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  1. 更新24B
  1. 改訂履歴
  2. 概要
  3. 更新前および更新後のタスク
  4. 任意の新機能の導入(オプトイン)
  5. 機能のサマリー
  6. セールス・アンド・オペレーションズ・プランニング
    1. セールス・アンド・オペレーションズ・プランニング
        1. カテゴリ・レベルでの重要なコンポーネントの計画
        2. 集計された顧客レベルを使用したプラン間でのメジャーのコピー
        3. 拡大したボリューム制限でのプランニング表のデータのエクスポート
        4. 未割当エンティティを考慮したプラン・データの保護
        5. ディープ・リンクを使用したOracle Fusion Cloud Supply Chain Planningへのアクセス
        6. この更新で注意が必要なセールス・アンド・オペレーションズ・プランニングのバグ修正
  7. 重要な処理と考慮事項

更新24B

改訂履歴

本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。

日付 モジュール 機能 ノート
2024年4月26日

セールス・アンド・オペレーションズ・プランニング

この更新で注意が必要なセールス・アンド・オペレーションズ・プランニングのバグ修正 文書の更新。項の追加。
2024年3月11日 セールス・アンド・オペレーションズ・プランニング 拡大したボリューム制限でのプランニング表のデータのエクスポート

文書の更新。機能の説明の改訂。

2024年3月1日     初版作成。

概要

アイデアをお寄せください

お客様からのアイデアはいつでも歓迎です。弊社のクラウド・サービスを改善する方法に関する提案がございましたら、ぜひお知らせください。Oracle Customer Connectのアイデア・ラボを通してなど、アイデアを送信する方法はいくつかあります。機能名の後にこのアイコンが表示される場合は、お客様のアイデアが実現されたことを意味します。

フィードバックをお寄せください

本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。

免責事項

この文書に記載された情報には、オラクルの製品開発プランに関する説明文が含まれていることがあります。オラクルの製品開発プランと、今後の製品リリースの本質および時期に対し、様々な要因が大きく影響を及ぼします。したがって、この情報はあくまで情報として提供されるものであり、マテリアルやコード、機能を提供することのコミットメント(確約)ではないため、購買決定を行う際の判断材料になさらないでください。記載されている機能の開発、リリースおよび時期については、オラクルの単独の裁量により決定されます。

この情報は、オラクルおよびその子会社や関連会社との契約を構成するものではありません。特にこの情報についてオラクルは一切の責任を負いかねます。詳細は、法律上の注意点および使用条件を参照してください。

更新前および更新後のタスク

クラウド・アプリケーションで使用している機能によっては、四半期更新の直前または直後に特定のステップを実行する必要がある場合があります。これらの更新前および更新後のステップおよび影響を受ける製品領域の詳細は、My Oracle SupportでOracle Fusion Cloud SCM: Performing Your Quarterly Update (文書ID 2337485.1)を参照してください。

任意の新機能の導入(オプトイン)

Oracle Cloud Applicationsでは四半期ごとに新しい更新が配信されます。つまり、ビジネスの効率的かつ効果的な管理に役立つ新しい機能を3か月ごとに受け取ります。一部の機能は使用可能な状態でされ、エンド・ユーザーが即時に使用できます。その他の機能はすぐ使用できない状態で提供され、使用可能にするために処理を実行する必要があります。すぐ使用できない状態で提供される機能は、次の権限を使用して、次の指示に従ってエンド・ユーザーに対してアクティブ化できます。

  • アプリケーション・オファリングのレビュー(ASM_REVIEW_APPLICATIONS_OFFERINGS_PRIV)
  • Oracle Fusion Applicationsオファリングの構成(ASM_CONFIGURE_OFFERING_PRIV)

新機能をオプトインする方法を次に示します。

  1. 「ナビゲータ」→「自分の企業」→「新機能」をクリックします。
  2. 「機能概要」ページで、オファリングを選択し、そのオファリングに固有の新機能をレビューします。または、デフォルト選択の「すべての使用可能オファリング」をそのまま使用して、すべてのオファリングの新機能をレビューできます。
  3. 「新機能」タブで、新機能をレビューし、「使用可能」列で機能のオプトイン・ステータスを確認します。機能がすでに使用可能な場合は、チェック・マークが表示されます。それ以外の場合は、機能を使用可能にするアイコンが表示されます。
  4. 「使用可能」列のアイコンをクリックし、ステップを完了して機能を使用可能にします。

「新機能」作業領域に表示されない機能のオプトインが必要になる場合があります。オプトインする方法を次に示します。

  1. 「ナビゲータ」→「自分の企業」→「オファリング」をクリックします。
  2. 「オファリング」ページでオファリングを選択し、「オプトイン機能」をクリックします。
  3. 「オプトイン」ページで、オファリングまたは機能が含まれている機能領域の「機能の編集」(鉛筆)アイコンをクリックします。
  4. 「機能の編集」ページで、ステップを完了して機能を使用可能にします。

