本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。
日付 | 製品 | 機能 | ノート |
---|---|---|---|
2022年1月28日 | HCM共通アーキテクチャ |
承認と通知の拡張 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2021年12月22日 | HCM共通アーキテクチャ |
承認と通知の拡張 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2021年11月24日 | HCM共通アーキテクチャ |
承認と通知の拡張 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2021年10月29日 | HCM共通アーキテクチャ | 承認と通知の拡張 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2021年9月9日 | 初版作成。 |
HCM Cloudアプリケーションについては、このWhat's Newに記載されている次の2つのタイプのパッチを取得できます。
- リリース更新(21A、21B、21Cおよび21D)
- 各更新に対するオプションの月次メンテナンス・パック
環境で使用しているリリース更新を把握することが重要です。これはクラウド・ポータルで確認できます。
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お客様のアイデアをお聞かせください
ご意見をお待ちしています。製品の改善方法についての提案がございましたら、お知らせください。Oracle Customer Connectのアイデア・ラボに移動して、アイデアを入力してください。この文書の機能名の後に電球アイコンが表示されている箇所はすべて、お客様のアイデアを実現した機能です。
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全HCM製品に関して推奨される参照ドキュメントは次のとおりです。
- Human Resources What’s New – グローバル人事管理の項では、他のアプリケーションが基盤としているベース・アプリケーションの機能を確認できます。
ノート: すべてのグローバル人事管理機能が、タレントおよび報酬製品に使用できるわけではありません。
- Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)これらのドキュメントには、バグ修正および考えられる既知の問題が記載されています。また、現在使用しているか、今後移行するリリース更新バージョンに基づいて、次のドキュメントも参照することが必要になります。
- Oracle Help Center – ここでは、ガイド、ビデオおよび検索可能なヘルプを見つけることができます。
- リリース・レディネス – 新機能のサマリー、新機能、機能リスト・スプレッドシート、スポットライトおよびリリース・トレーニング
フィードバックをお寄せください
本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。HCM Cloudの新機能に関するお問い合せまたはフィードバックであることを電子メールの本文または件名に明記してください。
列の定義:
レポート = 新規または変更済の、オラクル社から提供されたすぐに実行可能なレポートです。
UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、通常、フィールド、検証またはプログラムの軽微な変更で構成されます。したがって、ユーザーへの影響は最小限です。
UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能の設計は、より複雑になります。したがって、ユーザーに及ぼす影響は大きくなります。
すぐ使用できない状態で提供される機能 = エンド・ユーザーがこれらの機能を使用できるようにするには、処理が必要です。これらの機能は提供時には使用不可になっているため、機能を使用可能にするかどうかおよび使用可能にする時期を選択してください。たとえば、a) 新しいまたは展開されたBIサブジェクト領域は最初にレポートに組み込む必要があり、b) 新しいWebサービスを利用するには統合が必要になり、c) ユーザーが機能にアクセスできるようにするには、それらの機能をユーザー・ロールに割り当てる必要があります。
エンド・ユーザーがすぐに使用可能 レポートと小規模UIまたはプロセスベースの新機能が更新後にユーザーに与える影響は最小限です。したがって、顧客受入テストでは、大規模UIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当てる必要があります。 |
エンド・ユーザーが使用する前に顧客による処理が必要 これらの機能を使用するために、膨大な作業は不要です。利用することを選択する際には、テストと展開のタイミングを設定します。 |
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機能 |
レポート |
UIまたは |
UIまたは |
|
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Oracle Applications Securityが提供する単一コンソールを使用することによって、ITセキュリティ・マネージャおよびITセキュリティ管理者は、ユーザーのライフ・サイクル管理、ロール定義、セキュリティ・ポリシー管理(機能とデータの両方)、ロール階層の保守、ユーザー名およびパスワード・ポリシー管理、証明書管理などの各種機能を実行できます。このコンソールでは、ユーザーはセキュリティに対する変更の影響のシミュレーション、セキュリティ・レポートの実行、およびMicrosoft Active Directoryとの統合のためのコネクタのダウンロードも実行できます。
文書タイプをサポートするためのセキュリティ・プロファイルの再生成
セキュリティ・プロファイルの再生成プロセスを使用して、文書タイプ・セキュリティ・プロファイルを一括で再生成できるようになりました。
以前は、これがサポートされていたのは、個人、組織、国別仕様データ・グループ(LDG)およびポジションなどの限られたセキュリティ・プロファイルに対してのみでした。
この機能拡張により、既存のセキュリティ・プロファイルの再生成プロセスを使用して、文書タイプ・セキュリティ・プロファイルを一括で再生成できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
詳細は、次を参照してください:
- 次のトピックのアプリケーション・ヘルプ: セキュリティ・プロファイルの再生成
- HCM共通19D What's Newのデータ・セキュリティ・プロファイルの再生成機能
