クラウド・レディネス / Oracle Fusion Cloud Supply Chain Collaboration
新機能
すべて展開


  1. 更新22C
  1. 改訂履歴
  2. 概要
  3. 更新前および更新後のタスク
  4. 任意の新機能の導入(オプトイン)
  5. 機能のサマリー
  6. コラボレーション・メッセージング・フレームワーク
    1. コラボレーション・メッセージング・フレームワーク
        1. B2Bメッセージングのための大量の購買オーダー・ペイロードの取得
        2. サプライヤへのUBL PEPPOL請求書応答の送信
  7. サプライ・チェーン・コラボレーション
    1. サプライ・チェーン・コラボレーション
        1. コラボレーション文書の定義の管理
        2. コラボレーション・データが使用可能な場合に需要プランナに通知
        3. Oracle Business Intelligence Cloud Connectorを使用した顧客需要の抽出
        4. Oracle Business Intelligence Cloud Connectorを使用した履歴サプライ・コラボレーション・メジャーの抽出
        5. サプライヤに対するコラボレーション・データの表示の制御

更新22C

改訂履歴

本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。

日付 製品 機能 ノート
2022年6月17日     初版作成。

概要

アイデア募集中

ご意見をお待ちしています。クラウド・サービスを改善する方法に関する提案がございましたら、ぜひお知らせください。Oracle Customer Connectのアイデア・ラボなど、いくつかの方法でアイデアを送信していただけます。機能名の後にこのアイコンが表示されていれば、その機能はお客様のアイデアによるものです。

フィードバックをお寄せください

本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。

免責事項

この文書に記載された情報には、オラクルの製品開発プランに関する説明文が含まれていることがあります。オラクルの製品開発プランと、今後の製品リリースの本質および時期に対し、様々な要因が大きく影響を及ぼします。したがって、この情報はあくまで情報として提供されるものであり、マテリアルやコード、機能を提供することのコミットメント(確約)ではないため、購買決定を行う際の判断材料になさらないでください。記載されている機能の開発、リリースおよび時期については、オラクルの単独の裁量により決定されます。

この情報は、オラクルおよびその子会社や関連会社との契約を構成するものではありません。特にこの情報についてオラクルは一切の責任を負いかねます。詳細は、法律上の注意点および使用条件を参照してください。

更新前および更新後のタスク

クラウド・アプリケーションで使用している機能によっては、四半期更新の直前または直後に特定のステップを実行する必要がある場合があります。これらの更新前および更新後のステップおよび影響を受ける製品領域の詳細は、My Oracle SupportでOracle SCM Cloud: Performing Your Quarterly Update (文書ID 2337485.1)を参照してください。

任意の新機能の導入(オプトイン)

Oracle Cloud Applicationsでは四半期ごとに新しい更新が配信されます。つまり、ビジネスの効率的かつ効果的な管理に役立つ新しい機能を3か月ごとに受け取ります。一部の機能は使用可能な状態でされ、エンド・ユーザーが即時に使用できます。その他の機能はすぐ使用できない状態で提供され、使用可能にするために処理を実行する必要があります。すぐ使用できない状態で提供される機能は、次の権限を使用して、次の指示に従ってエンド・ユーザーに対してアクティブ化できます。

  • アプリケーション・オファリングのレビュー(ASM_REVIEW_APPLICATIONS_OFFERINGS_PRIV)
  • Oracle Fusion Applicationsオファリングの構成(ASM_CONFIGURE_OFFERING_PRIV)

新機能をオプトインする方法を次に示します。

  1. 「ナビゲータ」→「自分の企業」→「新機能」をクリックします。
  2. 「機能概要」ページで、オファリングを選択し、そのオファリングに固有の新機能をレビューします。または、デフォルト選択の「すべての使用可能オファリング」をそのまま使用して、すべてのオファリングの新機能をレビューできます。
  3. 「新機能」タブで、新機能をレビューし、「使用可能」列で機能のオプトイン・ステータスを確認します。機能がすでに使用可能な場合は、チェック・マークが表示されます。それ以外の場合は、機能を使用可能にするアイコンが表示されます。
  4. 「使用可能」列のアイコンをクリックし、ステップを完了して機能を使用可能にします。