オファリングの新機能をオプトインする方法の詳細および詳細な手順は、オファリングの構成を参照してください。

オプト・イン失効

オプトインを介して無効化された状態で提供される機能は、将来の更新で自動的に有効化される場合があります。これはオプト・イン失効と呼ばれます。クラウド・サービスにオプト・イン失効がある場合、このドキュメントに関連タブが表示されます。このタブをクリックすると、最初に機能が無効状態で提供されたのはいつか、そしてこの機能のオプト・インがいつ失効し、自動で使用可能となる見込みかが表示されます。ここをクリックして、すべてのOracle Cloudアプリケーションのオプト・インが失効した機能を確認することもできます。

機能のサマリー

列の定義:

すぐ使用できる状態で提供される機能

レポート = 新規または変更済の、オラクル社から提供されたすぐに実行可能なレポートです。

UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、通常、フィールド、検証またはプログラムの軽微な変更で構成されます。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小になります。

UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能の設計は、より複雑になります。したがって、ユーザーに及ぼす影響は大きくなります。

無効状態で提供される機能 = エンド・ユーザーがこれらの機能を使用できるようにするには、処理が必要です。これらの機能は提供時には使用不可になっているため、機能を使用可能にするかどうかおよび使用可能にする時期を選択してください。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域はまずレポートに組み込む必要があり、b)新しいWebサービスを利用するには統合が必要で、c)機能にアクセスできるようにするにはまずユーザー・ロールに割り当てる必要があります。

エンド・ユーザーがすぐに使用可能
(機能が使用可能な状態で提供)

レポートと小規模UIまたはプロセスベースの新機能が更新後にユーザーに与える影響は最小限です。したがって、顧客受入テストでは、大規模UIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当てる必要があります。

エンド・ユーザーが使用する前に処理が必要
(使用不可の状態で提供される機能)

これらの機能を使用するために、膨大な作業は不要です。利用することを選択する際には、テストと展開のタイミングを設定します。

機能

レポート

UIまたは
プロセスベース:
小規模

UIまたは
プロセスベース:
大規模*

セールス・アンド・オペレーションズ・プランニング

セールス・アンド・オペレーションズ・プランニング

カテゴリ・レベルでの重要なコンポーネントの計画

集計された顧客レベルを使用したプラン間でのメジャーのコピー

拡大したボリューム制限でのプランニング表のデータのエクスポート

未割当エンティティを考慮したプラン・データの保護

ディープ・リンクを使用したOracle Fusion Cloud Supply Chain Planningへのアクセス

この更新で注意が必要なセールス・アンド・オペレーションズ・プランニングのバグ修正

>>重要な処理および考慮事項については、クリックしてください

セールス・アンド・オペレーションズ・プランニング

セールス・アンド・オペレーションズ・プランニング

カテゴリ・レベルでの重要なコンポーネントの計画

部分組立品目は、他の最終組立品目構成表の重要なコンポーネントとして使用されるだけでなく、完成品として直接販売される場合があります。このように二重の目的があるため、これらの品目に対しては非依存需要と依存需要がトリガーされる場合があります。この更新より前は、カテゴリ・レベルでモデル化された部分組立品目の供給計画を集計する方法はありませんでした。ただし、この新機能では、セールス・アンド・オペレーションズのリソース構成表のカテゴリ・レベルの組立品内に部分組立品を指定できます。これにより、これらの品目の集計プランニングが向上し、非依存需要と依存需要の両方に対応できます。

サプライ・チェーン・プランニングのリソース構成表ファイルベース・データ・インポート(FBDI)テンプレートを使用して、カテゴリ・レベル組立品のリソース構成表をロードします。カテゴリ・レベルで計画する部分組立品目には、カテゴリ・レベルの組立品目としてロードする必要がある独自のリソース構成表があります。FBDIテンプレートの組立品目レベルカテゴリの場合は、「カタログ名」列と「カテゴリ名」列が必要です。

サプライ・チェーン・プランニングのリソース構成表FBDIテンプレート

サプライ・チェーン・プランニングのリソース構成表FBDIテンプレート

カテゴリ・レベルの組立品のコンポーネントとして使用する場合は、「カタログ名」列と「カテゴリ名」列をコロンで区切って連結して「コンポーネント品目名」列に入力します。たとえば、「カタログ名:カテゴリ名」の形式にします。たとえば、カタログ名がRTSOP1_EX4CATALOGで、部分組立品のカテゴリ名がRTSOP1-SUBASSEMBLYであるとします。その場合は、「コンポーネント品目名」列にRTSOP1_EX4CATALOG:RTSOP1-SUBASSEMBLYと指定します。

