- 改訂履歴
- 概要
- 機能のサマリー
- HCM共通
- HCM共通の重要な処理と考慮事項
- HCM共通の制限付提供
- 人事管理
-
- グローバル人事管理
- 文書レコード
- 雇用
- 人事管理/雇用の置き換えられた機能または削除された機能
- ジャーニ
-
- 未完了ジャーニ・タスクの保存
- 単一アクティビティとしての複数の個人へのジャーニの割当
- 「アクティビティ」タブのジャーニ割当結果のモニター
- ジャーニ・タスク完了の添付を必須に設定
- 「検討」タブと「自分のジャーニ」タブのソート・オプション
- 個人ジャーニの作成は「検討」タブからのみ
- ネイティブ電子署名ジャーニ・タスクでのパスワード検証の有効化
- 割当済ジャーニの強制完了
- 割当済ジャーニの削除
- ジャーニ・ページでのエンタープライズ・オンボーディング・ステップ名の表示
- 個別報酬イベントに対するジャーニの自動トリガー
- ジャーニ・テンプレート構成時の追加のアプリケーション・タスク
- 追加のシード済ジャーニ
- 検討および「アクティビティ」ジャーニ・タブの機能セキュリティ変更
- ジャーニ・タスク完了のコメントを必須に設定
- 割当済ジャーニ・タスクの不注意による削除の防止
- ジャーニ・タスクの繰延割当日
- 割当済ジャーニ・タスクの連絡先情報詳細
- I-9検証ステータス・ジャーニ・タスク
- 割当済ジャーニの編集
- 複数のジャーニ・タスクの再割当、再オープンおよびリマインダの送信
- ジャーニ・タスクのユーザー・エクスペリエンスの変更
- ライブラリ・タスクのタスク割当日の指定
- 割当済タスクの編集
- アラート・ベースの通知にデフォルト設定されるチェックリスト・テンプレートの処理モード
- ジャーニ・カードに表示される繰延バッジ
- 個人
- ワークフォース・ストラクチャ
- バーレーンの人材管理
- カナダの人材管理
- アイルランドの人材管理
- イギリスの人材管理
- 米国の人材管理
- グローバル給与インタフェース
- ワークフォース・ディレクトリ管理
- 人事管理のトランザクション・ビジネス・インテリジェンス
- グローバル人事管理
- 人事管理の重要な処理と考慮事項
- 人事管理の制限付提供
本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。
日付 | 製品 | 機能 | ノート |
---|---|---|---|
2022年3月4日 | グローバル人事管理 | 通知からジャーニ・ページへの直接ナビゲート | 文書の更新。2月のメンテナンス・パック(更新21D)で導入された機能。 |
2022年3月4日 |
グローバル人事管理 |
「割当済ジャーニ」ページのパフォーマンス向上 | 文書の更新。2月のメンテナンス・パック(更新21D)で導入された機能。 |
2022年2月25日 | 初版作成。 |
HCM Cloudアプリケーションについては、このWhat's Newに記載されている次の2つのタイプのパッチを取得できます。
- リリース更新(22A、22B、22Cおよび22D)
- 各更新に対するオプションの月次メンテナンス・パック
環境で使用しているリリース更新を把握することが重要です。これはクラウド・ポータルで確認できます。
____________________
お客様のアイデアをお聞かせください
オラクル社ではお客様の声を大切にしております。製品の改善についてご提案がございましたら、ぜひお聞かせください。Oracle Customer Connectのアイデア・ラボでお客様のアイデアを受け付けております。本書では、機能名の後に電球アイコンが表示されていれば、その機能はお客様のアイデアによるものです。
____________________
全HCM製品に関して推奨される参照ドキュメントは次のとおりです。
- Human Resources What’s New – グローバル人事管理の項では、他のアプリケーションが基盤としているベース・アプリケーションの機能を確認できます。
ノート: すべてのグローバル人事管理機能が、タレントおよび報酬製品に使用できるわけではありません。
- Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)これらのドキュメントには、バグ修正および考えられる既知の問題が記載されています。また、現在使用しているか、今後移行するリリース更新バージョンに基づいて、次のドキュメントも参照することが必要になります。
- Oracle Help Center – ここでは、ガイド、ビデオおよび検索可能なヘルプを見つけることができます。
- リリース・レディネス – 新機能のサマリー、新機能、機能リスト・スプレッドシート、スポットライトおよびリリース・トレーニング
フィードバックをお寄せください
本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.com.までお送りくださいHCM Cloudの新機能に関するお問い合せかフィードバックかを電子メールの本文または件名に明記してください。
列の定義:
レポート = 新規または変更され、Oracleで提供される、実行準備が完了したレポート。
UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は通常、フィールド、検証またはプログラムの小さな変更で構成されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小限になります。
UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、より複雑に設計されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は高くなります。
使用できない状態で提供される機能 = これらの機能をエンド・ユーザーが使用するにはアクションが必要です。これらの機能は無効化された状態で提供され、有効にするかどうかや有効にする時期を任意で選択します。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域を最初にレポートに組み込む必要がある、b)新しいWebサービスを使用するには統合が必要である、c)機能にアクセスするには、ユーザー・ロールに機能を割り当てる必要があるなどです。
エンド・ユーザーがすぐに使用可能 レポートおよび小規模なUIまたはプロセスベースの新機能は、更新後のユーザーに対する影響を最小限に抑えます。したがって、顧客受入れテストでは、大規模なUIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当ててください。 |
エンド・ユーザーが使用する前に顧客による処理が必要 これらの機能を使用するために、膨大な作業は不要です。選択的に使用するよう選択すると、テストおよびロールアウトのタイミングを設定できます。 |
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---|---|---|---|---|---|---|
機能 |
レポート |
UIまたは |
UIまたは |
|
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Oracle Global Human Resourcesでは、柔軟で拡張可能なベスト・プラクティスを使用してすべてのワークフォース・セグメントを計画、管理および最適化することで、コンプライアンスを確保し、全体的なワークフォース・エンゲージメントを強化しながら、大きなメリットを得られます。
ジャーニを有効にしている場合は、ジャーニまたはタスク通知からのナビゲーションが効率化されました。ジャーニ・プロファイルORA_PER_JOURNEYS_ENABLEDが有効な場合は、適切なジャーニ・ページが表示されます。このプロファイルが有効になっていない場合は、引き続きそれぞれの「オンボーディング」および「チェックリスト」レスポンシブ・ページが表示されます。
この機能の特徴は次のとおりです。
- ジャーニのプロファイルが有効な場合は、すべてのディープ・リンクでジャーニ・ページが表示されます。
- ジャーニ・プロファイルが有効な場合は、.icsファイルのリンクでも、それぞれのジャーニ・ページが表示されます。
- その個人に対するアクセス権がないタスク実行者は、通知のジャーニの「自分のタスク」タブが表示されます。
- ライン・マネージャおよびHR担当者は、通知のジャーニの「割当済ジャーニ」タブに、割り当てられた特定のジャーニが表示されます。
通知からジャーニ・ページにナビゲートする際のエクスペリエンスがシームレスになります。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
- この機能は、R13.2110-PB20220211-HCMで使用できます。
主なリソース
ジャーニおよびチェックリストの詳細は、Oracle Help Centerの次のリソースを参照してください。
- グローバル人事管理の実装ガイドのチェックリストおよびジャーニ
- グローバル人事管理の使用ガイドのチェックリストおよびジャーニ
「割当済ジャーニ」ページのパフォーマンスが、次の機能拡張で向上しました。
- 「直属の部下」、「すべての部下」または「組織」別のフィルタ機能。デフォルトは「直属の部下」です。
- 結果の合計数の削除。
- 「ソート・キー」オプションの削除。
割当済ジャーニをフィルタするオプションの選択
「割当済ジャーニ」ページに移動する際の結果の表示が速くなり、ユーザー・エクスペリエンスが向上しました。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
- これらのフィルタ・チップ値と一致するジャーニまたはタスクがない場合でも、すべてのジャーニ・カテゴリおよびステータス・フィルタ・チップが「自分のジャーニ」、「自分のタスク」および「割当済ジャーニ」タブに表示されます。
主なリソース
ジャーニおよびチェックリストの詳細は、Oracle Help Centerの次のリソースを参照してください。
- グローバル人事管理の実装ガイドのチェックリストおよびジャーニ
- グローバル人事管理の使用ガイドのチェックリストおよびジャーニ
Oracle HRMS (シンガポール)は、シンガポール固有の機能をサポートしています。これによって、ユーザーは、シンガポールのビジネス・プラクティスに従い、法定要件に準拠できます。
2022年1月1日以降、新しいMの外国人登録番号(FIN)シリーズを国別識別子として使用できるようになりました。このシリーズは、接頭辞Mで始まり、FおよびGのFINシリーズの書式と同様に、7桁の数字とチェックサム文字がその後に続きます。例: M1234567B。
この新しいシリーズの書式とチェックサム文字のアルゴリズムがサポートされるようになりました。新しいMシリーズでFIN番号を入力すると、書式とチェックサム文字が検証されます。
MのFINシリーズの確認
チェックサム文字が無効な場合はエラーが表示されます。
チェックサム文字の検証をオンにした状態で、従業員の新しいMシリーズのFINを入力できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。
日付 | 製品 | 機能 | ノート |
---|---|---|---|
2021年11月24日 | グローバル人事管理 | HireRightでのI-9文書作成の遅延 | 文書の更新。更新21Dの11月の更新で提供された機能。 |
2021年10月29日 | 初版作成。 |
HCM Cloudアプリケーションについては、このWhat's Newに記載されている次の2つのタイプのパッチを取得できます。
- リリース更新(21A、21B、21Cおよび21D)
- 各更新に対するオプションの月次メンテナンス・パック
環境で使用しているリリース更新を把握することが重要です。これはクラウド・ポータルで確認できます。
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お客様のアイデアをお聞かせください
オラクル社ではお客様の声を大切にしております。製品の改善についてご提案がございましたら、ぜひお聞かせください。Oracle Customer Connectのアイデア・ラボでお客様のアイデアを受け付けております。本書では、機能名の後に電球アイコンが表示されていれば、その機能はお客様のアイデアによるものです。
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全HCM製品に関して推奨される参照ドキュメントは次のとおりです。
- Human Resources What’s New – グローバル人事管理の項では、他のアプリケーションが基盤としているベース・アプリケーションの機能を確認できます。
ノート: すべてのグローバル人事管理機能が、タレントおよび報酬製品に使用できるわけではありません。
- Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)これらのドキュメントには、バグ修正および考えられる既知の問題が記載されています。また、現在使用しているか、今後移行するリリース更新バージョンに基づいて、次のドキュメントも参照することが必要になります。
- Oracle Help Center – ここでは、ガイド、ビデオおよび検索可能なヘルプを見つけることができます。
- リリース・レディネス – 新機能のサマリー、新機能、機能リスト・スプレッドシート、スポットライトおよびリリース・トレーニング
フィードバックをお寄せください
本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。HCM Cloudの新機能に関するお問い合せかフィードバックかを電子メールの本文または件名に明記してください。
列の定義:
レポート = 新規または変更され、Oracleで提供される、実行準備が完了したレポート。
UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は通常、フィールド、検証またはプログラムの小さな変更で構成されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小限になります。
UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、より複雑に設計されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は高くなります。
使用できない状態で提供される機能 = これらの機能をエンド・ユーザーが使用するにはアクションが必要です。これらの機能は無効化された状態で提供され、有効にするかどうかや有効にする時期を任意で選択します。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域を最初にレポートに組み込む必要がある、b)新しいWebサービスを使用するには統合が必要である、c)機能にアクセスするには、ユーザー・ロールに機能を割り当てる必要があるなどです。
エンド・ユーザーがすぐに使用可能 レポートおよび小規模なUIまたはプロセスベースの新機能は、更新後のユーザーに対する影響を最小限に抑えます。したがって、顧客受入れテストでは、大規模なUIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当ててください。 |
エンド・ユーザーが使用する前に顧客による処理が必要 これらの機能を使用するために、膨大な作業は不要です。選択的に使用するよう選択すると、テストおよびロールアウトのタイミングを設定できます。 |
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機能 |
レポート |
UIまたは |
UIまたは |
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Oracle Global Human Resourcesでは、柔軟で拡張可能なベスト・プラクティスを使用してすべてのワークフォース・セグメントを計画、管理および最適化することで、コンプライアンスを確保し、全体的なワークフォース・エンゲージメントを強化しながら、大きなメリットを得られます。
処理待ち就業者を手動で変換するときに、ヘッドカウントの値が指定されていないと、プライマリ・アサイメントでは「1」に、非プライマリ・アサイメントでは「0」にデフォルト設定されます。ただし、ヘッドカウントに値を指定すると、変換時にも同じ値が保持されます。
処理待ち就業者の変換時のヘッドカウントのデフォルト設定により、「常勤換算およびヘッドカウントの自動計算」オプションの動作、および他のレスポンシブ・フローの「ヘッドカウント」フィールドが変更されることはありません。
この機能により、「処理待ち就業者の変換」プロセスのユーザー・エクスペリエンスが向上します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
実行者がI-9セクション-1タスクを開始するまで、HireRightでのI-9文書の作成を遅延できるようになりました。
HireRightでI-9文書を作成するときに、就業者の最新データを使用および転送します。
有効化のステップ
I9の作成を延期するには、値を「Y」に更新して、このプロファイル・オプションを有効にします。
プロファイル・オプション・コード | 摘要 | デフォルト |
---|---|---|
ORA_PER_CHECKLIST_DEFER_I9_CREATION チェックリスト割付時のI9作成の遅延可能 |
チェックリスト割付中にI9の作成を遅延できるようにします。 |
N |
ヒントと考慮事項
- デフォルトでは、このプロファイルは「N」に設定されます。
- この機能は、更新21DのラベルR13.2110-PB20211112-HCMで使用できます。
主なリソース
- Oracle Help Centerにある『Global Human Resources Cloudグローバル人事管理の実装』、第12章「チェックリスト」。
- Oracle Help Centerの『Global Human Resources Cloudグローバル人事管理の使用』の第10章「就業者の採用、オンボーディングおよび管理」のジャーニの使用
- I-9統合の詳細は、My Oracle Supportのオンボーディング・チェックリスト - HireRightとの統合(2583133.1)を参照してください。
ロール情報
「設定および保守」領域で作業するには、「人材管理アプリケーション管理者」ロールが付与されていることが必要です。
本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。
日付 | 製品 | 機能 | ノート |
---|---|---|---|
2022年4月29日 | 人事管理/ジャーニ |
アラート・ベースの通知にデフォルト設定されるチェックリスト・テンプレートの処理モード | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2022年4月29日 |
人事管理/ジャーニ |
I-9検証ステータス・ジャーニ・タスク | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2022年2月25日 | 人事管理/ワークフォース・ストラクチャ | ジョブ・コードの自動生成 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2022年1月28日 | グローバル給与インタフェース | 拡張されたUS ADP Workforce Now給与インタフェースV2の使用 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2022年1月28日 |
人事管理/ジャーニ |
未完了ジャーニ・タスクの保存 | 文書の更新。更新21Dで提供された機能。 |
2021年12月22日 | 人事管理/雇用 |
雇用主を使用したクライアント側事業所値リストの追加フィルタ | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2021年12月22日 |
人事管理/ワークフォース・ストラクチャ |
複数の雇用主と1つの事業所の関連付け | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2021年12月22日 |
人事管理/雇用 | 労働協約拡張可能フレックスフィールドのデータベース項目 | 文書の更新。更新21Dで提供された機能。 |
2021年12月22日 |
バーレーンの人材管理 |
個人レベルの追加情報 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2021年11月24日 | HCM共通/ HCM共通アーキテクチャ |
文書の更新。機能情報の改訂。 |
|
2021年11月24日 | 人事/個人 |
個人の個人ビジネス・オブジェクトのオートコンプリート・ルール | 文書の更新。更新21Dで提供された機能。 |
2021年11月24日 |
人事管理 | 国およびロールに基づいたデフォルト処理 | 文書の更新。更新21Dで提供された機能。 |
2021年11月24日 |
人事管理/文書レコード |
公開日前に文書レコードを表示できる柔軟性 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2021年10月29日 | カナダの人材管理 | 連邦税および州税の控除情報のサポート | 文書の更新。更新21Dで提供された機能。 |
2021年10月29日 |
イギリスの人材管理 |
複数アサイメントの法定疾病手当の処理 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2021年10月29日 |
米国の人材管理 |
連邦政府および州のW-4のサポート | 文書の更新。更新21Dで提供された機能。 |
2021年9月24日 | 人事管理/雇用 | 雇用主を使用したクライアント側事業所値リストの追加フィルタ | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2021年9月24日 | 人事管理/ジャーニ |
割当済ジャーニ・タスクの連絡先情報詳細 | 文書の更新。更新21Dで提供された機能。 |
2021年9月24日 | 人事管理/ジャーニ |
ジャーニ・タスクの繰延割当日 | 文書の更新。更新21Dで提供された機能。 |
2021年9月24日 | 人事管理/文書レコード |
ジャーニ・カードに表示される繰延バッジ | 文書の更新。更新21Dで提供された機能。 |
2021年9月24日 | 人事管理/ジャーニ |
割当済ジャーニの編集 | 文書の更新。更新21Dで提供された機能。 |
2021年9月24日 | 人事管理/ジャーニ |
割当済タスクの編集 | 文書の更新。更新21Dで提供された機能。 |
2021年9月24日 | 人事管理/ジャーニ |
検討および「アクティビティ」ジャーニ・タブの機能セキュリティ変更 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2021年9月24日 | 人事管理/ジャーニ |
I-9検証ステータス・ジャーニ・タスク | 文書の更新。更新21Dで提供された機能。 |
2021年9月24日 | 人事管理/ジャーニ |
ジャーニ・タスク完了のコメントを必須に設定 | 文書の更新。更新21Dで提供された機能。 |
2021年9月24日 | 人事管理/文書レコード |
文書レコードおよび添付の一括ダウンロード | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2021年9月24日 | 人事管理/ジャーニ |
割当済ジャーニ・タスクの不注意による削除の防止 | 文書の更新。更新21Dで提供された機能。 |
2021年9月24日 | 人事管理/ジャーニ |
アラート・ベースの通知にデフォルト設定されるチェックリスト・テンプレートの処理モード | 文書の更新。更新21Dで提供された機能。 |
2021年9月24日 |
人事管理/ジャーニ |
ライブラリ・タスクのタスク割当日の指定 | 文書の更新。更新21Dで提供された機能。 |
2021年9月24日 |
人事管理/ジャーニ |
複数のジャーニ・タスクの再割当、再オープンおよびリマインダの送信 | 文書の更新。更新21Dで提供された機能。 |
2021年9月3日 | 初版作成。 |
HCM Cloudアプリケーションについては、このWhat's Newに記載されている次の2つのタイプのパッチを取得できます。
- リリース更新(21A、21B、21Cおよび21D)
- 各更新に対するオプションの月次メンテナンス・パック
環境で使用しているリリース更新を把握することが重要です。これはクラウド・ポータルで確認できます。
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お客様のアイデアをお聞かせください
オラクル社ではお客様の声を大切にしております。製品の改善についてご提案がございましたら、ぜひお聞かせください。Oracle Customer Connectのアイデア・ラボでお客様のアイデアを受け付けております。本書では、機能名の後に電球アイコンが表示されていれば、その機能はお客様のアイデアによるものです。
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全HCM製品に関して推奨される参照ドキュメントは次のとおりです。
- 人事管理What's New – 「グローバル人事管理」の項では、他のアプリケーションが基盤としているベース・アプリケーションの機能が表示されます。
ノート: すべてのグローバル人事管理機能が、タレントおよび報酬製品に使用できるわけではありません。
- Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)これらのドキュメントには、バグ修正および考えられる既知の問題が記載されています。また、現在使用しているか、今後移行するリリース更新バージョンに基づいて、次のドキュメントも参照することが必要になります。
- Oracle Help Center – ここでは、ガイド、ビデオおよび検索可能なヘルプを見つけることができます。
- リリース・レディネス – 新機能のサマリー、What’s New、機能リスト・スプレッドシート、スポットライトおよびリリース・トレーニング
フィードバックをお寄せください
本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。HCM Cloudの新機能に関するお問い合せかフィードバックかを電子メールの本文または件名に明記してください。
列の定義:
レポート = 新規または変更され、Oracleで提供される、実行準備が完了したレポート。
UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は通常、フィールド、検証またはプログラムの小さな変更で構成されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小限になります。
UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、より複雑に設計されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は高くなります。
使用できない状態で提供される機能 = これらの機能をエンド・ユーザーが使用するにはアクションが必要です。これらの機能は無効化された状態で提供され、有効にするかどうかや有効にする時期を任意で選択します。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域を最初にレポートに組み込む必要がある、b)新しいWebサービスを使用するには統合が必要である、c)機能にアクセスするには、ユーザー・ロールに機能を割り当てる必要があるなどです。
エンド・ユーザーがすぐに使用可能 レポートおよび小規模なUIまたはプロセスベースの新機能は、更新後のユーザーに対する影響を最小限に抑えます。したがって、顧客受入れテストでは、大規模なUIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当ててください。 |
エンド・ユーザーが使用する前に顧客による処理が必要 これらの機能を使用するために、膨大な作業は不要です。選択的に使用するよう選択すると、テストおよびロールアウトのタイミングを設定できます。 |
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機能 |
レポート |
UIまたは |
UIまたは |
