6月のメンテナンス・パック(24B)
改訂履歴
本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。
日付 | モジュール | 機能 | ノート |
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2024年5月31日 | 初版作成。 |
概要
お客様のアイデアをお聞かせください
ご意見をお待ちしています。クラウド・サービスをさらに改善する方法について提案がございましたらどうぞお教えください。アイデアを送信するにはいくつかの方法があります。たとえば、Oracle Customer ConnectのIdeas Labを使用します。機能名の後にこのアイコンが表示されている箇所は、お客様のアイデアを実現した機能です。
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本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。
免責条項
この文書に記載された情報には、オラクルの製品開発プランに関する説明文が含まれていることがあります。オラクルの製品開発プランと、今後の製品リリースの本質および時期に対し、様々な要因が大きく影響を及ぼします。したがって、この情報はあくまで情報として提供されるものであり、マテリアルやコード、機能を提供することのコミットメント(確約)ではないため、購買決定を行う際の判断材料になさらないでください。記載されている機能の開発、リリースおよび時期については、オラクルの単独の裁量により決定されます。
この情報は、オラクルおよびその子会社や関連会社との契約を構成するものではありません。特にこの情報についてオラクルは一切の責任を負いかねます。詳細は、法律上の注意点および使用条件を参照してください。
機能のサマリー
列の定義:
使用可能な状態で提供される機能
レポート = 新規または変更され、Oracleで提供される、実行準備が完了したレポート。
UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は通常、フィールド、検証またはプログラムの小さな変更で構成されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小限になります。
UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、より複雑に設計されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は高くなります。
使用できない状態で提供される機能 = これらの機能をエンド・ユーザーが使用するにはアクションが必要です。これらの機能は無効化された状態で提供され、有効にするかどうかや有効にする時期を任意で選択します。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域はまずレポートに組み込む必要があり、b)新しいWebサービスを利用するには統合が必要で、c)機能にアクセスできるようにするにはまずユーザー・ロールに割り当てる必要があります。
エンド・ユーザーがすぐに使用可能 レポートおよび小規模なUIまたはプロセスベースの新機能は、更新後のユーザーに対する影響を最小限に抑えます。したがって、顧客受入れテストでは、大規模なUIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当ててください。 |
エンド・ユーザーが使用する前に処理が必要 これらの機能を使用するために、膨大な作業は不要です。選択的に使用するよう選択すると、テストおよびロールアウトのタイミングを設定できます。 |
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機能 |
レポート |
UIまたは |
UIまたは |
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採用
採用
Oracle Recruiting Cloudは、採用マネージャおよび採用担当者に、候補者のソーシングおよび育成、ジョブ求人の作成および管理、候補者のスクリーニングおよび選択、ジョブ・オファーの作成および管理、組織への新規従業員のオンボーディングを行うためのツールを提供します。また、従業員および外部候補者が簡単なアプリケーション・プロセスを使用してジョブを検索、発見および応募できるキャリア・サイトも提供します。
キャリア・サイトの検索エンジン最適化
索引付けするためにGoogle検索エンジンにサイトマップを送信する際に、Search Console APIを使用するようになったことに注意してください。Ping APIはGoogleが非推奨にしました。Search Console APIはPing APIと同様に動作しますが、使用するには認証が必要です。サービス・アカウントを作成すると、秘密キー・トークンを含むJSONファイルをダウンロードできます。それをFusionにアップロードすればAPIを承認できます。
この機能を使用すると、サイトマップをGoogle検索エンジンに送信し、ボットがサイトマップをクロールしてジョブ掲載URLに索引付けできます。
有効化のステップ
まず、Google Search Consoleのサービス・アカウントを作成し、Googleにプロジェクトを作成してアクセス・トークンを取得し、Fusionドメイン・キャリア・サイトの所有権を要求する必要があります。これを行うステップは、https://developers.google.com/search/apis/indexing-api/v3/prereqsにあります。
次に、サイトマップ送信を有効にし、Googleサービス・アカウントの資格証明をアップロードする必要があります。
- 「設定と保守」作業領域で、次の場所に移動します。
- 講義: 採用および候補者エクスペリエンス
- 機能領域: 採用および候補者エクスペリエンス管理
- タスク: 企業採用および候補者エクスペリエンス情報
- 「候補者エクスペリエンス」セクションを展開し、「編集」をクリックします。
- 「検索エンジン最適化」セクションで、「SEO使用可能」を選択します。こうすると、APIを介したサイトマップの送信が使用可能になります。
- 「検索構成URL」フィールドには、Search Console APIに必要なURLが自動的に移入されます。URL内のパラメータは、検索エンジンをpingすると、実際のURLに置き換えられます。
- 「構成URL」フィールドに、https://www.googleapis.com/webmasters/v3/sites/{SEARCHCONSOLE_SITEURL}/sitemaps/{SITEMAP_URL}と入力します
- SEARCHCONSOLE_SITEURLは、サービス・アカウントを作成すると、Google Search Consoleに追加されたURL接頭辞プロパティで置き換えられます。たとえば、バニティ・ドメインの場合は、https://<<Career_Site_Domain>>/hcmUI/CandidateExperienceまたはhttps://<<Career_Site_Vanity_Domain>>/になります。
- SITEMAP_URLが、キャリア・サイト・ドメインのジョブ掲載サイト・マップの場所のURLに置き換えられます。
- バニティURLが構成されている場合は、キャリア・サイト・ドメインにバニティ・ドメインが含まれます。それ以外の場合は、Fusionドメインが表示されます。
- 「Googleサービス・アカウントJSONファイル」の横にある「参照」をクリックします。
- Googleサービス・アカウントの作成中に生成されたJSONキー・ファイルをアップロードします。
- 「保存」をクリックします。
JSONファイルがアップロードされて、サイトマップの送信が使用可能になると、FusionがサイトマップをGoogle検索エンジンに送信し、ボットがサイトマップをクロールして、ジョブ掲載URLを索引付けできるようになります。
更新24B
改訂履歴
本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。
日付 | モジュール | 機能 | ノート |
---|---|---|---|
2024年5月31日 | 採用ブースタ | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
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2024年4月26日 |
採用 |
生成AIを使用したジョブ求人の掲載摘要の作成 | 文書の更新。更新24Bで提供された機能。 |
2024年4月26日 | 採用 | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
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2024年3月29日 | 採用 | ジョブ求人詳細ページのRedwoodエクスペリエンス | 文書の更新。機能情報の改訂。 |
2024年3月1日 | 初版作成。 |
概要
HCM Cloudアプリケーションについては、このWhat's Newに記載されている次の2つのタイプのパッチを取得できます。
- リリース更新(24A、24B、24C、24D)
- 各更新に対するオプションの月次メンテナンス・パック
環境で使用しているリリース更新を把握することが重要です。これはクラウド・ポータルで確認できます。
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お客様のアイデアをお聞かせください
ご意見をお待ちしています。製品の改善方法についての提案がございましたら、お知らせください。Oracle Customer Connectのアイデア・ラボに移動して、アイデアを入力してください。この文書の機能名の後に電球アイコンが表示されている箇所はすべて、お客様のアイデアを実現した機能です。
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全HCM製品に関して推奨される参照ドキュメント:
- HCM共通の新機能 – この新機能の項では、アプリケーション全体で使用される機能を説明します。
- 人事管理の新機能 – グローバル人事管理の項では、他のアプリケーションが基盤としているベース・アプリケーションの機能を確認できます。
ノート: すべてのグローバル人事管理機能が、タレントおよび報酬製品で使用できるわけではありません。
- Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)これらのドキュメントには、バグ修正および考えられる既知の問題が記載されています。また、現在使用しているか、今後移行するリリース更新バージョンに基づいて、次のドキュメントも参照することが必要になります。
- Oracle Help Center – ここでは、ガイド、ビデオおよび検索可能なヘルプを見つけることができます。
- リリース・レディネス - 新機能のサマリー、新機能、機能リスト・スプレッドシート、スポットライトおよびリリース・トレーニング
フィードバックをお寄せください
本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。 HCM Cloudの新機能に関するお問い合せかフィードバックかを電子メールの本文または件名に明記してください。
機能のサマリー
列の定義:
レポート = 新規または変更され、Oracleで提供される、実行準備が完了したレポート。
UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は通常、フィールド、検証またはプログラムの小さな変更で構成されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小限になります。
UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、より複雑に設計されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は高くなります。
使用できない状態で提供される機能 = これらの機能をエンド・ユーザーが使用するにはアクションが必要です。これらの機能は無効化された状態で提供され、有効にするかどうかや有効にする時期を任意で選択します。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域はまずレポートに組み込む必要があり、b)新しいWebサービスを利用するには統合が必要で、c)機能にアクセスできるようにするにはまずユーザー・ロールに割り当てる必要があります。
エンド・ユーザーがすぐに使用可能 レポートおよび小規模なUIまたはプロセスベースの新機能は、更新後のユーザーに対する影響を最小限に抑えます。したがって、顧客受入れテストでは、大規模なUIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当ててください。 |
エンド・ユーザーが使用する前に顧客による処理が必要 これらの機能を使用するために、膨大な作業は不要です。選択的に使用するよう選択すると、テストおよびロールアウトのタイミングを設定できます。 |
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機能 |
レポート |
UIまたは |
UIまたは |
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採用
採用
Oracle Recruiting Cloudは、採用マネージャおよび採用担当者に、候補者のソーシングおよび育成、ジョブ求人の作成および管理、候補者のスクリーニングおよび選択、ジョブ・オファーの作成および管理、組織への新規従業員のオンボーディングを行うためのツールを提供します。また、従業員および外部候補者が簡単なアプリケーション・プロセスを使用してジョブを検索、発見および応募できるキャリア・サイトも提供します。
アウトバウンドSMSメッセージの量を制限するための拡張機能
送信テキスト・メッセージの数を制限し、メッセージの送信先として許可された国のリストを管理することで、SMS通信をより適切に管理します。
SMS通信を初めて有効にする場合は、アウトバウンドSMSメッセージに制限を設定した場合にのみ有効にできます。
制限の適用先:
- 1日当たりに採用から送信できるメッセージの最大数。
- 1日当たりに候補者に送信できるメッセージの最大数。
- 採用全体のメッセージのしきい値の制限。これに到達すると、警告通知が送信されます。
送信済メッセージの数が前述の制限のいずれかを超えると、「採用メッセージ構成」タスクで構成したEメールに警告通知が送信されます。
ノート: SMS通信を有効にするには、アクティブなSMSメッセージング・プロバイダも必要です。
SMS通信の有効化
過去にSMS通信をすでに有効にしたが、SMS制限を指定しなかった場合は、過去の使用状況に基づいて事前定義された制限が設定されるようになりました。しきい値警告通知の送信先のEメールに、非稼働Eメール・アドレスが移入されるようになりました。通知を受信するには、有効なEメール・アドレスに変更する必要があります。
SMS通信をすでに有効にしており、過去にSMS制限を指定していた場合、それらの制限が引き続き適用されます。
もう1つの拡張機能は、新しいプロファイル・オプションORA_IRC_SMS_ALLOW_LISTを使用できることです。これには、SMSメッセージの送信先として許可されている国のデフォルト・リストが含まれています。現在、このリスト以外の国にテキスト・メッセージを送信している場合、そのメッセージは送信されなくなります。これらの国にメッセージを送信するには、このプロファイル・オプション値を更新する必要があります。
これらの拡張機能により、SMS通信機能の管理がより適切に保護されます。これにより、アウトバウンド・テキスト・メッセージの予期しない急増や不正使用を防止できます。
有効化のステップ
テキスト・メッセージの送信に対する許可済国コードのリストを更新するには、次の手順に従ってください:
- 「設定と保守」作業領域で、次の場所に移動します。
- 講義: 採用および候補者エクスペリエンス
- 機能領域: 採用および候補者エクスペリエンス管理
- タスク: 採用および候補者エクスペリエンス・プロファイル・オプション値
- プロファイル・オプション・コードORA_IRC_SMS_ALLOW_LISTを検索します。
- ORA_IRC_SMS_ALLOW_LISTのプロファイル値セクションで、必要に応じて国コードを追加または削除して、「プロファイル値」フィールドを更新します。国コードの間にスペースを入れずに、コンマ区切りのリストにしてください。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
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主なリソース
詳細は、My Oracle Supportで入手可能な技術概要「Limit the Volume of Outbound SMS Messages in Oracle Recruiting」(ドキュメントID: 3019750.1)を参照してください。
候補者エクスペリエンス
ジョブ検索結果リストの追加の求人フィールド
ジョブ検索結果リストで、さらに多くのジョブ求人フィールドを外部候補者に公開できます。カスタム検索結果ページ構成を使用して、リストのジョブにフィールドや機能を追加できます。
この機能を使用して、ジョブ検索結果リストで外部候補者に関連情報を公開できます。候補者は応募するジョブを簡単に見つけられるため、ユーザー・エクスペリエンスが向上します。
有効化のステップ
この機能を使用するには、カスタム検索結果ページを編集する必要があります。
- 「設定と保守」作業領域で、次の場所に移動します。
- オファリング: 採用および候補者エクスペリエンス
- 機能領域: 候補者エクスペリエンス
- タスク: キャリア・サイト構成
- キャリア・サイトを検索し、「編集」をクリックします。
- 「ページ」タブをクリックします。
- カスタム検索結果ページを選択または作成します。
- ジョブ・リスト要素を選択して、編集モードでオープンします。
更新されたカスタム検索ページ
構成ページのレイアウトが変更され、4つの新しいセクションがあります。
- 表示ヘッダー情報
- 表示ジョブ情報
- 表示ジョブ・タグ
- 表示メイン・コンテンツ情報
- 各セクションをクリックして、各セクションに表示できる項目のリストを表示します。これらのフィールドはセクションごとに事前定義されており、必要なフィールドを選択します。
「表示ジョブ情報」には、新しいフィールドが含まれています。ここで選択した順序で、フィールドがキャリア・サイトに追加されます。
- 求人番号
- 組織
- ジョブ・カテゴリ(キャリア・サイト・ラベル = ジョブ・ファミリ)
- ジョブ機能
- 就業者タイプ
- 正社員または臨時
- 管理レベル
- フルタイムまたはパートタイム
- ジョブ・シフト
- ジョブ・タイプ
- 教育レベル
- 国内出張必須
- 海外出張要
- 勤務期間(月数)
- 勤務期間(年数)
- 勤務時間
- 勤務日
- 雇用主
- ビジネス・ユニット
- 部門
- 掲載失効日
- プライマリ就業事業所およびその他就業事業所
- 職責
- 資格
- ジョブ求人フレックスフィールド
ノート: 現時点では、独立したフレックスフィールドのみがサポートされています。
このセクションには、次を表示するオプションもあります。
- 「お気に入り」アイコン
- 「共有」アイコン
- 矢印アイコン
- 応募ボタン
特定の値のアイコンのラベルを変更するオプションもあります。
ラベルおよび値
このセクションでは、ジョブ・タイトルの下にラベルおよび値を引き続き表示できますが、「アイコンおよび値」を選択するオプションが追加されました。
新しい表示オプション
選択すると、ラベルはアイコンとして表示されます。
アイコンおよび値の表示
ヒントと考慮事項
ジョブ・リスト(リスト・ビューとタイル・ビューの両方)のデフォルト・スタイルが刷新され、マージンおよびパディングに若干の変更が追加されました。この刷新は、既存のデフォルトの検索結果ページおよび新しく作成されたカスタム検索結果ページに影響します。このリリースより前に作成されたカスタム・ページでは、使用するレイアウトを選択できます。現在のデザイン(クラシック)を維持するか、新しいレイアウト(レイアウト1)に移行できます。
ノート: レイアウト1に変更すると、クラシックには戻せません。
Eメール・サインインの認証およびEメール・アドレスの再利用の許可
再訪の候補者が、生年月日または姓(過去にその候補者に入力された情報に応じて)のいずれかを確認することで、Eメール・アドレスを正真正銘自身のアドレスとして要求することを許可できます。正しい情報を入力すると、所有権をさらに検証するための検証コードがEメール・アドレスに送信されます。
検証コードの入力
IDが確認されると、ジョブ応募プロセスに進むことができます。
候補者が姓または生年月日を使用してEメール・アドレスの所有権を認証できない場合、使用を試みているEメール・アドレスがシステム内の別のユーザーに現在割り当てられていることを意味する可能性があります。これは、候補者が姓と生年月日の詳細を入力ミスした場合や、以前の候補者がEメール・アドレスを入力する際にスペル・ミスした場合、あるいはEメール・プロバイダがEメール・アドレスをリサイクルしたときに以前の候補者のアドレスが非アクティブな状態であったことでEメール・アドレスを失った可能性など、いくつかの理由で発生している可能性があります。
候補者が認証できない場合は、そのEメール・アドレスを使用して新しいプロファイルを作成するオプションが提供されます。
所有権をさらに検証するために検証コードがEメール・アドレスに送信され、新しいプロファイルを作成できるようになります。新しいプロファイルがEメール・アドレスに関連付けられると、そのEメール・アドレスを使用していた前の候補者は未確認としてマークされます。
IDの認証
この機能により、Eメール検証および関連する候補者プロファイルに別のセキュリティ・レイヤーがもたらされます。この機能では、候補者が使用したEメール・アドレスが過去に別の候補者に属していた場合でも、候補者は新しいプロファイルを作成できます。
有効化のステップ
- 「設定と保守」作業領域で、次の場所に移動します。
- オファリング: 採用および候補者エクスペリエンス
- 機能領域: 採用および候補者エクスペリエンス管理
- タスク: 企業採用および候補者エクスペリエンス情報
- 「候補者エクスペリエンス」セクションを展開し、「編集」をクリックします。
- 「生年月日の検証およびEメール要求の許可」オプションを選択します。
- 次の対象者に検証を適用します。
- 前従業員 - 前従業員および前派遣就業者を含めます
- すべての候補者 - 前従業員、派遣就業者(外部候補者として)、外部候補者を含めます
- 「保存」をクリックします。
ヒントと考慮事項
この設定は、候補者がIDを検証するすべてのフローに適用されます。
- 応募フロー
- タレント・コミュニティへのサイン・アップ
- イベント登録フロー
- 「プロファイルの管理」からのプロファイル・ログイン(候補者には、このフローから新しいプロファイルを作成する機会はありません)
