本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。
日付 | 製品 | 機能 | ノート |
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2022年4月27日 | コラボレーション・メッセージング・フレームワーク |
B2Bメッセージングのための大量の購買オーダー・ペイロードの取得 | 文書の更新。5月の月次メンテナンス・パックで更新22Bにバックポートされた機能が追加されました。 |
2022年3月18日 | 初版作成。 |
重要なノート: 21Dから22Bに直接更新する場合は、22Aと22Bの両方のセクションの内容を確認して、更新に含まれるすべての変更を確認してください。
アイデア募集中
ご意見をお待ちしています。クラウド・サービスを改善する方法に関する提案がございましたら、ぜひお知らせください。Oracle Customer Connectのアイデア・ラボなど、いくつかの方法でアイデアを送信していただけます。機能名の後にこのアイコンが表示されていれば、その機能はお客様のアイデアによるものです。
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本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。
免責事項
この文書に記載された情報には、オラクルの製品開発プランに関する説明文が含まれていることがあります。オラクルの製品開発プランと、今後の製品リリースの本質および時期に対し、様々な要因が大きく影響を及ぼします。したがって、この情報はあくまで情報として提供されるものであり、マテリアルやコード、機能を提供することのコミットメント(確約)ではないため、購買決定を行う際の判断材料になさらないでください。記載されている機能の開発、リリースおよび時期については、オラクルの単独の裁量により決定されます。
この情報は、オラクルおよびその子会社や関連会社との契約を構成するものではありません。特にこの情報についてオラクルは一切の責任を負いかねます。詳細は、法律上の注意点および使用条件を参照してください。
クラウド・アプリケーションで使用している機能によっては、四半期更新の直前または直後に特定のステップを実行する必要がある場合があります。これらの更新前および更新後のステップおよび影響を受ける製品領域の詳細は、My Oracle SupportでOracle SCM Cloud: Performing Your Quarterly Update (文書ID 2337485.1)を参照してください。
Oracle Cloud Applicationsでは四半期ごとに新しい更新が配信されます。つまり、ビジネスの効率的かつ効果的な管理に役立つ新しい機能を3か月ごとに受け取ります。一部の機能は使用可能な状態でされ、エンド・ユーザーが即時に使用できます。その他の機能はすぐ使用できない状態で提供され、使用可能にするために処理を実行する必要があります。すぐ使用できない状態で提供される機能は、次の権限を使用して、次の指示に従ってエンド・ユーザーに対してアクティブ化できます。
- アプリケーション・オファリングのレビュー(ASM_REVIEW_APPLICATIONS_OFFERINGS_PRIV)
- Oracle Fusion Applicationsオファリングの構成(ASM_CONFIGURE_OFFERING_PRIV)
新機能をオプトインする方法を次に示します。
- 「ナビゲータ」→「自分の企業」→「新機能」をクリックします。
- 「機能概要」ページで、オファリングを選択し、そのオファリングに固有の新機能をレビューします。または、デフォルト選択の「すべての使用可能オファリング」をそのまま使用して、すべてのオファリングの新機能をレビューできます。
- 「新機能」タブで、新機能をレビューし、「使用可能」列で機能のオプトイン・ステータスを確認します。機能がすでに使用可能な場合は、チェック・マークが表示されます。それ以外の場合は、機能を使用可能にするアイコンが表示されます。
- 「使用可能」列のアイコンをクリックし、ステップを完了して機能を使用可能にします。
「新機能」作業領域に表示されない機能のオプトインが必要になる場合があります。オプトインする方法を次に示します。
- 「ナビゲータ」→「自分の企業」→「オファリング」をクリックします。
- 「オファリング」ページでオファリングを選択し、「オプトイン機能」をクリックします。
- 「オプトイン」ページで、オファリングまたは機能が含まれている機能領域の「機能の編集」(鉛筆)アイコンをクリックします。
- 「機能の編集」ページで、ステップを完了して機能を使用可能にします。
オファリングの新機能をオプトインする方法の詳細および詳細な手順は、オファリング構成を参照してください。
オプトイン失効
オプトインを介して無効化された状態で提供される機能は、将来の更新で自動的に有効化される場合があります。これはオプト・イン失効と呼ばれます。クラウド・サービスにオプト・イン失効がある場合、このドキュメントに関連タブが表示されます。このタブをクリックすると、最初に機能が無効状態で提供されたのはいつか、そしてこの機能のオプト・インがいつ失効し、自動で使用可能となる見込みかが表示されます。ここをクリックして、すべてのOracle Cloudアプリケーションのオプト・インが失効した機能を確認することもできます。
