本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。
| 日付 | 製品 | 機能 | ノート |
|---|---|---|---|
| 2023年6月20日 | レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーション | レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションを使用した、デスクトップまたは他のデバイスでの商品およびサービスの調達 | 文書の更新。有効化のステップの改訂。 |
| 2023年6月20日 | レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーション |
レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションで請求書が保留中の購買依頼明細のレビュー | 文書の更新。有効化のステップの改訂。 |
| 2022年7月15日 | セルフサービス調達 | パンチアウト購買依頼明細の品目カテゴリのデフォルト設定 | 文書の更新。お客様から提案されたアイデアに基づく新機能。 |
| 2022年7月15日 | 共通調達 | RESTサービスを使用した調達の統合および拡張 | 文書の更新。機能の説明の改訂。 |
| 2022年6月22日 | セルフサービス調達 | サプライ・チェーン需要の履行時における搬送先在庫組織のタイム・ゾーンの使用 | 文書の更新。機能の説明の改訂。 |
| 2022年6月17日 | 初版作成。 |
お客様のアイデアをお聞かせください
ご意見をお待ちしています。クラウド・サービスの改善についてご提案がございましたら、ぜひお聞かせください。Oracle Customer Connectのアイデア・ラボをはじめ、いくつかの方法でお客様のアイデアを受け付けております。機能名の後にこのアイコンが表示されていれば、その機能はお客様のアイデアによるものです。
フィードバックをお寄せください
本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。
免責事項
この文書に記載された情報には、オラクルの製品開発プランに関する説明文が含まれていることがあります。オラクルの製品開発プランと、今後の製品リリースの本質および時期に対し、様々な要因が大きく影響を及ぼします。したがって、この情報はあくまで情報として提供されるものであり、マテリアルやコード、機能を提供することのコミットメント(確約)ではないため、購買決定を行う際の判断材料になさらないでください。記載されている機能の開発、リリースおよび時期については、オラクルの単独の裁量により決定されます。
この情報は、オラクルおよびその子会社や関連会社との契約を構成するものではありません。特にこの情報についてオラクルは一切の責任を負いかねます。詳細は、法律上の注意点および使用条件を参照してください。
Oracle Cloud Applicationsは、四半期ごとに新しい更新を提供します。つまり、ビジネスの効率的かつ効果的な管理に役立つ新しい機能を3か月ごとに受け取ります。一部の機能は使用可能な状態でされ、エンド・ユーザーが即時に使用できます。その他の機能はすぐ使用できない状態で提供され、使用可能にするために処理を実行する必要があります。無効化されている機能は、次の権限を使用して、次のステップでエンド・ユーザーに対してアクティブ化できます。
- アプリケーション・オファリングのレビュー(ASM_REVIEW_APPLICATIONS_OFFERINGS_PRIV)
- Oracle Fusion Applicationsオファリングの構成(ASM_CONFIGURE_OFFERING_PRIV)
新機能をオプト・インする方法を次に示します。
- 「ナビゲータ」→「自分の企業」→「新機能」をクリックします。
- 「機能概要」ページで、オファリングを選択してそれに固有の新機能をレビューします。または、デフォルトの選択であるすべての使用可能なオファリングをそのまま使用して、すべてのオファリングの新機能を確認できます。
- 「新機能」タブで、新機能をレビューし、「使用可能」列で機能のオプトイン・ステータスを確認します。機能がすでに有効化されている場合は、チェック・マークが表示されます。そうでない場合は、機能を有効にするためのアイコンが表示されます。
- 「使用可能」列にあるアイコンをクリックし、機能を有効にするステップを完了します。
「新機能」作業領域に表示されない機能をオプトインする場合があります。オプトインする方法を次に示します。
- 「ナビゲータ」→「自分の企業」→「オファリング」をクリックします。
- 「オファリング」ページで、オファリングを選択し、オプトイン機能をクリックします。
- オプトイン・ページで、オファリングまたは機能が含まれている機能領域の機能の編集(鉛筆)アイコンをクリックします。
- 機能の編集ページで、機能を有効化するためのステップを完了します。
オファリングの新機能をオプトインする方法の詳細および詳細な手順は、オファリング構成を参照してください。
オプト・イン失効