「新機能」作業領域に表示されない機能のオプトインが必要になる場合があります。オプトインする方法を次に示します。

  1. 「ナビゲータ」→「自分の企業」→「オファリング」をクリックします。
  2. 「オファリング」ページでオファリングを選択し、「オプトイン機能」をクリックします。
  3. 「オプトイン」ページで、オファリングまたは機能が含まれている機能領域の「機能の編集」(鉛筆)アイコンをクリックします。
  4. 「機能の編集」ページで、ステップを完了して機能を使用可能にします。

オファリングの新機能をオプトインする方法の詳細および詳細な手順は、オファリング構成を参照してください。

オプトイン失効

オプトインを介して無効化された状態で提供される機能は、将来の更新で自動的に有効化される場合があります。これはオプト・イン失効と呼ばれます。クラウド・サービスにオプト・イン失効がある場合、このドキュメントに関連タブが表示されます。このタブをクリックすると、最初に機能が無効状態で提供されたのはいつか、そしてこの機能のオプト・インがいつ失効し、自動で使用可能となる見込みかが表示されます。ここをクリックして、すべてのOracle Cloudアプリケーションのオプト・インが失効した機能を確認することもできます。

機能概要

列の定義:

レポート = 新規または変更済の、オラクル社提供の実行可能レポート。

UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、通常、フィールド、検証またはプログラムのマイナーな変更で構成されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小になります。

UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能には、より複雑な設計が含まれます。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は高くなります。

無効状態で提供される機能 = エンド・ユーザーがこれらの機能を使用できるようにするには、処理が必要です。これらの機能は無効化されており、有効にするかどうかとその時期は自分で選択します。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域はまずレポートに組み込む必要があり、b)新しいWebサービスを利用するには統合が必要で、c)機能にアクセスできるようにするにはまずユーザー・ロールに割り当てる必要があります。

エンド・ユーザーがすぐに使用可能
(機能が使用可能な状態で提供)

レポートと小規模UIまたはプロセスベースの新機能が更新後にユーザーに与える影響は最小限です。したがって、顧客受入テストでは、大規模UIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当てる必要があります。

エンド・ユーザーが使用する前に顧客による処理が必要
(機能は無効化状態で提供)

これらの機能を使用可能にするために処理が必要になるため、中断されません。利用することを選択する際には、テストと展開のタイミングを設定します。

機能

レポート

UIまたは
プロセスベース:
小規模

UIまたは
プロセスベース:
大規模*

コラボレーション・メッセージング・フレームワーク

コラボレーション・メッセージング・フレームワーク

B2Bメッセージングのための大量の購買オーダー・ペイロードの取得

サプライヤへのUBL PEPPOL請求書応答の送信

サプライ・チェーン・コラボレーション

サプライ・チェーン・コラボレーション

コラボレーション文書の定義の管理

コラボレーション・データが使用可能な場合に需要プランナに通知

Oracle Business Intelligence Cloud Connectorを使用した顧客需要の抽出

Oracle Business Intelligence Cloud Connectorを使用した履歴サプライ・コラボレーション・メジャーの抽出

サプライヤに対するコラボレーション・データの表示の制御

コラボレーション・メッセージング・フレームワーク

コラボレーション・メッセージング・フレームワーク

B2Bメッセージングのための大量の購買オーダー・ペイロードの取得

B2B通信を開始するときに大量の購買オーダー(通常は2,000件を超える明細)を処理するようにOracle Collaboration Messaging Frameworkを構成します。大量の購買オーダーのペイロードは、Oracle Purchasingから小さい部分で取得されてから、1つの購買オーダーとして結合および配信されるため、パフォーマンスが向上します。

この機能を使用可能にした後、「大量の購買オーダー最小明細数」フィールドに「コラボレーション・メッセージング構成の管理」ページの「大量の購買オーダー処理」セクションの値を入力して、大量の購買オーダーにおける最小明細数を指定します。次に、「1つの問合せで取得された購買オーダー明細」フィールドに値を入力し、それぞれの部分でOracle Purchasingから取得する明細数(デフォルトで1000件の明細)を指定します。「大量の購買オーダー配信期間」(デフォルトでは30分)および「大量の購買オーダー配信試行間隔」(デフォルトでは3分)フィールドで設定した値は、購買オーダーの配信を試行する期間および頻度を示します。

