クラウド・レディネス / Oracle Fusion Cloud Subscription Management
新機能
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  1. 更新23A
  1. 改訂履歴
  2. 概要
  3. 更新タスク
  4. 機能のサマリー
  5. サブスクリプション管理
    1. サブスクリプション管理
        1. 終了日が設定されたサブスクリプション明細を制限のないサブスクリプション明細に更改
        2. 一時停止されたサブスクリプションのクローズおよび一時停止されたサブスクリプションの更改のクローズ
        3. エバーグリーン・サブスクリプションに対する将来の請求書明細の生成
        4. 資産ベースのメーターに対する最小コミットの有効化

更新23A

改訂履歴

本書は、既存の項の変更と、新規情報の追加に伴って、今後も引き続き更新されます。これまでの更新内容は次の表のとおりです。

日付 モジュール 機能 ノート
2022年12月14日     初版作成。

概要

お客様のアイデアをお聞かせください

オラクル社ではお客様の声を大切にしております。クラウド・サービスの改善についてご提案がございましたら、ぜひお聞かせください。Oracle Customer Connectのアイデア・ラボをはじめ、いくつかの方法でお客様のアイデアを受け付けております。機能名の後にこのアイコンが表示されていれば、その機能はお客様のアイデアによるものです。

フィードバックをお寄せください

本書の内容改善のため、ご意見やご提案をお待ちしております。フィードバックは、oracle_fusion_applications_help_ww_grp@oracle.comまでお送りください。

免責事項

この文書に記載された情報には、オラクルの製品開発プランに関する説明文が含まれていることがあります。オラクルの製品開発プランと、今後の製品リリースの本質および時期に対し、様々な要因が大きく影響を及ぼします。したがって、この情報はあくまで情報として提供されるものであり、マテリアルやコード、機能を提供することのコミットメント(確約)ではないため、購買決定を行う際の判断材料になさらないでください。記載されている機能の開発、リリースおよび時期については、オラクルの単独の裁量により決定されます。

この情報は、オラクルおよびその子会社や関連会社との契約を構成するものではありません。特にこの情報についてオラクルは一切の責任を負いかねます。詳細は、法律上の注意点および使用条件を参照してください。

更新タスク

この項では、更新の計画、デプロイおよび検証に役立つ情報を紹介します。このドキュメントには頻繁に情報が追加されるので、更新を開始する前に最新情報を必ずご確認ください。

更新の準備、デプロイおよび検証を行う際には、次のリソースを使用してください。

  • 四半期更新の準備および検証の方法を学習するには、My Oracle Supportの四半期更新の準備(文書ID 2445338.1)を参照してください。
  • 進行中のサンドボックスを公開または削除します。詳細は、アプリケーションの構成と拡張ガイドのサンドボックスの概要に関するトピックを参照してください。
  • My Oracle Supportでこのリリースの最新の既知の問題と更新ドキュメント(ドキュメントID 1603154.1)を参照してください。

機能のサマリー

列の定義:

レポート = 新規または変更済の、Oracleから提供されたすぐに実行可能なレポートです。

UIまたはプロセスベース: 小規模 これらのUIまたはプロセスベースの機能は、通常、フィールド、検証またはプログラムの軽微な変更で構成されます。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は最小になります。

UIまたはプロセスベース: 大規模* これらのUIまたはプロセスベースの機能には、より複雑な設計が含まれます。したがって、ユーザーに対する潜在的な影響は高くなります。

無効化状態で提供されている機能 = エンド・ユーザーがこれらの機能を使用するにはアクションが必要です。これらの機能は無効化されており、有効にするかどうかとその時期は自分で選択します。たとえば、a) 新しいまたは展開されたBIサブジェクト領域は最初にレポートに組み込む必要があり、b) 新しいWebサービスを利用するには統合が必要になり、c) ユーザーが機能にアクセスできるようにするには、それらの機能をユーザー・ロールに割り当てる必要があります。

エンド・ユーザーがすぐに使用可能
(機能が使用可能な状態で提供)