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Oracle Applications Securityが提供する単一コンソールを使用することによって、ITセキュリティ・マネージャおよびITセキュリティ管理者は、ユーザーのライフ・サイクル管理、ロール定義、セキュリティ・ポリシー管理(機能とデータの両方)、ロール階層の保守、ユーザー名およびパスワード・ポリシー管理、証明書管理などの各種機能を実行できます。このコンソールでは、ユーザーはセキュリティに対する変更の影響のシミュレーション、セキュリティ・レポートの実行、およびMicrosoft Active Directoryとの統合のためのコネクタのダウンロードも実行できます。
文書タイプをサポートするためのセキュリティ・プロファイルの再生成
セキュリティ・プロファイルの再生成プロセスを使用して、文書タイプ・セキュリティ・プロファイルを一括で再生成できるようになりました。
以前は、これがサポートされていたのは、個人、組織、国別仕様データ・グループ(LDG)およびポジションなどの限られたセキュリティ・プロファイルに対してのみでした。
この機能拡張により、既存のセキュリティ・プロファイルの再生成プロセスを使用して、文書タイプ・セキュリティ・プロファイルを一括で再生成できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
主なリソース
詳細は、次を参照してください:
- 次のトピックのアプリケーション・ヘルプ: セキュリティ・プロファイルの再生成
- HCM共通19D What's Newのデータ・セキュリティ・プロファイルの再生成機能
現在、ユーザーが退職しても、外部でプロビジョニングされたロールは削除されません。これは設計によるもので、アプリケーションで維持されます。
このオプションの機能では、構成オプションを使用して、従業員の退職時に外部ロールを削除できます。
この機能を設定した場合、外部でプロビジョニングされたロールの削除は、ユーザーの退職時にFusionアプリケーションによって管理されます。
外部IDMシステムを使用してロールを削除する必要はありません。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、次のステップを実行します。
- 「設定および保守」作業領域で、オファリングの次の項目に移動します。
- 機能領域: ワークフォース・ストラクチャ
- タスク: 企業HCM情報の管理
2.「企業」ページで、「編集」→「訂正」を選択します。
3.企業の編集ページで、「ユーザーおよびロール・プロビジョニング情報」セクションまでスクロールします。
4.「退職時の外部ユーザー・ロールの保持」ドロップダウン・リストで、必要に応じて次のいずれかの値を選択します。
- null/空白 - (デフォルト)外部ロールを保持するにはこれを選択します
- はい - 外部ロールを保持する場合はこれを選択します
- いいえ - 外部ロールを削除するにはこれを選択します
5.「送信」をクリックして変更を保存します。
6.「OK」をクリックして、確認ダイアログを閉じます。
主なリソース
詳細は、Oracle Help CenterのHCMの保護ガイドで次のトピックを参照してください。
- ユーザーおよびロール・プロビジョニングの設定オプション
HCMデータ・ローダーは、Oracle Human Capital Management Cloudへのデータ移行や継続的な増分更新のために、ビジネス・オブジェクト・データを柔軟かつ効率的に一括ロードする手段を提供します。
データのインポートおよびロードのユーザー・インタフェース拡張
以前から、HCMデータ・ローダーによる一括ロード用のファイルの指定時に、消込データを指定できました。現在はオブジェクトに対して指定された最初の4つの参照によってレビューおよびフィルタできます。「オブジェクト・ステータス」ページは、すべての参照属性が表示されるように拡張されました。デフォルトでは最初の3つのみが表示されます。「表示」→「列」オプションを使用して、その他を表示します。
このページのフィルタは、最初の4つの参照属性に指定された値でフィルタ処理できるように拡張されています。
また、「失敗オブジェクト」ページの名前が「失敗したオブジェクト・メッセージ」に変更され、このページに表示される内容がより正確に反映されるようになりました。このページには「データのインポートおよびロード」ページの「失敗オブジェクト」数からアクセスできます。「失敗したオブジェクト・メッセージ」表に、メッセージがレポートされるコンポーネントの名前が表示されるようになりました。
特定のレコードのステータスを識別するには、インポートしたオブジェクトをフィルタします。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
データ・ロード機能が次の新規および拡張ビジネス・オブジェクトにより拡張されます:
新規ビジネス・オブジェクト
グローバル給与
ビジネス・オブジェクト | 摘要 |
---|---|
給与イベント通知 | イベントから発生する通知は、遅延または処理待機中です。これらの通知は、給与の遡及処理、またはタイム・カード再処理や遡及採用給与処理などのイベント処理に関連します。 |
更新されたビジネス・オブジェクト
福利厚生
ビジネス・オブジェクト | 摘要 |
---|---|
加入者登録 | 加入者登録のロード時にライフ・イベントを評価するには、ParticipantEnrollment.datファイルに次の指示を含めます: SET EVALUATE_LIFE_EVENTS Y ライフ・イベントの有効化パラメータを「はい」に上書きして、HCMスプレッドシート・データ・ローダー・テンプレートで構成することもできます。 |
グローバルHR - チェックリスト
ビジネス・オブジェクト | コンポーネント | 新しい属性 |
---|---|---|
割付チェックリスト | 割付チェックリスト |
|
チェックリスト・テンプレート | チェックリスト・テンプレート |
|
チェックリスト・テンプレート | タスク |
|
タスク・ライブラリ | タスク・ライブラリ |
|
グローバルHR - ワーク・ストラクチャ
ビジネス・オブジェクト | コンポーネント | 新しい属性 |
---|---|---|
事業所 | 事業所 |
|
採用
ビジネス・オブジェクト | コンポーネント | 新しい属性 |
---|---|---|
ジョブ求人 | ジョブ求人 |
|
ジョブ求人テンプレート | ジョブ求人テンプレート |
|
一括ロード機能を拡張します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
主なリソース
最新のビジネス・オブジェクト情報をレビューするには、「ビジネス・オブジェクトの表示」タスクを使用します。
HCMスプレッドシート・データ・ローダーは、Oracle Human Capital Management Cloudへのデータ移行や継続的な増分更新のために、ビジネス・オブジェクト・データを柔軟かつ効率的に一括ロードする手段を提供します。
OTBIレポートを拡張して、スプレッドシート・データ・セットの行数を含めることができるようになりました。HCMデータ・ローダーのスプレッドシート・データ・セット・サブフォルダに次のファクトが追加されました。
- 合計行数
- 失敗した行数
- ロードされた行数
- 未処理行数
また、インポートされたオブジェクト・サブフォルダで使用可能な既存の「ソース・システム参照」属性の名前が、「参照名」および「参照値」に変更されました。
OTBIでHCMスプレッドシート・データ・ローダーに関するデータ・セット要約レポートを拡張します。
有効化のステップ
新しいサブジェクト領域は、既存のレポートに追加して使用するか、新しいレポートで使用します。レポートの作成および編集の詳細は、分析およびレポートの作成および管理のブック (「Oracle Help Center」 > 目的のアプリケーション・サービス領域 > 「Books」 > 「Administration」)を参照してください。
ロール情報
HCM統合リアルタイム・サブジェクト領域には、人材管理統合スペシャリスト・ジョブ・ロールを使用してアクセスできます。
ビジネス・ユーザーが使用できるようになった保護されたビジネス・オブジェクト
ビジネス・ユーザー向けのオブジェクトの一括ロード機能を拡張できるようになりました。これらのオブジェクトに基づくスプレッドシートにユーザーのデータ・セキュリティが実装され、そしてビジネス・ユーザーと共有できるようになりました。
グローバル給与
- 原価計算を含むエレメント・エントリ
ビジネス・ユーザーは、スプレッドシートを使用してこのオブジェクトにデータを一括ロードできます。
有効化のステップ
新しいスプレッドシート・テンプレートを作成すると、テンプレート・セキュリティはデフォルトで、データがセッション・ユーザーとしてアップロードされる設定になります。これらのオブジェクトに基づく既存のテンプレートの場合、テンプレート構成を更新してユーザー・タイプをセッション・ユーザーに設定できます
主なリソース
詳細は、Oracle Help CenterにあるHCMデータ・ローダー・ガイドで、次のヘルプ・トピックを参照してください。
- HCMスプレッドシート・データ・ローダー・テンプレート
- ユーザー名とデータ・アップロードの関連付け方法
原価計算によるエレメント・エントリのスプレッドシート・テンプレートの生成
「HCMスプレッドシート・データ・ローダー・テンプレートの生成」給与フローを使用して、単一エレメントまたはエレメントのグループに対してHCMスプレッドシート・データ・ローダー・テンプレートを生成できるようになりました。「HCMスプレッドシート・データ・ローダー・テンプレートの生成」給与フローは、エレメント定義に基づいてスプレッドシート・テンプレートを自動的に構成します。
エレメント定義に基づいて、エレメント・エントリを一括ロードするためのスプレッドシート・テンプレートを自動的に生成します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
- 生成されたテンプレートは下書きモードになります。データをロードするには、アクティブに設定する必要があります。
- テンプレートの名前は自動生成され、「<ELEMENT_NAME>」に続いて日付およびタイムスタンプで表されます。たとえば、CRFL RRF EARNINGS US_20210806_110234のようになります。「CRFL RRF EARNINGS US」はエレメント名、「20210806_110234」は日付とタイムスタンプです。
- 自動生成されたテンプレート名を変更して、より使いやすくすることをお薦めします。そのテンプレートにアクセスするユーザーの役に立ちます。
-
テンプレートへのアクセス権を持つロールと、これらの各ロールが持つ必要があるデータ・セット・アクセス権を割り当てる必要があります。
主なリソース
詳細は、『HCMデータ・ロードのビジネス・オブジェクト』ガイドの今後の公開を参照してください。
ロール情報
給与マネージャまたは給与管理者のジョブ・ロールまたは権限が必要です。
HCM抽出とはHCMアプリケーションからデータを抽出する方法で、データを別のソースにインタフェースしたり、システム間でレポートを統合するためにデータを抽出するのに使用できます。
定義の作成ページの「コンシューマ」フィールドで、HCM抽出で生成されたデータが送信またはインタフェースされるベンダー名または外部システムを含めることができるようになりました。また、「追加詳細」フィールドで詳細を追加して、抽出定義の作成、コピー、またはインポート時にシステムまたはベンダーの名前を取得することもできます。
データがインタフェースされるベンダー名または外部システムを取得することで、オラクルはお客様からの統合パターンおよび要件を調査できます。これにより、特定の要件を満たす事前定義済のテンプレートを提供することで、抽出の作成と定義プロセスを簡素化できます。テンプレートを提供すると、このような抽出の実行を最適化および効率化できるため、ユーザー・エクスペリエンスが全般的に向上します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
- 「追加詳細」フィールドは、「コンシューマ」で「レポート」を選択した場合には表示されません。
- 「コンシューマ」フィールドに値リストがあり、システムまたはコンシューマ名がリストにない場合は、「追加詳細」フィールドに名前を指定します。
- 「コンシューマ」および「追加詳細」フィールドは、抽出タイプのアーカイブ検索には表示されません。
- 「コンシューマ」で「レポート」を選択することは、抽出がレポート目的であり、データが外部システムとインタフェースされていないことを示します。
この項では、すべてのHCMアプリケーションで使用される機能について説明します。
承認と通知の機能がいくつか強化されました。
- HCM承認ルール・ページおよびトランザクション・コンソールで新規トランザクションを再作成および送信しなくても、承認ルールをテストできるようになりました。
- 送信時にトランザクションの「コメントおよび添付」セクションで重複した添付が見つかった場合は、ユーザーに警告メッセージが表示されます。「コメントおよび添付」セクションの添付が重複しているトランザクションは送信できません。
- 失敗したトランザクションのトランザクション・コンソール診断ログが拡張され、承認ルール条件がリストされ、トランザクションの失敗の原因となった特定のルール条件も強調表示されます。
- トランザクション設計スタジオでルールを作成して、「保存」および「保存してクローズ」ボタンを構成し、必須セクションにアクセスしなかった場合にエラーまたは警告メッセージを表示するかどうかを構成できます。
各拡張機能の詳細は、後述の説明を参照してください。
HCM承認ルール・ページおよびトランザクション・コンソールの新しいシミュレート機能を使用すると、新しいトランザクションを再作成して送信することなく、承認ルールの変更を簡単にテストできます。承認ルールに対する条件付きロジックを簡単にデバッグし、増分的に作成して、変更の影響を瞬時に確認できます。
承認ルールのテスト
トランザクションを名前、作成者、および日付範囲内に作成されたトランザクションで検索できます。「ステータス」フィールドを使用して結果をさらに絞り込みます。「下書き」、「進行中」および「失敗」のステータスを使用できます。フィルタされたトランザクションのリストから任意のトランザクションを選択し、選択したトランザクションの値に基づいて承認ルール結果をシミュレートできます。
承認ルールのテスト: ステータス・フィルタ
重複した添付の処理: 「コメントおよび添付」セクションの添付が重複しているトランザクションは送信できません。送信時にトランザクションの「コメントおよび添付」セクションで重複した添付が見つかった場合は、警告メッセージが表示されます。
診断ログの変更: 失敗したトランザクションのトランザクション・コンソール診断ログが拡張され、承認ルール条件がリストされ、トランザクションの失敗の原因となった特定のルール条件も強調表示されます。次の画像に例を示します。
診断ログ
最後に、トランザクション設計スタジオでルールを作成して、「保存」および「保存してクローズ」ボタンを構成し、必須セクションにアクセスしなかった場合にエラーまたは警告メッセージを表示するかどうかを構成できます。この機能には、いくつかの設定が必要です。詳細は、人事管理のWhat's New→「HCMエクスペリエンス設計スタジオのトランザクション設計スタジオの拡張機能」を参照してください。
これらの拡張機能は承認と通知の操作性を向上させます。
有効化のステップ
テスト承認ルールの拡張では、HCM_TEST_APPROVAL_RULES_ENABLEDプロファイル・オプションを作成して、trueに設定する必要があります。
- HCM_TEST_APPROVAL_RULES_ENABLEDプロファイルオプションを作成します。
- 「設定および保守」作業領域にナビゲートします。
- 「プロファイル・オプションの管理」タスクを検索して選択します。
- 「検索結果」セクションで、「新規」をクリックします。「プロファイル・オプションの作成」ページが表示されます。
- 新しいプロファイル・オプションに対して、この表に示す値を指定します。
フィールド | 値 |
---|---|
プロファイル・オプション・コード |
HCM_TEST_APPROVAL_RULES_ENABLED |
プロファイル表示名 |
承認ルールのテスト使用可能 |
アプリケーション |
グローバル人事管理 |
モジュール |
グローバル人事管理 |
摘要 |
次のような適切な摘要 承認ルール・シミュレーション使用可能 |
開始日 |
1/1/2000 |
- 「保存してクローズ」をクリックします。
- 「プロファイル・オプションの管理」ページで、「サイト」レベルの「使用可能」および「更新可能」チェック・ボックスを選択します。
-
「保存してクローズ」をクリックします。
2. HCM_TEST_APPROVAL_RULES_ENABLEDプロファイル・オプションの値をtrueに設定します。
- 「設定および保守」作業領域にナビゲートします。
- 「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索して選択します。
-
HCM_TEST_APPROVAL_RULES_ENABLEDプロファイル・オプションを検索します。
- 「プロファイル値」フィールドをtrueに設定します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
ヒントと考慮事項
この承認ルール・シミュレーションの機能拡張は、次のトランザクションに対して有効です。
- レコード文書の管理
-
人材開発目標の承認
-
パフォーマンス目標の承認
今後のリリースで、さらに多くのトランザクションに対して有効になります。
主なリソース
詳細は、My Oracle SupportのOracle HCM Cloud Common Features Release 13 Transaction Console (文書ID 2430452.1)で次を参照してください。
- 承認ルールの基本
- トランザクション・コンソールの基本
ロール情報
この表は、この機能をサポートする機能セキュリティ権限、およびこの権限を継承する事前定義ロールを示しています。
機能セキュリティ権限名およびコード |
ジョブ・ロール名 |
---|---|
承認ルールのテスト PER_TEST_APPROVAL_RULES_PRIV |
管理者としてのHCM承認トランザクションのレビュー |
この事前定義済ロールを使用している場合は、必要な操作はありません。ただし、このロールのカスタム・バージョンを使用している場合、この機能を使用するには、そのカスタム・ロールにこの集計権限を追加する必要があります。既存のロールへの新機能の実装の詳細は、My Oracle Supportにあるリリース13の『Oracle Human Capital Management Cloudセキュリティ・アップグレード・ガイド』(文書ID 2023523.1)を参照してください。
この項では、すべてのHCMアプリケーションで使用される機能について説明します。
HCMで使用する値リスト(LOV)を一元的に構成できます。たとえば、「就業者」値リストの検索可能フィールドを構成して、この値リストを含むすべてのページに同じ検索フィールドが表示されるようにできます。
サポートされている値リストは「構成の検索」ページに表示されます。同じ値リストの複数の実装が使用可能な場合は、使用可能な実装のみがリストされます。
「値リスト」構成ページ
値のリストを選択し、個々の値リストを構成します。
個々の値リスト構成ページ
これらのオプションは、個々の値リストの構成ページで構成できます。
- 「フィールドの検索および表示」セクションで、次の手順を実行します。
- 検索結果に表示するフィールドを選択します。「追加」および「削除」(Xアイコン)処理を使用して、それぞれのフィールドを追加または削除します。
- フィールドの表示順序を選択します。上下の矢印アイコンを使用して、フィールドのリストを必要に応じて並べ替えます。
- 検索可能フィールド(「検索および表示」オプション)または検索不可フィールド(「表示のみ」オプション)を選択します。
- さらに、「フィールドのみ検索」セクションで、次の手順を実行します。
- 検索結果には表示されない検索可能なフィールドを選択します。「追加」および「削除」(Xアイコン)処理を使用して、そのようなフィールドをそれぞれ追加または削除します。
- 「プレビュー」セクションを使用して構成をテストします。
このページでは、HCM全体で一般的に使用される値リストの構成を効率的かつ一元的に管理できます。
たとえば、特定の値リスト機能と要件に基づいて、次の処理を実行できます。
- 組織に関連しないフィールドを非表示にする
- 追加フィールドを追加して、結果をより詳細化し、個々のレコードを簡単に識別できるようにする
- フィールドを並べ替えて、組織内の関連性を反映する
有効化のステップ
- 「ホーム」→「構成」→「サンドボックス」に移動します。
- HCMエクスペリエンス設計スタジオが有効になっているサンドボックスを作成して入力します
サンドボックスの選択
- 「ツール」→「HCMエクスペリエンス設計スタジオ」に移動します。
HCMエクスペリエンス設計スタジオへのアクセス
- 「構成の検索」をクリックします。
「構成の検索」へのアクセス
ヒントと考慮事項
現在サポートされている値のリストは次のとおりです。
- 就業者
- 国
- 電話国
- ポジション
- 部門
- ジョブ
- 事業所
定義されているすべての構成は、次の領域で考慮されます。
- 「タレント管理」領域: 「パフォーマンス管理」、「目標管理」、「キャリア開発」、「タレント・レビュー」、「後任管理」、「プロファイル管理」、「フィードバックの要求」。
- グローバルHR領域: 「就業者」値リスト: 情報の共有(被付与者)、「文書レコードの一括ダウンロード」、「ポジション詳細」、「ポジション変更の要求」、「新規ポジションの要求」、「事業所詳細」。
- グローバルHR領域: 「国」値リスト: 「個人詳細」、「ID情報」、「連絡先情報」、「家族および緊急連絡先」、「処理待ち就業者の追加」、「処理待ち就業者の編集」、「従業員の採用」、「派遣就業者の追加」、「非就業者の追加」、「雇用関係の作成」、「ローカルおよびグローバル異動」、「事業所詳細」、文書レコードの追加、「文書レコードの編集」、「事業所詳細」。
- グローバルHR領域: 「電話国」値リスト: 「連絡先情報」、「処理待ち就業者の追加」、「処理待ち就業者の編集」、「従業員の採用」、「派遣就業者の追加」、「非就業者の追加」、「雇用関係の作成」、「ローカルおよびグローバル異動」、「事業所詳細」。
- グローバルHR領域: 「ポジション」値リスト: 「処理待ち就業者の追加」、「処理待ち就業者の編集」、「従業員の採用」、「派遣就業者の追加」、「非就業者の追加」、「雇用関係の作成」、「ローカルおよびグローバル異動」、「アサイメントの追加」、「雇用詳細」、「アサイメントの変更」、「昇格・昇進」、「異動」、「ジョブ・オファーの管理」、「ポジション詳細」、「ポジション変更の要求」、「新規ポジションの要求」、「自分のチーム」、「欠員」。
- グローバルHR領域: 「部門」値リスト: 「処理待ち就業者の追加」、「処理待ち就業者の編集」、「従業員の採用」、「派遣就業者の追加」、「非就業者の追加」、「雇用関係の作成」、「ローカルおよびグローバル異動」、「アサイメントの追加」、「雇用詳細」、「アサイメントの変更」、「昇格・昇進」、「異動」、「ジョブ・オファーの管理」、「処理待ち就業者」、「一括雇用主変更」、「ポジション詳細」、「ポジション変更の要求」、「欠員」。
- グローバルHR領域: 「ジョブ」値リスト: 「処理待ち就業者の追加」、「処理待ち就業者の編集」、「従業員の採用」、「派遣就業者の追加」、「非就業者の追加」、「雇用関係の作成」、「ローカルおよびグローバル異動」、「アサイメントの追加」、「雇用詳細」、「アサイメントの変更」、「昇格・昇進」、「異動」、「ジョブ・オファーの管理」、「処理待ち就業者」、「ジョブ詳細」、「ポジション詳細」、「ポジション変更の要求」、「新規ポジションの要求」、「自分のチーム」、「欠員」。
- グローバルHR領域: 「事業所」値リスト: 「処理待ち就業者の追加」、「処理待ち就業者の編集」、「従業員の採用」、「派遣就業者の追加」、「非就業者の追加」、「雇用関係の作成」、「ローカルおよびグローバル異動」、「アサイメントの追加」、「雇用詳細」、「アサイメントの変更」、「昇格・昇進」、「異動」、「ジョブ・オファーの管理」、「処理待ち就業者」、「一括雇用主変更」、「事業所詳細」、「ポジション詳細」、「ポジション変更の要求」、「新規ポジションの要求」、「欠員」。
ページ・コンポーザのパーソナライズ
- 値リスト構成は、ページ・コンポーザを介して実装されるパーソナライズの代替です。
- ページ・コンポーザを使用して行われたパーソナライズは、アップグレード時に上書きされる可能性があります。
- アップグレード前にこのようなパーソナライズを元に戻し、かわりに値リスト構成を使用することをお薦めします。
ロール情報
ユーザーには、値リスト構成UIにアクセスするために付与されたHCMページ・コンフィギュレータへのアクセス(HRC_ACCESS_HCM_TRANSACTION_CONFIGURATOR_PRIV)権限を持つロールが必要です。
HCM全体で使用される就業者値リスト(LOV)コンポーネントの動作を更新しました。
1. 値リストに検索語を入力しないと、就業者は表示されません。これは、就業者を検索する前に、最初にランダムな就業者を表示しないようにするためです。
検索条件が入力されていない状態
2. 検索結果を表示するには、検索語を入力する必要があります。
検索条件が入力された状態
3.ビジネス・タイトルによる検索は、デフォルトでは無効になっています。必要に応じて有効にできます。有効化の方法の詳細は、「有効化のステップ」の項を参照してください。
この変更により、就業者値リスト・コンポーネントのパフォーマンスが向上します。
有効化のステップ
ビジネス・タイトルによる検索を有効にするには:
- 「設定および保守」に移動し、「管理者プロファイル値の管理」タスクを開きます。
- PER_LOV_SEARCH_WORKERS_EXCLUDE_BUSINESS_TITLEプロファイル・オプションの値をNに設定します。
- 「構成」→「サンドボックス」に移動し、「HCMエクスペリエンス設計スタジオ」が有効になっているサンドボックスを入力します。
- サンドボックスで、「ツール」→「HCMエクスペリエンス設計スタジオ」を選択し、「構成の検索」をクリックします。
- 「就業者」値リストに移動します。
- 「フィールドの検索および表示」セクションで、「ビジネス・タイトル」フィールドのプロパティを「表示のみ」から「検索および表示」に変更します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
更新された就業者値リストの構成の検索
ユーザーには、値リスト構成ページにアクセスするために付与されたHCMページ・コンフィギュレータへのアクセス(HRC_ACCESS_HCM_TRANSACTION_CONFIGURATOR_PRIV)権限を持つロールが必要です。
HCMエクスペリエンス設計スタジオのトランザクション設計スタジオの拡張機能
必須セクション
ユーザーがトランザクションを送信する前に必須フィールドに入力することになるため、データ品質が向上します。次の例では、「従業員の採用」フローにおいて、「給与詳細」および「給与」セクションが必須になっています。ユーザーがプロセスを開始したときの質問リストの動作は同じままです。「給与詳細」および「給与」は、ガイド付きプロセスの一部になるため、質問リスト・ページにオプションとして表示されません。
プロセスを完了する際、トランザクションを送信する前に、必須情報である「給与詳細」および「給与」を完了する必要があるという警告メッセージが表示されます。処理によっては、メッセージの重大度を警告メッセージからエラー・メッセージに変更できます。
「いいえ」をクリックすると、ユーザーはそれらのリージョンを送信せず、アクセスもしないことになります。セクションがプロセスでどのようにレンダリングされるかによって、これら2つの動作が異なることに注意してください。すべてのフィールドがリージョンに移入されるわけではない「連絡情報」や「給与詳細」などの一部のセクションでは、最初に必須セクションにアクセスせずにトランザクションを送信することはできませんが、フィールドに入力しなくても送信できます。
セクションにすべてのフィールドが移入される「給与」などの一部のセクションについては、最初に必須リージョンにアクセスして必須セクションに必要な情報を入力することなくトランザクションを送信できません。ユーザーが最初に「給与」セクションにアクセスするまで検証がトリガーされます。アクセスしたら、ユーザーは「アサイメント」または「給与」の前の他のセクションに戻り、値を変更して送信できます。「給与」セクションに再度アクセスしても、警告またはエラーは表示されません。
