本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。
日付 | モジュール | 機能 | ノート |
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2023年4月28日 | 採用ブースタ | 双方向メッセージング実装の更新 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2023年3月31日 | 採用ブースタ | 双方向メッセージング実装の更新 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2023年2月24日 | 採用ブースタ | 双方向メッセージング実装の更新 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2023年1月27日 | 初版作成。 |
HCM Cloudアプリケーションについては、このWhat's Newに記載されている次の2つのタイプのパッチを取得できます。
- リリース更新(23A、23B、23Cおよび23D)
- 各更新に対するオプションの月次メンテナンス・パック
環境で使用しているリリース更新を把握することが重要です。これはクラウド・ポータルで確認できます。
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お客様のアイデアをお聞かせください
ご意見をお待ちしています。クラウド・サービスをさらに改善する方法について提案がございましたらどうぞお教えください。アイデアを送信するにはいくつかの方法があります。たとえば、Oracle Customer ConnectのIdeas Labを使用します。機能名の後にこのアイコンが表示されている箇所は、お客様のアイデアを実現した機能です。
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本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。
免責事項
この文書に記載された情報には、オラクルの製品開発プランに関する説明文が含まれていることがあります。オラクルの製品開発プランと、今後の製品リリースの本質および時期に対し、様々な要因が大きく影響を及ぼします。したがって、この情報はあくまで情報として提供されるものであり、マテリアルやコード、機能を提供することのコミットメント(確約)ではないため、購買決定を行う際の判断材料になさらないでください。記載されている機能の開発、リリースおよび時期については、オラクルの単独の裁量により決定されます。
この情報は、オラクルおよびその子会社や関連会社との契約を構成するものではありません。特にこの情報についてオラクルは一切の責任を負いかねます。詳細は、法律上の注意点および使用条件を参照してください。
列の定義:
レポート = 新規または変更され、Oracleで提供される、実行準備が完了したレポート。
UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は通常、フィールド、検証またはプログラムの小さな変更で構成されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小限になります。
UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、より複雑に設計されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は高くなります。
使用できない状態で提供される機能 = これらの機能をエンド・ユーザーが使用するにはアクションが必要です。これらの機能は無効化された状態で提供され、有効にするかどうかや有効にする時期を任意で選択します。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域はまずレポートに組み込む必要があり、b)新しいWebサービスを利用するには統合が必要で、c)機能にアクセスできるようにするにはまずユーザー・ロールに割り当てる必要があります。
エンド・ユーザーがすぐに使用可能 レポートおよび小規模なUIまたはプロセスベースの新機能は、更新後のユーザーに対する影響を最小限に抑えます。したがって、顧客受入れテストでは、大規模なUIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当ててください。 |
エンド・ユーザーが使用する前に顧客による処理が必要 これらの機能を使用するために、膨大な作業は不要です。選択的に使用するよう選択すると、テストおよびロールアウトのタイミングを設定できます。 |
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機能 |
レポート |
UIまたは |
UIまたは |
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Oracle Recruiting Cloudは、採用マネージャおよび採用担当者に、候補者のソーシングおよび育成、ジョブ求人の作成および管理、候補者のスクリーニングおよび選択、ジョブ・オファーの作成および管理、組織への新規従業員のオンボーディングを行うためのツールを提供します。また、従業員および外部候補者が簡単なアプリケーション・プロセスを使用してジョブを検索、発見および応募できるキャリア・サイトも提供します。
ジョブ求人の上位候補者推奨を確認する際、求人に定義された事業所に基づいて推奨を表示できるようになりました。求人に定義されている事業所以外の事業所を選択する場合は、「事業所」フィールドを使用して他の事業所を選択し、推奨を絞り込むことができます。
ジョブ求人の「上位の推奨」セクション
この機能改善により、候補者の推奨は、デフォルトで求人の事業所に基づきます。事業所を手動で定義する必要がなくなりました。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
ジョブ求人の「上位の推奨」セクションを表示するには、組織でOracle AI Appsのインテリジェント・マッチング機能を有効にする必要があります。
ジョブ求人の上位候補者推奨を確認する際、推奨から従業員を除外できるようになりました。新しいオプション「従業員の除外」を使用できます。
デフォルトでは、オプションは選択されていないため、すべての候補者推奨が表示されます。
ジョブ求人の「上位の推奨」セクション
この機能改善により、推奨から従業員を除外し、より正確な推奨リストを取得できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
ジョブ求人の「上位の推奨」セクションを表示するには、組織でOracle AI Appsのインテリジェント・マッチング機能を有効にする必要があります。
HCMデータ・ローダーを使用して、外部および内部候補者のジョブ・オファーを一括で作成および更新できるようになりました。
ジョブ・オファー・ソリューションは、次のHCMデータ・ローダー・ビジネス・オブジェクトで構成されます。
- ジョブ・オファー
- 就業者
- 割当済給与
- 給与アサイメント詳細
- 給与
- エレメント・エントリ
- ジョブ・オファー・レター
ノート: オファーを作成するには、ジョブ・オファー、就業者、給与およびジョブ・オファー・レターのオブジェクトをロードする必要があります。
この図は、採用の「オファー」ページの様々なセクションが、HCMデータ・ローダーの様々なビジネス・オブジェクトにどのように対応するかを示しています。
ビジネス・オブジェクトに対するオファー・セクションのマッピング
これらのビジネス・オブジェクトを使用して、次のタスクを実行できます。
ビジネス・オブジェクト | タスク |
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ジョブ・オファー |
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就業者 |
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割当済給与 |
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給与アサイメント詳細 |
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給与 |
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エレメント・エントリ |
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ジョブ・オファー・レター |
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ノート: オファーを作成または更新するには、ジョブ応募がジョブ・オファー・フェーズかつ下書き状態であるか、ジョブ・オファー・フェーズかつ作成予定状態に移動できる他の有効なフェーズおよび状態である必要があります。
この機能を使用すると、アプリケーション・インタフェースからオファーを個別にロードする必要がなく、単一の求人または一連の求人に対する複数のオファーを一度にロードできます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
- 次の.datファイルを単一のzipファイルに追加してアップロードすることをお薦めします。
- JobOffer
- 就業者
- AssignedPayroll
- PayrollAssignmentDetails
- 給与
- ElementEntry
- JobOfferLetter
HCMデータ・ローダーは、前述の順序でこれらをロードします。ファイルを個別に送信する場合は、前述の順序で送信し、次のファイルを送信する前に前のファイルのロードが完了していることを確認してください。これは、各ファイルが前のファイルでアップロードされたデータに依存しているためです。
- 各レコードを識別したり、ジョブ・オファー・ロードの他のオブジェクトを参照するには、ソース・キーを使用することをお薦めします。たとえば、ジョブ・オファー・アサイメントを定義するときにソース・キーを使用する場合は、給与、給与アサイメント、割当済給与およびエレメント・エントリのオブジェクトからアサイメントを参照する際に同じソース・キーを使用します。
主なリソース
HCMデータ・ローダーを使用してデータをロードする方法の詳細は、Oracle Help Centerにある『HCMデータ・ロードのビジネス・オブジェクト』ガイドを参照してください。
Oracle Recruiting Boosterを使用すると、採用マネージャおよび採用担当者は、会話型エクスペリエンスや双方向メッセージングを介した候補者との大規模なエンゲージメント、登録フロー、事前スクリーニング質問リストおよびスケジュール機能を使用した採用イベントの作成および管理、共有インタビュー・スケジュールの管理、カレンダとの同期によるインタビュー・スケジュールの自動化、インタビュー・ガイドの配布、インタビュー担当者からのフィードバックの収集を行うことができます。この製品には別のライセンスが必要です。
採用担当者と採用チームは、EメールまたはSMS、あるいはその両方を使用した双方向連絡を使用して、候補者と会話できます。
新しい「メッセージ」タブは、候補者プール内の候補者ジョブ応募、見込みレコード、候補者プロファイル、候補者で使用できます。このタブには2つのセクションがあります。
- Eメール
- テキスト・メッセージ
「Eメール」および「テキスト・メッセージ」セクションがある「メッセージ」タブ
Eメールまたはテキスト・メッセージを作成して、候補者とジョブ応募、インタビュー、ジョブ・オファーに関する会話を開始したり、カジュアルな会話をすることができます。既存のメッセージについては、すべてのメッセージ参加者宛てに返信できます。Oracle Cloud Recruitingまたは独自のEメール・アプリケーション(Microsoft Outlook、Gmail、Mozilla Thunderbirdなど)から会話を開始したり、会話に返信することもできます。
双方向連絡の一部として、ジョブ応募の確認、応募への招待、インタビュー、ジョブ・オファーなど、システム全体のすべてのメッセージが追跡されます。
この機能により、候補者はプロセス全体で何が起こっているかを完全に把握し、質問に対する回答を得ることができます。
有効化のステップ
双方向メッセージングを有効にするステップは次のとおりです。
ステップ1: 採用ブースタへのオプトイン
ステップ2: 双方向Eメール連絡の構成
ステップ2.1: バニティEメール機能の有効化
ステップ2.2: Eメール・メッセージ・プロバイダの作成
ステップ2.3: Eメールの双方向連絡の有効化
ステップ2.4: 指定した開始日からメッセージを読み取るためのプロファイル・オプションの作成および有効化
ステップ3: 双方向SMS通信の構成
ステップ3.1: SMSメッセージ・プロバイダの作成
ステップ3.2: アクティブなSMSメッセージ・プロバイダでの双方向通信の有効化
ステップ3.3: 指定した開始日からメッセージを読み取るためのプロファイル・オプションの構成(オプション)
ステップ4: インバウンド用のスケジュール済プロセス「採用インバウンド・メッセージの処理」の実行
ステップ1: 採用ブースタへのオプトイン
この機能を使用可能にするには、採用ブースタにオプトインする必要があります。
オプトインするには、次の権限が必要です。
- アプリケーション・オファリングのレビュー
- Oracle Fusion Applicationsオファリングの構成
- 「設定および保守」作業領域で、「採用および候補者エクスペリエンス」オファリングを選択します。
- 「機能オプト・インの変更」をクリックします。
- 「オプト・イン: 採用および候補者エクスペリエンス」ページで、「採用ブースタ」を有効にします。
ステップ2: 双方向Eメール連絡の構成
ステップ2.1: バニティEメール機能の有効化
Oracle Help Centerにある採用の実装ガイドのバニティEメールの有効化のトピックを参照してください。
ステップ2.2: Eメール・メッセージ・プロバイダの作成
- 「設定と保守」作業領域で、次の場所に移動します。
- オファリング: 採用および候補者エクスペリエンス
- 機能領域: 採用および候補者エクスペリエンス管理
- タスク: 採用メッセージ構成
- 「採用メッセージ構成」ページの「Eメール連絡」セクションで、「追加」をクリックします。
- 名前と摘要を入力します。
- 認証タイプを選択します。
- 基本認証
- OAuth
- 選択した認証タイプに基づいて、必須情報を入力します:
- 基本認証: Eメール・サービス・プロバイダから詳細を取得します: IMAPサーバー、IMAPポート、ユーザー名、パスワード。ノート: Office 365ユーザーの場合は、OAuth認証を使用する必要があります。Office365の基本認証は非推奨です。
- OAuth: Eメール・プロバイダ、IMAPサーバー、IMAPポート、付与タイプ、スコープ、テナントID、認証URL、クライアントID、クライアント・シークレット、ユーザー名。Office 365メールボックスで双方向Eメール・メッセージング機能を使用するには、アプリケーションをAzure ADに登録し、Exchangeでサービス・プリンシパルを設定する必要があります。これによりアプリケーションはIMAPプロトコルを使用するクライアント資格情報フローを通じてExchangeメールボックスにアクセスできるようになります。詳細は、My Oracle Supportにある技術文書Two-Way Email Communication - Set Up OAuth for Office 365 Users (ID 2936718.1)を参照してください。
- 「接続のチェック」をクリックして、構成が正しく実行されていることを確認します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
- 「Eメール・メッセージ・プロバイダ」リストで、作成したプロバイダを「アクティブ」に設定します。
ステップ2.3: Eメールの双方向連絡の有効化
- 「採用メッセージ構成」ページの「Eメール連絡」セクションで、「外部候補者との双方向Eメール連絡使用可能」オプションを選択します。
ノート: 外部候補者との双方向連絡では、1つのEメール・プロバイダのみをアクティブにする必要があります。
ステップ2.4: 指定した開始日からメッセージを読み取るためのプロファイル・オプションの作成および有効化
指定した開始日からEメール・メッセージを読み取るようにプロファイル・オプションIRC_2_WAY_EMAIL_LAST_SYNC_TIMEを作成する必要があります。これは、Eメール・メッセージが最後に読み取られた時間を表します。
- 「設定および保守」作業領域で、「タスク」アイコンをクリックします。
- 「検索」をクリックします。
- 「検索」ページで、タスク「プロファイル・オプションの管理」を検索します。
- タスク名をクリックします。
- 「プロファイル・オプションの管理」ページで、「作成」アイコンをクリックします。
- 「プロファイル・オプションの作成」ページで、次の値を入力してプロファイル・オプションを作成します。
- プロファイル・オプション・コード: IRC_2_WAY_EMAIL_LAST_SYNC_TIME
- プロファイル表示名: 双方向Eメール最終同期時間
- アプリケーション: 採用
