クラウド・レディネス / Oracle Fusion Cloud Sales Performance Management
新機能
すべて展開


  1. 更新23B
  1. 改訂履歴
  2. 概要
  3. 機能のサマリー
  4. 販売実績管理
    1. インセンティブ報酬
        1. プラン・コピーの自動化
        2. 文字列ベースのレート表に対するデフォルト・レートの使用。

更新23B

改訂履歴

本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。

日付 モジュール 機能 ノート
2023年3月3日     初版作成。

概要

アイデアをお寄せください

お客様からのアイデアはいつでも歓迎です。弊社のクラウド・サービスを改善する方法に関する提案がございましたら、ぜひお知らせください。Oracle Customer Connectのアイデア・ラボを通してなど、アイデアを送信する方法はいくつかあります。機能名の後にこのアイコンが表示される場合は、お客様のアイデアが実現されたことを意味します。

フィードバックをお寄せください

本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。

免責事項

この文書に記載された情報には、オラクルの製品開発プランに関する説明文が含まれていることがあります。オラクルの製品開発プランと、今後の製品リリースの本質および時期に対し、様々な要因が大きく影響を及ぼします。したがって、この情報はあくまで情報として提供されるものであり、マテリアルやコード、機能を提供することのコミットメント(確約)ではないため、購買決定を行う際の判断材料になさらないでください。記載されている機能の開発、リリースおよび時期については、オラクルの単独の裁量により決定されます。

この情報は、オラクルおよびその子会社や関連会社との契約を構成するものではありません。特にこの情報についてオラクルは一切の責任を負いかねます。詳細は、法律上の注意点および使用条件を参照してください。

機能のサマリー

列の定義:

レポート = 新規または変更済の、オラクル社から提供されたすぐに実行可能なレポートです。

UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、通常、フィールド、検証またはプログラムの軽微な変更で構成されます。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小になります。

UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能の設計は、より複雑になります。したがって、ユーザーに及ぼす影響は大きくなります。

無効状態で提供される機能 = エンド・ユーザーがこれらの機能を使用できるようにするには、処理が必要です。これらの機能は提供時には使用不可になっているため、機能を使用可能にするかどうかおよび使用可能にする時期を選択してください。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域はまずレポートに組み込む必要があり、b)新しいWebサービスを利用するには統合が必要で、c)機能にアクセスできるようにするにはまずユーザー・ロールに割り当てる必要があります。

エンド・ユーザーがすぐに使用可能
(機能が使用可能な状態で提供)

レポートと小規模UIまたはプロセスベースの新機能が更新後にユーザーに与える影響は最小限です。したがって、顧客受入テストでは、大規模UIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当てる必要があります。

エンド・ユーザーが使用する前に顧客による処理が必要
(機能は無効化状態で提供)

これらの機能を使用可能にするために処理が必要になるため、中断されません。利用することを選択する際には、テストと展開のタイミングを設定します。

機能

レポート

UIまたは
プロセスベース:
小規模

UIまたは
プロセスベース:
大規模*

販売実績管理

インセンティブ報酬

プラン・コピーの自動化

文字列ベースのレート表に対するデフォルト・レートの使用。

販売実績管理

インセンティブ報酬

プラン・コピーの自動化

ESSプロセスを利用してソース環境からプランをエクスポートし、エクスポートしたファイルをターゲット環境でインポートすることにより、ソース環境からターゲット環境へのプランの移行を自動化します。ファイルはUCMサーバーにエクスポートされます。ソース環境からファイルをダウンロードし、ターゲット環境のUCMサーバーにアップロードします。ERP統合RESTサービスでSubmitESSJobRequest操作を起動して、ESSジョブを発行します。

エクスポート・ジョブ・プロセス名 : ExportPlans

エクスポート・ジョブ・パラメータ:

パラメータ 必須/オプション
ビジネス・ユニットID 必須 204
モード 必須 単一
プラン名 必須 2022年の販売プラン

インポート・ジョブ・プロセス名 : ImportPlans

インポート・ジョブ・パラメータ: 

パラメータ 必須/オプション
ビジネス・ユニットID 必須 204
競合解決オプション 必須 CREATE
UCMファイル識別子 必須 UCMFA00005432
置換 オプション FY21
対象 オプション FY22
プリフィクス オプション 2022
サフィクス オプション 2022
開始日 オプション 2022-01-01
終了日 オプション 2022-12-31

プランの移行を手動で実行せずに自動化します。

有効化のステップ

この機能を使用可能にするために必要な手順はありません。

ヒントと考慮事項

  • ERP統合RESTサービスでSubmitESSJobRequest操作をコールするには、ユーザーに財務統合スペシャリスト・ロールが必要です。
  • プランがコンポーネント、メジャー、式、レート表またはレート・ディメンションを共有している場合、複数のプラン・インポート要求を同時に発行することは避けてください。ただし、プランがこれらのエンティティのいずれも共有していない場合は、インポートを同時に発行できます。

主なリソース

インセンティブ報酬の使用ガイドのプランの検証、承認、エクスポートおよびインポートの章を参照してください。

ロールおよび権限

  • インセンティブ報酬プラン管理者
  • 財務統合スペシャリスト

文字列ベースのレート表に対するデフォルト・レートの使用。

文字列タイプのレート・ディメンションが含まれるレート表にデフォルト・レートを関連付けます。このデフォルト階層を使用して、算式により他のどの階層にも一致が見つからない場合にレートを関連付けます。

例: レートが国に依存し、特別なレートを持つ5つの国を除いたすべての国にデフォルト・レートがある場合、入力式で、入力データを解析して入力が5つの国のうちの1つでないかどうかを確認してから、DECODE (ATTRIBUTE1, 'US', 'US', 'CANADA', 'CANADA', 'MEXICO', 'MEXICO', 'JAPAN', 'JAPAN', 'GERMANY', 'GERMANY', DEFAULT)などのようにそれにデフォルトとして名前を付ける必要がなくなりました。このかわりに、入力式を国名にして、デフォルト・レート階層を使用してレートを割り当てることができます。

レート・ディメンション

レート表

プラン構成の複雑性が軽減されました。

有効化のステップ

この機能を使用可能にするために必要な手順はありません。

ヒントと考慮事項

  • デフォルト・レートが不要な場合は、文字列タイプのレート・ディメンションを作成しているときにデフォルト階層を削除します。
  • このリリースより前に作成された既存のレート・ディメンションは影響を受けません。ただし、必要に応じて、既存のレート・ディメンションにデフォルト階層を追加できます。

主なリソース

インセンティブ報酬の使用ガイドの「レート表」の章を参照してください。

ロールおよび権限

  • インセンティブ報酬プラン管理者