なお、リージョンはトランザクション設計スタジオで「リージョンの表示または非表示」セクションから必須として定義されます。
現在使用可能な処理のリストを次に示します。今後のリリースでさらに処理が追加されます。
- アサイメントの追加
- 派遣就業者の追加
- 処理待ち就業者の追加
- 非就業者の追加
- 雇用関係の作成
- 処理待ち就業者の編集
- 従業員の採用
- ローカルおよびグローバル異動
ツールバーの「保存」および「保存してクローズ」処理のパーソナライズ
ユーザーがトランザクションをいつでも保存できるようにすることで、ユーザー・エクスペリエンスを強化します。たとえば、ユーザーが新規契約者を追加し、すでに必須情報の半分を指定しているとします。別のタスクに切り替える必要がある場合、作業を保存し、後で中断した場所から再開できます。保存済トランザクションは、ユーザーのワークリストから再開できます。デフォルトでは2つのボタンは非表示になっています。
この機能が使用可能な処理のリストを次に示します。今後のリリースでさらに処理が追加されます。
- アサイメントの追加
- 派遣就業者の追加
- 処理待ち就業者の追加
- 非就業者の追加
- 雇用関係の作成
- 処理待ち就業者の編集
- 従業員の採用
- ローカルおよびグローバル異動
警告またはエラー・メッセージおよび保存オプションの設定方法
どちらの機能も、トランザクション設計スタジオで処理の「ページ属性」セクションから設定されます。
警告またはエラーの表示および前述の処理の保存オプションを有効にするステップは次のとおりです。
- 「ホーム」→「自分のクライアント・グループ」→「HCMエクスペリエンス設計スタジオ」にナビゲートします。
- 「トランザクション設計スタジオ」をクリックします。
- これらの設定を構成する処理を選択します。
- 「追加」をクリックし、必要なルールの詳細を追加します。
- 「ページ属性」セクションの「リージョン」リストから「参照情報リージョン」を選択します。
- 「編集」アイコンをクリックして、属性を有効にします
- 2つの処理ボタン「保存」および「保存してクローズ」は、2つのオプションを介して簡単に設定できます。これらのオプションを選択して表示されるようにします。
- デフォルトでは、メッセージの重大度は警告です。「表示されていない必須セクションについてエラー・メッセージを表示」オプションを選択して、次の処理に関する重大度をエラー・メッセージに変更します。
- アサイメントの追加
- 派遣就業者の追加
- 処理待ち就業者の追加
- 非就業者の追加
- 雇用関係の作成
- 処理待ち就業者の編集
- 従業員の採用
- ローカルおよびグローバル異動
- 「完了」をクリックします。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
- 特定のプロセスの必須フィールドの入力を強制することで、正確で一貫したデータを確保します。
- HCM Cloudのパーソナライズを単純化することにより、ユーザー・エクスペリエンスを改善し、ソリューションの設定にかかる時間を削減します。
- ユーザーが任意の時点で作業を保存し、後で中断した場所から再開できるようにすることで、トランザクションとプロセスを合理化します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
必須セクション
このリリース以降:
- トランザクション設計スタジオでセクションが必須として構成されている場合、ユーザーは警告メッセージを受け取ります。
- 次のフローで必須セクションにアクセスしていない場合、ユーザーは警告メッセージを受け取ります。
-
アサイメントの追加
-
派遣就業者の追加
-
処理待ち就業者の追加
-
非就業者の追加
-
雇用関係の作成
-
処理待ち就業者の編集
-
従業員の採用
-
ローカルおよびグローバル異動
-
ツールバーの「保存」および「保存してクローズ」処理のパーソナライズ
トランザクション設計スタジオではアクティブなルールの各属性に対してルールが評価されます。同じ属性が複数のルール定義で定義されている場合、アクティブなルール属性条件の順序で最初のものだけが適用されます。たとえば、次のような定義を行うとします。
- ルール1: 「保存してクローズ」ボタンは無条件で使用できますが、「保存」は使用できません。
- ルール2: 「保存」ボタンは、特定の雇用主に対してのみ使用できます。
その結果、ルール1はアクティブ・ルールの順序で最初のルールとして評価されるため、ルール2で選択した雇用主に対して「保存」ボタンは表示されません。
主なリソース
詳細は、更新21Cのジョブ求人作成時の必須セクションの機能を参照してください。
ロール情報
サンドボックスで作業をするには、「人材管理アプリケーション管理者」ジョブ・ロールが必要です。
新しいHCMデジタル・アシスタント・スキル・バージョン - HCMV2
新しいバージョンのHCMデジタル・アシスタント・スキルを確認します。強化されたHCMスキル(HcmV2)により、従業員とマネージャは、90以上のインテントにわたるより豊かな会話エクスペリエンスを通じて、処理とタスクを管理できます。
最新のHcmV2スキル属性により、次のようなプラットフォーム機能および拡張がもたらされました。
- より洗練された自然言語処理と自然言語理解モデル
- 拡張性の標準化により、機能アナリストがより手軽に役立てることが可能
- ネイティブ言語サポートにより、多言語の実装が可能
以前は、各主要機能領域のすべての要求は、会話チャットを使用して質問に回答し、その機能領域の情報を取得する1つのインテントによって行われていました。
HcmV2では、ビジネス・フローごとに個別のインテントがあります。たとえば、「自分の同僚の電話番号を検索」するユーザーの要求は、「自分の同僚のEメールを検索」する場合とは異なるインテントで行われます。これらの個別のインテントはそれぞれ特定のビジネス・ケースをサポートするため、特にネイティブ言語サポートのために、スキルの管理と拡張が容易になります。
インテントの分類精度の向上に加え、「Ravi Chouhanの写真を表示」のような新しい機能もあります。
新しいHcmv2スキルのすべての会話フローでは、名前付きトークンを持つリソース・バンドル文字列が使用されます。これにより、メッセージ文字列の管理と翻訳が容易になります。
- 個別のインテントは特定のビジネス・ケースをサポートするため、管理、サポートおよびアップグレードが簡単です。これにより、インテントがよりローカライズされ、ユーザーは他の機能に影響を与えることなく特定のインテントをオフにすることができるため、インテントの拡張が簡単になります。
- 従業員プロファイルの写真カードを使用すると、従業員の選択が容易になります。
- 名前付きトークンを持つリソース・バンドル文字列により、メッセージ文字列の保守および翻訳が容易になります。
- ネイティブ言語サポートにより、サード・パーティ翻訳サービスが不要になります。
有効化のステップ
FADigitalAssistantを使用してHCMタスクを初めて有効にする場合は、Oracle Skill StoreのHcmV2スキルを使用して最新バージョンのFADigitalAssistantを実装することをお薦めします。
以前のバージョンのHCMスキル(ここではHcmV1スキルと呼びます)をデプロイした場合は、次のユースケースを参照してください。好みのバージョンのHCMスキルを活かすために、シナリオベースの推奨を示します。
FADigitalAssistantを使用しています
次のシナリオでは、FADigitalAssistantを実装し、HcmV1スキルを使用していることを前提としています。下の特定のシナリオにドリルダウンしてください。
HcmV1スキルを変更しました。このバージョンの使用を続けたいと考えています:
次のステップを完了して、更新を重ねたHcmV1スキルをデプロイすることをお薦めします。
- まだダウンロードしていない場合は、スキル・ストアから最新バージョンのFADigitalAssistantをダウンロードすることをお薦めします。これにはHcmV2スキルが含まれます。
- HcmV1スキルの最新バージョンをスキル・ストアからダウンロードし、変更したスキルをリベースしてFADigitalAssistantで使用し続けることをお薦めします。
- FADigitalAssistantに含まれているHcmV2スキルを削除します。
HcmV1スキルを変更しました。HcmV2スキルを使用しようと考えています:
次のステップを完了して、HcmV2スキルをデプロイすることをお薦めします。
- まだダウンロードしていない場合は、スキル・ストアから最新バージョンのFADigitalAssistantをダウンロードすることをお薦めします。これにはHcmV2スキルが含まれます。
- HcmV2スキルを稼働させたら、変更を再作成する必要があります。
- デジタル・アシスタンスからHcmV1skillを削除しますが、HcmV2スキルの新しいバージョンの変更を再作成するまでスキルを削除しないでください。
HcmV1スキルは変更していません。HcmV2スキルを使用しようと考えています:
まだダウンロードしていない場合は、スキル・ストアから最新バージョンのFADigitalAssistantをダウンロードすることをお薦めします。これにはHcmV1スキルを置き換えるHcmV2スキルが含まれています。
HcmV1スキルは変更していません。このバージョンの使用を続けたいと考えています:
次のステップを完了して、更新を重ねたHcmV1スキルをデプロイすることをお薦めします。
- まだダウンロードしていない場合は、スキル・ストアから最新バージョンのFADigitalAssistantをダウンロードすることをお薦めします。これにはHcmV2スキルが含まれます。
- スキル・ストアから最新バージョンのHcmV1スキルをダウンロードし、FADigitalAssistantに追加することをお薦めします。
- FADigital Assistantに含まれているHcmV2スキルを削除します。
独自のデジタル・アシスタントを作成しました。HcmV1スキルの使用を続けたいと考えています:
このシナリオでは、独自のデジタル・アシスタントを作成し、HcmV1スキルを変更していることを前提としています。
スキル・ストアからHcmV1スキルの最新バージョンをダウンロードし、変更したスキルをリベースして、デジタル・アシスタントで使用し続けることをお薦めします。
ヒントと考慮事項
- FADigitalAssistantには、HcmV1スキルは含まれなくなります。新しいHcmV2スキルのみが含まれるようになります。
- HcmV1スキルはスタンドアロン・スキルとして提供されます。
- HcmV1スキルからHcmV2スキルへの移行パスまたはリベースはありません。
- インテントの構造および名前が変更されたため、HcmV1スキルを使用し、変更も行っている既存の顧客は、HcmV1スキルを無効にしてHcmV2スキルにアップグレードし、これらの変更を再実行する必要があります。
- FADigitalAssistantまたは作成したデジタル・アシスタントであっても、同じデジタル・アシスタントにHcmV1とHcmV2を同時に含めることはできません。
主なリソース
- スキル・ストアからのデジタル・アシスタントの有効化: https://docs.oracle.com/en-us/iaas/digital-assistant/doc/get-started-skills-and-digital-assistants.html
- Oracle Help CenterのCloud Applications向けOracle Digital Assistantスタート・ガイド
- Oracle Help CenterのOracle Digital Assistantの使用
- Oracle Digital Assistantの新機能: https://docs.oracle.com/en/cloud/paas/digital-assistant/whats-new/index.html#DACWN-GUID-E409CC44-9A8F-4043-82C8-6B95CD939296
ロール情報
一部のインテントは、それ自体の機能権限で保護されている公開REST APIによってサポートされています。機能権限によって保護されたディープ・リンクを使用するものがあります。インテントを使用するには、対応する機能権限が必要です。必要に応じて、カスタム従業員ロールに必要な権限を付与します。
APIおよびディープ・リンクへのアクセスに必要な権限の詳細は、My Oracle SupportでHCMデジタル・アシスタント(文書ID 2530856.1)のHCMデジタル・アシスタント・ホワイト・ペーパーのインテントへのアクセスの保護に関する項を参照してください。
また、HCMでデジタル・アシスタントにアクセスするために必要なユーザー・ロールについては、ホワイト・ペーパーでユーザーに対するアプリケーションのWebチャネルへのアクセス権の付与の項を参照してください。
置き換えられた機能または削除された機能
Oracleは時々、既存のクラウド・サービスの機能を新しい機能で置き換えるか、既存の機能を削除します。機能が置き換えられた場合、古いバージョンがすぐに削除されることも、将来削除されることもあります。ベスト・プラクティスとして、新しいバージョンが使用可能になったらすぐに、置換後の新しいバージョンの機能を使用するようにしてください。
製品 |
削除された機能 |
削除予定 |
置換後の機能 |
置換時期 |
追加情報 |
---|---|---|---|---|---|
HCMデータ・ローダー |
すべての給与オブジェクトにHCMデータ・ローダーの使用が必要 |
21C | HCMデータ・ローダー |
1年以上前。 |
_________________________
ORACLEは、更新20BでHCMのクラシックな簡易ユーザー・インタフェースを廃止しました
更新18Bから、HCMレスポンシブ・ユーザー・エクスペリエンスが導入され、標準として推奨されてきました。以前のHCMのクラシックな簡易ユーザー・インタフェースをまだ使用している場合、これらの古いページはサポートされなくなるため、HCMレスポンシブ・ユーザー・エクスペリエンスに移行する必要があります。
一般設定情報の統合情報については、My Oracle Supportの文書ID 2399671.1 - HCMレスポンシブ・ユーザー・エクスペリエンスの設定情報に関する項を参照してください。
_________________________
既知の問題 / 月次および法定メンテナンス・パック
Oracleは各更新における既知の問題に関するドキュメントを公開することにより、お客様が遭遇する可能性のある問題について啓発し、回避策があればそのドキュメントにおいてその回避策を提供します。
Oracleは、月次または法定パッチ適用により修正された不具合のメンテナンス・パックおよび法定メンテナンス・パックのドキュメントも公開します。
これらのドキュメントを参照するには、My Oracle Supportにアクセスできる必要があります。
Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 15548381)
次に、制限付提供プログラムが提供する制限付提供機能のリストを示します。
ノート: 現時点では、これらの機能をすべてのお客様がご利用いただけるわけではありません。これらは制限付提供プログラムを介してのみ使用可能であり、この機能プログラムに参加するには承認が必要になります。これらのプログラムに参加するには、テストに参加して、フィードバックを返していただく必要があります。プログラムによっては、他のご協力が必要な場合もあります。
これらの初期段階のプログラムに参加する時間がない場合、ご心配はいりません。すべてのお客様向けの一般提供が始まった時点で、この機能をご利用ください。すべてのお客様がこれらの機能をご利用いただけるようになると、通常どおり製品見出しの下に機能が表示されます。
ぜひ機能のリストをご覧になり、機能のリリース・スケジュールより前に実装する必要がある機能があるかどうかをご確認ください。機能のサインアップに関する情報は、次の表をご覧ください。これらのプログラムの参加者数は限られており、一部は特定のお客様向けのプログラムであるため、早めにサインアップしてください。
次の表に、使用可能な機能とサインアップ方法の簡単な説明を示します。提供される機能が多い場合は、この表の下にある「新機能」に機能の詳細が説明されている場合もあります。
制限付提供プログラムにご参加いただき、お客様のご意見やアイデアをお聞かせいただけることを楽しみにしています。
製品 | 機能名 | 機能の説明 | テストが必要なお客様のタイプ | サインアップ方法 | 制限付提供リリース | 現在参加可能 |
---|---|---|---|---|---|---|
すべてのHCM製品 |
HCMの新しいグローバル検索により、個人の検索エクスペリエンスが高速化され、新しい個人検索機能が導入されます。 これは、Oracle Cloudの専用検索プラットフォームであるOracle Search個人索引の更新(次の機能)に基づいています。 |
これは、次のHCM機能用のOracle Searchに依存しています。 |
適用方法については、次のMy Oracle Supportドキュメントを参照してください。 Fusion Global HR: How to Apply for Oracle Search - Based Global Search under Controlled Availability (ドキュメントID 2743208.1) |
改訂21A - 21D | 参加可能 |
|
すべてのHCM製品 |
Oracle Searchは、Human Capital Management Cloud環境で使用可能な専用の検索エンジンです。 これは、Oracle Cloudの専用検索プラットフォームであるOracle Search個人索引の更新(次の機能)に基づいています。 |
前述のOracle Searchベースのグローバル検索または制限付提供機能の21AグローバルHRの新機能の「コネクション」に依存します。 |
Oracle Searchは、スタンドアロン機能としては要求できません。これは、「コネクション」など、特定のOracle Search依存機能(制限付提供機能の21AグローバルHRの新機能)またはOracle Searchベースのグローバル検索(制限付提供機能の21A HCM共通新機能)を介して要求する必要があります。 |
改訂21A - 21D |
参加可能 | |
すべてのHCM製品 |
Oracle Search個人索引は、パフォーマンスを向上させるために最適化されています。この機能は、Oracle Search依存の機能に必要です。前述のOracle Search for HCMを参照してください。 HCM Oracle Searchの機能(接続、Oracle Searchベースのグローバル検索、後任組織チャート)を使用する、制限付提供のお客様は、索引を再作成する必要があります。 |
HCM Oracle Search機能(接続、Oracle Searchベースのグローバル検索、後任組織チャート)の使用。 |
Oracle Search機能(接続、Oracle Searchベースのグローバル検索、後任組織チャート)を使用するお客様のみ。 |
改訂21C - 21D | 参加可能 |
Oracle Global Human Resourcesでは、柔軟で拡張可能なベスト・プラクティスを使用してすべてのワークフォース・セグメントを計画、管理および最適化することで、コンプライアンスを確保し、全体的なワークフォース・エンゲージメントを強化しながら、大きなメリットを得られます。
処理のデフォルト設定ロジックを拡張して、処理に対して国とロールのマッピングを評価するようにしました。この機能では、次の順序に基づいて処理を導出することによって、処理がデフォルトで設定されます。
評価順序 |
処理に対して国が構成されているか。 |
処理に対してロールが構成されているか。 |
デフォルト処理の導出方法 |
---|---|---|---|
1 | いいえ | いいえ | 処理に対して国とロールが設定されていない場合、処理名のアルファベット順に並べ替えられた処理リストの最初の処理がデフォルト設定されます。 |
2 | はい | はい | 要求者のロールと就業者の雇用主の国の両方と処理が一致する場合は、処理名のアルファベット順にソートされた処理リストの最初の処理がデフォルトで設定されます。 |
3 | はい | いいえ | 就業者の雇用主の国と処理が一致する場合は、処理名のアルファベット順にソートされた処理リストの最初の処理がデフォルトで設定されます。 |
4 | いいえ | はい | 要求者のロールと処理が一致する場合は、処理名のアルファベット順にソートされた処理リストの最初の処理がデフォルトで設定されます。 |
これらの場合は、処理名のアルファベット順にソートされた最初の処理がデフォルトで設定されます。
-
構成された処理の国とロールが一致しません。
-
国は一致しますが、ロールが一致しません。
-
ロールは一致しますが、国が一致しません。
いずれの場合も、フローに対して許可された処理タイプのコンテキスト内で処理が導出されます。
結果として得られる処理リストは、処理名のアルファベット順にソートされて表示されます。
退職フローの場合、デフォルト処理が導出される順序は次のとおりです。
-
自己都合として構成された処理については、表の評価順序1から4を使用します。
-
会社都合として構成された処理については、評価順序1から4を使用します。
-
一致が見つからない場合は、処理名のアルファベット順にソートされた、自己都合処理の処理リストの最初の処理がデフォルトで設定されます。
-
一致が見つからない場合は、処理名のアルファベット順にソートされた、会社都合処理の処理リストの最初の処理がデフォルトで設定されます。
次の例では、順序に基づいた処理のデフォルト設定方法を説明します。
例1:
処理 | 国 | ロール |
---|---|---|
処理1 | Null | Null |
処理2 |
国1 | ロール1 |
処理3 |
国2 |
Null |
処理4 |
Null | ロール2 |
処理5 |
国3 |
ロール3 |
例1では、ユーザーが就業者トランザクションを実行すると、国およびロールが設定されていないグローバル処理であるため、処理1がデフォルトで設定されます。
例2:
処理 | 国 | ロール |
---|---|---|
処理2 | 国1 |
ロール1 |
処理3 |
国2 |
Null |
処理4 |
Null | ロール2 |
処理5 |
国3 |
ロール3 |
例2については、次の表に、ユーザーにデフォルト設定される処理を示します。
ユーザー | 就業者の国 | ユーザー・ロール | デフォルト設定される処理 |
---|---|---|---|
ユーザー1 | 国1 | ロール1 | 処理2 |
ユーザー2 | 国2 | ロール21 | 処理3 |
ユーザー3 | 国31 | ロール2 | 処理4 |
ユーザー4 | 国41 | ロール41 | 処理2 |
ユーザー4の場合、処理2がデフォルトで設定されますが、処理値リストには存在しないため、ユーザーがこの値を変更すると、「処理2」の値を入力できなくなります。
処理値リストの国固有およびロール固有処理のデフォルト設定。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
- この機能は、レスポンシブ雇用ページの「処理」フィールドの処理のデフォルトのみを設定するため、処理値リストに表示される値のリストには影響しません。
文書レコードとその添付を一括ダウンロードできるようになりました。文書タイプまたは個人名、あるいはその両方に基づいてすべての文書レコードをダウンロードでき、オプションで日付範囲を指定できます。たとえば、特定の個人または文書タイプのすべての文書レコード(すべての個人のパスポートなど)をダウンロードできます。
また、ダウンロードした文書レコードは、次のいずれかのオプションを使用してグループ化できます。
- なし: これがデフォルト・オプションです。
- 文書タイプ: 各文書タイプ別にグループ化します。
- 個人: 個人別にグループ化します。
選択したグループ化基準に基づいて、ダウンロード・フォルダは次のように作成されます。
-
なし: ダウンロード・フォルダは作成されず、ダウンロードされたすべてのファイルが単一のフォルダに保存されます。
-
文書タイプ: ダウンロードされたシステム文書タイプごとにダウンロード・フォルダが作成されます。フォルダ名はシステム文書タイプと同じです。このフォルダには、個人ごとに個別のダウンロード済ファイルが含まれます。
-
個人: 個人ごとにダウンロード・フォルダが作成されます。フォルダ名は、個人番号と同じです。このフォルダには、システム文書タイプごとに個別のダウンロード済ファイルが含まれます。
ダウンロード・フォルダで使用されるファイル名形式は、PersonNumber_SystemDocumentType_UCMID_PhysicalFileNameです。たとえば、955160008186124_GLB_PASSPORT_UCMFA00027817_My India Passport.pdf
ノート: パフォーマンス上の理由により、すべての個人のすべての文書タイプの文書レコードはダウンロードできません。文書タイプまたは個人のいずれかを指定する必要があります。
文書レコードの一括ダウンロードのランディング・ページに表示される送信済要求
「文書レコードの一括ダウンロード」ページの「追加」ボタンをクリックして、新しい一括ダウンロード要求を送信できます。
文書レコードを一括ダウンロードするためのパラメータの選択
文書レコードの一括ダウンロード・プロセスの送信の確認
プロセスの完了時にZip済文書レコードおよび添付をダウンロード
デフォルトでは、文書レコードの一括ダウンロードを要求すると、ユーザーの文書タイプ・セキュリティ・プロファイルの一部であるすべての文書タイプが「文書タイプ」値リスト(LOV)に表示されます。「企業HCM情報の管理」設定ページでHCMフロー - 文書タイプのマッピングを構成して、雇用フローから一括ダウンロードできる文書タイプのリストを制限できます。このマッピングは、「文書レコードの一括ダウンロード」ページにのみ適用されます。
「文書レコードの一括ダウンロード」フローのHCMフロー - 文書タイプのマッピング
また、個人の文書レコードを「文書レコード」リスト・ページから直接ダウンロードすることもできます。
ノート: 「文書レコード」リスト・ページの「ダウンロード」ボタンは、「ロール」セクションで説明したのと同じセキュリティ権限を使用して制御されます。
「文書レコード」リスト・ページから個人のすべての文書レコードをダウンロード
文書レコードおよび関連する添付を一括ダウンロードすることで時間と労力を節約できます。
有効化のステップ
「文書レコードの一括ダウンロード」フローの文書タイプ・マッピングを構成します。これを行うには、次のステップに従います。
- 「設定および保守」作業領域で、「企業HCM情報の管理」タスクを検索して選択します。
- 「編集」をクリックし、「訂正」をクリックします。
- HCMフローと文書タイプのマッピング・セクションにナビゲートします。
- 「行の追加」(+)アイコンをクリックします。
- 「文書レコードの一括ダウンロード」フローと文書タイプを検索して選択します。
- ステップ4と5を繰り返して、追加のマッピングを構成します。
- 「送信」をクリックし、警告ダイアログ・ボックスで「はい」をクリックします。
- 確認ダイアログ・ボックスで「OK」をクリックし、「完了」をクリックします。
ヒントと考慮事項
-
「送信済一括ダウンロード・プロセス」セクションでは、次の操作を実行します。
- ログイン・ユーザーによって送信されたESSジョブを表示します。
- 未完了のESSジョブを取り消すオプションが用意されています。
- 選択したESSジョブと同じパラメータ・セットを使用してジョブを再送信するためのオプションが用意されています。
-
一括ダウンロード要求を送信すると、ESSプロセスが送信されます。送信されたプロセスのステータスは、「実行中」、「成功」または「エラー」として表示されます。
-
送信された一括ダウンロード・プロセスが成功すると、ダウンロードする添付ファイルはzipファイルとして提供されます。
-
ESS zipファイルは、ESSジョブIDの名前で作成されます。
-
ESS_Zファイルには添付が含まれ、ESS_Oには出力が含まれ、ESS_Lにはログ・ファイルが含まれます。
-
セキュリティ上の理由から、添付のハイパーリンクは10分間有効です。10分経過後にURLリンクをクリックすると、404エラーが発生します。保護されたハイパーリンクを再生成するには、UIを再起動する必要があります。
-
