クラウド・レディネス / Oracle Fusion Cloud Manufacturing
新機能
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  1. 更新22B
  1. 改訂履歴
  2. 概要
  3. 更新前および更新後のタスク
  4. 任意の新機能の導入(オプトイン)
  5. 機能のサマリー
  6. 品質管理
    1. 品質管理
        1. 系図OTBIでの当初ロットおよび結果ロットの表示
        2. 詳細分析での品質レポートの長いテキスト属性の使用
  7. 製造
    1. プロジェクト駆動のサプライ・チェーン
        1. プロジェクト供給の転送に対する推奨のリリース
    2. 製造
        1. 製造作業定義および標準操作に対する監査証跡の有効化
        2. 作業手配リストでの文書項目の表示
        3. 作業実行ページからの拡張可能作業オーダー伝票の生成

更新22B

改訂履歴

本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。

日付 製品 機能 ノート
2022年3月18日     初版作成。

概要

重要なノート: 21Dから22Bに直接更新する場合は、22Aと22Bの両方の項の内容をレビューして、更新に含まれるすべての変更を確認する必要があります。

アイデア募集中

ご意見をお待ちしています。クラウド・サービスを改善する方法に関する提案がございましたら、ぜひお知らせください。Oracle Customer Connectのアイデア・ラボなど、いくつかの方法でアイデアを送信していただけます。機能名の後にこのアイコンが表示されていれば、その機能はお客様のアイデアによるものです。

フィードバックをお寄せください

本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。

免責事項

この文書に記載された情報には、オラクルの製品開発プランに関する説明文が含まれていることがあります。オラクルの製品開発プランと、今後の製品リリースの本質および時期に対し、様々な要因が大きく影響を及ぼします。したがって、この情報はあくまで情報として提供されるものであり、マテリアルやコード、機能を提供することのコミットメント(確約)ではないため、購買決定を行う際の判断材料になさらないでください。記載されている機能の開発、リリースおよび時期については、オラクルの単独の裁量により決定されます。

この情報は、オラクルおよびその子会社や関連会社との契約を構成するものではありません。特にこの情報についてオラクルは一切の責任を負いかねます。詳細は、法律上の注意点および使用条件を参照してください。

更新前および更新後のタスク

Cloudアプリケーションで使用している機能によっては、四半期更新の直前または直後に特定のステップを実行することが必要になる場合があります。これらの更新前および更新後のステップおよび影響を受ける製品領域の詳細は、My Oracle SupportでOracle SCM Cloud: Performing Your Quarterly Update (文書ID 2337485.1)を参照してください。

任意の新機能の導入(オプトイン)

Oracle Cloudアプリケーションは、四半期ごとに新しい更新を提供します。つまり、ビジネスの効率的かつ効果的な管理に役立つ新しい機能を3か月ごとに受け取ります。一部の機能は使用可能な状態でされ、エンド・ユーザーが即時に使用できます。その他の機能はすぐ使用できない状態で提供され、使用可能にするために処理を実行する必要があります。すぐ使用できない状態で提供される機能は、次の権限を使用して、次の指示に従ってエンド・ユーザーに対してアクティブ化できます。

  • アプリケーション・オファリングのレビュー(ASM_REVIEW_APPLICATIONS_OFFERINGS_PRIV)
  • Oracle Fusion Applicationsオファリングの構成(ASM_CONFIGURE_OFFERING_PRIV)

新機能をオプトインする方法を次に示します。

  1. 「ナビゲータ」→「自分の企業」→「新機能」をクリックします。
  2. 「機能概要」ページで、オファリングを選択し、そのオファリングに固有の新機能をレビューします。または、デフォルト選択の「すべての使用可能オファリング」をそのまま使用して、すべてのオファリングの新機能をレビューできます。
  3. 「新機能」タブで、新機能をレビューし、「使用可能」列で機能のオプトイン・ステータスを確認します。機能がすでに使用可能な場合は、チェック・マークが表示されます。それ以外の場合は、機能を使用可能にするアイコンが表示されます。
  4. 「使用可能」列のアイコンをクリックし、ステップを完了して機能を使用可能にします。