主なリソース
Cookie同意機能の機能拡張
Cookieの同意機能が拡張され、Cookieの分類が可能になり、候補者が許可するCookieに同意できるようになりました。
Cookieの同意設定
新規および更新されたフィールドは次のとおりです。
- オープンCookieポリシーのリンク・テキスト - 組織のニーズにあわせてフィールドを編集できます。
- Cookieを拒否するボタンの有効化 - 以前は、Cookieポリシーを拒否するテキストの入力と呼ばれていました。わかりやすくするために名前が変更されました。
- Cookieプリファレンスの有効化 - カテゴリに基づいてCookieを受入れまたは拒否する追加の機会をユーザーに提供できます。デフォルトでは無効になっています。有効にすると、次のフィールドが使用可能になります。
- Cookieプリファレンス・ボタン・ラベル
- Cookieプリファレンス保存ボタン・ラベル
- Cookieポリシー - 一貫性を確保するためにこの新しいセクションで繰り返されます。前述の対を成すフィールドは無効になり、ユーザーはCookieプリファレンス・モーダルからCookieポリシーを表示できます。
- 必要不可欠Cookie
- 機能Cookie
- 分析およびパフォーマンスCookie
- Cookieカテゴリの追加 - カスタム・カテゴリを1つ追加します
デフォルトでは、すべてのボタンのラベルと摘要が表示されます。これらは独自の内容で更新できます。Cookieカテゴリのラベルは、ユーザー・インタフェース・テキスト・ツールを使用して更新できます。
Cookie同意モーダル
新しい設定を選択すると、Cookie同意モーダルは上の例のようになります。ユーザーが「プリファレンスの管理」をクリックすると、次のようなCookieポリシーとCookieカテゴリを含む新しいモーダルCookieプリファレンスがオープンします。
デフォルトのCookieプリファレンス・テキスト
候補者は、同意するCookieを選択できます。必要不可欠Cookieは常にアクティブになります。
JavaScriptを使用してCookieを保存するサードパーティ統合を有効にしている場合は、カスタムCookieカテゴリを介してそれらのCookieを制御できます。上の図のMarketing Cookiesカテゴリなど、希望する名前と摘要を指定してカスタムCookieカテゴリを追加できます。また、vCustomCookies変数を使用して、カスタムJavaScriptを実行します。vCustomCookiesがtrueの場合にのみ実行する条件をスクリプト内で保持します。
同様に、JavaScriptを使用してこれらのカテゴリに機能を埋め込んでいる場合は、vFunctionalCookiesおよびvAnalyticalPerformanceCookiesをそれぞれ使用して、機能Cookieと分析およびパフォーマンスCookieを制御できます。
さらに、ウィジェットを使用して、Cookie同意、CookieポリシーおよびCookieプリファレンス・モーダルのルック・アンド・フィールをカスタマイズできるようになりました。
カスタムCookieモードの作成
ブランドにあわせてモーダルの様々な要素を変更できます。
Cookieモーダルのカスタマイズ
これらの機能拡張により、EUおよびその他の国のGDPRに基づくCookieを管理する規制に準拠するための追加機能が提供されます。
有効化のステップ
- 「設定および保守」作業領域で、次の場所に移動します。
- 講義: 採用および候補者エクスペリエンス
- 機能領域: 候補者エクスペリエンス
- タスク: キャリア・サイト構成
- キャリア・サイトを選択し、「編集」をクリックします。
- 「一般」タブをクリックします。
- 「Cookie同意メッセージ」セクションを展開します。
- デフォルトのラベルと摘要を確認し、組織のニーズに応じて編集します。
- 「サイトの公開」をクリックします。
- 「ウィジェット」タブをオープンし、モーダルのルック・アンド・フィールを構成します。
ヒントと考慮事項
候補者がCookieを受入れまたは拒否すると、ブラウザのCookie履歴をクリアするまでCookie同意モーダルは再度表示されません。ただし、Cookieプリファレンスへのリンクをヘッダーまたはフッターに追加して、Cookie履歴をクリアしなくてもプリファレンスを変更する手段を候補者に提供できます。
ヘッダーまたはフッターへのCookieプリファレンスの追加
Cookieプリファレンスは、カスタム・コンテンツ・ページ内のリンクとして追加することもできます。
Cookieプリファレンス・リンクはページに追加可能
生成AI: 段落要素コンテンツ
キャリア・サイト・ビルダーには、AIアシスタントと呼ばれる、段落のための新しい領域があります。
AIアシスタント
トピックおよび希望する単語数を入力し、テキストを貼り付けます。「生成」をクリックすると、生成AIによりキャリア・サイトの段落要素に追加テキストが作成されます。
前述の項のテキストは編集できます。「生成」を再度クリックすると、テキストが他のテキストに置き換えられます。
AI支援の段落要素
この機能を使用すると、キャリア・サイト・ページのテキストの段落をすばやく作成できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
応募フローでの電話およびEメールのインポート
プロファイルのインポート時に、候補者が使用するソース(LinkedIn、Indeedまたは履歴書)から、連絡プリファレンス(Eメールおよび電話)がインポートされるようになりました。
この機能によりプロファイル・インポート・プロセスが最適化され、候補者が応募に費やす時間を短縮できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
「Eメール・アドレス」または「電話番号」フィールドが無効になっている場合は、Eメールが優先通信チャネルとして以前に設定されていることを意味します。無効になっているフィールドにはデータはインポートされません。
応募フローでの連絡プリファレンスの管理
候補者は、応募フローの過程でEメール・アドレスおよび電話番号を編集できるようになりました。以前は、セルフサービスの候補者プロファイルからのみ編集できました。
応募フローで、Eメールおよび電話フィールドの横に編集ボタンが表示されるようになりました。ユーザーは、これをクリックして情報を編集し、「保存」をクリックできます。変更されたことを確認するメッセージが表示されます。
Eメール・アドレスの更新
変更を取り消すには、「元に戻す」アイコンをクリックします。
「元に戻す」アイコンの使用
また、Eメール・アドレスまたは電話番号の横にある「連絡に使用」をクリックして、連絡プリファレンスを変更することもできます。
この機能により、候補者は連絡プリファレンスを簡単に編集できるため、応募フローに費やす時間が短縮され、ユーザー・エクスペリエンスが向上します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
- 新規の候補者は、1つの連絡方法のみを選択できます。再訪の候補者は両方を選択できます。
-
再訪の候補者が連絡プリファレンスを編集した場合は、応募フローの過程でインラインPINチャレンジを使用してEメールまたは電話番号を所有していることをすぐに検証する必要があります。新規候補者は、応募の送信後に通信チャネルを検証します。
- タレント・コミュニティでは、通信チャネルとしてEメールのみを使用できます。
-
SMSが有効になっていない場合は、すべてのケースでEメールが通信チャネルとして使用され、候補者はプリファレンスを変更できません。
「最新」キャリア・サイト・テンプレートの廃止
非推奨の「最新」テンプレートを使用するキャリア・サイトは変更できなくなります。「最小」設計テンプレートに基づく新しいフレームワークを使用する必要があります。
エンゲージメントに富んだ最新のエクスペリエンスを候補者に提供するための継続的な取り組みとして、キャリア・サイト・フレームワーク・サイトが強化されて追加の構成方法が提供されています。これにより、「最新」テンプレートのルック・アンド・フィールに相当するものなど、様々なレイアウトを構成できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
主なリソース
詳細は、初期の更新23Bでのお知らせを参照してください。
候補者インタビュー
インタビュー・スケジュールのスケジュール所有者の定義
インタビュー・スケジュールには、スケジュール作成者とは異なるインタビュー・スケジュール所有者を定義できます。この機能拡張を使用できるスケジュールは次のとおりです。
- インタビュー・スケジュール・テンプレート
- インタビュー・スケジュール(共有スケジュールと求人固有のスケジュールの両方)
インタビュー・コーディネータは、既存のインタビュー・スケジュールの所有者を変更できます。スケジュール所有者は必須です。スケジュール・テンプレートを使用してインタビュー・スケジュールを作成すると、スケジュール所有者はスケジュール・テンプレートからデフォルト設定されます。テンプレートに指定ユーザーがない場合は、現在のユーザーがスケジュール所有者になります。
インタビュー・スケジュールのスケジュール所有者
管理者は、インタビュー・スケジュール・テンプレートの所有者を変更できます。インタビュー・スケジュール・テンプレートでは、スケジュール所有者はオプションです。
インタビュー・スケジュール・テンプレートのスケジュール所有者
ノート: スケジュール所有者は、インタビュー・スケジュールまたはインタビュー・スケジュール・テンプレートのステータスに関係なく変更できます。
スケジュール所有者の設定方法の詳細を次に示します。
インタビュー・スケジュールを作成する場合:
- 管理者がスケジュール所有者をデフォルト設定するオートコンプリート・ルールを作成していた場合、スケジュール所有者はルールに従って設定されます。
- オートコンプリート・ルールが作成されていない場合、スケジュール所有者は現在のユーザーに設定されます。
インタビュー・スケジュールのインタビュー・スケジュール・テンプレートを後で選択する場合:
- スケジュール所有者がテンプレートに定義されている場合、スケジュール所有者はテンプレートに従って設定されます。
- スケジュール所有者がテンプレートに定義されていない場合、スケジュールの作成時に定義されたスケジュール所有者が(オートコンプリート・ルールの有無にかかわらず)保持されます。
この機能拡張により、インタビュー・スケジュールの所有者を変更して、組織内の個人の新しい職責にあわせることができます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
インタビュー・スケジュールでZoom統合が選択されている場合は、選択したスケジュール所有者がZoom承認を提供している必要があります。
- 現在のユーザーがスケジュール所有者であり、そのユーザーがZoom承認を提供していない場合は、Zoom承認を提供するよう求められます。
- 別のユーザーがスケジュール所有者であり、そのユーザーがZoom承認を提供していない場合は、新しいユーザーを選択する必要があります。
ノート: 承認メカニズムが異なるため、Teams統合への影響はありません。
スケジュール所有者に対する新しいトークンがあります。
- InterviewScheduleCreatorUserName
- InterviewScheduleCreatorDisplayName
- InterviewScheduleCreatorEmail
これらのトークンは、アラート・コンポーザで次のアラートに対して解決されます。
- IRC_Intrv_Schedule_Low_Openings
- IRC_Intrv_Schedule_No_Openings
