本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。
日付 | モジュール | 機能 | ノート |
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2023年8月24日 | 企業契約 | Oracle Content Managementを使用した契約ネゴシエーションでのコラボレーション | 更新23Bから削除された機能。 |
2023年5月4日 |
CRM共通コンポーネント |
イベント・トリガーのルーチンの作成および子オブジェクトの選択 | 文書の更新。更新23Bで導入された新機能。 |
2023年5月4日 |
CRM共通コンポーネント |
オーケストレーション・ガイダンスのステップ、処理および現在の目的を表示するためのオーケストレーション・ガイダンス展開パネル。 | 文書の更新。更新23Bで導入された新機能。 |
2023年5月4日 | CRM共通コンポーネント |
文書の更新。更新23Bで導入された新機能。 |
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2023年5月4日 |
CX基盤 |
Eメール・テンプレートを使用したEメールの作成 | 文書の更新。更新23Bで導入された新機能。 |
2023年5月4日 |
CX基盤 |
文書の更新。更新23Bで導入された新機能。 |
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2023年5月4日 |
Next Gen Salesのユーザー・エクスペリエンス |
リードの競合相手の詳細の取得 | 文書の更新。更新23Bで導入された新機能。 |
2023年5月4日 |
Next Gen Salesのユーザー・エクスペリエンス |
コールまたはWebカンファレンス中の営業ガイドの使用 | 文書の更新。更新23Bで導入された新機能。 |
2023年5月4日 |
Next Gen Salesのユーザー・エクスペリエンス |
文書の更新。更新23Bで導入された新機能。 |
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2023年3月15日 | 企業契約 | Oracle Content Managementを使用した契約ネゴシエーションでのコラボレーション | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2023年3月3日 | 初版作成。 |
このガイドには、機能の継続的提供プロセスの一部として利用できる新機能を含め、このリリースで提供されているすべての機能の要約が記載されています。
アイデア募集中
ご意見をお待ちしています。クラウド・サービスを改善する方法に関する提案がございましたら、ぜひお知らせください。Oracle Customer Connectのアイデア・ラボなど、いくつかの方法でアイデアを送信していただけます。機能名の後にこのアイコンが表示されていれば、その機能はお客様のアイデアによるものです。
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免責事項
この文書に記載された情報には、オラクルの製品開発プランに関する説明文が含まれていることがあります。オラクルの製品開発プランと、今後の製品リリースの本質および時期に対し、様々な要因が大きく影響を及ぼします。したがって、この情報はあくまで情報として提供されるものであり、マテリアルやコード、機能を提供することのコミットメント(確約)ではないため、購買決定を行う際の判断材料になさらないでください。記載されている機能の開発、リリースおよび時期については、オラクルの単独の裁量により決定されます。
この情報は、オラクルおよびその子会社や関連会社との契約を構成するものではありません。特にこの情報についてオラクルは一切の責任を負いかねます。詳細は、法律上の注意点および使用条件を参照してください。
この項では、更新の計画、デプロイおよび検証に役立つ情報を紹介します。このドキュメントには頻繁に情報が追加されるので、更新を開始する前に最新情報を必ずご確認ください。
更新の準備、デプロイおよび検証を行う際には、次のリソースを使用してください。
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四半期更新の準備および検証の方法の詳細は、My Oracle Supportの四半期更新の準備(文書ID 2445338.1)を参照してください。
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進行中のサンドボックスを公開または削除します。詳細は、アプリケーションの構成と拡張ガイドのサンドボックスの概要に関するトピックを参照してください。
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My Oracle Supportで、このリリースの最新の既知の問題と更新ドキュメント(ドキュメントID 1603154.1)を参照してください。
Oracle Cloudアプリケーションは、四半期ごとに新しい更新を配信します。つまり、ビジネスの効率的かつ効果的な管理に役立つ新しい機能を3か月ごとに受け取ります。一部の機能は使用可能な状態でされ、エンド・ユーザーが即時に使用できます。その他の機能はすぐ使用できない状態で提供され、使用可能にするために処理を実行する必要があります。無効化の状態で提供されている機能をエンド・ユーザーに対してアクティブ化するには、次の権限とステップを使用します。
- アプリケーション・オファリングのレビュー(ASM_REVIEW_APPLICATIONS_OFFERINGS_PRIV)
- Oracle Fusion Applicationsオファリングの構成(ASM_CONFIGURE_OFFERING_PRIV)
新機能をオプトインする方法を次に示します。
- 「ナビゲータ」→「自分の企業」→「新機能」をクリックします。
- 機能概要ページでオファリングを選択し、そのオファリングに固有の新機能を表示します。または、デフォルトの有効化されているすべてのオファリングの選択を維持して、すべてのオファリングの新機能を表示します。