「新機能」作業領域に表示されない機能のオプトインが必要になる場合があります。オプトインする方法を次に示します。

  1. 「ナビゲータ」→「自分の企業」→「オファリング」をクリックします。
  2. 「オファリング」ページでオファリングを選択し、「オプトイン機能」をクリックします。
  3. 「オプトイン」ページで、オファリングまたは機能が含まれている機能領域の「機能の編集」(鉛筆)アイコンをクリックします。
  4. 「機能の編集」ページで、ステップを完了して機能を使用可能にします。

オファリングの新機能をオプトインする方法の詳細および詳細な手順は、オファリング構成を参照してください。

オプトイン失効

オプト・インを介して無効化された状態で提供される機能は、将来の更新で自動的に有効化される場合があります。これはオプト・イン失効と呼ばれます。クラウド・サービスにオプト・イン失効がある場合、このドキュメントに関連タブが表示されます。このタブをクリックすると、最初に機能が無効状態で提供されたのはいつか、そしてこの機能のオプト・インがいつ失効し、自動で使用可能となる見込みかが表示されます。ここをクリックして、すべてのOracle Cloudアプリケーションのオプト・インが失効した機能を確認することもできます。

機能のサマリー

列の定義:

レポート = 新規または変更され、Oracleで提供される、実行準備が完了したレポート。

UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は通常、フィールド、検証またはプログラムの小さな変更で構成されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小になります。

UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、より複雑に設計されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は高くなります。

すぐ使用できない状態で提供される機能 = エンド・ユーザーがこれらの機能を使用できるようにするには、処理が必要です。これらの機能は無効化されており、有効にするかどうかとその時期は自分で選択します。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域はまずレポートに組み込む必要があり、b)新しいWebサービスを利用するには統合が必要で、c)機能にアクセスできるようにするにはまずユーザー・ロールに割り当てる必要があります。

エンド・ユーザーがすぐに使用可能
(機能が使用可能な状態で提供)

レポートおよび小規模なUIまたはプロセスベースの新機能は、更新後のユーザーに対する影響を最小限に抑えます。したがって、顧客受入テストでは、大規模UIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当てる必要があります。

エンド・ユーザーが使用する前に顧客による処理が必要
(機能は無効化状態で提供)

これらの機能を使用可能にするために処理が必要になるため、中断されません。選択的に使用するよう選択すると、テストおよびロールアウトのタイミングを設定できます。

機能

レポート

UIまたは
プロセスベース:
小規模

UIまたは
プロセスベース:
大規模*

品質管理

品質管理

系図OTBIでの当初ロットおよび結果ロットの表示

詳細分析での品質レポートの長いテキスト属性の使用

製造

プロジェクト駆動のサプライ・チェーン

プロジェクト供給の転送に対する推奨のリリース

製造

製造作業定義および標準操作に対する監査証跡の有効化

作業手配リストでの文書項目の表示

作業実行ページからの拡張可能作業オーダー伝票の生成

品質管理

品質管理

系図OTBIでの当初ロットおよび結果ロットの表示

Oracle Transactional Business Intelligence (OTBI)では、Oracle Cloud Inventoryのロット分割、マージおよび換算トランザクションのリアルタイム・トランザクション・データを使用してアドホック・レポートを作成し、ロット系図データを分析できます。この更新では、OTBIの系図レポートに当初ロットおよび結果ロットの列を追加して、追加のロット詳細を表示できます。

次の製品系図OTBIサブジェクト領域で、これらの新しい列を使用できるようになりました。

  • 製品系図 - 系図インスタンス・リアルタイム
  • 製品系図 - 系図インスタンス構造リアルタイム
  • 製品系図 - 系図オブジェクト構成リアルタイム
  • 製品系図 - 系図オブジェクト使用場所リアルタイム
  • 製品系図 - 系図トランザクション履歴リアルタイム

製品系図OTBIサブジェクト領域の新しい列は、ロット分割、マージおよび換算の系図を迅速に追跡し、当初ロットまたは結果ロットの詳細を検証するために役立つ追加のレポート機能を提供します。

有効化のステップ

新規サブジェクト領域は、既存のレポートに追加するか、新規レポートで使用することで利用できます。レポートの作成および編集の詳細は、分析とレポートの作成および管理ブック(Oracle Help Center対象のアプリケーション・サービス領域→「管理」から入手可能)を参照してください。

