本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。
日付 | モジュール | 機能 | ノート |
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2023年6月2日 | 初版作成。 |
アイデア募集中
ご意見をお待ちしています。クラウド・サービスを改善する方法に関する提案がございましたら、ぜひお知らせください。Oracle Customer Connectのアイデア・ラボなど、いくつかの方法でアイデアを送信していただけます。機能名の後にこのアイコンが表示されていれば、その機能はお客様のアイデアによるものです。
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本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。
免責事項
この文書に記載された情報には、オラクルの製品開発プランに関する説明文が含まれていることがあります。オラクルの製品開発プランと、今後の製品リリースの本質および時期に対し、様々な要因が大きく影響を及ぼします。したがって、この情報はあくまで情報として提供されるものであり、マテリアルやコード、機能を提供することのコミットメント(確約)ではないため、購買決定を行う際の判断材料になさらないでください。記載されている機能の開発、リリースおよび時期については、オラクルの単独の裁量により決定されます。
この情報は、オラクルおよびその子会社や関連会社との契約を構成するものではありません。特にこの情報についてオラクルは一切の責任を負いかねます。詳細は、法律上の注意点および使用条件を参照してください。
クラウド・アプリケーションで使用している機能によっては、四半期更新の直前または直後に特定のステップを実行する必要がある場合があります。これらの更新前および更新後のステップおよび影響を受ける製品領域の詳細は、My Oracle SupportでOracle Fusion Cloud SCM: Performing Your Quarterly Update (文書ID 2337485.1)を参照してください。
Oracle Cloud Applicationsでは四半期ごとに新しい更新が配信されます。つまり、ビジネスの効率的かつ効果的な管理に役立つ新しい機能を3か月ごとに受け取ります。一部の機能は使用可能な状態でされ、エンド・ユーザーが即時に使用できます。その他の機能はすぐ使用できない状態で提供され、使用可能にするために処理を実行する必要があります。すぐ使用できない状態で提供される機能は、次の権限を使用して、次の指示に従ってエンド・ユーザーに対してアクティブ化できます。
- アプリケーション・オファリングのレビュー(ASM_REVIEW_APPLICATIONS_OFFERINGS_PRIV)
- Oracle Fusion Applicationsオファリングの構成(ASM_CONFIGURE_OFFERING_PRIV)
新機能をオプトインする方法を次に示します。
- 「ナビゲータ」→「自分の企業」→「新機能」をクリックします。
- 「機能概要」ページで、オファリングを選択し、そのオファリングに固有の新機能をレビューします。または、デフォルト選択の「すべての使用可能オファリング」をそのまま使用して、すべてのオファリングの新機能をレビューできます。
- 「新機能」タブで、新機能をレビューし、「使用可能」列で機能のオプトイン・ステータスを確認します。機能がすでに使用可能な場合は、チェック・マークが表示されます。それ以外の場合は、機能を使用可能にするアイコンが表示されます。
- 「使用可能」列のアイコンをクリックし、ステップを完了して機能を使用可能にします。
「新機能」作業領域に表示されない機能のオプトインが必要になる場合があります。オプトインする方法を次に示します。
- 「ナビゲータ」→「自分の企業」→「オファリング」をクリックします。
- 「オファリング」ページでオファリングを選択し、「オプトイン機能」をクリックします。
- 「オプトイン」ページで、オファリングまたは機能が含まれている機能領域の「機能の編集」(鉛筆)アイコンをクリックします。
- 「機能の編集」ページで、ステップを完了して機能を使用可能にします。
オファリングの新機能をオプトインする方法の詳細および詳細な手順は、オファリングの構成を参照してください。
オプトイン失効
オプトインを介して無効化された状態で提供される機能は、将来の更新で自動的に有効化される場合があります。これはオプト・イン失効と呼ばれます。クラウド・サービスにオプト・イン失効がある場合、このドキュメントに関連タブが表示されます。このタブをクリックすると、最初に機能が無効状態で提供されたのはいつか、そしてこの機能のオプト・インがいつ失効し、自動で使用可能となる見込みかが表示されます。ここをクリックして、すべてのOracle Cloudアプリケーションのオプト・インが失効した機能を確認することもできます。
列の定義:
レポート = 新規または変更済の、オラクル社提供の実行可能レポート。
UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、通常、フィールド、検証またはプログラムのマイナーな変更で構成されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小になります。
UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能には、より複雑な設計が含まれます。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は高くなります。
無効状態で提供される機能 = エンド・ユーザーがこれらの機能を使用できるようにするには、処理が必要です。これらの機能は無効化されており、有効にするかどうかとその時期は自分で選択します。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域はまずレポートに組み込む必要があり、b)新しいWebサービスを利用するには統合が必要で、c)機能にアクセスできるようにするにはまずユーザー・ロールに割り当てる必要があります。
エンド・ユーザーがすぐに使用可能 レポートと小規模UIまたはプロセスベースの新機能が更新後にユーザーに与える影響は最小限です。したがって、顧客受入テストでは、大規模UIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当てる必要があります。 |
エンド・ユーザーが使用する前に顧客による処理が必要 これらの機能を使用可能にするために処理が必要になるため、中断されません。利用することを選択する際には、テストと展開のタイミングを設定します。 |
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機能 |
レポート |
UIまたは |
UIまたは |
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供給要求の作成REST APIを使用して、検証に合格した供給要求明細を処理します。供給要求に複数の供給要求明細が含まれ、REST APIペイロードでAllowPartialRequestFlag属性をYに設定した場合、REST APIは検証に合格した明細を処理します。検証に合格しない明細は処理されず、エラーとしてマークされます。AllowPartialRequestFlagをNに設定し、供給要求のいずれかの明細が検証に合格しない場合、REST APIは、検証に合格する明細を含め、要求内のすべての明細を拒否します。AllowPartialRequestFlagのデフォルト値はNです。
この機能を使用して、供給要求に複数の供給要求明細が含まれる場合に検証に合格する供給要求明細を処理します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
- Oracle Help CenterのREST APIを使用したサプライ・チェーン・オーケストレーションの管理およびサプライ・チェーン・オーケストレーションの使用を参照してください。
アクセス要件
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
- 次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- サプライ・チェーン運用マネージャ(ORA_DOS_SUPPLY_CHAIN_OPERATIONS_MANAGER_JOB)
- 次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 供給オーダー・インタフェースの処理(DOS_PROCESS_SUPPLY_ORDER_INTERFACE_PRIV)
- 供給オーダーの表示(DOS_VIEW_SUPPLY_ORDERS_PRIV)
- 供給要求例外の管理(DOS_MANAGE_SUPPLY_REQUEST_EXCEPTIONS_PRIV)
- 供給オーダー例外およびステータスの表示(DOS_VIEW_SUPPLY_ORDER_EXCEPTIONS_AND_STATUS_PRIV)
独自のジョブ・ロールを保守している場合、この機能をサポートするための新しい権限は導入されていません。
「サプライ・チェーン・オーケストレーション」作業領域を使用した供給文書の同期
「サプライ・チェーン・オーケストレーション」作業領域を使用して、Oracle Supply Chain OrchestrationおよびOracle Procurementの間で供給文書を同期します。この機能は、技術的な失敗によりサプライ・チェーン・オーケストレーションで購買依頼または購買オーダーを記録できない場合に、外注加工フローで使用します。
サプライ・チェーン・オーケストレーションが最新の購買詳細を持ち、販売オーダーの供給を正確にオーケストレーションできるように、データを最新の状態に保ちます。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: 製造およびサプライ・チェーン資材管理 オプションでなくなるバージョン: 更新24A
ヒントと考慮事項
購買依頼と購買オーダーを同期します:
- 「供給オーケストレーション」作業領域に移動し、「タスク」→「供給明細の管理」をクリックします。
- 「供給明細の管理」ページで、300100083428746などの「供給オーダー番号」列のリンクをクリックします。
