本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。
日付 | 製品 | 機能 | ノート |
---|---|---|---|
2022年4月29日 | 初版作成。 |
HCM Cloudアプリケーションについては、このWhat's Newに記載されている次の2つのタイプのパッチを取得できます。
- リリース更新(22A、22B、22Cおよび22D)
- 各更新に対するオプションの月次メンテナンス・パック
環境で使用しているリリース更新を把握することが重要です。これはクラウド・ポータルで確認できます。
____________________
お客様のアイデアをお聞かせください
ご意見をお待ちしています。製品の改善方法についての提案がございましたら、お知らせください。Oracle Customer Connectのアイデア・ラボに移動して、アイデアを入力してください。この文書の機能名の後に電球アイコンが表示されている箇所はすべて、お客様のアイデアを実現した機能です。
____________________
全HCM製品に関して推奨される参照ドキュメントは次のとおりです。
- Human Resources What’s New – グローバル人事管理の項では、他のアプリケーションが基盤としているベース・アプリケーションの機能を確認できます。
ノート: すべてのグローバル人事管理機能が、タレントおよび報酬製品に使用できるわけではありません。
- Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)これらのドキュメントには、バグ修正および考えられる既知の問題が記載されています。また、現在使用しているか、今後移行するリリース更新バージョンに基づいて、次のドキュメントも参照することが必要になります。
- Oracle Help Center – ここでは、ガイド、ビデオおよび検索可能なヘルプを見つけることができます。
- リリース・レディネス – 新機能のサマリー、新機能、機能リスト・スプレッドシート、スポットライトおよびリリース・トレーニング
フィードバックをお寄せください
本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。HCM Cloudの新機能に関するお問い合せまたはフィードバックであることを電子メールの本文または件名に明記してください。
列の定義:
レポート = 新規または変更済の、オラクル社から提供されたすぐに実行可能なレポートです。
UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、通常、フィールド、検証またはプログラムの軽微な変更で構成されます。したがって、ユーザーへの影響は最小限です。
UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能の設計は、より複雑になります。したがって、ユーザーに及ぼす影響は大きくなります。
すぐ使用できない状態で提供される機能 = エンド・ユーザーがこれらの機能を使用できるようにするには、処理が必要です。これらの機能は提供時には使用不可になっているため、機能を使用可能にするかどうかおよび使用可能にする時期を選択してください。たとえば、a) 新しいまたは展開されたBIサブジェクト領域は最初にレポートに組み込む必要があり、b) 新しいWebサービスを利用するには統合が必要になり、c) ユーザーが機能にアクセスできるようにするには、それらの機能をユーザー・ロールに割り当てる必要があります。
エンド・ユーザーがすぐに使用可能 レポートと小規模UIまたはプロセスベースの新機能が更新後にユーザーに与える影響は最小限です。したがって、顧客受入テストでは、大規模UIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当てる必要があります。 |
エンド・ユーザーが使用する前に顧客による処理が必要 これらの機能を使用するために、膨大な作業は不要です。利用することを選択する際には、テストと展開のタイミングを設定します。 |
|||||
---|---|---|---|---|---|---|
機能 |
レポート |
UIまたは |
UIまたは |
|
||
この項では、すべてのHCMアプリケーションで使用される機能について説明します。
Oracle Searchベースのグローバル検索には、より高速な個人検索エクスペリエンスが用意され、新しい個人検索機能が導入されています。
- 結果の妥当性の向上
- 個人名のファジー検索 - 検索では、スペルの違いが最大2つまで単純な誤りや誤植が許容されます
- 名前のシノニム検索 - 多くの英語音の名前にシノニムが定義されています。名前の様々な形で検索できます
- フィールドのブースティング - 主な検索は個人名によるもので、個人名の一致が最も関連性の高い一致です
- より多くのフィールドで検索する機能
- 個人表示名
- 個人番号
- 勤務先Eメール・アドレス
- ビジネス・タイトル
直属の部下間の照合が結果の上部にグループ化され、その後に他の照合結果が続きます。
個人検索結果の品質が向上し、新しいOracle Search機能により検索エクスペリエンスが向上します。
有効化のステップ
次に示すように、「設定および保守」ページのグローバル検索プロファイル・オプションの管理タスクを使用して、プロファイル・オプションをレビューして構成します。
プロファイル・オプション・コード |
プロファイル表示名 |
アプリケーション |
モジュール |
必須プロファイル・レベル |
必須プロファイル値 |
---|---|---|---|---|---|
FUSION_APPS_SEARCH_ENABLED |
グローバル検索有効 |
Oracle Middleware Extensions for Applications |
Oracle Middleware Extensions for Applications |
サイト |
はい |