リソース構成表にコンポーネントとしてロードされたカテゴリ・レベルの部分組立品

リソース構成表にコンポーネントとしてロードされたカテゴリ・レベルの部分組立品

プラン・オプションでは、「カテゴリ・レベル・メンバー」フィールドで、カテゴリ・レベルでモデル化された部分組立品を含むカタログ・カテゴリを選択する必要があります。

カテゴリ・レベル・メンバーのカテゴリ・レベルの部分組立品

カテゴリ・レベル・メンバーのカテゴリ・レベルの部分組立品

プランを実行して現在のデータでリフレッシュした後、「プランの作成の集計」表の基準を定義できます。「プランの作成の集計」タブで、「基準」リスト、「管理」の順にクリックします。「基準の管理」ダイアログ・ボックスで、「追加」をクリックして、「名前」「摘要」および「アクセス」の各フィールドに値を入力します。「詳細」セクションで、「カテゴリ」を選択し、部分組立品の「カタログ」および「カテゴリ」を選択します。「リストのリフレッシュ」をクリックして、リソース構成表から選択したカテゴリの組立品で使用するコンポーネントおよびリソースをリストします。たとえば、RTSOP1-SUBASSEMBLYはカテゴリ・レベルの部分組立品です。これには品目レベルのコンポーネントがありますが、カテゴリ・レベルでモデル化された部分組立品が含まれる場合もあります。

「プランの作成の集計」のカテゴリ・レベルの部分組立品

「プランの作成の集計」のカテゴリ・レベルの部分組立品

「基準の管理」ダイアログ・ボックスで、「追加」をクリックして、カテゴリレベルの親組立品の「名前」「摘要」および「アクセス」の各フィールドに値を入力します。「詳細」セクションで、「カテゴリ」を選択し、組立品の「カタログ」および「カテゴリ」を選択します。「リストのリフレッシュ」をクリックします。コンポーネントとリソースは、組立品と部分組立品の両方のリソース構成表に含めることができます。たとえば、RTSOP1_EX4CATALOG:RTSOP1-SUBASSEMBLYが、RTSOP1-TABLETSというカテゴリ・レベルの組立品のカテゴリ・レベルの部分組立品のコンポーネント品目名であるとします。コンポーネントは、カテゴリ・レベルでモデル化された他の部分組立品または品目レベルのコンポーネントの組合せである場合があります。コンポーネントとしてモデル化された別のカテゴリ・レベルの部分組立品が組立品または部分組立品にある場合は、RTSOP1_EX4CATALOG:他の部分組立品のカテゴリ名と表示されます。プランを実行して「プランの作成の集計」表で基準を定義する前に、サプライ・チェーン・プランニングのリソース構成表FBDIテンプレートを使用して、他の部分組立品のリソース構成表もアップロードする必要があります。

「プランの作成の集計」のカテゴリ・レベルの組立品と部分組立品

「プランの作成の集計」のカテゴリ・レベルの組立品と部分組立品

有効化のステップ

この機能を使用可能にするために必要な手順はありません。

ヒントおよび考慮事項

  • 「生産資源構成表の作成」スケジュール済プロセスでは、カテゴリ・レベルの部分組立品および組立品のリソース構成表は生成されません。カテゴリ・レベルのコンポーネントを含むカテゴリ・レベルの部分組立品および組立品のリソース構成表を作成するには、サプライ・チェーン・プランニングのリソース構成表FBDIテンプレートを使用する必要があります。
  • 部分組立品をカテゴリ・レベルで計画する場合、プランの割当セットのカテゴリ・レベルで、「製造場所」および「転送元」ソース・ルールを割り当てる必要があります。
  • カテゴリ・レベルの部分組立品を品目レベルの組立品のコンポーネントとしてロードすることはできません。
  • ソース組織からカテゴリ・レベルの部分組立品(および組立品)を転送するには、搬送先組織でリソース構成表を定義して、集計品目を作成する必要があります。たとえば、部分組立品RTSOP1_EX4CATALOG:RTSOP1-SUBASSEMBLYがMFGE01からMFGE02に転送される場合、対応するレコードをMFGE02のリソース構成表にロードする必要があります。

サプライ・チェーン・プランニングのリソース構成表FBDIテンプレート

サプライ・チェーン・プランニングのリソース構成表FBDIテンプレート

アクセス要件

次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。

  • オーダー・オーケストレーションおよびプランニング・データのロードの実行(MSP_PERFORM_ORDER_ORCHESTRATION_AND_PLANNING_DATA_LOAD_PRIV)