- IRC_Shared_Intrv_Schedule_Low_Openings
- IRC_Shared_Intrv_Schedule_No_Openings
- IRC_Intrv_Zoom_Missing_Link
- IRC_Intrv_Zoom_Meeting_Not_Updated
- IRC_Intrv_Candidate_Request_More_Slots
オートコンプリート・ルールを使用して、スケジュール所有者を設定できます。これは、求人固有のスケジュールにのみ使用できます(共有スケジュールおよびスケジュール・テンプレートには使用できません)。たとえば、求人の採用担当者に基づいてスケジュール所有者がデフォルト設定されるようにルールを作成できます。
インタビュー・スケジュール所有者のオートコンプリート・ルールの例
候補者メッセージ
アウトバウンド・メッセージのレポート
アウトバウンドSMSメッセージのレポートを生成して、正常に送信またはブロックされた数を分析できるようになりました。次の期間についてレポートを生成できます。
- 日次 - 1日の1時間当たりに送信およびブロックされたSMSメッセージの数をリストします。また、1日の最初の1時間から各時間までのメッセージの累積数も表示します。
- 30日 - 過去30日間に送信およびブロックされたSMSメッセージの数をリストします。
- 履歴 - 過去2年間に送信およびブロックされたSMSメッセージの数をリストします。
また、レポートでは、候補者検証通知、イベント取消済通知など、採用コンテンツ・ライブラリで定義された通知カテゴリに従ってメッセージが分類されます。これらのカテゴリに属さないメッセージは、「その他」カテゴリに表示されます。
サンプル日次レポート
この機能により、ユーザーはレポートを生成して、送信されたSMSメッセージとブロックされたSMSメッセージの量を分析できます。
有効化のステップ
- 「設定と保守」作業領域で、次の場所に移動します。
- 講義: 採用および候補者エクスペリエンス
- 機能領域: 採用および候補者エクスペリエンス管理
- タスク: 採用メッセージ構成
-
「テキスト・メッセージのレポート」セクションを展開し、「編集」をクリックします。
-
レポートの期間を選択し、「レポートの作成」をクリックします。
テキスト・メッセージのレポート
ヒントと考慮事項
この機能が動作するためには、SMS通信を有効にする必要があります。
主なリソース
SMS通信の有効化の詳細は、Oracle Help Centerで『採用の実装』ガイドの候補者通信のSMSの有効化に関するトピックを参照してください。
キャンペーン
ジョブ・アラート処理の新しいスケジュール済プロセス
「採用ジョブ・アラートの処理」という新しいスケジュール済プロセスが追加されています。これにより、採用キャンペーンおよびHCMコミュニケート・キャンペーンのEメールを処理するスケジュール済プロセス(「キャンペーンEメール作成」および「キャンペーンEメール送信」)からジョブ・アラート処理が分離されます。
新しいスケジュール済プロセスでは、次の分析が提供されます。
- 送信された外部アラート
- 送信された内部アラート
- 一致するジョブなし - 外部候補者
- 一致するジョブなし - 内部候補者。
この新しいスケジュール済プロセスを使用すると、ジョブ・アラート処理のパフォーマンスが最適化されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、次のことが必要です。
- 新しいプロファイル・オプションORA_IRC_CX_JOB_ALERTS_SEPARATE_ESSを有効にします。デフォルトでは、このプロファイル・オプションは「N」に設定されており、この機能はデフォルトでは無効な状態で提供されます。
- 「採用ジョブ・アラートの処理」スケジュール済プロセスを1日に1回実行するようにスケジュールします。
プロファイル・オプションを有効化するには:
- 「設定および保守」作業領域で、「タスク」アイコンをクリックします。
- 「検索」をクリックします。
- 「検索」ページで、「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索します
- タスク名をクリックします。
- 「管理者プロファイル値の管理」ページで、プロファイル・オプション・コードORA_IRC_CX_JOB_ALERTS_SEPARATE_ESSを検索します。
- 「プロファイル値」セクションで、プロファイル値をYに設定します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
ヒントと考慮事項
- このプロファイル・オプションを「Y」に設定し、新しいスケジュール済プロセスをスケジュールすることをお薦めします。
- 新しいプロファイル・オプションを設定した後、「キャンペーンEメール作成」および「キャンペーンEメール送信」スケジュール済プロセスは、採用キャンペーンおよびHCMコミュニケート・キャンペーンに対して以前と同様に引き続き実行されます。
- 「採用ジョブ・アラートの処理」スケジュール済プロセスをスケジュールする前に、2つの古いスケジュール済プロセスの1日の実行を完了できるようにすることをお薦めします。
主なリソース
- 分析の詳細は、Oracle Help Centerで入手可能な分析とレポートの作成および管理ガイドを参照してください。
- プロセスのスケジュールの詳細は、Oracle Help Centerで入手可能な『採用の実装』ガイドのOracle Recruiting Cloudのスケジュール済プロセスに関するトピックを参照してください。
候補者および候補者ジョブ応募
候補者ラベルを追加および削除するための新しい処理
管理者は、候補者選択プロセスの構成中に、新しい「候補者ラベルの追加または削除」処理を使用して、候補者のラベルを自動的に割当または削除できます。「候補者ラベルの追加または削除」処理を次のように追加できます。
- フェーズに入るときに、フェーズに対して
- フェーズ終了時に、フェーズに対して
- 特定の状態に対して
選択したフェーズまたは状態に候補者が達したときに、選択したラベルが候補者にない場合、または削除されている場合は、選択したラベルが候補者に自動的に割り当てられます。
この機能を使用して、ジョブ応募が様々な状態およびフェーズを移動するときに、ラベルを自動的に追加または削除できるようになりました。これにより、候補者プロファイルを更新するための手動操作のレベルが減少します。
有効化のステップ
最初に、候補者にタグ付けするラベルを作成する必要があります。詳細は、候補者をタグ付けするラベルの作成を参照してください。
上位候補者が「インタビューおよび選考」フェーズを終了したときに、「プレミアム候補者」というラベルを追加するとします。
- 「設定と保守」作業領域で、次の場所に移動します。
- 講義: 採用および候補者経歴
- 機能領域: 候補者ジョブ応募
- タスク: 候補者選択プロセス構成
- 「候補者選択プロセス構成」ページで、候補者選択プロセスを作成するか、既存のプロセスを編集します。
- 「インタビューおよび選考」フェーズをクリックします。
- フェーズ処理セクションで、「フェーズ終了時」→「処理の追加」→「候補者ラベルの追加または削除」をクリックします。
- 「処理: 候補者ラベルの追加または削除」ページの「追加するラベル」セクションで、ラベル「上位候補者」を追加します。
- 「続行」をクリックします。
候補者選択プロセスへのラベルの追加
ヒントと考慮事項
- 「採用ラベルの管理」構成ページからラベルを削除すると、そのラベルは「候補者ラベルの追加または削除」セレクタからも削除されます。
- 候補者選択プロセスの条件を定義するときに、候補者ラベルを追加または削除するFastFormulaを追加できます。
主なリソース
条件およびFastFormulaの作成の詳細は、Oracle Help Centerで入手可能な『採用の実装』ガイドの次のトピックを参照してください。
採用アクティビティ・センター
採用アクティビティ・センター - アクティビティ優先度の構成
「アクティビティ・センター」ページでアクティビティのリストを表示する際、処理する最も重要な項目を簡単に表示できるようになりました。各アクティビティ項目は、「高」、「中」または「低」の優先度でタグ付けされます。
「アクティビティ・センター」ページの「優先度」
この機能を使用すると、ビジネス・プロセスにあわせてアクティビティの優先度を設定し、ユーザーが最も重要なアクティビティに対して確実に処理を実行できます。
有効化のステップ
各アクティビティには事前定義された優先度があります。優先度は、「採用アクティビティ・センターの構成」領域で変更できます。
- 「設定および保守」作業領域で、次の項目に移動します。
- オファリング: 採用および候補者エクスペリエンス
- 機能領域: 採用および候補者エクスペリエンス管理
- タスク: 企業採用および候補者エクスペリエンス情報
- 「採用管理」セクションで、「採用アクティビティ・センターの構成」をクリックします。
- アクティビティ項目の横にある「編集」アイコンをクリックします。
- 優先度を高、中または低に設定します。
- 「保存」をクリックします。
ヒントと考慮事項
以前のリリースでは、高優先度のみが使用可能でした。優先度が未指定であったアクティビティは、デフォルトで低優先度として表示されます。
定数およびビジネス・ルールを使用して、「アクティビティ・センター」ページをパーソナライズできます。詳細は、Visual Builder Studioを使用したHCM Redwoodアプリケーションの拡張ガイドを参照してください。
採用アクティビティ・センター - ジョブ・オファー・プレビュー
採用アクティビティ・センター内でジョブ・オファー詳細をプレビューできるようになりました。ジョブ・オファー・アクティビティをクリックすると、ドロワーがオープンし、次の各セクションにジョブ・オファー情報を表示できます。
- キー情報
- 基本情報
- アサイメント
- オファー・チーム
- 給与情報
- 給与
- その他の報酬
- オファー・レター
- 候補者の現在の添付
ジョブ・オファー詳細のプレビュー
この機能拡張により、別のユーザー・インタフェースに移動せずに、主要なジョブ・オファー情報をプレビューできます。ジョブ・オファー詳細をより迅速に確認し、ジョブ・オファーを処理することもできます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
ビジネス・ルールを使用して「アクティビティ・センター」ページをパーソナライズできます。詳細は、Visual Builder Studioを使用したHCM Redwoodアプリケーションの拡張ガイドを参照してください。
次のセクションはデフォルトでは非表示になっており、Visual Builder Studioを使用して表示できます。
- 給与計算
- 給与
- その他の報酬
- 追加情報
- コメントおよび添付
Oracle Recruiting Assistant
候補者エクスペリエンスV2スキルの多言語サポート
候補者は、英語、ポルトガル語、ドイツ語、イタリア語、アラビア語、オランダ語、フランス語、スペイン語のいずれかの言語でキャリア・サイトを介してOracle Recruiting Assistantとチャットできるようになりました。候補者エクスペリエンスV2スキル(CE V2)が機能拡張され、これらの言語をサポートするようになりました。
ノート: ポルトガル語(ブラジル)およびフランス語(カナダ)は現在サポートされていません。
管理者は、「設定および保守」で次の追加のタスクを完了する必要があります。
- 「採用アシスタント・シノニムの構成」タスクを使用して、複数の言語でシノニムを定義できます。ただし、最初に英語でシノニムを定義し、次に他の言語でシノニムを定義する必要があります。
