本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。
日付 | 製品 | 機能 | ノート |
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2021年11月24日 | サブスクリプション管理 | 支払条件を顧客データからデフォルト設定 | ドキュメントの更新。更新21Dで提供される機能。 |
2021年9月17日 | 初版作成。 |
お客様のアイデアをお聞かせください
オラクル社ではお客様の声を大切にしております。クラウド・サービスの改善についてご提案がございましたら、ぜひお聞かせください。Oracle Customer Connectのアイデア・ラボをはじめ、いくつかの方法でお客様のアイデアを受け付けております。機能名の後にこのアイコンが表示されていれば、その機能はお客様のアイデアによるものです。
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本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。
免責事項
この文書に記載された情報には、オラクルの製品開発プランに関する説明文が含まれていることがあります。オラクルの製品開発プランと、今後の製品リリースの本質および時期に対し、様々な要因が大きく影響を及ぼします。したがって、この情報はあくまで情報として提供されるものであり、マテリアルやコード、機能を提供することのコミットメント(確約)ではないため、購買決定を行う際の判断材料になさらないでください。記載されている機能の開発、リリースおよび時期については、オラクルの単独の裁量により決定されます。
この情報は、オラクルおよびその子会社や関連会社との契約を構成するものではありません。特にこの情報についてオラクルは一切の責任を負いかねます。詳細は、法律上の注意点および使用条件を参照してください。
列の定義:
レポート = 新規または変更済の、Oracleから提供されたすぐに実行可能なレポートです。
UIまたはプロセスベース: 小規模 これらのUIまたはプロセスベースの機能は、通常、フィールド、検証またはプログラムの軽微な変更で構成されます。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小になります。
UIまたはプロセスベース: 大規模* これらのUIまたはプロセスベースの機能には、より複雑な設計が含まれます。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は高くなります。
無効化状態で提供されている機能 = エンド・ユーザーがこれらの機能を使用するにはアクションが必要です。これらの機能は無効化されており、有効にするかどうかとその時期は自分で選択します。たとえば、a) 新しいまたは展開されたBIサブジェクト領域は最初にレポートに組み込む必要があり、b) 新しいWebサービスを利用するには統合が必要になり、c) ユーザーが機能にアクセスできるようにするには、それらの機能をユーザー・ロールに割り当てる必要があります。
エンド・ユーザーがすぐに使用可能 レポートと小規模UIまたはプロセスベースの新機能が更新後にユーザーに与える影響は最小限です。したがって、顧客受入テストでは、大規模UIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当てる必要があります。 |
エンド・ユーザーの使用前に顧客による処理が必要 これらの機能を使用可能にするために処理が必要になるため、中断されません。利用することを選択する際には、テストと展開のタイミングを設定します。 |
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機能 |
レポート |
UIまたは |
UIまたは |
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資産グループおよび製品グループに対する対象レベルおよび資格/権利サポートの拡張
サブスクリプション管理が強化され、資産グループおよび製品グループに対する対象レベルおよび資格/権利サポートの拡張が行われました。対象製品で新規対象レベル・タイプとして資産グループおよび製品グループを作成し、これらの資産または製品グループでカバーされるすべての資産または製品に対する資格/権利サポートを提供できるようになりました。資産グループおよび製品グループをカバレッジ製品に対する新しい対象レベル・タイプとして作成できるようになり、これらの資産または製品グループの対象となるすべての資産または製品に対する資格/権利サポートを提供できるようになりました。
対象レベル
新しい対象レベルの追加
新しい対象レベルを導入すると、サブスクリプション・カバレッジ製品のカバレッジを提供するオプションがさらに提供されます。資産グループおよび製品グループ・レベルでカバレッジを提供できるようになりました。
有効化のステップ
新しい対象レベルは、デフォルトではサブスクリプション・カバレッジ製品の対象レベル・タブで使用できます。サブスクリプション管理から新しい対象レベルの資格/権利情報を提供するステップは、次のとおりです。
- 設定ユーザーとしてサイン・インします。
- 「サブスクリプション管理」作業領域に移動します。