この権限は、この更新の前から使用可能でした。

集計された顧客レベルを使用したプラン間でのメジャーのコピー

以前の更新では、リージョン内のすべての顧客サイトを集計した地理的エンティティなど、顧客階層の集計レベルで予測を作成できました。この更新では、既存の機能を利用してプラン間またはプラン内のメジャー間でメジャー・データを移動できるように、機能が拡張されました。「その他のプランからのメジャーのロード」タスクを使用すると、顧客レベルを集計したプラン間、または顧客ディメンションで集計されたプランに集計されていないプランからメジャー・データを移動できます。

「その他のプランからのメジャーのロード」ページ

「その他のプランからのメジャーのロード」ページ

「その他のプランからのメジャーのロード」タスクおよび「メジャーのロード・プロセスの編成」スケジュール済プロセスが、次の間でメジャー・データをコピーできるように拡張されました:

  • プランニング・レベル・プロファイルがない需要プランから、プランニング・レベル・プロファイルがある需要プランへ。
  • プランニング・レベル・プロファイルがある需要プラン内。
  • プランニング・レベル・プロファイルがある需要プランから、同じプランニング・レベル・プロファイルがある別の需要プランへ。
  • 「グローバル需要の使用」オプションが選択され、「プランニング顧客レベル」「顧客サイト」に設定されているセールス・アンド・オペレーションズ・プランから、プランニング・レベル・プロファイルがある需要プランへ。
  • 「グローバル需要の使用」オプションが選択されていないセールス・アンド・オペレーションズ・プランから、プランニング・レベル・プロファイルがある需要プランへ。

有効化のステップ

この機能を使用可能にするために必要な手順はありません。

ヒントおよび考慮事項

拡張された「その他のプランからのメジャーのロード」機能をプランで利用するには、24Bに更新した後に、プランニング・レベル・プロファイルがある任意の既存の需要プランを実行する必要があります。

「その他のプランからのメジャーのロード」を使用して、次の間でメジャー・データをコピーすることはできません:

  • プランニング・レベル・プロファイルがある需要プランから、プランニング・レベル・プロファイルがない需要プランへ。
  • プランニング・レベル・プロファイルがある需要プランからセールス・アンド・オペレーションズ・プランへ。
  • 「グローバル需要の使用」オプションが選択され、「プランニング顧客レベル」「ゾーン」に設定されているセールス・アンド・オペレーションズ・プランから、プランニング・レベル・プロファイルがある需要プランへ。
  • プランニング・レベル・プロファイルがある需要プランから、別のプランニング・レベル・プロファイルがある別の需要プランへ。

主なリソース

  • Oracle Cloud Readiness > セールス・アンド・オペレーションズ・プランニング
    • 複数のプランのメジャー間のデータのロード(更新20A)
    • メジャーをロードするバッチ・プロセスのスケジュール(更新20B)
  • Oracle Cloud Readiness > 需要管理
    • プラン内でのメジャー・データのコピー(更新21A)
    • 顧客ディメンションに応じた柔軟なレベルでの計画(更新24A)

アクセス要件

この機能へのアクセスに必要な新しいロールまたはセキュリティ権限はありません。

  • 「その他のプランからのメジャーのロード」タスクまたは「メジャーのロード・プロセスの編成」スケジュール済プロセスに現在アクセスできるユーザーは、自動的にこの機能を使用できます。

次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。

  • その他のプランからのメジャー・データのロード(MSC_LOAD_MEASURES_FROM_OTHER_PLANS_PRIV)

この権限は、この更新の前から使用可能でした。

拡大したボリューム制限でのプランニング表のデータのエクスポート

最大200万個のセルを条件として、100万行で4,000列の表からデータをエクスポートします。24A更新で導入された「プランニング表に指定された形式でのデータのエクスポート」機能が拡張されて、ボリューム制限が増加しました。さらに、Microsoft Excelファイル形式またはCSVファイル形式を使用してエクスポートできるようになりました。

「データを表形式でエクスポート」ページ

「データを表形式でエクスポート」ページ

以前は、「データを表形式でエクスポート」機能で、最大65,536行で256列の表のエクスポートがサポートされていました。これらの制限は、最大セル数を200万として、100万行および4,000列まで拡張されました。たとえば、次のいずれの組合せ(すべて200万セルに相当)でも表をエクスポートできるようになりました。

  • 100万行で2列
  • 500,000行で4列
  • 100,000行で20列

XLS (Microsoft Excel)形式に加えて、CSV (カンマ区切り値)形式でのエクスポートもサポートされるように、この機能が拡張されました。

有効化のステップ

この機能を使用可能にするために必要な手順はありません。

ヒントおよび考慮事項

Microsoft XLS形式には、シートごとに256列で65,536行の制限があります。XLS形式でエクスポートする場合:

  • 列の数は256に制限されます。
  • エクスポート用に選択した表が65,536行を超える(が100万行未満の)場合は、各シートに65,536以下の行がある、同じExcelワークブック内の複数のシートに出力が分割されます。
  • 結果のXLSファイルには、ファイルを初めて開いたときに自動的に実行されるマクロが含まれています。このマクロは、複数のシートを単一のシートにマージし、ファイルをXLS形式からXLXS形式に変換します。Microsoft XLXS形式には、100万行の制限があります。

