本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。
日付 | モジュール | 機能 | ノート |
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2022年10月28日 | 初版作成。 |
お客様のアイデアをお聞かせください
ご意見をお待ちしています。クラウド・サービスをさらに改善する方法について提案がございましたらどうぞお教えください。アイデアを送信するにはいくつかの方法があります。たとえば、Oracle Customer ConnectのIdeas Labを使用します。機能名の後にこのアイコンが表示されている箇所は、お客様のアイデアを実現した機能です。
フィードバックをお寄せください
本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。
免責事項
この文書に記載された情報には、オラクルの製品開発プランに関する説明文が含まれていることがあります。オラクルの製品開発プランと、今後の製品リリースの本質および時期に対し、様々な要因が大きく影響を及ぼします。したがって、この情報はあくまで情報として提供されるものであり、マテリアルやコード、機能を提供することのコミットメント(確約)ではないため、購買決定を行う際の判断材料になさらないでください。記載されている機能の開発、リリースおよび時期については、オラクルの単独の裁量により決定されます。
この情報は、オラクルおよびその子会社や関連会社との契約を構成するものではありません。特にこの情報についてオラクルは一切の責任を負いかねます。詳細は、法律上の注意点および使用条件を参照してください。
列の定義:
レポート = 新規または変更済の、オラクル社から提供されたすぐに実行可能なレポートです。
UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、通常、フィールド、検証またはプログラムの軽微な変更で構成されます。したがって、ユーザーへの影響は最小限です。
UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能の設計は、より複雑になります。したがって、ユーザーに及ぼす影響は大きくなります。
すぐ使用できない状態で提供される機能 = エンド・ユーザーがこれらの機能を使用できるようにするには、処理が必要です。これらの機能は提供時には使用不可になっているため、機能を使用可能にするかどうかおよび使用可能にする時期を選択してください。たとえば、a) 新しいまたは展開されたBIサブジェクト領域は最初にレポートに組み込む必要があり、b) 新しいWebサービスを利用するには統合が必要になり、c) ユーザーが機能にアクセスできるようにするには、それらの機能をユーザー・ロールに割り当てる必要があります。
エンド・ユーザーがすぐに使用可能 レポートと小規模UIまたはプロセスベースの新機能が更新後にユーザーに与える影響は最小限です。したがって、顧客受入テストでは、大規模UIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当てる必要があります。 |
エンド・ユーザーが使用する前に顧客による処理が必要 これらの機能を使用するために、膨大な作業は不要です。利用することを選択する際には、テストと展開のタイミングを設定します。 |
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機能 |
レポート |
UIまたは |
UIまたは |
|
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この項では、すべてのHCMアプリケーションで使用される機能について説明します。HCM共通情報の詳細は、Oracle Help CenterにあるHCMの共通機能の使用ガイドを参照してください。
HCMデジタル・アシスタント - チャット・ウィジェットの構成
HCMエクスペリエンス設計スタジオを使用して、Oracle Digital Assistant (ODA)チャット・ウィジェットのこれらの機能を構成します。
ローカル、グローバルおよびカードの処理ボタン
ローカル、グローバル、カードの各処理ボタンを垂直に表示するか、水平に表示するかを指定できます。
- ローカル処理ボタンはチャットボット応答の主なボタンであり、ユーザーはいずれかをクリックして続行する必要があります。
- グローバル処理ボタンはチャットボット応答のコンテキスト依存であり、ユーザーはクリックするかスキップするかを選択できます。
- カード処理ボタンは応答カード内に表示され、続行するにはいずれかをクリックする必要があります。通常、応答カードにはタイトル、説明および処理ボタンがあります。
会話の終了
チャット会話の終了、会話履歴のクリアおよびチャット・セッションのリセットをユーザーに許可できます。このオプションを有効にすると、チャット・ウィジェットに「閉じる」ボタンが表示されます。有効になっていない場合は、「最小化」ボタンが表示されます。
タイムスタンプの表示
各会話のタイムスタンプを絶対または相対で表示できます。絶対タイムスタンプには会話の正確な時間が表示されますが、相対タイムスタンプには「5秒前」や「3分前」などのフレーズが表示されます。
これらのオプションを構成するには、次のステップを実行します。