「設定および保守」ページの「グローバル検索構成の管理」タスクを使用して、HCMにグローバル検索構成が存在し、使用可能としてマークされていることを確認します。また、HCMのグローバル検索構成で次の提示グループが使用可能になっていることを確認します。
短縮名 |
表示名 |
摘要 |
---|---|---|
HCM_PERSON_SEARCH |
Oracle HCM Cloud個人処理のグローバル検索 |
これはHCM個人のグローバル検索です。 |
次に示すように、「設定および保守」ページの「管理者プロファイル値の管理」タスクを使用して、プロファイル・オプションをレビューして正しく構成します。
プロファイル・オプション・コード |
プロファイル表示名 |
アプリケーション |
モジュール |
必須プロファイル・レベル |
必須プロファイル値 |
---|---|---|---|---|---|
ORA_FND_SEARCH_EXT_ENABLED |
検索拡張機能ワークフローの有効化/無効化 |
Oracle Middleware Extensions for Applications |
Oracle Middleware Extensions for Applications |
サイト |
はい |
HRC_ELASTIC_SEARCH_ENABLED |
HRC: Elasticsearchの有効化 |
HCM共通アーキテクチャ |
検索フレームワーク |
サイト |
Y |
PER_SEARCH_LOGIN_EVENT_PUB |
PER: 検索のためのユーザー・ログイン・イベント公開 |
グローバル人事管理 |
セキュリティ |
サイト |
なし |
「ツール」→「スケジュール済プロセス」ページを使用して、次のプロセスを実行します。
ジョブ名 |
---|
索引定義を作成してOSCSへの初期取込みを実行するESSジョブ |
パラメータ名 |
パラメータ値 |
---|---|
再取込みする索引名 |
fa-hcm-person |
ヒントと考慮事項
Oracle Searchベースのグローバル検索により、今日の日付時点のすべてのアクティブな従業員、派遣就業者および非就業者アサイメントが返されます。「公開個人」セキュリティ・プロファイル定義に基づいて検索結果を制限することはできません。
これらの時点で初期データ収集プロセスを実行する必要があります。
- すべてのリリース・バージョンのアップグレード後
- 各P2T (本番からテスト)プロセスの後
- 個人名書式を変更し、「個人名、キーワードおよびLDAPへの名前書式の適用」ジョブ・セットを実行するとき
次のプロファイル・オプションは、検索機能に影響します。
プロファイル・オプション名 | 目的 | デフォルト値 |
---|---|---|
PER_PERSON_INDEX_FUZZY_SEARCH_ENABLED |
個人名のファジー検索を可能にし、最大2つのスペル差異を許可します。 | Y |
ロールおよび権限
初期データ収集プロセスを実行するには、FND_MANAGE_SCHEDULED_JOB_DEFINITION_PRIV機能権限が付与されている必要があります。この権限は、デフォルトでORA_FND_APPLICATION_ADMINISTRATOR_JOBまたはORA_FND_APPLICATION_DEVELOPER_JOBジョブ・ロールで使用できます。
本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。
日付 | 製品 | 機能 | ノート |
---|---|---|---|
2022年10月28日 | HCM共通アーキテクチャ | 承認と通知の拡張 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2022年4月29日 | HCM共通 | HCMエクスペリエンス設計スタジオのトランザクション設計スタジオの拡張機能 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2022年4月29日 |
HCMスプレッドシート・ローダー | スプレッドシート・テンプレート設計の変更 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2022年3月25日 | HCMスプレッドシート・ローダー | ビジネス・ユーザーが使用できるようになった保護されたビジネス・オブジェクト | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2022年3月4日 | 初版作成。 |
重要なノート: 21Dから22Bに直接更新する場合は、22Aと22Bの両方の項の内容を確認して、更新に含まれるすべての変更を確認してください。
HCM Cloudアプリケーションについては、このWhat's Newに記載されている次の2つのタイプのパッチを取得できます。
- リリース更新(22A、22B、22Cおよび22D)
- 各更新に対するオプションの月次メンテナンス・パック
環境で使用しているリリース更新を把握することが重要です。これはクラウド・ポータルで確認できます。
____________________
お客様のアイデアをお聞かせください
ご意見をお待ちしています。製品の改善方法についての提案がございましたら、お知らせください。Oracle Customer Connectのアイデア・ラボに移動して、アイデアを入力してください。この文書の機能名の後に電球アイコンが表示されている箇所はすべて、お客様のアイデアを実現した機能です。
____________________
全HCM製品に関して推奨される参照ドキュメントは次のとおりです。
- Human Resources What’s New – グローバル人事管理の項では、他のアプリケーションが基盤としているベース・アプリケーションの機能を確認できます。
ノート: すべてのグローバル人事管理機能が、タレントおよび報酬製品に使用できるわけではありません。
- Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)これらのドキュメントには、バグ修正および考えられる既知の問題が記載されています。また、現在使用しているか、今後移行するリリース更新バージョンに基づいて、次のドキュメントも参照することが必要になります。
- Oracle Help Center – ここでは、ガイド、ビデオおよび検索可能なヘルプを見つけることができます。
- リリース・レディネス – 新機能のサマリー、新機能、機能リスト・スプレッドシート、スポットライトおよびリリース・トレーニング
フィードバックをお寄せください
本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。HCM Cloudの新機能に関するお問い合せまたはフィードバックであることを電子メールの本文または件名に明記してください。
列の定義:
レポート = 新規または変更済の、オラクル社から提供されたすぐに実行可能なレポートです。
UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、通常、フィールド、検証またはプログラムの軽微な変更で構成されます。したがって、ユーザーへの影響は最小限です。
UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能の設計は、より複雑になります。したがって、ユーザーに及ぼす影響は大きくなります。
すぐ使用できない状態で提供される機能 = エンド・ユーザーがこれらの機能を使用できるようにするには、処理が必要です。これらの機能は提供時には使用不可になっているため、機能を使用可能にするかどうかおよび使用可能にする時期を選択してください。たとえば、a) 新しいまたは展開されたBIサブジェクト領域は最初にレポートに組み込む必要があり、b) 新しいWebサービスを利用するには統合が必要になり、c) ユーザーが機能にアクセスできるようにするには、それらの機能をユーザー・ロールに割り当てる必要があります。
エンド・ユーザーがすぐに使用可能 レポートと小規模UIまたはプロセスベースの新機能が更新後にユーザーに与える影響は最小限です。したがって、顧客受入テストでは、大規模UIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当てる必要があります。 |
エンド・ユーザーが使用する前に顧客による処理が必要 これらの機能を使用するために、膨大な作業は不要です。利用することを選択する際には、テストと展開のタイミングを設定します。 |
|||||
---|---|---|---|---|---|---|
機能 |
レポート |
UIまたは |
UIまたは |
|
||
この項では、すべてのHCMアプリケーションで使用される機能について説明します。
HCMエクスペリエンス設計スタジオの「オートコンプリートのルール」の拡張機能
HCMエクスペリエンス設計スタジオのオートコンプリート・ルールで新しいルールを作成するユーザー・エクスペリエンスが拡張され、グローバル人事管理、目標管理および採用の機能が追加されています。
- ユーザーが入力した値を検証することで、正確で一貫性のあるデータを保証します。
- 新しいリリースを待つことなく、組織がHRコンプライアンスにすばやく対応できるようになります。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、サービス・リクエスト(SR)を登録する必要があります。
HCMエクスペリエンス設計スタジオでオートコンプリート・ルールを有効にするには、サービス・リクエスト(SR)を登録する必要があります。アクセスするには、My Oracle Supportドキュメント、Enabling Oracle HCM Cloud Autocomplete Rules (ドキュメント、ID 2767655.1)に記載されている手順を確認して従ってください。
主なリソース
HCM製品のオートコンプリート・ルールの詳細は、更新22Bの次の新機能を参照してください。
- グローバル人事管理
- 目標管理
- 採用
ロールおよび権限
サンドボックスで作業をするには、「人材管理アプリケーション管理者」ジョブ・ロールが必要です。
HCMエクスペリエンス設計スタジオのトランザクション設計スタジオの拡張機能
必須リージョン
ユーザーがトランザクションを送信する前に必須フィールドに入力することになるため、データ品質が向上します。次の例では、「従業員の採用」フローの「給与詳細」および「給与」セクションが必須になっています。ユーザーがプロセスを開始したときの質問リストの動作は変わりません。「給与詳細」および「給与」は、ガイド付きプロセスの一部になるためオプションとして表示されません。
この機能は、次の処理に対して使用できます。
リリース | 処理 |
---|---|
22A | アサイメントの変更 |
22A | 事業所の変更 |
22A | マネージャの変更 |
22A | 勤務時間の変更 |
22A | ジョブの作成 |
22A | 事業所の作成 |
22A | 直属の部下 |
22A | 雇用開始日 |
22A | 昇格・昇進 |
22A | 新規ポジションの要求 |
22A | ポジション変更の要求 |
22A | 辞職 |
22A | 退職 |
22A | 異動 |
22A | 雇用関係 |
21D | アサイメントの追加 |
21D | 派遣就業者の追加 |
21D | 処理待ち就業者の追加 |
21D | 非就業者の追加 |
21D | 雇用関係の作成 |
21D | 処理待ち就業者の編集 |
21D | 従業員の採用 |
21D | ローカル異動およびグローバル異動 |
21C | 採用 - ジョブ求人の作成 |
ツールバーの「保存」および「保存してクローズ」処理のパーソナライズ
ユーザーがトランザクションをいつでも保存できるようにすることで、ユーザー・エクスペリエンスを強化します。