ヒントと考慮事項

ロット分割、マージおよび換算トランザクションは、在庫 - 在庫トランザクション・リアルタイム・サブジェクト領域ですでにサポートされています。品目やロットなどの共通ディメンションを使用して、この在庫サブジェクト領域のデータと系図サブジェクト領域のデータを組み合せたOTBIレポートを作成できます。詳細は、サブジェクト領域間の結合に関するドキュメントを参照してください。

主なリソース

ロール情報

この機能を使用するには、次の権限またはロールが必要です。

  • 権限名およびコード: 
    • サービスによる製品系図の取得(CSE_GET_PRODUCT_GENEALOGY_BY_SERVICE_PRIV)
    • サービスによる製品系図の管理(CSE_MANAGE_PRODUCT_GENEALOGY_BY_SERVICE_PRIV)
  • ジョブ・ロール名およびコード: 
    • 資産管理者(ORA_CSE_ASSET_ADMINISTRATOR_JOB)

詳細分析での品質レポートの長いテキスト属性の使用

品質レポートに長いテキスト属性を追加して、品質問題および品質処理を詳細に分析できるようにします。たとえば、これらのフィールドをレポートに追加して、品質問題の説明、クローズ事由または解決ノートを表示できます。

これらの属性は、アプリケーション・コンポーザを使用して構成されるキャラクタ・ラージ・オブジェクト(CLOB)フィールドです。Oracle Transactional Business Analyticsの品質問題および品質処理サブジェクト領域でこれらを検索できるようになりました。

品質処理サブジェクト領域に長いテキスト属性があるサンプル分析

品質問題および品質処理オブジェクトで総体的に追加分析するために、構成済の長いテキスト属性を含めます。

有効化のステップ

これらの属性を表示するには、まずこれらの属性を、サブジェクト領域の関連する「カスタム属性」フォルダからレポートに追加する必要があります。

品質処理レポートの場合:

  • 「エンタープライズ品質処理リアルタイム」サブジェクト領域→「品質処理カスタム属性」

品質問題レポートの場合:

  • 「エンタープライズ品質問題リアルタイム」サブジェクト領域→「品質問題カスタム属性」

ヒントと考慮事項

  • アプリケーション・コンポーザを使用して、品質問題および品質処理オブジェクトで有効にした長いテキスト属性は、それぞれのサブジェクト領域に自動的に表示されます。
  • レポートのロードを高速化するために、分析の長いテキスト属性の数を制限します。

主なリソース

  • 長いテキスト・フィールドの構成の詳細は、Oracle Help Centerのアプリケーション共通のアプリケーション・コンポーザを使用したアプリケーションの構成ガイドの長いテキスト・フィールドのトピックを参照してください。
  • レポートの作成手順については、Oracle Help Centerからアクセスできる、SCM向け分析とレポートの作成および管理ガイドを参照してください。

ロール情報

ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。

  • 次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
    • 品質エンジニア(ORA_ENQ_QUALITY_ENGINEER_JOB)
  • 次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、レポートにアクセスできます。
    • トランザクション分析職務(FBI_TRANSACTION_ANALYSIS_GENERIC_DUTY)
    • 製品トランザクション分析職務(FBI_PRODUCT_TRANSACTION_ANALYSIS_DUTY)
    • BIコンシューマ・ロール(BIConsumer)

製造

プロジェクト駆動のサプライ・チェーン

プロジェクト駆動のサプライ・チェーンは、Oracle Fusion Cloud Supply Chain ManagementおよびOracle Fusion Cloud Project Managementのアプリケーションを横断したエンドツーエンドの統合ソリューションです。このソリューションは、製造および資産集約型企業の様々なビジネス・プロセスをサポートするように設計されています。

プロジェクト駆動のサプライ・チェーン・ソリューションを使用すると、プロジェクトごとに別個の組織を作成しなくても、プロジェクトのコンテキストでサプライ・チェーン・プロセスを管理できます。サプライ・チェーン・コストをプロジェクト支出として取得することもできます。