主なリソース

  • プランニング表に指定された形式でのデータのエクスポート(更新24A)

アクセス要件

この機能へのアクセスに必要な新しいロールまたはセキュリティ権限はありません。

  • 現在、プランニング表を開くためのアクセス権を持っているユーザーは、自動的にこの機能を使用できるようになります。

次の権限の1つまたは両方が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます:

  • プランニング表の保守(MSC_MAINTAIN_PLANNING_TABLES_PRIV)
  • プランニング表の表示(MSC_VIEW_PLANNING_TABLES_PRIV)

これらの権限はこの更新より前に使用可能でした。

未割当エンティティを考慮したプラン・データの保護

プラン・データの保護では、顧客、サプライヤ、組織または製品ディメンションの階層の最下位レベルに未割当メンバーを表示できます。この更新では、ディメンションに現在適用できないデータを表示できます。たとえば、特定の組織をユーザーに割り当てることで、サプライヤ生産能力など、組織別にストライピングされていないメジャーを表示できるようになりました。

製品、組織、顧客およびサプライヤのエンティティの未割当メンバーを含める拡張オプションを使用して、プランニング・データのセキュリティを構成できます。そうすることにより、ディメンションの階層レベルを使用しないメジャーにアクセスできます。たとえば、「使用可能サプライヤ生産能力」メジャーには、「製品」、「組織」、「サプライヤ」および「時間」ディメンションが含まれます。このメジャーは、「製品」、「サプライヤ」および「時間」ディメンションの品目、サプライヤ-サプライヤ・サイトおよび日のレベルで計算されます。このメジャー値は組織に固有ではないため、組織レベルはメジャーの計算に含まれていません。そのようなシナリオでは、特定の組織に対するアクセス権、および使用可能なサプライヤ生産能力など、組織に固有でないメジャーに対するアクセス権を取得するためのデータ・アクセス・セットを設定できます。

次に、「すべての未割当プランニング・レベル・メンバーを含める」チェック・ボックスが選択されている組織エンティティを使用してデータ・セキュリティを構成することで、値を表示できるようになった供給プランニング・メジャーの例を示します:

  • 使用可能サプライヤ生産能力
  • 所要サプライヤ生産能力
  • 使用可能正味サプライヤ生産能力
  • サプライヤ生産能力稼働率
  • サプライヤ生産能力制約日までに必要なサプライヤ生産能力
  • サプライヤ生産能力制約日までに必要な追加生産能力

未割当エンティティを考慮したプランの保護は、「製品」、「組織」、「顧客」および「サプライヤ」ディメンションの階層の最下位レベルに適用されます。これは、供給プランニング、需要プランニング、需要および供給プランニング、補充プランニング、グローバル・オーダー納期回答およびバックログ管理の「製品」、「組織」、「顧客」および「サプライヤ」ディメンションのメジャーおよびプランニング分析の詳細を表示するビューに適用できます。

データ・セキュリティの管理ビューが、次のように拡張されました:

  • データ・アクセス・セット条件構成に、新しい「すべての未割当プランニング・レベル・メンバーを含める」チェック・ボックスがあります。このチェック・ボックスを選択できるのは、作成中の条件に、最下位階層レベルの「製品」、「組織」、「顧客」および「サプライヤ」ディメンションエンティティが含まれている場合のみです。
  • 「すべての未割当プランニング・レベル・メンバーを含める」チェック・ボックスは、「製品」、「組織」、「顧客」および「サプライヤ」階層の他の最下位レベル・メンバーとともに選択できます。

未割当メンバーがあるプラン・データを保護するには、次のステップを実行します:

  1. データ・アクセス・セットのエンティティとして「製品」、「組織」、「顧客」または「サプライヤ」を選択します。
  1. 「製品」、「組織」、「顧客」または「サプライヤ」の最下位レベルを選択します。

「プランニング・セキュリティの管理」ページでのデータ・アクセス・セットの作成

「プランニング・セキュリティの管理」ページでのデータ・アクセス・セットの作成

  1. 「作成」処理を選択して「条件名」の条件を作成し、「すべての未割当プランニング・レベル・メンバーを含める」チェック・ボックスを選択します。

組織エンティティの条件の作成

組織エンティティの条件の作成

  1. 「条件名」を指定し、「すべての未割当プランニング・レベル・メンバーを含める」チェック・ボックスを選択して条件を作成します。必要に応じて、他のレベル・メンバーを追加してデータ条件を構成します。

