更新24B
改訂履歴
本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。
日付 | モジュール | 機能 | ノート |
---|---|---|---|
2024年4月26日 | レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーション |
特別処理を必要とする購買依頼および購買オーダーの作成 | 文書の更新。アクセス要件が改訂されました。 |
2024年4月26日 | レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーション |
請求のみの購買依頼および購買オーダーの作成 | 文書の更新。アクセス要件が改訂されました。 |
2024年4月26日 | レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーション | フィルタの使用による購買依頼検索の調整 | 文書の更新。オプトイン失効の改訂。 |
2024年4月26日 | レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーション | 購買依頼ライフサイクル情報の表示 | 文書の更新。オプトイン失効の改訂。 |
2024年3月26日 | レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーション | 購買依頼ライフサイクル情報の表示 | 文書の更新。ヒントと考慮事項の改訂。 |
2024年3月1日 | 初版作成。 |
概要
お客様のアイデアをお聞かせください
ご意見をお待ちしています。クラウド・サービスの改善についてご提案がございましたら、ぜひお聞かせください。Oracle Customer Connectのアイデア・ラボをはじめ、いくつかの方法でお客様のアイデアを受け付けております。機能名の後にこのアイコンが表示されていれば、その機能はお客様のアイデアによるものです。
フィードバックをお寄せください
本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。
免責事項
この文書に記載された情報には、オラクルの製品開発プランに関する説明文が含まれていることがあります。オラクルの製品開発プランと、今後の製品リリースの本質および時期に対し、様々な要因が大きく影響を及ぼします。したがって、この情報はあくまで情報として提供されるものであり、マテリアルやコード、機能を提供することのコミットメント(確約)ではないため、購買決定を行う際の判断材料になさらないでください。記載されている機能の開発、リリースおよび時期については、オラクルの単独の裁量により決定されます。
この情報は、オラクルおよびその子会社や関連会社との契約を構成するものではありません。特にこの情報についてオラクルは一切の責任を負いかねます。詳細は、法律上の注意点および使用条件を参照してください。
任意の新機能の導入(オプトイン)
Oracle Cloud Applicationsは、四半期ごとに新しい更新を提供します。つまり、ビジネスの効率的かつ効果的な管理に役立つ新しい機能を3か月ごとに受け取ります。一部の機能は使用可能な状態でされ、エンド・ユーザーが即時に使用できます。その他の機能はすぐ使用できない状態で提供され、使用可能にするために処理を実行する必要があります。無効化されている機能は、次の権限を使用して、次のステップでエンド・ユーザーに対してアクティブ化できます。
- アプリケーション・オファリングのレビュー(ASM_REVIEW_APPLICATIONS_OFFERINGS_PRIV)
- Oracle Fusion Applicationsオファリングの構成(ASM_CONFIGURE_OFFERING_PRIV)
新機能をオプト・インする方法を次に示します。
- 「ナビゲータ」→「自分の企業」→「新機能」をクリックします。
- 「機能概要」ページで、オファリングを選択してそれに固有の新機能をレビューします。または、デフォルトの選択であるすべての使用可能なオファリングをそのまま使用して、すべてのオファリングの新機能を確認できます。
- 「新機能」タブで、新機能をレビューし、「使用可能」列で機能のオプトイン・ステータスを確認します。機能がすでに有効化されている場合は、チェック・マークが表示されます。そうでない場合は、機能を有効にするためのアイコンが表示されます。
- 「使用可能」列にあるアイコンをクリックし、機能を有効にするステップを完了します。
「新機能」作業領域に表示されない機能をオプトインする場合があります。オプトインする方法を次に示します。
- 「ナビゲータ」→「自分の企業」→「オファリング」をクリックします。
- 「オファリング」ページで、オファリングを選択し、オプトイン機能をクリックします。
- オプトイン・ページで、オファリングまたは機能が含まれている機能領域の機能の編集(鉛筆)アイコンをクリックします。
- 機能の編集ページで、機能を有効化するためのステップを完了します。
オファリングの新機能をオプトインする方法の詳細および詳細な手順は、オファリングの構成を参照してください。
オプト・イン失効
オプト・インを経由してすぐ使用できない状態で提供された機能は、将来の更新で自動有効化される場合があります。これはオプト・イン失効と呼ばれます。クラウド・サービスにオプト・イン失効がある場合、このドキュメントに関連タブが表示されます。このタブをクリックすると、最初に機能が無効状態で提供されたのはいつか、そしてこの機能のオプト・インがいつ失効し、自動で使用可能となる見込みかが表示されます。ここをクリックして、すべてのOracle Cloudアプリケーションのオプト・インが失効した機能を確認することもできます。
機能概要
列の定義:
すぐ使用できる状態で提供される機能
レポート = 新規または変更済の、オラクル社から提供されたすぐに実行可能なレポートです。
UIまたはプロセスベース: 小規模 = これらのUIまたはプロセスベースの機能は、通常、フィールド、検証またはプログラムの軽微な変更で構成されます。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小になります。
UIまたはプロセスベース: 大規模* = これらのUIまたはプロセスベースの機能の設計は、より複雑になります。したがって、ユーザーに及ぼす影響は大きくなります。
無効状態で提供される機能 = エンド・ユーザーがこれらの機能を使用できるようにするには、処理が必要です。これらの機能は提供時には使用不可になっているため、機能を使用可能にするかどうかおよび使用可能にする時期を選択してください。たとえば、a)新しいまたは拡張されたBIサブジェクト領域はまずレポートに組み込む必要があり、b)新しいWebサービスを利用するには統合が必要で、c)機能にアクセスできるようにするにはまずユーザー・ロールに割り当てる必要があります。
エンド・ユーザーがすぐに使用可能 レポートと小規模UIまたはプロセスベースの新機能が更新後にユーザーに与える影響は最小限です。したがって、顧客受入テストでは、大規模UIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当てる必要があります。 |
エンド・ユーザーが使用する前に処理が必要 これらの機能を使用するために、膨大な作業は不要です。利用することを選択する際には、テストと展開のタイミングを設定します。 |
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機能 |
レポート |
UIまたは |
UIまたは |
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サプライ・チェーン・オーケストレーション
サプライ・チェーン・オーケストレーション
再設計されたページを使用した供給要求の表示
再設計されたページを使用して、デスクトップ、タブレットまたはモバイル・デバイスで供給要求とその詳細を表示できます。供給要求参照、供給オーダー、供給文書または品目を使用して、供給要求を検索できるようになりました。独自のデフォルト検索を作成して保存できます。供給の要求日、要求搬送日、要求ステータスなどに従って検索結果をフィルタできます。例外を削除するために必要な推奨処理を表示できます。Oracle Supply Chain Orchestrationが各要求に対して作成した供給文書を表示できます。要求明細の詳細を表示して処理を実行できます。