「プロジェクト駆動のサプライ・チェーン」という機能をオプト・インすると、この項で説明する機能を使用できます。

プロジェクト供給の転送に対する推奨のリリース

様々なプロジェクト駆動型の企業において、ある品目の需要を満たすために使用できるのは、その品目の供給のサブセットのみです。一般的なアプローチでは、供給および需要をプロジェクト属性およびタスク属性別にストライピングして、特定のプロジェクトまたはタスク専用の供給にします。たとえば、手持在庫や購買オーダーはプロジェクトとタスク別にストライピングします。このシナリオでは、たとえば販売オーダーの需要を満たすためには、プロジェクトおよびタスクの要件に一致する手持在庫や購買オーダーの供給のみを使用できます。ただし、このアプローチでは、一部のプロジェクトの供給が過剰になる可能性があります。

在庫コストを削減するために、プロジェクトの新しい供給を注文する前に、プロジェクト全体で余分な供給を確認できると便利です。Oracle Fusion Cloud Supply Planning作業領域を使用してプランを作成するときに、このタイプの検索が可能な柔軟なルールを設定できます。

この更新では、そのようなプランで、余分があるプロジェクトまたはタスクから不足しているところへ供給を移動するための推奨が生成されます。プランナがプランから推奨をリリースして次の文書のプロジェクト属性を変更することで、プロジェクト供給の超過を減らすことができ、それに従って後続の実行ステップが続行されます。

  • 受領または請求されていない購買オーダー・スケジュール
  • 出荷されていない転送オーダー明細
  • 未リリース・ステータスの作業オーダー
  • プロジェクトおよびタスクでストライピングされているか、プロジェクトおよびタスクの共通在庫でストライピングされていない手持在庫

プロジェクト供給の転送に関する推奨をリリースするプラン・オプションを構成する方法の例:

供給プランニングからプロジェクト供給を転送するための推奨をリリースする方法の例:

供給プランニングから共通供給をプロジェクトに転送するための推奨をリリースする方法の例:

プロジェクト駆動のサプライ・チェーン環境で、手持供給およびオーダー中供給を効率的に使用できるようになります。

デモを見る。

有効化のステップ

この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。

オファリング: サプライ・チェーン・プランニング

プロジェクト固有の供給の計画機能を次のように有効にします。

  • 企業でOracle Supply Chain Execution Cloudを使用していない場合:
    • 「オファリング」作業領域で、「サプライ・チェーン・プランニング」オファリングを選択します。「オプト・イン機能」をクリックします。
    • オプト・イン: サプライ・チェーン・プランニング・ページで、「サプライ・チェーン・プランニング」オファリングの「機能」アイコンをクリックします。
    •  「プロジェクト駆動のサプライ・チェーン」機能を有効にし、「プロジェクト固有の供給の計画」機能を有効にします。
  • 企業でOracle Supply Chain Execution Cloudを使用しており、「プロジェクト駆動のサプライ・チェーン」機能をすでにオプトインしている場合:
    • 「オファリング」作業領域で、「製造およびサプライ・チェーン資材管理」オファリングまたは「サプライ・チェーン・プランニング」オファリングを選択します。「オプト・イン機能」をクリックします。
    • オプト・イン・ページで、オファリングの「機能」アイコンをクリックします。
    • 「プロジェクト固有の供給の計画」機能を使用可能にします。
  • 企業でOracle Supply Chain Execution Cloudを使用しており、「プロジェクト駆動のサプライ・チェーン」機能をまだオプトインしていない場合:
    • 「オファリング」作業領域で、「製造およびサプライ・チェーン資材管理」オファリングまたは「サプライ・チェーン・プランニング」オファリングを選択します。「オプト・イン機能」をクリックします。
    • オプト・イン・ページで、オファリングの「機能」アイコンをクリックします。
    • 「プロジェクト駆動のサプライ・チェーン」機能を有効にし、「プロジェクト固有の供給の計画」機能を有効にします。
    • プロジェクト駆動のサプライ・チェーン機能に必要な設定を行います。詳細は、Oracle Help CenterにあるManufacturing and Supply Chain Materials Management実装ガイドのプロジェクト駆動のサプライ・チェーンの章を参照してください