オプト・インを経由してすぐ使用できない状態で提供された機能は、将来の更新で自動有効化される場合があります。これはオプト・イン失効と呼ばれます。クラウド・サービスにオプト・イン失効がある場合、このドキュメントに関連タブが表示されます。このタブをクリックすると、最初に機能が無効状態で提供されたのはいつか、そしてこの機能のオプト・インがいつ失効し、自動で使用可能となる見込みかが表示されます。ここをクリックして、すべてのOracle Cloudアプリケーションのオプト・インが失効した機能を確認することもできます。
列の定義:
レポート = 新規または変更済の、オラクル社から提供されたすぐに実行可能なレポートです。
UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、通常、フィールド、検証またはプログラムの軽微な変更で構成されます。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小になります。
UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能の設計は、より複雑になります。したがって、ユーザーに及ぼす影響は大きくなります。
無効状態で提供される機能 = エンド・ユーザーがこれらの機能を使用できるようにするには、処理が必要です。これらの機能は提供時には使用不可になっているため、機能を使用可能にするかどうかおよび使用可能にする時期を選択してください。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域はまずレポートに組み込む必要があり、b)新しいWebサービスを利用するには統合が必要で、c)機能にアクセスできるようにするにはまずユーザー・ロールに割り当てる必要があります。
| エンド・ユーザーがすぐに使用可能 レポートと小規模UIまたはプロセスベースの新機能が更新後にユーザーに与える影響は最小限です。したがって、顧客受入テストでは、大規模UIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当てる必要があります。 |
エンド・ユーザーが使用する前に顧客による処理が必要 これらの機能を使用可能にするために処理が必要になるため、中断されません。利用することを選択する際には、テストと展開のタイミングを設定します。 |
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|---|---|---|---|---|---|---|
| 機能 |
レポート |
UIまたは |
UIまたは |
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この更新のOracle Fusion Cloud ProcurementおよびOracle Fusion Cloud Self Service Procurementでは、外部システムと簡単に統合できるようにするための新規および変更済REST APIが提供されます。
この更新で導入された新規のREST APIは次のとおりです。
- ブラウジング・カテゴリ
次のREST APIが拡張されました。
- 購買依頼
- 購買依頼明細の処理要および処理要コードでGETがサポートされています。
- 購買依頼ヘッダーの処理要明細ありのフラグでGETがサポートされています。
- POSTおよびPATCHは、在庫組織のローカル・タイム・ゾーンで要求搬送日を受け入れるように拡張されています。
- POSTおよびPATCHは、ヘッダー・レベルで「理由」、および明細レベルで「バイヤーへのノート」、「サプライヤへのノート」および「受入担当へのノート」に対してサポートされます。
- 購買依頼発行処理要求
- POSTは、オープン購買オーダーへのバック・トゥ・バック購買依頼明細の追加をサポートするように拡張されています。
- 購買オーダー
- GETは、米国連邦属性に対してサポートされます。
これらの変更されたRESTサービスを使用して統合を簡略化し、他のアプリケーションや外部システムとの標準ベースの相互運用性をサポートできます。
有効化のステップ
REST APIガイドのRESTサービス定義を確認して利用してください(Oracle Help Center > 対象となるアプリケーション・サービス領域 > APIおよびスキーマからアクセスできます)。OracleのRESTサービスを初めて利用する場合は、クイック・スタートに関する項から開始してください。
主なリソース
- Oracle Procurement Cloud REST APIドキュメントを参照してください(Oracle Help Centerからアクセスできます)。
アクセス要件
- Oracle Help Centerで入手可能なOracle Procurement Cloud REST APIドキュメントの「ジョブ・ロールおよび権限」の項を参照してください。
調達カタログ管理者は、パンチアウト・カタログ定義でデフォルトの品目カテゴリを構成できるようになりました。これは、すべてのパンチアウト定義ソース(cXML、OracleネイティブXMLおよびOracle Business Network)で使用できます。

