本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。
日付 | モジュール | 機能 | ノート |
---|---|---|---|
2023年1月27日 | 初版作成。 |
HCM Cloudアプリケーションについては、このWhat's Newに記載されている次の2つのタイプのパッチを取得できます。
- リリース更新(23A、23B、23Cおよび23D)
- 各更新に対するオプションの月次メンテナンス・パック
環境で使用しているリリース更新を把握することが重要です。これはクラウド・ポータルで確認できます。
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お客様のアイデアをお聞かせください
ご意見をお待ちしています。製品の改善方法についての提案がございましたら、お知らせください。Oracle Customer Connectのアイデア・ラボに移動して、アイデアを入力してください。この文書の機能名の後に電球アイコンが表示されている箇所はすべて、お客様のアイデアを実現した機能です。
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全HCM製品に関して推奨される参照ドキュメントは次のとおりです。
- HCM共通の新機能 - この新機能では、アプリケーション全体で使用される機能を見つけることができます。
- Human Resources What’s New – グローバル人事管理の項では、他のアプリケーションが基盤としているベース・アプリケーションの機能を確認できます。
ノート: すべてのグローバル人事管理機能が、タレントおよび報酬製品に使用できるわけではありません。
- Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)これらのドキュメントには、バグ修正および考えられる既知の問題が記載されています。また、現在使用しているか、今後移行するリリース更新バージョンに基づいて、次のドキュメントも参照することが必要になります。
- Oracle Help Center – ここでは、ガイド、ビデオおよび検索可能なヘルプを見つけることができます。
- リリース・レディネス – 新機能のサマリー、新機能、機能リスト・スプレッドシート、スポットライトおよびリリース・トレーニング
フィードバックをお寄せください
本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。HCM Cloudの新機能に関するお問い合せまたはフィードバックであることを電子メールの本文または件名に明記してください。
列の定義:
レポート = 新規または変更済の、オラクル社から提供されたすぐに実行可能なレポートです。
UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、通常、フィールド、検証またはプログラムの軽微な変更で構成されます。したがって、ユーザーへの影響は最小限です。
UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能の設計は、より複雑になります。したがって、ユーザーに及ぼす影響は大きくなります。
すぐ使用できない状態で提供される機能 = エンド・ユーザーがこれらの機能を使用できるようにするには、処理が必要です。これらの機能は提供時には使用不可になっているため、機能を使用可能にするかどうかおよび使用可能にする時期を選択してください。たとえば、a) 新しいまたは展開されたBIサブジェクト領域は最初にレポートに組み込む必要があり、b) 新しいWebサービスを利用するには統合が必要になり、c) ユーザーが機能にアクセスできるようにするには、それらの機能をユーザー・ロールに割り当てる必要があります。
エンド・ユーザーがすぐに使用可能 レポートと小規模UIまたはプロセスベースの新機能が更新後にユーザーに与える影響は最小限です。したがって、顧客受入テストでは、大規模UIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当てる必要があります。 |
エンド・ユーザーが使用する前に顧客による処理が必要 これらの機能を使用するために、膨大な作業は不要です。利用することを選択する際には、テストと展開のタイミングを設定します。 |
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---|---|---|---|---|---|---|
機能 |
レポート |
UIまたは |
UIまたは |
|
||
HCMデータ・ローダーは、Oracle Human Capital Management Cloudへのデータ移行や継続的な増分更新のために、ビジネス・オブジェクト・データを柔軟かつ効率的に一括ロードする手段を提供します。
これらの新規および拡張されたHCMデータ・ローダー・ビジネス・オブジェクトを使用して、ジョブ・オファーおよびオファー・アサイメントを作成します。
新規ビジネス・オブジェクト
採用
ビジネス・オブジェクト | 摘要 |
---|---|
ジョブ・オファー | 応募者に提示したジョブ・オファーの詳細。ジョブ・オファーが作成された後、オファー・アサイメント、給与および報酬データをロードできます。ジョブ・オファーにおける主要なロールは、採用担当者と採用マネージャです。 |
ジョブ・オファー・レター | 候補者に提示されたオファーの詳細。このレターはコンテンツ・ライブラリ上のテンプレートに基づいて生成され、オファーの失効日が含まれています。このレターはオファーの承認後に候補者に提示されます。オプションで、給与エレメントおよび報酬エレメントの存在を検証できます。候補者および求人を特定するユーザー・キー属性を指定します。ソース・キーは完全にサポートされているわけではありません。 |
.