- 「新機能」タブで新機能を確認し、「使用可能」列で機能のオプトイン・ステータスを確認します。機能がすでに有効化されている場合は、チェック・マークが表示されます。それ以外の場合は、機能を使用可能にするアイコンが表示されます。
- 「使用可能」列にあるアイコンをクリックし、機能を有効にする手順を完了します。
オファリングの新機能をオプトインする方法の詳細および詳細手順は、オファリングの構成を参照してください。
オプト・イン失効
オプトインを介して無効化された状態で提供される機能は、将来の更新で自動的に有効化される場合があります。これはオプト・イン失効と呼ばれます。クラウド・サービスにオプト・イン失効がある場合、このドキュメントに関連タブが表示されます。このタブをクリックすると、最初に機能が無効状態で提供されたのはいつか、そしてこの機能のオプト・インがいつ失効し、自動で使用可能となる見込みかが表示されます。ここをクリックして、すべてのOracle Cloudアプリケーションのオプト・インが失効した機能を確認することもできます。
列の定義:
レポート = 新規または変更済の、オラクル社提供の実行可能レポート。
UIまたはプロセスベース: 小規模 これらのUIまたはプロセスベースの機能は、通常、フィールド、検証またはプログラムの軽微な変更で構成されます。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小になります。
UIまたはプロセスベース: 大規模* これらのUIまたはプロセスベースの機能には、より複雑な設計が含まれます。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は高くなります。
機能が無効化状態で提供 = エンド・ユーザーがこれらの機能を使用する前にアクションが必要です。これらの機能は無効化されており、有効にするかどうかとその時期は自分で選択します。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域を最初にレポートに組み込む必要がある、b)新しいWebサービスを使用するには統合が必要である、c)機能にアクセスするには、ユーザー・ロールに機能を割り当てる必要があるなどです。
エンド・ユーザーがすぐに使用可能 レポートと小規模UIまたはプロセスベースの新機能が更新後にユーザーに与える影響は最小限です。したがって、顧客受入テストでは、大規模UIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当てる必要があります。 |
エンド・ユーザーが使用するためにはお客様のアクションが必要 これらの機能を使用可能にするために処理が必要になるため、中断されません。利用することを選択する際には、テストと展開のタイミングを設定します。 |
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機能 |
レポート |
UIまたは |
UIまたは |
|
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オーケストレーション・ガイダンスのステップ、処理および現在の目的を表示するためのオーケストレーション・ガイダンス展開パネル。 |
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商談に関連付けられているOracle CPQ内のアクティブな見積ステータスに対する変更に基づいて、商談のステータスを自動的に更新できるようになりました。
この機能により、アクティブな見積ステータスを反映させるために手動で商談ステータスを更新する必要がなくなり、営業担当の効率が向上します。これまで営業担当は、商談に関連付けられているアクティブな見積が「受注済」または「失注済」になった後に、商談ステータスを手動で「受注済」または「失注済」に更新する必要がありました。必要な設定ステップの完了後、この機能によりこのステップが自動実行されるようになります。この機能により、商談ステータスとアクティブな見積ステータスの同期がより正確に維持されるようになります。
有効化のステップ
この機能は、Oracle CX Sales商談とOracle CPQの両方を利用している場合に役立ちます。この機能を使用するには、これらの両方のアプリケーションが必要です。さらに、商談のクローズおよび失注ディールの競合相手を指定するときに必須の受注事由または失注事由を求めるプロファイル・オプションを両方とも無効にする必要があります。
1. プロファイル・オプションMOO_CLOSE_WINLOSS_REQDの値をNに設定して、無効にします
2. プロファイル・オプションMOO_CLOSE_COMP_REQDの値をNに設定して、無効にします
3. ORA_MOO_AUTO_UPDATE_OPPTY_STATUSの値をYに設定して、有効にします
4. 「販売ステータスの管理」FSMタスクでは、すべてのステータス・コードでそれぞれ一意の表示順序が使用されている必要があります。この表示順序に従って、自動更新時に適切な商談ステータスが選択されます。
ヒントおよび考慮事項
1. 参照ORA_ZCA_WIN_STATUSで定義されているOracle CPQの「受注済」、「失注済」、「進行中」のステータスが使用されます。他のすべてのステータスは自動更新で考慮されません。
2. 商談のクローズ時に営業ステージを更新するための追加のカスタム・フィールドが必要となる場合は、商談は自動的に更新されずエラー・メッセージが記録されます。
主なリソース
1. CX SalesとOracle CPQの統合
https://docs.oracle.com/en/cloud/saas/configure-price-quote/faicp/index.html
アクセス要件
この機能は、「営業管理者」権限を持つユーザーが有効にできます。
新しい権限が導入され、「営業制限付きユーザー」ジョブ・ロールのユーザーを使用目的レポートの目的で識別できるようになりました。新しい権限は次のとおりです:
- ユーザーを営業制限付きユーザー(制限付き)として識別(ZBS_IDENTIFY_USER_AS_SALES_RESTRICTED_USER_LIMITED_PRIV)
- ユーザーを営業制限付きユーザー(必須)として識別(ZBS_IDENTIFY_USER_AS_SALES_RESTRICTED_USER_ESSENTIAL_PRIV)