ESS zipファイルは、文書レコード詳細を.datファイルとして抽出します。文書レコードおよび添付に関連する列は、|デリミタで区切られ、デリミタを|に設定してスプレッドシートで開き、.xls形式でデータを表示できます
-
文書レコード詳細を含むファイルの名前は、DocumentsOfRecord.datです。
-
-
承認待ちの文書レコードは一括ダウンロードに含まれません。
-
各zipファイルの最大サイズは1 GBです。zipファイルのサイズが1 GBを超える場合、zipファイルは複数のzipファイルに分割されます。
-
zipファイル内の個々のファイルのデフォルトのサイズ制限は5 MBです。5 MBを超える添付ファイルはダウンロードに含まれません。このサイズ制限は、デフォルト値が5 MBのORA_PER_DOR_FILE_DOWNLOAD_MAX_SIZEプロファイル・オプションによって制御されます。
-
この表は、プロファイル・オプションの詳細を示しています。このプロファイル・オプションの値を変更して、より大きなファイルをダウンロードに含めることができます。
プロファイル・オプション・コード |
プロファイル表示名 |
デフォルトのプロファイル値 |
---|---|---|
ORA_PER_DOR_FILE_DOWNLOAD_MAX_SIZE |
文書レコード・ファイル・ダウンロードの最大サイズ |
5 MB |
-
大きな添付ファイルをダウンロードすると、断続的にエラー・メッセージが表示されます。この動作は、大規模なファイルのダウンロードをサポートしていないWeb Centerサービスの問題が原因で発生します。ただし、エラー・メッセージが表示されても、ファイルがダウンロードされるため、機能は失われません。「OK」をクリックすると、エラー・メッセージをバイパスできます。
-
送信された一括ダウンロード・プロセスのデータは、ESSプロセスがパージされるまで使用できます。詳細は、My Oracle SupportのFusion Applications CloudでESSジョブがパージされているかどうかの確認方法の参照に関するドキュメント(文書ID 2363763.1)。
-
「文書レコード」リスト・ページの「ダウンロード」ボタンを使用して、個人の文書レコードをダウンロードすることもできます。
-
ページでフィルタした文書レコードのみがダウンロードされます。
-
承認待ちトランザクションはダウンロードされません。
-
主なリソース
詳細は、Oracle Help Centerで次のリソースを参照してください。
- 『Global Human Resources Cloudグローバル人事管理の実装』、第13章「ワークフォース・レコード」、文書レコード
ロール情報
この表は、この機能をサポートする集計権限およびそれらを継承する事前定義ロールを示しています。
集計権限名およびコード |
ジョブ・ロール名 |
---|---|
文書レコードの一括ダウンロード ORA_PER_MASS_DOWNLOAD_DOCUMENT_RECORDS |
|
事前定義ロールを使用している場合には、処理は必要ありません。ただし、これらのロールのカスタム・バージョンを使用している場合、この機能を使用するには、そのカスタム・ロールにこの集計権限を追加する必要があります。既存のロールへの新機能の実装の詳細は、My Oracle Supportにあるリリース13のOracle Human Capital Management Cloud Security Upgrade Guide (ドキュメントID 2023523.1)を参照してください。
ノート: この新しい集計権限では、既存の個人文書データの表示権限が使用されます。これにより、ユーザーは、複数の文書レコード・ページにわたって、同じ個人について同じ文書タイプに対する一貫したアクセス権を持つようになります。ダウンロード用に選択したコンテンツでは、個人および文書タイプのセキュリティ構成に基づいて、既存の「個人文書データの管理」および「個人文書データの表示」セキュリティ権限を使用します。つまり、ユーザーは、必要な管理アクセス権または表示アクセス権を持つ個人の文書レコードのみをダウンロードできます。
HR担当者やHRアナリストが割り当てられたセキュリティ権限に基づいて公開日より前に文書レコードを表示できるようになりました。
将来の公開日の文書レコードの表示
将来の公開日が表示された文書レコード
未公開の文書レコードを表示できる柔軟性。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
主なリソース
- Oracle Help Centerにある『Global Human Resources Cloudグローバル人事管理の実装』、第13章「ワークフォース・レコード」、文書レコード
ロール情報
この表は、この機能をサポートする機能権限およびそれらを継承する事前定義ロールを示しています。
機能権限名およびコード |
ジョブ・ロール名 |
---|---|
未公開文書レコードの表示 PER_VIEW_UNPUBLISHED_DOCUMENT_RECORDS |
|
事前定義ロールを使用している場合には、処理は必要ありません。ただし、これらのロールのカスタム・バージョンを使用している場合、この機能を使用するには、そのカスタム・ロールにこの機能権限を追加する必要があります。既存のロールへの新機能の実装の詳細は、My Oracle Supportにあるリリース13の『Oracle Human Capital Management Cloudセキュリティ・アップグレード・ガイド』(文書ID 2023523.1)を参照してください。
文書レコード・テキスト属性での複数行の表示および入力のサポート
テキスト・フィールドをドラッグして展開し、文書レコードのフィールド・サイズに対応する最大テキストを表示できるようになりました。次の文書タイプ・テキスト・フィールドは、最大テキストを表示するように拡張されています。
-
文書名
-
文書番号
-
発行場所
-
発行機関
-
発行コメント
テキスト・フィールドをドラッグして文書レコードの最大テキストを表示
これにより、操作性が向上し、ユーザーがテキストを表示および追加できるようになります。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
テキスト・フィールドをドラッグして展開する機能は、モバイル・デバイスではサポートされていません。
行を展開すると、「文書レコード」リスト・ページで文書コードを直接表示できます。自動生成された文書コードには、ミリ秒を表示するタイムスタンプが含まれます。
「文書レコード」リスト・ページで自動生成された文書コード
文書タイプと文書名が同じ文書レコードを簡単に区別できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
文書タイプ・セキュリティ・プロファイルの構成時に、追加基準および除外基準に文書タイプをさらに含めることができるようになりました。
文書タイプ・セキュリティ・プロファイルでサポートされる文書タイプが増えました。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
主なリソース
- Oracle Help CenterのHCMの保護、第18章「組織とその他のセキュリティ・プロファイル」、文書タイプ・セキュリティ・プロファイルの例。
ロール情報
セキュリティ・プロファイルを使用するには、ITセキュリティ・マネージャ・ロールが付与されていることが必要です。
雇用開始日のレスポンシブでコンパクトなガイド付きプロセスを使用することで、雇用関係開始日を簡単に変更できるようになりました。この新しいガイド付きプロセスを使用して、退職した就業者の採用日および処理待ち就業者の提示開始日を変更することもできます。「雇用開始日」クイック処理は、ホーム・ページの「自分のチーム」タブと「自分のクライアント・グループ」タブで使用できます。
雇用開始日のコンパクトなガイド付きプロセス
読取り専用の処理名フィールドには、処理名に処理日が追加されて表示されます。処理待ち就業者の雇用関係の場合、追加される日付は処理待ち就業者の提示開始日です。
アサイメント・データは、「雇用開始日」ページにも読取り専用モードで表示されます。「雇用開始日」検索ページで就業者が検索された日付時点でのアサイメント・データが表示されます。雇用関係に複数のアサイメントがある場合、検索日の時点でアクティブなアサイメントのみが表示されます。
処理待ち就業者の場合、処理待ち就業者雇用関係の雇用関係開始日ではなく、提示開始日を変更するオプションが提供されます。処理待ち就業者の提示開始日を変更すると、アプリケーションにより雇用関係開始日が自動的に変更されます(該当する場合)。この変更が発生するのは、新規提示開始日が元の雇用関係開始日より前の日付の場合のみです。次の表に、アプリケーションによって雇用関係開始日が変更される例を示します。
処理待ち就業者名 |
雇用関係開始日 |
提示開始日 |
新規提示開始日 |
新規雇用関係開始日 |
---|---|---|---|---|
Jon Smith |
2021年1月1日 |
2021年2月1日 |
2021年2月15日 |
2021年1月1日(変更なし) |
Rohit Singh |
2021年1月1日 |
2021年2月1日 |
2020年12月1日 |
2020年12月1日 |
「雇用開始日」クイック処理は、「新規個人」作業領域の処理待ち就業者ダッシュボードの各就業者に対応する「処理」省略記号アイコン(…)をクリックした場合にも使用できます。
処理待ち就業者ダッシュボードから「雇用開始日」ページへのアクセス
「雇用開始日」ページは、新しい雇用開始日承認プロセスでもサポートされます。
次の表は、承認プロセスの詳細を示しています。
承認プロセス名 |
サポートされるペイロード |
BIPレポート名 |
データ・モデル名 |
---|---|---|---|
雇用開始日 |
|
EmploymentStartDatesReport |
EmploymentStartDates |
雇用開始日承認プロセス
他の雇用トランザクションが承認待ちの場合、「雇用開始日」ページを使用して雇用関係開始日を変更することはできません。
通知ヘッダーには現在の開始日が有効日として表示され、現在の開始日時点でのデータのフェッチも行われます。
「雇用開始日」レスポンシブ・ページでは、雇用関係、退職した就業者および処理待ち就業者の開始日を簡単に管理できます。この専用ページでは、開始日を1か所から変更することができます。
有効化のステップ
権限またはジョブ・ロール(あるいはその両方)を割当てまたは更新することで、機能にアクセスできるようにします。詳細は、ロールの項を参照してください。
ヒントと考慮事項
-
雇用関係を変更すると生成されるすべてのエラー・メッセージは「開始日情報」セクションに表示されます。
エラー・メッセージの統合表示
-
雇用関係開始日を変更しても、契約および試用期間終了日は移動されません。
-
HCMエクスペリエンス設計スタジオを使用して、「雇用開始日」ページをパーソナライズできます。
-
アサイメント・レベル・セキュリティが有効な場合、ユーザーは雇用関係の追加時に作成された最初のアサイメントへのアクセス権を持つ場合にのみ、雇用関係開始日を変更できます。
主なリソース
開始日の変更の詳細は、Oracle Help Centerのグローバル人事管理の使用ガイドの次のトピックを参照してください。
-
開始日変更の例
ロール情報
この表は、この機能をサポートする集計権限およびそれらを継承する事前定義ロールを示しています。
集計権限名およびコード |
ジョブ・ロール名 |
---|---|
雇用開始日の変更 ORA_PER_CHANGE_EMPLOYMENT_START_DATES |
|
事前定義ロールを使用している場合には、処理は必要ありません。ただし、これらのロールのカスタム・バージョンを使用している場合、この機能を使用するには、そのカスタム・ロールにこれらの集計権限を追加する必要があります。既存のロールへの新機能の実装の詳細は、My Oracle Supportにあるリリース13のOracle Human Capital Management Cloud Security Upgrade Guide (ドキュメントID 2023523.1)を参照してください。
雇用主に基づいてクライアント側の事業所値リスト(LOV)を追加でフィルタリングする機能が向上しました。拡張された値リストを使用できるレスポンシブな雇用ページは次のとおりです。
-
処理待ち就業者の追加
-
処理待ち就業者の編集
-
従業員の採用
-
派遣就業者の追加
-
非就業者の追加
-
雇用関係の作成
-
ローカルおよびグローバル異動
-
アサイメントの追加
-
雇用詳細
-
アサイメントの変更
-
昇格・昇進
-
異動
-
一括雇用主変更
-
事業所の変更
選択した雇用主に関連付けられた事業所の表示
現在、事業所はビジネス・ユニット - セット・マッピングに基づいてフィルタされています。この機能は、最初にビジネス・ユニット - セット・マッピングによって、次に雇用主によって、事業所フィルタリング機能をさらに絞り込むことで使いやすさを向上させます。
有効化のステップ
雇用主に基づいて「事業所」値リストをフィルタするには、レスポンシブな「事業所詳細」クイック処理を使用して、1つの事業所で事業を行う複数の雇用主を関連付ける必要があります。
詳細は、更新21Dの「複数の雇用主と1つの事業所の関連付け」機能の「有効化のステップ」の項を参照してください。
ヒントと考慮事項
- 事業所値リストは、この機能にリストされたレスポンシブな雇用ページでのみ、以前に選択した雇用主に基づいてフィルタされます。フィルタリングは検証ではありません。そのため、事業所フィルタリングはREST API、HCMデータ・ローダーおよびHCMスプレッドシート・データ・ローダーには適用されません。
主なリソース
詳細は、21Dの人事管理What's Newで複数の雇用主と1つの事業所の関連付け機能を参照してください。
また、Oracle Help Centerの次のトピックも参照してください。
- 『Human Resources Cloudグローバル人事管理の実装』ガイドの第7章「ディビジョン、部門、労働組合、事業所およびツリー」の雇用主と事業所の関連付け
ロール情報
「設定および保守」領域で作業するには、「人材管理アプリケーション管理者」ロールが付与されていることが必要です。
雇用主を使用したクライアント側ビジネス・ユニット値リストのフィルタ
雇用主に基づいて、クライアント側のビジネス・ユニット値リスト(LOV)をフィルタリングする機能が向上しました。拡張された値リストを使用できるレスポンシブな雇用ページは次のとおりです。
-
処理待ち就業者の追加
-
処理待ち就業者の編集
-
従業員の採用
-
派遣就業者の追加
-
非就業者の追加
-
雇用関係の作成
-
ローカルおよびグローバル異動
-
アサイメントの追加
-
雇用詳細
-
アサイメントの変更
-
昇格・昇進
-
異動
-
一括雇用主変更
選択した雇用主に関連付けられたビジネス・ユニットの表示
この機能により、雇用主に応じて表示されるビジネス・ユニットをフィルタすることで、利便性が向上します。
有効化のステップ
選択した雇用主に基づいて「ビジネス・ユニット」値リストをフィルタするには、次を実行する必要があります。
- 組織情報EFFを使用して関連ビジネス・ユニット拡張可能フレックスフィールド(EFF)コンテキストを「法的エンティティHCM情報の管理」ページに追加し、フレックスフィールドをデプロイします。
- 「法的エンティティHCM情報の管理」ページで、ビジネス・ユニットを雇用主に関連付けます。
詳細は、更新21Dの「複数のビジネス・ユニットと1人の雇用主の関連付け」機能の「有効化のステップ」の項を参照してください。
ヒントと考慮事項
- ビジネス・ユニット値リストは、この機能にリストされているレスポンシブな雇用ページでのみ、以前に選択した雇用主に基づいてフィルタされます。フィルタリングは検証ではありません。したがって、ビジネス・ユニット・フィルタリングはREST API、HCMデータ・ローダーおよびHCMスプレッドシート・データ・ローダーには適用されません。
主なリソース
- 詳細は、21Dの人事管理What's Newで「複数のビジネス・ユニットと1人の雇用主の関連付け」機能を参照してください。
- また、Oracle Help Centerで、『Global Human Resources Cloudグローバル人事管理の実装』ガイド→第5章「法的エンティティ、ビジネス・ユニットおよび参照データセット」→ビジネス・ユニットを参照してください。
ロール情報
「設定および保守」領域で作業するには、「人材管理アプリケーション管理者」ロールが付与されていることが必要です。
V3年功起算日を使用する場合は、アサイメント・カテゴリの年功を追跡できるようになりました。年功ルールを構成するための属性としてアサイメント・カテゴリが追加されます。
アサイメント・カテゴリの年功起算日ルールの構成
アサイメント・カテゴリに基づいて年功を追跡します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
主なリソース
詳細は、Oracle Help Centerの次のトピックを参照してください。
-
年功起算日属性
-
年功起算日バージョン
-
年功起算日の構成方法
ロール情報
「設定および保守」領域で作業するには、「人材管理アプリケーション管理者」ロールが付与されていることが必要です。
V3年功ルール作成時の累計オプションおよび就業者タイプのデフォルト値
新しいV3年功ルールを作成する際に、「累計」オプションのデフォルト値を「いいえ」に設定し、「就業者タイプ」フィルタを「従業員」に設定することで、年功ルール構成を合理化しました。
「累計」オプションおよび「就業者タイプ」のデフォルト値の設定
「年功起算日ルールの構成」ページで「累計」オプションと「就業者タイプ」フィルタのデフォルト値を指定することで、V3年功ルール構成を簡略化します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
主なリソース
詳細は、Oracle Help Centerの次のトピックを参照してください。
-
年功起算日の構成方法
ロール情報
「設定および保守」領域で作業するには、「人材管理アプリケーション管理者」ロールが付与されていることが必要です。
ポジション同期化: プロファイル・オプションに基づくデフォルト・マネージャ
ライン・マネージャ同期化が使用可能で、親ポジションに複数の在職者がいる場合に、アサイメントのマネージャをデフォルトにする新しいプロファイル・オプションを追加しました。たとえば、親ポジションに複数の在職者がいる別のポジションに就業者を異動させる場合などです。そのため、現在のマネージャが新しい親ポジションの在職者の一人である場合、その従業員はマネージャとして保持されます。そうでない場合、マネージャは次に示すプロファイル・オプションに基づいてデフォルト設定されます。他の在職者のいずれかを手動で選択することもできますが、親ポジションにいない人は選択できません。
ポジション在職者の選択済の勤続年数オプションを使用したアサイメント上長のデフォルト設定の構成プロファイル・オプションの設定に基づいて、マネージャがアサイメントにデフォルト設定されます。次のいずれかの値を選択できます。
- アサイメントにおける最長勤続年数(デフォルト)
- ポジションにおける最長勤続年数
- 企業における最長勤続年数
- ポジションにおける最短勤続年数
- 企業における最短勤続年数
ノート: アサイメントにおける最長勤続年数オプションでは休止マネージャも考慮されますが、その他すべての新規オプションではアクティブなマネージャ・アサイメントのみが考慮されます。
勤続年数計算の例
このようなシナリオのいくつかで、特定の在職者への承認ルーティングを目的として勤続年数がどのように計算されるかを示します。
1.親ポジションの複数マネージャ(単一アサイメントのマネージャとアサイメント変更があるマネージャ)
2人のマネージャ、Amit ShuklaとDonna Smithは同じポジションです。前者は同じアサイメントにおける勤続年数が最長で、後者は企業における勤続年数が最長ですが、アサイメントは変更されています。
従業員 | 処理 | 日付 | ポジション | ステータス | 勤続年数 | コメント |
---|---|---|---|---|---|---|
Amit Shukla | 採用 | 2009年1月1日 |
アシスタント・マネージャ | アクティブ | 12年 | このポジションで12年間アクティブ |
Donna Smith | 採用 | 2000年1月1日 | アシスタント・マネージャ |
アクティブ | 5年 | |
アサイメントの変更 | 2005年1月1日 |
セールス・アナリスト | アクティブ |
6年 | ||
アサイメントの変更 | 2010年1月1日 |
アシスタント・マネージャ |
アクティブ |
11年 | アシスタント・マネージャのポジションにおける勤続年数を加算すると、 16年(11 + 5) プロファイル値が「企業における最長勤続年数」に設定された場合も、承認はDonna Smithにルーティングされます |
2.親ポジションの複数マネージャ(単一アサイメントのマネージャと非アクティブなアサイメントがあるマネージャ)
2人のマネージャ、Amit ShuklaとJason Kingは同じポジションです。前者は同じアサイメントにおける勤続年数が最長で、後者は企業における勤続年数が最長ですが、異なる雇用主に異動されました(グローバル異動)。
従業員 | 処理 | 日付 | ポジション | ステータス | 勤続年数 | コメント |
---|---|---|---|---|---|---|
Amit Shukla | 採用 | 2009年1月1日 |
アシスタント・マネージャ | アクティブ | 12年 | このポジションで12年間アクティブ |
Jason King | 採用 | 2005年1月1日 | アシスタント・マネージャ | アクティブ | 6年 | |
アサイメントの終了 | 2010年12月31日 | セールス・アナリスト | 非アクティブ | このアサイメントの最終日は2010年12月31日です。アサイメントの非アクティブ・ステータスの有効開始日は2011年1月1日です。 |
||
アサイメントの追加 | 2010年1月1日 | アシスタント・マネージャ | アクティブ | 11年 | アシスタント・マネージャのポジションにおける勤続年数を加算し、重複期間を差し引くと、次のようになります。 16年(6 + 11 -1年(重複を差し引く)) |
3.親ポジションの複数マネージャ(単一アサイメントのマネージャと再雇用があるマネージャ)
2人のマネージャ、Amit ShuklaとPaul Smithは同じポジションです。前者は同じアサイメントにおける勤続年数が最長で、後者は、同じポジションに再雇用された後も同じアサイメントおよびポジションにおける勤続年数が最長です。
従業員 | 処理 | 日付 | ポジション | ステータス | 勤続年数 | コメント |
---|---|---|---|---|---|---|
Amit Shukla | 採用 | 2009年1月1日 |
アシスタント・マネージャ | アクティブ | 12年 | このポジションで12年間アクティブ |
Paul Smith | 採用 | 1995年1月1日 | アシスタント・マネージャ |
アクティブ |
6年 | |
退職 | 2000年12月31日 | アシスタント・マネージャ |
非アクティブ | |||
再雇用 | 2010年1月1日 | アシスタント・マネージャ |
アクティブ |
11年 | 個人が所定のポジションにおいてアクティブである勤続年数を加算 17年(6 + 11) |
勤続年数基準を満たす在職者が複数存在する場合は、個人レコードの作成日時がマネージャのデフォルト設定で考慮されることに注意してください。
この機能は、親ポジションに複数の在職者がいる場合に、アサイメントのマネージャ値をデフォルト設定することで、ユーザー・エクスペリエンスを向上させるのに役立ちます。
有効化のステップ
ポジションのマネージャ値をデフォルト設定するには、ポジション在職者の選択済の勤続年数オプションを使用したアサイメント上長のデフォルト設定の構成(ORA_PER_POS_INCUMBENT_TENURE_ASG_SUP)プロファイル・オプションを設定する必要があります。
前提条件:
- 「ポジション同期化の使用可能」オプションは、「企業HCM情報の管理」ページまたは「法的エンティティHCM情報の管理」ページで選択します。
- マネージャの同期は、「HCMポジション階層の使用」に基づきます。
フィールド | 値 |
---|---|
プロファイル・オプション・コード |
ORA_PER_POS_INCUMBENT_TENURE_ASG_SUP |
プロファイル・オプションの値を設定するには、「設定および保守」作業領域にナビゲートします。
- 「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索してクリックします。
- ORA_PER_POS_INCUMBENT_TENURE_ASG_SUPプロファイル・オプション・コードを検索し、検索結果でそのプロファイル・オプションを選択します。
- 「プロファイル値」セクションで。
- 次のプロファイル値のいずれかを選択できます。
プロファイル・オプション値 | 摘要 |
---|---|
アサイメントにおける最長勤続年数 |
マネージャは、アサイメントにおける勤続年数が最も長い親ポジション在職者にデフォルト設定されます。このオプションでは、アクティブなアサイメントと休止アサイメントの両方が考慮されます。 これがデフォルト値です。 |
企業における最長勤続年数 |
マネージャは、企業における勤続年数が最も長い親ポジション在職者にデフォルト設定されます。このオプションでは、アクティブなアサイメントのみが考慮されます。 |
ポジションにおける最長勤続年数 |
マネージャは、ポジションにおける勤続年数が最も長い親ポジション在職者にデフォルト設定されます。このオプションでは、アクティブなアサイメントのみが考慮されます。 |
企業における最短勤続年数 |
マネージャは、企業における勤続年数が最も短い親ポジション在職者にデフォルト設定されます。このオプションでは、アクティブなアサイメントのみが考慮されます。 |
ポジションにおける最短勤続年数 |
マネージャは、ポジションにおける勤続年数が最も短い親ポジション在職者にデフォルト設定されます。このオプションでは、アクティブなアサイメントのみが考慮されます。 |
- 「保存してクローズ」をクリックします。
ヒントと考慮事項
- 「ポジションからの個人アサイメントの同期化」スケジュール済プロセスが更新され、プロファイル・オプションが考慮されます。
- アサイメント、ポジションまたはポジション同期化の構成が変更されると、スケジュール済プロセスがトリガーされます
- アサイメント
- 有効日分割の原因となるポジションの変更
- マネージャの退職またはポジションの変更による直属の部下のアサイメント変更
- ポジション
- 親ポジションの変更
- 有効日分割の原因となるポジションの変更
- ポジション同期化構成変更
- アサイメント
- ESSプロセスを定期的に実行することをお薦めします。
- 親ポジションの在職者の一人が現在のマネージャである場合、プロファイル・オプション設定は無視されます。
主なリソース
詳細は、Oracle Help Centerの次のリソースを参照してください。
- 『Global Human Resources Cloudグローバル人事管理の実装』、第8章「ジョブとポジション」、ポジション同期化
- 『Global Human Resources Cloudグローバル人事管理の実装』、第8章「ジョブとポジション」、ポジションからの個人アサイメントの同期化
「個人の追加」および「雇用関係の作成」のフローでマネージャのデフォルト設定を使用不可にする機能
プロファイル・オプション「ライン・マネージャとしてのデフォルト・ログイン・ユーザー使用可能」(ORA_PER_EMPL_DFLT_LOGGED_USER_AS_LINE_MGR_ENABLED)を使用して、「個人の追加」および「雇用関係の作成」レスポンシブ・フローでログイン・ユーザーとしてのライン・マネージャのデフォルト設定を使用不可にできます。
各プロファイル・オプション値によって何が起こるかを見てみましょう。
プロファイル・オプション値 | 結果 |
---|---|
いいえ | 「個人の追加」および「雇用関係の作成」レスポンシブ・フローでマネージャがデフォルト設定されません |
はい | マネージャは、トランザクションを実行するユーザーに基づいてデフォルト設定されます。 |
影響を受けるフロー
次のレスポンシブ・フローでマネージャのデフォルト設定を有効または無効にできます。
- 従業員の採用
- 派遣就業者の追加
- 処理待ち就業者の追加
- 非就業者の追加
- 雇用関係の作成