列の定義:
レポート = 新規または変更済の、オラクル社提供の実行可能レポート。
UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、通常、フィールド、検証またはプログラムのマイナーな変更で構成されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小になります。
UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能には、より複雑な設計が含まれます。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は高くなります。
無効状態で提供される機能 = エンド・ユーザーがこれらの機能を使用できるようにするには、処理が必要です。これらの機能は無効化されており、有効にするかどうかとその時期は自分で選択します。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域はまずレポートに組み込む必要があり、b)新しいWebサービスを利用するには統合が必要で、c)機能にアクセスできるようにするにはまずユーザー・ロールに割り当てる必要があります。
エンド・ユーザーがすぐに使用可能 レポートと小規模UIまたはプロセスベースの新機能が更新後にユーザーに与える影響は最小限です。したがって、顧客受入テストでは、大規模UIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当てる必要があります。 |
エンド・ユーザーが使用する前に顧客による処理が必要 これらの機能を使用可能にするために処理が必要になるため、中断されません。利用することを選択する際には、テストと展開のタイミングを設定します。 |
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機能 |
レポート |
UIまたは |
UIまたは |
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B2Bメッセージングのための大量の購買オーダー・ペイロードの取得
B2B通信を開始するときに大量の購買オーダー(通常は2,000件を超える明細)を処理するようにOracle Collaboration Messaging Frameworkを構成します。大量の購買オーダーのペイロードは、Oracle Purchasingから小さい部分で取得されてから、1つの購買オーダーとして結合および配信されるため、パフォーマンスが向上します。この機能は、更新22Bの5月の月次メンテナンス・パックで使用できます。
この機能を使用可能にした後、「大量の購買オーダー最小明細数」フィールドに「コラボレーション・メッセージング構成の管理」ページの「大量の購買オーダー処理」セクションの値を入力して、大量の購買オーダーにおける最小明細数を指定します。次に、「1つの問合せで取得された購買オーダー明細」フィールドに値を入力し、それぞれの部分でOracle Purchasingから取得する明細数(デフォルトで1000件の明細)を指定します。「大量の購買オーダー配信期間」(デフォルトでは30分)および「大量の購買オーダー配信試行間隔」(デフォルトでは3分)フィールドで設定した値は、購買オーダーの配信を試行する期間および頻度を示します。
コラボレーション・メッセージング構成の管理の大量の購買オーダー処理
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: オーダー管理
ヒントと考慮事項
2,000件を超える明細の購買オーダーは大量の購買オーダーとみなされますが、特定のビジネス・ニーズに基づいて大量の購買オーダーの最小明細数を決定できます。
主なリソース
- Oracle Supply Chain Management Cloud: B2Bメッセージングの構成と管理ガイド(Oracle Help Centerからアクセスできます)。
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
- 次の事前定義済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- B2B管理者(ORA_CMK_B2B_ADMINISTRATOR_ABSTRACT)
- 次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- コラボレーション・メッセージング構成の管理(CMK_MANAGE_COLLAB_MESG_CONFIG_PRIV)