必要な権限は、Oracle Fusion Sales and Service Limited Cloud ServiceとOracle Sales Cloud Essential User Cloud Serviceのどちらのライセンスを購入したかによって決まります。これらの権限は、アップグレード・プロセスを通じて自動的に標準の営業制限付きユーザー・ジョブ・ロールに含まれます。ただし、このロールをクローニングした場合またはカスタム・ロールを作成した場合は、いずれか適切な新しい権限を手動でロールに追加する必要があります。
これらの権限の導入により、Oracle Fusion Sales and Service Limited Cloud ServiceおよびOracle Sales Cloud Essential User Cloud Serviceのライセンス・ユーザーの管理、アクセスおよびカウント業務が向上します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントおよび考慮事項
- 使用カウントを促進させるため、Oracle Fusion Sales and Service Limited Cloud ServiceまたはOracle Sales Cloud Essential User Cloud Serviceライセンスのユーザーは、関連する権限を取り込む必要があります。権限は自動的に営業制限付きユーザー・ロールに追加されます。ただし、カスタム・ロールまたは「営業制限付きユーザー」ジョブ・ロールからクローニングされたロールには、適切な権限を手動で追加する必要があります。
-
Oracle Fusion Sales and Service Limited Cloud Serviceライセンス・ユーザーは、ZBS_IDENTIFY_USER_AS_SALES_RESTRICTED_USER_LIMITED_PRIV権限を追加します
-
Oracle Sales Cloud Essential User Cloud Serviceライセンスの場合は、ZBS_IDENTIFY_USER_AS_SALES_RESTRICTED_USER_ESSENTIAL_PRIV権限を追加します
主なリソース
営業およびサービスのセキュリティ・リファレンス・ガイド。営業制限付きユーザー・ロール(ジョブ・ロール)の項を参照してください。
アクセス要件
営業管理者
メッセージ・テンプレートを通じてチームに標準コンテンツを提供し、チームがそのコンテンツをカスタマイズしてリード、商談およびアカウント担当者に送信できるようにします。メッセージ・テンプレートは次世代Salesで使用できます。
メッセージ・テンプレートにより、収集整理が行われたコンテンツをチームに提供し、営業全体に一貫性を持たせることができるため、時間の節約につながります。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントおよび考慮事項
メッセージ・テンプレートは、オーケストレーション・ステップおよび「Eメールの送信」処理で使用できます。どちらも次世代Salesで使用可能です。
アクセス要件
「メッセージ・テンプレートの管理」権限が次のロールに提供されます:
- 営業管理者
- アプリケーション実装コンサルタント
- 顧客関係管理アプリケーション管理者
イベント・トリガーのルーチンの作成および子オブジェクトの選択
リード担当者、商談担当者、商談売上および顧客対応参照用のルーチンを作成し、ルールに親属性を含めることができるようになりました。削除は、不要になったルーチンを削除するクイック処理としても使用できます。ルーチンが削除されると、ルーチン定義と履歴が完全に削除されます。また、次世代Salesを使用している場合は、レコードの作成、更新または削除時など、イベントが発生したときに実行するルーチンをトリガーできます。
イベント・トリガーを使用すると、管理者が利害関係者に重要な変更を通知できるため、利害関係者が妥当な期間に対応できます。たとえば、リード、商談またはタスクの所有者が変更された場合に所有者に通知します。子オブジェクトのルーチンで、親および子の条件に基づいて子レコードを更新できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントおよび考慮事項
ルーチンが削除されると、ルーチン定義と履歴が完全に削除されます。
主なリソース
営業の実装ガイドのルーチンの章を参照してください。
アクセス要件
イベント・トリガーは、ルーチンの管理権限を持つユーザーの次世代Salesで使用できます。
次のロールにはルーチンの管理権限があります:
- 営業管理者
- アプリケーション実装コンサルタント
- 顧客関係管理アプリケーション管理者
オーケストレーション・ガイダンスのステップ、処理および現在の目的を表示するためのオーケストレーション・ガイダンス展開パネル。
この機能では、オーケストレーション展開パネルを使用して、オーケストレーション・ガイダンスのステップ、オーケストレーション処理および商談の現在のステージに対応する目的が表示されます。また、この機能により、営業担当がページを手動でリフレッシュしなくても次のステップを自動的に表示できます
この機能により、ユーザーの操作性が向上するため、生産性が向上します
有効化のステップ
この機能を使用する前に、必要なアクセス権を付与してください。詳細は、アクセス要件の項を参照してください。
リードおよび商談管理に対して、プロファイル・オプション「オーケストレーション使用可能」(ORA_ZCA_ENABLE_ORCHESTRATION)をサイト・レベルで「はい」に設定して、オーケストレーション機能を使用可能にする必要があります。
-
「設定と保守」作業領域から「管理者プロファイル値の管理」タスクを開きます。
-
オファリング: 営業
-
機能領域: 販売基盤
-
タスク: 管理者プロファイル値の管理
-
-
「管理者プロファイル値の管理」ページで、「プロファイル表示名」に
「オーケストレーション使用可能」
と入力してプロファイル・オプションを検索します。 -
サイト、リード管理および商談管理のプロファイル値として「はい」を選択します。
-
「保存してクローズ」をクリックします。
アクセス要件