- 「供給オーダー詳細」ページで、「処理」→「供給文書の同期」をクリックします。
サプライ・チェーン・オーケストレーションは、サプライ・チェーン・オーケストレーションと調達の間で購買依頼と購買オーダーのデータを同期します。
主なリソース
- Oracle Help Centerのサプライ・チェーン・オーケストレーションの使用およびサプライ・チェーン・オーケストレーションを参照してください。
アクセス要件
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
- 次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- サプライ・チェーン運用マネージャ(ORA_DOS_SUPPLY_CHAIN_OPERATIONS_MANAGER_JOB)
- 次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 供給オーダー・インタフェースの処理(DOS_PROCESS_SUPPLY_ORDER_INTERFACE_PRIV)
- 供給オーダーの表示(DOS_VIEW_SUPPLY_ORDERS_PRIV)
- 供給要求例外の管理(DOS_MANAGE_SUPPLY_REQUEST_EXCEPTIONS_PRIV)
- 供給オーダー例外およびステータスの表示(DOS_VIEW_SUPPLY_ORDER_EXCEPTIONS_AND_STATUS_PRIV)
- 供給文書の同期(DOS_SYNC_SUPPLY_DOCS)
独自のグループ・コードを使用したバイヤー・プランニングでの購買要求の管理
独自のグループ・コードを使用して、「バイヤー・プランニング」作業領域で購買要求を管理します。「バイヤー」、「カテゴリ」、「品目」、「事業所」、「サプライヤ」および「なし」などの事前定義コードはすでに使用可能です。この新機能により、バイヤー・プランナは独自のグループ・コードを作成してから、これを使用して購買要求をグループに編成し、価格分岐、オーダー最小値などを利用できます。サプライ・チェーン・オーケストレーションによって各購買要求のグループ・コードがOracle Procurementに送信されます。調達において、「グループ・コード」属性の値に従ってこれらの購買要求が購買依頼にグループ化されます。
この機能を使用して購買要求をグループ化し、価格分岐、オーダー最小値およびその他の制約を利用します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
- Oracle Help Centerのサプライ・チェーン・オーケストレーションの使用およびサプライ・チェーン・オーケストレーションを参照してください。
アクセス要件
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
- 次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- サプライ・チェーン運用マネージャ(ORA_DOS_SUPPLY_CHAIN_OPERATIONS_MANAGER_JOB)
- 次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 供給オーダー・インタフェースの処理(DOS_PROCESS_SUPPLY_ORDER_INTERFACE_PRIV)
- 供給オーダーの表示(DOS_VIEW_SUPPLY_ORDERS_PRIV)
- 供給要求例外の管理(DOS_MANAGE_SUPPLY_REQUEST_EXCEPTIONS_PRIV)
- 供給オーダー例外およびステータスの表示(DOS_VIEW_SUPPLY_ORDER_EXCEPTIONS_AND_STATUS_PRIV)
独自のジョブ・ロールを保守している場合、この機能をサポートするための新しい権限は導入されていません。
サプライ・チェーン・オーケストレーションの在庫管理との統合の拡張
Oracle Supply Chain Orchestrationでは、更新23Bから、サービス・マッピングを作成してOracle Inventory Managementと統合できます。この機能により、その機能が拡張されます。サプライ・チェーン・オーケストレーションと在庫管理システムの間で属性をマップするときに、変更エンティティおよびその他の属性を含めることができます。マップできる新しい属性は次のとおりです:
- SourceOrganizationId
- SourceSubinventoryCode
- DestinationLocationId
- ItemRevision
- FreightCarrierId
- ModeOfTransportLookup
- ServiceLevelLookup
- ShipmentPriorityLookup
- FirmFlag
- RepriceFlag
- AllowItemSubstitutionFlag
サービス・マッピングを使用して、オーダー履行中にサプライ・チェーンで発生する変更の処理方法を調整します。サービス・マッピングを使用して、在庫、調達または製造と統合できるようになりました。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