- Fusion Applicationsにログオンします。
- 「自分のクライアント・グループ」→「HCMエクスペリエンス設計スタジオ」に移動します。
- 左側のメニューで、「デジタル・アシスタント構成」を選択します。
- 「デジタル・アシスタント」リストから、構成するデジタル・アシスタントを選択します。
- 「会話の終了」オプションを選択すると、ユーザーがチャット会話を終了し、チャット・セッションをリセットできます。
- 「タイム・スタンプ」リストから必要なオプションを選択します。
- 「レイアウト」セクションの「ローカル処理の表示」、「カード処理の表示」および「グローバル処理の表示」リストから必要な表示オプションを選択します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
HCMエクスペリエンス設計スタジオのわかりやすいインタフェースを利用して、ODAチャット・ウィジェットを構成します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
詳細は、次を参照してください。
- Oracle Digital Assistant - FADigitalAssistantおよびHCMスキルの拡張ドキュメント
- チャット・ウィジェットのカスタマイズ(デジタル・アシスタント・クライアントSDKドキュメント)
本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。
日付 | モジュール | 機能 | ノート |
---|---|---|---|
2023年3月31日 | HCMデータ・ローダー |
退職従業員および取消済の雇用関係の給与オブジェクトの削除 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2022年12月20日 | HCMデータ・ローダー | 退職従業員および取消済の雇用関係の給与オブジェクトの削除 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2022年11月22日 | HCM共通 | HCMデータ・ローダー・パラメータ構成の監査 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2022年10月28日 | HCM共通アーキテクチャ | 承認委任の機能強化 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2022年10月28日 |
HCM共通アーキテクチャ |
トランザクション・コンソールの再割当機能の拡張 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2022年10月28日 |
HCM共通アーキテクチャ |
トランザクション・コンソールの要約ページのトランザクション選択基準の改善 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2022年9月2日 | 初版作成。 |
HCM Cloudアプリケーションについては、このWhat's Newに記載されている次の2つのタイプのパッチを取得できます。
- リリース更新(22A、22B、22Cおよび22D)
- 各更新に対するオプションの月次メンテナンス・パック
環境で使用しているリリース更新を把握することが重要です。これはクラウド・ポータルで確認できます。
お客様のアイデアをお聞かせください
ご意見をお待ちしています。製品の改善方法についての提案がございましたら、お知らせください。Oracle Customer Connectのアイデア・ラボに移動して、アイデアを入力してください。この文書の機能名の後に電球アイコンが表示されている箇所はすべて、お客様のアイデアを実現した機能です。
全HCM製品に関して推奨される参照ドキュメント
- HCM Common What's New - このWhat's Newでは、アプリケーション全体で使用される機能について記載されています。
- Human Resources What's New – グローバル人事管理の項では、他のアプリケーションが基盤としているベース・アプリケーションの機能を確認できます。
ノート: すべてのグローバル人事管理機能が、タレントおよび報酬製品で使用できるわけではありません。
- Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)これらのドキュメントには、バグ修正および考えられる既知の問題が記載されています。また、現在使用しているか、今後移行するリリース更新バージョンに基づいて、次のドキュメントも参照することが必要になります。
- Oracle Help Center – ここでは、ガイド、ビデオおよび検索可能なヘルプを見つけることができます。
- リリース・レディネス - 新機能のサマリー、新機能、機能リスト・スプレッドシート、スポットライトおよびリリース・トレーニング
フィードバックをお寄せください
本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。HCM Cloudの新機能に関するお問い合せまたはフィードバックであることを電子メールの本文または件名に明記してください。
列の定義:
レポート = 新規または変更済の、オラクル社から提供されたすぐに実行可能なレポートです。
UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、通常、フィールド、検証またはプログラムの軽微な変更で構成されます。したがって、ユーザーへの影響は最小限です。
UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能の設計は、より複雑になります。したがって、ユーザーに及ぼす影響は大きくなります。
すぐ使用できない状態で提供される機能 = エンド・ユーザーがこれらの機能を使用できるようにするには、処理が必要です。これらの機能は提供時には使用不可になっているため、機能を使用可能にするかどうかおよび使用可能にする時期を選択してください。たとえば、a) 新しいまたは展開されたBIサブジェクト領域は最初にレポートに組み込む必要があり、b) 新しいWebサービスを利用するには統合が必要になり、c) ユーザーが機能にアクセスできるようにするには、それらの機能をユーザー・ロールに割り当てる必要があります。
エンド・ユーザーがすぐに使用可能 レポートと小規模UIまたはプロセスベースの新機能が更新後にユーザーに与える影響は最小限です。したがって、顧客受入テストでは、大規模UIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当てる必要があります。 |
エンド・ユーザーが使用する前に顧客による処理が必要 これらの機能を使用するために、膨大な作業は不要です。利用することを選択する際には、テストと展開のタイミングを設定します。 |
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機能 |
レポート |
UIまたは |
UIまたは |
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この項では、すべてのHCMアプリケーションで使用される機能について説明します。HCM共通情報の詳細は、Oracle Help CenterにあるHCMの共通機能の使用ガイドを参照してください。
HCMエクスペリエンス設計スタジオの「オートコンプリートのルール」の拡張機能
HCMエクスペリエンス設計スタジオのオートコンプリート・ルールで新しいルールを作成する際のユーザーのエクスペリエンスが、次の追加機能により拡張されています。
- 昇格・昇進の際に「時期および事由」セクションの有効開始日をデフォルト設定します。
- 給与条件のHR属性から税レポート・ユニットをデフォルト設定します。
- 従業員退職日または給与アサイメントの会社ルールに基づいて最終クローズ日を導出します。
- 産前産後休業の計画終了日に休暇欠勤の計画開始日をデフォルト設定します。
- より多くのユース・ケースをサポートするための給与および後任プランの追加属性を提供します。
これらの機能は次のように役立ちます。
- ユーザーが入力した値を検証することで、正確で一貫性のあるデータを保証します。
- 新しいリリース更新を待つことなく、組織がHRコンプライアンスにすばやく対応できるようになります。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、サービス・リクエスト(SR)を登録する必要があります。
HCMエクスペリエンス設計スタジオでオートコンプリート・ルールを有効にするには、サービス・リクエスト(SR)を登録する必要があります。アクセスするには、My Oracle Supportドキュメント、Enabling Oracle HCM Cloud Autocomplete Rules (ドキュメント、ID 2767655.1)に記載されている手順を確認して従ってください。
主なリソース
HCM製品のオートコンプリートのルールの詳細は、更新22Dの次の新機能を参照してください。
- 休暇欠勤管理
- グローバル人事管理
- 給与
- 後任プラン
ロールおよび権限
サンドボックスで作業をするには、「人材管理アプリケーション管理者」ジョブ・ロールが必要です。
この項では、すべてのHCMアプリケーションで使用される機能について説明します。
管理者として、承認委任のFYI通知を有効にして、新しく割り当てられた委任や既存の委任に加えられた変更について委任された個人に通知します。
委任通知を有効にすると、委任ルールの作成者に基づいて、通知が次のように送信されます。
- 委任者が委任ルールを作成または更新: 委任された個人はFYI通知を受け取ります。
- 管理者が委任ルールを作成または更新: 委任ルールが作成された個人および委任された個人の両方がFYI通知を受け取ります。
委任された個人に対する、承認委任が作成された旨の通知
管理者によって委任ルールが作成された個人に対する、承認委任が作成された旨の通知
既存の承認委任ルールに変更が加えられると、通知に変更内容がリストされます。
委任された個人に対する、承認委任が更新された旨の通知
適切な処理を実行できるように、承認委任の変更をユーザーに通知します。
有効化のステップ
委任通知を有効にするには、HCM_APPROVAL_DELEGATION_SEND_NOTIFICATIONプロファイル・オプションを作成し、trueに設定する必要があります。
HCM_APPROVAL_DELEGATION_SEND_NOTIFICATIONプロファイル・オプションを作成するには:
- 「設定および保守」作業領域にナビゲートします。
- 「プロファイル・オプションの管理」タスクを検索して選択します。
- 「検索結果」セクションで、「新規」をクリックします。
- 「プロファイル・オプションの作成」ページで、新しいプロファイル・オプションにこの表に示した値を指定します。
フィールド | 値 |
---|---|
プロファイル・オプション・コード |
HCM_APPROVAL_DELEGATION_SEND_NOTIFICATION |
プロファイル表示名 |
承認委任に対する通知の構成使用可能など、適切な表示名 |
アプリケーション |
グローバル人事管理 |
モジュール | グローバル人事管理 |
- 「保存してクローズ」をクリックします。
- 「プロファイル・オプションの管理」ページで、「サイト」レベルの「使用可能」および「更新可能」チェック・ボックスを選択します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
HCM_APPROVAL_DELEGATION_SEND_NOTIFICATIONプロファイル・オプションの値をtrueに設定するには:
- 「設定および保守」作業領域にナビゲートします。
- 「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索して選択します。
- HCM_APPROVAL_DELEGATION_SEND_NOTIFICATIONプロファイル・オプションを検索します。
- 「プロファイル値」フィールドをtrueに設定します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
トランザクション・コンソール管理者は、BPMワークフロー人材管理の管理者権限がない場合でもトランザクションを再割当できるようになりました。自分が開始者ではないトランザクションも再割当できます。
トランザクション履歴を表示して、管理者としてトランザクションを再割当したユーザーを識別します。
トランザクション履歴の再割当情報
トランザクション・コンソール管理権限のみを持つカスタム・ロールを作成し、ユーザーが完全なBPM管理者権限を保持しないように制限します。トランザクション・コンソール管理者がトランザクションを再割当し、承認の完了を確認します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
トランザクション・コンソール管理によるトランザクションの再割当を禁止するには、実装者がHCM_TAC_ADMIN_REASSIGNプロファイル・オプションを作成し、falseに設定する必要があります。
HCM_TAC_ADMIN_REASSIGNプロファイル・オプションを作成するには:
- 「設定および保守」作業領域にナビゲートします。
- 「プロファイル・オプションの管理」タスクを検索して選択します。
- 「検索結果」セクションで、「新規」をクリックします。
- 「プロファイル・オプションの作成」ページで、新しいプロファイル・オプションにこの表に示した値を指定します。
フィールド | 値 |
---|---|
プロファイル・オプション・コード |
HCM_TAC_ADMIN_REASSIGN |
プロファイル表示名 |
トランザクション・コンソール管理者の再割当使用可能など、適切な表示名 |
アプリケーション |
グローバル人事管理 |
モジュール | グローバル人事管理 |
- 「保存してクローズ」をクリックします。
- 「プロファイル・オプションの管理」ページで、「サイト」レベルの「使用可能」および「更新可能」チェック・ボックスを選択します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
HCM_TAC_ADMIN_REASSIGNプロファイル・オプション値をfalseに設定するには:
- 「設定と保守」作業領域にナビゲートします。
- 「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索して選択します。
- HCM_TAC_ADMIN_REASSIGNプロファイル・オプションを検索します。
- 「プロファイル値」フィールドをfalseに設定します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
トランザクション・コンソールの要約ページのトランザクション選択基準の改善
失敗したトランザクションが複数ある場合に、回復可能なトランザクションと再割当可能なトランザクションを簡単に識別できるようになりました。
「トランザクション要約」タブで、「失敗」トランザクション・フィルタを適用します。回復可能な失敗したトランザクションのみを表示するには、「回復可能なトランザクションを表示」チェック・ボックスを選択します。再割当可能な失敗したトランザクションのみを表示するには、「再割当可能なトランザクションを表示」チェック・ボックスを選択します。
失敗したトランザクションをフィルタするチェック・ボックス
失敗したトランザクションのうち、関連する基本的な問題がある回復可能なものと他の承認者に再割当可能なものを識別して承認プロセスを強化します。
有効化のステップ
失敗したトランザクションのフィルタを有効にするには、SHOW_TAC_FAILED_TXN_FILTERSプロファイル・オプションを作成し、trueに設定する必要があります。
