本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。
日付 | 製品 | 機能 | ノート |
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2022年2月11日 | 文書の更新。項の追加。 | ||
2021年12月20日 | 初版作成。 |
お客様のアイデアをお聞かせください
ご意見をお待ちしています。クラウド・サービスをさらに改善する方法について提案がございましたらどうぞお教えください。アイデアを送信するにはいくつかの方法があります。たとえば、Oracle Customer ConnectのIdeas Labを使用します。機能名の後にこのアイコンが表示されている箇所は、お客様のアイデアを実現した機能です。
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本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。
免責事項
この文書に記載された情報には、オラクルの製品開発プランに関する説明文が含まれていることがあります。オラクルの製品開発プランと、今後の製品リリースの本質および時期に対し、様々な要因が大きく影響を及ぼします。したがって、この情報はあくまで情報として提供されるものであり、マテリアルやコード、機能を提供することのコミットメント(確約)ではないため、購買決定を行う際の判断材料になさらないでください。記載されている機能の開発、リリースおよび時期については、オラクルの単独の裁量により決定されます。
この情報は、オラクルおよびその子会社や関連会社との契約を構成するものではありません。特にこの情報についてオラクルは一切の責任を負いかねます。詳細は、法律上の注意点および使用条件を参照してください。
Cloudアプリケーションで使用している機能によっては、四半期更新の直前または直後に特定のステップを実行することが必要になる場合があります。これらの更新前および更新後のステップおよび影響を受ける製品領域の詳細は、My Oracle SupportでOracle SCM Cloud: Performing Your Quarterly Update (文書ID 2337485.1)を参照してください。
Oracle Cloudアプリケーションは、四半期ごとに新しい更新を配信します。 つまり、ビジネスの効率的かつ効果的な管理に役立つ新しい機能を3か月ごとに受け取ります。 一部の機能は使用可能な状態でされ、エンド・ユーザーが即時に使用できます。 その他の機能はすぐ使用できない状態で提供され、使用可能にするために処理を実行する必要があります。すぐ使用できない状態で提供される機能は、次の指示および権限を使用してエンド・ユーザーに対してアクティブ化できます。
- アプリケーション・オファリングのレビュー(ASM_REVIEW_APPLICATIONS_OFFERINGS_PRIV)
- Oracle Fusion Applicationsオファリングの構成(ASM_CONFIGURE_OFFERING_PRIV)
新機能をオプトインする方法を次に示します。
- 「ナビゲータ」→「自分の企業」→「新機能」をクリックします。
- 機能概要ページでオファリングを選択し、そのオファリングに固有の新機能を表示します。または、デフォルトのすべての使用可能オファリングの選択を維持して、すべてのオファリングの新機能を表示します。
- 「新機能」タブで新機能を確認し、「使用可能」列で機能のオプトイン・ステータスを確認します。機能がすでに有効化されている場合は、チェック・マークが表示されます。それ以外の場合は、機能を使用可能にするアイコンが表示されます。
- 「使用可能」列にあるアイコンをクリックし、機能を有効にする手順を完了します。
「新機能」作業領域に表示されていない機能をオプトインする場合があります。オプトインする方法は次のとおりです。
- 「ナビゲータ」→「自分の企業」→「オファリング」をクリックします。
- 「オファリング」ページでオファリングを選択し、オプトイン機能をクリックします。
- オプトイン・ページで、オファリングまたは機能が含まれている機能領域の機能の編集(鉛筆)アイコンをクリックします。
- 機能の編集ページで、機能を有効化するためのステップを完了します。
オファリングの新機能をオプトインする方法の詳細および詳細な手順は、オファリングの構成を参照してください。
オプト・イン失効
オプトインで使用不可の状態で提供された機能は、今後の更新で自動的に使用可能になる場合があります。 これは「オプト・イン失効」と呼ばれます。 クラウド・サービスで「オプト・イン失効」がある場合、この文書に関連タブが表示されます。 このタブをクリックすると、最初に機能が無効状態で提供されたのはいつか、そしてこの機能のオプト・インがいつ失効し、自動で使用可能となる見込みかが表示されます。 ここをクリックして、すべてのOracle Cloud Applicationsにわたる「オプト・イン失効」がある機能を確認することもできます。
列の定義:
レポート = 新規または変更され、Oracleで提供される、実行準備が完了したレポート。
UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は通常、フィールド、検証またはプログラムの小さな変更で構成されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小になります。
UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、より複雑に設計されています。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は高くなります。
すぐ使用できない状態で提供される機能 = エンド・ユーザーがこれらの機能を使用できるようにするには、処理が必要です。これらの機能は無効化されており、有効にするかどうかとその時期は自分で選択します。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域はまずレポートに組み込む必要があり、b)新しいWebサービスを利用するには統合が必要で、c)機能にアクセスできるようにするにはまずユーザー・ロールに割り当てる必要があります。
エンド・ユーザーがすぐに使用可能 レポートおよび小規模なUIまたはプロセスベースの新機能は、更新後のユーザーに対する影響を最小限に抑えます。したがって、顧客受入テストでは、大規模UIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当てる必要があります。 |
エンド・ユーザーが使用する前に顧客による処理が必要 これらの機能を使用可能にするために処理が必要になるため、中断されません。選択的に使用するよう選択すると、テストおよびロールアウトのタイミングを設定できます。 |