- モジュール: 採用共通
- 摘要: 双方向Eメール連絡機能の最終同期時間を定義します。
- 開始日: 今日の日付
- 「保存してクローズ」をクリックします。
「プロファイル・オプションの管理」ページに戻り、プロファイル・オプションIRC_2_WAY_EMAIL_LAST_SYNC_TIMEが表示されます。サイト・レベルでプロファイル・オプションを有効にする必要があります。
- 「プロファイル・オプションの管理」ページで、プロファイル・オプション・レベル・セクションに移動します。
- プロファイル・オプションをサイト・レベルで有効化および更新可能にするように設定します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
Eメール・メッセージの読取り時期を定義するには、プロファイル・オプションIRC_2_WAY_EMAIL_LAST_SYNC_TIMEのプロファイル値を設定する必要があります。
- 「設定および保守」作業領域で、「タスク」アイコンをクリックします。
- 「検索」をクリックします。
- 「検索」ページで、「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索します。
- タスク名をクリックします。
- 「管理者プロファイル値の管理」ページで、プロファイル・オプション・コードIRC_2_WAY_EMAIL_LAST_SYNC_TIMEを検索します。
- 標準のISO 8601形式(YYYY-MM-DD HH:MM:SS)のUTC時間を使用して、プロファイル値を現在の日付-1に設定します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
ステップ3: 双方向SMS通信の構成
ステップ3.1: SMSメッセージ・プロバイダの作成
- 「設定および保守」作業領域で、次の項目に移動します。
- オファリング: 採用および候補者エクスペリエンス
- 機能領域: 採用および候補者エクスペリエンス管理
- タスク: 採用メッセージ構成
- 「採用メッセージ構成」ページの「SMS通信」セクションで、「追加」をクリックします。
- 名前と摘要を入力します。
- プロバイダを選択します。
- 選択したプロバイダに基づいて、「要求詳細」、「認証」、「ヘッダー」および「本文」セクションに情報を入力します。
- 「アウトバウンド・メッセージのテスト」をクリックしてテスト・メッセージを送信し、構成が正常に完了していることを確認します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
- 「SMSメッセージ・プロバイダ」リストで、作成したプロバイダを「アクティブ」に設定します。
ステップ3.2: アクティブなSMSメッセージ・プロバイダでの双方向通信の有効化
- 「採用メッセージ構成」ページで、オプション「SMS通信使用可能」を選択します。
- 作成した新しいプロバイダを開き、「双方向SMS通信使用可能」オプションを選択します。
- 「インバウンド・メッセージのテスト」をクリックして、構成が正しく実行されていることを確認します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
ノート: 候補者とのSMS通信を実行するには、少なくとも1つのSMSプロバイダがアクティブである必要があります。
ステップ3.3: 指定した開始日からメッセージを読み取るためのプロファイル・オプションの構成(オプション)
指定した開始日からSMSメッセージを読み取るようにプロファイル・オプションORA_IRC_2_WAY_SMS_LAST_SYNC_TIMEを構成する必要があります。これは、プロバイダからSMSメッセージが最後に読み取られた時間を表します。プロファイル・オプションは、2方向SMS通信を初めて構成すると自動的に移入されます。プロファイル値が空の場合は、値を手動で更新する必要があります。
- 「設定および保守」作業領域で、「タスク」アイコンをクリックします。
- 「検索」をクリックします。
- 「検索」ページで、「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索します。
- タスクをクリックします。
- 「管理者プロファイル値の管理」ページで、プロファイル・オプション・コードORA_IRC_2_WAY_SMS_LAST_SYNC_TIMEを検索します。
- 標準のISO 8601形式のUTC時間を使用して、プロファイル値を設定します。YYYY-MM-DD HH:MM:SS。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
ステップ4: スケジュール済プロセス「採用インバウンド・メッセージの処理」の実行
15分周期で実行するように「採用インバウンド・メッセージの処理」プロセスをスケジュールし、候補者の応答が表示されるようにします。
重要:
SMSの双方向連絡が機能するプロバイダは現在、TwilioおよびSyniverseのみです。双方向連絡を有効にする前に、正しいプロバイダ設定が実行されていることを確認してください。
バニティEメールは双方向連絡を有効にするための前提条件です。バニティEメールとともに、返信不可Eメールも設定する必要があります。これは、ジョブ・アラート、キャンペーンEメールおよび候補者検証Eメール(PINあり)の送信に使用されます。
受信Eメールが読み取れなくなるため、バニティ・メール受信ボックスにはルールを作成しないでください。
候補者の優先連絡方法としてEメールが設定され、双方向連絡が使用可能な場合、採用チームは候補者と会話できます。
専用のバニティEメール・ボックスを使用して、候補者との間ですべてのメッセージをルーティングします。このEメール・ボックスは、時間とともにサイズが大きくなります。Eメールを読んだ後に削除する場合は、「Eメール・メッセージ・プロバイダ」設定の既読のEメール・メッセージの削除オプションを使用します。
双方向連絡は外部候補者に対してのみ有効にできます。内部候補者には、作成機能や返信機能はありません。ただし、すべてのEメールは「メッセージ」タブで追跡されます。
ヒントと考慮事項
Eメールに関する考慮事項
- 適切な権限を持つ採用担当者は、候補者の連絡を表示して、元の会話に参加していない場合でも返信できます。新しい参加者および既存の参加者は、以降のEメールを受信します。
- 双方向連絡は外部候補者に対してのみ有効にできます。内部候補者には、作成機能や返信機能はありません。ただし、すべてのEメールは「メッセージ」タブで追跡されます。
- システムによって送信されたすべてのEメールおよびSMSメッセージが、リリース・アップグレード・プロセスの一部として「対応」タブから「メッセージ」タブに移動されます。送信済-Eメールおよび送信済-SMSタイプの対応はシードされなくなります。必要に応じて、引き続きカスタム対応タイプを作成できます。
- 以前の対応の件名がない場合、対応テキストの最初の30文字がメッセージの件名として使用されます。
- 以前の対応のEメール本文がない場合、メッセージ本文には対応テキストのみが含まれます。
- 以前のリリースからの古いEメール対応は、「メッセージ」タブに移動されます。ただし、これらのメッセージには返信できません。
- 候補者は、会社のバニティEメール・アドレスまたは電話番号を知っているかぎり、Eメール会話を開始できます。
- 候補者がOracle Recruitingで使用可能な場合、その連絡は候補者のプロファイルの一部として保存されます。採用チームは、後でOracle Recruitingからその候補者の連絡に返信できます。候補者によって開始された連絡にはコンテキストがないため、この連絡はジョブ応募に添付できません。
- 受信Eメールがどの候補者にも関連付けられていない場合、メッセージは単に破棄されます。
- 双方向連絡は、採用チームと候補者の間で1対1の会話を容易にするように設計されています。したがって、複数の候補者に連絡を送信する一括処理はサポートされていません。
- Oracle Recruitingを使用してEメールを作成する場合、「宛先」フィールドのEメールのリストはシステムによって自動的に入力されます。参加者を変更または追加することはできません。
- お気に入りのEメール・クライアントを使用してEメールを作成する場合、この会話に参加する必要がある同僚を追加します(ToまたはCc)。追加すると、すべての新しい同僚が会話参加者として追加されます。
- 会話スレッドは返信が最新のものからソートされ、スレッド内ではメッセージの日付が最新のもからソートされます。スレッドごとに返信機能を使用できます。
- 候補者の優先連絡方法としてEメールが設定され、双方向連絡が使用可能な場合は、候補者と会話できます。
- 見込みがジョブ応募に変換されると、メッセージ・ヘッダーがコピーされ、採用担当者または候補者によるスレッド上のEメールに返信があると、最新の(ジョブ応募)対応にリンクされます。
- Eメールの作成時にイメージはサポートされていません。
- 候補者がEメールで送信した添付は無視され、破棄されます。
- すべてのURLは、メッセージ・プレビュー内にテキストとして表示されます。URLテキストをコピーして別のブラウザ・ウィンドウで移動できます。ただし、URLハイパーリンクは返信メッセージ・テキストに表示されます。
- コンテンツ・ライブラリで次のカテゴリのEメールはすべて、デフォルトで返信不可Eメールとして扱われます。「設定および保守」作業領域で構成された返信不可Eメールが使用されます。
- ORA_JOB_ALERT
- ORA_CAND_VERIFY_NOTIF
- ORA_CAMPAIGN_OPT_IN_STATEMENT
- ORA_JA_CONFIRMATION
- ORA_CANDIDATE_CONFIRMATION
- ORA_TALENT_COMMUNITY_CONFIRM
テキスト・メッセージに関する考慮事項
- ジョブ求人セキュリティをテキスト・メッセージに適用することはできません。その結果、候補者プロファイルにアクセスできるユーザーは、候補者に送信されたテキスト・メッセージや候補者から受信したテキスト・メッセージを表示できます。
- テキスト・メッセージはジョブ応募に添付されません。
- テキスト・メッセージを使用して候補者と会話できるのは、候補者の優先連絡チャネルとして電話番号が設定され、SMSメッセージが使用可能な場合のみです。
- 双方向連絡が使用可能になった時点から受信テキスト・メッセージは読取り可能になります。
本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。
日付 | モジュール | 機能 | ノート |
---|---|---|---|
2023年4月28日 | 採用ブースタ/採用アシスタント | Oracle Recruiting Assistant - 拡張採用スキル | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2023年3月31日 | 採用/候補者エクスペリエンス | デフォルトで10を超えるフィルタ値を公開 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2023年3月31日 |
採用/候補者および候補者ジョブ応募 |
候補者検索での候補者の検索 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2023年3月31日 |
採用/HCM抽出 |
「再雇用の推薦」フィルタの削除 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2023年3月31日 |
採用ブースタ/採用アシスタント |
Oracle Recruiting Assistant - 拡張採用スキル | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2023年2月24日 | 採用/置換または削除された機能 |
「再雇用の推薦」フィルタの削除 | 文書の更新。更新23Aで導入された機能。 |
2023年2月24日 |
採用/候補者インタビュー |
インタビュー・スケジュールでのMicrosoft Teams統合 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2023年2月24日 |
採用/候補者および候補者ジョブ応募 |
ジョブ応募の新規出力処理 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2023年2月24日 |
採用ブースタ/採用イベント |
採用イベントの作成および形式設定 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2023年2月24日 |
採用ブースタ/採用アシスタント |
Oracle Recruiting Assistant - 拡張採用スキル | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2023年1月27日 | 採用/候補者および候補者ジョブ応募 | プール・メンバー・リストのグリッド・ビュー | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2023年1月27日 | 採用ブースタ/採用アシスタント | Oracle Recruiting Assistant - 拡張採用スキル | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2022年12月2日 | 初版作成。 |
HCM Cloudアプリケーションには、この新機能要約に記載されている次の2つのタイプのパッチを取得できます。
- リリース更新(23A、23B、23Cおよび23D)
- 各更新に対するオプションの月次メンテナンス・パック
環境で使用しているリリース更新を把握することが重要です。これはクラウド・ポータルで確認できます。
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お客様のアイデアをお聞かせください
ご意見をお待ちしています。製品の改善方法についての提案がございましたら、お知らせください。Oracle Customer Connectのアイデア・ラボに移動して、アイデアを入力してください。この文書の機能名の後に電球アイコンが表示されている箇所はすべて、お客様のアイデアを実現した機能です。
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全HCM製品に関して推奨される参照ドキュメント
- HCM共通の新機能 - この新機能では、アプリケーション全体で使用される機能を見つけることができます。
- 人事管理の新機能 – 「グローバル人事管理」の項で、他のアプリケーションが基盤としているベース・アプリケーションの機能を確認できます。
ノート: すべてのグローバル人事管理機能が、タレントおよび報酬製品で使用できるわけではありません。
- Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)これらのドキュメントには、バグ修正および考えられる既知の問題が記載されています。また、現在使用しているか、今後移行するリリース更新バージョンに基づいて、次のドキュメントも参照することが必要になります。
- Oracle Help Center – ここでは、ガイド、ビデオおよび検索可能なヘルプを見つけることができます。
- リリース・レディネス - 新機能のサマリー、新機能、機能リスト・スプレッドシート、スポットライトおよびリリース・トレーニング
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列の定義:
レポート = 新規または変更され、Oracleで提供される、実行準備が完了したレポート。
UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は通常、フィールド、検証またはプログラムの小さな変更で構成されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小限になります。
UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、より複雑に設計されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は高くなります。
使用できない状態で提供される機能 = これらの機能をエンド・ユーザーが使用するにはアクションが必要です。これらの機能は無効化された状態で提供され、有効にするかどうかや有効にする時期を任意で選択します。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域はまずレポートに組み込む必要があり、b)新しいWebサービスを利用するには統合が必要で、c)機能にアクセスできるようにするにはまずユーザー・ロールに割り当てる必要があります。
エンド・ユーザーがすぐに使用可能 レポートおよび小規模なUIまたはプロセスベースの新機能は、更新後のユーザーに対する影響を最小限に抑えます。したがって、顧客受入れテストでは、大規模なUIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当ててください。 |
エンド・ユーザーが使用する前に顧客による処理が必要 これらの機能を使用するために、膨大な作業は不要です。選択的に使用するよう選択すると、テストおよびロールアウトのタイミングを設定できます。 |
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機能 |
