クラウド・レディネス / Oracle Fusion Cloud Sales Performance Management
新機能
すべて展開


  1. 更新24A
  1. 改訂履歴
  2. 概要
  3. 機能のサマリー
  4. 販売実績管理
    1. インセンティブ報酬
        1. 給与統合における構成可能な支払抽出の使用
        2. 参加者詳細に対する拡張されたHCM統合の使用
        3. 親プロセスを取り消すことで元に戻すトランザクションの子プロセスを終了

更新24A

改訂履歴

本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。

日付 モジュール 機能 ノート
2023年12月1日     初版作成。

概要

アイデアをお寄せください

お客様からのアイデアはいつでも歓迎です。弊社のクラウド・サービスを改善する方法に関する提案がございましたら、ぜひお知らせください。Oracle Customer Connectのアイデア・ラボを通してなど、アイデアを送信する方法はいくつかあります。機能名の後にこのアイコンが表示される場合は、お客様のアイデアが実現されたことを意味します。

フィードバックをお寄せください

本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。

免責事項

この文書に記載された情報には、オラクルの製品開発プランに関する説明文が含まれていることがあります。オラクルの製品開発プランと、今後の製品リリースの本質および時期に対し、様々な要因が大きく影響を及ぼします。したがって、この情報はあくまで情報として提供されるものであり、マテリアルやコード、機能を提供することのコミットメント(確約)ではないため、購買決定を行う際の判断材料になさらないでください。記載されている機能の開発、リリースおよび時期については、オラクルの単独の裁量により決定されます。

この情報は、オラクルおよびその子会社や関連会社との契約を構成するものではありません。特にこの情報についてオラクルは一切の責任を負いかねます。詳細は、法律上の注意点および使用条件を参照してください。

機能のサマリー

列の定義:

レポート = 新規または変更済の、オラクル社から提供されたすぐに実行可能なレポートです。

UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、通常、フィールド、検証またはプログラムの軽微な変更で構成されます。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小になります。

UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能の設計は、より複雑になります。したがって、ユーザーに及ぼす影響は大きくなります。

無効状態で提供される機能 = エンド・ユーザーがこれらの機能を使用できるようにするには、処理が必要です。これらの機能は提供時には使用不可になっているため、機能を使用可能にするかどうかおよび使用可能にする時期を選択してください。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域はまずレポートに組み込む必要があり、b)新しいWebサービスを利用するには統合が必要で、c)機能にアクセスできるようにするにはまずユーザー・ロールに割り当てる必要があります。

エンド・ユーザーがすぐに使用可能
(機能が使用可能な状態で提供)

レポートと小規模UIまたはプロセスベースの新機能が更新後にユーザーに与える影響は最小限です。したがって、顧客受入テストでは、大規模UIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当てる必要があります。

エンド・ユーザーが使用する前に顧客による処理が必要
(機能は無効化状態で提供)

これらの機能を使用するために、膨大な作業は不要です。利用することを選択する際には、テストと展開のタイミングを設定します。

機能

レポート

UIまたは
プロセスベース:
小規模

UIまたは
プロセスベース:
大規模*

販売実績管理

インセンティブ報酬

給与統合における構成可能な支払抽出の使用

参加者詳細に対する拡張されたHCM統合の使用

親プロセスを取り消すことで元に戻すトランザクションの子プロセスを終了

販売実績管理

インセンティブ報酬

給与統合における構成可能な支払抽出の使用

柔軟な支払抽出を構成し、標準統合を使用してインセンティブ報酬支払データをOracle Payrollに送信します。

支払抽出を構成するには、インセンティブ報酬管理者としてサインインし、「設定および保守」にナビゲートします。 「インセンティブ・マッピングの管理」タスクを見つけて、インセンティブ報酬のソース属性と支払抽出のターゲット属性の間のマッピングを作成します。 

ソース・データ・フィールドを操作する必要がある場合や、それがソース・オブジェクトおよび属性にオプションとして表示されない場合は、式を使用します。

マッピングを構成したら、インセンティブ報酬マネージャとしてサインインした後、「支払の給与への送信」プロセスを実行して、支払済の支払バッチからOracle Payrollに支払データを送信します。

支払済および未転記の支払バッチのみが、「支払バッチ」フィールドにオプションとして表示されます。支払バッチが給与に送信されると、転記済としてマークされます。同じ支払バッチを再度処理する場合は、未転記としてマークします。

「支払選択ルール」フィールドは必須ではありません。ただし、支払バッチのサブセットを選択する場合は、このフィールドを使用できます。インセンティブ報酬管理者としてサインインし、「設定および保守」、「インセンティブ選択ルールの管理」タスクにナビゲートし、オブジェクト・タイプを「給与」に設定して、支払選択ルールを構成します。

「再転記」フィールドは必須ではありません。ただし、以前に送信された支払バッチのデータを再送信する場合は、「再転記」を「はい」に設定します。

「ロールバック」フィールドは必須ではありません。ただし、以前に送信された支払バッチのデータをOracle Payrollで作成されたエレメント・エントリから削除する場合は、「ロールバック」を「はい」に設定します。  

カスタム統合を構築することなく、Oracle Payrollと簡単に統合できます。

有効化のステップ

この機能を使用可能にするために必要な手順はありません。

アクセス要件

  • インセンティブ報酬管理者
  • インセンティブ報酬マネージャ

参加者詳細に対する拡張されたHCM統合の使用

拡張されたHCM統合の使用により参加者詳細の更新を効率化します。

  • 参加者詳細の管理の簡略化
  • HCM従業員の変更をインセンティブ報酬に選択的に同期

有効化のステップ

この機能を使用可能にするために必要な手順はありません。

主なリソース

インセンティブ報酬の実装ガイドの「ビジネス・ユニットの構成」の章にある「参加者インポート・マッピング」を参照してください。

アクセス要件

  • 報酬管理者

親プロセスを取り消すことで元に戻すトランザクションの子プロセスを終了

親プロセスを取り消すのみで、元に戻すトランザクションの子プロセスの終了を簡略化します。子プロセスは、メインの元に戻すトランザクション・プロセスが停止されると自動的に停止されます。

ユーザーの作業量が抑えられます。

有効化のステップ

この機能を使用可能にするために必要な手順はありません。

アクセス要件

  • インセンティブ報酬アナリスト
  • インセンティブ報酬マネージャ