現在、ユーザーが退職しても、外部でプロビジョニングされたロールは削除されません。これは設計によるもので、アプリケーションで維持されます。
このオプションの機能では、構成オプションを使用して、従業員の退職時に外部ロールを削除できます。
この機能を設定した場合、外部でプロビジョニングされたロールの削除は、ユーザーの退職時にFusionアプリケーションによって管理されます。
外部IDMシステムを使用してロールを削除する必要はありません。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、次のステップを実行します。
- 「設定および保守」作業領域で、オファリングの次の項目に移動します。
- 機能領域: ワークフォース・ストラクチャ
- タスク: 企業HCM情報の管理
2.「企業」ページで、「編集」→「訂正」を選択します。
3.企業の編集ページで、「ユーザーおよびロール・プロビジョニング情報」セクションまでスクロールします。
4.「退職時の外部ユーザー・ロールの保持」ドロップダウン・リストで、必要に応じて次のいずれかの値を選択します。
- null/空白 - (デフォルト)外部ロールを保持するにはこれを選択します
- はい - 外部ロールを保持する場合はこれを選択します
- いいえ - 外部ロールを削除するにはこれを選択します
5.「送信」をクリックして変更を保存します。
6.「OK」をクリックして、確認ダイアログを閉じます。
主なリソース
詳細は、Oracle Help CenterのHCMの保護ガイドで次のトピックを参照してください。
- ユーザーおよびロール・プロビジョニングの設定オプション
HCMデータ・ローダーは、Oracle Human Capital Management Cloudへのデータ移行や継続的な増分更新のために、ビジネス・オブジェクト・データを柔軟かつ効率的に一括ロードする手段を提供します。
データのインポートおよびロードのユーザー・インタフェース拡張
以前から、HCMデータ・ローダーによる一括ロード用のファイルの指定時に、消込データを指定できました。現在はオブジェクトに対して指定された最初の4つの参照によってレビューおよびフィルタできます。「オブジェクト・ステータス」ページは、すべての参照属性が表示されるように拡張されました。デフォルトでは最初の3つのみが表示されます。「表示」→「列」オプションを使用して、その他を表示します。
このページのフィルタは、最初の4つの参照属性に指定された値でフィルタ処理できるように拡張されています。
また、「失敗オブジェクト」ページの名前が「失敗したオブジェクト・メッセージ」に変更され、このページに表示される内容がより正確に反映されるようになりました。このページには「データのインポートおよびロード」ページの「失敗オブジェクト」数からアクセスできます。「失敗したオブジェクト・メッセージ」表に、メッセージがレポートされるコンポーネントの名前が表示されるようになりました。
特定のレコードのステータスを識別するには、インポートしたオブジェクトをフィルタします。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
データ・ロード機能が次の新規および拡張ビジネス・オブジェクトにより拡張されます:
新規ビジネス・オブジェクト
グローバル給与
ビジネス・オブジェクト | 摘要 |
---|---|
給与イベント通知 | イベントから発生する通知は、遅延または処理待機中です。これらの通知は、給与の遡及処理、またはタイム・カード再処理や遡及採用給与処理などのイベント処理に関連します。 |
更新されたビジネス・オブジェクト
福利厚生
ビジネス・オブジェクト | 摘要 |
---|---|
加入者登録 | 加入者登録のロード時にライフ・イベントを評価するには、ParticipantEnrollment.datファイルに次の指示を含めます: SET EVALUATE_LIFE_EVENTS Y ライフ・イベントの有効化パラメータを「はい」に上書きして、HCMスプレッドシート・データ・ローダー・テンプレートで構成することもできます。 |
グローバルHR - チェックリスト
ビジネス・オブジェクト | 要素 | 新しい属性 |
---|---|---|
割付チェックリスト | 割付チェックリスト |
|
チェックリスト・テンプレート | チェックリスト・テンプレート |
|
チェックリスト・テンプレート | タスク |
|
タスク・ライブラリ | タスク・ライブラリ |
|
グローバルHR - ワーク・ストラクチャ
ビジネス・オブジェクト | 要素 | 新しい属性 |
---|---|---|
事業所 | 事業所 |
|
採用
ビジネス・オブジェクト | 要素 | 新しい属性 |
---|---|---|
ジョブ求人 | ジョブ求人 |
|
ジョブ求人テンプレート | ジョブ求人テンプレート |
|
一括ロード機能を拡張します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
最新のビジネス・オブジェクト情報をレビューするには、「ビジネス・オブジェクトの表示」タスクを使用します。
HCMスプレッドシート・データ・ローダーは、Oracle Human Capital Management Cloudへのデータ移行や継続的な増分更新のために、ビジネス・オブジェクト・データを柔軟かつ効率的に一括ロードする手段を提供します。
OTBIレポートを拡張して、スプレッドシート・データ・セットの行数を含めることができるようになりました。HCMデータ・ローダーのスプレッドシート・データ・セット・サブフォルダに次のファクトが追加されました。
- 合計行数
- 失敗した行数
- ロードされた行数
- 未処理行数
また、インポートされたオブジェクト・サブフォルダで使用可能な既存の「ソース・システム参照」属性の名前が、「参照名」および「参照値」に変更されました。
OTBIでHCMスプレッドシート・データ・ローダーに関するデータ・セット要約レポートを拡張します。
有効化のステップ
新規サブジェクト領域は、既存のレポートに追加するか、新規レポートで使用することで利用できます。レポートの作成および編集の詳細は、分析およびレポートの作成および管理のブック (「Oracle Help Center」 > 目的のアプリケーション・サービス領域 > 「Books」 > 「Administration」)を参照してください。
ロール情報
HCM統合リアルタイム・サブジェクト領域には、人材管理統合スペシャリスト・ジョブ・ロールを使用してアクセスできます。
ビジネス・ユーザーが使用できるようになった保護されたビジネス・オブジェクト
ビジネス・ユーザー向けのオブジェクトの一括ロード機能を拡張できるようになりました。これらのオブジェクトに基づくスプレッドシートにユーザーのデータ・セキュリティが実装され、そしてビジネス・ユーザーと共有できるようになりました。