レポート |
UIまたは |
UIまたは |
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Oracle Recruiting Cloudは、採用マネージャおよび採用担当者に、候補者のソーシングおよび育成、ジョブ求人の作成および管理、候補者のスクリーニングおよび選択、ジョブ・オファーの作成および管理、組織への新規従業員のオンボーディングを行うためのツールを提供します。また、従業員および外部候補者が簡単なアプリケーション・プロセスを使用してジョブを検索、発見および応募できるキャリア・サイトも提供します。
自動訂正を使用可能にして、最小テンプレートを使用して外部キャリア・サイトのキーワード検索エクスペリエンスを向上させます。有効にすると、候補者がキーワードをスペルミスした場合、「検索候補」ドロップダウン・リストには、組織のジョブ・タイトルおよび摘要データに基づいて、修正済または最も近い一致したスペルを含む項目が表示されます。たとえば、候補者が"java"のかわりに"jaca"と入力した場合、リストには"java"という語を含む項目が表示されます。これらの項目は、キーワード"java"がジョブ・タイトルまたは説明に存在するため、かわりに表示されます。
スペルミスがあるキーワードが自動訂正された一致を返す
その後、候補者は自動訂正リストからアイテムを選択できます。
検索結果の自動訂正
「かわりに{KEYWORD}を検索します。」リンクをクリックして、スペルを使用して検索することもできます。
ミスペリングの結果がありません
結果が見つからない場合は、「{KEYWORD}ですか?」リンクで自動修正提案をクリックできます。
この機能により、ジョブ検索フローのユーザー・エクスペリエンスが向上し、候補者により関連性の高い検索結果が提供されます。
有効化のステップ
この機能はデフォルトで無効になっています。この機能を有効にするには、新しい「キーワード検索における自動訂正」設定を「設定および保守」作業領域で使用します。
- 「設定と保守」作業領域で、次の場所に移動します。
-
オファリング: 採用および候補者エクスペリエンス
-
機能領域: 採用および候補者エクスペリエンス管理
-
タスク: 企業採用および候補者エクスペリエンス情報
- 「企業採用および候補者エクスペリエンス情報」ページで、「候補者エクスペリエンス」を展開し、「編集」をクリックします。
-
「キーワード検索における自動訂正」の横にあるチェック・ボックスを選択します。
-
「保存」をクリックします。
ヒントと考慮事項
- 自動修正候補は、組織のジョブ・タイトルと摘要に含まれるデータに基づきます。
- この機能は、最小テンプレートでのみ使用できます。最新のテンプレートとともに使用することはお薦めしません。これは、検索が無関係の結果を返す可能性があるためです。
「最小」テンプレートを使用した外部キャリア・サイトの検索エクスペリエンスが拡張されていることに注意してください。検索結果は、候補者がキーワードまたは事業所検索の自動提示リストから値を選択した直後にトリガーされます。このリリースより前は、候補者が検索アイコンをクリックする必要がありました。
この機能拡張により、候補者は、少ないクリック数でキーワードまたは事業所で検索できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
この機能改善は、「最小」テンプレートを使用する外部キャリア・サイトにのみ適用されます。
セッション制御を強化することで、外部候補者により安全なブラウジング体験を提供します。
外部候補者がキャリア・サイトでアクティブ・セッションを持つ(アクセス・コードがアクティブである)場合、非アクティブ状態が27分続くとタイムアウトになります。候補者がセッションを延長して作業を続行し、サイン・アウトできるメッセージが表示されます。
候補者がアクションを実行しない場合、セッションは30分間非アクティブになってクローズされます。候補者がキャリア・サイトをアクティブに使用している場合、セッションは自動的に延長されます。
アクセス・コードの最大期間は4時間です。キャリア・サイトを積極的に使用している候補者のセッションは、30分ごとに自動的に延長されます。ただし、アクセス・コードを発行してから4時間後にセッションが終了し、候補者は再度サインインする必要があります。
キャリア・サイトでのセッションの終了および作業の続行オプション
この機能改善により、外部キャリア・サイトのセキュリティが強化されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
「サインイン状態を保持」機能が有効になっている場合、セッション・タイムアウトは適用されません。
外部キャリア・サイトを作成して設計するときに、CKEditor 5を利用できるようになりました。このエディタは、キャリア・サイトのテキスト要素を構成するときに使用します。
このアップグレードにより、パフォーマンスが向上し、ユーザー・エクスペリエンスが向上します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
キャリア・サイトに表示されるジョブ詳細ページを、企業アイデンティティのルック・アンド・フィールと一致するように構成できるようになりました。
キャリア・サイトを作成すると、「ページ」タブに新しいオプション「ジョブ詳細ページ」が表示されます。
ジョブ詳細ページ・オプション
ジョブ詳細ページでは、キャリア・サイトのカスタム・ページ、構成可能なスプラッシュ・ページおよび構成可能な検索結果ページと同じ機能を使用します。デフォルトのジョブ詳細ページは、開始点として使用してパーソナル設定できます。
ジョブ詳細ページ・コンテンツ
他のキャリア・サイト・ページと同様に、事前定義済の列レイアウトをページに追加し、行を追加または削除できます。背景色、イメージまたはビデオを追加できます。ジョブ・タイトル、摘要、職務、資格など、このページに複数のセクションを追加できます。フォント、フォント・サイズ、テキストの色、テキストの配置を変更して要素を構成することもできます。
ジョブ詳細ページのセクションおよび要素
複数のジョブ詳細ページを作成できますが、アクティブにできるのは1つのページのみです。ジョブの詳細ページを翻訳することもできます。
異なるページを表示する「ページ」タブ
この機能改善により、候補者により魅力的なエクスペリエンスを提供できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
候補者が添付できない添付のタイプを定義できるようになりました。これは、プロファイル・オプションORA_IRC_MISC_ATTACH_UNSUPPORTED_FILE_TYPESによって制御されます。
候補者が許可されていない添付をアップロードすると、ファイル・タイプがサポートされていないことを示すメッセージが表示されます。サポートされている添付ファイルのタイプを設定している場合は、サポートされているタイプを示すメッセージが表示されます。
サポートされている添付タイプのメッセージ
この機能拡張により、候補者が追加できない添付をより詳細に管理できるため、セキュリティが強化されます。
有効化のステップ
セキュリティを保証するために、サポートされていないファイル・タイプのリストがデフォルトで提供されます。ただし、このリストを変更して、許可されない添付ファイルのタイプを定義できます。
- 「設定および保守」作業領域で、「タスク」アイコンをクリックし、「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索します。
- タスク名をクリックします。
- プロファイル・オプション・コードORA_IRC_MISC_ATTACH_UNSUPPORTED_FILE_TYPESを検索します。
- 「プロファイル値」セクションで、許可されない添付のタイプを指定します。各値は、スペースの有無に関係なく、カンマで区切ります。例: .exe、.xls
- 「保存してクローズ」をクリックします。
ヒントと考慮事項
現在は、添付を管理するための次の2つのプロファイル・オプションがあります。
- ORA_IRC_MISC_ATTACH_UNSUPPORTED_FILE_TYPES - 23Aの新機能: その他の添付に対してサポートされないファイル・タイプ。サポートされないファイル・タイプを定義する場合は、各値をカンマで区切る必要があります(スペースの有無にかかわらず)。
- ORA_IRC_MISC_ATTACH_FILE_TYPES: その他の添付に対してサポートされるファイル・タイプ。サポートされているファイル・タイプを定義する場合は、各値をカンマおよびスペースで区切る必要があります。
サポートされているファイル・タイプのリストは、サポートされていないファイル・タイプのリストよりも優先されます。ファイル・タイプが両方のリストにある場合、ファイル・タイプがサポートされます。
掲載日と急募ジョブ・インジケータを使用して、ジョブ求人について計算された関連性スコアを向上できるようになりました。
類似ジョブ(類似の関連性スコアを持つ)がある場合、最近掲載されたジョブとタグ付けされた急募ジョブが優先され、リストの上位に表示されます。
この機能改善により、外部候補者は、ジョブの検索中に、より関連性の高い結果を得ることができます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
機密個人情報ブロックの生年月日および国別識別子の公開または非表示
「機密個人情報」ブロックの「生年月日」および「国別識別子」フィールドを表示または非表示にして、外部候補者のジョブ応募応募フローをカスタマイズします。
機密個人情報ブロック構成
「機密個人情報」ブロックには、次の2つの新しいチェック・ボックスがあります。
- 国別識別子表示
- 生年月日表示
どちらのオプションもデフォルトで有効になっていますが、チェック・ボックスを無効にすることで、どちらのフィールドも非表示にできます。
ノート: これらのフィールドの1つ以上を表示するように設定する必要があります。
これらの設定は、個々の応募フローに適用されます。つまり、あるフローで生年月日を表示でき、別のフローで国別識別子を表示できます。
この機能拡張により、より柔軟な応募フロー構成が提供され、その結果、候補者のエクスペリエンスが向上し、候補者の満足度が向上します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
外部キャリア・サイト・フィルタリング・パネルに10を超える値を表示します。デフォルトでは、フィルタをクリックすると最大10の値が表示されます。
フィルタ・パネル
最大100個の値を表示できる新しいプロファイル・オプションがあります: ORA_IRC_CE_SEARCH_FILTER_VALUES_LIMIT。このプロファイル・オプションでは、検索ボックスの動作は制御されません。プロファイル・オプションが10を超える値を表示するように設定されている場合でも、フィルタの検索ボックスは10を超えるフィルタ値に対して引き続き表示されます。
この機能を使用すると、会社のニーズに合わせて検索フィルタを構成できます。これにより、候補者のユーザー・エクスペリエンスが向上します。
有効化のステップ
プロファイル・オプションを有効にする必要があります。
- 「設定と保守」作業領域に移動します。
- 「タスク」アイコンをクリックします。
- 「検索」をクリックします。
- 「検索」ページで、「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索します。
- タスク名をクリックします。
- プロファイル・オプション・コードORA_IRC_CE_SEARCH_FILTER_VALUES_LIMITを検索します。
- 公開するオプションの数を最大100まで選択します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
ヒントと考慮事項
この機能改善は、「最小」テンプレートにのみ適用されます。
ソース情報を取得すると、ソースのドメイン名が長いURLとともに取得されます。ドメイン名は表示名としてインタフェースに表示され、長いURLはレポート目的でデータベースで使用できます。
リンクのコピー機能を使用してジョブがLinkedInに掲載された場合、ソースはジョブ共有またはLinkedInとして分類されます。ジョブが他の方法でLinkedInに掲載された場合、ソースはソーシャルまたはLinkedInとして分類されます。
候補者プロファイル、候補者ジョブ応募、見込みレコードおよび候補者プール・メンバーに表示されるソース情報(ソース媒体およびソース名)を変更することもできます。
注意: タイプが紹介のソース情報は変更できません。
候補者ジョブ応募のソース情報を変更するとします。
- 候補者ジョブ応募を開きます。
- 「詳細」タブをクリックします。
- 「ソース情報」セクションを展開し、「編集」をクリックします。
- ソース媒体とソース名を変更します。
- 「保存」をクリックします。
候補者ジョブ応募のソース情報
この機能改善により、ドメイン名を取得することで、ソースのレポートが容易になります。また、ソース情報を変更することで、採用担当者はより自由度が高く、適切なソースを確実に取得できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
アップグレード情報: 増分スケジュール済プロセス「候補者およびジョブ求人検索の保守」を実行すると、検索キューに新しく追加された候補者のみが、長いURLとともにソース表示名を取得します。新規および既存のすべての候補者の表示名を使用する場合は、完全な索引付けプロセス「候補のロードおよび索引付け」をアップグレード・モードで実行する必要があります。アップグレード・プロセスははるかに高速になり、中断することなく応募を使用できます。
外部候補者は、キャリア・サイト全体、求人タイル、求人リストおよびジョブ求人詳細内のすべての掲載事業所を表示できるようになりました。
デスクトップで候補者が「他に{COUNT}個」テキストにカーソルを置くと、すべての事業所がツールチップに表示されます。モバイル・デバイスでは、「他に{COUNT}個」をタップして事業所を表示する必要があります。
ツールチップに表示されるすべての事業所
この機能改善により、外部候補者は、プライマリ事業所のみでなく、ジョブのすべての事業所を表示できます。
有効化のステップ
ジョブ詳細では、求人情報はジョブ・タイトルの下に表示され、通常は「プライマリ掲載事業所他に{COUNT}個」という形式で表示されます。標準ジョブの詳細では、タイル・ビューやリスト・ビューと同様にクリックするかマウス・ポインタを置くと、追加の事業所が表示されます。ただし、ジョブ詳細ページが構成されている場合は、追加の事業所の表示を決定できます。その場合、すべての掲載事業所はジョブ・タイトルの下に表示されます。「プライマリ掲載事業所他に{COUNT}個」をタップまたはマウス・オーバーする必要はありません。
URLのサイト表示名を定義して、企業ブランディングを拡張します。サイト表示名は、サイト番号のかわりに外部キャリア・サイトのURLで使用できます。
この機能を使用すると、企業ブランディングを強化できます。
有効化のステップ
サイト表示名を追加するには:
- 「設定と保守」作業領域で、次の場所に移動します。
- オファリング: 採用および候補者エクスペリエンス
- 機能領域: 候補者エクスペリエンス
- タスク: キャリア・サイト構成
-
「キャリア・サイト構成」ページで、キャリア・サイトの横にある「編集」をクリックします。
URLのサイト表示名
- 「URLのサイト表示名」フィールドに名前を入力します。
- 「公開」をクリックします。
ヒントと考慮事項
- 元のサイト番号を使用してWebサイトにアクセスできます。
- キャリア・サイトを公開した後は、サイトの表示名を変更しないことをお薦めします。これは、元のサイト表示名でURLをブックマークした候補者がサイトにアクセスできなくなるためです。候補者は、Eメールに送信されたリンク(紹介など)にアクセスできず、検索エンジンを使用してサイトにアクセスすることも困難になる場合があります。
採用ユーザーがジョブ求人を作成するときに、ジョブの職場を定義できるようになりました。求人には1つの職場のみを指定できます。
- オンサイト
- ハイブリッド
- リモート
「職場」フィールドが空である可能性があります。
ジョブ求人の職場
ノート: 「職場」フィールドは、求人テンプレートでも使用できます。
組織は、外部キャリア・サイトに個々の「職場」属性を表示するかどうかを決定できます。たとえば、大部分のジョブで従業員がオンサイトで勤務する必要がある場合、この職場タグを表示しない場合があります。しかし、リモート・ジョブとハイブリッド・ジョブを区別する必要がある場合、ハイブリッド職場タグとリモート職場タグを表示します。
キャリア・サイトでのジョブのハイブリッド職場タグ
キャリア・サイト・ジョブ・リストに表示されるハイブリッドおよびリモートの職場タグ
管理者は、外部キャリア・サイトを作成するときに、「職場」属性を表示する設定を構成できます。同じ3つの職場値を使用できます。この設定は、職場情報がジョブ求人に追加された場合に、「職場」属性をキャリア・サイトに表示するかどうかを決定します。
ジョブ求人職場 |
キャリア・サイトの職場構成 |
キャリア・サイトでの職場の表示 |
||
オンサイト |
ハイブリッド |
リモート |
||
オンサイト |
いいえ |
はい |
はい |
なし |
オンサイト |
はい |
いいえ |
いいえ |
オンサイト・タグが表示 |
ハイブリッド |
はい |
いいえ |
はい |
なし |
ハイブリッド |