この機能を使用するには、「供給オーケストレーション」作業領域に移動し、「タスク」 > 「供給要求」をクリックしてから、供給要求を検索します。
供給要求を検索および表示する際の効率が向上します。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: 製造およびサプライ・チェーン資材管理
ヒントおよび考慮事項
次の属性を使用して、供給要求を検索します:
- 供給要求参照
- 供給オーダー
- 供給文書
- 品目
次の属性を使用して検索結果をフィルタ処理します:
- 供給要求日
- 要求搬送日
- 供給ステータス
- 供給タイプ
- ビジネス・フロー
その他の操作:
- 各供給要求の供給文書に関する詳細を表示します。
- 独自の検索を作成して保存します。その検索をデフォルトの検索にします。
- 供給要求にドリルダウンして、供給要求および存在する可能性のある例外メッセージの詳細を取得します。
- 供給要求で例外が発生している場合、修正するための推奨処理を表示できます。
- 各供給要求に対して様々な処理を実行します。
主なリソース
- Oracle Help Centerのサプライ・チェーン・オーケストレーションの使用およびサプライ・チェーン・オーケストレーションを参照してください。
アクセス要件
ユーザーにこの機能へのアクセス権を付与するために、事前定義済ジョブ・ロールを割り当てるか、自分で構成したジョブ・ロールを割り当てるかに応じていくつかのオプションがあります。
- 次の事前定義済ジョブ・ロールのいずれかが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- サプライ・チェーン運用マネージャ(ORA_DOS_SUPPLY_CHAIN_OPERATIONS_MANAGER_JOB)
- 次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 供給オーダー・インタフェースの処理(DOS_PROCESS_SUPPLY_ORDER_INTERFACE_PRIV)
- 供給オーダーの表示(DOS_VIEW_SUPPLY_ORDERS_PRIV)
- 供給要求例外の管理(DOS_MANAGE_SUPPLY_REQUEST_EXCEPTIONS_PRIV)
- 供給オーダー例外およびステータスの表示(DOS_VIEW_SUPPLY_ORDER_EXCEPTIONS_AND_STATUS_PRIV)
独自のジョブ・ロールを保守している場合、この機能をサポートするための新しい権限は導入されていません。
調達共通
共通調達
RESTリソースを使用した調達の統合および拡張
この更新のOracle Fusion Cloud ProcurementおよびOracle Fusion Cloud Self Service Procurementでは、外部システムと簡単に統合できるようにするための新規および変更済RESTリソースが提供されます。
この更新で導入された新規のRESTリソースは次のとおりです。
- 購買契約
- 購買契約明細
- 購買契約インポート要求
- 購買文書インポート・エラー
- 特別処理タイプ
次のRESTリソースは以前に使用でき、更新されました。
-
購買依頼ライフサイクル詳細
- 次の子リソースがこのリソースに追加されました:現在、サポートされている唯一の操作はGETです:
- 出荷
- 受入
- 請求書
- オーダー要約属性
- 関連文書(オーダー要約属性の子)
- 購買依頼履歴詳細
- 購買オーダー履歴詳細
- 転送オーダー履歴詳細
- 次の子リソースがこのリソースに追加されました:現在、サポートされている唯一の操作はGETです:
-
購買依頼
-
「特殊処理」の属性に対しては、GET、POST、PATCHおよびSUBMITがサポートされています。
-
-
コンテンツ・ゾーン
- 「搬送先事業所」セキュリティ・ディメンションに対しては、GET、POST、PATCHおよびDELETEがサポートされています。
- 異なる基準を使用してコンテンツ・ゾーンを検索するための新しいファインダ「コンテンツ・ゾーンの検索」が提供されています。
- 「セキュリティ割当」子リソースに対するGETおよびDELETEが、搬送先事業所の割当をサポートするように拡張されました。
-
下書き購買オーダー
-
追加担当Eメールに対してGET、POSTおよびPATCHがサポートされています。
-
-
購買オーダー
-
追加担当Eメールに対してGETがサポートされています。
-
-
サプライヤ・ネゴシエーション
-
アクティブなネゴシエーションに追加のサプライヤを追加および招待するために、POSTがサポートされています。
-
封印ネゴシエーションでサプライヤ応答をロック解除および開封するために、「ロック解除」および「開封」カスタム処理がサポートされています。また、この処理では、2ステージ見積依頼における技術評価および商業評価ステージのロック解除もサポートされています。
-
これらの新しいRESTリソースおよび変更されたRESTサービスを使用して統合を簡略化し、他のアプリケーションや外部システムとの標準ベースの相互運用性をサポートできます。
有効化のステップ
REST APIガイドのRESTサービス定義を確認して利用してください(Oracle Help Center > 対象となるアプリケーション・サービス領域 > APIおよびスキーマからアクセスできます)。OracleのRESTサービスを初めて利用する場合は、クイック・スタートに関する項から開始してください。
主なリソース
- Oracle Fusion Cloud Procurement REST APIドキュメントを参照してください(Oracle Help Centerからアクセスできます)。
アクセス要件
Oracle Help Centerで入手可能なOracle Fusion Cloud Procurement REST APIドキュメントの権限の項を参照してください。
セルフサービス調達
レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーション
ショッピングにおける社内搬送先事業所別のカタログ・コンテンツの保護
レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションでショッピングするときに、内部搬送先事業所別にカタログ・コンテンツを保護します。この更新より前は、コンテンツ・ゾーンは購買依頼発行BUまたは就業者によってのみ保護されていました。
店舗、病棟、建物などの特定の事業所にカタログ・コンテンツへのアクセスを提供する必要がある場合、それらの事業所の就業者のみによって保護できました。
この機能を使用すると、購買依頼発行を使用するために、ローカル・カタログ、パンチアウト・カタログ、スマート・フォームおよび公開ショッピング・リストを内部搬送先事業所別に保護できます。このオプションを使用すると柔軟性が向上し、使用しなかった場合に必要となる就業者別のコンテンツ・ゾーンの設定および保守に必要な工数を節約できます。
搬送先事業所別のコンテンツ・ゾーンの保護
コンテンツ・ゾーンを事業別に保護する際には、次の場所から選択できます:
- コンテンツ・ゾーンの調達BUがサービス・プロバイダである購買依頼発行BUの事業所セット
- 共通事業所セット
ショッピング中にユーザーがコンテンツにアクセスするためには、ユーザーのプリファレンスの搬送先事業所セットをコンテンツ・ゾーンに割り当てる必要があります。また、購買依頼発行BUがコンテンツ・ゾーンの調達BUのクライアントである必要があります。
例で説明するために、次のユースケースを考えます:
- Spruce Hospitalsという購買依頼発行BUのすべての就業者が事務用品を入手できるようにしようと考えています。
- 内部事業所としてシステムに設定されているPediatrics, Building 3, NYでのみ使用可能な固有の契約およびパンチアウト・カタログがあります。
コンテンツ・ゾーンの設定方法は次のとおりです:
コンテンツ・ゾーン | カタログ・コンテンツ |
保護方法 |
---|---|---|
Office Supplies |
|
購買依頼発行BU = Spruce Hospitals |
Pediatrics |
|
搬送先事業所 = Pediatrics, Building 3, NY |