ノート: この機能は、22Bの5月の月次更新でも使用可能になりました。

コラボレーション・メッセージング構成の管理の大量の購買オーダー処理

有効化のステップ

この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。

オファリング: オーダー管理

ヒントと考慮事項

通常、2,000件を超える明細の購買オーダーは大量の購買オーダーとみなされますが、特定のビジネス・ニーズに基づいて大量の購買オーダーの最小明細数を決定できます。

主なリソース

  • Oracle Supply Chain Management Cloud: B2Bメッセージングの構成と管理ガイド(Oracle Help Centerからアクセスできます)。

ロール情報

ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。

  • 次の事前定義済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
    • B2B管理者(ORA_CMK_B2B_ADMINISTRATOR_ABSTRACT)
  • 次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
    • コラボレーション・メッセージング構成の管理(CMK_MANAGE_COLLAB_MESG_CONFIG_PRIV)

サプライヤへのUBL PEPPOL請求書応答の送信

否認済請求書の詳細をUBL PEPPOL形式でサプライヤに送信するには、新しい事前定義済メッセージ定義UBL-2-1-InvoiceApplicationResponse-Outを使用します。

調達-支払ビジネス・プロセスを使用可能にして、関連付けられた文書である「請求書確認 - アウトバウンド」を交換します。

このメッセージ定義を取引先に対するアウトバウンド・コラボレーション・メッセージとして設定し、「コラボレーション・メッセージング」作業領域の「サプライヤB2B構成の管理」タスクを使用して、取引先および「請求書確認 - アウトバウンド」文書をサプライヤに関連付けます。

UBL-2-1-InvoiceApplicationResponse-Outメッセージ定義

UBL PEPPOLアプリケーション・レスポンス・メッセージを使用して、自動請求書ステータス通信を使用可能にします。

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

主なリソース

ロール情報

ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。

  • 次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
    • サプライ・チェーン・アプリケーション管理者(ORA_RCS_SUPPLY_CHAIN_APPLICATION_ADMINISTRATOR_JOB)
  • 次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
    • B2Bサプライヤ取引先の管理(CMK_B2B_SUPPLIER_TRADING_PARTNERS_PRIV)
    • B2B取引先の管理(CMK_B2B_TRADING_PARTNERS_PRIV)

サプライ・チェーン・コラボレーション

サプライ・チェーン・コラボレーション

現在のグローバル・サプライ・チェーンにおいては、サプライヤ、受託製造業者、およびその他の取引先に対する製造業者の依存度が増し加わっています。会社が成功するためには、多層にわたる取引先との間でアクティビティを同期することが不可欠です。Oracle Fusion Cloud Supply Chain Collaborationを使用すると、会社は共同で供給を計画し、取引先データを把握し、契約製造の実行を調整し、取引先ネットワーク全体のパフォーマンスを測定できます。取引先が意思決定プロセスに積極的に関与するため、早期に警告のサインを伝えることができ、サプライ・チェーンの問題を協力して解決できます。各サプライヤの規模および技術レベルに応じて、会社はポータル・ベースのユーザー・インタフェース、標準ベースのB2BメッセージまたはWebサービスを使用してやりとりできます。Oracle Supply Chain Collaborationの柔軟な事前定義済ビジネス・プロセスを、顧客独自の要件にあわせて調整することもできます。コラボレーションが強化されることにより、取引関係がいっそう動的になり、供給の信頼性と効率が向上します。

コラボレーション文書の定義の管理

予測および履歴データのタイム・フェンス範囲、履歴およびデータ・ロック期間を構成し、各メジャーに表示する履歴データの時間枠を指定できるようになりました。また、各メジャーを編集できる参加者タイプも管理できます。以前は、この機能はRESTサービスを介して管理されていましたが、現在、需要コラボレーションの「文書定義」ページからも使用できます。

次のスクリーンショットは、管理者が文書の設定を更新できる予測文書定義ページを示しています。

予測文書定義

次のスクリーンショットは、管理者がメジャー管理およびタイム・フェンスを更新できる予測文書の「オーダー予測」メジャー・ドロワーを示しています。

オーダー予測ドロワー

新しい「文書定義」ページを使用して、需要コラボレーション・メジャーおよび関連付けられたパラメータをより簡単に管理します。

有効化のステップ

この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。

オファリング: 製造およびサプライ・チェーン資材管理

ヒントと考慮事項

この機能を使用するには、「顧客需要コラボレーション」という機能をオプトインする必要があります。顧客需要コラボレーション機能をオプトインすると、ここで説明されている機能も有効になります。顧客需要コラボレーション機能を以前からオプトインしている場合は、この機能が自動的に有効になります。