グローバル給与
- 原価計算を含むエレメント・エントリ
ビジネス・ユーザーは、スプレッドシートを使用してこのオブジェクトにデータを一括ロードできます。
有効化のステップ
新しいスプレッドシート・テンプレートを作成すると、テンプレート・セキュリティはデフォルトで、データがセッション・ユーザーとしてアップロードされる設定になります。これらのオブジェクトに基づく既存のテンプレートの場合、テンプレート構成を更新してユーザー・タイプをセッション・ユーザーに設定できます
主なリソース
詳細は、Oracle Help CenterにあるHCMデータ・ローダー・ガイドで、次のヘルプ・トピックを参照してください。
- HCMスプレッドシート・データ・ローダー・テンプレート
- ユーザー名とデータ・アップロードの関連付け方法
原価計算によるエレメント・エントリのスプレッドシート・テンプレートの生成
「HCMスプレッドシート・データ・ローダー・テンプレートの生成」給与フローを使用して、単一エレメントまたはエレメントのグループに対してHCMスプレッドシート・データ・ローダー・テンプレートを生成できるようになりました。「HCMスプレッドシート・データ・ローダー・テンプレートの生成」給与フローは、エレメント定義に基づいてスプレッドシート・テンプレートを自動的に構成します。
エレメント定義に基づいて、エレメント・エントリを一括ロードするためのスプレッドシート・テンプレートを自動的に生成します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
- 生成されたテンプレートは下書きモードになります。データをロードするには、アクティブに設定する必要があります。
- テンプレートの名前は自動生成され、「<ELEMENT_NAME>」に続いて日付およびタイムスタンプで表されます。たとえば、CRFL RRF EARNINGS US_20210806_110234のようになります。「CRFL RRF EARNINGS US」はエレメント名、「20210806_110234」は日付とタイムスタンプです。
- 自動生成されたテンプレート名を変更して、より使いやすくすることをお薦めします。そのテンプレートにアクセスするユーザーの役に立ちます。
-
テンプレートへのアクセス権を持つロールと、これらの各ロールが持つ必要があるデータ・セット・アクセス権を割り当てる必要があります。
主なリソース
詳細は、『HCMデータ・ロードのビジネス・オブジェクト』ガイドの今後の公開を参照してください。
ロール情報
給与マネージャまたは給与管理者のジョブ・ロールまたは権限が必要です。
HCM抽出とはHCMアプリケーションからデータを抽出する方法で、データを別のソースにインタフェースしたり、システム間でレポートを統合するためにデータを抽出するのに使用できます。
定義の作成ページの「コンシューマ」フィールドで、HCM抽出で生成されたデータが送信またはインタフェースされるベンダー名または外部システムを含めることができるようになりました。また、「追加詳細」フィールドで詳細を追加して、抽出定義の作成、コピー、またはインポート時にシステムまたはベンダーの名前を取得することもできます。
データがインタフェースされるベンダー名または外部システムを取得することで、オラクルはお客様からの統合パターンおよび要件を調査できます。これにより、特定の要件を満たす事前定義済のテンプレートを提供することで、抽出の作成と定義プロセスを簡素化できます。テンプレートを提供すると、このような抽出の実行を最適化および効率化できるため、ユーザー・エクスペリエンスが全般的に向上します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
- 「追加詳細」フィールドは、「コンシューマ」で「レポート」を選択した場合には表示されません。
- 「コンシューマ」フィールドに値リストがあり、システムまたはコンシューマ名がリストにない場合は、「追加詳細」フィールドに名前を指定します。
- 「コンシューマ」および「追加詳細」フィールドは、抽出タイプのアーカイブ検索には表示されません。
- 「コンシューマ」で「レポート」を選択することは、抽出がレポート目的であり、データが外部システムとインタフェースされていないことを示します。
この項では、すべてのHCMアプリケーションで使用される機能について説明します。
承認と通知の機能がいくつか強化されました。
- HCM承認ルール・ページおよびトランザクション・コンソールで新規トランザクションを再作成および送信しなくても、承認ルールをテストできるようになりました。
- 送信時にトランザクションの「コメントおよび添付」セクションで重複した添付が見つかった場合は、ユーザーに警告メッセージが表示されます。「コメントおよび添付」セクションの添付が重複しているトランザクションは送信できません。
- 失敗したトランザクションのトランザクション・コンソール診断ログが拡張され、承認ルール条件がリストされ、トランザクションの失敗の原因となった特定のルール条件も強調表示されます。
- トランザクション設計スタジオでルールを作成して、「保存」および「保存してクローズ」ボタンを構成し、必須セクションにアクセスしなかった場合にエラーまたは警告メッセージを表示するかどうかを構成できます。
各拡張機能の詳細は、後述の説明を参照してください。
HCM承認ルール・ページおよびトランザクション・コンソールの新しいシミュレート機能を使用すると、新しいトランザクションを再作成して送信することなく、承認ルールの変更を簡単にテストできます。承認ルールに対する条件付きロジックを簡単にデバッグし、増分的に作成して、変更の影響を瞬時に確認できます。
承認ルールのテスト
トランザクションを名前、作成者、および日付範囲内に作成されたトランザクションで検索できます。「ステータス」フィールドを使用して結果をさらに絞り込みます。「下書き」、「進行中」および「失敗」のステータスを使用できます。フィルタされたトランザクションのリストから任意のトランザクションを選択し、選択したトランザクションの値に基づいて承認ルール結果をシミュレートできます。
承認ルールのテスト: ステータス・フィルタ
重複した添付の処理: 「コメントおよび添付」セクションの添付が重複しているトランザクションは送信できません。送信時にトランザクションの「コメントおよび添付」セクションで重複した添付が見つかった場合は、警告メッセージが表示されます。
診断ログの変更: 失敗したトランザクションのトランザクション・コンソール診断ログが拡張され、承認ルール条件がリストされ、トランザクションの失敗の原因となった特定のルール条件も強調表示されます。次の画像に例を示します。
診断ログ
最後に、トランザクション設計スタジオでルールを作成して、「保存」および「保存してクローズ」ボタンを構成し、必須セクションにアクセスしなかった場合にエラーまたは警告メッセージを表示するかどうかを構成できます。この機能には、いくつかの設定が必要です。詳細は、人事管理のWhat's New→「HCMエクスペリエンス設計スタジオのトランザクション設計スタジオの拡張機能」を参照してください。