オーケストレーションのランタイム機能にアクセスするには、「営業オーケストレーションの表示」機能権限(ZCA_VIEW_SALES_ORCHESTRATION)がユーザーに必要です。
この機能により、担当者がアカウント、担当者商談、リードなどのメインオブジェクトのサブビューのコンテキストで情報を検索できます。
この機能により、担当者がサブビューで情報を見つける能力が向上し、生産性と売上が向上します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントおよび考慮事項
- 問合せ不可のフィールドは、この機能で検索できません
- オブジェクトで使用可能なすべてのフィールドをこの機能で検索できるわけではありません。サポートされているフィールドを選択できるように、検索用のドロップダウンが表示されます。
ワークスペースで動的日付を使用して日付フィルタを追加できるようになりました。たとえば、クローズ日を次の7日以内とするフィルタを追加できます。これは、循環日付に基づく利便性の高い保存済検索を作成する際に役立ちます。
循環日付に基づく利便性の高い保存済検索を作成する際に役立ちます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
アクセス要件
すべてのユーザーが使用できます。
販売アカウントの関係および階層へのドリルインおよび探索を対話形式で実行
営業担当が「アカウント」リスト・ビューからアカウント関係コンテキストを選択して、子アカウントと親アカウントを表形式で参照できるようになりました。この新機能により、関連するすべてのアカウントに関するナレッジをすばやく表示、比較および使用できるようになります。
この新機能を使用して、営業担当はアカウントの親および子関係を対話形式で調査できます。営業担当がより生産性の高いワークリスト・ビューを使用できるようになることで、新しい商談の創出とアカウント構造に対する販売増を期待できます
有効化のステップ
- 「ナビゲーション」->「ツール」->プロセスのスケジュール->新規プロセスのスケジュールで、次のスケジュール済プロセス名を検索します
- スケジュール済プロセス名: アカウント階層の非正規化データのリフレッシュ
- 摘要: アカウント階層の非正規化データをリフレッシュします。
- 「OK」をクリックします。
- 「プロセス詳細」ダイアログ・ボックスが表示されます。「詳細」ボタンをクリックします。
- 「拡張オプション」の下の、「パラメータ」タブの下で「完全リフレッシュ」のパラメータを公開する必要があります。これはデフォルトで「いいえ」が選択されています。
- 「拡張オプション」の下の「スケジュール」タブに移動し、要件に従ってリフレッシュの頻度を選択します。たとえば、階層が頻繁に変更される場合は、要件に従って「日次」、「週次」または「月次」のいずれかの頻度を選択する必要があります。
- 「送信」をクリックします。
アップグレード後は、完全リフレッシュを1回のみ実行する必要があります。再実行リクエストは、データが階層に追加されたり、階層から削除された場合にのみ行う必要があります。階層が変更される頻度に応じて、このジョブをスケジュールして頻度を選択する必要があります。このモードでの実行が初めての場合、ジョブは完全リフレッシュとして動作し、それ以外の場合は影響を受けるノードのみが同期されます。
主なリソース
この機能は2023年5月にリリースされています。5月更新の営業の実装ガイドのアカウントおよび担当者の章を参照してください。
アクセス要件
HZ_RUN_TRADING_COMMUNITY_ACCOUNT_HIERARCHY_CHANGE_IDENTIFICATION_PRIV権限を管理者ロールに追加する必要があります。
新しい「アカウント」階層サブビュー・ページを使用して、営業担当が親および子アカウントを参照および操作し、アカウント構造と親子関係の詳細を確認できるようになりました。
新しい「アカウント」階層サブビュー・ページを使用して、営業担当は同じ組織構造内の他の関連アカウントを調査して、他支店への売込みを図ることができます。
有効化のステップ
- 「ナビゲーション」->「ツール」->プロセスのスケジュール->新規プロセスのスケジュールで、次のスケジュール済プロセス名を検索します
- スケジュール済プロセス名: アカウント階層の非正規化データのリフレッシュ
- 摘要: アカウント階層の非正規化データをリフレッシュします。
- 「OK」をクリックします。
- 「プロセス詳細」ダイアログ・ボックスが表示されます。「詳細」ボタンをクリックします。
- 「拡張オプション」の下の、「パラメータ」タブの下で「完全リフレッシュ」のパラメータを公開する必要があります。これはデフォルトで「いいえ」が選択されています。
- 「拡張オプション」の下の「スケジュール」タブに移動し、要件に従ってリフレッシュの頻度を選択します。たとえば、階層が頻繁に変更される場合は、要件に従って「日次」、「週次」または「月次」のいずれかの頻度を選択する必要があります。
- 「送信」をクリックします。
アップグレード後は、完全リフレッシュを1回のみ実行する必要があります。再実行リクエストは、データが階層に追加されたり、階層から削除された場合にのみ行う必要があります。階層が変更される頻度に応じて、このジョブをスケジュールして頻度を選択する必要があります。このモードでの実行が初めての場合、ジョブは完全リフレッシュとして動作し、それ以外の場合は影響を受けるノードのみが同期されます。
主なリソース
この機能は2023年5月にリリースされます。5月更新の営業の実装ガイドのアカウントおよび担当者の章を参照してください。
アクセス要件
HZ_RUN_TRADING_COMMUNITY_ACCOUNT_HIERARCHY_CHANGE_IDENTIFICATION_PRIV権限を管理者ロールに追加する必要があります。
ユーザーは、事前定義済のEメール・テンプレートを使用してEメールを作成および送信できます。
- すぐに使用できる事前定義済Eメール・メッセージ・テンプレートをユーザーが使用してEメールを作成できます
- 反復的なコンテンツを手動入力する必要がなくなるので、ユーザーの生産性が向上し、時間を節約できます。
- 一貫性のあるメッセージが顧客全体に送信されるので、ブランドの一貫性が生まれます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントおよび考慮事項