HCMデータ・ローダー(HDL)、REST、クラシックの「個人の追加」および「雇用関係の作成」フロー、「ユーザーの管理」、オファーまたはオファーの変換フローの動作には影響しません。
この機能により、採用で正しいマネージャを割り当てて雇用関係フローを作成できます。
有効化のステップ
デフォルトでは、このプロファイル・オプションは「はい」に設定されています。これは、「個人の追加」および「雇用関係の作成」フローでログイン・ユーザーとしてマネージャがデフォルト設定されることを意味します。
フィールド | 値 |
---|---|
プロファイル・オプション・コード | ORA_PER_EMPL_DFLT_LOGGED_USER_AS_LINE_MGR_ENABLED |
マネージャのデフォルト設定を無効にするには、「設定および保守」作業領域にナビゲートします。
- 「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索してクリックします。
- ORA_PER_EMPL_DFLT_LOGGED_USER_AS_LINE_MGR_ENABLEDプロファイル・オプションコードを検索し、検索結果でそのプロファイル・オプションを選択します。
- 「プロファイル値」領域の「プロファイル値」フィールドで「いいえ」を選択します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
ヒントと考慮事項
- ポジション同期化が有効な場合はポジション階層から、またはプロファイル・オプションPER_DEPARTMENT_TREE_FOR_MANAGERの値が「はい」の場合は親部門から管理者をデフォルト設定できます。
- マネージャは、ユーザーがHCMに個人レコードを持っている場合にのみ、トランザクションを実行するユーザーに基づいてデフォルト設定されます。
労働協約拡張可能フレックスフィールド(PER_COL_AGREEMENTS_EFF)のデータベース・アイテム(DBI)を作成する機能をユーザーに提供することにより、労働協約の使用方法を拡張しました。指定されたコンテキストに対して労働協約EFF DBIを作成できるようになりました。
「労働協約その他情報EFF」のDBIを管理者が作成できるようになりました。
有効化のステップ
-
ホーム・ページの「自分のクライアント・グループ」タブをクリックします。
-
「給与」グループで「フローの送信」クイック処理を選択します。「フロー送信」ページが表示されます。
-
「フローの選択」セクションで、「フレックスフィールド・データベース・アイテムの生成」フローを検索して選択します。「給与フローの送信」ページが表示されます。
-
「給与フロー」フィールドに、必要なフローの名前を入力します。
-
「フロー・パラメータ」セクションの「名前」フィールドに「労働協約その他情報EFF」と入力します。
-
DBIを作成するコンテキストを選択します。
-
「送信」をクリックします。
労働協約EFFのDBIの作成
主なリソース
詳細は、Oracle Help Centerの次のリソースを参照してください。
- FastFormulaの管理ガイドのフレックスフィールド・データベース・アイテムの生成の概要。
- グローバル人事管理の実装ガイドの労働協約フレックスフィールド。
Oracleは、従来から現在の機能を新しい機能で置き換えるか、既存の機能を削除します。
置換された機能は削除のパスに配置される可能性があります。次の機能は、新しい機能に移動する必要がある更新を示します。ベスト・プラクティスとして、完全サポートのためにただちに新しい機能に移動し、製品に提供される最新の更新内容を維持する必要があります。
削除されたすべての機能には「更新」があり、その機能は使用できなくなります。「更新」に示された機能が使用できなくなるため、必要な計画を行ってその機能を除外してください。
「ローカルおよびグローバル異動」フローと置換された「雇用主の変更」
「雇用主の変更」フローではなく、更新19Aで導入されたレスポンシブな「ローカルおよびグローバル異動」フローを使用することをお薦めします。「ローカルおよびグローバル異動」フローでのみ使用可能な主な機能は次のとおりです。
-
アサイメント拡張可能フレックスフィールドの管理
-
拡張された給与情報およびコピー・オプションの管理
-
パフォーマンス目標および文書のコピー・オプションの管理
レスポンシブなローカルおよびグローバル異動フローを使用して、データをより適切に管理します。
有効化のステップ
権限またはジョブ・ロール(あるいはその両方)を割当てまたは更新することで、機能にアクセスできるようにします。詳細は、ロールの項を参照してください。
ヒントと考慮事項
-
リリース21Dに更新する前に、「雇用主の変更」フローのすべての承認を完了することをお薦めします。アップグレード後に承認待ちがある場合、フローはリリース21Dで置換されるため、エラー・メッセージが表示されることがあります。
主なリソース
詳細は、次のトピックを参照してください。
-
Oracle Help Centerの『グローバル人事管理の使用』ガイドの「就業者の採用と管理」の章にある「異動処理」トピック
-
更新19AのWhat's New - 「ローカルおよびグローバル異動」ガイド・プロセス
-
更新20BのWhat's New - 更新20Dでローカルおよびグローバル異動フローと置換されるように雇用主を変更
-
更新20CのWhat's New - 雇用主の変更フローへのアクセスの終了(更新20D)
-
更新21AのWhat's New - 更新21Dでローカルおよびグローバル異動フローと置換されるように雇用主を変更
-
更新21CのWhat's New - 更新21Dでの「雇用主の変更」フローの置換に関するメッセージ
ロール情報
この表は、この機能をサポートする集計権限およびそれらを継承する事前定義ロールを示しています。
集計権限名およびコード |
ジョブ・ロール名 |
---|---|
就業者ローカルおよびグローバル異動の実行 ORA_PER_TRANSFER_WORKER_LOCAL_GLOBAL |
人事担当者 |
事前定義ロールを使用している場合には、処理は必要ありません。ただし、これらのロールのカスタム・バージョンを使用している場合、この機能を使用するには、そのカスタム・ロールにこの集計権限を追加する必要があります。既存のロールへの新機能の実装の詳細は、My Oracle Supportにあるリリース13の『Oracle Human Capital Management Cloudセキュリティ・アップグレード・ガイド』(文書ID 2023523.1)を参照してください。
質問リストの応答と構成可能フォームの応答を下書きとして保存できる更新21C機能の延長として、同じ機能がすべてのタスク・タイプに拡張されました。デフォルトでは、「下書きとして保存」処理は非表示になっていますが、次のタスク・タイプの「プロパティの表示」タブから有効にできます。
- 手動
- ビデオ
- ドキュメント
- アプリケーション・タスク
- 外部URL
- レポート
- 母語電子署名
- 電子署名 - DocuSign
- I-9検証
- Oracle Process Automation
アプリケーション・タスク設定の「下書きとして保存」処理
ユーザーのアプリケーション・タスクの「下書きとして保存」処理
外部URLタスク設定の「下書きとして保存」処理
ユーザーの外部URLタスクの「下書きとして保存」処理
この機能を使用すると、すべてのタスク・タイプの情報を保存して、後で完了できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
デフォルトでは、この処理は非表示です。これは、タスクの「プロパティの表示」タブから有効にできます。
主なリソース
- Oracle Help Centerにある『Global Human Resources Cloudグローバル人事管理の実装』、第13章「チェックリスト」。
- Oracle Help Centerの『Global Human Resources Cloudグローバル人事管理の使用』の第10章「就業者の採用、オンボーディングおよび管理」のジャーニの使用
ロール情報
チェックリスト・テンプレートを操作するには、HRチェックリスト・テンプレートの管理機能権限が付与されている必要があります。
単一のトランザクションで複数の個人にジャーニを割り当てることができるようになりました。
ジャーニを割り当てる際の、サポートされている個人選択のシナリオは次のとおりです。
- 1人の個人。
- 複数の個人を個別に選択。
- 選択した個人の直属の一部として複数の個人を選択。
- 選択した個人の組織の一部として複数の個人を選択。
- 「割当先の追加」オプションを使用した前述のすべてのシナリオの組合せ。
次のタイプの割当先を選択できます。
- 個人(デフォルト・オプション)
- 個人の直属。直属は、選択した個人の直属の上司を意味します。
- 個人の組織。組織は、選択した個人の管理階層全体を意味します。
個人、直属または組織へのアラート・ベースのジャーニの割当
個人、直属、組織に割り当てられたジャーニ
この機能により、ジャーニを個別に割り当てるのにかかる時間が短縮されます。
有効化のステップ
「ジャーニの割当」ページの選択タイプ値リストの値を制御するには、プロファイル・オプションを設定する必要があります。
プロファイル・オプション・コード | プロファイル表示名 | デフォルトのプロファイル値 |
---|---|---|
ORA_PER_SOA_JOURNEY_ASSIGNEE_SELECTION_TYPE |
SOAベースのジャーニの割当先タイプ |
P |
このプロファイルに値が設定されていない場合、アプリケーションは値をP (個人)として考慮します。
この表では、ジャーニ通知がBIPベースであるかアラート・ベースであるかに基づいて、選択タイプ値リストの値を表示する方法、およびプロファイル・オプションの値を示します。
ジャーニ通知フレームワーク | プロファイル値 | 選択タイプ値リストの値 |
---|---|---|
SOA | P |
個人 |
D |
個人、直属 | |
O |
個人、直属、組織 | |
アラート | P |
個人、直属、組織 |
D |
個人、直属、組織 |
|
O |
個人、直属、組織 |
ヒントと考慮事項
- BIPベースの通知を使用するようにジャーニ・テンプレートを構成し、プロファイル・オプションをDまたはOに変更すると、直属または組織の個人のリストが50人を超える場合、パフォーマンスへの影響が発生します。
主なリソース
- Oracle Help Centerにあるグローバル人事管理の使用ガイド、第10章「ジャーニの使用」。
ロール情報
この機能を使用するには、ライン・マネージャまたはHR担当者ロールが付与されていることが必要です。
1つのトランザクションで複数の個人にジャーニを一括で割り当てるときに、「アクティビティ」タブで割当済ジャーニの進捗およびステータスをモニターできるようになりました。「アクティビティ」タブで、ステータスを使用して進捗を表示できます。ジャーニ詳細ページにドリルダウンして、割当詳細を表示できます。
一括割当済ジャーニのステータスを表示する「アクティビティ」タブ
グローバル倫理研修の特定の一括ジャーニ割当アクティビティのドリルダウン・ページ
この機能により、ジャーニの一括割当の際に進捗を追跡できます。
有効化のステップ
「アクティビティ」タブで割当済ジャーニのリストをパージするには、このプロファイル・オプションを使用して期間を指定します。
プロファイル・オプション |
意味 |
デフォルト値 |
---|---|---|
ORA_PER_CHECKLIST_ACTION_PURGE_BEFORE_DAYS |
既存のチェックリスト処理発生レコードを削除するまでの期間(日数)を指定します。 |
180日 |
ヒントと考慮事項
- 「アクティビティ」タブの割当済ジャーニのリストは、割り当てられた日付から180日後に自動的にパージされます。割当済ジャーニに影響を与えず、リストのみがパージされます。
- 期間を変更するには、プロファイル・オプションORA_PER_CHECKLIST_ACTION_PURGE_BEFORE_DAYSの値を任意の正の値に変更します。
- 特定のアクティビティにドリルダウンした後、ユーザーが「アクティビティ」タブまたはページから実行できる処理はありません。
主なリソース
- Oracle Help Centerにある『Global Human Resources Cloudグローバル人事管理の実装』、第12章「チェックリスト」。
ロール情報
この機能を使用するには、ライン・マネージャまたはHR担当者ロールが付与されていることが必要です。
22A以降、「アクティビティ」タブは機能セキュリティ権限によって制御されます。詳細は、人事管理の21DのWhat's Newで22Aの検討および「アクティビティ」ジャーニ・タブの機能セキュリティ変更を参照してください。
「添付を必須に設定」表示プロパティを使用して、ジャーニ・タスクを完了する前に添付のアップロードを強制できるようになりました。
タスクの表示プロパティの構成
タスクの添付が必須
この機能を使用して、ユーザーがタスクの実行時に必須の添付をアップロードできるようにします。
有効化のステップ
- 「設定および保守」で、「チェックリスト・テンプレート」タスクに移動します。
- チェックリストの詳細を入力します。
- 添付のアップロードが必要なタスクの詳細を入力します。
- 「プロパティの表示」タブで、「添付を必須に設定」プロパティの値を設定します。
- 変更を保存します。
ヒントと考慮事項
- デフォルトでは、このプロパティは現在の動作を保持するために「いいえ」に設定されます。
主なリソース
- Oracle Help Centerにある『Global Human Resources Cloudグローバル人事管理の実装』、第12章「チェックリスト」。
ロール情報
チェックリスト・テンプレートを操作するには、HRチェックリスト・テンプレートの管理機能権限が付与されている必要があります。
「検討」タブと「自分のジャーニ」タブの両方で異なる基準に基づいてジャーニをソートする機能を使用して、ユーザー・エクスペリエンスを高めることができるようになりました。
「検討」タブでは、次の基準を使用してジャーニをソートします。
- 最終更新
- ジャーニ名
- ジャーニ・カテゴリ
「自分のジャーニ」タブでは、次の基準を使用してジャーニをソートします。
- 最終割当
- ジャーニ名
- ジャーニ・ステータス
- ジャーニ・カテゴリ
「検討」タブのソート・オプション
「自分のジャーニ」タブのソート・オプション
この機能により、関連性に基づいてジャーニを簡単にソートできます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
「検討」タブのみで利用可能な「ジャーニの作成」を使用して、新しいジャーニを作成できるようになりました。「ジャーニの作成」ボタンは、他のタブで使用できなくなりました。
この機能により、アプリケーション内の一元的な場所から個人ジャーニを作成できます。
有効化のステップ
権限またはジョブ・ロール(あるいはその両方)を割当てまたは更新することで、機能にアクセスできるようにします。詳細は、後述のロールに関するセクションを参照してください。
主なリソース
-
Oracle Help Centerにあるグローバル人事管理の使用ガイド、第10章「ジャーニの使用」。
ロール情報
この表は、この機能をサポートする権限およびそれらを継承する事前定義ロールを示しています。
抽象ロールまたはジョブ・ロール | 職務ロール | 機能権限 |
---|---|---|
人事担当者 |
HRによるジャーニの管理 ORA_PER_MANAGE_JOURNEY_BY_HR |
ジャーニの管理 PER_MANAGE_JOURNEY |
ライン・マネージャ |
マネージャによるジャーニの管理 ORA_PER_MANAGE_JOURNEY_BY_MANAGER |
ジャーニの管理 PER_MANAGE_JOURNEY |
22A以降、「検討」タブは機能セキュリティ権限によって制御されます。詳細は、人事管理の21DのWhat's Newで22Aの検討および「アクティビティ」ジャーニ・タブの機能セキュリティ変更を参照してください。
ネイティブ電子署名ジャーニ・タスクでのパスワード検証の有効化
ネイティブ電子署名ジャーニ・タスクで拡張機能を使用して、ビジネス要件にあわせてパスワード検証パターンを構成できるようになりました。
電子署名検証パターンの構成および有効化
ネイティブ電子署名チェックリスト・タスク構成
検証を含む電子署名ジャーニ・タスク
電子署名タスクごとに異なる検証パターンを関連付けます。
有効化のステップ
- 「設定および保守」の「チェックリスト統合」タスクに移動します。
- 「統合の追加」をクリックします。
- 「電子署名検証タイプ」のオプションを選択します。
- 数字と文字の組合せを使用してパスワード検証パターンを指定します。
- 「検証」をクリックします。
- 次に、「チェックリスト・テンプレート」タスクに移動します。一般詳細を入力します。
- 電子署名タイプのタスクを作成します。
- 「署名タイプ」として「電子署名 - 母語」を選択し、「検証タイプ」を選択します。
ヒントと考慮事項
- 複数の電子署名検証パターンを使用できます。
- 「電子署名検証タイプ」の選択に基づいて、これらの属性は、ユーザーがタスクを実行するときにタスク・ページで必須になります。
- 検証パターンに国別識別子タイプが含まれる場合は、「国」の値を選択する必要があります。
- 検証パターンで国別識別子の値を使用する場合、選択した国に適用される国別識別子タイプの値を選択する必要があります。
- タスク・ページのパスワード指示テキストは、構成されたパスワード検証パターンに基づいて表示されます。
- ユーザーのレコードにパスワード検証パターンで構成されている属性がない場合、ユーザーはタスクを完了できません。
主なリソース
- パスワード検証の構成の詳細は、Checklists - Electronic Signature and Transfer to Document Records (文書ID 2611795.1)を参照してください。
- Oracle Help Centerにある『Global Human Resources Cloudグローバル人事管理の実装』、第12章「チェックリスト」。
ロール情報
チェックリスト・テンプレートを操作するには、HRチェックリスト・テンプレートの管理機能権限が付与されている必要があります。
各種事由により割当済であるもののまだ完了していないジャーニおよびタスクを強制的に完了できます。たとえば、従業員が辞職願を取り下げたために、割当済であるものの強制完了する必要があるオフボーディング・ジャーニなどです。このような場合、この機能によりジャーニおよびタスクを完了しつつ、後で参照できるようにジャーニ割当詳細を保持できます。
割当済ジャーニ・ページで「強制完了」を使用できます。
割当済ジャーニでの「強制完了」オプション
オープン・タスクの強制完了の確認メッセージ
関連するジャーニのみを表示し、割当済ジャーニをより適切に管理します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
この機能を使用するには、ライン・マネージャまたはHR担当者ロールが付与されていることが必要です。
主なリソース
Oracle Help Centerにあるグローバル人事管理の使用ガイド、第10章「ジャーニの使用」。
割当済ジャーニを効果的に管理するには、誤って割り当てられたジャーニを削除します。「ジャーニの削除」オプションを使用して、就業者に割り当てられたジャーニを削除できます。これにより、ジャーニ内のすべてのタスクが削除されます。
「削除」オプション
ジャーニとタスクの削除の確認メッセージ
この機能により、割当済ジャーニをより適切に管理できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
この機能を使用するには、ライン・マネージャまたはHR担当者ロールが付与されていることが必要です。
主なリソース
- Oracle Help Centerにあるグローバル人事管理の使用ガイド、第10章「ジャーニの使用」。
ジャーニ・ページでのエンタープライズ・オンボーディング・ステップ名の表示
「エンタープライズ・オンボーディング」カテゴリのジャーニのステップに関連するタスクを簡単に識別できるようになりました。「自分のジャーニ」および「割当済ジャーニ」のドリルダウン・ページに、各タスクのステップ名が表示されます。
自分のジャーニのタスクに表示されるステップ名
割当済ジャーニのタスクに表示されるステップ名
この機能は、タスクに関連付けられたステップ名についてビジュアルにユーザーの理解を助けます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
主なリソース
- Oracle Help Centerにある『Global Human Resources Cloudグローバル人事管理の実装』、第12章「チェックリスト」。
- Oracle Help Centerにあるグローバル人事管理の使用ガイド、第10章「ジャーニの使用」。
報酬に関連するイベントに基づいて、ジャーニを自動的にトリガーできるようになりました。ジャーニ・テンプレートの設定中に「条件ビルダー」を使用して、報酬属性を含む条件を構成します。条件が満たされると、ジャーニが自動的にトリガーされます。
条件を構成するために使用できる報酬イベントは次のとおりです。
- 個別報酬
式を構成するために使用できる報酬属性は次のとおりです。
- エレメント・タイプ
「条件ビルダー」を使用した個別報酬属性に基づく条件の構成によるジャーニのトリガー
個人の雇用ライフ・サイクルにおける追加イベントのジャーニを自動的に割り当てます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
主なリソース
詳細は、次を参照してください。
- 21DのWhat's Newの次の機能:
- Workforce Rewardsの個別報酬プランのジャーニ・サポートの概要
- Oracle Help Centerにある『Global Human Resources Cloudグローバル人事管理の実装』、第12章「チェックリスト」、チェックリスト・テンプレート。
ロール情報
チェックリスト・テンプレートを操作するには、HRチェックリスト・テンプレートの管理機能権限が付与されている必要があります。
ジャーニ・テンプレート構成時の追加のアプリケーション・タスク
タイプ「アプリケーション・タスク」のジャーニ・タスクを構成する際に、クイック処理の拡張リストを使用できるようになりました。これらのクイック処理は、選択したタスク実行者に基づきます。
就業者のアプリケーション・タスク
ライン・マネージャのアプリケーション・タスク
職責範囲のアプリケーション・タスク
タスク実行者に基づいて、より簡単に関連するクイック処理にアクセスできます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
- ユーザーがクラシック・ページではなくレスポンシブ・ページにナビゲートするようにする場合は、必要なプロファイル・オプションが有効になっていることを確認してください。
- サンドボックスを使用して「ツール」→「構成」メニューでクイック処理が有効になっていることを確認する必要があります。
- 21B以降、ジャーニ・テンプレートでアプリケーション・タスクを構成するユーザーに個人レコードを関連付ける必要があります。たとえば、個人レコードが関連付けられていないユーザーについては、次に示すクイック処理がアプリケーション・タスク値リストに表示されません。
- 「報酬」→「自分の報酬」
- 「雇用」→「追加アサイメント情報」
- 「雇用」→「文書レコード」
- 「雇用」→「雇用情報」
- 「個人ブランド」→「プリファレンス」
- 「個人情報」→「追加個人情報」
- 「個人情報」→「連絡先情報」
- 「個人情報」→「家族および緊急連絡先」
- 「個人情報」→「ID情報」
- 「個人情報」→「外部アプリケーション用個人識別子」
- 「個人情報」→「個人詳細」
- 「ウェルネス」→「アクティビティ」
- 「ウェルネス」→「自分のプロファイル」
主なリソース
- ロール別の使用可能なアプリケーション・タスクの詳細は、My Oracle Supportのドキュメント、Application Tasks in Journey Templates - (ドキュメントID 2776533.1)を参照してください。
- プロファイル・オプションの作成および有効化の詳細は、My Oracle Supportのドキュメント、HCM Responsive User Experience Setup Information - (ドキュメントID 2399671.1)を参照してください。
- チェックリスト・タスクの詳細は、Oracle Help Centerにある『グローバル人事管理の実装』、第12章「チェックリスト」、チェックリスト・タスクを参照してください。
ロール情報
チェックリスト・テンプレートを操作するには、HRチェックリスト・テンプレートの管理機能権限が付与されている必要があります。
追加のシード済ジャーニを活用し、それらを変更して、ビジネス要件に応じて固有のジャーニを作成できるようになりました。
次のシード済ジャーニ・テンプレートを複製できます。
- Oracle - 従業員認定報奨
- Oracle - 従業員臨時賞与報奨
- Oracle - 従業員勤務記念日
この機能により、ジャーニ・テンプレートを利用して独自のジャーニを作成できます。
有効化のステップ
- 「下書き」フィルタを有効にして、シード済ジャーニ・テンプレートを検索します。
- テンプレートを複製し、一意の名前を指定します。
- 複製したテンプレートをクリックし、ビジネス要件に従ってテンプレートを変更します。
- このジャーニを自動的にトリガーする必要がある場合は、処理またはイベントを構成する必要があります。
- 変更を保存します。
- テンプレート・ステータスを「アクティブ」に変更します。これで、ジャーニ・テンプレートを使用する準備ができました。
ヒントと考慮事項
- シード済ジャーニ・テンプレートはすべて、Oracle -で始まり、「下書き」ステータスで使用できます。
- シード済ジャーニを編集することはできません。
- 処理またはイベントが構成されているシード済ジャーニ・テンプレートはありません。
- 処理もイベントも構成しない場合、このジャーニが自動的に割り当てられることはありません。ただし、手動割付に使用することはできます。
- テンプレートを複製し、ビジネス要件に従って変更できます。
主なリソース
-
Oracle Help Centerにある『Global Human Resources Cloudグローバル人事管理の実装』、第12章「チェックリスト」。
ロール情報
チェックリスト・テンプレートを操作するには、HRチェックリスト・テンプレートの管理機能権限が付与されている必要があります。
検討および「アクティビティ」ジャーニ・タブの機能セキュリティ変更
ジャーニの次のタブへのアクセスが、それぞれの機能セキュリティ権限によって管理されるようになりました。
- 「検討」タブ
- 「アクティビティ」タブ
この機能により、ユーザーは自分のロールに関連する情報にアクセスできます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
主なリソース
- Oracle Help Centerの『Global Human Resources Cloudグローバル人事管理の使用』の第10章「就業者の採用、オンボーディングおよび管理」のジャーニの使用
-
Oracle Help Centerにある『Global Human Resources Cloudグローバル人事管理の実装』、第12章「チェックリスト」、チェックリスト・テンプレート
ロール情報
次の表に、この更新の機能をサポートする機能権限およびそれらを継承する事前定義ロールを示します。
機能権限名 |
職務ロール | ジョブ・ロールまたは抽象ロール |
---|---|---|
ジャーニの検討 PER_EXPLORE_JOURNEYS |
マネージャによるジャーニの管理 ORA_PER_MANAGE_JOURNEY_BY_MANAGER |
ライン・マネージャ |
HRによるジャーニの管理 ORA_PER_MANAGE_JOURNEY_BY_HR |
人事担当者 |
|
ジャーニの表示 ORA_PER_VIEW_JOURNEY |
人事管理アナリスト |
|
ジャーニ・アクティビティの表示 PER_VIEW_JOURNEY_ACTIVITY |
マネージャによるジャーニの管理 ORA_PER_MANAGE_JOURNEY_BY_MANAGER |
ライン・マネージャ |
HRによるジャーニの管理 ORA_PER_MANAGE_JOURNEY_BY_HR |
人事担当者 |
|
ジャーニの表示 ORA_PER_VIEW_JOURNEY |
人事管理アナリスト |
