およびスペイン語を話すユーザーは、ソース・マテリアルを正確に反映できるように、母語でデシジョン・サービス・ルールを記述できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントおよび考慮事項
これらの設定は、デシジョン・サービス・プロジェクトの「処理」メニューからアクセスするルール言語設定の一部として使用できます。
主なリソース
ロール情報
- デシジョン・サービス・プロジェクト作成者
インタビューのすべてのインタビュー質問と回答を含むインタビュー・トランスクリプトを、接続済アプリケーションに添付ファイルとして送信できるようになりました(JSON形式)。
このトランスクリプトを使用すると、レビューおよび分析目的のアドバイス履歴を処理できる標準トランスクリプト処理拡張機能をシステム・インテグレータが作成できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントおよび考慮事項
添付ファイル名には、アドバイスのソースを識別するためのデプロイメント名が含まれています。
主なリソース
ロール情報
- インタビュー・デザイナ