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  1. 更新24C
  1. 改訂履歴
  2. 概要
  3. 機能のサマリー
  4. サブスクリプション管理
    1. サブスクリプション管理
        1. アドホック請求明細の追加
        2. 既存のサブスクリプションに対する見込み会計
        3. 法的エンティティのタイム・ゾーンの請求日付
  5. Sales Automationコア共通
    1. CRM共通コンポーネント
        1. メッセージ・フッター・テンプレートの実稼働環境への転送
        2. CX営業のナビゲーション・バー
    2. 検索
        1. ワークスペースおよびRedwoodリスト・ページの関連オブジェクトの階層に基づくレコードのフィルタ
        2. ワークスペースおよびRedwoodリスト・ページにおけるリソースおよびテリトリ階層でのフィルタ
    3. 簡易設定
    4. CXフレームワーク
        1. 標準オブジェクトに対して、管理者は拡張ジェネレータを使用して、子オブジェクトおよび関連オブジェクトを追加できます。
        2. URLディスパッチャ・サービスを使用して、ユーザーが処理ボタンまたは静的リンクをクリックしたときのナビゲート先のページを上書きできます。
    5. CX基盤
    6. 顧客センター
  6. Sales Automation基盤共通
    1. リードおよび商談
        1. 拡張パフォーマンスのための大量売上明細カスケードの有効化
        2. 複数のCPQプロセスのサポート
        3. 商談の作成時の製品の追加

更新24C

改訂履歴

本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。

日付 モジュール 機能 ノート
2024年6月7日     初版作成。

この表には、文書の変更の時系列リストが含まれています。

概要

お客様のアイデアをお聞かせください

ご意見をお待ちしています。クラウド・サービスをさらに改善する方法について提案がございましたらどうぞお教えください。アイデアを送信するにはいくつかの方法があります。たとえば、Oracle Customer ConnectのIdeas Labを使用します。機能名の後にこのアイコンが表示されている箇所は、お客様のアイデアを実現した機能です。

フィードバックをお寄せください

本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。

免責事項

この文書に記載された情報には、オラクルの製品開発プランに関する説明文が含まれていることがあります。オラクルの製品開発プランと、今後の製品リリースの本質および時期に対し、様々な要因が大きく影響を及ぼします。したがって、この情報はあくまで情報として提供されるものであり、マテリアルやコード、機能を提供することのコミットメント(確約)ではないため、購買決定を行う際の判断材料になさらないでください。記載されている機能の開発、リリースおよび時期については、オラクルの単独の裁量により決定されます。

この情報は、オラクルおよびその子会社や関連会社との契約を構成するものではありません。特にこの情報についてオラクルは一切の責任を負いかねます。詳細は、法律上の注意点および使用条件を参照してください。

機能のサマリー

列の定義:

すぐ使用できる状態で提供される機能

レポート = 新規または変更済の、オラクル社提供の実行可能レポート。

UIまたはプロセスベース: 小規模 これらのUIまたはプロセスベースの機能は、通常、フィールド、検証またはプログラムの軽微な変更で構成されます。したがって、ユーザーへの影響は最小限です。

UIまたはプロセスベース: 大規模* これらのUIまたはプロセスベースの機能には、より複雑な設計が含まれます。したがって、ユーザーに及ぼす影響は大きくなります。

機能が無効化状態で提供 = エンド・ユーザーがこれらの機能を使用する前にアクションが必要です。これらの機能は提供時には使用不可になっているため、機能を使用可能にするかどうかおよび使用可能にする時期を選択してください。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域を最初にレポートに組み込む必要がある、b)新しいWebサービスを使用するには統合が必要である、c)機能にアクセスするには、ユーザー・ロールに機能を割り当てる必要があるなどです。

エンド・ユーザーがすぐに使用可能
(機能が使用可能な状態で提供)

レポートと小規模UIまたはプロセスベースの新機能が更新後にユーザーに与える影響は最小限です。したがって、顧客受入テストでは、大規模UIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当てる必要があります。

エンド・ユーザーが使用する前に処理が必要
(使用不可の状態で提供される機能)