事前定義ロールを使用している場合には、処理は必要ありません。ただし、これらのロールのカスタム・バージョンを使用している場合、この機能を使用するには、そのカスタム・ロールにこれらの機能権限を追加する必要があります。既存のロールへの新機能の実装の詳細は、My Oracle Supportにあるリリース13のOracle Human Capital Management Cloud Security Upgrade Guide (ドキュメントID 2023523.1)を参照してください。
「コメントを必須に設定」表示プロパティを使用して、ジャーニ・タスクの完了時にコメントの追加を強制できるようになりました。
「コメントを必須に設定」プロパティの構成
コメントが入力されないとメッセージを表示
この機能を使用して、タスクに必要な場合にユーザーが必ずコメントを追加するようにします。
有効化のステップ
- 「設定および保守」で、「チェックリスト・テンプレート」タスクに移動します。
- チェックリストの詳細を入力します。
- コメントの追加が必要なタスクの詳細を入力します。
- 「プロパティの表示」タブで、「コメントを必須に設定」表示プロパティを「はい」に構成します。
- 変更を保存します。
ヒントと考慮事項
- デフォルトでは、このプロパティは現在の動作を保持するために「いいえ」に設定されます。
-
この機能では、タスクに対してコメントを有効にする必要があります。
主なリソース
- Oracle Help Centerにある『Global Human Resources Cloudグローバル人事管理の実装』、第12章「チェックリスト」。
- Oracle Help Centerの『Global Human Resources Cloudグローバル人事管理の使用』の第10章「就業者の採用、オンボーディングおよび管理」のジャーニの使用
ロール情報
チェックリスト・テンプレートを操作するには、HRチェックリスト・テンプレートの管理機能権限が付与されている必要があります。
割当済ジャーニ・タスクが誤って削除されないように、ユーザーがこの処理を確認するための確認メッセージが表示されるようになりました。
ジャーニ・タスクの「タスクの削除」オプション
タスクの削除に関する警告メッセージ
重要な処理にユーザーの注意を促してエラーを防止します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
主なリソース
- Oracle Help Centerにある『Global Human Resources Cloudグローバル人事管理の実装』、第12章「チェックリスト」。
- Oracle Help Centerの『Global Human Resources Cloudグローバル人事管理の使用』の第10章「就業者の採用、オンボーディングおよび管理」のジャーニの使用
ロール情報
この機能を使用するには、ライン・マネージャまたはHR担当者ロールが付与されていることが必要です。
マネージャとHR担当者は、将来アクティブになるジャーニ・タスクを表示できます。このようなタスクには、開始日の詳細が表示されます。
割当日の繰延時に表示される開始日
割当済ジャーニ・タスクをより適切に表示できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
- 開始日は、タスクが将来アクティブになる場合にのみ表示されます。
- 編集または削除できるのは繰延タスクのみです。繰延タスクのリマインダを再割当または送信することはできません。
主なリソース
- Oracle Help Centerにある『Global Human Resources Cloudグローバル人事管理の実装』、第12章「チェックリスト」。
- Oracle Help Centerの『Global Human Resources Cloudグローバル人事管理の使用』の第10章「就業者の採用、オンボーディングおよび管理」のジャーニの使用
ロール情報
この機能を使用するには、ライン・マネージャまたはHR担当者ロールが付与されていることが必要です。
「連絡先情報」セクションに各ジャーニ・タスクがインライン表示されて、タスクを支援できるタスク所有者の詳細を、タスク実行者が必要に応じて簡単に取得できるようになりました。
タスクの連絡先情報セクションのインライン表示
タスク所有者の詳細を表示します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
- 連絡先情報の表示は、「連絡先情報」タスクの表示プロパティで管理できます。
- 所有者が「職責範囲」の場合は、「職責タイプ」のみが表示されます。
主なリソース
- Oracle Help Centerにある『Global Human Resources Cloudグローバル人事管理の実装』、第12章「チェックリスト」。
- Oracle Help Centerの『Global Human Resources Cloudグローバル人事管理の使用』の第10章「就業者の採用、オンボーディングおよび管理」のジャーニの使用
「I-9検証ステータス」タスクをジャーニ・ユーザー・インタフェースで使用できるようになりました。これにより、ジャーニ内のI-9関連タスクのステータスを確認できます。さらに、「文書レコードへのアップロード」処理を使用して、完了したI-9フォームをHireRightから文書レコードに直接転送できます。
I-9タスク・ステータスの表示および文書レコードへの完了フォームの転送
I-9タスクのステータスを表示して、完了したI-9フォームを文書レコードにアップロードできるようになりました。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
主なリソース
- Oracle Help CenterにあるGlobal Human Resources Cloudグローバル人事管理の実装のチェックリストおよびジャーニ。
- I-9統合の詳細は、My Oracle Supportのオンボーディング・チェックリスト - HireRightとの統合(2583133.1)を参照してください。
摘要、コメントおよびジャーニ表示プロパティを更新して、割当済ジャーニを編集できるようになりました。
ジャーニ・ページのジャーニ処理の編集
ジャーニの摘要およびコメントの編集
ジャーニ表示設定の編集
タスク・タイプ表示設定の編集
この機能により、割当済ジャーニでデータの正確性を維持し、割当済ジャーニにコメントを追加できるようになります。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
- そのジャーニにドリルダウンすると、割当済ジャーニを編集できます。
- タスク・タイプに加えた変更は、その割当済ジャーニのそのタイプのみのすべてのタスクに適用されます。
- 「設定のリセット」は、表示設定プロパティが変更されている場合にのみ有効になります。
- 選択したタスク・タイプのみに対してリセットを適用できます。
主なリソース
- Oracle Help Centerにある『Global Human Resources Cloudグローバル人事管理の実装』、第12章「チェックリスト」。
- Oracle Help Centerの『Global Human Resources Cloudグローバル人事管理の使用』の第10章「就業者の採用、オンボーディングおよび管理」のジャーニの使用
ロール情報
この機能を使用するには、ライン・マネージャまたはHR担当者ロールが付与されていることが必要です。
「ジャーニの編集」ページの次のセクションへのアクセスは、次の表に示す機能権限を使用して保護されています。
- ジャーニ表示設定
- タスク・タイプ表示設定
次の表に、この更新の機能をサポートする機能権限およびそれらを継承する事前定義ロールを示します。
機能権限 | 職務ロール | 抽象ロールまたはジョブ・ロール |
---|---|---|
割当済ジャーニ拡張設定の管理 PER_MANAGE_ASSIGNED_JOURNEY_ ADVANCED_SETTINGS |
HRによるジャーニの管理 ORA_PER_MANAGE_JOURNEY_BY_HR |
|
事前定義ロールを使用している場合には、処理は必要ありません。ただし、これらのロールのカスタム・バージョンを使用している場合、この機能を使用するには、そのカスタム・ロールにこの機能権限を追加する必要があります。既存のロールへの新機能の実装の詳細は、My Oracle Supportにあるリリース13のOracle Human Capital Management Cloud Security Upgrade Guide (ドキュメントID 2023523.1)を参照してください。
複数のジャーニ・タスクの再割当、再オープンおよびリマインダの送信
ライン・マネージャまたはHR担当者は、複数のタスクを選択して1つの処理を実行できます。
次の点に注意してください。
- 自分がジャーニ割当先であるジャーニに対してこれらの処理は実行できません。
- 自分が実行者であるタスクのリマインダは送信できません。
選択可能な処理を次に示します。
処理 | 適用可能なタスク | 可能なナビゲーション |
---|---|---|
再割当 | 未完了タスクのみ。 |
|
再オープン | 完了タスクのみ。 |
|
リマインダの送信 | 未完了タスクのみ。 |
|
「自分のタスク」の「再割当」処理
「従業員タスク」の「リマインダの送信」処理
「従業員タスク」の「再オープン」処理
一度に1つのタスクではなく、複数のタスクを同時に処理します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
- 前述のいずれの処理に対しても、一度に最大10個のタスクを選択できます。
- タスク割当通知が有効になっている場合は、タスクを再割当すると、通知が新しい割当先に送信されます。
- サマリー通知が有効になっている場合、タスクが再割当てされると、1つの通知が新しい割当先に送信されます。
- タスク更新通知が有効になっている場合は、タスクを再オープンすると、通知が新しい割当先に送信されます。
- サマリー通知が有効になっている場合、タスクが再オープンされると、1つの通知が割当先に送信されます。
主なリソース
- Oracle Help Centerにある『Global Human Resources Cloudグローバル人事管理の実装』、第12章「チェックリスト」。
- Oracle Help Centerの『Global Human Resources Cloudグローバル人事管理の使用』の第10章「就業者の採用、オンボーディングおよび管理」のジャーニの使用
21D以降では、ジャーニ・タスクの詳細の表示方法に違いがあります。タスク詳細を展開および縮小するには、行の最後にあるキャレット・アイコンのクリックが必要になりました。
キャレット・アイコンを使用したタスクの展開
タスク詳細の表示
この機能により、タスクにアクセスする際のユーザー・エクスペリエンスが向上します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
- これは、すべてのジャーニ・ページのすべてのタスクに適用されます。
主なリソース
- Oracle Help Centerの『Global Human Resources Cloudグローバル人事管理の使用』の第10章「就業者の採用、オンボーディングおよび管理」のジャーニの使用
割当済ジャーニにライブラリ・タスクを追加するときに、「タスクの追加」ページの「日付の割当」フィールドの日付を選択できます。以前は、この日付はデフォルトで現在の日付に設定されていました。
ライブラリ・タスクの「日付の割当」の選択
この機能により、ライブラリ・タスクが割り当てられる時期を管理できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
主なリソース
- Oracle Help Centerにある『Global Human Resources Cloudグローバル人事管理の実装』、第12章「チェックリスト」。
- Oracle Help Centerの『Global Human Resources Cloudグローバル人事管理の使用』の第10章「就業者の採用、オンボーディングおよび管理」のジャーニの使用
ロール情報
この機能を使用するには、ライン・マネージャまたはHR担当者ロールが付与されていることが必要です。
タスク属性、ノート、通知および表示プロパティを変更することで、割当済ジャーニ・タスクを編集する機能を利用できるようになりました。
割当済タスクに対して編集できる属性は次のとおりです。
- 実績開始日
- 実績終了日
- 順序
- タスク摘要
- このタスクのインストラクションの追加
- 添付使用可能
- コメント使用可能
- このタスクを必須に設定
- 添付を文書レコードに追加
- タスク表示設定
- 通知
- リマインダ使用可能または使用不可
「割当済ジャーニの編集」タスク・プロパティ
「タスクの編集」表示プロパティ
「タスクの編集」の通知とリマインダ
この機能を使用すると、タスクの割当て後にタスク属性を変更できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
- 割当済ジャーニ・タスクを編集できるのは、「タスクの編集」表示プロパティが「表示」に設定されている場合のみです。
- 「処理」メニューから「タスクの編集」処理を選択して、割当済ジャーニ・タスクを編集できます。
- 編集中のタスクはタスク・ライブラリに追加できません。
- リマインダを有効化または無効化できるのは、割当済タスクの編集時のみです。
- 「リマインダ」セクションのフィールドは編集できません。
- 「設定のリセット」は、プロパティ表示設定が変更されている場合にのみ有効になります。
- 選択したタスク・タイプのみに対してリセットを適用できます。
主なリソース
- Oracle Help Centerにある『Global Human Resources Cloudグローバル人事管理の実装』、第12章「チェックリスト」。
- Oracle Help Centerの『Global Human Resources Cloudグローバル人事管理の使用』の第10章「就業者の採用、オンボーディングおよび管理」のジャーニの使用
ロール情報
この機能を使用するには、ライン・マネージャまたはHR担当者ロールが付与されていることが必要です。
「タスクの編集」ページの次のセクションへのアクセスは、次の表に示す機能権限を使用して保護されています。
- 表示設定
- 通知
- リマインダ
次の表に、この更新の機能をサポートする機能権限およびそれらを継承する事前定義済ロールを示します。
機能権限 | 職務ロール | 抽象ロールまたはジョブ・ロール |
---|---|---|
割当済タスク拡張設定の管理PER_MANAGE_ASSIGNED_TASK_ADVANCED_SETTINGS |
HRによるジャーニの管理 ORA_PER_MANAGE_JOURNEY_BY_HR |
|
事前定義ロールを使用している場合には、処理は必要ありません。ただし、これらのロールのカスタム・バージョンを使用している場合、この機能を使用するには、そのカスタム・ロールにこれらの集計権限を追加する必要があります。既存のロールへの新機能の実装の詳細は、My Oracle Supportにあるリリース13の『Oracle Human Capital Management Cloudセキュリティ・アップグレード・ガイド』(文書ID 2023523.1)を参照してください。
アラート・ベースの通知にデフォルト設定されるチェックリスト・テンプレートの処理モード
現在は、新しいチェックリスト・テンプレートを構成するときに、処理モードが自動的に「アラート・ベースの通知」にデフォルト設定されます。チェックリストの設定時に、「メッセージ」タブで「処理モード」のオプションを構成できます。
デフォルト処理モードはアラート・ベースの通知
強化された通知により、エンド・ユーザー・エクスペリエンスが向上します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
- ユーザーがチェックリストを構成する際には、アラート・ベースの通知オプションをお薦めします。
- SOAベースの既存のエンタープライズ・オンボーディング・カテゴリのチェックリストを、アラート・ベースの通知を使用するように更新できるようになりました。チェックリストの割当てはSOAベースですが、通知はアラートを介して配信されます。
- BI Publisherベースの通知で構成されている既存のテンプレートには、「チェックリスト・テンプレート」ページに次のメッセージが表示されます。「このチェックリストに対してアラートベースの通知を使用することを検討してください。変更するには、適切な処理モードを選択してください。」
主なリソース
詳細は、次のリソースを参照してください。
- My Oracle SupportのAlert Templates for Event Based Journeys (ドキュメントID 2777961.1)。
- Oracle Help Centerにあるグローバル人事管理の実装ガイドのアラート・コンポーザ
- Oracle Help CenterにあるGlobal Human Resources Cloudグローバル人事管理の実装のチェックリストおよびジャーニ
ロール情報
チェックリスト・テンプレートを操作するには、HRチェックリスト・テンプレートの管理機能権限が付与されている必要があります。
アラート・テンプレートを操作するには、アラート・コンポーザへのアクセス機能権限が付与されている必要があります。
マネージャとHR担当者は、将来アクティブになるジャーニを表示できるようになりました。このようなジャーニは、「割当済ジャーニ」ページに「繰延」バッジ付きで表示されます。
ジャーニ・カードの繰延バッジ
割当済ジャーニをより適切に表示できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
- ライン・マネージャとHR担当者のみが、「割当済ジャーニ」タブに、ジャーニの繰延バッジを表示できます。
- 繰延ジャーニは編集または削除できますが、強制的に完了できません。
- 繰延ジャーニのタスクは編集または削除できます。
- 繰延ジャーニにタスクを追加できます。
主なリソース
- Oracle Help Centerにある『Global Human Resources Cloudグローバル人事管理の実装』、第12章「チェックリスト」。
- Oracle Help Centerの『Global Human Resources Cloudグローバル人事管理の使用』の第10章「就業者の採用、オンボーディングおよび管理」のジャーニの使用
ロール情報
この機能を使用するには、ライン・マネージャまたはHR担当者ロールが付与されていることが必要です。
個人の個人ビジネス・オブジェクトのオートコンプリート・ルール
HCMエクスペリエンス設計スタジオのオートコンプリート・ルールのオーサリング・エクスペリエンスが追加の機能で拡張されています。新しい表示アクセサ「プロファイルの取得」が追加され、個人からタレント・プロファイルにオートコンプリート・ルールを作成できるようになりました。たとえば、学位や証明書またはその両方の妥当性を就業者の昇格・昇進時に検証できます。「プロファイルの取得」表示アクセサを使用して、「個人」ビジネス・オブジェクトから「個人プロファイル学歴」および「個人プロファイル証明」ビジネス・オブジェクトに移動できます。
表示アクセサを使用して、就業者が自分の学歴を保存する際のプログラム付加フレックスフィールド(DFF)および学位の年を検証できます。
また、これを使用して、証明書発行日が申請日より前で、元の発行年が現在の年より前であるかどうかを検証することもできます。
この機能により、値をデフォルト設定することでユーザー・エクスペリエンスを向上させるとともにトランザクションに費やす時間を短縮でき、ユーザー・エントリを検証することでデータが正確かつ一貫性のあるものとなり、新しいリリースに依存することなくHRコンプライアンスに基づいて組織を迅速に調整できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、サービス・リクエスト(SR)を登録する必要があります。
HCMエクスペリエンス設計スタジオでオートコンプリート・ルールを有効にするには、サービス・リクエスト(SR)を登録する必要があります。アクセスするには、My Oracle Supportドキュメント、Enabling Oracle HCM Cloud Autocomplete Rules (ドキュメント、ID 2767655.1)に記載されている手順を確認して従ってください。
主なリソース
HCM製品のオートコンプリート・ルールの詳細は、Oracle Help Centerの次のリソースを参照してください。
- オートコンプリート・ルールを使用したHCMの構成および拡張の第5章「オートコンプリートのビジネス・オブジェクト」の個人ビジネス・オブジェクト
ロール情報
サンドボックスで作業をするには、「人材管理アプリケーション管理者」ジョブ・ロールが必要です。
就業者が障害自己開示時に選択できる国のリストが拡張されました。就業者がその国に対して障害を自己開示できるようにする場合は、国を使用可能にできるようになりました。国に就業者がいない場合、その国を値リストから削除することもできます。
新しい参照タイプORA_PER_DISABILITY_COUNTRYは、すべての国のリストとともに提供されています。ユーザー・エクスペリエンスを簡素化するために、元からサポートされている国のリストが「使用可能」に設定され、その他すべての国が「使用不可」に設定されます。国を「使用可能」に設定するだけで、その国が「国」値リストに表示され、「使用可能」フラグの選択を解除すると、その国が値リストから削除されます。また、参照値を使用可能および使用不可にするために、参照で表示順序オプションを構成して、必要な国を上部に表示することもできます。
新しい国を選択する場合は、表示される属性を確認し、必要に応じて、「国」パラメータを使用して新しいトランザクション設計スタジオ・ルールを作成し、表示する属性を制御します。
この機能により、就業者のエクスペリエンスが簡素化され、就業者が障害を自己開示している場合に「個人詳細」ページに表示される国のリストを制御できます。
有効化のステップ
次のステップを使用して、「国」値リストに国を追加します。
- 「自分の企業」→「設定および保守」にナビゲートします。
- 「共通参照の管理」タスクを検索して選択します。
- ORA_PER_DISABILITY_COUNTRY参照タイプを検索します。
- 追加する国に対して「使用可能」オプションを選択します。
- 表示順序番号を入力します(オプション)。
- 「保存してクローズ」をクリックします
「写真の変更」クイック処理のセキュリティを向上させるために、2つの新しい権限「個人イメージの管理」および「HRによる個人イメージの管理」を導入しました。前者の権限は従業員および派遣就業者に付与されますが、後者はOracleが提供する人事担当者ロールにのみ付与されます。以前は、ユーザーに従業員ロールと人事管理アナリスト・ロールがある場合、「自分のクライアント・グループ」タブのクイック処理リストにクイック処理が表示されました。ユーザーが「自分のクライアント・グループ」タブからクイック処理を開始した場合、ロールに必要なデータ・セキュリティ権限がないため、別の従業員の写真を更新できませんでした。
したがって、データ・セキュリティによってユーザーが別の個人の写真を更新できない場合、クイック処理の表示は的外れなものでした。新しい権限はOracle提供の人事担当者ロールにのみ付与されるため、ユーザーに従業員ロールと人事管理アナリスト・ロールのみがある場合、「自分のクライアント・グループ」タブには「写真の変更」クイック処理は表示されません。
この変更のため、新しい権限「HRによる個人イメージの管理」を専門ロールに追加し、付与を再生成することで、クイック処理リストで「写真の変更」が引き続き表示されるようにする必要があります。
「写真の変更」クイック処理はより安全になり、人事管理アナリスト・ユーザーに「写真の変更」クイック処理は表示されません。
有効化のステップ
権限またはジョブ・ロール(あるいはその両方)を割当てまたは更新することで、機能にアクセスできるようにします。詳細は、後述のロールに関するセクションを参照してください。
主なリソース
詳細は、Oracle Help Centerの次のリソースを参照してください。
- ロールの再生成。Human Resources Cloud HCMの保護、第21章「ロールの再生成」
- Human Resources Cloudグローバル人事管理の使用、個人情報、第7章「個人情報」、写真の変更
ロール情報
この表は、個人の写真の更新に必要なロールを示しています。
権限タイプ | 名前 | 付与されるロール |
---|---|---|
集計権限 | 個人イメージの管理 |
|
集計権限 |
HRによる個人イメージの管理 |
|
次の機能が「個人情報の変更」承認ルールに導入されました。
- 家族および緊急連絡先に使用可能な追加属性
連絡先の承認ルールで使用可能な属性のリストが拡張されて、さらに多くの属性が含まれるようになりました。
- プライマリ・レコードのみでなく、住所、電話、Eメールおよび国別識別子についての実行対象レコードに対して評価される承認ルール
「個人情報の変更」承認ルールは、実行対象の住所、電話番号、Eメールまたは国別識別子のレコードを評価し、プライマリ・レコードは評価しないように更新されました。この評価は、プロファイル・オプションORA_PER_PERSONAL_INFO_EVALUATE_PRIMARYを使用して有効または無効にできます。デフォルトでは、承認ルールは、実行対象のレコードに基づいて評価します。
詳細は、「有効化のステップ」の項を参照してください。
レコードがプライマリ・レコードかどうかをチェックするPrimayFlagオプション
primaryFlagオプションは、プライマリレコードの場合はY、非プライマリレコードの場合はNを表示します。
ただし、プライマリ・オブジェクトのルールを構成し、別のオブジェクトに対してトランザクションを送信する場合、承認ルールは、ルールを構成するオブジェクトのプライマリ・レコードによって実行されます。
- トランザクションの有効日に基づいて、適切な有効日が指定されたレコードが使用されます
承認ルールの評価に使用される有効日レコードは、変更された行(先日付の行)に基づきます。そのため、有効日オブジェクトに複数の有効日分割があり、分割のいずれかを実行する場合は、その有効日行のみに基づいて「個人情報の変更」承認ルールが実行されます。
たとえば、現在のaddress.addressline1! = 提案されたaddress.addressline1というルールを設定する場合、トランザクションは承認のためにルーティングされ、それ以外の場合は自動承認され、次の有効日分割が個人住所オブジェクトに置かれます。
- 2010 - 2019 – pastvalue_addressline1
- 2020 - 2025 - currentvalue_addressline1
- 2026 - 終了時間 - futurevalue_addressline1
これで、先日付レコードを変更し、addressLine1以外の属性を更新すると、トランザクションは自動承認され、それ以外の場合、ルールは先日付の変更でのみaddressLine1の値を比較し、トランザクションを承認のためにルーティングします。
- 「個人情報の変更」承認が有効になっている場合でも、HR担当者は連絡先開始日の変更を使用できます
HR担当者は、「個人情報の変更」プロセスの一部である「連絡先開始日の変更」モジュールを使用できます。
非有効日オブジェクトの開始日が新規連絡先開始日より前の場合、開始日は新しい連絡先開始日に移動することに注意してください。
この機能により、「個人情報の変更」承認ルールでユーザー・エクスペリエンスが向上します。
有効化のステップ
「個人情報の変更」承認ルールの評価は、プロファイル・オプションORA_PER_PERSONAL_INFO_EVALUATE_PRIMARYに基づいています。
デフォルトでは、プロファイル・オプションは「N」に設定されています。
フィールド | 値 |
---|---|
プロファイル・オプション・コード |
ORA_PER_PERSONAL_INFO_EVALUATE_PRIMARY |
プロファイル・オプションの値を設定するには、「設定および保守」作業領域にナビゲートします。
- 「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索してクリックします。
- ORA_PER_PERSONAL_INFO_EVALUATE_PRIMARYプロファイル・オプション・コードを検索し、検索結果でそのプロファイル・オプションを選択します。
- 「プロファイル値」セクションで。
- 次のプロファイル値のいずれかを選択できます。