パンチアウト・カタログのデフォルトの品目カテゴリ
この機能を使用すると、サプライヤと内部定義の間に有効なカテゴリ・マッピングが存在しない場合でも、依頼者は購買依頼の送信を続行できます。これは、以前はエラーになっていました。
依頼者の視点から、この機能の導入前後の動作の違いを次に示します。
前:

明細にカテゴリがデフォルト設定されていない場合の送信時のエラー
後:

この機能の使用後
ノート:
- この機能は、Oracle Self Service Procurementのレスポンシブ・バージョンでも使用できます。これは、企業が「レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションを使用した商品およびサービスの調達」という機能をオプト・インしている場合に使用できます。
- 購買依頼明細に移入するカテゴリの決定に使用される階層は、次の降順です。
- カタログのサプライヤ・コンテンツ・マップ・セット
- パンチアウト・カタログに関連付けられた調達BUのサプライヤ・コンテンツ・マップ・セット
- 品目に関連付けられたカテゴリを取得する品目定義
- パンチアウト・カタログで設定されたデフォルトの品目カテゴリ
- デフォルトの品目カテゴリは、サプライヤ・コンテンツ・マップ・セットがどのレベルでも定義または設定されておらず、サプライヤから返された値が有効な内部品目カテゴリにマップされない場合にも使用されます。
- 既存のマーケットプレイスベースのパンチアウト・プロセスに変更はありません。現在の動作が続行されます。
カタログ定義のマスター品目および契約明細を処理がYであり、
- サプライヤ・サイトがマスター品目(BuyerPartId)を返す場合、カテゴリは品目定義から導出されます。
- サプライヤ・サイトがBPA明細を返す場合、カテゴリはBPA明細から導出されます。
この機能により、依頼者は購買依頼発行プロセスを続行でき、権限または管理外での失敗により停止されることはありません。これは、カテゴリ定義に動的な変更があるサプライヤを処理したり、そのような変更時に購買組織に対して直前の通知を行って類似品目を切り替える場合に特に役立ちます。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、パンチアウト・カタログ定義でデフォルトの品目カテゴリを設定する必要があります。
ヒントおよび考慮事項
この機能の使用を決定する前に、関連する可能性のある実装のヒントおよび考慮事項の一部を次に示します
- デフォルトのカテゴリはパンチアウト・カタログ固有であり、支出分析とレポートにも反映されるため、各パンチアウト・カタログでの使用に最適な特定の品目カテゴリを決定する必要があります。特にこれらのカテゴリを追跡する必要がある場合は、レビュー時に目立つカテゴリを作成してください。
- 現在この新機能を考慮する必要がある承認構成をレビューし、このようなデフォルト・シナリオで特定の承認が必要かどうかを判断します。
- パンチアウト・カタログ定義で構成したデフォルトの品目カテゴリが後で無効になる場合は、現在と同様にエラーがスローされます。調達カタログ管理者は、前述のカテゴリを使用するすべてのカタログ定義を検索し、必要な更新を行う必要があります。これは手動プロセスであり、現時点では推奨されるショートカットまたは回避策はありません。
- 既存の動作を続行する場合は、パンチアウト・カタログ定義にデフォルトの品目カテゴリを設定しないでください。
- 次の各ケースでは、既存のエラー(「前」のスクリーン・ショットで取得)が引き続き発生します。
- デフォルトのカテゴリが設定されておらず、サプライヤが返したカテゴリに有効なマッピングが存在しません。
- デフォルトのカテゴリが設定されていますが、無効です。
- サプライヤから返されたパンチアウトにカテゴリが含まれていない場合、デフォルトが設定されていてもエラーがスローされます。これは、購買組織が気付く必要があるプロセス上の問題であり、デフォルトのカテゴリを使用できるようにするのではなく、解決する必要があります。
アクセス要件
この機能を使用するために追加のロールは必要ありません。
サプライ・チェーン需要の履行時における搬送先在庫組織のタイム・ゾーンの使用
搬送事業所および出荷事業所のローカル・タイム・ゾーンを導出するために、在庫組織定義に指定されたタイム・ゾーンを使用します。この機能により、Oracle Order Managementのバック・トゥ・バック販売オーダー、Oracle Supply PlanningおよびOracle Manufacturingは、搬送先および出荷先組織のタイム・ゾーンで要求搬送日または出荷日を調達に通信できます。さらに、Min-MaxプランニングおよびPAR補充をソースとする購買依頼が、在庫組織に関連付けられたタイム・ゾーンで作成されるようになりました。これにより、購買依頼の要求日はアップストリーム・アプリケーションで搬送先組織に指定されたタイム・ゾーンに従って、過去の日付にはなりません。
この機能を使用すると、外部アプリケーションからの購買要求の要求日とUIで手動で入力した日付が検証され、搬送先組織のタイム・ゾーンの現在の日付に従って過去の日付でないことが確認されます。また、関連する購買オーダーの搬送日および出荷日は、出荷先事業所のローカル・タイム・ゾーンを反映します。
次のスクリーン・キャプチャは、バック・トゥ・バック購買依頼および購買オーダー明細の機能を示しています。