これらの機能を使用するために、膨大な作業は不要です。利用することを選択する際には、テストと展開のタイミングを設定します。

機能

レポート

UIまたは
プロセスベース:
小規模

UIまたは
プロセスベース:
大規模*

サブスクリプション管理

サブスクリプション管理

アドホック請求明細の追加

既存のサブスクリプションに対する見込み会計

法的エンティティのタイム・ゾーンの請求日付

Sales Automationコア共通

CRM共通コンポーネント

メッセージ・フッター・テンプレートの実稼働環境への転送

CX営業のナビゲーション・バー

検索

ワークスペースおよびRedwoodリスト・ページの関連オブジェクトの階層に基づくレコードのフィルタ

ワークスペースおよびRedwoodリスト・ページにおけるリソースおよびテリトリ階層でのフィルタ

簡易設定

CXフレームワーク

標準オブジェクトに対して、管理者は拡張ジェネレータを使用して、子オブジェクトおよび関連オブジェクトを追加できます。

URLディスパッチャ・サービスを使用して、ユーザーが処理ボタンまたは静的リンクをクリックしたときのナビゲート先のページを上書きできます。

CX基盤

顧客センター

Sales Automation基盤共通

リードおよび商談

拡張パフォーマンスのための大量売上明細カスケードの有効化

複数のCPQプロセスのサポート

商談の作成時の製品の追加

サブスクリプション管理

サブスクリプション管理

アドホック請求明細の追加

請求要約UIで新規処理「アドホック請求明細の追加」を使用して、アドホック請求明細を作成できるようになりました。この処理により、プラスまたはマイナスの金額を含む請求明細を請求要約に追加できます。この請求明細について、手数料名、請求期間、請求日付およびインタフェース日付を指定できます。

  1. エラー訂正 - 専門サービスの請求時にエラーが発生することがあります(請求レートや時間が正しくない、請求先が間違っているなど)。訂正はアドホック請求明細として作成できます。
  2. 価格設定または条件のエラー: 最初の契約価格設定または条件に誤りがあった場合、アドホック請求明細を作成して、訂正を発行できます。
  3. 延滞料: 加入者が期日どおりに支払わない場合に、延滞料回収ビジネス・プロセスがシステムにない場合は、アドホック請求明細として延滞料が適用される場合があります。
  4. 規制またはコンプライアンス・コスト: 追加のリソースまたは投資がサービス・プロバイダで必要になる新しい規制要件またはコンプライアンス標準がある場合、アドホック手数料がサブスクライバの負担になる場合があります。
  5. その他の手数料: 管理手数料、処理手数料、サブスクリプション・サービスに関連するその他の経費など、その他の予期しないコストが、アドホック請求明細として適用される場合があります。
  6. 通常はサブスクリプションに含まれないが、サブスクリプションとともに請求される商品またはサービスに対する支払を顧客から回収します。

有効化のステップ

この機能を使用可能にするために必要な手順はありません。

ヒントと考慮事項

  1. アドホック請求明細を追加できるようにするには、アドホック請求明細の追加の許可権限をカスタム・ロールに割り当てる必要があります。
  2. この権限は「サブスクリプション担当者」ロールに追加されています。
  3. アドホック請求明細は、マイナスのスタンドアロン販売価格(SSP)が設定された新規売上文書として作成されます。Revenue Management Cloudでは、マイナスのSSPは受け入れられません。お客様は、サービス・マッパーを使用してSSPを変更する必要があります。
  4. 請求明細金額は、プラスまたはマイナスにできます。
  5. 全クレジットに対しても、アドホック明細は削除されたり、貸方記入されません。ユーザーは、これらの請求明細を貸方記入する必要があるかどうかを手動で決定する必要があります。

既存のサブスクリプションに対する見込み会計

既存のサブスクリプションに対してRevenue Management Cloudで見込み会計を実行できるようになりました。サブスクリプションを明示的に選択し、ジョブ「見込み会計のサブスクリプションの準備」を実行できます。