いいえ |
はい |
はい |
ハイブリッド・タグが表示 |
リモート |
はい |
はい |
いいえ |
なし |
リモート |
いいえ |
いいえ |
はい |
リモート・タグが表示 |
外部候補者がキャリア・サイトでジョブを検索する場合、そのフィルタを有効にすると、「職場」属性を使用してジョブをフィルタできます。オンサイト・フィルタには、職場タグのないジョブとオンサイト・タグが割り当てられたジョブが表示されます。
「職場」属性は、ジョブの詳細にも表示されます。
キャリア・サイトの職場フィルタ
この機能改善により、外部候補者がジョブを検索するときに、オンサイト、リモートまたはハイブリッドとしてマークされたジョブをフィルタできます。
有効化のステップ
トランザクション設計スタジオを使用して、ジョブ求人の「職場」フィールドの表示を構成できます。デフォルトでは、「職場」フィールドは表示されません。
- 「設定および処理」メニュー→「ページの編集」→「サンドボックスのアクティブ化」の「サイト」レイヤーでサンドボックスおよびページの編集をアクティブ化します。
- ホーム・ページで、「自分のクライアント・グループ」→「HCMエクスペリエンス設計スタジオ」に移動します。
- 「トランザクション設計スタジオ」タブをクリックします。
- 「採用 - ジョブ求人の作成」または「採用 - ジョブ求人の表示および編集」のいずれかのアクションを選択します。
- 「追加」をクリックしてルールを作成します。
- 「基本詳細」セクションで、ルールの名前と説明を入力します。
- 「ページ属性」セクションで、「オファー情報」リージョンを選択します。
- 「職場」フィールドを「表示」に設定します。必要に応じて設定することもできます。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
外部キャリア・サイトに表示される職場を構成できます。
- 「設定および保守」作業領域で、次の項目に移動します。
- オファリング: 採用および候補者エクスペリエンス
- 機能領域: 候補者エクスペリエンス
- タスク: キャリア・サイト構成
- キャリア・サイトを作成するか、既存のキャリア・サイトを編集します。
- 「一般」タブで、「職場タグの表示」までスクロールします。
- 目的の表示を選択します。デフォルトでは、「リモート」と「ハイブリッド」が選択されます。
職場タグ表示設定
外部キャリア・サイトでフィルタとして表示される「職場」属性を構成できます。
- 「設定および保守」作業領域で、次の項目に移動します。
- オファリング: 採用および候補者エクスペリエンス
- 機能領域: 候補者エクスペリエンス
- タスク: キャリア・サイト構成
- キャリア・サイトを作成するか、既存のキャリア・サイトを編集します。
- 「一般」タブで、「検索フィルタ」までスクロールします。
- 「職場」を選択します。
職場フィルタ
ヒントと考慮事項
デフォルトでは、ジョブ求人の「職場」フィールドは空です。新規リリースにアップグレードすると、既存のすべての求人の「職場」フィールドが空になります。
求人に取り下げられたジョブ応募がある場合、外部および内部候補者がジョブ求人に再応募できるようになりました。
候補者がオファー・フェーズ前の任意のフェーズにある取り下げられたジョブ応募がある場合、この機能が有効になっていると、新しいジョブ応募を送信できます。個人情報や連絡先情報、コンテンツ・セクションなどの候補者プロファイルからの情報は、応募フローに事前に入力されます。ただし、候補者は事前スクリーニングの質問に再度回答する必要があります。
新規ジョブ応募は候補者選択プロセスの開始時に開始され、候補者は構成済の要求情報フローをさかのぼる必要があります。新規ジョブ応募および取り下げられたすべてのジョブ応募では、「詳細」タブにメッセージが表示され、この候補者が以前に求人に応募したことがユーザーに通知されます。
採用担当者または採用マネージャとして、求人のジョブ応募のリストを表示するときに、「アクティブ」フィルタを削除して、すべてのジョブ応募および候補者が取り下げたジョブ応募を表示できます。
候補者が取り下げた求人のジョブ応募
「候補者により取下げ済」ステータスのジョブ応募をクリックすると、候補者が求人に複数回応募したことを示すバナー・メッセージが表示されます。
候補者が複数回応募されたことを示すメッセージ
この機能を使用すると、候補者は、応募時に以前に入力した情報を更新および修正できます。
有効化のステップ
オファー・フェーズ前の任意のフェーズでジョブ応募を持つ候補者が求人に再応募できるように、新しい設定を使用できます: 「取下済候補者の再応募の許可」。デフォルトの設定は使用不可です
- 「設定および保守」作業領域で、次の項目に移動します。
- オファリング: 採用および候補者エクスペリエンス
- 機能領域: 採用および候補者エクスペリエンス管理
- タスク: 企業採用および候補者エクスペリエンス情報の管理
- 「採用管理」セクションを展開し、「編集」をクリックします。
- オプション「取下済候補者再応募の許可」を選択します。
- 「保存」をクリックします。
「取下済候補者の再応募の許可」の設定
ヒントと考慮事項
- 候補者は、候補者セルフサービスで取下げ処理を使用した場合、および採用ユーザーがかわりにジョブ応募を取り下げた場合に、ジョブ求人に再応募できます。
- 取り下げられたジョブ応募は、候補者セルフサービスで非アクティブなジョブ応募の候補者のリストに表示されます。
- 候補者は、オファー・フェーズに到達したジョブ応募があると再応募できなくなります。
- 候補者が求人に再応募すると、取り下げられたジョブ応募は以前の状態に戻せなくなります。「前の状態に戻る」アクションは無効になります。
- 採用ユーザーは、新しいジョブ応募の「アクティビティ」タブから候補者の取下済ジョブ応募にアクセスし、取り下げられたジョブ応募を表示するためにジョブ応募のリストをフィルタしてアクセスできます。
- インタビュー・フィードバック、スケジュール済インタビュー、事前スクリーニングおよび不適格者チェック質問、要求情報フローに含まれる条件付き質問リストなどのコンテンツは、取り下げられたジョブ応募に保持されますが、新規ジョブ応募にコピーされません。
- 紹介アイコン、紹介者および推薦情報などの紹介情報が新しいジョブ応募にコピーされます。
- 取り下げられたジョブ応募には、紹介アイコンおよび紹介の詳細は表示されなくなります。
- 取り下げられたジョブ応募では、紹介ソース情報が引き続き使用可能である必要があります。
- 外部候補者は、最新のテンプレートを使用してキャリア・サイトに再応募できません。
- 求人に対して新規ジョブ応募が送信されると、取り下げられたジョブ応募で次の処理が無効になります。
- 移動
- 前のフェーズに戻る
- 前の状態に戻る
- インタビューへの招待の送信
-
新規ジョブ応募の送信時には、取り下げられたジョブ応募で次の処理を引き続き使用できます。
-
- 求人に追加
- 候補者プールに追加
- 対応の追加
- メッセージの送信
- チームへのメッセージの送信
- フィードバックの収集
- 重複のチェック
- ジョブ応募の削除
- OTBIレポートを作成するときに、「ジョブ応募 - 基本情報」フォルダにある「応募破棄済インジケータ」を含められます。詳細は、採用のトランザクション・ビジネス・インテリジェンスで使用可能な23A機能のジョブ応募レポートの破棄済フラグを参照してください。
候補者検索の「候補者の検索」ページで候補者をすばやく検索します。候補者検索ページには、「検索アクション」の新しいメニュー・オプションがあります。
「候補者の検索」メニュー・オプション
これを選択すると、既知の候補者を迅速に検索できます。
候補者情報
適切な情報を入力し、キーボードの[Enter]を押して検索を開始します。
この機能を使用すると、既知の候補者をすばやく検索できます。キー・フィールドは入力フォームに表示されます。「検索」ボタンをクリックするかわりに、[Enter]を押して検索を実行できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
- 電話番号検索では、国コード、市外局番およびダッシュを含まない完全な番号が必要です。
- Eメール検索では、完全なEメール・アドレスを含める必要があります。
- キーワード検索では、Eメール・アドレスまたは電話番号による検索はサポートされていません。
リスト・ビューに表示される拡張および構成可能なデータ・セットを使用して、プール・メンバー・リストを最適化します。これで、プール・メンバーの3つの最近のジョブ応募およびこれらの3つの応募に対する相互作用を表示できます。次の図は、ビューの構成方法の1つの例です。
新規グリッド・ビュー列
3つを超える応募がある場合は、リストの下部にさらに表示するリンクがあります。最初の120文字は対応ごとに表示されますが、上にカーソルを置くと、より多くのコンテンツを表示できます。
「履歴書プレビュー」リンクもあります。
採用担当者は、候補者プールで候補者を管理しながら、ジョブ応募に関する最近の候補者アクティビティをすばやく理解できるため、業務効率を向上し、情報に基づいた候補者対応が可能になります。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
主なリソース
-
グリッド・ビューの詳細は、『採用の使用』ガイドの候補者プールのグリッド・ビューに関するトピックを参照してください。
- パーソナライズされたビューの作成の詳細は、『採用の使用』ガイドのパーソナライズされたジョブ応募グリッド・ビューの作成に関するトピックを参照してください。
新しい出力処理を使用して、ジョブ応募のPDFバージョンを作成できます。
「ジョブ応募の印刷」ページでは、印刷するコンテンツおよび添付を選択できます。
ノート: 事前スクリーニングの選択、詳細情報質問リストおよびインタビュー・フィードバック質問リストの要求はできません。
選択するセクションおよびコンテンツを含むジョブ応募ページの印刷
1つまたは複数のジョブ応募に対してPDFファイルを生成できます。
ジョブ応募内から出力処理を使用すると、PDFファイルがリアルタイムで生成されます。新しいブラウザ・タブが開き、ジョブ応募がPDF形式で表示されます。
リアルタイムで作成されたジョブ応募のPDF
ジョブ応募のリストを表示している場合は、1つ以上の応募に「印刷」処理を使用できます。PDFファイルはバッチとして非同期で生成されます。印刷が完了すると、通知を受信します。管理者が機能を構成した方法に応じて、ジョブ応募ごとに個別のPDFを含むzipファイルを含む通知を受信できます。または、通知に圧縮されたPDFをダウンロードするためのリンクが含まれています。
この機能を使用すると、ジョブ応募のPDFファイルを生成し、それらのPDFをジョブ応募のレビューおよび選択に関与する他のユーザーと共有できます。
有効化のステップ
印刷機能を構成するには、新しい設定を使用できます。
- 「設定および保守」作業領域で、次の項目に移動します。
- オファリング: 採用および候補者エクスペリエンス
- 機能領域: 採用および候補者エクスペリエンス管理
- タスク: 企業採用および候補者エクスペリエンス情報の管理
- 「PDFに印刷」セクションを展開し、「編集」をクリックします。
- PDFを配信する方法を選択します。
- 添付ファイル: ユーザーはジョブ応募ごとに個別のPDFを含むzipファイルを含む通知を受け取ります。これがデフォルトです。
- ハイパーリンク: ユーザーは、PDFをダウンロードするためのリンクを含む通知を受け取ります。
- 単一の出力処理に対してユーザーが選択できるジョブ応募の最大数を指定します。デフォルトは30で、最大値は100です。
- PDFファイルの最大サイズを指定します。デフォルトは10MB、最大は10MBです。
- 「保存」をクリックします。
PDFへの出力設定
アラート・コンポーザでは、2つの新しい通知を使用できます。
- 出力処理ダウンロード通知(IRC_PRINT_ACTION_DOWNLOAD): この通知は、出力済ジョブ応募のPDFが通知に添付されている場合に使用されます。
- 出力処理ハイパーリンク通知(IRC_PRINT_ACTION_HYPERLINK): この通知は、出力済ジョブ応募のPDFをリンクを使用してダウンロードできる場合に使用されます。
インタビュー・スケジュールでのMicrosoft Teams統合
インタビュー・スケジュールを作成するときに、Microsoft Teams統合を使用してインタビューのWebカンファレンス・リンクを生成できるようになりました。
ノート: この構成はインタビュー・スケジュール・テンプレートでも使用できます。テンプレートからの値は、テンプレートからインタビュー・スケジュールを作成するときにデフォルト設定されます。
「事業所詳細」セクションで、Webカンファレンス形式を選択した場合、新しいオプション「Teams統合の使用」が使用可能になります。
Teams統合オプションの使用
このオプションを選択する場合は、会議ホストを定義する必要があります。これは、Office 365アカウントを使用して「Teams」リンクを生成する個人です。特定の個人または採用チームのメンバーを選択できます。
会議ホストとして協力者タイプを選択したが、このような協力者タイプが求人に定義されていない場合、スケジュール所有者はインタビューおよびインタビュー・スロットの会議ホストとしてデフォルト設定されます。会議ホストとして協力者タイプを選択し、求人にこの協力者タイプに複数のユーザーが割り当てられている場合、この協力者タイプの最初のユーザー(求人に表示される最初のユーザー)が会議ホストになります。
Web会議に関連する他のフィールド(「電話」、「Webカンファレンス・リンク」、「アクセス・コード」)が無効になっていることに注意してください。
候補者がインタビューをスケジュールすると、選択した会議ホストを使用してWebカンファレンス・リンクが生成されます。
この機能を使用すると、スケジュールでTeams統合設定を定義して、このスケジュールのインタビュー・で値をデフォルト設定できます。また、インタビュー・スロットはユーザーが作成しないため、「候補者はインタビュー担当者の勤務可能状況に基づいてスケジュールします」設定を使用して、スケジュールにTeams統合を使用できます。
有効化のステップ
Microsoft Office 365とのカレンダ統合を有効にする必要があります。「Teams使用可能」オプションも有効にする必要があります。
-
「設定と保守」作業領域で、次の場所に移動します。
-
オファリング: 採用および候補者エクスペリエンス
-
機能領域: 採用および候補者エクスペリエンス管理
-
タスク: 企業採用および候補者エクスペリエンス情報
-
-
「Microsoft Graph統合」セクションを展開し、「編集」をクリックします。
-
「アクティブ」を選択して、フィールドに値を入力します。
-
「Teams使用可能」オプションを選択します。
-
「保存」をクリックします。
ヒントと考慮事項
この機能は、候補者管理および採用チーム管理のインタビュー・スケジュールの両方に使用できます。
スケジュールに対してインタビューまたはインタビュー時間枠を作成すると、「Teams統合の使用」のスケジュールの構成がインタビューまたはインタビュー時間枠にデフォルト設定されます。ただし、共有スケジュールで採用チームのメンバー(特定のユーザーではなく)が会議ホストとして選択されている場合、このスケジュールは複数の求人に対して使用できるため、このスケジュールに作成されるインタビュー時間枠にはデフォルト設定されません。ユーザーは、インタビュー時間枠の会議ホストとして特定のユーザーを選択する必要があります。
インタビュー・スケジュールがTeams統合を使用するように構成され、「候補者はインタビュー担当者の勤務可能状況に基づいてスケジュールします」設定が有効になっている場合、会議ホスト(Teams統合)として選択されたユーザーの空き状況は、候補者に提案できるタイム・スロットの決定時に考慮されません。インタビュー担当者の空き状況のみが考慮されます。また、会議ホストがインタビュー担当者でもある場合は、このユーザーの空き状況が考慮されます。
会議ホストとして選択したユーザーが会議の開催者になります。つまり、このユーザーのかわりにMicrosoft 365カレンダ・エントリが自動的に作成されます。ユーザーを主催者として表示し、このユーザーにはカレンダに自動的にエントリが表示されます。ユーザーは会議への招待を受け入れる必要はありません。
CKEditor 5を使用して、キャンペーンEメールおよびランディング・ページを編集します。CKEditor 4はデフォルトで引き続き表示されますが、CKEditor 5を有効にできます。
CKEditor 4
2つのエディタにはいくつかの違いがあり、CKEditor 5にはいくつかの機能が拡張されています。
CKEditor 5
拡張テキスト管理およびテーブル・レイアウト機能により、候補者に対して、より創造的で効果的なコミュニケーションが可能になります。
有効化のステップ
CKEditor 5を有効にするには、次の操作を実行します。
- 「設定と保守」作業領域で、次の場所に移動します。
- オファリング: 採用および候補者エクスペリエンス
-
機能領域: 採用および候補者エクスペリエンス管理
-
タスク: 企業採用および候補者エクスペリエンス情報
- 「キャンペーン」領域を展開し、「編集」をクリックします。
- 「Eメール・デザイナでのリッチ・テキスト・エディタ使用可能」チェック・ボックスを選択します。
- 「保存」をクリックします。