レポートと小規模UIまたはプロセスベースの新機能が更新後にユーザーに与える影響は最小限です。したがって、顧客受入テストでは、大規模UIまたはプロセスベース*の新機能に焦点を当てる必要があります。

エンド・ユーザーの使用前に顧客による処理が必要
(機能は使用不可として提供されます)

これらの機能を使用可能にするために処理が必要になるため、中断されません。利用することを選択する際には、テストと展開のタイミングを設定します。

機能

レポート

UIまたは
プロセスベース:
小規模

UIまたは
プロセスベース:
大規模*

サブスクリプション管理

サブスクリプション管理

終了日が設定されたサブスクリプション明細を制限のないサブスクリプション明細に更改

一時停止されたサブスクリプションのクローズおよび一時停止されたサブスクリプションの更改のクローズ

エバーグリーン・サブスクリプションに対する将来の請求書明細の生成

資産ベースのメーターに対する最小コミットの有効化

サブスクリプション管理

サブスクリプション管理

終了日が設定されたサブスクリプション明細を制限のないサブスクリプション明細に更改

失効日を含むサブスクリプション製品を更改して、特定の終了日時に制限されないサブスクリプション製品に変更することを選択できます。単純なオプションを選択すると、サブスクリプション詳細を修正または編集することなくサブスクリプションを更改できます。

サブスクリプション更改設定

サブスクリプション製品の編集ページ

この機能により、顧客流動が削減されることに加えて、更改プロセスを管理する必要がなくなり、顧客とのやり取りが大幅に簡略化されます。

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

ロールおよび権限

このチェック・ボックスへのアクセスに必要な新規ロールはありません。

一時停止されたサブスクリプションのクローズおよび一時停止されたサブスクリプションの更改のクローズ

一時停止ステータスのサブスクリプションをクローズできるようになったことで、不要な収益契約の作成およびクローズを行うことがなくなりました。さらに、サブスクリプションを更改した後で一時停止した場合、更改から作成された新規製品ラインを取消またはクローズできます。これは、親サブスクリプションが一時停止された場合、更改後に作成されたサブスクリプション製品を自動的に取消またはクローズできることを意味します。

親サブスクリプションが一時停止された場合、更改後に作成されたサブスクリプション製品を自動的に取消またはクローズできます。一時停止されたサブスクリプションは、再開してクローズする必要なく直接クローズできます。

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

エバーグリーン・サブスクリプションに対する将来の請求書明細の生成

エバーグリーン・サブスクリプションおよび価格設定条件のある期間ごとのサブスクリプションについて、将来の請求明細を生成できるようになりました。新しいESSジョブ「エバーグリーン・サブスクリプションおよび価格設定条件のあるサブスクリプションに対する請求明細の生成」により、特定の日付までの将来の期間の請求明細を生成できます。ESSジョブのパラメータは特定のサブスクリプションを選択するのに役立ちます。これにより、将来の請求期間について顧客に請求書を発行して支払を適用できるようになりました。

1. エバーグリーン・サブスクリプションおよび価格設定条件のある期間ごとのサブスクリプションについて、特定の将来の日付まで請求明細を生成します。

2. 支払を受け入れて、Fusion Receivablesにインタフェースされた請求明細に対して消し込みます。

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。

資産ベースのメーターに対する最小コミットの有効化

資産ベースのメーターに関連付けられた使用手数料の最小金額、最小数量および見積フィールドを指定できます。

メーター・テンプレートで定義された「読取り最小値」および「読取り最大値」属性は、手数料明細の最小数量および最小金額属性には影響しません。

価格設定情報

手数料修正が適用される際に、使用手数料に最小金額を適用する優先度が変更されました。

ロジックとしては、(定価 - 割引)が最小金額未満である場合に、最小金額が請求されます。

最小コミットの計算

資産ベースのメーターに関連付けられた使用手数料の最小金額、最小数量および見積フィールドを指定できます。

有効化のステップ

この機能を有効にするために何もする必要はありません。