新しい「すべての未割当プランニング・レベル・メンバーを含める」チェック・ボックス

新しい「すべての未割当プランニング・レベル・メンバーを含める」チェック・ボックス

  1. 条件を保存し、選択したエンティティに割り当てます。

組織エンティティへの条件の割当て

組織エンティティへの条件の割当て

「供給プランニング」作業領域で「すべての未割当プランニング・レベル・メンバーを含める」チェック・ボックスが選択されている場合に表示されるサプライヤ生産能力メジャーの詳細の例をいくつか紹介します。

前述のスクリーンショットで構成したデータ・アクセス・セットが表のメジャー値にどのように適用されるかを見てみましょう。次のピボット表は、組織レベル・メンバーM1およびM2の「計画オーダー」メジャー値、および未割当組織レベル・メンバーの「サプライヤ生産能力」メジャー値を示しています。この例では、組織レベル・メンバーM1およびM2を指定してデータ・セキュリティ条件が作成されて、「すべての未割当プランニング・レベル・メンバーを含める」チェック・ボックスが選択されています。

組織レベル・メンバーを使用して作成されたピボット表

組織レベル・メンバーを使用して作成されたピボット表

「すべての未割当プランニング・レベル・メンバーを含める」チェック・ボックスを選択し、他の最下位レベルのメンバーを指定してデータ・アクセス・セットを構成するとどうなるかを見てみましょう。データ・セキュリティでは「次に含まれる」条件が適用されます。次のスクリーンショットでは、組織に対して「すべての未割当プランニング・レベル・メンバーを含める」を選択し、組織としてM1およびM2を選択して、データ・セキュリティ条件を作成しました。この条件では、組織値が未割当、M1またはM2のいずれかであるメジャーにデータ・セキュリティが適用されます。

このピボット表には、データ・セキュリティ条件がM1、M2および未割当の組織レベルのメンバーで構成されているときに、「計画オーダー」および「使用可能サプライヤ生産能力」メジャーの値が表示されます。

組織レベルのメンバーのデータ・セキュリティ条件およびピボット表の詳細

組織レベルのメンバーのデータ・セキュリティ条件およびピボット表の詳細

データ・アクセス・セット内の複数のエンティティにわたって「すべての未割当プランニング・レベル・メンバーを含める」を有効にできます。1つのデータ・アクセス・セット内で有効にすると、セキュリティはAND条件として適用されます。

組織および顧客エンティティに対して「すべての未割当プランニング・レベル・メンバーを含める」を選択すると、組織と顧客の両方の組合せがピボット表で未割当の場合に、メジャーに対してデータ・セキュリティが適用されて表示されます。

このピボット表には、組織および顧客エンティティの未割当レベル・メンバーがあるユーザー定義メジャーの値が表示されます。

組織レベルおよび顧客レベルのメンバーのデータ・セキュリティ条件とピボット表の詳細

組織レベルおよび顧客レベルのメンバーのデータ・セキュリティ条件とピボット表の詳細

複数のデータ・アクセス・セットにわたって「すべての未割当プランニング・レベル・メンバーを含める」を有効にすると、セキュリティはOR条件として適用されます。

次の例では、データ・アクセス・セット1の「品目」およびデータ・アクセス・セット2の「組織」エンティティで「すべての未割当プランニング・レベル・メンバーを含める」を有効にすると、「品目」または「組織」のいずれかがピボット表の最下位レベル・メンバーとして未割当の場合に、それらのメジャーに対してデータ・セキュリティが適用されてユーザーに表示されます。

このピボット表には、組織または顧客エンティティに対して未割当レベル・メンバーがあるユーザー定義メジャーの値が表示されます。

データ・セットのデータ・セキュリティ条件およびピボット表の詳細

データ・セットのデータ・セキュリティ条件およびピボット表の詳細

有効化のステップ

この機能を使用可能にするために必要な手順はありません。

ヒントおよび考慮事項

  • Oracle Global Order Promisingでは、「組織」エンティティのみに対してデータ・セキュリティが考慮されます。
  • 「顧客」および「サプライヤ」のデータ・セキュリティ構成は、「供給管理」、「需要管理」、「需要および供給プランニング」、「プランニング・セントラル」または「セールス・アンド・オペレーションズ・プランニング」および「補充プランニング」作業領域のピボット表やグラフなどのプランニング分析ユーザー・インタフェースに適用されます。
  • 既存のデータ条件に対して「すべての未割当プランニング・レベル・メンバーを含める」を有効にすることはできません。新しいデータ条件を作成して有効にする必要があります。
  • 「条件の管理」を使用して「すべての未割当プランニング・レベル・メンバーを含める」が設定されたデータ条件を削除できるのは、データ・アクセス・セットにわたるエンティティに条件が割り当てられていない場合のみです。

アクセス要件

次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。

  • プランニング・セキュリティの管理(MSC_ADMINISTER_PLANNING_SECURITY_PRIV)