Oracle EmailのEメール・テンプレート
前提条件:
Oracle EmailでEメール・テンプレートを有効にするには、プロファイル・オプションORA_ZCA_DS_EMAIL_OPTIONSのプロファイル値を「Oracle Mail」に設定する必要があります(このオプションはデフォルトで有効になります)。
Eメール・テンプレートを選択するステップ:
- アシスタントから「Eメールの送信」処理をクリックすると、Eメール作成フォームがSales Cloudアプリケーションで開きます
- Eメール・テンプレートを選択するには、ドロップダウンを含む「Eメール・テンプレート」アイコンをフォームの下部で使用します。
- アイコンをクリックすると、管理者が有効にしたEメール・テンプレートのリストが、事前定義済のメッセージとともにドロップダウンに表示されます。
- 目的のテンプレートを選択すると、Eメール作成フォームにメッセージがロードされます
MS Exchange (Redwood Compose UX使用)のEメール・テンプレート
前提条件:
Oracle EmailでEメール・テンプレートを有効にするには、プロファイル・オプションORA_ZCA_DS_EMAIL_OPTIONSのプロファイル値を「MS Exchange (Redwood Compose UX使用)」に設定する必要があります(このオプションはデフォルトで有効になります)。
Eメール・テンプレートを選択するステップ:
- アシスタントから「Eメールの送信」処理をクリックすると、Eメール作成フォームがSales Cloudアプリケーションで開きます
- Eメール・テンプレートを選択するには、ドロップダウンを含む「Eメール・テンプレート」アイコンをフォームの下部で使用します。
- アイコンをクリックすると、管理者が有効にしたEメール・テンプレートのリストが、事前定義済のメッセージとともにドロップダウンに表示されます。
- 目的のテンプレートを選択すると、Eメール作成フォームにメッセージがロードされます
MS Exchange Office 365のEメール・テンプレート:
前提条件:
MS ExchangeでEメール・テンプレートを有効にするには、プロファイル・オプションORA_ZCA_DS_EMAIL_OPTIONSでプロファイル値を「MS Exchange Office365 UI」に設定する必要があります。
この機能を起動する前に、アプリケーションでMS Exchangeを構成しておく必要があります。
Eメール・テンプレートを選択するステップ:
- アシスタントから「Eメールの送信」処理をクリックすると、アプリケーションでポップアップが開き、Eメール・テンプレートの選択を促すプロンプトが表示されます
- Eメール・テンプレートを選択しない場合は、「スキップ」オプションを選択できます
- テンプレートを使用する場合は、検索ドロップダウンを使用してテンプレートを検索できます。
- 目的のテンプレートを選択すると、MS ExchangeのEメール作成フォームにメッセージがロードされます
ネイティブ・クライアントのEメール・テンプレート:
前提条件:
ネイティブ・クライアントでEメール・テンプレートを有効にするには、プロファイル・オプションORA_ZCA_DS_EMAIL_OPTIONSで、プロファイル値をOSネイティブUIに設定する必要があります。
ネイティブEメール・クライアント(Outlook、Appleメールなど)を、ユーザーのデスクトップ/ラップトップに構成する必要があります。
Eメール・テンプレートを選択するステップ:
- アシスタントから「Eメールの送信」処理をクリックすると、アプリケーションでポップアップが開き、Eメール・テンプレートの選択を促すプロンプトが表示されます
- Eメール・テンプレートを選択しない場合は、「スキップ」オプションを選択できます
- テンプレートを使用する場合は、検索ドロップダウンを使用してテンプレートを検索できます。
- 目的のテンプレートを選択すると、ネイティブ電子メール・アプリケーションのEメール作成フォームにメッセージがロードされます
アクセス要件
営業担当
営業ユーザーは非公開ノートを作成して、レコードに関する機密更新やその他の機密情報を記録できます。
担当者、アカウントまたは商談に関する個人情報や機密情報をユーザーがOracle Salesアプリケーションに保存して、そのノートを作成者のみが表示可能にできます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントおよび考慮事項
-
ノートを非公開としてマークするには、「ノートの作成」フォームのチェック・ボックスを使用して、ノートを非公開にします
-
処理バーの「非公開ノートの表示」処理を使用して、自分が作成した非公開ノートを表示できます
-
ノートを共有する場合は、ノート・フォームの非公開オプションの選択を解除すると、ノートが公開されます。公開すると、アクティビティ・フィードの全員にノートが表示されます
アクセス要件
営業担当
管理されたモバイル・デバイスからのCX Salesへのアクセスのみを許可
企業のデバイス管理ソフトウェアを使用して、管理されているデバイスにのみCX Salesへのアクセスを許可します。このアプローチを使用すると、特定のプラットフォーム(iOSやAndroidなど)からのアクセスをさらに制限できます。
管理されているデバイスおよび特定のプラットフォームにアクセスを限定することで、販売データのセキュリティを向上させます。
有効化のステップ
アプリケーション・コンポーザを利用してページ・レイアウトおよび属性を表示/調整します。アプリケーション・コンポーザの使用によるアプリケーションの拡張の詳細は、Oracle Help Center→関心のあるアプリケーション・サービス領域→「Books」→「Configuration and Extension」を参照してください。
- サンドボックス内でアプリケーション・コンポーザに移動します
- 「モバイル・アプリケーション設定」をクリックします。
- 「設定」をクリックします。
- セキュリティ設定をクリックします。
- 管理されたデバイスにのみアクセスを制限の設定をオンにします