カタログ・コンテンツは、次のような様々なケースで就業者が使用できます:
- 購買依頼発行BUであるSpruce HospitalsのプリファレンスにPediatrics, Building 3, NYの事業所が設定されている就業者については、両方のコンテンツ・ゾーンのコンテンツを使用できます。
- 購買依頼発行BUであるSpruce Hospitalsのプリファレンスで事業所が異なる就業者については、Office Suppliesコンテンツ・ゾーンのコンテンツのみが使用可能になります。
- Pediatrics, Building 3, NYという事業所がグローバル事業所の場合に、Pediatrics, Building 3, NYの事業所がプリファレンスに設定されている就業者で購買依頼発行BUが異なる場合は、選択されている購買依頼発行BUのサービス・プロバイダが調達BUであれば、Pediatricsコンテンツ・ゾーンのコンテンツが使用可能になります。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: 調達
「ショッピングにおける社内搬送先事業所別のカタログ・コンテンツの保護」機能を使用する場合は、「レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションを使用した商品およびサービスの調達」という親機能にオプト・インする必要があります。この親機能をすでにオプト・インしている場合、再度オプト・インする必要はありません。
ヒントおよび考慮事項
- 最大3000個の搬送先事業所をコンテンツ・ゾーンに割り当てることができます。
- 例による問合せを使用して、事業所の結果をさらにフィルタできます。
- コンテンツ・ゾーンを購買依頼発行のみに使用する場合は、搬送先事業所別にコンテンツ・ゾーンを保護できます。
- Visual Builder Add-in for Excelでコンテンツ・ゾーンRESTリソースを使用して、搬送先事業所を一括で割当または削除できます。
- コンテンツ・セキュリティは、カタログ・ショッピング時にのみ適用されます。カートに品目を追加した後に、コンテンツ・セキュリティ構成または明細を変更しても、変更は考慮されません。
- コンテンツ・ゾーンは、内部搬送先事業所のみで保護できます。プリファレンスで外部の住所を選択しても、これらのコンテンツ・ゾーンのカタログ・コンテンツは使用可能になりません。
- 搬送先事業所によって保護されるコンテンツ・ゾーンは、レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションにのみ適用され、購買依頼アプリケーションでは除外されます。つまり、プリファレンスの搬送先事業所がコンテンツ・ゾーンに割り当てられている場合でも、コンテンツは、そのアプリケーションに表示されません。
主なリソース
- コンテンツ・ゾーンのセキュリティ・オプションの詳細は、コンテンツ・ゾーンのセキュリティ・オプションのトピックを参照してください。
アクセス要件
次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- レスポンシブ・アプリケーションにアクセスするための、レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションを使用した購買依頼の管理(POR_MANAGE_REQ_WITH_PWA_PRIV)
この権限はこの更新より前に使用可能でした。
この機能を設定するには、次の既存の権限を含む構成済ジョブ・ロールが必要です。
-
調達カタログ・コンテンツの管理(POR_MANAGE_PROCUREMENT_CATALOG_CONTENT_PRIV)
購買依頼の複数の配分の作成
レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションを使用して、複数配分の購買依頼明細を作成し、複数の借方勘定およびプロジェクトにコストを割り付けられるようになりました。レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションを使用して、配分付加フレックスフィールド(DFF)を使用することもできます。
ショッピング・カートから明細を編集するときに、新しい「請求」セクションを使用できます。このリリースより前は、単一の配分のみがサポートされていたため、借方勘定およびプロジェクト詳細が搬送詳細とともに表示されていました。「請求」セクションには、配分情報が読取り専用モードで表示されます。明細のすべての配分の合計と各配分の詳細が表示されます。
搬送および請求の詳細
請求配布セクション
既存の配分を変更または削除したり、必要に応じて配分を複数の配分に分割できます。配分ドロワーで、配分付加フレックスフィールド(グローバルおよびコンテキスト・センシティブ)をレビューできます。
請求配分ドロワー
次のようにして、「請求」セクションをパーソナライズできます:
- 合計行、または借方勘定、プロジェクト番号またはタスク番号、数量、個々の配分行のパーセントなどの特定の属性を非表示にします。
- 支出タイプや支出組織などのプロジェクト原価計算属性を追加して、配分要約情報を拡張します。
- 「数量」、「パーセント」、「金額」、「予算日」および「借方勘定」属性を、配分ドロワーで非表示、読取り専用または必須にできます。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: 調達
「購買依頼の複数の配分の作成」機能を使用する場合、その親機能である「レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションを使用した商品およびサービスの調達」にオプト・インする必要があります。 この親機能をすでにオプト・インしている場合、再度オプト・インする必要はありません。
ヒントおよび考慮事項
- 配分を分割すると、借方勘定と配分フレックスフィールド、プロジェクト情報の詳細がコピーされます。次に、新しい配分の数量、パーセントおよび金額属性を指定する必要があります。
- デフォルトでは、各購買依頼明細は1つの配分のみで作成されます。必要に応じて、その配分を分割して追加の配分行を作成できます。
- 在庫品搬送先タイプの購買依頼明細の配分は分割または削除できません。
- ある明細の配分が1つのみの場合は、その配分を削除できません。
主なリソース
- レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションの使用方法の詳細は、レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションを使用した商品とサービスの調達レディネス・トレーニングを参照してください。
- 購買依頼セルフサービス・ユーザー・ロールのかわりに自分の構成済ロールを使用するために必要な権限を依頼者に提供する方法については、レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションのロールの構成方法のトピックを参照してください。
アクセス要件
次の権限を含むロールが割り当てられているユーザーは、次の機能にアクセスできます:
-
レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションを使用した購買依頼の管理(POR_MANAGE_REQ_WITH_PWA_PRIV)
この権限はこの更新より前に使用可能でした。
購買依頼ライフサイクル情報の表示
調達要求者が、レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションで購買依頼のライフサイクル情報を表示できるようになりました。購買依頼の各明細の要約された履行情報をレビューし、ネゴシエーション、購買オーダー、出荷、受入、請求書などのダウンストリーム文書にドリルダウンできます。
「自分の購買依頼」ページの「処理」メニューから「ライフ・サイクルの表示」処理を選択すれば、「購買依頼ライフ・サイクル」ページにナビゲートできます。
「購買依頼ライフ・サイクル」ページにナビゲートするメニュー処理。
次のスクリーンショットは、この機能を示しています。
履行されていない購買オーダー
- コンテキスト・スイッチャで購買オーダーを変更して、他の購買をレビューできます。
