本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。
| 日付 | モジュール | 機能 | ノート |
|---|---|---|---|
| 2023年3月3日 | インテリジェント・アドバイザ | 外部チャネルで実施された顧客対応の手動ログ記録 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
| 2023年1月25日 | 初版作成。 |
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ご意見をお待ちしています。クラウド・サービスを改善する方法に関する提案がございましたら、ぜひお知らせください。Oracle Customer Connectのアイデア・ラボなど、いくつかの方法でアイデアを送信していただけます。機能名の後にこのアイコンが表示されていれば、その機能はお客様のアイデアによるものです。
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免責事項
この文書に記載された情報には、オラクルの製品開発プランに関する説明文が含まれていることがあります。オラクルの製品開発プランと、今後の製品リリースの本質および時期に対し、様々な要因が大きく影響を及ぼします。したがって、この情報はあくまで情報として提供されるものであり、マテリアルやコード、機能を提供することのコミットメント(確約)ではないため、購買決定を行う際の判断材料になさらないでください。記載されている機能の開発、リリースおよび時期については、オラクルの単独の裁量により決定されます。
この情報は、オラクルおよびその子会社や関連会社との契約を構成するものではありません。特にこの情報についてオラクルは一切の責任を負いかねます。詳細は、法律上の注意点および使用条件を参照してください。
列の定義:
レポート = 新規または変更済の、オラクル社提供の実行可能レポート。
UIまたはプロセスベース: 小規模 これらのUIまたはプロセスベースの機能は、通常、フィールド、検証またはプログラムの軽微な変更で構成されます。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小になります。
UIまたはプロセスベース: 大規模* これらのUIまたはプロセスベースの機能には、より複雑な設計が含まれます。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は高くなります。
機能が無効化状態で提供 = エンド・ユーザーがこれらの機能を使用する前にアクションが必要です。これらの機能は無効化されており、有効にするかどうかとその時期は自分で選択します。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域を最初にレポートに組み込む必要がある、b)新しいWebサービスを使用するには統合が必要である、c)機能にアクセスするには、ユーザー・ロールに機能を割り当てる必要があるなどです。
| エンド・ユーザーがすぐに使用可能 レポートと小規模UIまたはプロセスベースの新機能が更新後にユーザーに与える影響は最小限です。したがって、顧客受入テストでは、大規模UIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当てる必要があります。 |
エンド・ユーザーが使用するためにはお客様のアクションが必要 これらの機能を使用可能にするために処理が必要になるため、中断されません。利用することを選択する際には、テストと展開のタイミングを設定します。 |
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|---|---|---|---|---|---|---|
| 機能 |
レポート |
UIまたは |
UIまたは |
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REST APIまたはUIに基づく処理など、作成している処理のタイプに固有のガイド付きプロセスを使用して、スマート処理をより簡単に作成できるようになりました。
管理者はガイド付きプロセスを使用して、フォローしやすいスマート処理を作成し、フローに関連するフィールドを表示できます
有効化のステップ
アプリケーション・コンポーザを利用してページ・レイアウトおよび属性を表示/調整します。アプリケーション・コンポーザの使用によるアプリケーションの拡張の詳細は、Oracle Help Center→関心のあるアプリケーション・サービス領域→「Books」→「Configuration and Extension」を参照してください。
事前定義済テンプレートからルーチンを作成できます。テンプレートには商談フォローアップや期日超過タスクなどの項目の例が示されているので、ルーチンを迅速に構成するのに役立ちます。
営業管理者はルーチンで提供されているテンプレートを使用してすぐに作業を開始できます。場合によっては、管理者がルールを見てもすぐに意味がわからない可能性があります。たとえば、期日超過タスクの場合は、ActivityFunctionCodeとその許可値に関する知識が必要です。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
営業の実装ガイドのルーチンの章を参照してください。
ロールおよび権限
- 営業管理者
多くの場合、処理を実行する必要があるかどうかを判断するために、営業管理者が子オブジェクトを評価する必要があります。たとえば、売上表の値に基づいて商談を選択する場合があります。子オブジェクトのルールは、依存ルールの追加ボタンをクリックして入力でき、アカウント、担当者、営業リードおよび商談で使用できます。
ルーチンに子オブジェクト・ルールを指定すると、データの正確性を確保しやすくなり、処理がさらに必要かどうかを判断するのに役立ちます。たとえば、商談がない適格リードすべてに対して依存ルールを設定する場合があります。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントおよび考慮事項
子オブジェクトのルールは、依存ルールの追加ボタンをクリックして入力でき、次のオブジェクトで使用できます。
- アカウント
- 担当者
- 営業リード
- 商談
主なリソース
営業の実装ガイドのルーチンの章を参照してください。
ロールおよび権限
- 営業管理者
次世代Salesにおけるアカウントに関連付けられたチームおよびテリトリの表示
営業ユーザーは、次世代Salesのアカウントに関連付けられているチーム・メンバーおよびテリトリを表示できます。
アカウントに関連付けられているすべてのチーム・メンバーおよびテリトリ・チーム・メンバーを簡単に一貫した方法で表示できることが、次世代Salesを使用する営業担当および営業マネージャにとっては重要です。

アカウント・チーム
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントおよび考慮事項