  1. ライフサイクル操作の実行時または契約値の変更時に、すでに存在するサブスクリプションが見込み会計の対象となる可能性があります。

有効化のステップ

この機能を使用可能にするために必要な手順はありません。

ヒントと考慮事項

  1. 価格設定条件のある既存のエバーグリーン・サブスクリプションおよびサブスクリプションは、見込み会計に対して有効にできません。
  2. 見込み会計に対して有効にするには、ESSをバッチで実行し、選択したサブスクリプションが移行されているかどうかを検証します。
  3. ドラフト/承認待ち/取消済/修正中/クローズ済(将来の日付でクローズされたアクティブな明細を含む)ステータスの既存のサブスクリプション製品は、見込み会計に対して有効になりません。ドラフト・ステータスの製品を見込み会計に対して有効にするには、請求スケジュールを再生成してください。承認待ちステータスのサブスクリプション製品の場合は、承認を取り下げて請求スケジュールを再生成するか、承認プロセスが完了するまで待機してからESSを実行します。修正中の製品の場合は、修正プロセスが完了するのを待ってから、サブスクリプションがアクティブになった後にESSを実行します。
  4. 手数料に対して請求と売上の間に差異がある場合は、それに対応する製品が移行されません。次がチェックされます:
    1. 請求明細合計金額が、売上明細の最終改訂金額と一致する必要があります。
    2. 固定手数料については、最も早い請求開始日および最も遅い請求終了日が、対応する売上明細のルール開始日およびルール終了日と一致する必要があります。

法的エンティティのタイム・ゾーンの請求日付

サブスクリプションの法的エンティティが属するタイム・ゾーンで、請求明細を売掛管理に送信できるようになりました。

  1. 売上が正しい会計期間にレポートされます。

有効化のステップ

  1. プロファイル・オプション「法的エンティティ・タイム・ゾーンの使用可能」を「はい」に設定する必要があります。
  2. タイム・ゾーンを法的エンティティの識別住所に割り当てる必要があります。
  3. プロファイル・オプション「サブスクリプション日付を法的エンティティ・タイム・ゾーンに変換」を「はい」に設定する必要があります。

ヒントと考慮事項

  1. プロファイル・オプション「サブスクリプション日付を法的エンティティ・タイム・ゾーンに変換」が「はい」に設定されている場合、サブスクリプションでユーザーが入力する日付は、すでに法的エンティティのタイム・ゾーンであるとみなされます。
  2. 請求明細のインタフェース日付も、法的エンティティのタイム・ゾーンに変換されます。
  3. 既存の請求明細は、プロファイル・オプションに従って、このインタフェース日付および請求書日付には更新されません。ただし、請求明細が売掛管理にインタフェースされると、インタフェースされた日付が法的エンティティ・タイム・ゾーンに変換され、売掛管理に送信されます。

主なリソース

  1.  

Sales Automationコア共通

CRM共通コンポーネント

メッセージ・フッター・テンプレートの実稼働環境への転送

メッセージ・テンプレート・フッターを実稼働環境に転送して、関連するメッセージ・テンプレートとともに使用できるようになりました。

メッセージ・テンプレートで使用するために段階的に作成したメッセージ・フッターを実稼働環境に転送できるようになったので、実稼働環境でメッセージ・フッターを再作成してメッセージ・テンプレートに再アタッチする必要がなくなりました。

有効化のステップ

この機能を使用可能にするために必要な手順はありません。

アクセス要件

次のロールでメッセージ・テンプレートを管理できます:

  • 営業管理者
  • アプリケーション実装コンサルタント
  • 顧客関係管理アプリケーション管理者

CX営業のナビゲーション・バー

アプリケーション内のナビゲーション・バーで、Redwoodエクスペリエンスにとどまれるようになりました。ナビゲーション・バーで、既存のアプリケーション内から別のCX営業アプリケーションを選択できます。フラグメントを使用して、CX営業アプリケーションのナビゲーション・バーが自動的に表示されます。メニュー項目は、「構成」に定義されているメニュー・グループに基づいています。RedwoodのCX営業アプリケーション以外のアプリケーションへのメニュー項目は表示されません。デフォルトのメニュー・グループは「Redwood営業」ですが、デフォルト・グループを変更したり、ナビゲーション・バーを使用不可にできます。