拡張ビジネス・オブジェクト
グローバルHR
ビジネス・オブジェクト | 要素 | 新しい属性 |
---|---|---|
就業者 | アサイメント | オファー・アサイメントの作成時に、次の新しい属性を使用してジョブ・オファーを参照できるようになりました:
オファー・アサイメントの作成時に、この指示をWorker.datファイルの最上部に含める必要があります: SET OFFER_ASSIGNMENTS_FILE Y |
HCMデータ・ローダーを使用してジョブ・オファーをロードし、オファー・アサイメント情報を作成できるようになりました。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
最新のビジネス・オブジェクト情報をレビューおよびダウンロードするには、「ビジネス・オブジェクトの表示」タスクを使用します。
本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。
日付 | モジュール | 機能 | ノート |
---|---|---|---|
2023年1月27日 | HCM共通アーキテクチャ | 承認と通知の拡張 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2022年12月2日 | 初版作成。 |
HCM Cloudアプリケーションには、この新機能要約に記載されている次の2つのタイプのパッチが提供されています。
- リリース更新(23A、23B、23Cおよび23D)
- 各更新に対するオプションの月次メンテナンス・パック
環境で使用しているリリース更新を把握することが重要です。これはクラウド・ポータルで確認できます。
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お客様のアイデアをお聞かせください
ご意見をお待ちしています。クラウド・サービスをさらに改善する方法について提案がございましたらどうぞお教えください。アイデアを送信するにはいくつかの方法があります。たとえば、Oracle Customer ConnectのIdeas Labを使用します。機能名の後にこのアイコンが表示されている箇所は、お客様のアイデアを実現した機能です。
ご意見をお待ちしています。製品の改善方法についての提案がございましたら、お知らせください。Oracle Customer Connectのアイデア・ラボに移動して、アイデアを入力してください。この文書の機能名の後に電球アイコンが表示されている箇所はすべて、お客様のアイデアを実現した機能です。
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全HCM製品に関して推奨される参照ドキュメント
- HCM Common What's New - このWhat's Newでは、アプリケーション全体で使用される機能について記載されています。
- Human Resources What's New – グローバル人事管理の項では、他のアプリケーションが基盤としているベース・アプリケーションの機能を確認できます。
ノート: すべてのグローバル人事管理機能が、タレントおよび報酬製品で使用できるわけではありません。
- Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)これらのドキュメントには、バグ修正および考えられる既知の問題が記載されています。また、現在使用しているか、今後移行するリリース更新バージョンに基づいて、次のドキュメントも参照することが必要になります。
- Oracle Help Center – ここでは、ガイド、ビデオおよび検索可能なヘルプを見つけることができます。
- リリース・レディネス - 新機能のサマリー、新機能、機能リスト・スプレッドシート、スポットライトおよびリリース・トレーニング
フィードバックをお寄せください
本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。HCM Cloudの新機能に関するお問い合せまたはフィードバックであることを電子メールの本文または件名に明記してください。
列の定義:
レポート = 新規または変更済の、オラクル社から提供されたすぐに実行可能なレポートです。
UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、通常、フィールド、検証またはプログラムの軽微な変更で構成されます。したがって、ユーザーへの影響は最小限です。
UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能の設計は、より複雑になります。したがって、ユーザーに及ぼす影響は大きくなります。
すぐ使用できない状態で提供される機能 = エンド・ユーザーがこれらの機能を使用できるようにするには、処理が必要です。これらの機能は提供時には使用不可になっているため、機能を使用可能にするかどうかおよび使用可能にする時期を選択してください。たとえば、a) 新しいまたは展開されたBIサブジェクト領域は最初にレポートに組み込む必要があり、b) 新しいWebサービスを利用するには統合が必要になり、c) ユーザーが機能にアクセスできるようにするには、それらの機能をユーザー・ロールに割り当てる必要があります。
エンド・ユーザーがすぐに使用可能 レポートと小規模UIまたはプロセスベースの新機能が更新後にユーザーに与える影響は最小限です。したがって、顧客受入テストでは、大規模UIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当てる必要があります。 |
エンド・ユーザーが使用する前に顧客による処理が必要 これらの機能を使用するために、膨大な作業は不要です。利用することを選択する際には、テストと展開のタイミングを設定します。 |
|||||
---|---|---|---|---|---|---|
機能 |
レポート |
UIまたは |
UIまたは |
|
||
Oracle Applications Securityが提供する単一コンソールを使用することによって、ITセキュリティ・マネージャおよびITセキュリティ管理者は、ユーザーのライフ・サイクル管理、ロール定義、セキュリティ・ポリシー管理(機能とデータの両方)、ロール階層の保守、ユーザー名およびパスワード・ポリシー管理、証明書管理などの各種機能を実行できます。このコンソールでは、ユーザーはセキュリティに対する変更の影響のシミュレーション、セキュリティ・レポートの実行、およびMicrosoft Active Directoryとの統合のためのコネクタのダウンロードも実行できます。
タレント投票を保護するために次の機能を使用できます。
- タレント・プール・セキュリティ・プロファイルを作成し、データ・ロールに割り当てることができます。「ワークフォース・ストラクチャ」作業領域または「設定および保守」内で、タレント・プール・セキュリティ・プロファイルをビジネス・ユニット、部門またはジョブ・ファミリ別に保護できます。
タレント・プール・セキュリティ・プロファイルの保護
- 「データ・ロールおよびセキュリティ・プロファイル」でタレント・プールを直接保護できます。
「データ・ロールおよびセキュリティ・プロファイル」によるタレント・プールの保護
- タレント・セキュリティ・プロファイルは、事前に定義することも、「データ・ロールおよびセキュリティ・プロファイル」タスク・フロー内から定義することもできます。
ロールへのセキュリティ・プロファイルの割当
- 拡張された「データ・セキュリティ・プロファイルの再生成」プロセスに、一括再生成用のタレント・プール・セキュリティ・プロファイルが含まれるようになりました。
「データ・セキュリティ・プロファイルの再生成」プロセス
- 「設定および保守」の「データ・ロール移行」および「HCMデータ・セキュリティのプレビュー」ページでタレント・プール・セキュリティ・プロファイルがサポートされるようになりました。
この拡張機能では使用可能なすべてのセキュリティ・プロファイル・タイプがサポートされます。この拡張機能が導入される前は、各セキュリティ・プロファイルに移動して、セキュリティ・プロファイルを個別に手動で保存する必要がありました。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
アップグレードの一環として、スクリプトが実行され、「所有権別に表示」タレント・プール・セキュリティ・プロファイルが既存のデータ・ロールにデフォルトで設定されます。
これにより、既存のアップグレード前のタレント・プールに引き続き同じアクセス権が確保されます。
この項では、すべてのHCMアプリケーションで使用される機能について説明します。
トランザクション・コンソールの要約ページに、完了済トランザクションをアーカイブするようにユーザーを促す黄色のバナーが表示されるようになりました。
過去3か月間にアーカイブ・プロセスが実行されていない場合に、このバナーが表示されます。