既存のアカウント・チームの展開パネルとページは、この機能に置き換わります。元のページのカスタマイズはすべて失われます。新しいアカウント・チームの展開パネルとページに表示されるリソース、アカウント・チームおよびテリトリ情報は、Visual Builder Studioを使用してカスタマイズできます。
主なリソース
デジタル営業の使用ガイドの「アカウントおよび担当者」の章を参照してください。
ロールおよび権限
営業担当、営業マネージャ、営業管理者
対話形式の質問リストを使用した、商談とリードのベスト・プラクティスによる営業担当のガイド
営業ガイド機能を使用して、リードを評価して商談の作業をするために営業担当が使用する対話形式の質問リストを作成します。質問の分岐を利用すると、商談やリードへの情報の入力を迅速化し、インテリジェントな意思決定を促進できます。
営業担当はステップごとのガイドに従えば、営業サイクルに適切な情報を収集してディールを進めていくことができます。
有効化のステップ
-
インテリジェント・アドバイザ・ドキュメントの指示に従って、営業アプリケーションへの接続を設定し、営業ガイド(インテリジェント・アドバイザ・ドキュメントではインタビューと呼ばれます)を作成します。営業ガイドの作成のトピックでは、設定の概要および詳細へのリンクが示されています。
この概要から、すべての営業ガイドに必要な設定を含む営業ガイド・テンプレートをダウンロードできます。テンプレートを使用して、営業ガイドを作成できます。営業ガイドを最初から作成する場合は、このトピックにリストされている必要な設定が含まれていることを確認する必要があります。
-
作成した営業ガイドをデジタル営業で使用できるようにするには、アプリケーション・コンポーザで「ガイドの表示」および「ガイドの開始」スマート処理を有効にする必要があります。スマート処理の概要のトピックを参照してください。
ヒントおよび考慮事項
インテリジェント・アドバイザのサブスクリプションが営業ガイドを使用するための前提条件です。
ロールおよび権限
営業ガイドとして使用するインタビュー・テンプレートは、営業管理者が作成して設定できます
営業ガイドは営業担当が完了できます
「販売インテリジェンス機能使用可能」フローを使用して、次のような販売インテリジェンス機能をすべて使用可能にして構成します。
- アダプティブ・インテリジェンス・アプリケーション
- 機械学習モデル
- 営業インサイト
機能適格性レポートを取得し、チームに対して機能を使用可能にするための要素がすべて満たされているかどうかを確認します。データのギャップを発見し、この機能を使用可能にするたのしきい値を把握します。
AI、機械学習、高度なデータ分析フレームワークおよびデータ・サイエンス・モデルに基づくすべての販売インテリジェンス機能を、営業管理および業務チームが単一のガイド付きセルフサービス・オンボーディング・フローで使用可能にできるようになりました。この新しいフローにより、各機能を手動で使用可能にするためにかかる時間が短縮され、インテリジェンス機能を構成する前に、現在のCRMの採用、データの形状および品質の詳細が表示されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
この機能は2022年11月にリリースされています。11月の更新の営業の実装ガイドの販売インテリジェンスの章を参照してください。
ロールおよび権限
営業管理者
営業担当は、Oracle Salesアプリケーション以外の連絡に関する顧客対応を手動でログに記録できます。
追加の外部チャネルの顧客対応を記録し、それらをOracle Salesアプリケーション内にアクティビティとして格納できます。
有効化のステップ
アプリケーション・コンポーザを利用してページ・レイアウトおよび属性を表示/調整します。アプリケーション・コンポーザの使用によるアプリケーションの拡張の詳細は、Oracle Help Center→関心のあるアプリケーション・サービス領域→「Books」→「Configuration and Extension」を参照してください。
前提条件:
- 「顧客対応のログ記録」スマート処理が表示されるようにするには、ZCM_MANAGE_SALES_INTERACTIONS_PRIV権限をユーザー・ロールに割り当てる必要があります
-
この権限は、営業担当および営業マネージャ・ロール(つまり、ORA_ZBS_INSIDE_SALES_REPRESENTATIVE_JOB、ORA_ZBS_SALES_MANAGER_JOB、ORA_ZBS_SALES_REPRESENTATIVE_JOB)に対してデフォルトで追加されます
-
カスタム・ロールにこの権限がない場合は、ZCM_MANAGE_SALES_INTERACTIONS_PRIV権限を追加する必要があります
スマート処理の有効化:
「顧客対応のログ記録」スマート処理はデフォルトでは非表示ですが、アプリケーション・コンポーザで使用可能にできます。
「顧客対応のログ記録」スマート処理を使用可能にする方法を次に示します。
- 営業管理者または設定ユーザーとしてサインインします。
- サンドボックスをアクティブ化します。
- 「構成」カテゴリの「アプリケーション・コンポーザ」に移動します。
- ナビゲーション・ツリーで「共通設定」を展開し、「スマート処理」をクリックします。
- デジタル営業アプリケーションのアカウント、リード、担当者および商談に対して「顧客対応のログ記録」スマート処理を使用可能にします。
- 「営業」→「アカウント」/「リード」/「担当者」/「商談」にナビゲートし、処理バーに「顧客対応のログ記録」と入力して、変更をテストします。フォームがフィードに表示されます。
- サンドボックスを公開します
考慮事項:
- 「顧客対応のログ記録」フォームには、「営業」および「すべて」の目的を使用して作成されたチャネルのみが表示されます
- チャネル・タイプがEメールであるチャネルはフォームで使用できません
カスタム・チャネルの作成:
カスタム・チャネルを「顧客対応のログ記録」フォームに表示するには、「設定および保守」でチャネルを作成する必要があります。
カスタム・チャネルの作成方法を次に示します
- 営業管理者または設定ユーザーとしてサインインします。
- ニュースフィードから、ユーザーのプロファイル/設定および処理アイコンをクリックし、「設定および保守」を選択します
- 「設定および保守」ページで、右側にある「タスク」オプションにナビゲートし、「検索」をクリックします
- 検索バーで「通信チャネルの管理」を検索し、検索結果から「通信チャネルの管理」オプションをドリルダウンします
- 「チャネルの作成」にナビゲートし、目的が「営業」のカスタム・チャネルを作成します。ノート: 「顧客対応のログ記録」フォームには、目的「営業」を使用して作成されたチャネルのみが表示されます。また、チャネル・タイプは「Eメール」以外である必要があります
- 変更をテストします:「デジタル営業アカウント」、「デジタル営業リード」、「デジタル営業担当者」、「デジタル営業商談」のいずれかにナビゲートし、処理バーに「顧客対応のログ記録」と入力します。フォームがフィードに表示されます。「チャネル」フィールドを選択すると、販売チャネルが表示されます