- これは、常にオプションである既存のオプトイン機能に対する拡張機能です。
- 在庫管理で適用される検証を、統合で満たすことができることを確認します。要求ペイロードは問題ありませんが、在庫管理が要求を受け入れない可能性があります。
- 特に複数の要求明細を問い合せる場合は、統合アルゴリズムで参照するオブジェクトが存在することを確認してください。実行時に存在しないオブジェクトを参照すると、エラーが発生する可能性があります。
- エラーが発生した場合は修正し、「サプライ・チェーン・オーケストレーション」作業領域を使用して要求を再送信します。
アクセス要件
次の事前定義済権限を使用して、この機能を設定します。
- Manage DOS Service Mappings
- Manage DOS Algorithms
- Administer Sandbox
- View Modified Data (ランタイム結果を表示できるようにするため)
通信の問題が発生した場合に、Oracle Supply Chain Orchestrationで過剰な供給が作成されないようにします。Oracle Order Managementによるサプライ・チェーン・オーケストレーションへの供給要求の送信を妨げる中断が発生する場合があります。中断が解決されずに、オーケストレーションが要求を受信しなかったり、長い遅延後に受信する場合があります。オーダー管理が特定の時間後にサプライ・チェーン・オーケストレーションから返信を受信しない場合、オーダー管理は作成、更新または取消要求を再送信することがあり、サプライ・チェーン・オーケストレーションで再送信要求の処理方法を解釈することが困難になります。
この機能を使用して、オーダー管理とサプライ・チェーン・オーケストレーションの間で通信の問題が発生した場合に、同じ需要に対してサプライ・チェーン・オーケストレーションで重複する供給要求が作成されないようにします。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
アクセス要件
この機能は、販売オーダーを作成および送信できるすべての権限で使用できます。
Oracle Supply Chain OrchestrationでOracle Order Managementの需要を満たす十分な供給を作成できない場合は、予約を手動で作成する必要がある場合があります。これらの予約は、「供給オーケストレーション」作業領域で表示できます:
- 販売オーダーのバック・トゥ・バック・フローで手動で作成した各予約の詳細を表示します。
- これらの予約の供給を作成する作業オーダー、購買要求および転送オーダーを表示します。
- 作業オーダー、購買要求または転送オーダーに移動するリンクをクリックします。
- 手動予約ごとに、供給明細の現在の状態およびトラッキング明細を表示します。
- 各供給明細とトラッキング明細のアイコンを表示して、手動予約でそれを使用しているかどうかを迅速に判断します。
- 「供給オーケストレーション」作業領域には、供給が要求数量を満たしていない場合にのみ手動予約が表示されます。
自動処理以外で販売オーダーに配賦されている供給を把握します。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: 製造およびサプライ・チェーン資材管理 オプションでなくなるバージョン: 更新24A
ヒントと考慮事項
- サプライ・チェーン・オーケストレーションでは、オーダー管理から受け取る需要変更に対する手動予約は変更されません。必要な変更は、手動で行う必要があります。
- 他の要求でも作業オーダー、購買要求または転送オーダーが使用される可能性があるため、作業オーダー、購買要求または転送オーダーの数量は、予約の数量または供給明細やトラッキング明細の数量と異なる場合があります。
アクセス要件
この機能は、販売オーダーを作成および送信できるすべての権限で使用できます。
構成品目に対するサプライ・チェーン・オーケストレーションでの大規模なオーダー処理の使用
処理する販売オーダーが大量にある場合に、構成品目を履行する必要がある供給をオーケストレーションするには、サプライ・チェーン・オーケストレーションでの大規模なオーダー処理を使用します。
多くの構成品目がある販売オーダーの履行をオーケストレーションする必要がある場合、または構成品目が大規模かつ複雑で多くの子コンポーネントを含む場合に、パフォーマンスを向上させます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
アクセス要件
この機能は、構成品目がある販売オーダーを作成および送信できるすべての権限で使用できます。
EメールまたはOracleコンテンツ・リポジトリによって配信されるB2Bメッセージに対するファイル拡張子の定義
Eメールおよびファイル・エクスポートの配信方法にB2Bメッセージ・ファイル拡張子を指定できます。指定した拡張子は、Eメールによって配信されるB2Bメッセージ、または取引先によってOracleコンテンツ・リポジトリから取得されるメッセージに使用されます。
ファイル拡張子を指定するには:
- 「コラボレーション・メッセージング」作業領域で、「タスク」パネル・タブの「B2B取引先の管理」または「コラボレーション・メッセージング・サービス・プロバイダの管理」をクリックします。