これらの拡張機能は承認と通知の操作性を向上させます。
有効化のステップ
承認ルールのテスト拡張機能では、HCM_TEST_APPROVAL_RULES_ENABLEDプロファイル・オプションを作成し、trueに設定する必要があります。
- HCM_TEST_APPROVAL_RULES_ENABLEDプロファイル・オプションを作成します。
- 「設定と保守」作業領域にナビゲートします。
- 「プロファイル・オプションの管理」タスクを検索して選択します。
- 「検索結果」セクションで、「新規」をクリックします。プロファイル・オプションの作成ページが表示されます。
- この新しいプロファイル・オプションについて、次の表に示す値を指定します。
フィールド | 値 |
---|---|
プロファイル・オプション・コード |
HCM_TEST_APPROVAL_RULES_ENABLED |
プロファイル表示名 |
承認ルールのテスト使用可能 |
アプリケーション |
グローバル人事管理 |
モジュール |
グローバル人事管理 |
摘要 |
摘要。例: 承認ルールのシミュレーションを有効にする |
開始日 |
1/1/2000 |
- 「保存してクローズ」をクリックします。
- 「プロファイル・オプションの管理」ページで、サイト・レベルの「使用可能」チェック・ボックスと「更新可能」チェック・ボックスを選択します。
-
「保存してクローズ」をクリックします。
2. HCM_TEST_APPROVAL_RULES_ENABLEDプロファイル・オプションの値をtrueに設定します。
- 「設定と保守」作業領域にナビゲートします。
- 「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索して選択します。
-
HCM_TEST_APPROVAL_RULES_ENABLEDプロファイル・オプションを検索します。
- 「プロファイル値」フィールドをtrueに設定します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
ヒントと考慮事項
この承認ルール・シミュレーション拡張機能は、次のトランザクションに対して有効です。
- レコード文書の管理
-
人材開発目標の承認
-
パフォーマンス目標の承認
今後のリリースで、さらに多くのトランザクションに対して使用できるようになります。
主なリソース
詳細は、My Oracle SupportのOracle HCM Cloud Common Features Release 13 Transaction Console (文書ID 2430452.1)で次を参照してください。
- 承認ルールの基本
- トランザクション・コンソールの基本
ロール情報
この表は、この機能をサポートする機能セキュリティ権限およびそれらの権限を継承する事前定義ロールを示しています。
機能セキュリティ権限名およびコード |
ジョブ・ロール名 |
---|---|
承認ルールのテスト PER_TEST_APPROVAL_RULES_PRIV |
管理者としてのHCM承認トランザクションのレビュー |
この事前定義済ロールを使用している場合は、必要な操作はありません。ただし、このロールのカスタム・バージョンを使用している場合、この機能を使用するには、そのカスタム・ロールにこの集計権限を追加する必要があります。既存のロールへの新機能の実装の詳細は、My Oracle Supportにあるリリース13の『Oracle Human Capital Management Cloudセキュリティ・アップグレード・ガイド』(文書ID 2023523.1)を参照してください。
この項では、すべてのHCMアプリケーションで使用される機能について説明します。
HCMで使用する値リスト(LOV)を一元的に構成できます。たとえば、「就業者」値リストの検索可能フィールドを構成して、この値リストを含むすべてのページに同じ検索フィールドが表示されるようにできます。
サポートされている値リストは「構成の検索」ページに表示されます。同じ値リストの複数の実装が使用可能な場合は、使用可能な実装のみがリストされます。
「値リスト」構成ページ
値のリストを選択し、個々の値リストを構成します。
個々の値リスト構成ページ
これらのオプションは、個々の値リストの構成ページで構成できます。
- 「フィールドの検索および表示」セクションで、次の手順を実行します。
- 検索結果に表示するフィールドを選択します。「追加」および「削除」(Xアイコン)処理を使用して、それぞれのフィールドを追加または削除します。
- フィールドの表示順序を選択します。上下の矢印アイコンを使用して、フィールドのリストを必要に応じて並べ替えます。
- 検索可能フィールド(「検索および表示」オプション)または検索不可フィールド(「表示のみ」オプション)を選択します。
- さらに、「フィールドのみ検索」セクションで、次の手順を実行します。
- 検索結果には表示されない検索可能なフィールドを選択します。「追加」および「削除」(Xアイコン)処理を使用して、そのようなフィールドをそれぞれ追加または削除します。
- 「プレビュー」セクションを使用して構成をテストします。
このページでは、HCM全体で一般的に使用される値リストの構成を効率的かつ一元的に管理できます。
たとえば、特定の値リスト機能と要件に基づいて、次の処理を実行できます。
- 組織に関連しないフィールドを非表示にする
- 追加フィールドを追加して、結果をより詳細化し、個々のレコードを簡単に識別できるようにする
- フィールドを並べ替えて、組織内の関連性を反映する
有効化のステップ
- 「ホーム」→「構成」→「サンドボックス」に移動します。
- HCMエクスペリエンス設計スタジオが有効になっているサンドボックスを作成して入力します
サンドボックスの選択
- 「ツール」→「HCMエクスペリエンス設計スタジオ」に移動します。
HCMエクスペリエンス設計スタジオへのアクセス
- 「構成の検索」をクリックします。
「構成の検索」へのアクセス
ヒントと考慮事項
現在サポートされている値のリストは次のとおりです。
- 就業者
- 国
- 電話国
- ポジション
- 部門
- ジョブ
- 事業所
定義されているすべての構成は、次の領域で考慮されます。
- 「タレント管理」領域: 「パフォーマンス管理」、「目標管理」、「キャリア開発」、「タレント・レビュー」、「後任管理」、「プロファイル管理」、「フィードバックの要求」。
- グローバルHR領域: 「就業者」値リスト: 情報の共有(被付与者)、「文書レコードの一括ダウンロード」、「ポジション詳細」、「ポジション変更の要求」、「新規ポジションの要求」、「事業所詳細」。