- 「購買依頼ライフ・サイクル」ページの棒グラフには、オーダー済、履行済(出荷済、受入済および搬送済を含む)および請求済の金額がビジュアルに表示されます。請求書の支払ステータスも表示できます。
- 詳細にドリルダウンしなくても、様々なビジネス・オブジェクト(出荷、受入、請求書)の重要な属性など、オーダー明細詳細の要約をレビューできるようになりました。
- 他の関連文書をレビューするには、各タブ(「ネゴシエーション」、「出荷」、「受入」および「請求書」)をクリックし、詳細までドリルダウンすればデータをレビューできます。
- 次のいずれかの理由で保留中の請求書ステータスを確認することもできます:
- 過剰請求
- 領収書要
- サービス専用購買オーダーの出荷など、関係のないタブは非表示になります。
履行された購買オーダー
この機能を使用すると、購買依頼の履行および支払ステータスを簡単に追跡し、関連文書にアクセスして詳細を確認できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: 調達
「購買依頼ライフサイクル情報の表示」機能を使用する場合は、親機能である「レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションを使用した商品およびサービスの調達」にオプト・インする必要があります。この親機能をすでにオプト・インしている場合、再度オプト・インする必要はありません。
ヒントおよび考慮事項
- 転送オーダーの詳細は、「購買依頼ライフ・サイクル」ページでは表示できません。
- モバイル・モードでのライフサイクル情報のレビューはサポートされていません。
主なリソース
- レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションの使用方法の詳細は、レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションを使用した商品とサービスの調達レディネス・トレーニングを参照してください。
- 購買依頼セルフサービス・ユーザー・ロールのかわりに自分の構成済ロールを使用するために必要な権限を依頼者に提供する方法については、レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションのロールの構成方法のトピックを参照してください。
アクセス要件
次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 購買依頼セルフサービス・レスポンシブ・アプリケーション・ユーザー職務(ORA_POR_REQUISITION_SELF_SERVICE_PWA_USER_DUTY)
この権限はこの更新より前に使用可能でした。
また、ネゴシエーション、出荷、受入および請求書の詳細にドリルダウンするために、次の権限を含むジョブ・ロールも構成しておく必要があります。
- ネゴシエーション
- サプライヤ・ネゴシエーションの表示(PON_VIEW_SUPPLIER_NEGOTIATION_PRIV)
- 出荷
- レスポンシブ受入アプリケーションを使用したインバウンド出荷の表示(RCV_VIEW_INBOUND_SHIPMENT_WITH_PWA_PRIV)
- Webサービス別ビジネス・ユニットのインバウンド出荷の表示(RCV_VIEW_INBOUND_SHIPMENT_BY_BU_WEB_SERVICE_PWA_PRIV)
- 受入
- 受入要約のレビュー(RCV_REVIEW_RECEIVING_RECEIPT_SUMMARY_PRIV)
- 「請求書」
- 買掛/未払金請求書の表示(AP_VIEW_PAYABLES_INVOICE_PRIV)
- 買掛/未払金請求書の管理(AP_MANAGE_PAYABLES_INVOICES_PRIV)
カタログ・ショッピング時に希望ソースから商品を調達
レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションで複数の潜在的ソースが使用可能な品目について、優先供給ソースから商品を調達します。最優先ソースは、次に基づいて自動的に決定されます:
- 包括購買契約で指定された優先度(サプライヤから調達する品目の場合)または、
- 最上位ランクのソース組織(内部転送の場合)。
さらに、代替ソースのリストをレビューして選択する機能を、特定のユーザー・グループに提供することもできます。
この更新より前は:
- 有効になっているコンテンツ・セキュリティ構成に基づいて、すべての供給ソースを表示できました。たとえば、手袋を検索している場合に、一致する品目MEDGLV_1001を様々なサプライヤから入手できるとします。この場合、どちらから調達するかで混乱が生じる可能性があります。
- カタログ・ショッピングで品目をカートに追加する前に、内部オーダー可能な品目のソース組織、手持数量、振替価格および出庫単位が表示されませんでした。その結果、情報に基づいて購入を決定できない場合がありました。
この機能を使用すると、優先サプライヤ・ソースまたは内部ソースの関連情報が常に表示されるので、情報に基づいた購買決定ができます。上級ユーザーは、内部ソースで入手可能な手持数量など、使用可能なすべての供給ソースを表示して、要件に基づいて適切なソースを選択できます。
商品を検索したり、主要カテゴリを使用すると、一致するマスター品目のみがカタログ検索結果に表示されます。価格設定を含むソース関連の詳細を表示するには、製品詳細にドリルダウンして、品目をカートに追加する必要があります。
一致するマスター品目が表示されている検索結果
様々な品目タイプの最優先ソースを決定する方法を次に示します:
購買可能のみの品目:
次の階層を適用して、最優先契約ソースが決定されます:
- 最優先度の契約。
- 複数の契約に同じ最優先ランキングが含まれているか、契約に優先度が設定されていない場合は、最も古い作成日の契約。
- 複数の契約の作成日が同じ場合は、契約明細が最も低い契約。
最優先契約ソースがある購買可能品目
内部オーダー可能のみの品目:
オプション・ランクが最も高いソース組織が優先供給ソースになります。
最上位ランクの内部ソースがある品目
購入可能と内部オーダー可能の両方:
- 費用宛先タイプの場合、オプション・ランキングが最も高い内部ソースが優先ソースになります。内部ソースが見つからない場合は、包括購買契約が使用されます。
- 在庫品搬送先タイプの場合、優先度が最も高い包括購買契約が優先ソースになります。使用可能な契約がない場合、最高ランクの内部ソースが供給ソースとして使用されます。
カタログ・ショッピング中にすべての供給ソースからの購買をユーザーに許可権限があれば、使用可能な内部およびサプライヤの供給ソースのリストから、優先ソース以外の別のソースを選択できます。
別のソースを選択するオプション
「別のソースの選択」リンクをクリックすると、使用可能なすべてのソースが表示されます。内部ソースは常に代替ソースの最初に表示され、その後に契約ソースが表示されます。
使用可能なソースの表示および選択
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: 調達
「カタログ・ショッピング時に希望ソースから商品を調達」機能を使用するには、その親機能である「レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションを使用した商品およびサービスの調達」にオプト・インする必要があります。この親機能をすでにオプト・インしている場合、再度オプト・インする必要はありません。
ヒントおよび考慮事項
-
「使用可能なソース」ドロワーには、最大25個のサプライヤ・ソース(包括購買契約)と25個の内部ソース(ソース組織)が表示されます。
-
「使用可能なソース」ドロワーでは、拡張機能を使用して、各契約の製造名と製造元部品番号を表示できます。この情報は、異なる製造業者の品目をそのサプライヤから入手できる場合に役立ちます。また、サプライヤ品目と契約番号を非表示にすることもできます。
-
各内部供給ソースで入手可能な手持数量は、常に搬送先組織のプライマリ単位で表示されます。
-
この機能はマスター品目にのみ適用されます。品目がない契約明細、パンチアウト要求、スマート・フォーム要求など、他のカタログ・コンテンツの動作は変わりません。
-
この機能は、カタログ・ショッピング(キーワード検索および主要カテゴリのドリルダウン)にのみ適用されます。ショッピング・リストの動作は変わりません。
- カタログ検索ではマスター品目のみが照合され、マスター品目を含む基本契約明細は照合されません。