- 「Recruiting Digital Assistantとのデータの同期化」スケジュール済プロセスを実行します。これにより、サポートされている言語で定義されているすべてのシノニムが同期されます。
- 次のタスクを使用して、複数の言語での履歴書の分析を有効にします。
- 採用カテゴリのプロビジョニングおよび構成 - 「プロファイル・インポート・パートナ」統合カテゴリを編集し、履歴書パーサーのOracle Fusion Cloudアプリケーション環境にインストールされている言語を選択します。
- 採用カテゴリ使用可能化 - 「プロファイル・インポート」統合カテゴリで履歴書パーサーの詳細を編集し、サポートされている言語をインストール済言語に設定します。
この機能を使用すると、候補者は、キャリア・サイトと同じ言語で採用アシスタントと対話するシームレスなエクスペリエンスが得られます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
- 採用アシスタントの言語は、キャリア・サイトの言語に自動的に設定されます。ただし、キャリア・サイトの言語がCE V2スキルでサポートされていない場合、会話は引き続き英語になります。
- デフォルトでは、英語およびキャリア・サイトの言語がCE V2スキルで使用できます。サポートされている他の言語を使用する必要がある場合は、それらをFusion Cloudアプリケーション環境にインストールする必要があります。
- 候補者が特定の言語で会話を開始した後、会話の途中では言語を変更できません。
- CE V2スキルのプライマリ言語である英語をインストールする必要があります。インストールされていない場合、「Recruiting Digital Assistantとのデータの同期化」スケジュール済プロセスは失敗します。
- CE V2スキルの拡張またはクローニング中にプライマリ言語を変更することはできません。
- アラビア語を使用している場合は、アラビア数字が現在サポートされていないため、西洋数字(0-9)を使用して日付を入力する必要があります。
- アラビア語を使用する場合は、一致するジョブを取得するために正しい情報が抽出されるように、様々な履歴書パーサーをテストして最適なパーサーを選択することをお薦めします。
主なリソース
詳細は、Oracle Help Centerで次のトピックを参照してください。
内部候補者エクスペリエンスV2スキルを使用したタレント・プールのサブスクライブ
機能拡張された内部候補者エクスペリエンスV2 (ICE V2)スキルにより、従業員は自分のジョブ・プリファレンスに基づいて定期的に最新情報を取得する際、タレント・コミュニティに参加できます。ジョブの検索中に自分の関心に一致するジョブが見つからない場合は、タレント・コミュニティに参加して関心のあるジョブについて通知を受け取るように求められます。
タレント・プールへの参加
この機能では、従業員がジョブを検索するときにタレント・コミュニティに参加できるようにすることで、ICE V2スキルがアップグレードされます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
Redwoodエクスペリエンス
ルールベースの候補者プールのRedwoodエクスペリエンス
タグ(ラベル)および事業所を基準として使用して作成したルールに基づいて自動的に移入される候補者プールを作成します。この機能は、Redwoodエクスペリエンスでのみ使用できます。
- 「新規候補者プール」ページで、ルールベースのオプションを選択して、候補者をプールに追加します。
- 「追加」をクリックして、プールに移入する条件を定義します。条件は、「事業所」と「タグ」の2つの属性を使用して定義できます。タグは、「採用ラベルの管理」タスクを使用して構成されることに注意してください。
- 条件ごとに、属性、演算子を選択し、次に事業所またはタグを選択します。条件を追加すると、条件に一致する候補者の数が表示されます。
この例では、112人の候補者が条件に一致しています。候補者は米国およびカナダ在住ではなく、UX、Design、Undergradというタグが付いています。
ルールベースの候補者プールの条件の例
条件に一致する候補者が、定義されたしきい値を超えた場合は、条件を変更して候補者数を減らす必要があります。
一致する候補者がしきい値を超えた場合のエラー・メッセージ
プールが作成されると、候補者プール・リストに表示されます。「プール・タイプ」フィルタを使用してルールベースの候補者プールを表示できます。
プール・タイプのフィルタ
スケジュール済プロセス「ルールベース・プールの候補者の同期」が実行されると、プールが更新され、候補者の合計数がリストに表示されます。「プールの同期」処理を使用して、ルールベースの候補者プールを手動で同期することもできます。
候補者プールを同期する処理
ルールベースの候補者プールには、次のステータスがあります。
- アクティブ: 候補者プールが使用されています。
- 非アクティブ: 候補者プールは使用されなくなりました。
- 同期エラー: 候補者をプールと同期するスケジュール済プロセスでエラーが発生しました。スケジュール済プロセスを再度実行すると、問題が解消される場合があります。次回実行時にプールが正しく同期されると、ステータスは「アクティブ」に変わります。
- 休止: 次回の同期で候補者の数がしきい値を超えると、プールは「休止」ステータスになります。属性に選択した値が使用できなくなった場合も、プールはそのステータスになります。たとえば、管理者がシステムからタグを削除したとします。プール所有者がルールを変更すると、ルールの保存時に新しい同期が実行されます。
この機能を使用すると、類似した性質の候補者を簡単にグループ化できます。
有効化のステップ
ルールベースの候補者プールの作成を有効にするには:
- 「設定および保守」作業領域で、次の項目に移動します。
- オファリング: 採用および候補者エクスペリエンス
- 機能領域: 採用および候補者エクスペリエンス管理
- タスク: 企業採用および候補者エクスペリエンス情報
- 「候補者プール」セクションを展開し、「編集」をクリックします。
- 「すべてのプール・ユーザーのルールベース・プール使用可能」オプションを選択します。
- 「保存」をクリックします。
「ルールベース・プールの候補者の同期」と呼ばれる新しいスケジュール済プロセスを使用できます。毎日実行して、ルールベースのプールに候補者を移入することをお薦めします。
ルールベースの候補者プールでは、次の新しい2つのプロファイル・オプションを使用できます。
- IRC_RULE_BASED_POOL_MEMBERS_MAX: デフォルト値は10000です。この値は変更できます。ユーザーがルールベースの候補者プールを保存または編集する際、候補者の合計数がこの値を超えると、エラーが表示され、ユーザーはプールを保存できません。
- IRC_RULE_BASED_POOL_MEMBERS_ESS_MAX: デフォルトのプロファイル値は50000です。この値は変更できます。スケジュール済プロセス「ルールベース・プールの候補者の同期」の実行時に、候補者の合計数がこの値を超えると、同期は休止されます。
- 「設定および保守」作業領域で、「タスク」アイコンをクリックします。
- 「検索」をクリックします。
- 「検索」ページで、「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索します。
- タスク名をクリックします。
- 「管理者プロファイル値の管理」ページで、プロファイル・オプション・コードを検索します。
- 「プロファイル値」セクションで、デフォルト値をそのままにするか、値を変更します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
ヒントと考慮事項
ルールベースのプールは、「個人」アクセスに制限されることに注意してください。
候補者プール詳細ページのRedwoodエクスペリエンス
Visual Builder Studio (VBS)というRedwoodツール・セットで再作成された、Redwoodの候補者プール詳細ページを利用して、候補者プールを表示および編集します。
Redwoodプロファイル・オプションが有効になっている場合は、Redwoodの候補者プール・リスト・ページで候補者プール名をクリックすると、新しいRedwoodの候補者プール詳細ページが表示されます。「候補者プール」ページは、次の3つのセクションに分かれています。
- プール情報: 候補者プールの名前、摘要および作成日が表示されます。
- プール・タイプ: 候補者をプールに追加する方法を示します。使用可能なオプションは次のとおりです。
- 標準 - 手動
- タレント・コミュニティ - 候補者プリファレンスに基づき自動
- ルールベース - 特定条件に基づき自動
- プール・アクセス: 候補者プールにアクセスできる対象者を示します。使用可能なオプションは次のとおりです。
- 個人 - 自分のみ: 候補者プールを作成したユーザーのみがプールにアクセスできます。
- 共有 - 特定のプール・ユーザー: 候補者プールを作成したユーザーは、他のユーザーに対して、プールのコンテンツおよびプールで使用可能な処理へのアクセス権を付与できます。
- 無制限 - すべてのプール・ユーザー: 候補者プールへのアクセス権があるすべてのユーザーがプールにアクセスできます。
候補者プール詳細ページ
ユーザーは、「プール情報」および「プール・アクセス」セクションを編集できます。
「プール情報」セクションで、ユーザーはプールの名前と摘要を変更できます。
「プール情報」セクションの編集
「プール・アクセス」セクションで、ユーザーはプールにアクセスできるユーザーを変更できます。
- 標準プールは、「個人」、「共有」または「無制限」として構成できます。
- タレント・コミュニティ・プールは、「個人」または「共有」として構成できます。
- ルールベースのプールは「個人」として構成できます。
「プール・アクセス」セクションの編集
新しいRedwoodの候補者プール詳細ページでは、ユーザー・エクスペリエンスが大幅に向上しています。
有効化のステップ
Redwoodの候補者プール詳細ページを使用するには、ORA_IRC_RECRUITING_REDWOOD_ENABLEDプロファイル・オプションを有効にする必要があります。
- 「設定および保守」作業領域で、「タスク」アイコンをクリックします。
- 「検索」をクリックします。
- 「検索」ページで、「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索します。
- タスク名をクリックします。
- 「管理者プロファイル値の管理」ページで、プロファイル・オプション・コードORA_IRC_RECRUITING_REDWOOD_ENABLEDを検索します。
- 「プロファイル値」セクションで、プロファイル値をYに設定します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
ヒントと考慮事項
定数およびビジネス・ルールを使用して、候補者プール詳細ページをパーソナライズできます。詳細は、Visual Builder Studioを使用したHCM Redwoodアプリケーションの拡張ガイドを参照してください。
主なリソース
ルールベースの候補者プール詳細は、この新機能のルールベースの候補者プール機能に関する項を参照してください。
アクセス要件
Redwoodの候補者プール詳細ページにアクセスするための新しいロールまたは権限はありません。
ジョブ求人詳細ページのRedwoodエクスペリエンス
RedwoodツールセットのVisual Builder Studio (VBS)で再作成された、Redwoodのジョブ求人詳細ページを利用して、ジョブ求人を表示および編集します。