- グローバルHR領域: 「国」値リスト: 「個人詳細」、「ID情報」、「連絡先情報」、「家族および緊急連絡先」、「処理待ち就業者の追加」、「処理待ち就業者の編集」、「従業員の採用」、「派遣就業者の追加」、「非就業者の追加」、「雇用関係の作成」、「ローカルおよびグローバル異動」、「事業所詳細」、文書レコードの追加、「文書レコードの編集」、「事業所詳細」。
- グローバルHR領域: 「電話国」値リスト: 「連絡先情報」、「処理待ち就業者の追加」、「処理待ち就業者の編集」、「従業員の採用」、「派遣就業者の追加」、「非就業者の追加」、「雇用関係の作成」、「ローカルおよびグローバル異動」、「事業所詳細」。
- グローバルHR領域: 「ポジション」値リスト: 「処理待ち就業者の追加」、「処理待ち就業者の編集」、「従業員の採用」、「派遣就業者の追加」、「非就業者の追加」、「雇用関係の作成」、「ローカルおよびグローバル異動」、「アサイメントの追加」、「雇用詳細」、「アサイメントの変更」、「昇格・昇進」、「異動」、「ジョブ・オファーの管理」、「ポジション詳細」、「ポジション変更の要求」、「新規ポジションの要求」、「自分のチーム」、「欠員」。
- グローバルHR領域: 「部門」値リスト: 「処理待ち就業者の追加」、「処理待ち就業者の編集」、「従業員の採用」、「派遣就業者の追加」、「非就業者の追加」、「雇用関係の作成」、「ローカルおよびグローバル異動」、「アサイメントの追加」、「雇用詳細」、「アサイメントの変更」、「昇格・昇進」、「異動」、「ジョブ・オファーの管理」、「処理待ち就業者」、「一括雇用主変更」、「ポジション詳細」、「ポジション変更の要求」、「欠員」。
- グローバルHR領域: 「ジョブ」値リスト: 「処理待ち就業者の追加」、「処理待ち就業者の編集」、「従業員の採用」、「派遣就業者の追加」、「非就業者の追加」、「雇用関係の作成」、「ローカルおよびグローバル異動」、「アサイメントの追加」、「雇用詳細」、「アサイメントの変更」、「昇格・昇進」、「異動」、「ジョブ・オファーの管理」、「処理待ち就業者」、「ジョブ詳細」、「ポジション詳細」、「ポジション変更の要求」、「新規ポジションの要求」、「自分のチーム」、「欠員」。
- グローバルHR領域: 「事業所」値リスト: 「処理待ち就業者の追加」、「処理待ち就業者の編集」、「従業員の採用」、「派遣就業者の追加」、「非就業者の追加」、「雇用関係の作成」、「ローカルおよびグローバル異動」、「アサイメントの追加」、「雇用詳細」、「アサイメントの変更」、「昇格・昇進」、「異動」、「ジョブ・オファーの管理」、「処理待ち就業者」、「一括雇用主変更」、「事業所詳細」、「ポジション詳細」、「ポジション変更の要求」、「新規ポジションの要求」、「欠員」。
ページ・コンポーザのパーソナライズ
- 値リスト構成は、ページ・コンポーザを介して実装されるパーソナライズの代替です。
- ページ・コンポーザを使用して行われたパーソナライズは、アップグレード時に上書きされる可能性があります。
- アップグレード前にこのようなパーソナライズを元に戻し、かわりに値リスト構成を使用することをお薦めします。
ロール情報
ユーザーには、値リスト構成UIにアクセスするために付与されたHCMページ・コンフィギュレータへのアクセス(HRC_ACCESS_HCM_TRANSACTION_CONFIGURATOR_PRIV)権限を持つロールが必要です。
HCM全体で使用される就業者値リスト(LOV)コンポーネントの動作を更新しました。
1. 値リストに検索語を入力しないと、就業者は表示されません。これは、就業者を検索する前に、最初にランダムな就業者を表示しないようにするためです。
検索条件が入力されていない状態
2. 検索結果を表示するには、検索語を入力する必要があります。
検索条件が入力された状態
3.ビジネス・タイトルによる検索は、デフォルトでは無効になっています。必要に応じて有効にできます。有効化の方法の詳細は、「有効化のステップ」の項を参照してください。
この変更により、就業者値リスト・コンポーネントのパフォーマンスが向上します。
有効化のステップ
ビジネス・タイトルによる検索を有効にするには:
- 「設定および保守」に移動し、「管理者プロファイル値の管理」タスクを開きます。
- PER_LOV_SEARCH_WORKERS_EXCLUDE_BUSINESS_TITLEプロファイル・オプションの値をNに設定します。
- 「構成」→「サンドボックス」に移動し、「HCMエクスペリエンス設計スタジオ」が有効になっているサンドボックスを入力します。
- サンドボックスで、「ツール」→「HCMエクスペリエンス設計スタジオ」を選択し、「構成の検索」をクリックします。
- 「就業者」値リストに移動します。
- 「フィールドの検索および表示」セクションで、「ビジネス・タイトル」フィールドのプロパティを「表示のみ」から「検索および表示」に変更します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
更新された就業者値リストの構成の検索
ユーザーには、値リスト構成ページにアクセスするために付与されたHCMページ・コンフィギュレータへのアクセス(HRC_ACCESS_HCM_TRANSACTION_CONFIGURATOR_PRIV)権限を持つロールが必要です。
HCMエクスペリエンス設計スタジオのトランザクション設計スタジオの拡張機能
必須セクション
ユーザーがトランザクションを送信する前に必須フィールドに入力することになるため、データ品質が向上します。次の例では、「従業員の採用」フローにおいて、「給与詳細」および「給与」セクションが必須になっています。ユーザーがプロセスを開始したときの質問リストの動作は同じままです。「給与詳細」および「給与」は、ガイド付きプロセスの一部になるため、質問リスト・ページにオプションとして表示されません。
プロセスを完了する際、トランザクションを送信する前に、必須情報である「給与詳細」および「給与」を完了する必要があるという警告メッセージが表示されます。処理によっては、メッセージの重大度を警告メッセージからエラー・メッセージに変更できます。
「いいえ」をクリックすると、ユーザーはそれらのリージョンを送信せず、アクセスもしないことになります。セクションがプロセスでどのようにレンダリングされるかによって、これら2つの動作が異なることに注意してください。すべてのフィールドがリージョンに移入されるわけではない「連絡情報」や「給与詳細」などの一部のセクションでは、最初に必須セクションにアクセスせずにトランザクションを送信することはできませんが、フィールドに入力しなくても送信できます。
セクションにすべてのフィールドが移入される「給与」などの一部のセクションについては、最初に必須リージョンにアクセスして必須セクションに必要な情報を入力することなくトランザクションを送信できません。ユーザーが最初に「給与」セクションにアクセスするまで検証がトリガーされます。アクセスしたら、ユーザーは「アサイメント」または「給与」の前の他のセクションに戻り、値を変更して送信できます。「給与」セクションに再度アクセスしても、警告またはエラーは表示されません。