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機能 |
レポート |
UIまたは |
UIまたは |
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再順序付けした生産工程に基づいた資材とリソースの計画およびスケジュール
一部の製造企業では、製造工程が実行される順序は、労務や資材の可用性など、製造現場の様々な条件に基づいて製造現場で決定される場合があります。たとえば、車を製造する場合、製造作業定義での順序が逆でも、車輪を取り付ける前にドアを組み立てることを決定できます。
この更新により、制約なしモードまたは制約付きモードのOracle Fusion Cloud Supply Planningは、作業オーダーに指定されている再順序付けされた生産工程を考慮し、資材およびリソースを適切に計画します。
製造現場で実行される製造プロセスに対する工程の調整を考慮して、資材およびリソースを計画します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
- オプト・インを必要とするOracle Fusion Cloud Manufacturingには、対応する機能があります。
- プランニング・プロセスは、Oracle Manufacturingのオプト・インとは無関係です。
主なリソース
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
- 次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- サプライ・チェーン・プランナ(ORA_MSC_SUPPLY_CHAIN_PLANNER_JOB)
- 資材プランナ(ORA_MSC_MATERIALS_PLANNER_JOB)
- 次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 需要および供給の編集(MSC_EDIT_DEMANDS_AND_SUPPLIES_PRIV)
- 需要および供給の表示(MSC_VIEW_DEMANDS_AND_SUPPLIES_PRIV)
最終品目に対する統計予測およびその他品目に対する対象日数を使用した安全在庫の計画
複雑なサプライ・チェーンでは、需要と供給の変動に対するリスク回避が不可欠です。Oracle Fusion Cloud Supply Planningでは、複数の安全在庫プランニング方法をサポートしています。以前は、統計安全在庫プランニング方法または対象日数プランニング方法を最終品目とコンポーネントの両方に使用できましたが、同じプラン内では両方の方法を使用できませんでした。
この更新により、最終品目には統計安全在庫方法を使用し、単一供給プラン内の他の品目には対象日数方法を使用できるようになりました。
計画する品目に最も適した安全在庫方法を選択することで、サプライ・チェーンの変動に対してリスク回避します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
品目の安全在庫を計画する場合は、次の点を考慮してください。
- 制約なしプランニングでは、安全在庫を計算するために最初のプランニング・バケットに入る期限超過予測需要の按分済金額が考慮されます。
- 制約付きプランニングでは、安全在庫の計算時に最初のバケットに按分なしの期限超過需要全体が含まれます。
主なリソース
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
- 次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- サプライ・チェーン・プランナ(ORA_MSC_SUPPLY_CHAIN_PLANNER_JOB)
- 資材プランナ(ORA_MSC_MATERIALS_PLANNER_JOB)
- 次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- プランニング品目の編集(MSC_EDIT_PLANNING_ITEMS_PRIV)
- プランニング品目の表示(MSC_VIEW_PLANNING_ITEMS_PRIV)
生産が完了した後にダウンストリームで使用できるようになるまでに時間を要する製品を製造する業界では、製造ロットは、ロットが使用可能になる時期を指定する将来の日付を指定して保留になります。肉製品の硬化時間やチーズが熟成するための熟成時間など、時間が必要になる様々なビジネス上の理由があります。これらのタイプの時間要件が発生した場合、Oracle Fusion Cloud Supply Chain Executionで製造ロットの保留期限を使用できます。
この更新により、Oracle Fusion Cloud Supply Planningでは保留期限を考慮し、保留期限にダウンストリームで供給を使用できるようにします。この機能は、計画オーダーでの後処理リード・タイムを考慮する機能と組み合されて、前の段落で説明したような製造状況をモデリングする機能に包括的に対処します。
「供給および需要」表の保留日の例。
使用可能な供給のすべての制約を考慮して需要に一致させることで、供給プランニング計算の精度が向上します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
- 在庫ロットの保留日は、供給プランニングによってロットがいつダウンストリームで使用可能になるかに影響します。需要が保留日より前の場合は、計画オーダーが提示される場合があります。在庫マネージャは、在庫ロットの保留日が正しいことを確認する必要があります。
- 「受入中」メジャーには、保留日が将来である在庫ロット(保留日が計画開始日より後であることを意味する)が含まれます。保留日が経過すると、在庫ロットは「手持」メジャーの一部になります。
主なリソース
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
- 次のジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- サプライ・チェーン・プランナ(ORA_MSC_SUPPLY_CHAIN_PLANNER_JOB)
- 資材プランナ(ORA_MSC_MATERIALS_PLANNER_JOB)
- 次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 「供給プランニング」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_SUPPLY_PLANNING_WORK_AREA_PRIV)
- 需要および供給の表示(MSC_VIEW_DEMANDS_AND_SUPPLIES_PRIV)