ロールおよび権限
営業担当
Oracle Integrationインテリジェント・アドバイザ・アダプタによる意思決定サービスのサポート
Oracle Integrationインテリジェント・アドバイザ・アダプタを通じてインテリジェント・アドバイザ意思決定サービスを呼び出し、組織で作成したルールに基づいて意思決定と計算を実行できるようになりました。ビジネス・ユーザーはインテリジェント・アドバイザを使用し、ポリシー・ドキュメントやビジネス・プロセスに関する意思決定サービスを任意のデバイスから自然言語で作成およびデプロイできます。その後、ブラウザで作成されたそれらの意思決定サービスを、Oracle Integrationでアダプタが用意されているアプリケーションのプロセス・フローに組み込めます。
ビジネス上の利点:
このブラウザベースのルール・オーサリングにより意思決定ロジックが一元化され、ステークホルダーによる容易な共有およびレビューが可能になります。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントおよび考慮事項
たとえば、インテリジェント・アドバイザ決定サービスを統合で使用して、次のことを実現できます:
- サービス・レベル契約を確実に履行するためのインシデントの自動選別
- レガシー・システムに格納されているデータを使用した福利厚生支払の計算
- 規約改訂時の休暇付与の再計算
- 複雑な販売コミッションの計算
主なリソース
ロールおよび権限
- システム・インテグレータ
本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。
| 日付 | モジュール | 機能 | ノート |
|---|---|---|---|
| 2022年12月14日 | 初版作成。 |
アイデア募集中
ご意見をお待ちしています。クラウド・サービスを改善する方法に関する提案がございましたら、ぜひお知らせください。Oracle Customer Connectのアイデア・ラボなど、いくつかの方法でアイデアを送信していただけます。機能名の後にこのアイコンが表示されていれば、その機能はお客様のアイデアによるものです。
フィードバックをお寄せください
本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。
ドキュメントの利用に関するノート
この記事で参照されているドキュメントの一部は、2023年1月6日にリリース更新が一般提供されるまで利用できない場合があります。完全な情報については、一般提供後に再度確認してください。
免責事項
この文書に記載された情報には、オラクルの製品開発プランに関する説明文が含まれていることがあります。オラクルの製品開発プランと、今後の製品リリースの本質および時期に対し、様々な要因が大きく影響を及ぼします。したがって、この情報はあくまで情報として提供されるものであり、マテリアルやコード、機能を提供することのコミットメント(確約)ではないため、購買決定を行う際の判断材料になさらないでください。記載されている機能の開発、リリースおよび時期については、オラクルの単独の裁量により決定されます。
この情報は、オラクルおよびその子会社や関連会社との契約を構成するものではありません。特にこの情報についてオラクルは一切の責任を負いかねます。詳細は、法律上の注意点および使用条件を参照してください。
この項では、更新の計画、デプロイおよび検証に役立つ情報を紹介します。このドキュメントには頻繁に情報が追加されるので、更新を開始する前に最新情報を必ずご確認ください。
更新の準備、デプロイおよび検証を行う際には、次のリソースを使用してください。
-
四半期更新の準備および検証の方法の詳細は、My Oracle Supportの四半期更新の準備(文書ID 2445338.1)を参照してください。
-
進行中のサンドボックスを公開または削除します。詳細は、アプリケーションの構成と拡張ガイドのサンドボックスの概要に関するトピックを参照してください。
-
My Oracle Supportで、このリリースの最新の既知の問題と更新ドキュメント(ドキュメントID 1603154.1)を参照してください。
Oracle Cloudアプリケーションは、四半期ごとに新しい更新を配信します。つまり、ビジネスの効率的かつ効果的な管理に役立つ新しい機能を3か月ごとに受け取ります。一部の機能は使用可能な状態でされ、エンド・ユーザーが即時に使用できます。その他の機能はすぐ使用できない状態で提供され、使用可能にするために処理を実行する必要があります。無効化の状態で提供されている機能をエンド・ユーザーに対してアクティブ化するには、次の権限とステップを使用します。
- アプリケーション・オファリングのレビュー(ASM_REVIEW_APPLICATIONS_OFFERINGS_PRIV)
- Oracle Fusion Applicationsオファリングの構成(ASM_CONFIGURE_OFFERING_PRIV)
新機能をオプトインする方法を次に示します。
- 「ナビゲータ」→「自分の企業」→「新機能」をクリックします。
- 機能概要ページでオファリングを選択し、そのオファリングに固有の新機能を表示します。または、デフォルトの有効化されているすべてのオファリングの選択を維持して、すべてのオファリングの新機能を表示します。
- 「新機能」タブで新機能を確認し、「使用可能」列で機能のオプトイン・ステータスを確認します。機能がすでに有効化されている場合は、チェック・マークが表示されます。それ以外の場合は、機能を使用可能にするアイコンが表示されます。
- 「使用可能」列にあるアイコンをクリックし、機能を有効にする手順を完了します。
オファリングの新機能をオプトインする方法の詳細および詳細手順は、オファリングの構成を参照してください。
オプト・イン失効
オプトインを介して無効化された状態で提供される機能は、将来の更新で自動的に有効化される場合があります。これはオプト・イン失効と呼ばれます。クラウド・サービスにオプト・イン失効がある場合、このドキュメントに関連タブが表示されます。このタブをクリックすると、最初に機能が無効状態で提供されたのはいつか、そしてこの機能のオプト・インがいつ失効し、自動で使用可能となる見込みかが表示されます。ここをクリックして、すべてのOracle Cloudアプリケーションのオプト・インが失効した機能を確認することもできます。
列の定義:
レポート = 新規または変更済の、オラクル社提供の実行可能レポート。
UIまたはプロセスベース: 小規模 これらのUIまたはプロセスベースの機能は、通常、フィールド、検証またはプログラムの軽微な変更で構成されます。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小になります。
UIまたはプロセスベース: 大規模* これらのUIまたはプロセスベースの機能には、より複雑な設計が含まれます。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は高くなります。