たとえば、ユーザーが新規契約者を追加し、すでに必須情報の半分を指定しているとします。別のタスクに切り替える必要がある場合、作業を保存し、後で中断した場所から再開できます。デフォルトでは2つのボタンは非表示になっています。
この機能は、より多くの処理に拡大されました。
リリース | 処理 |
---|---|
22B | 報酬の設定管理 |
22B | 給与の変更 |
22B | 個別報酬 |
22B | 個人拠出金の管理 |
22B | 給与履歴 |
22A | アサイメントの変更 |
22A | 事業所の変更 |
22A | マネージャの変更 |
22A | 勤務時間の変更 |
22A | ジョブの作成 |
22A | 事業所の作成 |
22A | 直属の部下 |
22A | ジョブ詳細 |
22A | 事業所詳細 |
22A | ポジション詳細 |
22A | 雇用開始日 |
22A | 昇格・昇進 |
22A | 新規ポジションの要求 |
22A | ポジション変更の要求 |
22A | 辞職 |
22A | 退職 |
22A | 異動 |
22A | 雇用関係 |
21D | アサイメントの追加 |
21D | 派遣就業者の追加 |
21D | 処理待ち就業者の追加 |
21D | 非就業者の追加 |
21D | 雇用関係の作成 |
21D | 処理待ち就業者の編集 |
21D | 従業員の採用 |
21D | ローカル異動およびグローバル異動 |
警告またはエラー・メッセージおよび保存オプションの設定方法
どちらの機能も、トランザクション設計スタジオで処理の「ページ属性」セクションから設定されます。
警告またはエラーの表示および前述の処理の保存オプションを有効にするステップは次のとおりです。
- 「ホーム」→「自分のクライアント・グループ」→「HCMエクスペリエンス設計スタジオ」にナビゲートします。
- 「トランザクション設計スタジオ」をクリックします。
- これらの設定を構成する処理を選択します。
- 「追加」をクリックし、必要なルールの詳細を追加します。
- 「ページ属性」セクションの「リージョン」リストから「参照情報リージョン」を選択します。
- 「編集」アイコンをクリックして、属性を有効にします
- 2つの処理ボタン「保存」および「保存してクローズ」は、2つのオプションを使用して簡単に設定できます。これらのオプションを選択して表示されるようにします。
- デフォルトでは、メッセージの重大度は警告です。
- 「完了」をクリックします。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
- 特定のプロセスの必須フィールドの入力を強制することで、正確で一貫したデータを確保します。
- HCM Cloudのパーソナライズを単純化することにより、ユーザー・エクスペリエンスを改善し、ソリューションの設定にかかる時間を削減します
- ユーザーが任意の時点で作業を保存し、後で中断した場所から再開できるようにすることで、トランザクションとプロセスを合理化します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
必須リージョン
このリリース以降:
- トランザクション設計スタジオでセクションが必須として構成されている場合、ユーザーは警告メッセージを受け取ります。
- 雇用フローで必須セクションにアクセスしていない場合、ユーザーは警告メッセージを受け取ります。
「保存」および「保存してクローズ」
トランザクション設計スタジオではアクティブなルールの各属性に対してルールが評価されます。同じ属性が複数のルール定義で定義されている場合、アクティブなルール属性条件の順序で最初のものだけが適用されます。たとえば、次のような定義を行うとします。
- ルール1: 「保存してクローズ」は無条件で使用可能で、「保存」は使用できないとする汎用ルール。
- ルール2: 「保存」は特定の雇用主のみが使用できるというルール。
この結果、ルール1はアクティブ・ルールの順序で最初のルールとして評価されるため、ルール2で選択した雇用主に対して「保存」ボタンは表示されません。
主なリソース
詳細は、更新21Cのジョブ求人作成時の必須セクションの機能を参照してください。
詳細は、Oracle Help Centerにある次のヘルプ・トピックを参照してください。
- ツールバーの「保存」および「保存してクローズ」処理のパーソナライズ方法、レスポンシブ・ユーザー・エクスペリエンスの設定、グローバル人事管理の実装ガイド
- トランザクション設計スタジオでルールを構成する方法、レスポンシブ・ユーザー・エクスペリエンス設定、グローバル人事管理の実装ガイド
ロールおよび権限
サンドボックスを有効にするには、「人材管理アプリケーション管理者」ジョブ・ロールが必要です。
Oracleは、従来から現在の機能を新しい機能で置き換えるか、既存の機能を削除します。
置換された機能は削除のパスに配置される可能性があります。次の機能は、新しい機能に移動する必要がある更新を示します。ベスト・プラクティスとして、完全サポートのためにただちに新しい機能に移動し、製品に提供される最新の更新内容を維持する必要があります。
削除されたすべての機能には「更新」があり、その機能は使用できなくなります。「更新」に示された機能が使用できなくなるため、必要な計画を行ってその機能を除外してください。
すべての給与オブジェクトにHCMデータ・ローダーの使用が必要
更新22Bでは、給与バッチ・ローダーで使用可能なすべてのオブジェクトが廃止されました。給与バッチ・ローダー・オブジェクトは、22Bやそれ以降のHCMリリースでは使用できません。
22B以降はHCMデータ・ローダー(HDL)がデータ・ロードおよび更新タスクのデフォルト・ツールです。
Oracleでは、データの一括ロードおよびメンテナンスのために強力な単一のローダーをサポートするようになりました。 任意のソースからのデータを使用できます。HCMデータ・ローダーは、データの移行、HCMデータの継続的な保守、およびコアHR/給与データが定期的にアップロードされる共存シナリオに使用できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