現在のグローバル・サプライ・チェーンにおいては、サプライヤ、受託製造業者、およびその他の取引先に対する製造業者の依存度が増し加わっています。会社が成功するためには、多層にわたる取引先との間でアクティビティを同期することが不可欠です。Oracle Fusion Cloud Supply Chain Collaborationを使用すると、会社は共同で供給を計画し、取引先データを把握し、契約製造の実行を調整し、取引先ネットワーク全体のパフォーマンスを測定できます。取引先が意思決定プロセスに積極的に関与するため、早期に警告のサインを伝えることができ、サプライ・チェーンの問題を協力して解決できます。各サプライヤの規模および技術レベルに応じて、会社はポータル・ベースのユーザー・インタフェース、標準ベースのB2BメッセージまたはWebサービスを使用してやりとりできます。Oracle Supply Chain Collaborationの柔軟な事前定義済ビジネス・プロセスを、顧客独自の要件にあわせて調整することもできます。コラボレーションが強化されることにより、取引関係がいっそう動的になり、供給の信頼性と効率が向上します。
「需要コラボレーション」作業領域を使用することで、顧客が予測をコラボレーションできるようになります。この更新により、Oracle Fusion Cloud Demand Managementで生成された予測を、顧客の需要に対する応答としてOracle Fusion Cloud Supply Chain Collaborationに公開できるようになりました。
Oracle Demand Management作業領域の新しい「需要コラボレーションの公開」処理を使用して、Oracle Supply Chain Collaborationに応答を公開します。その後、顧客はOracle Supply Chain Collaborationからスプレッドシートに予測応答をダウンロードするか、RESTサービスを使用してアクセスできます。この更新より前は、Oracle Demand Managementからの応答の公開はOracle Fusion Enterprise Schedulerを使用してのみ実行されていました。
次のスクリーンショットは、ソース・プラン・メジャーおよび宛先ドキュメント・メジャーを選択する需要プラン内で使用可能な「需要コラボレーションの公開」ダイアログを示しています。
「需要コラボレーションの公開」ダイアログ
Oracle Demand ManagementからOracle Supply Chain Collaborationへの顧客需要の応答のシームレスな同期が実現されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: 製造およびサプライ・チェーン資材管理
ヒントと考慮事項
この機能を使用するには、「顧客需要コラボレーション」という機能をオプトインする必要があります。顧客需要コラボレーション機能をオプトインすると、ここで説明されている機能も有効になります。顧客需要コラボレーション機能を以前からオプトインしている場合は、この機能が自動的に有効になります。
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するには、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じて、いくつかのオプションがあります。
- 次の事前定義済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- 需要プランナ(ORA_MSC_DEMAND_PLANNER_JOB)
- 次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- コラボレーションのプランニング・データの公開のスケジュール(VCS_SCHEDULE_PUBLISH_PLANNING_DATA)
サプライヤ・ユーザーに対するコミット日およびコミット者の表示
多数の製品ラインでサプライヤとのコラボレーションを行うと、サプライヤに複数のユーザーが存在することが考えられ、各ユーザーが1つ以上の製品に割り当てられることになります。サプライヤ・ユーザーは、ユーザーが割り当てられている、製品の様々なタスクを担当することになります。サプライヤ・ユーザーの日常的な作業を容易にするために、次の属性がOracle Fusion Cloud Supplier Portalに追加されています。
- 「コミット日」、「コミット者」、「コミット・ソース」、「バイヤー」、「供給プラン・パブリッシャ」、「サプライヤ手持公開者」および「手持公開者」属性が「オーダー予測およびコミットの管理」ページに追加されました。サプライヤ・ユーザーは、検索の一部としてこれらの属性を使用することもできます。
- バイヤー属性が、「在庫の管理」および「補充要求の管理」検索結果ページに追加されました。
- 新しい「サプライヤに企業ユーザーを表示します」オプションは、これらの新しい属性の表示を制御します。これらの属性を表示するには、このオプションを「はい」に設定します。この属性のデフォルト値は「いいえ」です。このオプションは、サプライ・コラボレーションと購買側ベンダー管理在庫の両方で使用できます。このオプションは、「サプライ・チェーン・コラボレーション設定の管理」で設定します。