お客様は、CX営業内の他のアプリケーションに少ないクリック数でアクセスでき、Redwoodエクスペリエンスにとどまることができます。

有効化のステップ

この機能を使用可能にするために必要な手順はありません。

ヒントと考慮事項

ナビゲーション・バーでは、「構成」に構成され、スプリングボードで使用可能なメニュー項目が使用されます。つまり、同じアイコン、表示名、URLおよびユーザー・アクセス権が適用されます。ナビゲーション・バーには、最大8個のメニュー項目が表示されます。ナビゲーション・バーは、Redwoodのカスタム・アプリケーションにも適用されます。

カスタム・アプリケーションでナビゲーション・バーを使用不可にするには:

  1. Visual Builder Studio (VBS)ワークスペースで、cx-customフォルダにナビゲートします。
  2. フォルダを開き、アプリケーション、コンテナの順にクリックします。
  3. コンテナ・タブ(右ペイン)で、「ページデザイナー」をクリックします。
  4. ビューを「コード」に変更して、次の行を貼り付けます: <oj-vb-fragment-param name="navigationBarGroupNode" value="[[ null ]]"></oj-vb-fragment-param>
  5. コード・ブロックが次のようになります:

<div class="oj-flex">

<oj-vb-fragment bridge="[[vbBridge]]" name="oracle_cx_fragmentsUI:cx-container" class="oj-flex-item oj-sm-12 oj-md-12">

<oj-vb-fragment-param name="vbRouterFlow" value="[[vbRouterFlow]]"></oj-vb-fragment-param>

<oj-vb-fragment-param name="user" value="[[$application.user]]"></oj-vb-fragment-param>

<oj-vb-fragment-param name="navigationBarGroupNode" value="[[ null ]]"></oj-vb-fragment-param>

</oj-vb-fragment>

</div>

CX営業アプリケーションのナビゲーション・バーを変更または使用不可にするには:

  1. Visual Builder Studio (VBS)ワークスペース内で、「CX Sales」フォルダにナビゲートして、cx-salesノードをクリックします。
  2. 「cx-sales」タブ(右ペイン)で、「変数」をクリックします。
  3. 「デフォルト値」というボックスに、nullを入力してナビゲーション・バーを使用不可にするか、必要なメニュー・グループのグループ・メニューIDを入力します。

グループ・メニューIDを見つけるには:

  1. 「構成」アプリケーションにナビゲートします。
  2. 右クリックしてブラウザ・メニュー(Chrome)を表示し、「検査」を選択します。
  3. ブラウザ・パネルから「アプリケーション」タブを選択します。
  4. 「ストレージ」で「ローカル」ストレージをクリックすると、すぐ下にfusion urlがリストされます。
  5. 「NavMenu」を検索して、"restNavMenuNode..."の値をクリックします。
  6. すぐ下のパネルにメニュー・ノードがリストされますが、読むのが大変です。最上位のメニュー・ノードを右クリックして、「オブジェクトのコピー」を選択することをお薦めします。
  7. オブジェクトをメモ帳アプリケーションに貼り付けて、メニュー・グループ名を検索しください。"groupNode"というnodeTypeが設定されていることを確認してください。"id"値を引用符を含めずにコピーして、「cx-sales」タブ(「CX Sales」フォルダ配下)のVBSのnavigationBarGroupNode変数の「デフォルト値」に貼り付けます。次の例のグループ・メニューIDはc_873180ffc1fa42c4b02d2896a818832aです。

 "icon": "/images/qual_cluster_16.png",

 "id": "c_873180ffc1fa42c4b02d2896a818832a",

 "label": "Navigation Menu Group",       

 "nodeType": "groupNode",       

 "rendered": "true"

ノート: 前述のステップに従ってもメニュー・グループが見つからない場合は、次のステップを使用してキャッシュをリフレッシュしてください:

  1. 「構成」アプリケーションにナビゲートします。
  2. 右クリックしてブラウザ・メニュー(Chrome)を表示し、「検査」を選択します。
  3. ブラウザ・パネルから「アプリケーション」タブを選択します。
  4. 「ストレージ」で「ローカル」ストレージをクリックすると、すぐ下にfusion urlがリストされるので、そのurlを右クリックして「クリア」を選択します。
  5. Redwood営業にナビゲートして、「担当者」や「商談」などのアプリケーションを選択します。Redwoodアプリケーションでは、フラグメントを使用してメニュー・キャッシュが再ロードされるので、これが必要になります。
  6. ここで、「構成」アプリケーションに戻って、ステップに従ってグループ・メニューIDを見つけます。

  

アクセス要件

デフォルト・メニュー・グループのメニュー項目に対するアクセス権がユーザーにある場合は、ナビゲーション・バーが表示されます。

グループ・メニューを変更したり、ナビゲーション・バーを使用不可にするには、「構成」アプリケーションおよびVisual Builder Studioに対するアクセス権が管理者に必要です。

検索

ワークスペースおよびRedwoodリスト・ページの関連オブジェクトの階層に基づくレコードのフィルタ

ワークスペースおよびRedwoodリスト・ページの関連オブジェクトの階層に基づいて、レコードをフィルタで除外できます。たとえば、アカウントに属するすべての商談およびその階層のすべてのアカウントのリストを表示できるとします。

ワークスペースおよびRedwoodリスト・ページのアカウントまたは階層に基づいて関連オブジェクトをフィルタして、ユーザーの表示を改善できます。

有効化のステップ

この機能を使用可能にするために必要な手順はありません。

ワークスペースおよびRedwoodリスト・ページにおけるリソースおよびテリトリ階層でのフィルタ

リソースおよびテリトリ階層のフィルタがダッシュボードに公開されており、そこからドリルダウンする際には、Redwoodリスト・ページにも同じフィルタが適用されます。また、これらは、Redwoodリスト・ページおよびワークスペースのレコードをフィルタするためにも使用できます。これにより、リスト・ページおよびワークスペースが使いやすくなります。

この機能は、ワークスペースとRedwood営業のリスト・ページの両方でレコードのフィルタを使いやすくするのに役立ちます。

有効化のステップ

フィルタ・リストの「リソース」および「テリトリ階層」フィールドを使用可能にするには、次のステップを実行します:

  • 「設定と保守」作業領域にナビゲートして、「適応型検索の構成」タスクをクリックします。
  • 「UIの構成」タブをクリックします。 
  • 「リソース」および「テリトリ階層」フィールドをフィルタとして追加するオブジェクトを選択します。
  • 必要なフィールドを使用可能にします。
  • 「保存」をクリックします 

詳細は、https://docs.oracle.com/en/cloud/saas/sales/fasqa/how-do-i-make-a-field-searchable-in-the-UI.html#s20068241のページの「UIでフィールドをフィルタとして使用可能にする」を参照してください

簡易設定

CXフレームワーク

標準オブジェクトに対して、管理者は拡張ジェネレータを使用して、子オブジェクトおよび関連オブジェクトを追加できます。

標準オブジェクト構成

標準オブジェクト構成

管理者は拡張ジェネレータを使用して、子および関連オブジェクト(1対多および多対多)を追加できます。

作成や追加など、必要なスマート処理がサンドボックス内に生成されます。

また、管理者が既存のカスタム・オブジェクトを拡張ジェネレータにインポートして、それらを構成することもできます。

パネルおよびサブビューからドリルダウンして作業するには、多対多関係を公開する必要があります。

コーディングは不要です。管理者は拡張ジェネレータ・ツールを使用できます。

有効化のステップ

アプリケーション・コンポーザを利用してページ・レイアウトおよび属性を表示/調整します。アプリケーション・コンポーザの使用によるアプリケーションの拡張の詳細は、Oracle Help Center関心のあるアプリケーション・サービス領域→「Books」→「Configuration and Extension」を参照してください。

URLディスパッチャ・サービスを使用して、ユーザーが処理ボタンまたは静的リンクをクリックしたときのナビゲート先のページを上書きできます。

URLディスパッチャ・サービスを使用して、ユーザーが次の処理ボタンまたは静的リンクをクリックしたときのナビゲート先のページを上書きできます:

  • ドロワーの「作成」処理
  • 編集ページの「保存」処理
  • 任意のサブビューの「概要に移動」リンク
  • 任意のサブビューの「リストに移動」リンク

処理ボタンおよび静的リンクのナビゲート先を上書きする新しいオプション

処理ボタンおよび静的リンクのナビゲート先を上書きする新しいオプション

処理ボタンや静的リンクのナビゲーションを上書きするURLディスパッチャ・サービスの使用例

アクション/リンク 説明

「作成」ボタン(ドロワー)

オブジェクト・レコードを作成した後に、デフォルトのナビゲート先を上書きします。

アカウント詳細ページで商談を作成した後、商談概要ページにナビゲートするかわりに、現在のページにとどまることができます。

「保存」ボタン(編集)

オブジェクト・レコードの編集を保存した後に、デフォルトのナビゲート先を上書きします。

商談に対する変更をユーザーが保存した後、商談折りたたみページにナビゲートするかわりに、商談編集ページにとどまることができます。

「概要に移動」リンク

オブジェクト・レコードのデフォルト概要ページを上書きします。

アカウント・ページの任意のサブビューでユーザーが「概要に移動」リンクをクリックすると、カスタム・アカウント360ページにナビゲートします。

「リストに移動」リンク

オブジェクトのリスト・ページを上書きします

オブジェクトの任意のサブビューで「リストに移動」リンクをユーザーがクリックすると、カスタム・リスト・ページにユーザーがナビゲートされます。

有効化のステップ

この機能を使用可能にするために必要な手順はありません。

アクセス要件

  • 営業管理者
  • カスタム関係管理アプリケーション管理者

CX基盤

顧客センター

Sales Automation基盤共通

リードおよび商談

拡張パフォーマンスのための大量売上明細カスケードの有効化

商談売上処理を簡素化することで、拡張パフォーマンスを実現できるようになりました。大量」オプションを有効にして、大量の商談売上処理時のパフォーマンスを向上できるようになりました。これらのパフォーマンスを向上させるためにカスケード動作の一部が制限されるため、いくつかの重要な考慮事項があります。

大量カスケード・ロジックを有効にすることで、売上明細が多い商談があるお客様は、パフォーマンスの大幅な向上が期待できます。

有効化のステップ

次のステップを使用して、「商談同期カスケード使用可能」(MOO_ENABLE_INSYNC_CASCADE)プロファイル・オプションの値を変更します。

  1. 「設定および保守」作業領域で、次の項目に移動します。
    1. オファリング: 営業
    2. 機能領域: 営業基盤
    3. タスク: 管理者プロファイル値の管理
  2. 「管理者プロファイル値の管理」ページの検索リージョンで、プロファイル・オプション・コード名「MOO_ENABLE_INSYNC_CASCADE」を「プロファイル・オプション・コード」フィールドに入力します。
  3. 「検索」をクリックします
  4. プロファイル・オプションの値を「大量」に変更します。
  5. 「保存してクローズ」をクリックします。

オプションで、大量カスケード・プロセスの商談売上明細数のしきい値を指定できます。設定されたしきい値を、この数が超えている場合は、大量カスケード・プロセスが適用されます。ORA_MOO_HV_REV_THRESHOLD_CASCADEプロファイル・オプションを検索し、大量カスケード・ロジックに適格となるために必要な商談の保存済売上明細の数に、その値を変更します。

ヒントと考慮事項

この機能を使用するとビジネスに役立つかどうかを判断するための重要な考慮事項がいくつかあります:

  • 売上明細に対してフィールド・トリガーが定義されている場合、しきい値を超える商談に対しては、これらのフィールド・トリガーが起動されません
  • 売上明細に基づくシグナルがある場合、しきい値を超える商談に対しては、これらのシグナルが生成されません
  • 商談の保存時に売上明細を更新するカスタマイズがある場合は、期待したパフォーマンス向上を達成できない場合があります

アクセス要件

この機能を有効にするには、「設定および保守」へのアクセス権がユーザーに必要です。これらは通常、営業管理者です。この機能を有効にすると、アプリケーション全体で変更されます。