SHOW_TAC_FAILED_TXN_FILTERSプロファイル・オプションを作成するには:
- 「設定および保守」作業領域にナビゲートします。
- 「プロファイル・オプションの管理」タスクを検索して選択します。
- 「検索結果」セクションで、「新規」をクリックします。
- 「プロファイル・オプションの作成」ページで、新しいプロファイル・オプションにこの表に示した値を指定します。
フィールド | 値 |
---|---|
プロファイル・オプション・コード |
SHOW_TAC_FAILED_TXN_FILTERS |
プロファイル表示名 | 失敗したトランザクションのフィルタ使用可能など、適切な表示名 |
アプリケーション |
グローバル人事管理 |
モジュール | トランザクション |
- 「保存してクローズ」をクリックします。
- 「プロファイル・オプションの管理」ページで、「サイト」レベルの「使用可能」および「更新可能」チェック・ボックスを選択します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
SHOW_TAC_FAILED_TXN_FILTERSプロファイル・オプションの値をtrueに設定するには:
- 「設定と保守」作業領域にナビゲートします。
- 「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索して選択します。
- SHOW_TAC_FAILED_TXN_FILTERSプロファイル・オプションを検索します。
- 「プロファイル値」フィールドをtrueに設定します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
HCMデータ・ローダーは、Oracle Human Capital Management Cloudへのデータ移行や継続的な増分更新のために、ビジネス・オブジェクト・データを柔軟かつ効率的に一括ロードする手段を提供します。
一括ロード・ツールであるHCMデータ・ローダーおよびHCMスプレッドシート・データ・ローダーの機能可用性および動作を制御するパラメータへの変更をモニターします。
「監査ポリシーの管理」を使用して「HCMデータ・ローダー・パラメータの構成」の監査を有効にし、「ツール」領域にある既存の「監査レポート」タスクを使用して変更をレビューできるようになりました。
監査設定や一括ロード・プロセス・パラメータのデフォルトの変更など、一括ロード機能を制御するパラメータをだれが変更したかをレビューします。
有効化のステップ
- 「設定および保守」作業領域の「監査ポリシーの管理」タスクを実行します。
- Oracle Fusion Applicationsに対して、「監査レベル」で「監査」を選択します。
- 「ビジネス・オブジェクト属性の構成」をクリックします。
- 製品を「HCM共通アーキテクチャ」として選択します。
- 階層内の「HCMデータ・ローダー・パラメータの構成」ノードを選択して確認します。
- 「パラメータ値」属性を追加し、変更を保存します。
主なリソース
詳細は、アプリケーションの実装ガイドのビジネス・オブジェクト属性の監査構成のトピックを参照してください。
HCMデータ・ローダー・ファイルを処理する1回かぎりのスケジュールを作成します。
ファイルの処理の開始時間を指定するには:
- 「データのインポートおよびロード」タスクにナビゲートします。
- 「ファイルのインポート」をクリックし、処理するファイルを選択します。
- 「パラメータのレビュー」をクリックします。
- 「実行」を「スケジュールの使用」に設定し、開始日時を指定します。
- 「送信」をクリックします。
すでにインポートされたファイル内のビジネス・オブジェクトを処理する開始時間を指定するには:
- 「データのインポートおよびロード」タスクを使用して、処理するデータ・セットおよびビジネス・オブジェクトを選択します。
- 「ビジネス・オブジェクト」表ツールバーで「送信」をクリックします。
- 「実行」を「スケジュールの使用」に設定し、開始日時を指定します。
- 「送信」をクリックします。
HCMデータ・ローダー・ファイルを処理する1回かぎりのスケジュールを作成して、勤務時間外に大きなファイルを一括ロードします。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
SuccessionPlan.datファイルの上部にSET RETAIN_SUCCESSION_PLAN_HISTORY Nファイル・インストラクションを含めることで、後任プラン履歴の保持を無効にします。後任プラン・ビジネス・オブジェクトに基づいて、HCMスプレッドシート・データ・ローダー・テンプレートの「後任プラン履歴の保持」パラメータを上書きすることもできます。
大量の後任プラン・データを一括ロードする場合、後任プラン履歴の保持を無効にできます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
デフォルトの動作では、後任プラン履歴が保持されます。ただし、「HCMデータ・ローダーの構成」タスクを使用して「後任プラン履歴の保持」を上書きできます。
データ・ロード機能が次の新規および拡張ビジネス・オブジェクトにより拡張されます:
新規ビジネス・オブジェクト
ボランティア活動
オブジェクト名 | 摘要 |
---|---|