主なリソース
- 包括購買契約の優先度の定義方法の詳細は、包括購買契約をランク付けして購買依頼および購買オーダーのソース選択を優先度付けの新機能を参照してください。
アクセス要件
次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションにアクセスするための、レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションを使用した購買依頼の管理(POR_MANAGE_REQ_WITH_PWA_PRIV)
- 内部供給ソースで入手可能な手持数量を表示するための、供給ソースでの合計手持数量の表示(DOS_VIEW_AVAILABLE_ONHAND_QTY_PRIV)。
これらの権限は、この更新の前から使用可能でした。
-
代替供給ソースを表示してショッピングするための、カタログ・ショッピング中にすべての供給ソースからの購買をユーザーに許可(POR_ALLOW_SHOPPING_FROM_ALL_SOURCES_PRIV)。
この権限は、この更新で新しく追加されました。
購買依頼文書履歴の表示
レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションで、購買依頼の文書履歴を表示できるようになりました。処理のタイプや実行日時、実行者など、購買依頼に対して実行された処理のリストを表示できます。文書履歴には、承認、購買依頼に関連付けられたオーダー、オーダーに関して処理された変更、その他の処理(取消やバイヤーによる購買依頼の差戻しなど)を含めることができます。
この機能には、「自分の購買依頼」ページの「文書履歴の表示」オプションを使用してアクセスできます。
文書履歴を表示する購買依頼の処理
この機能を使用すると、購買依頼に対して実行された次の処理をレビューできます:
- 購買依頼送信
- 購買依頼取消
- 承認、否認、詳細情報の要求、他のユーザーへの承認要求の再割当などの承認処理
- 購買依頼にバイヤーが加えた変更
- 購買オーダー、変更オーダーまたは転送オーダー作成などのダウンストリームの文書イベント
- オーダーのサプライヤ受理または否認
オーダーの作成および変更の文書履歴
また、様々なライフサイクル処理を簡潔にまとめたり、特定のイベントの詳細を表示することもできます。
特定の処理の展開
この機能を使用して、購買依頼に対して実行された処理を時系列でレビューできます。これにより、購買依頼が調達プロセスでどのような経路をたどったかを詳細に説明する監査証跡を作成できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: 調達
「購買依頼文書履歴の表示」機能を使用する場合は、親機能である「レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションを使用した商品およびサービスの調達」にオプト・インする必要があります。この親機能をすでにオプト・インしている場合、再度オプト・インする必要はありません。
ヒントおよび考慮事項
- 購買オーダーまたは転送オーダーの番号リンクをクリックして、対応するオーダー詳細または変更オーダー(購買オーダーの場合)のページにナビゲートします。
- レスポンシブ・アプリケーションを使用して作成されたかどうかに関係なく、すべての購買依頼で文書履歴を使用できます。
主なリソース
- レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションの使用方法の詳細は、レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションを使用した商品とサービスの調達レディネス・トレーニングを参照してください。
- 購買依頼セルフサービス・ユーザー・ロールのかわりに自分の構成済ロールを使用するために必要な権限を依頼者に提供する方法については、レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションのロールの構成方法のトピックを参照してください。
アクセス要件
次の権限を含むロールが割り当てられているユーザーは、次の機能にアクセスできます:
-
レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションを使用した購買依頼の管理(POR_MANAGE_REQ_WITH_PWA_PRIV)
この権限はこの更新より前に使用可能でした。
ショッピング・チェックアウト中の購買依頼承認者のプレビュー
レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションで、ショッピングのチェックアウト中に承認者のリストをプレビューできるようになりました。この更新より前は、承認のために購買依頼を発行した後にのみ、この情報を表示できました。
この機能には、「カート」ページの「承認者の表示」オプションを使用してアクセスできます。
「カート」ページの「承認者の表示」オプション
この機能を使用すると、承認プロセスの一部として購買依頼をレビューする必要がある承認者のリストが表示されます。最初の承認者はデフォルトで選択されます。
モバイル・デバイスでのチェックアウト時の購買依頼承認者のプレビュー
この機能では、購買依頼の承認プロセス完了に関わる承認者のプレビューが表示されます。これは、購買依頼をフォローアップして、タイムリに処理するのに役立ちます。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: 調達
「ショッピング・チェックアウト中の購買依頼承認者のプレビュー」機能を使用する場合、親機能である「レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションを使用した商品およびサービスの調達」にオプト・インする必要があります。この親機能をすでにオプト・インしている場合、再度オプト・インする必要はありません。
主なリソース
- レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションの使用方法の詳細は、レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションを使用した商品とサービスの調達レディネス・トレーニングを参照してください。
- 購買依頼セルフサービス・ユーザー・ロールのかわりに自分の構成済ロールを使用するために必要な権限を依頼者に提供する方法については、レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションのロールの構成方法のトピックを参照してください。
アクセス要件
次の権限を含むロールが割り当てられているユーザーは、次の機能にアクセスできます:
-
レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションを使用した購買依頼の管理(POR_MANAGE_REQ_WITH_PWA_PRIV)
この権限はこの更新より前に使用可能でした。
カタログ品目ベースの購買依頼に対する追加サプライヤ担当Eメールの割当
サプライヤ・プロファイル・ディレクトリに担当が存在しないときに、マスター品目または契約明細を使用して作成した購買依頼に、レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションを使用してサプライヤ担当を割り当てることができるようになりました。EメールIDを使用して、追加の担当を割り当てることができます。このリリースより前は、スマート・フォームまたはカタログ外依頼の明細に対してのみ、追加のサプライヤ担当を割り当てることができました。
この機能にアクセスするには、「カート」ページの摘要リンクを使用して、品目のソース詳細にアクセスする必要があります。
製品明細詳細ページへのナビゲート
レビューおよび処理のためにダウンストリームの購買オーダーに渡される1つ以上のEメール・アドレスを指定できます。
カタログ品目の追加担当者EメールIDの割当て
同じサプライヤから複数の品目をソーシングしている場合に、各品目に同じサプライヤ担当者を1回で入力する場合は、「購買依頼の編集」ページで担当者を指定できます。
購買依頼のすべての品目への同じ追加サプライヤ担当者Eメールの割当て