HCMデータ・ローダーは、Oracle Human Capital Management Cloudへのデータ移行や継続的な増分更新のために、ビジネス・オブジェクト・データを柔軟かつ効率的に一括ロードする手段を提供します。
データ・ロード機能が次の新規および拡張ビジネス・オブジェクトにより拡張されます:
新規ビジネス・オブジェクト
グローバルHR
拡張オブジェクト階層:
ビジネス・オブジェクト | 要素 | 摘要 |
---|---|---|
文書タイプ | 文書タイプ添付 | 文書タイプに関連付けられた添付ファイル。 |
採用
新しいオブジェクト階層:
ビジネス・オブジェクト | 摘要 |
---|---|
エージェント | エージェントは、サード・パーティ・エンティティであるエージェンシに関連付けられています。採用担当者は、エージェンシが有効になっている求人に候補者を送信するように、エージェントを招待できます。エージェントがアクセスできるエージェンシ・ポータルでは、タレントの表示、候補者の送信、候補者プロファイルの作成、エージェンシが示す候補者のジョブ応募の表示などのタスクを実行できます。 |
拡張オブジェクト階層:
オブジェクト階層 | 新規コンポーネント | 摘要 |
---|---|---|
ジョブ求人 | 人材エージェント | ジョブ求人の候補者を送信するよう招待されたエージェント。 |
新しいロールバック・サポート
これらのオブジェクトでは、新しく作成されたレコードのロールバックがサポートされるようになりました。更新または削除はロールバックできません。この機能拡張以降に作成されたレコードのみをロールバックできます。
- 給与休暇欠勤レコード
- 給与タイム・カード
更新されたビジネス・オブジェクト
休暇欠勤管理
ビジネス・オブジェクト | 要素 | 削除された属性 |
---|---|---|
休暇欠勤エントリ | 休暇欠勤エントリ | この属性はサポートされなくなりました。これを含めると、ファイルおよびテンプレートが失敗します。
|
報酬
ビジネス・オブジェクト | 要素 | 新しい属性 |
---|---|---|
市場データ・ジョブ・リスト | 市場データ・ジョブ・リスト |
|
グローバルHR - チェックリスト
ビジネス・オブジェクト | 要素 | 新しい属性 |
---|---|---|
割付チェックリスト | 割付チェックリスト |
|
割付チェックリスト | 割付チェックリスト・タスク |
|
割付チェックリスト・タスク翻訳 | 割付チェックリスト・タスク翻訳 |
|
チェックリスト・テンプレート | チェックリスト・テンプレート |
|
チェックリスト・テンプレート | タスク |
|
チェックリスト・タスク翻訳 | チェックリスト・タスク翻訳 |
|
タスク・ライブラリ | タスク・ライブラリ |
|
タスク・ライブラリ翻訳 | タスク・ライブラリ翻訳 |
|
グローバルHR - 個人および就業者
ビジネス・オブジェクト | 要素 | 廃止済属性 |
---|---|---|
個人連絡先 | 連絡先住所 |
|
就業者 | 個人住所 |
|
グローバルHR - ワークフォース・ストラクチャ
ビジネス・オブジェクト | 要素 | 新しい属性 |
---|---|---|
ジョブ | ジョブ評価 |
|
ポジション | ポジション評価 |
|
グローバル給与
オブジェクト機能の変更
ビジネス・オブジェクト | 更新 |
---|---|
原価計算を含むエレメント・エントリ | このオブジェクトで更新がサポートされるようになりました。有効日更新を指定できます。同じ有効開始日がエレメント・エントリおよび関連する原価計算レコードに対して使用されます。 |
外部銀行口座 | このオブジェクトで、外部銀行口座および所有者を識別するための統合キー、および銀行、銀行支店および銀行口座を所有する個人の参照がサポートされるようになりました。ソース・キーでレコードを識別する場合でも、CountryCodeは引き続き必須属性です。 この機能拡張の前に作成した外部銀行口座はソース・キーで識別できません。この機能拡張以降に作成した外部銀行口座にのみにソース・キーが関連付けられます。 |
属性の変更
ビジネス・オブジェクト | 要素 | 更新 |
---|---|---|
電子所得源泉徴収命令 | 電子所得源泉徴収命令 | この属性は使用できなくなりました。
|
給与インタフェース・インバウンド・レコード | 給与インタフェース・インバウンド・レコード | この属性は使用できなくなりました。
|
給与タイム・カード | 時間入力 | 新しい属性: セグメント1からセグメント30 このオブジェクトで更新がサポートされるようになりました。以前はレコードの作成と削除のみが可能でした。 |
採用
ビジネス・オブジェクト | 要素 | 属性の変更 |
---|---|---|
候補者 | 候補者 | 新しい属性:
|
候補者ジョブ応募 | 候補者ジョブ応募 | 廃止済属性:
新しい属性:
|
候補者ジョブ応募 | 質問リスト応答参加者 | 新しい属性:
|
候補者ジョブ応募 | 質問リスト応答 | 新しい属性:
|
候補者ジョブ応募 | 質問応答 | 新しい属性:
|
ジョブ求人 | ジョブ求人 | 新しい属性:
|
紹介 | 紹介 | 新しい属性:
|
タレント管理
ビジネス・オブジェクト | 要素 | 新しい属性 |
---|---|---|
質問 | 質問 |
|
質問リスト | 質問リスト質問 |
|
質問リスト・テンプレート | テンプレート質問 |
|
QuestionTranslation | 質問翻訳 |
|
削除されたビジネス・オブジェクト
採用
次の子コンポーネントは、リリース21BでBackgroundCheckScreeningPackageV2に置き換えられました。
ビジネス・オブジェクト | 要素 | ファイル弁別子 |
---|---|---|
ジョブ求人 | 経歴チェック・スクリーニング・パッケージ | BackgroundCheckScreeningPackage |