ボランティア活動組織 | ボランティア活動プロジェクトにより利益を得る組織。 |
ボランティア活動組織翻訳 | ボランティア活動組織の翻訳。 |
ボランティア活動プロジェクト | ボランティア活動プロジェクトは1回かぎりの作業である場合や、数時間の作業である場合もあります。複数のプロジェクトをボランティア活動組織に関連付けることができます。 |
ウェルネス
オブジェクト名 | 摘要 |
---|---|
ウェルネス・コンペ | 従業員が参加できるウェルネス・コンペ。コンペには特定の日付範囲があり、歩数、アクティブ時間または距離に基づきます。1つのコンペに複数の報奨を関連付けることができます。 |
拡張されたビジネス・オブジェクト
報酬
ビジネス・オブジェクト | 更新 |
---|---|
外部データ | 外部データを削除できるようになりました。 |
採用
「候補者プール」オブジェクト階層では「タレント・コミュニティ詳細」コンポーネントが廃止され、次のコンポーネントで置き換えられました。
コンポーネント名 | 摘要 |
---|---|
タレント・コミュニティ | 事業所、ジョブ・ファミリなどに関する勤務志向を選択した外部候補者のコミュニティ。 |
タレント・コミュニティ・キャリア・サイト | タレント・コミュニティ・プールのキャリア・サイト。 |
タレント・コミュニティ・ジョブ | タレント・コミュニティに適用可能なジョブ。 |
タレント・コミュニティ・ジョブ・ファミリ | タレント・コミュニティに適用可能なジョブ・ファミリ。 |
タレント・コミュニティ・ジョブ機能 | タレント・コミュニティに適用可能なジョブ機能。 |
タレント・コミュニティ事業所 | タレント・コミュニティに適用可能なジョブ事業所。 |
タレント・コミュニティ組織 | タレント・コミュニティに適用される組織。 |
タレント・コミュニティPersonタイプ | タレント・コミュニティに適用される、「従業員」などのPersonタイプ。 |
更新されたビジネス・オブジェクト
休暇欠勤管理
ビジネス・オブジェクト | コンポーネント名 | 新しい属性 |
---|---|---|
有給休暇累積バランス・コンポーネント | 有給休暇累積バランス・コンポーネント |
|
契約およびその他の勤務可能状況 | 契約およびその他の勤務可能状況 |
|
グローバルHR
ビジネス・オブジェクト | コンポーネント名 | 新しい属性 |
---|---|---|
文書タイプ | 文書タイプ |
|
採用
ビジネス・オブジェクト | コンポーネント名 | 新しい属性 |
---|---|---|
候補者ジョブ応募 | 候補者ジョブ応募 |
|
候補者プール | 候補者プール・メンバー |
|
ジョブ求人 | ジョブ求人 |
|
ジョブ求人テンプレート | ジョブ求人テンプレート |
|
タレント管理
ビジネス・オブジェクト | 要素 | 更新 |
---|---|---|
目標 | 目標 | 新しい属性:
|
質問 | 質問回答 | FeedbackResponse属性のデータ型は常にキャラクタ・ラージ・オブジェクト(CLOB)です。それを反映するように「ビジネス・オブジェクトの表示」タスクが更新されます。 |
質問リスト | 質問リスト | 新しい属性:
|
質問リスト |
質問リスト回答 |
FeedbackResponse属性のデータ型は常にキャラクタ・ラージ・オブジェクト(CLOB)です。それを反映するように「ビジネス・オブジェクトの表示」タスクが更新されます。 |
質問リスト・テンプレート |
テンプレート質問回答 | FeedbackResponse属性のデータ型は常にキャラクタ・ラージ・オブジェクト(CLOB)です。それを反映するように「ビジネス・オブジェクトの表示」タスクが更新されます。 |
後任プラン | 後任プラン | 新しい属性:
|
後任プラン | 後任プラン候補者 | 新しい属性:
|
後任プラン | 後任プラン所有者 | 新しい属性:
|
タレント・プール | タレント・プール | 新しい属性:
|
タレント・プール | タレント・プール・メンバー | 新しい属性:
|
タレント・プール | タレント・プール所有者 | 新しい属性:
|
HCMデータ・ローダーおよびHCMスプレッドシート・データ・ローダーで使用可能なこれらの新しい拡張オブジェクトを使用して、一括ロード機能を拡張してください。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
最新のビジネス・オブジェクト情報をレビューおよびダウンロードするには、「ビジネス・オブジェクトの表示」タスクを使用します。
Cloud HRのお客様が「データ交換」作業領域の「個人情報の削除」タスクを使用して、退職した従業員または取消済雇用関係に関連する給与データをOracle HCM Cloudから削除できるようになりました。監査目的で給与データを保持する必要があるため、この機能では、従業員レベルの給与計算結果を生成したCloud Payrollのお客様の給与オブジェクトの削除はサポートされていません。
従業員に対して削除できる給与情報には、次のものが含まれます:
- 給与関係と給与アサイメント
- エレメント・エントリ: 報酬や福利厚生など、他の製品によって作成されたエントリが含まれます。
- 計算エントリおよび計算カード: 時間、休暇欠勤および標準控除項目カードが含まれます。