なお、リージョンはトランザクション設計スタジオで「リージョンの表示または非表示」セクションから必須として定義されます。
現在使用可能な処理のリストを次に示します。今後のリリースでさらに処理が追加されます。
- アサイメントの追加
- 派遣就業者の追加
- 処理待ち就業者の追加
- 非就業者の追加
- 雇用関係の作成
- 処理待ち就業者の編集
- 従業員の採用
- ローカル異動およびグローバル異動
ツールバーの「保存」および「保存してクローズ」処理のパーソナライズ
ユーザーがトランザクションをいつでも保存できるようにすることで、ユーザー・エクスペリエンスを強化します。たとえば、ユーザーが新規契約者を追加し、すでに必須情報の半分を指定しているとします。別のタスクに切り替える必要がある場合、作業を保存し、後で中断した場所から再開できます。保存済トランザクションは、ユーザーのワークリストから再開できます。デフォルトでは2つのボタンは非表示になっています。
この機能が使用可能な処理のリストを次に示します。今後のリリースでさらに処理が追加されます。
- アサイメントの追加
- 派遣就業者の追加
- 処理待ち就業者の追加
- 非就業者の追加
- 雇用関係の作成
- 処理待ち就業者の編集
- 従業員の採用
- ローカルおよびグローバル異動
警告またはエラー・メッセージおよび保存オプションの設定方法
どちらの機能も、トランザクション設計スタジオで処理の「ページ属性」セクションから設定されます。
警告またはエラーの表示および前述の処理の保存オプションを有効にするステップは次のとおりです。
- 「ホーム」→「自分のクライアント・グループ」→「HCMエクスペリエンス設計スタジオ」にナビゲートします。
- 「トランザクション設計スタジオ」をクリックします。
- これらの設定を構成する処理を選択します。
- 「追加」をクリックし、必要なルールの詳細を追加します。
- 「ページ属性」セクションの「リージョン」リストから「参照情報リージョン」を選択します。
- 「編集」アイコンをクリックして、属性を有効にします
- 2つの処理ボタン「保存」および「保存してクローズ」は、2つのオプションを介して簡単に設定できます。これらのオプションを選択して表示されるようにします。
- デフォルトでは、メッセージの重大度は警告です。「表示されていない必須セクションについてエラー・メッセージを表示」オプションを選択して、次の処理に関する重大度をエラー・メッセージに変更します。
- アサイメントの追加
- 派遣就業者の追加
- 処理待ち就業者の追加
- 非就業者の追加
- 雇用関係の作成
- 処理待ち就業者の編集
- 従業員の採用
- ローカル異動およびグローバル異動
- 「完了」をクリックします。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
- 特定のプロセスの必須フィールドの入力を強制することで、正確で一貫したデータを確保します。
- HCM Cloudのパーソナライズを単純化することにより、ユーザー・エクスペリエンスを改善し、ソリューションの設定にかかる時間を削減します。
- ユーザーが任意の時点で作業を保存し、後で中断した場所から再開できるようにすることで、トランザクションとプロセスを合理化します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
必須セクション
このリリース以降:
- トランザクション設計スタジオでセクションが必須として構成されている場合、ユーザーは警告メッセージを受け取ります。
- 次のフローで必須セクションにアクセスしていない場合、ユーザーは警告メッセージを受け取ります。
-
アサイメントの追加
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派遣就業者の追加
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処理待ち就業者の追加
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非就業者の追加
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雇用関係の作成
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処理待ち就業者の編集
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従業員の採用
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ローカル異動およびグローバル異動
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ツールバーの「保存」および「保存してクローズ」処理のパーソナライズ
トランザクション設計スタジオではアクティブなルールの各属性に対してルールが評価されます。同じ属性が複数のルール定義で定義されている場合、アクティブなルール属性条件の順序で最初のものだけが適用されます。たとえば、次のような定義を行うとします。
- ルール1: 「保存してクローズ」ボタンは無条件で使用できますが、「保存」は使用できません。
- ルール2: 「保存」ボタンは、特定の雇用主に対してのみ使用できます。
その結果、ルール1はアクティブ・ルールの順序で最初のルールとして評価されるため、ルール2で選択した雇用主に対して「保存」ボタンは表示されません。
主なリソース
詳細は、更新21Cのジョブ求人作成時の必須セクションの機能を参照してください。
ロール情報
サンドボックスで作業をするには、「人材管理アプリケーション管理者」ジョブ・ロールが必要です。
新しいHCMデジタル・アシスタント・スキル・バージョン - HCMV2
新しいバージョンのHCMデジタル・アシスタント・スキルを確認します。強化されたHCMスキル(HcmV2)により、従業員とマネージャは、90以上のインテントにわたるより豊かな会話エクスペリエンスを通じて、処理とタスクを管理できます。
最新のHcmV2スキル属性により、次のようなプラットフォーム機能および拡張がもたらされました。
- より洗練された自然言語処理と自然言語理解モデル
- 拡張性の標準化により、機能アナリストがより手軽に役立てることが可能
- ネイティブ言語サポートにより、多言語の実装が可能
以前は、各主要機能領域のすべての要求は、会話チャットを使用して質問に回答し、その機能領域の情報を取得する1つのインテントによって行われていました。
HcmV2では、ビジネス・フローごとに個別のインテントがあります。たとえば、「自分の同僚の電話番号を検索」するユーザーの要求は、「自分の同僚のEメールを検索」する場合とは異なるインテントで行われます。これらの個別のインテントはそれぞれ特定のビジネス・ケースをサポートするため、特にネイティブ言語サポートのために、スキルの管理と拡張が容易になります。