- 「サブスクリプション」ランディング・ページで、「サブスクリプション構成」タブをクリックします。
- 「アルゴリズムの管理」をクリックします。
- Get Subscription Entitlements行を選択し、「処理」→「バージョンの作成」をクリックして、ベース・アルゴリズムの新しいバージョンを作成します。
- アルゴリズムを編集するには、Get Subscription Entitlementsリンクをクリックします。
- アルゴリズムの編集: Get Subscription Entitlementsページで、「変数」タブを選択します。
- EnableManualPricedCoveredLevelのデフォルト値を「False」から「True」に変更します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
- 「アルゴリズムの管理」ページで、「処理」→「公開」をクリックします。
主なリソース
- Oracle Subscription Managementの実装ガイドのサブスクリプションの構成の章を参照してください。
「Eメール・サブスクリプション」ページの「添付」セクションを使用して、サブスクリプションEメールにファイルを含めることができます。
添付の追加
このウィンドウにファイルをドラッグするか、ファイルを参照して複数の添付を追加できます。
この機能により、サブスクリプションEメールの送信時に追加ファイルを添付できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
サブスクリプションのインポート時における名前およびコード値の使用
ビジネス・ユニットやプライマリ・パーティなど、属性の内部識別子を識別して挿入するかわりに、インポート・スプレッドシートでこれらの属性の名前またはコード値を入力できるようになりました。これによって、レガシー・システムからサブスクリプションをインポートするためのインポート・スプレッドシートの作成が容易になります。
この機能により、入力パラメータの内部識別子の検索が容易になります
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ロール情報
CX SalesおよびB2Bサービスのインポートおよびエクスポート管理の理解ガイドのサブスクリプションの項を参照してください。
REST APIを使用した顧客サブスクリプション・メトリックへのアクセス
サブスクリプション・メトリックREST APIを使用して顧客サブスクリプション・メトリックにアクセスできるようになりました。また、月次、四半期および年次期間でメトリックを表示できます。
この機能により、特定の顧客のサブスクリプション・メトリックへのアクセスが簡単になります。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
ヒントおよび考慮事項
顧客の履歴サブスクリプション・データを集計するには、「レポート用履歴サブスクリプション・データの集計」プロセスを1回スケジュールする必要があります。また、「レポート用増分サブスクリプション・データの集計」プロセスをスケジュールして、現在の月、四半期および年のサブスクリプション・データを集計することもできます。
主なリソース
- Oracle Subscription Managementの実装ガイドのサブスクリプション・トレンド・レポートの分析の章を参照してください。
ロール情報
- サブスクリプション担当者
請求ルールが「前払」の場合、サブスクリプション期間の開始時にただちにサブスクリプション全体について請求できます。新しい「即時請求」チェック・ボックスを選択すると、サブスクリプション期間の開始時にサブスクリプション製品のすべての請求明細を売掛管理に送信できます。また、「請求の調整: 自」日付フィールドで過去の日付を使用して、請求期間を調整できます。
新しい「即時請求」チェック・ボックスは、サブスクリプション期間の開始時にサブスクリプションのすべての請求明細を請求する場合に使用します。これにより、事前に顧客に請求できるようになります。新規サブスクリプション製品の請求期間を、サブスクリプションの古い製品の請求期間と一致させる場合は、「請求の調整: 自」フィールドに過去の日付を入力します。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。
主なリソース
- Oracle Subscription Managementの使用のサブスクリプションの価格設定および請求の章を参照してください。
支払条件を顧客データからデフォルト設定できるようにします。サブスクリプション・プロファイルのデフォルト設定を有効にすることで、サブスクリプション管理に対して、顧客プロファイルに関連付けられた支払条件を設定できます。
現在は、顧客に関連付けられた支払条件に関係なく、サブスクリプション・プロファイルに関連付けられた支払条件がサブスクリプションにデフォルト設定されます。この機能では、サブスクリプション・プロファイルの「支払条件を顧客データからデフォルト設定」チェック・ボックスを有効にすることで、顧客マスター・レコードの支払条件をデフォルト設定できます。
支払条件を顧客マスター・レコードからデフォルト設定
この機能では、顧客マスター・レコードから支払条件をデフォルト設定できます。
有効化のステップ
この機能を有効にするために何もする必要はありません。