この権限は、この更新の前から使用可能でした。

ディープ・リンクを使用したOracle Fusion Cloud Supply Chain Planningへのアクセス

ディープ・リンクを使用して、分析との接続性を高め、外部アプリケーションとOracle Fusion Cloud Supply Chain Planning間のシームレスなユーザー・エクスペリエンスを作成します。ディープ・リンクは、メニューの使用やメニュー構造のナビゲートをせずにページを開くために使用するハイパーリンクの一種です。この更新を使用すれば、Oracle Fusion Analytics WarehouseなどのアプリケーションからOracle Supply Chain Planningの特定のページに簡単にナビゲートできます。たとえば、Oracle Fusion Analytics WarehouseからOracle Supply Chain Planningの品目のプランにナビゲートするディープ・リンクを作成できます。

この機能は、供給プランニング、需要管理、需要および供給プランニング、補充プランニング、セールス・アンド・オペレーションズ・プランニングの各作業領域でサポートされています。この機能を使用して、それぞれの作業領域のページ・レイアウトおよび表またはグラフに移動できるようになりました。さらに、「例外」または「供給および需要」ページにナビゲートできます。

この機能にアクセスするためのサンプルのディープ・リンクURLは、次の3つの部分で構成されています:

https://<host>/fscmUI/faces/deeplink?objType=<OBJECT_TYPE>&objKey=<Entity;Plan;FilterContext>

ベースURL                                            オブジェクト・タイプ・パス                    オブジェクト・キー値

  • ベースURL: この部分には、/fscmUI/faces/deeplink?が末尾に付加されたホスト情報を含める必要があります。たとえば、https://<host>/fscmUI/faces/deeplink?のようにします
  • オブジェクト・タイプ・パス: この部分には、開く必要があるobjType配下の作業領域名を指定してください。たとえば、供給プランニング作業領域を開く場合は、objType = "MSC_SP_WORKAREA"を渡します。このパスはベースURLの末尾に追加され、作成するリンク先の作業領域に関する詳細が含まれています。
  • オブジェクト・キー値:
    • エンティティ: 開こうとしている表またはグラフまたはレイアウト・オプションを渡します。たとえば、objkey=Entity=Material Plan、objkey=Entity=Forecast Graph、objkey=Entity=Plan Summaryなどです。
    • プラン名: 開こうとしているOracle Supply Chain Planningプランのプラン名またはプランIDを渡します。たとえば、Plan=RTSP-Supply-Planです。
    • フィルタ・コンテキスト: フィルタ・コンテキストには、表、グラフまたは階層内のディメンションの階層、レベルおよびレベル・メンバーの詳細、および表またはグラフ内のディメンションのレベル・メンバーの詳細が含まれます。フィルタ対象として選択したディメンションの詳細に基づいてデータ・レコードをフィルタできます。この情報は、ベースURLとオブジェクト・タイプ・パスの組合せに追加されます。たとえば、hierarchy1=Enterprise;level1=Organization,member1=M1のようになります。                       

次のパラメータを使用して、オブジェクト・キー値を渡すことができます:

  • パラメータ: オブジェクト・キー値配下のパラメータを渡します。たとえば、hierarchy1=Product;level1=Item,member1=Laptop_1GBやhierachy1=Product;levelmember1=512342のようにします。

この機能を使用してOracle Fusion Analytics WarehouseからOracle Analyticsレポートをリンクする場合は、トークンをサポートするレポート・プラットフォーム機能を使用して次のようにURLを作成します:

  • トークン値: オブジェクト・キー配下の列名を渡します。たとえば、hierarchy1=${keyValuesForColumn:Hierarchy};level1=${keyValuesForColumn:level};member1=${keyValuesForColumn:Prd_Member_Id};またはhierachy1=${keyValuesForColumn:Hierarchy;levelmember1=${keyValuesForColumn:Prd_lvl_Member_Id}のようにします。

作業領域のObjTypeパラメータは次のとおりです:

  • 需要管理                 MSC_DM_WORKAREA
  • 供給プランニング                          MSC_SP_WORKAREA
  • 需要および供給プランニング     MSC_ISD_WORKAREA
  • 補充プランニング              MSC_REPL_WORKAREA
  • セールス・アンド・オペレーションズ・プランニング   MSC_SOP_WORKAREA

たとえば、次のURLでは、Oracle Fusion Analytics Warehouseアプリケーションから供給プランニング作業領域の資材プラン表に移動します。

指定するトークン値:

https://host/fscmUI/faces/deeplink?objType=MSC_SP_WORKAREA&objKey=entity=MaterialPlan;plan=${keyValuesForColumn:PLAN_ID};hierarchy1=${keyValuesForColumn:HIERARCHY_ID};levelMember1=${keyValuesForColumn:ORG_LVL_MEMBER_ID};hierarchy2=${keyValuesForColumn:HIERARCHY_ID};levelMember2=${keyValuesForColumn:PRD_LVL_MEMBER_ID};hierarchy3=${keyValuesForColumn:HIERARCHY_ID};levelMember3=${keyValuesForColumn:TIM_LVL_MEMBER_ID}