Oracle Cloud Order Managementを使用すると、社内資材転送オーダーに供給を予約できます。Oracle eBusiness Suiteなどの他の実行システムでは、社内購買依頼と内部販売オーダーのペアは、需要に対する供給の暗黙的な予約です。
この更新により、Oracle Cloud Supply Planningはこれらの供給予約を認識し、これらの供給を他の需要が使用できないようにします。
「在庫」作業領域の「予約およびピックの管理」ページでソース組織内の社内資材転送に予約された供給の例。次に、ソース組織の予約に関して供給プランによって収集および計画されます。
ソース組織の社内資材転送オーダー予約に対する新しい需要ソース・タイプがあるScpReservationImportファイルベース・データ・インポート(FBDI)テンプレートのスクリーンショット。この新しい需要ソース・タイプでは、ScpReservationImportテンプレートを使用して、外部ソース・システムからSupply Chain Planning Cloudへの社内資材転送需要に対する供給予約の収集がサポートされます。
需要に対して指定された供給がプランニング・プロセスで考慮され、それによってプラン品質が向上します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
- オーダー管理にインタフェースされたソース組織での社内資材転送オーダーへの供給の予約は、SCMクラウドからのみ収集されます。
- ソース組織の内部販売オーダーまたは社内資材転送オーダーの供給の予約は、次の条件で外部ソースから収集されます。
- 内部販売オーダーが存在する転送オーダーについては、ScpTransferOrderImportTemplate.xlsmテンプレートで履行オーケストレーション必須列を「はい」に設定する必要があります。
- オープンであるか、完全出荷済でないタイプ94 (「転送オーダー」オーダー・タイプ)のオーダーのみが、対応する内部販売オーダーの収集時に考慮されます。
- データ収集中に需要が内部販売オーダーとみなされるためには、ScpSalesOrderImportTemplate.xlsmテンプレートで販売オーダー需要ソース・タイプを「1」に設定する必要があります。「1」は、社内資材転送履行明細を意味します。
- 対応する値を指定して、内部販売オーダーとそれに対応する転送オーダーの間のリンクを設定する必要があります: 販売オーダーFBDIテンプレートの「ソース文書番号」列の値として、転送オーダーFBDIテンプレートの「転送オーダー・ヘッダー番号」の値、販売オーダーFBDIテンプレートの「ソース文書明細番号」列の値として、転送オーダーFBDIテンプレートの「転送オーダー明細番号」の値
主なリソース
- 供給プランニングのOracle Cloudレディネスで提供されている「社内資材転送オーダーに対する供給の予約の尊重」レディネス・トレーニング。
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
- 次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- 資材プランナ(ORA_MSC_MATERIALS_PLANNER_JOB)
- サプライ・チェーン・プランナ(ORA_MSC_SUPPLY_CHAIN_PLANNER_JOB)
- バックログ・マネージャ(ORA_MSC_BACKLOG_MANAGER_JOB)
- 次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 「供給プランニング」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_SUPPLY_PLANNING_WORK_AREA_PRIV)
- 「需要および供給プランニング」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_DEMAND_AND_SUPPLY_PLANNING_WORK_AREA_PRIV)
- 「バックログ管理」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_BACKLOG_MANAGEMENT_WORK_AREA_PRIV)
意味のあるデータがある行または列のみを表示することで、迅速な意思決定の効率を高めることができます。この更新により、プランニング表で、列または行全体にゼロまたはnullがある行および列を非表示にできます。
「表示」メニューの「空の行の非表示」および「空の列の非表示」オプション
表示される有意義なデータの密度を増やして、プランナの生産性を向上させます。
デモを見る
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントと考慮事項
- 「空の行の非表示」または「空の列の非表示」オプションが有効になっている場合、Microsoft Excelからのインポートは無効です。
- 「空の行の非表示」および「空の列の非表示」オプションは、「公開」または「REST」では考慮されません。
- 「空の行の非表示」および「空の列の非表示」設定は、表レイアウトの一部として保存されます。
- 「空の行の非表示」または「空の列の非表示」オプションが有効になっている場合、値なしの編集可能メジャーは非表示になります。値を手動で入力するには、まずこれらのオプションの選択を解除する必要があります。
- 値が0または1のみであるインジケータ・メジャーは、すべての値が0で、「空の行の非表示」または「空の列の非表示」オプションが有効になっている場合に非表示になります。
主なリソース
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
- 次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- サプライ・チェーン・プランナ(ORA_MSC_SUPPLY_CHAIN_PLANNER_JOB)
- 需要プランナ(ORA_MSC_DEMAND_PLANNER_JOB)
- 資材プランナ(ORA_MSC_MATERIALS_PLANNER_JOB)
- 販売および業務プランナ(ORA_MSC_SALES_AND_OPERATIONS_PLANNER_JOB)
- 補充プランナ(ORA_MSC_REPLENISHMENT_PLANNER_JOB)
- 次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- プランニング表の表示(MSC_VIEW_PLANNING_TABLES_PRIV)
- プランニング表の保守(MSC_MAINTAIN_PLANNING_TABLES_PRIV)