- 配信方法に関連付けられた取引先またはユーザー定義のサービス・プロバイダを検索します。
- 取引先またはユーザー定義のサービス・プロバイダを選択し、「処理」→「編集」を選択します。
- 「取引先の編集」ページで、「配信方法」タブを選択して、Eメールまたはファイル・エクスポートの新しい配信方法タイプを追加し、ファイル拡張子を指定します。これらのタイプの既存の配信方法のファイル拡張子を追加することもできます。
- 「ファイル拡張子」フィールドに4文字まで入力します。B2Bメッセージには、入力したファイル拡張子が付きます。ファイル拡張子を入力しない場合は、.zipのデフォルトが使用されます。
Eメール配信方法
圧縮されたEメール添付をストリップする企業のファイアウォール・ルールをトリガーせずに、B2Bメッセージを取引先にEメールで送信できます。
ノート: この機能は、23Bの4月の月次更新でも使用可能になりました。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
入力したファイル拡張子は、ファイルの圧縮方法を変更しません。ファイルはZip圧縮ファイルのままですが、入力したファイル拡張子が付きます。取引先は、受信時にB2Bメッセージを抽出するために、拡張子を.zipに戻す必要があります。
主なリソース
- Oracle Applications CloudのB2Bメッセージングの構成および管理ガイド(Oracle Help Centerからアクセスできます)。
アクセス要件
次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- B2B取引先の管理(CMK_B2B_TRADING_PARTNERS_PRIV)
- サービス・プロバイダの管理(CMK_MANAGE_SERVICE_PROVIDER_PRIV)
これらの権限はこの更新より前に使用可能でした。
未送信の購買オーダーのリストを取得して一括で再送信するか、リストをダウンロードしてさらにレビューできます。リストを生成するには、「コラボレーション・メッセージング履歴の管理」ページの新しい「購買オーダーの再送信」ダイアログ・ボックスを使用します。新しいダイアログ・ボックスは、警告アイコンをクリックするか、そのページの「処理」メニューから起動します。
次のいずれかの文書タイプを選択したときにB2Bメッセージ送信が開始されなかった購買オーダーがある場合は、「コラボレーション・メッセージング履歴の管理」ページに警告アイコンが表示されます。
- 購買オーダー - アウトバウンド
- 購買オーダー変更 - アウトバウンド
- 購買オーダー取消 - アウトバウンド
警告アイコンをクリックすると、警告メッセージが表示されます。
再送信警告アイコンおよびメッセージ
「はい」をクリックすると、「購買オーダーの再送信」ダイアログ・ボックスが表示されます。または、「コラボレーション・メッセージング履歴の管理」ページで「処理」→「再送信」を選択して、ダイアログ・ボックスを起動することもできます。
「購買オーダーの再送信」ダイアログ・ボックス
「日付: 自」および「再送信するオーダー」フィールドは必須です。その他のフィールドはオプションです。
「再送信するオーダー」フィールドには、次のオプションがあります:
メニュー・オプション |
説明 |
---|---|
B2B送信が開始されなかったオーダー |
未送信のすべての購買オーダー(以前の未送信バージョンを含む)を再送信します |
B2Bメッセージング・ステータスが「終了済」であるオーダー |
ステータスが「終了済」の購買オーダーを再送信します |
すべて |
すべての未送信購買オーダーおよびステータスが「終了済」の購買オーダーを再送信します |
「購買オーダーの再送信」ダイアログ・ボックスで「検索」をクリックして、見つかったオーダーの数を表示します。見つかった購買オーダーのリストをダウンロードするか、オーダーの再送信を開始できます。
処理を終了する前にオーダーの処理を継続できる最小時間を設定するには:
-
「設定および保守」作業領域で、「製造およびサプライ・チェーン資材管理」オファリングの「コラボレーション・メッセージング構成の管理」タスクに移動します。
-
「コラボレーション・メッセージング構成の管理」ページの「一般設定」タブの「最小処理中期間」フィールドに値を入力します。入力した値によって、オーダーを終了する前に処理を継続できる最小時間が決まります。デフォルト値は60分です。
「処理の終了」オプションは、「処理」メニューで使用できます。
最小処理中期間
ノート: この機能は、23Bの5月の月次更新でも使用可能になりました。
未送信の購買オーダーを一括で送信するオプションを使用してレビューできるようになりました。この機能により、サプライヤとのB2Bメッセージ交換の潜在的な中断が削減されます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
- Oracle Applications CloudのB2Bメッセージングの構成および管理ガイド(Oracle Help Centerからアクセスできます)。
アクセス要件
次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- コラボレーション・メッセージング構成の管理(CMK_MANAGE_COLLAB_MESG_CONFIG_PRIV)