ロール情報

ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するには、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じて、いくつかのオプションがあります。

  • 次の事前定義済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
    • サプライ・チェーン・アプリケーション管理者(ORA_RCS_SUPPLY_CHAIN_APPLICATION_ADMINISTRATOR)
  • 次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
    • 需要コラボレーションの管理(VCS_MANAGE_DEMAND_COLLABORATION)

コラボレーション・データが使用可能な場合に需要プランナに通知

オーダー予測および消費履歴がOracle Demand Managementと同期された後、新しい需要データが使用可能であることが需要プランナにベル通知されるように設定できます。これらの通知により、需要プランナは、顧客の最新のコラボレーション・データを簡単に最新の状態に維持し、タイムリに需要プランを生成できます。

通知受信者を需要コラボレーションの同期プロファイルに追加できます。

ナビゲーション: 「サプライ・チェーン・プランニング」→「需要コラボレーション」→「同期プロファイル」

同期プロファイルを更新して通知受信者を含めた後、データが需要コラボレーションから需要管理に同期されると、定義されたすべての通知受信者がベル通知を受信します。

Oracle Fusionベル通知

最新の顧客オーダー予測および履歴情報が使用可能になったときに、需要プランナに通知されるようにします。

有効化のステップ

この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。

オファリング: 製造およびサプライ・チェーン資材管理

ヒントと考慮事項

この機能を使用する場合は、「顧客需要コラボレーション」という機能をオプトインする必要があります。顧客需要コラボレーション機能をオプトインすると、ここで説明されている機能も有効になります。顧客需要コラボレーション機能を以前からオプトインしている場合は、この機能が自動的に有効になります。

ロール情報

ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するには、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じて、いくつかのオプションがあります。

  • 次の事前定義済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
    • サプライ・チェーン・アプリケーション管理者(ORA_RCS_SUPPLY_CHAIN_APPLICATION_ADMINISTRATOR)
  • 次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
    • 需要コラボレーションの管理(VCS_MANAGE_DEMAND_COLLABORATION)

Oracle Business Intelligence Cloud Connectorを使用した顧客需要の抽出

OracleのBusiness Intelligence Cloud Connector (BICC)を使用すると、顧客の需要コラボレーション・データのコピーをカンマ区切り値(CSV)ファイルに抽出して、オフライン分析、レポート、アーカイブまたは統合を行うことができます。データ抽出には、オーダー予測や消費履歴など、顧客の需要を表すコラボレーション・オブジェクトを含めることができます。

次のデータ・ストアから顧客需要コラボレーション・データを抽出できます。

  • 需要コラボレーション・アイデンティティ(FscmTopModelAM.ScmExtractAM.VcsBiccExtractAM.VcsDemandCollabIdentityExtractPVO)
  • 需要メジャー属性(FscmTopModelAM.ScmExtractAM.VcsBiccExtractAM.VcsDemandMeasureAttributesExtractPVO)
  • 需要メジャー(FscmTopModelAM.ScmExtractAM.VcsBiccExtractAM.VcsDemandMeasuresExtractPVO)
  • 履歴需要メジャー(FscmTopModelAM.ScmExtractAM.VcsBiccExtractAM.VcsHistDemandMeasuresExtractPVO)
  • 文書メジャー(FscmTopModelAM.ScmExtractAM.VcsBiccExtractAM.VcsDocumentMeasuresExtractPVO)
  • 文書定義(FscmTopModelAM.ScmExtractAM.VcsBiccExtractAM.VcsDocumentDefinitionsExtractPVO)
  • 文書定義翻訳(FscmTopModelAM.ScmExtractAM.VcsBiccExtractAM.VcsDocumentDefinitionTranslationsExtractPVO)
  • メジャー定義(FscmTopModelAM.ScmExtractAM.VcsBiccExtractAM.VcsMeasureDefinitionsExtractPVO)
  • メジャー定義翻訳(FscmTopModelAM.ScmExtractAM.VcsBiccExtractAM.VcsMeasureDefinitionTranslationsExtractPVO)