供給倉庫と同じタイム・ゾーンで入力されたバック・トゥ・バック販売オーダー

販売オーダー履行ビューの供給詳細では倉庫タイム・ゾーンでスケジュール出荷日を表示

バック・トゥ・バック購買依頼明細では搬送先事業所のローカル・タイム・ゾーンで要求搬送日を表示

バック・トゥ・バック購買依頼明細の購買オーダーでは、出荷先事業所ローカル・タイム・ゾーンで要求搬送日と約束搬送日を表示
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: 調達
「設定および保守」→在庫組織の管理→在庫組織パラメータの管理で、在庫組織のタイム・ゾーンを定義します。

組織パラメータの管理
ヒントおよび考慮事項
- 購買依頼インポート・プログラム(FBDIまたは購買要求Webサービス)では、搬送先在庫組織のローカル・タイム・ゾーンに従って要求搬送日および要求出荷日が検証されます。在庫組織のタイム・ゾーンが定義されていない場合、プログラムではUTCゾーンとみなされます。REST APIおよびUIでは、要求搬送日のみがサポートされ、同じ方法で検証されます。
- 要求搬送日は、購買依頼インポート・プログラムを使用して作成された、またはUIで手動で入力した購買依頼のデフォルトにもなります。デフォルトの日付は、搬送先在庫組織のタイム・ゾーンの現在の日付に、オフセット・プロファイルの日数(POR: 要求搬送日オフセット)を加えた日付です。
- 一時事業所の購買依頼の場合、要求搬送日は、購買依頼発行BUのデフォルトの搬送先組織のタイム・ゾーンに従います。
- この機能は、直接出荷販売オーダーの購買要求には使用できません。直接出荷販売オーダーの場合、要求搬送日および出荷日は、現在、在庫組織の法的エンティティのタイム・ゾーンに従って検証されます。法的エンティティのタイム・ゾーンが使用可能でない場合、日付検証はUTCに基づきます。
- 社内資材転送の場合、購買依頼明細の要求搬送日は、転送オーダー作成用に在庫組織のローカル・タイム・ゾーンからUTCゾーンに変換されます。
アクセス要件
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
- 次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- UIを使用した購買依頼の作成:
- 調達要求者(ORA_POR_PROCUREMENT_REQUESTER_ABSTRACT)または
- 調達作成者(ORA_POR_PROCUREMENT_PREPARER_ABSTRACT)
- 購買依頼インポート・プロセス(FBDIまたは購買要求Webサービス)を使用した購買依頼の作成:
- 調達統合スペシャリスト(ORA_PO_PROCUREMENT_INTEGRATION_SPECIALIST_JOB)
- バイヤー(ORA_PO_BUYER_JOB)
- 調達マネージャ(ORA_PO_PROCUREMENT_MANAGER_JOB)