購買依頼インポート(FBDIまたは購買要求Webサービス)を使用して作成した購買依頼にも、この機能を使用できます。
この機能を使用して、サプライヤ・プロファイル・ディレクトリに含まれていないサプライヤ担当者に連絡Eメールを送信できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: 調達
「カタログ品目ベースの購買依頼に対する追加サプライヤ担当Eメールの割当」機能を使用する場合、親機能である「レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションを使用した商品およびサービスの調達」にオプト・インする必要があります。この親機能をすでにオプト・インしている場合、再度オプト・インする必要はありません。
ヒントおよび考慮事項
- ソースとして使用した契約から担当者をデフォルト設定しないようにする場合に使用できるプロファイル・オプションORA_POR_RESP_DISABLE_CONTACT_AUTOSOURCINGが導入されました。これは、購買依頼の作成時に追加担当者のみを使用することに決定しており、サプライヤ・ディレクトリから既存の担当者を明示的に削除するか選択を解除していた場合に便利です。この変更の前は、明細が契約にソーシングされていると、契約から明細に担当者がデフォルト設定されていました。
- 複数の購買依頼明細の追加担当者を一括更新するには、すべての明細に同じサプライヤが含まれている必要があります。
- 選択したサプライヤのサイトが1つのみである場合、カタログ外依頼またはスマート・フォームにサプライヤ・サイトが自動的にデフォルト設定されるようになりました。
- スマート・フォームでは、カタログ管理者が「担当」属性を編集可能または読取り専用にした場合、そのスマート・フォームを使用して購買依頼明細を作成する際に、その構成が強制されます。
- 購買依頼明細が再稼働される(再稼働を有効にして購買オーダー明細が取り消される)と、追加担当者詳細が再稼働明細にコピーされるようになりました。
- カタログ外依頼またはスマート・フォームベースの購買依頼明細に契約詳細が表示されるようになりました。この更新より前は、契約詳細がスマート・フォームの構成で使用可能か自動的にソースされるかに関係なく、契約詳細は表示されませんでした。
主なリソース
- レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションの使用方法の詳細は、レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションを使用した商品とサービスの調達レディネス・トレーニングを参照してください。
- 購買依頼セルフサービス・ユーザー・ロールのかわりに自分の構成済ロールを使用するために必要な権限を依頼者に提供する方法については、レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションのロールの構成方法のトピックを参照してください。
アクセス要件
次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションでこの機能にアクセスできます:
- 購買依頼の作成中にユーザーの追加担当Eメール提供を許可(POR_ALLOW_ADDITIONAL_CONTACT_EMAIL_PRIV)
- レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションを使用した購買依頼の管理(POR_MANAGE_REQ_WITH_PWA_PRIV)
これらの権限は、この更新の前から使用可能でした。
ショッピング中の契約ベースの品目の摘要の変更
レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションを使用して、ショッピング中に契約ベース品目の摘要を変更できるようになりました。
品目の検索結果カードから「製品詳細」ページにドリルダウンして、包括購買契約明細の品目の摘要を変更できます。その品目をショッピング・カートに追加すると、その更新内容が購買依頼明細にコピーされます。この更新は、包括購買契約明細の基礎となる摘要には影響しません。
BPAのマスター品目の摘要と「編集」アイコン
BPAの摘要ベースの明細の摘要と「編集」アイコン
BPAの摘要ベースの明細の摘要の更新
BPAの摘要ベースの明細の更新済摘要が表示されている製品詳細
この機能を使用すると、次のことができます。
- 古くなっている可能性がある契約設定の値より、さらに適切な(より新しい)摘要を商品またはサービスに指定します。
- 契約にある商品またはサービスの一般的な摘要を、現在の調達フローにふさわしい摘要で置き換えます。
- 購買依頼明細に対して作成された購買オーダーに関する情報を保持して、指定した値をサプライヤに伝達します。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: 調達
「ショッピング中の契約ベースの品目の摘要の変更」機能を使用するには、その親機能である「レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションを使用した商品およびサービスの調達」にオプト・インする必要があります。この親機能をすでにオプト・インしている場合、再度オプト・インする必要はありません。
ヒントおよび考慮事項
-
「製品詳細」ページでは、摘要の更新は「カートに追加」処理にのみ適用されます。「リストに追加」処理では、常に元の摘要が設定された品目が追加されます。
-
「製品詳細」ページの摘要に対するすべての更新は、ページから移動すると失われます。その品目をショッピング・カートに追加すると、ショッピング・カートに変更が引き継がれます。
主なリソース
- レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションの使用方法の詳細は、レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションを使用した商品とサービスの調達レディネス・トレーニングを参照してください。
- 購買依頼セルフサービス・ユーザー・ロールのかわりに自分の構成済ロールを使用するために必要な権限を依頼者に提供する方法については、レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションのロールの構成方法のトピックを参照してください。
アクセス要件
この権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションを使用した購買依頼の管理(POR_MANAGE_REQ_WITH_PWA_PRIV)
この権限はこの更新より前に使用可能でした。
フィルタの使用による購買依頼検索の調整
レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションの「自分の購買依頼」ページの「フィルタ」機能を使用して、検索結果を絞り込むことができるようになりました。
次の属性を提示フィルタとして使用できます:
- 購買依頼発行BU
- 作成日
- 送信日
- 処理要
- 購買依頼ステータス
- サプライヤ
- カテゴリ
- 搬送先事業所
件数が最も多い値がデフォルトとして表示されることに注意してください。フィルタ・チップからこの値またはその他の値を選択して、要件に基づいて結果を絞り込むことができます。
「自分の購買依頼」ページのフィルタ
さらに、Oracle Visual Builder Studio拡張性機能を使用して、最大3つの追加属性を別個の列として検索結果表に表示できるようになりました。
使用可能な属性のリストを次に示します:
- 購買依頼発行BU
- 品目番号
- サプライヤ
- サプライヤ部品番号
- 製造業者
- 製造業者部品番号
- 搬送先事業所
- 搬送先一時住所
- カテゴリ
- バイヤー
このスクリーンショットは、「自分の購買依頼」ページに表示される品目番号、製造部品番号および搬送先事業所属性を示しています。
「自分の購買依頼」ページの追加情報の表示
フィルタ機能は多数の結果を選り分けて、探している特定の購買依頼を見つけるのに役立ちます。これらのフィルタは、「最近の検索」セクションでも使用できるので、再利用して結果を絞り込むことができます。
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: 調達