機能が無効化状態で提供 = エンド・ユーザーがこれらの機能を使用する前にアクションが必要です。これらの機能は無効化されており、有効にするかどうかとその時期は自分で選択します。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域を最初にレポートに組み込む必要がある、b)新しいWebサービスを使用するには統合が必要である、c)機能にアクセスするには、ユーザー・ロールに機能を割り当てる必要があるなどです。
| エンド・ユーザーがすぐに使用可能 レポートと小規模UIまたはプロセスベースの新機能が更新後にユーザーに与える影響は最小限です。したがって、顧客受入テストでは、大規模UIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当てる必要があります。 |
エンド・ユーザーが使用するためにはお客様のアクションが必要 これらの機能を使用可能にするために処理が必要になるため、中断されません。利用することを選択する際には、テストと展開のタイミングを設定します。 |
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|---|---|---|---|---|---|---|
| 機能 |
レポート |
UIまたは |
UIまたは |
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営業担当は、アクティビティの一部として顧客対応をログに記録できるようになりました。顧客対応履歴をログに記録および表示して、アクティビティに関連付けることができます。顧客に電話したり、Eメールを送信するために作成したアクティビティがある場合、営業担当は、アクティビティ・レコードの「顧客対応履歴」サブタブで、通話またはEメールによる顧客対応の詳細を取得できます。
この機能は、営業担当が顧客対応をアクティビティ・レコードから直接手動でログに記録するのに便利です。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: 販売
前提条件:
- サイト・レベルでプロファイル・オプションORA_ZCA_ENABLE_TRACKING_INTERACTIONSをYに設定します。
- 新しい権限ZCM_MANAGE_SALES_INTERACTIONSをユーザーに割り当てる必要があります。
オプトイン手順:
- コール・ラップアップ・トラッキングが有効になるように、お客様がプロファイル・オプションORA_ZCA_ENABLE_INTERACTIONS_CALL_WRAP_UPSをYに設定する必要があります。
- 「アクティビティ」の「顧客対応履歴」サブタブから手動で顧客対応をログに記録するためのアクセス権を付与するには、権限ZCM_MANAGE_INTERACTIONSを割り当てます。
- お客様がプロファイル・オプションを「Y」に設定した後は、古いモデルに戻さないでください。
- CX Salesユーザーについては、このプロファイル・オプションを有効にした場合に、CX Sales Webアプリケーションを次のように設定してください。
- ワークスペースで、保存済検索「自分のコール・レポート」をアクティビティから使用可能にしないでください
- ワークスペースで、「自分のアポイントメント」および「自分のログに記録するコール数」保存検索の「コール・レポートの作成」および「コール・レポート作成の拒否」スマート処理を非表示にしてください
- 「自分のアクティビティ」ページで、「自分のコール・レポート」リストを非表示にしてください
- 「アポイントメント」および「タスク」ページの「コール・レポート」サブタブを非表示にしてください
- 「アポイントメント」ページの「処理」メニューの「コール・レポートの作成」を非表示にしてください
- 以前に「コール・レポートの作成」があったすべてのオブジェクトの処理メニューで「顧客対応のログ記録」スマート処理を有効にしてください
- アクティビティの「顧客対応履歴」サブタブを有効にしてください
- お客様がカスタム・レイアウトを使用している場合は、コール・レポートに関連する処理を更新してコール・レポート処理を無効にしてください
「顧客対応履歴」サブタブを有効にする手順:
「タスクの編集: 顧客対応履歴」サブタブおよび「アポイントメントの編集: 顧客対応履歴」サブタブを使用して、アクティビティに関連付けられた顧客対応履歴を表示できます。
「顧客対応履歴」サブタブはデフォルトで非表示ですが、アプリケーション・コンポーザを使用してユーザーが使用できるようにすることができます。
「アクティビティの編集」ページに「顧客対応履歴」サブタブを追加する方法を次に示します。
- 営業管理者または設定ユーザーとしてサインインします。
- サンドボックスをアクティブ化します。
- 「構成」カテゴリの「アプリケーション・コンポーザ」に移動します。
- ナビゲーション・ツリーで、「標準オブジェクト」を展開して「アクティビティ」を展開し、「ページ」をクリックします。
- 「アプリケーション・ページ」タブが選択されていることを確認します。
- 「詳細ページ・レイアウト」リージョンには、「タスク」と「アポイントメント」用の2つのオプションがあります。標準レイアウトを強調表示して「複製」アイコンをクリックして、標準レイアウトを複製します。
- 新しいレイアウト名を入力し、「保存して編集」をクリックします。
「詳細レイアウト」ページがタスクまたはアポイントメントのセクションに表示されます。
- サブタブ・リージョンで新しいレイアウト・ページを開いたら、「非表示、表示または順序変更サブタブ」アイコンをクリックします。
「サブタブの構成」ダイアログ・ボックスが表示されます。
- 「顧客対応履歴」を「使用可能なサブタブ」から「選択されているサブタブ」ウィンドウに移動します。
- 「OK」をクリックします。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
- 「完了」をクリックして、ユーザー定義レイアウトのレイアウト・ステータスが「アクティブ」であることを確認します。
- 変更をテストします。営業担当など、アクティビティ・ページへのアクセス権を持つユーザーとして、「営業」→「アクティビティ」にナビゲートします。タスクまたはアポイントメントを編集し、「アクティビティの編集」ページに「顧客対応履歴」サブタブが表示されることを確認します。
- サンドボックスを公開します。
ヒントおよび考慮事項
スマート処理フレームワークに入り、すべてのコール・レポート処理を無効にし、すべての顧客対応のログ記録処理を手動で有効にしてください。保存済検索についても同じようにしてください。これを実行しないと、コール・レポートと顧客対応機能の両方をアプリケーションで使用できなくなります。
ロールおよび権限
営業担当
定期リフレッシュなどのスケジュール済ジョブが事前に定義されたしきい値を超えて実行されると、Eメールで通知が届きます。
これは、アプリケーションにサインインせずにジョブを監視するのに便利です。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