「今すぐアーカイブ」を使用して、トランザクションを即時にアーカイブできます。「今すぐアーカイブ」をクリックすると、確認が表示されます。「却下」をクリックすると、通知が24時間スヌーズされ、その後メッセージが再度表示されます。
この機能を使用すると、トランザクション・コンソールのパフォーマンスが向上します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
詳細は、HCM共通機能の使用ガイドのワークフロー通知および承認の章を参照してください。
トランザクション・コンソールの診断ログで、次のことができるようになりました。
- 健全な保留中トランザクションの診断ログをダウンロードします。
- 診断ログには、トランザクションのすべてのステージで追加されたすべての添付の詳細が表示されます。
進行中のトランザクションを選択し、トランザクション詳細ページにドリルダウンして、「ダウンロード」リンクを使用します。こうすると、トランザクションの詳細が.html形式でダウンロードされます。
トランザクションの一部として追加した添付は、.htmlファイルの「添付」セクションにリストされます。
この機能で、トランザクション詳細ログをレビューできるようになりました。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
詳細は、HCM共通機能の使用ガイドのワークフロー通知および承認の章を参照してください。
進行中のトランザクションの承認Eメール通知を再送信できるようになりました。トランザクション・コンソール・ページで1つ以上のトランザクションを選択するか、トランザクションのトランザクション詳細ページにドリルダウンして、「処理」メニューの「Eメール通知の再送信」を使用して割当先に通知できます。
詳細ページの「処理」メニューの「Eメール通知の再送信」
選択したトランザクションに対する確認メッセージの表示
トランザクションに複数のタスクおよび割当先がある場合は、「Eメール通知の再送信」をクリックすると、それらのタスクおよび割当先がダイアログ・ボックスに表示されます。
送信済プロセスの「ステータス」ダイアログ・ボックス
この機能では、データの削除または損失が発生した場合にEメール通知を再送信できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
- この処理は管理者のみが使用可能で、進行中の割当済トランザクションに対してのみ使用できます。
- 最初の通知後にEメールIDが変更された場合、再送信時には新しいEメールIDが自動的に使用されます。
主なリソース
詳細は、Oracle Help Centerで次のリソースを参照してください。
ロールおよび権限
HCM承認トランザクション処理の実行(PER_PERFORM_APPROVAL_TRANSACTION_ACTIONS_PRIV)権限を管理者に付与する必要があります。
この項では、すべてのHCMアプリケーションで使用される機能について説明します。HCM共通情報の詳細は、Oracle Help CenterにあるHCMの共通機能の使用ガイドを参照してください。
HCMエクスペリエンス設計スタジオの「オートコンプリートのルール」の拡張機能
HCMエクスペリエンス設計スタジオのオートコンプリート・ルールで新しいルールを作成する際のユーザーのエクスペリエンスが、次の追加機能により拡張されています。
- グローバルHR: V3退職を使用してアサイメントを終了するときに、デフォルト設定および検証ルールを作成します。
- 給与: 「給与アサイメント」ビジネス・オブジェクトのジョブ、等級、部門などのHRアサイメント属性に基づいて、「タイム・カード要」チェック・ボックスと「超過勤務期間」をデフォルト設定します。
- 採用: 「時期および事由」の法的エンティティ、および「アサイメント詳細」のビジネス・ユニットまたは等級に基づいてオファー・レター・テンプレートを検証します。候補者に提示できるオファー数に関するビジネス・ルールを強制します。
これらの機能は次のように役立ちます。
- ユーザーが入力した値を検証することで、正確で一貫性のあるデータを保証します。
- 新しいリリース更新を待つことなく、組織がHRコンプライアンスにすばやく対応できるようになります。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、サービス・リクエスト(SR)を登録する必要があります。
アクセスするには、My Oracle Supportドキュメント、Enabling Oracle HCM Cloud Autocomplete Rules (ドキュメント、ID 2767655.1)に記載されている手順を確認して従ってください。