BICCから、データの抽出元のデータ・ストアを選択し、将来の取得および使用のために外部ストレージに抽出を格納するか、Oracle Universal Content Management (UCM)にロードするかを指定できます。実装で使用可能な製品からデータを抽出するためにBICCで実行できることを次に示します。

  • データのニーズに合った外部ストレージの場所を構成します。
  • すべてのデータまたは一部のデータを抽出します。オファリングまたは特定のオブジェクトを選択できます。
  • 抽出をオンデマンドで実行するか、1日、1週間または1か月間に指定した間隔で実行するようにスケジュールします。
  • 前回の抽出以降に変更されたデータのみが必要な場合は、増分抽出を実行します。
  • 複数の独立した抽出を適切な間隔でスケジュールします。
  • 抽出をモニターし、ログをレビューします。
  • 構成済オファリングおよび関連するデータ・ストアをエクスポートします。
  • メタデータのリフレッシュを管理し、増分リフレッシュ比較の日付を指定します。

Business Intelligence Cloud Connectorを使用して、レポート、外部統合およびオフライン・データ分析のためのバルク・データを抽出します。

有効化のステップ

この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。

オファリング: 製造およびサプライ・チェーン資材管理

ヒントと考慮事項

この機能を使用する場合は、「顧客需要コラボレーション」という機能をオプトインする必要があります。顧客需要コラボレーション機能をオプトインすると、ここで説明されている機能も有効になります。顧客需要コラボレーション機能を以前からオプトインしている場合は、この機能が自動的に有効になります。

主なリソース

  • Oracle Cloud Applicationsのアプリケーション共通ブック: Oracle Help CenterBusiness Intelligence Cloud抽出の作成ブック
  • Oracle Supply Chain Management: Oracle Help CenterSCM用データ・ストアの抽出ブック

ロール情報

BICCにアクセスし、グローバル・データ抽出またはジョブのスケジュールを作成および管理するには、次のロールが必要です。

  • ジョブ・ロール名およびコード:
    • ESS管理者ロール(ESSAdmin)

BICCグローバル・オファリングおよびデータ・ストアまたはジョブにアクセスするには、次のロールが必要です。

  • ジョブ・ロール名およびコード:
    •  アプリケーション実装管理者(ORA_ASM_APPLICATION_IMPLEMENTATION_ADMIN_ABSTRACT)

UCM ServerでBICCコンテンツにアクセスするには、次のロールが必要です。

  • ジョブ・ロール名およびコード:
    • 業務用システムからクラウド・システムへのデータのアップロードおよびダウンロード(OBIA_EXTRACTTRANSFORMLOAD_RWD)

Oracle Business Intelligence Cloud Connectorを使用した履歴サプライ・コラボレーション・メジャーの抽出

以前は、履歴サイクルからオーダー予測やコミットなどの履歴コラボレーション・オブジェクトを抽出できました。この更新では、Oracle Business Intelligence Cloud Connector (BICC)抽出には、オフライン分析、レポート、アーカイブまたは統合の目的で使用する、以前のサイクルからの履歴供給手持、サプライヤ手持および購買メジャー・データも含まれます。

ノート: 供給手持および購買メジャーは、オーダー予測を生成する供給プランを実行するために収集されたトランザクション・データとともにインライン化されます。

次のデータ・ストアから、サプライ・チェーン・コラボレーションの履歴供給手持およびサプライヤ手持データを抽出できます。

  • 外部履歴供給予測(FscmTopModelAM.ScmExtractAM.VcsBiccExtractAM.VcsExtHistSupplyForecastExtractPVO)
  • 履歴供給予測(FscmTopModelAM.ScmExtractAM.VcsBiccExtractAM.VcsHistSupplyForecastExtractPVO)

次のデータ・ストアから、サプライ・チェーン・コラボレーションの履歴購買メジャー・データを抽出できます。

  • 外部供給予測参照メジャー(FscmTopModelAM.ScmExtractAM.VcsBiccExtractAM.VcsExtSupplyForecastReferenceMeasureExtractPVO)
  • 外部履歴供給予測参照メジャー(FscmTopModelAM.ScmExtractAM.VcsBiccExtractAM.VcsExtHistSupplyForecastReferenceMeasureExtractPVO)
  • 供給予測参照メジャー(FscmTopModelAM.ScmExtractAM.VcsBiccExtractAM.SupplyForecastReferenceMeasureExtractPVO)
  • 履歴供給予測参照メジャー(FscmTopModelAM.ScmExtractAM.VcsBiccExtractAM.VcsHistSupplyForecastReferenceMeasureExtractPVO)