オプト・インを有効にした後、次のステップを実行して、プロジェクトおよびタスクを含むプランニング属性によって予測の消費を開始します。

  1. 制約なしの供給プランまたは需要と供給プランを作成します
  2. 「プロジェクト・グループ」、「プロジェクト」および「タスク」プランニング属性を使用して、属性ベースのネッティング・ルールを割り当てます
  3. 「供給」タブの「一般」サブタブで、「プロジェクトとタスク間の供給の移動可能」オプションを選択します。
  4. プランを実行します
  5. プロジェクト供給をOracle Cloud SCMに転送する推奨のリリース

ヒントと考慮事項

  • プロジェクト需要に予約された共通供給は、Oracle Cloud SCMにプロジェクト供給を転送するためにリリースできません。
  • 共通およびプロジェクトの移動中出荷、受入中出荷、および別のプロジェクトおよびタスクでプロジェクト需要にペグされた購買依頼供給は、プロジェクト供給をOracle Cloud SCMに転送するためにリリースできません。
  • プロジェクト需要にペグされたオーダー管理にインタフェースされる共通移動オーダーは、プロジェクト供給をOracle Cloud SCMに転送するためにリリースできません。
  • 在庫の手持プロジェクト転送はファースト・イン・ファースト・アウト・ベースで処理されます
  • 「ペギングを計算する日数」プラン・オプションは、nullまたはプラン範囲と同じである必要があります。プロジェクト供給の転送に関する推奨のリリースは、プランでペギングが計算される供給および需要に対してサポートされています。

主なリソース

ロール情報

  • サプライ・チェーン・プランニングでこれらの事前定義済ジョブ・ロールまたはこれらの権限を含む構成済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、この機能に自動的にアクセスでき、推奨をリリースできます
    • ジョブ・ロール
      • サプライ・チェーン・プランナ(ORA_MSC_SUPPLY_CHAIN_PLANNER_JOB)
      • 資材プランナ(ORA_MSC_MATERIALS_PLANNER_JOB)
    • 権限
      • 「供給プランニング」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_SUPPLY_PLANNING_WORK_AREA_PRIV)   
      • 「需要および供給プランニング」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_DEMAND_AND_SUPPLY_PLANNING_WORK_AREA_PRIV)
  • サプライ・チェーン・オーケストレーションでこれらの事前定義済ジョブ・ロールまたはこれらの権限を含む構成済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、この機能に自動的にアクセスでき、推奨をリリースできます
    • ジョブ・ロール
      • サプライ・チェーン運用マネージャ(ORA_DOS_SUPPLY_CHAIN_OPERATIONS_MANAGER_JOB)
    • 権限
      • 供給オーダーの編集(DOS_EDIT_SUPPLY_ORDERS_PRIV)
      • 供給要求例外の管理(DOS_MANAGE_SUPPLY_REQUEST_EXCEPTIONS_PRIV)
      • 供給オーダーの処理インタフェース(DOS_PROCESS_SUPPLY_ORDER_INTERFACE_PRIV)
      • 供給オーダー・インタフェース・データのパージ(DOS_PURGE_SUPPLY_ORDER_INTERFACE_PRIV)
      • 供給オーダー例外およびステータスの表示(DOS_VIEW_SUPPLY_ORDER_EXCEPTIONS_AND_STATUS_PRIV)
      • 供給オーダーの表示(DOS_VIEW_SUPPLY_ORDERS_PRIV)
      • 購買オーダーの表示(PO_VIEW_PURCHASE_ORDER_PRIV)
      • 在庫転送オーダーの管理(INV_MANAGE_INVENTORY_TRANSFER_ORDER)
      • 作業オーダーの表示(WIP_VIEW_WORK_ORDERS_PRIV)
  • 購買でこれらの事前定義済ジョブ・ロールまたはこれらの権限を含む構成済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、この機能に自動的にアクセスでき、推奨をリリースできます
    • ジョブ・ロール
      • バイヤー(ORA_PO_BUYER_JOB)
    • 権限
      • 購買オーダーの表示(PO_VIEW_PURCHASE_ORDER_PRIV)
  • 在庫でこれらの事前定義済ジョブ・ロールまたはこれらの権限を含む構成済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、この機能に自動的にアクセスでき、推奨をリリースできます
    • ジョブ・ロール
      • 在庫マネージャ(ORA_INV_INVENTORY_MANAGER)
      • 倉庫マネージャ(ORA_INV_WAREHOUSE_MANAGER)
    • 権限
      • 在庫属性トランザクション要求の処理(INV_PROCESS_INVENTORY_ATTRIBUTE_TRANSACTION_REQUEST)
  • 製造でこれらの事前定義済ジョブ・ロールまたはこれらの権限を含む構成済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、この機能に自動的にアクセスでき、推奨をリリースできます
    • ジョブ・ロール
      • 生産監督者(ORA_WIE_PRODUCTION_SUPERVISOR_JOB)
    • 権限
      • 作業オーダーの表示(WIP_VIEW_WORK_ORDERS_PRIV)