主なリソース
HCMアプリケーションのオートコンプリートのルールの詳細は、更新23Aの次の新機能を参照してください。
- グローバル人事管理: アサイメント終了に対するオートコンプリートのサポート
- 給与: HRフロー内の「タイム・カード要」および「超過勤務期間」のオートコンプリート・ルール
- 採用: オートコンプリートのルール - ジョブ・オファーのルールの拡張 - オートコンプリートのルール
ロールおよび権限
サンドボックスで作業をするには、「人材管理アプリケーション管理者」ジョブ・ロールが必要です。
HCMデータ・ローダーは、Oracle Human Capital Management Cloudへのデータ移行や継続的な増分更新のために、ビジネス・オブジェクト・データを柔軟かつ効率的に一括ロードする手段を提供します。
データ・ロード機能が次の新規および拡張ビジネス・オブジェクトにより拡張されます:
新規ビジネス・オブジェクト
安全衛生
オブジェクト名 | 摘要 |
---|---|
インシデント要約 | 人、財産、または環境に対してなんらかの損害が発生したかその可能性がある発生の詳細を記録します。このオブジェクト階層には、次のコンポーネントが含まれます。
|
タレント管理
オブジェクト名 | 摘要 |
---|---|
拡張タレント・プロファイル | モデル・プロファイルと個人タレント・プロファイルを作成および保守します。このオブジェクト階層には、次のコンポーネントが含まれます。
|
拡張タレント・プロファイル翻訳 | 拡張タレント・プロファイルの翻訳レコード。 |
モデル・プロファイルその他情報翻訳 | モデル・プロファイルに関連付けられたその他情報の翻訳。 |
タレント・ブックマーク翻訳 | タレント・プロファイル・ブックマークの翻訳レコード。 |
.
拡張ビジネス・オブジェクト
次のビジネス・オブジェクト階層が拡張されました。
グローバル給与
オブジェクト名 | 変更点 |
---|---|
給与エレメント定義 | 事前構成済エレメントのエレメント適格を一括ロードできるようになりました。 |
採用
オブジェクト階層 | 変更点 |
---|---|
候補者 | 候補者
候補者住所
候補者電話番号
|
コンテンツ・ライブラリ | 階層に次の新しいオブジェクトが追加されました。
|
ジョブ求人 | 求人に対して作成されたジョブ、ポジションまたはテンプレートから、求人のデフォルト値を設定できるようになりました。新しいDefaultFrom属性を使用して、ジョブ、ポジションまたはテンプレートを指定します。 |
.
新規属性のあるビジネス・オブジェクト
グローバルHR - チェックリスト
オブジェクト名 | コンポーネント名 | 新しい属性 |
---|---|---|
割付チェックリスト | 割付チェックリスト |
|
割付チェックリスト翻訳 | 割付チェックリスト翻訳 |
|
チェックリスト・テンプレート | チェックリスト・テンプレート |
|
チェックリスト翻訳 | チェックリスト翻訳 |
|
グローバルHR - 文書レコード
オブジェクト名 | コンポーネント名 | 新しい属性 |
---|---|---|
文書タイプ | 文書タイプ |
|
文書タイプ翻訳 | 文書タイプ翻訳 |
|
グローバルHR - 設定
オブジェクト名 | コンポーネント名 | 新しい属性 |
---|---|---|
カレンダ・イベント | カレンダ・イベント |
|
グローバルHR - ワーク・ストラクチャ
オブジェクト名 | コンポーネント名 | 新しい属性 |
---|---|---|
ジョブ | ジョブ |
|
事業所 | 事業所 |
|
組織 | 組織その他情報 | 次のフレックスフィールド・セグメントが、「部門」フレックスフィールド・カテゴリの「就業時間情報」コンテキストに追加されました。
|
ポジション | ポジション |
|
グローバルHR - 就業者
オブジェクト名 | コンポーネント名 | 新しい属性 |
---|---|---|
就業者 | アサイメント |
|
採用
オブジェクト名 | コンポーネント名 | 新しい属性 |
---|---|---|
候補者ジョブ応募 | 候補者ジョブ応募 |
|
ジョブ求人 | ジョブ求人 |
|
タレント管理
オブジェクト名 | コンポーネント名 | 新しい属性 |
---|---|---|
目標プラン | 目標プラン |
|
タレント・プール | タレント・プール |
|
タレント・レビュー会議 | タレント・レビュー会議 |
|
.