BICCから、データの抽出元のデータ・ストアを選択し、将来の取得および使用のために外部ストレージに抽出を格納するか、Oracle Universal Content Management (UCM)にロードするかを指定できます。実装で使用可能な製品からデータを抽出するためにBICCで実行できることを次に示します。

  • データのニーズに合った外部ストレージの場所を構成します。
  • すべてのデータまたは一部のデータを抽出します。オファリングまたは特定のオブジェクトを選択できます。
  • 抽出をオンデマンドで実行するか、1日、1週間または1か月間に指定した間隔で実行するようにスケジュールします。
  • 前回の抽出以降に変更されたデータのみが必要な場合は、増分抽出を実行します。
  • 複数の独立した抽出を適切な間隔でスケジュールします。
  • 抽出をモニターし、ログをレビューします。
  • 構成済オファリングおよび関連するデータ・ストアをエクスポートします。
  • メタデータのリフレッシュを管理し、増分リフレッシュ比較の日付を指定します。

Business Intelligence Cloud Connectorを使用して、レポート、外部統合およびオフライン・データ分析のためのバルク・データを抽出します。

有効化のステップ

この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。

オファリング: 製造およびサプライ・チェーン資材管理

ヒントと考慮事項

この機能を使用する場合は、「サプライ・コラボレーション」という機能をオプトインする必要があります。サプライ・コラボレーション機能をオプトインすると、ここで説明されている機能も有効になります。サプライ・コラボレーション機能を以前からオプトインしている場合は、この機能が自動的に有効になります。

主なリソース

  • Oracle Cloud Applicationsのアプリケーション共通ブック: Oracle Help CenterBusiness Intelligence Cloud抽出の作成ブック
  • Oracle Supply Chain Management: Oracle Help CenterSCM用データ・ストアの抽出ブック

ロール情報

BICCにアクセスし、グローバル・データ抽出またはジョブのスケジュールを作成および管理するには、次のロールが必要です。

  • ジョブ・ロール名およびコード:
    • ESS管理者ロール(ESSAdmin)

BICCグローバル・オファリングおよびデータ・ストアまたはジョブにアクセスするには、次のロールが必要です。

  • ジョブ・ロール名およびコード:
    •  アプリケーション実装管理者(ORA_ASM_APPLICATION_IMPLEMENTATION_ADMIN_ABSTRACT)

UCM ServerでBICCコンテンツにアクセスするには、次のロールが必要です。

  • ジョブ・ロール名およびコード:
    • 業務用システムからクラウド・システムへのデータのアップロードおよびダウンロード(OBIA_EXTRACTTRANSFORMLOAD_RWD)

サプライヤに対するコラボレーション・データの表示の制御

「サプライ・チェーン・コラボレーション設定の管理」ページで提供されているオプションを使用して、サプライヤに表示されるコラボレーション・データのタイプを選択します。これらのオプションは、インスタンス内のすべてのサプライヤに適用されます。

  • サプライヤに企業ユーザーを表示
  • サプライヤに企業手持数量を表示
  • サプライヤに購買オーダー数量を表示

ビジネス目標に基づいてこれらのオプションを1つ以上選択することで、すべてのサプライヤが該当する情報を表示できるようになります。

ナビゲーション: 「設定および保守」→「サプライ・チェーン・コラボレーション設定の管理」→「コラボレーション設定」

ビジネス目標に基づいてサプライヤに表示されるコラボレーション・データのタイプを制御します。

有効化のステップ

この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。

オファリング: 製造およびサプライ・チェーン資材管理

ヒントと考慮事項

この機能を使用する場合は、「サプライ・コラボレーション」という機能をオプトインする必要があります。サプライ・コラボレーション機能をオプトインすると、ここで説明されている機能も有効になります。サプライ・コラボレーション機能を以前からオプトインしている場合は、この機能が自動的に有効になります。

ロール情報

ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。

  • 次の事前定義済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
    • サプライ・チェーン・アプリケーション管理者(ORA_RCS_SUPPLY_CHAIN_APPLICATION_ADMINISTRATOR)
  • 次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
    • コラボレーション設定の管理(VCS_MANAGE_SCC_SETTINGS)