ビジネス・ニーズに固有の構成済属性(原産国など)を使用してサプライ・チェーンを計画および分析します。これらの属性によって限定された需要を予測します。供給プランに属性および属性ネッティング・ルールを構成し、在庫、購買オーダー、転送オーダーまたは作業オーダー供給の属性に基づいて限定された供給のみを使用して需要を満たします。これらの属性について、サプライ・チェーンの任意のレベルで計画オーダーを生成します。
「属性ベース・プランニング」という機能をオプト・インすると、この項の機能を使用できます。
属性に関する考慮事項が需要と供給の照合に最重要である場合、供給と需要の数値属性の論理比較に基づく、需要と供給を一致させる属性ルールが用意されていることがあります。たとえば、品質属性をモデリングしている場合、需要で指定した値以上の品質の供給のみによって需要を満たすことができるというルールが考えられます。
この更新により、追加の条件照合ルールを構成して、供給が需要の同じ数値属性以上である必要があるか、以下である必要があるかを指定できます。
プランニング・プロセスで使用される数値データ型プランニング属性に対する属性ベースのネッティング順序ステップで、新しい供給演算子「需要の値以下」または「需要の値以上」を構成する方法を示すスクリーンショットの例。
プランニング・プロセスに適用可能な現実の制約を指定することで、プランの品質を向上させます。
デモを見る
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: サプライ・チェーン・プランニング
主なリソース
この更新により、プロジェクトおよびタスクを含む構成済属性によってストライピングされた需要の需要管理の予測を管理し、この予測を需要スケジュールとして使用できます。また、以前は構成済属性を使用していない供給プランにのみ使用できた予測消費に、すべての機能を使用できるようになりました。予測を消費した販売オーダーの詳細を分析するときに、企業用に特別に構成された属性を含めることもできます。
プランニング属性メジャー・コンテキストを含む需要プランを作成して、需要プランのピボット表で、プロジェクトおよびタスクを含む構成済プランニング属性を持つ予測メジャーを管理する方法の例。
プラン・オプションを構成し、出荷先消費レベルとして「プランニング属性」を選択し、プラン・オプションの「供給」タブの「組織およびスケジュール」サブタブで供給プランの予測消費について、プランニング属性のすべてまたはサブセットを選択する方法の例。
「供給および需要」ビューで、予測のプランニング属性レベルで予測消費詳細を表示する方法の例。プランニング属性を持つ予測を選択し、「予測消費」ユーザー・インタフェースにドリルして、供給プラン出力のプランニング属性レベルで予測消費詳細を表示します。
供給プランニング・プロセスを促進する需要が、販売オーダーで予測を消費するためのルールを考慮していることを確認します。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: サプライ・チェーン・プランニング
この機能をオプト・インして使用する場合は、「属性ベース・プランニング」または「プロジェクト固有の供給の計画」という機能をオプト・インする必要があります。「属性ベース・プランニング」機能または「プロジェクト固有の供給の計画」機能をオプト・インすると、ここで説明されている機能も有効になります。「属性ベース・プランニング」機能または「プロジェクト固有の供給の計画」機能を以前からオプト・インしている場合は、この機能が自動的に有効になります。
「属性ベース・プランニング」機能にオプト・インする手順は、次のとおりです。
- 「オファリング」作業領域で、「サプライ・チェーン・プランニング」オファリングを選択します。「オプト・イン機能」をクリックします。
- オプト・イン: サプライ・チェーン・プランニング・ページで、「サプライ・チェーン・プランニング」オファリングの「機能」アイコンをクリックします。
- 属性ベース・プランニング機能を有効にします。
「プロジェクト固有の供給の計画」機能にオプト・インする手順は、次のとおりです。
- 企業でOracle Supply Chain Execution Cloudを使用していない場合:
- 「オファリング」作業領域で、「サプライ・チェーン・プランニング」オファリングを選択します。「オプト・イン機能」をクリックします。
- オプト・イン: サプライ・チェーン・プランニング・ページで、「サプライ・チェーン・プランニング」オファリングの「機能」アイコンをクリックします。
- 「プロジェクト駆動のサプライ・チェーン」機能を有効にし、「プロジェクト固有の供給の計画」機能を有効にします。
- 企業でOracle Supply Chain Execution Cloudを使用しており、「プロジェクト駆動のサプライ・チェーン」機能をすでにオプトインしている場合:
- 「オファリング」作業領域で、「製造およびサプライ・チェーン資材管理」オファリングまたは「サプライ・チェーン・プランニング」オファリングを選択します。「オプト・イン機能」をクリックします。
- オプト・イン・ページで、オファリングの「機能」アイコンをクリックします。
- 「プロジェクト固有の供給の計画」機能を使用可能にします。
- 企業でOracle Supply Chain Execution Cloudを使用しており、「プロジェクト駆動のサプライ・チェーン」機能をまだオプトインしていない場合:
- 「オファリング」作業領域で、「製造およびサプライ・チェーン資材管理」オファリングまたは「サプライ・チェーン・プランニング」オファリングを選択します。「オプト・イン機能」をクリックします。
- オプト・イン・ページで、オファリングの「機能」アイコンをクリックします。
- 「プロジェクト駆動のサプライ・チェーン」機能を有効にし、「プロジェクト固有の供給の計画」機能を有効にします。
- プロジェクト駆動のサプライ・チェーン機能に必要な設定を行います。詳細は、Oracle Help CenterにあるManufacturing and Supply Chain Materials Management実装ガイドのプロジェクト駆動のサプライ・チェーンの章を参照してください。
オプト・インを有効にした後、次のステップを実行して、プロジェクトおよびタスクを含むプランニング属性によって予測の消費を開始します。
- プランニング属性ディメンションを持つユーザー定義メジャーを含む需要プランを作成し、非デフォルト・メジャー・コンテキストを選択します
- 需要プランを実行します
- ExcelまたはRESTサービスを使用して、プランニング属性およびメジャー値を含む新しい組合せをピボット表にインポートし、予測メジャー値をプランニング属性で管理します
- 制約なしの供給プランまたは需要と供給プランを作成し、非デフォルト・メジャー・コンテキストを選択します
- プランニング属性ベースのネッティング・ルールをプランに割り当てます
- オプションで、ScpExternalForecastファイルベース・データ・インポート(FBDI)を使用して、プランニング属性別に外部予測をアップロードします