求人のジョブ応募に関する様々なメトリックを表示できます。「メトリック」という新しいセクションは、求人の「概要」タブで使用できます。「メトリック」セクションには、求人に関する様々な情報を含むOTBIレポートが表示されます。求人に固有のデータを表示するには、求人IDがOTBIレポートに渡されます。管理者がカスタム・レポートを作成した場合は、ページ・コンポーザを使用して、デフォルト・レポートをそのカスタム・レポートに置き換えることができます。
「メトリック」セクションに表示されるレポートには、次の3つのタブがあります。
- ジョブ応募
- ソース・トラッキング
- 候補者タイプ
「ジョブ応募」タブでは、求人に対するジョブ応募の性別、エスニシティおよび障害情報を表示できます。図には、候補者選択プロセスの各フェーズの情報を提供した個人の数が表示されます。
性別メトリック
「ソース・トラッキング」タブでは、候補者が応募したソース媒体名とソース名を表示できます。特定のソース媒体名またはソース名の候補者の応募数、および応募総数の割合を確認できます。
ソース媒体メトリック
「候補者タイプ」タブでは、すべての外部候補者、すべての内部候補者、従業員、派遣就業者、前派遣就業者および前従業員などの候補者タイプ別にジョブ応募を表示できます。この図は、候補者選択プロセスの各フェーズの候補者タイプを示しています。
候補者タイプ基準
OTBIレポートには、アクセス権がある情報のみが表示されます。また、求人に20未満のジョブ応募がある場合、情報は表示されません。これは、どの候補者がどのグループに属しているかを簡単に識別できるようにするためです。
この機能を使用すると、様々なディメンションの候補応募の分布を確認できます。また、レポートに含まれている情報は求人ページに直接表示されるため、簡単にアクセスできます。
有効化のステップ
管理者は、トランザクション設計スタジオで新しいメトリック・セクションの表示を構成できます。デフォルトでは、「メトリック」セクションは表示されません。
- 「設定および処理」メニュー→「ページの編集」→「サンドボックスのアクティブ化」の「サイト」レイヤーでサンドボックスおよびページの編集をアクティブ化します。
- ホーム・ページで、「自分のクライアント・グループ」→「HCMエクスペリエンス設計スタジオ」に移動します。
- 「トランザクション設計スタジオ」タブをクリックします。
- 「採用 - ジョブ求人の表示および編集」処理を選択します。
- 「追加」をクリックしてルールを作成します。
- 「基本詳細」セクションで、ルールの名前と説明を入力します。
- 「ページ属性」セクションで、「概要のセクション」リージョンを選択します。
- 「メトリック」セクションを「表示」に設定します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
「メトリック」セクションに表示されるレポートを、ページ・コンポーザを使用して別のレポートで置き換えることができます。「概要」ページを編集し、レポートを含むリージョンを検索できます。このリージョンにはBIカタログ・パス・プロパティがあります。現在のパスを、使用するレポートのパスに置き換えます。
カスタム・レポートは、現在の求人に関連する情報のみを表示するためにレポートで使用できる識別子であるため、要求IDをプロンプトとして受け入れる必要があります。
ページ・コンポーザのコンポーネント・プロパティ
ページ・コンポーザを使用して、コンテキスト依存OTBIレポートを他の求人ページに追加できます。現在の求人の求人IDは、様々な求人ページでパラメータとして渡して、現在の求人に関連するOTBIレポートを表示できます。
求人IDは、次の求人タブに追加されたレポートでパラメータとして渡すことができます。
- 概要
- 詳細
- ジョブ形式設定
- 進捗
- インタビュー
- フィードバック
求人IDをレポートに渡すには、次のトークンを使用する必要があります: #{backingBeanScope.DetailsBean.promptFilterValue}
このリリースでは、求人フレックスフィールドを使用して、候補者詳細ペイロードで追加コンテンツをアクティブ化できます。
追加の求人フレックスフィールドをサポートする場合は、スクリーニング・パートナとディスカッションします。その場合は、標準スクリーニング統合を拡張するようにフレックスフィールドを構成します。
管理者は、次の処理を使用してルールを作成することによって、トランザクション設計スタジオで次の追加求人フレックスフィールドを構成します。
- 採用 - アセスメントの追加フィールド
- 採用 - 経歴チェックの追加フィールド
- 採用 - 税控除の追加フィールド
各パートナの候補者詳細ペイロードに追加するフレックスフィールドのペア、フィールドおよび値を選択する必要があります。これらのフレックスフィールドは、グローバル・コンテキスト・レベルでアクティブ化でき、パートナごとに1つのコンテキストのみです。単一パートナは、グローバル・パートナに加えて、複数の特定のコンテキストで構成されたフレックスフィールドを受信できません。パートナごとに最大25個のフレックスフィールドをアクティブ化できます。
- 「設定および処理」メニュー→「ページの編集」→「サンドボックスのアクティブ化」の「サイト」レイヤーでサンドボックスおよびページの編集をアクティブ化します。
- ホーム・ページで、「自分のクライアント・グループ」→「HCMエクスペリエンス設計スタジオ」に移動します。
- 「トランザクション設計スタジオ」タブをクリックします。
- 次のいずれかの処理を選択します。
- 採用 - アセスメントの追加フィールド
- 採用 - 経歴チェックの追加フィールド
- 採用 - 税控除の追加フィールド
- 「追加」をクリックしてルールを作成します。
- 「基本詳細」セクションで、ルールの名前と説明を入力します。採用パートナを選択します。
- 「ページ属性」セクションで、「ジョブ求人付加フレックスフィールド」を「表示可能」に設定します。
- 個々のフレックスフィールドを入力してパートナに送信する場合は、「編集」アイコンをクリックします。フレックスフィールドのコンテンツ・コードとフレックスフィールド属性を選択します。フィールドを「表示」に設定します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
トランザクション設計スタジオの追加フレックスフィールドの構成
トランザクション設計スタジオでのフレックスフィールドの編集
これらのアクティブ化されたフレックスフィールドは、ジョブ求人に表示されます。これらのフィールドは特定のパートナと共有され、パートナが要求した候補者詳細ペイロードに含まれます。これは、採用からパートナへの追加コンテンツです。
この機能改善により、パートナは、事前スクリーニング・プロセスに関する追加情報を送受信できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
主なリソース
- 詳細は、My Oracle Supportで入手可能なパートナ統合の技術概要(ドキュメントID 2627681.1)を参照してください。
オートコンプリートのルール - ジョブ・オファーのルールの拡張
候補者の「時期および事由」セクション、「アサイメント情報」セクション、「オファー・チーム」セクションおよびジョブ応募のフィールドを参照することで、ジョブ・オファー・ビジネス・オブジェクトのオートコンプリート・ルールを作成できます。
次に、ジョブ・オファー・ビジネス・オブジェクトの検証ルールを記述するための拡張機能を示します。
-
When and Why : When属性とWhy属性を使用して検証ルールを記述します。たとえば、時期と事由の法的エンティティに基づいてオファー・レター・テンプレートを検証できます。
- アサイメント情報: アサイメント属性を使用して検証ルールを記述します。たとえば、法的エンティティ、ビジネス・ユニットまたは等級に基づいてオファー・レター・テンプレートを検証するルールを作成できます。
- オファー・チーム: 特定の協力者タイプがオファー・チームに追加されたかどうかを検証するルールを作成します。
- 候補者ジョブ応募: 候補者に特定のフェーズおよび状態の他のジョブ応募があるかどうかを検証するルールを記述します。たとえば、候補者の複数のオファーをブロックするルールを記述できます。
次に、オファー・フェーズの候補者に他のジョブ応募があるかどうかを検証するルールの例を示します。その場合は、エラー・メッセージが表示されます。
ルールの例
オファー・チームに「アシスタント協力者」タイプの協力者がいるかどうかを検証するルールの例を次に示します。その場合は、エラー・メッセージが表示されます。
ルールの例
この機能を使用すると、アサイメント詳細に基づく拡張検証によってビジネス・プロセスを合理化し、候補者に提示できるオファー数に関するビジネス・ルールを適用できます。さらに、候補者にオファー延長後のダウンストリーム・プロセスをサポートするために必要なオファー・チーム・メンバーの追加を確認します。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、サービス・リクエスト(SR)を登録する必要があります。
アクセスするには、My Oracle Supportのリリース21B以降のFusion HCM Cloud: オートコンプリートのルールの有効化(ドキュメントID 2767655.1)に記載されている手順をレビューして実行してください。
主なリソース
- オートコンプリートのルールの有効化および使用の詳細は、Oracle Help CenterのOracle Global Human Resources Cloudオートコンプリートのルールを使ったHCMの構成と拡張ガイドを参照してください。
内部候補者のオファーの「給与情報」セクションを利用できるようになりました。「オファー」ページで「給与情報」セクションがデフォルトで有効になりました。トランザクション設計スタジオを使用して有効にする必要はなくなりました。
内部候補者のオファーの給与情報セクション
オファー内の給与情報セクション
採用では、外部および内部の候補者(従業員)へのオファーがサポートされます。内部候補者にオファーが行われると、レコードがHRに移動されると、オファー詳細が従業員の新しい雇用関係に転送されます。内部の候補者にオファー情報がコピーされた後、HR担当者は「ジョブ・オファーの管理」ページで詳細をレビューできます。給与リージョンは、内部転送シナリオについて、次の4つのフローすべてでサポートされるようになりました。
- 雇用関係の作成
- ローカルおよびグローバル異動
- アサイメントの追加
- アサイメントの変更: 23Aの新規。
この機能を使用して、すべての内部移動シナリオの給与情報をオファー・ページで取得できるようになりました。この情報は、手動操作なしで従業員給与にシームレスに転送されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
データ・ロード機能が次の新規および拡張ビジネス・オブジェクトにより拡張されます:
拡張ビジネス・オブジェクト
- 候補者: 候補者、候補者住所、候補者電話番号
- コンテンツ・ライブラリ: 掲載摘要コンテキスト
- ジョブ求人
新規属性のあるビジネス・オブジェクト
- 候補者ジョブ応募: 新規ReApplyFlag属性
- ジョブ求人: 新規DefaultFromおよびHotJobFlag属性
詳細は、HCM共通 - HCMデータ・ローダー23A新機能に記載されているビジネス・オブジェクトの拡張の機能を参照してください。
この機能では、ビジネス・オブジェクトを更新する別の方法が提供されます。以前は、ユーザー・インタフェースから手動で実行できるのみでした。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
HCM抽出でジョブ求人抽出を使用して、急募ジョブとしてタグ付けされたジョブ求人を抽出できるようになりました。新しいフィールドIRC_EXTRACTS_REQUISITION_HOT_JOB_FLAGがIRC_EXTRACTS_REQUISITION_DETAILS_UEユーザー・エンティティに追加されました。
この機能改善により、急募ジョブの求人を簡単に抽出できます。また、急募ジョブ・インジケータをフィルタしてジョブ求人を抽出できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
HCM抽出でジョブ応募抽出を使用して、候補者が応募プロセスから取り下げてジョブに再応募したジョブ応募を抽出できるようになりました。新しいフィールド「抽出送信破棄済」がIRC_EXTRACTS_SUBMISSION_DETAILS_UEユーザー・エンティティに追加されました。
この機能改善により、候補者がプロセスから取り下げてジョブに再応募したジョブ応募を簡単に抽出できます。「抽出送信破棄済」インジケータでフィルタして、ジョブ応募を抽出することもできます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
Oracleは、従来から現在の機能を新しい機能で置き換えるか、既存の機能を削除します。
置換された機能は削除のパスに配置される可能性があります。次の機能は、新しい機能に移動する必要がある更新を示します。ベスト・プラクティスとして、完全サポートのためにただちに新しい機能に移動し、製品に提供される最新の更新内容を維持する必要があります。
削除されたすべての機能には「更新」があり、その機能は使用できなくなります。「更新」に示された機能が使用できなくなるため、必要な計画を行ってその機能を除外してください。
23Aリリースでは、ジョブ応募リストのフィルタから「再雇用の推薦」フィルタが削除されたことに注意してください。
プロファイル・オプションORA_IRC_JA_ORACLE_SEARCH_ENABLEDを使用してOracle Searchを有効にしている組織の場合、ジョブ応募のリストで「再雇用の推薦」フィルタを使用できなくなります。ただし、見込み、プール・メンバーおよび候補者の検索結果に対しては使用できます。
この削除はパフォーマンスへの影響によるものです。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
Oracle Recruiting Boosterを使用すると、採用マネージャおよび採用担当者は、会話型エクスペリエンスや双方向メッセージングを介した候補者との大規模なエンゲージメント、登録フロー、事前スクリーニング質問リストおよびスケジュール機能を使用した採用イベントの作成および管理、共有インタビュー・スケジュールの管理、カレンダとの同期によるインタビュー・スケジュールの自動化、インタビュー・ガイドの配布、インタビュー担当者からのフィードバックの収集を行うことができます。この製品には別のライセンスが必要です。
インタビュー招待の送信時の期間およびインタビュー担当者の変更
候補者に求人に対する自分のインタビューをスケジュールするよう招待すると、インタビューの期間やインタビュー担当者などのインタビュー詳細を変更できるようになりました。
「インタビューへの招待の送信」ページで1つの候補者管理のインタビュー・スケジュールを選択し、スケジュールに対して「候補者はインタビュー担当者の勤務可能状況に基づいてスケジュールします」の設定を有効にする必要があります。
- ジョブ応募を開きます。
- 「処理」メニューで、「インタビューへの招待の送信」を選択します。
- インタビュー・スケジュールを選択します。
- 「編集」をクリックしてインタビューの詳細を変更します。
- インタビューおよびインタビュー担当者の期間は変更できます。これらの変更は、このインタビューの招待に対してのみ行われます。インタビュー・スケジュールは変更されません。
- 「保存」をクリックします。
候補者が自己スケジュール・ページにアクセスすると、新しい会議期間およびインタビュー担当者に基づいて提案されたインタビュー時間のリストが表示されます。
「インタビューへの招待の送信」ページでのインタビュー詳細の変更
この機能を使用すると、インタビュー・スケジュールを編集せずに、特定の候補者インタビューに対して異なる会議期間および異なるインタビュー担当者を選択できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
この機能は、「候補者はインタビュー担当者の勤務可能状況に基づいてスケジュールします」設定が選択されている単一の候補者管理インタビュー・スケジュールに対してインタビュー招待を送信する場合にのみ使用できます。インタビュー招待の送信時に複数のスケジュールが選択されている場合、この機能は使用できません。
インタビュー担当者の勤務可能状況インタビュー・スケジュール設定の表示の構成
管理者は、Microsoft 365統合が有効な場合に、候補者管理のインタビュー・スケジュールの「候補者はインタビュー担当者の勤務可能状況に基づいてスケジュールします」設定の表示を構成できるようになりました。
フィールドを表示するように構成すると、「候補者はインタビュー担当者の勤務可能状況に基づいてスケジュールします」設定が使用可能になります。スケジュールで設定を選択すると、「面接時間」フィールドと「インタビュー担当者」フィールドも使用可能になります。
候補者はインタビュー担当者の勤務可能状況に基づいてスケジュールします
この機能改善により、この機能を使用しない場合はフィールドを非表示にできます。
有効化のステップ
トランザクション設計スタジオを使用すると、「候補者はインタビュー担当者の勤務可能状況に基づいてスケジュールします」オプションを表示するかどうかを決定するルールを作成する必要があります。デフォルトでは、このオプションは表示されます。
- 「設定および処理」メニュー→「ページの編集」→「サンドボックスのアクティブ化」の「サイト」レイヤーでサンドボックスおよびページの編集をアクティブ化します。