ナビゲーション: 「設定および保守」→「サプライ・チェーン・コラボレーション設定の管理」→「コラボレーション設定」
ナビゲーション: 「設定および保守」→「サプライ・チェーン・コラボレーション設定の管理」→「補充設定」
追加属性を使用してコラボレーション・データを表示および分析するサプライヤ・ユーザーの機能を改善します。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: 製造およびサプライ・チェーン資材管理
ヒントと考慮事項
この機能を使用する場合は、「サプライ・コラボレーション」という機能をオプトインする必要があります。サプライ・コラボレーション機能をオプトインすると、ここで説明されている機能も有効になります。サプライ・コラボレーション機能を以前からオプトインしている場合は、この機能が自動的に有効になります。
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
- 次の事前定義済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- サプライ・チェーン・アプリケーション管理者(ORA_RCS_SUPPLY_CHAIN_APPLICATION_ADMINISTRATOR)
- 次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- コラボレーション設定の管理(VCS_MANAGE_SCC_SETTINGS)
「需要コラボレーション」作業領域から、「需要コラボレーション詳細」ページで、複数のコラボレーション関係に関連付けられた顧客予測メジャーを1つのビューで選択して分析できます。この機能により、選択した各コラボレーション関係について、顧客予測メジャーの期間別ビューが提供されます。
この期間別ビューでは、データを編集したり、縦方向書式でスプレッドシートにダウンロードできます。ダウンロードしたファイルは、顧客需要アップロードUIを使用して再度アップロードできます。この更新より前は、単一のコラボレーション関係についてアクセスできるのは顧客予測メジャーの期間別ビューのみでした。
次のスクリーンショットは、複数の行を選択して編集、削除またはダウンロードできる「需要コラボレーション詳細」ページを示しています。
需要コラボレーション詳細
次のスクリーンショットは文書の編集ページを示しており、このページでは複数の需要を単一の期間別ビューで表示できます。
ドキュメントの編集ページ
次のスクリーンショットは、「需要コラボレーション詳細」ページをダウンロード・ファイルとともに示しています。
ダウンロードされたファイル
複数のコラボレーション関係の顧客予測メジャーを1つのビューで表示することで、効率が高くなります。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: 製造およびサプライ・チェーン資材管理
ヒントと考慮事項
この機能を使用するには、「顧客需要コラボレーション」という機能をオプトインする必要があります。顧客需要コラボレーション機能をオプトインすると、ここで説明されている機能も有効になります。顧客需要コラボレーション機能を以前からオプトインしている場合は、この機能が自動的に有効になります。
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するには、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じて、いくつかのオプションがあります。
- 次の事前定義済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- 需要プランナ(ORA_VCS_SUPPLY_COLLAB_PLANNER)
- 次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- エンタープライズ・ユーザーとしての顧客需要の管理(VCS_MANAGE_CUSTOMER_DEMAND_ENTERPRISE)
- 次の事前定義済ジョブ・ロールが割り当てられている顧客ユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- 顧客需要プランナ(ORA_VCS_CUSTOMER_DEMAND_PLANNER)
- 次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられている顧客ユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 顧客ユーザーとしての顧客需要の管理(VCS_MANAGE_CUSTOMER_DEMAND_CUSTOMER)
「サプライ・コラボレーション」作業領域の「オーダー予測詳細の編集」ページには、選択した集計スケジュールに基づいて週または月レベルで集計されたオーダー予測が表示されます。場合によっては、コミットを指定する前に日レベルでオーダー予測をレビューすることをサプライヤ・ユーザーが望む場合があります。「すべてのバケットの展開」処理を使用すると、サプライヤ・ユーザーは予測範囲全体のすべてのバケットを展開して、オーダー予測を日レベルで表示し、コミットを提供できます。