- プランニング属性を出荷先消費レベルとして選択し、消費に使用するプランニング属性を選択します
- プロジェクトおよびタスクを含むプランニング属性別に予測を消費するプランを実行します
ヒントと考慮事項
- 需要プランニング・プロセスでは、プランニング属性による統計予測は生成されません。プランニング属性別の予測メジャー値は、Excelインポートまたはメジャー値を持つRESTサービスで組合せおよびメジャー値をインポートすることで、需要プランニング作業領域で管理されます。
- 需要プランと供給プランのオプションには、同じメジャー・コンテキストが必要です。
- 需要プランで使用されるユーザー定義予測メジャーは、最終品目需要メジャー・グループに含める必要があります。
- プランニング・メジャーの管理で変更の粒度を使用して、プランニング属性ディメンションを予測プロファイルで使用される予測メジャー、シード済需要プランニング・メジャー、およびオーダー構成メジャーにデプロイすることはできません。
- デフォルト以外のメジャー・コンテキストを持つ需要プランは、オーダー構成予測に使用できません。
- 供給プランのオプションで、最終品目需要メジャーとしてユーザー定義の予測メジャーを選択します。
- 予測消費ユーザー・インタフェースのプランニング属性レベルで予測消費詳細を表示するには、「消費詳細期限日数」プラン・オプションに正の整数値を指定します。
主なリソース
- 供給プランニングのOracle Cloudレディネスで提供されている「プロジェクトおよびタスクを含む属性を考慮した予測の消込」レディネス・トレーニング。
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
- 次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- 資材プランナ(ORA_MSC_MATERIALS_PLANNER_JOB)
- サプライ・チェーン・プランナ(ORA_MSC_SUPPLY_CHAIN_PLANNER_JOB)
- 需要プランナ(ORA_MSC_DEMAND_PLANNER_JOB)
- 次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 「供給プランニング」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_SUPPLY_PLANNING_WORK_AREA_PRIV)
- 「需要および供給プランニング」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_DEMAND_AND_SUPPLY_PLANNING_WORK_AREA_PRIV)
- 「需要管理」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_DEMAND_MANAGEMENT_WORK_AREA_PRIV)
プロジェクト駆動のサプライ・チェーンは、Oracle Fusion Cloud Supply Chain ManagementおよびOracle Fusion Cloud Project Managementのアプリケーションを横断したエンドツーエンドの統合ソリューションです。このソリューションは、製造および資産集約型企業の様々なビジネス・プロセスをサポートするように設計されています。
プロジェクト駆動のサプライ・チェーン・ソリューションを使用すると、プロジェクトごとに別個の組織を作成しなくても、プロジェクトのコンテキストでサプライ・チェーン・プロセスを管理できます。サプライ・チェーン・コストをプロジェクト支出として取得することもできます。
「プロジェクト駆動のサプライ・チェーン」という機能をオプト・インすると、この項で説明する機能を使用できます。
この更新により、プロジェクトおよびタスクを含む構成済属性によってストライピングされた需要の需要管理の予測を管理し、この予測を需要スケジュールとして使用できます。また、以前は構成済属性を使用していない供給プランにのみ使用できた予測消費に、すべての機能を使用できるようになりました。予測を消費した販売オーダーの詳細を分析するときに、企業用に特別に構成された属性を含めることもできます。
プランニング属性メジャー・コンテキストを含む需要プランを作成して、需要プランのピボット表で、プロジェクトおよびタスクを含む構成済プランニング属性を持つ予測メジャーを管理する方法の例。
プラン・オプションを構成し、出荷先消費レベルとして「プランニング属性」を選択し、プラン・オプションの「供給」タブの「組織およびスケジュール」サブタブで供給プランの予測消費について、プランニング属性のすべてまたはサブセットを選択する方法の例。
「供給および需要」ビューで予測のプランニング属性レベルで予測消費詳細を表示する方法の例。プランニング属性を持つ予測を選択し、「予測消費」ユーザー・インタフェースにドリルして、供給プラン出力のプランニング属性レベルで予測消費詳細を表示します。
供給プランニング・プロセスを促進する需要が、販売オーダーで予測を消費するためのルールを考慮していることを確認します。
デモを見る
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: サプライ・チェーン・プランニング
この機能をオプト・インして使用する場合は、「属性ベース・プランニング」または「プロジェクト固有の供給の計画」という機能をオプト・インする必要があります。「属性ベース・プランニング」機能または「プロジェクト固有の供給の計画」機能をオプト・インすると、ここで説明されている機能も有効になります。「属性ベース・プランニング」機能または「プロジェクト固有の供給の計画」機能を以前からオプト・インしている場合は、この機能が自動的に有効になります。
「属性ベース・プランニング」機能にオプト・インする手順は、次のとおりです。
- 「オファリング」作業領域で、「サプライ・チェーン・プランニング」オファリングを選択します。「オプト・イン機能」をクリックします。
- オプト・イン: サプライ・チェーン・プランニング・ページで、「サプライ・チェーン・プランニング」オファリングの「機能」アイコンをクリックします。
- 属性ベース・プランニング機能を有効にします。
「プロジェクト固有の供給の計画」機能にオプト・インする手順は、次のとおりです。
- 企業でOracle Supply Chain Execution Cloudを使用していない場合:
- 「オファリング」作業領域で、「サプライ・チェーン・プランニング」オファリングを選択します。「オプト・イン機能」をクリックします。
- オプト・イン: サプライ・チェーン・プランニング・ページで、「サプライ・チェーン・プランニング」オファリングの「機能」アイコンをクリックします。