- 営業の実装リファレンス・ガイドのワークスペースおよび適応型検索の章を参照してください。
構成済ルールを使用するルーチンを利用して、商談見積から提案を自動的に生成できます。これにより、ルーチンを使用して商談から見積を自動作成する既存の機能が拡張されます。
営業担当が、提案を生成するプロセスを手動で実行する必要はありません。管理者が見積属性にルーチン・ルールを設定した後、ルールの条件が満たされると、提案が自動的に作成されて見積に追加されます。営業担当は、CX SalesまたはOracle Configure, Price, and Quote (Oracle CPQ)で提案を表示し、次のステップを実行してディールをクローズできます。そのため、営業担当は、提案の手動作成など、付加価値のない手作業のタスクに時間を費やすのではなく、顧客とのネゴシエーションやディールのクローズに時間を割くことができます。
有効化のステップ
- Oracle Configure, Price, and Quotes (Oracle CPQ)のユーザーに管理権限を割り当てて、見積から提案を自動作成できるようにします。
- CX SalesとOracle CPQの構成を設定します。CX SalesとOracle CPQの統合ガイドのCX Salesの構成ステップのトピックを参照してください。
- 「Oracle CX SalesとOracle CPQ Cloudの統合の管理」ページに移動して、次のステップを実行します。
- 「承認」列の「設定」リンクをクリックします。
- セキュリティ・ポリシーに対して「oracle/wss_username_token_over_ssl_client_policy」を選択します。
- シングル・サインオン用のユーザー名とパスワードを入力します。
- 「見積およびオーダー」オブジェクトでルーチンを設定し、「提案の作成」処理を選択してルールを定義します。詳細は、ルーチンの概要のトピックを参照してください。
主なリソース
- 営業の実装リファレンス・ガイドの見積およびオーダーの章の商談からの見積自動作成の有効化のトピックを参照してください。
ロールおよび権限
- 設定およびエラー処理の場合は、営業管理者。
- 提案を使用してディールをクローズに移動する場合は、営業担当および営業マネージャ。
管理者がカスタム・オブジェクトの妥当性スコアリングの計算を実行できるようになりました。これにより、妥当性ベースの保存済検索を適応型検索に設定できるため、ワークスペース、デジタル営業およびCX Sales Mobileのカスタム・オブジェクトから最も妥当性の高い項目のリストを表示しやすくなります。
Oracleの顧客データの約50%がカスタム・オブジェクトで作成されています。この機能拡張により、ユーザー・コンテキストでカスタム・オブジェクトがサポートされるため、製品の機能でカバーできる範囲が広がります。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントおよび考慮事項
これは、REST APIを介してのみ実行できます。
ロールおよび権限
- 管理者ロール
ワークスペースの既存の集計フィールドから新規ロールアップへの切替
ロールアップ・フレームワークの事前定義済ロールアップとしてワークスペース集計フィールドを使用できるようになったため、ユーザー・エクスペリエンスの一貫性が高まり、パフォーマンスも向上しました。
標準化されたプロセスで集計情報が管理および計算されるので、アプリケーション全体にデプロイされたすべてのメトリックの一貫性、正確性、パフォーマンスが向上します。
有効化のステップ
営業のロールアップの設定に関連する権限、設定およびタスクの要約を次に示します。
- ロールアップ・メトリックの管理権限を営業管理者ジョブ・ロール(ORA_ZBS_SALES_ADMINISTRATOR_JOB)のコピーに追加します。
- 「ロールアップ・テスト使用可能」プロファイル・オプション(ORA_ZCA_TEST_ROLLUPS)を有効にして、「ロールアップ」設定ページに「テスト」タブを表示します。
- 次のスケジュール済プロセスが「スケジュール済プロセス」ページに表示されることを確認します。
- ロールアップ完全リフレッシュ
- ロールアップ階層リフレッシュ
- ロールアップ増分リフレッシュ
- 適応型検索のロールアップを有効にします。営業担当は、ロールアップを検索基準として使用してアカウントまたは担当者を検索できます。
主なリソース
- 組織にロールアップを実装する方法は、営業の実装ガイドのロールアップの章を参照してください。
ロールおよび権限
- 営業管理者
自分のスマート・リストの保存済検索の名前を「自分のリスト」に変更
「自分のスマート・リスト」保存済検索の名前が「自分のリスト」に変更されました。たとえば、アカウントの「自分のスマート・リスト」の名前が「自分のアカウント・リスト」に変更され、リードの「自分のスマート・リスト」が「自分のリード・リスト」という名前になりました。
「自分のリスト」の保存済検索には、ユーザーのアクティビティに基づいて関連する結果が表示され、最近および頻繁にアクセスしたレコードが含まれます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
- 営業の使用ガイドのワークスペースおよび作業領域の検索の章を参照してください。
ロールおよび権限
- ワークスペースおよび適応型検索のユーザー
実行時に表示する前に、サインイン済ユーザーをチェックするようにスマート処理を構成します。これは、特定のユーザーにスマート処理を表示する必要がない場合に役立ちます。
サインイン済ユーザーに基づいて表示できるスマート処理を作成します。
有効化のステップ
アプリケーション・コンポーザを利用してページ・レイアウトおよび属性を表示/調整します。アプリケーション・コンポーザの使用によるアプリケーションの拡張の詳細は、Oracle Help Center→関心のあるアプリケーション・サービス領域→「Books」→「Configuration and Extension」を参照してください。
スマート処理でサインイン済ユーザーをチェックするように構成するには、スマート処理に次の条件を追加します。
$AssigneePartyId != :SIGNED_IN_USER
主なリソース
- アプリケーション・コンポーザを使用したアプリケーションの構成ガイドのオブジェクトおよびフィールドの追加の章にあるスマート処理の概要のトピックを参照してください。
まだ索引付けされていないカスタム・フィールドの索引付けを許可
アプリケーション・コンポーザで、既存のカスタム・フィールドを編集し、索引付けして検索結果を改善できるようになりました。
管理者が、以前に作成したカスタム・フィールドを編集して索引付けできるようになりました。これにより、必要に応じてフィールドの検索パフォーマンスを向上させることができます。タイプが数値、テキスト、通貨およびパーセントのカスタム・フィールドを編集して、索引なしフィールドを索引付きフィールドに変更できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ロールおよび権限