インテントの分類精度の向上に加え、「Ravi Chouhanの写真を表示」のような新しい機能もあります。
新しいHcmv2スキルのすべての会話フローでは、名前付きトークンを持つリソース・バンドル文字列が使用されます。これにより、メッセージ文字列の管理と翻訳が容易になります。
- 個別のインテントは特定のビジネス・ケースをサポートするため、管理、サポートおよびアップグレードが簡単です。これにより、インテントがよりローカライズされ、ユーザーは他の機能に影響を与えることなく特定のインテントをオフにすることができるため、インテントの拡張が簡単になります。
- 従業員プロファイルの写真カードを使用すると、従業員の選択が容易になります。
- 名前付きトークンを持つリソース・バンドル文字列により、メッセージ文字列の保守および翻訳が容易になります。
- ネイティブ言語サポートにより、サード・パーティ翻訳サービスが不要になります。
有効化のステップ
FADigitalAssistantを使用してHCMタスクを初めて有効にする場合は、Oracle Skill StoreのHcmV2スキルを使用して最新バージョンのFADigitalAssistantを実装することをお薦めします。
以前のバージョンのHCMスキル(ここではHcmV1スキルと呼びます)をデプロイした場合は、次のユースケースを参照してください。好みのバージョンのHCMスキルを活かすために、シナリオベースの推奨を示します。
FADigitalAssistantを使用しています
次のシナリオでは、FADigitalAssistantを実装し、HcmV1スキルを使用していることを前提としています。下の特定のシナリオにドリルダウンしてください。
HcmV1スキルを変更しました。このバージョンの使用を続けたいと考えています:
次のステップを完了して、更新を重ねたHcmV1スキルをデプロイすることをお薦めします。
- まだダウンロードしていない場合は、スキル・ストアから最新バージョンのFADigitalAssistantをダウンロードすることをお薦めします。これにはHcmV2スキルが含まれます。
- HcmV1スキルの最新バージョンをスキル・ストアからダウンロードし、変更したスキルをリベースしてFADigitalAssistantで使用し続けることをお薦めします。
- FADigitalAssistantに含まれているHcmV2スキルを削除します。
HcmV1スキルを変更しました。HcmV2スキルを使用しようと考えています:
次のステップを完了して、HcmV2スキルをデプロイすることをお薦めします。
- まだダウンロードしていない場合は、スキル・ストアから最新バージョンのFADigitalAssistantをダウンロードすることをお薦めします。これにはHcmV2スキルが含まれます。
- HcmV2スキルを稼働させたら、変更を再作成する必要があります。
- デジタル・アシスタンスからHcmV1skillを削除しますが、HcmV2スキルの新しいバージョンの変更を再作成するまでスキルを削除しないでください。
HcmV1スキルは変更していません。HcmV2スキルを使用しようと考えています:
まだダウンロードしていない場合は、スキル・ストアから最新バージョンのFADigitalAssistantをダウンロードすることをお薦めします。これにはHcmV1スキルを置き換えるHcmV2スキルが含まれています。
HcmV1スキルは変更していません。このバージョンの使用を続けたいと考えています:
次のステップを完了して、更新を重ねたHcmV1スキルをデプロイすることをお薦めします。
- まだダウンロードしていない場合は、スキル・ストアから最新バージョンのFADigitalAssistantをダウンロードすることをお薦めします。これにはHcmV2スキルが含まれます。
- スキル・ストアから最新バージョンのHcmV1スキルをダウンロードし、FADigitalAssistantに追加することをお薦めします。
- FADigital Assistantに含まれているHcmV2スキルを削除します。
独自のデジタル・アシスタントを作成しました。HcmV1スキルの使用を続けたいと考えています:
このシナリオでは、独自のデジタル・アシスタントを作成し、HcmV1スキルを変更していることを前提としています。
スキル・ストアからHcmV1スキルの最新バージョンをダウンロードし、変更したスキルをリベースして、デジタル・アシスタントで使用し続けることをお薦めします。
ヒントと考慮事項
- FADigitalAssistantには、HcmV1スキルは含まれなくなります。新しいHcmV2スキルのみが含まれるようになります。
- HcmV1スキルはスタンドアロン・スキルとして提供されます。
- HcmV1スキルからHcmV2スキルへの移行パスまたはリベースはありません。
- インテントの構造および名前が変更されたため、HcmV1スキルを使用し、変更も行っている既存の顧客は、HcmV1スキルを無効にしてHcmV2スキルにアップグレードし、これらの変更を再実行する必要があります。
- FADigitalAssistantまたは作成したデジタル・アシスタントであっても、同じデジタル・アシスタントにHcmV1とHcmV2を同時に含めることはできません。
主なリソース
- スキル・ストアからのデジタル・アシスタントの有効化: https://docs.oracle.com/en-us/iaas/digital-assistant/doc/get-started-skills-and-digital-assistants.html
- Oracle Help CenterのCloud Applications向けOracle Digital Assistantスタート・ガイド
- Oracle Help CenterのOracle Digital Assistantの使用
- Oracle Digital Assistantの新機能: https://docs.oracle.com/en/cloud/paas/digital-assistant/whats-new/index.html#DACWN-GUID-E409CC44-9A8F-4043-82C8-6B95CD939296
ロール情報
一部のインテントは、それ自体の機能権限で保護されている公開REST APIによってサポートされています。機能権限によって保護されたディープ・リンクを使用するものがあります。インテントを使用するには、対応する機能権限が必要です。必要に応じて、カスタム従業員ロールに必要な権限を付与します。
APIおよびディープ・リンクへのアクセスに必要な権限の詳細は、My Oracle SupportでHCMデジタル・アシスタント(文書ID 2530856.1)のHCMデジタル・アシスタント・ホワイト・ペーパーのインテントへのアクセスの保護に関する項を参照してください。