- 「プロジェクト駆動のサプライ・チェーン」機能を有効にし、「プロジェクト固有の供給の計画」機能を有効にします。
- 企業でOracle Supply Chain Execution Cloudを使用しており、「プロジェクト駆動のサプライ・チェーン」機能をすでにオプトインしている場合:
- 「オファリング」作業領域で、「製造およびサプライ・チェーン資材管理」オファリングまたは「サプライ・チェーン・プランニング」オファリングを選択します。「オプト・イン機能」をクリックします。
- オプト・イン・ページで、オファリングの「機能」アイコンをクリックします。
- 「プロジェクト固有の供給の計画」機能を使用可能にします。
- 企業でOracle Supply Chain Execution Cloudを使用しており、「プロジェクト駆動のサプライ・チェーン」機能をまだオプトインしていない場合:
- 「オファリング」作業領域で、「製造およびサプライ・チェーン資材管理」オファリングまたは「サプライ・チェーン・プランニング」オファリングを選択します。「オプト・イン機能」をクリックします。
- オプト・イン・ページで、オファリングの「機能」アイコンをクリックします。
- 「プロジェクト駆動のサプライ・チェーン」機能を有効にし、「プロジェクト固有の供給の計画」機能を有効にします。
- プロジェクト駆動のサプライ・チェーン機能に必要な設定を行います。詳細は、Oracle Help CenterにあるManufacturing and Supply Chain Materials Management実装ガイドのプロジェクト駆動のサプライ・チェーンの章を参照してください。
オプト・インを有効にした後、次のステップを実行して、プロジェクトおよびタスクを含むプランニング属性によって予測の消費を開始します。
- プランニング属性ディメンションを持つユーザー定義メジャーを含む需要プランを作成し、非デフォルト・メジャー・コンテキストを選択します
- 需要プランを実行します
- ExcelまたはRESTサービスを使用して、プランニング属性およびメジャー値を含む新しい組合せをピボット表にインポートし、予測メジャー値をプランニング属性で管理します
- 制約なしの供給プランまたは需要と供給プランを作成し、非デフォルト・メジャー・コンテキストを選択します
- プランニング属性ベースのネッティング・ルールをプランに割り当てます
- オプションで、ScpExternalForecastファイルベース・データ・インポート(FBDI)を使用して、プランニング属性別に外部予測をアップロードします
- プランニング属性を出荷先消費レベルとして選択し、消費に使用するプランニング属性を選択します
- プロジェクトおよびタスクを含むプランニング属性別に予測を消費するプランを実行します
ヒントと考慮事項
- 需要プランニング・プロセスでは、プランニング属性による統計予測は生成されません。プランニング属性別の予測メジャー値は、Excelインポートまたはメジャー値を持つRESTサービスで組合せおよびメジャー値をインポートすることで、需要プランニング作業領域で管理されます。
- 需要プランと供給プランのオプションには、同じメジャー・コンテキストが必要です。
- 需要プランで使用されるユーザー定義予測メジャーは、最終品目需要メジャー・グループに含める必要があります。
- プランニング・メジャーの管理で変更の粒度を使用して、プランニング属性ディメンションを予測プロファイルで使用される予測メジャー、シード済需要プランニング・メジャー、およびオーダー構成メジャーにデプロイすることはできません。
- デフォルト以外のメジャー・コンテキストを持つ需要プランは、オーダー構成予測に使用できません。
- 供給プランのオプションで、最終品目需要メジャーとしてユーザー定義の予測メジャーを選択します。
- 予測消費ユーザー・インタフェースのプランニング属性レベルで予測消費詳細を表示するには、「消費詳細期限日数」プラン・オプションに正の整数値を指定します。
主なリソース
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
- 次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- 資材プランナ(ORA_MSC_MATERIALS_PLANNER_JOB)
- サプライ・チェーン・プランナ(ORA_MSC_SUPPLY_CHAIN_PLANNER_JOB)
- 需要プランナ(ORA_MSC_DEMAND_PLANNER_JOB)
- 次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 「供給プランニング」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_SUPPLY_PLANNING_WORK_AREA_PRIV)
- 「需要および供給プランニング」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_DEMAND_AND_SUPPLY_PLANNING_WORK_AREA_PRIV)
- 「需要管理」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_DEMAND_MANAGEMENT_WORK_AREA_PRIV)
資材および生産能力の制約を考慮する供給プランを作成および実行します。別のソースの使用、代替コンポーネントの使用、代替作業定義の使用など、可能なすべての代替を評価することにより、期日通りに需要を満たすことにフォーカスを置きます。
「制約ベース・プランニング」という機能をオプトインすると、この項で説明する機能を使用できます。
通常は、複雑な部品構成表を持つ複数レベルのサプライ・チェーンで遅延履行するリスクがある需要の根本原因である供給を把握したいと考えています。
この更新により、リスクのある需要の根本原因であるコンポーネントまたは部分組立品を特定するための新しい分析表を使用できます。スラック日数などの追加の計算済属性を使用すると、プランを手動で変更するための柔軟性も理解できます。
次の表のいずれかから新しい「遅延需要分析」表にドリルして、遅延終了需要を分析できます。
- 供給および需要
- 例外
- 資材プラン
- プランの作成
次に、遅延需要に関する詳細を取得するために、「供給および需要」表から「遅延需要分析」表にドリルする例を示します。
需要履行に関する問題の根本原因を迅速に分析し特定します。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: サプライ・チェーン・プランニング
ヒントと考慮事項
この機能を使用する場合は、制約ベース・プランニング機能をオプト・インする必要があります。「制約ベース・プランニング」機能をオプト・インすると、ここで説明されている機能も有効になります。「制約ベース・プランニング」機能を以前からオプト・インしている場合は、この機能が自動的に有効になります。