指定するパラメータ:

https://host/fscmUI/faces/deeplink?objType=MSC_SP_WORKAREA&objKey=entity=Material Plan;plan=RTSP-KB-SP-PL01;hierarchy1=SP_Catalog;level1=Item;member1=KB-CSP-ALLOY;hierarchy2=APS Calendar;level2=Week;member2=1/7/30;hierarchy3=Enterprise;level3=Organization;member3=M1

また、メンバーID、階層IDおよびレベルIDの詳細のパラメータを、member2、level2、hierarchy2などの名前で最大5つのパラメータに渡すことができます。すべてのコンテキスト詳細の末尾にはAND句が追加されます。たとえば、複数のメンバーID、レベルIDおよび階層IDの詳細が渡された場合、フィルタ・コンテキストは(Member Id1, Level Id1, Hierarchy Id1) AND (Member Id2, Level Id2, Hierarchy Id2)と表現されます。

有効化のステップ

この機能を使用可能にするために必要な手順はありません。

ヒントおよび考慮事項

それぞれの作業領域の「供給および需要」ページおよび「例外」ページでは、品目ディメンションと組織ディメンションのみがサポートされます。ただし、この機能は、グラフ・セクション内のタイルおよびタイル・セットではサポートされないことに注意してください。

いずれかのパラメータが欠落しているか、正しく渡されていない場合は、次のエラーが表示されます。

エラー・メッセージ

主なリソース

アクセス要件

次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。

  • 「需要管理」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_DEMAND_MANAGEMENT_WORK_AREA_PRIV)
  • 「需要および供給プランニング」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_DEMAND_AND_SUPPLY_PLANNING_WORK_AREA_PRIV)
  • 「補充プランニング」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_REPLENISHMENT_PLANNING_WORK_AREA_PRIV)
  • 「セールス・アンド・オペレーションズ・プランニング」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_SALES_AND_OPERATIONS_PLANNING_WORK_AREA_PRIV)
  • 「供給プランニング」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_SUPPLY_PLANNING_WORK_AREA_PRIV)
  • プランニング表の表示(MSC_VIEW_PLANNING_TABLES_PRIV)

個々のページおよび表へのアクセス権がユーザーに必要です。

この更新で注意が必要なセールス・アンド・オペレーションズ・プランニングのバグ修正

この更新には、Oracle Sales and Operations Planningの動作方法を変更する可能性があるバグ修正が含まれています。これは、この更新に関するすべてのバグ修正の完全なリストではありません。このリストには、アプリケーションの動作に顕著な変化をもたらす可能性のあるバグ修正が含まれています。

プランニング表に指定された形式でのデータのエクスポート

更新24Aでは、「プランニング表に指定された形式でのデータのエクスポート」機能が導入されました。この機能を使用すると、元の表のレイアウトを保持しながら、表をMicrosoft Excelにエクスポートできます。この機能を使用すると、250,000セル制限を超えたため、以前にオープンできなかった表をエクスポートできます。この機能は次の方法で起動できます:

  • 開いているプランの「処理」ドロップダウン・ボタンを使用します。
  • 選択したプランの「プランの管理」ページの「処理」メニューを使用します。
  • 「プラン」および「表名」を選択して、「データを表形式でエクスポート」スケジュール済プロセスを実行します。

この機能の導入後、200万を超えるセルを含む表をエクスポートすると、メモリー不足の問題が発生し、サーバーが機能しなくなったり、正しく動作しなくなる場合があることがわかりました。これを防ぐために、更新24Bでは、200万を超えるセルを含む表のエクスポートを防止する制限を導入しています。更新24Aで、この制限を超える表を正常にエクスポートしていた可能性があります。その場合、これは更新24B以降のリリースではできなくなります。

Oracleリファレンス: 36275383

有効化のステップ

この機能を使用可能にするために必要な手順はありません。

重要な処理と考慮事項

ファイルベース・データ・インポート(FBDI)テンプレートの変更点

この更新で、一部のサプライ・チェーン・プランニングFBDIテンプレートが変更されました。各変更の詳細は、次のFBDIテンプレートの指示タブを参照してください。

  • リソース構成表(ScpBillOfResourcesImportTemplate)
  • 購買オーダー出荷受入履歴(ScpPurchaseOrderRcvHistoryImportTemplate)

最新のテンプレートは、Oracle Help CenterOracle Fusion Cloud SCM: File-Based Data Import (FBDI) for SCMのサプライ・チェーン・プランニングの項にあります。