- コピー・アイコンをクリックして、クライアント・アクセス・キーをコピーします。
- 変更を保存します。
- MDMソフトウェアを使用して、CXM_ACCESS_KEY値にコピーしたクライアント・アクセス・キーを設定します。
- MDMソフトウェアを使用して、アプリケーションを管理対象デバイスにデプロイします。
- サンドボックスをテストして公開します。
管理されたデバイスにのみアクセスを制限
ヒントおよび考慮事項
キーを変更する必要がある場合は、セキュリティ設定の下のオプションを使用して新しいキーを生成します。新しいキーを再生成して保存する場合、既存のすべてのアプリケーションをMDMソフトウェアを使用して新しいキーで更新する必要があります。
アクセス要件
営業管理者
アプリケーションによって会議ノートのテキストが分析され、ノートで言及されている担当者が欠落している場合に、その担当者を追加するよう推奨されます。たとえば、リードに関する作業中、あるアカウント担当者の名前が言及されその担当者がリード担当者として追加されていない場合に、営業担当に推奨の通知が届きます。
リードおよび商談に担当者を追加するよう営業担当に通知が届くため、担当者の見落としを回避できます。
有効化のステップ
アプリケーション・コンポーザを利用してページ・レイアウトおよび属性を表示/調整します。アプリケーション・コンポーザの使用によるアプリケーションの拡張の詳細は、Oracle Help Center→関心のあるアプリケーション・サービス領域→「Books」→「Configuration and Extension」を参照してください。
- サンドボックス内でアプリケーション・コンポーザに移動します
- Oracle Sales Assistant設定にナビゲートします
- 「テキスト分析の構成」タブをクリックします
- リンクをクリックして推奨を構成します
- ビジネス・ニーズに応じて、担当者の追加の推奨を有効または無効にします
担当者の追加の推奨
CX Sales Mobileの重複照合により、取引帳簿をクリーンな状態で維持します。新しい担当者またはアカウントを作成するときに、エンタープライズ・データ品質が組織の重複照合基準に基づいて、一致する項目がないかを確認します。類似するアカウントまたは担当者が存在した場合、ユーザーは既存のレコードを選択するか、そのまま新しいレコードの作成を続けることができます。
動画デモ: 新しい担当者およびアカウントを作成する際の重複可能性の特定
アカウントおよび担当者データをクリーンな状態で維持することで、顧客インサイトおよび意思決定に対する信頼性を高めます。
有効化のステップ
アプリケーション・コンポーザを利用してページ・レイアウトおよび属性を表示/調整します。アプリケーション・コンポーザの使用によるアプリケーションの拡張の詳細は、Oracle Help Center→関心のあるアプリケーション・サービス領域→「Books」→「Configuration and Extension」を参照してください。
前提条件: 環境内で重複チェックを有効にし、エンタープライズ・データ品質照合構成をアクティブにする必要があります。詳細は、Oracle Help Centerの重複チェックの有効化およびエンタープライズ・データ品質照合構成の管理を参照してください。
CX Sales Mobileで重複チェックを有効にするステップ:
- アプリケーション・コンポーザが有効の公開可能サンドボックスを作成し、サンドボックスに入ります
- 「アプリケーション・コンポーザ」 > 「モバイル・アプリケーション設定」 > 「CX Sales Mobileコンポーザ」 > 「設定」にナビゲートします
- 設定のリストで、「重複のチェック」を展開します
- アカウントに使用可能スイッチをオンにして、アカウントの重複チェックを有効にします
- 担当者に使用可能スイッチをオンにして、担当者の重複チェックを有効にします
- 画面の右上隅にある「保存」をクリックします
- CX Sales Mobileで重複チェックが機能することを検証します
- サンドボックスを公開します
動画デモ: CX Sales Mobileで重複チェックを有効にする
ヒントおよび考慮事項
有効にすると、重複チェックは同期的に実行されます。作成ページで「保存」をタップした後、ユーザーは重複チェックが完了するまで次のステップに進むことができません。
新しいアカウントまたは担当者について5件を超える潜在的一致が検出された場合、エンタープライズ・データ品質照合構成で設定されたスコアリング基準によって決定された、スコアリング上位5件の潜在的一致がユーザーに表示されます
主なリソース
アクセス要件
営業管理者
営業マネージャ
営業担当
アプリケーション使用状況インサイトで、フィルタに複数のフィルタ値を選択できます。ビジュアライゼーション、チャートおよびダッシュボード・ページにレンダリングされたインサイトに、選択したフィルタ値が反映されます。
ダッシュボード・ページ、ビジュアライゼーションまたはチャートを複数のフィルタ値でフィルタすることで、インサイトの完全性と関連性が向上し、営業マネージャの生産性向上につながります。これにより、単一のフィルタ値を使用する問合せを個別に実行する必要がなくなります。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
分析の作成および管理ガイドのアプリケーションの採用および使用状況レポートの章のアプリケーション使用状況インサイトの項を参照してください。
アクセス要件
営業管理者
営業マネージャ
自動スケジュール済バックグラウンド・プロセスを使用して、「契約条件」ページまたはOracle Contracts Wordアドインから契約文書をアップロードできます。アップロードの進行中は、「契約条件」ページから限定的な処理の実行や、他の契約に関する作業を実行できます。このオプションを上書きして、文書をリアルタイムでアップロードすることもできます。
バックグラウンドでアップロード
アップロードの進行中は、プロセス・ステータスがバナーとして表示されます。
契約のアップロード・ステータス・バナー
契約文書がアップロードされるとEメールで通知され、アプリケーションで通知を表示することもできます。
これは、アップロードに時間がかかるサイズの大きい文書をアップロードする場合に便利です。
有効化のステップ