- 営業管理者
重複レコードを多対多関係で許可するかどうかを指定します。独自のビジネス要件のために、ユーザーが重複レコードを入力する必要がある場合があります。
管理者は、多対多関係で重複レコードを許可するかどうかを決定できます。
有効化のステップ
アプリケーション・コンポーザを利用してページ・レイアウトおよび属性を表示/調整します。アプリケーション・コンポーザの使用によるアプリケーションの拡張の詳細は、Oracle Help Center→関心のあるアプリケーション・サービス領域→「Books」→「Configuration and Extension」を参照してください。
多対多関係で重複レコードを使用可能にするには、アプリケーション・コンポーザで多対多関係を作成または編集するときに「重複レコードの許可」チェック・ボックスを選択します。
主なリソース
- アプリケーション・コンポーザを使用したアプリケーションの構成ガイドのオブジェクトおよびフィールドの追加の章にある多対多関係のトピックを参照してください。
アクセス・グループを使用したテリトリベースのカスタム・オブジェクト・セキュリティの構成
「テリトリ」動的選択リスト・フィールドおよびアクセス・グループを使用して、カスタム・オブジェクトへのテリトリベースのアクセスを使用可能にします。テリトリを選択すると、テリトリ・チーム・メンバーおよびテリトリ階層のその他のメンバーがカスタム・オブジェクト・レコードにアクセスできるようになります。
「テリトリ」動的選択リスト・フィールドに基づいてカスタム・オブジェクトを保護するために、カスタム・データ・セキュリティ述語をお客様が作成する必要がなくなりました。
有効化のステップ
アプリケーション・コンポーザを利用してページ・レイアウトおよび属性を表示/調整します。アプリケーション・コンポーザの使用によるアプリケーションの拡張の詳細は、Oracle Help Center→関心のあるアプリケーション・サービス領域→「Books」→「Configuration and Extension」を参照してください。
テリトリベースのカスタム・オブジェクト・セキュリティを使用するには、まずアクセス・グループ・セキュリティを有効にしてから、アプリケーション・コンポーザで「テリトリのアクセス・グループ・セキュリティの構成」を使用可能にします。次に、ナビゲータを使用して、「営業およびサービス・アクセス管理」でアクセス・グループを構成する必要があります。機能セキュリティは、引き続きアプリケーション・コンポーザの「ロール」表を使用して構成する必要があります。
主なリソース
- アプリケーション・コンポーザを使用したアプリケーションの構成ガイドのオブジェクトおよびフィールドの追加の章のカスタム・オブジェクトへのテリトリベース・アクセスの有効化のトピックを参照してください。
ロールおよび権限
営業管理者
削除済レコードAPIを使用したSalesおよびFusionサービスでの削除済レコードの検索
削除済レコードAPIを使用して、削除済オブジェクト・レコードのリストをSalesおよびFusionサービスで取得し、アプリケーションで適切な処理を実行できるようになりました。
統合アプリケーションで情報が必要な場合に、このAPIを使用して削除済オブジェクト・レコードのリストを取得できます。
有効化のステップ
REST APIガイドのRESTサービス定義(「Oracle Help Center」→関心のあるアプリケーション・サービス領域 →「REST API」から使用可能)を参照してください。OracleのRESTサービスを初めて利用する場合は、「クイック・スタート」セクションから始めることができます。
ロールおよび権限
- 営業管理者または顧客関係管理アプリケーション管理者
- カスタム・ロールを使用する場合は、削除済オブジェクト・レコードの表示権限がロールに設定されていることを確認します。
マネージャ個人番号が「インセンティブ報酬」サブジェクト領域に追加されました。マネージャ階層の各レベルで、マネージャの個人番号をレポートに含めることができるようになりました。
参加者マネージャおよびマネージャ階層を簡単に識別できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
- トランザクション・ビジネス・インテリジェンスのサブジェクト領域ガイドのインセンティブ報酬関連のトピックを参照してください。
ロールおよび権限
- 報酬管理者
- 報酬マネージャ
- 報酬アナリスト
アプリケーション使用状況インサイト・ダッシュボード・ページの主要なインサイトを要約するクイック・ファクト
クイック・ファクトにより、主要なインサイトの要約がアプリケーション使用状況インサイトのダッシュボード・ページの上部に表示されます。クイック・ファクト機能により、視覚化によって提供される主要なインサイトから、簡単に使用できる処理可能な結論が導き出されます。
クイック・ファクトでは、ダッシュボード・ページに表示される詳細な使用状況インサイトが結合されて、いくつかのキー・パフォーマンス・インジケータに要約されます。これらの統合されたクイック・ファクトにより、ユーザーは使用傾向をすばやく理解して、関心のある分野の内容を表示できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントおよび考慮事項
クイック・ファクトは、ダッシュボード・ページで最初にユーザーに表示されます。そのページに関連する使用状況メトリックの簡単な概要が表示されます。これにより、特別な注意が必要な問題点やその他の領域がユーザーに通知されます。次に、ユーザーはより詳細な個別の可視化をページに表示して調査できます。
主なリソース
- 分析の作成および管理ガイドのアプリケーションの採用および使用状況レポートの章のアプリケーション使用状況インサイトの項を参照してください。
ロールおよび権限
- 営業マネージャ
- 営業管理者
入力したテキスト・ノートをスキャンして営業オブジェクトに追加
営業担当がCX Sales Mobileアプリケーションを使用しているときに、印刷されたテキストをカメラでスキャンして、アカウント、担当者、商談およびその他の販売オブジェクトのノートとしてそのテキストを保存できます。
入力済テキストを簡単に取得して、検索で使用できるノートに変換できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントおよび考慮事項
複数ページのドキュメントをスキャンすると、各ページがノートに追加されます。
常に会議の時間を守れるように、今後の顧客アポイントメントを営業担当に通知します。
営業担当は今後のアポイントメントを常に把握できます。
有効化のステップ
アプリケーション・コンポーザを利用してページ・レイアウトおよび属性を表示/調整します。アプリケーション・コンポーザの使用によるアプリケーションの拡張の詳細は、Oracle Help Center→関心のあるアプリケーション・サービス領域→「Books」→「Configuration and Extension」を参照してください。
- アプリケーション・コンポーザを含む公開可能なサンドボックスを作成します。