- 給与: これは、週次給与など、従業員に割り当てられた給与レコードです。
- 個人支払方法
- 個人原価計算
ノート: 「給与の計算」プロセスに含まれる従業員など、給与計算結果がある従業員の給与データは削除できません。
退職日が過去の退職従業員に対してのみプロセスを実行します。削除した後は、削除したデータを取得できなくなります。
「個人情報の削除」プロセスを送信する前に、「個人情報の削除ポリシーの構成」タスクを使用して、どのビジネス・オブジェクトのデータを削除または不明瞭化するかを定義するポリシーを構成します。給与オブジェクトの個人情報削除ポリシーを構成する際には、「ビジネス・オブジェクト」セクションで、スタンドアロンの「給与」ノードまたは「就業者」 > 「雇用関係」ノードの横にあるチェック・ボックスを選択します。これらのノードのいずれかを選択すると、前述のすべての従業員給与オブジェクトが削除されます。
「給与」ノードでは、コンポーネント: 従業員データの削除ページにコンポーネントまたは子ノードは表示されず、マスキング用の属性は含まれていません。
従業員のデータを削除できるのは、従業員のデータに対するアクセス権がある場合のみです。
この機能では、Cloud HR顧客に対して暗黙的に作成された給与関連オブジェクトの削除がサポートされています。監査目的で給与データを保持する必要があるため、従業員レベルの給与計算結果を生成したCloud Payrollのお客様の給与オブジェクトの削除はサポートされていません。
有効化のステップ
どのビジネス・オブジェクトのデータを削除または不明瞭化するかを定義するポリシーを構成するには、次のステップに従います:
-
「データ交換」 >> 「個人情報の削除」にナビゲートします。
-
「個人情報の削除ポリシーの構成」をクリックします。
-
「作成」をクリックして、「テンプレートの作成」ウィンドウを開きます。必須フィールドには次のものがあります:
- 名前: テンプレートの名前。
- コード: テンプレート・コード。デフォルトはテンプレートの名前です。
- カテゴリ: テンプレートが作成されるビジネス・オブジェクト。有効なオプションは、「就業者」および「候補者」です。
- 摘要(オプション): 処理に関する簡単なメモまたは要約。
-
個人を削除するテンプレートを作成します。
-
「ビジネス・オブジェクト」セクションで、「給与」オブジェクトの横にあるチェック・ボックスを選択して有効にします。
-
「保存してクローズ」をクリックします。
従業員のデータを削除できるのは、従業員のデータに対するアクセス権がある場合のみです。個人情報を削除するためのアクセス権をユーザー付与するには、次のステップに従います:
-
セキュリティ・コンソールの「ロールの作成」ページで、ジョブ・ロールを作成します。
-
「機能セキュリティ・ポリシー」ページ(「ナビゲータ」 > 「セキュリティ・コンソール」 > 「ロール」 > 「ロールの作成」)で、「個人情報の削除ポリシーの構成」(HRC_CONFIGURE_PERSON_INFO_REMOVAL_POLICIES_PRIV)権限をロールに追加します。
-
「ロール階層」ページ(「ナビゲータ」 > 「セキュリティ・コンソール」 > 「ロール」 > 「ロールの作成」)で、「個人情報の削除」(ORA_HRC_REMOVE_PERSON_INFORMATION)ロール・メンバーシップを追加して、レポート・モードと削除モードの両方にアクセスできるようにします。個人情報の削除の生成(ORA_HRC_GENERATE_REMOVE_PERSON_INFORMATION_FILE)ロール・メンバーシップを追加すると、レポート・モードのみにアクセスできるようになります。
-
「データ・ロールおよびセキュリティ・プロファイル」ページ(「ナビゲータ」 > 自分のクライアント > 「ワークフォース・ストラクチャ」 > 「データ・ロールおよびセキュリティ・プロファイル」)で、作成したジョブ・ロールのデータ・ロールを作成します。
ノート: 「個人情報の削除」のセキュリティは個人ベースであるため、個人情報を削除するためのアクセスを制限するには、「個人セキュリティ・プロファイル」ページ(「ナビゲータ」 > 自分のクライアント > 「ワークフォース・ストラクチャ」 > 「セキュリティ・プロファイル」)でセキュリティ・プロファイルを作成し、データ・ロールに追加します。ユーザーがすべての個人レコードにアクセスして削除できるようにするには、「すべての個人の表示」セキュリティ・プロファイルを使用します。
-
適切なユーザーにデータ・ロールを追加します。
ヒントと考慮事項
- このソリューションは、それに特化したタスクとともに「データ交換」作業領域で使用できます。
主なリソース
詳細は、次のドキュメントを参照してください。
- HCMデータ・ローダー・ガイド - 個人情報の削除: 説明
ロールおよび権限
ユーザーに個人情報を削除するためのアクセス権を付与する方法の詳細は、次のドキュメントを参照してください。
- HCMデータ・ローダー・ガイド - 個人情報の削除: 説明
HCMスプレッドシート・データ・ローダーは、Oracle Human Capital Management Cloudへのデータ移行や継続的な増分更新のために、ビジネス・オブジェクト・データを柔軟かつ効率的に一括ロードする手段を提供します。
一括ロード・スプレッドシートを設計するときは、次のオブジェクトについて用意されている、事前構成済の保護されている値リストを使用します。