プロファイル・オプション値 | 摘要 |
---|---|
N |
承認ルールは、実行対象のレコードに基づいて評価します これがデフォルト値です。 |
Yまたはnull |
承認ルールはプライマリレコードに基づいて評価します。 |
ヒントと考慮事項
- このオブジェクトには常に1つの有効なレコードのみがあるため、名前オブジェクトは承認ルール変更の影響を受けません。
- 複数のレコードを持つ非プライマリ・オブジェクトのルールを構成しても、ルールは常に実行対象レコードに基づいて実行されます。
- 次の非プライマリ・オブジェクトのいずれかのルールを構成し、別のオブジェクトに対してトランザクションを送信すると、ルールを構成したオブジェクトの直近更新済レコードに基づいてルールは実行されます。
- パスポート
- 市民権
- 運転免許
- ビザ許可
- 国別仕様情報
- 「血液型」属性は、個人と連絡先の双方の「個人基礎情報」の下に追加されます。
- 実行中の連絡先開始日の変更トランザクションは採用日の変更に影響しません
関連ビジネス・ユニット拡張可能フレックスフィールド(EFF)コンテキストを使用して、複数のビジネス・ユニットを1人の雇用主に関連付けることができるようになりました。この機能は、この機能を実装したレスポンシブ・ページで指定された雇用主に従って、ビジネス・ユニットをフィルタリングするのに役立ちます。
複数のビジネス・ユニットを1人の雇用主に関連付ける方法を示します。
- 組織情報EFFを使用して「法的エンティティHCM情報の管理」ページにコンテキストを追加し、フレックスフィールドをデプロイします。
- 「法的エンティティHCM情報の管理」ページで、ビジネス・ユニットを雇用主に関連付けます。
詳細は、「有効化のステップ」の項を参照してください。
次の点に注意してください。
- 複数のビジネス・ユニットを1人の雇用主に関連付けることはできますが、同じビジネス・ユニットを1人の雇用主に2回関連付けることはできません。
- 同じビジネス・ユニットを複数の雇用主に関連付けることができます。
- 雇用主とビジネス・ユニットの関連付けを削除できます。
- ビジネス・ユニットは、雇用主の更新時または訂正時に関連付けることができます。
- ビジネス・ユニット値リストには、構成されているすべてのアクティブおよび非アクティブなビジネス・ユニットが表示されます。アクティブなビジネス・ユニットのみのフィルタリングはありません。
- ビジネス・ユニットは、ビジネス・ユニット名の昇順でリストされます。
この機能は、雇用主に応じて表示されるビジネス・ユニットのフィルタリングに役立ちます。
有効化のステップ
「法的エンティティHCM情報の管理」ページにコンテキストを追加してから、ビジネス・ユニットを雇用主に関連付ける必要があります。
「法的エンティティHCM情報の管理」ページへのコンテキストの追加
- 「自分の企業」→「設定および保守」に移動します。
- 「拡張可能フレックスフィールドの管理」タスクを検索して選択します。
- 「拡張可能フレックスフィールドの管理」ページで「組織情報EFF」を検索します。
- 「編集」をクリックします。
- 「組織」カテゴリを展開し、「雇用主」を選択します。
- 「雇用主: 詳細」セクションで、関連ビジネス・ユニット提供コンテキストを選択し、「ページ」タブをクリックします。
- 「雇用主: 関連コンテキスト詳細」セクションで、「選択して追加」アイコンをクリックします。
- 「選択して追加: コンテキスト」ウィンドウで、「名前」フィールドに関連ビジネス・ユニットと入力し、「検索」をクリックします。
- コンテキストを選択します。
- 「適用」をクリックします。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
- 「拡張可能フレックスフィールドの管理」ページで「組織情報EFF」コンテキストを選択し、「フレックスフィールドのデプロイ」ボタンをクリックします。
複数のビジネス・ユニットと1人の雇用主の関連付け
- 「自分のクライアント・グループ」→「クイック処理」→「ワークフォース・ストラクチャ」に移動します。
- 「法的エンティティHCM情報の管理」タスクを検索してクリックします。
- ビジネス・ユニットを関連付ける法的エンティティを検索してクリックします。
- 「編集」→「更新」または「訂正」をクリックします。
- 関連ビジネス・ユニット・セクションの「行の追加」アイコンをクリックします。
- 雇用主にマップするビジネス・ユニットを検索して選択します。ステップ5を繰り返してビジネス・ユニットを追加します。
- 「送信」をクリックします。
ヒントと考慮事項
- コンテキストを関連付けるだけの場合、ビジネス・ユニットのフィルタリングは機能しません。フィルタリングを雇用主に基づいて行うには、雇用主に関連付けられたビジネス・ユニットが少なくとも1つ必要です。
- デフォルトでは、関連ビジネス・ユニット・コンテキストはどのページにも関連付けられません。「拡張可能フレックスフィールドの管理」ページでマッピングを構成する必要があります。その後、複数のビジネス・ユニットを雇用主に関連付けることができます。コンテキストが関連付けられていると、すべての雇用主に表示されます。
- この機能はREST値リストでのみ提供されるため、レスポンシブ・ページでのみビジネス・ユニットのフィルタリングを使用できます。
- 現在、HCMデータ・ローダー(HDL)を使用した法的エンティティHCM情報のロードはサポートされていません。
- 機能設定マネージャ(FSM)のエクスポート/インポート機能を使用して雇用主の構成を移行する際、雇用主とビジネス・ユニットの関連付けも移行されます。
- 追加パラメータは、次のようにREST hcmBusinessUnitsLOVで提供されます。
- findByWordファインダのLegalEmployerId。
- この機能を実装したページのみが、この追加のフィルタリングを提供します。
主なリソース
- このリリースのこの機能を実装したページの詳細は、更新21Dの人事管理のWhat's New→「雇用主を使用したクライアント側ビジネス・ユニット値リストのフィルタ」機能を参照してください
- また、Oracle Help Centerの次のリソースも参照してください。
- 『Global Human Resources Cloudグローバル人事管理の実装』ガイド、第5章「法的エンティティ、ビジネス・ユニットおよび参照データ・セット」、ビジネス・ユニット
- 『Global Human Resources Cloudグローバル人事管理の実装』ガイド、第25章「HCMフレックスフィールドの保守」、拡張可能フレックスフィールドの管理
- Human Resources Cloud、Oracle HCM CloudのREST API、値リスト、ビジネス・ユニット値リスト
「この事業所で経営を行う雇用主」拡張可能フレックスフィールド(EFF)コンテキストを使用して、1つの事業所で経営を行っている複数の雇用主を関連付けることができます。これは、この機能を実装したページで、指定された雇用主が経営している事業所のフィルタリングに役立ちます。
レスポンシブな「事業所詳細」クイック処理を使用して、1つの事業所で業務を行う複数の雇用主を関連付ける必要があります。
詳細は、「有効化のステップ」の項を参照してください。
次の点に注意してください。
- 1つの事業所で営業している複数の雇用主を関連付けることはできますが、同じ雇用主を1つの事業所に2回関連付けることはできません。
- 同じ雇用主を異なる事業所に関連付けることができます。
- 雇用主と事業所の関連付けを削除できます。
- 事業所を複製すると、この雇用主と事業所のマッピングがコピーされます。
- 事業所を作成、更新または訂正するときに、雇用主を関連付けることができます。
- 雇用主値リストには、構成されているすべてのアクティブおよび非アクティブな雇用主が表示されます。アクティブな雇用主のみのフィルタリングはありません。同様に、雇用主国と事業所住所国を照合して雇用主のフィルタリングを行うことはできません。
- 雇用主は雇用主名の昇順でリストされます。
現在、事業所はビジネス・ユニット - セット・マッピングに基づいてフィルタされています。この機能により、最初にビジネス・ユニット・セット・マッピング、次に雇用主によって、事業所フィルタリング機能がさらに絞り込まれます。
有効化のステップ
次のステップを使用して、雇用主を事業所に関連付けます。
複数の雇用主と1つの事業所の関連付け
- 「自分のクライアント・グループ」→「クイック処理」→「ワークフォース・ストラクチャ」に移動します。
- 「事業所詳細」タスクをクリックします。
- 「追加」をクリックします。
- 質問リスト・ページで「追加情報」オプションを選択し、「続行」をクリックします。
- 事業所の作成に必要な詳細を入力し、「追加情報」セクションに移動します
- 「この事業所で経営を行う雇用主」セクションで「追加」をクリックして、雇用主をこの事業所に関連付けます。
- 「送信」をクリックします。
ヒントと考慮事項
- フィルタリングを雇用主に基づいて行うには、事業所に関連付けられた雇用主が少なくとも1人必要です。
- クラシックな事業所ページとレスポンシブな事業所ページの両方を使用して事業所を雇用主に関連付けることができますが、この機能はREST値リストに対してのみ提供されているため、レスポンシブ・ページでのみロケーション・フィルタリングを使用できます。
- HCMデータ・ローダー(HDL)を使用して、事業所で経営を行っている雇用主を関連付けることもできます。
- 機能設定マネージャ(FSM)のエクスポート/インポート機能を使用して事業所の構成を移行する際、事業所と雇用主の関連付けも移行されます。
- 追加パラメータは、次のようにREST locationsLOVに追加されます。
- findByWordファインダのLegalEmployerId。
- findByBusinessUnitファインダのLegalEmpId。
- この機能を実装したページのみが、この追加のフィルタリングを提供します。
主なリソース
このリリースのこの機能を実装したページの詳細は、更新21Dの人事管理のWhat's New→「雇用主を使用したクライアント側事業所値リストの追加フィルタ」機能を参照してください
また、Oracle Help Centerの次のリソースも参照してください。
- 『Global Human Resources Cloudグローバル人事管理の実装』ガイド、第7章「ディビジョン、部門、労働組合、事業所およびツリー」、雇用主と事業所の関連付け
- 『Global Human Resources Cloudグローバル人事管理の実装』ガイド、第25章「HCMフレックスフィールドの保守」、拡張可能フレックスフィールドの管理
- Human Resources Cloud、『HCMデータ・ロードのビジネス・オブジェクト』ガイド、第5章「ワーク・ストラクチャのロード」、事業所のロードのガイドライン
- Human Resources Cloud、Oracle HCM CloudのREST API、値リスト、事業所値リスト
ロール情報
「設定および保守」領域で作業するには、「人材管理アプリケーション管理者」ロールが付与されていることが必要です。
「事業所の作成」および「事業所詳細」レスポンシブ・ページで事業所を従業員事業所として指定できるようになりました。デフォルトでは、「従業員事業所」属性は非表示かつオプションです。トランザクション設計スタジオを使用して表示および必須にできます。この属性のデフォルト値は「はい」です。
今後のリリースでは、従業員事業所値を活用して、レスポンシブ・ページで事業所のリストをフィルタリングできるようになります。
この機能は、従業員事業所と非従業員事業所を区別するのに役立ちます。
有効化のステップ
次のステップを使用して、「事業所詳細」ページの「従業員事業所」属性を有効にします。
- 「ホーム」→「自分のクライアント・グループ」→「HCMエクスペリエンス設計スタジオ」に移動します。サンドボックスが自動的に作成されます。
- 「トランザクション設計スタジオ」をクリックします。
- 「処理」リストから「事業所の作成」を選択します。
- 「追加」をクリックします。
- ルールの「名前」と「摘要」を入力します。
- 「ページ属性」セクションに移動し、「事業所詳細」リージョンを選択します。
- 「従業員事業所」行で「表示」を選択します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
ステップ3で、トランザクション設計スタジオで「事業所詳細」処理を選択して、「事業所詳細」ページで使用できるようにします。
ヒントと考慮事項
- この属性には、常に「はい」または「いいえ」を選択する必要があります。この属性の値は、ページでNULLまたは空白にはできません。
- 「従業員事業所」の既存の値のみを訂正できますが、値の有効日更新はできません。
- 必要に応じて、「従業員事業所」属性の監査を有効にできます。
- HCMデータ・ローダー(HDL)および事前定義済のHCMスプレッドシート・データ・ローダー(HSDL)テンプレートを使用して、この属性にデータをアップロードできます。
- 機能設定マネージャ(FSM)のエクスポート/インポート機能を使用して事業所の構成を移行する際、「従業員事業所」値も移行されます。
- 「従業員事業所」属性は、ManageLocationsデータ・モデルとUpdateLocationReport BIPテンプレートに追加されます。必要に応じて、BIPテンプレートをカスタマイズすることで、CreateLocationReportおよびDTDeleteLocationReportに属性を追加できます。
- この属性値は承認ペイロードで使用できないため、この属性値を使用してルールを作成できません。
- 追加パラメータは、次のようにREST locationsLOVに追加されます。
- findByWordファインダのEmployeeLocationFlag。
- findByBusinessUnitファインダのEmployeeLocFlag。
- 今後のリリースでは、この属性をOTBIサブジェクト領域で使用できます。
主なリソース
詳細は、Oracle Help Centerの次のリソースを参照してください。
- 『Global Human Resources Cloudグローバル人事管理の実装』ガイド、第7章「ディビジョン、部門、労働組合、事業所およびツリー」、事業所
- Human Resources Cloud、『HCMデータ・ロードのビジネス・オブジェクト』ガイド、第5章「ワーク・ストラクチャのロード」、事業所のロードのガイドライン
- Oracle HCM CloudのREST API、値リスト、事業所値リスト
ロール情報
サンドボックスで作業をするには、「人材管理アプリケーション管理者」ジョブ・ロールが必要です。
次の事業所レスポンシブ・プロセスについて承認を設定できるようになりました。
- 事業所の作成(このフローには「事業所の複製」が含まれます)
- 事業所の編集(「訂正」と「事業所の更新」がこのフローに含まれます)
- 有効日事業所レコードの削除
承認をバイパスすることも、承認のルールを構成することもできます。承認をバイパスする場合、事業所トランザクションは承認ルーティングなしで送信されます。ルールを構成すると、トランザクションの送信時に、承認ルールで設定されている承認者に通知が送信されます。
「検索」ページで事業所の待ち状態の承認を表示することもできます。デフォルトでは、「待ち状態の変更」フィールドは非表示になっています。「検索」ページでこれを有効にするステップは、次のとおりです。
- 「自分のクライアント・グループ」にナビゲートし、クイック処理から「HCMエクスペリエンス設計スタジオ」をクリックします。サンドボックスが自動的に作成されます。
- 「HCMエクスペリエンス設計スタジオ」→「トランザクション設計スタジオ」に移動します。
- 「事業所検索」処理を選択します。
- 「追加」をクリックします。
- 基本的なルールの詳細を指定します。
- 「アクティブ」チェック・ボックスを選択します。
- 「ページ属性」セクションで「事業所検索」リージョンを選択します。
- 「待ち状態の変更」フィールドの表示設定を「表示」に変更します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
「事業所の作成」および「事業所詳細」フローで「保存」機能を有効にできるようになりました。「保存」機能を使用すると、トランザクションを保存し、後で完了できます。
この機能により、事業所の作成および編集のトランザクションを承認のためにルーティングする追加機能が提供されます。
有効化のステップ
「事業所の作成」ページで「保存」オプションを有効化するには、次のステップを使用します。
- 「構成」→「サンドボックス」に移動します。
- 「サンドボックスの作成」をクリックし、サンドボックスの名前を入力します。
- ツールの追加リストから「ページ・コンポーザ」を追加します。
- 「作成」をクリックして入力します
- 「ホーム」→「自分のクライアント・グループ」→「事業所詳細」にナビゲートします。
- 「追加」、「続行」の順にクリックして、「事業所の作成」ページを開きます。
- 右側の「設定およびアクション」メニューから「ページの編集」をクリックします。
- 「構造」をクリックし、「送信」および「取消」ボタン・リージョンの近くにカーソルを置きます。
- 共有コンポーネントの編集を確認ウィンドウで、「編集」をクリックします。
- コンポーネント・リストでresponsiveTransactionToolbar[Edit Component]を検索し、responsiveTransactionToolbarのプロパティの表示アイコンをクリックします。
- プロパティの編集ウィンドウのレンダリング済の保存フィールドまでスクロールし、下矢印をクリックします。
- 「式ビルダー」を選択します。
- 式エディタでtrueを追加します。
- 「OK」をクリックします。
レンダリング済を保存してクローズ・フィールドについてもステップ10から13を繰り返します。
「事業所の編集」ページでのみ「保存」オプションを有効にするには、前述のステップに従います。
- ステップ5および6では、「事業所の編集」ページ→「事業所詳細」にナビゲートし、事業所を検索し、表示ページにナビゲートした後、「処理」をクリックし、「訂正」を選択します
- ステップ13では、レンダリング済の保存条件を#{pageFlowScope.locationResponsiveParamMap.LocationUiMode ne 'LocationView'}として指定します
主なリソース
詳細は、Oracle Help Centerの次のリソースを参照してください。
- 『Global Human Resources Cloudグローバル人事管理の実装』、第15章「通知と承認」。
- Global Human Resources Cloudアプリケーションの構成と拡張、第3章「ページのコンテンツとレイアウト」、ページ・コンポーザの使用の概要。
ロール情報
サンドボックスを有効にするには、「人材管理アプリケーション管理者」ジョブ・ロールが必要です。
事業所レスポンシブ・ページで住所を指定する際に国をデフォルト設定できるようになりました。「企業HCM情報の管理」ページでデフォルトの国を指定する必要があります。デフォルトの国を構成しない場合、事業所住所で国はアメリカ合衆国に自動的にデフォルト設定されます。
「国」リストから常に値を選択するのではなく、事業所の作成時にデフォルトの国を設定することで時間を節約できます。
有効化のステップ
事業所住所を指定する際に、次のステップを使用してデフォルトの国を設定します。
- 「ホーム」→「ワークフォース・ストラクチャ」→「企業HCM情報の管理」に移動します。
- 「編集」→「更新」をクリックします。
- 「ワークフォース・ストラクチャ構成」セクションまでスクロールします。
- 事業所住所でデフォルトで使用する国を選択します。
- 「送信」をクリックします。
ヒントと考慮事項
- 国のデフォルト値は、クラシック事業所ページ、HCMデータ・ローダー(HDL)、HCMスプレッドシート・データ・ローダー(HSDL)およびRESTには適用されません。
- 事業所を複製する場合、国は企業構成ではなく、元の事業所で指定された国からデフォルト設定されます。
- デフォルトの事業所国は日付が有効でないため、企業構成のすべての有効日レコードで同じになります。
主なリソース
詳細は、Oracle Help Centerの次のリソースを参照してください。
- 『Global Human Resources Cloudグローバル人事管理の実装』、第7章「ディビジョン、部門、労働組合、事業所およびツリー」、事業所。
次のいずれかの方法でジョブ・コードを生成できるようになりました。
- 手動
- 送信前に自動的に
- 最終保存時に自動的に
ジョブ・コード生成方法
企業のジョブ・コードを生成するには、「設定および保守」作業領域で「企業HCM情報の管理」タスクを使用します。デフォルトの生成方法は「手動」です。
自動的に生成されるジョブ・コードは、企業全体での数値になります。初期ジョブ・コード・フィールドを検証すると、自動生成されるジョブ・コードの開始ジョブ・コードを確認できます。
この機能を使用すると、作成するジョブごとにジョブ・コードを手動で入力する手間を省くことができます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
- この機能は、レスポンシブUIにのみ適用されます。
- 自動生成方法を選択した場合、生成されるジョブ・コードは企業全体での数値になります。
- 「ジョブ・コード生成方法」が自動に設定され、datファイルでジョブ・コード値が指定されている場合、ジョブ・コードは自動的には生成されません。
- ジョブ・コードが自動生成される場合は、datファイルにソース・システムIDとソース・システム所有者を指定して、HCMデータ・ローダーを使用してジョブをロードします。
主なリソース
詳細は、Oracle Help Centerの次のリソースを参照してください。
- グローバル人事管理の実装のワークフォース・ストラクチャ・コード生成方法、ジョブおよびポジション
Oracle HRMS (バーレーン)は、バーレーン固有の機能をサポートしています。これによって、ユーザーは、バーレーンのビジネス・プラクティスに従い、法定要件に準拠できます。
雇用主カテゴリと雇用主セクターを選択できます。ORA_HRX_BH_EMPLOYER_CATEGORYおよびORA_HRX_BH_EMPLOYER_SECTOR参照コードを使用して、雇用主カテゴリ値および雇用主セクター値にアクセスします。雇用主セクター値は、雇用主カテゴリに入力した値に基づいて制限されます。たとえば、雇用主カテゴリが軍隊セクターの場合は、軍隊、陸軍または警察の値を選択できます。
この拡張により、アドホック問合せで使用される関連雇用主カテゴリおよびセクターが記録されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
この拡張により、個人の採用または管理機能を完了するために提供された追加情報を使用して、国別仕様要件を満たすことができます。
主催者詳細: 主催者タイプ、主催者名、主催者番号、主催者関係および主催者国籍など、主催者に関する情報がビザ詳細に追加されました。
法令扶養家族連絡先: 連絡先が児童手当支給の計算に使用する法定扶養家族であるかどうかを示すチェック・ボックスが追加されました。
レポート摘要: このフィールドを使用して、福祉労働省と社会保険事務所に報告する障害情報を入力します。
継続勤続期間(C): 給与関係ルールの継続勤続期間(C)を使用して従業員の給与を計算します。この給与関係ルールでは、勤務条件と同じタイプの給与関係がチェックされます。存在する場合、給与関係の標準支給項目最終日が検証されます。
- 標準支給項目最終日が期間開始日よりも後の場合、勤務条件が関連付けられます。
- 標準支給項目最終日が期間開始日より前の場合、新しい給与関係が生成されます。
- 標準支給項目最終日が存在しない場合は、新しい給与関係が生成されます。
勤務条件が終了し、給与関係に関連付けられた最後のアクティブな勤務条件である場合は、給与関係も終了します。
HCMエクスペリエンス設計スタジオを使用して、様々なリージョンの個人属性を表示可能にします。HCMエクスペリエンス設計スタジオには、「自分のクライアント・グループ」からアクセスでき、次に説明する処理のいずれかを選択して、有効にする属性を表示できます。
属性 | リージョン |
---|---|
コミュニケーション言語 | 個人詳細 |
生年月日 | 個人詳細 |
個人連絡先続柄国別仕様属性 |
続柄情報、自分の連絡先、続柄 |
エスニシティ | 国別仕様情報、統計情報 |
宗教 | 国別仕様情報、統計情報 |
最終学歴 | 国別仕様情報、統計情報 |
個人国別仕様情報開発者属性 |
国別仕様情報、統計情報 |
個人ビザ国別仕様属性 |
ビザおよび許可 |
勤務時間 | 雇用詳細、雇用情報 |
Null (勤務時間周期) |
雇用詳細、雇用情報 |
試用期間 | 雇用詳細、雇用情報 |
試用期間終了日 | 雇用詳細、雇用情報 |
税レポート・ユニット | 給与詳細 |
次の処理を選択できます。
- 従業員の採用
- アサイメントの追加
- 派遣就業者の追加
- 処理待ち就業者の追加
- 非就業者の追加
- 処理待ち就業者の編集
- 雇用関係の作成
- 雇用契約
- ローカルおよびグローバル異動
- ID情報
- 家族および緊急連絡先
- 個人詳細
- 一括雇用主変更
個人の採用または管理機能を完了するために提供された追加情報を使用して、国別仕様要件を満たすことができます
有効化のステップ
- 「自分のクライアント・グループ」からHCMエクスペリエンス設計スタジオにアクセスします
- 従業員の採用などの処理を入力します
- 「ルール」セクションで「追加」をクリックします
- 「ページ属性」で、表示または非表示にする属性を選択します。
詳細は、21DのHCMエクスペリエンス設計スタジオ用のトランザクション設計スタジオの拡張機能を参照してください。
この拡張では、カレンダ月を給与期間として使用して(Fusion)給与の社会保険を計算します。第三者給与プロバイダで使用する隔週給与の給与定義を作成する場合は、国拡張機能を「人事管理」または「なし」に設定する必要があります。国拡張機能が「給与インタフェース」として設定されており、給与定義の作成時に選択した期間タイプが「隔週」の場合(「隔週」と「月次(カレンダ)」から選択)、給与定義はエラー・メッセージなしで正常に作成されます。
カレンダ月次給与または隔週給与の給与定義を作成します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
この拡張により、サポートされている支払方法である振込、小切手による支払、現金および国際送金を使用して、選択した支払方法で従業員に支払うことができます。
選択した支払方法によって従業員への支払を処理します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
この拡張により、組織雇用主社会保険詳細計算カードを使用して、社会保険コンポーネント・グループおよび拠出給与参照算式に事業主タイプ(民間または政府部門)を格納し、拠出給与計算の結果を上書きできます。雇用主の雇用主タイプを選択し、従業員の社会保険または祝儀金を処理します。拠出給与の計算に必要な算式を選択することもできます。祝儀金計算に使用する給与を計算するには、独自の給与算式を定義する必要があります。給与算式を定義したら、それを計算カードで祝儀金給与算式として選択します。算式は変数MONTHLY_SALARYを使用して値を返す必要があります。
雇用主祝儀金詳細計算カードの祝儀金コンポーネント・グループで、支払われる祝儀金、祝儀金給与算式、祝儀金参照算式などの必須情報を入力して、バーレーンの祝儀金計算を処理します。
アプリケーションは、雇用主社会保険詳細または雇用主祝儀金詳細計算カードが、その法的エンティティにすでに存在するかどうかを検証し、重複発生に対してメッセージを生成します。
バーレーン市民の社会保険拠出金を正しく計算するための国別仕様要件。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
この拡張により、給与関係レベルで従業員社会保険詳細計算カードに次の情報を記録できます。
- 市民権
- 社会保険の登録
- 社会保険拠出金差額からの免除
- 国籍年金
- 例外タイプ(首長国の個人の場合)
- 拠出給与上書き
- 拠出給与調整
このカードは、製品使用が給与または給与インタフェースに設定されている場合、新規採用または再雇用プロセスの一部として自動的に作成されます。バーレーン従業員社会保険詳細、社会保険拠出給与上書きおよび社会保険拠出給与調整などの計算コンポーネント詳細が追加されました。
これらのコンポーネント詳細は、コンポーネント詳細を作成し、従業員の計算カードを入力したときに表示されます。