また、HCMでデジタル・アシスタントにアクセスするために必要なユーザー・ロールについては、ホワイト・ペーパーでユーザーに対するアプリケーションのWebチャネルへのアクセス権の付与の項を参照してください。
置き換えられた機能または削除された機能
Oracleは時々、既存のクラウド・サービスの機能を新しい機能で置き換えるか、既存の機能を削除します。古いバージョンは、機能が置き換えられた直後に削除されることも、将来削除されることもあります。新しいバージョンが使用可能になり次第、置き換えられた機能の新しいバージョンを使用することがベスト・プラクティスとなります。
製品 | 削除された機能 | 削除予定 | 置換機能 | 置換済 | 追加情報 |
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HCMデータ・ローダー |
すべての給与オブジェクトにHCMデータ・ローダーの使用が必要 |
21C | HCMデータ・ローダー |
1年以上前。 |
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ORACLEは、更新20BでHCMのクラシックな簡易ユーザー・インタフェースを廃止しました
更新18Bから、HCMレスポンシブ・ユーザー・エクスペリエンスが導入され、標準として推奨されてきました。以前のHCMのクラシックな簡易ユーザー・インタフェースをまだ使用している場合、これらの古いページはサポートされなくなるため、HCMレスポンシブ・ユーザー・エクスペリエンスに移行する必要があります。
一般設定情報の統合情報については、My Oracle Supportの文書ID 2399671.1 - HCMレスポンシブ・ユーザー・エクスペリエンスの設定情報に関する項を参照してください。
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既知の問題/月次および法定メンテナンス・パック
オラクル社は、各更新の既知の問題に関するドキュメントを公開して、発生する可能性のある問題を周知し、回避策がある場合には提供しています。
また、月次パッチまたは法定パッチで修正されたバグのメンテナンス・パックおよび法定メンテナンス・パックのドキュメントも公開しています。
これらのドキュメントをレビューするには、My Oracle Supportにアクセスできる必要があります。
Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 15548381)
次に、制限付提供プログラムが提供する制限付提供機能のリストを示します。
ノート: 現時点では、これらの機能をすべてのお客様がご利用いただけるわけではありません。これらは制限付提供プログラムを介してのみ使用可能であり、この機能プログラムに参加するには承認が必要になります。これらのプログラムに参加するには、テストに参加して、フィードバックを返していただく必要があります。プログラムによっては、他のご協力が必要な場合もあります。
これらの初期段階のプログラムに参加する時間がない場合、ご心配はいりません。すべてのお客様向けの一般提供が始まった時点で、この機能をご利用ください。すべてのお客様がこれらの機能をご利用いただけるようになると、通常どおり製品見出しの下に機能が表示されます。
ぜひ機能のリストをご覧になり、機能のリリース・スケジュールより前に実装する必要がある機能があるかどうかをご確認ください。機能のサインアップに関する情報は、次の表をご覧ください。これらのプログラムの参加者数は限られており、一部は特定のお客様向けのプログラムであるため、早めにサインアップしてください。
次の表に、使用可能な機能とサインアップ方法の簡単な説明を示します。提供される機能が多い場合は、この表の下にある「新機能」に機能の詳細が説明されている場合もあります。
制限付提供プログラムにご参加いただき、お客様のご意見やアイデアをお聞かせいただけることを楽しみにしています。
製品 | 機能名 | 機能の説明 | テストが必要なお客様のタイプ | サインアップ方法 | 制限付提供リリース | 現在参加可能 |
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すべてのHCM製品 |
HCMの新しいグローバル検索により、個人の検索エクスペリエンスが高速化され、新しい個人検索機能が導入されます。 これは、Oracle Cloud専用の検索プラットフォームであるOracle Search個人索引の更新(後述の機能)をベースにしています。 |
これは、次のHCM機能用のOracle Searchに依存しています。 |
適用方法については、次のMy Oracle Supportドキュメントを参照してください。 Fusion Global HR: How to Apply for Oracle Search - Based Global Search under Controlled Availability (ドキュメントID 2743208.1) |
改訂21A - 21D | 参加可能 |
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すべてのHCM製品 |
Oracle Searchは、Human Capital Management Cloud環境で使用可能な専用の検索エンジンです。 これは、Oracle Cloud専用の検索プラットフォームであるOracle Search個人索引の更新(後述の機能)をベースにしています。 |
前述のOracle Searchベースのグローバル検索または制限付提供機能の21AグローバルHRの新機能の「コネクション」に依存します。 |
Oracle Searchは、スタンドアロン機能としては要求できません。これは、「コネクション」など、特定のOracle Search依存機能(制限付提供機能の21AグローバルHRの新機能)またはOracle Searchベースのグローバル検索(制限付提供機能の21A HCM共通新機能)を介して要求する必要があります。 |
改訂21A - 21D |
参加可能 | |
すべてのHCM製品 |
Oracle Search個人索引は最適化されてパフォーマンスが向上しました。この機能はOracle Search依存機能に必要です。前述のHCM用Oracle Searchを参照してください。 HCM Oracle Searchの機能(接続、Oracle Searchベースのグローバル検索、後任組織チャート)を使用する制限付提供の顧客は、索引を再構築する必要があります。 |
HCM Oracle Search機能(接続、Oracle Searchベースのグローバル検索、後任組織チャート)の使用。 |
Oracle Search機能(接続、Oracle Searchベースのグローバル検索、後任組織チャート)を使用している顧客のみ。 |
改訂21C - 21D | 参加可能 |