- コラボレーション・メッセージング履歴の管理(CMK_COLLAB_MESG_HISTORY_PRIV)
- 電子メッセージング・プロファイルに使用される拡張可能データ・モデル(PO_ELECTRONIC_COMM_DATA_MODEL)
- これらの権限はこの更新より前に使用可能でした。
アウトバウンドB2Bメッセージに対する送信者のEメール・アドレスの指定
アプリケーションで生成されたアドレスを使用するかわりに、B2B文書の送信者のEメール・アドレスを構成できます。また、返信用に設定したEメール・アドレスの受信ボックスをモニターできます。
取引先は、Eメールの承認済リストに送信者Eメール・アドレスを追加して、通信を継続できます。
ノート: この機能は、23Bの4月の月次更新でも使用可能になりました。
有効化のステップ
「設定および保守」で、「コラボレーション・メッセージング構成の管理」タスクを選択します。
- 「設定および保守」作業領域で、「製造およびサプライ・チェーン資材管理」オファリングの「コラボレーション・メッセージング構成の管理」タスクに移動します。
- 「コラボレーション・メッセージング構成の管理」ページで「ビジネス・プロセス設定」タブを選択します。
- 「コラボレーション・ビジネス・プロセス」セクションで、構成した新しい送信者Eメール・アドレスを使用して送信する文書を含むビジネス・プロセスを選択します。
- 「コラボレーション文書の構成」セクションで、アウトバウンド文書を選択します。
ビジネス・プロセスおよびアウトバウンド文書の選択
- 「追加詳細の構成」ボタンをクリックし、ダイアログ・ボックスに送信者のEメール・アドレスを入力します。このEメール・アドレスは、選択した文書に関連付けられているすべてのアウトバウンドB2Bメッセージの送信者として使用されます。
「追加詳細の構成」ダイアログ・ボックス
ヒントと考慮事項
Eメール・セキュリティのベスト・プラクティスについては、Oracle Help CenterのEメール・セキュリティの構成のドキュメントを参照してください。
主なリソース
- Oracle Applications CloudのB2Bメッセージングの構成および管理ガイド(Oracle Help Centerからアクセスできます)。
アクセス要件
この権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- コラボレーション・メッセージング構成の管理(CMK_MANAGE_COLLAB_MESG_CONFIG_PRIV)
この権限はこの更新より前に使用可能でした。
現在のグローバル・サプライ・チェーンにおいては、サプライヤ、受託製造業者、およびその他の取引先に対する製造業者の依存度が増し加わっています。会社が成功するためには、多層にわたる取引先との間でアクティビティを同期することが不可欠です。Oracle Fusion Cloud Supply Chain Collaborationを使用すると、会社は共同で供給を計画し、取引先データを把握し、契約製造の実行を調整し、取引先ネットワーク全体のパフォーマンスを測定できます。取引先が意思決定プロセスに積極的に関与するため、早期に警告のサインを伝えることができ、サプライ・チェーンの問題を協力して解決できます。各サプライヤの規模および技術レベルに応じて、会社はポータル・ベースのユーザー・インタフェース、標準ベースのB2BメッセージまたはWebサービスを使用してやりとりできます。Oracle Supply Chain Collaborationの柔軟な事前定義済ビジネス・プロセスを、顧客独自の要件にあわせて調整することもできます。コラボレーションが強化されることにより、取引関係がいっそう動的になり、供給の信頼性と効率が向上します。
現在のコラボレーション・サイクルの開始時に、前のオーダー予測を現在のオーダー予測として再公開
新しいコラボレーション・サイクルの開始時に、前のオーダー予測を現在のオーダー予測として再公開するには、新しい「前のコラボレーション・サイクルからの予測データの再公開」スケジュール済プロセスを使用します。
「前のコラボレーション・サイクルからの予測データの再公開」スケジュール済プロセスの「コラボレーション・プラン」フィールドで、オーダー予測を再公開するコラボレーション・プランを選択します。
「前のコラボレーション・サイクルからの予測データの再公開」スケジュール済プロセスのプロセス詳細およびパラメータのスクリーンショット。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: 製造およびサプライ・チェーン資材管理
ヒントと考慮事項
現在のコラボレーション・サイクルの開始時に、前のオーダー予測を現在のオーダー予測として再公開機能を使用する場合は、その親機能「サプライ・コラボレーション」にオプト・インする必要があります。この親機能をすでにオプト・インしている場合、再度オプト・インする必要はありません
アクセス要件
次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- オーダー予測分解のスケジュール(VCS_SCHEDULE_ORDER_FORECAST_DECOMP)
この権限はこの更新より前に使用可能でした。