Redwoodのジョブ求人プロファイル・オプションが有効になっている場合は、Redwoodのジョブ求人リスト・ページでジョブ求人タイトルをクリックすると、新しいRedwoodのジョブ求人詳細ページが表示されます。ジョブ求人ステータスに応じて、ユーザーはジョブ求人の適切なタブに移動します。たとえば、ジョブ求人がオープン - 掲載済ステータスの場合、ユーザーは「概要」タブに移動します。または、ジョブ求人が掲載 - 進行中ステータスの場合、ユーザーは「掲載」タブに移動します。
ジョブ求人詳細ページの「概要」タブ
ジョブ求人詳細ページの各タブに対する機能拡張を次に示します。
「概要」タブ
「採用までの見積時間」セクション:
- ユーザーは、「求人タイトル」、「教育レベル」および「その他事業所」フィールドの値を変更し、採用までの見積時間を取得して、結果に問題がない場合は値を保存できます。ユーザーは、「詳細」タブに戻って対応するフィールド値を変更する必要がなくなりました。対応する値は、ユーザーが変更を保存するとすぐに変更されます。
「概要」タブの「採用までの見積時間」セクション
「提示候補者」セクション:
- プロファイル、学歴、経験、スキルの基準への適合状況に基づいて候補者が提示されます。プロファイル評点は、このセクションに表示される候補者の順序の決定に最も大きく影響します。
- ユーザーは、1人以上の候補者を選択し、「見込みとして追加」ボタンを使用して見込みとしてジョブ求人に追加できます。
- ユーザーは、「提示の無視」ボタンを使用して、提示候補者のリストから1人以上の候補者を無視して削除できます。
- ユーザーは、様々なフィルタを使用して、提示候補者の結果を絞り込むことができます。使用可能なフィルタは、最終更新、学位、経験年数、従業員の除外、事業所です。
「概要」タブの「提示候補者」セクション
提示候補者の結果を絞り込むためのフィルタ
「詳細」タブ
「掲載摘要」セクション:
- 切替えボタンを使用して、内部掲載摘要と外部掲載摘要を分けることができます。デフォルトでは、内部掲載摘要と外部掲載摘要は同じですが、ユーザーが変更できます。
- ユーザーは、コンテンツ・ライブラリの既存の摘要テンプレートを使用して掲載摘要を作成するか、摘要を最初から作成するかを決定できます。
「詳細」タブの「掲載摘要」セクション
「事前スクリーニング質問」セクション:
- 切替えボタンを使用して、内部候補者と外部候補者に対する事前スクリーニング質問を分けることができます。デフォルトでは、内部候補者に対する質問が表示されます。ユーザーは、「+」ボタンをクリックして、内部候補者に対する事前スクリーニング質問を追加できます。外部候補者に対する事前スクリーニング質問を追加するには、「外部」ボタンをクリックしてから「+」ボタンをクリックします。
- ユーザーが子質問を追加すると、親質問が自動的に追加されます。追加の質問についてユーザーに通知するメッセージ・バナーが表示されます。
「詳細」タブの「事前スクリーニング質問」セクション
「詳細」タブの「事前スクリーニング質問」セクションに子質問を追加したときのメッセージ
「インタビュー質問リスト」セクション:
- インタビュー質問リストは「詳細」タブの一部であり、独自のセクションがあります。
「詳細」タブの「インタビュー質問リスト」セクション
「スクリーニング・サービス」タブ
- 経歴チェック、アセスメントおよび税控除を含むスクリーニング・サービスが、別の「スクリーニング・サービス」タブに表示されるようになりました。情報は「詳細」タブの一部ではなくなりました。
- ユーザーは、ワンステップのガイド付きプロセスを使用して、経歴チェックおよびアセスメントに対するパートナおよびパッケージを追加できます。
「スクリーニング・サービス」タブでのパートナの選択
「スクリーニング・サービス」タブでのパッケージの選択
「ジョブ形式設定」タブ
- ユーザーは、「詳細の表示」リンクを使用して、事業主摘要および採用組織摘要のコンテンツを表示できます。摘要の選択中および保存後に詳細を表示できます。これは、ユーザーがジョブ求人の書式設定時に正しいコンテンツを選択するのに役立ちます。
- ユーザーは、メディア・タイトルをクリックして、ビデオまたはイメージのリンクにアクセスできます。
雇用主摘要の詳細の表示
メディア・コンテンツにアクセスするためのリンク
「掲載」タブ
「人材エージェント」セクション:
- ユーザーは、ワンステップのプロセスを使用して、人材エージェントの追加、失効日の設定およびエージェントへの招待の送信を実行できます。
「掲載」タブの「人材エージェント」セクション
「メッセージ」タブ
- 「対応」タブの名前が「メッセージ」に変更されました。
「フィードバック」タブ
- ユーザーは、各候補者に提供されたフィードバックを、フィードバック・ステータスおよびその他の重要な日付とともに表形式で表示できます。
- ユーザーは、候補者名または応答者名を使用してフィードバックを検索できます。各列のソートも使用できます。
- ユーザーは、応答者が提供したフィードバックをドロワー・パネルに表示できます。
候補者に提供されたフィードバック
ドロワー・パネルで提供されたフィードバック
「進捗」タブ
- 「進捗」タブには、ジョブ求人の各フェーズおよび状態が、更新ごとに日付、時間およびタイム・ゾーン・スタンプとともに明確に表示されます。
「進捗」タブ
新しいRedwoodのジョブ求人詳細ページでは、ユーザー・エクスペリエンスが大幅に向上しています。また、タブやセクションに対する機能拡張により、ユーザーは情報に簡単にアクセスでき、時間を節約できます。
有効化のステップ
Redwoodのジョブ求人詳細ページを使用するには、ORA_IRC_RECRUITING_REDWOOD_ENABLEDおよびORA_IRC_REQUISITION_REDWOOD_ENABLEDプロファイル・オプションを有効にする必要があります。
- 「設定および保守」作業領域で、「タスク」アイコンをクリックします。
- 「検索」をクリックします。
- 「検索」ページで、「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索します。
- タスク名をクリックします。
- 「管理者プロファイル値の管理」ページで、プロファイル・オプション・コードORA_IRC_RECRUITING_REDWOOD_ENABLEDを検索します。
- 「プロファイル値」セクションで、プロファイル値をYに設定します。
- 「保存」をクリックします。
- 「管理者プロファイル値の管理」ページで、プロファイル・オプション・コードORA_IRC_REQUISITION_REDWOOD_ENABLEDを検索します。
- 「プロファイル値」セクションで、プロファイル値をYに設定します。
-
「保存してクローズ」をクリックします。
ヒントと考慮事項
定数およびビジネス・ルールを使用して、ジョブ求人詳細ページをパーソナライズできます。詳細は、Visual Builder Studioを使用したHCM Redwoodアプリケーションの拡張ガイドを参照してください。
アクセス要件
Redwoodのジョブ求人詳細ページにアクセスするための新しいロールまたは権限はありません。
生成AIを使用したジョブ求人の掲載摘要の作成
採用ユーザーが生成AI機能を使用して、ジョブ求人タイトルに基づいて求人摘要を作成するのを支援するための新機能が、Redwoodの求人詳細ページに導入されました。この機能は、Redwoodエクスペリエンスでのみ使用できます。
- 「AI支援」ボタンをクリックすれば、「概略」、「摘要」、「職責」、「資格」の4つの掲載摘要フィールドに情報を移入できます。
- 最初の試行でコンテンツに満足できない場合、ユーザーは、掲載摘要フィールドのコンテンツを再生成できます。
- デフォルトでは、この機能は無効になっています。この機能を有効にするには、お客様がVB Studioにアクセスする必要があります。
ジョブ求人の掲載摘要のAI支援
Redwoodページでジョブ求人の掲載摘要を作成すると、ユーザー・エクスペリエンスが大幅に向上します。
有効化のステップ
ORA_IRC_RECRUITING_REDWOOD_ENABLEDおよびORA_IRC_REQUISITION_REDWOOD_ENABLEDプロファイル・オプションの値をYのままにして、Redwoodのジョブ求人詳細ページを有効にする必要があります。
また、VB Studioの「ページ・プロパティ」セクションのSHOW_AI_ASSISTフィールドの値をtrueに変更する必要があります。
- 「設定および保守」作業領域で、「タスク」アイコンをクリックします。
- 「検索」をクリックします。
- 「検索」ページで、「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索します
- タスク名をクリックします。
- 「管理者プロファイル値の管理」ページで、プロファイル・オプション・コードORA_IRC_RECRUITING_REDWOOD_ENABLEDを検索します。
- 「プロファイル値」セクションで、プロファイル値をYに設定します。
- 「保存」をクリックします。
- 「管理者プロファイル値の管理」ページで、プロファイル・オプション・コードORA_IRC_REQUISITION_REDWOOD_ENABLEDを検索します。
- 「プロファイル値」セクションで、プロファイル値をYに設定します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
- 求人詳細ページを開き、Visual Builder Studioを開きます。
- ワークスペースを選択して、VB Studioの「エキスプレス」タブにアクセスします。
- 「ページ・プロパティ」セクションで、検索ボックスに「show」と入力します。「SHOW_AI_ASSIST」フィールドが表示されます。
- この値をtrueに変更し、「公開」をクリックします。
採用リスト・ページのRedwoodエクスペリエンス
RedwoodツールセットのVisual Builder Studio (VBS)で再作成された、Redwoodのジョブ求人、ジョブ・オファー、候補者プール、キャンペーンおよびイベントのリスト・ページを利用します。
Redwoodプロファイル・オプションが有効になっている場合は、「採用」をクリックすると、Redwoodのリスト・ページにアクセスできる新しいランディング・ページが表示されます。ロールに割り当てられた権限に基づいて、アクセス権があるタイルが表示されます。
Redwoodの採用ランディング・ページ
ノート: 以前はクイック処理からのみアクセスできたアクティビティ・センターへのアクセスが、ランディング・ページでも提供されます。
Redwoodのリストでは、次のことができます。
- 項目を検索し、結果をフィルタします。
- 使用可能な列のいずれかを使用してリストをソートします。
- リスト内の列を表示または非表示にします。
- 項目の詳細を表示します。
- 項目に対する処理を実行します。
- 戻る矢印をクリックして、ランディング・ページに戻ります。
Redwoodのジョブ求人リスト
Redwoodのリストの次の機能拡張に注意してください。
ジョブ求人リスト
- 探している求人の検索に役立つ追加のフィルタ。
- 求人の識別に役立つ追加のフィールド(列)。これには、各求人で新しいジョブ応募が使用可能かどうかを簡単に把握できるように、新しいジョブ応募の数が含まれます。
ジョブ・オファー・リスト
- 探しているジョブ・オファーを見つけるのに役立つ追加のフィルタ。
- 「ジョブ・オファー」リスト・ページに表示する内容に基づいて、ユーザーごとにパーソナライズできる追加のフィールド(列)。これには、オファー作成日、ジョブ名、ポジション名、雇用主が含まれます。
候補者プール・リスト