属性が削除されたビジネス・オブジェクト
次の属性はいくつかのリリースで廃止済でしたが現在は使用できなくなりました。
グローバルHR - 文書レコード
オブジェクト名 | コンポーネント名 | 削除された属性 |
---|---|---|
文書タイプ | 文書タイプ |
|
文書タイプ | 文書タイプ添付 |
|
文書タイプ | 文書タイプ提供プリファレンス |
|
HCMデータ・ローダーおよびHCMスプレッドシート・データ・ローダーで使用可能なこれらの新しい拡張オブジェクトを使用して、一括ロード機能を拡張してください。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
最新のビジネス・オブジェクト情報をレビューおよびダウンロードするには、「ビジネス・オブジェクトの表示」タスクを使用します。
さらに給与処理が必要な場合に、誤って個人情報を削除することがなくなりました。たとえば、個人情報は「給与関係」で「最終クローズ」が設定されるまで削除されません。
この機能により、給与計算が確実に正しく処理されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
ライセンスの設定がPayrollの場合は、従業員のすべての給与関係に最終クローズ日が設定されるまで、この従業員をパージできません。
- HRおよびPAYインタフェースのお客様の場合、変更はありません。
- Payrollのお客様の場合は、このように動作が変更されます。
HCMスプレッドシート・データ・ローダーは、Oracle Human Capital Management Cloudへのデータ移行や継続的な増分更新のために、ビジネス・オブジェクト・データを柔軟かつ効率的に一括ロードする手段を提供します。
「最近のスプレッドシート・ロード」および「データのインポートおよびロード」ページが更新され、コンテキストのデータ・セットに対してHCMスプレッドシート・データ・ローダーのスプレッドシートを生成できるようになりました。次に、データ・セット内のすべてのレコードまたはエラーのレコードのみをダウンロードできます。
ステータス・レビュー・ページからスプレッドシートの行を直接レビューします。スプレッドシートを生成してデータ・セットを検索するために、「スプレッドシート・データ・ローダーの実行」タスクを使用する必要がなくなりました。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
データ・セットの作成に使用するスプレッドシート・テンプレートにアクセスする権限がある場合にのみ、データ・セットのスプレッドシート行をレビューできます。さらに、テンプレートのすべてのデータ・セットを表示する権限がないかぎり、自分が作成したデータ・セットのみをレビューできます。
「スプレッドシート・ステージ表データの削除」のユーザー・インタフェースの更新
改良された「スプレッドシート・ステージ表データの削除」ユーザー・インタフェースにより、モバイル・デバイスを使用して、ステージ表のHCMスプレッドシート・データ・ローダーのデータ・セットの削除を開始できるようになりました。
HCMデータ・ローダーおよびHCMスプレッドシート・データ・ローダーのステージ表を保守する際のユーザー・エクスペリエンスの一貫性が保たれます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
HSDLステージ表からデータ・セットを削除すると、HDLステージ表からも削除されます。
ビジネス・ユーザーの一括ロード機能が拡張されました。
ビジネス・ユーザー・アクセス
次のオブジェクトに基づくテンプレートをビジネス・ユーザーと共有できるようになりました。
福利厚生
- 医療制度改革法上書き
- 受取人登録
- 扶養家族登録
- 加入者登録
- 個人受取組織
- 個人福利厚生バランス
- 個人福利厚生グループ
- 個人の習慣
- 潜在的ライフ・イベント
値リスト
HCMスプレッドシート・データ・ローダーのスプレッドシートの値リストが、次のビジネス・オブジェクトに追加されました。
給与
- 給与インタフェース・インバウンド・レコード
値リストが事前構成済の属性:
- 国別仕様データ・グループ名
- 給与名
- 期間名