「フィルタの使用による購買依頼検索の調整」を使用するには、その親機能である「レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションを使用した商品およびサービスの調達」にオプト・インする必要があります。この親機能をすでにオプト・インしている場合、再度オプト・インする必要はありません。
ヒントおよび考慮事項
- すべての提示フィルタには、頻度が最も高い値がデフォルト値として含められます。
- 関係のないフィルタ・チップは非表示になります。たとえば、1つの購買依頼発行BUのみにアクセスできる場合、それに伴うフィルタ・チップは表示されません。
主なリソース
- レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションの使用方法の詳細は、レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションを使用した商品とサービスの調達レディネス・トレーニングを参照してください。
- 購買依頼セルフサービス・ユーザー・ロールのかわりに自分の構成済ロールを使用するために必要な権限を依頼者に提供する方法については、レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションのロールの構成方法のトピックを参照してください。
アクセス要件
次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、この機能にアクセスできます。
- 購買依頼セルフサービス・レスポンシブ・アプリケーション・ユーザー職務(ORA_POR_REQUISITION_SELF_SERVICE_PWA_USER_DUTY)
この権限はこの更新より前に使用可能でした。
特別処理を必要とする購買依頼および購買オーダーの作成
サプライヤによる特別処理を必要とする購買依頼および購買オーダーを作成します。文書ヘッダーおよび明細の特別処理付加フレックスフィールドで処理詳細を把握できます。たとえば、主治医の名前、品目のロットおよびシリアル番号などの詳細を含む請求専用文書を作成します。特別処理購買依頼からオーダーを生成すると、購買依頼で取得した詳細がオーダーにコピーされます。バイヤーによるレビューの要求、B2B通信の上書き、特別処理オーダーの受入の自動作成が可能になりました。
レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションで特別処理購買依頼を作成します。
特別処理購買依頼の作成
購買依頼ヘッダーの特別処理詳細
特別処理購買依頼から特別処理オーダーを作成するか、スタンドアロンの特別処理オーダーを作成します。
購買オーダーの特別処理詳細
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: 調達
「特別処理タイプの管理」タスクを使用して、新しい特別処理タイプを定義するか、既存のタイプを変更します。「請求のみ」タイプがシードされており、変更可能です。
「特別処理タイプの管理」タスク
設定 | 説明 |
---|---|
特別処理タイプ | 特殊処理タイプの名前。 |
摘要 | 特別処理タイプの摘要。 |
コード | アプリケーションまたは統合サービスによって内部的に使用されるコード。 |
ヘッダー・コンテキスト | 「ヘッダーの特別処理属性」フレックスフィールドから文書ヘッダーで使用される関連コンテキスト。このコンテキストのコンテキスト・セグメントが文書ヘッダーに表示されます。 |
明細コンテキスト | 「明細の特別処理属性」フレックスフィールドから文書明細で使用される関連コンテキスト。このコンテキストのコンテキスト・セグメントが文書明細に表示されます。 |
バイヤー・レビューが必要 | 有効にすると、購買依頼から自動的に作成された購買オーダーがアプリケーションで送信されなくなります。オーダーは「未完了」ステータスのままになります。オーダーの自動送信を制御する他の設定は、この設定で上書きされます。 |
ネゴシエーション済 | 有効にすると、特別処理の購買依頼およびオーダーの作成時に「ネゴシエーション済」フィールドが設定されます。 |
受入を自動的に作成 | 有効にすると、オーダーまたは変更オーダーの実装時に、新しいスケジュールの受入が自動的に作成されます。既存のスケジュールを変更しても既存の受入は訂正されないため、手動で受入を訂正する必要があります。 |
使用可能 | 有効にすると、依頼者とバイヤーが特別処理タイプを使用して文書を作成できます。無効にすると、文書の作成時に特別処理タイプが選択肢として表示されなくなります。 |
「付加フレックスフィールドの管理」タスクを使用して、ヘッダーおよび明細のフレックスフィールドのコンテキストとコンテキスト・セグメントを構成します。「ヘッダーの特別処理属性」フレックスフィールドの文書ヘッダーおよび「明細の特別処理属性」フレックスフィールドの文書明細のコンテキストおよびコンテキスト・セグメントを構成します。コンテキストおよびコンテキスト・セグメントを変更または追加できます。20個のテキスト、10個の日付、10個のタイムスタンプおよび10個の数値のフィールドを使用できます。
「ヘッダーの特別処理属性」フレックスフィールド
B2Bメッセージング用に構成されたサプライヤ・サイトについては、特別処理オーダーのB2B通信をオーバーライドするようにサイト設定で選択してください。
特別処理オーダーのB2B通信の上書き
ヒントおよび考慮事項
- 「特別処理タイプの管理」タスクで特別処理タイプを作成した後は、特別処理タイプを削除できません。特別処理タイプを使用不可にして、文書の作成時に依頼者およびバイヤーにこのタイプが選択肢として表示されないようにしてください。
- 特別処理タイプに関連付けられたコンテキストは、タイプの作成後に変更できません。特別処理文書を作成すると、コンテキストが文書にデフォルト設定され、表示されるセグメントが制御されます。文書のコンテキスト自体を表示または変更することはできません。
- 「請求のみ」特別処理タイプおよび関連するコンテキストはシード済です。そのまま使用することも、構成することもできます。「請求のみ」タイプの使用の詳細は、「請求のみの購買依頼および購買オーダーの作成」機能を参照してください。
- 「ヘッダーの特別処理属性」または「明細の特別処理属性」フレックスフィールドに対する変更は、「セルフサービス調達」と「購買」の間で共有されます。新しいコンテキストと変更されたセグメントが両方のアプリケーションに表示されます。
- 特別処理購買依頼をオンラインで作成するには、「レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションを使用した商品およびサービスの調達」機能を使用可能にしてください。
- すべての特別処理購買依頼明細には、サプライヤとサプライヤ・サイトが必要です。サプライヤおよびサプライヤ・サイトは、すべての購買依頼明細で同じである必要があります。
- 内部資材転送は、特別処理購買依頼ではサポートされていません。
- 委託条件、構成オーダー、外注加工または複雑作業が使用可能な形式を使用して、特別処理オーダーを作成することはできません。
- 購買依頼発行ビジネス・ユニットがブラジルにあり、会計文書処理が使用可能な場合は、特別処理オーダーを作成できません。
- 特別処理タイプに対して「受入を自動的に作成」が有効になっている場合:
- ロット管理またはシリアル管理の品目を含む明細は作成できません。
- 受入経路は読取り専用となり、直接搬送に設定されます。
- 搬送先タイプは「費用」である必要があります。
- この機能にオプト・インすると、23Bの「購買オーダーのB2B通信の上書き」機能にオプト・インしなくても、「B2B通信の上書き」設定を購買オーダーで使用できます。値を変更するには、それに対応した権限が引き続き必要です。使用方法の詳細は、この機能のドキュメントを参照してください。
- 文書およびサプライヤ・サイトにB2Bメッセージが設定されている場合に、「特別処理オーダーのB2B通信の上書き」設定がサプライヤ・サイトで有効になっていると、「特別処理オーダーのB2B通信の上書き」がアプリケーションで有効になります。
- 特別処理のオーダーまたは明細は複製できません。
- 調達ビジネス・ユニットまたは契約のグループ化設定に関係なく、特別処理購買依頼は他の購買依頼と一緒にグループ化できません。特別処理購買依頼明細をグループ化することもできません。