- REST APIを使用した購買依頼の作成:
- Oracle Help Centerで入手可能なOracle Procurement Cloud REST APIドキュメントの「ジョブ・ロールおよび権限」の項を参照してください。
- 購買依頼からの購買オーダーの作成:
- バイヤー(ORA_PO_BUYER_JOB)
- UIを使用した購買依頼の作成:
独自に構成したジョブ・ロールを保守している場合: この機能をサポートするための新しい権限は導入されていません。
この更新には、Oracle Fusion Cloud Self Service Procurementの動作が変わる可能性があるバグ修正が含まれています。これは、この更新のすべてのバグ修正の完全なリストではありません。このリストには、アプリケーションの動作に顕著な変化をもたらす可能性のあるバグ修正が含まれています。
セカンダリ単位で価格設定された品目の要求
更新22Cの前は、パンチアウト・サイトから二重単位マスター品目を購入できず、これらの品目はBPAを使用してセカンダリ単位で価格設定できませんでした。22Cに更新すると、パンチアウト・サイトから二重単位マスター品目を購入でき、セカンダリ単位数量が自動的に計算されます。一致するBPAがある場合、BPAが品目のセカンダリ単位で価格設定されると、購買依頼の価格が正確に計算されます。二重単位管理マスター品目を持つBPA明細に一致するサプライヤ品目をオーダーする場合、同じ変更が「購買依頼明細の入力」ページに実装されます。BPAが自動的にソーシングされ、二重単位管理マスター品目がある場合、セカンダリ単位数量および価格が正確に計算されます。
Oracleリファレンス: 33952146
有効化のステップ
この機能を使用可能にするために必要な手順はありません。
レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションを使用した、デスクトップまたは他のデバイスでの商品およびサービスの調達
モバイル、デスクトップまたは他のデバイス上のレスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションを使用して、商品およびサービスを調達します。更新22Bでは、アプリケーションはモバイル・デバイスでの使用に適していました。アプリケーションは完全にレスポンシブになり、モバイル、タブレット、ラップトップおよびデスクトップ・デバイス間でシームレスに動作するようになりました。これにより、アプリケーションを開いたデバイスに関係なく、使用可能な画面スペースにレイアウトを調整できます。このサイズ変更プロセス中、UI要素は、同じ機能または類似した機能を維持しながら、様々な画面解像度間で位置やサイズを変更し、または非表示になります。
次のスクリーン・キャプチャは、ホーム・ページおよび製品詳細ページがモバイル、タブレットおよびラップトップ・デバイスでどのようにレンダリングされるかを示しています。