ビジネス・ユーザーは、HCMスプレッドシート・データ・ローダーを使用して、Oracle HCM Cloudデータを安全に一括ロードできます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
事前構成済の値リストがある使用可能属性の前には虫めがねアイコンが付いています。
新しい値リスト構成を使用するには、既存のテンプレートを編集する必要があります。
主なリソース
- Oracle Learning Library: 値リスト検証の拡張
置き換えられた機能または削除された機能
Oracleは時々、既存のクラウド・サービスの機能を新しい機能で置き換えるか、既存の機能を削除します。古いバージョンは、機能が置き換えられた直後に削除されることも、将来削除されることもあります。新しいバージョンが使用可能になり次第、置き換えられた機能の新しいバージョンを使用することがベスト・プラクティスとなります。
製品 |
削除された機能 |
削除予定 |
置換機能 |
置換済 |
追加情報 |
---|---|---|---|---|---|
現時点ではありません |
_________________________
既知の問題/メンテナンス・パック・スプレッドシート
オラクル社は、各更新の既知の問題に関するドキュメントを公開して、発生する可能性のある問題を周知し、回避策がある場合には提供しています。
また、月次パッチまたは法定パッチで修正されたバグのメンテナンス・パックおよび法定メンテナンス・パックのドキュメントも公開しています。
これらのドキュメントをレビューするには、My Oracle Supportにアクセスできる必要があります。
Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 15548381)
次に、制限付提供プログラムが提供する制限付提供機能のリストを示します。
ノート: 現時点では、これらの機能をすべてのお客様がご利用いただけるわけではありません。これらは制限付提供プログラムを介してのみ使用可能であり、この機能プログラムに参加するには承認が必要になります。これらのプログラムに参加するには、テストに参加して、フィードバックを返していただく必要があります。プログラムによっては、他のご協力が必要な場合もあります。
これらの初期段階のプログラムに参加する時間がない場合、ご心配はいりません。すべてのお客様向けの一般提供が始まった時点で、この機能をご利用ください。すべてのお客様がこれらの機能をご利用いただけるようになると、通常どおり製品見出しの下に機能が表示されます。
ぜひ機能のリストをご覧になり、機能のリリース・スケジュールより前に実装する必要がある機能があるかどうかをご確認ください。機能のサインアップに関する情報は、次の表をご覧ください。これらのプログラムの参加者数は限られており、一部は特定のお客様向けのプログラムであるため、早めにサインアップしてください。
次の表に、使用可能な機能とサインアップ方法の簡単な説明を示します。提供される機能が多い場合は、この表の下にある「新機能」に機能の詳細が説明されている場合もあります。
制限付提供プログラムにご参加いただき、お客様のご意見やアイデアをお聞かせいただけることを楽しみにしています。
製品 |
機能名 |
機能の説明 |
テストが必要なお客様のタイプ |
サインアップ方法 |
制限付提供リリース |
現在参加可能 |
---|---|---|---|---|---|---|
すべてのHCM製品 |
Oracle Searchは、Human Capital Management Cloud環境で使用可能な専用の検索エンジンです。 これは、Oracle Cloud専用の検索プラットフォームであるOracle Search個人索引の更新(後述の機能)をベースにしています。 |
前述のOracle Searchベースのグローバル検索または制限付提供機能の21AグローバルHRの新機能の「コネクション」に依存します。 |
Oracle Searchは、スタンドアロン機能としては要求できません。これは、「コネクション」など、特定のOracle Search依存機能(制限付提供機能の21AグローバルHRの新機能)またはOracle Searchベースのグローバル検索(制限付提供機能の21A HCM共通新機能)を介して要求する必要があります。 |
改訂21A - 22D |
参加可能 | |
すべてのHCM製品 |