- ホーム・ページで、「自分のクライアント・グループ」→「HCMエクスペリエンス設計スタジオ」に移動します。
- 「トランザクション設計スタジオ」タブをクリックします。
- 「採用 - インタビュー・スケジュールの作成」処理を選択します。
- 「追加」をクリックしてルールを作成します。
- 「基本詳細」セクションで、ルールの名前と説明を入力します。
- 「ページ属性」セクションで、「設定」領域を選択します。
- 「候補者はインタビュー担当者の勤務可能状況に基づいてスケジュールします」を「表示可能」または「表示不可」に設定します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
インタビュー・コーディネータは、新しい作業領域を利用して、インタビュー要求、スケジュール済インタビューおよびコーディネータがインタビュー担当者でもあるインタビューを表示および管理できます。
「自分のクライアント・グループ」の「採用」グループ: 「インタビューの調整」で新しいクイック処理を使用できます。
インタビュー・クイック処理の調整
作業領域は3つのタブに分かれています。
- インタビュー要求: インタビュー・コーディネータとして、作成したインタビュー要求のリストを表示できます。各要求には、候補者の名前と番号、求人名と番号、要求ステータス、要求を作成した個人の名前および要求の日付が表示されます。要求のリストはフィルタできます。要求をクリックして詳細を表示し、インタビューの招待を送信できます。要求を削除して、要求ステータスを変更することもできます。
「インタビュー要求」タブ
- スケジュール済インタビュー: インタビュー・スケジュールを所有している求人のすべてのインタビューが表示されるカレンダが表示されます。フィルタを使用して、スケジュール済インタビューをステータス、求人、候補者およびインタビュー担当者別に表示できます。インタビューの様々なステータスを簡単に確認できるように、カラー・コードが使用されます。インタビューをクリックすると、インタビュー詳細、インタビュー対象となるインタビュー担当者および候補者を表示できます。
「スケジュール済インタビュー」タブ
- 「自分のインタビュー」: 自分がインタビュー担当者であるスケジュール済インタビューを示すカレンダが表示されます。ステータスでインタビューをフィルタできます。インタビューの様々なステータスを簡単に確認できるように、カラー・コードが使用されます。
「自分のインタビュー」タブ
この新しい作業領域では、インタビュー・コーディネータはインタビューを簡単に確認でき、今後のインタビューを予測でき、個々のジョブ求人内のインタビューを管理する必要もなくなります。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、採用ブースタにオプトインする必要があります。
オプトインするには、次の権限が必要です。
- アプリケーション・オファリングのレビュー
- Oracle Fusion Applicationsオファリングの構成
- 「設定および保守」作業領域で、「採用および候補者エクスペリエンス」オファリングを選択します。
- 「機能オプト・インの変更」をクリックします。
- 「オプト・イン: 採用および候補者エクスペリエンス」ページで、「採用ブースタ」を有効にします。
トランザクション設計スタジオを使用して、「インタビューの調整」作業領域のタブの表示を構成できます。
- 「設定および処理」メニュー→「ページの編集」→「サンドボックスのアクティブ化」の「サイト」レイヤーでサンドボックスおよびページの編集をアクティブ化します。
- ホーム・ページで、「自分のクライアント・グループ」→「HCMエクスペリエンス設計スタジオ」に移動します。
- 「トランザクション設計スタジオ」タブをクリックします。
- アクション「採用 - インタビューの調整」を選択します。
- 「追加」をクリックしてルールを作成します。
- 「基本詳細」セクションで、名前と説明を入力します。
- 「ページ属性」セクションで、「採用」→「調整」→「インタビュー」リージョンを選択します。
- セクションを「表示」または「非表示」に設定します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
アクセス要件
「インタビューの調整」作業領域にアクセスするには、「候補者のインタビューとフィードバックの調整」権限が必要です。この権限は、デフォルトで採用担当者ロールに付与されます。
権限名 | 権限コード | ジョブ・ロール |
---|---|---|
候補者のインタビューおよびフィードバックの調整 |
IRC_COORDINATE_CANDIDATE_INTERVIEWS_AND_FEEDBACK_PRIV |
採用担当者 |
採用マネージャまたは採用担当者は、候補者のインタビューをスケジュールするように要求できます。次に、インタビュー・コーディネータが要求のリストを確認し、インタビューをスケジュールするためのアクションを実行します。
ジョブ応募リストまたはジョブ応募内では、「インタビューのスケジュールの要求」という新しい処理を使用できます。
インタビューのスケジュールの要求処理
1から10件のジョブ応募を選択すると、「インタビューのスケジュールの要求」処理がリアルタイムで実行されます。少なくとも1つのジョブ応募が正常に処理されると、処理が成功したことを示す確認メッセージが表示されます。10を超えるジョブ応募を選択すると、処理はバッチとして非同期に実行されます。処理が完了すると、通知を受け取ります。正常に処理されたジョブ応募の数および失敗した応募の詳細を表示できます。
「インタビューのスケジュールの要求」ページで、インタビュー・コーディネータを選択する必要があります。また、インタビュー担当者、インタビューの形式、インタビュー期間、および追加情報を指定することもできます。「送信」をクリックすると、要求に割り当てられたインタビュー・コーディネータに通知が送信されます。
「インタビューのスケジュールの要求」ページ
インタビュー要求のリストを表示してインタビューをスケジュールするために、インタビュー・コーディネータは、新規の「インタビューの調整」作業領域に移動します。この作業領域は、「自分のクライアント・グループ」の「採用」グループでクイック・アクションとして使用できます。「インタビュー要求」タブに、インタビュー・コーディネータに対して作成された要求のリストが表示されます。各要求には、候補者の名前と番号、求人名と番号、要求ステータス、要求を作成した個人の名前および要求の日付が表示されます。インタビュー・コーディネータは、要求をクリックして詳細を確認し、インタビューの招待を送信できます。コーディネータは、処理中であることを示す要求のステータスを変更することもできます。また、不要になった要求を削除することもできます。
インタビューをスケジュールする要求の詳細
この機能を使用すると、インタビュー・コーディネータとの通信が簡略化されます。また、調整が必要なインタビュー要求のリストがコーディネータに提供されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、採用ブースタにオプトインする必要があります。
オプトインするには、次の権限が必要です。
- アプリケーション・オファリングのレビュー
- Oracle Fusion Applicationsオファリングの構成
- 「設定および保守」作業領域で、「採用および候補者エクスペリエンス」オファリングを選択します。
- 「機能オプト・インの変更」をクリックします。
- 「オプト・イン: 採用および候補者エクスペリエンス」ページで、「採用ブースタ」を有効にします。
アラート・コンポーザでは、インタビュー・コーディネータに新規要求を通知するために送信される通知を使用できます。
- インタビュー・スケジュール予定の要求(IRC_Intrv_Coordntr_Request_Notification)
ヒントと考慮事項
「インタビューのスケジュールの要求」処理は、「候補者により取下げ済」状態と「雇用主により否認済」状態、およびHRフェーズのジョブ応募には使用できません。ジョブ求人が確定済、取消済または一時停止の場合も、この処理は使用できません。
アクセス要件
「インタビューのスケジュールの要求」機能を使用するには、「候補者ジョブ応募の表示」権限が必要です。
権限名 | 権限コード |
---|---|
候補者ジョブ応募の表示 |
IRC_VIEW_CANDIDATE_JOB_APPLICATION_PRIV |
インタビュー担当者は、新しい作業領域を利用して、スケジュール済インタビューを表示して応答できます。
「自分: インタビュー」の下に新しいクイック・アクションがあります。
「インタビュー」作業領域
「自分のインタビュー」タブには、自分がインタビュー担当者であるスケジュール済インタビューを示すカレンダが表示されます。ステータスでインタビューをフィルタできます。インタビューの様々なステータスを簡単に確認できるように、カラー・コードが使用されます。インタビューをクリックすると、その詳細を表示できます。
「自分のインタビュー」タブ
この新しい作業領域では、インタビュー担当者はインタビューの求人に関係なく、インタビューを簡単に確認し、インタビューを処理できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、採用ブースタにオプトインする必要があります。
オプトインするには、次の権限が必要です。
- アプリケーション・オファリングのレビュー
- Oracle Fusion Applicationsオファリングの構成
- 「設定および保守」作業領域で、「採用および候補者エクスペリエンス」オファリングを選択します。
- 「機能オプト・インの変更」をクリックします。
- 「オプト・イン: 採用および候補者エクスペリエンス」ページで、「採用ブースタ」を有効にします。
アクセス要件
「インタビュー」作業領域にアクセスするには、「自分の候補者インタビューおよびフィードバックへのアクセス」権限が必要です。この権限は、デフォルトで採用マネージャ・ロールに付与されます。
権限名 | 権限コード | ジョブ・ロール |
---|---|---|
自分の候補者のインタビューおよびフィードバックへのアクセス |
|
採用マネージャ |
採用イベントを設定して、採用担当者が採用イベントを作成して編成し、外部候補者が採用イベントに応募して出席できるようにします。
採用イベントを有効にするには、次のステップに従います。
- 採用ブースタへのオプトイン
- イベント登録フローの作成
- 参照を使用したイベント・カテゴリの作成
- 外部キャリア・サイトでのイベントの有効化
- イベント権限の割当て
- イベント関連通知の構成
このフローでは、組織内のイベントを有効にするために必要なすべてのステップの概要を示します。
有効化のステップ
ステップ1: 採用ブースタへのオプトイン
採用イベントを有効にするには、採用ブースタにオプトインする必要があります。
オプトインするには、次の権限が必要です。
- アプリケーション・オファリングのレビュー
- Oracle Fusion Applicationsオファリングの構成
- 「設定および保守」作業領域で、「採用および候補者エクスペリエンス」オファリングを選択します。
- 「機能オプト・インの変更」をクリックします。
- 「オプト・イン: 採用および候補者エクスペリエンス」ページで、「採用ブースタ」を有効にします。
採用ブースタ・オプト・イン
ステップ2: イベント登録フローの作成
採用イベントで使用されるイベント登録フローを作成する必要があります。採用担当者は、イベントを作成するときに、作成した登録フローからフローを選択できます。
複数のイベント登録フローをアクティブ化できます。ビジネス・ニーズにあわせて、複数のバージョンのイベント・フローを作成することもできます。
作成プロセスは他のフローと似ていますが、イベント応募フロー・タイプを選択する必要があります。詳細は、『採用の実装』ガイドの応募フローの作成に関するトピックを参照してください。
- 「設定および保守」作業領域で、次の場所に移動します。
- オファリング: 採用および候補者エクスペリエンス
- 機能領域: 候補者エクスペリエンス
- タスク: ジョブ応募フロー構成
- 「ジョブ応募フロー」ページで、「作成」をクリックします。
- イベントの名前とコードを入力します。
- 「応募フロー・タイプ」フィールドで、「イベント」を選択します。
- 摘要を入力します。
- 「保存して続行」をクリックします。
- 次は、フローのバージョンを作成し、登録フローの情報ブロックを選択する必要があります。
- イベントの作成時に選択できるようにフローをアクティブ化します。
イベント登録フローの作成
ステップ3: 参照を使用したイベント・カテゴリの作成
イベント・カテゴリを作成して、様々なタイプのイベントをグループ化します。たとえば、大学採用イベント、キャンパスの採用イベント、民族採用イベントのカテゴリを設定できます。
イベントはカテゴリに割り当てる必要があります。イベントに割り当てられたカテゴリは削除しないでください。
デフォルトでは、次の2つのカテゴリを使用できます。
- 大学採用(ORA_UNIVERSITY_HIRING)
- 多様性採用(ORA_DIVERSITY_HIRING)
- 「設定および保守」作業領域で、次の場所に移動します。
- オファリング: 採用および候補者エクスペリエンス
- 機能領域: 採用および候補者エクスペリエンス管理
- タスク: 採用および候補者エクスペリエンス参照
- 「採用および候補者エクスペリエンス参照」ページで、参照タイプORA_IRC_REC_EVT_CATEGORYを検索します。
- 「参照コード」セクションで、「処理」メニューをクリックしてカテゴリを作成します。
- カテゴリを作成します。
- 「保存してクローズ」をクリックします
イベント・カテゴリの作成
ステップ4: 外部キャリア・サイトでのイベントの有効化
イベントを表示する外部キャリア・サイトを構成する必要があります。キャリア・サイトでイベントを有効にすると、イベント・チームはキャリア・サイトにイベントを掲載でき、キャリア・サイトを訪問する候補者はキーワード検索を使用してイベントを検索します。
外部キャリア・サイトでイベントを有効にするには、サイトが最小テンプレートを使用している必要があります。
- 「設定および保守」作業領域で、次の場所に移動します。
- オファリング: 採用および候補者エクスペリエンス
- 機能領域: 候補者エクスペリエンス
- タスク: キャリア・サイト構成
- 「キャリア・サイト構成」ページで、外部キャリア・サイトの横にある「編集」をクリックします。
- 「一般」タブで、「イベントの有効化」オプションを選択します。
イベント・オプションの有効化
ステップ5: イベント権限の割当て
自分が属するイベントを表示および管理するには、既存または新規のユーザー・ロールに次の権限を割り当てる必要があります。
- 採用イベントの表示(IRC_VIEW_RECRUITING_EVENT_PRIV): イベント・チーム・メンバーがイベントのすべての側面にアクセスできるようにする読取り専用権限です。イベント・チーム・メンバーは変更できません。
- 採用イベントの管理(IRC_MANAGE_RECRUITING_EVENT_PRIV): この権限により、イベント・チーム・メンバーは、日付、場所などのイベントのすべての側面を変更でき、候補者をイベントに招待することもできます。
採用モジュールの「イベント」タブを表示するには、少なくとも「採用イベントの表示」権限が必要です。
ステップ6: イベント関連通知の構成
イベント関連の通知は、採用コンテンツ・ライブラリで使用できます。通知をそのまま使用することも、ビジネス・ニーズにあわせて通知を構成することもできます。
- イベント取消済通知: 登録したイベントが取り消されたことを候補者に通知するために通知が送信されます。通知は、イベントを取り消す前に構成する必要があります。
- イベント・プール・メンバー通知: イベント対象者に送信され、様々なイベント・アクティビティに関する更新情報が通知されます。イベント対象者メンバーにメッセージを送信する前に、通知を構成する必要があります。
- イベントの感謝通知: 候補者にイベントに登録するための通知が送信されます。通知は、候補者がイベントに登録すると通知を受信するように、イベントを掲載する前に構成する必要があります。
- イベント更新通知: 登録したイベントが更新されたことを候補者に通知するために通知が送信されます。イベントを更新する前に、通知を構成する必要があります。
- イベント招待通知の送信: 候補者にイベントへの登録を招待する通知が送信されます。候補者をイベントに招待する前に、通知を構成する必要があります。
詳細は、『採用の実装』ガイドのコンテンツ項目の作成に関するトピックを参照してください。
新規採用イベント・オファリングを使用して、イベントを作成および掲載します。
- 「採用」作業領域を開きます。
- 「イベント」タブをクリックします。
新規イベントの追加
このページには、自分が所有者または協力者であるすべてのイベントが表示されます。
ノート: コラボレータは、ユーザーが所有する権限に応じて、表示専用またはイベント機能の管理を行うことができます。たとえば、「採用イベントの表示」権限のみを持つユーザーは、「追加」ボタンを使用できません。
イベントごとに、イベント・カテゴリ、開始日と終了日、フェーズおよび掲載済イベントに登録したユーザーの数が表示されます。イベントに登録したユーザーの数は、イベントの最大容量の一部として表示されます。このメトリックは、最大容量が定義されている場合にのみ表示されます。
イベントの検索、フィルタおよびソート