- 「購買依頼の処理」ページで、特別処理購買依頼明細をカタログから分割または更新することはできません。「文書ビルダーの編集」ページで、特別処理購買依頼明細を手動でグループ化することはできません。
- 特別処理タイプは、ルールを記述するためのヘッダー・レベルの承認属性として使用できます。
- 特別処理タイプとコードは、購買オーダー・データ・モデルで使用できます。データ・モデル・フィールドを設定したPDFテンプレートを構成して、サプライヤに特別処理詳細を送信できます。
アクセス要件
次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションで特別処理購買依頼を作成できます。
- レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションを使用した購買依頼の管理(POR_MANAGE_REQ_WITH_PWA_PRIV)
この権限はこの更新より前に使用可能でした。
-
特別処理を設定した購買依頼の作成(POR_CREATE_REQUISITION_WITH_SPECIAL_HANDLING)
この権限は、この更新で新しく追加されました。
次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、購買でこの機能にアクセスできます。
- 購買オーダーの作成(PO_CREATE_PURCHASE_ORDER_PRIV)
この権限はこの更新より前に使用可能でした。
この権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、特別処理タイプを設定できます。
- 特別処理タイプの管理(PO_MANAGE_SPECIAL_HANDLING_TYPE_PRIV)
この権限は、この更新で新しく追加されました。
この権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、特別処理タイプのフレックスフィールドを設定できます。
- アプリケーション付加フレックスフィールドの管理(FND_APP_MANAGE_DESCRIPTIVE_FLEXFIELD_PRIV)
この権限はこの更新より前に使用可能でした。
請求のみの購買依頼および購買オーダーの作成
「請求のみ」特別処理タイプを使用して、標準調達プロセスに沿わない購買について請求のみの購買依頼および購買オーダーを作成します。たとえば、医療業界において、インプラント・デバイスなどの請求のみの品目はすでに使用されている場合のみオーダーされます。主治医名および製品シリアル番号などの詳細を文書に取得できます。バイヤーによるレビューの要求、B2B通信の上書き、請求のみのオーダーの受入の自動作成が可能になりました。
「請求のみ」特別処理タイプは、「特別処理タイプの管理」タスクで使用できます。
「請求のみ」特別処理タイプ
「請求のみ」特別処理タイプは、「ヘッダーの請求のみコンテキスト」および「明細の請求のみコンテキスト」に関連付けられています。
「ヘッダーの請求のみコンテキスト」コンテキストには、次のコンテキスト依存セグメントが含まれています:
- 主治医名
- サービスの日付
- 参照番号
「明細の請求のみコンテキスト」コンテキストには、次のコンテキスト依存セグメントが含まれています:
- ロット
- シリアル番号
ヘッダーの請求のみコンテキスト
レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションを使用して、請求のみの購買依頼を作成できます。
購買依頼の「請求のみ」フィールド
請求のみの詳細は、請求のみの購買依頼から作成された請求のみのオーダーにコピーされます。
オーダーの請求のみの詳細
有効化のステップ
この機能を有効にするには、オプト・インUIを使用します。手順は、この文書の「新機能のオプションの取込み」の項を参照してください。
オファリング: 調達
請求のみの購買依頼および購買オーダーを作成するには、「特別処理を必要とする購買依頼および購買オーダーの作成」機能を有効にします。「請求のみ」特別処理タイプは、その機能の一部として使用できます。
ヒントおよび考慮事項
- 「請求のみ」特別処理タイプおよび関連するコンテキストは、追加の構成をしなくても利用できます。ただし、必要に応じてタイプとコンテキストを構成できます。設定の詳細(たとえば、バイヤー・レビューの要求、受入の自動作成)については、「特別処理を必要とする購買依頼および購買オーダーの作成」の新機能を参照してください。
- サプライヤ・サイトの「特別処理オーダーのB2B通信の上書き」設定を有効にすることにより、特別処理オーダーのB2B通信を上書きできます。
主なリソース
- 特別処理文書の構成および使用の詳細は、Oracle Fusion Cloud Procurement新機能更新24Bの「特別処理を必要とする購買依頼および購買オーダーの作成」機能を参照してください。
アクセス要件
次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションで特別処理購買依頼を作成できます:
- レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションを使用した購買依頼の管理(POR_MANAGE_REQ_WITH_PWA_PRIV)
この権限はこの更新より前に使用可能でした。
-
特別処理を設定した購買依頼の作成(POR_CREATE_REQUISITION_WITH_SPECIAL_HANDLING)
この権限は、この更新で新しく追加されました。
次の権限を含む構成済ジョブ・ロールが割り当てられているユーザーは、購買でこの機能にアクセスできます。
- 購買オーダーの作成(PO_CREATE_PURCHASE_ORDER_PRIV)
この権限はこの更新より前に使用可能でした。
セルフサービス調達
この更新で選択されたセルフサービス調達のバグ修正
この更新には、Oracle Self Service Procurementの動作が変わる可能性があるバグ修正が含まれています。これは、この更新のすべてのバグ修正の完全なリストではありません。このリストには、アプリケーションの動作に顕著な変化をもたらす可能性のあるバグ修正が含まれています。
再稼働明細のサプライヤへのノート
更新24Bより前は、未履行需要を取り消さずに購買オーダー明細を取り消した場合、再稼働購買依頼明細に当初明細のサプライヤへのノートが引き継がれませんでした。かわりに、購買オーダー・ヘッダーから明細に「サプライヤへのノート」がコピーされていました。この更新では、購買フローの取消後に、当初明細の「サプライヤへのノート」が再稼働購買依頼明細に含められます。
Oracleリファレンス: 35527990
有効化のステップ
この機能を使用可能にするために必要な手順はありません。
重要な処理と考慮事項
交換および削除された機能
オラクル社は、既存のクラウド・サービスの機能を新しい機能に置き換えたり、既存の機能を削除することがあります。置換された機能は、削除するパスに配置されることがあります。新しいバージョンが使用可能になり次第、置き換えられた機能の新しいバージョンを使用することがベスト・プラクティスとなります。
この項では、削除または置換されるこのクラウド・サービスの機能を示します。
モジュール | 削除される機能 | 削除予定 | 置換後の機能 | 置換時期 | 追加情報 |
---|---|---|---|---|---|
セルフサービス調達 | 購買依頼(元のバージョン) |
25A | レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーション |
23C | 更新25Aでは、Oracle Fusion Cloud Self Service Procurementの「購買依頼」作業領域の元のバージョンが廃止され、元の「購買依頼」作業領域が使用できなくなります。元のバージョンのOracle Self Service Procurementの「購買依頼」作業領域を使用している場合は、レスポンシブ・セルフサービス調達アプリケーションにできるだけ早く移動する必要があります。詳細は、Oracle Cloud Customer ConnectのSelf Service Procurement Cloud - Purchase Requisitionsアプリケーション(25Aで廃止予定)の発表を参照してください。 |