複数のCPQプロセスのサポート

Oracle SalesとOracle CPQの統合を使用して、お客様の複数のCPQプロセスをサポートします。この機能では、複数のCPQプロセスを使用して製品の価格設定と見積りをするお客様が、単一の営業インスタンスを使用して見積りを作成して商談に追加できます。商談属性によって定義された商談の特性に基づいて、CPQプロセスは異なる場合があります。商談属性の例としては、商談に関連付けられたビジネス・ユニット、収益額、クローズ日またはカスタム属性などがあります。特定のプロセスへの接続は、営業とCPQの統合定義の一部として、商談属性の条件ルールによって定義されます。

• 単一のOracle Salesインスタンスで、複数の見積プロセスが使用可能になります。見積プロセスごとに、1つのOracle Salesインスタンスを設定する必要はありません。

• 商談属性を使用したルールを設定して、複数のCPQプロセスへのアクセスを制御できます。

• 複数のCPQプロセスにまたがるルールのインテリジェント検証。

有効化のステップ

Oracle SALES-CPQ統合設定

詳細は、Oracle SalesとOracle CPQの統合を参照してください

  1. エンド・ポイントURL、プロセス名、文書名を指定してCPQプロセスを定義し、承認を設定します。
  2. 優先度の値を設定し、1つのプロセスをデフォルトに設定して、複数のCPQプロセスが同時にアクティブになるように設定します。
  3. CPQプロセスごとに条件ルールを指定します。ルールを作成できるのは、問合せ可能な商談属性のみで、他のオブジェクトではサポートされていません。つまり、複数プロセスを使用できるのは、商談見積に対してのみです。商談属性の例としては、商談に関連付けられたビジネス・ユニット、収益額、クローズ日、受注確度またはカスタム属性などがあります。
  4. 商談の標準属性やカスタム属性を条件ルールに含めることができるようにするには、それらがアプリケーション・コンポーザで検索可能に設定されていることを確認してください。

ノート:

  1. 「デフォルト」として設定されているCPQプロセスは常に1つです。ルールが設定されていない場合や、設定されているルールが正しくなく、特定のプロセスに解決できない場合は、見積り用のデフォルトとして指定されているプロセスが使用されます。
  2. 矛盾するルールが設定されているCPQの場合は、優先度メカニズムがあり、数字が小さいプロセスの優先度が高いと見なされます。
  3. 各CPQプロセスの条件が優先度順に評価され、見積処理中の現在の商談と比較されます。

ヒントと考慮事項

  • 商談属性に基づいて見積を管理するために、複数のCPQプロセスを使用します
  • 複数のCPQプロセスに接続するためのルールを設定します
  • 適切なCPQルールへのアクセスを提供するルールに優先度を付けます
  • ルールが設定されていない場合のデフォルトCPQプロセスを指定します
  • 複数のCPQプロセスを同時にアクティブにできるようにします

主なリソース

Oracle SalesとOracle CPQの統合

商談の作成時の製品の追加

多くの企業では、作成プロセスで製品を商談に追加する必要があります。商談の作成時に、営業担当が製品をすばやく追加できるようになりました。

この機能は、データ・ハイジーンに役立ち、商談作成の初期段階で製品を追加するという企業の要求を満たします。

有効化のステップ

Visual Builder Studioを活用して、アプリケーションを公開します。Visual Builderを使用したアプリケーションの拡張の詳細は、Oracle Help Center→関心のあるアプリケーション・サービス領域→「Books」→「Configuration and Extension」を参照してください。

この機能を有効にするステップを次に示します:

  1. Visual Builder (VB)アプリケーションを開きます。
  2. 「レイアウト」セクションにナビゲートし、「CX Sales」内の「商談」レイアウトを開きます。
  3. 「商談」レイアウトで、「変数」タブをクリックします。
  4. 「制約」セクションで、「ShowAddProductSection」をクリックします。
  5. 「プロパティ」メニューで、「showAddProductSection」制約の「デフォルト値」を「true」に設定します。
  6. 変更を保存し、アプリケーションをテストおよびプレビューします。