- サンドボックス内でアプリケーション・コンポーザに移動します。
- 「共通設定」メニューまたは「概要」ページで、「モバイル・アプリケーション設定」をクリックします。
- 「CX Sales Mobileコンポーザ」タブをクリックして、CX Sales Mobile構成ツールを開きます。
- CX Sales Mobileコンポーザで「設定」をクリックします。
- 「通知設定」の下のモバイル通知設定を展開し、アポイントメントに使用可能トグルをクリックします。
- 「割当済リージョン」および「割当済ロール」を選択して、通知を受信するユーザーを選択します。
- 「保存」をクリックして、サンドボックスを公開します。

モバイル通知設定
ヒントおよび考慮事項
営業担当は、CX Sale Mobileアプリのナビゲータ・アイコン→「設定」→「モバイル通知」をクリックし、「アポイントメント」トグルを無効にして、アポイントメントのモバイル通知を受信しないように選択できます。
ロールおよび権限
- 営業管理者
- 営業担当
開始日が過去または将来の販売契約を作成する場合、その日付時点の価格設定を使用する必要がある場合があります。「価格基準日」フィールドで、将来の日付を選択できます。指定した日付で有効な手数料および修正が価格設定時に適用されます。「価格基準日」を入力しないと、現在の日付に基づいて明細が価格設定されます。この機能は、Oracle Fusion Pricingとともに使用する場合にのみ使用できます。

契約明細の「価格基準日」フィールド
たとえば、新製品が将来導入される場合は、将来の「価格基準日」を入力すれば、販売契約にこれらを事前に追加できます。これは、製品の発売時に顧客に対する遅延を回避するのに便利です。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
デジタル営業で資産が使用可能になったので、営業担当が資産を作成、編集および表示できます。資産情報により、営業担当は自分の顧客が所有する製品を把握できるため、アップセルおよびクロスセルの商談に役立ちます。
時間、労力、資金の観点からは、新規顧客を獲得するよりも、既存の顧客に販売する方が容易です。営業担当が自分の現在の顧客ベースが所有する資産に関する詳細情報を持っていると、既存の製品を補完するか置き換える製品で、新しいクロスセルおよびアップセルの商談を作成できます。資産所有の顧客統計に基づいて、同様の顧客に対して新しい商談を作成することもできます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ロールおよび権限
- 営業担当
オーケストレーションを使用した、リードの評価および処理に関するベスト・プラクティスの営業担当への提供
オーケストレーション機能は、リードの評価および処理時に営業担当にガイダンスを提供します。
この機能により、リードでオーケストレーションを使用して、リードを評価するSDRやBDRに対してガイド付き営業エクスペリエンスをサポートできます。この機能で、ユーザーがリードのケイデンスを定義することもできます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントおよび考慮事項
リード・オブジェクトにはリードのステータスを変更する専用の処理があるため、オーケストレーション・ステップでそれらの処理を使用すれば、ユーザーが適切なタイミングで行動を取るようにガイドできます。
ロールおよび権限
営業管理者(ORA_ZBS_SALES_ADMINISTRATOR_JOB)
営業管理者は、次の権限を使用して、営業オーケストレーション・オブジェクトのESSジョブを表示、関連付け、作成、更新、実行またはスケジュールできます。
- ZCA_VIEW_SALES_ORCHESTRATION
- ZCA_CREATE_SALES_ORCHESTRATION
- ZCA_UPDATE_SALES_ORCHESTRATION
- ZCA_DELETE_SALES_ORCHESTRATION
- ZCA_RUN_SALES_ORCHESTRATION_SCHEDULER
- ZCA_EXPORT_IMPORT_SALES_ORCHESTRATION
営業担当(ORA_ZBS_SALES_REPRESENTATIVE_JOB)
営業担当は、次の権限を使用して、営業オーケストレーションを表示して任意のオブジェクトに関連付けたり、オーケストレーションの様々なステージおよびステップにオブジェクトを移動できます。
- ZCA_VIEW_SALES_ORCHESTRATION
営業マネージャ
営業マネージャは、次の権限を使用して、営業オーケストレーションを表示して任意のオブジェクトに関連付けたり、オーケストレーションの様々なステージおよびステップにオブジェクトを移動できます。
- ZCA_VIEW_SALES_ORCHESTRATION
営業VP
営業VPは、次の権限を使用して、営業オーケストレーションを表示して任意のオブジェクトに関連付けたり、オーケストレーションの様々なステージおよびステップにオブジェクトを移動できます。
- ZCA_VIEW_SALES_ORCHESTRATION
エンタープライズ・スケジューラ・ジョブのCRM用アプリケーション・アイデンティティ(FUSION_APPS_CRM_ESS_APPID)
ESS APPIDロールは、営業オーケストレーションのESSジョブを実行できます。ESS APPIDロールは、シグナル・エンリッチメントのためにオーケストレーションのREST WSを起動するため、次の権限によるRESTリソースに対するGETアクセス権が必要です。
- ZCA_RUN_SALES_ORCHESTRATION_SCHEDULER
- ZCA_VIEW_SALES_ORCHESTRATION
次世代Salesにおける商談に関連付けられたチームおよびテリトリの表示
営業ユーザーは、次世代Salesの商談に関連付けられているチーム・メンバーおよびテリトリを表示できます。
商談に関連付けられているすべてのチーム・メンバーおよびテリトリ・チーム・メンバーを簡単に一貫した方法で表示できることが、次世代Salesを使用する営業担当および営業マネージャにとっては重要です。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントおよび考慮事項
既存の商談チームの展開パネルとページは、この機能に置き換わります。元のページのカスタマイズはすべて失われます。新しい商談チームの展開パネルとページに表示されるリソース、商談チームおよびテリトリ情報は、Visual Builder Studioを使用してカスタマイズできます。
ロールおよび権限
- 営業担当
- 営業マネージャ
- 営業管理者
次世代Salesアプリケーションのリスト・ページから、レコードをお気に入りとしてマークまたはマーク解除できます。
これにより、お気に入りのレコードをすばやく簡単に操作してアクセスできるようになります。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
- デジタル営業の使用ガイドの基礎の章を参照してください。