- 候補者プールには、プール・タイプの新しい属性があります。ユーザーが手動で移入した候補者プールには「標準」タイプがあります。タレント・コミュニティ構成が有効になっている候補者プールには「タレント・コミュニティ」タイプがあります。
- お気に入りとしてマークしたプールのみを表示するフィルタ。
- 候補者プールの識別に役立つ「作成日」列。
キャンペーン・リスト
- 探しているキャンペーンを見つけるのに役立つ追加のフィルタ:
- キャンペーン作成日
- キャンペーン期間
- 非アクティブ・キャンペーンを含めるフィルタ
- キャンペーンの識別に役立つ追加のフィールド(列):
- キャンペーン・ステータス
- 対象者数
- キャンペーン作成日
- プライマリ・メッセージ日付
- 送信終了日
- 所有者
- キャンペーン期間
イベント・リスト
- 「イベント登録者」列を使用した、対象者リストへの簡単なナビゲーション。
- 追加の「イベント所有者」列および「イベント所有者」フィルタ。
新しいRedwoodのリストにより、ユーザー・エクスペリエンスが大幅に向上します。また、新しいランディング・ページでは、単一のアクセス・ポイントが提供され、ナビゲーションが容易になります。
有効化のステップ
Redwoodのリストを使用するには、ORA_IRC_RECRUITING_REDWOOD_ENABLEDプロファイル・オプションを有効にする必要があります。
- 「設定および保守」作業領域で、「タスク」アイコンをクリックします。
- 「検索」をクリックします。
- 「検索」ページで、「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索します。
- タスク名をクリックします。
- 「管理者プロファイル値の管理」ページで、プロファイル・オプション・コードORA_IRC_RECRUITING_REDWOOD_ENABLEDを検索します。
- 「プロファイル値」セクションで、プロファイル値をYに設定します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
ヒントと考慮事項
「候補者検索」タイルは、Redwoodではまだ使用できない既存の候補者検索機能にユーザーをナビゲートします。
アクセス要件
各リストには、ユーザーがリストを表示するための独自の権限があります。同じ権限がRedwoodのリストにも使用されます。
採用ブースタ
Oracle Recruiting Boosterを使用すると、採用マネージャおよび採用担当者は、会話型エクスペリエンスや双方向メッセージングを介した候補者との大規模なエンゲージメント、登録フロー、事前スクリーニング質問リストおよびスケジュール機能を使用した採用イベントの作成および管理、共有インタビュー・スケジュールの管理、カレンダとの同期によるインタビュー・スケジュールの自動化、インタビュー・ガイドの配布、インタビュー担当者からのフィードバックの収集を行うことができます。この製品には別のライセンスが必要です。
RChilliの自動プロビジョニング
組織が採用ブースタにオプト・インした場合は、RChilli履歴書分析パートナが採用ブースタに対して自動的にプロビジョニングされます。パートナの有効化が完了した後、「プロファイル・インポート・パートナ」ページ(「採用カテゴリのプロビジョニングおよび構成」タスク)で、ブースタ用のRChilliを表示できます。
RChilli (プロファイル・パートナ・ページのブースタ用)
この機能により、採用ブースタのお客様は、RChilliをアクティブ化するためにサービス・リクエストを入力し、zipファイルをアップロードする必要はありません。
有効化のステップ
- 「設定と保守」作業領域で、次の場所に移動します。
- 講義: 採用および候補者経歴
- 機能領域: 採用および候補者エクスペリエンス管理
- タスク: 採用カテゴリ使用可能化
- 「パートナ使用可能化」ページで、「プロファイル・インポート」セクションに移動し、「ブースタ用にRChilliを構成」ボタンをクリックします。
-
プロファイル・インポート・パートナの編集: ブースタ用RChilliページで、データ・センターを選択します。すべての必須フィールドは自動的に入力されます。
-
「保存してクローズ」をクリックします。「パートナ使用可能化」ページにブースタ用RChilliが表示され、そのステータスは「アクティブ」です。
「ブースタ用にRChilliを構成」ボタン
ブースタ用RChilliを使用可能にするページ
ヒントと考慮事項
- この機能を利用するには、組織が採用ブースタにオプト・インする必要があります。採用ブースタにオプト・インしていないお客様は、標準プロセスを使用してRChilliをアクティブ化できます。
- 履歴書分析パートナがすでにアクティブ化されている場合は、RChilliでサポートされている言語を非アクティブ化してから、ブースタ用RChilliをアクティブ化する必要があります。
主なリソース
採用ブースタにオプト・インするには、Oracle Help Centerで入手可能な採用ブースタの使用および管理ガイドの次のトピックを参照してください。
採用イベント
イベント掲載および掲載解除のスケジュール
イベント所有者は、イベント掲載および掲載解除をスケジュールできるようになりました。
「掲載スケジュール」ドロップダウン・リストには、「後で掲載」という新しいオプションがあります。
後で掲載
選択すると、次の追加のフィールドが表示されます。
- 開始日 - イベントを掲載する日付を示します。
- 失効日 - イベントの掲載を解除する日付を示します。
- タイム・ゾーン(イベントのタイム・ゾーン値を示す読取り専用フィールド)
さらに、「掲載スケジュール・タイプ」ドロップダウン参照タイプ(ORA_IRC_REC_EVT_POST_SCHED)に新しい値「後で掲載」(ORA_SCHEDULE)がシードされています。
この機能により、操作が合理化され、効率性が向上し、イベント・マーケティング活動の効果が高まります。
有効化のステップ
実行する必要がある新しいスケジュール済プロセス: 採用イベントの公開があります。このプロセスは、開始日が現在の時間以前の設定でスケジュールされているイベントを公開または非公開にします。また、イベント対象者に更新通知を送信し、イベント・インタビュー担当者にアラート通知を送信します(ショートリスト・フォーム)。
このプロセスは15分ごとに実行するように設定することをお薦めします。
ノート: このプロセスを実行するには、採用ブースタを有効にする必要があります。
Oracle Recruiting Assistant
内部候補者エクスペリエンスV2スキルを使用した従業員の質問への回答
従業員は、ジョブの事業所、必要なスキルや資格などの質問を行うことで、ジョブ求人の詳細情報を取得できるようになり、ジョブに応募する機会が増加します。
従業員がジョブを検索すると、ジョブ・カードに「質問」ボタンが表示され、ジョブに関する詳細情報の確認を開始できます。
ジョブ関連の質問
Oracle Recruiting Assistantは、機能拡張された内部候補者エクスペリエンスV2 (ICE V2)スキルの対応するインテントを使用して、これらの質問に回答します。従業員が問合せできるジョブ固有の質問を次に示します。
- ジョブの内容は何ですか。
- このジョブに必要な教育レベルは何ですか。
- ジョブ事業所はどこですか。
- シフトのタイミングはどのようになっていますか。
- ジョブの概要は何ですか。
- ジョブに必要な資格は何ですか。
- ジョブの職責は何ですか。
- ジョブに必要なスキル
- どの組織のジョブですか。
これらの質問は、対応する質問インテントによって回答され、特定のジョブ求人フィールドから回答が取得されます。正しい質問インテントによってアクセスされるように、これらのフィールドには必須情報を入力します。
質問インテントとジョブ求人フィールド間のマッピング
質問インテント |
ジョブ求人フィールド |
---|---|
ジョブ企業の摘要の質問 |
雇用主摘要 |
ジョブ教育レベルの質問 |
教育レベル |
ジョブ事業所の質問 |
プライマリ事業所、その他事業所、プライマリ就業事業所、その他就業事業所 |
ジョブ資格の質問 |
内部候補者用資格 |
ジョブ職責の質問 |
内部候補者用職責 |
ジョブ・シフトの質問 |
ジョブ・シフト |
ジョブ・スキルの質問 |
スキル |
ジョブの概要の質問 |
内部候補者の概略 |
ジョブ・タイプの質問 |
ジョブ・ファミリ |
ジョブ組織の質問 |
採用組織摘要 |
組織に関する一般的な質問に対してカスタマイズされた応答を追加して、従業員に会社のポリシーの詳細を知らせることもできます。Oracle Digital AssistantプラットフォームからICE V2スキルのこれらのインテントに応答を直接追加できます。
- 継続的教育ポリシーの質問
- 多様性の質問
- 国際的業務ポリシーの質問
- LGBTQ権利の質問
- 育児休暇ポリシーの質問
- 休暇ポリシーの質問
- ビザおよびグリーン・カードの支援の質問
- 年次休暇ポリシーの質問
- 傷病休暇ポリシーの質問
ノート: 質問と回答のプロセスでは、いつでも従業員が「応募する準備ができました」などのフレーズを入力してジョブに応募できます。
ジョブに関連する回答の取得
この機能を使用すると、従業員は関心のあるジョブに関する情報をすばやく取得し、情報に基づいて意思決定し、ジョブに応募できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
アクセス要件
ジョブ求人の質問に対する回答を表示するには、従業員にIRC_ACCESS_INTERNAL_CANDIDATE_EXPERIENCE_PRIV権限が必要です。組織の質問には、権限は必要ありません。
AI支援を使用した候補者の質問への回答の提供
生成AIを搭載したOracleのAI支援を使用して、ジョブ求人または会社に関する候補者の質問に回答できるようになりました。採用担当者に必要な作業は、採用で使用可能な機能を使用してジョブ求人または会社に関する情報を定義するのみです。AI支援がこれらのソースから回答を取得し、魅力的な会話形式で応答を表示します。
この機能は、以前に候補者の質問に回答するために使用されていた、ジョブや会社に関連する質問インテントに対する機能拡張です。このアップグレードにより、会社固有の汎用インテントはすべて無効になります。したがって、会社に関して候補者の質問に回答するには、「採用アシスタントの構成」タスクを使用して関連情報を指定する必要があります。
ノート: 会社関連のインテントは無効になっていますが、スキルには引き続き存在します。そのため、インテントに存在する会社固有の回答をコピーして、「採用アシスタントの構成」タスクで使用できます。
ジョブ求人に関連する情報の定義
ジョブ求人固有のインテントは、付加フレックスフィールド(DFF)の追加サポートとともに引き続きサポートされます。そのため、ジョブ求人関連の回答は、ジョブ求人セクションまたはDFFのいずれかで定義できます。候補者の質問に応じて、AI支援はこれらのいずれかのソースから応答を取得し、回答します。
ジョブ求人で回答を定義する場合は、AI支援が対応する質問インテントに基づいて回答を取得できるように、次のフィールドに回答を入力します。
質問とジョブ求人フィールド間のマッピング
質問インテント |
ジョブ求人フィールド |
---|---|
ジョブ教育レベルの質問 |
教育レベル |
ジョブ事業所の質問 |
プライマリ事業所、その他事業所、プライマリ就業事業所、その他就業事業所 |
ジョブ資格の質問 |
外部候補者用資格 |
ジョブ職責の質問 |
外部候補者用職責 |
ジョブ・シフトの質問 |
ジョブ・シフト |
ジョブ・スキルの質問 |
スキル |
ジョブの概要の質問 |
外部候補者の概略 |
ジョブ・タイプの質問 |
ジョブ・ファミリ |
会社に関連する情報の定義