「条件テンプレートの編集」ページの「バックグラウンド・アップロードの許可」チェック・ボックスを使用します
条件テンプレートでのバックグラウンド・アップロードの許可
ダウンロードしたWord文書でのコンテンツ・コントロールの表示
構造化条件が使用されている場合、Microsoft Wordにコンテンツ・コントロール・ボックスを表示することを選択して契約をダウンロードできます。
契約をMicrosoft Wordにダウンロードし、条項、条項タイトルまたはセクション・タイトルのそれぞれをクリックすると、コンテンツ・コントロール・ボックスが表示されます。
ダウンロードした契約上のコンテンツ・コントロール
キーボードの[End]キーを押してコンテンツ・コントロール・ボックスを終了し、新しいセクションまたは条項を追加します。Wordスタイルを使用して新しいコンテンツを手動で追加し、新しいセクションおよび条項をマークできます。内部アプリケーション・ユーザーはOracle Contractsアドインも使用できます。
既存のセクションや条項の周囲にコンテンツ・コントロール・ボックスが表示されることで、ダウンロードした契約上で新しいコンテンツを追加する場所が簡単に見つかります。これにより、アプリケーションにアップロードされた契約上で変更箇所をすばやく特定して閲覧できます。
有効化のステップ
条件テンプレートで「ダウンロード済契約のコンテンツ・コントロールを表示」オプションを選択すると、そのテンプレートを使用する契約がダウンロードされたときにMicrosoft Word上でコンテンツ・コントロール・ボックスが表示されます。
条件テンプレートの編集
ヒントおよび考慮事項
コンテンツ・コントロール・ボックスの表示を選択した場合、コンテンツ・コントロール・ボックスはアプリケーションからダウンロードされた既存のコンテンツの周囲にのみ表示されます。追加した新しいセクションや条項の周囲には表示されません。
拡張インタフェースを使用した、プロファイル品質スコアを計算するための構成可能スコアリング・ロジックの定義
追加の属性演算子を使用して、顧客プロファイルの完全性および属性値に基づいてスコアを構成します。
この拡張機能により、顧客プロファイル・スコアの決定方法をより柔軟に定義できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ダイアグラム・ツールを使用したオーケストレーション・プロセスの作成
営業管理者がオーケストレーション・プロセスをダイアグラムとして作成できます。追加の拡張機能として、本稼働前にプロセスをシミュレーションとしてテストする機能もあります。また、このリリースでは、ステップに猶予期間を追加することや、営業担当と顧客のやり取りに応じたステップの自動完了が可能です。
ダイアグラム・ツールおよびその他の拡張機能により、オーケストレーション・プロセスの設定が簡素化され、結果のプロセスがより強力になります。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
この機能により、リードの競合相手を追跡し、そのいずれかをプライマリ競合相手として指定できます。リードを商談に変換すると、マップされた競合相手の情報が自動的に商談に引き継がれます。
競合相手のデータを追跡すれば、リードと見込み客についての役立つインサイトが得られます。たとえば、ディールをより効果的にクローズできるように、適切な営業戦略を計画できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントおよび考慮事項
この機能を有効にするために必要なステップはありませんが、選択に使用できる競合相手レコードがシステムに存在する必要があります。システムで競合相手を作成および管理する方法の詳細は、次のドキュメントのリンクを参照してください: https://docs.oracle.com/en/cloud/saas/sales/oasal/manage-sales-competitors.html#s20053974
主なリソース
- 営業の実装ガイドの競合相手の章
- 営業の使用ガイドのリードの章
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「適応型検索の構成」ページで「競合相手」オブジェクトが有効かどうかを確認します。
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これが有効でない場合は、次のステップを使用して有効にしてください:
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「設定および保守」で、「オファリング: 営業」機能領域: 「営業基盤」タスク: 「適応型検索の構成」にナビゲートします。
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「適応型検索の構成」ページで、「設定」タブをクリックします。
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「営業」セクションで、チェック・ボックスをクリックして「競合相手」オブジェクトを有効にします
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「処理」メニューの「公開」を選択します。
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「モニター」タブを選択します。「プロセスの開始」をクリックして、エラスティック検索の索引付けを開始します。
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ノート: このジョブはバックグラウンドで継続的に実行されます。最初は、エラーが発生することがよくあります。「待機」ステータスが表示されるまでプロセスを再起動してください。ジョブが正常に完了したら、サインアウトしてアプリケーションに再度サインインします。
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リスト・ページの検索バーが拡張され、直感的なデザインになりました。フィルタ・チップが表示され、これをクリックするとフィルタ・ファセットが表示されます。これにより、より簡単にデータの検索とフィルタリングを実行できます。