ジョブ求人テンプレート | 経歴チェック・スクリーニング・パッケージ | BackgroundCheckScreeningPacakge |
ノート: これらに対して、METADATA行をHCMデータ・ローダー・ファイルに含めるか、HCMスプレッドシート・データ・ローダー・テンプレートの属性に含めると、それらが失敗するようになりました。
HCMデータ・ローダーおよびHCMスプレッドシート・データ・ローダーで使用可能なこれらの新しい拡張オブジェクトを使用して、一括ロード機能を拡張してください。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
最新のビジネス・オブジェクト情報をレビューおよびダウンロードするには、「ビジネス・オブジェクトの表示」タスクを使用します。
HCMスプレッドシート・データ・ローダーは、Oracle Human Capital Management Cloudへのデータ移行や継続的な増分更新のために、ビジネス・オブジェクト・データを柔軟かつ効率的に一括ロードする手段を提供します。
ビジネス・ユーザーが使用できるようになった保護されたビジネス・オブジェクト
ビジネス・ユーザー向けの一括ロード機能を拡張できるようになりました。これらのオブジェクトに基づくスプレッドシートにユーザーのデータ・セキュリティが実装され、そしてビジネス・ユーザーと共有できるようになりました。
学習
- グローバル・アクセス・グループ関係
ビジネス・ユーザーは、スプレッドシートを使用してこのオブジェクトにデータを一括ロードできます。
有効化のステップ
新しいスプレッドシート・テンプレートを作成すると、テンプレート・セキュリティはデフォルトで、データがセッション・ユーザーとしてアップロードされる設定になります。これらのオブジェクトに基づく既存のテンプレートの場合、テンプレート構成を更新してユーザー・タイプをセッション・ユーザーに設定できます
主なリソース
詳細は、Oracle Help CenterにあるHCMデータ・ローダー・ガイドで、次のヘルプ・トピックを参照してください。
- HCMスプレッドシート・データ・ローダー・テンプレート
- ユーザー名とデータ・アップロードの関連付け方法
Oracle Learning Libraryで入手可能なOracle By Exampleチュートリアルを参照してください。
- HCMスプレッドシート・データ・ローダーのセキュリティの構成
スプレッドシートの一括ロードを定義する「スプレッドシート・テンプレート」タスクが拡張されました。
テンプレート検証
保存および検証オプションが変更されました。1つのステップで検証して保存できるようになりました。または、選択リストを使用すれば、検証なしで保存できます。
アクティブなテンプレートに対する変更は、最初に正常に検証されないと保存できなくなりました。したがって、アクティブなテンプレートでは、「検証および保存」オプションのみを使用できます。
自動選択された属性
子レコードに対して属性を複製すると、親レコードの属性がまだ選択されていない場合は、親レコードの属性が自動的に追加されます。これにより、確実に子レコードが検証されて、一緒にロードされます。
一括データ・ロード用の有効なスプレッドシート・テンプレートの定義がさらに簡単になりました。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
複数の子レコードつまり複製された子レコードの属性を含むスプレッドシート・テンプレートを設計する場合は、常に親レコードの必須属性を最初に含めます。子の属性を追加すると、親子関係が構成されます。テンプレート・デザイナでは、親参照を定義する属性が自動的に追加され、属性値がデフォルト設定されてスプレッドシートで非表示になります。
主なリソース
Oracle Help CenterのHCMデータ・ローダー・ガイドのHCMスプレッドシート・データ・ローダー・テンプレートの章を参照してください。
この項では、すべてのHCMアプリケーションで使用される機能について説明します。
このリリースに含まれている、トランザクション・コンソールに対する次の拡張機能を活用してください。
- アラートの拡張機能
- 承認ルールのテスト・ページのファセット・フィルタ
アラートの拡張機能
失敗したトランザクションの開始者以外のユーザーにアラートを送信できるようになりました。ユーザーごとに異なるアラート・テンプレートを選択することもできます。この方法で、失敗したトランザクションを修正するための適切な処理を実行できるように、異なるメッセージを異なるユーザーに送信できます。
失敗したトランザクションのアラートは、次の方法で送信できます。
- オンデマンドでアラートを送信します。
- 様々な承認ルールに対してアラートを構成します。
オンデマンドのアラート送信
「トランザクション要約」タブで、失敗したトランザクションを選択して、オンデマンドでアラートを送信できるようになりました。
- 即時アラートを送信する必要がある失敗したトランザクションの行を見つけます。
- その行のチェック・ボックスを選択します。
- 「処理」メニューから「エラーについて開始者にアラート」を選択します。「アラートの構成」ダイアログ・ボックスが表示されます。
「エラーについて開始者にアラート」処理
- 開始者にアラートを送信するには:
- 「開始者にアラート」チェック・ボックスを選択します。
- 横のリストから、使用するアラート・テンプレートを選択します。
- 承認者にアラートを送信するには:
- 「承認者にアラート」チェック・ボックスを選択します。
- 横のリストから、使用するアラート・テンプレートを選択します。
- 他のユーザーにアラートを送信するには:
- 「ユーザーにアラート」チェック・ボックスを選択します。
- 「行の追加」をクリックします。
- ユーザーを検索して選択します。
- 使用するアラート・テンプレートを選択します。
- 追加するすべてのユーザーに対してステップ6bから6dを繰り返します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