会社関連の情報を提供する方法を次に示します。
- 「設定と保守」作業領域に移動します。
- 講義: 採用および候補者エクスペリエンス
- 機能領域: 採用アシスタント
- タスク: 採用アシスタントの構成
- 「候補者質問への応答」セクションを展開します。一般情報、ポリシー関連の詳細など、会社に関する情報を追加します。最大10,000文字まで許可されます。
ノート: 複数の段落を使用して、各段落で特定のトピックを取り上げて情報を入力することをお薦めします。また、段落の最初の文にトピックを特定するための適切なキーワードを入力し、残りの段落で詳細情報を提供することをお薦めします。たとえば、安全衛生ポリシーに関する情報の場合は、「当社はいくつかの安全衛生ポリシーを実施しています」という段落で開始し、その後の文でポリシーの詳細を提供します。段落の最初の文は、ピリオドまたはコロンで終わる必要があります。
会社関連のポリシー情報のサンプル
- 「保存してクローズ」をクリックします。
次のジョブ固有のインテントは無効です。したがって、これらのインテントに関する情報は次のソースに入力します。
- ジョブ企業の摘要の質問 – DFF
- ジョブ組織の質問 – 採用アシスタントの構成タスク
AI支援の仕組み
ここでは、AI支援がジョブ関連の質問に回答するためにどのように機能するかを示します。
- ジョブ求人に回答を入力した場合、AI支援は、対応する質問インテントを使用して情報を取得し、候補者に回答します。
- ジョブ求人で回答が見つからない場合は、求人DFFでこの情報を検索し、回答を提供します。
- DFFを使用して回答が見つからない場合は、「採用アシスタントの構成」タスクの「候補者質問への応答」セクションで情報を検索し、回答を試みます。
- 前述のいずれのソースからも応答が見つからない場合は、回答が見つからないというメッセージで応答します。
一般的な会社関連の質問の場合、会社関連のインテントは無効なため、AI支援は「採用アシスタントの構成」タスクでのみ情報を検索します。
この機能を使用すると、生成AIの力を利用して、候補者の質問に対して魅力的でカスタマイズされた応答を提供することで、候補者のエクスペリエンスを向上できます。
有効化のステップ
AI支援を使用するには、キャリア・サイトの言語を英語に設定する必要があります。
プロファイル・オプションHCM_GENAI_IRC_ODA_QNA_ENABLEDをサイト・レベルで有効にし、採用アシスタントがプロファイル・オプション値にアクセスできるようにする必要があります。
プロファイル・オプションを作成するには:
- 「設定および保守」作業領域で、「タスク」アイコンをクリックします。
- 「検索」をクリックします。
- タスク「プロファイル・オプションの管理」を検索します
- 検索結果からタスク名をクリックします。
- 「プロファイル・オプションの管理」ページで、「新規」アイコンをクリックします。
- 「プロファイル・オプションの作成」ページで、次の値を入力してプロファイル・オプションを作成します。
- プロファイル・オプション・コード: HCM_GENAI_IRC_ODA_QNA_ENABLED
- プロファイル表示名: 質問に対するAI支援を使用可能にします
- アプリケーション: 採用
- モジュール: 採用共通
- 摘要: 候補者の質問に回答するためにAI支援を有効にします。
- 開始日: 今日の日付
- 「保存してクローズ」をクリックします。
有効にする方法を次に示します。
- 「設定と保守」作業領域に移動します。
- 「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索して選択します。
- HCM_GENAI_IRC_ODA_QNA_ENABLEDプロファイル・オプションを検索して選択します。
- プロファイル・レベルを「サイト」に設定します。
- プロファイル値を「Y」に設定します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
採用アシスタントがプロファイル・オプション値にアクセスできるようにする方法を次に示します。
- 「設定および保守」作業領域で、「プロファイル・カテゴリの管理」タスクを検索します。
- 検索結果から、タスク名をクリックします。
- カテゴリORA_FND_ANON_REST_ACCESSを検索します。
- ORA_FND_ANON_REST_ACCESSの「プロファイル・オプション」セクションで、「新規」アイコンをクリックします。
- リストからプロファイル名HCM_GENAI_IRC_ODA_QNA_ENABLEDを選択します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
ヒントと考慮事項
ベスト・プラクティスとして、次の推奨事項に従ってAI支援を最大限に活用してください。
- AI支援は最初に求人のセクションで情報を検索するため、求人のセクションに詳細情報を入力します。
- 求人のフィールドで使用可能な情報に追加の情報を指定する必要がある場合は、DFFを作成します。DFFの求人にすでに存在する情報は複製しないことをお薦めします。
- DFFラベルには、候補者が尋ねる可能性のある質問に関する完全な用語を使用する必要があります。たとえば、「certification information」を含めるDFFを作成する場合は、「Cert」ではなく「Certification」でDFFラベルを作成します。
- AI支援は、最初にジョブ求人、次にDFFでこの情報を検索するため、「採用アシスタントの構成」タスクには、ジョブ固有の情報を含めないでください。
ノート:
- 候補者は、求人検索プロセスの前後に会社について質問できます。ただし、ジョブ検索プロセスの途中でこの情報を求めた場合、採用アシスタントは関係のある応答を返しません。
- 採用アシスタントは、候補者がジョブ・カードの「質問」ボタンをクリックしてプロセスを開始した場合にのみ、ジョブに固有の質問に回答できます。
主なリソース
ジョブ求人のフィールドおよびDFFの詳細は、Oracle Help Centerで次のトピックを参照してください。
採用のトランザクション・ビジネス・インテリジェンス
Oracle Transactional Business Intelligenceは、Oracle Cloudアプリケーションのすべてのユーザーが、日常的な意思決定のための非定型レポートを作成し、分析するために使用できるリアルタイムのセルフサービス・レポート作成ソリューションです。 Oracle Transactional Business Intelligenceは、人事マネージャ、人事担当者、企業幹部およびライン・マネージャに、ワークフォース原価、要員配置、報酬、パフォーマンス管理、タレント管理、後任プランおよび従業員福利厚生を分析するための重要なワークフォース情報を提供します。
レポートや分析を最初から作成する必要はありません。「Customer Connect」のレポート共有センターで、すべての製品のサンプル・レポートのライブラリを確認してください。
候補者詳細でのEメールおよび電話の識別
次のフィールドはユーザー・インタフェースには表示されませんが、候補者との連絡に使用されます。
- 連絡用Eメール
- 連絡用電話
通常、外部候補者の場合、候補者は単一の電話番号または単一の個人Eメール・アドレスを持っているため、このデータは簡単に取得できます。ただし、一部の候補者(主に元従業員)には、複数の個人Eメール・アドレスや複数の電話番号がある場合があります。このような複数のEメール・アドレスまたは電話番号がある場合、レポートの閲覧者は、候補者と連絡する際にシステムでどのEメール・アドレスまたは電話番号が使用されているかを識別できません。
候補者のEメール・アドレスと電話番号が公開される次の新しいフィールドが追加されました。これは、候補者が複数の個人Eメール・アドレスまたは電話番号を持っている場合に、候補者との連絡に使用するEメール・アドレスまたは電話番号を識別するのに役立ちます。
- 連絡用Eメール
- 連絡用国コード
- 連絡用市外局番
- 連絡用電話番号
この機能を使用すると、複数のEメール・アドレスまたは電話番号を持つ候補者に対して使用するEメール・アドレスまたは電話番号を簡単に把握できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
フィールドは空にできます。これらは特定のケースでのみ入力され、主に外部候補者に使用されます。
連絡用Eメール・フィールドが空の場合、候補者にEメールを送信できないという意味ではありません。これは、フォールバックEメールに依存することを意味し、ユースケースに応じて勤務先EメールまたはプライマリEメールになります。
内部候補者はまだSMSを使用して連絡できない可能性があるため、連絡用電話は常に空になります。将来、使用する電話番号の取得に内部候補者のSMSが使用されるようになった場合、これは変更される可能性があります。
候補者検索アーカイブ・レポートの追加フィールド
候補者検索アーカイブ機能に次のフィールドが追加されました。これらをOTBIレポートに追加できるようになりました。
- 電話番号で検索
- Eメールで検索
- 候補者ラベル・フィルタ
- マーケティング・コミュニケーション・フィルタ
フィールドは、採用 - 採用リアルタイム/候補者検索/検索問合せサブジェクト領域で使用できます。
この機能拡張により、候補者検索アーカイブ・レポートの作成時に検索の全体像を把握できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために必要な手順はありません。
ヒントと考慮事項
これらの新しいフィールドをアクティブ化する必要はありませんが、候補者検索/検索問合せフォルダからレポートを作成または実行する前に、候補者検索アーカイブ・レポート機能をアクティブ化する必要があります。
採用の重要な処理と考慮事項
置き換えられた機能または削除された機能
Oracleは時々、既存のクラウド・サービスの機能を新しい機能で置き換えるか、既存の機能を削除します。機能が置き換えられた場合、古いバージョンがすぐに削除されることも、将来削除されることもあります。ベスト・プラクティスとして、新しいバージョンが使用可能になったらすぐに、置換後の新しいバージョンの機能を使用するようにしてください。
製品 |
削除される機能 |
削除予定 |
置換後の機能 |
置換時期 |
追加情報 |
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現時点ではありません。 |
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トランザクション設計スタジオの採用ページ
トランザクション設計スタジオで処理の名前を変更し、採用ページをパーソナライズします。ページを簡単に識別して選択できるように、採用処理にプリフィクス「採用」が追加されました。
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既知の問題/メンテナンス・パック・スプレッドシート
Oracleは各更新における既知の問題に関するドキュメントを公開することにより、お客様が遭遇する可能性のある問題について啓発し、回避策があればそのドキュメントにおいてその回避策を提供します。
Oracleは、月次または法定パッチ適用により修正された不具合のメンテナンス・パックおよび法定メンテナンス・パックのドキュメントも公開します。
これらのドキュメントを参照するには、My Oracle Supportにアクセスできる必要があります。
Oracle Human Capital Management Cloud Functional Known Issues and Maintenance Packs (ドキュメントID 1554838.1)