サプライヤ・ユーザーは、「すべてのバケットの縮小」処理を使用して、日レベル・バケットを縮小し、週次または月次のバケットでメジャーを表示することもできます。この更新より前は、サプライヤ・ユーザーは日レベルの詳細を表示するために各バケットを手動で展開する必要がありました。
ナビゲーション: 「サプライ・コラボレーション」→「オーダー予測およびコミットの管理」→「オーダー予測詳細の編集: 縮小ビュー」
ナビゲーション: 「サプライ・コラボレーション」→「オーダー予測およびコミットの管理」→「オーダー予測詳細の編集: 拡張ビュー」
週次バケットから日次バケットへ、または月次バケットから日次バケットへと切り替えてオーダー予測をレビューする機能を提供することで、サプライヤ・ユーザーのエクスペリエンスが向上します。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: 製造およびサプライ・チェーン資材管理
ヒントと考慮事項
この機能を使用する場合は、「サプライ・コラボレーション」という機能をオプトインする必要があります。サプライ・コラボレーション機能をオプトインすると、ここで説明されている機能も有効になります。サプライ・コラボレーション機能を以前からオプトインしている場合は、この機能が自動的に有効になります。
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
- 次の事前定義済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- サプライ・チェーン・コラボレーション・プランナ(ORA_VCS_SUPPLY_CHAIN_COLLABORATION_PLANNER)
- サプライヤ需要プランナ(ORA_POS_SUPPLIER_DEMAND_PLANNER_JOB)
- 次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 企業ユーザーとしてオーダー予測にコミット(VCS_COMMIT_ORDER_FORECAST_ENTERPRISE)
- 企業ユーザーとしての予測の編集(VCS_EDIT_ORDER_FORECAST_ENTERPRISE)
- サプライヤとしてオーダー予測にコミット(VCS_COMMIT_ORDER_FORECAST_SUPPLIER)
- 受託製造業者としてのオーダー予測の編集(VCS_EDIT_ORDER_FORECAST_SHIPTO)
予測とOracle Fusion Cloud Demand Managementの同期の簡略化
「需要管理の同期」ボタンを使用することで、Oracle Fusion Cloud Demand Managementとの予測の同期を簡略化できるようになりました。このボタンには、「需要コラボレーション」作業領域から、「需要コラボレーション詳細」ページでアクセスします。この更新より前までは、Oracle Fusion Enterprise Schedulerを使用して予測をOracle Demand Managementと同期することのみが可能でした。
また、ソース・システム、需要メジャー、コラボレーション文書、文書メジャーおよびプラン名(オプション)のパラメータが含まれる同期プロファイルを指定することもできます。各サイクルでパラメータを手動で選択しなくてすむように、同期プロファイルを定義します。
次のスクリーンショットは、「需要コラボレーション詳細」ページの「需要管理の同期」ドロワーを示しています。ここで、需要管理のデータを公開するプロファイルを選択します。
「需要管理の同期」ドロワー
需要メジャーとOracle Demand Managementとのシームレスな同期を実現します。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: 製造およびサプライ・チェーン資材管理
ヒントと考慮事項
この機能を使用するには、「顧客需要コラボレーション」という機能をオプトインする必要があります。顧客需要コラボレーション機能をオプトインすると、ここで説明されている機能も有効になります。顧客需要コラボレーション機能を以前からオプトインしている場合は、この機能が自動的に有効になります。
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するには、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じて、いくつかのオプションがあります。
- 次の事前定義済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- 需要プランナ(ORA_MSC_DEMAND_PLANNER_JOB)
- 次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- オーダー・オーケストレーションおよびプランニング・データ収集の実行(MSP_PERFORM_ORDER_ORCHESTRATION_AND_PLANNING_DATA_COLLECTION)