製造

製造作業定義および標準操作に対する監査証跡の有効化

現在は、電子レコードおよび電子署名を有効にして、製造作業定義およびその子オブジェクトのユーザー・インタフェースを介して行われたデータ変更を追跡およびサインオフできます。この更新では、ユーザー・インタフェース、スプレッドシートのアップロード、インポートまたはRESTサービスを介して作成、更新および削除された製造作業定義および標準工程の監査証跡も取得できます。

作業定義の監査証跡には、次のものの作成、更新および削除が含まれます。

  • 作業定義ヘッダーおよびバージョン属性
  • 工程
  • 工程項目(文書および代替コンポーネントを含む)
  • 工程出力(プロセス製造作業定義の場合)
  • 工程リソース(代替リソースを含む)
  • 任意のレベルの添付
  • 任意のレベルの付加フレックスフィールド(DFF)

次のスクリーンショットは、作業定義変更の監査レポートを示しています。「属性詳細の表示」チェック・ボックスを選択すると、各更新の古い値と新しい値が表示されます。

監査レポート: 作業定義

標準工程の監査証跡には、次のものの作成、更新および削除が含まれます。

  • 標準工程属性
  • 工程リソース(代替リソースを含む)
  • 任意のレベルの添付
  • 任意のレベルの付加フレックスフィールド(DFF)

次のスクリーンショットは、標準工程変更の監査レポートを示しています。「属性詳細の表示」チェック・ボックスを選択すると、各更新の古い値と新しい値が表示されます。

監査レポート: 標準工程

任意の方法による作業定義および標準工程の作成、更新および削除の監査証跡をサポートする組込み機能を使用すると、製造マスター・データ監査要件に関する米国連邦規則集(21 CFR Part 11)に準拠できます。

デモを見る。

有効化のステップ

製造作業定義および標準工程の監査証跡を有効にするには、次のステップを実行します。

  1. 「設定および保守」作業領域で、次の項目に移動します。
  • オファリング: 製造およびサプライ・チェーン資材管理
  • 機能領域: アプリケーション拡張
  • タスク: 監査ポリシーの管理
  1. 「監査ポリシーの管理」ページで、「ビジネス・オブジェクト属性の構成」ページにナビゲートします。
  2. 「製品」の「共通作業設定」を選択します。
  3. 標準工程オブジェクトまたは作業定義オブジェクト(あるいはその両方)を選択します。すべてまたは任意の子オブジェクトの監査を有効にできます。
  4. オブジェクトを選択し、「作成」処理を使用して属性を追加したり、そのオブジェクトの既存の属性を削除します。

作業定義および標準工程の監査の有効化

設定デモを見る

ヒントと考慮事項

  • 基準タイプや代替資材単位など、製品情報管理(PIM)から参照される品目構成コンポーネント属性は、製造作業定義の一部として監査できません。変更オーダーを実装すれば、これらの品目構成コンポーネント属性の変更を追跡できます。
  • 作業定義の監査証跡には、複数のバージョンで有効な工程に対して行われた工程、工程項目、工程出力または工程リソースに対する変更の影響を受ける作業定義バージョンが表示されます。
  • 監査は、いつでも有効化および無効化できます。同様に、作業定義および標準工程のすべての属性も、いつでも含めたり、除外できます。
  • 提供時の設定では、有効になっていない属性があります。ビジネスにとって重要なものは必ず有効にしてください。
  • 監査証跡は遡及的には有効化できません。