次世代リスト・ページのカレンダおよび会計四半期でグループ化されたレコードの表示
次世代のリスト・ページでは、日付フィールドで「グループ化」フィルタ検索を実行すると、カレンダまたは会計四半期でグループ化されたレコードを表示できます。
会計四半期でグループ化すると、現在の会計四半期と次の会計四半期にクローズする商談、前の四半期に生成されたリードなどを表示するのに非常に便利な場合があります。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
- デジタル営業の使用ガイドの検索およびリストの章を参照してください。
ロールおよび権限
すべてのロールで使用できます。
リスト・ページから新しいブラウザ・タブに任意の外部URLを直接開くことができます。たとえば、アカウントの財務情報の詳細を含むサード・パーティ・ソフトウェアがある場合は、アカウントのリスト・ページからその情報に直接アクセスできます。
この機能を実装するには、まずURLを返すオブジェクト関数を作成し、次にリスト・ページで公開するスマート処理を作成します。アカウントのリスト・ページから「スマート処理」をクリックすると、対応するURLによってアカウントの財務ページが新しいタブで開きます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
アクティビティのタイムラインと販売レコードに対する更新の表示
アクティビティ・ストリームでは、過去のすべての電話、Eメールおよびその他の顧客対応の統合ビューが営業担当に表示されます。営業担当は、コンテキスト・スレッド内のそのレコードに関連する今後のアクティビティおよび過去のアクティビティを表示できます。アクティビティ・ストリームには、営業レコードに対して実行されたすべての更新が時系列に表示され、営業担当が検索およびフィルタして関連エントリに簡単にアクセスできます。スレッド化された会話およびアクティビティにアクティビティ・ストリームからドリルインすれば詳細情報を表示できます。営業担当には、デジタル営業のアクティビティに表示されるのと同じ情報がモバイルにも表示されます。
営業担当は、アクティビティ・ストリームを使用して次のことができます。
- 営業レコードに関連するすべての情報を統合ビューに表示して、情報に基づいて顧客との会話を進める
- 関連するタイムラインのレコードの会話、結果および更新を容易にフォローする
有効化のステップ
CX Sales Mobileでアクティビティ・ストリームを有効にするには、次のステップに従います。
- CX Sales MobileのOauthを使用可能にします。Oauthを使用可能にする方法の詳細は、営業担当によるアプリケーションへのサインインの維持の使用可能を参照してください。
- Oracle Identity Cloud Servicesで機密アプリケーションを構成します
- CRMアプリケーション管理者としてCX Salesにサインインします
- 「ナビゲータ」→「自分の企業」→「設定と保守」作業領域をクリックします。
- 「タスク」→「トポロジのレビュー」→「診断テスト」→「エンタープライズ・アプリケーション構成」をクリックします。
- 「エンタープライズ・アプリケーション」ドロップダウンで、Oracle SaaSを検索し、「OK」をクリックします。
- 「外部エンタープライズ・アプリケーション・エンドポイントURLの検証」で「実行」をクリックします。
- 外部エンドポイントURLをコピーし、今後のステップで使用するためにURLを保存します。
- www.oracle.com→「View Accounts」にナビゲートし、関連するポッドの名前を「Cloud Account Name」フィールドに入力します。
- Identity Cloud ServiceのMy Consoleにサインインします。
- 「次」をクリックして、Identity Cloud Serviceのパスワードを入力します。詳細は、Oracle Identity Cloud Service - スタート・ガイドを参照してください。
- Identity Cloud Serviceのコンソールでナビゲーション・ドロワーを展開し、「アプリケーション」をクリックします。
- ステップ1で作成したCX Sales Mobileに対応する機密アプリケーションを選択します。
- 「構成」→「リソース」をクリックします。
- 「セカンダリ・オーディエンス」にステップ2.5の外部エンドポイントURLを入力して「追加」をクリックします。
- プロファイル・オプションの有効化
- 営業管理者としてCX Salesにサインインします。
- 「ナビゲータ」→「自分の企業」→「設定および保守」作業領域をクリックします。
- 「タスク」→「検索」をクリックします。「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索して開きます。
- プロファイル・オプション・コードORA_ZCA_ENABLE_TRACKING_EMAIL_CONVERSATIONSを検索します。
- プロファイル値を「はい」に変更します。
- 「保存」をクリックします。
- CX Sales Mobileコンポーザで「アクティビティ・ストリーム」ボタンを使用可能にします
- 「ナビゲータ」→「構成」→「サンドボックス」をクリックし、アプリケーション・コンポーザを含む公開可能なサンドボックスを作成します。
- サンドボックス内でアプリケーション・コンポーザに移動します。
- 「共通設定」メニューまたは「概要」ページで、「モバイル・アプリケーション設定」をクリックします。
- 「CX Sales Mobileコンポーザ」タブをクリックして、CX Sales Mobile構成ツールを開きます。
- 「アプリケーション機能」ペインで、「アカウント」、「担当者」、「商談」または「リード」のいずれかをクリックします。
- 「要約」ビューをクリックし、カスタム・ページ・レイアウトを選択するか作成します。詳細は、要約ページ・レイアウトの構成を参照してください。
- 「集計」セクションの下のアクティビティ・ストリームの表示ボタンをクリックして、要約ページ・レイアウトにボタンを表示します。
- 「保存」をクリックします。
- アカウント、担当者、商談またはリードの要約ページにアクティビティ・ストリームの表示ボタンが表示されることをテストします。詳細は、構成のテストを参照してください。
- サンドボックスを公開します。
ヒントおよび考慮事項
CX Sales Mobileのアクティビティ・ストリームを有効にした後、ユーザーが2回目にモバイル・アプリケーションにサインインした後にのみ、アクティビティ・ストリームの表示ボタンが表示されます。
主なリソース
- 営業の実装ガイドのスタート・ガイドの章の営業担当によるアプリケーションへのサインインの維持の使用可能を参照してください。
- 営業の実装ガイドのCX Sales Mobileの章の要約ページ・レイアウトの構成を参照してください。
- 営業の実装ガイドのCX Sales Mobileの章の構成のテストを参照してください。
ロールおよび権限
- 営業管理者
- CRMアプリケーション管理者
- 営業担当