キーワードまたはイベント番号でイベントを検索できます。フェーズ、イベント日、イベント・カテゴリおよびイベント形式(個人または仮想)でイベントをフィルタし、結果をソートすることもできます。
- 新規イベントを作成するには、「追加」をクリックします。
イベントの追加
- 次のいずれかを選択します。
- 空白 - 新しいイベントを作成します。このイベントのすべてのフィールドに入力する必要があります。
- 既存のイベント - 既存のイベントに基づいて新しいイベントを作成します。選択したイベントに基づいてすべてのフィールドが事前移入されますが、変更できます。
- 「イベント表示」で、イベントが公開か非公開かを指定します。公開イベントはすべての人に公開されています。プライベート・イベントは招待のみによるものです。
ノート: イベント目的フィールドは内部使用を目的としており、内容は候補者に表示されません。
- 「イベント情報」、「イベント日」、「事業所詳細」、「イベント・チーム」、「添付」の残りのフィールドを入力します。「事業所詳細」セクションでは、対面イベント詳細と仮想イベント詳細の両方を定義できます。最終登録日と最大生産能力を指定することもできます。最終登録日を超えるか、キャパシティに達すると、キャリア・サイトで登録が自動的に無効になります。
注意: 添付資料は内部向けであり、候補者は表示されません。
- 「保存して閉じる」または「送信」をクリックします。「保存してクローズ」をクリックすると、イベントは下書きフェーズのままになります。「発行」をクリックすると、イベントがイベント設定フェーズに移動してイベント・レイアウトを設計します。
- 「イベント」ページで、送信したイベントを検索して選択します。
イベント設定フェーズ
- 「イベント・ページ・レイアウト」をクリックします。
- イベント・バナーを追加し、イベント摘要を入力し、適切な登録フォームを選択します。イベント情報は、下書きモード中にユーザーが決定していました。イベントの説明は編集可能であり、書式設定できます。簡単な説明は、キャリア・サイトのタイルとリストに表示されます。詳細な説明は、イベント詳細ページに表示されます。
- 終了したら、「処理」メニューを使用して、候補者にイベントがどのように表示されるかをプレビューします。レイアウトに問題がなければ、イベントを掲載できます。
-
「掲載」タブをクリックし、「編集」をクリックします。
-
「掲載スケジュール」で、「今すぐ掲載」を選択します。
-
イベントの掲載先の適切なキャリア・サイトを選択します。プライベート・イベントは選択したキャリア・サイトに公開され、「登録用にオープン」フェーズに移動されます。
ノート: このリストに表示されるキャリア・サイトでは「最小」テンプレートが使用され、イベントが使用可能になっています。
-
「保存」をクリックします。
この機能により、影響の大きい採用イベントを編成および実施するための詳細をすべて説明できます。
有効化のステップ
この機能を使用するには、採用イベントを有効にする必要があります。詳細は、この新機能の「採用イベントの設定」機能を参照してください。
候補者に採用イベントを通知するには、2つの方法のいずれかで登録できるようにします。次のことが可能です。
- 外部キャリア・サイトで公開して選択できるようにします。
- EメールまたはSMSメッセージで、候補者を公開イベントまたはプライベート・イベントに招待します。これらのメッセージには、イベントに登録するためのリンクが含まれています。
候補者をイベントに追加することで、公開イベント(キャリア・サイトで使用可能なイベント)と非公開イベント(招待のみによるイベント)の両方に招待できます。候補者がイベントに追加されると、登録リンクを含むEメール通知またはSMS通知が送信されます。次の方法で候補者を招待できます。
- 求人からの応募
- 候補者プール
- 候補者検索
- 候補者プロファイルから使用可能な処理
ノート: 社内従業員は、これらの事業所の候補者をフィルタ処理したときに表示される場合がありますが、社外候補者への招待のみを延長する必要があります。Eメール招待内の外部キャリア・リンクは、従業員または契約者に対してオープンできません。
- 前述のいずれかの領域から、外部候補者を検索またはフィルタします。
- 招待する候補者を選択します。
イベントに追加
- 「処理」メニューから「イベントに追加」を選択します。この処理は、「採用イベントの管理」権限を持つユーザーのみが使用できます。
イベントの選択
- 目的のイベントを選択します。掲載済イベント、または登録用にオープン・フェーズにあるイベントは、このドロップダウン・リストで使用できます。
ノート: 表示できるのは、自分が所有者またはコラボレータであるイベントのみです。掲載解除、下書き、イベント設定フェーズ、完了、取消済、過去のイベントはここに表示されません。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
確認メッセージが表示され、追加した候補者はイベント招待通知を受信します。これはEメールまたはSMS通知であり、送信されるタイプは候補者の希望通信モードによって異なります。
ノート: イベント招待通知はカスタマイズでき、複数のバージョンを作成できますが、有効な通知のバージョンは一度に1つのみです。
ノート: 通知の表示は内部と外部の両方にできますが、イベント通知は外部候補者のみに使用されます。
候補者がEメールによる招待を受信したら、「登録」リンクをクリックしてイベント詳細ページを開き、イベントに登録するかどうかを決定できます。登録したイベントは、「候補者セルフサービス」の「イベント」タブに表示されます。
招待された候補者は、イベントのすべてのチーム・メンバーに対してイベントの「対象者」セクションに表示されます。
この機能により、イベント・チームは公開イベントをキャリア・サイトに迅速に掲載し、参加者をクローズドなグループ・イベントに非公開で招待できます。
有効化のステップ
この機能を使用するには、採用イベントを有効にする必要があります。詳細は、この23Aの新機能の「採用イベントの設定」機能を参照してください。
ヒントと考慮事項
候補者をイベントに追加するには、「採用イベントの管理」権限があり、サイトに対して「イベント」が有効になっている必要があります。
主なリソース
- 候補者セルフサービスの詳細は、この新機能の「採用イベントの候補者登録セルフサービス」を参照してください。
外部候補者がイベント登録を検索、登録および管理できるようにします。外部キャリア・サイトに対してイベントを使用可能にした後、候補者が訪問すると、イベント名またはイベント番号によるイベントのキーワード検索を使用できます。
イベントの検索
イベント検索結果には、イベントが個人か仮想かが示されます。キーワードおよび事業所の検索は、イベントとジョブの両方に適用されます(現時点では、事業所がサポートされていません)。イベントを検索すると、事業所に関係なくすべてのイベントが取得されます。ジョブとイベントのリストを切り替えることができます。
イベント検索結果
イベント詳細ページには、イベントに登録するためのボタンが含まれています。候補者が「登録」をクリックすると、イベント・チームがイベントの作成時に選択したイベント登録フォームが表示されます。候補者がフォームを送信すると、候補者は候補者セルフサービス・ページに誘導されます(次を参照)。候補者は、イベントの「対象者」セクションでイベント・チームに登録済として表示されます。
「登録」ボタンがあるイベント詳細ページ
イベント登録フローは、ジョブ応募フローに似ています。登録を受け付けなくなった結果にも、一部のイベントは表示される場合があります。たとえば、終了日、最終登録日または最大キャパシティを超えた場合、登録は無効になります。このような場合、イベントが登録を受け付けないことを示すメッセージが表示されます。
登録を受け付けていないイベント
候補者は、候補者セルフサービス機能を使用してイベント登録を管理できます。候補者セルフサービス・ページに「自分のイベント」タブが表示されるようになりました。
候補者セルフサービスの「自分のイベント」タブ
候補者はこれを使用して、登録したイベントを「アクティブなイベント登録」に表示できます。必要に応じて、「ステータス」の横にあるドロップダウンをクリックすると、それらのステータスを取り消すことができます。イベントを取り消すと、「非アクティブなイベント登録」の下にリストされます。このセクションには、終了日を過ぎたイベントも表示されます。
ノート: CSSページには、候補者がログインするサイトでイベントが有効であるかどうかに関係なく、常にイベント登録が表示されます。
この機能により、キャリア・サイトに掲載されたイベントを簡単に検出でき、候補者はすべてのイベント登録を一元的な場所から管理できます。
有効化のステップ
この機能を使用するには、採用イベントを有効にする必要があります。詳細は、この新機能の「採用イベントの設定」機能を参照してください。
次の方法で採用イベントを管理し、候補者とエンゲージメントします。
- 候補者がイベントに自分自身をチェックインできるようにします。
- イベント中に発生した候補者対応を記録します。
- 候補者にパーソナライズされたメッセージを送信して、様々なイベント発生を最新の状態に保ちます。
候補者セルフ・チェックインを許可
候補者がチェックインURLを使用して自分をイベントにチェックインできることを確認します。そのためにはいくつかの方法があります。
- 対面イベントの場合、イベントの日にキオスクにチェックインURLをロードできます。
- 仮想イベントの場合、仮想会議プラットフォームのチャット機能を使用して、チェックインURLを候補者と共有できます。
- チェックインURLを含むイベントEメール・テンプレートを作成し、「メッセージの送信」機能を使用して候補者と共有できます。
イベントのチェックインURLをコピーする手順は、次のとおりです。
-
「イベント」ページで、イベントを検索して選択します。
-
「概要」タブで、「処理」メニューから「チェックインURLのコピー」を選択します。
イベント・チェックインURLのコピー
-
URLを適切な場所に貼り付けます。
候補者がURLをオープンするか、キオスクで検出すると、登録済のEメール・アドレスまたは登録済モバイル番号を入力し、「チェックイン」をクリックします。なんらかの理由で候補者のEメール・アドレスが認識されない場合は、コピーして登録に使用できる別のリンクが表示されます。登録すると、チェックインURLに戻り、自分でチェックインできます。
ノート: 登録リンクはクリック可能ではありません。候補者は、それに到達するためにデバイスに入力する必要があります。
チェックインすると、候補者の情報がURLから消去されるため、対面イベントでキオスクにいる場合、前の候補者のEメール・アドレスを表示せずに、次行のユーザーが自分をチェックインできます。
候補者対応の記録
イベント中に発生した候補者対応を記録します。これらは、後日簡単に参照できるように、対応する候補者プロファイルに保存されます。
- 「イベント」ページで、イベントを検索して選択します。
- 「対象者」タブをクリックします。
- 候補者を検索して選択します。
- 候補者のプロファイルの「対応」タブをクリックします。
- ドロップダウン・リストから「対象者メンバーあり」を選択し、「追加」をクリックします。
- 適切な情報を入力し、「保存してクローズ」をクリックします。
対象者メンバーの対応
後で候補者検索からこの候補者にアクセスすると、この対応は、記録された他の候補者の対応とともに使用できます。対応の性質と日付に基づいて候補者をフィルタできます。
イベントおよびパーソナライズされたメッセージの送信
イベント・プール・メンバー通知は、イベントの前後に送信できる、カスタマイズされた個人メッセージです。たとえば、イベント・リマインダや、特定の部屋で昼食が提供されているお知らせを送信できます。ベスト・プラクティスは、採用管理者と協力して、イベント開始日前にイベントに送信する予定の様々なイベント・プール・メンバー通知をすべて設定およびカスタマイズすることです。これらのメッセージをSMSメッセージとして使用するようにカスタマイズすることもできます。送信されるメッセージのタイプは、候補者の希望通信モードによって異なります。
ノート: 通知の表示は内部と外部の両方にできますが、イベント通知は外部候補者のみに使用されます。
パーソナライズされたメッセージを候補者に送信するには:
- 「イベント」ページで、イベントを検索して選択します。
- 「対象者」タブをクリックします。
- メッセージ送信する候補者を選択します。
- 「処理」メニューから「メッセージの送信」を選択します。
メッセージの送信
- 「続行」をクリックします。
メッセージの送信
- 使用方法を選択します。
- メッセージ・テンプレートを選択します。複数のメッセージ・テンプレートが設定されている場合、それらはすべてここに表示されます。あるいは、「空白」を選択して、メッセージを最初から作成できます。
- 「デザイン」メニューからEメール・タイプを選択します。ここには、「設定および保守」作業領域の「Eメール・テンプレートの管理」タスクで構成されたアドホックEメール・タイプ・テンプレートのみが表示されます。
- 「続行」をクリックします。
- 必要な場合はメッセージを更新します。
- メッセージをプレビューするには、「続行」をクリックします。
- 「送信」をクリックします。メッセージが対象者メンバーに送信されたことを知らせる確認メッセージが表示されます。
パーソナライズされたメッセージを候補者に送信するもう1つの方法は、候補者に対してフィルタして個々のメッセージを送信することです。たとえば、招待されたが、まだイベントに登録していないイベントの対象者メンバーをフィルタし、イベントに登録するように促すメッセージを送信できます。特定の候補者に送信されたメッセージは、対応する候補者のプロファイルに記録されます。
対象者メンバーへのメッセージの送信
この機能により、次の方法で候補者のエンゲージメントが向上します。
- チェックイン・プロセスの簡素化
- イベント発生に関する最新情報を対象者メンバーに提供
- 候補者との有意義な会話を後日の参考のために記録
有効化のステップ
この機能を使用するには、採用イベントを有効にする必要があります。詳細は、この新機能の「採用イベントの設定」機能を参照してください。
主なリソース
- パーソナライズEメール・メッセージの設定の詳細は、この新機能の「採用イベントの設定」機能を参照してください。
- イベントへの候補者の追加の詳細は、この新機能の「採用イベントの作成および形式設定」機能を参照してください。
イベントの適格候補者を募集中の求人および候補者プールと照合して、タレント・パイプラインを作成します。イベントから求人に候補者を追加すると、候補者照合と呼ばれます。
ノート: イベント・チーム・メンバーは、アクセス権がある求人および候補者プールのみを追加できます。
求人への候補者の追加
候補者を求人に追加するには:
- 「イベント」ページで、イベントを検索して選択します。
- 「対象者」タブをクリックします。
- 1つ以上のフィルタリング基準を使用して、招待済、登録済またはイベントに出席した候補者を検索します。または、候補者名と候補者番号で検索して、イベントに関連付けられている候補者を検索することもできます。
候補者を求人に追加
- 「求人に追加」を選択します。
- 必要な求人を選択します。リストには、アクセス権がある求人のみが表示されます。イベント・チーム・メンバーは、アクセスできる候補者プールに候補者を追加することもできます。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
ここで使用できるその他の処理は、「候補者プールに追加」、「対応の追加」および「メッセージの送信」です。
イベントの成功の評価
イベントへの参加後に求人と照合された登録者、出席者および候補者の合計数を詳細に示すメトリックを使用して、イベントの成功を分析します。
メトリック
メトリックがイベント・ライフサイクルの「概要」タブに表示され、メトリックを使用してイベントの成功を評価できます。イベントが存在するフェーズに応じて、次のものが表示されます。
- 招待済- イベントに招待された候補者の数。このメトリックは、プライベート・イベントの場合のみ表示されます。
- 登録済- イベントに登録した候補者の数。
- 出席- イベントに参加した候補者の数。この番号は、チェックインURLを使用してチェックインしたユーザーで構成されます。
- 求人と照合済- イベントからの求人と照合された候補者の数。候補者は複数の求人と照合できますが、このメトリックに対して1回のみカウントされます。
イベントの完了
イベントが開始されると、使用可能なアクションは「完了イベント」のみです。イベントを完了とマークすると、新規候補者の追加など、イベントの変更が回避されます。イベントを完了しても、現在のイベント出席者は影響を受けませんが、プライベート・イベントURLおよびチェックイン・リンクは無効になり、候補者が追加できるイベントのリストからイベントが削除されます。完了すると、再度有効にすることはできません。添付のみ追加できます。完了したパブリック・イベントは自動的に掲載解除されません。これにより、マーケティング目的で終了したイベントを使用できます。これらをパブリックに表示する必要がなくなった場合は、掲載解除できます。
イベントの取消
イベント所有者は、イベント開始日より前の任意の時点でイベントを取り消すことができます。取り消すイベントに候補者がすでに登録されている場合、「登録済」のステータスは残りますが、取消Eメールを受信します。候補者は、候補者セルフサービスに「取消済」ラベルが表示されます。新規候補者は取消済イベントに追加できません。イベントが掲載され、取り消すと、イベントは自動的に転記解除されます。イベントURLが使用できなくなります。