検索とフィルタリングが容易になります。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
アクセス要件
これはすべてのユーザーが使用できます。
オーケストレーション・プロセスを使用して、営業担当にかわってフォローアップEメールを顧客に自動的に送信
営業管理者は、顧客がEメールに返信しなかった場合に自動的に送信されるEメールを設定できます。たとえば、営業担当がディスカバリ・コールの実施に関する依頼を顧客に送信し、顧客が返信しなかった場合に、オーケストレーション・プロセスが営業担当にかわってフォローアップEメールを自動的に顧客に送信します。
このEメールの自動化機能により、事前定義されたオーケストレーションに基づいて見込み客や顧客を自動的にフォロー・アップできるため、営業担当の時間を節約できます。
有効化のステップ
アプリケーション・コンポーザを利用してページ・レイアウトおよび属性を表示/調整します。アプリケーション・コンポーザの使用によるアプリケーションの拡張の詳細は、Oracle Help Center→関心のあるアプリケーション・サービス領域→「Books」→「Configuration and Extension」を参照してください。
アプリケーション・コンポーザで「オーケストレーション設定」アイコンをクリックしてオーケストレーションのリストを表示します。
オーケストレーション名をクリックして、既存のオーケストレーションを編集するか、「オーケストレーションの作成」ボタンを使用して新しいオーケストレーション・フローを作成します
オーケストレーションの設定時に、ステップ・タイプ「Eメール自動化」を選択し(適切な場合)、その後、ステップ・プロパティを使用してステップに適したEメール・テンプレートを選択します。
オーケストレーションが作成されたら、オーケストレーションをアクティブ化します。
アクセス要件
オーケストレーションを構成する管理者には次のロールと権限が必要です。
シリアル番号 | 機能権限名 | 機能権限コード | コメント |
---|---|---|---|
1 | 営業オーケストレーションの表示 | ZCA_VIEW_SALES_ORCHESTRATION | 営業オーケストレーションのリストまたは特定の営業オーケストレーションの表示 |
2 | 営業オーケストレーションの作成 | ZCA_CREATE_SALES_ORCHESTRATION | 新しい営業オーケストレーションの作成 |
3 | 営業オーケストレーションの更新 | ZCA_UPDATE_SALES_ORCHESTRATION | 既存の営業オーケストレーションの更新 |
4 | 営業オーケストレーションの削除 | ZCA_DELETE_SALES_ORCHESTRATION | 営業オーケストレーションの削除 |
5 | 営業オーケストレーションスケジュール済ジョブの実行 | ZCA_RUN_SALES_ORCHESTRATION_SCHEDULER |
営業オーケストレーション関連のスケジュール済ジョブの実行、スケジューリングおよびモニタリング |
オーケストレーション・プロセスのステップに、管理者が営業ガイドを追加できるようになりました。そのため、営業担当が営業ガイドを使用してステップを完了しやすくなりました。
企業は販売プロセスの適切なタイミングで適切な情報を収集するように営業担当を促し、その情報をユーザーのために自動的に取得できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
アクセス要件
営業管理者は、オーケストレーションのステップに営業ガイドを追加できます
営業担当またはレコードで作業する他のユーザーは、ステップでプロンプトが表示されたときにこれらの営業ガイドに入力できます。
営業担当は、アクティブなコールまたはWebカンファレンス中に営業ガイドを使用して、顧客ミーティングに役立てることができます。
営業担当は、電話やWebカンファレンスで顧客とミーティング中に、適切な情報を収集できます。これにより、会話の質が向上し、顧客対応が充実します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
アクセス要件
営業担当または顧客と連絡するユーザー
CX Sales MobileでのOracle Sales Assistantのようこそメッセージ
営業担当にようこそメッセージを表示し、CX Sales MobileのSales Assistantに依頼できることを営業担当者に提示します。ようこそメッセージは会社のビジネス・ニーズに合わせて調整できます。
CX Sales MobileでのOracle Sales Assistantのようこそメッセージ
この機能を使用して、Oracle Sales Assistantの使用を開始する際に役立つ例を営業担当に提示できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントおよび考慮事項
デフォルトで利用できる提案が、組織固有のビジネス・プロセスと関連性があるかどうかを確認します。Oracle Sales Assistantの共通構成ツールを使用して、ビジネス・ニーズにあわせてフレーズを追加、削除または更新できます。
ようこそメッセージをカスタマイズするには:
- アプリケーション・コンポーザが有効の公開可能サンドボックスを作成し、サンドボックスに入ります。
- 「アプリケーション・コンポーザ」にナビゲートします。
- 「Oracle Sales Assistant設定」をクリックします。
- 「共通構成」 タブをクリックして、Oracle Sales Assistant共通構成ツールを開きます。
- レスポンス・テキスト・セクションをクリックします。
- 文字列の選択ドロップダウン・リストで「ようこそ」を検索します。
- ようこそメッセージ文字列を選択し、文字列の編集フィールドで変更を加えます。
- 「保存」をクリックします。営業アシスタント・スキルの選択ダイアログが表示されます。
- 営業アシスタント・スキルの選択ダイアログで、更新した文字列の転送先の営業アシスタント・スキルを選択します。
- 「保存」をクリックします。
Oracle Sales Assistant共通構成ツールでのようこそメッセージの編集
アクセス要件
- 営業担当