「トランザクション要約」タブ -「アラートの構成」ダイアログ・ボックス
承認ルールに対するアラートの構成
管理者は、「承認ルール」タブで、各プロセス・タイプの失敗したトランザクションに対して送信するアラートを構成できます。これを行うと、次のいずれかのシナリオでトランザクションが「失敗」としてマークされると、アラートがトリガーされます。
- 基礎となるフォルトが発生したトランザクションの詳細をユーザーが確認する。
- 基礎となるフォルトが発生した1つ以上のトランザクションのステータスをユーザーがリフレッシュする。
- トランザクションをリフレッシュするスケジュール済プロセスが、基礎となるフォルトが発生したトランザクションのステータスを変更する。
アラートの構成方法は次のとおりです。
- アラートを構成する必要があるトランザクションの行を選択します。
- 「アラートの構成」アイコンをクリックします。「アラートの構成」ダイアログ・ボックスが表示されます。
「承認ルール」タブ - 「アラートの構成」列
- 開始者にアラートを送信するには:
- 「開始者にアラート」チェック・ボックスを選択します。
- 横のリストから、使用するアラート・テンプレートを選択します。
- 他のユーザーにアラートを送信するには:
- 「ユーザーにアラート」チェック・ボックスを選択します。
- 「行の追加」をクリックします。
- ユーザーを検索して選択します。
- 使用するアラート・テンプレートを選択します。
- 追加するすべてのユーザーに対してステップ4bから4dを繰り返します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
「承認ルール」タブ - 「アラートの構成」ダイアログ・ボックス
トランザクション・コンソールの承認アラート・テンプレート変数
組織の新しい承認エラー・アラート・テンプレートを作成するときに、この表にリストされている属性を使用できるようになりました。
アラート・テンプレート属性 |
摘要 |
---|---|
Initiator_UserName |
承認開始者のユーザー名 |
Transaction_TransactionId |
トランザクションの一意の識別子 |
Transaction_ObjectName |
トランザクションのオブジェクト名 |
Transaction_ProcessName |
トランザクションのプロセス名 |
Transaction_ConsoleTransactionStatus |
トランザクションのコンソール・トランザクション・ステータス |
Transaction_TaskID |
関連タスクの一意の識別子 |
Transaction_TaskOutcome |
関連タスクの結果 |
Transaction_TaskStatus |
関連タスクのステータス |
Transaction_IssueDescription |
トランザクションに関連するフォルトの理由 |
Transaction_IssueResolution |
フォルトを修正するために実行するステップ |
Transaction_IssueTypeCode |
基礎となるフォルトの問題タイプ・コード |
Transaction_FaultCode |
基礎となるフォルトのフォルト・コード |
Transaction_TaskHistory |
タスクが通過してきたすべてのステージを示す表 |
Transaction_Title |
関連タスクのタイトル |
Transaction_Description |
トランザクション詳細表 |
Transaction_ErrorDetails |
トランザクションのフォルト詳細を含む表 |
Transaction_Recipient |
アラート・メッセージ受信者のユーザー名 ノート: アラート・コンポーザでTAC_Error_Alertテンプレートを使用して構成するすべての新しい承認エラー・アラート・テンプレートで、そのテンプレートのワークリスト受信者に${Transaction_Recipient}属性が設定されていることを確認してください。 |
承認ルールのテスト・ページのファセット・フィルタ
新しいファセット・フィルタを使用すれば、承認ルールのテスト・ページでトランザクションを簡単に検索できます。次の属性に基づいてトランザクションをフィルタ処理できます。
- ステータス
- 名前
- トランザクションを作成したユーザー
- トランザクション期間
承認ルールのテスト・ページのファセット・フィルタ
これらの拡張機能を利用すると、次の利点があります。
- 失敗したトランザクションを解決できるように、適切なアラート・メッセージを様々なユーザーに送信する。
- 承認ルールをテストする必要があるトランザクションを簡単に見つけて、承認ルールを変更する。
有効化のステップ
承認アラートの機能拡張を利用するには、次の処理を実行する必要があります。
- TAC_ALERT_CONFIG_FEATUREプロファイルオプションを作成し、それをtrueに設定します。
- アラート・コンポーザでTAC_Error_Alertアラートを編集し、テンプレートを追加して、テンプレートを有効にします。
TAC_ALERT_CONFIG_FEATUREプロファイル・オプションを作成するには:
- 「設定および保守」作業領域にナビゲートします。
- 「プロファイル・オプションの管理」タスクを検索して選択します。
- 「検索結果」セクションで、「新規」をクリックします。「プロファイル・オプションの作成」ページが表示されます。
- この新しいプロファイル・オプションについて、次の表に示す値を指定します。
フィールド |
値 |
---|---|
プロファイル・オプション・コード |
TAC_ALERT_CONFIG_FEATURE |
プロファイル表示名 | 承認ルールに対するアラートの構成使用可能など、表示する適切な名前 |
アプリケーション |
グローバル人事管理 |
モジュール |
グローバル人事管理 |