この機能により、イベントから求人および候補者プールへの適格候補者の照合が迅速化されます。また、イベント・リーダー・チームは、様々な候補者関連の指標を使用してイベントのパフォーマンスを測るのに役立ちます。
有効化のステップ
この機能を使用するには、採用イベントを有効にする必要があります。詳細は、この23Aの新機能の「採用イベントの設定」機能を参照してください。
Oracle Recruiting Assistant - 拡張採用スキル
Oracle Recruiting Assistantの外部候補者エクスペリエンス・スキルは、次の新機能によって拡張され、候補者エクスペリエンス・バージョン2 (CEV2)スキルになりました。
- 事業所、ジョブ・カテゴリおよびジョブ機能のシノニムを使用したジョブ検索の強化
- 候補者の履歴書に基づくジョブ推奨
- ジョブ関連の質問に対する回答
- チャット・ボット・インタフェースからジョブに直接応募する機能
候補者エクスペリエンス・バージョン2のスキルにより、Oracle Recruiting Assistantのユーザー・エクスペリエンスが強化され、候補者が適切なタイミングで状況に応じたガイダンスを受け取るのに役立ちます。これらの新機能を利用するために、スキル・ストアから候補者エクスペリエンスV2スキルをダウンロードしてインストールすることをお薦めします。
ノート: 次のリリース以降、これらの拡張機能は、採用ブースタにオプト・インすると利用できます。ただし、候補者は、将来のリリースでもCEV2スキルを使用して引き続きジョブの検索、応募ステータスのチェック、タレント・コミュニティへの参加などが可能です。
候補者は、単純にいくつかの質問に答えることで、自分の関心のあるジョブを探せるようになりました。また、シノニムが構成されている場合は、事業所、ジョブ・カテゴリまたは機能に対して異なるシノニムを入力してジョブを検索することもできます。たとえば、サンフランシスコでジョブを検索する場合は、「SFOでのジョブの検索」や「ベイ・エリアでのジョブ探し」のように指定できます。
候補者は、レビュー中にジョブ求人に関する質問がある場合があります。Oracle Recruiting Assistantは、候補者が抱えている質問について会話して回答することで、候補者がジョブに応募する可能性を高めます。Oracle Recruiting Assistantでは、ジョブ固有の質問に回答し、それによって候補者が情報に基づいて意思決定することで、インタビューの受諾率を高めることができます。
情報を迅速に取得するために候補者がアシスタントに尋ねる可能性があるジョブ固有の質問のいくつかを次に示します。
- ジョブ企業の摘要の質問
- ジョブ教育レベルの質問
- ジョブ事業所の質問
- ジョブ組織の質問
- ジョブ資格の質問
- ジョブ職責の質問
- ジョブ・シフトの質問
- ジョブ・スキルの質問
- ジョブの概要の質問
- ジョブ・タイプの質問
さらに、組織に関する一般的な質問に対するカスタマイズされた回答を、Oracle Digital Assistantプラットフォームから候補者エクスペリエンスV2スキルに直接追加することもできます。候補者が会社のポリシーの詳細を把握できるように、回答を更新できる一般的ないくつかの質問を次に示します。
- 401kポリシーの質問
- 継続的教育ポリシーの質問
- 多様性の質問
- 国際的業務ポリシーの質問
- LGBTQ権利の質問
- 育児休暇ポリシーの質問
- 休暇ポリシーの質問
- ビザまたはグリーン・カードの支援の質問
- 年別休暇ポリシーの質問
- 傷病休暇ポリシーの質問
ジョブを検索する際、候補者は履歴書を使用したジョブの照合ボタンをクリックして履歴書に基づいて検索できます。Oracle Recruiting Assistantによって候補者の履歴書が要求され、履歴書のスキルおよびジョブ・タイトルに基づいて関連するジョブが表示されます。
Oracle Recruiting Assistantとの会話
候補者は、簡易応募フローを使用して、Oracle Recruiting Assistantを使用して特定のジョブに直接応募できます。採用にこのフローが構成されている場合は、候補者が簡易応募フロー構成に基づいて情報を提供し、応募を送信することで、応募プロセスを迅速に完了できます。
Oracle Recruiting Assistantでのジョブへの応募
簡易応募を使用したジョブ応募の送信
候補者がジョブに応募した後、ORAと対応してジョブ応募のステータスを把握したり、ジョブ応募を取り下げたり、タレント・プールに参加して可能性のあるロールの定期的な更新を取得できます。
Oracle Recruiting AssistantでCV2スキルを使用すると、次のことを実行できます。
- 候補者は、あらゆるデバイスで適切なジョブを迅速に見つけ、関心を表明します。
- 候補者は質問をし、関連する回答を見つけ、応答時間を短縮して候補者のエクスペリエンスを向上させます。
- 候補者は、ジョブを調査し、ジョブ推奨を速やかに取得し、事前スクリーニングを実施して、応募を速やかに進めることができます。ノート: ORAでのインタビューのスケジュールは現在使用できません。
- ORAが候補者と関わり、質問に回答するため、採用チームは時間を節約できます。
- 事前スクリーニング・プロセスによって、採用チームはより適格な候補者を得られます。
- ORAの会話型人工知能(AI)を使用して採用の速度が向上します。
有効化のステップ
Oracle Recruiting Assistantの構成
Oracle Recruiting Assistantを構成するために、「設定および保守」作業領域に新しいタスク・セットが作成されました。タスクは、採用アシスタント機能領域の「採用および候補者エクスペリエンス」オファリングで使用できます。
採用アシスタント機能領域
採用アシスタント機能領域には、次の2つのタスクがあります。
- シノニムの管理
- 採用アシスタント構成の管理
シノニムの管理: ここでは、ジョブ・カテゴリ、ジョブ機能および事業所のシノニムを作成できます。これらのシノニムは、候補者との対話中にチャット・ボットによって使用されます。シノニムは、候補者が様々な用語を使用してジョブを検索するのに役立ちます。たとえば、サンフランシスコの事業所の場合は、ベイ・エリア、シリコン・バレー、サウス・サンフランシスコ、サンフランシスコなどのシノニムを作成できます。
シノニムのページでは、シノニムを作成、削除、翻訳できます。
事業所シノニムの作成
「シノニム・データの同期」処理を使用して、シノニム・データをチャット・ボットと同期できます。これにより、スケジュール済プロセス「Recruiting Digital Assistantとのデータの同期化」が起動され、事業所、ジョブ・カテゴリおよびジョブ機能のシノニムがチャット・ボットと同期されます。
「ナビゲータ」>「ツール」>「スケジュール済プロセス」メニューを使用して、このプロセスをスケジュールすることもできます。採用アシスタントを有効にした後に、これを毎日1回実行するようにスケジュールすることをお薦めします。「プロセス詳細」ページの基本オプション・セクションを使用して実行し、すべてのシノニム・カテゴリを一度に同期できます。
採用アシスタント構成の管理: ここでは、リスト当たりの候補者応募の最大数やリスト当たりのジョブの最大数などの表示設定を構成できます。デフォルトの検索半径などの検索設定を構成することもできます。スキル構成の設定もあります。シノニム・データは、スキル名およびより低いスキル・バージョンに一致するスキルと同期されます。このセクションに表示するには、Oracle Recruiting Assistantプラットフォームでチャット・ボット管理者が事前にスキルをインストールしておく必要があります。
シノニム・データ同期のスキル構成
簡易応募フローの作成
簡易応募フローが構成されている場合は、候補者が、ORAで特定のジョブに直接応募できます。
「設定および保守」作業領域の「ジョブ応募フロー構成」タスクから、簡易応募フローを構成できます。
簡易応募フローには、このリストから最低1ブロックまたは最大5ブロックを含める必要があります。
セクション | ブロック | 会話に表示される |
---|---|---|
個人情報 |
連絡先情報 プロファイル・インポート |
はい いいえ |
ジョブ応募質問 |
ジョブ応募質問 |
はい |
自分に関する詳細 |
サポート文書 |
はい |
要約 |
レビュー |
いいえ |
これらのブロックのうち、「連絡先情報」および「レビュー」ブロックは必須です。ブロックをさらに追加すると、候補者は応募用のキャリア・サイトにリダイレクトされます。
チャット・ボットの会話中は、「連絡先情報」、「ジョブ応募質問」および「サポート文書」ブロックのみが表示されます(これらが簡易応募フローに含まれている場合)。
簡易応募フローを作成した後、採用担当者はそのフローをジョブ求人に追加する必要があります。これは、ジョブ求人の「詳細」→「構成」セクションから実行できます。
主なリソース
- Oracle Digital Assistantの詳細は、Oracle Help CenterにあるOracle Digital Assistantを使用したHCMとの対応ガイドを参照してください。
- スケジュール済プロセスの詳細は、Oracle Help Centerにある『共通機能の使用』ガイドのスケジュール済プロセスおよびプロセス・セットの送信のトピックを参照してください。
Oracle Transactional Business Intelligenceは、Oracle Cloudアプリケーションのすべてのユーザーが、日常的な意思決定のための非定型レポートを作成し、分析するために使用できるリアルタイムのセルフサービス・レポート作成ソリューションです。 Oracle Transactional Business Intelligenceは、人事マネージャ、人事担当者、企業幹部およびライン・マネージャに、ワークフォース原価、要員配置、報酬、パフォーマンス管理、タレント管理、後任プランおよび従業員福利厚生を分析するための重要なワークフォース情報を提供します。
レポートや分析を最初から作成する必要はありません。「Customer Connect」のレポート共有センターで、すべての製品のサンプル・レポートのライブラリを確認してください。
レポートを作成するときに、「ジョブ応募 - 基本情報」フォルダにある「応募破棄済インジケータ」を含められるようになりました。このインジケータは、候補者が応募プロセスから取り下げてジョブに再応募したジョブ応募で使用できます。これにより、新しいアクティブなジョブ応募が作成されます。
この機能改善により、候補者が同じジョブ求人に対して複数のジョブ応募を持つ理由を簡単に理解できます。また、求人の候補者数とジョブ応募数が一致しない可能性がある理由も理解しやすくなります。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
求人レポートを作成するときに、「ジョブ求人 - 基本情報」フォルダで使用可能な求人急募ジョブ・インジケータを含められるようになりました。
この機能改善により、急募ジョブとしてタグ付けされているジョブを指定できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ジョブ・オファー・ディメンションの追加アサイメント・フィールド
ジョブ・オファー・レポートを作成するときに、「ジョブ・オファー- アサイメント詳細」の下の「採用リアルタイム」サブジェクト領域で使用可能なこれらの追加アサイメント・フィールドを使用できるようになりました。
- アサイメント・カテゴリ
- アサイメント番号
- アサイメント・ステータス
- 年功計算の基準
- 建物
- 常勤換算およびヘッドカウントの自動計算
- 費用小切手送付先住所
- 階
- 等級ステップ昇格に含める
- 郵送先
- 退職(定年他)年齢
- 退職(定年他)日
- 組合名
この機能改善により、より完全なジョブ・オファー・レポートを作成できるようになり、OTBIで使用可能なオファー関連アサイメント・フィールドのリスト全体を使用できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
採用サブジェクト領域の新しい保護されたHRポジション・ディメンション
「ジョブ求人」→「ポジション」フォルダは、「ジョブ求人」→「HRポジション」というフォルダに置き換えられています。
フォルダには同じフィールドが含まれています。唯一の違いは、単独で照会した場合、標準のポジション・データ・セキュリティが適用されます。また、ユーザーがアクセスできないポジションは、それらすべてのポジションを表示することはできません。これはジョブ求人またはジョブ・オファー・レポートには影響しませんが、表示可能な求人またはオファーにポジションが含まれている場合は、ユーザーがポジションを単独でレポートした場合や、この変更のメイン・ドライバであるプロンプトでポジションが使用された場合には影響があります。
この機能改善により、レポートまたはダッシュボード・プロンプトで使用されるポジションは、ユーザーが表示できるポジションのリストに制限され、一般的なHCMセキュリティと連携します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
レポート・ライターは、求人レポートまたはダッシュボード・プロンプト使用で、これらの新しいポジション・フィールドに移行する必要があります。前の位置フォルダは、プレゼンテーション・レイヤーから非表示のまま、既存のレポートでも引き続き使用できますが、将来のリリースでは非推奨になる可能性があります。
置き換えられた機能または削除された機能
Oracleは時々、既存のクラウド・サービスの機能を新しい機能で置き換えるか、既存の機能を削除します。機能が置き換えられた場合、古いバージョンがすぐに削除されることも、将来削除されることもあります。ベスト・プラクティスとして、新しいバージョンが使用可能になったらすぐに、置換後の新しいバージョンの機能を使用するようにしてください。
製品 |
削除される機能 |
削除予定 |
置換後の機能 |
置換時期 |
追加情報 |
---|---|---|---|---|---|
採用 | 「再雇用の推薦」フィルタの削除 | 23A |
_________________________
トランザクション設計スタジオの採用ページ
トランザクション設計スタジオで処理の名前を変更し、採用ページをパーソナライズします。ページを簡単に識別して選択できるように、採用処理にプリフィクス「採用」が追加されました。
_________________________
既知の問題/メンテナンス・パック・スプレッドシート
Oracleは各更新における既知の問題に関するドキュメントを公開することにより、お客様が遭遇する可能性のある問題について啓発し、回避策があればそのドキュメントにおいてその回避策を提供します。
Oracleは、月次または法定パッチ適用により修正された不具合のメンテナンス・パックおよび法定メンテナンス・パックのドキュメントも公開します。
これらのドキュメントを参照するには、My Oracle Supportにアクセスできる必要があります。
Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)
次に、制限付提供プログラムが提供する制限付提供機能のリストを示します。
ノート: 現時点では、これらの機能をすべてのお客様がご利用いただけるわけではありません。これらは制限付提供プログラムを介してのみ使用可能であり、この機能プログラムに参加するには承認が必要になります。これらのプログラムに参加するには、テストに参加して、フィードバックを返していただく必要があります。プログラムによっては、他のご協力が必要な場合もあります。
これらの初期段階のプログラムに参加する時間がない場合、ご心配はいりません。すべてのお客様向けの一般提供が始まった時点で、この機能をご利用ください。すべてのお客様がこれらの機能をご利用いただけるようになると、通常どおり製品見出しの下に機能が表示されます。
ぜひ機能のリストをご覧になり、機能のリリース・スケジュールより前に実装する必要がある機能があるかどうかをご確認ください。機能のサインアップに関する情報は、次の表をご覧ください。これらのプログラムの参加者数は限られており、一部は特定のお客様向けのプログラムであるため、早めにサインアップしてください。
次の表に、使用可能な機能とサインアップ方法の簡単な説明を示します。提供される機能が多い場合は、この表の下にある「新機能」に機能の詳細が説明されている場合もあります。
制限付提供プログラムにご参加いただき、お客様のご意見やアイデアをお聞かせいただけることを楽しみにしています。
製品 |
機能名 |
機能の説明 |
テストが必要なお客様のタイプ |
サインアップ方法 |
制限付提供リリース |
現在参加可能 |
---|---|---|---|---|---|---|
採用 |
拡張ジョブ応募リスト・フィルタ |
Oracle Searchが使用可能な場合に、高度なフィルタリング機能を使用して、ジョブ応募リストに対してより複雑なターゲット検索を実行します。複数のジョブ応募の質問と回答、スキル、雇用主、ポジション、学位、専攻、学校およびインタビュー・フィードバックの質問リストを選択して、適切な候補者をより迅速に検索できるようになりました。拡張フィルタでは、Oracle Searchにジョブ応募フィルタを取り込む必要があります。 |
お客様は、次の制限付き提供プログラムに参加している必要があります。
|
このプログラムに参加するには、My Oracle Supportでサービス要求(SR)を登録して承認される必要があります。SRに"OR-JAFilters"のタグを付けてください |
21D | はい |