ビジネス・オブジェクト | 次の属性に追加された値リスト |
---|---|
割当済給与 |
|
エレメント期間日付 |
|
オブジェクト・グループ |
|
給与アサイメント詳細 |
|
給与イベント通知 |
|
給与関係詳細 |
|
個人支払方法 |
|
値リストにより、データ入力中の検証エラーが削減されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
値リストは既存のスプレッドシート・テンプレートには追加されません。
置き換えられた機能または削除された機能
Oracleは時々、既存のクラウド・サービスの機能を新しい機能で置き換えるか、既存の機能を削除します。古いバージョンは、機能が置き換えられた直後に削除されることも、将来削除されることもあります。新しいバージョンが使用可能になり次第、置き換えられた機能の新しいバージョンを使用することがベスト・プラクティスとなります。
製品 |
削除された機能 |
削除予定 |
置換機能 |
置換済 |
追加情報 |
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現時点ではありません |
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既知の問題/メンテナンス・パック・スプレッドシート
オラクル社は、各更新の既知の問題に関するドキュメントを公開して、発生する可能性のある問題を周知し、回避策がある場合には提供しています。
また、月次パッチまたは法定パッチで修正されたバグのメンテナンス・パックおよび法定メンテナンス・パックのドキュメントも公開しています。
これらのドキュメントをレビューするには、My Oracle Supportにアクセスできる必要があります。
Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 15548381)
次に、制限付提供プログラムが提供する制限付提供機能のリストを示します。
ノート: 現時点では、これらの機能をすべてのお客様がご利用いただけるわけではありません。これらは制限付提供プログラムを介してのみ使用可能であり、この機能プログラムに参加するには承認が必要になります。これらのプログラムに参加するには、テストに参加して、フィードバックを返していただく必要があります。プログラムによっては、他のご協力が必要な場合もあります。
これらの初期段階のプログラムに参加する時間がない場合、ご心配はいりません。すべてのお客様向けの一般提供が始まった時点で、この機能をご利用ください。すべてのお客様がこれらの機能をご利用いただけるようになると、通常どおり製品見出しの下に機能が表示されます。
ぜひ機能のリストをご覧になり、機能のリリース・スケジュールより前に実装する必要がある機能があるかどうかをご確認ください。機能のサインアップに関する情報は、次の表をご覧ください。これらのプログラムの参加者数は限られており、一部は特定のお客様向けのプログラムであるため、早めにサインアップしてください。
次の表に、使用可能な機能とサインアップ方法の簡単な説明を示します。提供される機能が多い場合は、この表の下にある「新機能」に機能の詳細が説明されている場合もあります。
制限付提供プログラムにご参加いただき、お客様のご意見やアイデアをお聞かせいただけることを楽しみにしています。
製品 |
機能名 |
機能の説明 |
テストが必要なお客様のタイプ |
サインアップ方法 |
制限付提供リリース |
現在参加可能 |
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すべてのHCM製品 |
Oracle Searchは、Human Capital Management Cloud環境で使用可能な専用の検索エンジンです。 これは、Oracle Cloud専用の検索プラットフォームであるOracle Search個人索引の更新(後述の機能)をベースにしています。 |
前述のOracle Searchベースのグローバル検索または制限付提供機能の21AグローバルHRの新機能の「コネクション」に依存します。 |
Oracle Searchは、スタンドアロン機能としては要求できません。これは、「コネクション」など、特定のOracle Search依存機能(制限付提供機能の21AグローバルHRの新機能)またはOracle Searchベースのグローバル検索(制限付提供機能の21A HCM共通新機能)を介して要求する必要があります。 |
改訂21A - 22D |
参加可能 | |
すべてのHCM製品 |
Oracle Search個人索引は最適化されてパフォーマンスが向上しました。この機能はOracle Search依存機能に必要です。前述のHCM用Oracle Searchを参照してください。 HCM Oracle Searchの機能(接続、Oracle Searchベースのグローバル検索、後任組織チャート)を使用する制限付提供の顧客は、索引を再構築する必要があります。 |
HCM Oracle Search機能(接続、Oracle Searchベースのグローバル検索、後任組織チャート)の使用。 |
Oracle Search機能(接続、Oracle Searchベースのグローバル検索、後任組織チャート)を使用している顧客のみ。 |
21C - 22D | 参加可能 |