その他のヒントと考慮事項:
- この機能は、制約付き供給プランに対してのみ有効です。
- 1つ以上の遅延終了需要を選択し、新しい「遅延需要分析」表にドリルして遅延の理由を分析できます。この表は、遅延の原因となっている供給のペグされた供給パスを示しています。
- また、この表を個別に開き、次のような検索条件を指定した後、遅延終了需要を分析することもできます。
- 遅延が最終品目のプラン開始から7日以内である需要の分析
- プランナに属する最終品目の遅延需要の分析
主なリソース
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
- 次のジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- サプライ・チェーン・プランナ(ORA_MSC_SUPPLY_CHAIN_PLANNER_JOB)
- 資材プランナ(ORA_MSC_MATERIALS_PLANNER_JOB)
- 次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 「供給プランニング」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_SUPPLY_PLANNING_WORK_AREA_PRIV)
- 需要および供給の表示(MSC_VIEW_DEMANDS_AND_SUPPLIES_PRIV)
製造現場のスループットとリソースおよび労務の投資収益率を最大化する実行可能なファクトリ・スケジュールを生成します。製造現場で実行できる現実的なスケジュールを計算、管理およびモニターしながら、重要なリソースの使用を最適化し、可能なかぎり定時に顧客需要を満たすことができます。
「生産スケジューリング」という機能をオプト・インすると、この項の機能を使用できます。
遅延許容値の指定およびこの値を使用した遅延作業オーダーおよび需要の識別
ビジネス業務にあわせて遅延許容値を調整することで、遅延メトリックを定義できるようになりました。このメトリックは、遅延作業オーダーおよび需要を識別します。許容範囲値が指定されていない場合、希望入手日から1分でも遅れた作業オーダーまたは需要は遅延と見なされます。この遅延例外は、KPIの計算と分析に反映されます。
時間、4時間、シフトなど、より大きなタイム・バケットで遅延を分類します。
工場スケジュールの遅延基準を構成して、メトリックが運用標準と一致するようにします。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: サプライ・チェーン・プランニング
ヒントと考慮事項
この機能を使用する場合は、「生産スケジューリング」という機能をオプト・インする必要があります。「生産スケジューリング」機能をオプト・インすると、ここで説明されている機能も有効になります。「生産スケジューリング」機能を以前からオプト・インしている場合は、この機能が自動的に有効になります。
主なリソース
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
- この事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- 生産スケジューラ(ORA_MSC_PRODUCTION_SCHEDULER_JOB)
- 次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 生産スケジュール組織の編集(MSC_EDIT_PRODUCTION_SCHEDULING_ORGANIZATION_PRIV)
柔軟な需要優先度ルールに基づいてオーダーを優先度付けすることによって、オーダー・バックログを再スケジュールします。最新の供給情報に基づいて様々なルールの影響をシミュレートして、予定日とソースの最適な組合せを見つけ、更新されたオーダーを実行対象としてオーダー管理システムにリリースできます。
「オーダー・バックログ管理」という機能をオプト・インすると、この項で説明する機能を使用できます。
品目、組織、カテゴリまたはカテゴリ-組織レベルでの割付ルールの定義
複数の物流センターで同じ品目をオーダーするグローバル顧客がある場合は、施設ごとではなく、顧客ごとの需要合計を割付で考慮する必要があります。同様に、カテゴリ内に同じ不足コンポーネントを共有する複数の品目がある場合、カテゴリ全体の供給を制御するほうが効果的です。この更新により、すべての出荷事業所にわたって1つの品目またはカテゴリ内のすべての品目の割付を指定できるようになりました。または、個々の組織ですべての品目の割付数量またはパーセント、またはカテゴリ内のすべての品目を設定できます。その結果、個々の品目-組織ベースではなく、供給ネットワーク全体または製品グループ全体で供給割付を管理できます。
割付ルールに割り当てることができる割当基準の例。
品目、カテゴリ、組織またはカテゴリ-組織レベルで割付ルールを定義することで、グローバル配分ネットワーク全体で少ない供給に対し、競合する需要のバランスを改善します。
デモを見る
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: サプライ・チェーン・プランニング
この機能を使用する場合は、「サプライ・チェーン・プランニング」オファリングで2つの機能をオプト・インする必要があります。
- バックログ管理機能
- 「属性ベース・プランニング」機能または「プロジェクト駆動のサプライ・チェーン」機能のいずれか
「バックログ管理」機能および「属性ベース・プランニング」または「プロジェクト駆動のサプライ・チェーン」機能をオプト・インすると、ここで説明されている機能も有効になります。「バックログ管理」機能および「属性ベース・プランニング」機能または「プロジェクト駆動のサプライ・チェーン」機能を以前からオプト・インしている場合は、この機能が自動的に有効になります。
オプト・インを有効にした後、次のステップを実行してプラン属性に基づいた供給の割付を開始します。
- SCM Cloudのソース・システムからプランニング属性を収集する場合は、SCM Cloudでユーザー定義プランニング属性の値セットおよびフレックスフィールド・セグメントを定義します。
- 「プランニング属性の管理」ページでプランニング属性を定義し、プランニング属性のマッピングを定義します。
- 「バックログ管理」作業領域の「バックログ・プランニング・オプションの管理」ページの配賦階層で、プランニング属性マッピングを指定します。
- 外部ソース・システムからデータを収集する場合は、プランニング属性値およびプランニング属性値が設定された需要のファイルベース・データ・インポートのcsvファイルを準備します。
- データ収集を実行します。
ヒントと考慮事項