拠出給与上書き金額を使用して、その年度の残りの部分の拠出給与を修正できます。負の値は入力できません。拠出給与調整を使用して、その年の残りの部分の拠出給与を更新できます。社会保険に登録済チェック・ボックスは、従業員の社会保険計算を処理する必要があるかどうかを示します。拠出給与上書きは1月または新規採用の最初の雇用期間にのみ入力でき、年間を通して使用されます。拠出給与調整は他のどの期間でも入力でき、拠出給与は次の通常の給与計算で変更されます。
従業員が首長国の市民である場合、ORA_HRX_BH_AE_EXCEPT_TYPEから次の例外値を選択できます。
- 従業員は両方の拠出金を支払います
- 雇用主は両方の拠出金を支払います
- 雇用主は拠出金を支払い、従業員は後で支払います
従業員祝儀金詳細計算カードを使用して、祝儀金支払プロセスをトリガーします。これは、従業員祝儀金詳細、バーレーン市民の祝儀金詳細、および111C条の支払いもカバーします。このカードは、製品使用が給与または給与インタフェースに設定されている場合、退職ロセスの一部として自動的に作成されます。
この計算カードを使用すると、次のことができます。
- バーレーン従業員祝儀金詳細で提供された算式によって計算された祝儀金額を上書きします。
- 111C条詳細計算コンポーネント詳細の労働法111C条に基づき、祝儀金支払に加えて金額を入力します。
- 社会保険に登録され、民間部門に勤務し、拠出給与が最大拠出給与を上回るバーレーン市民の祝儀金情報を入力します。
すべてのGCC国民に対する社会保険拠出金および適格なすべての従業員の祝儀金を計算するための国別仕様要件。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
Oracle HRMS (カナダ)は、カナダ固有の機能をサポートしています。これによって、ユーザーは、カナダのビジネス・プラクティスに従い、法定要件に準拠できます。
税控除情報カードを使用して、従業員の連邦税および州税情報をHRシステムで管理します。会社でVertexを使用せずに、マスター地理データ用にGBGやLoqateなどの別のプロバイダを使用する場合は、カナダの地理の保守フローを実行して税控除情報カードを州レベルで有効にする必要があります。
このカードを使用すると、給与処理のために給与プロバイダに渡せる源泉徴収税情報を管理できます。
有効化のステップ
会社でVertexを使用せずに、マスター地理データ用にGBGやLoqateなどの別のプロバイダを使用する場合は、カナダの地理の保守フローを実行して税控除情報カードを州レベルで有効にする必要があります。フローを実行するには、画面の上部に移動し、「フローの送信」を探します。「フローの送信」ページでカナダの国別仕様データ・グループを選択し、「フローの選択」でカナダの地理の保守を検索します。
ヒントと考慮事項
源泉徴収税カードは、採用または再雇用時に自動的に作成されません。従業員またはHR担当者が作成および保守する必要があります。
Oracle HRMS (アイルランド)は、アイルランド固有の機能をサポートしています。これによって、ユーザーは、アイルランドのビジネス・プラクティスに従い、法定要件に準拠できます。
従業員が従業員セルフサービス・オプションを使用して障害を宣言するためのアクセスを提供できます。これを行うには、Business Intelligence Publisher (BIP)テンプレートを使用して、必要な情報を反映するように編集します。
「障害情報」ページの追加フィールドに情報テキストを追加できます。たとえば、2005年の障害者に関する法律または1998年の平等法からの抜粋などです。障害および障害情報の自主的共有は、次の例に示すように定義できます。
障害とは
障害とは、個人との関連において、州内で専門職、ビジネスまたは職業を遂行したり、州内で社会的または文化的生活に参加したりするうえで、身体的、感覚的、精神的な障害または知的障害により、個人の能力に大幅な制限があることを意味します。
情報の自主的共有
このフォームの入力をお願いする理由
組織で働いている障害者の人数と彼らのニーズの把握に役立てて、次のことを可能にします。
- エンゲージメントの測定
- 改善を測定するためのベンチマークの確立
- 適切なサポートの提供
- アクセスへの障壁についての理解
共有していただく情報は、状況把握のためであり、オラクルが皆様を支援するために役立てます。合理的調整を必要とされていないかぎり、障害があることを示す義務はありません。誰もが障害者になる可能性があります。オラクルではすべての従業員が情報を定期的に確認することを希望しています。
従業員は、編集モードの「障害情報」ページで障害の詳細を記録できます。
従業員セルフサービスを通じて従業員障害情報のタイムリな更新を可能にすることで、更新におけるHR担当者への依存を軽減できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
Oracle HRMS (イギリス)は、イギリス固有の機能をサポートしています。これによって、ユーザーは、イギリスのビジネス・プラクティスに従い、法定要件に準拠できます。
従業員が従業員セルフサービス・オプションを使用して障害を宣言するためのアクセスを提供できます。これを行うには、Business Intelligence Publisher (BIP)テンプレートを使用して、必要な情報を反映するように編集します。
「障害情報」ページの追加フィールドに情報テキストを追加できます。たとえば、2010年の平等法からの抜粋などです。障害および障害情報の自主的共有は、次の例に示すように定義できます。
従業員は、編集モードの「障害情報」ページで障害の詳細を記録できます。
従業員セルフサービスを通じて従業員障害情報のタイムリな更新を可能にすることで、更新におけるHR担当者への依存を軽減できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
複数のアサイメントの法定処理ルールに従って、すべてのアサイメントの従業員に対する法定疾病手当(SSP)を処理できるようになりました。
法定疾病支払の権利を計算する拡張プロセスの機能は、次のとおりです。
- アサイメントがすべて同じ法定控除カード上にある場合、アサイメントを集計します
- 集計されたアサイメントに適切な支給情報を使用して、平均週次支給を計算します
- 休暇欠勤期間に関連付けられたすべての集計済アサイメントで個人が休暇欠勤していることを確認します
- アサイメント・レベルまたは個人レベルで入力された休暇欠勤レコードを含みます
「休暇欠勤管理」ページからSSPケースにアクセスするには、適切なレコードから「プラン」タブを選択します。追加情報列で「ケースの表示」を選択します。「休暇欠勤」作業領域の「休暇欠勤ケース」リンクから、法定疾病手当カテゴリのケースを検索して選択します。該当するケースを選択できるケースのリストが表示されます。
集計済アサイメントの場合、支払はアサイメントの数で分割されます。また、集計されていないアサイメントの場合、適格な各アサイメントが適切な支払を受け取ります。
新しいSSP処理では、ケース機能を使用して、休暇欠勤期間に関連付けられた休暇欠勤詳細をグループ化および表示します。
有効化のステップ
詳細は、My Oracle Supportで『イギリスの法定休暇欠勤設定』(文書ID 2235239.1)を参照してください。
ヒントと考慮事項
この機能を有効にすると、以前の英国法定休暇欠勤SSPソリューションは使用できません。
主なリソース
詳細は、My Oracle Supportでイギリスの法定休暇欠勤設定(文書ID 2235239.1)を参照してください。
Oracle HRMS (米国)は、アメリカ合衆国固有の機能をサポートしています。これによって、ユーザーは、米国のビジネス・プラクティスに従い、法定要件に準拠できます。
源泉徴収カードを使用して、従業員の連邦税および州W-4税金情報をHRシステムで保守します。会社でVertexを使用せずに、マスター地理データ用にGBGやLoqateなどの別のプロバイダを使用する場合は、US地理の保守フローを実行して源泉徴収税カードを州レベルで有効にする必要があります。
このカードを使用すると、給与処理のために給与プロバイダに渡せる源泉徴収税情報を管理できます。
有効化のステップ
会社でVertexを使用せずに、マスター地理データ用にGBGやLoqateなどの別のプロバイダを使用する場合は、US地理の保守フローを実行して源泉徴収税カードを州レベルで有効にする必要があります。フローを実行するには、画面の上部に移動し、「フローの送信」を探します。「フローの送信」ページで米国の国別仕様データ・グループを選択し、「フローの選択」で米国地理の保守を検索します。
ヒントと考慮事項
源泉徴収税カードは、採用または再雇用時に自動的に作成されません。従業員またはHR担当者が作成および保守する必要があります。
Oracle Global Payrollインタフェースでは、個人給与情報を第三者給与プロバイダに送信し、処理済給与データをOracle Fusion Global HRにインポートする機能をサポートしています。第三者給与プロバイダの要件を満たすために、事前定義済の抽出定義をコピーして変更できます。データを抽出する前に、必要に応じて給与コーディネータは「総支給項目の計算」プロセスを実行し、定期値を計算して総支給項目計算を検証できます。第三者給与プロバイダから処理済の給与データまたは給与明細をインポートすると、そのデータをレポートおよび分析に使用できます。
グローバル給与インタフェースV2で提供される技術拡張を使用して、給与インタフェース機能を強化します。グローバル異動や再雇用時に適切な名前をフェッチするために、グローバル個人データ・レベルのDBIグループ名が変更されます。
ノート: 提供されているグローバル給与インタフェースV2を使用して給与パートナとインタフェースする場合は、このパッチの適用後にベースライン抽出を実行する必要があります。
ベースライン抽出後に通常のデータ変更および抽出を実行できます。
グローバル給与インタフェースV2で提供される技術拡張を使用して、給与インタフェース機能を強化します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
追加の等級属性によるグローバル給与インタフェース・テンプレートの拡張
グローバル給与インタフェース・テンプレートのグローバル・データ・セクションには、次の追加等級属性が含まれるようになりました。
属性 | 摘要 |
---|---|
等級ラダー | 等級ラダーはアサイメントに関連付けられています。等級ラダーには、等級内の就業者の昇格順序を示す等級ステップが含まれます。 |
等級ステップ | アサイメントに関連付けられた(等級内の)等級ステップ。 |
これらの属性は、給与構成の訂正に役立ちます。
新規属性を使用するには、コンフィギュレータを使用して拡張テンプレートから給与インタフェースを再生成する必要があります。
ノート: この拡張を適用した後、ベースライン抽出を実行してください。
ベースライン抽出の完了後に通常の抽出を続行できます。
正確な給与構成には、グローバル給与インタフェース・テンプレートに追加された等級ラダーおよび等級ステップの新しい属性を使用します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
拡張されたUS ADP Workforce Now給与インタフェースV2の使用
ADP Workforce Now給与インタフェースの新しいバージョンを利用して、ADP Workforce Now給与アプリケーションとのインタフェースを強化します。
ノート: 新しい機能「ペイロード・ルール」コンフィギュレータを使用してADP Workforce Nowと統合するには、ADP Workforce Now給与インタフェースV2が必須です。
Workforce now給与インタフェースV2では、次の機能を使用できます。
ペイロード・ルール
ペイロード・ルールを使用して、ADP Workforce Now給与統合に必要な属性を構成します。抽出出力ファイルに含める提供属性を選択または選択解除できます。または、抽出出力ファイルで送信しない情報を非表示にできます。
給与転送
従業員を月次給与から隔週給与に転送すると、抽出により新しい給与情報と、関連する雇用と給与のデータがサードパーティ給与システムに送信されます。
提供されるカスタム・フィールドの拡張
データ取得ページで提供されるカスタム・フィールドの拡張を使用します。値を手動で入力するのではなく、値リストから選択できます。これにより、インタフェース抽出出力ファイルに間違ったデータが入力されないようにできます。また、値セットで検証済の値を維持できます。
ADP Workforce Now給与インタフェースV2の抽出定義およびプロセス・フローの名前は、次のとおりです。
- 抽出定義名: US ADP Workforce Now給与インタフェース V2
- プロセス・フロー名: ADP Workforce Now V2の給与インタフェースの実行
この拡張では、以前のバージョンのすべての機能とともに次の追加機能が提供されます。
- 適切なデータ・セット抽出: 冗長属性と廃止された属性の情報は、データ・セット抽出から削除されます。たとえば、2020年から有効なW-4フォームの計算カード・ページの冗長連邦レベル属性は、抽出に含まれません。また、新しい抽出セットは、銀行および休暇欠勤トランザクションに関連する未消費のデータ・セットを切り捨てました。
- 動的ペイロード: この新しいバージョンは、ADP Workforce NowでOracle HCM Cloudを使用するペイロード・ルール機能の必須前提条件です。これは、ビジネス・ニーズおよびデータ保護ポリシーにおける必須属性の動的な選択をサポートします。親データ・セットから属性およびデータ・グループを選択および選択解除できます。これは、ADP Workforce Nowインタフェース要件に特化したシード済統合として提供されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
- ADP Workforce Now給与インタフェースを利用するのが初めてであり、提供された状態のままでインタフェースを使用する予定であれば、新しいバージョンを検討することをお薦めします。
- ADP Workforce Now給与インタフェース・バージョン1をすでに使用している場合は、新しいバージョンへの移行を検討する前に、OracleおよびADPに連絡することをお薦めします。
主なリソース
Oracle Help Centerのグローバル給与インタフェースの実装の「ADP Workforce Nowの給与インタフェース」の章のペイロード・ルールの構成のトピックを参照してください。
削除済データ・レポートによる追加ビジネス・オブジェクトのサポート
拡張された削除済データ・レポートを使用して、抽出期間中にOracle HCM Cloudから削除されたデータをレポートします。この拡張により、レポートにはアサイメント、ジョブおよび給与の追加オブジェクトに関するパージされた情報が表示されます。これは、レポートにすでに含まれているパージされたエレメント・エントリおよび個人支払方法に追加されます。
削除済データ・レポートには、監査表からのパージ済データが含まれ、指定の抽出ウィンドウ内で発生した削除がレポートされます。したがって、レポートに含まれるすべてのオブジェクトで監査を有効にする必要があります。
拡張された削除済データ・レポートには、ジョブ、アサイメントおよび給与の追加オブジェクトに関するパージされた情報が含まれます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
主なリソース
- 削除済データ・レポートの詳細は、Oracle Help Centerでグローバル給与インタフェースの実装ガイドの「削除済データ・レポート」のトピックを参照してください。
Oracleのワークフォース・ディレクトリ管理を使用すると、同僚を検索したり組織のチャートを表示したりできます。
「自分のチーム」ページは、次の機能で拡張されました。
すべてのオファー、欠員、求人の表示
「すべての部下」フィルタを選択すると、ライン・マネージャ階層のすべてのオファー、欠員および求人が表示されます。
「自分のチーム」ページのすべてのオファー、欠員および求人
オファー、就業者およびポジションの表示
この表は、「就業者」、「ポジション」、「オファーあり」、「欠員」、「求人」の各セクションに表示される内容を示しています。
セクション | アサイメント・ビュー | ポジション・ビュー |
---|---|---|
ポジション | N/A | フォーカス内のポジションまたは就業者のすべてのポジションがリストされます。 |
就業者 | フォーカス内のマネージャにレポートする現在の就業者ならびに現在および将来の処理待ち就業者を表示します。将来日付の就業者は表示されません。 |
フォーカス内のマネージャにレポートし、ポジション階層に含まれていない現在の就業者ならびに現在および将来の処理待ち就業者を表示します。将来日付の就業者は表示されません。 |
オファーあり | フォーカス内のマネージャが採用マネージャであるオファーが、すべての提示開始日とともに、「下書き」、「承認待ち」、「提示済」、「承認済」、「承認否認済」、「手動処理待ち」および「処理進行中」ステータスで表示されます。 |
採用マネージャがフォーカス内のマネージャであるオファーを表示し、オファーはポジション階層に含まれていません。表示されるステータスは、アサイメント・ビューと同じです。 |
求人 | フォーカス内のマネージャが採用マネージャの求人を表示します。 |
フォーカス内のマネージャが採用マネージャの求人を表示します。 |
欠員 | フォーカス内のマネージャの配下の欠員を表示します。 |
フォーカス内のマネージャの配下の欠員を表示します。 |
この機能により、「自分のチーム」ページのユーザー・エクスペリエンスが向上します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
- 採用チームに含まれていない被委任者マネージャは、オファーを表示できません。
- 将来のオファーは、アサイメント・ビューとポジション・ビューの両方で「オファーあり」セクションに表示され、ポジション在職者として表示されず、カウントに含まれません。オファーはポジション在職者として、または「オファーあり」で1回のみ表示されます。
ロール情報
この表は、「自分のチーム」ページの「求人」セクションと「オファー」セクションを表示または非表示にするための変更された権限を示しています。これらの権限の変更は、Fusion Recruiting求人にのみ適用されます。
セクション | 古い権限 | 新しい権限 |
---|---|---|
求人 | PER_MANAGE_VACANCY_DATA |
ジョブ求人の表示ORA_IRC_VIEW_JOB_REQUISITION |
オファー | PER_SEARCH_PERSON_DEFERRED_DATA |
ジョブ・オファーの表示ORA_IRC_VIEW_JOB_OFFER |
Oracle Transactional Business Intelligenceは、Oracle® Cloudアプリケーションのすべてのユーザーが、日常的な意思決定のための非定型レポートを作成し、分析するために使用できるリアルタイムのセルフサービス・レポート作成ソリューションです。 Oracle Transactional Business Intelligenceは、人事マネージャ、人事担当者、企業幹部およびライン・マネージャに、ワークフォース原価、要員配置、報酬、パフォーマンス管理、タレント管理、後任プランおよび従業員福利厚生を分析するための重要なワークフォース情報を提供します。
レポートや分析を最初から作成する必要はありません。「Customer Connect」のレポート共有センターで、すべての製品のサンプル・レポートのライブラリを確認してください。
HCM統合サブジェクト領域は、個人情報の削除およびHCMデータ・ローダーについてのレポートに関連する新しい属性およびメトリックで更新されました。
サブジェクト領域 | フォルダ | 属性/メトリック | 処理 |
---|---|---|---|
HCM統合リアルタイム | 監査情報 |
|
HCMデータ処分の下にあるこの新しいディメンションでは、個人情報詳細の削除についてレポートできます |
HCMデータ処分→「個人情報の削除」 |
|
新しい属性の追加 | |
「HCMデータ・ローダー」→スプレッドシート・データ・セット |
|
スプレッドシート・データ・ローダーについてレポートするために追加された新規メトリック |
この拡張により、個人情報の削除およびHCMデータ・ローダーについて、HCM統合サブジェクト領域のレポートをより適切に作成できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
「ワークフォース・トレンド」サブジェクト領域での履歴データの拡張
ワークフォース・トレンド詳細」という名前の新しいフォルダがワークフォース管理 - ワークフォース・トレンド・リアルタイム・サブジェクト領域に追加されます。これには、分析で選択した期間のデータをレンダリングするいくつかの属性が含まれます。たとえば、前の四半期のフルタイム就業者が現在の四半期でパートタイムに変更されるとします。レポートでは、前の四半期までのすべてのレコードで就業者がフルタイムとしてレンダリングされ、その後最新値のパートタイムが表示されます。このフォルダ内の他の属性についても同様です。
一部の属性の履歴データ・レポートを可能にする新しいフォルダを追加することで、ワークフォース・トレンド・リアルタイムのレポートを拡張します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
「タイトル」という名前の新しい属性を追加して、部門ディメンションのレポートを拡張します。
レポートで「タイトル」を活用してください。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
この属性の詳細は、Global Human Resources 21CのWhat's Newで部門エンティティへの新規の一意でない「タイトル」フィールドの追加の機能を参照してください
ワークフォース管理 - チェックリスト・リアルタイム・サブジェクト領域が拡張され、「チェックリスト・タスク」フォルダに次のメトリックが含まれています
- 質問リスト数
- 質問数
- 応答数
割り当てられた質問リストに関連する新しいメトリックを追加することで、割付チェックリストに関するレポートを改善します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
組織ディメンションが拡張され、「組織階層」サブ・フォルダの下に次の列が含まれています。
- ツリー・バージョン有効開始日
- ツリー・バージョン有効終了日
ツリー・バージョンとその様々なステータスに関連する有効開始日および有効終了日属性を含めることで、組織ツリーのレポートを拡張します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
置き換えられた機能または削除された機能
Oracleは時々、既存のクラウド・サービスの機能を新しい機能で置き換えるか、既存の機能を削除します。機能が置き換えられた場合、古いバージョンがすぐに削除されることも、将来削除されることもあります。ベスト・プラクティスとして、新しいバージョンが使用可能になったらすぐに、置換後の新しいバージョンの機能を使用するようにしてください。
製品 |
削除された機能 |
削除予定 |
置換後の機能 |
置換時期 |
追加情報 |
---|---|---|---|---|---|
グローバルHR |
21D | 19A | |||
グローバル給与インタフェース |
1年前 |
||||
グローバルHR |
22A |
19CのHRの再設計されたユーザー・エクスペリエンスの下にある新規「ポジション詳細」および19DのグローバルHRの再設計されたユーザー・エクスペリエンスの下にある新規「ジョブ詳細」クイック処理および新規「事業所詳細」クイック処理 |
19Cおよび19D | ||
グローバル給与インタフェース |
21C |
ADPによるサポートがなくなりました。 |
|||
グローバルHR |
「ローカルおよびグローバル異動」フローと置換された「雇用主の変更」 | 21D | 19A |
_________________________
ORACLEは、更新20BでHCMのクラシックな簡易ユーザー・インタフェースを廃止しました
更新18Bから、HCMレスポンシブ・ユーザー・エクスペリエンスが導入され、標準として推奨されてきました。以前のHCMのクラシックな簡易ユーザー・インタフェースをまだ使用している場合、これらの古いページはサポートされなくなるため、HCMレスポンシブ・ユーザー・エクスペリエンスに移行する必要があります。
一般設定情報の統合情報は、My Oracle SupportドキュメントID 2399671.1 - HCM Responsive User Experience Setup Informationを参照してください。
_________________________
既知の問題 / 月次および法定メンテナンス・パック
Oracleは各更新における既知の問題に関するドキュメントを公開することにより、お客様が遭遇する可能性のある問題について啓発し、回避策があればそのドキュメントにおいてその回避策を提供します。
Oracleは、月次または法定パッチ適用により修正された不具合のメンテナンス・パックおよび法定メンテナンス・パックのドキュメントも公開します。
これらのドキュメントを参照するには、My Oracle Supportにアクセスできる必要があります。
Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)
次に、制限付提供プログラムが提供する制限付提供機能のリストを示します。
ノート: 現時点では、これらの機能をすべてのお客様が使用できるわけではありません。これらは制限付提供プログラムを介してのみ使用可能であり、この機能プログラムに参加するには承認が必要になります。これらのプログラムに参加するには、テストに参加して、フィードバックを返していただく必要があります。プログラムによっては、他のご協力が必要な場合もあります。
これらの初期段階のプログラムに参加する時間がない場合、ご心配はいりません。すべてのお客様向けの一般提供が始まった時点で、この機能をご利用ください。すべてのお客様がこれらの機能をご利用いただけるようになると、通常どおり製品見出しの下に機能が表示されます。
ぜひ機能のリストをご覧になり、機能のリリース・スケジュールより前に実装する必要がある機能があるかどうかをご確認ください。機能のサインアップに関する情報は、次の表をご覧ください。これらのプログラムの参加者数は限られており、一部は特定のお客様向けのプログラムであるため、早めにサインアップしてください。
次の表に、使用可能な機能とサインアップ方法の簡単な説明を示します。提供される機能が多い場合は、この表の下にある「新機能」に機能の詳細が説明されている場合もあります。
制限付提供プログラムにご参加いただき、お客様のご意見やアイデアをお聞かせいただけることを楽しみにしています。
製品 | 機能名 | 機能の説明 | テストが必要なお客様のタイプ | サインアップ方法 | 制限付提供リリース | 現在参加可能 |
---|---|---|---|---|---|---|
グローバル人事管理 |
コネクションは、就業者が社内の関係を構築および維持するための非常に重要なリソースです。就業者が期待する、最新の魅力的なコンシューマ・グレードのアニメーション化されたユーザー・エクスペリエンスを得られます。コネクションではOracle Searchが利用されるため、就業者は迅速かつ容易に個人を検索してコネクションを持つことができます。個人のプロファイルは、複数パネルのカタログを広げるように、視覚的に魅力的なアニメーションを使用して開きます。コネクションには、就業者が組織構造を理解してナビゲートし、同僚間の関係を識別するのに役立つ組織チャートが含まれています。 |
使用するには、21A HCM共通の新機能の制限付提供機能に示されているOracle Searchの制限付提供機能にもサインアップする必要があります。 |
サインアップ方法についての次のMy Oracle Supportドキュメントを参照してください。 Fusion Global HR: How to Apply for Connections Under Controlled Availability (ドキュメントID 2743183.1)およびこの機能の後述の新機能。 |
21A |
はい | |
グローバル人事管理 |
職責テンプレートへの移動を希望するHCM AOR顧客 |
My Oracle Supportでサービス要求をオープンし、AOR-Autoprovisionのタグを含めます |
21B | はい |