モバイル、タブレットおよびラップトップ・デバイスのホーム・ページ

モバイル、タブレットおよびラップトップ・デバイスの製品詳細ページ
アプリケーションを使用することで、依頼者は商品とサービスを異なるデバイス間でシームレスに調達できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: 調達
レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションを使用した、デスクトップまたは他のデバイスでの商品およびサービスの調達機能を使用する場合、親機能であるレスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションを使用した商品およびサービスの調達にオプト・インする必要があります。この親機能をすでにオプト・インしている場合、再度オプト・インする必要はありません。
ヒントおよび考慮事項
- この機能を使用するには、「レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションを使用した商品およびサービスの調達」機能にオプト・インする必要があります。以前からオプト・インしている場合、この機能は自動的に使用可能になります。
- サポートされているブラウザ
- Android OS、Mac OS XおよびWindows OS上のChrome
- iOSおよびMac OS X上のSafari
- Mac OS XおよびWindows OS上のFirefox
- デバイスの向き
- アプリケーションは、縦向きと横向きの両方のモードで使用できます。
- インストール
- ログイン後、次のブラウザ・オプションを使用してアプリケーションをインストールできます。
- Android OS、Mac OS XおよびWindows OSのChromeのアプリのインストール・メニュー・オプション
- iOSのSafariの「ホーム画面に追加」オプション
- ログイン後、次のブラウザ・オプションを使用してアプリケーションをインストールできます。
主なリソース
レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションの使用方法および実装方法の詳細は、次のトピックを参照してください。
- 『Oracle Procurement Cloud調達の使用』ガイドにある、レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションの開始。
- 『Oracle Procurement Cloud調達の実装』ガイドにあるレスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションのエラスティック・サーチの設定。
アクセス要件
- この職務ロールに割り当てられているユーザーは、レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションにアクセスできます。
- 購買依頼セルフサービス・レスポンシブ・アプリケーション・ユーザー職務(ORA_POR_REQUISITION_SELF_SERVICE_PWA_USER_DUTY)
- 購買依頼セルフサービス・ユーザー・ロールのかわりに独自の構成済ロールを使用する場合は、次のトピックを参照して、依頼者に必要な権限を提供してください。
- 『Oracle Procurement Cloud調達の実装』ガイドにあるレスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションのロールの構成方法。
レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションで請求書が保留中の購買依頼明細のレビュー
超過請求または受入待ちのために対応する請求書が保留になっている購買依頼明細の保留処理を、依頼者に認識させます。
超過請求または受入待ちの問題を解決するために、依頼者は次の処理を実行できます。
- 超過請求請求書の購買オーダー変更オーダーを作成します。
- 受入不足の受入を作成します。

ヘッダー・レベルで必要な処理

明細レベルで必要な処理 - 依頼者は受入を作成する必要があります

明細レベルで必要な処理 - 依頼者は変更オーダーを作成する必要があります。
この機能を使用すると、組織は請求書保留を迅速に解決し、サプライヤに予定どおりに支払うことができます。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: 調達
レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションで請求書が保留中の購買依頼明細のレビュー機能を使用する場合、親機能であるレスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションを使用した商品およびサービスの調達にオプト・インする必要があります。この親機能をすでにオプト・インしている場合、再度オプト・インする必要はありません。
ヒントおよび考慮事項
-
この機能は、レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションでのみ使用できます。
-
購買オーダー変更オーダーまたは受入の作成などの訂正処理には、レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションを使用できません。
-
「購買依頼明細処理要コードの更新」スケジュール済ジョブは毎日1回実行されます。これらの保留コード(QTY ORD、QTY REC、AMT ORD、AMT REC)のいずれかにより、対応する請求書が保留になっているすべての購買依頼明細にフラグが設定されます。調達アプリケーション管理者は、スケジュール済ジョブの頻度とスケジュールを変更したり、オンデマンドでジョブを開始できます。
-
必要な処理の実行後にユーザーが保留処理について通知されなくなったことを確認するには、「購買依頼明細処理要コードの更新」スケジュール済ジョブを開始する前に、請求書の検証スケジュール済ジョブを実行して完了する必要があります。
アクセス要件
次の権限の両方が含まれる構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 購買依頼の管理(POR_MANAGE_REQUISITION_PRIV)
-
レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションを使用した購買依頼の管理(POR_MANAGE_REQ_WITH_PWA_PRIV)
ESSジョブ - 更新済購買依頼明細処理要コードのスケジュールを管理するには、次の事前定義済ジョブ・ロールまたはこの権限を含む構成済ジョブ・ロールが必要です。
- 事前定義済ジョブ・ロール名およびコード:
- 調達アプリケーション管理者(ORA_PO_PROCUREMENT_APPLICATION_ADMIN_JOB)
- 構成済ジョブ・ロールの権限名およびコード:
- 購買依頼明細処理要コードの更新(POR_UPDATE_REQUISITION_LINE_ACTION_REQUIRED_CODE)