供給配賦ルール・プランニング・ルールは、組織、カテゴリ、品目、品目組織およびカテゴリ組織に割り当てることができます。バックログ・プランニングでは、品目組織の配賦ノードに供給を割り付ける際に、最も詳細な割当レベルが考慮されます。品目および組織が最も粒度が高く、組織が最も粒度が低い、粒度の降順の供給配賦ルールの割当基準のリスト。
- 品目と組織
- 品目
- カテゴリと組織
- カテゴリ
- 組織
主なリソース
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
- 次の事前定義済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- バックログ・マネージャ(ORA_MSC_BACKLOG_MANAGER_JOB)
- 次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 配賦属性の管理(MSC_MANAGE_ALLOCATION_ATTRIBUTES_PRIV)
- 配賦データの管理(MSC_MANAGE_ALLOCATION_DATA_PRIV)
- バックログ・プランの作成(MSC_CREATE_BACKLOG_PLAN_PRIV)
Oracle Cloud Order Managementを使用すると、社内資材転送オーダーに供給を予約できます。Oracle eBusiness Suiteなどの他の実行システムでは、社内購買依頼と内部販売オーダーのペアは、需要に対する供給の暗黙的な予約です。
この更新により、Oracle Cloud Supply Planningはこれらの供給予約を認識し、これらの供給を他の需要が使用できないようにします。
「在庫」作業領域の「予約およびピックの管理」ページでソース組織内の社内資材転送に予約された供給の例。次に、ソース組織の予約に関して供給プランによって収集および計画されます
:
ソース組織の社内資材転送オーダー予約に対する新しい需要ソース・タイプがあるScpReservationImportファイルベース・データ・インポート(FBDI)テンプレートのスクリーンショット。この新しい需要ソース・タイプでは、ScpReservationImportテンプレートを使用して、外部ソース・システムからSupply Chain Planning Cloudへの社内資材転送需要に対する供給予約の収集がサポートされます。
需要に対して指定された供給がプランニング・プロセスで考慮され、それによってプラン品質が向上します。
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有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: サプライ・チェーン・プランニング
ヒントと考慮事項
この機能を使用する場合は、「オーダー・バックログ管理」という機能をオプトインする必要があります。オーダー・バックログ管理機能をオプトインすると、ここで説明されている機能も有効になります。オーダー・バックログ管理機能を以前からオプトインしている場合は、この機能が自動的に有効になります。
その他のヒントと考慮事項:
- オーダー管理にインタフェースされたソース組織での社内資材転送オーダーへの供給の予約は、SCMクラウドからのみ収集されます。
- ソース組織の内部販売オーダーまたは社内資材転送オーダーの供給の予約は、次の条件で外部ソースから収集されます。
- 内部販売オーダーが存在する転送オーダーについては、ScpTransferOrderImportTemplate.xlsmテンプレートで履行オーケストレーション必須列を「はい」に設定する必要があります。
- オープンであるか、完全出荷済でないタイプ94 (「転送オーダー」オーダー・タイプ)のオーダーのみが、対応する内部販売オーダーの収集時に考慮されます。
- データ収集中に需要が内部販売オーダーとみなされるためには、ScpSalesOrderImportTemplate.xlsmテンプレートで販売オーダー需要ソース・タイプを「1」に設定する必要があります。「1」は、社内資材転送履行明細を意味します。
- 対応する値を指定して、内部販売オーダーとそれに対応する転送オーダーの間のリンクを設定する必要があります: 販売オーダーFBDIテンプレートの「ソース文書番号」列の値として、転送オーダーFBDIテンプレートの「転送オーダー・ヘッダー番号」の値。販売オーダーFBDIテンプレートの「ソース文書明細番号」列の値として、転送オーダーFBDIテンプレートの「転送オーダー明細番号」の値
主なリソース
ロール情報
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
- 次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、自動的にこの機能にアクセスできます。
- 資材プランナ(ORA_MSC_MATERIALS_PLANNER_JOB)
- サプライ・チェーン・プランナ(ORA_MSC_SUPPLY_CHAIN_PLANNER_JOB)
- バックログ・マネージャ(ORA_MSC_BACKLOG_MANAGER_JOB)
- 次の権限が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 「供給プランニング」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_SUPPLY_PLANNING_WORK_AREA_PRIV)
- 「需要および供給プランニング」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_DEMAND_AND_SUPPLY_PLANNING_WORK_AREA_PRIV)
- 「バックログ管理」作業領域のモニター(MSC_MONITOR_BACKLOG_MANAGEMENT_WORK_AREA_PRIV)
オラクル社は、既存のクラウド・サービスの機能を新しい機能に置き換えたり、既存の機能を削除することがあります。置換された機能は、削除するパスに配置されることがあります。新しいバージョンが使用可能になり次第、置き換えられた機能の新しいバージョンを使用することがベスト・プラクティスとなります。
このセクションでは、このクラウド・サービスで置換された機能、または削除される予定の機能を示します。
製品 | 削除される機能 | 削除予定 | 置換後の機能 | 置換時期 | 追加情報 |
---|---|---|---|---|---|
供給プランニング | プロジェクト・ネッティング・ルール(「プロジェクト固有の供給の計画」機能の一部) | 22B | 属性ベースのネッティング・ルールを使用したプロジェクト供給のネッティング | 21D | Cloud Customer Connectの次世代の属性ベース・プランニングによるプロジェクト駆動のプランの強化 属性ベースのネッティング・ルールを使用したプロジェクト供給のネッティングのレディネス・トレーニング |