- 「保存してクローズ」をクリックします。
- 「プロファイル・オプションの管理」ページで、「サイト」レベルの「使用可能」および「更新可能」チェック・ボックスを選択します。
-
「保存してクローズ」をクリックします。
主なリソース
アラート・コンポーザの使用方法の詳細は、Oracle Help Centerで、次の章を参照してください。
ロールおよび権限
この表は、この機能をサポートする機能セキュリティ権限、およびこの権限を継承する事前定義ロールを示しています。
機能セキュリティ権限名およびコード |
ジョブ・ロール名 |
---|---|
承認ルールのテスト PER_TEST_APPROVAL_RULES_PRIV |
管理者としてのHCM承認トランザクションのレビュー |
事前定義済ロールを使用している場合、処理は必要ありません。ただし、このロールのカスタム・バージョンを使用している場合、この機能を使用するには、そのカスタム・ロールにこの集計権限を追加する必要があります。既存のロールへの新機能の実装の詳細は、My Oracle Supportにあるリリース13の『Oracle Human Capital Management Cloudセキュリティ・アップグレード・ガイド』(文書ID 2023523.1)を参照してください。
置き換えられた機能または削除された機能
Oracleは時々、既存のクラウド・サービスの機能を新しい機能で置き換えるか、既存の機能を削除します。古いバージョンは、機能が置き換えられた直後に削除されることも、将来削除されることもあります。新しいバージョンが使用可能になり次第、置き換えられた機能の新しいバージョンを使用することがベスト・プラクティスとなります。
製品 | 削除された機能 | 削除予定 | 置換機能 | 置換済 | 追加情報 |
---|---|---|---|---|---|
HCM共通 | すべての給与オブジェクトにHCMデータ・ローダーの使用が必要 | 22B | HCMデータ・ローダー |
_________________________
既知の問題/メンテナンス・パック・スプレッドシート
オラクル社は、各更新の既知の問題に関するドキュメントを公開して、発生する可能性のある問題を周知し、回避策がある場合には提供しています。
また、月次パッチまたは法定パッチで修正されたバグのメンテナンス・パックおよび法定メンテナンス・パックのドキュメントも公開しています。
これらのドキュメントをレビューするには、My Oracle Supportにアクセスできる必要があります。
Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 15548381)
次に、制限付提供プログラムが提供する制限付提供機能のリストを示します。
ノート: 現時点では、これらの機能をすべてのお客様がご利用いただけるわけではありません。これらは制限付提供プログラムを介してのみ使用可能であり、この機能プログラムに参加するには承認が必要になります。これらのプログラムに参加するには、テストに参加して、フィードバックを返していただく必要があります。プログラムによっては、他のご協力が必要な場合もあります。
これらの初期段階のプログラムに参加する時間がない場合、ご心配はいりません。すべてのお客様向けの一般提供が始まった時点で、この機能をご利用ください。すべてのお客様がこれらの機能をご利用いただけるようになると、通常どおり製品見出しの下に機能が表示されます。
ぜひ機能のリストをご覧になり、機能のリリース・スケジュールより前に実装する必要がある機能があるかどうかをご確認ください。機能のサインアップに関する情報は、次の表をご覧ください。これらのプログラムの参加者数は限られており、一部は特定のお客様向けのプログラムであるため、早めにサインアップしてください。
次の表に、使用可能な機能とサインアップ方法の簡単な説明を示します。提供される機能が多い場合は、この表の下にある「新機能」に機能の詳細が説明されている場合もあります。
制限付提供プログラムにご参加いただき、お客様のご意見やアイデアをお聞かせいただけることを楽しみにしています。
製品 | 機能名 | 機能の説明 | テストが必要なお客様のタイプ | サインアップ方法 | 制限付提供リリース | 現在参加可能 |
---|---|---|---|---|---|---|
すべてのHCM製品 |
Oracle Searchは、Human Capital Management Cloud環境で使用可能な専用の検索エンジンです。 これは、Oracle Cloud専用の検索プラットフォームであるOracle Search個人索引の更新(後述の機能)をベースにしています。 |
前述のOracle Searchベースのグローバル検索または制限付提供機能の21AグローバルHRの新機能の「コネクション」に依存します。 |
Oracle Searchは、スタンドアロン機能としては要求できません。これは、「コネクション」など、特定のOracle Search依存機能(制限付提供機能の21AグローバルHRの新機能)またはOracle Searchベースのグローバル検索(制限付提供機能の21A HCM共通新機能)を介して要求する必要があります。 |
改訂21A - 22A |
参加可能 | |
すべてのHCM製品 |
Oracle Search個人索引は最適化されてパフォーマンスが向上しました。この機能はOracle Search依存機能に必要です。前述のHCM用Oracle Searchを参照してください。 HCM Oracle Searchの機能(接続、Oracle Searchベースのグローバル検索、後任組織チャート)を使用する制限付提供の顧客は、索引を再構築する必要があります。 |
HCM Oracle Search機能(接続、Oracle Searchベースのグローバル検索、後任組織チャート)の使用。 |
Oracle Search機能(接続、Oracle Searchベースのグローバル検索、後任組織チャート)を使用している顧客のみ。 |
21C - 22A | 参加可能 |