Oracle Search個人索引は最適化されてパフォーマンスが向上しました。この機能はOracle Search依存機能に必要です。前述のHCM用Oracle Searchを参照してください。 HCM Oracle Searchの機能(接続、Oracle Searchベースのグローバル検索、後任組織チャート)を使用する制限付提供の顧客は、索引を再構築する必要があります。 |
HCM Oracle Search機能(接続、Oracle Searchベースのグローバル検索、後任組織チャート)の使用。 |
Oracle Search機能(接続、Oracle Searchベースのグローバル検索、後任組織チャート)を使用している顧客のみ。 |
21C - 22D | 参加可能 | |
すべてのHCM製品 |
次に実行する可能性が高い処理に関するニュース・フィードの提案の取得 | ニュース・フィード・レイアウトで、次に実行する可能性が高い処理に関する提案を取得します。この機能は現在制限付きで提供されており、Oracle Fusion Cloud HCM、Financials、Project ManagementおよびProcurementで使用できます。人工知能と機械学習のアルゴリズムにより、セッション中に各ユーザーが実行する可能性が最も高い処理が予測されて提案されます。このアルゴリズムでは、各ユーザーのナビゲーション動作とパターンの履歴を使用して、同様のユーザーがどのナビゲーション・ターゲットにアクセスする可能性が最も高いかを判断します。 |
ニュースフィードのすべてのお客様 |
My Oracle Supportでサービス・リクエスト(SR)を登録してプロモーション・コードを要求する必要があります。 |
23A | 参加可能 |
次に、制限付提供プログラムが提供する制限付提供機能のリストを示します。
ノート: 現時点では、これらの機能をすべてのお客様が使用できるわけではありません。これらは制限付提供プログラムを介してのみ使用可能であり、この機能プログラムに参加するには承認が必要になります。これらのプログラムに参加するには、テストに参加して、フィードバックを返していただく必要があります。プログラムによっては、他のご協力が必要な場合もあります。
次に実行する可能性が高い処理に関するニュース・フィードの提案の取得
ニュース・フィード・レイアウトで、次に実行する可能性が高い処理に関する提案を取得します。この機能は現在、制限付提供機能であり、Oracle Fusion Cloud HCMで使用できます。人工知能と機械学習のアルゴリズムにより、セッション中に各ユーザーが実行する可能性が最も高い処理が予測されて提案されます。このアルゴリズムでは、各ユーザーのナビゲーション動作とパターンの履歴を使用して、同様のユーザーがどのナビゲーション・ターゲットにアクセスする可能性が最も高いかを判断します。
Oracle Fusion Cloud Applicationsには広範な機能があり、タスクにナビゲートする方法を把握するのが困難な場合があります。ニュース・フィードの提案により、自分にとって重要なタスクに迅速にアクセスできます。たとえば、組織内のマネージャによって一般的に実行されるタスクが経費精算書のレビューと承認である場合、新しいマネージャがそのタスクを実行するための提案を自分のニュース・フィードで受け取ります。または、数人のチーム・メンバーがパフォーマンス目標を入力している場合は、そのチームの他のメンバーにこのタスクがニュース・フィードの提案として表示されます。
この機能のビジネス上の利点の一部を次に示します。
- そのセッション中に次に実行する可能性が高い処理に関する推奨事項をニュース・フィードで受信
- 自分と同じような他のユーザーがFusion内で実行した処理の発見
- タスクが目立つように特定のタスク・フロー・ペーシを提案として管理者がピン留め
6つの推奨事項が表示されたニュース・フィード・レイアウトの「提示」タブ
有効化のステップ
この機能を有効にするには、My Oracle Supportでサービス・リクエスト(SR)を登録してプロモーション・コードを要求する必要があります。この機能は現在制限付きで提供されているため、プロモーション・コードが必要です。詳細は、Fusion Global HR: How to Apply for News Feed Suggestions Under Controlled Availability (文書ID 2914373.1)を参照してください。