主なリソース

ロール情報

ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。

  • 次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
    • 内部監査者(ORA_FND_INTERNAL_AUDITOR_JOB)
    • アプリケーション管理者(ORA_FND_APPLICATION_ADMINISTRATOR_JOB)
  • 次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
    • 監査履歴の表示(FND_VIEW_AUDIT_HISTORY_PRIV
    • 監査ポリシーの管理(FND_MANAGE_AUDIT_POLICIES_PRIV)

作業手配リストでの文書項目の表示

生産工程には、高品質の製品を生産するために適切なステップを実行するオペレータが必要です。製造手順のトレーニングに加えて、エラーを防止するような方法でステップを体系的に実行するためのビジュアル・キューも必要です。様々なタイプの作業指示が、生産オペレータがジョブを正確に実行するのに最適です。文書、スケッチ、画像、3Dビューまたは任意の形式のビジュアル・ドキュメントのいずれの形式でも、オペレータがジョブを実行するのに役立ちます。

この更新では、Oracle Fusion Cloud Product Developmentで文書項目を作成し、文書項目に添付を追加し、設計変更オーダーを起動して文書項目および添付の最新改訂をリリースできます。添付がある文書項目が設計変更オーダーで管理されている場合は、変更を常に管理し、添付の最新リリースを使用可能にするために、設計変更オーダーを介してのみ添付に対する追加の更新を実行できます。

文書項目は項目構成に追加するか、作業定義工程に項目として直接追加できます。

文書項目の添付は、作業手配リストおよび「サプライヤ工程の管理」ページで添付アイコンを使用して表示できます。「マスター組織」には、現在有効な文書の改訂の添付のアクティブな改訂が常に表示されます。

作業オーダー工程指示

最新の作業手順の仕様に従って正確な生産を実行すると、製造現場のエラーが減り、適正な品質を維持できます。

デモを見る。

有効化のステップ

この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。

オファリング: 製造およびサプライ・チェーン資材管理

ヒントと考慮事項

十分に検討する必要がある実装上の考慮事項は次のとおりです。

  • 任意の時点でオプトインを有効または無効にできます。
  • オプトイン後、添付アイコンは「作業手配リストのレビュー」ページおよび「サプライヤ工程の管理」ページの作業オーダー工程行から、その行の拡張リージョンに移動します。

主なリソース

ロール情報

  • 次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
    • 生産監督者(ORA_WIE_PRODUCTION_SUPERVISOR_JOB)
    • 生産オペレータ(ORA_WIE_PRODUCTION_OPERATOR_JOB)

作業実行ページからの拡張可能作業オーダー伝票の生成

作業オーダー伝票は、生産中に物理的な資材とともに移動する重要な文書です。この文書は、各生産ステップでの作業内容をオペレータが正確に把握するのに役立ちます。

この更新より前は、スケジュール済プロセスを介してのみ拡張可能作業オーダー伝票を生成できました。

この更新では、生産オペレータが「拡張可能作業オーダー伝票レポートの生成」タスクを使用して、「作業オーダーの管理」、「作業手配リストのレビュー」および「サプライヤ工程の管理」ページから拡張可能作業指オーダー伝票を起動できます。

「作業オーダーの管理」ページからの拡張可能伝票の生成

「作業手配リストのレビュー」ページからの拡張可能伝票の生成

この機能では、「作業オーダーの管理」、「作業手配リストのレビュー」および「サプライヤ工程の管理」ページから拡張可能作業オーダー伝票を生成できるため、オペレータの使いやすさが向上します。

デモを見る。

有効化のステップ

この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。

オファリング: 製造およびサプライ・チェーン資材管理 オプションではなくなった開始バージョン: 更新22D

ヒントと考慮事項

オプト・イン後またはオプト・インの失効時に、「作業オーダーの管理」、「作業手配リストのレビュー」および「サプライヤ工程の管理」ページから、作業オーダー伝票および拡張可能作業オーダー伝票を生成できます。ページ・コンポーザを使用して、必要な処理のみをメニューに表示できます。

主なリソース

ロール情報

  • 次の事前定義済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。      
    • 生産オペレータ(ORA_WIE_PRODUCTION_OPERATOR_JOB)
  • 次の権限が割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。 
    • 権限: WIP_PRINT_WORK_ORDER_TRAVELER_PRIV